Gyro Vol.108(平成23年1月号)

㈶福島県国際交流協会は、
多文化が共生する、未来に持続可能な
社会づくりをめざします。
ジャイロスコープ(羅針盤)の名称を
とって、情報紙「ジャイロ」の
名称としています。
Vol.
財団法人 福島県国際交流協会
Fukushima I nternational A ssociation
情報紙
韓国・光化門(李王朝時代の王宮の正門)
108
平成23年1月号
Contents
1
人物クローズUP
(財)自治体国際化協会
(CLAIR)
ソウル事務所
所長補佐 武藤晶子さん
2
JETのひろば
当協会 国際交流員 ケビン シャ
3
地域で活動する
団体を紹介します
JICAレポート
4
∼
FIAインフォメーション
報告とお知らせ
人物クローズUP
「福島と韓国 並べたら見えてきたこと」 (財)自治体国際化協会(CLAIR)ソウル事務所 所長補佐 武藤晶子
浦項市内(韓 国)の市場の
●CLAIRソウル事務所●
様子
(財)
自治体国際化協会(CLAIR)は、地域における国
情報収集や提供、日本の地方自治制度や地方財政制度
際化を推進するために地方公共団体の共同の組織と
を中心とした諸情報を海外に紹介しています。また、
して設立された団体で、ソウル事務所は1993年に開
JETプログラムの推進、姉妹都市交流をはじめとした
設され、大韓民国を所管しています。CLAIRでは地方
国際交流や国際協力活動の支援など、地方自治体が行
公共団体が海外で行う活動を支援しているほか、地域
う国際化施策についての
の国際化や諸外国の地域活性化の方策などについての
サポートを行っています。
次のページへ
人物クローズUP 続き
プロフィール
武藤晶子さん:会津若松市出身。福島県
庁入庁後、まちづくり・観光・産学官連
携業務等を経て、平成21年4月から自
韓国と日本は距離的、歴史的に
も近い間柄であり、様々な分野で
治体国際化協会(CLAIR)に派遣。平成
交流や連携が進んでいます。英語
ル事務所に勤務。
自治体制度における韓国の取組み
22年4月からは自治体国際化協会ソウ
オリジナルのモンゴル語の教科書と
●韓国で福島を考える●
(財)
自治体国際化協会ソウル事務所HP:
http: //www.clair.or.kr/
を中心とした外国語教育や、電子
は進んでおり、日本から多くの自
治体関係者が視察に訪れていま
す。一方、韓国でも日本の制度を
(本文続き)福島県は定期的に
参考にした取組みが数多くされて
CLAIRへ職員を派遣し、国際化施策
います。習慣や文化の違い考慮し
や国際協力に関する専門的知識、技
つつ互いの優れた点を取り入れ、
能、ノウハウなどの習得に努めると
双方が発展できる方策を探ること
ともに、国際親善の推進や相互理解
は、今後ますます重要になってく
を深めるため情報収集などを行って
ると思います。
おり、私は昨年からCLAIRに派遣さ
私も韓国について学ぶことが日本
れ、今年の4月からはソウル事務所
で勤務しています。
●地方が持つ魅力をPR●
Hi! Seoul フェスティバルでの
都道府県当てクイズ
や福島を見直すきっかけとなり、よ
り理解が深まったように感じます。
並べてみることでそれぞれが持つ
遣されている公務員のため、自分
良さを再認識でき、地元・福島へ
CLAIRでは日本という国単位で
の地元を紹介するときには特に力
の愛着も増しました。また、福島
の紹介ではなく、地方によって異
が入り、PR合戦になることもしば
と韓国、両方とも知れば知るほど
なる文化や風習など、それぞれの
しばです。
その良さをもう一方に伝えたくな
自治体が持つ特色をより多くの面
から韓国の人たちに知ってもらう
●韓国語と東北弁●
ります。韓国語の語学力はまだま
だの私ですが、地元への愛情を胸
ために、観光や物産などの経済分
韓国語は、語順や文法、漢字を
に今後も福島県のPRをしていき
野を通した活動にも力を入れてい
由来とする単語の発音が似ている
たいと思っています。
ます。ソウル事務所では、韓国の
