MN101E31シリーズ 8ビットシングルチップマイクロコントローラ 概要 MN101E シリーズは、MN101C シリーズのメモリ拡張版であり、多機能な周辺機能を複合した、8 ビットのシングルチ ップマイクロコンピュータで、カメラ、VCR、MD、TV、CD、LD、プリンタ、電話機、HA 機器、ページャ、エアコン、 PPC、ファックス、電子楽器などの機器に使用することができます。 本 LSI は、機器組み込み用マイクロコンピュータとして、柔軟かつ最適なハードウェア構成とシンプルで高効率な命令体 系を備えています。MN101E31 シリーズは、最大 ROM 128 KB/64 KB、RAM 6 KB/4 KB を内蔵し、周辺機能として 6 本の外 部割込みと、NMI を含む 23 本の内部割込み、9 本のタイマカウンタ、5 系統のシリアルインタフェース、A/D コンバータ、 LCD ドライバ、ウオッチドッグタイマ、1 系統のデータ自動転送機能、同期出力機能、およびブザー出力などを備え、カメラ、 VCR用選局タイマ、 CDプレーヤ、 ミニコンポなどのシステムコントローラ用マイコンに適したシステム構成となっています。 また、3 系統の発振回路 ( 高速発振max 10 MHz/低速発振32.768 kHzと高速発振を逓倍するPLL) を内蔵しており、システ ムクロックのベースを高速発振入力(NORMALモード ) /PLL入力 (PLLモード) モード低速発振入力(SLOWモード ) に切換え ることができます。システムクロックは、発振クロック、PLLクロックを分周して生成します。クロックの分周比をプログ ラムにより切換えることで、システムに最適な動作クロックを選択できます。高速モードには、原発振および PLL より生 成されるクロック fpll を 2 分周したクロック (fpll/2) をシステムクロックの基本とする標準モードと、原発振および PLL より 生成されるクロックfpllを分周せずにシステムクロックの基本とする倍速モードがあります。 標準モードでのマシンサイクル ( 最小命令実行時間 ) は、原発振 fosc = 10 MHz (PLL 未使用 ) 時に 200 ns です。CPU を外部 クロックと同一周期のクロックで動作させる倍速モードでは、原発振 fosc = 10 MHz 時に 100 ns です。また PLL モードでは Max.50 ns での動作が可能です。パッケージは 80ピン LQFP です。 製品一覧 本データシートでは、MN101E31 シリーズとして、以下に示す品種について説明しています。これらの品種は、同一機 能となっています。 ただし、MN101E31G を中心に説明しています。 ROM容量 RAM容量 MN101E31G 128 KB 6 KB MN101E31D 64 KB 4 KB MN101E31A 32 KB 2 KB MN101EF31G 128 KB + 4KB 6 KB MN101EF31D 64 KB + 8 KB 4 KB 品種 発行年月: 2012年2月 Ver. HJM 種別 パッケージ マスク ROM 版 LQFP080-P-1414A フラッシュ EEPROM 版 1 MN101E31シリーズ 特長 ROM容量 128 / 64 / 32 KB (MN101EF31G は 128 KB + 4 KB、MN101EF31D は 64 KB + 8 KB) RAM容量 6 / 4 / 2 KB パッケージ 80 pinLQFP (14 mm角 / 0.65 mm pitch) マシンサイクル 高速モ-ド 0.10 µs / 10 MHz (2.2 V ~ 5.5 V) (MN101EF31D は2.7 V ~ 5.5 V) PLLモ-ド 0.05 µs / 20 MHz (2.2 V ~ 5.5 V) (MN101EF31D は2.7 V ~ 5.5 V) 低速モ-ド 62.5 µs / 32 kHz (2.2 V ~ 5.5 V) (MN101EF31D は2.7 V ~ 5.5 V) クロックギア回路内蔵 発振クロックの分周比を変更し 、内部システムクロックの速度を変更可能 クロック逓倍回路内蔵 高速発振クロック (fosc) の 2、3、4、5、6、8、10 逓倍可能 メモリバンク バンク方式によるデータメモリ空間拡張 (64 KB単位 16 バンク) ソースアドレス用バンク /ディスティネーションアドレス用バンク ROMコレクション 