● こんにちは、農業委員会です ● 今回は、農地の売買に関するお知らせです。 ■農地の売買には許可が必要です 通常の土地の売買は売主と買主が売買契約をし、買主がその代金を払って土地の所有権を取得するこ ととなりますが、農地を購入するには、農地法第3条第1項により農業委員会又は、県知事の許可を受 ける必要があります。これは、資産保有や投機目的など「耕作しない目的」での農地取得等を規制する とともに、農地を効率的に利用できる人に委ねることをねらいとしています。 したがって、この許可を受けずに売買をして代金を支払ったとしても、売買契約は無効となり、所有 権移転の登記ができません。 ■手続き 農地の売主と買主連名で「農地法第3条の規定による許可申請書」に添付書類を添えて農業委員会へ 提出してください。申請は毎月15日を締め切り日として受け付けています。 ■許可権者 村内に在住の方が豊丘村の農地を取得するとき→農業委員会 村外に在住の方が豊丘村の農地を取得するとき→県知事 ■ご注意!「三年三作」基準 農地の不耕作目的の農地取得が禁止されているのは、農地を資産保有又は投資の対象とする権利取得 (所有権、賃貸借権、使用貸借権の取得)を防ぐことを目的としたものです。 このため、農地法第3条の許可による権利取得後3年を経過し、かつ3耕作以上「三年三作」の実績 がない場合は、その土地の農地法第3条、第4条及び第5条(転用)の許可がされません。 ■許可基準 ①全 部 効 率 利 用 要 件:農地の権利を取得しようとする者又はその世帯員等が、権利を有している農地 及び許可申請に係る農地のすべてについて、効率的に利用して耕作の事業を行 うと認められるか。 ②農 業 生 産 法 人 要 件:法人の場合は、農業生産法人かどうか。 ③農作業常時従事要件:農地の権利を取得しようとする者又はその世帯員が、その取得後において行う 耕作に必要な農作業に常時従事すると認められるか。 ④下 限 面 積 要 件:取得後の農地面積の合計が40a以上あるかどうか。 ⑤地 域 と の 調 和 要 件:取得後において行う耕作の事業の内容及び農地の位置・規模からみて農地の集 団化、農作業の効率化その他周辺の地域における農地の農業上の効率的かつ総 合的な利用の確保に支障を生じないか。 ※農地の貸し借りは、農地法と農業経営基盤強化促進法による場合がありますので、お気軽に地域の農業 委員や農業委員会事務局へお問い合わせください。 ■農地情報 耕作者求む(貸地) 農地売ります № 農地所在 地目 1 2 駒 沢 駒 沢 田 畑 面積(a) 植栽品種 15 26 米 野菜 3 田 村 畑 5 柿 4 伴野原 畑 11 梅・柿 5 伴野原 畑 5 野菜 6 伴野原 畑 2 柿 7 伴野原 畑 18 梨(南水・幸水) 備 考 № 農地所在 1 駒 沢 2 林 原 3 伴野原 4 伴野原 地 目 面積(a) 備 考 田 15 畑 26 隣接住宅も売却可 田・畑 51 4筆 畑一部宅地含む 畑(田) 137 8 6筆 遊休地 畑 5 畑(梨、南水・幸水) 18 ★お問い合わせ 農業委員会事務局:建設産業課 振興係 35−9056 広報とよおか H22.9.17(8)
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