１月２９日号Vol.１「チーム福岡」福岡県選手団サポートニューズレター Today’s news Flash 第６９回国民体育大会冬季大会開幕！！１月２７日より栃木県日光市にて第６９回国民体育大会冬季大会の開始式が行われ、スケート競技のショートトラック・フィギュアを皮切りに大会がスタートした。第６８回大会で１６年ぶりに８位入賞を果たした｢チーム福岡｣は、第６９回大会も引き続き８位以内入賞を目標に、更に上位を狙う。目標の達成には、冬季競技の活躍が不可欠であり、スケート・アイスホッケー競技会の好スタートが期待される。福岡県選手たちの熱い戦いに注目したい。フィギュアスケート少年男子４位・少年女子５位ダブル入賞！フィギュアスケート競技少年男女が、霧降アイスアリーナで行われた。今大会、全国高校総体２位の悔しさをバネに国体臨んだ川原選手と、今年度高校生になった中野選手は、６８回大会にも出場し、第２位の結果を残している。全国高校総体のリベンジ、昨年度国体を上回る成績を目標に挑み、十分に力が発揮できなかったものの、４位入賞を果たした。また、少年女子も６８回大会と同様、藤澤・竹野選手で昨年６位を上回る成績を目標に挑んだ。フィギュアスケートの順位は、ショートプログラム（以下ＳＰ）とフリースケーティング（以下ＦＳ）を行い、合計得点で争われる。今回、ＳＰでは竹野選手が本来の力を発揮できなかったものの、藤澤選手が上位をキープし、ＦＳでは、竹野選手が高得点をたたき出し、藤澤選手をサポートした。少年男女ともに、互いを支え合うチーム意識と信頼関係が印象づけられた大会であった。転倒続出も入賞ラッシュ！ショートトラックスピードスケート福岡県タレント発掘事業出身のユニバーシアード日本代表、成年男子の伊藤選手と成年女子の辰巳選手を起用して臨んだ今大会、福岡県は１つのリレーを含む８種目で入賞を果たした。期待された伊藤選手・辰巳選手はコンディショニングが困難な中で果敢に攻めたものの、接触・転倒等もあり、伊藤選手が６位、辰巳選手は７位と本人としては不本意な成績となった。しかし、中学３年生で国体初出場の少年女子横山選手は、得意の５００ｍで他の選手と接触して転倒したものの、１０００ｍでは４位に入る大健闘を見せた。また、昨年度から中学校教諭となり、普段は指導に当たっている成年女子の古賀監督が選手として出場、準決勝では、大きく先行する３名が最終周回で転倒するという運も掴み１位で通過、１～４位決定戦であるＡ決勝に進出し意地の滑走で３位となり会場を沸かせた。指導者が見せる最後まで諦めない姿勢は、若手の選手たちだけではなく、日本代表となるトップ選手にも大きな刺激となった。アイスホッケー成年男子滋賀県に８対３で快勝！８位入賞に期待競技人口が少ないことや実業団チームがないこと等から、本県でのアイスホッケー競技の強化は難しい状況にある。同じ氷上で戦うスケートの選手たちの活躍や冬季種目以外の選手たちの活躍を見ながら、｢いつか自分たちも貢献できる時が来る｣、それを信じて、一般営業が終了したリンクを借りて行う練習は深夜に及ぶこともある。今回の国体で福岡県本部役員の顧問としても参加している福岡県アイスホッケー連盟長澤理事長は、大会前に「今年の成年男子はチャンス！何が何でもこの１回戦を突破したい！」と意気込みを語り、初戦に臨んだ。実力的には互角と踏んでいた滋賀県を相手に先制し、第１ピリオドで４点を獲得、主導権を握った。その後の滋賀県の懸命な反撃をかわして見事に初戦を突破した。激しく体をぶつけながらも冷静にプレーする選手達の姿に、この大会にかける思いの強さが窺えた。目標のベスト８まであと一つ。次の福島戦は、とびうめ国体以来、２４年ぶりの入賞をかけて戦う。 Result １月２８日（火）・２９日（水）の試合結果【フィギュア】 ○少年男子第４位川原星・中野紘介 ○少年女子第５位藤澤亮子・竹野比奈【アイホッケー】 ○成年男子１回戦福岡県８－３滋賀県【ショートトラック】 ○少年男子５００ｍ決勝８位山﨑健人 ○少年女子１０００ｍ決勝４位横山世奈５位弥中美由 ○少年女子５００ｍ決勝３位弥中美由 ○成年男子５００ｍ決勝６位伊藤聡貴 ○成年女子５０００ｍ決勝３位古賀あや７位辰巳香子 ○成年女子３０００ｍリレー決勝２位（野田沙弥・渡邉史織・古賀あや・辰巳香子）スケート競技・アイスホッケー競技で「頑張るチーム福岡！」問い合わせ配信元福岡県教育庁体育スポーツ健康課スポーツ振興班髙木祐範０９２－６４３－３９２４ [email protected] 福岡県選手強化推進実行委員会（福岡県教育庁体育スポーツ健康課内）