Contents ミクシィグループのミッション ミクシィグループ スナップショット 新しい文化を創る 2 沿革 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 トピックス 5 財務ハイライト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 人が集まり、つながる。その中心にミクシィグループがあります。 経営戦略・財務戦略 人々が笑い、幸せになる。それが私たちの願いです。 コミュニケーションのあり方を変え続けるサービスが、 世界中の人々の暮らしに組み込まれ、 About Us .................................................... ...................................................... 社長メッセージ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 ミクシィグループの財務戦略 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 特集:新たな文化創出に向けた ミクシィグループの挑戦 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 事業の状況 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16 やがて、新しい文化へと成長を遂げていく―― コーポレート・ガバナンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18 ミクシィグループは、 「新しい文化」の創造を目指します。 財務情報・会社情報・株式情報 財務レビュー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20 リスク情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22 連結財務諸表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24 会社情報・株式情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29 見通しに関する注意事項 この報告書は、当社の計画、見通し、戦略、業績などに関する 将来の見通しを含んでいます。 この見通しは、現在入手可能 な情報から得られた判断に基づいています。 したがって、 実際の業績は、様々なリスクや不確実性の影響を受ける ものであり、これらの見通しとは大きく異なる結果となる ことがあることをご承知おきください。将来の見通しに影響 を与えうる要素には、当社の事業領域を取り巻く経済環境、 商品・サービスの開発状況の変化、為替レートの変動など があります。ただし、見通しに影響を与えうる要素はこれら に限定されるものではありません。 注:この報告書の内容は、2016年3月期(2015年4月1日~ 2016年3月31日)の実績に基づいています。 (ただし、一部 2016年4月以降の情報を含みます) ▲ CONTENTS 1 About Us ミクシィグループ ミクシィグループは常にコミュニケーションを軸に、新たな価値の提供による、新たな 市場の創造に挑戦しています。 グループの核となる株式会社ミクシィでは、SNS「mixi」 に続き、 スマートフォンでマルチプレイを楽しむ「モンスターストライク」 「マーベル ツムツ 主なサービス(2016年9月末現在) エンターテインメント事業 ム」を送り出しました。さらに、人々の生活に密着したコミュニケーションサービスとして、 仲間とタッグでガチツムバトル! 「マーベル ツムツム」 子どもの写真・ 動画共有アプリ 「家族アルバム みてね」、ビューティーアプリ 「minimo」 「MARVEL(マーベル)」ヒーローが なども開発。新市場の創造は、日本最大級のチケットフリマ「チケットキャンプ」を運営 TSUM TSUM(ツムツム) となった 簡単パズルゲーム。最大2人での する株式会社フンザをはじめ、以下の主要グループ会社においても大きな広がりを見せ 協力プレイやバトル要素が魅力 ています。 ▲ 株式会社ミクシィ 飛び斬りアクションRPG 「ブラナイDASH」 株式会社ノハナ スマホアプリのひっぱりハンティングRPG「モ 企 業 と 求 職 者 を マ ッチ ング す る プ ラット 写真を軸とした家族コミュニケーションを活性 ンスターストライク」、SNS「mixi」、 「家族アル フォーム「Find Job !」、転職支援サービス「mixi 化するフォトブックサービス「ノハナ」を提供 バム みてね」などを提供 agent」を提供 株式会社Diverse ミューズコー株式会社 株式会社フンザ 結婚支援を中心としたマッチメイキングカンパ 女性向けファッションコマースサービス「MUSE チケットフリマサービス「チケットキャンプ」 ニーとして、 オンライン・オフライン双方の様々な & Co.」を提供 を運営 サービスを提供 ションRPG。最大3人で友だちと RPG。一緒にいる友だちと最大4人まで同時に遊べる協力プレイ(マルチ 楽しむ、 「競争」と「共闘」が共存 プレイ)が特徴 する新しいマルチプレイが特徴 株式会社ミクシィ 株式会社ミクシィ メディアプラットフォーム事業 ソーシャル・ネットワーキング サービス「mixi」 日本最大級のチケットフリマ 「チケットキャンプ」 美 容 室・ネ イル サ ロン・まつ げ 子どもの写真や動画を無料・無制 売 買できるチケット専 用フリマ サロンなどにお得に行けるビュー 限で家族だけにいつでも簡単に するソーシャル・ネットワーキング アプリ。スピーディーに、そして ティーアプリ。美容師やネイリスト 共有できるアプリ サービス(SNS) 安 心・安 全 に やり取りができる など3.5万人以上が登録 株式会社ミクシィ C2Cチケット売買サービス 北米を中心とした自社サービスのマーケティン 投資事業、 ミクシィグループにおける投資実行 グ、 アライアンス事業を展開 支援を展開 家族向けフォトブック作成 サービス「ノハナ」 “Webな“人の転職サイト 「Find Job !」 女性向けファッションコマース サービス「MUSE & Co.」 女 性 が 男 性 を お 気 に 入り登 録 スマートフォンにアップロードした W e bディレクター、W e bエンジ 女性に人気のファッションブランド (通 称 ポイ)することからコミュ 写 真を家 族 だ けで 共 有。フォト ニア、WebデザイナーなどのWeb 商品をはじめ、コスメ、雑貨など ニケーションが始まる、女性主導 ブックも簡単に作成し、毎月1冊 に特化した求人情報を提供 幅広い商品を、会員に限り特別 のコミュニケーションアプリ 無料で受け取れるサービス 株 式会社ミクシィ・ ▲ リクルートメント 価格にて販売 ミューズコー株式会社 ▲ 株式会社ノハナ ▲ ▲ ABOUT US ▲ ▲ ANNUAL REPORT 2016 株式会社ミクシィ 株式会社ミクシィ 株式会社フンザ ポイして恋するコミュニケーシ ョンアプリ 「Poiboy」 株式会社Diverse 2 ▲ ユーザー同士が公演チケットを ▲ アイ・マーキュリーキャピタル株式会社 子どもの写真・動画共有アプリ 「家族アルバム みてね」 コミュニケーションの 場を提 供 ▲ mixi America, Inc. お得に可愛くなれる ビューティーアプリ 「minimo」 「心地よいつながり」を軸とした ▲ mixi America, Inc. スマートフォンの特性を活用した、誰でも簡単に楽しめる爽快アクション ▲ 株式会社ミクシィ・リクルートメント ド感あふれる横スクロールアク ▲ 株式会社ミクシィ 疾走感・爽快感を追求した、 スピー ひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」 3 沿 革 トピックス ミクシィグループは、 「新しい文化を創る」というミッションのもと、 2016年3月期以降のミクシィグループの取り組みを紹介します 。 「人と人とのつながりを創るコミュニケーション」を追求してまいりま 2015 した。世の中にない世界観や価値観の創出にチャレンジし続ける 当社グループの、創業から今日までの歩みをご紹介します。 4月 9月 ● ● 「ノハナ」登録会員数100万人を突破 「家族アルバム みてね」 提供開始 1997年、 ミクシィグループの事業は、インターネットを利用した新たな転職・求人 5月 ワーキング サービス) 「mixi」 を開始。以降、 「人と人とのつながりを創るコミュニケーション」 2013年には、 スマホアプリのひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」の提供 を開始し、人々の生活をより豊かにし、人々により多くの笑顔をお届けするための新たな ストライク」をYouTube 3,000万人を突破 で配信開始 8月 12月 ● ● ● Web系求人情報サイト 「Find Job !」の運営を開始 1999年 6月 有限会社イー・マーキュリーを設立 ソーシャル・ネットワーキング サービス「mixi」の運営を開始 2006年 2月 株式会社ミクシィへ社名変更 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 2017年3月期 売上高予想 2016 8月 ● ● 「ブラックナイト 家族を軸としたフォトブックサービスを提供する 株式会社ノハナ (連結子会社)を設立 スマートフォンゲームアプリ 「モンスターストライク」の正式提供を開始 「マーベル ツムツム」 ● 2015年3月期 女性向けファッションECサービスを提供するミューズコー株式会社の 全株式を取得・子会社化 C2Cチケット売買サービスを提供する株式会社フンザの全株式を取得・子会社化 1,129 億円 アニメ「モンスター ● 北米で提供開始 9月 「マーベル ツムツム」世界累計利用者数 ● 500万人を突破 アニメ ● ストライク」新章配信開始 ●グッズ販売の店舗 「モンスト物産展」を期間限定で初出店 4月 「モンスターストライク」世界累計利用者数 ● 3,500万人を突破 2010年3月期 6月 102億円 「チケットキャンプ」登録会員数200万人を突破 7.3 億円 ● 2010年 3月期 「マーベル ツムツム」 日本国内で提供開始 12月マッチメイキング・プラットフォームを提供する株式会社Diverseの 全株式を取得・子会社化 2015年 3月 提供開始 ● 「Poiboy」提供開始 3月 2013年 9月 「ブラナイDASH」 ストライカーズ」 提供開始 2012年 3月米国にmixi America, Inc.