Trend Liner V1.5 – Users Manual (JP)

 トレンドライナー ―初期設定について チャートに描かれる 3 本の線……
Night Squirrel 製品 V1.57
MT4 用トレンドライナー:初期設定 この度は MT4 用 EA「トレンドライナー」をお買い上げいただき、ありがとうございました。 このマニュアルは初期設定の方法をご案内すると同時に、ユーザーの疑問にお
答えするためのものです。トレンドライナ ー の 使 用 方 法 に 慣 れ るまで は 、デ
モ 口 座 で 取 引 す ることを強 く推 奨 します。ライブトレードで利用する FX 業者が
提供しているデモ口座が理想的です。デモ口座であれば、万が一「ミス」をしたり
何か問題が生じたとしても、ライブトレードの口座が影響を受けることはありません。 このマニュアルは、ユーザーが MT4 のプラットフォームに関する基本的知識を備えていることを前
提に作られています。MT4 の基本的な使用法は、お使いの FX 業者のウェブサイトで提供されてい
る場合がありますので、ご確認ください。 幸運を祈ります。そしてハッピートレーディング! Twitter で@TheTrendLiner をフォローしましょう。 必要なもの トレンドライナーを使用するには、次のものが必要になります。
•
トレンドライナーEA。注文確認の E メールに記載されていたリンクからダウンロードできます。 •
注文確認の E メールに添付されていた 2 つの部分からなるライセンスキー。1 つ目の部分が数字の
キーで、2 つ目の部分がアルファベットのキーです。例えば、E メールに添付されていたライセンスキ
ーが「12345-­‐abcdef」だったら、1 つ目のキーは「12345」で 2 つ目のキーは「abcdef」となります。 •
Microsoft Windows がインストールされているコンピューターとインターネット接続ができる環境。デス
クトップ、ノートパソコン、VPS(仮想プライベートサーバー)で使用できます。Windows のバージョンが
メタトレーダー4(MT4)のプラットフォーム(下参照)をサポートしている必要があります。 •
トレーディングプラットフォームとなる MT4。多くの FX 業者が無料で提供しています。 •
MT4 プラットフォームにリンクされたトレード口座。デモ口座でもライブ口座でも使えます。 Version 1.57 Page 1 トレンドライナーをパソコンに読み込む トレンドライナーEA を MT4 インストール時に作成された「Experts」フォルダに保存します。 フォルダの場所の一例
C:\Program Files (x86)\MetaTrader Your Broker\Experts\ 必要であれば MT4 を再起動します。MT4 で EA を使うには、メニューの「ツール」から「オプション」
を選択し、そして「Expert Advisors」タブを選択します。「Enable Expert Advisors」(EA を有効にする)と
「Allow Live Trading」(ライブトレードを許可する)のボックスがチェックされていることを確認します。 Version 1.57 Page 2 トレンドライナーをチャートに読み込む コンピューターで MT4 を実行したら、ナビゲーターウィンドウを開き(表示>ナビゲーター)、「Expert Advisors」(エキスパートアドバイザー)の文字の横にある「+」マークをクリックします。すると「Trend Liner V1.5x」か、それに近い文字列が表示されます。これが表示されていない場合は、トレンドライ
ナーの EA が正しいフォルダに読み込まれているかを確認し(上参照)、MT4 を再起動してください。
トレンドライナーを実行したいチャートを開きます(ファイル>新規チャート>[チャートを選択])。チ
ャートのプロパティーを変更するには、チャートの画面上で右クリックし、表示されたメニューから「プ
ロパティー」を選びます。トレンドライナーを読み込むには、ナビゲーターウィンドウの「Experts Advisor」から「Trend Liner V1.5」をダブルクリックするか、または左クリックしたままチャートにドラッ
グ&ドロップします。すると、「Common」と「Inputs」という 2 つのタブがあるウィンドウが表示されま
す。 「Common」(全般)タブでは、「Allow live trading」(ライブトレードを許可する)ボックスがチェックされ
