May 2007 No. 76 Caritas Japan News 通算発行番号 No. 258 能登半島地震被災者救援募金受付中能登半島地震で倒壊した家 ©Caritas Japan 言国際社会でカリタスジャパンに期待されていること察インド視察報告 ……………………………………………………… 3 福祉のページ小さくされた人々と共に名古屋教区社会福祉委員会委員加藤尚子 … 5 HIV/AIDSデスク HIV/AIDSクイズ ………………………………………………………… 6 巻海頭外視カリタスジャパン事務局長田所功 …2 新コーナー「ティータイム」始まりました …………………………………………………… 8 カリタスジャパンはカトリック司教協議会の一つの委員会として、社会福祉の推進と募金・援助活動を行っています。巻頭言国際社会でカリタスジャパンに期待されていることカリタスジャパン事務局長田所功カリタスジャパンの事務局長に就任して1年になる。この間視察や国際会議でいくつかの国々を訪問した。バングラデシュでは、カリタスジャパンがカリタスバングラデシュを通して支援している少数民族の教育現場を視察、パプアニューギニアでは、津波災害後の水供給プロジェクト視察を行った。また、カリタスインドとの年間一括援助契約交渉や、バチカンとドイツで開催された国際カリタスの緊急援助に関する国際会議に参加した。今日は、国際社会の中でカリタスジャパン国際カリタス事務局長（左）とにはどんなことが期待されているかについてお伝えしたいと思う。（１）国際カリタスの中でアジアの一員としてアジアの立場でしっかりとした考えを発言すること国際カリタスはバチカンに本部を置き、全世界162ケ国が加盟している。欧米のカリタス（特にカトリック国の）が中心となってカトリック教会として全世界の援助活動を行っている。援助内容は、紛争や災害からの復興のみならず、人間開発を目指した開発プログラムに力を入れている。対象地域としては、アフリカ、アジアのウエイトが大きい。欧米のカリタスにとってアジアは物理的距離もあり文化的背景も違う地域ということもあって、アジアの問題になると「カリタスジャパンはどう考えるのか？」と意見を求められる。これに対して常に適切な対応ができるよう準備していなければならない。（２）アジアの国々のカリタスを支援することアジアには23の国々にカリタス組織がある。すでに伝統もあり規模の大きいカリタスもあれば、できたばかりのカリタスや規模の小さいカリタスもある。一部の例外もあるが、ほとんどのアジアの国でカトリック人口は少数派で、それもあってか、運営で様々な困難に直面している国のカリタスがある。カリタスジャパンには、アジアのカリタスの一員として、これらの国々のカリタスが組織能力を高め、ひいてはアジア全体のカリタスがレベルアップに向かうよう貢献することが期待されている。（３）世界の関心を集めない問題へも積極的にかかわること大きな自然災害や国際的な問題は、マスコミでも取り上げられ世界中の関心が向き、援助活動も比較的問題なく行われる。しかし、世界にはあまり周りから関心を示されていない深刻な問題も数多くある。カリタスジャパンには、そういった問題へも積極的にかかわって援助を推進してゆくことが求められている。 2 海外視察インド視察報告 I. カリタスジャパンの対インド支援とはまず始めに、インドに対するカリタスジャパンの支援、そして、カリタスインドについて簡単にお話ししたいと思います。カリタスジャパンはインドに対し、ブロックグラント（年間一括援助）契約を結び、支援を行っています。これは、インドから提出される援助申請に、カリタスジャパンが個別に対応して支援する方法ではなく、プロジェクトの選定、運営、フォローなどを一貫してカリタスインドに任せて行うものです。