を設立 2015年 3月期 2017年 3月期 (予) 7月 「モンスターストライク」世界累計再生回数1億回 を突破 「XFLAG PARK 2016」 ● を幕張メッセで開催 10月 ● 「モンスターストライク」3周年 12月 「モンスターストライク ● THE MOVIE」全国で公開予定 「minimo」累計利用者数100万人を突破 ● 沿 革 | トピックス ▲ ▲ ANNUAL REPORT 2016 1月 ● 2011年 4月 「Find Job !」事業を分社化し、株式会社ミクシィ・リクルートメントを設立 4 世界累計再生回数2,000万回を 2,180 億円 2004年 2月 2005年 3月期 アニメ「モンスターストライク」 ミクシィ社内にXFLAG スタジオを設立 突破 2000年10月株式会社イー・マーキュリーへ組織変更 1997年 3月期 「モンスターストライク」発売 ● ● メディアプラットフォーム事業 1997年11月 2005年3月期 ニンテンドー3DS版 2015」を幕張メッセで 開催 アニメ 「モンスター 「モンスターストライク」世界累計利用者数 「モンストフェスティバル 世界観・価値観の創出に向けた取り組みを拡大しています。 10月 「モンスターストライク」2周年 ● ● を大切に考え事業を進めてまいりました。 9月 10月 ● スタイルの提案からスタートしました。その後、2004年には、SNS(ソーシャル・ネット ● コーポレート ● エンターテインメント事業 「youbride」登録会員数100万人を突破 ● 5 財務ハイライト 社長メッセージ 株式会社ミクシィおよび連結子会社 売上高 営業利益 / 営業利益率 200,000 80,000 0 12,632 20.4 2,194 0 2,574 ■ 営業利益(左軸) 20,000 10 0 0 86.8 69.7 80.8 75 73.6 120,000 51.4 4.9 30,000 1.1 10.7 -1.2 -20 ROA 19,649 20,083 26,492 14,722 16,291 22,427 30 15 「新しい文化を創る」というミクシィグループのミッションに 60,000 40,000 20,000 1,890 0 1,297 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 従業員数※5 一株当たり配当金※3 / 配当性向※4 40.00 ■ 一株当たり当期純利益 ■ 一株当たり純資産 中づくりに貢献したいと考えております。 SNS「mixi」や「モンスト」のように、すでに多くの皆さまに お使いいただいているサービスもありますが、それらに加え、 新たなトレンドであるスマホをコアに、生活に密着した新サー ビスの提供を積極的に進めております。 「人と人とのつながりを創るコミュニケーション」 を通じ、世の中にない新たな世界観・価値観を 提案し続けることで、多くの人々に幸せや楽しさ 2.00 4.40 2.80 18.5 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 ■ 一株当たり配当金(左軸) 0 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 配当性向(右軸) 株式会社ミクシィ スマホのホームスクリーンに置かれ 代表取締役社長 頻繁に利用される、生活に密着した 森田 仁基 新サービスの提供を積極的に 進めています。 社 長 メッセージ ▲ ▲ ANNUAL REPORT 2016 さまに幸せになっていただきたい――ひいては、より良い世の 19.0 ※1 2016年3月期より、 「当期純利益又は当期純損失」 を 「親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失」 としています。 ※2 当社は、2013年4月1日付で株式1株につき100株の株式分割、2014年7月1日付で株式1株につき5株の株式分割を行っています。2012年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、 1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額又は当期純損失金額を算定しています。 ※3 当社は、2013年4月1日付で株式1株につき100株の株式分割、2014年7月1日付で株式1株につき5株の株式分割を行っています。2012年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、 1株当たり配当金を算定しています。 ※4 2014年3月期の配当性向については、1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。 ※5 従業員数は正社員の合計です。 6 人々の生活を より豊かに、 人々により多くの 笑顔を 中で、 ミクシィグループの様々なサービスをお使いいただき、皆 100 0.00 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 を創出することで、人々に多くの豊かさや笑顔をもたらしたい をお届けいたします。 200 -3.04 -400 300 558 19.5 364 22.17 80.00 400 82.00 0 734.59 278.45 664.39 409.62 217.32 500 20.0 20.0 437 19.9 800.00 400.00 20.0 477 20.0 (人) 600 472 120.00 (%) 20.5 は、人々の生活に密着し、末永く使い続けていただけるサービス との想いが込められています。1日24時間という限られた時間の -20,000 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 147.00 1441.66 1200.00 10.00 2013年に「モンスターストライク」 (モンスト)を立ち上げました。 -1,927 0 (円) 160.00 (円) 1600.00 196.80 ケーションを楽しむ 新しいスタイル のスマ ホゲ ームとして、 ■ 総資産(左軸) ■ 純資産(左軸) 自己資本比率(右軸) 一株当たり当期純利益※2 / 一株当たり純資産※2 の在り方を新たに提案いたしました。 さらに、スマートフォン (百万円) 80,000 45 0 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 「mixi」を立ち上げ、人と人とのつながりやコミュニケーション -20,000 37,126 60,000 13.2 60 53,570 10.4 0 104,178 20 パケットし放題などが普及し始めた2004年には、いち早くSNS 84.5 90,000 40 提案いたしました。インターネットの常時接続や携帯電話の 1,654 フリー・キャッシュ・フロー 121,490 165,039 60 749 (スマホ)が身近な存在になる中、親しい人たちとのコミュニ 70.4 80.7 期にあったインターネット技術を用いた新しい採用の在り方を 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 (%) 90 74.7 1997年に開始した求人情報サービス「Find Job !」では、黎明 67,536 150,000 観を消費者の皆さまにお届けしてまいりました。 営業利益率(右軸) (百万円) 180,000 80 変化の激しいインターネット市場において、新たな世界観や価値 -227 4.0 480 総資産 / 純資産 / 自己資本比率 (%) 100 ROE 20 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 ROE / ROA 40,000 16.5 20,000 12,155 30 (株)ミクシィ (以下、 「ミクシィ」または「当社」)は創業以来、 32,966 13,334 60,000 52,686 50,000 45.5 40 60,000 40,000 112,918 100,000 46.7 (百万円) 80,000 61,022 150,000 ミクシィグループの主なマイルストーンについて 親会社株主に帰属する当期純利益※1 (%) 50 95,033 (百万円) 100,000 208,799 (百万円) 250,000 7 社長メッセージ(続き) ミクシィグループの強みについて 「モンスト」の立ち上げとその背景について 価値を最大限に活用する取り組みです。 対企業取引(2B)向けブラウザ中心のサービスを提供する 2004年2月にSNS「mixi」の運営を開始した当社の売上高 XFLAG スタジオでは、「モンスト」以外のIP開発も積極的に 大手企業が複数存在するインターネット業界において、 ミクシィ は、2005年3月期の7億36百万円から、同事業のピーク時の2011 進め、ポートフォリオの拡充を図っております。また、北米などの は対個人取引(2C)向けのアプリケーション(アプリ)を中心とし 年3月期には132億29百万円まで伸長いたしましたが、スマホの 海外市場向けには、既存コンテンツの横展開だけではなく、市場 たサービスを展開している会社です。ユーザーの視点に立った 普及とともに台頭してきた新興勢力との競合の結果、当時約7割 ニーズに合った事業展開を強化したいと考えております。 サービスを提供していく過程で、地道に技術を磨き込み、実直に を占めていた広告収入が激減し、2014年3月期第1四半期には、 モノづくりを続けてまいりました。 上場来初の営業赤字に陥るという危機に直面いたしました。 ミクシィグループのモノづくりの根底には、“コミュニケーション この崖っぷちの時期、インターネット市場では、オンライン を設計する”という考え方があります。技術がどれだけ進化しても、 ゲームの主体がフィーチャーフォンからスマホへと大きく変わり 人々のコミュニケーションは無くなりません。コミュニケーション つつありました。当社では、SNS「mixi」で培った価値観や技術を は、それほど本質的で強い力を持っています。 共有するスタッフたちが、“作りたいものを作る最後のチャンス” 当社グループは、このように強い力を持つ「人と人とのつな として、これまで世の中になかった“みんなでワイワイ楽しむス がりを創るコミュニケーション」に重きを置いて、サービスのみ マホゲーム「モンスターストライク」”の事業化に不退転の覚悟で ならず、マーケティングをも設計してまいりました。