本庁舎建設ユニバーサルデザイン提案書 平成22年12月 1日 安曇野市本庁舎建設ユニバーサルデザイン市民会議 ■目次 1.提案の趣旨 2 2.提案内容 3 2-1.人的サービスに関する提案 3 2-2.情報サービスに関する提案 5 2-3.わかりやすい施設に関する提案 6 2-4.使いやすい施設に関する提案 7 3.資料 8 3-1.本庁舎建設ユニバーサルデザイン市民会議の開催概要 8 3-2.第1回~第5回までの市民会議の検討プログラム 9 3-3.市民会議の検討方法 14 3-4.本庁舎建設ユニバーサルデザイン市民会議委員名簿 16 3-5.委員からの一言 17 3-6.各分科会が検討した現状の課題と解決案 20 - 1 - 1.提案の趣旨 市役所は市民ひとりひとりのものであり、若い人も、高齢の人も、障害をお持ちの 方も、子育て中の人も、外国の人も、誰もが使いやすい施設でなければなりません。 ユニバーサルデザインに対応した市役所本庁舎の建設に向け、安曇野市ユニバーサ ルデザイン市民会議は、平成22年7月から9月まで5回の会議を開き、現状の問題点 はどこにあるのか、また、問題点を解決するにはどうしたら良いのか話し合いを重ね ました。 このたび、市民会議の提案内容をとりまとめましたので、本庁舎の建設計画及び設 計業務、総合支所を含む行政計画立案の参考にしていただき、できる限り提案を採用 していただきますようお願いいたします。 ◆ユニバーサルデザインとは・・・ 「全ての人のためのデザイン」を意味し、年齢、性別、身体的能力、国籍など個 人の特徴にかかわらず、できるだけ多くの人が利用しやすいよう製品や情報、建 築物、まち全体をデザインすることを示します。 ユニバーサルデザインのイメージ図 - 2 - 2.提案内容 2-1.人的サービスに関する提案 ① 意識改革の必要性(ハートウェアの実現のために) ・ 「~だから出来ません」から「こうすれば可能になる」あるいは「可能にするために 一緒に考えましょう」へ、前例や慣習にとらわれず、多くの知恵を集める前向きな 思考方法への転換。 ・障害のある人、日本語がわからない人、どこの窓口へ相談したらよいかわからない 人が、気兼ねなく安心して用事を足すことができるための、環境の醸成や職員の意 識と行動の転換。 ・職員は地域などに出て、住民の視点で「体験」をし、自らが不都合・やさしくない ことを実感する。そこで実感したことから改善に向けての自主的な変革を始める。 そのためにも、以下のような交流や研修を行う必要がある。 ・障害のある方や日本語が良くわからない「当事者」との継続的な交流。 ・介護の疑似体験、介護方法についての研修(障害のある方を講師として)。 ・民間企業での、利用客の満足を得るための研修。 ② 支所におけるユニバーサルデザインの実現に向けて ・住民にとって「一番身近な行政機関」が総合支所である。 これはいわゆる「交通弱者」にとって本庁舎までの移動が困難ということのみでな く、地域づくりや地域課題に対応できるよう、以下の機能が必要となる。 ・既存の総合支所で本庁舎と同じ窓口業務が遂行できる仕組み。 ・本庁舎の「サテライト・オフィス」の機能。 ・総合支所にさえ通うことの出来ない住民に対する「出前支所(仮称)」機能の設備。 ・IT技術を活用して支所において必要なデータや手続き書類等を入手できるような 仕組み。 ・手続き上本庁舎に行かなければならない場合に「○○課□□係△△のところを訪ね てください」という「具体的な」橋渡しの機能と連携。 ・コンシェルジュの配置。 ・障害のある方や日本語が難しい人への配慮。 ③ 全ての人にやさしいワンストップサービスの実現に向けて ・現行の市役所機能は住民が担当の係の元へ出向いていくシステムである。 そのため用件によっては複数個所へ出向く場合もあるし、複数の支所へ行かなけれ ばならない状況にある。 これを少なくても一箇所で全てが完結でき、1つの支所の中であっちへ行ったりこ っちへ行ったりという状況をなくす仕組み「人にやさしいワンストップサービスの 実現」が不可欠となる。 そのため、以下のような総合支所機能の充実が不可欠となる。 ・的確な案内(サインの整備を含む)、コンシェルジュを含めて「住民が求めている係」 へ最短距離での案内。 - 3 - ・住民の求めていることを聴き取る力の養成(研修)。 ・住民自らが自分の行く先を認識している場合には押し付けにならない配慮。 ・市役所業務全体を把握するための研修と専門部署の創設。 ・職員が動く。 住民が移動するのではなく、職員が住民の元へ来る仕組みへ。 「これは○○の係へ行って」ではなく、「この担当の○○係の担当者を呼んできま す」へ。 ④ 人にやさしい行政システムの実現に向けてのその他の取り組み ・パブリックスペースで、カウンター越しに深刻な相談を行うという形態から、個室 の相談スペースで話ができるハードの整備と、それが当たり前のことだと感じられ る職員の意識を作り出すこと。 ・職員が窓口で深刻な相談(介護・税金の滞納など個人情報満載で人にはあまり聞か れたくないような状況)を実際に体験して、その状況で安心して相談が出来たかを 実感してもらう。 ・できなかったらどうすればよいかを考えてもらう。 ・ユニバーサルデザインが準備され、実行され、効果が得られているのかを追跡確認 (モニタリング)を常に行う。 モニタリングの結果を受けてユニバーサルデザインの実効性と効果を評価し、必要 な修正を加える。 これを継続的に反復する。 さらに定期的な職員研修を行う。 ・ユニバーサルデザインが担保されているかの検証のための専門チームの創設。 ・住民の「声」を集めるシステムの構築。 ⑤ まとめ ・ユニバーサルデザインに基づく行政サービスを実現するためには、職員全員に意識 改革などのかなり「痛み」を伴うものとなる。 そのため必ず「抵抗勢力」が出てくる。 抵抗勢力への対応として「トップダウン方式」で押さえ込むことは可能だが、それ は行わないでほしい。 なぜならば、職員全体がユニバーサルデザインの必要性を理解し(そのための研修 や体験をぜひ実施してほしい)、その中から「こうすべきだ」という「ボトムアップ 方式」で「自らやる」という意識を持ち、実行に移してもらいたいためである。 それが出来ないなら「人にやさしいシステム」の実現は不可能であろう。 今回我々は「安曇野市の行政システム」に対してユニバーサルデザインに基づいて 「人的サービス」をどのように作り上げるのかについて議論を重ねてきた。この議 論を無駄にしないためにも職員全体が意識を変え、ユニバーサルデザインの実現に 向けて活動してほしい。 - 4 - 2-2.情報サービスに関する提案 ① 情報の受取方の問題 ・ファックスやメール、市の広報誌、無線、広報車、ホームページ、それらを申告制 にしたらよい。 ② ユニバーサルデザインの部署 ・市の窓口全てが単独の手続きに留まらず、継続する手続きの業務案内もできるよう にシステム化する。 ・障害者団体との定期的な交流。 ・職員が2~3年で異動するのは困る。 ・障害者の職員も雇用してほしい。 ③ 制度の問題 ・窓口に手話通訳を置いてほしい。 ・人が足りないのならばテレビ電話を置いて本庁舎とつないで対応する。 ・外国語表示とか外国語通訳の必要性。 ④ 精神障害者の方々 ・いろいろな場面で手続きをするのに、非常に煩雑な手続きとなっているため、情報 のワンストップ化が必要。 ⑤ 視覚障害者 ・ 書類を書けないのに書かねばならない、読めないのに読まねばならない状況がある ため、書類手続きの簡素化と情報のワントップ化が必要。 ⑥ ワンストップサービスのデジタル化 ・例えば住基ネットカードを持って行き受付機に通すと、市民の誰それが受付に来た 事を窓口職員すべてがパソコンで把握できるシステム。 ⑦ 業務自体はデジタル化し、人と人とのつながりは大事にしていければよい。 ⑧ 書類手続きにあたり、職員に訪問していただきたい。 提案発表の様子 - 5 - 2-3.わかりやすい施設に関する提案 ① ワンストップサービス ・障害者対応が一番のキーワード。あらゆる人に対応できる能力のある人間を受付に 配置し、情報の共有も考える。 ・人の流れが止まらないような形も必要。 ② 平面計画 ・キーワードは「低層」「吹抜け」「大空間」。 ・なるべく低層階に市民に関連の強い部署を配置していただきたい。 ・一体感が持てるような明るい施設であってほしい。 ・各階に授乳室を作ってもらいたい。 ③ サイン ・シンプルで大きく。 ・LEDやモニターなどを使いながら、効果的な場所にサインを設け、たくさん設置す るのではなく最小限に抑える。 ・音声誘導をサインの計画の中に盛り込んでもらいたい。 ④ トイレ ・バリアフリーに配慮したトイレを低層階に設置してほしい。 ⑤ プライバシー ・相談の内容によってはプライバシーを重んじる場合もあるので相談コーナーを設置 してほしい。 ⑥ 支所機能 ・支所はあまり大きくなってしまうと、本庁舎の意味がなくなってしまう。 公民館など人が集まるところに併設するという方向もある。 ⑦ 防災 ・防災センターという要素を取り入れ、非常時の緊急対応ができるようにしてほしい。 ・本庁舎の指揮系統を確立してもらいたい。 ⑧ その他 ・風力、太陽熱等の自然エネルギーを利用した環境配慮型の建物にしてほしい。 ・身障者には屋根付きのパーキングを作ってほしい。 ・屋上をビアホールに(市民が憩えるような温かみのある施設)。 - 6 - 2-4.使いやすい施設に関する提案 ① 安曇野バージョンのデマンド交通を作ったらどうか。 ② 「やさしい」という言葉をコンセプトに歩道を整備。 ③ 駐車場 ・立場の弱い人を大事にする。 ・幅3メートルは必要。 ・自分の車を止めたところがわかるように「番号」などを付けたらいいのではないか。 ④ 玄関 ・広めの明るいものを作ってもらいたい。 ・明るさの差を無くすことも考えていただきたい。 ⑤ ホール ・災害のときに使えるようにホールは広めに作る。 ・普段は写真などの展示を考えたたらどうか。 ⑥ くつろげるスペース ・安曇野らしい自慢できるような展望ロビーを設けたらどうか。 ・最上階に市民が自主的に運営できるような展示ロビーをつくったらどうか。 ⑦ 子どもが遊べる空間 ・内部の空間は広くやさしくする。 ・加えて文化の香りが漂うような施設であってほしい。 ⑧ 安曇野らしい、100年後も使えるような庁舎になってほしい。 提案発表の様子 - 7 - 3.資料 3-1.本庁舎建設ユニバーサルデザイン市民会議の開催概要 回 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 開催日時 平成22年7月25日(日) 午後1:35~4:00 平成22年8月7日(土) 午後1:35~4:00 平成22年8月21日(日) 午後1:35~4:00 平成22年8月28日(土) 午後1:00~4:00 平成22年9月5日(日) 午後1:00~4:00 会 場 穂高会館講義室② 三郷公民館講堂 堀金総合支所301号 会議室 豊科ふれあいホール 明科交流学習施設 「ひまわり」講義室 内 容 オリエンテーションとグ ループ分け 分科会ごとに現状の課題 の洗い出し 分科会ごとに解決案を検 討 分科会ごとに解決案を検 討 分科会ごとに提案発表 穂高会館 堀金総合支所 三郷公民館 豊科ふれあいホール 明科交流学習施設 - 8 - 3-2.第1回~第5回までの市民会議の検討プログラム ① 第1回 時間 テーマ 内容 13:35~13:40 全体オリエンテーション ファシリテーターの紹介 13:40~13:45 ワークショップの目的と運営方法 13:45~14:30 セミナー「ユニバーサル パワーポイントでUDの概念と事例を説明。参加者の理解を デザインとは何か」 高める 14:30~14:40 休憩 14:40~15:00 ○×式旗上げアンケート アイスブレーキングとして参加者間の緊張をほぐし、参加者 が主体的に学習に参加する雰囲気をつくる 15:00~15:30 課題出しと分科会テーマ 参加者全員がソフト、ハード面での課題出しを用紙に記述。 の設定 ファシリテーターがそれらを分類して4つの重点テーマを設 定 15:30~15:55 分科会とリーダーの選出 各自が4分科会のいずれかに参加。分科会毎にリーダーを選 出 15:55~16:00 次回ワークショップの説 第2回ワークショップの目的と流れを説明。宿題の提示 明 オリエンテーションの説明を聞く市民会議委員 ○×式旗上げアンケート 課題出しの集計 - 9 - ② 第2回 時間 テーマ 内容 13:30~13:45 分科会オリエンテーション 第1回の流れを復習しワークショップの目的を再共有 13:45~14:00 各分科会の紹介 各分科会のテーマ、メンバー、リーダーの紹介。リーダ ーが前に出てメンバーと検討内容を発表。全体のコンセ ンサスを得る 14:00~14:10 休憩 14:10~15:10 分科会毎に課題の検討 15:10~15:55 15:55~16:00 KJ法に基づきポストイットに課題を書き込む。模造紙に ポストイットを優先順位をつけながら分類、整理する 各分科会毎に課題の発表 模造紙を壁面に貼り、分科会リーダーが検討内容を説明。 全員で情報を共有する 次回ワークショップの説明 第3回ワークショップの目的と流れを説明。課題に対す る解決策とアイデア出しを各分科会の宿題として提示 人的サービス分科会 情報サービス分科会 わかりやすい施設分科会 使いやすい施設分科会 - 10 - ③ 第3回 時間 13:35~13:40 13:40~14:00 14:00~14:15 14:15~14:30 14:30~14:45 14:45~15:15 15:15~15:55 15:55~16:00 テーマ 内容 分科会オリエンテーショ 第2回の復習と第3回の説明。ワークショップの目的を再 ン 共有する 各分科会毎に解決方法と 第2回の宿題を各分科会毎にまとめて発表の準備をする アイデア出しの整理 各分科会毎に解決方法と 分科会リーダーが上記を全員に発表する アイデア出しの中間発表 事例紹介 解決法のヒントとなる事例をファシリテーターがパワー ポイントで紹介 解決方法とアイデア出し 第2回の経過を踏まえ、解決方法やアイデア出しへのア へのアドバイス ドバイスを行う 引き続き分科会毎に解決 アドバイスを受けてさらに検討をくわえる 方法の検討 課題と解決方法の発表 各分科会毎にリーダーが発表 次回ワークショップの説 第4回ワークショップを説明。次回までの宿題を提示 明 人的サービス分科会 情報サービス分科会 わかりやすい施設分科会 使いやすい施設分科会 - 11 - ④ 第4回 時間 13:00~13:30 継続検討 テーマ 13:35~13:55 中間報告 13:55~15:10 解決方法の継続検討 内容 第3回の積み残しの検討 各分科会リーダーが中間報告を行い情報を共有す る 課題について、引き続き解決方法をKJ法で出し合 う。第2~3回で使った模造紙にポストイットで貼 る 15:10~15:15 休憩 15:15~15:55 発表 15:55~16:00 次回ワークショップの説明 全体に各分科会リーダーが内容を発表し情報を共 有する 第5回の目的と流れを説明。宿題を提示 人的サービス分科会 情報サービス分科会 わかりやすい施設分科会 使いやすい施設分科会 - 12 - ⑤ 第5回 時間 13:00~14:00 継続検討 テーマ 内容 第4回の積み残しの検討 14:00~14:15 最終提案にあたって留意事項 全体の傾向と最終提案にあたって留意事項をアドバイ ス 14:15~15:00 最終提案の作成 分科会毎に市に対する最終提案を作成 15:00~15:05 休憩 15:05~15:45 最終提案 15:45~15:55 市長挨拶 15:55~16:00 閉会の挨拶 分科会毎に市長及び副市長に対して最終提案 市長より全体の感想とユニバーサルデザイン市民ワー クショップ参画への御礼 事務局より今後の予定と参加者への御礼 人的サービス分科会 情報サービス分科会 わかりやすい施設分科会 使いやすい施設分科会 - 13 - 3-3.市民会議の検討方法 ・5回の市民会議を開催し、各回で全体会と分科会を開催しました。分科会は次の4 つのグループに分けました。 分科会名 検 討 内 容 人的サービス分科会 窓口対応や案内などのソフト面について主に検討 情報サービス分科会 音声や文字情報などのソフト面について主に検討 わかりやすい施設分科会 案内表示や平面配置などのハード面について主に 検討 使いやすい施設分科会 スロープ、階段などハード面について主に検討 ・分科会では、KJ法を用いて参加者の意見を漏らさずに紙に記入し、それらを分類・ 整理して意見の集約や体系化を図りました。 ◆KJ法とは・・・ 問題解決のアイデアを出す手法を示します。発案者の川喜田二郎氏(Kawakita Jiro) の名に由来します。個々人の問題提起や解決のアイデアを紙片に一つずつ書き込み、 それらの紙片をグループ分けします。大勢の参加者の意見を取り組むことによって、 1つの課題に対して多くの知見を集められるメリットがあります。 ◆ワークショップとは・・・ さまざまな立場の人々が集まって、自由闊達な意見や提案をまとめ上げていく場を 示します。 ファシリテーター(進行役)が、参加者が自発的に作業をする環境を整え運営しま す。住民参加型まちづくりにおける合意形成の手法としてよく用いられています。 - 14 - ・各回の最後に、分科会ごとに検討内容を発表して分科会相互の情報共有を行いまし た。最終回となった第5回は、各分科会が最終提案を発表しました。 人的サービス分科会 情報サービス分科会 わかりやすい施設分科会 使いやすい施設分科会 最終提案を聞く市民会議委員 - 15 - 3-4.本庁舎建設ユニバーサルデザイン市民会議委員名簿 (敬称略)(グループごと50音順) 氏 名 所属団体等 選出区分 1 大神 泉 市社会福祉協議会 識見者 2 岡田 良知 安曇野市穂高有明 公募委員 3 上條 肇 安曇野市三郷明盛 公募委員 4 黒岩 英則 安曇野市堀金烏川 公募委員 5 桜井 洋子 市ボランティア連絡協議会 識見者 6 中嶋 忍 安曇野市豊科 公募委員 1.