ていることを確認します。次に「Inputs」(入力情報)タブを選択し、トレンドライナーで使用したいオプ
ションや設定を選択します。必要な設定にカスタマイズしたら、それをデフォルト設定として保存する
ことができます。 Version 1.57 Page 3 トレンドライナーの使い方 上の図は、トレンドライナーを実行している MT4 の一般的な基本レイアウトです。 トレンドライナーを使用するには、次の基本ステップに従います。
•
トレードしたい通過ペアのチャートを開きます(ファイル>新規チャート)。 •
「ナビゲーターウィンドウ」にある「Expert Advisor」タブを開き(上参照)、「Trend Liner V1.5x」
をダブルクリックすると、設定メニューが開きます(各設定の説明は下参照)。 •
必要な設定を入力し(下参照)、次回からも使えるように「SAVE」(保存)ボタンをクリックしま
す。すでに保存済みの場合は「LOAD」(読み込み)ボタンをクリックして、保存済みの設定を
読み出します。 •
「OK」をクリックすると、3 本の線が画面に表示されます。赤はストップロス、青は利益目標、
緑はエントリーを示しています。 •
EA のステータス(状態)がスマイリーフェイスになっているかをチェックします。スマイリーで
ない場合は「問題とエラー」のセクションをご覧ください。 •
メッセージエリアを確認します。トレンドライナーのステータスについての説明が書かれてい
ます。 •
3 本の線はそれぞれ、ダブルクリックすると両端と真ん中の 3 点がハイライトされます。線
の端を左クリックしたままマウスを動かすと、線を動かしたり伸縮させることができます。線
の真ん中を左クリックしたままマウスを動かすと、線全体を動かすことができます。 •
3 本の線を自分のトレードアイデアに合わせて動かします。次の条件が満たされると、トレ
ードが仕掛けられます。 !
3 本の線がチャートのアクティブな部分にあること(つまり、現在のローソク
が形成されている場所)。 !
線の並び順が有効であること(つまり、エントリーの緑線がストップの赤線と
利益目標の青線の間にある状態)。 !
ローソク(とその下の芯)がエントリーの緑線の上でクローズすると、「利益
目標」の青線の方向にトレード開始。 !
Version 1.57 ENABLETRADING(トレードを有効にする)が「true」(正)に設定されている。 Page 4 •
トレードが始まると、利益目標の価格は青線の位置に合わせて変わり続けます。ストップロ
スは赤線か、または「利益確定」か「トレーリングストップ」(下参照)を設定することで定義さ
れます。 トレンドライナーを使った様々なトレードのセットアップや異なる設定に慣れるために、まずはデモ口
座で練習することをお薦めします。
Version 1.57 Page 5 設定とオプション:「Inputs」(入力情報)タブ 「Inputs」(入力情報)タブでは、トレンドライナーの設定を変更したり、保存したり、読み込んだりする
ことができます。また、トレードのエントリーとクローズ、そしてその途中の管理をどのようにするかも
定義することができます。下は各オプションの要約です。実際の資金でトレードする前に、まずはデ
モ口座でこれらのオプションを変更して試してみることをお薦めします。オプションをすべて設定し終
えたら「OK」をクリックしてすでに開いているチャートで使うか、または「Save」(保存)をクリックして他
のチャートで使うことができます。すでに設定を保存済みの場合は、「Load」(読み込み)ボタンをクリ
ックして、保存した設定を選択します。 トレードを有効にする チャート上で 3 本の線を動かしているときにトレンドライナーによってトレードが発生しないようにす
るには、ENABLETRADING(トレードを有効にする)を「false」(誤)に設定します。3 本の線の場所を決
めたら、設定のウィンドウを開き(画面右上の端にあるスマイリーフェイスをクリック)、設定を「true」
(正)に変更します。 ライセンスキー 「KeyPartOne」(第 1 キー)の右にある「Value」(値)のフィールドをダブルクリックし、ライセンスキー
の数字部分を入力します。次に「KeyPartTwo」(第 2 キー)の右にあるフィールドをダブルクリックし、
ライセンスキーのアルファベット部分(6 文字)を入力します。このライセンスキーは注文時に送られ
てきた E メールに記載されています。 (注)キーが 2 つの部分に別れていない従来型のキーコードを持っているユーザーは、KeyPartOne
