文学研究科・文学部 ニュース - 北海道大学大学院文学研究科 北方研究

文学研究科・文学部
ニュース
目
第 55 号
平成24 年3 月
次
◎ 平成 23 年度文学研究科・文学部公開講座の実施 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
◎広報誌部会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
◎オープンキャンパスの実施・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
◎大学院文学研究科進学説明会の実施について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
◎文学研究科主催・共催 シンポジウム・講演会・ワークショップ等・・・・・・・・・・・・・・・・14
◎北海道大学文学部同窓会・第 12 回(平成 23 年度)総会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
◎ グローバルCOEプログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」
並びに「社会科学実験研究センター」活動報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
◎組織的若手研究者の海外派遣プログラム平成 23 年度報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
◎「共生の人文学」プロジェクト等実施報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
◎平成 23 年度北方研究教育センター活動報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
◎「応用倫理研究教育センター」平成 23 年度活動報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40
◎ 平成 23 年度研究助成金等採択状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
◎平成 23 年度各種委員会委員等名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
◎人事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62
◎国際学術交流の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64
◎外国出張・海外研修・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66
◎博士学位授与・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71
◎教務委員会報告(平成 23 年度)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・73
◎ 平成 23 年度文学研究科・文学部公開講座の実施
今年度の公開講座は「生物という文化を探る =人と生物の多様な関わり=」というタ
イトルのもと、平成23年5月18日から7月20日の毎週水曜日、午後6時30分から
午後8時まで一時間半 、北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟 W103 室で開催されま
した。
公開講座では、人と動物の関係、アリストテレスと生物学、生命倫理、実験動物、外来
動物などの話題をとりあげ、各講師の専門に応じて、人と生物の多様なつながりが紹介さ
れました。最終回の質疑応答では、受講者の様々な質問に対して、各講師が午後8時まで、
熱心に答えていた様子がとても印象的でした。
申込み人数は108名、延べ受講者数は856名、7回以上出席の方々86名には、最
終回に研究科長から修了証書が授与されました。講座の題目と講師は以下の通りです。
第1回 5月18日(水)外来生物のはなし―人間がもたらした生態系への新たな脅威
池田 透 教授
第2回 5月25日(水)木は法廷に立てるか―生物を尊重するとはどういうことか
藏田 伸雄 教授
第3回 6月1日(水)縄文土器造形に見るヒト―動物関係のはじまり
小杉 康 教授
第4回 6月8日(水)日本最古のテーマパーク?奈良公園に見る人とシカの関係史
立澤 史郎 助教
第5回 6月15日(水)〈ありふれた動物〉は如何にして〈ただならぬ怪物〉となるのか
武田 雅哉 教授
第6回 6月22日(水)生きた唐物―室町日本に持ち込まれた外来動物たち
橋本 雄 准教授
第7回 6月29日(水)人間の幸福と動物の幸福 -動物実験の立場から-
和田 博美 教授
第8回 7月6日(水)生物学者アリストテレスとダーウィン
千葉 惠 教授
第9回 7月13日(水)動物たちの孤独:動物をめぐる現代思想
佐藤 淳二 教授
第10回 7月20日(水)質疑応答 上記講師全員
(文責: 細田 典明)
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◎広報誌部会報告
平成 23 年度から委員会体制に変更があり,広報誌部会は前年度までの8名程度の委員に
よる構成から部会長1名と委員4名による5名体制になりました。以前は,学部と大学院
の広報誌の実質的な編集・作成を委員が担っておりましたが,研究推進室の全面的な協力
が得られること,外部の専門業者に委託できる作業もあることなどから,委員は実際の作
業をあまり担当せずに,作成方針の策定などに専心するという考え方に基づくものだろう
と思われます。本年度は『文学部案内』の大改訂という事業があり,当初は多少の不安を
覚えなかったわけではありませんが,振り返ってみますと,各委員が責任をもって取り組
み,部会としてもフットワークよく動くことができたように思います。
本年度も、
『北海道大学文学研究科案内 20121』を5月末に,
『北海道大学文学部案内 2012』
を7月末に無事に刊行することができました。
両冊子とも、2004 年(平成 16)年に行なった大きな改定以来、『文学研究科案内』は6月
はじめの大学院進学説明会までに、
『文学部案内』は8月はじめのオープンキャンパスまで
に,それぞれ発行するために編集作業のスケジュールに余裕がないという事情もあり、こ
こ数年は、教員の着退任や年度替わりによる情報の更新などのほかは、あまり手をくわえ
ずにきました。しかし,いずれの冊子についても,フォーマットと内容について検討を加
えるべきとの認識に立ち,一昨年から広報のあり方を考えつつ,望ましいあり方について
議論を重ねてきました。
議論の結果,大学院志願者は,特にウェブサイトでの情報収集に大きな重点が置かれて
おり,冊子体の『文学研究科案内』は相対的にあまり重視されていないこと,また,対照
的に,文学部志願者はそれほどウェブサイトでの情報収集を行っておらず,他の情報ソー
スを利用する傾向があることを踏まえて,大学院志願者に対してはウェブサイトでの情報
発信を主に,冊子体を従と位置づけて,ウェブサイトのコンテンツも大学院志願者向けの
ものに力点を置くという方針を立てました。
大学院志願者は,既に専門・専攻や研究テーマが確定していることが多く,関心のある教
員・専修以外の情報はあまり必要としていないこと,関心のある教員・専修に関する新し
い情報を冊子では掲載しにくいこと,また,全教員・全専修を詳細に冊子体で紹介するに
は,相当なページ増となり,しかもその情報も陳腐化することが多いことなどから,専修・
教員・講座の全面的な紹介はコストパフォーマンスの面でも避けざるをえないと判断しま
した。結論として,各専修の詳細な紹介や教員の研究に関する情報は,ウェブサイトで発
信することにし,冊子体の『文学研究科案内』は全体に関わることを掲載するほか,各専
修についてはウェブサイトでの情報を参照するように導くきっかけとなるよう構成するこ
とにいたしました。
『文学研究科案内』は昨年度上記の方針で大きく改訂したので,今年度は,掲載する教
員記事の差し替えほか小さな改訂にとどめました。
『文学研究科案内』は,研究スタイルの
ことなる院生3名に登場してもらう記事を掲載していますが,これも来年度には差し替え
ることを計画しています。
これまでの広報委員会の方針に従って,『文学研究科案内』の大改訂に引き続いて『文学
部案内』の大改訂を今年度に行うことにし,年度開始当初より,準備を進めました。これ
までの調査から,大学院志願者とは逆に,文学部志願者の多くが『文学部案内』を参考に
していることがわかっており,文学部の広報については冊子体を主と位置づけることを前
提に改訂方針を以下のようにしました。①文学部志願者が求める情報を掲載すること,②
志願者が文学部に対して親しみを持つようなつくりにすること,③文学部入学後や文学部
卒業後のことがイメージしやすいように情報を発信すること,です。
第一点は,教員が発信したい情報と志願者が求めている情報のあいだにずれがあるとい
う反省にたち,受験生の視点で誌面構成を考えようということです。たとえば,文学部に
入学するための試験の概略(科目・配点・試験日)なども今回から載せています。第二点
は,これまで極力教員や学生の写真(スナップ写真など個人が特定できるようなもの)の
使用を避けていたことから,図書や資料などの写真が主になり,人間味に欠け,躍動感の
ない印象が強くなったという反省に立って,本人の許諾があれば積極的に写真も使って高
校生や受験生が親しみを持つ,アピール力のある誌面にするなど文字情報のデザインを含
めて工夫をしました。第三点は,全学教育中心の1年次,専門教育中心の2~3年次,卒
論と進路のための準備が中心になる4年次という大学生活の流れがイメージしやすいよう
に,情報を提供することなどいくつか工夫をしました。受験生の質問に「文学部は就職に
不利ですか」などというものが多く,就職戦線が厳しい状況で文学部生が健闘しており,
卒業後もさまざまなかたちで活躍していることが,あまり文学部志願者には知られていな
いことに対処する必要があるという認識は以前からありました。留学や大学院進学や資格
取得に関する質問も多くあるのに,実態があまり知られていないことも踏まえ,各分野で
活躍している卒業生の記事,留学経験者の記事,大学院進学者の記事,学芸員や中高教諭
として活躍している卒業生の記事を掲載する形に改めました。これは第一点についても大
いに有効な対処となっていると考えています。
以上のような方針で改訂をしたため,実質的には最初から作り直すのに近い作業になり,
デザインから編集まで担当できる業者を選定するために,3社にプレゼンをお願いして,
なかから1社を選定しました。結果的に,期日までに計画した形のものは完成しましたが,
こちらの考えていることがうまく伝わらないこともあり,研究推進室員のお二人,広報誌
部会委員の教員の負担は想定外に大きいものになりました。できあがった『北海道大学部
文学部案内 2012』は,おおむね好評でしたが,まだ大改訂の初回版でもあり,広報誌部会
としてはまだ改善したい点は多く残っていると考えております。これは次年度にできる限
り対応する予定です。
4
文学研究科ウェブサイトは順調にコンテンツが更新され,以前に比べて閲覧数も増え,
月ごとに多少の出入りはあるもののおおむね一定の閲覧者を確保していると言えます。改
修は、2008 年度から計画を進め、2009 年 4 月 30 日にリニューアル・オープンしたもので,
2011 年度末で現在の形になって3年近くになります。この間,テクニカルな更新なども行
い,研究推進室がこまめにサポートをしてくれていることもあり,全体として順調に推移
していると言ってよいでしょう。
大学院受験者がウェブサイトで情報を収集しているとのアンケート結果を踏まえ、大学
院受験者がおおむね指導を受けることを希望する教員の研究に強い関心を持つことも考慮
して、各教員の研究をわかりやすく発信するという趣旨で始めたのが「Lab.Letters」という
企画ですが,平均して毎月4本程度新しいコンテンツを追加しています。今年度で現在在
籍している該当の教員については一通り記事の作成が終わることになり,次年度着任する
教員の分を当面作成しますが,ほかの企画も検討しています。実際に動き出すのは次年度
になると思いますが,まずは研究科内のプロジェクトやセンターなどの紹介から始めるこ
とになるでしょう。その進捗状況や結果については来年度ご報告できると思います。
また、一昨年度からA4版 4 三つ折りの宣伝用パンフレットを、文学研究科と文学部に
ついて作成していますが,次年度からはこれを『文学研究科案内』
『文学部案内』と統一的
にもっと多くの部数で作成することを計画しています。また,説明会や広報すべきイベン
トのデザインもなるべく統一的なイメージをつくっていけるように,作成する方針もたて
ています。
外部の業者さんに委託できる作業がある程度明確になり,研究推進室の献身的な協力が
あることから,今年度は広報誌部会は各専攻選出の委員4名と部会長の5名体制でなんと
か対応することができましたが,上に述べたように『文学部案内』にかかる改訂作業の負
担は思いの外重くなりました。来年度も改善すべき点があるので,引き続き対応しなけれ
ばなりませんが,今年度よりも余裕をもって対処できるだろうと思っております。
( 文責:加藤重広)
( 広報委員会広報誌部会委員: 浅沼敬子(前半)
、蔵田伸雄(後半)
、村田勝幸、瀬名波
栄潤、大沼進、加藤重広、広報委員会デジタルコンテンツ部会委員:川端康弘)
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◎オープンキャンパスの実施
平成 23 年度のオープンキャンパスが、7 月 31 日(日)・8 月 1 日(月)の両日に亘って開催さ
れました。今年度は研究室案内ツアーを2日目の高校生限定プログラムに取り込みました。
また、自由参加プログラム・午前の部は参加者多数のため、メイン会場の W203 とサブ会場
の W201/202 の2会場にて、仲真紀子教授(W203)と細田典明教授(W201/202)の司会により行
いました。メイン会場のプログラムが終了次第、サブ会場に移動して進行する形式でした
が、学部紹介の段になって、サブ会場での進行が停滞しましたが、教務掛長の機転で北大
での学生生活を紹介した DVD を放映したところ、文学部の学生や留学生の生活等の内容が
紹介されていて、サブ会場の参加者も興味深く見入っていました。学生が語る「文学部の
キャンパスライフ」はメイン会場のみ行われ、砂田徹教授の体験講義Ⅰ「ポンペイ もう
ひとつの歴史」は、サブ会場の参加者もメイン会場への移動を促し、多数の参加者をもっ
て午前の部は終了しました。
午後の部も、メイン会場の W203 とサブ会場の W201/202 の2会場にて、仲真紀子教授
(W201/202)と細田典明教授(W203)の司会により進行し、学生が語る「文学部のキャンパス
ライフ」からサブ会場の参加者のメイン会場へ移動し、千葉惠教授の体験講義Ⅱ「人間の
学としての哲学」をもって終了しました。
高校生限定プログラムでは参加者からアンケートを取り、参加者 100 名(内 10 名は体験
講義終了後に退出)で、アンケート回収対象者 90 名の内、76 名から回収できました(回収
率:84.4%)
。
研究室案内ツアーの「時間」
「内容」について調査したところ、
時間:短い 8 名、やや短い 17 名、適度 35 名、やや長い 5 名、長い 4 名、無回答 7 名、
内容:参考にならない 2 名、あまり参考にならない 1 名、参考になった 34 名、
大変参考になった 31 名、無回答 8 名
との結果でした。
また、オープンキャンパスの企画を複数表記して、実施希望のものに○をつける(複数
回答可)調査を行ったところ「研究室案内ツアー」に 43 名が○を付け、意見・要望欄にも
「在学生と直接話ができたことが大変良かったです。」
「文学部の内部がのぞけて良かった
です。
」など、研究室案内ツアーを2日目の高校生限定プログラムに取り込んだ企画は好評
だったといえます。
自由参加プログラムは、W203 と W201/202 の2会場合わせて、午前 378 名(昨年度 486
名)
、午後 308 名(昨年度 251 名)
、計 686 名(昨年度 737 名)でしたが、昨年度の参加人
数は2会場と文学部案内ツアーをあわせた数値で、午前は教室の収容人数の都合上、
W201/202 の入室も途中から制限しました。
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高校生限定プログラムは、申し込みは 99 名でしたが、最終的に 100 名(内 10 名は体験
講義までの参加)の参加者になり、両日併せて 786 名の参加者がありました。以下、その
概要について報告いたします。
7 月 31 日(日) [自由参加プログラム](W203 と W201/202)
〈午前の部〉
9:00 受付開始
9:30 学部長挨拶(弓巾教授)[司会:仲教授(W203)・細田教授(W201/202)]
学部紹介 DVD 上映
10:00 学部紹介(教務委員長 櫻井教授)
10:20 学生が語る「文学部のキャンパスライフ」(W203)
10:50 休憩
11:00 体験講義Ⅰ 砂田徹教授「ポンペイ もうひとつの歴史」(W203)
12:00 昼休み
〈午後の部〉
13:00 受付開始
13:30 学部長挨拶(弓巾教授)[司会:仲教授(W201/202)・細田教授(W203)]
学部紹介 DVD 上映
14:00 学部紹介(教務委員長 櫻井教授)
14:20 学生が語る「文学部のキャンパスライフ」(W203)
14:50 休憩
15:00 体験講義Ⅱ 千葉惠教授「人間の学としての哲学」(W203)
16:00
終了
8 月 1 日(月) [高校生限定プログラム](W201/202)
9:00 受付開始
9:30 学部長挨拶(弓巾教授)[司会:細田教授]
学部紹介 DVD 上映
10:00 体験講義Ⅲ 仲真紀子教授「目撃証言は信用できるか?」
11:00 休憩
11:10 体験ゼミ講師紹介・移動
司会:細田典明教授
11:30 体験ゼミ1~4
体験ゼミ1 「言語哲学入門」 野村恭史助教 (W205)
体験ゼミ2 「神話を考える」 宮武公夫教授 (W308)
7
体験ゼミ3 「ヨーロッパの言語-系統と歴史-」 清水誠教授 (W408)
体験ゼミ4 「心はどこまで文化普遍的なのか?」 高橋伸幸准教授(W517)"
12:30 昼休み
13:30 研究室案内ツアー (W201/202)
Ⅰ. 13:30~14:30
[体験ゼミに関連する専攻の講座を各25名のグループで訪問]
引率教員:藏田伸雄教授、桒山敬己教授、後藤康文教授、池田透教授
研究室名(実施教室)
連絡担当者
実施内容と担当者・参加学生
①哲学、倫理学(619)
千葉惠・藏田伸雄
研究室概要説明(説明者:増渕隆史助教)
在学生との懇談(参加学生:杉山和希[3 年]、湯浅太地[3 年])
②宗教学インド哲学(620)
藤井教公・石川明人
研究室概要説明(説明者:石川明人助教)
在学生との懇談(参加学生:京極祐希[M1]、田中尚実[M1])
③芸術学(618) 鈴木幸人
研究室概要説明(担当者:鈴木幸人准教授)
在学生との懇談(担当者:坪田織江[M1]、及川昌樹[M1])
④日本史学(520)
谷本晃久
研究室概要説明(担当者:西島卓[M1])
在学生との懇談(担当者:加藤可愛[3 年]、他3名)
⑤東洋史学(518)
三木聰
研究室概要説明(説明者:松下憲一助教)
⑥西洋史学(519)
砂田徹
研究室概要説明 (参加学生:鍵和田賢[D3])
⑦歴史文化論(古河101)
桒山敬己
研究室概要説明(説明者:大熊智之[D3]、宮内彩花[D1])
在学生との懇談(参加学生:高松夏央[M1]、小田桐路代[D2]、石塚さくら[4 年])
⑧北方文化論(200右)
佐々木亨
研究室概要説明 (説明者:ナラントヤ[専門研究員])
⑨西洋言語学(322)
宮下弥生
在学生との懇談 (参加学生:山藤顕[M2]、鈴木大路郎[4 年]、その他)
⑩西洋文学(321)
山田貞三
研究室概要説明(説明者:藤本純子助教)
⑪言語情報学(323)
唐煒
研究室概要説明(説明者:唐煒助教)
在学生との懇談(参加学生:一色舞子[D3]、呉泰均[D2]、その他)
⑫日本文化論(313)
冨田康之
8
研究室概要説明(説明者:片山ふゆき[専門研究員])
在学生との懇談(参加学生:小貫陽介[3 年]、竹重萌[3 年])
⑬中国文化論(315)
加部勇一郎
研究室概要説明(説明者:加部勇一郎[専門研究員])
⑭映像・表現文化論(319)
中村三春
研究室概要説明(説明者:横濱雄二助教)
在学生との懇談(参加学生:井上貴翔[D3]、丸山聡子[M2])
⑮心理システム科学(W309)
森本琢
研究室概要説明(説明者:森本琢助教)
⑯行動システム科学(E 棟207) 橋本博文
研究室概要説明(説明者:橋本博文[D3])
⑰社会システム科学(216)
樽本英樹
研究室概要説明(説明者:佐藤崇子[D2])
⑱地域システム科学(W308)
立澤史郎
研究室概要説明 (説明者:立澤史郎助教)
関連資料の展示
Ⅱ. 14:30~15:30 [参加者100名が自由に興味のある講座を訪問]
研究室名(実施教室) 連絡担当者
①哲学、倫理学(619)
実施内容
千葉惠・藏田伸雄
研究室概要説明(説明者:増渕隆史助教)
在学生との懇談(参加学生:杉山和希[3 年]、湯浅太地[3 年])
②宗教学インド哲学(620)
藤井教公・石川明人
研究室概要説明(説明者:石川明人助教)
在学生との懇談(参加学生:京極祐希[M1]、田中尚実[M1])
③芸術学(618) 鈴木幸人
研究室概要説明(担当者:鈴木幸人准教授)
在学生との懇談(担当者:坪田織江 M1、及川昌樹 M1)
④日本史学(520)
谷本晃久
研究室概要説明(担当者:西島卓[M1])
在学生との懇談(担当者:加藤可愛[3 年]、他3名)
⑤東洋史学(518)
三木聰
研究室概要説明(説明者:松下憲一助教)
在学生との懇談(参加学生:齊籐遼[3 年])
⑥西洋史学(519)
砂田徹
在学生との懇談(参加学生:鍵和田賢[D3])
9
⑦歴史文化論(古河101) 桒山敬己