人的サービス 7 中村 雅彦◎ 介護保険事業所連絡協議会居宅介護支援部会 識見者 8 二村 高明 介護保険事業所連絡協議会居宅介護支援部会 識見者 9 松澤 美由樹 安曇野市三郷小倉 公募委員 10 丸山 宏充 あづみ会 識見者 11 丸山 美枝○ Azuminoハートネットワーク 識見者 12 百瀬 陽子 安曇野市豊科高家 公募委員 1 内山 秋男 市手をつなぐ育成会 識見者 2 小原 憲明◎ 長野県視覚障害者福祉協会安曇支部 識見者 3 川角 卓 安曇野聴覚障害者協会 識見者 4 坂槙 修一 安曇野市豊科 自由参加者 5 高橋 清美 安曇野市堀金烏川 自由参加者 2.情報サービス 6 竹川 泰浩 安曇野聴覚障害者協会 識見者 7 武田 邦彦 安曇野市豊科 自由参加者 8 鶴見 みち子○ 三郷家族会 識見者 9 中山 富雄 安曇野市豊科 自由参加者 10 細萱 登美子 市手をつなぐ育成会 識見者 1 浅川 広明 市保育園保護者会連絡協議会 識見者 2 浅川 泰通 安曇野市堀金烏川 公募委員 3 小林 正幸 安曇野市堀金烏川 自由参加者 4 榊原 正明 市民生児童委員協議会 識見者 5 清水 文男 安曇野市豊科高家 自由参加者 6 髙橋 恵津子 安曇野市明科中川手 公募委員 7 等々力 秀和 安曇野市豊科南穂高 自由参加者 8 3.わかりやすさ 場々 洋介◎ 安曇野市穂高有明 公募委員 9 平林 千代 市男女共同参画連絡協議会 識見者 10 布山 則男○ 安曇野市三郷小倉 公募委員 11 松井 弘二 安曇野市豊科 公募委員 12 丸野 禎尚 安曇野市穂高 自由参加者 13 宮川 智江古 安曇野市明科東川手 公募委員 14 山田 文明 市老人クラブ連合会 識見者 15 横山 泰彦 安曇野市穂高 公募委員 1 井口 徳次 長野県視覚障害者福祉協会安曇支部 識見者 2 小福 敬子 市男女共同参画連絡協議会 識見者 3 竹内 勲 安曇野市堀金三田 公募委員 4 中村 豊江 市身体障害者福祉協会 識見者 5 中村 昌弘 安曇野市穂高 自由参加者 6 林 公也 安曇野市堀金三田 公募委員 7 平林 昌通 安曇野市堀金 自由参加者 8 降旗 ゆかり 安曇野市三郷明盛 公募委員 4.使いやすさ 9 細野 修市 安曇野市穂高 公募委員 10 前島 進 市ボランティア連絡協議会 識見者 11 槇石 勲 市身体障害者福祉協会 識見者 12 百瀬 勉○ 安曇野市穂高 公募委員 13 山岸 久美子◎ 市社会福祉協議会 識見者 14 山﨑 忠子 市民生児童委員協議会 識見者 15 山田 千尋 安曇野市堀金烏川 自由参加者 16 山本 和明 安曇野市豊科南穂高 自由参加者 ◎:グループリーダー ○:グループサブリーダー グループ - 16 - 3-5.委員から一言 ① ユニバーサルデザイン市民ワークショップで特に良かったこと ・参加して庁舎建設の意義が理解できたことは良かった ・一部であるが市民の声を伝える機会ができて良い ・当たり前だと思う意見が当たり前ではないケースがかなりあることがよくわかった ・色々な考え方を聴くことが大変良かった ・自由に思ったままフリーに意見が言えた ・相手の思いも理解することができた(自分との違い) ・たくさんの問題点が提案され、希望する事項について、たくさん話し合いできてよ かった ・個々が伝えたい思いを持ち寄り、それぞれの経験や知識をお互いが情報交換できた・ ことは良かったと思う。このような機会がなかったら知りえないことや伝えられな いことがそのままになっていたと思う ・途中から参加したが、違和感なく意見を言える環境であった ・色々な立場の人の意見が聞けた ・自分の意見が反映された ・身障者などの不便さがより一層わかった ・単なるアリバイ作りとしてのワークショップ=既に結論があり、「声を聞いた」とい う形式的なもの、という考えを持っていたが、ワークショップ終了時点では、少な くとも「そんなことはなかった」という実感、協議ができたことが良かった ・様々な考え方や市政への思いについて知ることができたと思います。今まで気づか なかった点や色々な角度からの視点など、学ぶことが多かったです ・参加者は皆よく考えていらっしゃる方々だと感じました ・ワークショップの意義が多少なりともわかった ・自由に発言して意見が言えた ・全ての内容が決まりつつある中、果たしてそれが良い方向へ向かうことができるの か、ワークショップの意見の強い人がいると流れるので、良かったところは多くの 意見が出たというところか ・障害者の方々の考え方が直接聞けたこと、それぞれの立場でのご意見を聞けたこと 市民の皆さんが行政サービスに対して、強く高い意思をもって提案、問題を出すこ とができた ・市民ベースで、各種意見を聞くことができたこと ・新庁舎に対するイメージが掴めてきた ・自由に発言でき、市庁舎を身近に感じることができた ・人数が適度で意見は出しやすかった ・自由に発言できたことが良かったと思う ・色々な人の意見が聞けた ・対話により、種々の考え方が勉強できた ・聴覚障害者にも情報保障がなされていて、自由に参加できた(手話技術はまだまだ だったが) - 17 - ・他の人の意見も、全く別の視点があって大変参考になった(広い視野がもてたと思 う) ・一人一人の意見が言えて良かった ② ユニバーサルデザイン市民ワークショップで改善すべき点 ・市側というか進める側の意図するものがわかりにくかった ・中学生、高校生が参加しやすいワークショップにしてほしい ・各回でやらなければならないことが不明確で、都度方向修正が必要でした。もう少 し明確な進め方が必要では? ・ワークショップの意味がよく理解できず、最初の2回は雲をつかむような気持ちで 参加した ・UDという理解が深まってからの議論が順番ではなかったか・・・? ・宿題が出るので、ちょっと負担に感じられた ・結論ありきの方向をあまりだすべきではない。難しい点だが、参加者が自然に導き 出す方向が良い ・全体の流れが最初にわかると良い ・忙しい(5回) ・視覚障害者に対応できるワークショップを・・ ・この方式で良かったと思う ・前提条件、例えば支所をどうするのか等の条件をあらかじめ示してもらうと考えや すい一面がある ・時間的な問題、もう少し議論を詰める時間が必要ではないかと思う ・テーマをもう少し増やしたほうが良かった ・UDの勉強は具体例を見て経験させてみては・・・ ・最終まとめの後に、再度ワークショップを開ければ良い ・ファシリテータの役割の説明不足 ・UDの詳しい説明がほしかった ・もう少し討議できる時間が欲しい ・時間のゆとりがほしかった ・各グループで、重複する項目があり、もう少し区割りをハッキリとした方が良い ・ワークショップのやり方が慣れていない ・強い意見の人に流される ・時間不足 ・1:00~1:30までの説明会は新規参加者のみにして、第2回目から既に参加してい る人で1:00~スタートしてほしい(時間がもったいない) ・この会で続けたら良いと思います ③ その他自由ご意見 ・みんなの話し合った内容をよく理解して建設してもらいたい ・意見を聞いただけで終わりにしないでください ・検討課題の他の行政団体の事例を写真・図面で紹介してほしい - 18 - ・基本設計、実施設計終了前に市民(ワークショップメンバー)に公開して欲しい ・最終結論に行き着く前の過程がとても重要だと思います ・飲み物の提供がほしかった ・UDはあくまでも理想であり、夢であるような気がしますが、多くの提案が実現す るように願っています ・担当職員の方々、本当にご苦労様です。行政職員だけに意識改革を求めすぎるのは 非常に残念な市民でしたよね・・・市民の意識はどうなのでしょうね ・今後設計が始まった時点で、ぜひワークショップを開催し、住民参加ができる設計 をお願いしたい。パブリックインボルブメント、説明責任を果たす意味でもお願い したい ・あっけなく終わってしまい、十分論じられたか? ・ファシリテータの意向が反映されすぎ ・ワークショップの「声」、「要望」は市民の声でもある。それにどう応えていくのか、 今後の取組み方で市政の評価が決まると思います。どうか我々の時間と労力を無駄 にしないでほしい ・ワークショップが無駄にならないようにしてほしい。チェック機能は必要だと思い ます ・色々勉強させていただきました ・ワークショップを推進する担当者の熱意がよく伝わった。 ・今後、意見を活かしてほしい ・公用車400台、職員400台、来庁舎200人、美術館・公園・その他300~500台、 合計1300~1500台。その中で700台が災害の時、広場はどうするのか ・土日開催に異議あり。他に役を持っていると行事が土日に集中し、出席できない場 合が出ます。(一考を) ・今後も基本設計後に開催して、意見聴取してみては ・基本設計に向けての市民参加を強く望みます ・UDの経済効率の高いデザインにつき説明なしは困る ・第1回の時、民間の会社名が大きく目立って良くなかった。