東京大学法学部卒業。ハーバード大学経営学修士(M BA with High Distinction)。株式会社読売新聞、及び三菱商事株式会社、 株式会社ボストンコンサルティンググループ(BCG)社長を経て、 ドリームインキュベータ(DI)創業。 金 融 、ハイテク 、消費財 、レジャー 、アミューズメントをはじめ 数多くの業界に対し、マーケティング・営業戦略、Eコマース、中期 戦略など数多くの戦略策定及び実行を支援。 「正しい失敗の法則」 「 コンサルティングとは何か」 「 日本の成長 戦略」 ( PHP研究所) 「 新版 リーダーシップの本質」 ( ダイヤモンド 社) 「 一流の人は空気を読まない」 ( 角川oneテーマ21)など著書 多数。 DI =“Business Producing Company” インターネットをはじめとする情報技術の発達により、コンピュータのみならず、 人、モノ、金のすべてがつながり、今、世界では、新規ビジネスの誕生が恐ろしい ほどのスピードで加速しています。 こうなると、 単に社内に存在する経営資源だけでなく 「世界中でつながったものすべて」 を 経営資源としてとらえ、 それを最適に切り取り、 組み合わせ、 組み替え、 新たなビジネスを 構想することが鍵となります。 このような発想が必要になる時代が、 もうそこまで来ています。 DIは、来るべき時代に向けて、次代を担う新たなビジネスを生み出し、世の中に貢献 することを使命とするBusiness Producing Companyです。 「すべてのモノを宝の山」 として捉え、業界を越えた視野と発想でビジネスを構想し、戦略を練り、信頼できる パートナーを集め、ルールを作り、社内外をドライブして結果を出していくのです。 DIでは、ビジネスプロデュースの実現に向けて、多様な業界・分野から、多士済々が 京都大学工学部及び同大学精密工学修士(生産システム専攻)。 横河ヒューレットパッカード株式会社(現在の日本HP)、株式会社 ボストンコンサルティング グループを経て、DI創業に参画。 DIでは、ベンチャーの投資・育成、大企業コンサルティングともに、 数多くのプロジェクトに従事。ベンチャー分野では、10社以上の 企業のI P Oに貢献すると同時に、新規ビジネスの創出、新たな ビジネスモデルの発掘を手がける。また、大企業コンサルティング 分野では、「日本の強みを世界に展開」するため、ハイテク、消費 財、エンターテイメントの分野を中心にプロジェクトを実施し、 新たな 事業創出に取り組んでいる。 集い、文字通り「ビジネスプロデューサー」として活躍しています。学卒・MBA卒に 加え、 トップクラスの技術者、 官公庁・政府系機関出身者、 戦略コンサルタント、 システム エンジニア、 投資銀行出身者、 法律家、 公認会計士等の仲間が互いに切磋琢磨し、 個の 能力を磨くと同時に、社内外の信頼できるネットワークを構築し、DIが有する多様な 事業アセットを活用・拡大し、 日々、 新たなビジネスプロデュースにチャレンジしています。 世界とつながれば、小さな組織でも十分に世界を変えられます。我々や我々の仲間と 一緒に、新たなビジネスプロデュースに挑戦する人材の参画をお待ちしています。 page 01 The Business Producing Company 日本発、世界へ、 クライアントと一緒になって 成長を加速。 page 02 page 03 ドリームインキュベータのビジネスプロデュース いま企業の経営活動として、グローバルに求められているのは、 状況では、いかなる大企業であっても、これまでのような一つの 既存の事業領域にとらわれず新たな事業を創造すること、 企業や業界の中だけでの検討では、新たな成長事業の構築は また、それを実現していくことです。 困難になってきています。 もちろん、それは簡単なことではありません。世の中に大きな つまり、自社(や自社業界)のケイパビリティにとどまらず、他社 インパクトを与え 、新しい 付 加 価 値を提 供していくものと (や他業界) の力を借りながら、 新しい付加価値とその役割分担を なると、並大抵のことではありません。 考えていくことが必須となっています。逆にそのためにも、 自社の まして 、既に“ 付加 価 値の枠 組み ”は業界 の枠を超 越して 眠った強みを今一度掘り起し、上手に活用することも必要です。 います。様々な要素の境界があいまいになり、それぞれが融合 これらを踏まえ、DIは「ビジネスプロデュース」と総 称した する領域に付加価値が生まれるようになりました。このような 事業を展開しています。 01 新たな事業を創造しようとする企業の支援 クライアント 事 業 クライアント サービスを通じて ビジネスプロデュース プロデュース サービス 02 DI自らが参加する形で行う新たな事業活動 産業プロデュース 事業プロデュース 戦略×政策×技術 アジア展開支援 M&A支援 人材育成支援 資金支援 ベトナム 中国 シンガポール Financial Advisory 幹部研修 コーチング ファンド プリンシパル 戦 略 コン サル ティング 自ら事業と して ビジネスプロデュース グ ル ープ 事 業 BUSINESS PRODUCE 01 新たな事業を創造しようとする企業の支援 DIは主に大企業向けに、戦略コンサルティングサービスから人材育成・ D Iのプロフェッショナル サービスに共 通 するのは 、戦 略コンサル 教育サービスに至る幅広い分野で、事業創造のための総合プロフェッ ティングを核としていることです。戦略コンサルティングで培われる ショナルサービスを提供しています。 幅広い業界知見や戦略分析・策定能力等は、他のサービス領域でも、 ● 戦略コンサルティングサービス 顧客企業にとって大きな価値となります。戦略コンサルティングスキルを ● プロデュースサービス(産業プロデュース/事業プロデュース) コアケイパビリティとして、コンサルティングだけでは実現しない顧客 ● アジア展開支援サービス ● M&Aサービス 企業の成長と社会へのインパクトを実現する、それがDIのプロフェッ ショナルサービスの大きな特徴です。 ● 人材育成・教育サービス BUSINESS PRODUCE 02 DI自らが参加する形で行う新たな事業活動 page 04 DIのビジネスプロデュースは、顧客企業へのプロフェッショナルサービス 戦略コンサルティングサービスや、その他領域でのプロフェッショナル だけに留まりません。自らが事業主体/投資主体となり、新たなイノベー サービスを通して培われる、ビジネスの「プロ」としての知見・経験を、 ションを創造するベンチャー企業への投 資・育成 、グループ会社を 自らのビジネスに発 揮できる 。この点が 、他のプロフェッショナル 通じた事業創造を行っています。 ファームと異なる大きな特徴です。 DIでは企業経営の根幹に関わるトップコンサルティングサービスを提供しています。戦略コンサルタント、公認会計士、政策専門家、インベストメントバンカー、 技術専門家等、様々なバックグランドを持つビジネスプロデューサーがMDP(Multi-Disciplinary-Practice:各分野プロフェッショナルの融合集団)として 融合しながら、従来のコンサルティング領域を超えて、クライアントの進化・変革をダイナミックに実現しています。 《DIの戦 略コンサルティングサービスの特 徴》 ビジネスプロデューサーの 支援内容の中軸は、 専門領域を限定しない 新規事業戦略立案と実行 コンサルティング業界では、伝 統的 DIの基本的なポリシーは、 「DIにしか DIは「日本の強みをアジアに展開」 に、業界知見を効率的に蓄積できる できないサービスを提 供すること」 という理念のもと、様々なプロフェッ よう 、コンサルタントの専門領域を です。 ショナルサービスに取り組んでまいり クライアントは、世界的大企業 ある程度固定しています。 ました。 クライアント自身や他の会社でできる しかし、今やGoogleが自動車を開発 ことであれば 、高いフィーを払って そして日本の「強み」の一つは、今も し、Amazonが映画製作に乗り出す DIを雇わないほうがクライアントの なお「技術・モノづくり」です。結果 時 代 で す 。業 界 という「 蛸 壺 」に 利益につながることがあり 、こうし として、高い技術を持ち、世界シェア 留まっていては、社会を一変させる た場合に、お仕事を辞退することは も大きな企業とお仕事をすることが ような大きな進化は実現できません。 少なからずあります。 多くなりました。 こうした考えのもと、DIでは、意図的 こうした背景の中で、DIがお引き受 D I の 顧 客 企 業には 、製 造 、医 療 、 にビジネスプロデューサーには幅広 けするプロジェクトは、顧客 企業の エネルギー等、幅広い業界での世界 い業界でのコンサルティングを実践 マネジメント層肝いりの新規事業案 的著名企業が名を連ねております。 させています。 件が多くなりました。 