茶道・華道の体験授業を行いました。 中学3年生では、昨年度に引き続き、5 月から家庭科の時間に、茶道・華道の体験授業を行 ってきました。ほとんどの生徒が初体験だった中学 2 年生の時とは違い、同じ体験を通し ても一人ひとりが感じ、学びとる内容が深まったようです。今回学んだ日本の文化を、特 別なものとせず日々の生活にも生かしていってほしいと思います。 以下は生徒による感想です。 <華道> 最初授業をしたとき、花は好きだけど生けるのはあまりやったことがなくて、自分にはそ ういうセンスがなかったので不安でした。どうやって生けたら花がよりきれいに、新鮮に、 元気に見えるのかを考えないと華道は成り立たないし、生けられている花もかわいそうに なってしまいます。授業を重ねていくうちに、生けるのが以前よりも楽しくなって、花に 親しみを持てるようになりました。毎回花が違ってどれもきれいで本当に楽しかったです。 家に帰ってから花を飾って、枯れてしまうときは本当に悲しいけれど、花はそういうもの だから仕方ないです。ですが、一度家に持って帰ってからドライフラワーにしました。そ の時の花は今でも残っています。 最後のフラワーアレンジメントは今までで一番楽しかったです。家族のためにも家で花を 生けてみたいと思います。教えてくださった先生、ありがとうございました。 (M.F さん) <茶道> M.D さん 今回の茶道の授業を通じて、茶道は素晴らしい日本の文化であるということを改めて感じ させられました。一つ目は、動作にはすべて理由があり、手際よく行動できるようになっ ているということです。例えば、おぼんの上でも一番手際よく動けるように考えつくされ て置き方が決まっています。二つ目は、日本人の素晴らしい心遣いがあらわれていること です。お茶を飲むときや点てるときにお茶碗の正面を意識したり、相手の前でお茶碗など を清める点で、相手への思いやりの気持ちがすごくよくあらわれていると思います。 今、2020年の東京オリンピック開催が決定したことにより、日本人の文化や風習が注 目されてきていると思います。これを機会に、日本の文化の茶道をもっと親しみ、発信で きたらいいなと思います。 (M.D さん)
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