ASEAN 地域統括本部をタイに設立し、 新テクニカルセンターをオープン

2016 年 8 月 23 日(1/4)
ASEAN 地域統括本部をタイに設立し、
新テクニカルセンターをオープン
-グループの経営戦略統合で、新テクニカルセンター活用から
アジア・アセアンでのエンジニアリング活動を強化する-
<アマダホールディングス>
株式会社アマダホールディングス(神奈川県伊勢原市:社長 磯部 任)は、10 月をめどに、新たに
ASEAN 地域統括本部、アマダアジアパシフィック社(AAP)をタイに設立し、ASEAN 地域でのアマ
ダグループ全体の経営統合と戦略本部として今後のグループ活動を強化してまいります。その一環とし
て、タイ国内にあるアマダグループの 3 事業 3 社(板金のアマダ、切削・プレス・研削のアマダマシン
ツール、溶接のアマダミヤチ)を 1 社に集約するとともに、ASEAN 地域全体でも、グループ各社の活
動を行う現地法人に再編していきます。その活動の変革の軸としては、8 月 18 日(木)より、タイのバ
ンコク近郊スワンナプーム工業地域にアマダアセアンテクニカルセンターをオープンし、金属加工の全
工程での実証加工やテスト、教育などを強化した現地活動をスタートしました。8 月 18 日・19 日のグ
ランドオープニングの式典では、タイ政府関係者をはじめ、ASEAN 各地より 100 社 150 名のお客さま
をご招待し、今週からは各地域の VIP をお招きし、実際のエンジニアリング活動を進めていきます。
アセアンテクニカルセンターは、全工程での実証加工や提案機能を強化するとともに、加工課題解決
のセミナーを計画し、さらにはお客さまと社員教育の場としてのボケーショナルセンター(技能訓練施
設)と稼働保証のためのパーツセンターを併設し、マシン導入後もお客さまが品質と効率を追求し、マ
シンや自動化設備のより効率的な運用が可能となるようサポートを強化していきます。
テクニカルセンターは、アマダが世界各地で展開しているビジネスモデルであり、最新のマシンやソ
フトウエア、金型等を実際に現地のお客さまに使っていただくとともに、お客さまの課題を解決する加
工技術提案を積極的に行っていく施設です。アセアンテクニカルセンターは、タイのお客さまのみなら
ず、ASEAN 全域(ベトナム、マレーシア、シンガポール他)のお客さまにご活用いただく拠点となり
ます。
2016 年 8 月 23 日(2/4)
■ アマダアジアパシフィック 会社概要(10 月)
本
社
: 88/41 Moo 4, Khlongsuan, Bangbo Samutprakarn 10560, Thailand
代 表 者
: 山本 浩司
資 本 金
: 30,000,000 THB
従業員数
: 未定
事業内容
: アマダグループ ASEAN (4 現法)の地域統括
■ 合併後のアマダタイ 会社概要
本
社
: アマダアジアパシフィック社 住所と同じ
代 表 者
: 山本 浩司
資 本 金
: 476,000,000 THB
従業員数
: 120 名
事業内容
: 金属加工機械および金属工作機械等の販売・サービス・提案など
■ アマダベトナム 会社概要
本
社
: 469 Ha Huy Tap Road, Yen Vien, Gia Lam, Ha Noi, Vietnam
代 表 者
: 菊地 幸仁(10 月)
資 本 金
: 8,500 百万 VND
従業員数
: 25 名
事業内容
: 金属加工機械および金属工作機械等の販売・サービス・提案など
■ アマダマレーシア 会社概要
本
社
: No. 20, Jalan Pendaftar U1/54, Temasya Industrial Park, Section U1
Glenmarie, 40150 Shah Alam, Selangor Darul Ehsan, Malaysia
代 表 者
: Norhisham
資 本 金
: 1,000,000 MYR
従業員数
: 37 名
事業内容
: 金属加工機械および金属工作機械等の販売・サービス・提案など
■ アマダシンガポール 会社概要
本
社
: 12 Tannery Road, #05-01/02 HB Centre 1, Singapore 347722
代 表 者
: 山本 浩司(10 月)
