障害福祉サービス費等のインターネット請求の留意点(PDF 1.43MB)

障害福祉サービス費等の
インターネット請求の留意点
長野県国民健康保険団体連合会
1
介護保険課
目
次
はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
Ⅰ. 障害福祉サービスの基本的な流れについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
Ⅱ. 障害福祉サービス費等のインターネット請求の流れ(請求から通知文書取
得まで) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
Ⅲ. 代理請求について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
Ⅳ. 電子証明書について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
Ⅴ. 過誤申立(支給決定済みの請求取下げ)について ・・・・・・・・・・・・・・・・・23
Ⅵ. その他インターネット請求にかかる留意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
Ⅶ. 帳票イメージ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
Ⅷ. 問い合わせ先
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
2
はじめに
本書は、障害福祉サービス費等のインターネット請求(※)における請求事務の流れ、及びそ
の留意点等についてまとめたものです。
障害福祉サービス費等のインターネット請求を行うにあたり、電子請求受付システム(電子請
求受付システム総合窓口)に掲載されている各種マニュアルとあわせてご活用ください。
なお、各種マニュアルは、電子請求受付システム(電子請求受付システム総合窓口)にログイ
ンした後の「マニュアル」画面から取得できます。
また、障害児支援給付費のインターネット請求の場合は、本文内の「市町村」を「都道府県又
は市町村」と読み替えてご覧いただきますようお願いいたします。
(※)インターネット請求の利用イメージ

請求情報の作成及び送信は、簡易入力システム(※1)又は、取込送信システム(※2)を使
用する。
※1 簡易入力システムは、請求情報の作成及び送信を行うソフトウェア。
障害福祉サービス(事業所番号の 3 桁目が 1~4 の事業所)の請求は、簡易入力システ
ム(障害福祉サービス)を、障害児支援(事業所番号の 3 桁目が 5~8 の事業所)の請
求は簡易入力システム(障害児支援)のソフトウェアをそれぞれ使用。
※2
取込送信システムは、請求情報の作成を市販の事業所業務管理ソフトウェア(以下、
他システムという。)で行っている場合に、他システムで作成した請求情報を取込み、
送信を行うソフトウェア。

事業所がインターネットで送信した請求情報は、電子請求受付システム(※)を経由して国
保連合会に送信される。
※
電子請求受付システムは、障害者総合支援法施行にあたって整備された全国共通の標準
システムで、事業所からの請求受付を行うシステム。
【電子請求受付システムのアドレス(URL)
】http://www.e-seikyuu.jp/

国保連合会では、請求情報を処理し、市町村による審査の後、作成された支払額決定通知書
等の通知(PDF ファイル)をインターネットで事業所あてに送信する。
3
I. 障害福祉サービス等の基本的な流れについて
指定サービス事業所等
国保連合会
④ 請求書など送付
請求
情報
上限額管理者
※必要に応じて利用者
負担上限額管理事務を
行う
点検
⑩ 支払い
⑤ 請求内容の点検
③ 障害福祉サービス
の提供
②
利
用
契
約
の
締
結
指定特定相談支
援事業者
④ 請求書など送付
請求
情報
⑧
利用契約
の締結
サービス等利用計
画作成/相談支援
請
求
⑨
※サービス等利用計画を作成
する場合
サービス利用者
支
払
い
① 支給申請
⑥
⑦
審
査
結
果
送
付
市町村
審査
支給決定
4
点
検
結
果
送
付