本質的である 臨みました。 からこそ、人々の深層心理や本能的な部分に直接訴えることが これが新たな遊び方として受け入れられ 、口コミを中心に でき、高い熱量を持つ多くのユーザーに愛され続けるサービス 市場に拡散いたしました。ユーザーが短期間に急拡大した機を を創出できると考えております。 捉え、TVCMなどの広告宣伝投資をダイナミックに実施した結果、 コミュニケーション設計やマーケティング設計などの独自の 外における「モンスト」のユーザー数は3,500万人を突破し、 ニケーションに関する当社グループの知見は幅広く、サービス SNS「mixi」に続き、プラットフォームと言えるサービスに育って 開発に際しては、コンセプトをゼロから生み出し、サービス設計 おります。 をもとにモノづくりを行い、マーケティング設計をもとにサー 強みがあります。これも、SNS「mixi」における試行錯誤を通じ、 出に向けたミクシィグループの挑戦」をご参照ください。) XFLAG スタジオのIPポートフォリオ 「Monster Strike」 (北米版) 「ブラナイDASH」 「怪物彈珠」 (台湾・香港・マカオ版) 「マーベル ツムツム」 IP 「モンスト スタジアム」 「モンスターストライク」 新規タイトル ユーザー数は飛躍的に拡大いたしました。2016年4月現在、国内 ノウハウは、SNS「mixi」を通じて積み上げてまいりました。コミュ ビスの拡販や改善を図るといった全工程を独自に完結できる (エンターテインメント事業展開の詳細は、P.12-13の「特集:新たな文化創 を提供できるプラットフォームの構築を目指しております。 アニメ ニンテンドー3DS版 に追求してきたミクシィにおいても、複数のチームが、新たな世界 メディアプラットフォーム事業における展開 同事業では、生活に密着した新たなコミュニケーションサー 一本足経営からの脱却に向けた方向性について SNS「mixi」への依存から脱却するために挑戦した「モンスト」 ビスの開発を進めております。将来的に市場拡大が見込まれる が教えてくれたことは、成し遂げたい世界観が強くあってこそ 拡大を通じ、サービスのプラットフォーム化につなげたいと考え 思います。 事業が成功し、その成長には積極的な投資が不可欠だという ております。 ことです。 アプリ中心 2C領域 2B領域 (B2B+B2B2C) (B2C+C2C) ECリーダー A社 広告リーダー B社 メディアリーダー C社 ブラウザ中心 ANNUAL REPORT 2016 (メディアプラットフォーム事業展開の詳細は、P.14-15の「特集:新たな文化 創出に向けたミクシィグループの挑戦」をご参照ください。) 当事業におけるサービス育成には長い時間がかかります。 ステークホルダーの皆さまへのメッセージ 必要な経営資源が整った現在の当社グループには、将来に 向けての投資を惜しみなく実行できる最大のチャンスが到来し 現在、 この学びをもとに、事業ポートフォリオの本格的な拡充 このため、自社によるサービスの立ち上げだけでなく、M&Aを ていると認識しております。ミクシィの価値観を十分に理解し、 に向けて、エンターテインメント事業では新たなビジネス領域 通じた事業投資を積極化しております。その一例が、2015年3月 かつ苦しい時代を乗り切った多くの人材が、豊かで楽しい日常 の開拓やグローバル展開の強化を、メディアプラットフォーム に行った115億円規模の株式会社フンザ(2013年創業)の買収 を創り出すためのサービス開発に邁進しております。 事業では新たなプラットフォームになり得るコミュニケーション です。C2Cモデルによるチケットのフリーマーケット (flea market: この最大の機会を活かし、 グループを挙げて、新たな世界観 サービスの開発投資を積極的に行っております。 蚤の市)の潜在性はもとより、同社事業モデルの競争力などを や価値観の提案、新しい文化の創出に挑戦してまいります。 ステー 鑑み、投資を敢行いたしました。 クホルダーの皆さまには、 「 人と人とのつながりを創るコミュニ エンターテインメント事業における展開 2013年にグループ入りした株式会社Diverseも、結婚支援を 同事業を担うXFLAG スタジオは、主力の「モンスト」において、 中心に、様々な出会いのためのサービスを提供している会社 スマホに最適化したメディアミックス戦略を展開しております。 です。同社では、オンラインでの出会いを自然体で受け入れて これは、オンライン・オフラインを含めた多様なメディアや場に いるデジタルネイティブ世代の若い人々の10年後を見据え、科学 「モンスト」 というIP(知的財産)を複合的に展開することで、その 的手法を含めた新しいアプローチに基づき、多くの幸せな出会い ケーション」を追求し続ける当社グループを変わらずご支援くだ さいますよう、 よろしくお願い申し上げます。 社 長 メッセージ ▲ ▲ 8 観や価値観を提案するサービスの開発を推進しております。 領域に参入し、その領域でNo.1を目指す、そして、ユーザーの 新たな世界観や価値観を生み出せる人材が多く育った結果だと インターネット市場におけるミクシィグループのポジショニング このほか、人と人とのコミュニケーションの在り方を徹底的 9 ミクシィグループの財務戦略 長期・安定的なビジネスモデルの構築を促す 資金を有する当社グループは、事業戦略、財務戦略の両面から、 ステークホルダーの皆さまと共に構築するエコシステム全体を 財務戦略について 他社とバッティングしないユニークな事業展開が可能です。たとえ 豊かにするという考え方です。エコシステム全体の成長を実現 2013年以降のコンテンツ事業を強化する流れの中で、2014 ば、スマートフォンのホームスクリーンで利用されるような大型 するための投資を実施したうえで、適正な営業利益率を実現し 年3月、 「モンスターストライク」 (モンスト)の積極的なプロモー サービス案件を検討できる立場にあることからも、M&Aは、当社 たいと考えております。 ションを目的 に、6 5 億円強 の 公 募 増 資を実 行 い たしました。 グループのミッション「新しい文化を創る」を具現化するための 「モンスト」をリリースしたのが2013年10月、同10-12月期の売 戦略的施策と捉えております。 には、強力なコンテンツやサービスの創出を基に、経済圏の拡大 上高が約2億60百万円という時期に大型調達を行い、その大半 を進めることが重要です。いったん経済圏が構築されると、安定 重視するKPI(経営重要指標)について を広告宣伝費に充当するという果敢な挑戦でした。 2015年3月期より、エンターテインメント・メディアプラット コンテンツやサービスの創出に継続的にチャレンジするという 最大の資産である多くのユーザーを獲得できたことが、その後の フォームという2つの事業セグメント体制に移行し、セグメント サイクルを回すことができるからです。そのため現在は、経済圏 利益の測定方法を減価償却費、のれん償却費を考慮しない営業 を拡大するために、コンテンツやサービスを軸としてビジネス 利益ベースのEBITDA(償却前営業利益)に変更いたしました。 事業領域を拡大するステップにあると考えております。適正な 大きくなってきた時期の2015年7月に実行いたしました。SNS 創出される価値や事業サイクルが大きく異なる複数のサービス 利益率を維持しつつも、安定的な収益の実現のために、2018年 「mixi」 という単一サービスに依存しすぎた結果、業績の厳しい を抱えるようになったことから、各事業セグメントの特性に合った 3月期に向けて、積極的な事業投資を進めてまいります。 時期を経験したことから、 「モンスト」に成功の兆しが見えてきた 評価をしていただきたく、 このような開示に変更しております。 2回目の調達は、業容を拡大した「モンスト」への収益依存が 段階で、次の一手を打ちました。 当社グループの現在の企業価値は、主にエンターテインメント この調達では、国内最大級のC2Cチケットフリマサービス サービスから成るメディアプラットフォーム事業が拡大する過程 生活に密着したコミュニケーションサービス領域の開拓、拡大に で、各事業セグメントの特性に応じた総合的な評価をしていた 本格的に着手いたしました。 だけることを期待しております。 2016年3月末時点での当社グループの現金残高は1,263億 16百万円でしたが、 日本のインターネットサービス業界において、 手元資金を1,000億円以上保有する企業は数社しかありません。 当社グループは消費者向け(2C)にアプリ中心の事業を展開して 挑戦するミクシィグループ。事業戦略と財務戦略 おります。 財務戦略② 2015年3月期の 銀行借り入れにより 133億48百万円調達 財務戦略③ 2015年7月実行の海外募集 (175億60百万円)により、 借入金を返済 (百万円) 250,000 株式会社ミクシィ 荻野 泰弘 200,000 2事業への事業投資 強化を通じ、経済圏 拡大を推進 30,000 20,000 0 2014年3月期 ANNUAL REPORT 2016 株式会社フンザ の全株式を取得 50,000 「モンスト」 大型 広告投資を実行 0 2015年3月期 2016年3月期 ■ 広告宣伝費(左軸) ■ 出資・株式取得 (左軸) 2017年3月期 (予想) 売上高(右軸) エンターテインメントビジネス拡大のための投資強化 メディアプラットフォーム領域への積極投資 経済圏の 拡大 チャネルやプラットフォームを介してコンテンツサービスを継続的に配信 ユーザーの望む利便性が高く、 より魅力的なサービスを継続的に提供 株主還元に対する考え方について 2016年3月期における123億86百万円の配当支払に加え、 当期に入り、すでに99億99百万円の自己株式の取得・消却を 実行し、過去2回の調達でご支援いただいた株主の皆さまに、 その成果も踏まえて利益を還元させていただきました。 1,149 2015年3月期 2016年3月期 ■ エンターテインメント事業 ■ メディアプラットフォーム事業 一方で、2017年3月期(以下、 「当期」)予想の営業利益800億 円も、中期的に維持すべき水準として重視しております。当期 現在、連結配当性向の目安を20%に設定しておりますが、今後 とも、自己株式の取得・消却などの中長期的施策を組み合わせ、 総合的な株主還元策を実行してまいります。 中長期での企業価値向上にコミットすることを経営の基本 は、アニメなどの新たな領域への投資を積極化することから、 方針とするミクシィグループでは、継続的な対話に基づく資本 営業利益率として36.7%を想定しております。モバイルゲーム 政策を推進し、中長期的に当社グループの企業価値を見守って 専業他社の平均的な営業利益率と比べると低いと捉えられる いただける株主の皆さまと価値向上の成果を分かち合いたい かもしれませんが、当社グループでは、 この水準を維持し、営業 と考えております。 