みらい通信11号 - なごやかサポートみらい

平成 21 年 10 月 1 日 発行 社会的養護の当事者推進団体 なごやかサポートみらい
第11号
愛知県名古屋市北区西志賀町5丁目13番地の1 TEL (052)911−8523 FAX (052)912−7104 HP http://nagoyakamirai.web.fo2.com
11月は児童虐待防止月間です。
「 み らい 通信」は 会員の 皆様にお送 りし てい るな ごや かサ ポー トみらい の 広報 誌 で
す。
行政機関・名古屋市・愛知県・岐阜県・三重県の児童養護施設・自立援助ホームにお送
りさせて頂いています。当会はまだ、任意団体で会員様からの会費・寄附金・助成金で運
営しています。広報誌は2ヶ月に1回(偶数月)に発行し送付させて頂きます。
1.ウェルカム To 大阪 みんなの会DX
(CWXカナダ・メイプルリーフがやってくる)
7 月 31 日 8 月 3 日にCVV(大阪)が主
催するみんなの会に参加しました。みん
なでは、カナダARCでユースリーダー
として活動しているワーカーとカナダの
ケアを受けてきた 3 人が参加していまし
た。
私は、3 日目の会に参加したのですがみらい
(名古屋)に入会して初めての活動だったので
とても緊張しました。会では、最初にゲーム
や自己紹介をして参加者の緊張を自然に緩和
し
ていてとても良い雰囲気で活動をしていました。私も、緊張が徐々にやわらいで楽しく参
加
できました。お昼からは、ユースリーダーとして活動しているカナダの女性 2 人の話を聞
ました。カナダのケアの話やなぜユースリー
ダーとして今活動するようになったかなどの
過程を話してくれました。私も、父親を亡く
してから養護施設に入所していたので、カナ
ダのケアを受けていた女性の話に感銘しまし
た。
−1−
そのあとに、今養護施設に入所している子供たちと将来の夢を話し合って発表するコミ
二
ケーション活動をしました。
まず、いくつかのグループにわかれて子供たちが将来どう
していきたいか話し合って、まとめた内容を他のグループに発表しました。
最初は、なかなか夢を話してくれなくて「大丈夫なのかな?」と内心不安でしたが、
話し合いが進むにつれ夢についての考えを熱く語りあっていました。他のグループの発表
でもみんなの考えが真剣で、将来についての考えをしっかりと持っているのだと感じまし
た。
なごやかみらいサポート当事者 西野 加
里奈(19)
「CWXカナダ・メープルリーフがやって
くる」 会長 清水真一
今回は名古屋からは3名の当事者が参加を
しました。
1日目は、大阪の施設で生活している高校
生と当事者が集まって交流をしました。
2日目は大阪の施設見学で児童養護施設あお
ぞらへ行
きました。
昨年、新
しく建物
を建てら
れました。
施設の説
明を職員の方にして頂き、施設案内と屋上で
は畑がありました。
施設案内の後には、手作りのおやつを頂きま
した。とても美味しかったです。
おやつの後は施設に入所している子ども達と
フルーツバスケットをして遊びました。
3日目は、大阪の施設で生活している高校生と当事者・支援者とカナダのパークから来た、
ユースリーダーの方3名と椅子取りゲームをした
後、3人一組になって名前をつけたりしました。
午後からはドッチボールをして、将来について
の話をしました。夜は、当事者と支援者、ユース
リーダーの方とで当事者活動についての話をしま
した。
4日目は、奈良観光を楽しみました。
夜は大阪へ戻りサヨナラパーティーに参加、大阪の施設
の子ども達も参加しました。
とても楽しい4日間になりました。
CVVの皆さんありがとうございました。
−2−
2.インケアのお子さんとの交流会
「第 1 回ピアキャンプ」に参加して
8月8日 10日の2泊3日で日
向ぼっこ(東京)の主催で行われま
したキャンプに参加しました。
都合により日帰りでの参加になり
ましたが、東京の新宿駅に集合し
てマイクロバスに乗り千葉県鴨川