を 0 に設定し、KeyPartTwo に全キーコードを入力してください。 Version 1.57 Page 6 ロットサイズ(枚数) とリスクの割合 LotSize(ロットサイズ)と PercentAtRisk(リスクの割合)の 2 つのフィールドで各トレードのサイズを
特定することができます。PercentAtRisk フィールドがデフォルト設定の「0」のままの場合には、
LotSize フィールドの値(デフォルト=0.1)によってロットサイズが決められます。PercentAtRisk に特
定の値を入力した場合には、口座の資金からその割合のお お よそ の 金額を計算し、それに合った
ロットサイズが決められます。ブローカーによっては MT4 の実行方法が異なるために、下で説明す
る「Advanced Settings」(高度な設定)でさらなる設定をしないと PercentAtRisk が正常に機能しない
場合があります。お使いの FX 業者が提供する MT4 が標準的でないことがありますので、予期せ
ぬ事態を防ぐためにも、まずはデモ口座でこれらの設定をテストしてみることを強くお薦めします。 トレーリングストップと利益確定 トレードが始まると、TrailingStop(トレーリングストップ)か ProfitLock(利益確定)のオプションを選ぶ
ことができます。Profit Lock の場合、これだけ価格が動いたら利益確定するためにストップを動かす、
という閾(しきい)値を ProfitLockThreshold(利益確定の閾値)に pip 単位で入力します。そして、そ
のストップをどこに動かすかを ProfitLockPips(利益確定する pip 数)に入力して設定します。この機
能を使うには、ProfitLockThreshold の値を「0」より大きい数に設定します。例えば、ProfitLockPips のデフォルト設定は「10」 pips ですがこれを「0」に設定するとします。すると価格が
ProfitLockThreshold で設定した pips 分の利益を得るところ(=閾値)まで動いたら、ストップは
ProfitLockPips で設定した「0」 pips、つまりブレイクイーブンに動かされるということです。もしも閾値
をとても低い値(だいたい 10 pips 以下)に設定しようとすると、FX 業者によってはその要求を拒否
する場合があります。TrailingStop の場合、TrailingStopPips(トレーリングストップする pip 数)の値
を「0」より大きい数に設定します。すると、トレードがプラスになった時点で、ストップロスのレベルは
Version 1.57 Page 7 価格とストップのギャップがその pip 数よりも大きくなるたびに、設定された pips 分だけトレーリング
して動かされます。 TrailStopEveryTick(ティックごとにトレーリングストップ)を「true」(正)に設定すると、ストップロスの
レベルをティックごとにチェックすることができます。これを「false」(誤)に設定すると、新しいローソ
クが形勢されたときにだけストップロスのレベルがチェックされて変更されます。つまり、1 時間チャ
ートなら、ストップが変更されるのは 1 時間に 1 度だけ、ということになります。 スケールアウト Scale Out(スケールアウト)機能は、トレードが指定された割合だけ進んだら、そのトレードの特定
の割合を手仕舞うためのものです。例えば、「ScaleOutPercentToTarget」(スケールアウトする目標
までの割合)が「25」に設定され、「ScaleOutPercentOfTradeSize」(スケールアウトするトレードサイ
ズの割合)が「50」に設定されていた場合、トレードが始まってから目標まで 25%進んだところで、ト
レードしているロットサイズの 50%が手仕舞われます。これの値を「0」に設定すると、この機能はオ
フ状態になります。(注)ブローカーによっては手仕舞える最低限のロットサイズが決まっているため
に、例のようなピッタリの割合にならないことがあります。 Version 1.57 Page 8 高度な設定 高度な設定は通常、毎回のトレードで変更しないようなものです。下は各設定の要約です。 •
PipsOverLine(ライン上の pips 数)――トレードが仕掛けられるために必要なローソクの長さを
pips 数で指定します。 •
DisableEAifCloseOverStopLine(ストップラインを超えてクローズしたら EA を無効にする)――ス