など、日本人には学習しやすい言
マスコミを通して日本の地域の魅
語だといわれています。また私に
力を発信したり、物産展を通して
はイントネーションが東北弁に似
地域の特産品の紹介などを行って
ているように感じられ、韓国語を
います。CLAIRの職員の多くは、
勉強し始めてから韓国に対して一
私と同じように地方自治体から派
気に親近感が深まりました。また、
赴任してからは、仕事や日常生活
世宗大
王像と
大統領
府
で韓国の方に韓国語で話しかける
と、相手が嬉しそうに答え、私の
拙い韓国語を褒められることがあ
ります。自国の言語を勉強してい
る人に親しみを覚え、親切にして
あげたいと思うのは、どこの国で
韓国への視察の様子
1 Gyro 2011.1 月号
も同じなのだと感じています。
市場に並ぶ様々な種類のキムチ
JE T
広 場
※JETプログラムとは
「語学指導等を行う外国青年
招致事業」
( The Japan Exchange
and Teaching Programme)
の略称で、
地方公共団体が総務省、外務省、文部科
学省及び(財)
自治体国際化協会の協力のも
と実施している。小・中・高等学校で語学
指導をする外国語指導助手(ALT)、地域で
国際交流活動をする国際交流員(CIR)、
スポーツを通じた国際交流活動をす
るスポーツ国際交流員(SEA)の
3つの職種がある。
の
ひろば
県内で活躍するJETプログラム参加者を紹介する
このコーナー。今回は、当協会で国際交流員として活
躍しているケビン シャさんをご紹介します。
めば住むほど分か
るようになると言
います。私も福島県
は必ずそういう所だと信じています。
日本語の勉強
当協会 国際交流員
ケビン シャ(カナダ・バンクーバー出身)
Nice To Meet U, 福島
自己紹介
私は台湾で生まれ、10歳の時に家
族とカナダに移住しました。カナダ
は移民国で、豊かな文化が溢れてい
ます。福島県に来る前はバンクーバ
ーに住んでいました。バンクーバー
では、他国の文化をたくさん体験し、
自分の視野を広げることができまし
た。やはり世界中の色々な文化と触
れ合い、他人の文化を理解すること
は大切だと思います。これをきっか
けにして、JETプログラムに参加し、
国際交流員として今年の8月に福島
県に来ました。日本には旅行や留学
などで、何回も来たことがあります
が、福島県は初めてでした。とはい
え、3か月が経ち、福島県はとても
過ごしやすく、県民の皆様に温かく
してもらい、感謝の気持ちでいっぱ
いです。ひとつの場所の良さは、住
私は小さな頃に、日本のマンガを
読んで日本文化に興味を持ちまし
た。マンガを始め、ドラマ、映画、
J-Popなど全て気に入りました。日本
の文化をさらに理解できるよう、大
学で日本語を勉強し始めました。そ
して日本にはもっと伝統的な文化も
あると知り、日本へ留学しようと思
いました。留学中は、茶道や陶芸、
三味線など伝統的な文化を体験し、
とてもいい思い出になりました。私
の趣味は広いので、これからもいろ
んな文化を学びたいと思います。
国際交流員の仕事
私の仕事内容は、英語と中国語の
通訳・翻訳、在県外国人のための英
語情報紙Fukushima Lifeの作成、外
国からの方々の接待、国際理解講座
などです。さらに、県内のJETプロ
グラムの参加者をはじめとした外国
人向けの相談の対応もしています。
県内の外国人達がもっと過ごしやす
い環境を作ってあげたいので、でき
る限り力を尽くしています。
解することがで
英語情報紙
き る と 思 い ま 「Fukushima Life」
す。そして、県
内各地で様々な
国際交流活動
が行われるこ
とを望んでい
ます。多文化共
生 社 会 の 出 発 当協会英語版HPから閲覧可
点 は、 国 籍 を
問わず、他国に対する先入観を除き、
他人の持っている価値観を尊重する
ことだと思います。これからも県民
の皆さんと友好な関係を続けていき
たいので、よろしくお願いします。
座右の銘「不可能なんてない!」