市太海浜(大海海岸)へ行きました。
参加者は、合計11名(日向ぼ
っこのスタッフ2名、高校生3名、
施設職員1名、当事者
(退所者5名))が参加しました。
バスの中で約3時間くらいでした
が自己紹介をして、施設での話をしたり、写真を撮ったりみ
んなで楽しく過ごしました。
民宿について少し休憩してから海へ行きました。砂浜で遊ん
だり海で泳いだりと楽しみました。自分も海に行って泳ぐの
も久しぶりでとても楽しく過ごすことが出来ました。夕食ま
で一緒に過ごし、2日目以降は仕事があった為にその日のう
ちに特急・新幹線で名古屋へ帰りました。1日の参加でした
が今、施設で生活している高校生と施設での生活について、
将来についてなどお話を聞くことが出来て良かったです。全日参加出来れば良かったと思
いました。
なごやかサポートみらいでもこのような企画をできればいいなぁと、今後の課題として考
えていきたいと思います。
3.キャンプ(能登) NPO子どもサポートネットあいちとの協同事業 8月19日 21日小学生の子ども60名程と日本福祉大学長谷川ゼミナール・堀場ゼミ
ナールと有志の大学生の方が参加をして行いました。箸・スプーン作り、カヌーや地引網、
飯合炊飯、キャンプファイヤーを行いました。
能登では参加されませんでしたが、若狭のキャンプでは母子支援施設の子ども達が参加を
しました。今回は、児童養護施設へは、参加募
集を行わなかった為に参加はありませんが参加
した子ども達は夏休みの思い出の1つになれば
と思います。 − 3 −
4 .「 未来へ向けて チ ャ レ ン ジ 合宿2 0 0
9 」 に参加し て
精華学院 ( ケア ワーカ ー) 川岸 慰隆 私は、三重県にある児童養護施設 精華学院
でケアワーカーをしている川岸と申します。
施設出身者であり、施設職員として現在、奮闘・葛藤中です。
今回、人とのつながりもありご縁あってこの「チャレンジ合宿」に参加させていただき、
職場外の子供たちと関わる貴重な機会が生まれました。私の自身の学びにもなりましたこ
とを、なごやかサポートの会長・清水様ならびに皆様に感謝しています。
今回私は、プログラムの中の 1 日目の最終、グループワークの講師をさせてもらいました。
講師といってもグループ分けされた 6 人の子供達とざ
っくばらんに話をするのが役割で、堅苦しいものでは
ありません。「自立」=「自分で生活していく」とい
うことについて、施設の出身者としての立場から好き
放題子供達に語らせてもらいました。プログラムの最
終ということもあり、最初は「はじめまして」→「は
よ、おわって 」「どんなことがききたい?」→「知
らん」とテン
ションが低い感じでしたが(まぁ、当たり前のリアク
ションです。)コンビを組ませていた
だいた、もう一人の講師・坂場さんと私自身の生い立ちについて話をすると、徐々に耳を
傾
むけてくれたように思います。
子供達は、共通して思っていることは「不安だけどなにをしたらいいのか、わからないと
いうことでした。
ついつい、「まずは朝、自分で目覚ましで起きれ
るようになること!」と説教ぎみに話をしてしまう
場面もありましたが、漠然とした子供たちの不安に
対して、我々がやるべきことは「具体的な方法」を
指示し、一緒に取り組んでいくほかないように思い
ます。
それを子供達は求めているんだなぁと、特に最近、
普段の子供たちとの生活の中でも、
痛感することがあるのですが、今回のグループワー
クの場面でも感じました。
子供達とやりとりするのにはあまりに短い 1 時間という中で、得体の知れないオッサン
からの話が、どこまで、子供たちに届いたかは分かりませんが、出身者からの話を聞く機
会は、
子供たちにとって貴重な時間だと思います。
最後に、今回のグループワークで感じたことを、日々のケアワークにつなげていきたい
と思っています。 − 4 −
名古屋市の「未来へ向けてのチャレンジ合宿」でお話しさせていただきました_
