「チーム日石三菱ラリーアート」 増岡浩、篠塚建次郎 総合1位、2位!!

'02 1/3発行
【第6レグ レポート】
「チーム日石三菱ラリーアート」
増岡浩、篠塚建次郎 総合1位、2位!!
1月2日(水) 第6レグ
エルラシディア(モロッコ)∼ウアルザザット(モロッコ)
リエゾン56km
SS338km
リエゾン182km
合計576km
アラスから4,069km走破、ダカールまであと5,363km
チーム日石三菱ラリーアート
初の日本人総合1位、2位を獲得した
増岡浩(右)と篠塚建次郎(左)
(写真:1/2)
2002パリ∼ダカールラリーは1月2日(水)、モロッコのアトラス山脈ふもとのエルラシディアから
ウアルザザットまでの第6レグ576km(うちSS338km)を行った。
アフリカ大陸に入り最初の砂丘ステージで「チーム日石三菱ラリーアート」の増岡浩が総合首位に、
チームメイトの篠塚建次郎が総合2位に浮上、三菱パジェロの日本人コンビが1ー2を占めた。「チーム
三菱ラリーアート」のユタ・クラインシュミット(ドイツ、三菱パジェロ)、J・P・フォントネ(フランス、
三菱パジェロ) はそれぞれ総合4、5位につけた。総合3位は昨日まで首位だったグレゴア・ド・メビウス
(ベルギー、日産ピックアップ)。
この日2つのハプニングがおこった。一つ目は前
日の1日(火)、モロッコの村落を通過する時の速度違
反でド・メビウスが4分、ステファン・ペテランセル
(フランス、日産ピックアップ)が17分、クライン
シュミットが3分のペナルティーを受け、スタート
前に順位の変動があった。二つ目は三菱のライバル
で有力な優勝候補の一人だったジャン・ルイ・シュ
レッサー(フランス、シュレッサー・ルノー)がスター
ト約40km地点でエンジンから出火、車が全焼しリ
タイアした。
この日のSS338kmは前半は石の多いハイスピー
ドコース、後半はアフリカに入り初めての砂丘ス
テージで上下にうねりのある難しい本格的砂丘越え
だった。
三菱パジェロ
チーム日石三菱ラリーアート
増岡浩/P・メモン
(写真:1/2 SS5)
今大会初の総合首位につけた増岡は小さいミスコースをしたが上機嫌だった。 「いろいろな路面が
ありましたが、まだ余裕を持って走っています。日産も速いのでこれからはミスコース、パンク、その
ほかトラブルがあったら大変です。ノーミスで行かないといけません」。余裕はあるが、過信はしない
と増岡は語った。
SS2位、総合でも2位につけた97年パリダカの覇
者、篠塚はパワーステアリングの軽いトラブルが
あったものの「まだ始まったばかり。これから本格的
なパリダカです。日産も速いので面白くなってきま
した。砂丘であの車(日産・ピックアップ)がどういう
動きをするかです。シュレッサーは燃えてしまいま
したが、日産が頑張っているので勝負はこれからで
す」と語った。
アフリカ最初の砂丘越えを終えたラリーは明日1
月 3日(水)前半戦最大の山場、2日間がかりのマラソ
ンステージに突入する。走行距離793km(リエゾン
三菱パジェロ
176km∼SS351km∼リエゾン266km)を走り、6
チーム日石三菱ラリーアート
篠塚建次郎/T・デリゾッティ
時間の休息をとり後半の739km(リエゾン353km
(写真:1/2 SS5)
∼SS370km∼リエゾン16km)に挑む。この2日間
はメカニックの整備は受けられず、車両の耐久・信頼
性や、ドライバーの体力、車を壊さずに速く走る能力、コ・ドライバーとのチームワーク、そしてチーム
の総合力がステージを制する重要なポイントとなる。
■ 大会6日目1月2日(水)【第6レグ終了時・総合成績(暫定)】 ■
順位
ドライバー
車両(カッコ内は部門)
*タイム
1
増岡浩
三菱パジェロ(2)
4時間50分16秒
2
篠塚建次郎
三菱パジェロ(2)
2分04秒
3
G・ド・メビウス
日産ピックアップ(2)
4
J・クラインシュミット