① 障害福祉サービス等の利用を希望する障害者等は、市町村に障害福祉サービス等の支給申請
を行う。
② 障害福祉サービス等の利用を申請した障害者等は、市町村からサービス等利用計画の作成を
求められた場合には、特定相談支援事業者と利用契約を締結し、サービス等利用計画案の作
成を依頼する。サービス等利用計画案に基づく障害福祉サービス等の支給決定を受けた支給
決定障害者等は、指定サービス事業者、指定障害者支援施設、又は指定一般相談支援事業者
(以下、
「指定サービス事業者」という。
)と利用契約をする。
③ 利用契約を締結した指定サービス事業者は、支給決定障害者等に個別支援計画等に従って、
障害福祉サービス等を提供する。
④ 指定サービス事業者及び指定特定相談支援事業者(以下、
「指定サービス事業者等」という。
)
は、サービス提供の翌月に、介護給付費・訓練等給付費等の請求に関する情報(以下、
「請求
情報」という。
)を作成して、国民健康保険団体連合会(以下、
「国保連合会」という。)あて
に送付する。また、指定サービス事業者等は、必要に応じて他の指定サービス事業者と支給
決定障害者等の利用者負担にかかる利用者負担上限額管理にかかる調整事務を行う。
⑤ 国保連合会は、指定サービス事業者等より送付された請求情報を市町村より提供された支給
決定等に関する情報等と突合し、請求内容の点検を行う。
⑥ 国保連合会は、指定サービス事業者等からの請求情報の点検後に、市町村に点検結果の情報
を送付する。
⑦ 市町村は、国保連合会から送付された点検結果情報を審査し、審査終了後、国保連合会に審
査結果を送付する。
⑧ 国保連合会は、市町村審査結果に基づき、市町村あてに介護給付費・訓練等給付費等の請求
を行う。
⑨ 市町村は、国保連合会から請求のある介護給付費・訓練等給付費等を支払う。
⑩ 国保連合会は、指定サービス事業者等に介護給付費・訓練等給付費等を支払う。
5
II. 障害福祉サービス費等のインターネット請求の流れ(請求から通知文書取得まで)
事業所または代理人
1. 請求情報の
第
1
週
~
第
2
週
サ
ー
ビ
ス
提
供
翌
月
国保連合会
請求情報
受付/形式
作成・送信
チェック
請求情報の
市町村/都道府県
エラー
通知
連絡調整
修正・再送信
2. 受付点検
点検処理結果票
審査用
資格点検
資料情報
支給量管理
点検済情報
第
2
週
~
最
終
週
3. 市町村審査
審査結果
審査結果受信
通知文書取得
サ
ー
ビ
ス
提
供
翌
々
月
返戻等一覧表等
資料情報
4. 返戻処理
第
1
週
通知文書取得
5. 支払処理
支払決定通知書
支払決定内訳書
第
2
週
~
最
終
週
事業所支払
業務の流れ:→
情報の流れ:⇒
6
1. 請求情報の作成・送信
事業所等は、支給決定者に対してサービスを行った場合、その請求情報を作成し、サービ
ス提供翌月 10 日までにインターネットにより国保連合会(電子請求受付システム)へ送信す
る。
(土日祝祭日の際も受付の締切は 10 日。
)
送信された請求情報については、電子請求受付システムで形式チェックを行い、内容にエ
ラーがあれば、到達確認画面にエラーが表示される。
(到達エラーとなった情報は、受付自体
がされていない。取下げも不要。)
事業所等は、形式チェックでエラーとなった場合は情報の確認を行い、誤りを修正した後、
国保連合会(電子請求受付システム)に再送信する。
請求情報を電子請求受付システムにて正常に受付できた場合は、到達確認画面に「正常に
到達しました。
」と表示される。また、受付けた請求情報の件数が表示されるため、送信した
請求情報の件数と一致しているか確認すること。
【送信する請求情報】障害者総合支援法にかかるサービス
該当事業所
障害福祉サービス
指定事業所
請求情報(※1)
介護給付費・訓練等給付費等請求書情報(J11)
○
介護給付費・訓練等給付費等明細書情報(J12、J13)
○
地域相談支援給付費明細書情報(J 14)
相談支援
基準該当
事業所
事業所
○
○
特例介護給付費・特例訓練等給付費請求書情報(J21)
○(※2)
特例介護給付費・特例訓練等給付費明細書情報(J22)
○(※2)
○
計画相談支援給付費請求書情報(J31)
○(※2)
特例計画相談支援給付費請求書情報(J32)
