留学生リポート カナダでの留学 カナダ ブリティッシュ・コロンビア大学(UBC) 商学部4年 奥谷真衣 留学前に荷物の準備をしている時は、ワクワクしつつ、不安も大きかったのを覚えてい ます。 「授業では勉強についていけるだろうか、友達はできるのだろうか、ホームシックに なるのだろうか・・・」 。こんな不安を抱えながら行ったカナダですが、案ずるより産むが 易し、沢山の事を経験し、エンジョイする事ができました。 まず到着後驚いたのは何もかもが大きいことでした。ブリティッシュ・コロンビア大学 のキャンパスは想像以上に大きく、移動にバスを使う事もあるほどです。建物は横に広く 1 階だけの広い建物も沢山ありました。私はブリティッシュ・コロンビア大学では商学部の 授業や森林に関する授業を履修していました。他にたまたまルームメイトが全員中国語を 話せていて興味をもった事もあり、中国語の授業もとっていました。森林について勉強す る授業では、自然豊かなキャンパス近くの森林に課外授業に行ったり、ラボでは顕微鏡を 覗いたり、新鮮な授業でした。授業を通じ苦労したことは先生の早い砕けた英語を聞き取 らなければならなかったことです。うっかりすると、先生の話していることについていけ なくなるので、常にトフルのリスニングテストを受けている心づもりで、耳をそばだてて いました。周りの学生は本当によく勉強する、「いい成績をとる!」と張り切っている学生 が多かったです。図書館はキャンパス内にいくつもありましたが、試験近くでなくとも放 課後は学生で賑わっていて、席を探すのが一苦労でした。3 カ国語以上話せる学生も多く、 私ももっともっと勉強しなければと痛感しました。 私が留学中何よりも幸運だと思ったのは、素晴らしいルームメイトや友達と出会えたこ とです。特にルームメイト達とは各自料理を作りポットラックパーティーを開いたり、真 夜中にホットチョコレート片手に自分たちの国での結婚式の仕方といったガーリーな話か ら第二次世界大戦といったまじめな話まで話し込んだり、沢山の話をしました。共有して いるキッチンの使い方やゴミの捨て方などの衝突は何回かありましたが、問題があるたび に話し合って解決できました。彼女達が私の部屋のドアに貼ってくれたメッセージの書か れた素敵なメモは、帰国する前にはドアの半分を埋めるほど沢山になっていました。今で も大切な私の宝物です。バンクーバーの街の人も、本当に親切でした。とても親切で、は じめの頃は少し戸惑うぐらいでした。バスを降りるときは運転手に Thank you と言い、ド アを開ける際後ろに人がいるのが見えたら必ずと言っていいほどドアを押さえて待ってい てくれます。日本に帰ってからも、私も続けていきたいと思っています。 私が留学中に新しく知り合った友達によく言われたことがあります。 「あなた日本人?本 当に?英語が上手ね」と。褒められて嬉しい反面、やはり日本人=英語が苦手というイメ ージを持たれているのだな、と実感しました。しかし一方で「日本のアニメ大好き!」「日 本のカメラ使っているよ」 「(品揃えが豊富で、便利で使いやすい商品が多いから)日本の 100 円ショップ素晴らしい!どれも Kawaii!」 「日本人はみなフレンドリーね!」と日本の ものや人を好きでいてくれる人にも沢山会い、嬉しかった事も何度もありました。 最後になりましたが、この如水留学の暖かいご支援をしていただいた明治産業株式会社、 明産株式会社、如水会の皆様、留学前からサポートしていただいた国際課の方々にお礼申 し上げます。このような素晴らしい体験をさせていただき、ありがとうございました。 ↑広大なキャンパス ↑ルームメイトの誕生日パーテイーにて
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