研究室概要説明(説明者:大熊智之[D3]、宮内彩花[D1])
在学生との懇談(参加学生:高松夏央[M1]、小田桐路代[D2]、石塚さくら[4 年])
⑧北方文化論(200右)
佐々木亨
研究室概要説明(説明者:ナラントヤ[専門研究員])
⑨西洋言語学(322)
宮下弥生
在学生との懇談(参加学生:山藤顕[M2]、鈴木大路郎[4 年]、その他)
⑩西洋文学(321)
山田貞三
研究室概要説明(説明者:藤本純子助教)
在学生との懇談(参加学生:大木祐介[M1])
⑪言語情報学(323)
唐煒
研究室概要説明(説明者:唐煒助教)
在学生との懇談(参加学生:一色舞子[D3]、呉泰均[D2]、その他)
⑫日本文化論(313)
冨田康之
研究室概要説明(説明者:片山ふゆき[専門研究員])
在学生との懇談(参加学生:小貫陽介[3 年]、竹重萌[3 年])
体験ゼミ「江戸の和本」
内容:江戸時代に出版された書物を実施に触れ、その装丁の意味を考える。
⑬中国文化論(315)
加部勇一郎
在学生との懇談(高桝美咲[M2]、他)
⑭映像・表現文化論(319)
中村三春
研究室概要説明(説明者:横濱雄二助教)
在学生との懇談(参加学生:井上貴翔[D3]、丸山聡子[M2])
⑮心理システム科学(W309)
森本琢
研究室概要説明(説明者:森本琢助教)
体験実験「心理学実験のデモンストレーション」
(内容:認知的干渉、錯視等)
⑯行動システム科学(E 棟207)
橋本博文
在学生との懇談(佐々木超悦[M2]、中村文彦[M1])
⑰社会システム科学(216)
樽本英樹
研究室概要説明 (説明者:佐藤崇子[D2])
⑱地域システム科学(W308)
立澤史郎
在学生との懇談 (参加学生:村山千種[4 年]ほか)
関連資料の展示
(文責: 細田 典明)
10
◎大学院文学研究科進学説明会の実施について
23 年度の文学研究科進学説明会は,北大会場で3回,東京会場で 2 回,大阪会場で 2 回
の計 7 回,有志による藤女子大学での説明会も加えると,計 8 回開催されました。教員,
事務,研究推進支援室の皆様方のご尽力により,充実した説明会ができたと感じています。
東京会場では,新しい試みとしてスカイプによる教員と参加者との面談も行われました。
研究推進支援室がまとめてくださった資料を見てみましょう。各回の日程,参加者数,主
な内容は表 1 の通りです。会場により多い少ないはあるものの,全体として 269 人の参加
がありました。これは過去 3 年間で最も多い数値となっています。
図 1 は,過去3年の,各会場における参加者数の推移を示しています。全体として学園祭
時の参加者数が減少し,12 月の参加者数が増加しているように見えます。進学への決定が
遅くなっているのかもしれません。
進学説明会では毎回アンケートを行っています。回収率は約 7 割です。表 2 には回答者
の構成が示されています。この表を見ると,北大生は北大会場 2 回目(6 月夜)の参加が多
く,他大学生の参加は北大会場 1 回目(6 月学園祭時)と東京会場で多いことがわかります。
また,社会人と留学生は北大会場 3 回目(12 月夜)に多いようです。無駄に(?)7 回繰
り返しているわけではないことがわかり,ほっとします。それぞれのニーズに応じた説明
会を充実させていかなければなりません。
この他,図表は割愛しますが,アンケートからいくつか読み取れることを書いてみます。
「何によって進学説明会を知ったか」。回答を見ますと,学内ではポスターも効果的ですが,
他大学生,社会人,留学生にとっては当然のことながらウエブサイトの比重が重く,
「ウエ
ブサイトを見て」が他のメディアの 5 倍となっています。また,
「進学説明会で何を知りた
いか」
。入試関連情報の要請が最も多く,特に,研究計画書の書き方(136)
,先輩院生の入
試対策(116)
,過去問(109)
,倍率(73)等を知りたいという反応が見られました(数値は
反応数)
。また,研究や教務に関わる情報,例えば各研究室の情報(80)
,院生の業績・研
究内容(79)
,修士論文や博士論文の題目(77)
,カリキュラム(76)
,大学院の教育システ
ム(74)
,教員の業績・研究内容(63)などの他,年間スケジュール(60)や奨学金や授業
料免除(85)
,進路・就職情報(72)などを知りたいという反応も多かったです。
これらのアンケート結果は,研究推進支援室でご覧いただける他,説明会で出た「よくあ
る質問」は回答とともに,ウエブサイトでご覧いただけます
(http://www.let.hokudai.ac.jp/info/2009/07/post-71.php)
。進学説明会のさらなる拡充のために,
使っていただけましたら幸いです。
進学説明会は準備も実施も後片付けも大変ですが,よい学生を得るために,そして進学
希望者に納得して北大文学研究科に来ていただくために,たいへん重要な活動です。どう
ぞこれからもご協力くださいますようお願い申し上げます。
仲真紀子(23 年度広報委員長)
11
表 1:23 年度の大学院進学説明会の概要(研究推進支援室によるアンケート集計より)
開催日・会場
参加者数
6/ 5(土)北大会場
40
6/25(土)大阪会場
15
6/26(日)東京会場
30
6/27(月)藤女子大
会場(有志による)
11
6/30(木)北大会場
67
12/3(土)大阪会場
7
12/4(日)東京会場
19
12/8(木)北大会場
80
計
前年度計
前々年度計
269 名
259 名
257 名
主な内容
<学祭昼時に開催>研究科長挨拶,映像での大学院紹
介,全体説明会の後に,個別相談会(全専修)
全体説明の後に,グループ相談会,個別相談会
映像での大学院紹介,全体説明の後に,グループ相談
会,個別相談会
<有志による開催>映像による大学院紹介,院生によ
る体験談,全体説明の後に,個別相談会(希望専修の
み)
<夜の開催>研究科長挨拶,映像による大学院紹介,
研究科概要説明,質疑応答,個別相談会(全専修)
映像での大学院紹介,全体説明の後にグループ相談
会,個別相談会
映像での大学院紹介,全体説明会の後にグループ相談
会,個別相談会
<夜の開催>研究科長挨拶,映像による大学院紹介,
研究科概要説明,個別相談会(全専修)
12 月大阪東京では開催せず
図 1:参加人数の推移(研究推進支援室によるアンケート集計より)
12
表 2:学年等の構成(研究推進支援室によるアンケート集計より)
開催日
6/ 5(土)
北大
6/25(土)
大阪
6/26(日)
東京
6/27(月)
藤女
6/30(木)
北大
12/3(土)
大阪
12/4(日)
東京
12/8(木)
北大
計 (人数)
比率
4年生
3年生
2年生
学年
無回答
大学
院生
社会人
留学生
その他
計
11
5
0
2
1
7
5
2
33
12
1
1
0
0
0
0
0
14
14
4
0
1
2
3
0
0
24
5
4
1
0
0
0
0
0
10
16
17
7
6
2
5
5
0
58
2
1
1
0
0
1
0
1
6
8
5
0
0
0
1
1
0
15
7
9
2
0
0
11
10
0
39
75
37%
46
23%
12
6%
9
5%
5
3%
28
14%
21
10%
3
2%
199
100%
13
◎文学研究科主催・共催
シンポジウム・講演会・ワークショップ等
(各講座等で主催・共催しているものも含む)
開催責任者
開催期間・場所
タイトル
主催・共催
教授 山田 友幸
平成 23 年 5 月
第 102 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理
(哲学講座)
31 日(火)
「意図の第一人称的権威」
学講座 共催
人文・社会科学
崔昌鳳、藤本良伺、西田伊知
総合教育研究棟
郎(北海道大学博士課程)
教授 千葉 惠
平成 23 年 6 月 1
第 103 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理
(哲学講座)
日(水)
「アリストテレスにおける存
学講座 共催
人文・社会科学
在の様相分析―ロゴスとエル
総合教育研究棟
ゴン―」
千葉惠(文学研究科 教授)
准教授 近藤 智彦
平成 23 年 8 月 3
第 104 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理
(倫理学講座)
日(水)
「プラトン「理想国」論の射
学講座 共催
人文・社会科学
程」
総合教育研究棟
納富信留(慶應義塾大学文学
部教授)
教授 山田 友幸
平成 23 年 8 月
第 105 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理
(哲学講座)
18 日(木)
「From Hokudai Academic
学講座 共催
ファカルティハ
Writing Lab To Meidai
ウス・エンレイ
Academic Writing Unit: Report
ソウ
on the further development of
the applied philosophy project」
Paul W. L. Lai(名古屋大学教
養教育院准教授)
教授 山田 友幸
平成 23 年 8 月
第 106 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理
(哲学講座)
23 日(火)
「Internal versus External to
学講座 共催
人文・社会科学
Language: Wittgenstein on
総合教育研究棟
Ostensive Definition」中島孝一
(北海道大学博士課程)
「Presupposition,
Conversational Implicature, and
Singular Propositions」
山田友幸(文学研究科教授)
14
教授 山田 友幸
平成 23 年 9 月
第 107 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理
(哲学講座)
20 日(火)
「幻覚からの議論について―
学講座 共催
人文・社会科学
素朴実在論は幻覚からの議論
総合教育研究棟
を回避することができるのか
―」
新川拓哉(北海道大学博士課
程)
教授 山田 友幸
平成 24 年 1 月
第 108 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理
(哲学講座)
12 日(木)
「How to Get the Most out of
学講座 共催
ファカルティハ
Your Life and still Live
ウス・エンレイ
Morally-- Ratifiability (No
ソウ
Regrets) Theory of Rational
Decision --」
Tomoji Shogenji(米国ロード
アイランドカレッジ教授)
准教授 近藤 智彦
平成 24 年 2 月 4
第 109 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理
(倫理学講座)
日(土)
『ハイデガー 存在と行為
学講座 共催
人文・社会科学
――『存在と時間』の解釈と
総合教育研究棟
展開』
(創文社、2011 年)検
討会
池田喬(東京大学グローバル
COE「共生のための国際哲学
教育研究センター( UTCP)
」
特任研究員)
教授 蔵田 伸雄
平成 24 年 2 月
第 110 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理
(倫理学講座)
24 日(金)
規範倫理学・現代メタ倫理学
学講座 共催
ファカルティハ
研究会
ウス・エンレイ
蔵田伸雄、児玉聡、池田誠、
ソウ
八重樫徹、福間聡、奥田太郎
教授 山田 友幸
平成 24 年 3 月
第 111 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理
(哲学講座)
23 日(金)
「素朴実在論と幻覚」
学講座 共催
人文・社会科学
新川 拓哉(北海道大学博士課
総合教育研究棟
程)
15
准教授 谷古宇 尚
平成 24 年 2 月
講演会
芸術学講座 主
(芸術学講座)
10 日(金)
「敵対と共生の間で ―イス
催
人文・社会科学
ラエルとパレスチナの芸術家
総合教育研究棟
たちが見た紛争―」
Dr. Ayelet Zohar(文学研究科
客員研究員、イスラエル・ハ
イファ大学講師、国際交流基
金・日本研究フェロー)
准教授 谷古宇 尚
平成 24 年 3 月 8
講演会
芸術学講座 主
(芸術学講座)
日(木)
「信伊奈亮正(1868-1933) と
催
人文・社会科学
現代の暗黒・夜間撮影」
総合教育研究棟
Dr. Ayelet Zohar(文学研究科
客員研究員、イスラエル・ハ
イファ大学講師、国際交流基
金・日本研究フェロー)
准教授 谷古宇 尚
平成 24 年 3 月
ペドロ・ルエンゴ氏(スペイ
芸術学講座 主
(芸術学講座)
21 日(水)
ン・セビリア大学)講演
催
人文・社会科学
「バロックのマニラ ― 世界
総合教育研究棟
の交差点の建築」
Pedro Luengo Gutierrez(スペ
イン・セビリア大学美術史学
科・講師/専門研究員)
准教授 応 雄
平成 24 年 1 月
シンポジウム「現代中国映画
映像・表現文化
(映像・表現文化論講
16 日(月)
を討議する! ――第六世
論講座 主催
座)
人文・社会科学
代・ドキュメンタリー映画」
総合教育研究棟
<講演>講師:呉冠平、王建
軍(王我)ディスカッサント:
応雄<研究発表>発表者:川
崎公平、劉洋、石川コメンテ
ーター:大石和久、横濱雄二、
井上貴翔総合司会:応雄、横
濱雄二通訳:靳麗芳、趙陽
16
教授 川端 康弘
平成 23 年 9 月
第 25 回北海道大学心理学コ
心理システム科
(心理システム科学
28 日(水)
ロキウム
学講座主催
講座)
人文・社会科学
「欠損値データ解析の意味と
総合教育研究棟
意義」
狩野 裕 (大阪大学大学院基
礎工学研究科・教授)
教授 田山 忠行
平成 23 年 12 月
第 26 回北海道大学心理学コ
心理システム科
(心理システム科学
14 日(水)
ロキウム
学講座主催
講座)
人文・社会科学
「心理学・行動科学へのメッ
総合教育研究棟
セージ:老兵の嘆き」
西里 静彦 (トロント大学・
名誉教授)
准教授 瀬名波 栄
平成 23 年 10 月
国際シンポジウム「ワーク・
応用倫理研究教
潤
29 日(土)
ライフ・バランス:持続可能
育センター
(西洋文学講座)
クラーク会館
な幸福の追求」
主催
講師:石井クンツ昌子(お茶
の水大学教授)
、坂本純子(新
座子育てネットワーク代表理
事)
司会:村上里和(NHK アナウ
ンサー)
教授 佐藤 知己
平成 23 年 6 月 4
第 1 回北方研究教育センタ
北方研究教育セ
(言語情報学講座)
日(土)
ー・サイエンスカフェ
ンター 主催、
人文・社会科学
「ツンドラカフェ~ウイルタ
アイヌ・先住民
総合教育研究棟
のおばあちゃんと暮らした 1
研究センター
年~」
後援
話し手:山田 祥子(北海道大
学博士課程)
17
教授 佐藤 知己
平成 23 年 7 月
第 2 回北方研究教育センタ
北方研究教育セ
(言語情報学講座)
30 日(土)
ー・サイエンスカフェ
ンター 主催、
人文・社会科学
「ツンドラカフェ(番外編)
アイヌ・先住民
総合教育研究棟
歴史から学ぶ、そのために未
研究センター
来に記録を残す―宮城県石巻
後援
市の体験から―」
話し手:永野 正宏(北海道
大学修士課程)
コメンテーター 谷本 晃久
(文学研究科准教授)
教授 佐藤 知己
平成 23 年 10 月
第 3 回北方研究教育センタ
北方研究教育セ
(言語情報学講座)
15 日(土)
ー・サイエンスカフェ
ンター 主催、
人文・社会科学
「ツンドラカフェ 見て、触
アイヌ・先住民
総合教育研究棟
れて、創るカムチャッカ先住
研究センター
民アート」
後援
話し手:大澤 夏美(北海道
大学修士課程)
教授 佐藤 知己
平成 23 年 11 月
第 4 回北方研究教育センタ
北方研究教育セ
(言語情報学講座)
19 日(土)
ー・サイエンスカフェ
ンター 主催、
古河講堂
「ツンドラカフェ 都市でゲ
アイヌ・先住民
ルに暮らす ― ウランバート
研究センター
ル市民による街づくりの実践
後援
―」
話し手:滝口 良(北海道大
学博士号候補生)
教授 佐藤 知己
平成 23 年 12 月
池上二良先生追悼シンポジウ
北方研究教育セ
(言語情報学講座)
17 日(土)
ム「北方言語研究の歩み」
ンター 主催
人文・社会科学
第一部「北方言語研究の最前
総合教育研究棟
線」 山越康裕、丹菊逸治、永
山 ゆかり、遠藤史
第二部「池上先生の北方言語
研究」 津曲敏郎、山田祥子、
風間伸次郎、佐藤知己
18
教授 佐藤 知己
平成 24 年 2 月
第 5 回北方研究教育センタ
北方研究教育セ
(言語情報学講座)
26 日(日)
ー・サイエンスカフェ
ンター 主催、
古河講堂
「ツンドラカフェ カムチャ
アイヌ・先住民
ッカの伝統文化を歌い継ぐ
研究センター
― 先住民アリュートル民族
後援
の歌と踊り ―」
話し手:リディア・チェチュ
リナ(アリュートル語・文化伝
承者)
教授 佐藤 知己
平成 23 年 7 月 2
北方研究教育センター談話会
北方研究教育セ
(言語情報学講座)
日(土)
Correlative Clauses with
ンター 主催
人文・社会科学
Interrogative in Udihe
総合教育研究棟
Speaker: Sangyub Baek
(Graduate School of Letters,
Hokkaido University)
ウデヘ語の疑問詞を伴う相関
構文 話し手 白 尚燁
(北
海道大学大学院修士課程)
教授 佐藤 知己
平成 23 年 8 月 2
北方研究教育センター談話会
北方研究教育セ
(言語情報学講座)
日(火)
「モンゴル語と満州語の関係
ンター・
人文・社会科学
について」
北海道民族学会
総合教育研究棟
講師: ハスバートル(中国・ 共催
黒竜江大学満語研究センター
教授)
教授 佐藤 知己
平成 23 年 11 月
北方研究教育センター談話会
北方研究教育セ
(言語情報学講座)
18 日(金)
Theory of Written Sign and
ンター 主催
人文・社会科学
Practice of Deciphering the
総合教育研究棟
Jurchen ScriptDr. Aleksandr
Pevnov (Institute for Linguistic
Studies, Russian Academy of
Sciences)女真文字の解読をめ
ぐって:理論と実践講師 アレ
クサンドル・ペブノフ博士
(ロシア科学アカデミー言語
学研究所主任研究員)
19
教授 佐藤 知己
平成 23 年 12 月
言語ダイナミクス科学研究プ
東京外国語大学
(言語情報学講座)
7 日(水)
ロジェクト/北方研究教育セ
アジア・アフリ
人文・社会科学
ンター談話会
カ言語文化研究
総合教育研究棟
「ロシア・トムスク州のシベ
所言語ダイナミ
リア言語研究」
クス科学研究プ
Dr. Andrey Filtchenko (Tomsk
ロジェクト/
State Pedagogical University),
北方研究教育セ
Dr. Olga Potanina (Tomsk
ンター 共催
Polytechnic University/Tomsk
State Pedagogical University)
教授 佐藤 知己
平成 24 年 3 月
北方研究教育センター談話会
北方研究教育セ
(言語情報学講座)
23 日(金)
「北海の言語」
ンター 主催
人文・社会科学
講師 清水 誠 教授 (西洋言
総合教育研究棟
語学講座 )
准教授 竹内 修一
平成 23 年 6 月
オギュスタン・ベルク氏講演
大学院文学研究
(西洋文学講座)
30 日(木)
会
科 主催、札幌日
人文・社会科学
と流氷』を省みて」
仏協会/アリア
総合教育研究棟
Augustin Berque(フランス社
ンス・フランセ
会科学高等研究所教授)
ーズ札幌 後援
「風土学の立場から『稲
教授 仲真紀子
平成 24 年 2 月 3
今井むつみ氏公開講演会
新学術領域研究
(心理システム科学
日(金)
「レキシコンの再編成と語彙
「子供への司法
講座)
人文・社会科学
の発達」 今井むつみ(慶応
面接:面接法の
総合教育研究棟
義塾大学教授)
改善その評価」
主催
教授 仲真紀子
平成 24 年 2 月
新学術領域研究「法と人間科
新学術領域研究
(心理システム科学
26 日(日)
学」 平成 23 年度 模擬裁判
「法と人間科
講座)
札幌市資料館
(札幌市資料館)
学」 主催
教授 仲真紀子
平成 24 年3月
Leturmy Laurence 氏公開講演
新学術領域研究
(心理システム科学
5日(月)
「フランス刑事司法の最近の
「子供への司法
講座)
人文・社会科学
動向と心理学の役割」
面接:面接法の
総合教育研究棟
Leturmy Laurence(ポワチエ大
改善その評価」
学講師)
主催
教授 仲真紀子
平成 23 年 8 月
面接者に対する反対尋問:子
JST 受託研究「司
(心理システム科学
17 日(水)
どもの録画面接をめぐって
法面接法の開発
講座)
人文・社会科学
と訓練」主催
総合教育研究棟
20
教授 亀田 達也
平成 23 年 6 月 7
第 11 回一般公開ワークショ
GCOE「心の社会
(行動システム科学
日(火)
ップ
性に関する教育
講座)
人文・社会科学
「量子ゲーム理論と量子意思
研究拠点」
・北海
総合教育研究棟
決定論」 スピーカー:全卓
道大学社会科学
樹(高知工科大学理論物理学
実験研究センタ
研究室教授) 参加者:高橋
ー 共催
泰城、山岸俊男、肥前洋一、
品田瑞穂、ほか 17 名
教授 亀田 達也
平成 23 年 7 月
第 21 回国際ワークショップ
GCOE「心の社会
(行動システム科学
21 日(木)
「Network Structural Attributes
性に関する教育
講座)
文学研究科
and the Emergence of Prosocial
研究拠点」
・北海
Behavior」 スピーカー: Dr.