利用者負担上限額管理結果票情報(J41)
○
サービス提供実績記録票情報(J61)
○
※1 請求情報の(
○
○(※2)
○(※2)
)内は、情報の内容を識別するための交換情報識別番号
※2 基準該当事業所のインターネット請求は、支給決定市町村が国保連合会に支払事務を委託
している場合のみ
7
【送信する請求情報】児童福祉法にかかるサービス
該当事業所
障害児支援
指定事業所
請求情報(※Ⅰ)
障害児通所給付費・入所給付費等請求書情報(K11)
○
障害児通所給付費・入所給付費等明細書情報(K12)
○
相談支援
基準該当
事業所
事業所
特例障害児通所給付費請求書情報(K21)
○(※Ⅱ)
特例障害児通所給付費明細書情報(K22)
○(※Ⅱ)
○
障害児相談支援給付費請求書情報(K31)
○(※Ⅱ)
特例障害児相談支援給付費請求書情報(K32)
利用者負担上限額管理結果票情報(K41)
○
サービス提供実績記録票情報(K61)
○
※Ⅰ 請求情報の(
※Ⅱ
○
○(※Ⅱ)
○(※Ⅱ)
)内は、情報の内容を識別するための交換情報識別番号
基準該当事業所のインターネット請求は、支給決定市町村が国保連合会に支払事務を委
託している場合のみ
8
◆補足 1◆ 形式チェックでのエラーについて
請求情報を送信したが、形式チェックで「到達エラー」となってしまった場合のエラ
ー内容の確認は以下を参照する。
[参照先]FAQ(電子請求受付システムのログイン後の「FAQ」画面)
または、マニュアル「電子請求受付システム 補足資料」
なお、エラーの対処方法(パソコンの操作等)がわからない場合は、電子請求ヘルプ
デスク(TEL:03-5911-1559 FAX:03-5911-1599)へ問い合わせる。
【問い合わせが多い到達エラー】
<エラーメッセージ>
付与された証明書を検証した結果証明書エラーになりました。パソコンにインストー
ルされた証明書の有効期限が切れています。証明書の更新及びインストールを行い、
再度請求情報を送信してください。
<原因と対処等>
使用しているパソコンにインストールされている電子証明書の有効期限が切れてい
る状態で請求情報を送信したためにエラーが発生したと考えられる。
電子証明書の更新(発行申請)を行っていない場合、電子証明書の発行申請を行い、
電子証明書が発行された後に、電子請求受付システム_ログイン後の「証明書」画面
において『証明書をダウンロード・インストールする』の操作を行う。
電子証明書の更新(発行申請)を行っている場合は、電子請求受付システム_ログイ
ン後の「証明書」画面において『証明書をダウンロード・インストールする』の操作
を行う。
[操作等参照先]マニュアル「電子請求受付システム 操作マニュアル(事業所編)
」
『電子証明書を更新する』
◆補足 2◆ 正常に到達した請求情報の取下げと再送信について
請求情報を送信し、
「正常に到達しました。」と表示されたが、後に請求情報に不備等
が判明し、請求情報の再送信を行う場合。
※ 請求情報の再送信及び請求情報の取下げ依頼は、到達番号単位で行うものとする。
【再送信が受付期間中(1 日~10 日)の場合】
一度送信した請求情報の取下げ依頼を行い、その後、請求情報を再送信する。
取下げ依頼は、電子請求受付システム総合窓口_ログイン後の「照会一覧」画面、簡
易入力システム_詳細メニュー、取込送信システム_請求情報送信履歴のいずれかにお
いて行う。※国保連合会への連絡は不要。
[操作等参照先] 電子請求受付システム操作マニュアル(簡易入力/詳細メニュー編)
『請求情報の取り下げ依頼』
電子請求受付システム操作マニュ
アル(取込送信編)『請求情報の取り下げ依頼』
9
【再送信が受付締切日(10 日)を過ぎた場合】
事業所等は、国保連合会へ再送信を行う旨の連絡をする。(受付締切後、2~3日の
うちは受付可能。
)
また、10 日を過ぎると事業所側で請求情報の取下げ依頼が行えなくなるため、一度
送信した請求情報の取下げ依頼書を国保連合会へ FAX 送信する。
(請求情報取下げ依
頼書の雛形は障害者総合支援電子請求受付システム_ログイン後のお知らせに毎月一
定期間掲示する。使用期限があるため、毎月最新の雛形を使用すること。
)
(FAX:026-238-1581)
