「歯科医師臨床研修開始時と修了時の医療面接における 患者-歯科医師間のコミュニケーションの変化」へご協力のお願い -平成 23 年度から平成 25 年度に,岡山大学病院において 単独型研修プログラムの歯科医師臨床研修を修了した方- 研究機関名 岡山大学 責任研究者 岡山大学医療教育統合開発センター (歯学教育部門) 助教 吉田登志子 研究分担者 岡山大学病院 総合歯科 教授 鳥井康弘 研究分担者 岡山大学病院 総合歯科 大学院生(歯科医師) 大塚恵理 1.研究の意義と目的等 1) 研究の意義 医療において全人的な視点から得られた医療情報を理解して分析し,それらに基づいた総合治療計画 を立案することが必須です。そしてそれを果たすためには初診時医療面接が担う役割は大きく,その際 に患者からの正確な情報を聴取し,理解するためには患者との良好なコミュニケーションをとっておく ことが重要です。平成 18 年度から歯科医師臨床研修の必修化が開始され,その到達目標においても医 療面接が挙げられています。 このような状況を鑑み,岡山大学病院卒後臨床研修センター歯科研修部門では臨床研修歯科医を対 象として研修開始時と修了時に模擬患者加型医療面接演習を実施してきました。研修の開始時と修了 時を比較分析し,その結果に基づき今後の医療面接教育をより効果的に改善できるので教育上大きな 貢献となります。 2) 研究の目的 臨床研修開始時と修了時とを比較して,初診時医療面接における患者―歯科医師間のコミュニケーシ ョンがどのように変化したのかを分析するとともに,模擬患者と指導歯科医からの評価を比較検討する ことを目的としています。 3) 被験者が被る利益・不利益等 名前などの個人情報は匿名化し,厳重に取り扱いますので漏れることはございません。 2.研究の方法 1) 研究対象: 平成 23 年度から平成 25 年度に,岡山大学病院において単独型研修プログラムの歯科医師臨床研修を 修了した方 2) 研究期間: 平成 26 年 5 月倫理委員会承認日から平成 29 年 3 月 31 日まで -1- 3) 研究方法: 平成 23 年度から平成 25 年度に,岡山大学病院において単独型研修プログラムの臨床研修を修了した 研修歯科医が実施した模擬患者との医療面接の録画された会話内容を分析し,患者―歯科医師間のコミ ュニケーションがどのように変化したのかを調べます。また,模擬患者と指導歯科医からの評価を比較 検討し,その変化を調べます。 4) 調査票等: 研究資料には録画されたビデオならびに模擬患者と指導歯科医からの評価票を使用させていただき ますが,あなたの個人情報は匿名化し,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の 注意を払います。 5) 情報の保護: 調査情報は岡山大学病院総合歯科内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御さ れたコンピュータに保存し,その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。 調査結果は個人を特定できない形で関連の学会および論文にて発表する予定です。 この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。また,個人の結果の開示を望まれる場 合にも下記の連絡先までお申し出ください。 <問い合わせ・連絡先> 岡山大学医療教育統合開発センター 職名:助教 電話:086-235-6597 (歯学教育部門) 氏名:吉田登志子 ファックス:086-235-6597 -2-
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