今回のオリエンテーションを通じて学んだことが二つあります。 一つ目は、「コミュニケーションの取り方」について小さな発見がありました。最初、知 っている人も少ないのと、多少緊張していたせいもあって、誰とも、ほとんど会話らしい 会話をしていませんでした。けれども、ずっと黙っていてもつまらないと思い始め、とり あえずあいさつをしてみることにしました。すると、たったひと言、ふた言のあいさつで、 人と人との間の壁が取り除かれていくような気がして、コミュニケーションを取ることが とても楽しく、そしてうれしく感じました。 二つ目は、「協力すること」ができるようになったことです。1 日目のオリエンテーリン グでのことですが、最初はあまり会話もなく、ただ、漠然と歩いていただけでした。しか し、トラブルを重ねていくごとにお互いに協力をすることが増えていきました。地図を見 たり、目標物を探したり、それぞれが協力する態勢ができあがっていったのです。そうす ると、他の班と遭遇したときも、自然に有益な情報を交換できるようになっていきました。 協力をすることで、班という組織がうまく機能することを実感しました。 他にも印象深いことはいくつかありますが、それも含めて、有意義な時間を過ごせたと 思っています。 オリエンテーションは僕にとって良い思い出となりました。まだクラスの人の顔と名前 が一致していない中での出発で、少し心配でした。1日目のオリエンテーリングでは2時 間弱の間、山の中を歩き回りました。途中道ではないところを歩いていったり、ゴルフ場 へ行く地図に載っていない道に行ってしまったりと、いろいろ大変でしたが、良い機会だ ったと思います。2日目のスポーツ交流会では、クラス対抗でドッジボールなどをしまし た。そして、最終日は牧場でカレー作りをしました。風が強く灰が多く飛んでいる中での 作業でした。でも、その中でグループの人たちと作ったカレーはとても美味しく感じまし た。部屋が同じ仲間やグループが同じ仲間と、このオリエンテーションを通じて仲良くな ることができました。
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