最大 7箇所のプログラム修正が可能 動作モ-ド NORMALモ-ド (高速モ-ド ) PLLモード SLOWモード ( 低速モ-ド ) HALTモ-ド STOP モ-ド および動作クロック切換え 動作電圧 2.2 V ~ 5.5 V (MN101EF31D は2.7 V ~ 5.5 V) 動作保証温度 2 -40°C ~ +85°C Ver. HJM MN101E31シリーズ 特長(つづき) 割込み: 29本 <暴走割込み> ノンマスカブル割込み (NMI) <タイマ割込み > タイマ 0割込み タイマ 1割込み タイマ 2割込み タイマ 3割込み タイマ 4割込み タイマ 6割込み タイムベース割込み タイマ 7割込み タイマ 7コンペアレジスタ2 一致割込み タイマ 8割込み タイマ 8コンペアレジスタ2 一致割込み <シリアル割込み > シリアル 0 割込み シリアル 0UART受信割込み( 周辺機能グループ割込み) シリアル 1 割込み シリアル 1UART受信割込み( 周辺機能グループ割込み) シリアル 2 割込み シリアル 2UART受信割込み シリアル 4 割込み シリアル 4 ストップコンディション割込み (周辺機能グループ割込み ) シリアル 5 割込み( 周辺機能グループ割込み) <A/D 割込み> A/D 変換割込み <データ自動転送割込み> ATC1 割込み( 周辺機能グループ割込み) <外部割込み> IRQ0: エッジ選択、ノイズフィルタ接続可、ゼロクロス判別可 IRQ1: エッジ選択、ノイズフィルタ接続可、ゼロクロス判別可 IRQ2: エッジ選択、両エッジ割込み IRQ3: エッジ選択、両エッジ割込み IRQ4: エッジ選択、両エッジ割込み IRQ5: キースキャン割込み ( エッジ選択 /両エッジ選択可 ) Ver. HJM 3 MN101E31シリーズ 特長(つづき) タイマカウンタ: 10本 (独立9本) 汎用 8 ビットタイマ × 5本 8 ビットフリーランタイマ × 1 本 タイムベースタイマ × 1 本 汎用 16 ビットタイマ × 2 本 簡易 8 ビットタイマ × 1本 タイマ 0 ( 汎用 8 ビットタイマ ) 方形波出力 ( タイマパルス出力)、付加パルス (2 bit) 方式PWM 出力は大電流端子TM0IOBに出力可能、 イベントカウント、リモコンキャリア出力、簡易パルス幅測定機能 クロックソース: fpll、 fpll/4、 fpll/16、 fpll/32、 fpll/64、 fpll/128、 fs/2、 fs/4、 fs/8、 fx、外部クロック、タイマ A 出力 リアルタイム制御 タイマ(PWM) 出力を外部割込み0 (IRQ0) の立下がりエッジで "High" 固定、"LOW" 固定、 "Hi-Z" 状態の3 値に制御 タイマ1 (汎用 8 ビットタイマ) 方形波出力 ( タイマパルス出力)、イベントカウント、16 bitカスケード接続機能( タイマ0 と接続 )、 タイマ同期出力 クロックソース: fpll、 fpll/4、 fpll/16、 fpll/32、 fpll/64、 fpll/128、 fs/2、 fs/4、 fs/8、 fx、外部クロック、タイマ A 出力 タイマ2 ( 汎用 8 ビットタイマ ) 方形波出力 ( タイマパルス出力)、付加パルス (2 bit) 方式PWM 出力は大電流端子TM2IOBに出力可能、 イベントカウント、簡易パルス幅測定機能、24 bitカスケード接続機能 (タイマ0、1と接続)、タイマ同期出力 クロックソース: fpll、 fpll/4、 fpll/16、 fpll/32、 fpll/64、 fpll/128、 fs/2、 fs/4、 fs/8、 fx、外部クロック、タイマ A 出力 リアルタイム制御 タイマ(PWM) 出力を外部割込み 0 (IRQ0) の立下がりエッジで "High" 固定、"LOW" 固定、 "Hi-Z" 状態の3 値に制御 タイマ 3 (汎用 8 ビットタイマ ) 方形波出力 ( タイマパルス出力)、イベントカウント、リモコンキャリア出力、 16 bitカスケード接続機能 ( タイマ 2 と接続)、32 bitカスケード接続機能( タイマ 0、1、2 と接続 ) クロックソース : fpll、 fpll/4、 fpll/16、 fpll/32、 fpll/64、 fpll/128、 fs/2、 fs/4、 fs/8、 fx、外部クロック、タイマ A 出力 タイマ4 ( 汎用 