トップラインを示す赤線の「マイナス拡大」側でローソクがクローズしたら、トレードを無効にする。 •
CloseTradeIfCloseBackOverTL(線を超えてクローズしたらトレードを手仕舞う)――これが「true」
に設定されている場合、ローソクが緑線の「マイナス」側でクローズしたら(つまり「エントリー」の
緑線と「ストップ」の赤線の間)、進行中のトレードが手仕舞われます。 •
Use800AsTarget(800SMA を利益目標にする)――「利益目標」の青線を、期間を 800 にした単
純移動平均線(SMA)と置き換えます。「ボシレーター」システムを使っているトレーダーが自動
的に 800SMA を利益目標にすることができるようになります。 •
Show800Stats(800SMA の状態を示す)――現在の価格から 800SMA がどれほど離れているか、
という情報を提供します。 •
TimeFrameFor800SMA(800SMA の時間枠)――800SMA の時間枠を指定します。「0」を指定す
ると現在のチャートの時間枠にデフォルト設定され、値を分 単 位 で指定すると、そのチャートの
時間枠に合わせた値が計算されます。例えば、値を 240 に設定すると、EA を実行しているチャ
ートの時間枠に関係なく、4 時間チャートの 800SMA の値を計算します。MT4 で提供されている
時間枠のみサポートしています(1 分足、5 分足、15 分足、30 分足、1 時間足、4 時間足、日足、
週足、月足)。 •
UpdateMessagesEachTick(ティックごとにメッセージを更新)――「true」(正)に設定しておくと、メ
ッセージエリアの更新が、ローソクが形成されるごとではなく、ティックごとに行われます。この
設定は CPU リソースの消費が増えますので、能力の低いコンピューターで EA を実行している
場合には、「false」(誤)にしておくことをお薦めします。 •
TakePictureOfTradeOpen(トレード開始の写真を撮る)――この設定が「true」(正)になっている
と、トレードが仕掛けられたときにスクリーンショットが撮られ、そのファイルが Experts\file フォ
ルダに保存されます。 •
PlaySoundOnTradeOpen(トレード開始のサウンドを鳴らす)――この設定が「true」(正)に設定
されている場合、Sounds フォルダにある alert.wav で定義されたサウンドが鳴ります。 Version 1.57 Page 9 •
ExtendTrendLines(トレンドラインを延長する)――この設定が「true」(正)になっている場合、3
•
TLWidth(トレンドラインの幅)――3 本のトレンドラインの表示幅をユーザーが指定することがで
本のトレンドラインの右端が枠一杯まで延長され、常にアクティブの状態になります。 きます。これは線の表示方法を指定するもので、トレードには影響しません。 Version 1.57 Page 10 FX 業者に合わせた設定 これらはお使いの FX 業者の MT4 に合わせて EA が機能するようにするための設定です。ほとんど
がデフォルト設定のままになります。 •
FractionalPips(小数点を使った pips)――デフォルト=「true」。現在はほとんどの FX 業者
が小数点を使った pips を採用しています(数字が 5 桁になることが多いようです)。少数点
で pips を示さない FX 業者の場合には、この設定を「false」に変える必要があるかもしれま
せん。 •
MicroAccount(マイクロ口座)――デフォルト=「false」。ロットサイズ 0.01 のマイクロ口座で
トレードをしている場合、これを「true」に設定してください。「false」の最低ロットサイズは 0.1
になります。 •
AdjustLotSizeFactor(ロットサイズの倍数調整)――デフォルト=「1」。ブローカーが MT4 の
プラットフォームで非標準的なロットサイズを使っている場合、手動でロットサイズの倍数を
設定することができます。 •
AddStopAfterTradeOpens(トレード開始後にストップを追加)――デフォルト=「true」。これ
が「true」に設定されていると、最初にトレードが仕掛けられ、その直後にストップと利益目
標が加えられます。これはストップを組み込んでトレードを開始することができないブローカ
