平成 28 年 12 月６日（火）ふじのみなみしょうがっこう藤野南小学校ほけんしつ保健室「タバコと健康～タバコを吸ってはいけないわけ～」というテーマで、学校薬剤師の宮下先生から授業をして頂きました。タバコを吸うことで体にどのような悪影響があるのか、イラストや写真から学びました。依存症頭痛・めまいなど様々な急性症状のほかに、長期的に起こる慢性症状があるということが分かりました。皮膚温の低下血圧の上昇はだあれのどの痛み心臓への負担がん血管の病気心臓病吐き気、咳、息切れ、運動能力の低下など食欲不振このような症状が出るのは、タバコの中に２００種類以上の毒が含まれているからで、なかでもビッグスリーと呼ばれるのが「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」です。・血管を収しゅくさせ、血圧が上昇する。・細胞が酸素不足になって、心臓に負担・動脈硬化(どうみゃくこうか) ・動脈硬化(どうみゃくこうか) ・強い依存性・血管壁(けっかんへき)を傷つけるタバコを吸うけむり(主流煙)と、タバコ・健康な細胞をがん細胞に変化させ(発がん作用)、促進 (そくしん)させる(がん促進作用) タール…主流煙の３．４倍の先から出るけむり(副流煙)では、副流煙ニコチン…主流煙の２．８倍のほうが体に害があることを学びました。一酸化炭素…主流煙の４．７倍その後、大切な人がタバコを吸っているとき、自分だったら今日勉強したことをふまえて、どんな言葉をかけるか考えて書いてもらいました。長生きしたいならタバコをすわないほうがタバコをやめるといいことがあるからやめな。いいよ。 (じゅみょうが伸びるかもしれない) タバコをすっても何もいいことはないかタバコを吸ったら自分だけじゃなくて周りの人にら、病気になってやめても仕方ないかも被害が出るからタバコは悪いものだよ。ら、病気になる前にやめた方がいい。タバコを吸ったら病気になるから、今日からタバコをやめて健康にいてほしいからやめよう。最後に、宮下先生から、タバコをすすめられた時に断る勇気をもつこと、「タバコを絶対に吸わない」ことで、これからも元気な体でいられることを教えて頂きました。 ♦授業終了後の感想と質問♦ ３年前くらいにお父さんが禁えんがいらいに行ってタバコをやめました。今まではふつうに吸っていたのに今はもう吸うのがありえないと言っていました。それを聞いてぼくは依存症はこわいなぁと思いました。なのでぼくは２０になったらお酒は飲みたいけどタバコは絶対吸いたくないです。吸い始めるとやめられなくなるからタバコは吸い始めない事に限ると思いました。毒であることを第一に考え、周りの人にもめいわくがかかると思いました。 CM で「きんえんしましょう。」とか「きつえんスペースをつくりましょう。」とかを言っている理由がよくわかった。たばこは吸っている人にも、吸っているまわりの人にもわるいえいきょうがあるので、ぜったいにすわないようにしようと思いました。たばこには、たくさんの毒が入っていて健康にすごく悪いことが分かって、やめるのも難しいと知ったので、アイコスなどのやめるためのタバコをすすめようと思いました。 ●２００種類の中の３種類以外も知りたい。(同じ意見あり) 例えば、ペンキを落とすときに使われるアセトンや、ライターのねんりょうになるブタン、アリ殺虫剤に使われるヒ素、車のバッテリーに使われるカドミウムなどの化学物質がタバコにはふくまれている。 ●タバコを吸っていたけど止めた人の、タバコについて今はどう思っているかというのを聞きたい。喫煙している時は、常に体のどこかが正常ではない。禁煙するとガスのかかった空がさわやかに晴れるような、そう快感が味わえた。他人に副流煙でめいわくをかけているという「後ろめたさ」がなくなり堂々と行動できる。 ●タバコを吸うのをやめたら肺は元通りになるのか喫煙者は非喫煙者と比べ１０年もじゅみょうが短い。早く禁煙すればするほど、じゅみょうを取りもどすことができる。また、がんの発症率も種類によるが、２０年で７０％以上取りもどせる。 ●タバコを吸うとほかにどんな悪影響があるのか心筋こうそくや、ぜんそく、２型の糖尿病や、肺の病気などにかかりやすくなる。また、老化が進んだり、内ぞうのしぼうがついて太りやすくなったりする。女性の卵巣きのうにも悪い影響がでる。 ●副流煙を吸う人はどんな病気になるのか主流煙を吸っている人と同じような病気にかかりやすくなる。