《コンサルティング 顧客 分布》 顧客の規模 業界 ※1順位(企業数 ※2) 経常利益 1位 5,000億円以上 1,000∼5,000億円 500∼1,000億円 100∼500億円 顧客の業種 3 3 1 4 100億円未満 2位 3位 4位 1 1 3 1 1 2 1 4 1 5 3 合計 11 6 4 13 売上高構成比 55.8% 19.4% 1.1% 15.8% 情報 通信 官公庁・ 政 府系機関 メディア・ コンテンツ 商社・ 金融 製造業 消費財・ 流通 ※1 ㈱ユーザベース「SPEEDA」の業界小分類に基づき、顧客業界を分類 ※2 FA事業、教育事業、海外事業の顧客企業を含む(ただし、非営利団体、ベンチャー、ブティック系ファームを除く) page 05 竹内 孝明 [Takaaki Takeuchi] 執行役員 DI テクノロジーグループ統括 東京大学理学部卒業、 マサチューセッツ工科大学 理学修士 (SM) 。東京電力、 BCG、 ウルシステムズ を経て、DIに参加。ベンチャーから大企業まで 数多くの戦略策定、 新事業創造、 成長支援などを 手掛けている。最近はインドや中国などアジア での産業プロデュースにも注力。 「技術と情報 で、生活を一変させる事業を創る」ことが学生 の頃からの夢。DIテクノロジーグループも統括。 枠組みを超える構想力と実践力で、大きな価値創造、変革に挑む。 戦略コンサルティング事例 コンサルティング実 績 分野 page 06 エネルギー 通信 自動車 機械・電気 産業財 消費財 IT 商社 流通 金融 その他 中長期経営戦略の構築 既存事業の戦略構築 ビジョン策定 中期経営戦略の構築 中期経営計画の策定支援 B to Bビジネス強化戦略策定 ●競合分析、自社のポジショニング分析、ケイパビリティの再定義、 リソース配分のあり方検討など アライアンス/M&A戦略策定 ●パートナー候補選定 (ロングリスト→ショートリスト化) 、 交渉戦略 策定(+交渉支援)など I 買収後の企業融合 ●M&A戦略からデューデリジェンス、PM( マネジメント)まで 世の中に未だない『 仕組み 』を 創ることで 、日本を元気にしたい 。 私は 、新卒でDIに入社しました 。当時 、純 粋なプロフェッショナル サービスとしてのコンサルティングに惹かれる一方で、それだけで良い のかという漠然とした思いを抱いていました。 ● 指南役ではなく、プレーヤーとして活躍したい ● 具体的な方法を持ち合わせている訳ではないが、とにかく、日本を 元気にしたい ● どうせならば、効率化やグローバルのベストプラクティスの導入では なく、日本だからこそ出来ることをやりたい こういった取り留めもない、けれども熱い想いも、DIでなら具現化 できるかもしれない。そう考え、入社しました。 そして今、様々な企業と共に日本を変える大きな夢を描く仕事に携わ らせて頂きながら、決断は間違いではなかったと強く感じています。 日本を元気にする。そのために新しい『仕組み』を産み出す。DIは、 本気でそう考えている人間が集まっている会社です。 『仕組み』の姿は、時代と共に移り変わってきました。 ● 創業時にはベンチャー投資 ● その後、大企業への新規事業の策定コンサルに取り組み ● 今では、企業と国がタッグを組んで産業そのものを新しく作る活動 (産業プロデュース) や、 事業創造による子会社化、 アジア産業ファンド による独創的な海外展開支援やM&Aなど多岐に亘ります。 そのほとんどは、DIのビジネスプロデューサーたちが、現場で悪戦苦闘 しながら産み出した手法です。業界の例に漏れず、ハードワークを求め られるなかで、何故、こんなに多くの『仕組み』作りにチャレンジできた 小川 貴史 のか?その理由は、ひとえにDI社員の高い志にあると感じています。 [Takashi Ogawa] 2009年 新卒入社 クライアントに付加価値を提供しながらも、それだけでは満足せず、 「もっと凄いことが出来るはずだ。いや、日本を元気にするためには、 東京大学工学部卒業後、DIに参加。主に、新規 事業の戦略策定およびその実行支援に従事。 もっとやらなくてはならない。」と奮い立つ。そういう"青臭い"人間の 製造業を中心に、構想策定から、事業モデル/ 製品/サービスの具体化、組織/運営の仕組みづ 集まりが、DIなのだと思います。 くり、 試験/実証的な導入まで、 一気通貫の支援 もしあなたが、"青臭い"想いをもてあましていたら、是非DIにいらして を行っている。複数 企業による分 野横断的 連携、 官民連携を伴うプロジェクトへの参画多数。 ください。一緒に新しい『仕組み』を企んでいきましょう。 新規事業戦略の構築 技術戦略の構築 マーケティング・ 営業戦略の構築 新領域でのコアビジネス設計 ●コアケイパビリティの定義、環境変化 / 市場動向の分析、注目 すべきプレイヤーの選定・分析など 新商品による市場創造戦略の策定(消費財) ●グローバルにおける市場セグメント調査分析、パートナリング 戦略設計、チャネル戦略設計など 次世代技術のビジネス化 ●セグメント別ニーズ調査、収益化シナリオの策定、チャネル戦略、 パートナリング戦略設計など 技術シーズの事業性評価・戦略監査 ●技術ポートフォリオマップ作成、技術ポジショニング分析、ニーズ 分析による市場性精査、研究開発戦略への反映など ブランド戦略の策定 競合商品分析、 ●商品別/セグメント別ブランド浸透度の調査分析、 ブランドポートフォリオマップ作成など 営業力強化支援 ● 営業体制の評価分析(営業マン別、チャネル別など)、顧客ニーズ 分析、チャネルの費用対効果分析・精査、新チャネル開拓など オペレーション戦略の構築 コストマネジメント ●適正コストの精査、サプライヤーマネジメント(交渉戦略策定 など)、適正サービス基準の定義など 物流改革 ●在 庫(チャネル、倉庫、流通等)分析、在 庫マネジメント、オペ レーション見直し、アライアンス・パートナリング支援など 海外展開戦略の構築 グローバル市場参入戦略策定 ●市場ニーズ分析、チャネル構造分析、現地制度精査・パートナ リング戦略構築など グローバルSCM改革 ●地域別流通構造分析、 パートナリング支援、 役割分担再設計など 事業の再構築・ 再成長戦略の構築 事業ポートフォリオ再構築支援 ●事業環境分析、既存事業の収益性分析、リソース配分設計など 再成長戦略策定 ●事業分野毎の競争環境・収益状況分析、不採算事業の縮小・ テコ入れ等戦略の策定 page 07 プロデュース(産業プロデュース・事業プロデュース) プロデュース(産業・事業プロデュース)概要 事業プロデュースの特徴 1. 構想(スタートポイント) 業界を越えた視野・発想 戦略を提言し、その実行は顧客企業に委ねる従来のコンサルティング 2. 戦略 サービスと異なり、ビジネスを産業レベル、事業レベルで創造して 迅速・徹底的な市場分析に基づく実現への道筋 いくのが、プロデュースサービスです。 3. 仲間作り 「産業プロデュース」は、ビジネスを産業というレベルで創造する 取り組みです。大きな社会的課題が存在する領域を定義し、解決の 為の構想(=「産業の傘」)創り、制度も含めた環境の整備や、構想 レベルから設計を行います。 「事業プロデュース」は、構想実現のために、国(省庁)や力のある 企業を複数巻き込んで、 業界を超えた仲間作りやルール作り、 社内外の ドライブを支援することでゴールに導きます。 企業 社内・顧客・企業・政府・大学・世論 4. ルール作り ビジネスをうまく回す/業界慣行を壊すための枠組み 5. 社内外ドライブ プロジェクトマネジメント 6. 結果を出す(ゴール) 日本経済 へインパクトを。DIには真の ビジネスを感じられる確かな舞台がある。 大学院を卒業する時、いつかは「本物の」ビジネスをやりたいという想いが ありました。しかしその前にマクロを見ておきたい、世の中を知りたいと思って 入ったのが通産省(現・経産省)。気が付くと6年が過ぎていました。 “ 本当の 意味でのビジネスとは何だろう。少なくとも大企業の一組織の中で働くことは 何か違う。役所を辞めても行く先は大企業ではない”と思い、外資系コンサル ティング会社を経てDIに入社。 「 ホンダやソニーを10 0社創る」なんて無謀な ことができるとは、さすがに丸ごとは信じていませんでしたが、それを堂々と ビジョンで 謳うD Iは 、私にはとても魅力的に映りました 。D Iに入社して 10年が経った今、 「 産業プロデュース」という新たなコンセプトを自ら掲げる ようになっていました。単体の事業ではなく産業ごと創ることをその本質と する産業プロデュースは、本来は経産省で目指すべき取り組みなのかもしれ ません 。しかし 、他のどの機関・企業以上に 、DIには産業の創成に真っ向 から取り組むポテンシャル があるのも事 実です 。産 業プロデュースには 技術、戦略、政策の全てを深く理解し、融合させながら付加価値を出すことが 必要です。これらを全て有している組織はDI以外に他にはないのではない でしょうか 。絶 対成 功するはず!と思って立ち上げたコンセプトではあり ましたが、実際にそれが実現し、更にその先の事業プロデュースで事業が 実現していくのを見ると、震えるほどのわくわく感があります。 