ー(一般に電子取引ネットワーク ECN を採用しているブローカー)用の設定です。 •
MaxSpread(最大スプレッド)――デフォルト=「0」。「0」よりも大きい値に設定した場合、そ
れが FX 業者が提示するスプレッドの受け入れ限度となります。トレードの利益に大きく影
響しかねない、大きなスプレッドを FX 業者が提示したような状況でのトレードを避けること
ができます。 •
MaxSlippage(最大スリッページ)――デフォルト=「3」。ユーザーが注文をしてから FX 業者
がその注文を実行するまでに生じる pips の差の限度値。 •
SecondsToAttemptTradeOpen(トレード開始を待つ秒数)――最大スプレッドを指定してい
る場合、EA がそのスプレッドでどれだけの時間トレード開始を待つかを、この値によって指
定します。スプレッドが常に大きすぎるままこの時間が経過した場合には、トレードは開始さ
れません。 Version 1.57 Page 11 •
LocalCurrencyTV(現地通貨の取引値)――デフォルト=「0」。口座に預け入れる通貨がドル
建てではなく、そして MT4 を正しく導入していない FX 業者用の設定です。ロットサイズの計
算が完全に間違っているようなら、預け入れている通貨の 1USD 当たりの値をここに設定し
てみることをお薦めします。日本のトレーダーがこの問題に直面することが多く、この値を
100 前後に設定することで(つまり現在の USD/JPY の値)問題が解決します。 •
MagicNumber(マジックナンバー)――この EA で仕掛けたトレードを、この EA とは異なるマ
ジックナンバーを持つ EA や手動で仕掛けられたトレードと識別するためのものです。EA は
この数字と通貨記号の両方を見て進行中のトレードの数を判断します。同じ通貨ペアで複
数のチャートを使ってトレードしている場合、各トレードを独立して管理するためにはこの数
字を変える必要があります。 設定をカスタマイズしたら、今後もその設定を使えるように保存しておきましょう。その際、
ENABLETRADING は「false」に設定しておき、画面上でトレンドラインの位置を決めたところで手動で
「true」に変更することをお薦めします。 Version 1.57 Page 12 問題とエラー ランタイムのエラーメッセージは MT4 のターミナルウィンドウの「Experts」(エキスパート)と「Journal」
(ジャーナル)タブのなかに格納されます。これは EA がユーザーの FX 業者のコンピューターを通信
したときに生成され、問題の原因を突き止めるときの情報源として役に立ちます。ほとんどのメッセ
ージは変更が加えられたトレードについてと、ウィンドウの開閉に関する簡単な更新情報です。 最も多いエラーは、「130 Invalid Stops」(130 無効なストップ)という文字列が入ったものです。これ
は FX 業者からのメッセージで、ストップと利益目標が指定された状態ではトレードの注文が通らな
いという意味です。この場合は AddStopAfterTradeOpens(トレード開始後にストップを追加)を「true」
(正)に設定することで問題解決できます。 MT4 全般に関する問題 •
「 ス マ イ リ ー フ ェ イ ス が な い 」 ――画面右上にあるアイコンは通常スマイリーフェイスにな
っています(これは EA が正常に動作していることを示しています)。もしもサッドフェイスにな
っていたら、顔を左クリックして、「common」(全般)タブにある「allow live trading」(ライブト
レードを許可する)のボックスをチェックします。「×」印がチェックされている場合には「ツー
ル>オプション>Expert Advisors」を選択し、「Enable Expert Advisor」(エキスパートアドバイ
ザーを有効にする)をチェックします。 •
「ナ ビ ゲ ー タ ー ウ ィ ン ド ウ に ト レ ン ド ラ イ ナ ー の EA が 見 当 た ら な い 」――MT4 インスト
ール時に作成された Experts フォルダのなかにトレンドライナーの EA ファイルが保存されて
いるかを確認します。その後、MT4 を再起動します。 •
「 画 面 上 の ト レ ン ド ラ イ ン の 隣 に あ る 文 字 が 読 め な い 」 ――チャートを右クリックして「プ
ロパティー>全般」を選び、「ライン等の説明を表示」のボックスにチェックを入れます。 メッセージエリア メッセージエリアはチャートの左上角にあります。ほとんどのメッセージが情報提供です。重要なメッ