インドでは毎年3月に、インド支援に関わる各国カリタスを対象とした会議が開かれ、その年度内に行われたプロジェクト及び収支についての報告がなされます。カリタスジャパンもこれに参加し、同時にカリタスジャパンの援助金を使って行われているプロジェクトも視察、この結果、4月に次年度行われるプロジェクトに対しての援助金を送るしくみになっています。インドは、人口11億人を抱える国。日本の8倍にも及ぶ国土には、カトリック教会の159教区が広がり、各地域に社会福祉事務所をおいて、地域事務所スタッフがプロジェクトの実動部隊として現場で活躍しています。カリタスインドからカリタスジャパンに特に期待されているのは、「社会的に弱い立場に追いやられている人々の能力強化に対する支援」です。このような、人々の能力開発を目指したプログラムを、「アニメーション（animation…活気づけること、の意）」と呼びますが、現在、カリタスジャパンからの援助金のほとんどはこのアニメーションプログラムに使われています。 II. 現在行われているプロジェクトとはでは実際に、アニメーションプログラムでは、どのようなことが行われているのか？その現場に今回（3月21〜27日）、成井神父様と事務局より小野が行って来ました。対象となった村では、「アニメーター」と呼ばれるその集落のプロジェクト担当者の指導のもと、まずグループ作りが行われます。メンバーは主に女性たちでした。グループが組織されると、それから定期的に集会 3 自ら識字教室を開いた女性リーダー。自信にあふれ、頼もしい。が開かれ、各自の身近な問題を話し合ったり、識字教室や母子保健教室が開かれたり、銀行に口座を持って共同貯金や小規模ローンを行ったり、また、組織としてどのように行政に掛け合うことができるかなどの勉強会が催されたりします。主婦としてこれまで一歩も外の世界に出たことのなかった女性たちが、表に出て、集い、情報を得、そして自分の頭で考え、意見を言い合い、判断する。私たちにとっては当たり前のようなことが、これまで一方的に搾取されるだけであった弱い立場の女性たちの自分力強化につながっていきます。特に、カリタスジャパンが支援しているインド北東部は、少数民族及びダリットと呼ばれるカースト外の人々など被差別層の多く住む地域で、彼らは常に上位カーストからの圧迫や差別を受け続けてきました。インド社会に深く根付くカーストという制度が、彼らを被差別というカテゴリーに固定し、動けなくしているのです。そんな彼女たちに、このアニメーションプログラムの成果について聞いたところ、「識字教室に行って、読み書きができるようになったことがうれしい。「」予防接種についての知識が持てたので、子どもを病院に連れて行くことができるようになった。」「不当な賃金の問題をグループとして雇用主と直談判し、結果、賃金アップを勝ち取った。」などという声が多く返ってきました。また、スナックを作って売り、収入創出に成功しているグループ、小規模ローンでお小規模ローンで資金を借り、小さな雑貨店を開いた女性。金を借りて小さな雑貨店を開いた女性の話を聞くこともできました。彼女たちは、強いリーダーシップ、そして並々ならぬ行動力を備えており、これから村を引っ張っていく存在として非常に心強く感じました。 III. 最後にカリタスインドは、長年に亘って全国的にこのアニメーションプログラムを展開してきており、豊富な経験と実績を持っています。カリタスジャパンは今後も、「最も助けを必要としている人のもとへ届く支援」を実現していくため、カリタスインドを良きパートナーとして、皆様と共に協力を続けていきます。