利益額を着実に積み上げたいと考えております。 その考え方の根底には、“経済圏の拡大”というミクシィグループ ならではの価値観があります。 これは、当社グループが、幅広い 長期・安定的なビジネスモデルの構築を積極的に推進し、 経済圏の更なる拡大を目指す当社グループを変わらずご支援 くださいますよう、お願い申し上げます。 ミクシィグル ープの財 務 戦 略 ▲ ▲ 10 150,000 100,000 10,000 1,815 2014年3月期 40,000 取締役経営推進本部長 80,000 40,000 財務戦略① 2014年3月の 公募増資により、 (百万円) 65億37百万円調達 50,000 当社グループの現状(17/3月期∼ 18/3月期) ● ● 53,174 的に推進しております。 2nd Step ビジネス領域の拡大 再投資 ● 2,164 0 ユーザーの 拡大 安定的な収益の実現 EBITDA推移 (百万円) 120,000 2,116 2014年3月期以降の財務戦略・事業投資の推移 強力なコンテンツ、 サービスの創出 3rd Step 他社とは一線を画するポジショニングにあり、潤沢な手元 の両面から、長期・安定的なビジネスモデルを 1st Step ● 99,722 他社が企業向け(2B)にブラウザ中心の事業を展開するなかで、 安定的な収益実現に向けてのステップ 事業に基づき評価されておりますが、今後、より長期・安定的な 「チケットキャンプ」を開発・運営する株式会社フンザを買収し、 好調な今だからこそ、新たな事業創出に果敢に 構築し、経済圏拡大に向けての事業投資を積極 的に収益を獲得することが可能になり、その収益を基に新たな この事業投資を通じ、インターネットサービス事業にとって 「モンスト」の飛躍につながりました。 長期・安定的な ビジネスモデルの 構築に向けて 「新しい文化を創る」 という当社グループのミッションの実現 11 特集: 新たな文化創出に向けた ミクシィグループの挑戦 Entertainment んなと協力して強大な敵に立ち向かっていると、心臓が高鳴り、つ エンターテインメント事業 「モンスターストライク」 (モンスト)も、ユーザーの皆さまがそ い声を上げてしまう――バトルに特化しているのも、“コミュニケーショ の面白さや楽しさを直接会う人たちに口コミで伝えてくださること ン”を通じて、みんなでワイワイ楽しめる世界観を作りたいからです。 で、徐々に拡がっていきました。並行して、YouTubeやTwitterなど SNS「mixi」の場合は、サービスを介して親しい仲間たちとの間に でノイズを立てることにより、周りの人々に紹介しやすい環境を作り、 場所や時間を選ばない非同期型コミュニケーションを実現しています 拡散の強化を図っています。情報の信頼性が高い身近な人からの が、XFLAG スタジオが追求するのは、顔を合わせる頻度の多い人た 紹介に基づく拡散の結果、 「モンスト」は熱量の高いユーザーの方々 ちが、スマホを持ち寄ってワイワイ遊べる同期型コミュニケーション に使っていただいています。 の世界です。 この世界観を表現するため、TVCMなどにおいても、集まって 遊んでいる様子を描写したクリエイティブを多く用い、ゲーム画面は XFLAG スタジオでは、 WTP (Willing to Pay) 、 すなわち喜んで買って ほとんど出しません。アニメの場合も、友情をテーマに協力して敵を いただく、指名買いをしていただくことを利益の源泉と定義していま 株式会社ミクシィ 倒すというシナリオによるバトルエンターテインメントの世界観を す。そして、WTP実現のための差別化として、 「BBQ(バーベキュー)」 取締役 表現しています。 というコンセプトを使っています。 「BBQ」とは、みんなで集まって (XFLAG スタジオ総監督) XFLAG スタジオは、「ユーザーサプライズファースト(ユーザーの 木村 弘毅 驚きを最優先する)」を行動指針に掲げています。エンターテイン メントの世界では、常に驚きがなければ即座に飽きられてしまいます。 “アドレナリン全開”の バトルエンターテインメントサービス 私たちは、ユーザーの言葉や行動データから読み取った状況をもと 「人と人とのつながりを創るコミュニケーション」を介して、友だち XFLAG スタジオ。 「ユーザーサプライズファースト」を追求し続 けることで、“集まって遊ぶ”経済圏の拡大を目指しています。 ミクシィのエンターテインメント事業を担うXFLAG スタジオでは、 常に“コミュニケーション”を考えたサービス開発を進めています。み 「モンスト」利用者数の推移 を意味します。 このコンセプトを貫くため、対面プレイや映像コンテンツ、バイ ラルマーケティング、マーチャンダイジング、イベントなど、様々な 領域においてコンテンツを設計・モノづくりし、それらを包括的に 創出していきたいと考えています。 コントロールする独自のコングロマリット体制を構築しています。 インターネットを活用したバイラル(口コミ)マーケティング したメディアミックス戦略を展開しています。“集まって遊ぶ”ことの 以上の体制のもと、まずは「モンスト」において、スマホに最適化 私たちのサービス展開の特徴は、ITやインターネットを活用した 可視化をはじめ、ユーザーの皆さまの熱量をさらに高めるための バイラルマーケティングにあります。 こういったマーケティング設計 新たな取り組みを強化し、 「モンスト」経済圏の一層の拡大を目指 をサービスの開発・設計工程から組み込んでいます。 しています。 XFLAGブランドの経済圏拡大のための事業基盤 「モンスト」 のメディアミックス戦略 −「モンスト」経済圏の拡大− 事業体としてのゴール: 事業戦略を支える 差別化戦略 2016年4月に 世界累計利用者数3,500万人突破 テンションが上がる状況、“アドレナリン全開”の状況を創出すること に、今までにない驚きを開発・発信し続けることで、新たな世界観を や家族とワイワイ楽しめるバトルエンターテインメントを創出する (万人) 4,000 コングロマリット体制に基づく 「モンスト」のメディアミックス戦略 長期的な利益成長 サービスポジショニング コンセプト:BBQ* 3,500 ゲームアプリ * BBQ:食べることが目的 ではなく、みんなで集まって 盛り上がる―そのような テンションの上がった状態 を創出すること 3,000 2,500 2,000 差別化を実現する 事業基盤 1,500 コングロマリット体制による 包括的コントロール 対面プレイ アニメ・映画などの 映像コンテンツ ● バイラルマーケティング ● マーチャンダイジング ● YouTube動画 ● e-Sports YouTube動画 & SNS リアルイベント 事業戦略: 指名買いによるWTP*の増大 * Willing to Pay: 喜んでお金を 支払っていただけること e-Sports ● 1,000 ● 500 0 2013年 2014年 10月 1月 4月 7月 10月 2015年 1月 4月 7月 10月 2016年 1月 4月 アニメ 映像コンテンツ ニンテンドー3DS マーチャンダイジング 7月 ■ 国内 ■ 海外(香港・台湾・マカオ、北米) ※利用者数には、同一端末で重複ダウンロードされた数は含んでおりません ANNUAL REPORT 2016 特 集:新 たな文化 創 出に向 けたミクシィグル ープの 挑 戦 ▲ ▲ 12 13 特集: 新たな文化創出に向けた ミクシィグループの挑戦 Media Platform 1 メディアプラットフォーム 事業 1 株式会社フンザ チケット二次流通市場において、他社のサービスはC2B2Cモデル が主流のため、個人に関する情報が表に出ませんが、C2Cモデルの 「チケットキャンプ」は、売り手・買い手ともに必要な情報をオープン にすることをルールとしました。インターネットには評価経済性が 存在すると考えていたので、フォロワーの多さや実績などをもとに ユーザーを評価し、それを経済価値化したかったのです。 このような新たなルールによる市場が支持されてきた結果だと 思いますが、現状は流通総額が有機的に拡大しています。C2Cサー 代表取締役 ビスの面白さは、ユーザーの方々がサービスの新たな使い方を自ら 笹森 良 創り出してくださることですが、 このことも業容の拡大につながって いると思います。 日本最大級のチケットフリマサービス 「チケットキャンプ」 ユ ー ザ ー 数 が 拡 大しているこの 局 面で の 課 題 は 、 「チケット キャンプ」やチケットの二次流通市場に対して先入観をお持ちの 「世の中の文化となるウェブサービスを創る」をビジョンに、C2C 方々に当社がどう対話していくか、だと思っています。このことは、 Media Platform 2 メディアプラットフォーム 事業 2 株式会社Diverse 代表取締役社長 津元 啓史 マッチメイキングカンパニーとしての ブランドポートフォリオ構築を目指す 人と人とのつながりを建設的に紡ぎたい ― 株式会社Diverseは、 「チケットキャンプ」のブランド強 化 につ な がる大きな 挑 戦でも 人々のライフスタイルの変化に合わせた新たなマッチメイキング ルールに基づくC2C市場の構築を進める株式会社フンザ。目指す ありますが、その実現に向けては、世界観を同じくし、チケット売買と (縁結び)インフラを構築し、オンライン・オフラインを通じて日本、 のは、今日よりも明日の方がより高い価値を実現できるストック型 相性がいいSNSのノウハウを持ち、“コミュニケーション”の在り方を そしてアジアで最も多くの「縁」 を創り出す企業を目指しています。 ビジネスの創出です。 追求し続けてきたミクシィグループの一員であることが大きな原動 Diverseは、日本最大級のデーティングサービス「YYC」や婚活サー チケット売買サービス「チケットキャンプ」を立ち上げ、独自の 2013年にフンザを設立した折、生活に密着していて飽きられるこ ビス「youbride」などを10年以上にわたり運営してきました。デー 力になると考えています。 ティングや婚活サービスのユーザーはサービスを複数併用する特 とのないサービス、利用者が増えることでネットワークが広がりサー ビス全体の価値が向上するサービスを手掛けたいと考えました。それ 徴があるため、各サービスの規模が限定的になる傾向があります。 こそが 圧 倒 的 な マインドシェア、文 化 につ な がると思 い、当 社 の グローバル市場を見ても、年齢層や宗教などのセグメント別にどれ ビジョンにも謳いました。 だけブランドを展開できるかが、重要な成長要因となっています。 「チケットキャンプ」は、その発想から生まれたC2Cチケット売買 サービスです。