大学からいきなりコンサルティング会社に入社すると、本当のビジネスを 知らずに終わってしまうという懸念を持っている方もいるかもしれません。 しかしDIでは、本当のビジネスをお腹いっぱい味わうことができます。しかも 既にやり方の決まったビジネスではなく 、日本 経済にインパクトを与える レベルの新しい 事 業を 、戦 略立案から立ち上げ 、軌 道に乗 せていくまで 体験できます。そんな我々にJoi nして“兆円レベルの事業を創るんだ!”と 思う方には、是非DIの門を叩いて欲しいと思います。 page 08 兆円規 模のビジネスを創り出す 、 次世代の新事 業 創出へ 。 産業プロデュースは、戦略コンサルティングの発展形であり、 これまで D I が 新 規事 業 創出に注 力する中で 辿り着いたプロ フェッショナルサービスの形です。 各産業が成熟していく昨今、自社製品/サービスや要素技術に 閉じたままで“日本や産業にインパクトを与える”規模のビジネスを 創る余 地はほとんど無くなってきています 。そのような状況で 試行錯誤を繰り返す中で、 複数の主体 (複数の国や企業、 ベンチャー など)を巻き込み、繋ぐことで大きなビジネスを創り出していく 産業プロデュースという活動が生まれました。 産業プロデュースにおいては、 企業の枠を超えた大きな構想の下で アーキテクチャを設計し、そこに関わる国や各企業の役割をエコ システムとして定義し、実際に動かしていくことが求められます。 これ は 、コンサルティングという枠を超えたビジネスの“ プロ デュース”ともいうべき活動であり、戦略コンサルティングファーム として国や企業に意思決定を促す戦略立案力はもちろん、ベン チャー支援や事業経営を通じてビジネスを動かす経験を積んで きたDIだからこそできる、言わば「総合格闘技」なのです。 早稲田大学理工学部工業経営学科卒業、 慶應 DIがこのような“The Business Producing Company”たりえる 義塾大学大学院経営管理研究科修了。電通 国際情報サービス (iSiD) を経てDIに参加。 構想・ のも、各自のスキルセットと情熱が、単なる集合体を超えて共通の 戦略策定、ビジネスアーキテクチャ設計、パー 理念の下で「融合」しているからだと考えています。そこから提案 トナー選定・交渉、政策連携等、一貫して新規 された構想に賛同して頂ける国や企業が少なからず 存 在する に従事。愛知県豊田市のアドバイザーを務める 事業/イノベーションの創出にかかるプロジェクト 他、 文科省、 経産省の検討会・WG委員を歴任。 ことで、この取り組みが後押しされ、現実のものになっています。 プロデュース事例 国内 市 場 世界市 場 大手自動車メーカーを核とした スマートシティ コンセプト設計、 マルチプレイヤー間の 役割分担設計、ビジネスモデル構築、 政策連携 (資金面・制度面他)など エネルギー/コミュニティ/モビリティを統合した マルチクライアントによるまちづくり コンセプト設計、 マルチプレイヤー間の 役割分担設計、コミュニティメンバー との協業推進支援など 大手商社、大手メーカー等との インフラ輸出 海外市場/制度調査分析、 アライアンス/ パートナリング設計と交渉マネジメント、 海外政府を含めた政策連携など 省エネ機器のグローバル展開 戦略設計と国内大規模市場創造 政策連携、技術アーキテクチャ/国際 標準化戦略の検討など 分散型エネルギー供給 ビジネスの構築 新 規事 業 設 計 、具 体 化 戦 略 、アライ アンス/パートナリング戦略など 大手電機メーカーによる ソリューションビジネス設計 ビジネスモデル設 計と具 体 化 戦 略、 アライアンス/パートナリング戦略など イノベーションを生み続ける 研究体制のあり方の検討 イノベーション 創 造 マップの 作 成 、 ビジネス化を意 識 するプロデュース 機能のあり方の検討など ITとビジネスの融合/ 次世代ITアーキテクチャの検討 構想設計、 具体的アプリケーションへの 落とし込み、 アライアンス/パートナリング 支援など page 09 アジア展開支援概要 DIでは、成長著しいアジアと日本の産業との懸け橋となるべく、日本企業のアジア展開支援を行っております。DI自身も、アジアへの拠点拡大を進めており、 ベトナム、上海、シンガポールと現在3つの海外現地法人を持ち、インド、インドネシア、ミャンマー等も含むアジア諸国での企業、政府機関等との関係も 構築し、アジア域内でのビジネスプロデュースを行っています。 同時に、人材の現地化も進んでいます。現地大企業や政 府とのプロジェクト展開が拡大する中で、現地でのDIブランドも急速に高まっており、様々な バックグランドを持つクオリティの高いビジネスパーソンが続々とDIの仲間入りをしています。それと共に、言語も多様化しており、英語が現地法人の 公用語として定着しただけではなく、ベトナム語や中国語といった現地語が社内で飛び交っています。 今後、東アジア地域包括的経済連携等、政治経済的枠組みの構築も進んでいく中で、アジア域内での政治的・文化的同質化、経済的一体化はますます 進んでいきます。それとともに、アジア域内でのビジネス展開はこれまで以上に重要な意味を持つようになります。DIでも、それに合わせ、海外現地法人の 更なる拡大を検討しており、今後DI自身の「アジア展開」もますます進んでいくことになります。 東京本社 [Dream Incubator Inc.] Tokyo, Japan 中国オフィス [ 得爱(上海)企业管理咨询有限公司 ] Shanghai, China 設立/所在 事業内容 2010年12月/上海市 ● 中国に対する日系企業の進出戦略コンサルティング および実行支援 ベトナムオフィス [Dream Incubator Vietnam Joint Stock Company] Ho Chi Minh City, Vietnam 設立/所在 事業内容 2007年11月/ホーチミン市 ● ベトナム現地企業に対する投資/インキュベーション ● 日系企業の進出コンサルティングおよび実行支援 シンガポールオフィス [Dream Incubator Singapore Pte. Ltd.] Singapore 設立/所在 事業内容 Vietnam Office page 10 2011年8月/シンガポール ● ASEAN、 インド、 オセアニアに対する日系企業の進出 Singapore Office 戦略コンサルティングおよび実行支援 ベトナムでの 事 業 創造というチャレンジ。 中国・アジアで味わい尽くすDIの醍 醐味。 ‘06年に新卒入社して以来、私には「DIの醍醐味」を一通り味わってきたという強い 自負があります。大企業コンサルティングに加え、重点支援先ベンチャーへの半年超の 常駐支援、政策連携による産業プロデュース活動・・・、これらは学生時代に考えていた 他の選択肢(他社/他業界)では決して両立しえなかったことでしょう。 そして私は今、中国・アジアを舞台に、さらにその「醍醐味」を味わい尽くすつもり です。日系企業の中国進出は決して容易ではありませんが、だからこそ自分たちの 存在意義がある。そう信じながら、日本の価値観・文化を深く愛する現地メンバーと 一緒に、信頼できる現地パートナーとの関係構築や、社内のチームビルディングに 心血を注いでいます。最近では、中国プロジェクトをきっかけに信頼を得て、全社的な お付き合いに発展するケースや、現地企業からのプロジェクトも出始めています。 また、私は「市場としての中国」の先に必ず「R&D拠点としての中国」があると見て います。中国は、分野によっては東南アジアの5∼10年後の正確な映し鏡になり得ます。 時には、日本へのビジネスモデル逆輸入すらあり得ます。そうした中、日系企業・中国 メンバーと共に東南アジアを飛び回り、両者のノウハウ・知見を持ち寄ってアジアで市場 板谷 俊輔 [Shunsuke Itadani] 2006年 新卒入社 マネジャー 得爱(上海)企业管理咨询有限公司 マネジャー 高級創業経理 創造・ベンチャーインキュベーションしていくようなプロジェクトも企画・推進しています。 東京大学工学部卒業、同大学院新領域創成 「世の中から求められていること」 「 会社の目指すこと」 「 個人のやりたいこと」の エンタメ・消費財企業に対する全社改革、新規 3つのベクトルを合わせづらい時代と言われて久しいですが、DIではそれが可能です。 そしてその大きな流れの中で、人と違うチャレンジをしたいという方は、是非DIの門を 叩いてみてください。 科学研究科修了後、 DIに参画。 大企業分野では 事業立ち上げ・実行支援に従事。一方、ベン チャー分野では、 全社戦略策定/経営インフラ 整備/営業部門立ち上げ等。最近は大手日系 企業の中国参入支援に取り組む。 DI上海常駐。 page 11 M&A支援概要 DIでは、経営戦略の策定、M&Aの実行、PM Iに至るまでの一連の DIが提供するM&Aサポート プロセスをフルラインでサポートしています。