第45号 1999.12.27発行

県連情報
1999 年 12 月 27 日
発行:ボーイスカウト富山県連盟 組織情報委員会
第 45 号
県連ローバース会議
設立準備委員会開催報告
まず始まりとして、平成 9 年の 12 月に、県連、旧国
際委員会の主催により、第一回ローバース会議設立準備
会議が開かれました。当会議において話し合いの結果、
当面のところ、各地区分かれての活動を充実させる事を
第一目標に掲げ、交流キャンプやソングや料理研究な
ど、自己流ながらもローバーリングの実践を取ってきま
した。が、最終目標としていたローバース会議設立には
なかなかと発展せず、2 年間、仲間同士の親睦を深める
という事のみに専念してきました。
しかしながら、日連の中央審議会にローバースカウト
が議員として参加しており、また、全国的にローバース
カウトをアダルトと見、ローバーの意見が前向きに取り
上げられる傾向があり、そのような流れから、富山県連
においても、ローバー世代に対する期待がにわかに高ま
ってまいりました。これを機会に、富山県連ローバース
会議設立にむけ、26 歳以上のリーダーが大多数を占め
る、前ローバース会議設立準備会議を一度反古にし、新
たに準備会議を設けることとなりました。
去る平成 11 年 12 月 5 日、県教育文化会館にて、第一
回ローバース会議設立準備会議が行われました。25 才以
下のローバースカウト年齢該当者、10 名。県連役員、5
名。26 歳以上の前ローバース会議設立準備会議参加者、
5 名が列席。今回の会議に至るまでの経緯の説明、前ロ
ーバース会議設立準備会議の活動報告、今後目指すロー
バーリングについて各自の意見交換などを主軸に話し合
いは進められました。残念ながら具体的な方針は決まら
ず会議は終わりましたが、それぞれ改めてローバーリン
グを考える、よい機会となったように思われます。
最後に私見ではありますが、一番の基礎である、各団
におけるローバーリングの充実と、ローバー同士の仲間
意識の向上が無い限り、この県連ローバース会議はロー
バースカウトの自発的な展開は望めないと思われます。
是非、富山県連盟全体の、惜しみない協力のもと、素晴
らしい会議へと発展していくよう、これからのローバー
に期待したいと思います。
富山第 17 団 ベンチャー隊 隊長
酒井 賢吾
I N F O R M A T I O N. . .
〔創立50周年富山県キャンポリー情報〕
各団の皆さまのご協力により、県キャンポリーの参加
予定申込を38コ団からいただきました。
ありがとうございます。
今後は、この数字を元にキャンポリーの詳細な点を詰
めていき、2月中に部門毎の隊長連絡会を開催しプログ
ラムや宿泊等の情報についてお伝えする予定です。
◇参加予定申込数の状況について(12月27日現在)
BVS舎営
93
BVS日帰り
90
CS
596
BS
378
VS
47
スタッフ他
45
計
1,249
※部門の数に指導者含む
◇50周年デザイン
4こ団からの応募…30点
☆最優秀賞
・磯野俊太君(高岡17・ベンチャースカウト)
デザインアレンジ小原氏(城端1ASL)
☆優秀賞
・柳瀬太一君(高岡17・当時ボーイスカウト)
デザインアレンジ梁瀬氏(県副コミッショナー)
・山下健一さん(高岡17・ボーイ隊長)
デザインアレンジ織田氏(庄川1SL)
・小原 勉さん(城端1・ボーイ副長)
◇50周年事業
婦中1団カブスカウト隊・ボーイスカウト隊・ベンチャ
ースカウト隊、砺波1団ボーイスカウト隊の4こ隊から
の応募…35行事
《行事の一部紹介》
・ ボーイスカウトトライアスロン・技能修得キャンプ
・ 動植物生態調査・アフリカ難民への貢献・アジアの環
境保全活動・フリーマーケット・オリジナルグッズを
作る・スポーツ大会・洞窟探検・自転車リレー
・ 花火・記念キャンポリー・スカウトの森造成
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富山県連盟ホームページをご覧ください!!