（報告：事務局小野亜衣子） 4 福祉のページ小さくされた人々と共に名古屋教区社会福祉委員会委員加藤尚子カトリック名古屋教区には、入所型から通所施設など多様な福祉施設があります。国の方針として、今後は入所施設を建設しないと言う事を聞きました。名古屋市昭和区恵方町には「（社福）AJU自立の家」が運営する施設があり、そして今この「AJU自立の家」が大きな課題を抱えています。「AJU自立の家」では、2007年度に名古屋市より施設建設予算が認められて、「3障害一元化・地域移行・就労支援」を目指し、自立支援法に沿ったモデル施設を建設しようと計画しています。そして以前から、その一部署であるアルコール依存症のリハビリ施設「名古屋マック」の建設に取り組んできました。新施設が必要であると熱心に説き、自ら募金活動を進めた初代理事長であった故・相馬信夫司教様の悲願でもありましたが、他区での地元市民の反対で過去に何度も失敗してきました。この度、「AJU自立の家」に建設予算が計上されたというニュースが流れると、又この地域でも反対に遭うという難問が生じました。アルコール依存症の人たちの施設だから、「酔っ払いが地域に溢れる」「精神障害者も通えば何時何が起こるか判らないので駄目だ」という訳です。反対している地元の真っ只中に当社会福祉委員会の事務局があり、以前にもマック建設の話は聞いてはいました。しかし、今回は「AJU自立の家」の新施設反対のポスターが周辺の至る所に貼られています。しかも、町内では「精神・知的障害者は、私たちの生活を脅かす」という内容の回覧板まで回っています。カトリック教会の社会福祉は全人類の平和を願い、苦しみ、助けをもとめて、小さくされている人たちに、愛をもって応えたいと活動してきたと言えます。そして今、精神・知的障害者が障害者だからという理由で地域で除け者にされようとしています。「AJU自立の家」からも支援の要請があり、社会福祉委員会のキリスト教の理念と活動の目的が問われる事態となりました。話し合いの上、障害者である事を理由に孤立しない社会を築く為に、私たちは「AJU自立の家」に協力し、施設建設賛成の署名活動等を周辺の小教区に依頼し、共生していく事を決めました。教区の社会福祉委員会が、地域社会の問題に真に向き合い、弱い立場の人たちの側に立って活動するのは、全国的にも珍しいのではないかと思います。町内の人たちとも話し合い、理解を求めて活動して行きたいと考えています。そして、どんなに重い障害を負っていても、社会の仲間として受け入れられる社会を創っていきたいものです。 5 HIV/AIDSデスク HIV/AIDSクイズ今月の HIV/AIDS デスクのページは以前評判が良かったクイズ形式です。HIV/AIDS に関する意識調査結果から作成しました。ヒントを参考にして挑戦してみてください。（2006 年 11 月実施の厚生労働省、財団法人エイズ予防財団、Yahoo! リサーチによる共同調査と、平成 17 年 goo リサーチ結果より出題） 1. 国内では毎年 1,000 人以上（1 日 3 人以上のペース）の人が新たにエイズウイルスに感染していることを知っていたと回答した人は…… ① 94％ ② 74％ ③ 54％ ④ 14％ ⑤ 4％ 2. エイズウイルスに感染しても 10 年くらい自覚症状がないことを知っていたと回答した人は…… ① 18％ ② 38％ ③ 58％ ④ 78％ ⑤ 98％ 3. 検査で早期発見できれば、エイズウイルスに感染してもエイズという病気にはならずにすむ治療法が研究されてきたことを知っていたと回答した人は…… ① 21％ ② 31％ ③ 41％ ④ 51％ ⑤ 61％ 4. クラミジアなどの性感染症に感染していると、エイズウイルスにも感染しやすくなることを知っていたと回答した人は…… ① 73％ ② 53％ ③ 33％ ④ 13％ ⑤ 3％ 5. 