交 交通事故防 防止対策 優良事業 業場表彰を を受賞して て

交
交通事故防
防止対策 優良事業
業場表彰を
を受賞して
て
渋谷駅
駅街区土地区 画整理事業に伴う渋谷駅
駅東
基盤整
整備工事(第 1工区)
東急
急・清水・鹿
鹿島建設共同
同企業体
渋谷
谷駅東口基盤
盤整備工事 事務所
所 長 吉 村 幸 丞
1.はじめに
に
口等
等の移設、更
更新を行いま
ます。平成2
23年2月
に着
着手し、東京
京オリンピッ
ック・パラリ
リンピック
この度は
は、社団法人
人
対策本部
日本建設
設業連合会安
安全
までに東口基盤
盤整備の概成
成を目指して
て工事を進
公衆災害対
対策委員会よ
より、栄誉あ
ある
めております。
。工事にあた
たり作業箇所
所に常設作
交通事故防
防止対策優良
良事業場委員
員長表彰を賜
賜り、
業帯を設けられ
れず、杭打や
や掘削など日
日々交通規
誠にありが
がとうござい
いました。作
作業所職員を
をは
制を行いバス、
、電車終了後
後の時間制限
限がある中、
じめ、協力
力業者・現場
場作業員なら
らびに関係者
者一
歩行
行者の真横、
、また歩行者
者を止めてダ
ダンプ等を
同身に余る
る光栄に感謝
謝しておりま
ます。これも
も、
通過
過させるとい
いう状況で工
工事を進めな
なければな
関係者皆様
様方のご支援
援・ご指導の
の賜物と心よ
より
りません。夜間
間でも歩行者
者が絶えない
い渋谷の街
感謝申し上
上げます。
では常に危険との隣合わせ
せとなってお
おります。
そこで地域住民
民や商店会と
との連携、わ
わかりやす
いサインなどで
で事前周知を
を行い、交通
通安全対策
に積
積極的に取り組みました
た。
図-1
工事場所
2.工事概
概要および周
周辺環境
図-
-2
本工事は
は、渋谷駅中
中心地区基盤
盤整備におけ
ける
本工事イ
イメージ
3.交通事故防
防止対策
駅街区東口
口の再開発で
で、駅施設・
・駅前広場・ 道
(1)地域住民への配慮
慮
路・歩行者
者ネットワー
ーク・河川・下
下水道・防災
災・
環境に関わ
わる整備を行
行うものです
す。
(図-2参照
照)
。
平成22年度
度の工事着手
手時に説明会
会を実施、
渋谷駅の鉄
鉄道施設、バ
バスターミナ
ナル等の公共
共交
月1回の街づくり協議会へ
への参加、地
地元、発注
通機能を保
保持しながら
らその直下に
に洪水対策の
のた
者、請負者で構
構成する三者
者連絡会での
の意見交換
め 4,000m3 収容の雨水
水貯留槽の構
構築、東京メ
メト
など要望をいち
ち早くキャッ
ッチ対応でき
きるよう対
ロ半蔵門線
線、副都心線
線、東急田園
園都市線、東
東横
話を行っていま
ます。横断歩
歩道の切回し
しなど工事
線、JR 山の
の手線を地下
下で直結させ
せる約 2,500m
m2
エリア内を通路
路が横断する
るため誘導員
員(写真-
の地下広場
場の構築、幅 10m深さ5
5mの渋谷川
川の
1)を配置して
て『わかりや
やすい工事・安全に』
移設を主要
要工種として
て、附帯する
る施設、出入
入り
をモットーに工
工事を進めて
ています。
1
写真
真-1
仮設横
横断歩道誘導状
状況
(2)関係
係各所との事前協議の
の実施
渋谷駅周
周辺では、再
再開発に絡み
み発注者が異
異な
る多くの工
工事が行われ
れています。その調整を
を全
体の先導役
役として日々
々当 JV 会議
議室で行って
てお
り夜間の作
作業帯や車両
両の導線、台
台数などを調
調整
して交通災
災害防止に努
努めています
す。
○エリア調
調整会議(毎
毎月)
区画整理
理事務所、東
東急電鉄、JR
R 東日本、メ
メト
ロ、国土交
交通省、施工
工 10JV により
り構成し、今
今後
図-3 道路調整作業
業帯図
1ヶ月の現
現場状況平面
面図を作成し
し、工事内容
容の
把握、作業
業調整を行っ
っています。
○警視庁道
道路調整会議
議(毎月)
警視庁交
交通部交通規
規制課、渋谷警
警察署交通課
課、
施工 10JV により構成
成し、エリア調
調整会議の結
結果
を基に、明
明治通り、国
国道246、区画整理エ
エリ
アの日毎の
の全体作業帯
帯図(図-3
3)を作成し
し、
調整を行っ
っています。
○周辺工事
事調整会議(毎週)