戦略策定のプロフェッ ① M&A戦略の立案支援 ショナルであるビジネスプロデューサーとM&Aのプロフェッショナル である企業財務ソリューショングループが連携し一貫したサービスを 事前準備 ② M&A実行にあたっての市場調査、業界調査 提 供 する体 制を有しています 。また 、D Iに在 籍するM & Aのプロ フェッショナルの多くは、DIにおいて、数年間戦略コンサルティングを 経験しています。こうした背景に裏打ちされたビジネス/戦略視点と ファイナンス視点の双方を理解した上でのアドバイザリー業務は、 多くのクライアントにDIならではの大きな価値を提供しています。 ③ 対象会社の評価(ビジネスデューディリジェンス) M&A実務 ④ 交渉戦略立案支援、交渉戦術助言 ⑤ M&A実行後の経営体制を見据えたプロジェクトチーム 編成に関する助言など、実務支援+ のサポート α 巨大な外資系投資銀行に比較し、ディールの金額は比較的小さい ものが多いですが、一方で、セールスからディールのクロージング まで、すべてのプロセスを少数精鋭で進める形をとっており、自身の PMI ⑥ M&A先の経営者として派遣する人材 (グローバル人材) の 育成 ⑦ PMIサポート 成長という点からも 、D I でファイナンス業 務を行うことの意 味は 極めて大きいと自負しています。 私は、日本企業の成長、特にグローバル市場での成長をサポートしたいという 思いからD IでM & Aアドバイザリー業 務に従事しています 。日本の将来を 考えた場 合 、内需のみに依存した形での成長には限界があり、これからは 新興国を含めたグローバルな市場で戦っていかなくては中長期的な成長が 難しいことは明らかです。一方で、経済のグローバル化が加速している状況下、 全て自前主義でやっていては間に合わない状況も生まれてきています。そこで 私たちは、DIの海外オフィスや海外の親密なパートナーとの連携を通じて、 日本企業のグローバル戦略の一翼を担うことのできる現地企業を発掘し、 日本企業に紹介、提案しています。 一般に、M&Aと言った場合、買収や合併というディールそのものにスポットが 当たることが多く、目的化してしまうことが大半です。しかし、本来M&Aとは、 数ある成長戦 略 の中の一つの手 段であり目的ではありません 。その点 、 D Iはコンサルティング 部隊による戦略の立案からその戦略実現の手段と してのM&A支援、M&A実行後のPMI(組織統合マネジメント)までをサポート できる体制が 整っており 、他社には真似の出来ない付加 価値を提 供する ことが可能です。 更に、今後の日本を担って行くべきモチベーションの高い優秀な若手が多く 在籍しており、 “ 彼らと一緒なら日本を変えていける”という期待感もDIに 参画した理由の一つです。 しかし、私たちのチャレンジは緒に就いたばかりであり、これを実現させる ためには数多くの壁を乗り越えていかなくてはなりません。前例のないことに 挑戦し実現していく気概を持った方、 一緒にこれからの日本を作っていきましょう。 page 12 戦略コンサルタントから M& Aアドバイザーへ 。 私は、新卒でDIに入社し、当初は大企業及びベンチャー企業の戦略コンサル ティングに従事しておりましたが、 社内にM&Aアドバイザリー部門が立ち上がるという 話があったのを機に、自ら志願する形で参画させていただき、現在に至ります。 M&Aアドバイザリー部門(企業財務ソリューショングループ)に参画した当初の 率直な感想として、戦略コンサルタントとM&Aアドバイザーは、”クライアント インタレストファースト”という通底するマインドセットは共通しますが、求められる アプローチやスキルが大きく異なることに衝撃を受けました。 世の中の情報を迅速に徹底的に調査・分析し、思考を重ね、クライアントに とっての示 唆を抽出し 、それをクライアントに的確に伝える 、という一 連の 「作法」は、戦略コンサルタントとしての経験ならではのものであり、私の大きな 強みと自信になっています。 一方で、ビジネスだけではなく、会計、税務、法務、等の分野横断的な知識 バッググラウンドや、逐次案件状況が変わることへ対応力、更には、タフな交渉にも 耐えうる体力や人間力が求められるM&Aアドバイザリーという仕事はとても新鮮 木村 亮太 かつ刺激的なものでした。 [Ryota Kimura] 2009年 新卒入社 現在、M&Aアドバイザリーという業務は、グローバルレベルで分業化・効率化が ビジネスプロデューサー 進んでおり、ともすれば、競合他社間で明確な差別性が打ち出しにくくなっている 慶應義塾大学経済学部卒業後、DIに参加。DI かもしれません。 では、中期経営計画策定支援、ビジョン策定、 成長戦略策定、新規事業戦略策定、海外進出 そのような業界環境を鑑みつつ、 個人として、 グループとして、 そしてDIとして、 どの 戦略策定に従事。社内におけるリチウムイオン ような差別性を確立していくのか、言い換えると、”DIが目指すべきビジネスプロ 電池業界の動向調査にも従事し、東京大学・ デュースとは何か” という命題を自問自答しながら、 日々、 業務と向き合っています。 分析、 標準化を含めた技術戦略策定も担当。 小川教 授と共に研究に取り組み、海 外 事例 M&A実績/M&A関連支援プロジェクト事例(一部) クライアント企業 化学メーカー (独) M&Aアドバイザリー 化学メーカー 化学メーカー(印) M&Aアドバイザリー(DD全体統括、契約交渉支援、クロージング支援) 製造業派遣 IT派遣 SI・運用事業者 ドラッグストア M&Aアドバイザリー (DD全体統括、バリュエーション、契約交渉支援、クロージング支援) M&Aアドバイザリー(DD全体統括、ビジネスDD、人事DD、 バリュエーション、契約交渉支援、クロージング支援) IT事業者 M&A全体戦略の構築、ロングリスト作成、絞込み、各社初期DD 情報サービス事業者 オンラインPCショップ 詳細ビジネスDD∼対象企業の成長戦略策 ソフトウェア事業者 IT事業者 M&Aおよびアライアンス戦略構築、ロングリスト作成、絞込み、 各社初期DD 素材系メーカー M&A戦略構築、ロングリスト作成、絞込み、各社初期DD、交渉支援 素材系メーカー フィナンシャル・バイヤー 化粧品メーカー 精密機器製造 売り手 プロジェクト概要 化学メーカー 鉄道会社 買い手 M&A対象企業 商社 運輸事業者 精密機器製造 (中国) 詳細ビジネスDD 技術分野でのファイナンシャル・アドバイザリー (約45億円の資金調達支援による事業再生) ナノテクベンチャー セラーズ・ビジネスDD、買い手候補リスト作成、打診∼交渉支援 旅客事業 セラーズ・ビジネスDD、買い手候補リスト作成、打診∼交渉支援 page 13 リーダー人材開発・組織変革の支援概要 DIでは、戦略構築に加えて、それを実現するためのリーダー人材開発・組織変革の支援にも注力しています。リーダー人材開発では、日本や組織を根本 から変革できるリーダー「真の変革リーダー」を、組 織内部から継続的に輩出するための育成プログラムを提供しています。また、組 織変革支援 では、戦略実行の幅を大きく左右する組 織能力を向上させるため、豊富な経験に基づいた実効性の高い組 織変革プログラムを提供しています。 これにより、単なる戦略立案に留まらず、自ら戦略を策定・実行していける組織作りに貢献しています。 こうしたリーダー人材開発・組織変革支援の一つとして、2014年2月には、ハーバード大学ケネディスクールのDean Williams( ディーン・ウィリアムズ) 教授と協同で、3日に間にわたる「グローバルリーダーシッププログラム」を開催しました。DIは、様々な世界的権威とのつながりを活かしながら、 より多くのグローバルリーダーを育成するために、積極的に活動しています。 対象層 リーダーに求められるものとそれをふまえたDIのご支援メニュー A 戦略 ● 社長・ B 実践 ● C 意識 ● 社長・役員向けのエグゼクティブコーチング 役員 経営塾 役員 候補 ● 経営視座の醸成 ● 全社戦略の構築 戦略対話塾 グローバル リーダーシップ・ プログラム ● 他流試合型 次世代 リーダー塾 課長・ 係長 ● 経営戦略の基本 的考え方の習得 (複数企業から 受講者が参加) ● インハウス型 実践 コーチング ● 現場での戦略 実践に伴走 意識変革 プログラム ● 行動心理学に 基づいた、科学 的な意識 改革 プログラム ● 自ら の 甘えや (特定企業向けに カスタマイズして 実施) 妥協を排 除を サポート ● 事業課題の発見・ 解決スキル育成 若手 集合研修形式 1 to 1形式 「戦略」と「実行」のギャップに挑む。 り、企業の社長や起業家など多くのリーダーに接する機会と、高い志を持った優秀な仲間 ファームならではの科学的手法でリーダー開発を行うものです。 「行動」や「結果」にこだわ page 14 Harvard Kennedy School Dean Williams博士 (2014年2月グローバルリーダーシッププログラムより) DIが主体となったビジネスプロデュース (事業投資/事業育成) 事業投資/事業育成の概要 DIでは、顧客企業に対するビジネスプロデュースサービスに加え、DI自身による事業創造に力を入れています。