今後自分自身が HIV に感染する不安をまったく／あまり感じていない人は…… ① 70％ ② 60％Ｑ番号 1 ③ 50％ 2 ④ 40％ 3 4 ⑤ 25％ 5 Ａ番号〈ヒント〉 1. 新規感染者はもっと多いと思っていた人は 4 分の 1 強、もっと少ないと思っていた人は約 6 割。 2.10 年位自覚症状がないことを知っていた人は意外に多いのですが、2 割以上＝ 5 人に 1 人の人は知らなかったと回答。 3. 感染したら必ずエイズになると思っていた人は 6 割以上もいました。最新の医学では治ると誤答した人も 5％いました。 4. 女性の 10 人に 1 人が感染している（感染者のうち 7 割は自分が感染していると気づいていない）と言われるクラミジアで 3 〜 4 倍、性器ヘルペスの場合は 20 倍の確率で HIV に感染する可能性があります。 5. 将来自分が HIV 感染することにやや不安、大変不安がある人は 34.9％。大変不安な人もいます。同じ調査の別の設問で、「重要な問題で身近に起こりえる出来事である」と考える人は 50.5％。「重要な問題として考えるが、身近に起こりえる出来事ではない」と考える人は 31.3％。約 3 人に 1 人は「他人事」と思っているのです。 HIV/AIDS 感染拡大をストップするのは、一人ひとりが「自分事」と意識することです。回答：1−④ 2−④ 3−② 4−③ 5−② 6 カリタスジャパン援助金交付先一覧（2007年3月16日〜2007年4月15日）国際カリタス特別／緊急支援要請（SOA/ER）（援助金は国際カリタスを通して、現地のカリタス救援本部に届けられます） 1.ブルンジ：緊急食糧支援（SOA03/2007 CJ: 064-06）援助団体：カリタスブルンジ（Caritas Burundi） ¥ 1,210,300 中部アフリカの内陸に位置するブルンジは、長年にわたる内戦と、干ばつ、洪水などの自然災害により、現在深刻な食糧難に陥っています。人々は日にたった一度の食事しかとれず、また、わずかに市場で売られている食料を得るために、土地や家畜などを抵当に入れたり家財を売却したりしなければならない状態です。カリタスブルンジはWFP（国連世界食糧計画）と共同で、最も窮状にある36,500世帯に対して農業支援を行います。海外援助 1.バングラデシュ：少数民族教育支援（ディナスプール、ラシャヒ）（CJ:065-06）援助団体：カリタスバングラデシュ（Caritas Bangladesh） ¥ 3,549,300 ディナスプール、ラシャヒはバングラデシュ北西部に位置し、少数民族が集中して居住する地域です。同地域の少数民族は、バングラデシュの経済、社会インフラからほぼ完全に切り離されており、その状況は15歳以上の識字率20%という低さに現れています（政府によると全国民識字率は 65%）。当該プロジェクトは、特に政府による提供がほとんど無い中等教育の機会を、少数民族の子供たちに与えることで、卒業後彼らが労働者市場にアクセスし、経済的に自立することを目的に実施されます。援助金は、子供たちの学費・文房具・昼食に使われます。 2.バングラデシュ：少数民族教育支援（チッタゴン）（CJ:066-06）援助団体：カリタスバングラデシュ（Caritas Bangladesh） ¥ 5,915,500 ミャンマーとインドの２国と接するチッタゴンの少数民族は、バングラデシュがパキスタンから独立する以前から現在にいたるまで、常に権力者によって経済的、社会的に搾取されてきました。