住民の中に変に思って いる人が多くいた ・とても勉強になった ・今後もプロポーザル方式で市民の参加を継続させてほしい ・広報等で意見を発表してほしい ・このような会議は適宜必要である ・ぜひ、この提案に資金面も入れて検討し採用願いたい。 ・投資効果を市民に提案願いたい - 19 - 3-6.各分科会が検討した現状の課題と解決案 各分科会において出された意見及び解決案を一覧表にしました。 (●印は各分科会における投票数。各委員が問題提起や解決案の中から5つを選 び投票した。) - 20 - 課題 分類 意見 分類 ・「何々だからできません」から「こうすればできます」へ● ・利用者の要望に責任をもった対応で臨んでほしい● ・職員の意識改革(全員がサービス業という意識が必要!)● ー ● 人 的 サ ビ ス 分 科 会 課 題 と 解 決 案 1 解決案 意識 研修 ・全職員の研修(各機関人を招く) ・職員対象の接遇研修会の拡充 ・講師を招いての研修もよいが、実践的ではないので実際に現場で研修を積む ようにする(民間企業等で) ・組織にこだわらず意見交換の必要性(定期的な会議として) ・障害を知るための講師は障害当事者が務める ・地域物産品の営業を研修として行い、その成績を競う ・「人にやさしい対応」を職員自ら考える ・UDワークショップを職員対象として実施 ・自分の業務を実際に自分が受けてみる(ロールプレイ) ・全職員対象に障害を理解する研修を行う ・接遇はいきなりできることではないと思うので、多くの職員が窓口業務を経験 し、その対応に関して指導できる立場の人にチェックしてもらい改善していく ・接遇マニュアルの作成、見直し ・職員自身が困っていることを振り返ってみる ・職員同士で意識改革方法の意見を考えてもらう ・民間サービス業への職員の派遣 ・職員は民間企業を視察研修する ・ある程度の専門知識を身に付ける ・専門知識のある人を置く ・さわやかなあいさつを● ・まずは「いらっしゃいませ」(主役は市民!) ・やさしい声掛けを ・対応はまず一声はさわやかさと笑顔で 体験 ・職員はもっと地域に出て地域を知る● ・「足のない」住民への出前行政サービスの新設● ・動くのは職員さんで市民は動かない!● ・来庁者に対する職員の反応が遅い(何だろうと見ている) ・全職員が介護経験を積んでほしい● ・全職員が介護体験を行う ・全職員が障害体験をすべき ・職員は体験の結果を課題にして出す ・接客業での体験 視察 ・先進的取り組みをしている地域会議への出席 ・ハートウエアUD先進地視察(各課代表1名) ・住民サービスの現場はどこ?● ・住民の申請は人ごとではないと思ってほしい● ・自己責任は個人の問題か ・職員はいち早く客の目的を知る ・市役所への来庁者の立場になって事に当たる ・職員が地域住民としての意識をもつこと ・市民は何に困っているのかすぐに判断できる能力を備える ・まず人として考えることが最優先(すべての人々が対象) ・入りづらい雰囲気(大勢の職員が丸見えで、入るとお客の方を見る) ・市民の視点で窓口を開いている? ・障害の理解を正しくし個々にあった対応をしてほしい●●●● ・例えば障害のある人を手伝う時に過剰な対応はやめてほしい● ・日本人だけでなく、外国人にも住みやすい市であってほしい●●● ・外国人の通訳不在(文書等が少ない)● 声かけ 動作 ・書類作成支援(代筆)と作成そのものの支援(お手伝い) ・困っているときは頼まなくても率先してやってほしい ・対応を早く ・市民が困っていたら職員が出ていくようにする(建物の外で乳幼児やお年寄 りを降ろし、ベビーカーや車いすに乗せる時など) ・担当者が来庁者の所へ出向いてくる(住民が動かない) ・全職員が介護経験を積んでほしい● ・地域の人々とふれあい肌で感じ裸の付き合いをする ・職員はもっと地域に出て地域を知る ・交流を行う 交流 ・利用者がわかる説明をしてほしい● 説明 意見 ・提出書類の説明(不備点) ・住民と職員との話し合い(行政に対応の問題点の話し合い) ・業務と意識について役所側の対応の「?」を住民が指摘して話し合う ・住民と職員が直接意見交換を行い問題を共有する ・市民がどういう対応について不満をいだいているかについて職員がまず知る機 会を作る(知らないことには始まらない) ・市民団体の活動へ積極的に参加する ・机上だけでなくできるだけ現場に出向く ・職員が地域住民と密な連携を行う 評価システム ・部課長の評価を住民が行う(加点により) ・地域ごとに部課を住民が評価し競う ・住民中心のコンサルタントによる定期的点検、検証作業 ・本所、支所に来所した住民による対応点数化、提案箱システム(公表、配布 へ) 課題 分類 ー ● 人 的 サ ビ ス 分 科 会 課 題 と 解 決 案 2 支所機能 解決案 意見 分類 ・支所機能の充実●● ・本所で同じ機能が支所でも受けられる仕組み!● ・住民の近くで 支所機能 ・支所でも全ての申請手続きができるようにする(本所、支所の連携を密にする) ・本所と支所が同じ機能をもってほしい ・本所に出向かなくてもよい事柄(一般的手続き、年金、福祉、税務)は支所でできる ように ・支所機能として地域課題係の設置(地域のニーズ、相談) ・職員は行政サービスの現場にてサービス受給者との連携を行う ・支所職員は地域活動を中心に ・支所に本所と同じ部、課、係を設置(同等の機能をもたせる) ・「出前市役所(支所)」(地域公民館、自宅等への出張) ・人事、提案箱等本所と支所を同じ配置にする ・地域住民の行政システム(人、対応、設備)への意見を把握する係りを設置 ・優れた対応のできている支所を住民が選ぶ(学習材料とする) ・窓口専門部署がフロント、本庁がバックヤード ・1階に各課係の出前窓口を(バックヤードとしての本格的な部署の) ・本庁舎の窓口機能のサービスの感想の声を書ける箱を ・苦情相談窓口の設置(対応は本所と同じにする) ・苦情相談窓口の設置 ・苦情解決システム ワンストップ ・ワンストップの充実●●●● ・ワンストップの充実で窓口担当の専門職を置く ・総合支所こそワンストップサービスの導入を ・コンシェルジュの導入で相談事をすぐに解決できるようにしてほしい ・総合案内係を常時2~3人配置し、カウンターの内側ではなく出入り口に席を置く ・総合案内窓口に「用のある方は遠慮なく声をかけてください」を(コンシェルジュ対応) ・総合案内を置き何件かの要件を案内可能にしてほしい ・総合案内係の設置 ・総合専門職員の配置 ・案内係りを置いて手続きする(窓口を教えたり申請書の記入方法を助言する) ・すべてを把握し縦割り行政を解消するために関連部署や手話通訳等の連携を図る ・総合案内板を誰が見ても目で見て判るように プライバシー ・個別のプライバシーが守れる空間を●● ・個別相談室の設置 ・個別対応可能な窓口としてほしい(プライバシー保護) 地域連携 ・支所と本所の通信網の整備(テレビ電話等) ・本所と支所とのPCネットワーク(イントラネット)の整備 ・24時間365日稼働する(ネットワークを活用しても可) ・「足のない」住民にとって支所は本所 ・総合支所と本庁舎の取り次ぎを 総合案内 地域連携 ・ワンストップの充実●●●● ・総合案内係を置いてほしい(迷っている来庁者に迅速に声をかけていく)● ・庁舎の配置についての案内が不親切でわかりづらい ・相談窓口は別の場所がよい● ・手続きごとに来庁者が窓口や支所に移動しないといけない● ・一ヶ所で何種類かの申請ができない ・総合窓口の充実 ・時間外(平日17:15以降、土日)の手続きができない(ことが多い)● ・利用者はその場で ・複数の窓口は必要? ・予算はハードよりも人にかけて ・人(職員)がサービスの基本(必要な要員を確保して) ・総合的な知識を備えた専門職を ・書類申請を絶対視しないシステムがほしい ・効率的な行政システムは人にやさしいか? ・個別のプライバシーが守れる空間を●● ・地域住民の声が届く地域課題係を● ・地域のニーズに応えてほしい ・地域のことは地域で解を出せる体質が必要 ・必要としている人に必要としている支援を ・地域づくり(地域内で生活できる?) 