DIの事業創造には様々な形があり、 新たなイノベーションを創造するベンチャー企業に対する投資に加え、パートナー企業と共に行う新規事業への共同出資やDIのグループ会社による 事業創出まで多様な形態をとっています。 こうしたDI自身のビジネスプロデュースの根幹にあるのは、戦略コンサルティングの経験を通じて培われるDIのビジネスプロデューサー一人一人の ビジネス構造の変化に対する洞察力であり、ブレイクスルーを見出す分析力です。実際に多くのビジネスプロデューサーが戦略コンサルティングの経験を 積んだのち、グループ会社等のマネジメント層として活躍しています。 主要I PO実績 IT PCソフトの開発・販売 ソースネクスト株式会社 インフォテリア株式会社 イー・ガーディアン株式会社 2006 東証マザーズ 2008 東証一部 XML専業ソフトウェア 開発・販売 2007 東証マザーズ 掲示板監視、投稿監視、 ユーザーサポート 2010 東証マザーズ 電子書籍販売 2011 東証マザーズ 輸入建材のネット販売 2013 東証マザーズ ソーシャルメディア マーケティング 2013 東証マザーズ インターネット 写真サービス 2013 東証マザーズ キャラクターの新規開発 マーケティング・サービス 2014 東証マザーズ 株式会社イーブックイニシアティブジャパン 株式会社サンワカンパニー アライドアーキテクツ株式会社 サービス フリーペーパー発行 2007 大証ヘラクレス 株式会社地域新聞社 株式会社フォトクリエイト 格安航空会社 2011 東証二部 株式会社スターフライヤー 株式会社ディー・エル・イー ビジネスソリューション ITシステムインテグレーター 2005 JASDAQ 日本オフィス・システム株式会社 株式会社セレブリックス セールスプロセス アウトソーシング 2005 大証ヘラクレス 医療 / ヘルスケア 医薬品開発 メディシノバ・インク 2005 大証ヘラクレス 2006 NASDAQ 抗がん剤の研究開発 2009 東証マザーズ 株式会社キャンバス 2013年度投資先(一部) 「つながる世代のためのボーダー ブレイカー株式会社 (映像配信等マルチプラットフォーム) テレビ番組・ドラマ・映画の制作 レス・コンテンツ」をコンセプトに を行う。 映 像 配 信 等 のマル チプラット 堤幸彦監督、大根仁監督ら著名 フォームを提供。 監督が所属し、TRICK、SPEC、 YouTubeなどを活用し、 世界に向けた 映像コンテンツのプロデュース・配信・ クリエーターの育成を手掛ける。 株式会社オフィスクレッシェンド (ドラマ・映画製作) 20世紀少年、モテキ、金田一少年 の事件簿などの人気作品を世に 送り出している。 page 15 事業投資/事業育成 グループ会社概要 会 社 名:株式会社リバリュー 主な事業:返品商品・余剰在庫の流動化サービス 返品物流センター業務委託 設 立:2010年7月 代 表 者:代表取締役社長 向笠元 人 員:37名※ 資 本 金:4.7億円 出資比率:100% 東京都千代田区 拠 点: 本 社 東京都板橋区 営業所 物流センター 埼玉県入間郡 テクニカルセンター 埼玉県飯能市 会 社 名:アイペット損害保険株式会社 主な事業:ペット向け保険事業 (業界第2位) 設 立:2004年5月 代 表 者:代表取締役 安田正 (DIから取締役2名派遣) 人 員:153名※ 資 本 金:30.6億円 出資比率:95.5%(議決権ベース) 拠 点: 本 社 東京都港区 名古屋、 大阪、 営業所 東京、 札幌、福岡、青森 会 社 名:日本知財ファンド1号 投資事業有限責任組合 主な事業:東京ガールズコレクション等 知的財産権等への投資業 組 成:2012年2月 出 資 金:5.0億円 出資比率:60% 会 社 名:株式会社フェノロッサ 主な事業:コンテンツマネジメント 広告企画・制作・代理店業 ビジネスコンサルティング 等 設 立:2013年7月 代 表 者:代表取締役社長 西茂弘 資 本 金:1,000万円 出資比率:20% ※ 2014年3月末現在 理論 から実 践 へ 『経営のプロフェッショナルになりたい』そんな漠然とした想いを抱き、DIに新卒で入社したのが6年前。 それから、大企業の戦略コンサルティング、ベンチャー企業の投資・インキュベーションと、様々なプロジェクトに携わりながら、経営の“理論”を学び、 そしてクライアントに提言してきました。そんな中、子会社であるリバリューの社長に抜擢頂き、現在は、50名程度の組織のトップとして、日々経営の “実践”に邁進しています。戦略コンサルティングでは、総合商社、通信、エンターテイメント等の大企業に対し、 「 全社戦略策定」、 「 新規事業戦略策定」 といった戦略系のプロジェクトから、 「 営業戦略策定・組織構築」といったオペレーショナルなプロジェクトまで、様々なプロジェクトを経験してきました。 それらのプロジェクト経験は、それ自体も知的に楽しく、また、クライアントから感謝 されるなど、非常に充実したものでしたが、何よりも、事業を推進していく上で必要な要 素を “速習” 出来た、 というのが、 自分のキャリアにとって非常に良かったと感じています。 しかしながら、いまは、 “戦略コンサルの経験だけでは、経営には必要十分では無い” ということを、痛感しています。 例えば、 ● どうすれば、組織に、活気或いは規律・秩序を齎すことが出来るのか? ● そのために、自分は、全社の朝礼で、何を、どんな表現で話すべきなのか? ● その中でも特に、20歳も年上の部下と、どう接していくべきなのか? ● 一方、日々の資金繰りは大丈夫か?債権・債務管理は問題ないか? といった、経 営のリアリティに対峙していく日々を過ごしております。その中で、 自分自身も鍛えられ、成長している実感・充実感を得ることが出来ています。こう いったチャレンジの場を与えてくれた、DIに感謝しています。 つくづくDIというのは、面白い組織だと思います。私のように20代から事業経営を 任されるような人間もいれば、片や、官庁や大企業と一緒になって産業を構想している 向笠 元 [Hajime Mukasa] 2008年 新卒入社 マネジャー 株式会社リバリュー 代表取締役社長 人間がいたり、また、新興国で新しい事業を立ち上げている人間もいたりと、様々な 情熱を持ったプロフェッショナルが集まっている集団です 。私も事 業 経 営に邁 進 しつつも、DIのメンバーから知的な刺激を貰う日々を過ごしています。 DIは、様々な志を具現化出来る場だと思います。ぜひ、大きな志を持った方に入社 頂き、切磋琢磨していきたいと思います。 page 16 東京大学法学部卒業後、 DIに参加。 大企業分野 において、全社戦略策定、新規事業戦略立案、 戦略監査や経営幹部育成等のプロジェクトに 従事。一方、ベンチャー分野においては、コン テンツビジネス、メンテナンスビジネス、消費財 メーカー等に対する、上場準備支援、営業戦 略立案や全社インキュベーション等に従事。 コンサルティングと経 営 戦略コンサルタントが会社の経営をする−これが、 DIがアイペットやリバリューで実践していること です。私自身、新卒でDIに入社し10年以上経ちました。ベンチャー支援から大企業コンサルティング まで多数経験し、現在はアイペットの取締役として経営に携わっています。同社の取締役の大半は 30代の活力漲る若いメンバーで、中でも私は最年少取締役として、 「若い力で会社を成長させ、社会 に貢献する」という目標を掲げ、全社一丸となって日々実践しております。 改めて考えると、競争戦略の構築を生業にしているDIでの多様な業界・テーマについてのタフな 知的格闘経験が、 ペット保険という新しいマーケットにおける経営や経営判断に活かされております。 また、一方で、アイペットでの経営を通じて、経営者の生の気持ちを体感していることがDIでの 経営コンサルティングにも活きていると実感しております。 ● 経営コンサルティングというサービスをクライアントに提供すること ● 経営をすること には、重なる部分も多く、相互のシナジーは数多くあります。ただ、シナジーどころか、相反する こともあります。例えば、 青山 正明 ● 経営コンサルタントの口癖には、 「大切なことは3つ」ということで単純化 [Masaaki Aoyama] 2004年 新卒入社 ● 経営者は、 「大切なことは全部やる」 (一つでも抜けがあると、ちゃんとした商売にならない) マネジャー アイペット損害保険株式会社 取締役 というようなことが挙げられます。 京都大学法学部卒業後、DIに参加。消費財、 DIでは、意思次第で様々な活躍・チャレンジの場があります。官庁やグローバル企業と協業する 小売、 ハイテク、 エンターテインメント等の大企業 クライアントに対し、 流通戦略、 新規事業戦略、 こういった困難に挑むことは、ビジネスパーンとして、ひいては人生の糧となっております。 ことも出来れば、自らが新しいビジネスに挑戦もできます。 技術のビジネス化戦略、ビジョン策定等の支援 を行う。