当該プロジェクトは、こうした抑圧された少数民族の子供たちに初等教育の機会を与えることで、子供たちが識字教育を含めた基礎的な思考方法を習得し、自己の権利を守る術を身につけると同時に人間的成長を遂げることを目的に実施されます。援助金は、先生の給料・先生のトレーニングに使われます。多くの場合、先生はコミュニティリーダーを担うようになることから、プロジェクトはコミュニティ開発に寄与していると言えます。国内援助 1.大分教区：薬害エイズ講演会（CJ:06-007）援助団体：薬害エイズ講演実行委員会 ¥ 300,000 7 薬害エイズの実態を広く知ってもらう目的で、講演会が鹿児島・宮崎・大分で開催されます。参加費無料で運営はカンパや寄付にたよる計画です。カリタスジャパンでも、エイズの啓発活動に取組んでおり、国内での啓発活動を支援する観点からこの講演会の開催費用の一部援助を決定しました。 2.東京教区： 07平和をつくる子ども交流プロジェクト（CJ:06-008）援助団体：聖地のこどもを支える会 ¥ 2,440,000 イスラエル・パレスチナの若者を日本に招き、同世代の日本の高校生とともに、出会いと対話と交流を通して、戦争の悲惨さと平和の尊さを学び、平和をつくる大切さを体得してもらう計画です。イスラエル・パレスチナから高校生12名が来日する予定です。カリタスジャパンの援助金は、海外から参加する高校生の交通費補助に充てられます。 3.東京教区：「ダルク女性ハウス」移転事業（CJ:06-009）援助団体：ダルク女性ハウス ¥ 2,548,937 ダルクは、薬物依存症者のためのリハビリテーション施設です。この度福祉制度の変更により、短期間で施設移転をせざるを得ない状況が発生しています。当面の資金の目処が立たず移転できない場合、施設閉鎖に追い込まれる恐れがあるため、移転に関する費用の一部への援助を決定しました。ヒンズー教の聖地バラナシ。母なる河ガンジス（ガンガー）にはガートと呼ばれる沐浴場が並んでおり、人々が思い思いにガンガーに身を浸し祈る姿を見ることができます。果たしてその横では歯磨き、洗濯といった普通の日常を淡々と営む人々。そして、火葬場。人々はここでガンガーに浄められて荼毘（だび）に付され、そしてガンガーにかえってゆきます。生と死を始めあらゆるものが雑居するこの混沌こそが、インドなのかなと思います。そんな、ガンガーのそこはかとない魅力に惹かれ、数日間バラナシに滞在していたある日のこと。私は、ジョンティという名のろうそく売りの女の子と仲良くなりました。観光名所にもなっているこのガートでは、観光用ボート（船上からガートを眺めたり、不浄の地とされている対岸に渡ったりできる）や、ガンガーに流すろうそく売りなどの商売も盛んです。彼女は小学校低学年の8歳。観光客である私を 8 ダシャーシュワメード・ガート（沐浴場）見つけてぼってきたのが出会いでしたが、毎日顔を合わせて話しているうちすっかりお友達になりました。そして、バラナシ最終日の朝。この日も私は日の出を見に早朝からガンガーへ出かけて行きました。まだ人もまばらなガートで、ぼーっとガンガーを眺めていた私の目に入ってきたのは、売り物のろうそくセットをぎっしり並べた大きな金だらいを頭に載せ、小さな体で持ち場へ向かうジョンティの姿。バラナシの不思議な空気のせいだったのでしょうか、それはなぜだかとても印象的でした。あれから数年が経ちますが、彼女は今日もガンガーのほとりでたくましく生きているのか、彼女が記念にとくれたピアスを見るたび思い出します。過去も現在も未来も飲み込むガンガーだけが、今日も悠然と流れ続けているのだろうなと思います。