発信元: MSA (マイン・セーフティー・アプライアンシズ・カンパニー(略称 MSA) テロップ:MSA (NYSE) 連絡先: Mark Deasy (マーク・ディージー) – (412) 967-3357 プレスリリース MSA、ジェネラルモニターズ社を買収、火炎・ガス検知器製品部門を強化 • ジェネラルモニターズ（カリフォルニア州）：産業・石油・ガス・石油化学市場に新たな成長機会を提供 • 9 月 8 日午前 10 時(米国東部夏時間)、投資家との特別会議を開催ピッツバーグ（米国）、2010 年 9 月 7 日 – MSA (NYSE: MSA)は本日、高性能火炎・ガス検知警報器システムの革新開発リーダー企業で、カリフォルニア州レイクフォーレスに本社を置くジェネラルモニターズ社の買収契約に署名したことを発表致しました。買収金額は 2 億 8 千万ドルで、資金調達は既存の現金残高と増分借入の組み合わせ方式で行われます。ジェネラルモニターズ社は、世界中に社員およそ 225 人を雇用し、年間売上高は約 8 千万ドル。今後もカリフォルニア州の本部から営業を継続します。 MSA では、この買収について今回の取引経費を除き、直ちに増収につながるものであると考え、セキュリティ業界で最も興味深い部門において MSA の市場を大幅に強化すると見ています。さらに、この買収により MSA の定置式ガス検知警報器部門は強化され、戦略的に MSA を約 8 億 5 千万ドル市場の業界リーダーに位置付けることになります。ジェネラルモニターズ社の製品とシステムは、広範囲に及ぶ石油・ガスの開発・精製分野とさまざまな産業設備で使用されています。「今回の買収により、MSA とジェネラルモニターズの両社がサービスを提供している多くの市場、特に石油・ガス・石油化学工業の業界において、さまざまな種類の定置式火炎・ガス検知システム製品とソリューションをお客様に提供するという当社の長期企業戦略の主要要素は明らかに速まります。」と MSA 取締役社長兼 CEO、 William M. Lambert (ウィリアム・エム・ランベルト)氏は語りました。「また、この買収は、当社が関与する競争市場においてブランドリーダー企業になるという目標に適うとともに、直ちに増収につながってくれます。」 (続く) 2 ジェネラルモニターズの買収は 2010 年度第４四半期に完了すると予想され、買収効果は 2011 年度収益高に１株当たり 10～15 セント増になる、とランバート氏は語りました。「人命と資産を守る最先端製品の開発により、ジェネラルモニターズ社はこれまで高い評価を得てきました」。ランバート氏は、続けて「我々のビジョンは、MSA とジェネラルモニターズの両社が持つ相乗効果と優れた経験を活用し、定置式火炎・ガス検知技術において最適なソリューションをお客様に提供することです。」と語ります。ジェネラルモニターズ社は、米国宇宙計画の水素ガス監視保安設備の整備に従事する 4 人の航空宇宙技術者よって 1961 年に設立されました。働く人々の人命を守る事業に専念したことで、会社の方針は世界のエネルギー関連業界全体のガス・火炎検知を担う方向に展開しました。ジェネラルモニターズ社は長年に渡って着実に成長し、革新的で高品質のガス監視・火炎検知製品のリーダー企業としての世界的評判を得ました。ジェネラルモニターズ社の最新の開発製品である FL4000H 火炎検知器は、火炎検知技術の次世代を示すとともに、画期的成果の長い歴史を受け継いでいます。このシステムでは、マルチスペクトル赤外線センサーを利用し、信頼性の高い火炎監視機能に従来よりも優れた「誤報回避」を備えています。FL4000H は、視角が広く、検知範囲も業界で最も長くなっています。このシステムは、使いやすさで知られ、工場管理者にとって危険な炭化水素火炎の原因から人命と器材を守る新しいツールになっています。ジェネラルモニターズ社の取締役社長兼 CEO、Phillip A. Robbibaro (フィリップ・エイ・ロビバロ)氏は、「ジェネラルモニターズ社と MSA の両社が提供する製品は、実質的に全ての市場で互いによく補完し合っています。