C2C専用サービスのため、ユーザーは誰かに頼るの ではなく、自分の努力でチケットを売らなければなりません。ですか 累計登録会員数 推移 (万人) 250 Media Platform 3 ら、ユーザーにとって“コミュニケーション”は非常に重要な要素で す。当社のシステム側でも、ユーザーのコミュニケーション力を補完す るコミュニケーション設計を丁寧に実施しています。 200 日本最大級のチケットフリマアプリ 150 「チケットキャンプ」 の事業モデル 出品者 流通総額及び利用者数ともに順調に拡大 ● 登録会員数が200万人を突破※、 前年比約3倍に ● 株式会社フンザ チケット 出品 メディアプラットフォーム 事業 3 2013年6月提供開始 購入者 100 株式会社ミクシィ 取締役会長 笠原 健治 チケット 検索 ユーザーに愛され、生活に密着した コミュニケーションサービスの創出 50 代金受取 落札手数料 チケット 購入/支払 出品手数料 フンザ社売上 チケット受け渡し 0 2013年 6月 9月 12月 ※ 2016年6月末時点 2014年 3月 6月 9月 12月 2015年 3月 6月 9月 12月 2016年 3月 6月 当社では、カジュアルとシリアス、オンラインとオフラインの4つの ドメインにおけるポートフォリオの充実や、将来的に中核ユーザー となる20代前半を中心とした年齢層を見据えたサービス開発を強 化しています。 2016年1月にリリースした「Poiboy」は、コミュニケーションが 女性のアクションから始まる女性主導のアプリで、デジタルネイティ ブ世代の女性をターゲットにしたコミュニケーションサービスで す。2016年7月に累計利用者数が20万人を突破した現在、有料オ プションの提供やマーケティング強化を進めています。 一方で、オンラインとオフラインが融合した、シリアスな出会いの 機会を増やす取り組みにも注力しています。今後は、オンライン婚活 サービスである「youbride」の公式パーティー「YUCO.」の強化、そし て結婚相談所サービスなどを追加していきたいと考えています。並 行して、アジアを中心とした海外市場への参入も計画しています。 マッチメイキング市場開拓のための事業戦略 マッチング ソーシャルデーティング オンライン シリアス カジュアル 街コン・合コン ネット婚活(結婚支援) オンライン・シリアスから オフライン・シリアスへの導線強化 オフライン 婚活パーティ・結婚相談所 コミュニケーションサービスは、友だちや家族など親しい人たちと つながるサービスと、興味や関心を軸に知らない人たちとつながる サービスの2種類に分類されると思います。両者ともある一定のパイ を超えるとサービスが加速度的に成長しますが、前者の要素がある と、更に唯一無二の存在になりやすいという特徴があります。 前者に属する子どもの写真・動画共有アプリの「家族アルバム みてね」は、子どもの成長を家族とだけ共有できる国内で最大のサー ビスです。子どもの成長に関連する写真・動画から生まれる家族間の コミュニケーションの頻度やボリュームは非常に多く、潜在市場は大 きいと考えています。2016年7月現在、利用者数、月間アップロード枚 数はそれぞれ50万人、1,500万枚を突破し、熱量の高いユーザー数が 拡大しています。ユーザーの声を取り入れてさらに利便性を高め、 より 多くの皆さまに使っていただけるサービスに育てたいと思っています。 SNS「mixi」を通じて気づいたことは、仲の良い人たちとのコミュ お得に可愛くなれるビューティーアプリ 「minimo」は、興味や関心 ニケーションがいかに楽しく、それにより得られる熱量がいかに を軸につながるサービスの一つです。SNS「mixi」において、カットモ 大きいかということです。株式会社ミクシィはこの点を突き詰め、 デルと美容師のコミュニティが非常に活発だったことから、2014年1月 新たな価値観や文化の創出に挑戦し続けています。 より便利な専門アプリの提供を開始しました。手ごろな価格設定や 使い勝手の良い機能などの強みを継続的に磨いてきたことで、2016 年7月現在、累計利用者数が100万人を突破しました。 ANNUAL REPORT 2016 特 集:新 たな文化 創 出に向 けたミクシィグル ープの 挑 戦 ▲ ▲ 14 15 事業の状況 業績 当社の事業領域は、エンターテインメント事業とメディアプラットフォーム事業に分かれています。 エンターテインメント事業におきましては、2013年10月にサー メディアプラットフォーム事業 主なサービス 「チケットキャンプ」のビジネスモデル SNS「 mixi」の広告収入および、ユーザー課金による収入が大 「minimo」のビジネスモデル ビスを開始したスマートフォン向けゲームアプリ 「モンスタースト 部分を占めておりました。 しかし、2013年10月以降、エンターテ ライク」が大きく成長しており、2016年4月には世界累計利用者数 インメント事業の売上が大きく増加し、2016年3月期通期のセ が3,500万人に達しました。 また、 メディアプラットフォーム事業に グメント売上高は1,953億55百万円(前年同期比91.1%増)、セ おきましては、C2Cチケット売買サービス「チケットキャンプ」や子 グメント利益は997億22百万円(前年同期比87.5%増) となりま どもの写真・動画共有アプリ 「家族アルバム みてね」など、生活の した。メディアプラットフォーム事業におきましては、2016年3月 を運営する株式会社フンザの全株式を取得 をお得に利用できるビューティーアプリで 様々なシーンで利用されるサービスを提供しています。 期通期セグメント売上高が134億43百万円(前年同期比26.0% しました。 す。美容師、ネイリストなど、サロンアーティ 「モンスターストライク」を提供開始した2013年10月以前 は、当社の収益はメディアプラットフォーム事業に分類される エンターテインメント事業 増)、セグメント利益21億64百万円(前年同期比2.3%増) となり 2015年3月期 2016年3月期 ■ セグメント売上高 ■ セグメント利益 8,781 99,722 3,374 1,149 2014年3月期 53,174 102,251 50,000 ツイベントなどのチケットをユーザー同士 から予約管理はもちろん、来店前のお客様 で売買する、C2Cのマーケットプレイスです。ユーザーは、価格を とコミュニケーションが取れるため、施術当日までにきめ細か 決めて売りたいチケットをマーケットプレイス上に出品します。 な準備をすることが可能となり、お客様の満足度を高めること 出品するユーザーが価格を決定することから、オークションのよ もできます。 「minimo」の収益は、お客様が来店した際に来店 うに価格決定まで時間をかけずにチケットを売買することができ 成果料をいただく、完全成果型の手数料によるものです。 「Poiboy」のビジネスモデル することができます。 2,116 2,164 「チケットキャンプ」の収益は、販売価格に対し、チケット出 品者、購入者あわせて13%と設定されている手数料によるもの 0 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 ■ セグメント売上高 ■ セグメント利益 です。 「チケットキャンプ」は、2015年の夏以降、TVCMなど大規模な 「Poiboy」は、女性主導のコミュニケーショ マーケティング活動を開始し、2016年6月末には登録会員数が ンアプリです。 これまでのマッチングサービ 200万人を突破。その後も継続的に成長しています。 スとは異なり、女性が気に入った男性を選 ぶ(ポイする)ことで、初めてコミュニケーショ エンターテインメント事業 主なサービス エンターテインメント事業の中心である 「モンスターストライク」 また、本アプリを利用することで、集客 務局が預かるエスクローシステムを採用しており、安心して取引 ビジネスモデル 「モンスターストライク」のビジネスモデル スト個人が主体となって集客ができます。 す。 また、チケットが購入者の手元に届くまで、代金を一時的に事 4,000 1,815 「minimo」は、美容院やネイルサロン るため、出品者、購入者の双方にとって利便性が高いサービスで 10,666 195,355 8,000 100,000 13,443 12,000 150,000 0 けなくなってしまったコンサートやスポー (百万円) 16,000 200,000 「チケットキャンプ」は、都合がつかず行 ました。 メディアプラットフォーム事業 (百万円) 250,000 当社は2015年3月、 「チケットキャンプ」 ンが開始されるサービスです。 当社は売上の30%をプラットフォームであるApple社、Google社に 「家族アルバム みてね」のビジネスモデル 決済手数料として支払っています。 男性の写真を左右にフリックするだけで、“お気に入り”に 追加することができ、自分の好みのグループを作成し他の女性 は、 友だちとスマートフォンを持って集まり、協力して同 「モンスターストライク」の提供開始以前は、スマー じ敵を倒すマルチプレイ方式というユニークな特徴を トフォンを持ち寄って遊ぶというスタイルのゲームは 気に入り”している女性とだけコミュニケーションを取ることが 持つゲームアプリです。ユーザーは、無料でゲームを開 なかったことから、 「モンスターストライク」は、まったく 社内発の新規事業としてスタートした できます。 「Poiboy」の収益は、男性ユーザーが追加機能を利 始することができ、 ゲームの中で必要に応じて都度課金 新しい 楽しみ 方 のゲームとして多くの 皆さまに評 価 「家族アルバム みてね」は、家族間のコミュ 用するために購入するアプリ内課金や、利用機能をアップグレー する方式です。ユーザーは、 ゲームの中でオーブと呼ば され、利用者数は2016年4月時点で世界累計3,500万人 ニケーションアプリです。無料、無制限で れるアプリ内通貨を購入し、 そのオーブを使って新しい を突破しました。 写真や動画をアップロードすることができ、 キャラクターを購入したり、 プレイを延長したりします。 オーブの購入は App Store、Google Play上で行われ、 ユーザーと共有することができます。男性ユーザーは自分を“お ドするための月額利用料です。 家族間で共有できます。使いやすいインター フェイスやスムーズな操作性が評価され、ユーザー数は着実に 増加しています。今後は、アップロードした写真をフォトブックに するサービス(有料)の追加などを予定しています。 