意見 制度・業務改革 ・公募による住民が地域の課題を自由に話し合う委員会の設置 ・人事改革制度の導入 ・全職員は必ず専門部署を経験させる ・要望事項を受ける職員の研修 ・Q&Aの充実 ・行政サービスの現場を指導監督を行うのではなく行政サービス現場をサポートフォ ローする行政 ・部署横断的な連携を ・本庁舎建設を機に基本に戻る ・今までのやり方を一回捨てる ・時間外、休日に日を決めて開庁し手続きができる日を設ける 課題 分類 ー ● 人 的 サ ビ ス 分 科 会 課 題 と 解 決 案 3 解決案 意見 ・障害の理解を正しくし個々にあった対応をしてほしい●●●● ・例えば障害のある人を手伝う時に過剰な対応はやめてほしい● 障害者にやさしいサービス ・住民の近くで ・「足のない」住民にとって支所は本所 ・総合支所と本庁舎の取り次ぎを 外国の方にやさしいシステム ・日本人だけでなく、外国人にも住みやすい市であってほしい●●● ・外国人の通訳不在(文書等が少ない)● 分類 意見 ・障害を理解できるような研修をする ・障害を疑似体験する ・全職員が吹く現場で数年勤務する ・職場移動期間を数年して専門性を養う ・庁舎設計者も障害体験をする ・全職員が障害の疑似体験をして課題を自覚する ・職員の他施設の研修 ・障害者を理解をした上で障害体験をして自分自身がどこで困っているかを確 認する研修を行う ・全職員が基本的介助方法を習得する(研修と実践) ・障害を持つ方を特別な人と考えない(意識のUD) ・障害に応じた適切な援助ができるようにする(過度になりすぎない) ・庁内勉強会の実施 障害者にやさしいサービス ・手話通訳の常駐 ・手話通訳者は点字のできる人を専門職として常時配置する ・手話でできる方を支所毎に配置する ・代筆者の配置 ・点字の案内、記入見本の準備 ・障害のある方にこそワンストップサービス ・車いすでも使いやすい机、テーブルの配置 ・飲料等の販売コーナー、清掃、パソコン等障害を持つ方が働ける場に ・障害者のアドバイザリースタッフとしての雇用 ・必要に応じて職員の「出前」 ・障害当事者と継続的な協議をしていく ・新しいUDシステムの継続的事後評価を行う ・障害者のプライバシーを守るため個別窓口があるとよい ・文化や習慣の違い等、特徴を理解する ・全職員が第二外国語を選択して言語や文化を学ぶ ・在外国人をとりまく問題、課題を把握する ・国際、異文化理解推進事業を行い、市民への理解を求める ・多文化共生、先進地域を視察する ・在住外国人のバックグランドの調査 ・地域日本語教室や交流事業に積極的にかかわる ・言葉だけでなく、習慣や考え方の違いが壁になるのでお互いを理解できる交 流の場があればよい 外国人にやさしいシステム ・総合窓口に日本語を含む2カ国語話せる(理解できる)人を配置する ・外国人専用の受付窓口を設置する ・外国人の相談窓口の設置および周知徹底(いつ開かれるのか、時間等) ・案内板は4カ国語表示とし、わかりやすくする ・4カ国語にして対応可(日本、中国、英語、ハングル) ・英、ハングル、中国、ポルトガル、スペイン語の通訳常駐(支所も) ・外国語の広報、HP、記入例等の作成と配置 ・外国語での申請、代理申請 ・外国語の通訳(広報、通知文書、HPをポルトガル語、韓国語、中国語、英語で) ・行政、関係機関、支援団体、外国人雇用企業などと連携できるシステムを考える ・外国人が活躍できる場をつくる その他 ・入口を広く大きく ・エレベーターは車いす用の押しボタンをつける(低い位置) ・床はフラットフロアーとして上階へはエレベーターで移動する ・提案制度を設けて定期的改善、改革の実施 ・支所にて手続きできる方策 課題 分類 ー ● 情 報 サ ビ ス 分 科 会 課 題 と 解 決 案 1 解決案 意見 ・広報の字をもう少し濃くしてほしい●● ・広報誌はあまり読まないのでマンガ等が入った内容にしたらどうか● ・視覚障害者に届かない情報がある(選挙公報等)● ・広報等十分大きな文字で簡単にしてもらいたい 広報(読まない、読めな ・市の広報は市民があまり読んでいない い、わかりずらい) ・市の広報は難しい語句表現より一般のレベルでわかるような表現にしてほしい ・新聞折り込みの配布では届かない家がある ・ネットで流すことを普通の紙でも流すように● ・案内図、方向(行き先)が見てすぐにわかるような表示●●●● ・「あづみん」の停留所が待っていて不安(もう行ってしまったのか、まだだとどれく らいで来るのか)● ・課の表示を天井からぶら下げるよりも目線の高さにしてほしい● 文字・看板・絵(サイン) ・本庁舎入口に目的とする部署がすべてわかるような表示(矢印付き)がほしい ・わかりやすい案内板、わかりやすい表示、たくさんの表示 ・トイレ内で文字表示や赤いランプを付けてほしい(緊急時にすぐ逃げられるよう) ・身体&知的障害者は「絵」ならわかる 映像・音 ・受付時に呼び出し番号● ・エレベーターの中に電子表示● ・庁舎内の放送内容をすべて文字表示器に表示してほしい● ・無線情報が時間になっても(特に夜)放送されない時があるので気を付けてほしい ・「市民課」での呼び出し時にバイブレータを使えるよう常備してほしい ・防災無線放送の内容を視覚的にわかるようにしてほしい(FAX、メール等) 分類 ・困った時の連絡先(健康に関してなら・・・、生活なら・・・)を明記する ・新聞折り込みの配布では届かない家があるので、行政の制度変更は慎重に! ・情報の受取方に申告制度を採用する ・聴覚障害者にはFAXやメールを流す ・行政の制度変更は慎重に! ・市役所の中に情報発信の場でインターネットが使えるパソコンを置いて自由に閲 覧できるようにしてほしい ・字を大きくして見やすくする ・広報で重要なポイントはラインを引いたり太字で表示 ・マンガでも表現する 広報(読まない、読めな ・読みやすくして全市民に読んでもらう(コンパクトな情報整理) い、わかりずらい) ・市の広報車に高速道路のパトロールカーのように文字情報を表示できるものを つけてほしい(特に緊急時) ・わかりやすい情報誌にする(健康、生活等困った時の連絡先) ・情報の受取の選択肢を提案する→情報の受取方に申告制度を採用する ・防災無線放送の内容を視覚的にわかるようにしてほしい(FAX、メール等) ・ネットで流すことを普通の紙でも流すように● ・無線で流す情報は全市的なものを ・急な変更情報を伝えるシステム(例えば回覧板) ・コンパクトな情報整理 ・メディアの活用(字幕や手話等、デジタル化された「安曇野テレビ」を利用) ・番号表示だけでなく音声案内もする ・市庁舎内の放送内容はすべて文字表示器に表示してほしい ・インターホンを備えた案内板 ・総合案内板に音声誘導を ・トイレ内では文字情報(電子)と赤ランプを ・窓口の職員の対応について十分考慮してもらいたい●● 窓口対応 インターネット ・障害者(特に精神)に対する理解を深めるための学習を行政(職員)はしてほし い(無理解)●● ・窓口が単なる手続きに終わらずその人が次の段階で必要な情報を出してほしい (施設、団体・・・、離婚→母子なら生活相談、年金→・・・)●● ・障害者に対する本庁の設備は十分考慮してもらいたい● ・人と人との繋がりが希薄になってきた時代だからこそそれぞれの役割は大きい● ・障害者にとって「やさしい」は一般、高齢者皆にやさしい● ・個人、個人のお金でできる事には限界があるので「資金がないから」「忙しいか ら」ではなく「どうしたらいいか」を一緒に考えたい● ・「個人情報」に関わるからと得たい情報が得られない(行政主体の団体より) 意見 ・電光掲示板と音声案内 ・声で案内するエレベーターにする 文字・看板・絵・映像・音 ・大きな表示にする (サイン) ・空港のような迷わないサイン ・視覚障害の方が近づいた時に声や音で自動ドアがあることを知らせる ・たくさん表示をする ・ピクトサインの活用 ・階段の縁がわかるようにする ・階段の手すりにもポッチインの活用 ・触ってわかる案内がほしい ・ホームページ(市)が検索しにくい ・インターネット情報については障害のある方は対応できないと思われるので何ら かの配慮をしてもらいたい ・ホームページ上の大量の情報をどうするのか? ・インターネットが使えない高齢者もいることを忘れないで! 窓口対応 ・職員は施設に出向き関わる(理解) ・受付時に呼び出し番号 ・「市民課」での呼び出し時にバイブレータ―を使えるよう常備してほしい ・会議室、ホール等に難聴者でも聞き取れるようにループアンテナを敷設してほしい ・施設に出向きかかわる ・みんなで知恵を出し合う ・市役所に来るのが楽しみになるような施設環境 課題 分類 ー ● 情 報 サ ビ ス 分 科 会 課 題 と 解 決 案 2 職員の意識 解決案 意見 ・窓口の職員の対応について十分考慮してもらいたい●● ・障害者(特に精神)に対する理解を深めるための学習を行政(職員)はしてほ しい(無理解)●● ・人と人との繋がりが希薄になってきた時代だからこそそれぞれの役割は大き い● ・障害者にとって「やさしい」は一般、高齢者皆にやさしい● ・障害者にとって「やさしい」は誰にも「やさしい」● 仕組みづくり(制度の提案) ・精神障害の場合、提出書類が多くて煩雑(自立支援では用紙等7種類、障害 者手帳、障害者年金、診断書、現況届け、所得公開書、課税証明他) その他 ・エレベーターのドアに窓を付けてほしい(もしくはすべて透明の箱にしてほし い)●● ・障害者の休憩スペースを設置してほしい● ・庁舎建設担当職員の方は先進的な庁舎を視察の上、これらを参考にしなが ら障害のある方にやさしい本庁舎を作ってもらいたい●● 分類 意見 ・職員教育の一環として各種障害について教育を行う ・視覚障害者と行政との定期的な話し合い ・障害者の高齢者も勇気を持って声をあげる 職員の意識 ・施設に出向し関わる ・先進施設の視察 ・講座(手話等)の開設 ・各種障害について専門的知識をもつ職員の採用と育成 ・障害を持った人を職員に! ・今後もユニバーサルデザインの学習を続ける ・行政も一般市民もユニバーサルデザインの学習をする ・ユニバーサルデザイン課の新設 ・各種障害団体との定期的な懇談会(障害福祉係が音頭を取る) ・職員の異動期間を2~3年でなくもっと長くする(専門職) ・煩雑な申請書類を簡単にしていく ・提出書類は年間一覧表をつくりわかりやすくする ・年一回一枚で済む方法 ・手続き制度のユニバーサルデザイン化 ・情報のワンストップ化(サービス、スピード) ・窓口で単なる手続きのみに終わらずその人が次の段階に必要な情報を流す ・障害福祉係を市庁舎ができたらその中に移動してほしい(穂高健康支援セン ターのままでは他の課に行くとき不便になりそう ・障害別の書類分類(読めない人、書けない人用) ・絵(手話)の付いたタッチパネル ・関係する書類はまとめる、綴る 仕組みづくり(制度の提案) ・職員が当事者宅を訪問し手続きを一度で済ませる ・職員が個別訪問し手続きを一緒に行い困りごとの相談にのる ・障害者や高齢者を孤立させないで連携、サポートする ・庁舎内に障害者による簡易食堂を作ってもらいたい ・ワンストップサービスのデジタル化 ・訪問者カルテの発行(来庁者がすべての職員にわかるシステム) ・窓口のユニバーサルデザイン化 1.