特定非営利活動法人 社会的養護の当事者参加推進団体 日向ぼっこ
渡井さゆり(理事長兼当事者相談員)
8月25日(火)は名古屋市内の児童養護施設で暮らされている中学校2年生から高校生 27
名を対象とした施設児童向け就労自立意識向上研修「未来へ向けてのチャレンジ合宿」で、
施設で暮らしていた先輩としてお話させて頂きました。
この合宿は、その日の 12 時から1日半かけてミッチリ!私の話の前には「コミュニケーシ
ョン・ビジネスマナートレーニング」と「レクリエーション」が行われていたようです。
私も参加したかったのですが、妊娠中で疲れやすくなっているため、お言葉に甘え直前に
現地入りしました。どこの誰だかわからな
い人より、共に時間を過ごし少し打ち解け
て、身近に感じて貰えた上で話たかったの
ですが…今は体調を第一です。
入所中の様々な思いや今の内にチャレンジ
して欲しいことなどお話させて頂いたので
すが、夕食・入浴の直後ということもあっ
てコクリ・コクリとしている中高生もいま
した。「そりゃそうだろうな 」と内心微
笑ましいものでした。
その後、進学希望や就職希望等のグループに分かれ、施設で暮らしていた OB・OB を交えた
話し合いが行われました。私の参加させて頂いたグループの中高生7名は各々ご自分の夢
を語ってくれ、とても頼もしく感じました。これからも自分の思いを大切に、人生を楽し
んで頂きたいです☆
翌日は、雇用主の方からの「仕事観」や施設職員の方からの「出会いと性について」のお
話など。
大人の私が聴いてもとっても面白い有意義な時間でした。その後の予定があったので昼食
は頂かずおいとましたのですが、チョコチョコお話させて頂いた中高生の皆さんは元気い
っぱいで、こちらも元気を頂きました_
今振り返ると、座学中心だったのでもっと子どもたちが主体的に話し合える時間があれば
より有意義かと思いました。でも、市や施設の職員さんの反省会で「子どもたちのお茶会
を」といった声も出ていたので、来年度はより充実した内容かもしれません。
参加した中高生の皆さんが、希望を持って社会に出られるよう、心から願います☆_
日向ぼっこ HP(http://move.hinatabokko2006.main.jp/?day=20090827)より抜粋
− 5 −
未来に向けて チ ャ レ ン ジ 合宿2 0 0 9 に参加し て 南山寮出身 坂場
千明さ ん 8 月2 5 日の研修に職業別で看護師と し て参加し ま し た。
看護師希望の寮生は居ま せんでし たが、 子供達が皆真っ 黒に日焼けし ていて、 健康体の姿
はと ても 微笑ま し く 映り ま し た。 夏の終わり に先輩から のア ド バイ ス。 漠然と し ていた将
来の夢が少し でも 現実的に捉えら れる 機会になっ てく れたら いいなぁ と 思いま し た。
いいなぁ と 思いま し た。
私自身、 グループ 別で同室になっ た講師の方の話がと ても 良く て、 自分にと っ ても
と ても 有意義な時間と なり ま し た。 あり がと う ご ざ いま し た。
今後も 皆様の活躍を 応援さ せていただき ま す。
未来に向けて チ ャ レ ン ジ 合宿2 0 0 9 を 終え て
昨年に続き 、 名古屋市子ど も 青少年局青少年自立支援室・ 名養ク ラ ブ と 今年は、 当会が企
画・ 運営を さ せて 頂き ま し た。 参加人数は2 7 名と 昨年よ り は少なかっ たで すが内容は、
昨年の反省を 踏ま えてレ ク リ エ ーシ ョ ン を 入れてみま し た。
レ ク リ エ ーシ ョ ン は、 時間がも う 少し あれば良かっ たので すが、 参加し た子ど も と 職員さ
んと 一緒になっ て楽し く 行いま し た。
先輩から のメ ッ セージ では、 N P O 法人社会的養護の当事者参加推進団体日向ぼっ こ (東京)
の理事長 渡井さ ゆり さ んを 招いて 渡井さ んの生い立ち や退所前後のこ と な ど を お話し て