何を見つめているのか… 事務局より振込用紙ご記入に関してのお願いいつもカリタスジャパンへのご理解とご支援をいただき、ありがとうございます。振込の際、ご依頼人氏名のご記入につきまして、個人以外の「教会、修道会、学校、施設」等の皆さまは、カトリック中央協議会発行「カトリック教会・情報ハンドブック」に基づいた正式名称を明記してくださいますようお願い申し上げます。通称などでお書きいただきますと、同一団体について正式名称と通称の複数の名称が登録され、事務処理が煩雑となってまいります。最近このようなケースが大変増えていますので、改めてご協力をいただきたくお願いいたします。活動日誌 2007年3月30日（金）援助活動推進部会報告事項：（1）インド視察（3/21-27）：ブロックグラント（年間一括援助契約）会議、2つのプロジェクト（女性の組織化による地域開発プログラム）視察（2）大分教区視察報告会（3/25）：大分教会で、バングラデシュ視察報告会を開催審議事項：（1）インド一括援助増額要請について、本年度は現状維持（100,000USドル）の暫定契約とする。（2） 2007年度活動方針について、国際デスク、援助部会における役割分担と委員改選への対応、国内広報の充実、国際カリタス総会対応などを優先事項とする（3）国内援助ガイドラインに関して、地域社会との連携を深めるため、小教区の役割の重要性が確認された。（4）援助案件審査承認（国内一般2件、海外一般2件、海外緊急3件） 9 献金者名簿カリタスジャパン献金者ご報告（2007年3月11日〜4月10日） ●個人・団体・敬称略 ●匿名希望の方へも御礼申し上げます（氏名末尾（）内の数字は集計期間中の献金回数です）【札幌教区】【さいたま教区】個人佐々木ミヤ子、秋元隆志、福田弘子、黒田えみま、個人竹崎文晴、満井光子、小林恵子、一重幸助小藤道子、大竹紀子、髙島文枝【東京教区】学校苫小牧藤幼稚園個人中具巳（2）、斉藤小百合、谷下一夫、高田八重子、教会・修道会当別教会、宮前町教会、網走教会、遠コーナン・ミシェル、島田道子、早田道子（2）、軽教会、厳律シトー会灯台の聖母トラピスト大修道鈴木奈保子、与謝野達、石崎嘉正、久保田哲也、院、聖心会札幌修道院、殉教者聖ゲオルギオのフラ諸岡健、湯沢宝樹、石井靖人、横山京子（2）、伊東止女子、ンシスコ修道会本部、マリアの宣教者フランシスコポール有紀世チェ、水野俊彦、ヨゼフ会高木医院、修道会札幌第一修道院、同北広島修道院、厳律シ沼田豊彦、木村則子、大井愛、辻村寛行、太田逸子、トー会天使の聖母トラピスチヌ修道院、聖ベネディ武井恵津子、Ma.Lhuisa Rovira、大菅淑子、佐藤和市、クト女子修道院鵜澤かね、高井久枝、土持満智子、池田豊、岩井昭一郎、西山多美子、鮎川仁美、中嶋俊之、青野和明、天野直秀、ホセ・モンロイ【仙台教区】個人阿部かね子、荻野誓也、川村タカ（2）、古川雅子、学校関町白百合幼稚園、聖ドミニコ学園購買部ブランチフィールド・淑子・シャーン、李正吉、教会・修道会初台教会、成田教会、五井教会、荻窪佐々木篤子、渡辺征子、岡田友治、佐藤ふき子、教会、茂原教会、町田教会、豊四季教会、上野教馬場信子、梅津洋子会、麻布教会、アシジの聖フランシスコ宣教修道施設藤保育園女会本部修道院（2）、聖心会エマウス修道院、聖母学校勿来カトリック幼稚園、小名浜白百合幼稚園、訪問会大井修道院、ベタニア修道女会ベトレヘム聖ウルスラ学院英智中学校・高等学校旧高3Cクラス第一修道院、サレジアン・シスターズ目黒修道院、教会・修道会仙台司教区、県南四教会、八木山教同修学院、援助修道会、同リヒトハイム、聖心の会、二戸教会、弘前教会（2）、亘理教会、大船渡教布教姉妹会関町修道院、カルメル修道会東京カル会、原町