ACFE JAPAN 公認不正検査⼠(CFE)資格 一般社団法人 日本公認不正検査士協会 (ACFE JAPAN) © 2013 by the Association of Certified Fraud Examiners 1. ACFEについて ACFE JAPAN © 2013 by the Association of Certified Fraud Examiners ACFE概要 正式名称 : Association of Certified Fraud Examiners 日本名 : 公認不正検査士協会 創設者 : Joseph T. Wells, CFE,CPA 会長 : James D. Ratley, CFE 住所 : The Gregor Building 716 West Avenue, Austin, TX 78701-2727 USA 設立 : 1988年 会員数 : 61,511人(内 CFE 35,616人) 参加国 : 150ヶ国 2 ACFEの沿⾰ 1988年6月 1993年1月 :National Association of Certified Fraud Examinersとして、 テキサス州オースチンに設立 :Association of Certified Fraud Examinersに改称、 米国外での活動を本格化 2004年10月 :アジア初の本格的支部としてACFE日本準備室、開設 2005年4月 :ACFE JAPANプログラムスタート(法人格を持たない任意団体) 2006年7月 :AICPA(米国公認会計士協会)と共同で IFP(Institute for Fraud Prevention/不正防止協会)を設立 2007年12月 :任意団体のACFE JAPANから 有限責任中間法人 日本公認不正検査士協会として法人化 2008年12月 :中間法人を一般社団法人化 一般社団法人 日本公認不正検査士協会と改組 2010年10月 :日本初のACFEカンファレンスを開催 3 ACFEのミッション 不正やホワイトカラー犯罪を減少させるとともに、 会員による不正発見、抑止への活動を支援す る。 to reduce the incidence of fraud and white-collar crime and to assist the Membership in its detection and deterrence 4 ミッション実現のために 公認不正検査士(CFE)の輩出 継続教育の義務付を含めた、CFE資格の厳格な資 格認定基準の設定 CFEに対する厳しい行動・倫理基準の遵守の義務付 CFEの誠実性、客観性、専門性に対する社会的認 知度の向上 民間企業、政府機関、教育機関に対する、CFEの重 要性に関する意識度の向上ならびにリーダーシップ の発揮 5 本部が現在推進しているプロジェクト 高等教育機関における不正対策講座の設置 「未来の不正検査士の育成」を目的に、大学での不正対策に 関する講座を設置。当初19校から始まり、2012年現在437校。 法執行機関パートナーシップ・プログラム 米国内外の法執行機関に対して適用している特別プログラ ム。CFE資格が組織内で昇格の際に求められる認定資格の一 つに適用された場合、資格受験等に係る費用の割引特典を提 供する。2012年現在53機関。 6 法執⾏機関パートナーシップ・プログラム 司法省 連邦保安局 司法省 連邦捜査局 郵政監察部 会計検査院 内国歳入局、犯罪捜査部 国防総省 証券取引委員会 財務省税務管理監査官 国土安全保障省シークレットサービス 海軍省 海軍犯罪捜査局 内務省 監査官室 国家偵察局 監査官室 ワシントンD.C.首都警察 監査官室 テネシー峡谷開発公社 監査官室 アフガニスタン復興担当特別監査官室 地球空間情報局 監査官室 住宅都市開発省 監査官室 7 ACFE JAPAN概要 名称 :一般社団法人日本公認不正検査士協会 英語名 :Association of Certified Fraud Examiners Japan : 略称 : 設立 : :ACFE JAPAN :2005年4月(任意団体) 法人化 :2007年12月1日(中間法人)※2008年12月、一般法人化 所在地 :東京都千代田区神田駿河台3-4 龍名館本店ビル12階 会員数 :1,045名(内CFE614名)※2013年1月現在 内訳 :個人会員378名,CFE会員614名,法人会員51社,学生会員2名 8 ACFE JAPAN 役員 理事長 濱田 眞樹人 立教大学ビジネスデザイン研究科教授、USCPA 公認不正検査士 理事 宇澤 亜弓 公認会計士宇澤事務所 公認会計士 木曽 裕 弁護士法人北浜法律事務所 