﹁ 新編 新しい国語﹂ には、 子供たちの未来を支える﹁言葉の力﹂が 確かに身につく仕組みがあります。 A4165 言葉の力 言 葉 の 力 事実と筆者の考えを 区別する 信頼できるデータ、科学的に証明された事柄などである。 こと がら 事実とは、確かなこと、例えば、実際に起こった出来事、 考えとは、まだ確かでないこと︵推測︶や、人によって賛 成・反対が分かれること︵意見︶である。 1 年 p.111「根拠を明確にして書こう」 *各学年の巻末に、「言葉の力」の一覧を掲載しています。 「言葉の力」の囲みで、学びのポイントを理解。 1 年巻末(表紙裏) 考えがどのような根拠から導かれているかにも着目する。 根拠を示す 文末表現が事実と考えの区別の手がかりになることもある。 言 葉 の 力 自分の主張を述べるときには、なぜそう考えるのかという根拠 根拠は、できるだけ具体的に述べるとよい。また、一つよりも を 明確 に 示 すようにする 。 複数の根拠を示したほうが説得力が増すことが多い。 根拠を考えてから、本当にそれで説得力があるかどうかを更に 検討してみることが大切である。 *「話すこと・聞くこと」 「書くこと」 「読むこと」それぞれ 1 年 p.106「スズメは本当に減っているか」 の学びのポイントを、 「言葉の力」として明示しています。 3 年間の見通しを持って 学習を進めたり,前の学年 の学習を振り返ったりする ことができます。 「言葉の力」一覧 読むこと 書くこと 表現する 人物どうしの関係に 着目する 反論する 合意を形成する 区別する 論証の組み立てを 捉える 論理的に読む 練習しよう 鍛えた力は,国語科の 3 領域に加えて, 他教科の学習や実生活にも生きてきます。 学びを締めくくる練習問題が 付いています。 順序立てて説明する 分類する テーマを立てて 要約する 説明する 目的や相手に応じて 説明する 比較する 6 人の個性的な生徒と案内 役のコトハのやりとりを中心 に,学習が進んでいきます。 「読むこと」全てに共通して必要となる基礎的な知識・技能を取り立ててトレー *巻末の基礎編「学びを支える言葉の力」は、 「話すこと・聞くこと」 「書くこと」 ニングする学習材です。本編「学びの扉」が入り口となっています。 ︵ ︻基礎編︼のトレーニング学習材︶ p.236∼ 学びを支える言葉の力「事実と考えを区別する」 一時間程度の指導時数で、 集中的にトレーニング。鍛え た力は、さまざまな学習・生 活の場面で生きてきます。 学びを支える言葉の力 つながる・広がる 整理する力 三年 素材を生かして 人物像を捉える 事実と考えを 説明する力 ︵︻本編︼の導入学習材︶ 表現する 伏線に気づく 質問する 分析する力 二年 想像を誘うように 文脈を捉え, 議論する力 実用的な言葉の力 一年 鮮やかに表現する 解釈する力 論理的な言葉の力 「学びを支える言葉の力」で、基礎的な力をトレーニング。 1 年 p.108 学びの扉「事実と考えを区別する」 創造的な言葉の力 表現する力 学びの扉 「学びを支える言葉の力」一覧 p.108 学びの扉 / p.236∼ 学びを支える言葉の力「事実と考えを区別する」 「言葉の力」がつながる、深まる、積み上がる。 学年の中で、つながる。 読むこと(説明文) 〈吟味・判断〉 〈構成・展開〉 p.186∼「ニュースの見方を考えよう」 p.98∼「スズメは本当に減っているか」 1 年 p.62∼「オオカミを見る目」 ア〉系統では、メディアリテラシーの力を高めます。 三学年で、積み上がる。 1 年 p.98∼「スズメは本当に減っているか」 2 年 p.90∼「哲学的思考のすすめ」 自分の考えをまとめることを学びます。 章を読み比べ、論の進め方や文章の内容について評価し、 で論証の吟味について詳しく学びます。三年では二つの文 *〈吟味・判断〉系統では、一年で事実と考えの区別、二年 3 年 p.94∼「黄金の扇風機」 p.98∼「サハラ砂漠の茶会」 自分なりに判断することを学びます。最後の〈言葉とメディ うえで、 〈吟味・判断〉系統で、文章の論理について吟味し、 *〈構成・展開〉系統で、文章の構成・展開を着実に捉えた 〈言葉とメディア〉 1年 2年 ひとまとまりの学習の中で、 つながる、深まる。 にして意見文を書きます。 と」では、それまでに学習したことを活用し、根拠を明確 見の区別と、根拠について学びを深めます。続く「書くこ 「学びの扉/学びを支える言葉の力」で、事実・推測・意 *「読むこと」で、事実と筆者の考えを区別して文章を読み、 学びを支える言葉の力 2 3年 1 年 p.98∼「スズメは本当に減っているか」 p.109∼「根拠を明確にして書こう」 つながる つながる 3 読むこと〈吟味・判断〉 積み 上がる 積み 上がる 深まる 巻末【基礎編】 1 読むこと つながる 学びの扉 つながる 書くこと 一年 分かりやすく伝える つまり、 ﹁言葉の力﹂を効果的に習得・活用できる仕組みになっています。 二年 説得力を高める 読む︿吟味・判断﹀ 哲学的思考のすすめ 読む︿構成・展開﹀ オオカミを見る目 段落の役割や段落どうしの関係 を捉える 学びの扉 分類する 書く︿伝達﹀ 構成を考えて書こう 材料を集める 材料を整理し、文章を構成する 考えをまとめる 読む︿吟味・判断﹀ スズメは本当に減っているか 事実と筆者の考えを区別する 学びの扉 事実と考えを区別する 書く︿論証・説得﹀ 根拠を明確にして書こう 根拠を示す 読んで確かめ合う 実用的な言葉の力 三年 多面的に検討する 読む︿吟味・判 断 ﹀ 黄金の扇風機 / サハラ砂漠の茶会 論証を吟味する 学びの扉 論証の組み立てを捉える 書く︿論証・説得﹀ 反対意見を想定して書こう 反論を考える 分かりやすい構成で意見文を まとめる 表現を考える 読む︿言葉とメディア﹀ ニュースの見方を考えよう 情報を見極める 書く︿情報発信﹀ 図表を用いて情報を伝える 【 基礎編 】で 学びを深める の近代文学︶でも、学びのつながり・積み上げを実現しています。 巻末【 基礎編 】学びを支える言葉の力(1 年) 3 学校新聞の記事を書こう 分類する 質問する 事実と考えを 区別する 文脈を捉え, 伏線に気づく 〈整理する力〉 鮮やかに表現する 〈説明する力〉 〈議論する力〉 順序立てて説明する 〈解釈する力〉 〈分析する力〉 〈表現する力〉 読み比べて自分の考えをまと める 学びの扉 比較する 書く︿論証・説 得 ﹀ 観察・分析して論じ よ う 複数の対象を比較する 説得力のある批評文を書く 批評文を評価する ここでは説明文の系統を例示。文学の系統︵ ︿文学一﹀・︿文学二﹀・読書 3 4 で習得したこと 7 で活用する 7 論理的な言葉の力 創造的な言葉の力 3 読むで習得したことを, 書くで活用する 3 で習得したことを, 4 で活用する ・ を, 3 4 7 4 読む〈吟味・判断〉の力 を 3 年間で積み上げる 書く〈論証・説得〉の力 を 3 年間で積み上げる 3 4 7
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