② 来校者への応対のポイント 最初の教職員の応対で学校に対するイメージが決まります。学校を代表しているという意 識を持って応対しましょう。 応対の基本姿勢 ■ 親切に 誰に対しても誠意を持ち,相手の立場に立って,親切に応対します。 ■ 丁寧に 言葉づかい,態度などに気を配ります。 ■ 正確に 積極的な態度で,相手の意図を正確につかみます。 依頼されたことは,正確に対応します。 ■ 迅速に 落ち着いて素早く対応します。 窓口応対の基本用語 ■お客様が見えた時 「おはようございます」 「こんにちは」・・・・・・・・良い印象を与えます ■依頼を引き受ける時 「かしこまりました 」・・・・・・・・・・・・・・・安心感を与えます ■お待たせする時,お待たせした時 「少々お待ちください」 「お待たせいたしました」 ・・・相手の時間を尊重します ■お客様がお帰りになる時 「ありがとうございました」「お疲れさまでした」 ・・・感謝の気持ちを伝えます ■お客様にあやまる時 「申し訳ございません 」 ・・・・・・・・・・・・・・反省の気持ちを伝えます ■お客様に何かしていただいた時など 「恐れ入ります 」・・・・・・・・・・・・・・・・・謙譲の気持ちを伝えます チェックリスト 【身だしなみ】 □ 清潔感のある服装ですか(職場にふさわしい服装ですか) □ 来校者にだらしない印象を与えていませんか 【応対】 □ 応対している最中に,つい「売り言葉に買い言葉」になってしまうことがある □ 昼休みや勤務時間外などに「昼休みなのに」とか「もう終わりなのに」といった気持ちになり,態度に出 てしまうことがある □ 応対中,内部の人との私語を交わすことがある □ 相手が話し終える前に話の内容がわかった時など,話を全部聞かず,たたみこむような言い方になっ てしまうことがある 【保護者や地域の方が来校したら】 不安や緊張に包まれて来校してこられた方にとっては教職員の応対はとても重要です。 STEP1 ■明るくあいさつをする あらかじめ来校時間が分かっている場合は,玄関で 「おはようございます。 」 出迎えます。 「お待たせいたしました。 」 また,案内する部屋を事前に確保しておきます。 来校予定時間にどうしても不在にするときは,戻る時 STEP2 ■用件を伺う 間を明確にし,他の教職員に伝言しておきます。 「どのようなご用件ですか。」 ■先方の名前を確認する 「○年○組の○○様でございますね」 (相手が名乗らないとき) 「失礼ですが,どちら様でしょうか」 相手が同じことを言わ STEP3 ■取り次ぎをする場合 なくてもすむように,内 「少々お待ちください。 」 容を伝えます。 (名指しの教職員につなぐ) 「○○先生,○年○組の○○さんの保護者が○○の件でお越しになってい ます。 」 (該当の教職員が対応) 「お待たせしました。○○でございます。」 (来校者を案内する) 「ご案内いたします。」 ■名指しの教職員が不在の場合 会議室等の落ち着く部屋へ案内します。対応 が難しい相談等は複数(担任と学年主任等) で応対し,必ずメモをとります。 (短時間の不在) 「せっかくお越しいただきましたが,あいにく授業にでております。 (不在で す。)」 (長時間の不在) 「申し訳ございませんが,○○は,ただいま出張中(外出中)です。××日 (時)に戻る予定です。 」 (用件(伝言)を聞く) 「差しつかえなければ,私がご用件をお伺いいたしましょうか。 」 「かしこまりました,○○が帰りましたら,そのように申し伝えます。○○ の××が承りました。」 STEP4 ■気持ちを込めたあいさつで見送る 「ありがとうございました。」 「お気をつけて。」 「ご足労をおかけいたしました。」
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