本庁と支所の受付に手話通訳を置く 2.受付に外国語の通訳を置く 3.案内係(サポート)を窓口で行う●●● 4.支所の窓口に本庁の手話通訳とつながるTV電話を置く● 各支所の窓口にテレビ電話を常備 5.受付(窓口)に筆談ボードを常備する 6.常時窓口職員を複数配置 その他 ・FAXを設置してほしい ・開放感のあるエレベーターは安心 ・エレベーターのドアに窓を付けてほしい(もしくはすべて透明の箱にしてほし い)●● ・障害者の休憩スペースを設置してほしい● ・庁舎建設担当職員の方は先進的な庁舎を視察の上これらを十分参考にしな がら障害のある方にやさしい本庁舎を作ってもらいたい●● ・支所の機能も十分障害者に対して配慮してもらいたい(車いすのスロープ等) ・庁舎内に障害者による簡易食堂を作ってもらいたい 課題 分類 ● わ か り や す い 施 設 分 科 会 課 題 と 解 決 案 1 サイン 解決案 意見 ・課名、係名は仕事の内容がわかるようにしてほしい●●●● ・床に付ける(点字ブロックは段差があり危ない)●● ・シンプル表示● ・できるだけサイン情報を ・単純でわかりやすいサイン ・庁舎全体が一目で分かるサイン ・サインは大きめで ・案内板の文字は適度に大きく ・サインの文字表示を少なくする ・施設の案内板はわかりやすく文字を大きく ・表示は見やすいこと ・案内板の文字の検討 ・サインの材質、機能 ・色彩がきれい(センスがいい) 分類 サイン キーワード 1.シンプル 2.大きく 3.LED 4.障害者 5.音声案内 意見 ・パーキングからの動線にも平面図を配置する ・床に付ける(点字ブロックは段差があり危ない)●● ・入口に平面図を配置 ・各部署の案内板を見やすく、目の高さに ・案内板は高過ぎず(車いすに配慮) ・自分のいるフロアーの階段の明確化 ・案内板の文字体は丸ゴシックで(あたたかみがある) ・ディスプレー表示(TV)を多用する ・庁内に入ったらある程度行く場所がわかる表示(色で動線を示す) ・各部署が何をやるのか入口に表示 ・総合案内の表示を大きくわかりやすく ・障害者の駐車場案内は平面ではなく立看板方式がよい ・トイレの表示は複数でもわかりやすいことが重要 ・ピクトグラムの統一化 ・音声案内の設置(センサー付き) ・案内関係はわかりやすく文字を大きくはっきり区別できる色彩を ・災害時に障害者にわかりやすく大きな文字サインで最小限に ・サインはできるだけシンプルにわかりやすく ・サインの明確化、統一化、離れていてもわかりやすい文字の大きさ、色彩 ・障害者や外国人にも理解できる表示、サインを設ける(音声案内等) ・すべての障害者への伝達を考えた案内にし、駐車場には立看板を設置する ・課と係名は仕事の内容がわかるように ・サインは障害者がよく話し合ってわかりやすい工夫をする(交通整理をする) ・案内板の文字はわかりやすい丸ゴシック体がよい ・LEDディスプレーをうまく使う ・トイレ表示は複数でも一目でわかること 課題 分類 ● わ か り や す い 施 設 分 科 会 課 題 と 解 決 案 2 平面配置 解決案 意見 分類 ・死角の少ない施設(トイレ、階段、エレベーターのみ)●●●● ・柱の少ない建物(明るい)●●● ・明快なプランであること(動線)●● ・廊下の広さ(無駄に思える空間も大切)●● ・行き場所の明確化 ・縦動線の明確化 ・変形的な造りでないこと ・開放感のある建物 ・玄関アプローチのやさしさ ・通路が広い ・入口の位置は一目でわかること 平面配置 キーワード 1.低層 2.吹抜け 3.大きな空間 4.授乳室 意見 ・1,2階はスロープで接続(階段併用)● ・一般利用入口は一ヶ所で ・エントランスはフラットで自動ドア(車いすでも入りやすいように) ・エレベーターの乗り口はわかりやすい場所に(庁舎入口付近) ・壁、本棚は最小限に(部屋全体を見渡せるように) ・各部署に仕切りを設けない工夫 ・関連部署をグループ化して色分けする(カウンター等) ・メインの入口は駐車場の近くに ・コミュニティホールまたは市民コーナーの設置 ・ボランティア団体(手話等)のスペースをとって欲しい(公民館、NPO、ボラン ティア等のスペースは?) ・大きな吹抜けの明るい空間(1~3階までの吹抜けで解放感を) ・低層部に市民対応の課を設置 ・避難経路の明確化 ・吹き抜けの大きな空間 ・低層階を市民対応の多いセクションを ・吹き抜け、エスカレーターで一体の空間を ・一般用入口は一カ所で ・大きな吹抜けの明るい空間がよい ・平面計画は明快にまとめ、一般住民の多く利用する所は吹き抜け部に設け てゆったり感を出す ・各課の位置、配置をわかりやすく ・広々とした明るい部屋に ・数人で話し合いが出来る場所 ・低層階に頻度の高い課を置き、連携できるようにある程度課をまとめる ・気楽に入れて安心感がもてること ・エレベーターの隣にサブエントランスを ・1階エントランスから吹き抜け等を利用した明るい空間を工夫し採光を取る ・プライバシーの空間をつくる ・AEDの装置はわかりやすい場所に設置 ・トイレはあまり多くのサインで誘導するのではなく、プライバシーに配慮しつ つ1~2箇所のサインで誘導 ・会議室の位置は数を使いやすく ・NPOの協力室をつくる ・授乳室に設置 ・相談室のプライバシーを確保 ・相談員の数を確保する ・受付は限界があるので相談内容により個室が必要 ・相談室(ブース)またはコーナーの設置 ・ワンストップサービスの時の対応が大切(案内の仕方) ・匿名性を考えて受付は番号とディスプレーにし、ブースを必要とする部署に 配置する 課題 分類 ● わ か り や す い 施 設 分 科 会 課 題 と 解 決 案 3 解決案 意見 分類 ・ワンストップサービスが必要●●●●●● ・総合案内所は一番目につくところに置く● ・課題(要件)が一つの部局で解決するならばその窓口に行けばよいが、要件 が複雑で複数の部局にまたがる場合は一つのスペースを用意してそこで総合 的に解決する ・障害者向けのスペースを作るか、障害者にも各部局へ行ってもらうかはどち らが安価で済むかによる(個人的には障害者に動いてもらう) ・行政(課)がはっきりしない来庁者の対応は受付に熟練OB等を配置して対応 できるはずでブースの必要はない(障害者は別) ・カウンターの高さは、椅子対応と簡単に済ませたい人用の立ったままでいい 高さ ・一階に障害者対応のブースを設置 ・総合案内(一般的案内)と相談窓口(専門的知識と行政に精通) ・ワンストップサービスが必要●●●●●● ・総合案内所は一番目につくところに置く● ・総合案内の設置● ・聴覚障害者への対応● ・総合案内で行きたいところに行けるように 総合案内 意見 ・総合案内窓口の充実 ・総合案内の守備範囲をどうするのか、その後の流れをどうするのか(ブース は必要と思う) ・目的のためにわかりやすい配置(案内) ・親しみやすいところにする ・初めてでもすぐわかる総合窓口案内所 ・総合窓口を入口正面に配置(総合窓口は障害者への対応も兼ねた案内所と する) ・受付は市全体を理解している人間を当てる ・受付に座る人には全ての事が案内できるように教育すべきである ・呼び出しがわかるように ・カウンターの高さはお互いが座った位置で話ができるようにする(車いすの方 もいる)●●● ワンストップ キーワード 1.障害者 2.能力のある人 3.