今回の買収の関心は、最初の時点から、文化的な視点、製品ラインの視点、流通経路の視点からも、両社にとって適合することでした。この買収は、ジェネラルモニターズ社と MSA の両社にとって全ての面で「願ってもない」ことであり、今日のニュースについて大変喜んでいます」。とコメントしました。 (続く) 3 ロビバロ氏は、今後も従来と同じ立場でジェネラルモニターズ社の運営を継続します。また、MSA は買収の一環としてジェネラルモニターズ社の強力な管理チームを保持してゆく考えです。ランバート氏は、「MSA には、強力かつ認知されているブランドがあります。 MSA の営業地域範囲は広く、また、新製品開発能力もセキュリティ業界で最も幅広いものです。また、MSA は、ジェネラルモニターズ社により世界の石油・ガス市場へのアクセスが強化されるとともに、業界トップの製品ラインと世界トップレベルの研究開発能力を得ることで、顧客のロイヤルティと収益性を高めることができます。さらに、両社とも文化とチームワークの価値を重要視しています。こうした資源をまとめて両社の製品ラインをさらに強化し、市場において定置式火炎･ガス検知警報器ソリューションを実現する新しい力を構築してまいります。」今回の買収に関して、MSA の財務顧問は Lazard（ラザード）氏、法律顧問は Reed Smith (リード・スミス)氏です。投資家会議今回の買収について、投資家との特別会議を 2010 年 9 月 8 日午前 10:00 時(米国東部夏時間)にインターネットライブ中継で開催します。投資家や関係者の方々は、 http://www.msanet.comにアクセスして会議のライブ中継を視聴することが可能です。会議の開始 15 分前に、MSAのWebサイトにログオンして登録を行ってください。会議を視聴するには、音声ソフトウェアをダウンロードすることが必要になる場合があります。投資家の方々は、音声ソフトウェアをダウンロードする際に、MSAのWebサイトにある「Earnings Conference Call」リンクをクリックしてから、所定の手順に従ってください。この会議の再生につきましては、MSAのWebサイトにおいて 30 日間有効です。 (続く) 4 MSA について創立 1914 年のMSAは今や、人々の健康と安全を守る安全器具製品の開発、製造、販売を行うグローバルリーダー企業です。多くのMSA製品は、一般的に危険または生命にかかわる状況からユーザーを守るために電子工学・機械システムと新素材を組み合わせて完成されたものです。MSAの広範囲に渡る製造品目は、世界各国・地域の消防、石油、ガス、石油化学工業、国土安全保障、建設、鉱業などの業界(軍事関連も含む)で働く人々に使用されています。主要製品は、給気式呼吸保護具、ガスマスク、ガス検知警報器、頭部保護具、防弾ベスト、落下防止保護具、熱画像カメラなどです。また、小売販売店を通してさまざまな種類の消費者・工事業者用安全製品を販売しています。MSA の年間売上高はおよそ 10 億ドルで米国、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカなど 40 か国以上の国や地域において製造事業を行っています。詳細情報につきましては、当社のWebサイト (www.msanet.com)をご覧ください。ジェネラルモニターズ社についてジェネラルモニターズ社は、1961年創立以降、最先端の可燃性ガス・有毒ガス・火炎検知器など、人命と資産を守る最高品質製品を提供し社会への貢献に邁進して参りました。世界中に50箇所以上の販売代理店を持ち、他社には見られない優れたサービスとアフターセールスサポートを提供します。高度な検知技術と優れたサービスを合わせることで、お客様に火炎・ガス検知のトータルソリューションを提供します。米国カリフォルニア州とアイルランドに製造部門を持つと共に、中東、アジア、ヨーロッパ、および米国に営業サービス支社を設けています。 ###