参照ページの例

筑波大学情報学群情報メディア創成学類
コンピュータリテラシ実習
第4週
情報倫理
藤澤 誠
1. 今週の作業
・ 参考文献の書き方
・ INFOSS 情報倫理
・ 出席チェック
・ 課題
2. 参照文献の書き方
レポートや卒業論文を作成する際,参照した資料を明記する必要がある.これは,作成した資
料の信頼性,自分の他人の成果の分離を明確にするためである.
以下では,図書,Web サイトの情報を参照文献とした例を SIST02[1]に従って示す.
(1).図書の場合(SIST02 による)
著者名.書名.版表示,出版地,出版者,出版年,総ページ数,
(シリーズ名,
シリーズ番号)
,ISBN.
<例>(付録資料参照)
海野敏, 田村恭久. 情報リテラシー. 東京, オーム社, 2002, 236p,(IT Text),
ISBN 4-274-13261-7.
(2).Web サイト,Web ページの場合(SIST02-2007 による)
著者名.“Web ページの題名”.Web サイトの名称.更新日付.
(言語の表示),
(媒体表示)
,入
手先,
(入手日付)
<例>(付録資料参照)
科学技術振興機構. “科学技術情報流通技術基準 参照文献の書き方”.SIST 科学技
術情報流通技術基準.入手先< http://sti.jst.go.jp/sist/handbook/sist02_2007/main.htm >,
(参照 2013-04-22)
注: Web サイトの名称が著者名と同じ場合は省略してもよい.
この資料の最後に付録として,図書や Web ページの参考文献を書くときに見るとよい場所の例を
示すので参考にしてほしい.
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筑波大学情報学群情報メディア創成学類
--------------------------------------------<補足説明>
SIST02 とは・・・
情報流通促進における標準化の必要性から科学技術振興機構によって制定された科学技術情報
流通技術基準 (SIST: Standards for Information of Science and Technology) の一つ.SIST では学術的
な情報の記述方法などの基準が定められており,SIST01 から SIST14 まである.その中で SIST02
は参照文献の書き方を定めたものである.SIST02 は 2007 年に改訂され,これまで補遺として定
められていた電子参照文献についても組み込まれている.
参照文献
1.
科学技術振興機構. “科学技術情報流通技術基準 参照文献の書き方”.SIST 科学技術情報流
通技術基準.入手先< http://jipsti.jst.go.jp/sist/handbook/sist02_2007/main.htm >, (参照
2013-04-22, 2016-04-15)
(練習1 火曜日出席チェック)
最近発生したセキュリティ上の問題(脆弱性など)やネットワークを悪用した詐欺事
件などを Web ページで調べ,Word2010 を使って A4 半ページ程度でまとめてみよ(第
1 週のレポートと同様).この際,SIST02 に従って参考文献を記述すること.
参考文献の書き方が正しいかを TA にチェックしてもらい,作成したものを印刷し
て授業時間中に提出せよ(学籍番号と名前を書くのも忘れずに).
3.
情報倫理
PC やスマートフォンなどでインターネットを利用する,自分で情報発信する場合,トラブルを避ける
ためにもマナーやセキュリティについて知っておく必要がある.筑波大学では情報セキュリティ教育
の一環として,manaba を使った教材「INFOSS 情報倫理」を導入しており,在学中に 1 度は受講す
ることが推奨される.本講義では実際に manaba を使って INFOSS 情報倫理を受講し,情報倫理につ
いて学ぶ.INFOSS 情報倫理では 6 章に分かれたテキストを読んだ後に 5 つの修了テストを受ける.
講義中にすべてのコースを修了する必要は無いが,Web ページについて学ぶ次週までにはやっておく
こと.以下では受講方法を説明する.
受講方法
1. Web ブラウザで https://manaba.tsukuba.ac.jp/ct/home_selfregistration_351845 (筑波大学 e
ラーニングシステム manaba)を開き,ユーザ名とパスワードの欄に統一認証 ID(学生証裏 13 桁番
号)と統一認証パスワードを入力し,Login ボタンをクリックする.
2. ログインに成功すると図 1 のようなコース登録ページが表示されるので,コース名「INFOSS 情
報倫理学生用コース(****年度版)」(****は年度ごとに違う部分)を確認し,
「登録」をクリックする.
3. マイページに戻り,コース一覧に「INFOSS 情報倫理****年度版」が表示される(図 2)ので,それ
2
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をクリックしてコース内にアクセスし,コンテンツから「INFOSS 情報倫理****年度版」を選択
して(図 3),学習を始める(図 4).
図 1 : コース登録
図 2 : マイページのコース一覧
図 3 : コンテンツ選択画面
3
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ここから
章を選択
図 4 : INFOSS 情報倫理
(練習 2)
間違ってもよいので受講前に修了テストをまず受けて現時点での点数を確認しておく.
そして,残りの講義時間内で自分ができた章まででよいので INFOSS 情報倫理の修了テ
スト 1 を受けてみよう.合格しなくてもよいのでその画面を TA に見せてチェックしても
らおう.
講義時間内で終わらなかった人は,講義時間外に INFOSS 情報倫理のすべての章を学習し,すべての
修了テストに合格すること.修了テストは何回でも受け直すことができるので合格するまでやってみ
よう.
レポート課題(来週火曜日(5/17)の実習開始時までに提出すること.
)
下記の参考 URL や INFOSS 情報倫理を参照して, Web ページを作成する際の著作権
法上の留意点(著作権とは何か,他人の著作物を自分のホームページに掲載するときの注
意点など)を自分のことばで箇条書き,あるいは文章でまとめ,さらに自分の意見または
感想を記述しなさい.Word2010 を用いること.参照した Web ページの URL は SIST02 に
従って明記すること.この他に本や論文を参照した場合は,それも SIST02 に従って参照
文献として示すこと.名前,学籍番号を 1 ページ目の左上に明記すること.複数ページに
なるときはホッチキスで左上を綴じること.
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参考 URL
「著作権って何?」
http://www.cric.or.jp/qa/hajime/index.html
「デジタル・ネットワーク社会と著作権」
http://www.cric.or.jp/qa/multimedia/index.html
(いずれも著作権情報センターの HP(http://www.cric.or.jp/)より)
・ 付録資料
図書の例
シリーズ名
書名
著者名
総ページ数は 236
出版者
シリーズ名,書名
出版年月日,版
著者名
出版者
ISB
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・Web サイト,Web ページの例
参照 Web ページ
Web ページの題名
入手先
Web サイト
Web サイト(トップページ)
のアドレス
Web サイトの名称
著者名
参照 Web ページに明記されていなくてもサイト
内に記述がある場合がある.
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