頂き ま し た。 その後、 4 つのグループ に分かれて 施設を 退所し て から の話や仕事について
の話、 社会に出て から の苦労話な ど 、 自立に向けて の話を し ま し た。 今年は1 グループ に
2 名の先輩を お招き し て 話を し ま し た。 最後にはグループ 毎に話を し たこ と を 発表し て 終
わり ま し た。 来年も 今年の反省を 踏ま えてよ り よ い合宿に出来ればと 思いま す。
参加し た児童・ 職員から の感想
ア ン ケート よ り ◎=児童 ○=参加職員
[ コ ミ ュ ニ ケーシ ョ ン ・ ビ ジ ネス マ ナート レ ーニ ン グの感想]
◎今ま で はコ ミ ュ ニ ケーシ ョ ン と いう 意味がわから な かっ たけど 、 今回話を 聞いて わか
り ま し た。
◎コ ミ ュ ニ ケーシ ョ ン と いう 言葉を 普段使う のにいざ と な っ て 「 コ ミ ュ ニ ケーシ ョ ン っ
てど んな意味?」 っ て 聞かれた時にすご く 困っ て、 コ ミ ュ ニケーシ ョ ン と いう 意味はす
ご く 思い深いと 思いま し た。
◎去年と は違っ て話がわかり やすく て楽し く 聞けて良かっ た!
○と て も 分かり やすく 、 子ど も 達の関心を 引かせる 話し 方やマ ナーを 教え て 頂き と て も
良かっ たと 思いま す。
[ レ ク レ ーシ ョ ン の感想]
◎他の施設の人と 話せて良かっ たです。
◎やっ ぱり 「 団体・ 集団」 を 動かすには、 それだけの力やス キルが必要で す。 講師の方
のスキルはすご かっ たです。
○遊びを 通し て 他者と 触れ合っ た為、 子ど も 達の気持ち も ほぐ れたと 思う ので と て も 良
かっ たです。 − 6 −
○楽し い部分と 大切な話の部分がおり ま ざ り つつも メ リ ハリ があっ て良かっ たでし た。
[ 先輩から のメ ッ セ ージ ]
◎将来のこ と と か考え て な かっ たけど 、 こ れから 少し ずつ考え て いかな く て は駄目だ
と 思いま し た。
◎将来の夢を も っ て、 夢を あき ら めず頑張ろ う と いう 気持ち になっ た。
◎最初から 最後ま で何も かも 丁寧に教えて も ら っ て本当に良かっ たです。 苦労し た事
も 話し てく ださ っ てと ても 勉強になり ま し た。
◎渡井さ んの話は本当に共感し ま し た。 大学進学のお話を 聞き ま し た。 と ても 分かち
合う 部分も あり つつ、 発言し た り 、 ア ド バイ ス を も ら っ た り な ど と て も 良かっ たで
す。
◎施設を 退所し て から のお話や社会で のお話を し て いて と て も 勉強にな り ま し た。
職員の思っ ている 事など も 聞けたのでと ても 良かっ たです。
○話自体は具体的な 所も 聞けて 良かっ たと 思いま すが講師の人が話す時間の占める
割合が少し 長過ぎ た よ う に思いま す。 最初の講演は大切なポイ ン ト を も う 少し 明確
にし て頂ける と 良いよ う に感じ ま し た。
○と て も 気さ く に子ど も 達と 関わっ て く れて いたので 、 子ど も 達も 目を 輝かせて 話
を 聞けていたと 思いま す。
○「 日向ぼっ こ ハン ド ブ ッ ク 」 の中身がと て も よ く 子ど も 達が知り たいこ と 、 社会
に出て困る であろ う こ と が書かれており と ても ためになり ま し た。
○直接の職業と は関係な く て も 、 施設出身と いう こ と で 、 出身者から の話はために
なっ たのではないか?! 子ど も 達の発言を も う 少し 聞き たかっ た。
[ 雇用主から のお話]
◎ネズミ に例えてお話を 頂いた内容はと ても 分かり やすく てと ても 良かっ たです。