弁護士 公認不正検査士 小川 真人 ACEコンサルティング株式会社代表取締役 公認会計士 山口 利昭 山口利昭法律事務所 山田 善隆 京都監査法人パートナー 公認会計士 公認不正検査士 廣畑 史朗 元近畿管区警察局長 財団法人 日本道路交通情報センター 理事 脇山 太介 株式会社ディー・クエスト 代表取締役 公認不正検査士 金田 勇 金田公認会計士事務所 公認会計士 公認不正検査士 監 事 公認不正検査士 弁護士 公認不正検査士 9 ACFE JAPAN 評議員メンバー 会 長 渋谷 道夫 株式会社ビジネスブレイン太田昭和 常勤監査役 公認会計士 副会長 八田 進二 青山学院大学大学院 会計プロフェッション研究科教授 公認不正検査士 評議員 上村 純 新日本有限責任監査法人国際部 シニアパートナー 公認会計士 内山 峰男 内山公認会計士事務所 公認会計士 梶川 融 太陽ASG有限責任監査法人統括代表社員 公認会計士 加藤 厚 企業会計基準委員会副委員長 公認会計士 紺野 卓 新潟青陵大学短期大学部 准教授 千葉商科大学大学院 客員講師 高岡 俊文 株式会社KPMG FAS執行役員パートナー 公認会計士 高木 光太郎 青山学院大学社会情報学部教授 鳥飼 重和 鳥飼総合法律事務所代表 弁護士 藤沼 亜起 国際財務報告基準財団 評議員会 副議長 公認会計士 松藤 斉 デロイト トーマツファイナンシャルアドバイザリー株式会社 エグゼクティブ・オフィサー 公認会計士 三宅 博人 公認会計士 行正 晴實 株式会社GTM総研 専務執行役員 公認会計士 10 法⼈プレミアム会員 AOSテクノロジーズ株式会社 東⽇本旅客鉄道株式会社 株式会社エージーテック 富⼠通株式会社 株式会社KPMG FAS プルデンシャル⽣命保険株式会社 新⽇本有限責任監査法⼈ プロティビティ LLC ソニー⽣命保険株式会社 明誠監査法⼈ 中外製薬株式会社 株式会社メルフィス ⽇本たばこ産業株式会社 株式会社ローソン ⽇本電気株式会社 JA三井リース株式会社 野村ホールディングス株式会社 株式会社通信企画 デロイト トーマツ ファイナンシャル アドバイザリー株式会社 オリックス株式会社 プライスウォーターハウスクーパース株式会社 有限責任あずさ監査法⼈ 株式会社レイヤーズ・コンサルティング アステラス製薬株式会社 11 法⼈エントリー会員 味の素株式会社 株式会社イーエルティ キャタピラージャパン株式会社 株式会社永⾕園 キリンホールディングス株式会社 三井住友海上あいおい⽣命保険株式会社 株式会社東北新社 アクサ⽣命保険株式会社 株式会社ファミリーマート コスモ⽯油株式会社 マスミューチュアル⽣命保険株式会社 ⽇本⽔産株式会社 みずほ証券株式会社 ⻄⽇本⾼速道路株式会社 ロイヤルホールディングス株式会社 ⽇本調剤株式会社 ヴェリタス アカウンティング ファーム 伊藤忠商事株式会社 株式会社リコー 株式会社UKCホールディングス 三井倉庫株式会社 エヌ・アール・アイ・セキュアテクノロジーズ株式会社 カルピス株式会社 プルデンシャル⽣命保険株式会社 多摩信⽤⾦庫 ⽇本板硝⼦株式会社 株式会社MONET 凸版印刷株式会社 12 2.CFEとは何か -CFEの価値- ACFE JAPAN © 2013 by the Association of Certified Fraud Examiners 不正対策のエキスパート、CFE 正式名称 略称 日本語名 認証団体 会員数 CFE :Certified Fraud Examiner :CFE :公認不正検査士 :ACFE (本部:Austin, TX, USA) :61,511人(世界150ヶ国) :35,616人 14 CFE誕⽣の経緯 1985年、公認会計士出身のFBI捜査官として活躍をして いたACFEの創設者、ジョセフ・T・ウェルズと、犯罪学の 第一人者、ドナルド・クレッシー教授(故人)による会話 「財務・会計の知識が豊富で、数字から異常を見抜くこと ができる会計士と、容疑者の言動から心理状態や犯行の 動機などを察知する感度を備えた捜査官との強みを融合 すれば、有能な不正対策エキスパートを育成できるので はないか・・・」 15 4 Fields’ Hybrid Specialist CFEは、企業の不正リスク対策に重要な 次の4つの分野について、豊富な知識を有する人材である。 ◇財務取引と不正スキーム・・・・・・・・・(会計知識) ◇不正の法的要素・・・・・・・・・・・・・・・・(法律知識) ◇不正調査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(調査・捜査技術) ◇犯罪学と倫理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(犯罪心理学) “A good fraud examiner is part cop, part lawyer, part accountant and part psychologist.” ACFE Chairman Mr. Joseph T. Wells, CFE, CPA 16 CFEに対する需要の増⼤ 法規制の強化に伴い、より多くの会計士や監査人 が、不正の防止、発見、抑止への対応力を高める手 段として、CFEのトレーニングに価値を見出している。 民間企業や政府機関が、自組織に不正対策のベ ストプラクティスを導入するために、CFEのトレーニン グを修了した人材を積極的に採用している。 17 CFEに対する需要の具体例 2006年2月 2006年4月 2006年10月 2007年5月 2010年3月 :GAO(米国政府会計検査院)は、CFEをフォレンジック監査・特別調 査(Forensic Audits and Special Investigation Unit,:FSI)所属職員の 必須資格に指定 :FBI(米国連邦捜査局)は、多角的特別捜査官採用サブ・プログラ ム (Diversified Special Agent Hiring Subprogram)のもとで、CFE資 格を重要なスキルと公式に認定 :DoD(米国国防総省)が、同省の規程においてCFEを国防総省会 計専門職の為の資格として認定することを公式に発表 ((a)Title10 United States Cord (USC), Section 1599d3,4,5) :RCMP(カナダ王室騎馬警察)が、CFEを警察内の不正捜査官のた めの公式資格として正式に認定 :ハワイ州の課税部ならびにテネシー州税務特別捜査官 (Tennessee Department of Revenue’s Special Investigations Section, SI)は職員の採用、昇進の評価基準にCFE資格を認定 その他、ファイナンス系の世界的な人材紹介会社大手、ロバートハーフ・インターナショナル (Robert Half International)が最近実施した調査において、CFEは最も市場価値の高い資格 の一つとして注目しています。 18 活躍するCFE ・ ワールドコム不正会計事件 ⽶国史上最悪となった会計不正事件を解明したのは、CFE資格を持つ シンシア・クーパーだった。 ※後にTime誌の2002年度「今年の⼈物(Persons of the Year)に選出。 ・ コインゲート事件 2005年初め、ブッシュ⼤統領の再選キャンペーンにおける資⾦の不正使 ⽤で、スコット・クラーク、エミー・ニューマン・ヤヴォニックを含む6 ⼈のCFEが調査において活躍 ・ ⽶ナスダック元会⻑、バーナード・マドフによるポンジースキーム事件 この事件において早い段階から詐欺の可能性をSECに警告していたのは、 CFE資格をもつハリー・マルコポロス⽒であった。 19 CFEの業務領域 監査人の活動領域を広げるだけでなく独自の業務分野を開拓したCFE 監査 Auditing 公認会計士(CPA) 公認内部監査人(CIA) 公認情報システム監査人(CISA) 不正検査 Fraud Examination 公認不正検査士(CFE) 対応部門 総務部、法務部、人事部、品質管理部、調査部、リスクマネジメント部、 コンプライアンス関連部署、その他内部統制関連部署 20 CFEの活動領域 CFEは次の5つの領域で組織の不正対策に貢献できる専門的 人材の証として、国際的に認知されている。 1. 2. 3. 4. 5. 不正リスク対策に対する組織の脆弱性の識別 不正取引を発見、追跡する為の、データ情報、記録等の精査 面接調査による重要情報の入手 不正検査の報告書作成及び検査結果についてのクライアント あるいは所属組織に対する助言、専門家証人としての法廷で の証言 内部統制における不正防止・抑止対策を強化するための専 門家としてのアドバイス提供 21 3.関連資料 ACFE JAPAN © 2013 by the Association of Certified Fraud Examiners 会員の推移(全世界) 70000 61511 56121 60000 49444 51057 50000 43008 38200 40000 30000 45508 24425 25030 26586 28285 31585 34900 20000 10000 0 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 23 会員の推移(ACFE JAPAN) 1200 1045 1000 788 728 758 800 863 940 560 600 340 400 200 17 0 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 24 世界の会員数トップ5 国名 会員数 1位 アメリカ 44,538名 2位 カナダ 2,945名 3位 インド 1,108名 4位 日本 976名 5位 イギリス 949名 2012年6月現在 ※会員は150ヶ国に分布。