資料24 下関市立小・中学校児童生徒遠距離通学援助費交付要綱 平成17年2月13日制定 (趣旨) 第1条 この要綱は、下関市立小・中学校児童生徒のうち、遠距離通学児童及び生徒の保 護者の負担の軽減を図るため、その保護者に対し、予算の範囲内で通学援助費を交付す ることについて、必要な事項を定めるものとする。 (交付対象者) 第2条 この要綱に規定する遠距離通学児童及び生徒とは、次の各号のいずれかに該当す る者とする。ただし、下関市立小学校及び中学校の通学区域に関する規則(平成17年 教育委員会規則第17号)に定められた通学区域以外の学校に通学している者、就学援 助の通学費を受けている者及びスクールバスの利用者は除く。 (1)自宅から学校まで通学路による通学距離が児童にあっては片道4キロメートル、生 徒にあっては片道6キロメートル以上の者 (2)前号に定める者のほか教育委員会が特に必要と認める者 (申請) 第3条 この要綱に基づき、通学援助費の交付を受けようとする保護者または、現に通学 援助費の交付を受けている保護者で、その額を変更しようとする者は、通学援助費(交 付・変更)申請書(様式第1号)を速やかに学校長を通じて教育委員会に提出するもの とする。 2 前項の規定により通学援助費の変更申請ができる者は、児童・生徒が次の各号の一に 該当する場合とする。 (1)転校した場合 (2)住居、通学経路もしくは通学方法を変更し、または通学のため負担する運賃の額に 変更があった場合 (確認及び認定) 第4条 教育委員会は、保護者から前条の規定に基づく申請があったときは、その申請に 係る事項を学校長に確認の上認定し、交付すべき通学援助費の月額を決定または改定す るものとする。 2 教育委員会は、通学援助費の月額を決定し、または改定したときは、通学援助費交付 認定通知書(様式第2号)(以下「認定通知書」という。)をもって保護者に通知すると ともに、認定通知書の写しを学校長に送付するものとする。 (請求) 第5条 学校長は、前条の通知を受けた者について通学援助費請求書(様式第3号)を教 育委員会へ提出する。 (交付金額) 第6条 通学援助費の月額は、次のとおりとする。 校 種 通 学 方 徒 小 学 校 児 童 法 交 付 額 歩 月額700円 バス(生活福祉バ ス ) 実費相当額 路 線 バ ス ・ 電 車 定期運賃の実費相当額 徒 自 歩 月額1,300円 転 車 月額2,300円 中 学 校 生 徒 バス(生活福祉バ ス ) 実費相当額 路 線 バ ス ・ 電 車 定期運賃の実費相当額 2 通学援助費は、教育委員会が毎学期末までに学校長を経て保護者に交付する。ただ し、児童・生徒が転校により受給の資格を失ったときは、その翌月末までに交付する。 3 児童・生徒が長期欠席その他の事由により、月の初日から末日までの期間の全日数に わたって通学しないこととなるとき、及び8月については、その月の通学援助費を交付 しない。 (経理) 第7条 学校長は、通学援助費支給台帳(様式第4号)を整備し、必要により教育委員会 に提出しなければならない。 (返還) 第8条 虚偽の申請により通学援助費の交付を受けた場合には、速やかにその全部または 一部を返還しなければならない。 (その他) 第9条 この要綱に定めるもののほか必要な事項は、別に定める。 附 則 (施行期日) 1 この要綱は、平成17年2月13日から施行する。 (経過措置) 2 この要綱の施行の日の前日までに、合併前の下関市立小・中学校通学援助費交付要綱 (昭和55年下関市制定)、菊川町立小・中学校児童生徒遠距離通学費補助金交付要綱 (平成4年菊川町要綱第2号)、豊田町立小・中学校児童・生徒遠距離通学費補助条例 (平成9年豊田町条例第6号)、豊浦町教育振興事業費補助金交付要綱(平成5年豊浦 町告示第43号)又は豊北町立小・中学校児童生徒遠距離通学費補助金交付要綱(昭和 54年豊北町制定)の規定に基づきなされた処分、手続その他の行為は、それぞれこの 要綱の相当規定に基づきなされた処分、手続その他の行為とみなす。 3 平成16年度の遠距離通学費の交付及び支払の方法については、この要綱の規定にか かわらず、合併前の下関市立小・中学校通学援助費交付要綱(昭和55年下関市制 定)、菊川町立小・中学校児童生徒遠距離通学費補助金交付要綱(平成4年菊川町要綱 第2号)、豊田町立小・中学校児童・生徒遠距離通学費補助条例(平成9年豊田町条例 第6号)、豊浦町教育振興事業費補助金交付要綱(平成5年豊浦町告示第43号)又は 豊北町立小・中学校児童生徒遠距離通学費補助金交付要綱(昭和54年豊北町制定)の 規定の例による。 附 則 この要綱は、平成18年9月1日から施行する。
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