◎僕は、 学歴で 人生が左右する と 思っ て 、 今ま で 勉強に励んで いま し た。 社長さ ん
の話を 聞いて 学歴だ けで はな く 「 全て 自分自身で 決ま る 」 と いう こ と がと て も わか
り ま し た。
◎細かい話を 詳し く 話さ れて いて と て も 勉強にな り ま し た。 働く と いう 事は本当に
大変な 事だと 強く 感じ ま し た。 将来の事にも 勉強にな っ た し 、 こ れから の事にも つ
ながっ ている のじ ゃ ないかなぁ と 思いま し た。
○話にと て も 説得力があり 、 子ど も 達の心にと て も 響いたよ う で す。 ぜひ来年も 子
ど も 達の為に講演し て頂き たいと 思いま す。
○いろ いろ な 話を おり ま ぜて 話し て 頂いたので と て も 興味深く 、 料理の世界な ど の
話が聞けたので 良かっ た で す。 子ど も 達にと っ て も 働く 事こ と には関心がある こ と
な ので 、 自分の努力で 人生が変わる ”チ ャ ン ス を 得れば”変われる と い う こ と が、
子ど も 達へ伝わる と いい話だっ たと 思いま し た。
[思春期の心と 体]
◎と て も 大事な 事を 教え て頂き と て も 嬉し かっ たで す。 やっ ぱり 自分の体は大切な
ので 自分で 体を 守り たいで す。 悩みな ど があっ たら 職員に相談し た り する 事も 必要
だなと 思いま し た。 と ても 勉強になり ま し た。
− 7 −
◎コ ン ド ームと かあま り わから な かっ たから 今回学べて 気を つけて いき たいし 危な
い誘いにはのら ないよ う にし ま す。
◎本当に分かり やすく て、 こ れから の事に繋がる と 思う のですご く 良かっ たです。
◎男女関係はと て も 難し いし 、 携帯電話な ど も と て も 身近な ので 気づく 事がたく さ
んあり ま し た。
○凄く わかり やすく 楽し く 話を し て 頂き 、 子ど も 達も 集中し て 真剣に聞いて いた。
性教育について 施設で はき ち んと やっ て こ な かっ た ので 自分の施設で も 子ど も 達に
伝えていく 時間を も つ必要性を 感じ ま し た。
○実際に体験する かも し れな いシ チ ュ ーエ ーシ ョ ン (と て も 身近な 話)だ っ た ので と
て も ためにな り ま し た。 性のこ と はみんな 恥ずかし がり 話を し ずら い話題で すがそ
れを 明る く 子ど も 達と し てみえてと ても 良かっ たと 思いま し た。
[ 今後] こ んな 研修があっ たら いいな ぁ と 思う も の]
○実際に園を 卒業し てから の苦労体験やど う それを 乗り 越えてき たのか?など 話を し
て欲し い。
○先輩から のメ ッ セージ を 半日か1 日使っ て話し て欲し いです。
○自分に合っ た仕事を 選ぶポイ ン ト やア ド バイ ス を 子ど も 達に分かり やすく 教え て
く れる も のがあっ たら 良いなぁ と 思いま す。
[ 2 日間通じ て 感じ たこ と な ど ]
◎色々な 話が聞けて と て も 楽し かっ たし 、 将来の自分の為にな っ たと 思う し 、 ま た
参加し て
色々な事を 勉強し ていき たいと 思いま し た。
○先輩から のメ ッ セ ージ がと て も 子ど も 達は良
かっ たよ う なので時間を 長く し て欲し い。
○様々な タ イ プ の講師の先生を 呼んで も ら っ
て 子ど も 達に と っ て 有意義な 研修だ と 思い ま
す。
○今回初めて の参加だ っ た ので すが、 職員と
し て はと て も 楽し く 有意義な 研修を 企画・ 準
備を さ れて き た 関係者の皆様に は感謝し た い
と 思う と 同時に 、 今後の施設で の仕事に 必ず