ベンチャー企業については、SI企業、 DIは、まだまだ新しいチャレンジを続けていかなければなりません。既に敷かれたレールを走る 通販事業者、フリーペーパー業者、環境系企業 生き方を望む方には他の会社をお勧めします。砂漠に新しいレールを敷くことが出来る方、もはや などのインキュベーションプロジェクトを経験。 レールではなく飛行場を作ってしまうような方、そういった方々に飛び込んできて欲しいと思います。 DIのリソースを生かして事 業の立ち上げ 「将来どこかのタイミングで自らの事業を立ち上げたい。ビジネス人生40年を見据え20代は 死ぬほど修行をしてやろう。猛者に揉まれて切磋琢磨するのだ。」 こう思って新卒でDIの門を叩いてから8年が経ちました。戦略コンサルとベンチャー支援に バランス良く携わり、運よく支援企業の上場も経験することができ、ずいぶん自信も付きました。 7年経ち「さぁそろそろ事業を立ち上げてもいい頃じゃないか?修行は十分出来ただろう?」 自問に対する答えは間違いなくYesでした。但しDIに投資を受けて、投資先のシステムを借り、 DIのネットワークが活かせるベトナムから、東南アジア全 域を見据えて事業をプロデュース する。つまりDIのリソースに最大限テコを効かせる選択を私は取りました。 事業立ち上げ×新興国と2つ離れた私のプロデュースは、定石外れにも思えます。独力ならば ほぼ無理だったでしょう。だが私はDIの力を最大限活用し、仲間の力強い支援を得て、その 困難に楽しくチャレンジできている。 事業立ち上げ・経 営のプロフェッショナルになるには、自分でやった方が早い。但しDIの 力を借りるともっと早い。これが現時点の私の仮説です。 「そんなことじゃあ日本に革新は起きない」 「 もっと面白いプロデュースが自分なら出来る」 加藤 秀行 [Hideyuki Kato] 2006年 新卒入社 DI Marketing Inc.(ベトナム)代表取締役 東京大学経済学部卒業後、DIに参加。大企業 そう新卒の時に本気で思える(勘違いできる)方はDIに向いていると思います。新卒の可能性 分野でインターネット、モバイル、消費財等のク は無限大です。 実行、海外事業戦略立案・実行に従事。一方、 大事なことは志の高さと本気 度 。もっと面白い仮説( あるいは壮大な勘違い )を持って、 本気で日本の革新に挑んでくれる方の参加を心待ちにしています。 ライアントを中心に、主に新規事業戦略立案・ ベンチャー分野では事業計画立案、新規事業 戦略立案・実行に従事。現在は、SNSマーケ ティング事業の責任者として、 ベトナムに駐在。 page 17 日々進化していくビジネスを肌で感じ、 自らの可能性に向かって挑戦し続ける。 【プロジェクト経験】 「自由な発想を基軸に、自身の可能性を広げていきたい」これは就職活動で私が大切にして 大企業への戦略コンサルティングプロジェクトを いた軸であり、DIへの入社を決意したポイントでもあります。この想いは今も全く裏切られて 中心に経験 いないどころか、日々新たな発見、成長の幅が広がっていると感じています。 ● 自動車メーカーのグローバルR&D戦略策定 入社してから今日まで、まずは基礎を学び、コンサルタントとして独り立ちするという目標に 向かい、大企業の戦略策定から新規事業の創出まで、幅広いプロジェクトで走り続けてきました。 いわゆる”コンサルタントの基礎スキル”はもちろんのこと、様々な業界/ビジネスに対する 知見や会社という組織を動かすことの難しさ、そして事業を生み出しお金を稼ぐことの難しさを 超速で学んだ日々であったと思います。そんな中で最も貴重だと感じるのは、最先端のビジネスに 触れる機会です。DIはベンチャー投資に加え、自ら事業経 営/ 創出を行っています。日々 世界中で生まれ進化していくビジネスの情報を集め、 そこから得られる示唆やアナロジーを、時に 大企業へのコンサルティング、時に自らの投資や事業創出の種にフィードバックする。これを 常に肌で感じられる環 境は、数あるコンサルティングファームの中でもDIだけではないで ● 消費財メーカーのマーケティング戦略/中期 経営計画策定 ● 総合商社の投資戦略策定スキームの構築 等 【得られたスキル/能力】 戦略コンサルタントに求められる基礎スキルを身に 付ける ● 仮説思考 ● 定量/定性分析 ● スライドライティング 等 しょうか。このような環境で優秀かつ同じ志を持つ仲間と切磋琢磨する日々は、私にとって 何よりも刺激的であり、自身の自由な発想、可能性が広がっていると実感しています。 次の私の目標は、実践です。これまでに培ったスキル/知識を活かし、自ら主体的に新しい 価値/事業の創造を行っていく。DIには手を挙げさえすれば掴めるチャンスが転がっています。 【プロジェクト経験】 主に新規事業創出の戦略策定、及びその実行 プロジェクトを中心に経験 挑戦を是とする環境の中、DIという”場”を利用し、自身の力を最大限にレバレッジする。 ● 家電メーカーのネット活用戦略/新規ビジネス これがこれからの私の挑戦です。 今後DIはこれまで以上にどんどん 面白い会社になります。会社としても 社員個々人としても日々新しい挑戦を しながら、 世の中への新しい価値作りを 更に加速していきます。コンサルタント としてのスキル を身 に 付 け た い 、 ファーストキャリアとして履 歴 書を 飾りたい… 。そういった想いが特に モデルの策定 ● 芸能プロダクションの新規ビジネスモデル/ 成長戦略の策定/実行 ● 不動産ディベロッパーの新規事業戦略策定/実行 【得られたスキル/能力】 コンサルティングスキルのブラッシュアップはもちろん のこと、新規事業創出により求められる対人ソフト スキルを磨く ● クライアントを動かす/マネジメント力 ● 外部のパートナーの巻き込み/交渉力 等 強い方にとっては、必ずしもDIだけが 最良の選択肢ではないのかもしれま せん。しかし、挑戦し続けるDIの中で 自 分 も何 か に 挑 戦して いきたい 、 会社を利用して自由に面白いことを やりたい 、自 分 の可 能 性を探 って いきたい 。こん な 気 概 のある方 が 来るべき場所は、DIしかないと確信 しています。 page 18 山田 悠太郎 [Yutaro Yamada] 2012年 新卒入社 ビジネスプロデューサー 早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。東京工業 大学大学院イノベーションマネジメント研究科技術経営 専攻 (MOT) を経て、 DIに参加。 幅広い業界の大企業への戦略コンサルティングプロジェクト に加え、主に新規事業創出の実行にコミットするビジネス プロデュースに従事。 オープンな議論を重ねる中で、 非常に早い成長を実感。 就職活動の中で、散々考えた末にDIでのキャリアを選択した時のことを思い返すと、あの時 DIを選んだのは本当に間違っていなかったと、入社後改めて実感しています。 私は、 小学校の数年と高校生活を海外で送った経験からか、 幼い頃から自分とは異なる文化や価値 銀座 観に触れることが多く、 その違いの背景を考えたり、 人と議論したりすることが好きでした。 そのため、 考えることを仕事にできるコンサルティング業界で働きたいという想いは自然に抱くようになりました。 クライアントとの会議に向けた資料作り 就職活動を経てDIに内定した時には、同時に外資系コンサルファームからも内定を頂いて おり、正直、長い間非常に悩みました。ですが、多くのDI社員と話す中で、彼らのキャリアや 人生に対する価値観と、抜群の頭脳の明晰さに惹かれ、 「 こんなに熱い想いを持った優秀な 人が集まる集団では、一体日々何が起こっていて、どんなことをしようとしているのだろう、 私もその仲間に加わってみたい」と強く思い、DIへの入社を決めました。 実際、入社後は、当時の期待をはるかに超えた経験が出来ていると感じます。執行役員や マネジャーを含めた先輩社員との議論はいつでもオープンで、 その中で導き出される示唆のレベル の高さや、アウトプットへのこだわりから得る学びは非常に大きいです。また、彼らとの毎日の 議論を通じて、 自分で考え抜いたことがさらに進化するのを体感出来るのが、 DIでの成長スピードが 非常に早い理由なのだと思います。若手の内から任せられる仕事の範囲が非常に広いことにも 驚きました。机上調査・分析に留まらず、国内外の有識者へのインタビューを1人で行ったり、国の アメリカの大手IT企業に インタビュー (電話会議) 政策への提言を行ったり、業界トッププレイヤーであるようなクライアントと対等に議論したり する、というような経験を、1年目から 移動 14:00 当たり前のように積めること、 また、 自分 で積極的に働きかければ働きかける 大手製造業企業役員にインタビュー ほど、その幅が広がっていくことも、 DIならではの価値だと思います。 政府関係者にインタビュー(霞が関) 17:00 移動 勿論、 こういった仕事はチャレンジング ではありますが、チームメンバーと共に 考え抜いたことがクライアントに満足 してもらえた時の喜びは、入社前に 想像していた以上に大きく、私にとって は働く原動力となっています。 