道大学社会科学
Yen-Sheng Chiang (University
実験研究センタ
of California, Irvine, United
ー 共催
States), Dr. Wu, Chih-In
(Institute of Sociology,
Academy Sinica, Taiwan)
参
加者: 高橋伸幸、西部忠、高
橋泰城、結城雅樹、山岸俊男、
亀田達也、大沼進、ほか 20 名
教授 亀田 達也
平成 23 年 7 月
国際ワークショップ
GCOE「心の社会
(行動システム科学
26 日(火)
「How Competitive are
性に関する教育
講座)
文学研究科
Professional Women? A Tale of
研究拠点」 主催
Identity Conflict」スピーカー:
文部科学省特定
Dr. Fei Song (The Ted Rogers
領域研究 「実験
School of Management, Ryerson
社会科学 ー実
University, Canada), Dr. Bram
験が切り開く 21
Cadsby (Department of
世紀の社会科学
Economics, University of
ー」 共催
Guelph, Canada) 参加者: 山岸
俊男、高橋伸幸、大沼進、Seth
Frey, 李楊ほか 10 名
21
教授 亀田 達也
平成 23 年 12 月
第 22 回国際ワークショップ
GCOE「心の社会
(行動システム科学
12 日(月)~13
「Regionality and Commonality
性に関する教育
講座)
日(火)
in Tibetan Cultures」
研究拠点」 主催
ファカルティハ
参加者:煎本孝(文学研究科
ウス・エンレイ
特任教授)
、山田孝子(京都大
ソウ
学)
、Lobsang Jampa(チベッ
ト文化研究会)
、ほか 15 名
教授 亀田 達也
平成 24 年 3 月
グローバル COE 総括シンポ
GCOE「心の社会
(行動システム科学
17 日(土)
ジウム「心は『なぜ』
、『どの
性に関する教育
講座)
学術総合センタ
ように』社会的か? ~フロン
研究拠点」 主催
ー中会議場(東
ティアとアジェンダ~」参加
文部科学省特定
京・竹橋)
者(講演者・パネリスト):下
領域研究 「実験
條信輔(カリフォルニア工科
社会科学 ー実
大学)、長谷川英祐(北海道大
験が切り開く 21
学)、坂上雅道(玉川大学)
、
世紀の社会科学
山本真也(京都大学)
、西條辰
ー」
、日本学術会
義(大阪大学)
、巌佐庸(九州
議 心理学・教育
大学)
、亀田達也、山岸俊男、 学委員会 「実験
結城雅樹、高橋伸幸、大沼進、 社会科学分科
高橋泰城
会」 共催
教授 白木沢 旭児
平成 23 年 5 月
ソウル市立大学交流協定に基
研究推進委員会
(日本史学講座)
31 日(火)
づく講演会・セミナー
主催
人文・社会科学
<公開講演会>
総合教育研究棟
「Cultural Scenes of Seoul」
JANG Wonho(ソウル市立大
学教授)
<公開セミナー>
「Register-based Census in
Korea」SEO Useok、LEE
Byunghyuk(ソウル市立大学
教授)
「Children's Agency in
Ethnography」NAHM Keebom、
AHN Junehui(ソウル市立大学
教授)
22
教授 藏田 伸雄
平成 23 年 5 月
第5回人文学カフェ
人文学カフェ実
(倫理学講座)
29 日(日)
「哲学者はパラドクスがお好
行委員会 主催
紀伊國屋書店札
き」
幌本店
山田友幸(文学研究科教授)
教授 藏田 伸雄
平成 23 年 9 月
第6回人文学カフェ
人文学カフェ実
(倫理学講座)
10 日(土)
「その言い方が人を怒らせ
行委員会 主催
紀伊國屋書店札
る」
幌本店
加藤重広(文学研究科教授)
教授 藏田 伸雄
平成 24 年 1 月
第7回人文学カフェ
人文学カフェ実
(倫理学講座)
29 日(日)
「そうだ、聖地へ行こう」
行委員会 主催
紀伊國屋書店札
守川知子(文学研究科准教授)
幌本店
助教 立澤史郎
平成 24 年 3 月
シベリア・セミナー(シベリ
シベリア・セミ
(地域システム科学
14 日(水)
ア学国際ワークショップ)
ナー実行委員会
講座)
ファカルティハ
報告者:I.M.Okhlopkov(ロシ
主催
ウス・エンレイ
ア北東連邦大併任教授・ロシ
ソウ
ア科学アカデミー寒冷地生物
問題研究所研究部長)
、他3
名。
23
◎北海道大学文学部同窓会・第 12 回(平成 23 年度)総会報告
文学部同窓会第 12 回総会が平成 23 年 6 月 18 日(土)
、午後 3 時 40 分から人文・社会科
学総合教育研究棟 104 室にて開催された。会議の概要は以下の通りである。なお、それに
先立って、
「野球でこぼこ道-パリーグ審判歴 29 年」と題して、日本野球機構審判技術委
員の山崎夏生氏(1979 年国語国文学卒業)による講演会が開催された。また、総会終了後
には、講演会講師の山崎夏生氏を囲んで、懇親会を開催した。
総会では、橋場昇会長が議長を、宇都宮輝夫代表幹事が総合司会を務め、以下のような
議事案件を審議した。
議事
1.平成 22 年度事業報告および平成 23 年度事業計画
(総務)(1) 第 7 回楡文賞について。選考の結果、受賞該当者がいなかった。
第 8 回楡文賞選考について。選考委員として、会長、代表幹事、池田証壽幹
事のほか、史学系、人間システム系から二人選出する。選出は代表幹事に一任する。
(庶務)(1) 第 11 回総会、公開講演会および懇親会の開催について。平成 22 年 6 月 12 日
に開催した。本田優子氏による講演会、懇親会とも盛会であった。
(2) 平成 22 年度役員会の開催について。平成 22 年 6 月 1 日に総会事前打ち合わせを行
い、7 月 31 日に事業計画案策定、すなわち会報の企画、講演会講師候補の人選、楡文賞候
補などについての議論がなされ、平成 23 年 3 月 18 日に卒業祝賀会前の準備会議を開催し
た。
(3) 平成 22 年度卒業・修了祝賀会について。
9 月卒業は出席予定者がいなかったので中止した。3 月は例年どおり実施した。東日本大震
災直後であったため、規模を縮小した。
(広報)(1) 会報『楡文』第 11 号と第 12 号の刊行について。ともに予定どおり刊行した。
(e 楡文)随時新記事をアップしている。サーバーを代える件については、検討課題とした。
2.役員の補充について。
会計幹事として平澤和司氏が加わった。
3.平成 22 年度決算および監査報告を行い、承認された。平成 23 年度予算案が諮られ、
承認された。
4.会員データベースの整備について。
新会員名簿発行に向けて、実務を和田幹事と平澤幹事で進める。
5.次年度総会について。
時期を大学祭開催中にするか否か、次の役員会で協議・決定する。
(宇都宮輝夫)
24
◎ グローバルCOEプログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」並びに「社
会科学実験研究センター」活動報告
新しい人間・社会科学の基盤となる"心の本質的社会性"の解明を目指す研究の推進と、
それらの研究成果を国際発信できる若手人材の育成を目的として平成 19 年度に発足した
GCOE プログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」は、平成 23 年度をもって 5 年
間の事業を終了しました。この間に多くの方々から賜りました多大なるご理解とご支援
に、事業推進担当者一同、心より感謝いたします。今後の事業展開は、GCOE を含む大
型プロジェクトのプラットフォームであり、先端的な社会科学実験を展開するための日
本で唯一の専門機関である社会科学研究センター(CERSS:Center for Experimental
Research in Social Sciences)に引き継がれます。なお、本年度の活動の詳細は、下記の
web サイトにおいても公開されています。
GCOE「心の社会性に関する教育研究拠点」http://lynx.let.hokudai.ac.jp/CSM/index.html
社会科学実験研究センター(CERSS)http://lynx.let.hokudai.ac.jp/cerss/
1. 本年度の活動の概要
GCOE プログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」は、亀田達也教授(行動シス
テム科学講座・教授)を拠点リーダーとして、世界に発信できる創造的な若手人材の育
成を目標として教育研究活動を推進してきました。文学研究科(人間システム科学専攻・
歴史地域文化学専攻・思想文化学専攻)の教員 9 名、教育学研究科・経済学研究科の教
員 3 名に、カリフォルニア大学サンタバーバラ校進化心理学センターの教員 2 名を加え
た合計 14 名の事業推進担当者が、一丸となって共同教育研究体制を構築してきました。
本年度は 5 年間の教育研究活動の総括として、日本学術会議「実験社会科学分科会」
、お
よび科学研究費特定領域研究「実験社会科学」との共催により、シンポジウム「心はな
ぜ、どのように社会的か?―フロンティアとアジェンダ」を、2012 年 3 月 17 日、東京・
竹橋の学術総合センターで開催しました。
社会科学実験研究センター(CERSS)は、先端的な社会科学実験を展開するための日
本で唯一の専門機関として、北海道大学・創成科学研究機構のもとに、平成 19 年 4 月
に発足しました。GCOE「心の社会性に関する教育研究拠点」における教育研究活動の
インフラを提供するとともに、特定領域研究「実験社会科学-実験が切り開く 21 世紀
の社会科学-」の中核拠点、および最先端研究基盤事業「心の先端研究のための連携拠
点(WISH)構築」の一翼として、実験社会科学を確立するための広範な研究・教育活動
を展開しています。今年度は、上述の GCOE 総括シンポジウムを支援すると共に、GCOE
プログラムとの共催ワークショップ、特定領域研究「実験社会科学」との共催ワークシ
25
ョップを数次にわたり開催しました。また、社会科学実験にかかわる諸領域の若手研究者
を招いた CERSS 若手スピーカーシリーズ、さらに GCOE プログラムと共催で NPO 法人
日本シミュレーション&ゲーミング学会、日本人間行動進化学会(HBES-J)の 2 つの学会
を支援しました。
2.活動
CERSS 若手スピーカーシリーズ
CERSS 若手スピーカーシリーズでは、社会科学実験にかかわる諸領域で最先端の研究を
進めている気鋭の若手研究者を招待し、最近の研究について講演していただきました。
第 1 回:" Testosterone: does it suppress or enhance communication? "
スピーカー:坂口菊恵博士(東京大学特任講師)
日時:2011 年 6 月 23 日(木) 14:00 ~ 16:00
場所:北海道大学文学部 E204 室
第 2 回:" 行動遺伝学は進化適応を語るか "
スピーカー:平石界博士(京都大学 こころの未来研究センター助教 (現・安田女子大学講
師) )
日時:2011 年 7 月 13 日(水) 15:00 ~ 17:00
場所:北海道大学文学部 E204 室
第 3 回:" 行為者志向型ネットワーク選択モデルによる社会的ネットワークのダイナミッ
クスの検討 "
スピーカー:五十嵐佑博士(北海学園大学経営学部経営情報学科准教授)
日時:2011 年 7 月 14 日(木) 10:00 ~ 12:00
場所:北海道大学文学部 E204 室
第 4 回:" 行動遺伝学の現在:理論・知見・社会科学的展開 "
スピーカー:山形伸二博士(慶應義塾大学先導研究センター研究員 (現・独立行政法人大学
入試センター入学者選抜研究機構特任助教) )
日時:2011 年 7 月 21 日(木) 10:00 ~ 12:00
場所:北海道大学文学部 E204 室
第 5 回:" 協力の進化学:理論と実証の新たな接点 "
スピーカー:竹澤正哲博士(上智大学総合人間科学部心理学科准教授)
日時:2011 年 7 月 28 日(木) 13:30 ~ 15:30
26
場所:北海道大学文学部 E204 室
3.共催・一般公開ワークショップの開催
共催ワークショップ
タイトル:Workshop on Human Nature and Institutions
日時:2011 年 4 月 3 日 ~ 5 日
場所: Sage Conference Room, Building 551, room 1314, University of California at
Santa Barbara
スピーカー:山岸俊男博士、Pascal Boyer 博士ほか
参加者:Leda Cosmides、John Tooby、Pascal Boyer、Michael Bang Petersen、Nicolas
Baumard、山岸俊男、ほか 10 名(計 16 名)
タイトル:How Competitive are Professional Women? A Tale of Identity Conflict
日時:2011 年 7 月 26 日
場所:北海道大学文学研究科 E204
スピーカー:Dr. Fei Song(The Ted Rogers School of Management, Ryerson University),
Dr. Bram Cadsby(Department of Economics, University of Guelph, Canada)
参加者:山岸俊男、高橋伸幸、大沼進、Seth Frey、ほか 11 名(計 15 名)
第 11 回一般公開ワークショップ
発表タイトル:量子ゲーム理論と量子意思決定論
日時:2011 年 6 月 7 日(火) 13:45 ~ 15:45
場所:北海道大学人文社会科学総合教育研究棟 W504
スピーカー:全卓樹教授(高知工科大学理論物理学研究室)
参加者: 高橋泰城、山岸俊男、肥前洋一、品田瑞穂、ほか 17 名
4.学会の共催、シンポジウム、研究会等の開催など
NPO 法人日本シミュレーション&ゲーミング学会 2011 年秋季全国大会
「そもそもシミュレーション&ゲーミングとは何か?~原点に返る」
27
シミュレーション&ゲーミングは、立場や利害の異なる主体間の役割と社会環境をモデ
ル化し、それに基づいて設計されたゲームに学習主体が参加することで、合意形成の促進
に資する手法です。この大会では、シミュレーション&ゲーミングによる問題解決型研究
について、様々な分野の研究者・実務家が、研究発表と研究交流により議論できる場が提
供されました。国際シミュレーション&ゲーミング学会会長である Vincent Peters 博士、
他 3 名を招いて、シミュレーション&ゲーミングの社会的貢献をテーマにした国際企画セ
ッションも開催されました。
大会委員長:大沼進
参加者:Vincent Peters、Pieter van der Hijden、Richard D. Teach、Willy Kriz、出口弘、
鐘ヶ江秀彦、田名部元成、大沼進、ほか約 60 名
日本人間行動進化学会第 4 回大会
日本人間行動進化学会は、人間の多岐に渡る行動や心理プロセスを進化的な観点から、
理論的・実証的に研究しようと志す研究者の集まりです。
人間行動進化学研究会として 1999
年に発足し、9 回の年次大会を開催しました。その後 2008 年 1 月 1 日をもって日本人間行
動進化学会として改組されています。本大会では、人類形態進化学、進化遺伝学、動物行
動学、霊長類学、行動遺伝学、社会心理学などの先端研究を行っている研究者が集まり学
際的な交流が行われました。特別講演には、行動経済学者の森島陽介博士を海外から招き、
利他行動の神経生物学的基盤に関するレクチャーが行われました。
大会委員長:高橋伸幸
参加者:長谷川眞理子、山岸俊男、亀田達也、友永雅己、安藤寿康、森島陽介、小田亮、
高橋伸幸、ほか約 70 名
GCOE 総括シンポジウム「心はなぜ、どのように社会的か?―フロンティアとアジェンダ」
5 年間にわたるグローバル COE プログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」の研究
教育活動の総括として、日本学術会議・実験社会科学分科会、および科学研究費特定領域
研究・実験社会科学と共催で、シンポジウム「心はなぜ、どのように社会的か?―フロン
ティアとアジェンダ」を、2012 年 3 月 17 日、東京・竹橋の学術総合センターで開催しま
した。シンポジウムでは、GCOE のメンバーに加え、隣接領域の認知神経科学、社会神経
科学、行動・進化生物学、数理生物学、実験経済学、霊長類学の第一線の研究者により、
直近のデータを交えた先端的な個別発表が行われました。同時に、北海道から九州に及ぶ
全国の若手・中堅研究者を中心に 42 件のポスター発表が行われ、活発な議論が交わされま
28
した。シンポジウムの最後に行われたパネルディスカッションでは、
「心の社会性」とい
う今日的かつ根源的な問いを、今後どのように異なる分野を接合する形で展開するのか
を見据えた、熱のこもった議論が行われました。雨天にもかかわらず、多様な研究分野
から 250 名近い参加者があり、先鋭かつ有意義なシンポジウムとなりました。
スピーカーとパネリスト(敬称略)
亀田達也(北大 GCOE:意思決定科学)
高橋伸幸(北大 GCOE:社会心理学)
結城雅樹(北大 GCOE:文化心理学)
大沼進(北大 GCOE: 環境心理学)
高橋泰城(北大 GCOE: 神経経済学)
山岸俊男(北大 GCOE:社会心理学)
巌佐庸(九州大学:数理生物学)
西條辰義(大阪大学:実験経済学)
坂上雅道(玉川大学:脳科学)
下條信輔(カリフォルニア工科大学:認知神経科学)
長谷川英祐(北海道大学:行動・進化生物学)
山本真也(京都大学:霊長類学)
GCOE 院生セミナー
GCOE プログラムの一環として、大学院生が主体となって運営する大学院生セミナー
を実施しました。GCOE プログラムに属する各講座の学生が、最新の研究成果をもとに
活発な意見交換を行い、交流を深めることを目的に、昼食をとりながらのインフォーマ
ルな形式をとっています。本年度は 6 回のセミナーを開催しました。