セージには次のようなものがあります。 Version 1.57 Page 13 •
PAUSED -­‐ Trend Lines not in valid order for trade to take place.(一時停止:トレンドラインの
順序が有効ではないため、トレードが開始できません)――3 本の線を有効な順番に置き
かえる必要があります。エントリーの緑線がストップの赤線と利益目標の青線の間になりま
す。 •
Trading DISABLED -­‐ Arrange Trend lines as required then set ENABLETRADING to true.(トレ
ードの無効化:トレンドラインを定められた通りに並べて ENABLETRADING を「true」に設定し
てください)――3 本の線の場所を決めたら、ENABLETRADING(トレードを有効にする)を
「true」に設定します。 •
PAUSED -­‐ Move Green trend line into valid position to enable trading.(一時停止:トレード
を有効にするには緑のトレンドラインを有効な場所に移動してください)――エントリーライ
ンの緑線がチャートの有効な部分にありません。トレードを有効にするには、ローソク足が
形成されているアクティブな場所に移動してください。 •
TRADING DISABLED AS CLOSE OVER RED STOP LINE!!!(クローズ時にストップラインの赤線を
超えたためトレード無効化!!!)――DisableEAifCloseOverStopLine が「true」に設定されてい
る状態でストップの赤線に価格が到達したときに出るメッセージです。トレンドライナーを再
び有効にするには、EA を再度読み込んでトレンドラインを設定し直してください。 •
**Invalid Key, no trading will take place**(キーが無効のためトレードは開始されません)
――入力したキーが無効です。設定でキーを確認してください。 •
Your Broker does not support PercentAtRisk calc, please use fixed lot size. (お使いの FX 業者が PercentAtRisk の計算をサポートしていません。固定のロットサイズを
使ってください)――お使いの FX 業者が MT4 を全面導入していないため、特定のロットサ
イズを指定するか、手動で LocalCurrencyTV (現地通貨の取引値)の値を設定してください
(設定方法は上参照)。 •
***ATTEMPTING TO OPEN A NEW TRADE WITHIN DEFINED SPREAD AND SLIPPAGE PARAMETERS***(定義されたスプレッドとスリッページの変数内で新しいトレードが開始さ
れるのを待っている状態です)――最大スプレッドを選択している場合、その変数の時間中
はずっと EA がトレードを開始するのを待っています。そのときにこのメッセージが表示され
ます。FX 業者が提示するスプレッドをそのまま受け入れる場合には、MaxSpread(最大スプ
レッド)の値を 0 に設定してください。 •
***Timed Out trying to place order with broker that was within the SPREAD and SLIPPAGE parameters set***(設定されたスプレッドとスリッページの変数の時間中 FX 業者に注文を
通すのを待ちましたが、タイムアウトになりました)――指定した秒数(デフォルトは「60」)が
経過しても FX 業者が要求したスプレッドを提示しなかったので、トレードは開始されません
でした。 Version 1.57 Page 14 より詳しいサポートは MetroTrader の掲示板をご覧ください。 http://metrotrader.freeforums.net/ 本マニュアルのなかでエラーを見つけた場合には、[email protected] までエラーの詳細を
お送りください。 ご購入ありがとうございました。良いトレードを! Version 1.57 Page 15 免責事項(重要な説明) 信用取引で FX トレードを行うことは高いリスクを伴い、すべての投資家に適しているわけではありません。高いレ