教会、東仙台教会、同婦人会海外協力の会、メル会女子修道院、三位一体の聖体宣教女会本部、塩釜教会（2）、大河原教会、志家教会、盛岡上堂教会、マリアの宣教者フランシスコ修道会瀬田修道院、大八戸塩町教会、白石教会、二本松教会、松木町教会、阪聖ヨゼフ宣教修道女会大森修道院、宮崎カリタ本町教会、畳屋丁教会、北仙台教会、会津若松教ス修道女会総本部修道院、同井荻第ニ修道院会、喜多方教会、北上教会、鮫町教会、聖ドミニ【横浜教区】コ女子修道会中島丁修道院、ドミニコ会ロザリオ個人木村悟、黒田延子、加藤美恵子、國分典子、の聖母修道院、同雪の聖母修道院、オタワ愛徳修道大原関暁美、菊地キン（2）、小林信子、四井もと子、女会弘前修道院杉野多規子、波多野秀幸、白木信一、佐藤ミヨ、増田和俊、木暮正彦、黒田浩次、鈴木ニ海子、鈴木久子、増田優子、長沢直樹、前田寿、桂正枝、【新潟教区】個人西川幸子、相之俣嘉子、秋保和子外山富士雄、永瀬澄子、千葉かおり、塚田君子、学校長岡聖母幼稚園聖母会道躰滋穂子教会・修道会新発田教会、柏崎教会、十日町教会、活動団体グループおおきな木米沢教会、能代教会、佐渡教会、土崎教会施設聖母の園、富士聖ヨハネ学園 10 学校大船カトリック幼稚園、聖トマ学園天使幼稚園、教会・修道会六甲教会、網干教会、宝塚教会、豊中静岡聖母幼稚園父母の会、栄光学園愛の運動委員会教会、泉南教会、平野教会、龍神教会、茨木教会、教会・修道会カリタスジャパン横浜教区支部、大大阪田辺教会、門真教会、津守教会、金剛教会、玉和教会、鍛冶ヶ谷教会、磐田教会、スピノラ修道造教会、垂水教会、佐用教会、箕面教会、浜寺教会、女会浜松修道院、聖母訪問会三浦修道院千里ニュータウン教会、洲本教会、今福教会、聖ヨハネ病院修道会聖ヨハネ修道院、神の御摂理修道女会相生修道院、パリミッション女子会大阪修道院、【名古屋教区】個人葛谷登（3）、手塚靖子、竹内喜久馬、神山明（2）、同神戸修道院、聖母奉献修道会姫路修道院、聖ビン西村チズ子、水野美波子、大谷晴美センシオ・ア・パウロの愛徳姉妹会神戸市、同御坊市、活動団体日本カトリック女性団体連盟同和歌山市、聖ドミニコ宣教修道女会本部、同ロザ学校あけの星幼稚園あけのほし父母の会リオ修道院、大阪聖ヨゼフ宣教修道女会姫里共同体、教会・修道会五反城教会、東山教会、幼き聖マリア同関目修道院、援助修道会仁川修道院、ショファイ修道会本部ユの幼きイエズス修道会管区本部、同和歌山信愛修道院、聖フランシスコ病院修道女会姫路修道院、愛徳カルメル修道会垂水修道院、お告げのフランシス【京都教区】個人桑本肇、加藤洋子、田中政男、さかね玩具店、コ姉妹会生野修道院、善き牧者愛徳の聖母修道会管谷口久仁栄、奥西久美子、畦本田鶴子、古谷廣志、区本部、マリアの宣教者フランシスコ修道会神戸修今村佐津幾、菊池一江、田中二三道院、カルメル修道会聖ヨゼフ修道院、汚れなきマ活動団体第26回カトリック京都司教区保育者研修会リアのクラレチアン宣教修道女会本部、聖クララ会、学校葛カトリック幼稚園、聖ドミニコ学院京都幼スピノラ修道女会和泉修道院稚園、海星高等学校、京都聖カタリナ高等学校、京都ノートルダム女子大学後援会【広島教区】教会・修道会岩滝教会聖家族婦人会、登美が丘教個人三永典子、高橋要順、上野敦子、丹邦子、会、高野教会、奈良教会、同教会ローソク工房、植木久江、岡田進、河野昭二、水川玲子、玉藤務、富雄教会、ヌヴェール愛徳修道会本部修道院、同向日善信、碓井正治深草修道院（2）、同九条修道院、同会地区本部、同施設平和の聖母会会ルルド修道院、ウィチタ聖ヨゼフ修道会白梅町学校西宇部小百合幼稚園父母の会、エリザベト音楽修道院（2）、聖ドミニコ女子修道会京都修道院、聖大学ドミニコ宣教修道女会園部修道院