第 22 回 GCOE 院生セミナー
日時: 2011 年 5 月 11 日
話者 1:日高茂暢(教育学院発達教育臨床論講座)
「自閉症スペクトラムにおける社会的文脈を用いた表情認知」
話者 2:長坂邦仁(文学研究科行動システム科学講座修士課程)
「排出取引ゲームの作成-社会的ジレンマと集団間葛藤の側面から-」
第 23 回 GCOE 院生セミナー
日時: 2011 年 6 月 22 日
29
話者 1:上宮愛(文学研究科心理システム科学講座博士後期課程)
「一般市民による子どもの証言能力の評価に宣誓の有無が及ぼす影響について」
話者 2:波多野礼佳(文学研究科行動システム科学講座修士課程)
「他者意見が罰行動に与える影響」
第 24 回 GCOE 院生セミナー
日時:2011 年 7 月 20 日
話者 1:小西信義(文学研究科北方文化論講座博士後期課程)
「豪雪過疎地域の除排雪における自助・共助に関する人類学的研究」
話者 2:三浦亜利紗(文学研究科行動システム科学講座修士課程)
「社会的リスク回避傾向の特徴の検討」
第 25 回 GCOE 院生セミナー
日時:2011 年 10 月 26 日
話者 1:橋本悟(教育学院臨床心理学講座修士課程)
「自閉症児の援助行動における親密性の影響に関する検討-きょうだいへの援助行動と実
験者への援助行動との比較-」
話者 2:佐藤浩輔(文学研究科行動システム科学講座修士課程)
「公共事業をめぐる対立場面における信頼―シナリオ実験による信頼モデルの比較―」
第 26 回 GCOE 院生セミナー
日時: 2011 年 11 月 30 日
話者 1:黄霂寒(経済学研究科現代経済経営専攻博士後期課程)
「住民票交付制度の違いが企業の生産性に与える影響」
話者 2:中村文彦(文学研究科行動システム科学講座修士課程)
「遅延割引・確率割引における衝動性とサイコパシーの関連」
第 27 回 GCOE 院生セミナー
日時: 2012 年 2 月 8 日
話者 1:日高茂暢(教育学院発達教育臨床論講座博士後期課程)
「意味プライミング課題における顔意味処理の時系列的検討」
話者 2:北梶陽子(文学研究科行動システム科学講座修士課程)
「社会的ジレンマ状況において監視が非協力行動をもたらすとき―産業廃棄物不法投棄ゲ
ームを用いた検討―」
30
研究・教育成果
本年度の研究成果として、著書・論文(印刷中も含む。学位論文を含まない)約 130 編
(うち約 50 編が英文)が刊行され、学会発表約 160 編(うち国際学会が約 60 編)が
報告されました。また、教育成果として、大学院生(日本学術振興会特別研究員含む)
による著書・論文(印刷中も含む)が 39 編以上(うち 6 編が英文)
、学会発表が 78 編
以上(うち国際学会が約 24 編)刊行・報告されました。同時に、平成 23 年度日本グル
ープ・ダイナミックス学会優秀論文賞、日本人間行動進化学会第 4 回大会若手優秀発表
賞、2011 年度日本社会心理学会若手研究者奨励賞等、さらに、日本証券奨学金、松下幸
之助記念財団 2011 年度研究助成、北海道大学クラーク記念財団外国人留学生奨学金や各
学会からの国際学会発表支援補助金等、多くの大学院生が学会賞や競争的資金を獲得し
ています。
実験の遂行状況
実験のほとんどは、人文・社会科学総合研究棟の 6 階に設立された国際ネットワーク
実験室、集団実験室及び感覚システム実験室において行われました。本年度の実験参加
登録者数は 1900 人以上、延べ人数は 3900 人を超えています。これらの実験は、大学院
生や事業推進担当者による学術論文や国内外の学会発表として報告されています。
謝辞
GCOE および社会科学実験研究センターにおける研究活動では、人間を対象とする実
験が中核になっているため、実験の参加者が集まらなければそもそも研究が成立しませ
ん。今年度も多くの実験研究を行うことができましたが、これもひとえに、ご参加いた
だいた学生の皆様、そして授業における実験参加者の募集に、貴重な時間を割いてくだ
さった先生方のご協力の賜物です。GCOE プログラムは平成 23 年度をもって事業を終了
しますが、これからの事業展開は社会科学実験研究センターに受け継がれます。5 年間に
わたる GCOE の研究教育活動に多くの方々から賜りました多大なるご理解とご支援に、
再度心より御礼申し上げますとともに、今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますよ
うお願い申し上げます。
31
◎組織的若手研究者の海外派遣プログラム平成 23 年度報告
1
概況
平成 23 年度は 22 年度に引き続き、大学院生、専門研究員を含むポスドクの海外派遣を
行った。事業の実績としては、13,710,432 万円を派遣費用に用い、派遣に係る支援室の経費・
事務補助員給与として 1,339,398 万円を支出した。本プログラムは、派遣費用の十分の一に
事務経費をおさえるルールになっている。また、全派遣者の 40%がポスドク以上であるこ
とが条件付けられている。
前年度でも見られたことだが、専門研究員の応募者が少ない。本研究科の専門研究員の
数は、この 2,3 年、50 名前後と少なくないが、応募するものは年に通算で数名である。ポ
スドクが少ないために大学院生を含めた母数を多くすることができずに、派遣者の総数も
伸びていない。
プログラムの趣旨は、ポスドク相当の若手研究者に海外での研修・調査・学術交流の機会
を提供し、キャリアパスとしえもらうこととされている。しかしながら、この趣旨が十分
に生かされない結果となっている。専門研究員の応募を増やすべく、アンケート調査を実
施して要望を尋ねたが、派遣費用が十分ではないとの意見が出た。そのため、平成 23 年度
最後の募集から日当と宿泊費を増額し、仮に 1 年間の派遣を受けた場合で計算すると、約
280 万円から 360 万円相当にまで滞在費を上積みした。つまり、月額 30 万円である。この
金額は、海外派遣の国費留学生と比べれば倍額に近く、極めて恵まれた条件と思われる。
平成 24 年度の募集は 3 回あるが、事業修了が平成 25 年 2 月をめどとするために長期派
遣については初回、中期派遣も二回目が事実上の募集しめきりとする予定である。おそら
く、文学研究科がこのようなプログラムを活用する機会はこの先少ないと思われるので、
専門研究員以上のポスドクの方々に積極的に活用して、海外に出かけていただきたいと念
願する次第である。
2
募集日程等
募集は下記の予定で行い、プログラム推進役の教員 2 名と研究推進委員会委員長・副委
員長(国際交流専門部会長)の計 4 名で選考した。派遣候補者は、文学研究科の諸専攻に
またがっており、中長期については書類審査と研究計画のプレゼンテーションによる 2 段
階の審査を実施した。研究計画書の書き方については、科研・助成の応募にかかる FD 等で
説明されたような留意点を守っているかどうか、修士課程・博士課程において着実な研究実
績があるかどうかが検討された。
32
出発期間
募集〆切
選考日
第一期
6 月-8 月
4 月 22 日
平成 23 年 5 月 6 日
第二期
9 月-11 月
6 月 24 日
平成 23 年 7 月 20 日
第三期
12 月-2 月
9 月 22 日
平成 23 年 9 月 30 日
第四期
3 月-5 月
12 月 26 日
平成 24 年 1 月 13 日
平成 23 年度派遣決定者一覧
3
派遣国・大学等はさまざまであり、専攻や講座ごとの計画的な派遣が特にあるわけではな
い。短期派遣が少ないのは、ポスドクの中長期派遣を優先的に選抜したためである。
派遣先国名
派遣開始日 派遣終了日 派遣期間 派遣期間分類
アメリカ
2011/5/22
2011/8/12
82
中期
英国
2011/7/29
2011/8/5
8
短期
アメリカ
2011/5/15
2011/7/24
71
中期
中国
2011/7/16
2011/9/18
65
中期
2011/9/1
2011/9/17
17
短期
韓国
2011/9/3
2011/10/1
29
短期
ドイツ
2011/11/29
2012/11/27
365
長期
韓国
2012/1/2
2012/3/30
89
中期
中国
2012/2/26
2012/8/23
180
長期
ドイツ
2012/5/11
2012/11/2
176
中期
カナダ
2012/4/1
2013/2/28
334
長期
カナダ
2012/4/1
2013/02/28
334
長期
ベルギー
2012/3/19
2013/2/28
346
長期
アメリカ
2012/5/1
2013/2/28
304
長期
オランダ・
ドイツ
プログラム取組責任者 櫻井義秀
33
◎「共生の人文学」プロジェクト等実施報告
1
プロジェクト実施の概要
「共生の人文学」プロジェクトは、大学院生の研究支援を目的に、国内外における学会
等における発表の際の旅費支援と国際学会予稿集等や国際学会誌・北海道大学文学研究科
英文ジャーナルへの投稿の際の校閲費を支援するというものです。
平成 17 年度から7年を経過し、支援件数は順調に伸びてきています。平成 23 年度の旅
費支援は 340 万円の予算を用意し、1年間を4期に分けて募集を行いました。また、平成
21 年度以降は、年度の後半については旅費支援の対象を資料調査にも拡大して予算を有効
に活用するように努めています。
平成 23 年度における旅費支援の申請件数は学会発表で 36 件、このうち 31 件を採択しま
した。資料調査は 15 件申請があり、11 件を採択しております。
旅費支援
学会発表
資料調査
合計
支援額(万円)
平成17年度
19
-
19
106
平成18年度
29
-
29
178
平成19年度
36
-
36
298
平成20年度
31
-
31
260
平成21年度
32
31
63
483
平成22年度
28
10
38
284
平成23年度
31
11
42
246
校閲費支援
支援件数
平成18年度
5
平成19年度
6
平成20年度
7
平成21年度
5
平成22年度
4
平成23年度
7
34
また、平成 23 年度は前年度に引き続き GCOE「心の社会性に関する教育研究拠点」研究
プロジェクトより予算をいただき「心の社会性と人文学」プロジェクトを行い、200 万円の
予算で執行しました。残念ながら申請者が少なく、大幅に予算を下回る結果となりました。
心の社会性と人文学
学会発表
2
資料調査
合計
支援額(万円)
平成22年度
17
6
23
187
平成23年度
9
3
12
64
プロジェクトの成果と課題
「共生の人文学」プロジェクトおよび「心の社会性と人文学」プロジェクトは、文学研
究科独自の大学院生支援制度です。ここ数年では国際学会、全国学会合わせて年間 30~40
件ほどの学会発表旅費を支援していることになります。このことが、本研究科大学院生の
研究業績の増加をもたらし、ひいては研究者としての成長に大きく貢献していることは間
違いありません。
これらの旅費支援制度は、申請者に対する審査を研究推進委員会が担当しております。
審査の内容は、学会発表においては研究発表概要、学会の概要と意義、研究業績等につい
て、調査においては調査・研修等の概要、調査・研修等の目的と意義、研究業績等につい
て申請書の内容を厳密に採点して行われています。申請する側(大学院生)から見るなら
ば、研究科内プロジェクトに応募することによって、自己の研究の目的と意義、研究計画
を明確にし、競争に耐え得る申請書を書くことが要求されることになります。このことは
日本学術振興会特別研究員制度のような外部の研究者支援を受けるためにも必要なノウハ
ウであると思われます。研究科独自の院生支援制度の拡充によって、本研究科大学院生の
研究業績がますます充実すること、研究能力がますます向上することを期待しております。
近年、日本学術振興会特別研究員制度の DC 採択が増えています。これに対応して修士課程
在学中から申請をすることがますます重要になってきていますが、研究科独自の院生支援
制度においては、審査の結果、博士課程の院生が圧倒的に多く採択されております。修士
課程の院生に研究業績を積ませること、研究能力を向上させることは今後の課題です。
(研究推進委員会 委員長 白木沢旭児)
35
◎平成 23 年度北方研究教育センター活動報告
平成 23 年度は出版 1 件、小規模の講演会等 9 件、シンポジウム 1 件のほか、3 回にわた
り「書香の森」の企画展示を行なった。
(なお、3 月中にさらに 2 件の講演会を予定)
。詳細
は以下の通り。
出版
『北方人文研究』第 4 号 (2012 年 3 月刊行予定)
講演会等
-北方研究教育センターサイエンスカフェ「ツンドラカフェ」
2011 年度 5 月より、2~3 ヶ月に一度の頻度で一般市民を対象としたサイエンスカフェを開
催している。原則として話し手は文学研究科に在籍する大学院生とし、一般の聴衆に向け
て自分の研究内容や意義を平易な言葉で説明する訓練の場としている。サイエンスカフェ
開催前におおむね 3 回ないし 4 回程度の打ち合わせを行ない、発表タイトルおよび発表内
容解説文の作成、プレゼン資料の作成、プレゼン方法等について実践的に指導している。
聴衆の反応はおおむね好意的であり、大学で行われている研究に触れる場として、また研
究者との交流の場として歓迎されている。アイヌ・先住民研究センターから主に広報活動
の面で後援を受けている。
(1) 第 1 回ツンドラカフェ
「ウイルタのおばあちゃんと暮らした 1 年」
話し手 山田 祥子
(北海道大学大学院文学研究科博士課程)
日時:2011 年 6 月 4 日(土) 14:00-15:30
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~b20232/events/event20110604.html
(2) 第 2 回ツンドラカフェ(番外編)
「歴史から学ぶ、そのために未来に記録を残す―宮城県石巻市の体験から―」
話し手 永野 正宏 ( 北海道大学大学院文学研究科修士課程 )
コメンテーター 谷本 晃久 ( 文学研究科准教授 )
日時:2011 年 7 月 30 日(土) 14:00-15:30
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~b20232/events/event20110730.html
(3) 第 3 回ツンドラカフェ
「見て、触れて、創るカムチャッカ先住民アート」
36
( 北海道大学大学院文学研究科修士課程)
話し手 大澤 夏美
日時:2011 年 10 月 30 日(土) 14:00-15:30
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~b20232/events/event20111015.html
(4) 第 4 回ツンドラカフェ
「都市でゲルに暮らす ― ウランバートル市民による街づくりの実践 ―」
話し手 滝口 良 (北海道大学大学院文学研究科博士候補生)
日時:2011 年 11 月 19 日(土) 14:00-15:30
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~b20232/events/event20111119.html
(5) 第 5 回ツンドラカフェ
「カムチャッカの伝統文化を歌い継ぐ ― 先住民アリュートル民族の歌と踊り ― 」
話し手 リディア・チェチュリナさん (アリュートル語・文化伝承者)
日時:2012 年 2 月 26 日(日) 14:00-15:30
(6) 第 6 回ツンドラカフェ
(タイトル未定)
話し手 大川 良輔 (北海道大学大学院文学研究科博士課程)
日時:2012 年 3 月
「ツンドラカフェ」アンケート集計結果
総合評価 (5 段階)
4.21
(61 件中)
20
とても満足
30
満足
8
普通
不満
0
とても不満
0
グラフ 1:評価内訳
3
無回答
0
5
10
15
20
25
30
35
- 北方研究教育センター談話会
学内および市内の研究者を対象とした、専門性の高い研究会。平成 23 年 7 月から開始し、
4 回開催、5 名から 15 名程度の参加者があった。
37
(1) Correlative Clauses with Interrogative in Udihe
Speaker: Sangyub Baek (Graduate School of Letters, Hokkaido University)
ウデヘ語の疑問詞を伴う相関構文
話し手 白 尚燁 (北海道大学大学院修士課程)
(英語による。通訳なし)
2011 年 7 月 2 日(土) 14:00-15:00
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~b20232/events/event20110702.html
(2) モンゴル語と満州語の関係について
講師: ハスバートル(中国・黒竜江大学満語研究センター教授)
(中国語による。通訳付き)
2011 年 8 月 2 日(火) 16:30-18:00
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~b20232/events/event20110802.html
(3) Theory of Written Sign and Practice of Deciphering the Jurchen Script
(女真文字の解読をめぐって:理論と実践)
講師 アレクサンドル・ペブノフ博士
(ロシア科学アカデミー言語学研究所主任研究員)
(英語による。通訳なし)
2011 年 11 月 18 日(金) 18:00-20:00
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~b20232/events/event20111118.html
(4) ロシア・トムスク州のシベリア言語研究
(言語ダイナミクス科学研究プロジェクト/北方研究教育センター談話会共催)
1. Tomsk Program of Documentation of Siberian Indigenous Languages
Dr. Andrey Filtchenko (Tomsk State Pedagogical University)
