とやま室内楽フェスティバル講師(サントリーホール室内楽アカデミーファカルティ) サントリーホール室内楽アカデミーは、世界的なチェリストである堤剛氏をディレ クターとし、アソシエイト・ディレクターに東京クヮルテットで活躍した池田菊衛氏 (ヴァイオリン)、磯村和英氏(ヴィオラ)を、コーチング・ファカルティにピアニストで 桐朋学園大学特任教授の若林顕氏、常設の弦楽四重奏団であるクァルテット・エ クセルシオのメンバーである西野ゆか氏(ヴァイオリン)、山田百子氏(ヴァイオリ ン)、吉田有紀子氏(ヴィオラ)、大友肇氏(チェロ)を、また東京芸術大学などで教 える、花田和加子氏(ヴァイオリン)を迎えています。とやま室内楽フェスティバル 2015 には、その全員が参加します。 堤 剛 (つつみ つよし チェロ) 名実ともに日本を代表するチェリスト。桐朋学園で齋藤秀雄に師事。 1961年インディアナ大学(アメリカ)に留学、ヤーノシュ・シュタルケル に師事。63年ミュンヘン国際コンクール第2位、カザルス国際コンクー ル第1位入賞。2009年秋の紫綬褒章を受章。13年文化功労者に選 出。『バッハ無伴奏チェロ組曲全曲』など録音多数。1988年より2006 年までインディアナ大学の教授を、2004年より13年まで桐朋学園大 学学長を務めた。07年9月サントリーホール館長に就任。とやま室内 楽フェスティバルの音楽顧問を務める。 Photo:鍋島徳恭 池田菊衛(いけだ きくえい ヴァイオリン) 鷲見三郎、ジョセフ・ギンゴールド、ナタン・ミルスタイン、齋藤秀雄、 ドロシー・ディレイ、ジュリアード弦楽四重奏団に師事。東京クヮルテ ット第 2 ヴァイオリン(1974~2013 年)。元イェール大学教授。現在、 ニューヨーク大学、洗足学園で教鞭をとる。録音は 40 枚以上を数え、 グラミー賞に 7 回ノミネートされ、ドイツ Stern 賞、外務大臣表彰を始 め数多くの賞を受けている。サントリーホール室内楽アカデミー ア ソシエイト・ディレクター。 磯村和英(いそむら かずひで ヴィオラ) 桐朋学園とジュリアード音楽院で学ぶ。1969 年東京クヮルテットを結 成。ミュンヘン国際コンクール弦楽四重奏部門で第 1 位を受賞後、 44 年間にわたりニューヨークを拠点に世界各地で演奏活動を続け た。録音のレパートリーは幅広く、受賞歴多数。個人としてもヴィオ ラ・ソロとソナタの CD をリリースする。現在は桐朋学園とマンハッタ ン音楽院で室内楽とヴィオラの指導を行い、サントリーホール室内 楽アカデミー アソシエイト・ディレクターを努める。2014 年アメリカ・ ヴィオラ協会よりキャリア・アチーヴメント賞を授かる。 Photo:MarcoBorggreve 若林 顕(わかばやし あきら ピアノ) 日本を代表するヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。17 歳で日本音楽コン クール第 2 位。東京芸術大学を経てザルツブルク・モーツァルテウム とベルリン芸術大学で研鑽を積む。85 年ブゾーニ国際ピアノコンク ール第 2 位、87 年エリザベート王妃国際コンクール第 2 位を受賞。 2002 年カーネギーホールデビュー。各地でリサイタルや、国内外の オーケストラとの共演を重ねている。桐朋学園大学特任教授、国立 音楽大学招聘教授。サントリーホール室内楽アカデミー コーチン グ・ファカルティ。 http://www.wakabayashi-akira.com/ Photo:Wataru Nishida クァルテット・エクセルシオ(弦楽四重奏) (西野ゆか、山田百子、吉田有紀子、大友 肇) 年間70回以上の公演を行う常設の弦楽四重奏団。東京・京都・札 幌での定期演奏会やラボ・エクセルシオなどの企画を開催する一方、 室内楽の聴衆の輪を広げる活動も積極的に行う。第5回パオロ・ボ ルチアーニ国際コンクール最高位、第19回新日鉄音楽賞フレッシュ アーティスト賞、2014年第16回ホテルオークラ音楽賞、他受賞歴多 数。サントリーホール室内楽アカデミーで後進の指導にも当たって いる。 現在第1ヴァイオリンの西野ゆかが療養中のため、本公演では花田 和加子が代役を務める。http://www.quartet-excelsior.jp/ 花田和加子(はなだ わかこ ヴァイオリン)) 英国オックスフォード大学音楽学部卒業。東京芸術大学大学院修士 課程を修了。1999 年度村松賞受賞。アンサンブル東風、アンサンブ ル・ノマド等のメンバーとして古典から現代までの幅広いレパートリ ーで演奏活動を行っている。東京芸術大学、桐朋学園芸術短期大 学非常勤講師。サントリーホール室内楽アカデミー コーチング・ファ カルティを務め、(財)地域創造公共ホール音楽活性化事業コーディ ネーターとして地方都市の公共ホール音楽活性化事業にも携わる。 Photo:Naoko OGULA
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