周りの人はよく、
「ムリ!」や「絶
対できない」ということを言います
が、私は、どんなことでも、まずは
試してみることが大切だと信じてい
ます。確かに、失敗することは辛い
ですが、失敗から学ぶ人はもう成功
への道を開くことができたと思いま
す。ポジティブな考えを持ち、何で
も挑戦してみれば、実を結びます。
今後の抱負
今後は、地元の県民と交流できる
よう、色々な活動をやっていきたい
と思っています。例えば、外国人と
対戦するイベントやスポーツ大会な
どを通じて、お互いのことを深く理
飯坂けんか祭りの様子
問い合わせ
当協会 TEL 024-524-1315
賛助会員へのご協力をお願いいたします
当協会は、国際交流を通じて地域の活性化とより豊かな県民生活を実現するため、様々な事業を行っています。当協会の
趣旨に賛同し、会費という形で当協会の活動をサポートしてくださる「賛助会員」を募集しています。賛助会員は、当協会
の趣旨に賛同された方(個人又は団体)ならどなたでも入会していただけます。
●年会費
・個人会員
3,000円/口
・団体会員
10,000円/口
●会員の特典
①当協会主催事業をはじめとした国際交流・協力に関わる様々な情報を掲載した情報紙
「Gyro」を年4回お届けします。
②当協会主催事業の参加費、当協会研修室使用料において会員割引が受けられます。
(一部貸出しできない本もあります)
③当協会所蔵の書籍、資料やビデオが無料で借りられます。
④団体会員につき、情報紙「Gyro」で団体名をご紹介します。
Gyro 2011.1 月号 2
地域で活動する団体 紹介します!
を
Activity introduction
福島グローバルロータリークラブ
●設 立:平成21年12月
●会 員:団体21
●問い合わせ:
〒960-1101 福島市大森日の下41-2
アンビックスⅡ201号 鈴木美恵子(会長)
TEL 024-539-7376 ●URL:http://www.f-global.jp/
みなさん、こんにちは。福島グロ
ーバルロータリークラブです!
みなさんは「ロータリークラブ」を
知っていますか。
「国際ロータリー」
は100 年以上の歴史を持つ世界規模
の奉仕団体で、地域社会そして世界
中で様々な奉仕活動、慈善活動を続
けています。ロータリーのモットーの
1つは、
「善意と友情を深めること」。
この地球を丸ごと「善意と友情」で
包み込み、すべての人にとって幸福
で平和な世界を実現しようと活動し
ています。
ふくしま地球市民フェスティバル2010
◎最近の活動
1.ふくしま 地球市民フェスティバ ル
2010 の「世界屋台村」に参加
パキスタンカレー・サモサ・マンゴ
-ラッシーや、日本のおにぎり・豚汁
を皆さんに味わっていただきました。
2.猪苗代湖水浄化のための水草取り
県内のロータリークラブが集まり、
猪苗代天神浜で水草の除去を行いま
した。猪苗代湖近くに住む中学生た
ちも参加してくれました。ロータリ
ーのメンバー、中学生双方にとって
大変貴重な経験になりました。
(来年
青年海外協力隊の現場から
-ボランティア現地レポート-
青海省・門源の菜の花畑で
渡辺 深春さん
平成21年度 第1次隊
中華人民共和国派遣(職種 日本語教師)
グローバル・チャリティーコンサート
JICA レポート
を閉ざしていました。学校側は、中国語
つ心を開き始め、自分達の現状を受け
が話せない日本人教師に授業を持たせる
入れて、卒業に向かって必死に努力し
のは心配だと言ってきました。1学年し
ています。私の活動は、偶然にも、彼
か日本語を勉強している学生がいないこ
らが卒業する来年6月までです。残り約
と、授業数も少ないことから、活動を開始
7カ月ですが、卒業までの間に、彼らに
して1年後には、私のやりがいを考えたJ
I
明るい笑顔が戻ってくれることを願いな
CAが配属先変更の打診もしてくれました。
がら、活動を続けています。
しかし、私は、いろいろと悩んだ結果、
縁があってこの配属先に来たので、あえ