http://www.vl.takaoka-nc.ac.jp/~bstoyama/
富山県から全国・全世界へ向けて・県連の様子・各団の様子・スカウト募集情報を発信しています。
ひきつづき、ホームページを作成スタッフも募集中です。
県連情報 第 45 号- 1
◎5月3日の県キャンポリーの開会式において、デザ
インの最優秀賞・優秀賞の個人ならびに事業を応募さ
れた隊へ記念品を贈呈いたします。
〔第5回ベンチャースカウト大会〕
県連盟への参加予定申込〆切りは平成11年12月
27日(月)となっています。
まだ申込をされていない隊は、お早めに送付下さる
ようお願いします。
ボーイスカウト・トピックス
平成11年11月21日(日)、魚津市において昭
和62年6月以来12年ぶりに指導者講習会を開設し
ました。魚津市内にはピーク時に4こ団ありました
が、昭和62年度を最後に登録がなくなってしまいま
した。
今回の指導者講習会は復団を念頭に開設を準備し、
参加者14名のうち魚津市内の参加者が9名で、BS
経験者や小学校PTA・公民館関係者の方が受講され
ました。最後のセッションの「質疑応答」において、
団の復活に向けての質問が多くあり、参加者の熱意が
充分に感じられ、大変実りのある講習会でした。
今後は、今回の魚津の参加者と新川地区・県連盟が
一体となって「魚津市の復団」に向けて努力をし、一
刻も早く団を立ち上げボーイスカウトへ入りたい青少
年を受入れなければならないと思います。
平成11年度指導者研修会報告
11 月 20 日-21 日と二上青少年の家において 52 名の参加
者により今年度の指導者研修会を開催しました。前年度
の研修会において「具体的な技能習得の場も欲しい」と
言う意見により、次のように計画実施してみました。
1.スキルマーケット
【野外料理】
鮭の野菜蒸し、骨付き肉の薫製作り、ローストチキ
ン、パン工房
【革細工】
ネームタッグ、チーフリング、ポーチ、ベルト
【親睦の営火】
2.部門別分科会
ビーバー、カブ、ボーイ、ベンチャー、団委員
3.発表、全体会
4.県連報告
・各県連運営委員会の活動報告
・ベンチャー有峰'99成果報告
今回取り入れた、スキルマーケットは屋根付き炊事
場、営火場と施設を最大限に活用しての野外料理、親睦
の営火、作業室における革細工といずれも非常に好評で
した。こんなに簡単で楽しい野外料理、おもしろい革細
工の出来栄えに参加者はびっくりしていた様子です。担
当したスタッフの裏に隠された経験と周到な準備を察し
てもらえた事でしょう。
分科会においては「楽しいプログラムを展開するために
指導者はどうあるべきか」をテーマに活発な意見交換が
なされました。
二日目の全体会での発表をまとめてみますと、
・プログラム展開においての工夫が必要である。
・保護者の理解、協力を得る事。
・団内指導者間のコミュニケーションを更に図る。
・自己研鑚の必要性の痛感。
・指導者不足の解消をする。
以上の様な意見がいずれの部門からも上がっていまし
た。
そして、この指導者研修会では解決策までの討議や、
事例発表まで至らないので、参加指導者の中には不満の
声も有りました。
今後の取り組みとして、参加者はこの続きのをぜひ、
隊の中で、団の中で、そして地区のラウンドテーブルの
中で続けて下さい。
トレーニングチームとしましては、10年と11年に
渡る研修会の意見等を考慮し、12年度からは新たな展
開として、小さな単位での定型外訓練とし、具体的なス
カウティングの知識、スカウティング技能、そして指導
者としての心構えなどの向上をはかれる、トレーニング
の提案をしていきます。
結果がスカウト達に伝わる、指導者自らの訓練の確立
が、今後のスカウト活動を大きく左右する事を、多くの
指導者が気付いてくれる事を期待したいものです。
トレーニングチーム ディレクター
高橋 誠
《お願い》
指導者研修会の参加指導者から「県連情報」を見ていない
という方が多くいらっしゃいました。
ぜひ、団内の指導者の方へご回覧いただくことをお願い致
します。
組織情報委員会
50周年記念品の申込について
1月中に、キャンポリーの記念品(ハット・ワッ
ペン・ネッカチーフ)の申込書を各団に送付します
ので、団内のとりまとめをよろしくお願いします。
いよいよ県連盟創立50周年の年を迎えます。
『みんなの県連盟、みんなが県連盟』
皆さん全員でお祝いしましょう!!
県連情報 第 45 号- 2