現在、国際化に注力 (特にヨーロッパ、 アジアの非英語圏) 25 世界のCFEトップ5 国名 CFE資格者数 1位 アメリカ 26,912名 2位 カナダ 1,805名 3位 日本 632名 4位 インド 445名 5位 イギリス 436名 2012年6月現在 ※会員は150ヶ国に分布。現在、国際化に注力 (特にヨーロッパ、 アジアの非英語圏) 26 会員の分布(職業別) 職業別 人数 1位 内部監査人 9,295名 2位 不正検査士 5,153名 3位 公認会計士 4,593名 4位 リスクMgt等 3,552名 5位 その他金融、会計 2,703名 2011年2月現在 ※リスクMgt→Governance, Risk Mgt, and Compliance 外部監査人→External Auditor 27 CFEの所属部署例(⽇本) 経営監査部 業務監査部 監査部 IT監査部 品質・安全監査部 金融サービス部 リスクマネジメント部 コンプライアンス部 人材教育部 品質管理部 総務部 財務部/経理部 検査部 調査部 フォレンジック関連部署 内部統制関連部署 28 4. CFE資格取得者の傾向 ACFE JAPAN © 2013 by the Association of Certified Fraud Examiners 会員が所属する業種 ⼀般事業会社 35% 監査法⼈ 30% ⾦融・保険業 17% コンサル・ベンダー 6% 会計事務所 3% 法律事務所 3% その他 6% その他の内訳 ・⼤学関係者 ・⾦融庁 ・警視庁 ・防衛省 ・財務省 ・会計検査院 等 30 会員の職務について 内部監査⼈ 43% 公認会計⼠ 14% コンプラ&リスク管理者 12% 外部監査⼈ 9% 弁護⼠ 5% 監査監督者 5% 企業経営者 4% その他 8% その他の内訳 ・セキュリティ管理者 ・不正調査⼠ ・フォレンジックアカウンタント ・教育者 等 31 ⼀般事業会社の業種別内訳 製造業 40% サービス業 22% 商社・⼩売業 15% 情報通信業 7% 運輸業 2% 不動産業 2% その他 10% その他の内訳 ・建設業 ・飲⾷業 ・広告業 ・電気ガス⽔道業 など 32 ⼀般事業会社の所属部署の内訳 監査部 80% コンプライアンス部 8% 経営戦略・経営企画室 5% 総務部 5% その他 2% その他の内訳 ・経理部 ・財務部 ・知的財産部 ・営業部 など ※監査部は、経営監査・業務監査・内部統制・IT監査含む 33 ACFE⼊会メリット 会報誌 FRAUD マガジン英語版、日本版 (隔月) 国内外の不正対策エキスパートとのネットワーク構築 セミナー、カンファレンスへの参加、教材等の割引購入 ACFEが提供する不正対策に関する情報へのアクセス、ダ ウンロード 不正対策専門家としての国際資格であるCFEの取得維 持 ⇒ エンプロイアビリティの向上 ※ACFEによる2011年版「報酬ガイド」によると、米国のCFE資格保有者の 年収は、同様の役職にある非保有者と比べて平均20%高いと発表された。 34 5. CFE資格取得についてに ついて ACFE JAPAN © 2013 by the Association of Certified Fraud Examiners CFE資格認定までの流れ ⑤継続的専門教育 CFE 認定 合 →格 ④資格認定申請 ③受験 ②受験対策 ①受験要件の充足 36 ①-1 受験要件の充⾜ ACFEの個人会員もしくは法人会員の所属員であること ■ご入会のみ • 入会金 5,250円、年会費 21,000円 = 26,250円 ■受験を目指される方 • 教材セット(マニュアル CD・問題集CDと冊子) 60,000円 • CFE試験受験料 登録料 5,250円 • 4科目受験料 21,000円( 5,250円×4科目) 合計 112,500円 → 98,000円 37 ①-2-1 受験要件の充⾜(法⼈会員) 法人会員の所属員である場合 ■ご入会 • 法人会員費用を払っているため不要 ■受験を目指される方 • 教材セット(マニュアル CD・問題集CDと冊子) 60,000円 • CFE試験受験料 登録料 免除 • 