2. Code-switching in Eastern Khanty: sociolinguistic context of language change.
Dr. Olga Potanina (Tomsk Polytechnic University/Tomsk State Pedagogical University)
3. General Discussion
(英語による。通訳なし)
日時:2011 年 12 月 7 日(水) 18:00-20:00
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~b20232/events/event20111207.html
(5) 北海の言語
講師:清水 誠 教授 (北海道大学大学院 文学研究科 西洋言語学講座 )
2012 年 3 月 23 日(金) 17:30-19:00 (予定)
38
- シンポジウム
池上二良先生追悼シンポジウム「北方言語研究の歩み」
日時:2011 年 12 月 17 日(土) 10:00-17:20
【プログラム】
開会挨拶
第一部「北方言語研究の最前線」
シネヘン・ブリヤート語の「形動詞」
山越 康裕(札幌学院大学)
ニヴフ語の複数表示 丹菊 逸治 (北海道大学アイヌ・先住民研究センター)
アリュートル語の分詞 永山 ゆかり(北方研究教育センター)
コリマ・ユカギール語の複合名詞をめぐって 遠藤 史 (和歌山大学)
第二部「池上先生の北方言語研究」
満洲語学 津曲 敏郎 (北方研究教育センター)
ウイルタ語学 山田 祥子 (北海道立北方民族博物館)
ツングース語学 風間 伸次郎 (東京外国語大学)
アイヌ語学 佐藤 知己 (北方研究教育センター)
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~b20232/events/event20111217.html
- その他
文学部・文学研究科 1 階「書香の森」にて企画展示を行なった。(資料 1~3)
展示のほかに、twitter でも写真を公開し、好評を博した。
http://twitpic.com/photos/cnh_hokudai?page=3#type=gallery
http://twilog.org/tweets.cgi?id=cnh_hokudai&word=%E5%8C%97%E6%96%B9%E3%82%B9%E3
%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB
北方研究教育センター企画展示「北方スタイル ~シベリア先住民アートの世界~」
第 1 回カムチャッカ編:ファーとビーズのかわいい小物
日時:2011 年 4 月 10 日(日)~2011 年 5 月 6 日(金)
第 2 回サハリン編:暮らしをいろどるうずまきハート
日時:2011 年 5 月 6 日(金)~2011 年 6 月 8 日(水)
第 3 回ロシア沿海地方編:森のざわめき 水のきらめき
日時:2011 年 6 月 8 日(水)~2011 年 6 月 30 日(木)
(佐藤知己)
39
◎「応用倫理研究教育センター」平成 23 年度活動報告
はじめに
応用倫理研究教育センター(Center for Applied Ethics and Philosophy: CAEP)は、平
成 19 年 4 月に、応用倫理の教育研究にかかわる、国立大学では初の常設機関として本研究
科内に設立され、平成 23 年に 5 年目を迎えました。
前年度に引き続き本センターでは、①応用倫理学の諸領域およびジェンダー・セクシュ
アリティ学に関する研究・教育を推進すること、②世界トップレベルの研究成果を発信す
ること、③アジアにおける応用倫理研究・教育の拠点となることを目標として掲げ、活動
してきました。
運営体制
センター長:眞嶋俊造(応用倫理研究教育センター・准教授)
運営委員: 宇都宮輝夫 (宗教学インド哲学講座・教授)
蔵田伸雄(倫理学講座・教授)
近藤智彦(倫理学講座・准教授)
瀬名波栄潤(西洋文学講座・准教授)
瀧川哲夫(心理システム科学講座・教授)
宮内泰介(地域システム講座・教授)
村松正隆(倫理学講座・准教授)
山田友幸(哲学講座・教授)
事務局長: 中地美枝(応用倫理研究教育センター・准教授)
事務局員: 増渕隆史(倫理学講座・助教)
1. 応用倫理研究会
本センターでは 1~2 か月に 1 回程度、学内外の応用倫理研究者や実務家を招いて応用倫
理研究会を開催し、学術交流に努めております。平成 23 年度の研究会は全 10 回、下記の
通り行われました。
回
日時
講演題目
講師(所属)
1
5 月 27 日
功利主義はビジネス倫理の原理とな
増渕隆史(本学文学研究科・助教)
りうるか
2
3
6 月 30 日
7月8日
「スポーツのエートス再考――「決
川谷茂樹(北海学園大学法学部・
定」について」
教授)
「カントの「理性の事実」
」
松本大理(ケルン大学・博士課程)
40
7 月 22 日
4
8月2日
5
「アメリカ・ジャーナリズム倫理学の
塚本晴二朗(日本大学大学院新聞
史的展開」
学研究科・教授)
「臓器売買――その現実・法・倫理」 粟屋剛(岡山大学大学院医歯薬学
総合研究科・教授)
9 月 29 日
6
10 月 7 日
7
10 月 27 日
8
Present reflections on peace
Dr. Gilles Campagnolo
nowadays: How a retrospective view
(Directeur de Recherches
on the concept may help us
CNRS/University of Provence)
「応用ということ――あるいはヘー
山内廣隆(広島大学大学院文学研
ゲルの啓蒙批判」
究科・教授)
The Use of Moral Judgments
Prof. Michael Slote(University of
Miami)
12 月 8 日
9
「性決定と性比」
黒岩麻里(本学理学研究院・准教
授)
10
2 月 16 日
「よき生と技術をめぐる対話――異
田坂さつき(立正大学文学部哲学
領域協働の福祉ものづくりを通して」 科・准教授)
2. 第6回応用倫理国際会議の開催
平成 23 年 10 月 28 日~30 日にかけて、第 6 回応用倫理国際会議を開催しました。基調
講演 4 本とワークショップ、加えて 45 本の一般研究発表があり、世界 11 カ国から 120 名
余りの参加がありました。講演者としてマイケル・スロート氏(マイアミ大学・教授)
、ド
リス・シュローダー氏(中央ランカシャー大学・教授)
、マイケル・デイヴィス氏(イリノ
イ工科大学・教授)
、マイケル・グロス氏(ハイファ大学・教授)を迎えて行われた基調講
演のテーマは、徳倫理、工学倫理、技術者倫理、グローバルエシックスと多岐にわたりま
した。
41
3.
国際シンポジウム「ワーク・ライフ・バランス:持続可能な幸福の追求」
の開催
平成 23 年 10 月 29 日には、応用倫理国際会議の一環で、国際シンポジウム 「ワーク・
ライフ・バランス:持続可能な幸福の追求」を主催しました。近年注目されている「ワー
ク・ライフ・バランス」をテーマに取り上げ、男性も女性も共により多くの喜びを感じな
がら生きられる社会作りを目指すため、仕事と家庭生活の調和を促進しようとするジェン
ダー政策や民間の活動について小野浩氏(テキサスA&M大学・准教授)
、坂本純子氏(新
座子育てネットワーク・代表理事)
、石井クンツ昌子氏(お茶の水女子大学・教授)にご講
演いただきました。会場には 110 名以上の参加があり、討論会では活発な議論が交わされ
ました。北海道および札幌市からシンポジウムの趣旨にご賛同いただき、ご後援を得るこ
とが出来ました。
4.
英語論文集 Applied Ethics: Life Environment and Society, 英文学術誌
Journal of Applied Ethics and Philosophy, 和文学術誌『応用倫理』の刊行
平成 22 年 10 月に開催された第 5 回応用倫理国際会議の発表をもとにした英語論文集
Applied Ethics: Old Wine in New Bottles?、査読付き英文学術誌 Journal of Applied
Ethics and Philosophy Vol. 3、査読付き和文学術誌『応用倫理』第 5 号及び別冊を冊子体
およびウェブ上で刊行いたしました。電子媒体はセンターウェブページより閲覧、ダウン
ロード(http://ethics.let.hokudai.ac.jp/)できます。
平成 24 年度に向けて
本センターのモットーは「理論と実践を架橋する応用倫理研究教育の展開」です。現代
社会の抱える様々な問題を「倫理」という観点から読み解き、哲学的・倫理学的に分析、
解決策を模索するということは、きわめて困難な課題ですが、私たちは、諸科学や実務家
と連携しつつこの課題に立ち向かってゆきたいと考えております。今後も皆様のご協力と
ご支援をお願いいたします。
(眞嶋俊造)
42
◎ 平成 23 年度研究助成金等採択状況
申請件数 2 (継続 2 新規 0)→採択件数 2 (継続 2 新規 0)
特定領域研究
課題番号
研究代表者
職
名
研
究
課
備
題
平成23年度
19046005
山岸
俊男
19046006
亀田
達也
特任教授
教
授
社会行動の文化・
制度的基盤
集団行動と社会規
範
計
2件
平成24年度
平成25年度
平成26年度
13,400
13,400
11,700
-
10,300
10,300
8,700
-
考
23,700
新学術領域研究(公募) 申請件数 2 (継続 0 新規 3)→採択件数 2 (継続 0 新規 2)
課題番号
研究代表者
職
名
研
究
課
備
題
平成23年度
23101501
23101503
高倉
高橋
純
助教
伸幸
准教授
北海道の旧石器時
代石器群における
石器接合資料分析
をもとにした学習
行動の復元
サピエンス固有の
学習能力の同定
計
2件
平成24年度
平成25年度
平成26年度
1,400
1,400
-
-
1,500
1,500
-
-
考
2,900
新学術領域研究(領域代表)申請件数 2(継続 0 新規 2)→採択件数 2 (継続 0 新規 2)
課題番号
研究代表者
職
名
研
究
課
備
題
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
考
23101001
仲
真紀子
教授
法と人間科学
16,400
13,000
13,200
12,400
27 年度
12,400
23101010
仲
真紀子
教授
子どもへの司法面
接:面接法の改善
その評価
13,400
10,000
10,100
9,500
27 年度
9,500
2件
29,800
計
申請件数 1 (継続 0 新規 1)→採択件数 1 (継続 0 新規 1)
基盤研究(S)
課題番号
研究代表者
職
名
研
究
課
備
題
平成23年度
23223003
山岸
計
俊男
特任教授
向社会的行動の心
理・神経基盤と制
度的基盤の解明
30,000
1件
30,000
43
平成24年度
平成25年度
平成26年度
32,100
37,000
27,400
考
27 年度
23,500
申請件数 2 (継続 1 新規 1)→採択件数 2 (継続 1 新規 1)
基盤研究(A)
課題番号
研究代表者
職
名
研
究
課
題
平成23年度
20243028
宮内
泰介
23251011
石塚
晴通
教
授
名誉教授
アダプティブ・ガ
バナンスと市民調
査に関する環境社
会学的研究
漢字文化圏におけ
る典籍の集積、国
際的伝播及びその
伝承に関する実証
的研究
2件
計
平成24年度
平成25年度
平成26年度
4,300
4,300
-
-
10,700
9,300
8,600
9,800
備
考
備
考
15,000
基盤研究(B) 申請件数 13 (継続 6 新規 2)→採択件数 8 (継続 6 新規 2)
課題番号
研究代表者
職
名
21320001
新田
孝彦
教
授
21320060
佐藤
淳二
教
授
21320061
望月
恒子
教
授
21401036
宮武
公夫
教
授
22320075
津曲
敏郎
教
授
22402034
櫻井
義秀
教
授
23300079
松永
理恵
専門研究
員
23320133
23320188
白木沢
旭
教授
児
煎本
計
孝
特任教授
研
究
課
題
専門職倫理の統合
的把握と再構築
フランス啓蒙思想
における<戦争>表
象と<平和>表象の
包括的研究
辺境と異境-非中
心におけるロシア
文化の比較研究
フレデリック・ス
ターの東アジア調
査に関する総合的
研究
北東アジア危機言
語の記述と類型に
関するネットワー
ク構築
ポストグローバル
時代の東アジアに
おける階層分化と
宗教文化再編
音楽感性情報処理
過程の解明:脳計
測,計算モデル,
文化比較からの統
合的アプローチ
北東アジアにおけ
る帝国のプレゼン
スと地域社会
現代チベット社会
科における超域的
連携の形成と伝統
文化・アイデンテ
ィティの維持
8件
平成23年度
平成24年度
3,000
3,500
2,100
平成26年度
-
-
-
-
2,300
2,700
-
-
2,800
2,200
-
-
2,200
2,600
5,000
4,300
6,400
3,900
3,300
2,100
4,600
5,400
3,100
1,000
1,900
1,600
1,500
30,300
44
700
平成25年度
2,200
-
2,600
-
-
基盤研究(C) 申請件数 35 (継続 16 新規 19)→採択件数 27 (継続 16 新規 11)
課題番号
研究代表者
職
名
研
究
課
備
題
平成23年度
20510222
村田
20520002
中戸川孝治
21520121
応
21520122
鈴木
勝幸
准教授
教
授
雄
准教授
幸人
准教授
21520310
安西
眞
教
授
21520425
清水
誠
教
授
21520659
21520731
22500239
22520120
22520381
井上
勝生
長谷川
名誉教授
貴
准教授
彦
柴田
みど
り
中村
藤田
専門研究
員
三春
教授
健
准教授
22520382
加藤
重広
准教授
22520454
池田
証壽
教授
ディアスポラとし
てのニューヨーク
のハイチ系住民に
関する学際的研究
量子搖動の論理-
圏論による記述:
時空の起源からの
考察
中国第6世代映
画・「新記録映画」
に関する総合的研
究
近世・近代の「菅
公イメージ」形成
と変容の研究
ヨーロッパと『イ
リアス』理解の研
究
フリジア語研究の
ドイツ語学・英語
学への貢献と研究
成果の継承
日清戦争時、日本
軍の朝鮮甲午農民
軍討滅作戦に関す
る研究
産業革命期イギリ
スの貧困と福祉に
関する社会史的研
究
発話意図の推論に
関与する神経基盤
の検討
1950年代日本
映画と日本文学と
の相関研究
ロマンス語におけ
る冠詞の対照研究
日本語の語彙と構
文の分析から体系
化する語彙推意と
構文推意の理論
字書記述と実用例
との対比から見た
漢字字体規範の形
成―『類聚名義抄』
を中心に―
45
800
700
平成24年度
-
700
平成25年度
平成26年度
-
-
-
-
600
-
-
-
700
-
-
-
900
-
-
-
500
-
-
-
600
500
600
-
600
600
500
-
900
900
-
-
1,100
900
-
-
-
-
600
600
1,100
700
-
-
1,100
800
-
-
考
22520813
小田
佐々木
23520001
千葉
准教授
22601001
進
大沼
准教授
22530667
博志
亨
教授
惠
教授
23520002
藏田
伸雄
教授
23520051
近藤
浩之
准教授
23520114
谷古宇
尚
准教授
長谷川
功
専門研究
23520143
一
員
23520205
押野
武志
准教授
23520796
谷本
晃久
准教授
23520857
太田
敬子
教授
23530637
樽本
英樹
准教授
計
植民地後和解の人
類学的研究―ドイ
ツと旧アフリカ領
との関係を事例と
して
社会的ジレンマ場
面における手続き
的公正の共益的視
点導入効果:札幌
市廃棄物政策事例
公立ミュージアム
での評価導入・運
用の検証と「評価
パッケージ」の提
案
アリストテレス
『デアニマ』の翻
訳と註解
道徳的行為の動機
付けに関する内在
主義と誠実さの徳
倫理との関連につ
いての研究
日本中世期におけ
る易学の受容と発
展に関する研究
フランシスコ会の
美術-「聖霊」と
「聖霊派」の図像
について
1940・50年
代のアメリカ犯罪
映画における摩天
楼と自動車の表象
の総合的研究
1968年以降の
現代文学とサブカ
ルチャーの相互交
渉と再編に関する
総合的研究
北海道所在史料群
の伝存状況からみ
る地域的特質に関
する基礎的研究
中世東地中海を巡
る国際関係及び海
運史の再検討
市民権制度のポス
トナショナルな変
容に関する国際比
較研究
27 件
800
500
500
1,000
1,100
-
-
500
700
900
-
900
900
-
1,100
1,100
-
1,200
-
800
1,300
1,500
1,200
800
800
700
800
1,000
500
200
-
1,400
1,500
900
-
1,800
1,000
1,200
-
1,600
1,300
1,100
-
1,600
1,200
1,200
-
24,300
46
800
27 年度 900
挑戦的萌芽研究
課題番号
研究代表者
申請件数 7 (継続 3 新規 4)→採択件数 4 (継続 3 新規 1)
職
名
研
究
課
題
平成23年度
21652005
櫻井
義秀
教
22653071
高橋
伸幸
准教授
22653105
平澤
和司
准教授
安達
真由
23650131
授
准教授
美
限界<寺院・神社・
教会>の地域研究
秩序問題への学際
的アプローチ-認
知的制約と社会ネ
ットワーク構造の
効果の解明
大学教育効果をめ
ぐる卒業生調査と
大規模社会調査の
統合的分析に関す
る研究
胎児が音楽に触れ
るとき:胎児と妊
婦の個人特性に注
目した縦断的探究
4件
計
平成24年度
平成25年度
-
-
-
1,400
-
-
-
500
-
-
-
600
-
考
備
考