ANNUAL REPORT 2016 事業の状況 ▲ ▲ 16 17 コーポレート・ガバナンス (2016年10月20日) 持続的成長を支えるコーポレート・ガバナンス体制 内部監査及び監査役監査 当社では内部監査室を設置し、専任担当者を2名配置してい 当社グループは、内部統制システム構築の基本方針に基づ コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 ます。同室では、当社及び当社グループにおいて内部監査を実 き、適正なコーポレート・ガバナンスを維持し、有効かつ効率的な 施し、その結果の報告、内部監査指摘事項の改善状況の調査・ 企業活動、財務報告の信頼性確保ならびに法令遵守のための体 報告を当社の代表取締役社長に行っています。 制を整えることが不可欠と考え、内部統制システムの整備、機能 当社は、 コーポレート・ガバナンスを企業価値の最大化を目指すための経営統治機能と位置付けています。 このため、当社は 事業の拡大に対応して、適宜、組織の見直しを行い、各事業の損益管理、職務権限と責任の明確化を図っています。 また、会社の 意思決定機関である取締役会の機能充実、監査役及び監査役会による取締役の職務執行に対する監視機能の充実、職務遂行 上の不正を防止する内部統制機能の充実を図ることにも注力しています。 株主総会 選任•解任 取締役会 選任•解任 選任•解任 報告 報告 選任• 権限委譲/ 解任• 監督 監査役は、定期的な監査役会の開催のほか、取締役会への 出席、その他社内の重要な会議への出席、会社財産の調査及び 報告 となっており、不正行為又は法令もしくは定款に違反する事実 監査室による評価・監視体制の強化により、取締役及び使用人 の発生防止にも取り組んでおります。また、内部監査室と定期的 の適正な職務執行に努めるとともに、 「倫理規程」においてコンプ に意見・情報交換を行い、内部統制が有効に機能するよう図って ライアンスの重要性を掲げるとともに、その内容を情報システム います。 を通じて全役職員に周知、徹底しています。 また、違法行為に対する牽制機能として内部通報制度を制定 し、不祥事の未然防止を図るとともに、反社会的勢力排除に向け た体制整備を行っています。 監査役会 報告 的な内部統制の体制を構築すべく継続的な改善を図ります。 当社グループでは、業務プロセスや社内規程の整備、内部 選任•解任 連携 の強化に努めています。今後も業務の適正性を確保し、 より効果 業務の調査等を通じて取締役の職務を充分に監査できる体制 会計監査人 監査 代表取締役社長 内部統制システムの整備状況 監査 取締役及び監査役 内部監査 経営会議 報告/ 指示 監査/統制 各事業部門 取締役及び取締役会 取締役会は社外取締役1名を含む取締役5名で構成され、原 則として毎月1回定期的に取締役会を開催しています。 また、取締 いて行われ、監査役会において報告・協議し、取締役に対し適宜 意見を述べ、内部監査及び会計監査人との連携により全般的な 監査を実施しています。 役の経営責任をより明確にし、経営環境の変化に迅速に対応で きる経営体制を構築するため、取締役の任期を1年としています。 全て社外監査役で構成されています。社外取締役には、独立した 当社では、取締役会の意思決定を速やかに行い、重要事項に 立場からの助言および監督機能を、社外監査役には、取締役の ついて十分な審議を行うために経営会議を設置しています。経営 影響を受けず職務執行を客観的に監査することを期待して選任 会議は、原則として毎月1回定期的に開催しています。 し、経営監視機能の実効性を確保しています。 当社の独立役員は、デジタルメディアを中心とした研究に長年 監査役会 当社は、監査役設置会社です。監査役会は3名の社外監査役 (うち1名は常勤監査役)で構成されており、原則として毎月1回 取締役 取締役 取締役会長 森田 仁基 荻野 泰弘 木村 弘毅 笠原 健治 取締役(社外) 監査役(社外) 青柳 立野 加藤 孝子 佐藤 孝幸 若松 弘之 社外取締役及び社外監査役 当社の取締役5名のうち1名は社外取締役で、監査役3名は 経営会議 代表取締役社長 携わり、かかる分野における事業会社の役員も歴任している者 や、弁護士資格を有する者が就任し、各々の知識と経験に基づ き、その専門的見地から適宜助言又は提言を行っています。 定期的に開催しています。また、監査役監査は年度計画に基づ ANNUAL REPORT 2016 コーポレ ート・ガバナンス ▲ ▲ 18 19 財務レビュー 財務政策、資本の財源及び資金の流動性についての分析 当連結会計年度の経営成績の分析 当期末までの財政状態の主な変動としましては、資産につい ■資産 ては流動資産が1,431億90百万円(前期末比598億20百万円増 総資産 加) となり、主な要因は、現金及び預金の増加があげられます。 固定資産は218億48百万円(前期末比10億39百万円増加) とな り、主な要因は、繰延税金資産の増加があげられます。 ■負債 (百万円) 2016年3月期 2015年3月期 増減 165,039 104,178 60,860 負債については、流動負債が434億65百万円(前期末比71億 当連結会計年度末の総資産残高は、1,650億39百万円とな 42百万円減少) となり、主な要因としては、短期借入金の減少が り、前連結会計年度末との比較で、608億60百万円増加いたしま あげられます。固定負債は83百万円(前期末比83百万円増加) と した。増減の主な内容は以下のとおりです。 純資産は1,214億90百万円(前期末比679億19百万円増加) となり、主な要因は、利益剰余金並びに海外募集による新株式 発行に伴う資本金及び資本剰余金の増加があげられます。 経営の安定性を示す自己資本比率は、当連結会計年度にお いて73.6%(前期比22.2ポイント増) と高水準であり、財務の安全 性が保持されています。 2015年3月期 増減 43,548 50,608 △7,059 り、70億59百万円減少いたしました。増減の主な内容は以下の とおりです。 (百万円) 2015年3月期 増減 126,316 65,413 60,903 (百万円) 2016年3月期 2015年3月期 増減 43,465 50,608 △7,142 当連結会計年度末の流動負債は、主に短期借入金の返済に 百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 2016年3月期 2015年3月期 増減 925 624 301 営業活動により獲得した資金は690億60百万円(前期は499 億21百万円の獲得) となりました。 これは主に、法人税等の支払 による減少337億71百万円があったものの、税金等調整前当期 無形固定資産 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動により使用した資金は15億24百万円(前期は127億 95百万円の使用) となりました。 これは主に、有形固定資産及び 投資有価証券の取得による支出13億45百万円によるものです。 (百万円) 2016年3月期 2015年3月期 増減 10,552 14,236 △3,683 当連結会計年度末の無形固定資産残高は、主にのれん償却 により、36億83百万円減少し、105億52百万円となりました。 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動により使用した資金は66億46百万円(前期は113億 発行による収入50億90百万円及び自己株式の処分による収入 122億31百万円並びに新株予約権の権利行使に伴う自己株式 (百万円) 2016年3月期 2015年3月期 増減 10,369 5,947 4,422 の処分による収入16百万円があったものの、短期借入金の返済 当連結会計年度末の投資その他資産残高は、主に繰延税金 による支出133億48百万円及び配当金の支払い106億37百万 資産の増加により、44億22百万円増加し、103億69百万円となり 円があったことによるものです。 ました。 2017年3月期の見通し エンターテインメント事業では、各ゲームタイトルの機能追 (百万円) 2016年3月期 2015年3月期 増減 83 – 83 当連結会計年度末の固定負債は、主に繰延税金負債の増加 により、83百万円増加し、83百万円となりました。 メディアプラットフォーム事業では、各種サービスにおいて 積極的なプロモーション活動を実施することにより利用者拡大 を図るとともに売上高の拡大を目指します。 これらの取り組みにより連結売上高は2,180億円を見込んで います。連結営業利益につきましては、新規ゲームの開発、 メディ アミックス戦略、各サービスにおけるプロモーション活動を行う ■資本の部/純資産の部 (百万円) 2016年3月期 2015年3月期 増減 9,698 7,034 2,664 資本剰余金 20,427 7,007 13,420 利益剰余金 91,112 40,744 50,368 △17 △1,515 △1,497 株主資本合計 121,221 53,271 67,950 純資産合計 121,490 53,570 67,919 自己株式 ことを勘案し、800億円を見込んでいます。 当連結会計年度末の純資産合計残高は、主に当期純利益の より、679億19百万円増加し、1,214億90百万円となりました。 ■設備投資 (百万円) 2016年3月期 2015年3月期 増減 資本的支出 623 239 383 減価償却費 561 191 369 財 務レビュー ▲ ▲ ANNUAL REPORT 2016 績を勘案しながら、株主の皆様への利益還元策を検討します。 計上、海外募集による新株式の発行及び自己株式の処分等に 投資その他の資産 90百万円の獲得) となりました。 これは、海外募集に伴う新株式 20 います。今後も内部留保の充実を図りつつ、各事業年度の経営成 進めることにより利用者の拡大を図るとともに売上高の拡大を 資本金 純利益が933億39百万円となったことによるものです。 上記方針に基づき、当期の年間配当金は1株当たり147円(中 目指します。 当連結会計年度の有形固定資産残高は3億1百万円増加し、9 億25百万円となりました。 方針としています。 固定負債 等により609億3百万円増加し、1,263億16百万円となりました。 有形固定資産 中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本 加・改善等を進めるだけでなく、メディアミックス戦略等を推し 当期末における現金及び現金同等物(以下「資金」)の残高 は、前連結会計年度末と比べて609億3百万円増加し、1,263億16 として認識し、連結配当性向20%を目途に配当を行うことと、 より、71億42百万円減少し、434億65百万円となりました。 