MファインオイルCOG-7M

MファインオイルCOG-7M
MファインオイルCOG-7Mは、
天然由来のヤシ油脂肪酸とグリセリンのモノエステルに
酸化エチレンを付加重合して得られる、色相・臭気などの品質に優れた
モノヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレングリセリンで、
シャンプー、
バブルバス等の加脂剤に有効です
■ 特長
●カチオン・アニオン活性剤と相溶し、シャンプー・バブルバス等のエモリエント剤として
優れた特性を示します
●シャンプーに配合すると洗髪時のキシミ感が緩和されます
性
状
MファインオイルCOG-7M
<構造式>
ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリン
成分名称
ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリン
表示名称
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル
INCI名
PEG-7 GLYCERYL COCOATE
規格成分コード
51-540207
CH2O
外観
(25℃)
淡黄色液状
CH
HLB
13.0
けん化価
84 〜 105
強熱残分
(%)
1.0以下
用
シャンプー、
バブルバス等の加脂剤
途
(MファインオイルCOG-7M)
O
CR
OH
CH2O (C2H4O)x
H
RCO = ヤシ油脂肪酸残基
x=7
● 皮膚刺激性試験
【細胞毒性試験】
MファインオイルCOG-7M、
MファインオイルISG-20T 各1%
被 験 物 質…………… LES※、
3次元培養皮膚モデル… LabCyte EPI-MODEL
(㈱ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング)
試 験 方 法…………… 各試料溶液50μlを3次元培養皮膚モデル上に、
24時間曝露した。
その後、
MTT法により細胞毒性を評価した。
試験結果 2(濃度 1%、24 時間後)
100
100
生細胞率(%)
90
80
70
60
試験結果1より1%LESの細胞毒
性は高く、試験結果2よりMファイ
ンオイルシリーズの同濃度での
細胞毒性は非常に低いことが確
認できる。
50
40
30
20
10
0
0
0.2
0.4
0.6
濃度(%)
0.8
1
※LES:ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル硫酸Na
生細胞率
(%)
試験結果1
(各濃度、24 時間後)
80
60
40
20
0
LES
COG-7M
ISG-20T
● コンプレックス形成比較
・LES をベースにしたシャンプーモデル処方
LES/ 各種両性活性剤 / カチオン化セルロース=11.25/3.75/0.5(有効分換算)
COG-7M3%配合
120
120
100
100
80
80
透過率
(%)
透過率
(%)
ブランク
60
60
CB-1
CB-1
LB-2
40
LB-2
40
PB-1
PB-1
30S
30S
20
0
20
1
10
0
100
1
10
希釈倍率
100
希釈倍率
●COG-7Mの添加により、
コンプレックスを形成する濃度が広がります。
● 損傷毛を用いたシャンプーすすぎ時のきしみ緩和効果
試験方法:LES溶液にMファインオイルCOG-7Mを配合したものを試料とし、
各試料の7倍希釈溶液にて損傷毛を洗浄し、
すすいだ後、
摩擦感テスター
(㈱カトテック社製)
で測定した。
MIU(平均摩擦係数)
MMD(平均摩擦係数の変動の割合)
100.0
100.0
100.0
MMD比(BLANKを100として)
MIU(BLANKを100として)
100.0
81.8
74.1
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
0
5
84.2
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
10
71.0
MファインオイルCOG-7M配合量(%)
0
5
10
MファインオイルCOG-7M配合量
(%)
【損傷毛の作成方法】
①パ ー マ 処 理 :6.5%チオグリコール酸アンモニウム水溶液に浸漬した後、
6%臭素酸ナトリウム水溶液に浸漬し、
すすぎ後ドライヤーで乾燥し100回ブラッシングを行った。
②ブリーチ処理:5%過酸化水素水と2.5%アンモニア水の1:1混合溶液に浸漬し、
すすぎ後ドライヤーで乾燥し100回ブラッシングを行った。
パーマ処理とブリーチ処理を3回繰り返し行い、
損傷毛を作成した。
●MファインオイルCOG-7Mにはシャンプーすすぎ時のきしみ緩和効果が期待できます。
ホームページ
http://www.miyoshi-yushi.co.jp
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2
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7
名古屋支店
油化営業チーム
・製品の取扱いにおいては、
化学物質による事故防止の為、
当社発行の MSDS(製品安全データシート)を充分にご活用ください。
・本カタログ上での製品データは、
当社試験法または規定の特定条件下で得られた測定値の代表例です。
2011. 5. 500