(株)ブライト主催「全日本音ゲー頂上決戦 in JAEPO」

2015 平成 27 年 3 月 15 日
(日)
延々と続く一般入場者の列・・・・
4
2日目(一般公開日)
開場前の一般入場者の列は3000 ∼ 4000 人。先頭の 20代男性3人組は「去年は雪で諦めた
けど、今年は昨夜10時から並びました。音楽ゲームが好きで、仕事が定時に終わった日は必ず
ゲームセンター寄っていきますよ」
と待ちくたびれた様子もなく元気な笑顔。
一般入場券は8時から販売開始となったが、開場時刻の 10時を回っても
続々と一般客が会場を訪れ、チケットを購入する列は屋外に長く伸びた。
ちなみに、チケットを購入した後にはホール前で入場を待つ列に移動。
安全のため人数を区切って順に入場させており、目指すJAEPO会場に
すべての人が入場できたのは昼を回った。
初の試み「JAEPOショップ」に人、人、人・・・・
限定商品をはじめとするメーカー各社の商品を販売する
「JAEPOショップ」は、今回初めての企画。一般公開日
に、( 株 )エイコー、( 株 )カプコン、( 株 )コナミデジタルエン
タテインメント、システムサービス( 株 )、( 株 )セガ、( 株 )タ
イトー、( 株 ) バンダイナムコゲームス、( 株 ) バンプレストの
8社が「JAEPOショップ」内の各ブースで 直営店 を展
開したが、真っ先に駆け込む来場者も多く、開場と同時に
「JAEPOショップ」周辺は黒山の人だかりとなった。
正午近く、最初に商品が完売となったエイコーの担当者
は「数日前からネットで商品案内。スムーズな販売ができ
るようにと予めダウンロードするオーダーシートをアップし
ていたが、まさかこんなに事態になるとは」と驚きを隠さ
ず、
「どれだけのニーズがあるのかわからなかったので・・・
・。希望する人すべてに販売できるよう商品をもっと用意し
てくれば良かった」とつぶやいた。
また、音楽CDを中心とした商品ラインナップで、先行
販売のCDも並べたコナミデジタルエンタテイメントの
ブースは、購入する列に並ぶ整理券(30分ごと時間指定)
を配布。整理券を入手するための長蛇の列がで
きてしまったことから、急遽、
「JAEPOショッ
プ」脇のふれあいのモール(屋外)にその列を移
動させた。しかし、その整理券も午前中にはす
べてなくなり配布終了。
JAEPO実行委員会では、まだ入場できな
い来場者に対し、それらの状況のアナウンスを実
施。混乱が起きないよう配慮した。
コスプレ博 in JAEPO
コスプレ専用受付(国際会議場2F)にて、特別入場料金700円で入場で
きる第3回目となる企画。例年通り、専用更衣室、クローク、メイクスペース
完備だが、今回はコスプレ専用プリクラ、プロカメラマンによる無料撮影会
がなかったため、参加は176 名と少なかった。
( 株 )ブライト主催
『全日本音ゲー頂上決戦 in JAEPO』
(株 )ブライトが全国の音楽ゲーム有力プレイヤーを招聘して実施となった日本の音楽ゲーム
の頂上決戦。大会に用いられたのは4機種の音楽ゲーム(「グルーヴコースターEX」、
「maimai
ORANGE」、
「jubeat saucer fulfill」、
「太鼓の達人キミドリVer.
」)。全国10地区から各機種
1 名ずつのプレイヤーが集まり、JAEPOの特設ステージにおいて13時∼ 16時、計 40 名によ
る熱戦が繰り広げられた。特別協賛=コカ・コーラ。
まず予選ラウンドで4名を選出し、トーナメント形式の決勝戦で各機種の全国チャンピオンを決
定(優勝者にはトロフィー、表彰状、副賞としてSONYワイヤレスポータブルスピーカー、メー
カー提供賞品)。また、地区毎に予選ラウンド(4機種)のポイントを合計、最も高得点だった地区
(千葉埼玉)にチーム賞が贈られた(コカ・コーラグッズの詰め合わせ「コカ・コーラアワード」)。
なお、参加賞として出場者全員に大会楽曲記念CD、コカ・コーラオリジナルボトル。
解説者として、各メーカーのコンポーザー、開発担当者らが参加。終始、満席の観客席を立ち
見客が取り囲むという状況は、音楽ゲームの人気を如実に物語っていた。
お母さん推奨「音楽ゲームはとても素晴らしい」
「まさかこんな大きなイベントだと思わなかった」と感想を漏らした amakage さんは、九州沖
縄地区代表(「maimaiORANGE」)として沖縄・北谷町から訪れた高校1年生。大会運営
サイドが保護者の交通費を負担するのは中学生までの選手となっており、単身で沖縄からやって
くるはずだったが、交通費を自己負担して訪れたお母さんが大会を見守った。結果、準優勝。
「音楽ゲームは子供の知育にとても良いので、子供に音楽ゲームをするよう勧めているんです」
というお母さんは、推奨している立場としてどうしても見に行きたいと考えたという。ステージでの
息子のプレイを見て「感動した、準優勝して嬉しかった」。
自宅からゲームセンターまでやや距離があるため、amakage さんを車でわざわざ送ることも。「反射神経やリズム
感などがつくかなと思うし、音楽ゲームは素晴らしい」と絶賛するお母さんは、交通費・宿泊費含めかなりの出費を
強いられたはずだが、「来てよかったと思います」と笑顔。全日本音ゲー頂上決戦に関し「観ていて楽しかった。元
気が出ました。来年も同様のイベントがあって、出場できたとしたら、是非また来ます」と答えてくれた。