片山 絵里 [Eri Katayama] 2013年 新卒入社 ビジネスプロデューサー 東京大学薬学部卒業、同大学院薬学系研究科修了後、 DIに参加。米コネチカット州グリニッチハイスクール卒業、 高校時代の4年間を北米で過ごす。 DIでは、大手情報通信企業に対する事業戦略策定、協業 支援、事業部構造改革や、大手家電メーカーの新規事業 戦略立案、 大手自動車メーカーの事業戦略策定に従事すると ともに、経済産業省と連携した国家戦略提案にも関与。 キャリアの選択肢は様々ですが、 多く の優秀なメンバーと一緒に議論を重ね、 DIという枠組みを使って、クライアント や社会に価値を提供し、 自分自身も高速 で成長していく、そんな「プロフェッ ショナル人生」に魅力を感じる人には ベストな環境なのだと強く感じています。 page 19 D I入社後のキャリアは 、ビジネスプロデューサーから出 発し 、成長と共にマネジャー 、執行役 員という キャリアを歩んでいくことになります。但し、役職という「外見」はこの3種 類だけですが、その「内実」は 極めて多様化しています。 戦略コンサルタントとして、その道を突き詰める者、財務もわかる総合的なビジネスプロデューサーをめざし、 キャリア途 上でM&Aプロフェッショナルの道に転じる者、コンサルタントとしてのスキルを自身の事業で 発揮するためにグループ会社/投資育成先企業に出向する者、成長著しい海外マーケットでビジネスを創出 するべく、海外拠点/現地法人の立上げ・マネジメント層に転じる者。個人個人の目指すべき道に応じた多様な ステップが実現できる、それがDIにおけるキャリアパスの特徴です。 戦略コンサルティングファームに共通するキャリアパスを表す表現として「Up or Out」という言葉があります。 コンサルタントとして「上」を目指す道以外なく、そのキャリアパスをあきらめた時点で会社を去らなければ ならないという意味です。他方、DIの中でのキャリアパスは上述のように極めて多様であり、それを支える 様々な事業領域が 存在します。DIでは、DI独特のキャリアパスを、 「 Up o r O u t」に対比して「Move a n d Per for m」と呼んでいます。DIに対してのp er for ma nce、顧客企業に対してのp er for ma nce、社会に対して p e r f o r m a n c e 、p e r f o r mする限り 、戦 略コンサルタントである必 要 は必ずしもありません 。むしろ 、 performanceを最大化できる分野に積極的に「move」していくべき、と考えています。DIでのキャリアパスは、 個人個人が思い描くキャリアビジョン次第です。それを実現させる多様な事業領域と柔軟な人事ポリシーが DIにはあります。 ■キャリアパス(コンサルタントの例) A lu mn i(卒業生) 4 ∼7 年 顧客の成長のために極めて能動的に事業をプロデュースしていく DIを退職したA lu m n(卒業生) i は、DIで培った経験と知識と能力を活かし、若くして社会で大活躍して います。 DIは創立14年目のまだまだ若い企業であり、卒業生達が活躍の場を広げていくのは、まさにこれからです。 DIでは、卒業生 達との強いネットワークをより強固にし、お互いのビジネスの成長を相互に支えあう土壌 づくりを積極的に進めております。 ■卒業生の例 page 20 ● 大企業(事業会社) ● ベンチャー企業 幹部 ● プロフェッショナルファーム(投資ファンド、ベンチャーキャピタル、コンサル等) ● 起業(海外進出支援、技術系、デジタルコンテンツ系等多数) ● 大学教授、教育機関 ALUMNI Alumni(卒業生) 紹介 DIで培われた「総合力」を武 器に事 業へ 株 式会社あきんどスシロー 執行役員 清水 敬太 さん DIでの6年間では、大企業向けの戦略コンサルティングが中心でしたが、その中には産業プロデュースの「ど真ん中」と 言える案件をやったり、入社後最初のプロジェクトでやった本 格的な海 外進出案件を皮切りにいくつもの海 外案件を やったりと、業界もテーマも多種多様でした。また、ベンチャー支援にも自分から積極的に関与させてもらうなどして、現在の DIを形作る多様な事業を、幅広く経験をさせてもらいました。そしてその結果自分自身が大きく成長できたからこそ、この 多様性、総合力こそが、DIの真の魅力ではないかと感じています。 従来の戦略コンサルティングファームとは一線を画するDIには幅広い選択肢があり、自分のやりたいことに挑戦させて もらえる環境があります。ビジネスプロデューサーとして、業界の枠組みを超え複数の事業で求められる多様なスキル・ 多面的な考え方を身に着け、また、様々なバックグラウンドをもった仲間たちと切磋琢磨しながら過ごしたDIは、ビジネス パーソンとしての総合力を高めるための素晴らしい道場だったと感謝しています。 現在私が勤務する株式会社あきんどスシローは、 回転すし業界の最大手企業になります。 日本の食文化の象徴ともいえる 「寿司」 は、 すでに世界中で愛されておりますが、 昨年のユネスコによる和食の世界遺産認定や、 2020年の東京オリンピックなどを考えると、 一橋大学経済学部卒業後、 監査法人トーマツを 今後ますますその価値、果たすべき役割が大きくなることは間違いありません。そういう意味ではまさに、 「日本発世界」や、 経て2006年∼2012年までDIに在籍。 社会的に価値の高い事業をやるというDI時代からの想いに通じる、 「特大のポテンシャル」 を秘めた企業です。 そしてその成長に DIでは、主に大企業に向けてビジョン策定、 海外進出支援、 新規事業立上げ支援、 人事組織 戦略策定、海外展開といったDIで培った「総合力」をもって貢献できるのが、自分の自信でもあり、喜びでもあると言えます。 また、現職及びアルムナイメンバーとの「つながり」も貴重な財産です。簡単な情報交換にとどまらず、直接的なビジネスの 設計などを担当し、特に環 境・エネルギー、 農林水産といった成長分野においては関連省庁 提案、長期スパンでのアドバイスをもらったり、人を紹介してもらう等、非常に良い関係を続けさせてもらっています。私に と連携した産業プロデュース活動として大企業/ 限らず、DIのネットワークをビジネスに活かしている卒業生は沢山いますし、今後、どんなビジネスをやるにしても信頼できる ベンチャー企業の新事 業 創出をサポート 。 現 在はあきんどスシローの執行役 員として ネットワークはますます重要になると思っています。 卒業生としては、志の高く、優秀なビジネスプロデューサーが更にDIに加わり、DIネットワークが、ひいては日本が発展し 営業全般を管掌。 てくれたら本当に嬉しく思います。 ビジネスプロデューサーが日本と世界の未来を変える DeNA中国 CEO 任 宜さん 今、日本では格差が広がっていると騒がれていますが、実は国レベルで見ていくと、18世紀に起きた産業革命以降広がり続けた国と国の1人あたり生産力は、情報革命に よる情報格差の縮小とともに縮み始めています。つまり、世界のバランスは18世紀のそれに戻りつつあるのです。ではGDPから見て、どこが新たな、いや昔の世界の中心 だったのでしょうか。それは産業革命がイギリスで起こるまでの間、数千年間ずっと中国でした。現在、私はそんな中国において、日本のコンテンツの強みを梃に、 「 中国で 初めて成功した海外のIT企業」を目指して邁進しております。 マクロに世界を鳥瞰した時、日本という市場は今非常に危機的状況にあります。一方で今伸び盛りのアジア市場から日本を眺めた時、日本はいろんな強みを確実に持って います。では、なぜ日本は伸び盛りのアジア市場を取り込めないのか。様々な理由がありますが、根源をたどれば一重に「ビジネスプロデューサー」の用件を満たすグローバル 人材が足りないからだと私は考えます。そのことを実際にDeNA Chinaをほぼゼロから現在の300人を越える規模まで立ち上げる過程で身に沁みて感じました。 私は2009年4月に新卒としてDIに入社しました。当時のDIは戦略コンサルティングとベンチャー育成というビジネスモデルから、産業プロデュース、グループ事業経営、M&A アドバイザリー、そしてアジアへの拡大という現在のコアとなるコンセプトに生まれ変わろうとしているタイミングでした。その中で、私は大企業コンサルティングからスタートし、 官民両方を巻き込んだ産業プロデュース、そしてその事業を推進するためのDI中国の立ち上げを経験することができました。今思えば、 「 世界レベル×産業レベルの視座を 持って戦略を考えること」を産業プロデュースから、 「 事業をゼロから立ち上げるという経験」をDI中国の立ち上げから、 「 一つ一つの重要なi ssueの解決方法」を大企業 コンサルティングから学ぶことができ、他の会社では得られない幅広い経験をさせてもらえました。それが私が DeNA Chinaを今日まで育てられた大きな一因であり、今の 私の仕事を根 底から支えていることは間違いありません。この変化の激しい時 代、単純に定点観測的に戦略を考えてもワークしません。