情報の共有 ・障害者用のブースは作った方がよい ・ワンストップですべて対応するのではなく、複数の担当者用ブースや身障者 専用ブースを設ける ・スペースの問題があるので能力ある総合受付で対応すればよい ・ニーズに対応できるベテラン案内人を置く ・まずはお尋ねくださいという総合窓口 ・カウンターの高さはお互いが座った位置で話ができるようにする(車いすの 方もいる)●● ・カウンターの下に荷物置き場のカウンターを配置 ・外国人の相談窓口を設ける(週1~2回) ・受付付近に憩いの喫茶コーナーを ・メインだけでなくサブの総合案内も充実させる ・ハード面だけでなく人的サービスが大切 ・フロアーのカウンター内の人すべてが窓口 ・聾唖者(聴覚障害)の対応も ・総合受付とサブ受付 ・システムがわかりやすく選択しやすいこと ・総合案内を大切に(離れていてわかること、内容がよくわかる人を) ・チームワークも仕事にする(情報の共有) ・各部署の担当がわかる総合案内 ・人材の選定と大型TVサインの併用でわかりやすく ・総合案内は入口正面に置く(能力のある人を配置する) ・各課全てでワンストップは無理なので、低層階へ住民サービスが必要な部署 をまとめる ・来た人が何をしに来たのか、どこに行けばよいのか、総合案内が自分の中 にサインを持つこと ・専門的知識のある人を置く ・窓口は正面に配置し障害者への対応も兼ねた案内所とし、受付は内部全体 を理解している人を配置する 課題 分類 ● わ か り や す い 施 設 分 科 会 課 題 と 解 決 案 4 解決案 意見 トイレ ・身障者トイレは男女別に●● ・トイレにユニバーサルベッドを配置● ・トイレはなるべく数を多く(身障者にやさしく) ・多目的トイレを多く プライバシー ・トイレの場所は一目でわかるように ・プライバシーを大切に(相談コーナー) ・職員と来庁者の視線を交わらないようにする 分類 意見 ・身障者トイレは男女別に●● ・トイレは入口付近に必ずつくる ・トイレにユニバーサルベッドを配置● ・エレベーターとトイレは両端にして明確な配置に ・多目的トイレと各トイレに大きなブース ・授乳室も必要 ・目標、手本となるような本庁舎らしいトイレ トイレ ・バリアフリートイレは盲導犬も利用できる キーワード ・障害者トイレは1階、2階に複数設ける(男女別は必要なし) 1.バリアフリートイレ ・トイレは障害者用と一般の人との間に仕切り板が必要 2.多目的トイレ ・障害者トイレは最低一ヵ月必要 ・バリアフリートイレを設置 ・多目的トイレは低層階とする ・トイレの位置は利用者が入りやすい場所にする ・多目的トイレは男女別に ・盲導犬も使えるようにする ・支所トイレも障害者用に プライバシー キーワード 1.相談コーナー 2.匿名性 3.受付時の対応 ・どの部署にプライバシーブースが必要か? ・匿名性 ・受付番号とディスプレー ・相談室(ブース)またはコーナーの設置 ・各階にプライバシーブースを設ける ・相談室のプライバシーを確保 ・相談員の男女数を増やしてほしい●●● ・受付は限界があるので相談内容により個室が必要 ・ワンストップサービスの時の対応が大切(案内の仕方) ・匿名性を考えて受付は番号とディスプレーにし、ブースを必要とする部署に 配置する 課題 分類 ● わ か り や す い 施 設 分 科 会 課 題 と 解 決 案 5 その他 解決案 意見 ・役所のような「カタイ」雰囲気でないこと ・誰でも気軽に立ち寄れる庁舎 ・庁舎機能だけでなくコミュニティ機能をもった建物 ・広いスペースではなく機能を考えて柔軟なデザイン 分類 意見 支所 キーワード 1.どの支所でも 2.本庁と支所 3.最小限 4.公民館 ・今後支所は何を残すのか?、また何を配置するのか? ・支所の規模が不明 ・支所の機能および既存の支所の建物をどうするのか ・総合案内は本所と支所を同様に ・どこの支所に行っても受け付けてもらえるようにする ・支所のユニバーサルデザイン化が必要(できたら公民館等へ併設したい) ・総合案内の設置 ・日常生活に必要な最小限の部署は残す ・最低限の機能を残し人員で対応 ・支所と本庁の連携をスムーズに 防災 キーワード 1.情報 2.防災対応トイレ ・災害時のわかりやすい案内 ・防災センターは1~2階がよい(市長室に近い場所がよい) ・防災センターを庁舎内に設置し各支所及び県との密な連絡網を整備する ・災害時の庁舎の建ち位置は? ・防災拠点のセンターとする ・防災の時、外にトイレを設置できる未舗装の場を作る ・防災時の住民の支えは情報なので、情報網の充実を図る 安全 その他 キーワード 1.エコ 2.屋根付きP 3.ビアガーデン (市民の憩いの場) ・非常時がわかるように文字表示(回転灯) ・廊下などに突起を出さない ・庁舎に来てもらうだけでなく訪問サービスも充実させる ・システムの明確化 ・玄関口バリアフリー ・支所のある地区と本庁しかない所があるので対応の違いを考える ・屋上ビアガーデンや直売店がほしい ・障害者の駐車場は屋根付きでカート方式がよい ・エコな庁舎にするため地熱や地下水は利用する(採光や通風) ・環境に配慮すれば運営のコストダウンにもなる(屋上緑化、北側に明り取りの窓) ・エネルギー消費量を表示する ・屋上は市民開放型にし市外からの来庁者も喫茶等を利用できるように(ウッ ドデッキ) ・サービスが選択できること(訪問サービスや育児サービス) ・本庁は気軽に行ける所にする(屋上に直売所やビアホールを設ける) 課題 分類 ● 使 い や す い 施 設 分 科 会 課 題 と 解 決 案 1 交通手段 庁舎までの経路 駐車場の確保 駐車場の設備 解決案 意見 ・高齢者のための交通手段を多くしてほしい●●● ・身体障害者・知的障害者の方でもスムースな移動ができる交通手段● ・「くるりんバス」のような交通手段の充実 ・デマンド(待合室を含む) ・デマンドバスからの降りやすさ ・交通手段の無い人への配慮 ・歩行者優先・通路の確保● ・点字ブロックの内容を考える(逆バリアー) ・段差が無さ過ぎるとわからない ・豊科駅までの歩道の充実 ・UDのまちなみの道(車道と歩道と自転車道) ・スロープの傾斜 ・広い道 ・庁舎付近で事故が起こらない道路の計画 ・高齢者にやさしい道にしてほしい ・視覚障害者が危なくない特別な通路の確保 ・聴覚障害者でも安全な通路 ・300メートル離れた駐車場との間に楽しくなるような歩道を設ける ・歩道を美術館にする ・駐車場の数が少ない ・駐車場が狭い ・無理なく駐車できる幅を確保する● ・障害者用駐車スペースを確保する●● ・福祉車両スペースは広く確保 ・入口近くに身障者用駐車場を ・駐車場は近くにほしい(障害者用について) ・駐車場の地下、地上への立体化をして緑地を確保する ・行政車両のスペースは一般用の駐車スペースと混同しないで!● 分類 交通手段 庁舎までの経路 駐車場の確保 ・駐車場から入口まで屋根がほしい●● ・障害者用駐車場に屋根を!● ・雨雪に備えてアーケードまたは軒先がほしい ・雪溶かし対策 ・駐車場の区画線は二重ラインで示す● ・駐車場から本庁に行くまでの安全な歩道を整備してほしい● ・積雪等寒冷地対応の通路● ・駐車場から入口まで行きやすいか(あまり歩くことなく冬でも移動しやすい か) ・悪天候の場合でも快適な移動方法がほしい 駐車場から庁舎へのルート ・駐車場から庁舎までは専用道路がほしい(できれば地下道で動く歩道) ・駐車場から庁舎、300mは長い(総合支所の場合) ・2ヶ所間の移動方法をどうするのか ・駐車場から入口への動線と歩行動線 ・庁舎と駐車場の連絡には地下道の動く歩道の設置● 駐車場の整備 意見 ・(安曇野バージョンの)デマンド交通を充実 ・庁舎デマンドバスの数を増やす ・デマンド交通利用(ロンドンのタクシーは歩道と車床の高さが同じ) ・(安曇野バージョンの)エコカーを使用する ・庁舎利用者優先タクシー(短距離でも気兼ねなく) ・時刻表の設置 ・玄関に近い場所にバスやデマンドの乗降口(屋根がある) ・デマンド交通を充実し庁舎の中に待合室の設置 ・安曇野らしいデマンド交通を充実(ハードもソフトも、誰も乗れる) ・段差・誘導ブロックの統一化 ・駅等から来庁する時の点字ブロックをわかりやすくする ・庁舎周辺歩道は段差のない点字ブロックのある道路(駅から) ・段差の無い道 ・道路の交差点には右折レーンを確保する ・歩車道のついた広い道路(幅員は10m) ・交通整理専用職員の配置 ・点字ブロック、横断歩道での放送案内 ・側溝の溝ふたを細かくし車いすが通りやすくする(歩行者) ・車道と歩道、歩道と店舗の間の段差をなくす ・美術館と庁舎を結ぶ通路の中間に樹木や芝生のある憩いの場 ・安曇野らしい歩道(景観の配慮) ・庁舎までの歩道の充実(段差の解消、誘導ブロックの統一化) ・障害者用駐車スペースの確保●● ・無理なく駐車できる幅を確保する● ・障害者専用駐車場設置 ・庁舎と駐車場の一体化 ・駐車場はテニスコート側に設置する ・屋内型駐車場(一部立体) ・庁舎の近くに障害者専用駐車場を作ってほしい(障害者が使いやすいように) ・障害者専用パーキングの表示を明確に ・車いす駐車場は屋根付きで玄関に近い場所 ・多目的駐車場(高齢者、妊婦)を設置する ・区画線を2重ラインに ・進行方向に駐車ライン ・車両により停める場所を指定(バス、障害者、大型) ・1階に駐車スペース兼用でピロティを広く設ける ・屋根のついた待合所と腰掛けの設置 ・プール側に庁舎、美術館側に駐車場を設ける ・障害者だけでなく、皆が使いやすい(高齢者、妊婦、ベビーカー) ・使い手に配慮した駐車場の十分な確保 ・悪天候の時でも不便なく使える障害者用の屋根付き駐車スペース ・駐車場の区画線は2重ラインで示す● ・どこに停めたかわからなくならないための番号 ・進行方向に直角の駐車ラインから角度をつけた駐車ラインへ(広めのスペース で) ・駐車禁止区域をわかりやすく ・機能的な駐車場(二重線、屋根、腰かけ、ドライブスルー) ・1階が駐車スペースの屋内駐車場(ピロテイーを設ける) ・樹木の種類で目印(停めた場所がわかる) 駐車場から庁舎へのルート ・庁舎と駐車場の連絡には地下道地下道の動く歩道の設置● ・一方通行(できれば)で表示をわかりやすく ・安全通路の確保 課題 分類 ● 使 い や す い 施 設 分 科 会 課 題 と 解 決 案 2 玄関 メインフロアー 解決案 意見 ・悪天候の際の入口対応(例えば風雨を防ぐもの) ・交差点を少なくしてほしい ・誰でも一人で自由に出入りできる建物 ・ロビ―(玄関口)を広々としてほしい ・公用車、宅急便等がエントランスに停車することが見られて危険 ・特徴あるメイン、サブの玄関環境 ・本庁入口の凍結防止策 ・玄関アプローチの段差、ひさし、誘導ブロックの統一● ・どこに何があるのか一目でわかるよう表示● ・玄関口は広くフロア-吹き抜けに● ・盲導犬が入れるように● ・有事の対応は1階がベター(体が不自由な人)● ・展示コーナーがほしい● ・1階フロアーで用事が済むようにしてほしい ・市民向けのものは全て1階で済ませたい ・庁舎内はわかりやすくしてもらいたい ・相談スペースのプライバシーの無さ ・個別に相談できる簡単な場所が必要(人目もあるので) ・部屋(会議室)のドアが重たい(挟まれそうになる) ・音声案内がほしい ・ポストの設置 ・公衆電話の設置 ・床に滑りにくい工夫を ・入口に数人ガイドヘルパーを置いてほしい●● ・受付である程度済むようにしてほしい●● ・盲人用のアシスタントがほしい● 案内 ・入口に盲人用の案内図がほしい● ・案内係員に手話通訳者を ・展示板は見やすく カウンター ・筆記用カウンターを低くしてほしい ・カウンターの高さを低く ・使いやすい記帳台 ・階段の傾斜を緩く幅をもたせる● ・スロープは危険なこともある ・階段が狭い(傾斜をゆるくして) ・すべりやすい床 エレベーター、スロープ、階段 ・スロープ、エレベーター、手すりなどいろいろな配慮がほしい ・障害者にはスロープ、エレベーターが必要 ・スロープがあっても急いでいると一人では上がれない ・入口に行くまでの階段 ・車いす用のスロープはすごく遠回りになっているところが多い ・エレベーターに窓をつけてほしい 子どものための配慮 ・手続きに時間がかかると子どもが飽きて、庁舎内を走りまわる ・親子(子ども中心)のための遊具を整備してほしい 分類 意見 ・玄関アプローチの段差、庇、誘導ブロックの統一● ・どこに何があるのか一目でわかるよう表示● ・玄関口は広くフロアー吹き抜けに● ・盲導犬が入れるように● ・ロビ―は吹き抜けで広いスペース(受付) ・庁内に水が入らない前提で玄関には段差をつけない 玄関 ・入口にバスが横づけできる庇付きのスペース ・庁舎の中に待合室を設置 ・メイン、サブの玄関を特徴づける ・広めのシンプルな玄関 ・屋内外の明るさの差を考慮(弱視者への配慮) ・災害時への配慮 ・1階2階くらいで受付業務ができるように ・安曇野市をPRできるパネル展示スペース(週、月単位毎に) ・事務空間を吹き抜けにして一体感を持たせる ・開放的な空間、つなぐ空間をつくる メインフロアー ・通り道に物を置かない ・ユニバーサルによる動線の確保 ・市民の展示スペース(写真など) ・迷わない動線 ・ワンストップ業務処理(一階で対応) ・総合案内所の設置 ・コンシェルジュカウンターを設ける ・入口にガイドヘルパーの配置(職員が30分交代で対応する) ・窓口を仕切りプライバシーの確保(座ってゆったりと) ・談話室、待合を囲むようにカウンターを設置する ・人目を気にしないで済む相談コーナーの設置 ・特定ゾーンの設定(シークレット、スピーディ、スロー) ・重要な受付は一階と二階に集中しエレベーターではなくエスカレーターでつ 案内 なぐ ・障害者の相談窓口を作ってほしい ・各課への進行案内は矢印で色別に分ける ・総合案内板と現在地の明示 ・大きな掲示板(表示板) ・必要に応じて自動受付機の設置 ・ドライブスルーが可能な窓口 ・わかりやすい案内(ポイントは表示と配置と人的対応) ・カウンターの必要数を調査し基本はローカウンターとする(用途によって仕切 りを付ける) ・座って手続きできるカウンターを カウンター ・カウンターの高さは低く、広い記帳台も兼ねる ・ホール、待合はできるだけ天井を高く ・階段の傾斜を緩く幅をもたせる● ・幅広な段差のゆるい階段 エレベーター、スロープ、階段 ・階段、エスカレーター、エレベーターを選べるようにする ・エレベーター乗り場に階数の表示板を設ける ・車いす用のスロープは近くに作る ・子どもの遊ぶスペースを作る ・小さい子ども連れの来庁者のために子どもの居場所を確保する 子どものための配慮 ・小さな子どもの遊びの空間 ・小さな子どもが遊べるスペースを設ける ・小さな子どもが遊べる空間を確保 課題 分類 ● 使 い や す い 施 設 分 科 会 課 題 と 解 決 案 3 使いやすいトイレ 快適空間(屋外) 快適空間(屋内) 解決案 意見 ・多目的トイレを設置してほしい●●● ・トイレの手すりを十分整備してほしい● ・多目的トイレ以外の一般トイレも広くしてほしい● ・トイレが狭い、汚い、暗い ・トイレに介助者が入れるようにしてほしい● ・身障者トイレ(全体のトイレ)はセンサー式の電灯は困る ・トイレに洗浄便座をつけてほしい ・女性に配慮した化粧室を整備してほしい 使いやすいトイレ 意見 ・多目的トイレを設置する(特にオストメイトを設置してお湯が使用できること) ・各階に多機能トイレを設置 ・特に身障者トイレの充実させる(広さ、手洗い、ドアの重さ等) ・多目的トイレ(オストメイトトイレ)の設置 ・幼児用小便器の設置 ・庁舎内外全ての施設は車いすで自立利用できるようにする(トイレに集会場) ・広めのちょっとオシャレな使いやすいトイレにする ・各階に必ず多機能トイレ ・トイレの広さ,L字型の手すり、オストメイト(お湯) ・駐車場の周辺には樹木を植えてほしい ・日陰がほしい ・花壇スペースがほしい ・緑地帯がほしい ・芝生のスペースがほしい ・庭園が欲しい ・玄関付近に小さな滝と池に魚が泳いでいる位のものや花壇がほしい ・所々に木陰トベンチを設ける● ・木陰とベンチを設ける● ・休憩ベンチ等を設置する● ・BGMが流れていたら気分的によい● ・くつろげる場所が欲しい ・ちょっと足を休める椅子がほしい ・ミニ喫茶がほしい ・庁舎に来たら買い物ができるところを! ・所々に樹木とベンチを設ける● ・木陰とベンチを設ける● くつろげるスペース(屋外) ・休憩ベンチ等を設置する● ・建物の周辺に花壇(春、夏、秋の環境)を配置する ・既存の緑をできるfだけ活用する ・土日も市民が活用できるスペースがほしい ・安曇野らしい空間(緑と水の利用) くつろげるスペース(屋内) ・ちょっとした腰掛けを随所に ・庁舎の上階をホテルやショッピングモールにして親しみをもたせる ・特別に障害者用のものを作るのではなく、あらかじめ全ての人々が使えるも のを作る●●● ・地域社会のシンボルとなる庁舎にする●● ・明るい庁舎であること● その他 分類 ・市民会館の予定は?(1500~2000人収容施設)● ・建物は費用対効果を明確にする● ・市議場の閉会時に集会等で利用できること● ・本庁舎と総合支所の利用者を区分 ・使用頻度の低い部署は入れない ・100年後の市民に愛される庁舎とする ・各支所との連携(循環車) ・総合支所以外の施設の集約化 ・関連施設が隔たっていて使いにくい ・豪雨に水没しない庁舎 ・資料の管理をきちんとする ・「出前(訪問)行政相談」の実施 ・最上階屋上にアルプス展望場を設置し市民に開放(天体観測) ・最上階に展望場とミニ喫茶を市民に開放 ・屋上に展望台(山、建物の位置を示す)360度見渡せる ・景観を愛でる屋上の設置(平等、普遍、誰でもアルプスと安曇野を展望) ・バックミュージックを流す ・十分な換気を行う ・市民が展示できるスペースを設ける ・展示コーナーの設置(郷土出身の芸術家の作品、郷土の紹介など) ・入口付近に緑を多く設置する(アトリウムの設置) ・新聞を読んだり市民同士が歓談できるコーナー ホールにアトリウム形式のオープンなスペースをつくり、市民が自主的に展示等参 加できるようにする 吹抜け等を利用しできるだけオープンなスペースを創る ・土日も市民が活用できるスペースがほしい ・花壇、樹木、水を活用した空間 ・食堂、喫茶店を設ける ・安曇野の市民が自慢できるアルプス展望ロビーを設ける ・屋上階に市民が自主運営できる展示ロビーをつくる その他 ・市議会場の閉会時に多目的利用できるようにする ・投資効果の共有(指標値を明示) ・美的設計(安曇野のイメージ) ・安曇野らしい庁舎(エコ) ・100年後も使える庁舎
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