てここに残ることにしました。そして私が
配属先に残ることに決めた数カ月後、2
私が中国の青海大学日本語学科に赴任し
人の学生が、笹川財団の「地方大学におけ
た頃は、中国の発展が日本を追い抜く勢い
る日本語学習者の日本研修」に合格し、今
を見せ始めていた時期でした。配属先では、
年の8月、早稲田大学に1ヶ月留学しまし
日本語軽視の傾向が強く、既に日本語学科
た。チャンスの少ないところに訪れたチャ
の新入生の募集は打ち切られ、わずかに残
ンスを、見事につかんだ学生達の快挙です。
された3年生37人の学生と、たった1人の若
また、今学期からは新しく中国人教師が1人
い中国人教師が、肩身の狭い思いで日本語
増えました。
学科を保っている状態にすぎませんでした。
そのような中で、学生達は、完全に心
3 Gyro 2011.1 月号
も継続します。みなさんもご協力く
ださい。)
3.グローバル・チャリティーコンサート
ロータリーには、海外の大学で学
ぶための奨学資金制度があります。
このプログラムで留学し、フルート・
声楽・ピアノを学んできた奨学生3
名とスペシャルゲスト5名でコンサ
ートを行いました。素敵な音楽と福
島出身の素晴らしい音楽家たちとの
出会いによって、楽しく心温まる時
を過ごしました。
◎今後の活動
私たちのロータリークラブは、新し
くできたばかりで、どんな活動をして
いくか考えながら進んでいるところで
す。地域の人々が奉仕活動についてど
のようなニーズを持っているのか、世
界がロータリーに望んでいることはど
んなことなのか考えながら、今自分た
ちにできることを一つ一つ、一歩一歩
行動に移していけたらと思っています。
何かが変われば、何かが少しずつ変わ
っていきます。いまは、学生達が少しず
日本語学科の学生達と
JICAボランティアに興味がある方は
お気軽にお問い合わせください。
問 い 合 わ せ 先
●JICA二本松(募集/広報担当) TEL 0243-24-3200㈹
(国際交流協会内)TEL 024-524-1315
●JICA福島デスク
報 告
結・ゆい・フェスタ&ふくしま地球市民フェスティバル2010を開催しました
の屋台などを行いました。
活動紹介ブースでは、世界に関するクイズや民族衣装の
試着、各国の民芸品販売など各団体が工夫をこらした出展
を行いました。会場では、JET青年(県内小中高等学校で
活動する海外からの英語教師たち)によるフェイスペイン
ティングも行われ、子ども連れなど多くの来場者で賑わい
ました。スタンプラリーに参加した来場者からは、
「初めて
来たが楽しかった」
「外国に目を向けるきっかけになった」
「福島にもたくさんの外国人がいると知ることができた」と
いう声がありました。
県内の国際交流・協力団体と県民との交流を目的に開催
しているフェスティバル。
結・ゆい・フェスタ&ふくしま地球市民フェスティバル
2010を9月25日、福島市の街なか広場で開催しました。
福島市国際交流協会が主催する「結・ゆい・フェスタ」
と合同で開催した今回のフェスティバル。
「多様な文化に彩
られる地球市民のまちづくり」をテーマに、県内27の国際
当日は小雨の天気にも関
わらず、多くのかたにお
越しいただきました。ご
来場の皆さま、ありがと
うございました。
交流・協力団体が、活動紹介やステージ発表、世界の料理
防災訓練に参加しました
福島県総合防災訓練が9月1日に相馬市相馬港で実施
され、ふくしま多文化共生サポーター1名と外国出身者3
名、当協会職員2名が参加しました。
当日は、避難所の開設や起震車、応急処置(AED)な
どの体験をしました。その際、ふくしま多文化共生サポ
ーターが通訳として外国出身者のサポートを行いました。
外国出身者のなかには、地震や台風といった災害の経
験が少ない国の出身者もいます。また、災害時に日本語
の問題などから必要な情報を得られないことがあります。
訓練に参加した外国出身者からは、「普段このような機会
がないので参加できてよかった」「出身国の防災訓練と内
容が異なり、参考になった」という意見がありました。