平成26年度
900
2,100
備
-
4,900
若手研究(A) 申請件数 2 (継続 2 新規 0)→採択件数 2 (継続 2 新規 0)
課題番号
研究代表者
職
名
20682005
守川
知子
准教授
22682008
高瀬
克範
准教授
研
究
課
題
シーア派イスラ
ーム社会を中心
とした聖地巡礼
の比較史的研究
カムチャッカ半
島出土土器の年
代学的研究
2件
計
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
1,500
1,500
-
-
3,200
2,900
2,000
-
4,700
若手研究(B) 申請件数 44 (継続 15 新規 29)→採択件数 18 (継続 15 新規 3)
課題番号
研究代表者
職
名
研
究
課
備
題
平成23年度
19720040
19720085
長谷川
千
平成26年度
連歌百韻・千句古
注釈の総合的研究
500
-
-
-
助教
アリュートル語音
声資料によるテキ
スト資料データベ
ース構築とそれに
もとづく記述研究
600
-
-
-
ゆか
り
平成25年度
准教授
尋
永山
平成24年度
47
考
20700236
高橋
泰城
21700838
森口
眞衣
准教授
専門
研究員
21720001
村松
正隆
21720025
江尻
徹誠
准教授
専門
研究員
21720027
21720130
21720219
近藤
松江
川口
智彦
准教授
崇
准教授
暁弘
准教授
21720220
橋本
雄
准教授
21720280
髙倉
純
助
21720281
教
専門研究
荒山
千恵
員
21730582
森本
22720001
眞嶋
22720031
西
琢
俊造
助
教
准教授
専門研究
信康
員
意志決定の神経
化学基盤に関す
る神経経済学的
研究
アーユルヴェー
ダ文献・仏教経典
を用いた古代イ
ンド精神医学史
の研究
ルヌーヴィエの
実践哲学の構造
とフランス自由
主義の哲学
清初以降の清代
詩経学における
思想的連続性に
関する研究
ヘレニズム・ロー
マ期の哲学にお
ける「運命」論の
全体像
漢語文法史の視
点による早期漢
訳仏典言語研究
昭和戦前期の憲
法観の研究
室町幕府の外交
儀礼と唐物文化
に関する基礎的
研究
北東アジアにお
ける押圧細石刃
剥離方法の出現
と展開に関する
比較研究
出土「琴」の製
作・使用実験によ
る復元的研究
視覚的,触運動覚
的,運動的な情報
を包含するワー
キングメモリモ
デルの構築
武力紛争におけ
る民間人犠牲者
への回復的正義
についての応用
倫理学的研究
郭店楚簡と戦国
諸子思想の研究
48
600
600
-
-
500
-
-
-
500
-
-
-
200
-
-
-
600
-
-
-
500
-
-
-
500
500
-
-
800
900
-
-
1,000
-
-
-
700
-
-
-
500
500
-
-
500
500
-
-
500
400
-
-
-
23720001
専門研究
見附
陽介
員
23720398
仁平
尊明
23720416
齋藤
貴之
准教授
専門研究
員
「アーキテクチャの
排除機能」と「身体
の承認」に関する社
会哲学的研究
北海道における作物
産地の存続に関する
農業地理学的研究
300
100
200
-
500
500
400
-
北海道の鍛冶屋の変
化と生存
1,100
600
900
18 件
10,500
計
申請件数 9 (継続 0 新規 7)→採択件数2(継続 0 新規2)
研究活動スタート支援
課題番号
研究代表者
職
名
研
究
課
備考
題
平成23年度
23820001
専門研究
山田
敦士
員
23820002
専門研究
小林
500
晃
員
平成24年度
平成25年度
平成26年度
未解明ワ族支系に対す
る記述言語学的研究
1,200
1,100
-
-
12~15 世紀中国にお
ける華北・江南の政治
的統合過程の研究
1,100
1,000
-
-
2件
2,300
計
アイヌ・先住民研究センター
若手研究(B)
課題番号
研究代表者
申請件数 4 (継続 1 新規 3)→採択件数 2 (継続 1 新規 1)
職
名
研
究
課
題
平成23年度
22710242
博士研究
水谷
裕佳
員
23730786
若園
雄志
博士研究
郎
員
米国の都市先住民と
まちづくり
900
博物館図録の教育学
的研究
500
計
2件
平成24年度
平成25年度
平成26年度
700
-
-
200
-
-
備
考
備
考
1,400
社会科学実験研究センター
基盤研究(C) 申請件数 1 (継続 0 新規 1)→採択件数 1 (継続 0 新規 1)
課題番号
23530717
研究代表者
職
名
博士
伊藤
圭子
研究員
計
研
究
課
題
エコ・カルチャー理論
による障害児及び健常
児を持った日米家族比
較研究
1件
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
500
300
300
300
500
49
◎平成 23 年度各種委員会委員等名簿
委 員 会 名 等
委 員 名
任
研究科長
22.4.1~24.3.31
櫻井義秀
22.4.1~24.3.31
研究科長
22.4.1~24.3.31
櫻井義秀
20.4.1~24.3.31
役員補佐(総長補佐,企画・経営室)
新田孝彦
19.5.1~23.3.31
再任(21. 4. 1~)
役員補佐(評価室)
山田貞三
21.4.1~25.3.31
再任(23. 4. 1~)
研究戦略室室員
山田友幸
23.4.1~25.3.31
教育改革室室員
仲
眞紀子
21.4.1~25.3.31
和田博美
23.4.1~25.3.31
教育改革室WG
櫻井義秀
21.4.1~任期の定め無し
教育改革室大学院教育検討WG
仲
21.4.1~任期の定め無し
学生委員会
山本文彦
23.4.1~24.3.31
櫻井義秀
22.5.10~24.3.31
研究科長
22.4.1~24.3.31
櫻井義秀
23.4.1~25.3.31
和田博美
23.4.1~25.3.31
教職課程専門委員会
橋本雄一
23.4.1~25.3.31
大学院専門委員会
櫻井義秀
23.4.1~24.3.31
教務委員会留学生教育専門委員会委員
和田博美
23.4.1~24.3.31
教務委員会留学生教育専門委員会委員
藤田
健
23.4.1~25.3.31
橋本雄一
21.4.1~24.3.31
教育研究評議会
部局長等連絡会議
代理者
学生相談専門委員会
教務委員会
北海道大学OCW 連絡責任者
50
眞紀子
期
備
考
副研究科長再任
(22.4.1~)
再任(23. 4. 1~)
(→室員である限り)
再任(23. 4. 1~)
高等教育推進機構副
機構長
委 員 会 名 等
委 員 名
任
期
備
考
高等教育推進機構
運営委員会
研究科長
22.4.1~24.3.31
和田博美
23.4.1~25.3.31
学務委員会
研究科長
22.4.1~24.3.31
副機構長(全学教育部長)
和田博美
23.4.1~24.3.31
全学教育専門委員会
佐々木
啓
23.6.1~25.3.31
総合教育教務専門委員会
佐々木
啓
23.6.1~25.3.31
総合教育移行専門委員会
佐々木
啓
23.6.1~24.3.31
高等教育開発研究専門委員会
中村三春
22.10.8~25.3.31
生涯学習計画研究専門委員会
小野芳彦
23.4.1~25.3.31
予算・施設・安全管理委員会
宮武公夫
22.10.8~24.3.31
入学者選抜研究専門委員会
清水
誠
22.10.8~24.5.31
仕様策定委員会
佐々木
亨
任期の定め無し
望月恒子
23.4.1~24.3.31
高等教育推進機構研究員
佐々木
亨
23.4.1~24.3.31
高等教育推進機構研究員
瀬名波 栄潤
23.4.1~24.3.31
(企画責任者)
佐藤 錬太郎
23.4.1~25.3.31
思索と言語
三木
聰
23.4.1~25.3.31
歴史の視座
応
雄
23.4.1~25.3.31
芸術と文学
安達 真由美
23.4.1~25.3.31
芸術と文学
金子
勇
23.4.1~25.3.31
社会の認識
菱谷晋介
23.4.1~25.3.31
科学・技術の世界
川端康弘
23.4.1~25.3.31
心理学実験
宮武公夫
22.4.1~24.3.31
外国語演習
小田博志
22.4.1~24.3.31
人文・社会科学の基礎
藏田伸雄
23.4.1~25.3.31
人間と文化
藏田伸雄
23.4.1~25.3.31
教養科目
佐々木
啓
23.4.1~25.3.31
学問の世界
フロンティア基金マネージメントグループ学内ディレクター
宇都宮 輝 夫
18.4.1~24.3.31
再任(23.4.1~)
保健管理センター運営委員会
小野芳彦
23.4.1~25.3.31
教育支援部アカデミック・サポートセン
ターアカデミックアドバイザー
北海道大学全学教
育科目責任者
(担当責任者)
51
副機構長
前センター長補佐 22.4.1
~24.3.31
再任(23. 4. 1~)
委 員 会 名 等
委 員 名
ハラスメント防止等対策室員
仲
眞紀子
19.4.1~25.3.31
ハラスメント相談員
水溜 真由美
22.4.1~24.3.31
田山忠行
23.4.1~25.3.31
ジェンダーに関する研究教育体制整備検討WG
任
期
望月恒子
18.11.2~
瀬名波 栄 潤
18.11.2~
附属図書館館長
新田孝彦
23.4.1~25.3.31
附属図書館副館長
望月恒子
23.4.1~25.3.31
図書館委員会
高橋英光
23.4.1~25.3.31
図書館情報システム仕様策定委員会
高橋英光
23.12.1~24.8.31
文書館副館長
白木沢 旭 児
20.4.1~25.3.31
博物館長
津曲敏郎
23.4.1~25.3.31
運営委員会
新田孝彦
23.4.1~25.3.31
佐々木 亨
23.4.1~25.3.31
学術標本検討専門委員会
佐 々木 亨
佐々木 亨
展示専門委員会
佐々木 亨
23.4.1~24.3.31
展示専門委員会
鈴木幸人
23.4.1~25.3.31
展示専門委員会
山崎孝治
23.4.1~25.3.31
点検評価委員会
佐々木 亨
23.6.1~25.5.31
白木沢 旭 児
23.4.1~25.3.31
備
考
再任(23. 4. 1~)
再任(23. 4. 1~)
総合博物館
モデルバーン等の一般公開に関
する専門委員会
埋蔵文化財運営委員会
小杉
康
17.10.20~25.3.31
アイヌ・先住民研究センター運営委員会
佐藤知己
23.4.1~25.3.31
社会科学実験研究センター長
亀田達也
23.4.1~24.3.31
社会科学実験研究センター運営委員会
和田博美
23.4.1~24.3.31
山岸俊男
23.4.1~24.3.31
教育情報システム学内共同利用委員会
大西郁夫
22.4.1~24.3.31
情報ネットワークシステム学内共同利用委員会
村田勝幸
22.4.1~24.3.31
樽本英樹
委嘱日 ~25.3.31
観光学高等研究センター運営委員会
情報基盤センター
共同利用・共同研究委員会システム利用専門委
員会
52
再任(23. 4. 1~)
委 員 会 名 等
委 員 名
任
期
リテラポプリ編集員
村松正隆
22.4.1~24.3.31
男女共同参画推進員
佐藤 錬太郎
22.4.1~24.3.31
男女共同参画委員会企画調査専門委員会委員
太田敬子
23.9.1~25.8.31
スラブ研究センター運営委員会
津曲敏郎
22.4.1~24.3.31
スラブ研究センター協議員会
津曲敏郎
22.4.1~24.3.31
薬学研究院生命倫理委員会委員
藏田伸雄
21.4.1~24.3.31
環境ナノ・バイオ工学研究センター運営委員会委員
菱谷晋介
22.4.1~24.3.31
副センター長
藏田伸雄
23.4.1~24.3.31
運営委員会委員
池田
透
20.4.1~24.3.31
サステイナビリティ学教育プログラム専門委員会委員
池田
透
22.4.1~24.3.31
藏田伸雄
22.4.1~24.3.31
増渕隆史
22.4.1~24.3.31
藏田伸雄
22.4.1~24.3.31
人材育成本部人事選考委員会委員
冨田康之
22.4.1~24.3.31
情報環境推進本部員
望月恒子
23.4.1~25.3.31
環境負荷低減推進員
白木沢 旭 児
23.8.1~25.7.31
環境負荷低減推進員補佐
戸來茂樹
23.8.1~25.7.31
歴史的資産活用タスク・フォース
小杉
康
22.6.1~25.3.31
大型競争的資金検討会構成員
櫻井義秀
23.4.1~25.3.31
運営委員会委員
研究科長
22.7.8~24.6.30
国際担当教員
佐々木
啓
任期の定め無し
統括プロジェクトディレクター
瀬名波 栄潤
22.4.1~24.3.31
津曲敏郎
22.11.15~25.3.31
弓巾 和 順
23.8.10~24.3.31
亀田達也
23.4.1~24.3.31
備
考
再任(23. 4. 1~)
再任(22.4.1~)
サステイナビリティ学教育研究センター
研究調査専門委員会委員
再任(22.4.1~)
サテイナブルキャンパス推進本部
再任(23. 4. 1~)
北海道大学国際本部
創成研究機構評価委員会
情報法政策学研究センター運営委員会
53
再任(23. 4. 1~)
委 員 会 名 等
委 員 名
任
期
備
考
クラス担任(兼安全主任者)・副担任
クラス担任
長谷川 貴彦
23.4.1~24.3.31
1クラス(クラス担任代表者)
竹内康浩
23.4.1~24.3.31
2クラス
李
連珠
23.4.1~24.3.31
3クラス
安達 真由美
23.4.1~24.3.31
4クラス
砂田
徹
23.4.1~24.3.31
14クラス
池田証壽
23.4.1~24.3.31
1クラス
小杉
康
23.4.1~24.3.31
2クラス
竹内修一
23.4.1~24.3.31
3クラス
高橋泰城
23.4.1~24.3.31
4クラス
学部相談員
砂田
徹
任期の定め無し
安全衛生本部運営委員会
山本文彦
23.4.1~25.3.31
全学運用教員審査会委員
研究科長
23.4.1~24.3.31
外国語教育センター運営委員会
山田貞三
23.4.1~25.3.31
クラス副担任
54
(研究科・学部)
委員会名等
副研究科長
総務委員会
(任期2年)
点検評価委員会
(任期2年)
委
員
任
期
備
櫻 井 義 秀
20.4.1~24.3.31
白木沢 旭児
22.4.1~24.3.31
研 究 科 長
22.4.1~24.3.31
櫻 井 義 秀
20.4.1~24.3.31
(副研究科長)
白木沢 旭児
22.4.1~24.3.31
(副研究科長)
仲
眞紀子
20.4.1~24.3.31
山 本 文 彦
22.4.1~24.3.31
研 究 科 長
22.4.1~24.3.31
櫻 井 義 秀
20.4.1~24.3.31
(副研究科長)
白木沢
旭児
22.4.1~24.3.31
(副研究科長)
眞紀子
20.4.1~24.3.31
(総務委員会委員)
山 本 文 彦
22.4.1~24.3.31
(総務委員会委員)
仲
事
入学試験委員会
名
務
長
再任(22.4.1~)
委員長
委員長
再任(22.4.1~)
再任(22.4.1~)
22.4.1~
22.4.1~24.3.31
委員長
櫻 井 義 秀
20.4.1~24.3.31
副委員長 (副研究科長)
白木沢 旭児
22.4.1~24.3.31
(副研究科長)
眞紀子
22.4.1~24.3.31
(総務委員会委員)
山 本 文 彦
22.4.1~24.3.31
(総務委員会委員)
千
葉
惠
23.4.1~25.3.31
(思想文化学専攻長)
佐々木
亨
23.4.1~25.3.31
(歴史地域文化学専攻長)
中 村 三 春
23.4.1~25.3.31
(言語文学専攻長)
金 子
23.4.1~25.3.31
(人間システム科学専攻長)
勇
再任(22.4.1~)
再任(22.4.1~)
研 究 科 長
仲
考
55
再任(22.4.1~)
委員会名等
教務委員会
(任期2年)
学生委員会
(任期2年)
委
員
名
任
期
備
櫻 井 義 秀
23.4.1~24.3.31
委員長(副研究科長)
川 端 康 弘
20.4.1~24.3.31
副委員長 (心理システム科学講座)
佐 々 木
啓
23.4.1~25.3.31
副委員長 (宗教学インド哲学講座)
村 松 正 隆
22.4.1~24.3.31
中戸川
孝治
21.4.1~25.3.31
鈴 木 幸 人
22.4.1~24.3.31
(芸術学講座)
川 口 暁 弘
22.4.1~24.3.31
(日本史学講座)
守 川 知 子
21.4.1~25.3.31
(東洋史学講座)
長谷川 貴彦
22.4.1~24.3.31
(西洋史学講座)
権
錫 永
23.4.1~25.3.31
(歴史文化論講座)
高 瀬 克 範
23.4.1~25.3.31
(北方文化論講座)
宇 山 智 彦
20.4.1~24.3.31
(スラブ社会文化論講座)
野 村 益 寛
22.4.1~24.3.31
(西洋言語学講座)
竹 内 修 一
23.4.1~25.3.31
(西洋文学講座)
加 藤 重 広
23.4.1~25.3.31
(言語情報学講座)
金 沢 英 之
23.4.1~25.3.31
(日本文化論講座)
松 江
崇
23.4.1~25.3.31
(中国文化論講座)
佐 藤 淳 二
23.4.1~25.3.31
(映像・表現文化論講座)
橋 本 雄 一
23.4.1~25.3.31
高 橋 泰 城
22.4.1~25.3.31
(行動システム科学講座)
平 澤 和 司
23.4.1~24.3.31
(社会システム科学講座)
山 本 文 彦
23.4.1~25.3.31
委員長(総務委員会委員)
武 田 雅 哉
23.4.1~25.3.31
副委員長(言語文学専攻)
細 田 典 明
23.4.1~25.3.31
(思想文化学専攻)
吉 開 将 人
23.4.1~25.3.31
(歴史地域文化学専攻)
樽 本 英 樹
23.4.1~25.3.31
(人間システム科学専攻)
考
再任(22.4.1~)
(倫理学講座)
(哲学講座)
再任(23.4.1~)
再任(23.4.1~)
再任(232.4.1~)
(地域システム科学講座)
56
再任(23.4.1~)
委員会名等
研究推進委員会
(任期2年)
委
員
名
備
考
23.4.1~24.3.31
委員長(副研究科長)
高 橋 英 光