三菱パジェロ(2)
4分35秒
5
J・P・フォントネ
三菱パジェロ(2)
10分07秒
6
S・ペテランセル
日産ピックアップ(2)
14分04秒
7
J・M・セルビア
シュレッサー・ルノー(2)
24分23秒
8
C・スーザ
三菱ストラーダ(2)
25分23秒
9
S・アルハジリ
三菱パジェロ(2)
32分07秒
10
L・アルファン
三菱パジェロ(2)
49
浅賀敏則
トヨタ・ランドクルーザー(1)
2時間56分56秒
68
片山右京
トヨタ・ランドクルーザー(2)
4時間17分24秒
3分47秒
36分31秒
*2位以下のタイムはトップとの差
(1)=プロダクション部門、(2)=スーパープロダクション部門
■ 大会6日目1月2日(水) 【SS5 成績(暫定)】 ■
順位
ドライバー
車両(カッコ内は部門)
*タイム
1
S・ペテランセル
日産ピックアップ(2)
2
篠塚建次郎
三菱パジェロ(2)
3時間25分19秒
20秒
3
増岡浩
三菱パジェロ(2)
29秒
4
G・ド・メビウス
日産ピックアップ(2)
5
J・クラインシュミット
三菱パジェロ(2)
6
J・P・フォントネ
三菱パジェロ(2)
1分50秒
7
J・M・セルビア
シュレッサー・ルノー(2)
20分05秒
8
C・スーザ
三菱ストラーダ(2)
9
B・サビー
フォード・レンジャー(2)
10
S・アルハジリ
三菱パジェロ(2)
48
浅賀敏則
トヨタ・ランドクルーザー(1)
2時間14分29秒
68
片山右京
トヨタ・ランドクルーザー(2)
3時間30分57秒
49秒
1分20秒
21分41秒
21分45秒
25分57秒
*2位以下のタイムはトップとの差
(1)=プロダクション部門、(2)=スーパープロダクション部門
[ Webマガジン]
このコンテンツは日本国内向けの情報です。
These home page contents apply to the Japanese domestic market only.
'02 1/3発行
【第6レグ レポート】
「チーム日石三菱ラリーアート」
増岡浩、篠塚建次郎 総合1位、2位!!
1月2日(水) 第6レグ
エルラシディア(モロッコ)∼ウアルザザット(モロッコ)
リエゾン56km
SS338km
リエゾン182km
合計576km
アラスから4,069km走破、ダカールまであと5,363km
チーム日石三菱ラリーアート
初の日本人総合1位、2位を獲得した
増岡浩(右)と篠塚建次郎(左)
(写真:1/2)
2002パリ∼ダカールラリーは1月2日(水)、モロッコのアトラス山脈ふもとのエルラシディアから
ウアルザザットまでの第6レグ576km(うちSS338km)を行った。
アフリカ大陸に入り最初の砂丘ステージで「チーム日石三菱ラリーアート」の増岡浩が総合首位に、
チームメイトの篠塚建次郎が総合2位に浮上、三菱パジェロの日本人コンビが1ー2を占めた。「チーム
三菱ラリーアート」のユタ・クラインシュミット(ドイツ、三菱パジェロ)、J・P・フォントネ(フランス、
三菱パジェロ) はそれぞれ総合4、5位につけた。総合3位は昨日まで首位だったグレゴア・ド・メビウス
(ベルギー、日産ピックアップ)。
この日2つのハプニングがおこった。一つ目は前
日の1日(火)、モロッコの村落を通過する時の速度違
反でド・メビウスが4分、ステファン・ペテランセル
(フランス、日産ピックアップ)が17分、クライン
シュミットが3分のペナルティーを受け、スタート
前に順位の変動があった。二つ目は三菱のライバル
で有力な優勝候補の一人だったジャン・ルイ・シュ
レッサー(フランス、シュレッサー・ルノー)がスター
ト約40km地点でエンジンから出火、車が全焼しリ
タイアした。
この日のSS338kmは前半は石の多いハイスピー
ドコース、後半はアフリカに入り初めての砂丘ス
テージで上下にうねりのある難しい本格的砂丘越え
だった。
三菱パジェロ