この防災訓練は、県と市町村
関係機関の主催。外国出身者の
防災意識の向上と災害時の外国
出身者へのサポートを図ること
を目的に、昨年度から当協会も
参加しています。
寄附受納式を行いました
うつくしま地球支援募金の趣旨にご賛同いただいた平
成22年度福島県優良建設工事表彰受賞者(17社)の皆さ
まから、85万円の寄附をいただきました。
10月6日に行った受納式では、寄附発起人である農林
水産部受賞者代表 加藤眞司様(佐藤工業株式会社 取締
役社長)と土木部受賞者代表 佐藤安宏様(むさし建設
株式会社 代表取締役)から、当協会 山川充夫理事長に
寄附金が手渡されました。式終了後には、ふくしま友好
外交官2名と懇談
をしました。表彰
受賞者の皆さま、
ご寄附誠にありが
とうございました。
(左から)発起人佐藤氏・加藤氏、山川理事長
Gyro 2011.1 月号 4
報 告
ふくしまグローバルフォーラム2010を開催しました
ふくしまグロー
バルフォーラム
2010を11月23日、
郡山市のビッグ
パレットふくしま
で開催しました。
はじめに、ア
メリカ出身の尺
八演奏家ブルー
ス・ヒューバナ
ーさんによるトークと尺八の演奏会を行いました。日本
で尺八を学び、現在はジャズグループを結成するなど国内
外で演奏活動を行っているヒューバナーさん。米カリフ
ォルニアや東北の自然の風景のスライドを見せながら、
尺八と洋楽器が奏でるハーモニー(和音)のおもしろさ
についてお話しいただき、尺八の二重奏やギターとの合奏
を披露していただきました。
次に、多文化共生をテーマにした報告と発表を行いました。
報告「隣国韓国で急展開する外国人政策」では、今年9
月にスタディツアーで韓国を訪問した参加者が、韓国にお
ける多文化政策と現地の外国人支援機関の活動について報
告しました。続いて、「外国につながる子どもの健全育成」
と「国際交流と地域社会」をテーマにした2つのワーキン
ググループが発表を行いました。大学関係者や民間企業、
ボランティアなど様々な立場のメンバーたちが、テーマ毎
の現状と課題、解決に向けた提案や今後の可能性など、こ
れまでの話し合いの
成果を発表しました。
当 日 は15 0名 以 上
の参加があり、
「尺八
の演奏がすばらしか
っ た 」「 コ ラ ボ が 合
っていて大変魅力的
だ っ た 」「 発 表 が 参
考になった」という
意見がありました。 尺八について説明するヒューバナーさん
ふくしま多文化共生サポーター登録説明会とスキルアップ研修会を開催しました
多文化共生サポーター登録説明会を10月30日、郡山市の
労働福祉会館で開催しました。県内在住外国人の状況やサ
ポーター登録制度について説明をしたほか、異文化理解に
ついて学ぶ演習を行いました。また、サポーターとの座談
会では、活動経験があるサポーター3人が、それぞれの体
験を話しながら参加者と意見交換を行いました。
日本人・外国出身者あわせて23人の参加があり、参加者
からは「とてもためになった」
「演習で楽しみながら学べた」
「自分の経験と重なり、共感できた」という意見がありました。
現在約200人の登録があり、昨年度は40件以上(のべ110名が
活動)の依頼があったサポーター制度。外国出身者と地域社
会のパイプ役として、今後ますますの活躍が期待されています。
演習の様子
5 Gyro 2011.1 月号
多文化共生サポーターのスキルアップ研修会を、10月9
日・11月13日の2回、郡山市で開催しました。
10月9日のプレゼンテーション講座には、23名が参加し、
講座を企画するときのテーマ設定方法や実際の伝え方につ
いて学びました。講師の菊地恵美子さん(グローバル教育
研究会ふくしま)からは、「講座のねらいを絞ること」「参
加者自身が、知る・気づく・行動する、のステップを意識
すること」というアドバイスがあり、参加者はグループで
実際に講座案を作成しながら、講座の組み立て方や発表方
法のコツについて学びました。
11月13日のボイストレーニング講座には、17名が参加し、