施工 10JV により構成
成し、工事内容
容、交通規制
制、
資機材搬入
入の確認を行
行い、変更が
があれば渋谷
谷警
図-4
4 運搬経路ハ
ハザードマップ
プ
察署に報告
告して工事を
を行っていま
ます。
(3)ダンプカーの安全管理
○運搬ルー
ート管理
現場出入
入口から幹線
線道路、土捨
捨場までの運
運搬
ルートを設
設定し、ハザ
ザードを確認
認、ハザード
ドマ
ップ(図-
-4)を作成
成して運転手
手に周知し、 安
全運転の向
向上に役立て
てました。
○運行管理
理記録
タコメー
ーター、定期
期点検、点呼
呼時のアルコ
コー
ルチェック
ク(写真-2
2)を実施し
し記録、必要
要に
写真-2 アルコールチ
チェック状況
応じて運転
転手への指導
導を行ってい
いる。
2
○ドライブレコーダー
全車両にドライブレコーダー(写真-3)を
装備し、実際の走行映像(写真-4)を用いて
運転手安全教育に活用し、急な右左折や信号無
視など交通違反がないか確認し、交通事故防止
を図っています。
写真-4
写真-3
実際の走行映像
ドライブレコーダー
○過積載防止対策
標準積み込み荷姿写真を積み込み機械に掲示
し、積み込み回数、自重計による計測とあわせ
て管理しています。土捨場で行う計量結果を無
線にて現場にフィードバックし、土質の変化等
による積み込み調整が必要な場合にはすぐに対
応する体制となっています。
写真-5
回転灯による注意喚起
○緊急時連絡体制
緊急時の連絡先をカードにして車両の運転席
前面に設置し、緊急時には速やかに連絡するよ
うに指導しています。
○安全教育の実施
交通安全運動の期間前等、警視庁より頂いた
リーフレット等により教育を実施しました。
(4)重機と作業員の接触防止対策
○重機に回転灯を設置
地下掘削では中間杭など死角が多いため、路下
で使用する全ての掘削機械に回転灯(写真-5)
写真-6
レーザーポインター
を取り付け、回転灯が点灯している重機は稼働
中であることを周囲に認識させ、作業半径内に
いこともあり、稼働中の重機に近づくことで起
立ち入らないこととしています。
こる挟まれや激突災害を防止するため、なるべ
○レーザーポインターの使用
く遠くから合図を送るようレーザーポインター
重機オペレータとの合図はグーパー運動を推進
(写真-6)を採用しました。関係する作業員
していますが、中間杭や段掘りしている箇所も
に携帯させ、稼働中の重機のバケットに照射し、
多く、近づかないとオペレータが認識してくれ
オペレータが気がついたら重機を止めるという
ないことがあります。また重機の前面に行けな
ように運転手との合図に使用しています。
3
図-
-5
写真-7
レーザー
ーセンサーを用
用いた警報シス
ステム
自発光式トラチョッキ
○自発光式
式トラチョッ
ッキの着用
稼動する重
重機付近で作
作業する作業
業員は自発光
光式
トラチョッ
ッキ(写真-
-7)を着用
用し、重機運
運転
手からの視
視認性を向上
上させている
る。
(5)営業
業線近接、第三者対策
策
写真-8 フェンスによ
よる通路の明確
確化
○銀座線近
近接対策
銀座線近
近接や直下で
での作業が多
多いが、直接
接的
4.
.おわりに
な防護がで
できないため
め、監視員の
の配置とレー
ーザ
ーセンサー
ー(図-5)を用いた警
警報システム
ムに
今回、私共が受
受賞できたの
のも日本建設
設業連合会
より、クレ
レーン作業時
時等の接触事
事故防止を図
図っ
の皆
皆様、東京急
急行電鉄様を
をはじめ関係
係する方々
ています。
のご支援・ご指
指導があって
てのことであ
あります。
○第三者の
の安全対策
私共
共は、この栄
栄誉ある賞を
をいただいた
た感激を忘
歩行者の
の安全対策と
として、カラ
ラーコーンと
とコ
れず
ず更なる安全
全管理に努め
め、無事故で
で工事を完
ーンバーの
の設置のほか
か、日々の作
作業エリアに
にあ
成させる決意で
であります。
。
わせてシー
ートフェンス
スの設置撤去
去を行い、歩
歩行
今後
後ともご指導
導・ご鞭撻を
を賜りますよ
よう宜しく
者通路を明
明確にして第
第三者の安全
全を確保して
てい
お願
願いいたしま
ます。
る。
2014 年 7 月 17 日 優
優良事業場表
表彰式
彰現場
公衆災害対策委員会 委員長表彰
4