役立てたいと 考えていま す。
5 . 第2 回な ご やかサロ ン (施設入所児童対象)
[日 時]9 月6 日(日)1 3 時
16時
[場 所] 名古屋市北区役所 7 階 小会議室
今回のサロ ン は、 千葉県で 司法書士を し て いる 伊見真希さ んを お招き し て 契約について の
話と 実際に契約する 側と 契約さ れる 側に分かれて 実際に契約を 行いま し た。 ま た、 施設出
身の当事者で 、 こ も れび(千葉県)の当事者団体の代表 佐野 優さ んを お招き し て 茶話会
を し ま し た。 参加者は、 名古屋市3 施設、 愛知県1 施設の中学・ 高校生の方が参加し ま し
た。
今後も 施設入所児童対象のサロ ン を 計画し ていき ま すので是非ご 参加下さ い。
次回は、 2 月を 予定し て いま す。 ご 要望がご ざ いま し たら 当会ま でF A X ・ メ ールで お寄
せ下さ い。 お待ち し ていま す。 本事業はS B I 子ど も 希望財団様の寄附金によ り 行っ て い
ま す。
− 8 −
施設入所児童対象 なご やかサロ ン に参加し て 講師 伊見 真希さ ん( 司法書士)
今回なご やかサロ ン で「 法律教室」 を 企画さ せていただき まし た。
自立にあたっ て必要な「 契約」 を 経験し てみよ う !と いう 企画でし た。
当日は、 コ ン ピ ュ ータ の調整の関係で始ま り が遅く なっ てし ま い、 最後は時間が足り なく
なっ てし ま し たが、 みんなそれぞれの立場になり き っ て相手と 交渉し 、 一つの契約を ま と
める こ と の大変さ や、 自分が思う 条件がなかなか通ら ないこ と など を 体験し ても ら えたの
ではないでし ょ う か。
社会に出る と 、 <働く ><部屋を 借り る ><お金を 借り る >など 生き ていく 上で必要な「 契
約」 に出会いま す。
今回の法律教室を 通し て、内容を よ く 理解し て契約する こ と の大切さ はも ち ろ んですが、
<働く 人><部屋を 借り る 人><お金を 借り る 人>にと っ て不利な契約から 私たち を 守っ
てく れる 法律がある こ と も ぜひ知っ ても ら えたら と 思いま す。
私はふだん司法書士と いう 仕事を し ていま すので、 日頃の仕事の経験を 踏ま えて、 全国の
施設で
いろ いろ な内容の法律教室を し ていま す。
ま た機会があればぜひなご やかサロ ン に呼んでく ださ いね。
今回は、 名古屋・ 愛知県の司法書士の方々にも お手伝いを 頂き 行いま し た。
あり がと う ご ざ いま し た。
施設入所児童対象 なご やかサロ ン に参加し て こ も れび( 千葉県) 佐野 優
さん
9 月6 日、 な ご やかサロ ン に参加を さ せても ら いま し た!法律教室と 私のざ っ く ばら んなお
話と 言う こ と で し たが、 施設の子たち がち ら ほら っ て 感じ の集ま り で 、 最初は正直ど う
なる こ と かと 思いま し た。
それで も 、 2 0 名近く の施設で 生活する 高校や先生が集ま り いざ 開始!!で も みんな 、 緊張
し て いる のがすご く 伝わっ て き て 、 こ っ ち ま で 緊張( 笑) それで も 少し ずつ場は和み、 法
律教室でのグループ での話はヒ ート ア ッ プ 。
な かな か、 楽し かっ た で す_後半は施設で 生活し た こ と のある 私が、 おやつやジ ュ ース を
飲みな がら 、 自分の生い立ち や経験を 話さ せて も ら いま し た。 真剣に聞いて いる 子や、 だ
る そう に聞いている 子、 よ く わから なさ そう に聞いている 子など が、 たく さ んいま し たが、