当連結会計年度の現金及び預金は、法人税等の支払、短期 借入金の返済、配当金の支払等で減少したものの、主に税引前 当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つ 間配当70円、期末配当77円)の配当を実施しました。2017年3月期 流動負債 2016年3月期 配当政策 の配当については、年間配当金として1株当たり129円を予定して 当期純利益、海外募集による新株式の発行及び自己株式の処分 キャッシュ・フローの状況 2016年3月期 当連結会計年度末の総負債残高は、435億48百万円とな なり、主な要因は、繰延税金負債の増加があげられます。 現金及び預金 (百万円) 21 リスク情報 当社グループは、その事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす以下のリスクが発生する可能性を認識した上で、発生の回避 及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討 ③情報管理体制について 当社グループが保有する個人情報等につき、漏えい、改ざん、 6. 知的財産権に係るリスク 当社グループが認識していない知的財産権が既に成立して した上で行われる必要があると考えております。なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、特段の記載がない限り、2016年6月 不正使用等が生じる可能性があります。また、適宜加入してい いる可能性又は新たに知的財産権が成立する可能性に伴い、当 29日付で当社が判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 る保険が全損失を完全に補填できるとは限らず、当該事態が 社グループが第三者の知的財産権を侵害することによる損害賠 起こった場合、適切な対応を行うための相当なコストの負担、 償請求や差止請求、又は当社グループに対する知的財産権の使 損害賠償請求、当社グループに対する信用の低下等が生じる 用料の請求等を受ける可能性があります。 1. 事業環境に係るリスク ①モバイル市場 ②ユーザー獲得の依存 可能性があります。 7. 投融資に係るリスク エンターテインメント事業のサービスは、Apple Inc.及びGoogle スマートデバイスを通じて提供する各種サービスはモバイル Inc.等のプラットフォーム運営事業者を介して提供されておりま 関連市場の影響を強く受けるため、新たな法的規制の導入や技術 すが、当該プラットフォーム運営事業者との契約継続が困難に 経験を積んだ優秀な人材の確保に努めておりますが、組織 づく投資につき、各投資先企業と当社グループとの事業上のシナ 革新、通信事業者の動向の変化等により、主要事業に急激かつ なる、又はその運営方針や手数料等に変更が生じる可能性があ 全体としての経験不足により予定通りにサービス運営ができな ジー効果や投資先企業による収益貢献等が期待通りに得られ 大幅な変動が生じる可能性があります。 ります。 い、又は事業環境等の変化に適切に対応できない可能性があり ない、又は投資が回収不能となる可能性、ならびに投資先企業の ます。また、業歴が浅いため、過年度の財政状態及び経営成績 業績によっては減損処理等の実施の可能性があります。 ②競合 ③グローバル展開 ④事業の従事年数が短いこと 事業ポートフォリオ拡大のための積極的投融資の方針に基 のみでは、今後の業績や成長性を判断する材料として充分では 8. 業務提携・M&Aに係るリスク 当社グループの提供サービスのユーザーが競合するサービス 各国の法令、政治・社会情勢、文化、宗教、ユーザーの嗜好や 利用に費やす時間を増やした場合、その提供サービスに対する 商慣習の違い、為替変動等の潜在的リスクに対処できない場 需要が減少する等の可能性があります。 合、想定通りの成果を上げられない可能性があります。スマート 4. システムに係るリスク サービスと親和性の高い企業との業務・資本提携やM&Aにつ フォンネイティブゲームの海外展開につき、当社グループ又は ①事業拡大に伴う継続的な設備・システム投資 き、被買収企業との融合又は提携先との関係構築・強化が予定 ③技術革新 インターネット業界では、技術革新や顧客ニーズの変化が速 そのサービスが日本国内と同様に受け入れられない、場合によっ てはユーザーからの批判に晒される可能性があります。 く、新規サービスの導入も相次いで行われております。優秀な 技術者の確保、先端技術の研究やシステムへの採用等を通じて ④当社グループ及び当社グループの製品、サービス、 ない可能性があります。 事業規模拡大と収益源の多様化推進のために執行する当社 今後のユーザー数及びアクセス数の拡大に備え、継続的に 通り進捗しない場合、統合又は提携により当初想定した事業の システムインフラ等への設備投資を計画しておりますが、当社 シナジー効果等が得られない場合、何らかの理由により当該業 グループの計画を上回る急激なユーザー数及びアクセス数の 務提携が解消された場合等、投資資金・時間、その他の負担に 増加等があった場合、設備投資の時期、内容、規模について変更 見合った利益を回収できない可能性があります。 も、変化に対する適時適切な対応ができない場合、業界におけ 事業に対する信頼又は社会的信用 せざるを得なくなり、それらに係る費用負担が増加する可能性 る競争力が低下する可能性があります。 当社グループ及びその提供サービスにつき、ユーザーの根 があります。 拠の乏しい風説等により、その評判・信頼が傷つく可能性があ 2. 事業に係るリスク ります。また、当社グループはサービスの開発、提供について、 ①ユーザーの嗜好や興味・関心の変化への対応 様々な外部事業者に対し業務の委託を行っており、係る外部事 9. 新規事業に係るリスク 新規サービス・新規事業の創出・育成に向けた追加的支出が ②システム障害・自然災害 一時的な過負荷や電力供給の停止、ソフトウェアの不具合、 発生する場合、利益率が低下する可能性や、その過程で予測困 難なリスクが発生する可能性、又は当社グループの経験不足に 提供サービスの主なユーザーが若年層を含むモバイルの一 業者による個人情報の漏えいその他の違法行為、不適切な行為 外部連携システムにおける障害、コンピュータウイルスや外部 より円滑な事業運営ができない可能性があります。新規サービ 般ユーザーであることから、その獲得・維持、利用頻度、課金利 等が行われた場合には、当社グループ又はサービスに対するレ からの不正な手段によるコンピュータへの侵入、自然災害、事故 ス・新規事業の展開が計画通りに進まない場合や計画を中止す 用数はその嗜好変化による影響を強く受けます。主要サービス ピュテーションが低下する可能性があります。 等、当社グループの予測不可能な様々な要因により、 コンピュータ る場合、開始した新規事業が期待した収益性を実現できない可 システムがダウンする可能性があります。 能性があります。 につき、ユーザーニーズの的確な把握やニーズに対応するコン テンツ提供が適時適切に実行できない場合、ユーザーへの訴求 3. 事業推進体制に係るリスク 力が低下する可能性があります。 ①人材の確保及び育成 エンターテインメント事業の課金売上高がグループ収益の 大半を占め、かつ特定のタイトル(「モンスターストライク」)に大 優秀な人材の確保が計画通り進まなかった場合、当社グルー プの競争力の低下や事業の拡大が制約される可能性があります。 きく依存しているため、当該タイトルの競争力が低下した場合、 ユーザー数の減少、課金ユーザー比率の低下、課金利用の減少 等が生じる可能性があります。 5. 法的規制等に係るリスク 事業に関連する各種法令や、監督官庁の指針、ガイドライン 等による規制につき、当該法令の制定や改正、監督官庁による 許認可の取消又は処分、新たなガイドラインや自主的ルールの ②内部管理体制 事業の急速な拡大等により、十分な内部管理体制の構築が 策定又は改定等により、事業が新たな制約を受け、又は既存の 規制が強化される可能性があります。 追いつかない状況が生じた場合、適切な業務運営・管理体制の 構築が困難となる可能性があります。 ANNUAL REPORT 2016 リスク情 報 ▲ ▲ 22 23 連結財務諸表 株式会社ミクシィおよび連結子会社 連結貸借対照表 (単位:百万円) 前連結会計年度 (2015年3月31日) (単位:百万円) 前連結会計年度 (2015年3月31日) 当連結会計年度 (2016年3月31日) 資産の部 負債の部 流動資産 流動負債 現金及び預金 65,413 126,316 売掛金 15,738 12,973 1,911 2,191 325 1,719 △18 △10 83,370 143,190 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 流動資産合計 短期借入金 13,348 - 4,812 5,883 未払法人税等 23,218 26,194 未払消費税等 5,697 5,713 592 915 2,937 4,757 50,608 43,465 繰延税金負債 - 63 その他 - 19 未払金 賞与引当金 その他 固定資産 流動負債合計 有形固定資産 固定負債 建物 減価償却累計額 建物(純額) 401 531 △152 △178 248 353 1,634 1,895 △1,258 △1,322 工具、器具及び備品(純額) 375 572 純資産の部 有形固定資産合計 624 925 株主資本 工具、器具及び備品 減価償却累計額 無形固定資産 当連結会計年度 (2016年3月31日) 固定負債合計 - 83 50,608 43,548 資本金 7,034 9,698 負債合計 のれん 14,192 10,256 資本剰余金 7,007 20,427 その他 44 296 利益剰余金 40,744 91,112 14,236 10,552 自己株式 △1,515 △17 株主資本合計 53,271 121,221 投資有価証券 2,313 2,826 その他の包括利益累計額 繰延税金資産 2,889 6,567 為替換算調整勘定 285 260 その他 749 978 その他の包括利益累計額合計 285 260 貸倒引当金 △5 △2 新株予約権 8 2 5,947 10,369 非支配株主持分 4 5 20,808 21,848 純資産合計 53,570 121,490 104,178 165,039 104,178 165,039 無形固定資産合計 投資その他の資産 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 ANNUAL REPORT 2016 連結財務諸表 ▲ ▲ 24 負債純資産合計 25 連結財務諸表(続き) 株式会社ミクシィおよび連結子会社 連結損益計算書及び包括利益計算書 