8 ビットタイマ) 方形波出力 ( タイマパルス出力)、付加パルス (2 bit) 方式PWM 出力、イベントカウント、シリアル転送クロック、 簡易パルス幅測定機能 クロックソース : fpll、fpll/4、fpll/16、fpll/32、fpll/64、fpll/128、fs/2、fs/4、fs/8、fx、外部クロック、タイマ A 出力 タイマ 6 (8ビットフリーランタイマ、タイムベースタイマ) 8 ビットフリーランタイマ クロックソース: fpll、 fpll/212、 fpll/213、 fs、 fx、 fx/212、f x/213 タイムベースタイマ 割込み発生周期: fpll/27、 fpll/28、 fpll/29、 fpll/210、 fpll/213、 fpll/215、 fx/27、 fx/28、 fx/29、 fx/210、 fx/213、 fx/215 4 Ver. HJM MN101E31シリーズ 特長(つづき) タイマカウンタ(つづき) タイマ 7 (汎用 16 ビットタイマ) クロックソース : fpll、 fpll/2、 fpll/4、 fpll/16、 fs、 fs/2、 fs/4、 fs/16、 外部クロックの1/1、1/2、1/4、1/16 分周、 タイマ A 出力 ハードウエア構成 ダブルバッファ構成のコンペアレジスタ(× 2) インプットキャプチャレジスタ (× 1) タイマ割込み (× 2 ベクタ ) タイマ機能 方形波出力( タイマパルス出力 )、高精度PWM 出力( 周期 /デューティ連続可変 )、 IGBT制御用出力( 周期/デューティ連続可変)は大電流端子TM7IOBに出力可能、タイマ同期出力、 イベントカウント、インプットキャプチャ機能( 両エッジ動作可) リアルタイム制御 タイマ(PWM) 出力を外部割込み 0 (IRQ0) の立下がりエッジで "High" 固定、"LOW" 固定、 "Hi-Z" 状態の3 値に制御 タイマ8 ( 汎用 16ビットタイマ ) クロックソース : fpll、 fpll/2、 fpll/4、 fpll/16、 fs、 fs/2、 fs/4、 fs/16、 外部クロックの 1/1、1/2、1/4、1/16 分周、 タイマ A 出力 ハードウエア構成 ダブルバッファ構成のコンペアレジスタ(× 2) インプットキャプチャレジスタ (× 1) タイマ割込み (× 2 ベクタ ) タイマ機能 方形波出力( タイマパルス出力 )、 高精度 PWM 出力 (周期/デューティ連続可変) は大電流端子TM8IOBに出力可能、 イベントカウント、パルス幅測定機能、インプットキャプチャ機能(両エッジ動作可) 32ビットカスケード接続機能 ( タイマ 8 と接続)、32ビット PWM 出力、 32ビットカスケード時インプットキャプチャ タイマA ( ボーレートタイマ ) 周辺機能用クロック出力 ウォッチドッグタイマ 暴走検出周期を fs/216、 fs/218、 fs/220 より選択 暴走検出時、強制的にLSI 内部でハード・リセット 同期出力機能(タイマ同期出力、割込み同期出力) タイマ1、タイマ 2、タイマ 7の同期出力信号、または外部割込み2 (IRQ2) のイベントタイミングで、 ポート8 からラッチデータを出力 ブザー出力 fpll/29、 fpll/210、 fpll/211、 fpll/212、 fpll/213、 fpll/214、 fx/23、 fx/24 から出力周波数を選択 リモコン出力 タイマ0、 タイマ 3 出力をもとに、1/2、1/3 デューティのリモコンキャリア出力 A/Dコンバータ 10 ビット × 12 チャネル Ver. HJM 5 MN101E31シリーズ 特長(つづき) データ自動転送: 1系統 ATC1 全メモリ空間でデータを自動転送 外部割込み起動/内部イベント起動 /ソフトウェア起動 最大255バイト連続転送 シリアル連続送受信サポート バースト転送機能 ( 割込み緊急停止内蔵 ) シリアルインタフェース: 5系統 シリアル 0 ( 全二重UART / 同期式シリアルインタフェース) □同期式シリアルインタフェース 転送クロックソース : fpll/2、 fpll/4、 fpll/16、 fpll/64、 fs/2、 fs/4、 タイマ 0 ~ 4, A 出力、外部クロック MSB/LSBファースト選択可、1 ~ 8 ビットの任意転送 連続送信、連続受信、連続送受信が可能 □全二重 UART ( ボーレートタイマ : タイマ0 ~ 4、A から選択) パリティチェック、オーバランエラー /フレーミングエラー検出 転送ビット7 ~ 8 選択可 シリアル 1 ( 全二重UART / 同期式シリアルインタフェース) □同期式シリアルインタフェース 転送クロックソース : fpll/2、 fpll/4、 fpll/16、 fpll/64、 fs/2、 fs/4、 タイマ 0 ~ 4, A 出力、外部クロック MSB/LSBファースト選択可、1 ~ 8 ビットの任意転送 連続送信、連続受信、連続送受信が可能 □全二重 UART ( ボーレートタイマ : タイマ0 ~ 4, A から選択) パリティチェック、オーバランエラー /フレーミングエラー検出 転送ビット7 ~ 8 選択可 シリアル 2(全二重 UART / 同期式シリアルインタフェース) □同期式シリアルインタフェース 転送クロックソース : fpll/2、 fpll/4、 fpll/16、 fpll/64、 fs/2、 fs/4、 タイマ 0 ~ 4, A 出力、外部クロック MSB/LSBファースト選択可、1 ~ 8 ビットの任意転送 連続送信、連続受信、連続送受信が可能 □全二重 UART ( ボーレートタイマ : タイマ0 ~ 4, A から選択) パリティチェック、オーバランエラー /フレーミングエラー検出 転送ビット7 ~ 8 選択可 シリアル 4(マルチマスタ IIC / 同期式シリアルインタフェース) □同期式シリアルインタフェース 転送クロックソース : fpll/2、 fpll/4、 fpll/8、 fpll/32、 fs/2、 fs/4、 タイマ 0 ~ 4, A 出力、外部クロック MSB/LSBファースト選択可、1 ~ 8 ビットの任意転送 連続送信、連続受信、連続送受信が可能 □マルチマスタIIC 7ビットのスレーブアドレスが設定可能 ゼネラルコール通信モード対応 シリアル 5 IICスレーブインタフェース IIC高速転送モード ( 通信速度: 400 Kbps) 7 ビットまたは10 ビットのスレーブアドレスが設定可能 ゼネラルコール通信モード対応 LED 駆動 6 7本(プッシュプル構造) Ver. HJM MN101E31シリーズ 特長(つづき) オートリセット回路内蔵 LCD 駆動 LCD 駆動端子 セグメント出力 : 最大 41本 (SEG0-40) 注: リセット時、SEG0-40 は入力ポートです。 コモン出力端子 : 4本 COM0-3は 1本単位で入出力ポートに切換え可能 表示モード選択 スタティック 1/2デューティ、1/2バイアス 1/3デューティ、1/3バイアス 1/4デューティ、1/3バイアス LCD 駆動クロック ソースクロックがメインクロックの場合(fpll) 1/218, 1/217, 1/216, 1/215, 1/214, 1/213, 1/212, 1/211 ソースクロックがサブクロックの場合 (fx) 1/29, 1/28, 1/27, 1/26 タイマ 0 ~ 4, A 出力 LCD 電源 LCD 電源と VDD5 は分離(VLC1 ≤ VDD5 で使用可能) 外部から供給電圧を選択可能 ( 外部からの供給電圧は VLC1 , VLC2 , VLC3 端子より供給、 またはVLC1 端子に加えた電圧を内蔵抵抗で分圧して使用可能) ポート機能 入出力ポート LED(大電流)駆動兼用ポート LCD セグメント兼用ポート LCD コモン兼用ポート シリアル兼用ポート タイマ入出力兼用ポート ブザー出力兼用ポート A/D 入力兼用ポート 外部割込み兼用ポート LCD 電源兼用ポート 低速発振兼用ポート 特殊端子 動作モード入力端子 リセット入力兼用端子 アナログ基準電圧入力端子 高速発振端子 電源端子 70 本 7 本 41 本 4 本 25 本 15 本 2本 12 本 5本 3本 2本 10 本 3本 1本 1本 2本 3本 Ver. HJM 7 MN101E31シリーズ 端子接続図 8 25&##04'5') 25$6#09'5') 25$+#4:&##5') 25$1#6:&##5') 25$6#5%.##5') 25$1#5&###5') 25$+##5') 26/+1$#5') 26/+1$#5') 26/+1$#5') 25') 25$1#6:&#-';&5') 25$+#4:&#-';&5') 25$6#-';&5') 2$7<<'4#-';&5') 20$7<<'4#-';&5') 2-';&5') 2-';&5') 2-';&5') 25%.