そんな みんな も 、 最後の感想を 書いて も ら っ た紙には、 と て も 素直に率直な 感想が書いて
あり 、 嬉し さ やほほえま し いと 感じ ま し た(*^o^*) すご く 貴重で 、 大切な 出会いだっ たと
感じ ま す。 ま たみんなに会え る 機会があればいいな と ひそかに想いま し た☆ 夕飯は、 私
の誕生日が2 日前にあっ た と 言う こ と で 、 私が行き たい!!と いっ た マ ウン テ ン と い
う お店にも 連れて行っ ても ら い大満足です(・ ∀・ )
と っ ても 素敵な時間を 、 あり がと う ご ざ いま し た☆★
− 9
6 . ホームページ が新し く な り ま し た。
昨年9 月2 1 日にな ご やかサポート みら いが発足し て 1 年にな り ま す。 こ れから も 、 社
会的養護の当事者団体と し て 里親家庭で 育っ た方や、 児童養護施設で 育っ た方への居場所
造り 、 そし て 今、 児童養護施設で 生活し て いる 子ど も 達への自立支援活動を 施設訪問事業
や、 なご やかサロ ン ( 施設入所事業対象) の事業を 行っ てま いり ま す。
ま た、 こ れから 社会的養護を 担う 方への支援な ど 学習会な ど を 開催し て 社会的養護につい
て 皆さ んで 考え て いければと 思いま す。 当会は来年4 月を 目標にN P O 法人化する こ と が
先月の運営会で決定し ま し たので法人化に向けて準備を 進めてま いり ま す。
今回、 ホームページ を リ ニ ュ ーア ルし ま し て 今ま で よ り も 予定な ど サロ ン の開館日がわか
り やすく な り ま し た。 入会について はホームページ から 入会申し 込みが出来る よ う にな り
ま し た。
ま た、 皆様から な ご やかサポート みら いへの運営な ど について のご 意見・ ご 要望が書ける
ページ を 設けま し たので是非、 ご 意見お聞かせ下さ い。 今後の運営に役立ててま いり ま す。
7 . 事業予定 1 0 ・ 1 1 月
1 0 月1 1 日( 日) みら い運営会 1 3 : 0 0 1 4 : 0 0 [場所]
NPO 法人設立準備会 1 4 : 3 0 1 6 : 0 0 愛知県司法書士
会館
1 2 日( 月) 日向ぼっ こ 展覧会・ 音楽ラ イ ブ
東京児童養護施設 若草寮 みら いの歌を 作詞作曲し た
mi h o ち ゃ んがラ イ ブ に参加し ま
す。
1 8 日( 日) N P O 子ど も サポートネットあいち 協同事業 登山( 御在所)
2 4 日( 土)
2 5 日( 日) 当事者団体交流事業 ひだま り ( モ デル事業・ 施設見
学)
3 1 日( 土) 施設訪問事業 中日青葉学園 ・ 名古屋芸術大学文化祭 mi h
o ち ゃ んラ イ ブ
1 1 月 3 日( 火)
施設訪問事業 名古屋文化キン ダーホルト ・ 白鳩学園
1 0 日( 火) 運営会 日本福祉大学名古屋キャ ン パス 南館 1 9 : 3 0 2 1 :
30
1 4 日( 土) 施設訪問事業 名古屋養育院
1 5 日( 日) 施設訪問事業 日本児童育成園
2 1 日( 土) 鎮魂のつど い&パレ ード 日比谷公会堂
子ど も の虐待死を 悼み 命を 讃える 市民集会2 0
09
2 3 日( 月) 施設訪問事業 鳴海聖園天使園
2 8 日( 土) N P O 法人設立総会 日本福祉大学名古屋キヤン パス南館 1 9 :
30 20: 30
な ご やかサロ ン の開館日はホームページ を ご 覧下さ い。
な お、 事業予定について は変更する こ と も あり ま す。 変更等があり し たら ホームページ で
ご 案内致し ま す。
[会員登録状況] 学生会員 1 9 名 一般会員 9 0 名 (内当事者
1 1 名)
団体会員 6 団体 合計会員
数 1 1 9 名 ・ 6 団体
− 10 −