月刊B-maga2013年8月号掲載ケーブル技術スタッフの機器チェック！日々開発されるケーブルテレビ関連機器を、技術スタッフが厳しい目でチェック！実用性に焦点を当てて報告します。 No. 52 被測定ファイバのコネクタ端面まで含めダミーファイバた総合特性を測定するためには、ダミーファイバの接続が必須となります。図2に豊島ケーブルネットワーク（株）技術部部長　上山裕史示すのが6k mの光ファイバに1k mのダ今回はダミーファイバについて紹介します。ミーファイバを接続してOTDRで測定した様子です。測定したOTDR横河AQ7275 私たちケーブルテレビ局の技術者は、プミーファイバの両端のコネクタはAPC研磨は、図1の左側のダミーファイバは内蔵してライマリーIP電話やインターネットなど双方のSCコネクタになります。長さは距離の分いるので、図1の右側のダミーファイバを接向アプリケーションの増加により、よりシビ解能を考慮しながら決めます。被測定ファ続して測定します。図2に左側に内蔵ダアに流合雑音を管理していく必要性にせイバが3〜15kmになるので1kmとしました。ミーファイバ、右側に1kmのダミーファイバまられています。今回紹介するのはダミー光ファイバ1kmは遅延時間が約5μSとなファイバです。保守するネットワークがります。これを用いてマルチパスの実験にた被測定光ファイバの接続部の損失が、 FTTH方式であろうとHFC形式であろうとも利用できます。ダミーファイバが接続されていることによりが現れています。特に図中に○印で示し光ファイバの保守は必須項目になります。ダミーファイバは図1に示すようにOTDR 鮮明にわかります。被測定光ファイバのコダミーファイバの外観を写真１に示しま（光パルス試験機）と被測定ファイバとのネクタまで含めた総合特性はダミーファイす。ダミーファイバは管理された長さの光間、そして、被測定ファイバのさらに外側とバを用いて測定しないとわからないことがファイバコードと言えます。ケーブルテレビ 2箇所に使用します。2箇所に使用するの理解できます。局での光ファイバ接続は、A P C（斜め球は、被測定ファイバの光コネクタも含めた面）研磨のSCコネクタが一般的なので、ダ図2はY軸が1d B/D i vでX軸が１k m/ 総合損失を測定するには必須のためです。 Divで測定しています。最近では小型のダしばしば、被測定光ファイバのさらに外側ミーファイバも市販されていますので、局の（図1の右側のダ実態にあったダミーファイバを選択すればミーファイバ）のダ良いと考えます。また、写真2に示すようにミーファイバは光送信機接続コネクタの近傍の過剰な曲 O T D Rを操作すげで約1.1dBの損失がありました。作業者る者にとって目にが配線の綺麗さを追求して過剰に曲げた見えない別の場結果ですが、このようなコネクタ近傍の損所にあり、面倒が失を測定するのもダミーファイバを利用すかかるので接続しることで可能になります。図1：ダミーファイバの使用位置写真1：ダミーファイバ外観て測定しない場光ファイバも身近になり測定する上でワ面に出くわします。ンポイントとなることを説明しました。OTDR 図2：OTDRによる測定写真2：光ファイバの曲げこれは手抜きのを使いこなしサービス品質を上げていくこと測定となります。が大切だと考えています。