$5') LQFP080-P-1414A 5')0%55%.#2 25&#$5') 5')#6:&$5$1$2 25$6$5') 5')#4:&$5$+$2 25$+$4:&$5') 5')#5$6$2 25$1$6:&$5') 5')#5&2 25$+$5') 5')#5&2 25$6$5%.$5') 5')#5&2 25$1$5&#$5') 5')#5&2 26/+1%4/176%5') %1/#5&2 2+435') %1/#5&2 2+435') %1/#5&2 2+435') %1/#5&2 2+43#%<5') 8.%#2 2+43#%<5') 8.%0&-2 2.'& 8.%2 2.'& 2 2.'& #02$ 2.'&6/+1$6/+1$4/176$ #02$ 2.'&5$6# #02$ 2.'&6/+1$5$1#6:&# #02$ 2.'&6/+1$5$+#4:&# 4/176#6/+1##02# 6/+1##02# 6/+1##02# 6/+1##02# 6/+1##02# 6/+1##02# 6/+1##02# #02# 8TGH //1& #6456 04562 :12 :+2 8UU 15% 15% 8&& 8&& 8ኈ㊂ &/1& /0')/0'& /0'# /0'()/0'(& RKP.%& .3(2 6QR8KGY Ver. HJM 本書に記載の技術情報および半導体のご使用にあたってのお願いと注意事項 (1) 本書に記載の製品および技術情報を輸出または非居住者に提供する場合は、当該国における法令、特に安全保障輸出 管理に関する法令を遵守してください。 (2) 本書に記載の技術情報は、製品の代表特性および応用回路例などを示したものであり、それをもってパナソニック株 式会社または他社の知的財産権もしくはその他の権利の許諾を意味するものではありません。したがって、上記技術情 報のご使用に起因して第三者所有の権利にかかわる問題が発生した場合、当社はその責任を負うものではありません。 (3) 本書に記載の製品は、一般用途(事務機器、通信機器、計測機器、家電製品など)および本書に個別に記載されている 用途に使用されることを意図しております。 特別な品質、信頼性が要求され、その故障や誤動作が直接人命を脅かしたり、人体に危害を及ぼす恐れのある用途 − 特定用途(航空・宇宙用、輸送機器、交通信号機器、燃焼機器、生命維持装置、安全装置など)へのご使用をお考え のお客様は、事前に当社営業窓口までご相談願います。ご相談なく使用されたことにより発生した損害などについては 責任を負いかねますのでご了承ください。 (4) 本書に記載の製品および製品仕様は、改良などのために予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。した がって、最終的な設計、ご購入、ご使用に際しましては、事前に最新の製品規格書または仕様書をお求め願い、ご確認 ください。 (5) 設計に際しては、絶対最大定格、動作保証条件(動作電源電圧、動作環境等)の範囲内でご使用いただきますようお願 いいたします。特に絶対最大定格に対しては、電源投入および遮断時、各種モード切替時などの過渡状態においても、 超えることのないように十分なご検討をお願いいたします。保証値を超えてご使用された場合、その後に発生した機器 の故障、欠陥については当社として責任を負いません。 また、保証値内のご使用であっても、半導体製品について通常予測される故障発生率、故障モードをご考慮の上、当 社製品の動作が原因でご使用機器が人身事故、火災事故、社会的な損害などを生じさせない冗長設計、延焼対策設計、 誤動作防止設計などの システム上の対策を講じていただきますようお願いいたします。 (6) 製品取扱い時、実装時およびお客様の工程内における外的要因(ESD、EOS、熱的ストレス、機械的ストレス)による 故障や特性変動を防止するために、使用上の注意事項の記載内容を守ってご使用ください。 また、防湿包装を必要とする製品は、保存期間、開封後の放置時間など、個々の仕様書取り交わしの折に取り決めた 条件を守ってご使用ください。 (7) 本書の一部または全部を当社の文書による承諾なしに、転載または複製することを堅くお断りいたします。 20100202
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