交通事故・第三者の行為によるケガ

保険給付が制限されるもの
交通事故・第三者の行為によるケガ
• 交通事故、第三者によるケガは、東食国保へ「届出」が必要で
す。
• 「届出」がないと保険証で治療を受けることはできません。
かかった医療費は、被害者に過失がないときは全額加害者が
負担することになります。被害者に過失がある場合は、過失分
を除き加害者が負担します。東食国保では医療機関等で支
払った窓口負担分を除いた医療費を加害者に請求し、返還し
てもらいます。
• また、示談をするときは内容により加害者へ医療費の請求
ができなくなる場合がありますので、必ず事前に東食国保へ
連絡をお願します。加害者が不明の場合や自損事故、相手に
過失がない場合でも保険証を使用するときは事前に「届出」が
必要です。
• ■届出に必要な書類
• ◇第三者行為による傷害届
• ◇事故発生状況報告書
• ◇交通事故証明書
• ◇念書兼同意書
• ◇確約書 など
• ■交通事故・第三者の行為によりケガをしたときは、東食国保
審査部審査課(℡03-3404-0118)まで連絡下さい。
仕事中・通勤途上にケガをしたとき
• 労働災害や通勤災害には、保険証は使用できません。
• 仕事中のケガ、仕事が原因による病気、通勤途上の事故が原因のケガや病
気の労働災害は、「労災保険」(労働者災害補償保険法)が適用され、東食国
保の保険証では治療を受けることはできません。
• 労災保険には、「療養(補償)給付」、「休業(補償)給付」「傷病(補償)年金」、
「障害(補償)給付(年金又は一時金)」、「介護(補償)給付」、「遺族(補償)給
付(年金または一時金)」、「葬祭料(給付)」などの給付があり、安心な内容と
なっております。
• 「労災保険」は、労働者を一人でも使用する事業所は、適用事業所として労
災保険法の適用を受けることになります。適用事業所に使用されている労働
者であれば誰でも、業務上災害又は通勤災害により負傷等をした場合は保険
給付を受けることができます。
労働者とは、正社員のみならずパート、アルバイト等、使用されて賃金を支
給される方すべてが該当します。
• 事業主や家族従事者は労災保険の対象になりませんが、労働者と同様の業
務を行っていることから特別に任意加入を認め、一定の要件を満たした災害
に保険給付を行う「労災加入特別制度」があります。手続きは、東京食品福祉
厚生事業団にご相談ください。
労災事例
事故状況
傷病名
治療費総額(円)
仕事中
通 勤
突然倒れる
くも膜下出血
8,430,000
原付バイクと自動二輪の出会い頭
衝突
頭蓋・頭蓋内損傷
半身麻痺
3,000,000
アルバイト従業員が陶器の破片で
腕を損傷
血管損傷・神経損傷
自転車と車の衝突事故
頚椎損傷
原付バイクに自動二輪が追突
相手逃走する
鎖骨骨折・肩甲骨骨折
620,000
14,000,000
760,000