連結株主資本等変動計算書 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 受取利息 為替差益 その他 営業外収益合計 営業外費用 支払利息 投資事業組合運用損 為替差損 支払手数料 株式交付費 その他 営業外費用合計 経常利益 特別利益 段階取得に係る差益 新株予約権戻入益 特別利益合計 特別損失 固定資産除売却損 減損損失 投資有価証券評価損 のれん償却額 特別損失合計 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 当期純利益 非支配株主に帰属する当期純損失(△) 親会社株主に帰属する当期純利益 (連結包括利益計算書) 当期純利益 その他の包括利益 為替換算調整勘定 その他の包括利益合計 包括利益 (内訳) 親会社株主に係る包括利益 非支配株主に係る包括利益 ANNUAL REPORT 2016 112,918 11,009 101,909 49,222 52,686 208,799 24,750 184,049 89,015 95,033 9 49 21 80 28 - 15 44 前連結会計年度(自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) (単位:百万円) 株主資本 資本金 15 11 10 - 238 3 280 94,798 20 1 22 - 1 1 48 199 139 - 387 52,341 23,144 △3,769 19,375 32,965 △0 32,966 21 - 177 1,261 1,460 93,339 36,384 △4,067 32,317 61,022 △0 61,022 32,965 61,022 148 148 33,114 △24 △24 60,997 33,114 △0 60,997 0 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 当期首残高 当期変動額 新株の発行 剰余金の配当 親会社株主に帰属する当期純利益 自己株式の処分 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 7,034 7,013 9,853 △1,661 22,238 - - - - - - - - - △5 - △5 - △2,074 32,966 - - 30,891 - - - 146 - 146 - △2,074 32,966 141 - 31,032 当期末残高 7,034 7,007 40,744 △1,515 53,271 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計 その他の包括利益累計額 為替換算調整勘定 2 23 - 23 - 11 60 52,706 資本剰余金 その他の包括利益 累計額合計 当期首残高 当期変動額 新株の発行 剰余金の配当 親会社株主に帰属する当期純利益 自己株式の処分 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 137 137 46 5 22,427 - - - - 148 148 - - - - 148 148 - - - - △37 △37 - - - - △0 △0 - △2,074 32,966 141 109 31,142 当期末残高 285 285 8 4 53,570 当連結会計年度(自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) (単位:百万円) 株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 当期首残高 当期変動額 新株の発行 剰余金の配当 親会社株主に帰属する当期純利益 自己株式の処分 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 7,034 7,007 40,744 △1,515 53,271 2,664 - - - - 2,664 2,664 - - 10,755 - 13,420 - △10,654 61,022 - - 50,368 - - - 1,497 - 1,497 5,329 △10,654 61,022 12,252 - 67,950 当期末残高 9,698 20,427 91,112 △17 121,221 その他の包括利益累計額 為替換算調整勘定 当期首残高 当期変動額 新株の発行 剰余金の配当 親会社株主に帰属する当期純利益 自己株式の処分 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 その他の包括利益 累計額合計 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計 285 285 8 4 53,570 - - - - △25 △25 - - - - △25 △25 - - - - △5 △5 - - - - 0 0 5,329 △10,654 61,022 12,252 △30 67,919 260 260 2 5 121,490 連結財務諸表 ▲ ▲ 26 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) 27 連結財務諸表(続き) 会社情報・株式情報 株式会社ミクシィおよび連結子会社 (2016年3月末現在) 連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) 会社名 株式会社ミクシィ (mixi, Inc.) ホームページ 代表者 代表取締役社長 森田 仁基 上場証券取引所 東京証券取引所マザーズ 設 立 1999年6月3日 証券コード 2121 資本金 9,698百万円 決算日 3月31日 定時株主総会 6月 住友不動産渋谷ファーストタワー 監査法人 有限責任監査法人トーマツ 558名(連結・正社員のみ) 株式の総数発行可能株式総数: 264,000,000株 所在地〒150-0011 渋谷区東1-2-20 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益 52,341 93,339 減価償却費 191 561 減損損失 199 - のれん償却額 289 3,579 貸倒引当金の増減額(△は減少) △30 △10 賞与引当金の増減額(△は減少) 310 323 受取利息 △9 △28 支払利息 為替差損益(△は益) 2 15 △34 △14 投資事業組合運用損益(△は益) 23 11 株式交付費 - 238 段階取得に係る差損益(△は益) △20 - 投資有価証券評価損益(△は益) 139 177 固定資産除売却損益(△は益) 48 20 売上債権の増減額(△は増加) △11,904 2,764 未払金の増減額(△は減少) 2,676 1,376 未払消費税等の増減額(△は減少) 5,686 15 465 451 50,374 102,822 8 24 その他 小計 利息の受取額 利息の支払額 △2 △15 △458 △33,771 49,921 69,060 定期預金の払戻による収入 1,000 - 有形固定資産の取得による支出 △205 △541 法人税等の支払額 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 無形固定資産の取得による支出 △17 △58 投資有価証券の取得による支出 △989 △803 投資有価証券の分配による収入 31 81 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 その他 投資活動によるキャッシュ・フロー △12,578 - △36 △203 △12,795 △1,524 13,348 △13,348 従業員数 グループ会社株式会社ミクシィ・リクルートメント、 http://mixi.co.jp 発行済株式総数: 84,295,500株 株式会社ノハナ、株式会社Diverse、 株主数 32,083名 ミューズコー株式会社、株式会社フンザ、 株主名簿管理人 三井住友信託銀行株式会社 mixi America, Inc.、 アイ・マーキュリーキャピタル株式会社 大株主 株主名 笠原 健治 所有者別株式分布状況(1単元の株式数100株) 持株数(株) 持株比率(%) 金融機関 金融商品取引業者 3.03% 25,563単元 3.71% 31,270単元 36,418,000 43.20 CHASE MANHATTAN BANK GTS CLIENTS ACCOUNT ESCROW 1,621,464 1.92 その他の法人 BNY FOR GCM CLIENT ACCOUNTS(E)BD 1,605,357 1.90 0.34% 2,849単元 五味 大輔 1,350,000 1.60 BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC) 1,261,603 1.49 注:当社は30,500株(0.03%)の自己株式を保有しています。 個人その他 外国法人等 63.94% 538,874単元 28.98% 244,226単元 注1:自己株式30,500株(305単元)は、 「個人その他」に含めて記載しています。 単元未満の株式数は17,300株です。 注2:当社は平成28年5月13日から7月19日までの期間(約定日ベース)において自 己株式の取得を実施し、2,526,300株の自己株式を取得いたしました。 また、平成28年8月31日に自己株式数2,416,050株を消却し、平成28年8月31日 時点の発行済株式総数は81,879,450株となりました。 財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の純増減額(△は減少) 株式の発行による収入 自己株式の処分による収入 配当金の支払額 - 5,090 103 12,248 △2,062 △10,637 財務活動によるキャッシュ・フロー 11,390 △6,646 現金及び現金同等物に係る換算差額 78 13 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 48,594 60,903 現金及び現金同等物の期首残高 16,818 65,413 現金及び現金同等物の期末残高 65,413 126,316 ANNUAL REPORT 2016 連 結 財 務 諸 表 | 会 社 情 報・株 式 情 報 ▲ ▲ 28 29
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