4科目受験料 21,000円( 5,250円×4科目) 合計 81,000円 → 78,000円 38 ①-2-2 受験要件の充⾜(法⼈会員) 法人会員の所属員である場合 ■ご入会 • 法人会員費用を払っているため不要 ■受験を目指される方 • 教材セット(問題集CDと冊子)60,000円-18,000円=42,000円 (マニュアルCDは法人会員特典に含まれる ) • CFE試験受験料 登録料 免除 • 4科目受験料 21,000円( 5,250円×4科目) 合計 63,000円 39 ①-3 受験要件の充⾜ 「資格点数」 が40点以上あること <点数の算出基準> 学歴: 学士号40点、修士号5点、博士号10点 不正対策関連実務(※1) 経験年数: 1年につき5点 不正対策関連専門資格(※2): 1資格につき10点 (※1) 会計・監査、犯罪学、不正調査、損失防止、法律、他 (※2) 公認会計士、USCPA、 CIA、 公認システム監査人、システム監査技術者、弁護 士、税理士、中小企業診断士、社会保険労務士、司法書士、行政書士、その他 40 ② 受験対策 受験対策ツール 不正検査士マニュアル CFE資格試験対策問題集(CD-ROM)とA4サイズの冊子 模擬問題約1,370問を収録、解説付き CFE資格試験対策講座 41 ② CFE試験の概要 年間実施回数: 2回(春期、秋期の土、日に1日2科目ずつ) 第18回CFE資格試験 2013年5月18日(土)、19日(日) 出題数: 各科目125問 (四択もしくは二択の選択、マークシート方式) 試験時間: 各科目2時間 合否基準: 各科目とも正答率75%以上(94問以上)で合格 ※ 初回受験も含めて、連続する3回以内の受験で全科目合格を要する 42 ③ 受験申請 ⇒下記の書類を準備し ACFE JAPANに郵送 1. 受験申請書 (Webサイトよりダウンロード) 2. 資格点数 40点以上の証明書類 (英文卒業証明書など) 3. 証明写真 1枚 4. 受験費用振込み控えの写し、もしくは領収証の写し 入会のみの方、科目受験の方は受験料が必要です。 受験登録料 5,250円、科目受験料4科目 21,000円 科目受験料1科目 5,250円 ※初回は4科目受験必須 43 ④ 資格認定申請(1) 試験4科目合格後、ACFE本部の認定委員会が審査 以下の書類をACFE JAPANに提出(審査期間:1~2ヵ月) CFE資格認定申請チェックリスト(Webサイトよりダウンロード) 資格点数 40点以上の証明書類の添付 ※ 受験申請時に提出した各種証明書は、再提出不要 2年以上の不正対策関連業務経験を記述した職務経歴書 試験合格証の写し 申請者の顔写真(パスポート用) 3人からの推薦状 44 ④資格認定申請(2) 3人からの推薦状 推薦者本人が作成、署名し、次の4項目について詳しく記述 ① 申請者と推薦者の「仕事上」の関係 ※ 推薦者は、申請者の上司、同僚、取引先など、申請者の仕事ぶりを直接コメントできる立場にある者 ② 申請者の職歴の詳細 ③ 申請者の性格、誠実さ、専門能力に対する評価 ④ 申請者がCFE資格にふさわしい人物であること ※ 形式的に類似するものは認められません ※ 推薦状を入れる封筒は、推薦者本人による自筆署名又は認印により封緘すること 45 ④ 資格認定申請(3) ① CFE試験の合格実績は無期限に有効 実務経験等、要件が足りない場合は満たした段階での 資格申請が可能 ② CFE認定を受けるには個人会員であることが必要 (法人会員の所属員は改めて個人会員として入会が必要) ③ CFE資格認定後は、CFE会員となり、以降、更新時の年会 費には31,500円が適用 46 ⑤認定後の資格維持要件 <継続的専門教育(CPE)> 会員期限更新月を起点とする一年間に、「最低20単位」の CPEポイント取得が義務付けられる(例:セミナー50分が1単位 相当) うち10単位は「不正の発見、抑止に直接関係する内容」、2 単位は「倫理に関する内容」でなければならない ACFE主催セミナーは全てCPEに該当する 他団体のセミナーもCPEに充当が可能(但し、修了証、受 講証などの証明書類の発行が必要) セミナー受講の他、講師、執筆等によっても単位が認定される 47 連絡先 ACFE JAPAN (一般社団法人日本公認不正検査士協会) 住所:東京都千代田区神田駿河台3-4 龍名館本店ビル12階 TEL: 03-5296-8338 FAX: 03-5296-8337 E-Mail: [email protected] Web: http://www.acfe.jp 48
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