23.4.1~25.3.31
副委員長,図書・出版専門部会長
藤 田
健
22.4.1~24.3.31
副委員長,国際交流専門部会長
橋 本
雄
22.4.1~25.3.31
尚
23.4.1~25.3.31
細 田 典 明
23.4.1~25.3.31
村 田 勝 幸
23.4.1~25.3.31
池 田
(任期2年)
期
白 木 沢 旭児
谷 古 宇
広報委員会
任
再任(23. 4. 1~)
透
22.4.1~25.3.31
樽 本 英 樹
23.4.1~25.3.31
仲
眞紀子
23.4.1~25.3.31
委員長(総務委員会委員)
加 藤 重 広
23.4.1~25.3.31
副委員長(広報誌専門部会長)
細 田 典 明
23.4.1~25.3.31
副委員長(公開事業専門部会長)
藏 田 伸 雄
23.4.1~25.3.31
浅 沼 敬 子
23.4.1~25.3.31
小 田 博 志
23.4.1~25.3.31
村 田 勝 幸
23.4.1~25.3.31
〃
23.4.1~25.3.31
(言語文学専攻)
後 藤 康 文
23.4.1~25.3.31
〃
大
23.4.1~25.3.31
瀬名波
池
栄
沼
田
潤
進
再任(23. 4. 1~)
再任(21. 4. 1~)
(思想文化学専攻)
〃
(歴史地域文化学専攻)
(人間システム科学専攻)
透
23.4.1~25.3.31
〃
川 端 康 弘
22.4.1~24.3.31
(委員長指名)
◎防火対策委員会
委員会名等
防火対策委員会
委
員
名
研 究 科 長
任
期
20.4.1~
備
考
文系4部局長
◎文系共同教育研究棟利用委員会
委員会名等
文系共同教育研究棟利用委員会
委
員
名
櫻 井 義 秀
任
期
22.4.1~24.3.31
57
備
副研究科長
考
◎専攻長
委員会名等
専攻長
(任期1年)
委
員
千
名
葉
金
期
備
惠
23.4.1~24.3.31
思想文化学専攻
亨
23.4.1~24.3.31
歴史地域文化学専攻
三 春
23.4.1~24.3.31
言語文学専攻
勇
23.4.1~24.3.31
人間システム科学専攻
佐 々 木
中 村
任
子
考
◎講座主任(兼安全主任者)
委員会名等
委
講座主任
千 葉
(任期1年)
員
名
任
期
備
考
惠
23.4.1~24.3.31
哲学講座
藏 田 伸 雄
23.4.1~24.3.31
倫理学講座
藤 井 教 公
21.4.1~24.3.31
宗教学インド哲学講座
再任(23.4.1~)
北 村 清 彦
16.4.1~24.3.31
芸術学講座
再任(23.4.1~)
谷 本 晃 久
22.4.1~24.3.31
日本史学講座
再任(23.4.1~)
三 木
聰
22.4.1~24.3.31
東洋史学講座
再任(23.4.1~)
砂 田
徹
22.4.1~24.3.31
西洋史学講座
再任(23.4.1~)
太 田 敬 子
21.4.1~24.3.31
歴史文化論講座
再任(23.4.1~)
亨
23.4.1~24.3.31
北方文化論講座
佐 々 木
宇
山
智
彦
20.4.1~24.3.31
スラブ社会文化論講座
望
月
恒
子
23.4.1~24.3.31
西洋言語学講座
山
田
貞
三
23.4.1~24.3.31
西洋文学講座
佐
藤
知
己
23.4.1~24.3.31
言語情報学講座
冨
田
康
之
23.4.1~24.3.31
日本文化論講座
武
田
雅
哉
23.4.1~24.3.31
中国文化論講座
中
村
三
春
22.4.1~24.3.31
映像・表現文化論講座
田
山
忠
行
23.4.1~24.3.31
心理システム科学講座
結
城
雅
樹
23.4.1~24.3.31
行動システム科学講座
金
子
勇
19.10.1~24.3.31
社会システム科学講座
23.4.1~24.3.31
地域システム科学講座
宮 内 泰 介
58
再任(23.4.1~)
再任(23.4.1~)
再任(23.4.1~)
◎応用倫理研究教育センター
委員会名等
委
員
名
任
期
備
センター長
眞 嶋 俊 造
23.4.1~24.3.31
事務局長
中 地 美 枝
23.4.1~24.3.31
運営委員
山 田 友 幸
20.4.1~24.3.31
再任(23. 4. 1~)
宇都宮 輝 夫
19.4.1~24.3.31
再任(23. 4. 1~)
藏 田 伸 雄
19.4.1~24.3.31
再任(23. 4. 1~)
瀧 川 哲 夫
21.4.1~24.3.31
再任(23. 4. 1~)
宮 内 泰 介
20.4.1~24.3.31
再任(23. 4. 1~)
瀬名波 栄 潤
20.4.1~24.3.31
再任(23. 4. 1~)
村 松 正 隆
20.4.1~24.3.31
再任(23. 4. 1~)
近 藤 智 彦
23.4.1~24.3.31
考
(20.4.1~23.3.31事務局長)
◎北方研究教育センター
委員会名等
委
員
名
任
期
備
センター長
佐 藤 知 己
19.4.1~25.3.31
再任(23. 4. 1~)
運営委員
池 田
透
19.4.1~25.3.31
再任(23. 4. 1~)
谷 本 晃 久
21.4.1~25.3.31
再任(23. 4. 1~)
津 曲 敏 郎
19.4.1~25.3.31
再任(23. 4. 1~)
望 月 恒 子
23.4.1~25.3.31
谷 古 宇
尚
永 山 ゆかり
23.4.1~25.3.31
再任(21. 4. 1~)
23.4.1~25.3.31
事務局
59
考
◎各専門部会
専 門 部 会 名
委
員
名
任
期
備
考
教務委員会
全学教育専門部会
啓
23.4.1~25.3.31
部会長(教務委員会副委員長)
佐 藤 錬太郎
23.4.1~25.3.31
(全学教育科目責任者:思索と言語)
三 木
聰
23.4.1~25.3.31
(
:歴史の視座)
応
雄
23.4.1~25.3.31
(
:芸術と文学)
安 達 真由美
23.4.1~25.3.31
(
:芸術と文学)
金 子
勇
23.4.1~25.3.31
(
:社会の認識)
菱 谷 晋 介
23.4.1~25.3.31
(
:科学・技術の世界)
川 端 康 弘
23.4.1~25.3.31
(
:心理学実験)
宮 武 公 夫
22.4.1~24.3.31
(
:外国語演習)
小 田 博 志
22.4.1~24.3.31
(
:人文・社会科学の基礎)
藏 田 伸 雄
23.4.1~25.3.31
(
:人間と文化)
藏 田 伸 雄
23.4.1~25.3.31
(
:教養科目)
佐々木
啓
23.4.1~25.3.31
(
:学問の世界)
認定審査・教育評価専
川 端 康 弘
23.4.1~25.3.31
部会長(教務委員会副委員長)
門部会
村 松 正 隆
23.4.1~25.3.31
(思想文化学専攻)
守 川 知 子
22.4.1~25.3.31
(歴史地域文化学専攻)再任(23.4.1~)
金 沢 英 之
23.4.1~25.3.31
(言語文学専攻)
高 橋 泰 城
23.4.1~25.3.31
(人間システム科学専攻)
鈴 木 幸 人
17.4.1~
浅 沼 敬 子
22.4.1~
谷古宇
17.4.1~
学芸員教育専門部会
佐々木
尚
白木沢
旭 児
17.4.1~
小 杉
康
17.4.1~
佐々木
亨
17.4.1~
部会長
学生委員会
進路開拓専門部会
武 田 雅 哉
23.4.1~25.3.31
細 田 典 明
23.4.1~25.3.31
(思想文化学専攻)
吉 開 将 人
23.4.1~25.3.31
(歴史地域文化学専攻)
樽 本 英 樹
23.4.1~25.3.31
(人間システム科学専攻)
60
部会長(学生委員会副委員長)
専 門 部 会 名
委
員
名
任
期
備
考
研究推進委員会
図書・出版専門部会
国際交流専門部会
高 橋 英 光
23.4.1~25.3.31
部会長(研究推進委員会副委員長)
細 田 典 明
23.4.1~25.3.31
橋 本
雄
22.4.1~25.3.31
再任(23.4.1~)
池 田
透
22.4.1~25.3.31
再任(23.4.1~)
藤 田
健
22.4.1~24.3.31
部会長(研究推進委員会副委員長)
谷古宇
尚
23.4.1~25.3.31
村 田 勝 幸
23.4.1~25.3.31
樽 本 英 樹
23.4.1~25.3.31
加 藤 重 広
23.4.1~25.3.31
浅 沼 敬 子
23.4.1~25.3.31
(思想文化学専攻)
村 田 勝 幸
23.4.1~25.3.31
(歴史地域文化学専攻)
瀬名波
栄 潤
23.4.1~25.3.31
(言語文学専攻)
大 沼
進
23.4.1~25.3.31
細 田 典 明
23.4.1~25.3.31
藏 田 伸 雄
23.4.1~25.3.31
(思想文化学専攻)
小 田 博 志
23.4.1~25.3.31
(歴史地域文化学専攻)
後 藤 康 文
23.4.1~25.3.31
(言語文学専攻)
池
透
23.4.1~25.3.31
(人間システム科学専攻)
川 端 康 弘
22.4.1~24.3.31
(委員長指名)
広報委員会
広報誌専門部会
公開事業専門部会
デジタルコンテンツ担当
田
61
部会長(広報委員会副委員長)
(人間システム科学専攻)
部会長(広報委員会副委員長)
◎人事
平成23年1月1日~平成24年3月31日の人事異動は,次のとおりです。
採用
23.4.1
准教授
日本史学講座
小倉 真紀子
東京大学史料編纂所(古代史料部)特任研究
員から
23.4.1
准教授
倫理学講座
近藤 智彦
秋田大学教育文化学部講師から
23.4.1
准教授
東洋史学講座
佐藤 健太郎
早稲田大学イスラームム地域研究機構・研究
院准教授から
23.4.1
准教授
北方文化論講座
高瀬 克範
明治大学文学部准教授から
23.4.1
特任准教
西洋文学講座
Matthias
ビーレフェルト教育学校協会ドイツ語・文
Grunewald
化プログラム指導官から
授
23.4.1
助教
日本史学講座
平井 上総
日本学術振興会特別研究員(PD)から
23.4.1
係長
庶務担当
蟹口 宏幸
工学系事務部総務課係長から
23.4.1
主任
教務担当
長谷川 道子
農学事務部主任から
23.4.1
主任
教務担当
松原 洋一
理学・生命科学事務部事務課主任から
23.4.1
事務職員
庶務担当
岡坂 直寛
医学系事務部総務課から
23.4.1
事務職員
教務担当
山田 真美
国際本部国際連携課から
23.7.1
係長
会計担当
戸來 茂樹
財務部主計課付係長から
23.3.31 係長
庶務担当
藤井 幹彦
苫小牧工業高等専門学校へ
23.3.31 主任
庶務担当
山形 直子
北方生物圏フィールド科学センターへ
23.6.30 係長
会計担当
富樫 弘
総務企画部人事課係長へ
24.3.31 係長
教務担当
菅原 暢廣
医学系事務部総務課係長へ
24.3.31 係長
図書担当
菊地 健二
環境科学事務部へ
24.3.31 主任
教務担当
長谷川 道子
歯学研究科・歯学部主任へ
24.3.31 事務職員
教務担当
齋藤 沙織
北キャンパス合同事務部へ
24.3.31 事務職員
会計担当
長崎 由佳利
病院経営企画課へ
24.3.31 事務職員
図書担当
北村 雅子
工学系事務部へ
転入
転出
62
昇任
23.4.1
教授
映像・表現文化論講座 押野 武志
准教授から
23.4.1
教授
言語情報学講座
加藤 重広
准教授から
23.4.1
教授
地域システム科学講座
橋本 雄一
准教授から
23.3.31 教授
西洋言語学講座
浦井 康男
定年
23.3.31 教授
中国文化論講座
須藤 洋一
定年
23.3.31 教授
社会システム科学講座
松岡 昌則
定年
23.3.31 主任
教務担当
友田 雅子
定年
23.3.31 教授
西洋史学講座
赤司 道和
定年(特任教授へ)
23.3.31 教授
北方文化論講座
煎本 孝
定年(特任教授へ)
23.3.31 教授
哲学講座
高幣 秀知
定年(特任教授へ)
23.3.31 教授
心理システム科学講座
瀧川 哲夫
定年(特任教授へ)
23.3.31 教授
行動システム科学講座
山岸 俊男
定年(特任教授へ)
24.3.31 教授
宗教学インド哲学講座
藤井 教公
定年
24.3.31 教授
西洋文学講座
安西 眞
定年(特任教授へ)
24.3.31 教授
歴史文化論講座
宮武 公夫
定年(特任教授へ)
23.3.31 助教
社会システム科学講座
猪瀬 優理
龍谷大学社会学部社会学科講師へ
24.3.31 准教授
応用倫理研究教育セ
中地 美枝
退職
辞職
ンターー
24.3.31 助教
心理システム科学講座
眞嶋 良全
北星学園大学社会福祉学部専任講師へ
24.3.31 助教
東洋史学講座
松下 憲一
愛知学院大学文学部准教授へ
24.3.31 助教
映像・表現文化論講座 横濱 雄二
甲南女子大学講師へ
23.3.31 嘱託職員
教務担当
髙橋 純子
任期満了
24.3.31 特任教授
西洋史学講座
赤司 道和
任期満了
24.3.31 特任教授
北方文化論講座
煎本 孝
任期満了
24.3.31 特任教授
哲学講座
高幣 秀知
任期満了
24.3.31 特任教授
心理システム科学講座
瀧川 哲夫
任期満了
24.3.31 特任教授
行動システム科学講座
山岸 俊男
任期満了
任期満了
63
◎国際学術交流の状況
今年度の本研究科における国際学術交流に関係する活動として、①国際交流協定の締結、
②部局間交流協定校への学生の派遣および受け入れ、③留学生支援室の新設、の三点があ
げられます。以下に、その状況をご報告いたします。
①国際交流協定の締結
本研究科が責任部局となる大学間交流協定として、平成23年度には香港中文大学との
協定が締結され、ロシア連邦の北東連邦大学(旧ヤクーツク大学)との協定も間もなく締
結される運びです。いずれも人文科学系の研究が充実している大学ですので、今後教員と
学生の相互の交流が活発に進められるものと期待されます。また、フィンランドのオウル
大学との交流協定が更新されました。
部局間交流協定としては、シンガポール国立大学と交流協定が更新され、今後は双方か
ら申し出のない限り協定が自動的に更新されることとなりました。新規の協定として、ミ
ラノ・ビコッカ大学との部局間交流協定を24年度に締結すべく準備を進めています。
更に、昨年度部局間交流協定が締結されたソウル市立大学との協定を大学間交流協定に
昇格すべく、現在準備を進めています。
②部局間交流協定校への学生の派遣および受け入れ
23年度も部局間交流協定校との学生交流がさかんに行われました。本研究科からは、
マンチェスター大学に半期1名、ソウル市立大学にサマースクール2名および通年1名の
合わせて4名の学部生を派遣しました。24年度は、ソウル市立大学へ学部生1名を通年
で派遣することとなっております。また、マンチェスター大学へは博士後期課程学生1名
を通年で、修士課程学生1名を半期でそれぞれ派遣すべく準備を進めています。特にマン
チェスター大学とソウル市立大学は本研究科の学生に人気があるようで、今後も留学希望
者が続くものと思われます。
23年度の学生の受け入れに関しては、マンチェスター大学から学部生1名を通年で、
ソウル市立大学から学部生2名を半期でそれぞれ受け入れました。なお、通年の1名は
HUSTEP プログラムでの受け入れとなっています。24年度の受け入れ予定としては、いず
れも通年でマンチェスター大学から学部生2名、ソウル市立大学から学部生1名、ザグレ
ブ大学から学部生1名をそれぞれ受け入れる予定となっております。また、ソウル市立大
学からは後期に1名の希望者があります。本研究科は協定校の学生に人気が高いようで、
これからも一定数の交換留学生の受け入れが見込まれます。
③留学生支援室の新設
今年度の国際学術交流関係における重要な項目としてあげられるのが、留学生支援室の
新設でしょう。従来、本研究科への留学を希望する学生への対応や入学決定後の手続きに
64
関しては実質的に指導教員が対応しており、特に一部の教員に負担が集中するという状況
が続いていました。このような状況を改善すべく、留学希望者への対応や留学生の諸手続
き、留学生関係の事務作業、更には留学生からの相談や留学生に関する教員からの問い合
わせ等を一括して行う部署として、留学生支援室が23年9月に新設されました。室員は、
室長・副室長・事務補助員の3名で、室長は教務委員会委員長、副室長は国際交流専門部
会長がその任にあたります。留学生支援室が研究推進室や文学部教務担当と連携を図りな
がら留学生関係の業務を行うことによって、教員の負担をかなり減らすことが可能になっ
たと思われます。また、留学生支援室のホームページが新設され、中国語・韓国語・英語
のページが設けられました。これにより、本研究科への留学希望者が手軽に情報を得るこ
とができるようになりました。24年度には更に教務委員会から数名の留学生支援室担当
の教員が室員として加わる予定となっており、留学生関係の業務が更に効率化されること
が期待されます。
平成22年度に国際交流専門部会長を務められた佐々木啓先生のご尽力で、国際交流関係
の業務が従来に比べかなり効率化され、23年度はその方針に則って諸活動が進められま
した。新設された留学生支援室と国際交流専門部会・教務委員会・研究推進室・文学部教
務担当が連携を更に進めることで、教員負担の軽減を図りながら充実した国際交流活動が
展開されることと思われます。
(研究推進委員会国際交流専門部会長 藤田健)
65
◎外国出張・海外研修
外国出張
池田 透
(地域システム科学講座)
23.4.1
~ 23.4.1
ニュージーランド
山田 友幸
(哲学講座)
23.4.3
~ 23.4.9
イギリス
佐藤 錬太郎
(中国文化論講座)
23.4.10
~ 23.4.18
中国、台湾
山岸 俊男
(行動システム科学講座)
23.4.17
~ 23.4.17
アメリカ
望月 恒子
(西洋言語学講座)
23.4.26
~ 23.5.7
フランス
千葉 恵
(哲学講座)
23.4.26
~ 23.5.5
ブラジル
権
錫永
(歴史文化論講座)
23.4.29
~ 23.5.6
韓国
唐
煒
(言語情報学講座)
23.4.30
~ 23.5.8
中国
樽本 英樹
(社会システム科学講座)
23.5.4
~ 23.5.9
アメリカ
和田 博美
(心理システム科学講座)
23.6.4
~ 23.6.12
中国
松江 崇
(中国文化論講座)
23.6.6
~ 23.6.12
中国
宮内 泰介
(地域システム科学講座)
23.6.8
~ 23.6.19
マレーシア
瀬名波 栄潤
