トーク パレスチナの子どもの美術事情 - あーすぷらざ(神奈川県立地球

第18回カナガワビエンナーレ国際児童画展 (7/3-8/23) 関連プログラム
トーク パレスチナの子どもの美術事情
映画 ぼくたちは見た-ガザ・サムニ家の子どもたち
日時 2015年7月25日(土)13:30~16:00(開場13:00)
会場 あーすぷらざ 5階 映像ホール
参加費無料 定員120名 事前申込
申込み先 カナガワビエンナーレ国際児童画展事務局
電話 045-896-2121 Fax 045-896-2299
メールアドレス [email protected]
プログラム名「パレスチナトークと映画」、お名前、電話番号、参加人数をお知らせ下さい。
講師 上條陽子
美術家・パレスチナのハートアートプロジェクト代表
1999年、展覧会のために初めてパレスチナを訪れたのがきっかけとなり、2001
年からレバノンのパレスチナ難民キャンプで子どもの絵画指導を始める。
映画《ぼくたちは見た-ガザ・サムニ家の子どもたち》
1400人という多くの犠牲を出した、2008年から09年にかけてのイスラエル軍に
よるパレスチナ・ガザ地区への攻撃。本作の監督であるジャーナリスト・古居
みずえは攻撃直後に現地に入り、300人以上の子どもたちが犠牲になっていた
ことに大きなショックを受け取材を始める。
上條陽子 美術家 女流画家協会委員
1937年 神奈川県横浜市に生まれる(旧姓角羽)
1954年 画家を志し清泉女学院を2年で中退。以後独学
1978年 作品「玄黄・兆(きざし)」で安井賞を受賞
1981~82年 文化庁派遣芸術家在外研究員として1年間滞欧
1992年 池田20世紀美術館で「上條陽子の世界展」開催
1994年 石川県立美術館で「1993ー1994 群青に舞うー上條陽子展」
1999年 「東京からの七天使」展に参加しガザ、ラマラ、エルサレム
1999年 を巡回。パレスチナとの出会い始まる
2001年 レバノンのパレスチナ人難民キャンプで子どもの絵画指導を行い、以後現在まで毎年続く
2006年 相模原市民ギャラリーで「厚紙平面大劇場」展開催
2008年 かわさきIBM市民文化ギャラリーで「難民」展開催
銀座を中心に各所で個展を開催している
2015年 横須賀美術館所蔵品展 特集:上條陽子 7月11日-9月27日開催
ぼくたちは見た-ガザ・サムニ家の子どもたち-
ガザ南部の農業地帯ゼイトゥーンに住むサムニ家の子どもたちは、一族が一度に29人も殺されるという、過酷な事
件を経験していた。古居みずえのカメラは、家族を失いながらも、懸命に生きる子どもたちの生活を静かに見守り、
彼らの心の傷と変化を写し出す。20年以上パレスチナに通い続けてきた古居みずえだからこそ描きだせた、事件の
後の“真実”。それに触れることは、瞬間的に消費される情報が飛び交う中で、「世界を理解するために知るべきこと
は何か?」を示してくれるだろう。公式サイトhttp://whatwesaw.jp/
監督・撮影:古居みずえ/プロデューサー:野中章弘、竹藤佳世/編集:辻井 潔『/音響設計:菊池信之/音楽:
ヤスミン植月千春/宣伝:ブラウニー/宣伝協力:HogaHolic/協力:横浜YMCA対人地雷をなくす会、古居みずえ
ドキュメンタリー映画支援の会/製作・配給:アジアプレス・インターナショナル/2011年/日本/カラー/86分/
DVCAM/ステレオ 古居みずえ ジャーナリスト・映画監督 アジアプレス所属
1948年、島根県に生まれる。1988年よりフリーのジャーナリストとしてパレスチナを取材する。1993年に難民キャンプ
で出会った女性ガーダ・アギールを写真とヴィデオで撮り続け、2005年にドキュメンタリー映画『ガーダ パレスチナ
の詩』を発表する。同年、写真『パレスチナの女たち』でDAYS国際フォトジャーナリズム大賞審査員特別賞を受賞。
2006年、第6回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞(公共奉仕部門)を受賞。2011年、イスラエルによるガザ地
区空爆の犠牲になった家族を取材した映画『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』を制作する。福島第一
原発事故で計画的避難区域に指定された福島県飯館村を取材したドキュメンタリー映画『飯舘村の母ちゃんたち』
の製作を進めている。
映画公式サイトより