皮膚内活性酸素産生に及ぼすマグネシウムの影響

2004年10月28日
報道関係各位
皮 膚 内 活 性 酸 素 産 生 に及 ぼすマグネシウムの影 響
(2004年6月12日 第4回日本抗加齢医学会にて発表)
赤穂化成株式会社
赤穂化成株式会社(本社:兵庫県赤穂市、代表取締役社長:池上良成)では、皮膚内活性酸素産生に及
ぼすマグネシウムの影響について検討しました。その結果を、第4回日本抗加齢医学会(2004年6月12
日)で発表しました。
近年オゾン層の破壊に伴い紫外線の照射量が増加し、紫外線が皮膚に及ぼす影響が問題となっていま
す。皮膚に紫外線が照射されると、皮膚内で活性酸素が産生され、皮膚組織が老化する要因の一つと考
えられています。弊社では、海洋深層水に含まれるミネラル、中でも特にマグネシウム(Mg)が、皮膚内活
性酸素産生に及ぼす影響について検討しました。
検査では、6週齢の雌性へアレスマウスの腹部に6種の試料を塗布し、微弱光測定装置 Night OWL
Molecular Light Imager (Night OWL)を用いて皮膚内活性酸素産生量を測定しました。試料には、①蒸留
水、②0.01、0.1、1w/w%Mg試薬水溶液、③0.05、0.1w/w%のMg含有化粧品(Mg 0.05%: ビスイ
シードロップ ミネラルローション、Mg 0.1%: 死海のにがり 肌の美水)を用いました。
結果、各試料それぞれ蒸留水塗布群と比較して、発光量は Mg 溶液、Mg 含有化粧品で低下しました。ま
た、これらの発光量は、塗布した Mg 濃度の上昇に伴い低下しました。 この結果から、Mgの塗布が皮膚内
活性酸素産生を抑制することが確認できました。
弊社では、海洋深層水由来の製品開発に伴い、海洋深層水に含まれるミネラルの働きについて、様々
な研究を行っています。今回の研究結果を元に、さらに皮膚とMg他ミネラル成分の関係について、究明し
てまいります。
【本件に関するお問い合わせ先】
赤穂化成株式会社 東京支店 広報担当:青山
TEL.03-5256-9001㈹ FAX.03-5256-9005
または、
共同PR株式会社 「天海の水」 広報担当:長瀬、矢野
TEL.03-3571-5171 FAX.03-3574-0316
【研究概要】
■研究員
端口佳宏、太井秀行、福田隆雄、魚住嘉伸(赤穂化成株式会社技術開発部)
桜井弘、安井裕之(京都薬科大学代謝分析学教室)
■研究内容
テーマ
皮膚内活性酸素産生に及ぼすマグネシウムの影響
研究時期
2001年10月〜
サンプル
6週齢の雌性へアレスマウス 各群6匹
使用試料
①蒸留水
②0.01、0.1、1%のMg溶液試薬で調製
③0.05、0.1%のMg含有化粧品(下記2種類)
Mg 0.05%: ビスイシードロップ ミネラルローション
Mg 0.1%: 死海のにがり 肌の美水
■方法
へアレスマウスの腹部に、各試料100μL を5cm2 の腹部皮膚に塗布し30分間作用させた後、除去し
た。UVA(100mW/cm2×3min)を右腹部に照射した。照射後すぐに200μM CLA を10μL 塗布し、
化学発光量を微弱光測定装置 Night OWL Molecular Light Imager (Night OWL)により測定しました。
■検査結果
UVA照射部位の発光量は、①と比較して②及び③で有意に低下しました。UVA非照射部位の発光量
は、①と比較して0.01%Mg溶液を除く②で有意に低く、③で低下する傾向が見られました。また、これ
らの発光量は塗布したMg濃度の上昇に伴い低下する傾向が見られました。
以上の結果から、Mgが皮膚内活性酸素の産生を抑制することが示唆されたため、皮膚の老化などに
対する有用性が期待されます。
※ 注釈
UVA・・・紫外線A波。UVA は地上到達量が UVB の 10 倍あり、また波長が UVB より長く、皮膚の
深くまで侵入する。
CLA・・・2-メチル-6-フェニル-3,7-ジヒドロイミダゾ-[1,2-α]ピラジン-3-オン ( Cypridinal Luciferin
Analog )。活性酸素種と反応して化学発光を生じる試薬。
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会社概要
社名
赤穂化成株式会社
所在地 本社/兵庫県赤穂市坂越329番地
TEL.0791-48-1111(代)
東京支店/東京都千代田区内神田3丁目4番11号千代田共同ビル
TEL.03-5256-9001(代)
赤穂工場/兵庫県赤穂市坂越329番地
TEL.0791-48-1721
深層水事業所/高知県室戸市室戸岬町1828−5
TEL.0887-24-2820
資本金
3,000万円
社員数
235人
代表者
代表取締役社長
池上 良成
事業内容 健康事業、調味事業、化成事業、食品事業
URL
http://www.ako-kasei.co.jp
忠臣蔵で名高い赤穂は、古来より製塩や苦汁工業が盛んで、その流れをくむ会社が数多くあります。
当社は、その中でも核となる食塩や苦汁を中心とした無機ミネラルの総合メーカーとしての豊かな基礎技
術をもとに、一貫して堅実な経営を行い、創業時の精神をよりどころに事業を守り育てて参りました。
そして現在、これまで培ってきた『海洋科学の開発技術』をベースに新事業の展開を進めております。こ
れからも当社は、「ミネラル」と「健康」をテーマに「新しい海洋文化の創造」を目指し、お客様に提案できる
商品創りに努めて参ります。
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