聞き取りやすい声の出し方とトレーニング方法について学
びました。参加
者は、講師の長
岡公子さん(フ
リーアナウンサ
ー・ボイストレ
ーナー)から直
接指導を受けな
がら、口の開き
方や発声の練習
を行いました。
プレゼンテーション講座の様子
報告と
お知らせ
多文化共生韓国スタディツアーを実施しました
多文化共生韓国スタ
ディツアーを、『近くて
便利な福島空港』を活
用して9月6日~11日の
6日間実施しました。
県内で在住外国人に
対する支援を行ってい
移住女性人権センターでの説明
るふくしま多文化共生
サポーターや県・市で多文化共生事業に取り組む職員11
名が参加し、
(財)自治体国際化協会ソウル事務所で概要の
説明を受け、韓国での多文化政策研究の第一人者である聖
公会大学の梁起豪教授の講演を聴いた後、韓国で在韓外国
人への支援を実施している機関5カ所を視察しました。
参加者は、各団体の担当者から支援の状況と内容につい
ふくしま友好外交官自主企画事業
て説明を受け、特に、韓国語学習の内容や韓国市民の国際
理解の状況などについて熱心に質問していました。更に、
夜間に行われている韓国語講座へ参加するなど精力的に活
動していました。
感想として、「韓国の支援に熱いものを感じた」「スタデ
ィツアーで考えたことから福島でできる外国人支援を考え
ていきたい」「支援
と同時に夢を与え
るという理念をも
って仕事に臨みた
い」などが寄せら
れ、今後の活動へ
の新たな意欲が感
じられました。 江華郡多文化家族支援センターで記念写真
ふくしま友好外交官活動&助成事業報告会
「留学生との料理交流会」参加者募集
今年度のふくしま友好外交官による自主企画事業「料理交
「留学生が語るふくしまでの暮らし&多文化
共生に向けたNGOの取り組み」参加者募集
流会」の参加者を募集します。中国・ベトナム出身の友好外
今年度のふくしま友好外交官の活動とうつくしま地球支援
交官が中心となって、ワンタンや中華おやき、生春巻きを作
助成事業の報告会を開催します。報告会終了後には、発表者
りながら交流会を行います。
との交流会を行います。
■日 時:平成23年1月15日(土)10時 半~14 時
■日 時:平成23年2月12日(土)13時~16時
■会 場: 福島市アクティブシニアセンターA・O・Z 調理実習室
■会 場:福島市アクティブシニアセンターA・O・Z 視聴覚室
(福島市曽根田町1-18 MAXふくしま4F)
(福島市曽根田町1-18 MAXふくしま4F)
■対 象:一般県民20人
■対 象:一般県民20人
■参加費:1,000 円(材料費として)
■参加費:無料
■申込み:事前申込みが必要です。
■申込み:事前申込みが必要です。
当協会までお問い合わせください。
当協会までお問い合わせください。
私たちは賛助会員(団体)として協力しています
財団法人 太 田 綜
合病院
南相馬市国際交流協会
NPO法人
(平成22年9月~11月末受付分)
ルワンダの教育を考える会 財団法人AFS日本協会 福島支部
会津喜多方国際交流協会 福島県国民健康保険団体連合会
公益財団法人福島県産業振興センター
(医)あづま脳神経外科病院 奥羽大学歯学部附属病院
私たちはうつくしま地球支援募金(団体)に協力しています (平成22年9月~11月末受付分)
昭和建設工業株式会社
福浜大一建設株式会社
Gyro 2011.1 月号 6
がいこくしゅっしんしゃ
せいかつそうだん
外国出身者のための生活相談に
た げ ん ご
F
IAメールマガジンにご登録ください
おう
多言語で応じます
と う きょうかい
当協会では、福島県内外の国際交流団体が実施するイ
がいこくしゅっしんしゃ
せいかつそうだん
たげんごで
おこな
当協会では、外国出身者のための生活相談を多言語で行っ
そうだん
で ん わ
めんだん
おこな
ひ み つ
まも
ています。相談は電話と面談で行います。秘密は守られます
あんしん
そうだん
そうだん
ので、安心して相談してください。なお、相談はカウンセリン
こと