バレッジはトレーダーの不利に働くことも有利に働くこともあります。FX 投資をする判断をするまえに、まずは投資
の目的や経験値、そしてどの程度のリスクならば受け入れられるのかをよく考慮するべきです。最初の投資の一部
あるいはすべてを失う可能性もあるため、失うことのできない資金は投資するべきではありません。FX トレードに関
連するすべてのリスクを理解し、何か疑問があれば独立したファイナンシャルアドバイザーのアドバイスを受けまし
ょう。このコースに含まれる情報は、特定の投資を行うことを誘っているものではないことを、明確に理解する必要
があります。トレードは、未来の利益を求める過程で資金をリスクにさらす必要があります。その判断をするのはあ
なた自身です。失うことのできない資金をリスクにさらしてはいけません。このマニュアルは、あなたの個人的な財
政状況や私的状況を考慮していません。あくまで教育のみの目的で作成されているもので、個人的な投資アドバイ
スをする目的では決してありません。あなた特有のニーズや状況に何が適しているかを検証できる投資のプロのア
ドバイスを受けることなく、本トレードを行ってはいけません。あなたに適した詳細なプロのアドバイスを求めないま
まトレードを行うと、あなたの利益になることとは反対の行動を起こす可能性につながり、資金の損失につながる可
能性があります。 商品先物取引委員会の規則 4.41 条――仮説に基づいた投資成績、あるいはシミュレーションされた投資
成績には一定の限界が伴います。実際の投資成績とは異なり、シミュレーションされた結果は実際のトレ
ードもそうなることを示唆していません。また、トレードが実行されていないため、その結果が流動性の欠
落などの特定のマーケット要因の影響を過剰にあるいは過少に受けている可能性があります。シミュレー
ションされたトレード用ソフトウェア全般に言えることですが、後知恵を入れてデザインされることも起こり
えます。どの口座でもシミュレーションで示されたものと同じような利益や損失を達成できる、あるいはそ
の可能性があることを示唆するものでは全くありません。 どの口座でもシミュレーションで示されたものと同じような利益や損失を達成できる、あるいはその可能性があるこ
とを示唆するものでは全くありません。実際に、どのトレード用プログラムかに関わらず、仮説に基づいた投資成績
とその後行ってみた実際の投資成績が大きく異なる、ということは多々あります。仮説に基づいたトレードは金融リ
スクを加味しておらず、実際のトレードで起こりうる金融リスクの影響を完全に考慮している仮説に基づいたトレード
成績というものはあり得ません。本ウェブサイト、あるいは電子書籍、あるいは本ウェブサイトで購入したり受け取っ
たりしたエキスパートアドバイザー(EA)に含まれるすべての情報は、教育のみの目的で提供されており、金融アド
バイスを目的としていません。 利益や収入に関するステートメントは、明示か黙示かにかかわらず、保証を示唆しているものではありません。利
益が保証されているトレードシステムは存在しないため、実際のトレードでは損失を被る可能性があります。ユーザ
ーは Night Squirrel LTD およびこの情報の公認販売業者に対していかなる場合においても何の損害も与えないこと
に同意しなければなりません。本ウェブサイトに掲載されている利益の例やステートメントは、すべての人が同じ結
果を達成することを保証しているものではありません。ここで述べられた結果をわれわれが再現できるという保証
はありません。どのような取引の試みにおいても、資金の損失のリスクが本来あるものだということを、ユーザーは
認識しなければなりません。 トレンドライナーの EA は Night Squirrel LTD が「現状のまま」そして「買主責任で」提供するソフトウェアです。Night Squirrel LTD は安全性、適合性、ウィルスの非感染、非正確性、誤字、およびこのソフトウェア製品が害を及ぼすそ
の他の要素について、いかなる示唆や保証も行いません。どのようなソフトウェアでも使用の際には本来備わって
いる危険が伴い、このソフトウェア製品がユーザーの設備にインストールされた装置やほかのソフトウェアと互換性
があるかどうかを判断する全責任はユーザーが負います。お使いの設備の保護やデータのバックアップもユーザ
ーが全責任を負い、このソフトウェア製品の使用、変更、または販売に関連したいかなる損害をユーザーが被ろう
とも、Night Squirrel LTD はその責任を負いません。 Version 1.57 Page 16