チーム日石三菱ラリーアート
増岡浩/P・メモン
(写真:1/2 SS5)
今大会初の総合首位につけた増岡は小さいミスコースをしたが上機嫌だった。 「いろいろな路面が
ありましたが、まだ余裕を持って走っています。日産も速いのでこれからはミスコース、パンク、その
ほかトラブルがあったら大変です。ノーミスで行かないといけません」。余裕はあるが、過信はしない
と増岡は語った。
SS2位、総合でも2位につけた97年パリダカの覇
者、篠塚はパワーステアリングの軽いトラブルが
あったものの「まだ始まったばかり。これから本格的
なパリダカです。日産も速いので面白くなってきま
した。砂丘であの車(日産・ピックアップ)がどういう
動きをするかです。シュレッサーは燃えてしまいま
したが、日産が頑張っているので勝負はこれからで
す」と語った。
アフリカ最初の砂丘越えを終えたラリーは明日1
月 3日(水)前半戦最大の山場、2日間がかりのマラソ
ンステージに突入する。走行距離793km(リエゾン
三菱パジェロ
176km∼SS351km∼リエゾン266km)を走り、6
チーム日石三菱ラリーアート
篠塚建次郎/T・デリゾッティ
時間の休息をとり後半の739km(リエゾン353km
(写真:1/2 SS5)
∼SS370km∼リエゾン16km)に挑む。この2日間
はメカニックの整備は受けられず、車両の耐久・信頼
性や、ドライバーの体力、車を壊さずに速く走る能力、コ・ドライバーとのチームワーク、そしてチーム
の総合力がステージを制する重要なポイントとなる。
■ 大会6日目1月2日(水)【第6レグ終了時・総合成績(暫定)】 ■
順位
ドライバー
車両(カッコ内は部門)
*タイム
1
増岡浩
三菱パジェロ(2)
4時間50分16秒
2
篠塚建次郎
三菱パジェロ(2)
2分04秒
3
G・ド・メビウス
日産ピックアップ(2)
4
J・クラインシュミット
三菱パジェロ(2)
4分35秒
5
J・P・フォントネ
三菱パジェロ(2)
10分07秒
6
S・ペテランセル
日産ピックアップ(2)
14分04秒
7
J・M・セルビア
シュレッサー・ルノー(2)
24分23秒
8
C・スーザ
三菱ストラーダ(2)
25分23秒
9
S・アルハジリ
三菱パジェロ(2)
32分07秒
10
L・アルファン
三菱パジェロ(2)
49
浅賀敏則
トヨタ・ランドクルーザー(1)
2時間56分56秒
68
片山右京
トヨタ・ランドクルーザー(2)
4時間17分24秒
3分47秒
36分31秒
*2位以下のタイムはトップとの差
(1)=プロダクション部門、(2)=スーパープロダクション部門
■ 大会6日目1月2日(水) 【SS5 成績(暫定)】 ■
順位
ドライバー
車両(カッコ内は部門)
*タイム
1
S・ペテランセル
日産ピックアップ(2)
2
篠塚建次郎
三菱パジェロ(2)
3時間25分19秒
20秒
3
増岡浩
三菱パジェロ(2)
29秒
4
G・ド・メビウス
日産ピックアップ(2)
5
J・クラインシュミット
三菱パジェロ(2)
6
J・P・フォントネ
三菱パジェロ(2)
1分50秒
7
J・M・セルビア
シュレッサー・ルノー(2)
20分05秒
8
C・スーザ
三菱ストラーダ(2)
9
B・サビー
フォード・レンジャー(2)
10
S・アルハジリ
三菱パジェロ(2)
48
浅賀敏則
トヨタ・ランドクルーザー(1)
2時間14分29秒
68
片山右京
トヨタ・ランドクルーザー(2)
3時間30分57秒
49秒
1分20秒
21分41秒
21分45秒
25分57秒
*2位以下のタイムはトップとの差
(1)=プロダクション部門、(2)=スーパープロダクション部門
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'02 1/3発行
【第6レグ レポート】
「チーム日石三菱ラリーアート」
増岡浩、篠塚建次郎 総合1位、2位!!