そうだんしゃ
じ
こ けってい
じ
こ せんたく
ぜんてい
さまざま
ベントや国際交流に役立つ情報などを提供するメールマガ
ジンを月2回発行しています。
登録・購読は無料です。購読をご希望の方は、
下記URLか
グとは異なり、相談者の自己決定・自己選択を前提とし、様々
らご登録いただけます。皆さまのご参加をお待ちしています。
な情報や選択肢を提供するものです。
■URL http://www.worldvillage.org/fia/magazine/
じょうほう
え い ご
せんたく し
ていきょう
に ほ ん ご
か よ う び
ど よ う び
■英語・日本語:火曜日~土曜日…9:00 ~ 17:00
ちゅうごくご
か よ う び
ど よ う び
■中国語:火曜日~土曜日…9:00 ~ 17:00
かんこくご
ご
すいようび
だい
すいよう
上記サイトにある入力フォームに、登録したいアドレスを入力し
てください。登録後に仮完了となり、アドレスに認証メールが送ら
ご
■韓国語・タガログ語・ポルトガル語
■登録方法
じぜんよやくひつよう
水曜日…13:00 ~ 17:00 (第 4・5 水曜は、事前予約必要)
そうだんせんよう
相談専用
TEL 024-524-1316 FAX 024-521-8308
E-mail [email protected]
れてきます。認証URLをクリックして、登録を完了させてください。
うつくしま地球支援募金へ
ご協力をお願いします
うつくしま地球支援募金は、県内に住む外国人私費留学
国際理解出張講座実施団体募集中
生への支援と、国際交流事業を行う県内の非営利団体への
支援を目的としています。皆様の温かいご協力をお待ちして
当協会では、国籍・民族などを問わず、全ての人々が安心して
おります。
暮らせる社会を目指して、
「多文化が共生する持続可能な社会
■募金額:個人 1,000 円/口 団体 10,000 円/口
「特定公益増進法人」の認定を受けて
■所得控除:当協会は、
おりますので、
寄附金は税制上の優遇措置があります。
づくり」をテーマにした講座を県内各地へ出張して実施していま
す。学校の授業、公民館、大学の講座、イベント、企業の研修な
ど様々な機会にご活用ください。詳しい内容(対象・所要時間・
実施日)については当協会までお問い合わせください。
■プログラム例
<ハイチ地震救援金へご協力ありがとうございました>
皆さまからいただいた救援金1,322円は、
日本赤十字社福島県支部へ
送金させていただきました。
●新たなキーワードとしての国際化
●いろいろな世界の家族
●ケータイの一生
~自分のライフスタイルを見つめる~
~グローバルな課題と私たちのつながり~
退任スタッフあいさつ「教員体験研修に参加して」
●多様性のなかで共に生きる
伊達市立梁川中学校 横山
ダイレクトリーを更新しました
当協会では、県内の国際交流・協力団体や日本語教室に関す
る情報をホームページ上で公開しています。このたび、平成22年
度版へ更新を行いました。国際交流・協力に関する情報をお探し
の方、活動に興味のある方はぜひご活用ください。
裕一
10月から3ヶ月間、とても有意義な時
間を過ごすことができました。子どもた
ちにとって国際理解教育や開発教育などはなくてはなら
ないものです。これからも引き続き、研修を通して学んだ
ことを伝えていきたいと思います。協会のみなさん、研修
を通して知り合った方々、お世話になりました。
■URL http://www.worldvillage.org/
財団法人 福島県国際交流協会
〒960-8103 福島市舟場町2−1 福島県庁舟場町分館2階
TEL 024-524-1315 FAX 024-521-8308
E-mail/[email protected] URL/http://www.worldvillage.org/
OPEN/火∼土曜日8:30∼17:15 CLOSE/日・月・祝日・年末年始
7 Gyro 2011.1 月号
㈶福島県
国際交流協会
福島県舟場町分館2階