【ニュースリリース】 ブリティッシュ・エアウェイズ、 料理を科学するヘストン、人気シェフのハルストンの創作した ロンドンオリンピックをモチーフとした特別メニューを提供 【2012 年 7 月 19 日】ブリティッシュ・エアウェイズは今月より、長距離路線にてオリン ピックをモチーフとした特別メニューの提供を開始しました。メニューは成長株の人気シェ フサイモン・ハルストンが、ミシュランスター・シェフであるヘストン・ブレメンタルの指 導の下に創作し、2012 年 7 月から 9 月にかけて 300 万人の機上のお客様にお召し上がりい ただきます。 サバのリエット チョコレートフォンダン ワールド・トラベラーに提供される食事は、ブリティッシュ・エアウェイズのハイト・クイ ジーン(上空での料理)のテーマに基づいて創作され、旨みをふんだんに含む材料を使用し、 高所での食事に適しています。乗客の皆様にはチェダーチーズと新玉ねぎのマッシュポテト、 キャロットとグリーン・ビーンズに彩られた鶏胸肉のシイタケのクリームソースかけを楽し んでいただけます。 ファーストクラスとクラブ・ワールドのメニューには、牛肉の蒸し煮、メルルーサのフィッ シュパイ、ジン・トニック漬けスモークサーモン等が含まれています。 独創的なメルルーサのフィッシュパイ ヘストンの創造的なアプローチに敬意を示しつつ、サイモンの料理は、前回ロンドンでオリ ンピックが開催された 1948 年の機内メニューからインスピレーションを得て作られました。 当時人気だった食材をメニューに取り入れ、旨味をふんだんに活かし、地元産の食材を使う など、現代のお客様を意識し新しく作り直した料理もあります。このメニューを更に楽しん で頂くために、特別に製作された機内用サウンドトラックが用意されておりますので、お客 様には元気が出る音楽や、オリンピックでの英国の象徴的瞬間の解説をお聞きいただけます。 ブリティッシュ・エアウェイズのアドバイザーであるヘストン・ブレメンタルは、以下のよ うに述べています。「サイモンは、エキサイティングで美味しくバランスの良いメニューの 創作を通して、賢く繊細な方法でオリンピックへの敬意を表現しました。その料理は、英国 の豊かな歴史と才能ある人々を最高の形で褒めたたえています。指導者、シェフ、友人とし て、サイモンが成し遂げた事を大変誇らしく思います。」 昨年ヘストンは、BA グレート・ブリトン・プログラムの一環で、トーキー出身の 37 歳の サイモンの指導を務めました。このプログラムは、オリンピックに向け、食・芸術・映画の 分野で将来有望な英国の才能のある人達に対し、世界的な活躍の場を提供するものです。 ミシュランの星を獲得したシェフでもあるサイモン・ハルストンは、「オリンピック開催中 に何百万人もの方に味わって頂けるメニューを作る事ができ光栄です。英国料理を披露出来 る場としてこの場に優るものは思いつきません。」と述べています。 サイモンの作った三つの異なるメニューは、7 月よりロンドン・ヒースロー発の長距離路線 のファースト、クラブ・ワールド、ワールド・トラベラー・プラスとワールド・トラベラー のキャビンで提供されます。ヘストンと彼の実験チームと共同で、サイモンは 1948 年の機 内食と戦後の英国の食糧について研究しました。当時、食糧は配給物として支給されていた ため、耐乏を強いられた時代には、牛の頬肉や魚などその土地の原産で豊富にあった食材が 人々の食生活で重要な役割を果たしていました。1948 年オリンピック出場選手達も、英国 トロール漁協会から 4 万ポンド(約 8 万 8 千キロ)もの海産物の寄付を受け、魚をふんだ んに使った食生活を楽しんでいたのです。この時、魚の消費量(週 250-300 グラム)が史 上最高であったことは驚きではありません。 料理を科学するヘストン(右)とサイモン(左) サイモンのメニューはこれらのトレンドを反映し、「塩漬けキュウリのカルパッチォに載せ たサバのリエット、酸味の効いたクルート添え」や「高い鮮度を保ったメルルーサを使用し たフィッシュパイ、パルメザンとリンゴのピューレと温かいタルタルソース添え」などが含 まれています。 「ステーキとマッシュルームのキャセロール」、「牛肉の蒸し煮・シャスールソース、ヤン グキャロットとシャトーポテト添え」等の 1948 年の機内食メニューの特徴となる料理には 当時、特定の牛肉の部位が使われていました。サイモンはこのシャスールソースの料理を、 現代のお客様向けにうま味の豊富な食材を使い、「牛の鍋煮込み、じゃがいもとホースラデ ィッシュのトッピング、ヒスピーキャペツとベビーキャロット、ローストしたエシャロット とたっぷりの肉汁添え」という料理にリメイクしました。 デザートに目を向けると、缶詰の果物が、フライトでも通常の食生活の一部としても共通の テーマでした。サイモンは、レモンカード・チーズケーキのラズベリーとバジルのコンポー ト添え等の料理でこの事についても敬意を表そうと試みています。 オリンピックを祝して、ブリティッシュ・エアウェイズではロンドンの食材を特に重要視し ています。これには、地元で調達されたサーモン、ロンドン東部の砂糖などが含まれます。 1948 年の飲み物リストに沿い、ロンドンで作られるジンも機内でお楽しみ頂けます。 ブリティッシュ・エアウェイズ日本・韓国地区支社長のビシャール・シンハ (Vishal Sinha) は以下のように述べています。「お客様が 2012 年ロンドン・オリンピックの味をまさしく 文字通り楽しんで頂けることに大変満足しています。私達は機内食のメニューに関して、と ても誇り高い伝統があり、サイモンとヘストンが信頼できる面白い方法でこれらをうまく活 用してくれました。」 昨年、サイモンはヘストンとブリティッシュ・エアウェイズのチームと協働して、メニュー に磨きをかけました。サイモンは、彼の料理が地上と同じ様に空の上でも確かに美味しく頂 けることを試すために、ロサンジェルスとニューヨークへの味覚のテスト旅行も行われまし た。 サイモン以外の Great Britons(卓越した才能を持つ英国人)には、俳優兼監督であるリチ ャード・E・グラントの支援を受け、ティモシー・スパル主演の短編映画を制作したロンド ン出身の脚本家のプラサンナ・プワナラジャ、またブライトン出身のアーティスト兼デザイ ナーのパスカル・アンソンが含まれます。アンソンは、ターナー賞にノミネートされたトレ イシー・エミンの指導の元、オリンピック開催等を記念し、航空機へ「The Dove」という アートワークをペイントしました。 本件に関する報道関係の皆様からのお問い合せ先 ブリティッシュ・エアウェイズ広報担当 アシュトン・コンサルティング・リミテッド 住所:〒105-0001 東京都港区虎ノ門 3-7-8 ランディック第 2 虎ノ門ビル 8 階 電話:03-5425-7220 FAX:03-5425-0857 メール:[email protected] 日本語担当:岩屋雄三、福井容子 英語担当:ブレット・ウォールバトン、ダン・アンダーウッド
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