、善きサマリア教会・修道会三篠教会、津和野教会、光教会、北人修道会、同会すぎこしの食事グループ、ショファ若山教会、柳井教会、呉教会、小野田・高千帆教会、イユの幼きイエズス修道会京都修道院、カルメル倉吉教会信徒会、聖心の布教姉妹会津和野修道院、修道会お告げの聖母修道院、聖母訪問会天台修道同清輝橋修道院、愛徳カルメル修道会鳥取修道院、院、ノートルダム教育修道女会松ヶ崎修道院（2）援助マリア修道会福山第二修道院、同福山第三修道院、援助修道会三條修道院、同楠木修道院、カルメル修道会教会の母マリア修道院【大阪教区】個人徳野匡、上原正臣、玉川勝己、西山俊彦、緒方貴子（4）、高橋靖子、PAUL HARVER、櫻井健吾【高松教区】施設ヨハネ会ヨゼフ寮、生野フランシスコ学園個人近藤恵津子学校城星学園小学校、和歌山信愛女子短期大学附教会・修道会今治教会、西条教会、聖ドミニコ宣教属中学１年生修道女会北条修道院 11 【福岡教区】学校カトリック海星幼稚園個人平野須美子、久野薫、高野恵子、吉川八重子、教会・修道会日向教会、同暁の星会、けがれなき聖泉フジエ、板倉るり子、木村久治、相良美夫子母の騎士聖フランシスコ修道女会潔き聖母修道院活動団体典礼センターピエタ、サンパウロ福岡宣教センター【鹿児島教区】学校聖ヨゼフ幼稚園、若松天使園個人岩崎正幸教会・修道会行橋教会、聖パウロ修道会福岡修道教会・修道会加世田教会、聖血礼拝修道女会聖ヨゼ院、ショファイユの幼きイエズス修道会久留米信フ修道院、クリスト・ロア宣教修道女会赤尾木修道愛修道院、聖母訪問会新田原修道院、マリアの宣院、レデンプトール宣教修道女会本部教者フランシスコ修道会熊本第一修道院、同熊本第ニ修道院【那覇教区】個人嘉陽田広子（2）、松川俊夫、下地利恵子【長崎教区】学校みつば幼稚園個人島田健、烏山ケイ子施設神ノ島愛児園、みみらくの里、光の園、東和愛匿名の方 93件児園、ときわ荘〔2007年3月11日〜4月10日の献金額〕〔単位円〕教会・修道会大崎教会、諫早教会、西木場教会、 4,720,823 四旬節献金長崎純心聖母会、同本部修道院、善きサマリア人修道会佐世保修道院、援助マリア修道会長崎修道院、レデンプトリスチン長崎修道院、聖母訪問会時津修道院国内援助 235,060 海外援助 3,424,989 災害援助 5,992,934 177,106 クリスマス募金【大分教区】 46,800 運営寄付個人阿部洋子 14,597,712 カリタスジャパンの活動へのご支援を今後ともよろしくお願い致しますバチカンに本部を持つ国際カリタスの一員として活動しています。国際カリタスは、国連経済社会理事会認定の最大級の国際 NGO 組織で、全世界 162 ヶ国が加盟しています。カリタスジャパンの活動は皆様の日頃の募金と「四旬節愛の献金」によって支えられています。払込手数料のかからない郵便振替用紙をご用意しておりますので事務局までご請求下さい。なお、領収書をすみやかにお届けするために、お名前にはフリガナをお書き下さり、グループ名・修道会名は正式名称でご記入くださいますようお願い致します。宗教法人カトリック中央協議会 Caritas Japan News No.76 （2007 May）通算発行番号 No.258 2007年5月20日発行郵便振替番号 00170 - 5 - 95979 カリタスジャパン発行人宮原良治〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館（5632） 4439 FAX 03 （5632） 4464 TEL 03 E-mail [email protected] ホームページ 12 http://www.caritas.jp