資 本 金
: 400,000 SGD
従業員数
: 11 名
事業内容
: 金属加工機械および金属工作機械等の販売・サービス・提案など
■ アセアンテクニカルセンター 概要
敷地面積
: 20,000 m²
延床面積
: 7,502m²
主要展示設備*: 1,843 m²
投資総額
(*テクニカルセンター、技能訓練施設、ラボ含む)
: 5.5 億 THB(約 20 億円)
2016 年 8 月 23 日(3/4)
■ アセアンテクニカルセンター 主な展示マシン
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FLC-3015AJ (4kW)
ファイバーレーザマシン ENSIS-3015AJ (2kW)
平板&パイプ・形鋼両用のオールラウンドマシン FO-MⅡRI3015 (4kW)
グローバルスタンダード CO2 レーザマシン LCG-3015 (4kW)
新 AC サーボ・ダイレクトツインドライブ NCT EMZ-3510MⅡ + ASR-NTK
究極の多品種少量対応ベンディングマシン HG-1003ATC
高速・高精度ベンディングマシン HG-8025
自動金型研削機 TOGUⅢ-ID
デジタル電動サーボプレス SDE-2025
オプティカルプロファイル研削盤 GLS-150S
シングルパルスカッティングバンドソーマシン PCSAW-430
テーブル式インバータースポット溶接機 TSⅢ-NT
パルス TIG 溶接機 MAWA-300
3 軸リニアドライブ・ファイバーレーザマシン
アマダグループは、2020 年、売上高 4,000 億円達成に向けた中期経営計画を実行中ですが、その達成
には海外市場の拡大は不可欠であり、中でも高い成長性が見込まれる ASEAN 地域を重点戦略地域に位
置づけ、売上倍増を計画しております。
この実現に向け、シンガポールにある地域統括機能をタイに移し、今回アマダアジアパシフィック社
を設立するとともに、ASEAN 体制を再編し、グループ全事業一体化による市場シェアの拡大を目指し
ます。具体的には、今回新たに設立したアセアンテクニカルセンターを活用し、地域特性や市場ニーズ
を踏まえた商品戦略とソリューション提案を展開するとともに、アマダアジアパシフィック社が司令塔
となって SCM 戦略を推進してまいります。
ASEAN は、域内人口は6億人を超え、域内総生産が 2 兆 5000 億ドル(約 300 兆円)に達する巨大
経済圏であり、域内の連結を強化するためのインフラの整備などもすでに進められております。最近で
は、製造拠点としてだけでなくマーケットとしての魅力度も増加しつつあります。さらに、日系企業が
大手を中心に第 2 のマザー工場として進出する機会が増えており、インフラ基盤の強化や輸出競争力の
拡大を背景に現地企業にもユーザー層が広がりを見せていることから、大量生産から変種変量生産まで
対応可能な幅広い商品とサービスを提供していきます。この点において、アマダはブランク・曲げ・溶
接、さらには切削・構機・プレスや金型まで、全工程に対応できる商品力を活用して他社にできないソ
リューション提案が可能です。
一方、環境やエコへの関心の高まり、賃金上昇や少子高齢化を踏まえた自動化の流れ、デジタル化や
ネットワーク化の進展の中で製造業が抱える課題へのソリューションも提供していきます。こちらは、
アセアンテクニカルセンターにおいて、最新のレーザマシンやベンディングマシンなどの加工機を使っ
たソリューションや実践的な加工方法の提案を進めてまいります。
今回のアマダアジアパシフィック社の新設にともない再編されるASEAN 体制とテクニカルセンター
のオープンにより、ASEAN 地域のお客さまにきめ細やかな提案営業が可能となり、お客さまのニーズ
に対応した最新のトータルソリューションをご提供するとともに、高いレベルでの技術支援やサービス
活動により、お客さまのモノづくり、ひいては ASEAN 地域の製造業のさらなる発展に貢献してまいり
ます。
2016 年 8 月 23 日(4/4)
オープン初日のテープカット
テクニカルセンター内
以上
株式会社アマダホールディングス
社長室 広報グループ
〒259-1196 神奈川県伊勢原市石田 200
URL: http://www.amadaholdings.co.jp