(西洋文学講座)
23.6.10
~ 23.6.12
韓国
千葉 恵
(哲学講座)
23.6.25
~ 23.7.3
ブラジル
山岸 俊男
(行動システム科学講座)
23.6.26
~ 23.7.11
フランス、オランダ
髙橋 伸幸
(行動システム科学講座)
23.6.28
~ 23.7.11
フランス、オランダ
櫻井 義秀
(社会システム科学講座)
23.6.29
~ 23.7.7
フランス、ドイツ
仲
(心理システム科学講座)
23.7.1
~ 23.7.10
ニュージーランド
森本 琢
(心理システム科学講座)
23.7.3
~ 23.7.10
トルコ
瀬名波 栄潤
(西洋文学講座)
23.7.10
~ 23.7.15
フィリピン
高橋 英光
(西洋言語学講座)
23.7.11
~ 23.7.18
中国
安達 真由美
(心理システム科学講座)
23.7.11
~ 23.7.15
中国
中戸川 孝治
(哲学講座)
23.7.14
~ 23.7.29
オランダ、フランス
田山 忠行
(心理システム科学講座)
23.7.15
~ 23.7.19
中国
山田 友幸
(哲学講座)
23.7.17
~ 23.7.28
フランス
櫻井 義秀
(社会システム科学講座)
23.7.25
~ 23.7.30
タイ
山岸 俊男
(行動システム科学講座)
23.7.27
~ 23.8.8
中国
仁平 尊明
(地域システム科学講座)
23.7.31
~ 23.8.13
ブラジル
(中国文化論講座)
23.8.1
~ 23.8.3
韓国
長谷川 貴彦
(西洋史学講座)
23.8.2
~ 23.8.9
ノルウェー
応
(映像・表現文化論講座)
23.8.3
~ 23.8.20
中国
真紀子
和順
雄
眞嶋 俊造
(応用倫理研究教育センター) 23.8.3
~ 23.8.8
イギリス
安達 真由美
(心理システム科学講座)
~ 23.9.1
アメリカ
23.8.4
66
守川 知子
(東洋史学講座)
23.8.5
~ 23.8.20
ウズベキスタン
松江 崇
(中国文化論講座)
23.8.7
~ 23.8.14
中国
野村 恭史
(哲学講座)
23.8.7
~ 23.8.14
オーストリア
永山 ゆかり
(北方研究教育センター)
23.8.11
~ 23.9.1
ロシア
唐
(言語情報学講座)
23.8.13
~ 23.8.24
中国
松下 憲一
(東洋史学講座)
23.8.13
~ 23.8.29
中国
池田 証壽
(言語情報学講座)
23.8.19
~ 23.8.22
中国
櫻井 義秀
(社会システム科学講座)
23.8.19
~ 23.8.23
韓国
和田 博美
(心理システム科学講座)
23.8.20
~ 23.8.25
ベルギー
望月 恒子
(西洋言語学講座)
23.8.20
~ 23.8.27
ロシア
眞嶋 俊造
(応用倫理研究教育センター) 23.8.20
~ 23.8.25
アメリカ
中戸川 孝治
(哲学講座)
23.8.24
~ 23.9.1
中国
守川 知子
(東洋史学講座)
23.8.25
~ 23.8.30
インドネシア
煎本 孝
(北方文化論講座)
23.8.28
~ 23.9.12
インド
山田 友幸
(哲学講座)
23.8.28
~ 23.8.31
中国
高瀬 克範
(北方文化論講座)
23.9.4
~ 23.9.29
ロシア
仲
(心理システム科学講座)
23.9.4
~ 23.9.25
イギリス
宮武 公夫
(歴史文化論講座)
23.9.4
~ 23.9.18
アメリカ
小田 博志
(歴史文化論講座)
23.9.6
~ 23.9.29
タンザニア
守川 知子
(東洋史学講座)
23.9.6
~ 23.9.17
ポーランド
樽本 英樹
(社会システム科学講座)
23.9.7
~ 23.9.12
インド
眞嶋 俊造
(応用倫理研究教育センター) 23.9.9
~ 23.9.17
シンガポール
池田 証壽
(言語情報学講座)
23.9.11
~ 23.9.18
イギリス
吉開 将人
(東洋史学講座)
23.9.14
~ 23.9.26
中国
髙倉 純
(埋蔵文化財調査室)
23.9.15
~ 23.9.21
モンゴル
櫻井 義秀
(社会システム科学講座)
23.9.16
~ 23.9.23
中国
津曲 敏郎
(北方文化論講座)
23.9.16
~ 23.9.23
ロシア
樽本 英樹
(社会システム科学講座)
23.9.16
~ 23.10.4
イギリス
谷本 晃久
(日本史学講座)
23.9.17
~ 23.9.25
ロシア
白木沢 旭児
(日本史学講座)
23.9.21
~ 23.9.29
中国
谷古宇 尚
(芸術学講座)
23.9.22
~ 23.9.25
ロシア
千葉 惠
(哲学講座)
23.9.23
~ 23.10.2
イギリス
大沼 進
(行動システム科学講座)
23.9.25
~ 23.10.5
オランダ、ドイツ
冨田 康之
(日本文化論講座)
23.9.30
~ 23.10.3
韓国
小田 博志
(歴史文化論講座)
23.10.4
~ 23.10.9
中国
煒
眞紀子
67
亀田 達也
(行動システム科学講座)
23.10.6
~ 23.10.17
アメリカ
山田 友幸
(哲学講座)
23.10.7
~ 23.10.14
中国
佐藤 錬太郎
(中国文化論講座)
23.10.7
~ 23.10.12
中国
瀬名波 栄潤
(西洋文学講座)
23.10.8
~ 23.10.14
アメリカ
山岸 俊男
(行動システム科学講座)
23.10.11
~ 23.10.17
アメリカ
松下 憲一
(東洋史学講座)
23.10.16
~ 23.10.22
中国
樽本 英樹
(社会システム科学講座)
23.10.18
~ 23.10.22
韓国
中村 三春
(映像・表現文化論講座)
23.10.19
~ 23.10.22
中国
松江 崇
(中国文化論講座)
23.10.19
~ 23.10.22
中国
安西 眞
(西洋文学講座)
23.10.20
~ 23.10.23
韓国
山田 友幸
(哲学講座)
23.10.23
~ 23.12.23
オランダ
近藤 浩之
(中国文化論講座)
23.10.27
~ 23.10.31
中国
武田 雅哉
(中国文化論講座)
23.11.2
~ 23.11.9
中国
山岸 俊男
(行動システム科学講座)
23.11.3
~ 23.11.8
シンガポール
高橋 泰城
(行動システム科学講座)
23.11.3
~ 23.11.9
アメリカ
吉開 将人
(東洋史学講座)
23.11.3
~ 23.11.8
中国
池田 透
(地域システム科学講座)
23.11.4
~ 23.11.14
アメリカ
津曲 敏郎
(北方文化論講座)
23.11.5
~ 23.11.9
ロシア
谷古宇 尚
(芸術学講座)
23.11.9
~ 23.11.19
チリ
中地 美枝
(応用倫理研究教育センター) 23.11.16
~ 23.11.22
アメリカ
桒山 敬己
(歴史文化論講座)
23.11.23
~ 23.11.27
韓国
宮内 泰介
(地域システム科学講座)
23.11.24
~ 23.11.28
台湾
瀬名波 栄潤
(西洋文学講座)
23.11.25
~ 23.11.27
韓国
近藤 浩之
(中国文化論講座)
23.11.25
~ 23.11.28
台湾
池田 証壽
(言語情報学講座)
23.11.27
~ 23.12.4
フランス
池田 透
(地域システム科学講座)
23.12.3
~ 23.12.16
ニュージーランド
宮武 公夫
(歴史文化論講座)
23.12.4
~ 23.12.14
アメリカ
桒山 敬己
(歴史文化論講座)
23.12.8
~ 23.12.11
韓国
横濱 雄二
(映像・表現文化論講座)
23.12.10
~ 23.12.12
台湾
中村 三春
(映像・表現文化論講座)
23.12.10
~ 23.12.12
台湾
応
(映像・表現文化論講座)
23.12.12
~ 23.12.16
中国
近藤 浩之
(中国文化論講座)
23.12.15
~ 23.12.17
韓国
高倉 純
(埋蔵文化財調査室)
23.12.18
~ 23.12.21
中国
Matthias
(西洋文学講座)
23.12.21
~ 24.1.4
ドイツ
雄
Grunewald
68
守川 知子
(東洋史学講座)
23.12.23
~ 23.12.31
タイ
櫻井 義秀
(社会システム科学講座)
24.1.21
~ 24.1.26
タイ
仲
(心理システム科学講座)
24.1.21
~ 24.1.28
アメリカ
高瀬 克範
(北方文化論講座)
24.1.21
~ 24.1.25
ロシア
亀田 達也
(行動システム科学講座)
24.1.24
~ 24.1.31
アメリカ
結城 雅樹
(行動システム科学講座)
24.1.25
~ 24.1.31
アメリカ
村松 正隆
(倫理学講座)
24.1.29
~ 24.2.9
フランス
谷古宇 尚
(芸術学講座)
24.1.30
~ 24.2.5
スペイン
山岸 俊男
(行動システム科学講座)
24.2.4
~ 24.2.9
アメリカ
中地 美枝
(応用倫理研究教育センター) 24.2.7
~ 24.2.17
アメリカ
櫻井 義秀
(社会システム科学講座)
24.2.13
~ 24.2.20
イタリア
煎本 孝
(北方文化論講座)
24.2.18
~ 24.3.2
スイス
瀬名波 栄潤
(西洋文学講座)
24.2.18
~ 24.2.24
イギリス
池田 透
(地域システム科学講座)
24.2.19
~ 24.2.26
ロシア
中地 美枝
(応用倫理研究教育センター) 24.2.20
~ 24.3.4
ロシア
樽本 英樹
(社会システム科学講座)
24.2.22
~ 24.2.27
アメリカ
髙倉 純
(埋蔵文化財調査室)
24.2.26
~ 24.3.4
中国
山田 友幸
(哲学講座)
24.2.27
~ 24.3.4
オランダ、フランス
高瀬 克範
(北方文化論講座)
24.2.29
~ 24.3.8
ロシア
大沼 進
(行動システム科学講座)
24.2.29
~ 24.3.9
ドイツ
眞嶋 俊造
(応用倫理研究教育センター) 24.3.1
~ 24.3.5
アメリカ
守川 知子
(東洋史学講座)
24.3.1
~ 24.3.15
インド
応
雄
(映像・表現文化論講座)
24.3.1
~ 24.5.15
台湾
眞嶋 良全
(心理システム科学講座)
24.3.3
~ 24.3.10
フランス
村田 勝幸
(歴史文化論講座)
24.3.4
~ 24.3.11
アメリカ
権
(歴史文化論講座)
24.3.5
~ 24.3.14
韓国
瀬名波 栄潤
(西洋文学講座)
24.3.6
~ 24.3.9
シンガポール
池田 証壽
(言語情報学講座)
24.3.6
~ 24.3.10
台湾
吉開 将人
(東洋史学講座)
24.3.7
~ 24.3.21
中国
谷古宇 尚
(芸術学講座)
24.3.10
~ 24.3.20
イタリア
仲
(心理システム科学講座)
24.3.12
~ 24.3.23
プエルトリコ
太田 敬子
(歴史文化論講座)
24.3.12
~ 24.3.25
キプロス共和国
李
(言語情報学講座)
24.3.13
~ 24.3.20
韓国
佐藤 健太郎
(東洋史学講座)
24.3.13
~ 24.3.21
モロッコ
樽本 英樹
(社会システム科学講座)
24.3.14
~ 24.3.20
アメリカ
眞紀子
錫永
眞紀子
連珠
69
平澤 和司
(社会システム科学講座)
24.3.14
~ 24.3.20
ドイツ
佐藤 錬太郎
(中国文化論講座)
24.3.15
~ 24.3.21
台湾
中戸川 孝治
(哲学講座)
24.3.18
~ 24.3.27
アメリカ
宮武 公夫
(歴史文化論講座)
24.3.20
~ 24.3.24
中国
津曲 敏郎
(北方文化論講座)
24.3.22
~ 24.3.25
韓国
立澤 史郎
(地域システム科学講座)
24.3.23
~ 24.3.31
ロシア
守川 知子
(東洋史学講座)
24.3.24
~ 24.3.29
イギリス
宮内 泰介
(地域システム科学講座)
24.3.24
~ 24.3.31
イギリス
近藤 浩之
(中国文化論講座)
24.3.24
~ 24.3.31
中国
池田 証壽
(言語情報学講座)
24.3.25
~ 24.3.30
中国
唐
(言語情報学講座)
24.3.25
~ 24.3.30
中国
池田 透
(地域システム科学講座)
24.3.25
~ 24.4.1
ロシア
吉開 将人
(東洋史学講座)
24.3.26
~ 24.3.31
台湾
三木 聰
(東洋史学講座)
24.3.27
~ 24.3.31
台湾
谷古宇 尚
(芸術学講座)
24.3.28
~ 24.3.31
ロシア
煒
海外研修
中地 枝美
中戸川 孝治
唐
煒
安達 真由美
(応用倫理研究教育センター)
23.5.16
~ 23.9.23
アメリカ
(哲学講座)
23.5.23
~ 23.5.30
シンガポール
(言語情報学講座)
24.1.2
~
台湾
(心理システム科学講座)
24.3.15
~ 24.3.21
70
24.1.5
アメリカ
◎博士学位授与
課程博士論文題目一覧
氏名
種類
学位論文題目
修了年月日
川崎 公平
博士(文学)
黒沢清と <断続> の映画
平成 23 年 9 月 26 日
加藤 美保子
博士(学術)
倉田 有佳
博士(学術)
犬飼 佳吾
博士(文学)
小幡 直弘
博士(文学)
三船 恒裕
博士(文学)
冷戦後ロシアのアジア・太平洋外交と
多国間主義 -対欧米外交の文脈で-
来日ロシア人漁業家ビリチの生涯
-
流刑の島から大いなる北の海へ-
平成 23 年 9 月 26 日
平成 23 年 9 月 26 日
平成 23 年 9 月 26 日
分配的正義の心理・行動的基盤
意思決定過程の解析におけるコンジョ
イント分析の応用
評判維持戦略としての集団内利他行動
平成 23 年 9 月 26 日
平成 23 年 9 月 26 日
ソヴィエト・ロシアの「聖」なる景観:
髙 橋 沙奈美
博士(学術)
後期社会主義ロシアの文化状況におけ
平成 23 年 12 月 26 日
る正教的遺産の役割
今村 信隆
博士(文学)
谷川 靖郎
博士(文学)
絵画作品をめぐる言説史
-十七世紀
フランス美学思想史の再検討-
唯識思想の研究-スティラマティ『唯
識三十釈論』における認識の構造-
平成 24 年 3 月 22 日
平成 24 年 3 月 22 日
ローマ帝政前期における都市共同体と
本間 俊行
博士(学術)
社会集団
-皇帝礼拝委員,組合,下
平成 24 年 3 月 22 日
僚-
和田 敬典
博士(学術)
猪野(胡) 慧君
博士(文学)
猪野
毅
博士(文学)
杉浦 康則
博士(文学)
芮 真慧
博士(学術)
中野 友理
博士(学術)
大瀨 幸則
博士(文学)
金文研究を通した中國の歷史・思想・
經書解釋に對する研究の試み
日中戦争期における胡適の主張の変化
および在米講演活動の研究
ヨーロッパ演劇における群集演出の展
開
漢字とその訓読みとの対応についての
研究
-認識
機能と伝達機能の階層的分析-
ステレオタイプ的態度とその測定
71
平成 24 年 3 月 22 日
平成 24 年 3 月 22 日
奇門遁甲書と類似暦の研究
モダリティ辞「ノダ」の研究
平成 24 年 3 月 22 日
平成 24 年 3 月 22 日
平成 24 年 3 月 22 日
平成 24 年 3 月 22 日
平成 24 年 3 月 22 日
宗教とソーシャル・キャピタルの形成
寺沢 重法
博士(文学)
に関する計量社会学的研究
-社会活
平成 24 年 3 月 22 日
動への参加を中心に-
橋本 博文
博士(文学)
日渡 素子
博士(文学)
人間行動と文化のマイクロ-マクロ分
析
情報の非対称性が存在する二者関係で
の情報提供行動と信頼形成過程
72
平成 24 年 3 月 22 日
平成 24 年 3 月 22 日
◎教務委員会報告(平成 23 年度)
1
概況
平成 23 年度は計 12 回の教務委員会を行い、学部・大学院の教務的事項の審議・決定を行
った。それ以外に特筆すべき活動として、①専門研究員による「基礎人文科学」科目の策
定、②大学院入試に係る情報開示案の策定、③留学生支援室の設置があった。順に説明す
る。
1)専門研究員による「基礎人文科学」科目
この科目を新設する趣旨は、専門研究員の教育歴を本学部共通科目の新設で行いことと、
学部学生に新進の研究者による講義・演習を履修させることで教育効果を増すということ
だった。認定審査専門部会をワーキンググループとして、約半年をかけて実施要項(応募・
選抜など)
、シラバス作成の例、授業進行案作成の例等を策定し、教授会で了承を得た。平
成 23 年末で採用を予定された 6 名の専門研究員に平成 24 年度の同科目の担当を依頼した。
なお、専門研究員の教育歴を充実させる意味で、授業方法に係る FD を実施し、櫻井義秀・
野村益寛・橋本雄一の 3 教員が、授業のポイントについて説明し、質疑応答を行った。この
FD 実施も上記のワーキンググループで準備してもらった。
2)大学院入試に係る情報開示案の策定
大学本部からの依頼により、学部入試の情報開示に続いて大学院入試に関しても部局ご
とに開示方針と開示方法の策定が求められたために、平成 24 年度以降の大学院入試に関し
て、修士課程一般入試についてのみ WEB 上で出題問題に対応した出題の意図を開示し、次
いで個人の点数に関して開示請求があった場合に総合得点とおおよそのランクを示すこと
とした。なお、個人のプライバシーに配慮してランクの開示は当該専攻の受験者数が多数
の場合という条件を付した。
3)留学生支援室の設置
かねてから本研究科の東アジアからの留学生増加とそれに対応した教育支援・指導の充
実が求められていた。そこで留学生相談室を設置し、留学生の研究生・大学院生志願にかか
るメール・電話等での案内、WEB サイトの多国言語によるガイダンス、個別面接による支援
等を実施することが総務委員会で決定された。具体的には、教務事務・教務委員長・研究
推進委員会国際交流専門部会長の 3 者で数度の会議を重ねて検討し、8 月に室員の事務補助
員を採用し、9 月以降留学生支援室で各種の業務に従事してもらった。室長は教務委員会、
副室長は国際交流専門部会長である。
73
2
今後の課題
平成 24 年の教務委員会では、平成 25 年以降に授業評価が部局責任の体制となることに
伴い、評価法や教員へのフィードバックのやり方を含めた実施体制・方法を策定することが
求められる。
また、上記の留学生支援室にかかる本格的な業務の実施、および業務の評価・改善などは
平成 24 年度の教務委員会の課題となる。
教務委員長 櫻井義秀
74