1月2日(水) 第6レグ
エルラシディア(モロッコ)∼ウアルザザット(モロッコ)
リエゾン56km
SS338km
リエゾン182km
合計576km
アラスから4,069km走破、ダカールまであと5,363km
チーム日石三菱ラリーアート
初の日本人総合1位、2位を獲得した
増岡浩(右)と篠塚建次郎(左)
(写真:1/2)
2002パリ∼ダカールラリーは1月2日(水)、モロッコのアトラス山脈ふもとのエルラシディアから
ウアルザザットまでの第6レグ576km(うちSS338km)を行った。
アフリカ大陸に入り最初の砂丘ステージで「チーム日石三菱ラリーアート」の増岡浩が総合首位に、
チームメイトの篠塚建次郎が総合2位に浮上、三菱パジェロの日本人コンビが1ー2を占めた。「チーム
三菱ラリーアート」のユタ・クラインシュミット(ドイツ、三菱パジェロ)、J・P・フォントネ(フランス、
三菱パジェロ) はそれぞれ総合4、5位につけた。総合3位は昨日まで首位だったグレゴア・ド・メビウス
(ベルギー、日産ピックアップ)。
この日2つのハプニングがおこった。一つ目は前
日の1日(火)、モロッコの村落を通過する時の速度違
反でド・メビウスが4分、ステファン・ペテランセル
(フランス、日産ピックアップ)が17分、クライン
シュミットが3分のペナルティーを受け、スタート
前に順位の変動があった。二つ目は三菱のライバル
で有力な優勝候補の一人だったジャン・ルイ・シュ
レッサー(フランス、シュレッサー・ルノー)がスター
ト約40km地点でエンジンから出火、車が全焼しリ
タイアした。
この日のSS338kmは前半は石の多いハイスピー
ドコース、後半はアフリカに入り初めての砂丘ス
テージで上下にうねりのある難しい本格的砂丘越え
だった。
三菱パジェロ
チーム日石三菱ラリーアート
増岡浩/P・メモン
(写真:1/2 SS5)
今大会初の総合首位につけた増岡は小さいミスコースをしたが上機嫌だった。 「いろいろな路面が
ありましたが、まだ余裕を持って走っています。日産も速いのでこれからはミスコース、パンク、その
ほかトラブルがあったら大変です。ノーミスで行かないといけません」。余裕はあるが、過信はしない
と増岡は語った。
SS2位、総合でも2位につけた97年パリダカの覇
者、篠塚はパワーステアリングの軽いトラブルが
あったものの「まだ始まったばかり。これから本格的
なパリダカです。日産も速いので面白くなってきま
した。砂丘であの車(日産・ピックアップ)がどういう
動きをするかです。シュレッサーは燃えてしまいま
したが、日産が頑張っているので勝負はこれからで
す」と語った。
アフリカ最初の砂丘越えを終えたラリーは明日1
月 3日(水)前半戦最大の山場、2日間がかりのマラソ
ンステージに突入する。走行距離793km(リエゾン
三菱パジェロ
176km∼SS351km∼リエゾン266km)を走り、6
チーム日石三菱ラリーアート
篠塚建次郎/T・デリゾッティ
時間の休息をとり後半の739km(リエゾン353km
(写真:1/2 SS5)
∼SS370km∼リエゾン16km)に挑む。この2日間
はメカニックの整備は受けられず、車両の耐久・信頼
性や、ドライバーの体力、車を壊さずに速く走る能力、コ・ドライバーとのチームワーク、そしてチーム
の総合力がステージを制する重要なポイントとなる。
■ 大会6日目1月2日(水)【第6レグ終了時・総合成績(暫定)】 ■
順位
ドライバー
車両(カッコ内は部門)
*タイム
1
増岡浩
三菱パジェロ(2)
4時間50分16秒
2
篠塚建次郎
三菱パジェロ(2)
2分04秒
3
G・ド・メビウス
日産ピックアップ(2)
4
J・クラインシュミット
三菱パジェロ(2)
4分35秒
5
J・P・フォントネ
三菱パジェロ(2)
10分07秒
6
S・ペテランセル
日産ピックアップ(2)
14分04秒
7
J・M・セルビア
シュレッサー・ルノー(2)
24分23秒
8
C・スーザ
三菱ストラーダ(2)
25分23秒
9
S・アルハジリ
三菱パジェロ(2)
32分07秒
10
L・アルファン
三菱パジェロ(2)
49
浅賀敏則
トヨタ・ランドクルーザー(1)
2時間56分56秒
68
片山右京
トヨタ・ランドクルーザー(2)
4時間17分24秒
3分47秒
36分31秒
*2位以下のタイムはトップとの差
(1)=プロダクション部門、(2)=スーパープロダクション部門
■ 大会6日目1月2日(水) 【SS5 成績(暫定)】 ■
順位
ドライバー
車両(カッコ内は部門)
*タイム
1
S・ペテランセル
日産ピックアップ(2)
2
篠塚建次郎
三菱パジェロ(2)
3時間25分19秒
20秒
3
増岡浩
三菱パジェロ(2)
29秒
4
G・ド・メビウス
日産ピックアップ(2)
5
J・クラインシュミット
三菱パジェロ(2)
6
J・P・フォントネ
三菱パジェロ(2)
1分50秒
7
J・M・セルビア
シュレッサー・ルノー(2)
20分05秒
8
C・スーザ
三菱ストラーダ(2)
9
B・サビー
フォード・レンジャー(2)
10
S・アルハジリ
三菱パジェロ(2)
48
浅賀敏則
トヨタ・ランドクルーザー(1)
2時間14分29秒
68
片山右京
トヨタ・ランドクルーザー(2)
3時間30分57秒
49秒
1分20秒
21分41秒
21分45秒
25分57秒
*2位以下のタイムはトップとの差
(1)=プロダクション部門、(2)=スーパープロダクション部門
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このコンテンツは日本国内向けの情報です。
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