自ら動いてPD CAをまわしつつ、 ダイナミックに戦略を変えながら事業をドライブできる人材が求められています。その点、DIの掲げる「ビジネスプロデューサー」というコンセプトは、非常に現在の世の中の ニーズをとらえており、この変化が激しい世の中でことをなす為に必須のコンセプトだと思います。 「視座の高さ」×「戦略を考える思考力」×「自らPDCAをまわして事業を 作って行くドライブ力」 をバランス よく持った人材が今、世界中で、 とりわ け日本 で 必 要とされて います。ぜひ多くの将来有望な 若 者に 、 「 ビジネスプ ロデュー 東京大学工学部化学生命工学科、東京大学 大学院工学系研究科化学生命工学専攻修了 (工学修士) 後、 2009年∼2011年末までDIに在籍。 DIでは、大 企業向けに新規事業戦略立案、 サー 」になってもらい 、将 来 の 新製品の市場性評価および販売戦略立案等 日本、そして世界を支えていた に従事。また、官公庁のグローバル調査、中国 だきたい。僭越ながら、その先 進出における市場調査、新規事業支援なども 駆けとして 、私自らが 道を切り 開ければと思っております。 担当し、2010年にはDI中国オフィスへ創業経理 として赴任。 2012年よりDeNAに勤務し、 2014年 2月DeNA中国CEOに就任。 page 21 MESSAGE FROM RECRUITING TEAM 採用担当者より 新卒採用チームのビジネスプロデューサー2 名が、 お互いの仕事 観や採用への思いを熱く語った。 DIが求める人材とは 大野 中澤さんも私も転職組で色んな経験をしてきたと思いますが ずばり我が社が求める人材とはどのような方でしょうか。 中澤 たぶん、私と大野さんでも採用したいと思う人間は違う でしょう。その前提で話すと、私は「独力で変革を導ける人材」 かな。 大野 なるほど、その心は? 中澤 財務省やウォートンMBA時代で感じたことは同じ。優秀な 人間とは、自身で問題意識を持ち、その問題意識に従った変革 を生める人間。グローバルな制度・ルールを作るにせよ、産業を 作るにせよ、事業を作るにせよ、そこには共通して、このケイパ ビリティが必要になる。大野さんは? 大野 一言、自分より優秀な人間です。 中澤 優秀というと? 大野 何でも良いです。人間力でも、智慧でも、頭の回転でも、人生経験でも、それこそ運動神経でもいい かもしれない。どんなものでもいいから、これだけは負けない、というものがある人材が欲しい。 中澤 まるで外資系金融機関が採用したい人材に聞こえるけど。 大野 「結果を出す」というゴールドマン・サックスでの学びが色濃く出ているのかもしれないです。採用に おいても、畢竟、結果が欲しい。 中澤 その点に関してはバックグラウンドが正反対だけども、私も同じだな。DIはプロフェッショナルの 集まりであって、甘え合う関係ではない。コンサルにしても、投資にしても、事業経営にしても、個人とチーム が緊張感を持って最善の結果を出す。 プロフェッショナル集団の中で「個人」を発揮する 大野 前職での香港赴任時に痛感しました。世界のtop of the topは、覚悟を持って全力で何かに挑み 中澤 剛太 ながら、それを最高に楽しんでいる、と。そんな人材が欲しいですね。 ビジネスプロデューサー 中澤 そういう意味だと、DIにいる人材は、我々の前職と比較しても、面白い人材がそろっている。財務省 東京大学法学部卒業、ペンシルバニア にせよ、ゴールドマンにせよ、組織が大きく、ルール/戦い方もしっかりしている一方で、DIはいわば何でも 財務省を経て、DIに参加。財務省では、 アリ。結果さえ導ければ。新卒採用の若い人材も含めて、その総合格闘技を楽しんでいるような人材が 多いと思う。DIに入って一番の嬉しい驚きはそこかな。 大野 私はDIのことを「梁山泊」や「ルイーダの酒場」と感じています。これだけの人材が結集している 環境は珍しい。何より、能力と熱意を持っている。 中澤 熱意とは具体的に? page 22 [Gota Nakazawa] 大学ウォートン校経営学修士 (MBA) 。 税制と貿易政策を中心に担当。税制では 租税条約モデルの策定、貿易政策では ASEANとの経済連携協定交渉に従事する 等、 幅広い国際ルール作りの経験を持つ。 DIでは、次世代エネルギー分野における 事業戦略策定等、産業プロデュース活動 を中心に従事。 大 野 現 状 へ の 危 機 感 、逃 げ ない 勇気 、自分 が やるという オーナーシップ、そして、何とかできるだろうという楽観さ。真の プロフェッショナルがDIを沸騰させていますね。 中澤 熱い人材が多いという点は納得 。静かに闘志を燃やす 侍もいる。 大野 そういうタイプが実は一番熱いですね。信長も秀吉も家康 もいれば、武蔵や土方もいる。沖田総司タイプが一番怖い。バック グラウンドも理系から文系、エンジニアから官僚、そして新卒から 起業経験者まで、人材の多様性ではグローバルトップクラス。 中澤 もう一つ加えると、その「熱さ」の内容も十人十色。自分で 事業をやりたい人もいれば、制度レベルで日本を変えたい人、 とにかく顧客企業の成長を支援したい人。 大野 そこに海外オフィスの侍が加わる。 中澤 これからは、ビジネスの主体が「会社」という組織形態から、どんどん個人に移っていくように思う。 会社の枠を超え、スキルのある人間個人がどんどんビジネスを作っていく。そういう中で、日本のこれからを 支える若い世代には、DIの門をたたいて、能力と熱意のある仲間と共に様々なビジネスを作る経験をして ほしい。それがひいては日本の成長にもつながる。 大野 仰る通りですね。組織の看板に依存しない、いわゆる「個として戦える人材」が会社と社会を創り 上げる。今までもこれからもそういった人間が世界を変革していくのでしょう。その挑戦を「他人事と思わ ない」がDIのプロフェッショナルの特徴ですね。煮え滾るこの環境を楽しんでみたい方を、是非とも三顧の 礼で迎えたいですね。 採用担当者の思い 中澤 2010年代ももう半ば。外資系に加え海外オフィスからのキャリアスタートも一般化し出している。 もはや日系vs外資という枠組みは古い。 大野 国境と文化としがらみと規制を超える所にビジネスチャンスがある、と感じております。その点では、 人材の真の国際化がやっと始まったかな、と。 中澤 今は歴史上もっともビジネスをしやすい環境にある。だからこそ、どこで・誰と・何を・どうやって・ いつ行っているかが鍵となる。その意識を持ち就職活動に臨んでほしい。 大野 秀晃 [Hideaki Ono] 大野 就活は楽しいものです。今まで出会ったことのない人間や企業や考え方に出会える最大のチャンス。 ビジネスプロデューサー 是非、この機会を最大限に生かして、自分の世界を広げて頂ければ、と。その結果としてDIを受ける方が 慶應義塾大学法学部政治学科卒業。 ゴー 一人でも増えれば、我々としては最上の「結果」です。学生の皆さんには、希望する会社や諸先輩・面接官に ルドマン・サックス証券を経て、 DIに参加。 ゴールドマン・サックスでは、香港・東京 オフィスで各3年間、 人事業務全般に従事。 主に汎アジア証券部門の人事戦略構築と 執行を担当。DIでは、国内外ベンチャー の投資判断、事業投資先の中長期戦略 策定及び実行支援、エンタメ・コンテンツ 等の分野におけるDI自身の次世代事業 創出案件等、幅広い業務に従事。 迎合することなく 、自分を信じ 、ありのままの自分で就職活動を楽しんでください 。L i fe i s o n e t i m e journey。人生は一度きりです。悔いないように、面白おかしく、人生を謳歌しましょう。 中澤 採用担当チームは新卒2年目から執行役員まで、オールDIで布陣している。我々も全力で採用活動に 取り組むので、学生の皆さんにも本気でぶつかってきてほしい。日本発のグローバルなプロフェッショナル 集団としてDIはビジネスプロデュースを世界で行っていく。どんな思いでも、情熱でも、それこそ野望でも、 DIは受け止める用意がある。是非、我々とともに社会を変革してほしい。 page 23 当社規定による (2014 年度 初任給実績) 大学卒 550 万円/年 大学院卒 570 万円/年 採 用 実 績 / 過去 12 年間累計 39 名 (東京大学 21 名、京都大学 5 名、慶應義塾大学 5 名、東京工業大学 3 名、 早稲田大学 3 名、一橋大学 1 名、カリフォルニア大学バークレー校 1 名) DIの新卒採用はJob( インターン)を通じて行っております。我々DIは大量採用→自然淘汰による選別という 方法を採用していません。なぜなら、DIでは新卒で入社する社員全員にスターになってもらい、将来のDIの 企業 DNAを創生していく存在になってほしいと考えているからです。そのため、一人一人を大切に育てて いきたいという思いがあります。そのような観点から、我々はお互いのことをじっくり分かり合えるJobによる 採用を行います。 Job 個別 インターン page 24
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