※上記どちらの場合でも、正常到達した請求情報がある場合は、取下げを行わないと再送
信された情報が連合会の点検で重複エラーとなる。
取下げ依頼書サンプル
※使用期限内のみ使用可。誤りのある請求について、原則は市町村審査での返戻とするか、
次月以降の過誤調整となるが、県・市町村から事業所への連絡によりデータの差し替えを
することができる。
請求省令では 1 日~10 日までの間に請求を行うこととなっているため、請求データを
作成・送信する際は、十分に内容の確認を行うこと。
10
2.受付点検・資格点検・支給量管理
国保連合会は、事業所から送信された請求情報について、受付点検・資格点検・支給量管
理を行ったうえで、市町村審査用資料情報及び点検済情報を作成し、市町村へ送信する。
また、点検において「エラー」及び「警告」が発生した事業所へ、「点検処理結果票」を作
成し送信する。
◆補足 1◆ 点検の内容等について
国保連合会で行う各点検のおもな内容及びその点検結果の設定については以下のとお
り。
(1)点検内容
点検
おもな内容
おもに請求情報内の整合性確認、市町村台帳・事業所台帳・単位数表マ
スタとの突合による点検を実施する。
・ 請求内容に記載漏れ・記載誤りがないかチェックする。
受付点検
・ 請求事業所が事業所台帳で有効かチェックする。
・ 請求先が市町村台帳で有効かチェックする。
・ 請求サービスが単位数表に存在するかチェックする。
・ すでに請求されていないかチェックする。
おもに請求情報内の市町村台帳・受給者台帳・単位数表マスタとの突合
資格点検
による点検を実施する。
・ 受給者台帳で有効かチェックする。
・ 請求サービスの支給決定が有効かチェックする。
サービス提供量が受給者の決定支給量を超えていないこと、利用者負担
上限月額が正しく管理されていることを確認する。また、請求明細書と
サービス提供実績記録票との突合による点検を実施する。
支給量管理は、受付点検、資格点検の終了後、実施する。
支給量管理
・ 契約支給量が決定支給量の範囲内かチェックする。
・ 提供量が契約支給量の範囲内かチェックする。
・ 提供量が決定支給量の範囲内かチェックする。
・ 利用者負担が利用者負担上限月額を超過していないかチェック
する。
・ 実績記録票と請求明細書の内容の整合性についてチェックする。
11
(2)点検結果
点検結果
正常
内容
点検で異常がない場合に設定する。支払処理を行えると判断する。
国保連合会にある情報だけでは「正常」と判断できない場合に設定する。
へんれい
警告
なお、警告については、市町村審査において「返戻」としない限り、
「正
常」と同様に支払処理を行えると判断する。
記載誤りや不備、各種台帳とのチェックでエラーが発生した場合に設定
する。返戻対象となる。
エラー
請求明細書及びサービス利用計画作成費請求書/計画相談支援請求書
がエラーとなった場合は、該当受給者の請求明細書及びサービス利用計
画作成費請求書/計画相談支援請求書に対する支払は行われない。
◆補足 2◆ 点検処理結果票について
「点検処理結果票」は、国保連合会での事業所請求情報の点検(受付・資格・支給量)
終了後、
「エラー」及び「警告」が発生した事業所へ作成し送信する。
(毎月 20 日頃)
送信された「点検処理結果票」は、電子請求受付システム_ログイン後の「お知らせ一
覧」画面において確認できる。
「点検処理結果票」が送信された場合は、その内容につい
て確認し、事業所の入力誤り等の場合は、以降の発生防止に留意する。
なお、この「点検処理結果票」は、国保連合会での点検結果を知らせるものであり、
「返
戻」を知らせる通知ではない。点検結果が正常であっても、市町村審査で返戻となるケ
ースもある。
3. 市町村審査結果登録処理
市町村は、国保連合会から送信された市町村審査資料情報を基に審査を行い、審査結果情
報を国保連合会に送信する。国保連合会は審査結果情報を受信登録する。
国保連合会での点検終了後、市
町村へ審査資料情報等を送信
する
受付・点検
市町村審査資料
点検済請求情報
市町村審査結果情報
審査結果受信
国保連合会
市町村は審査終了後、国保連
合会へ審査結果情報を送信
する
12
市町村審査
市町村
4. 返戻処理
国保連合会における点検及び市町村における審査により、
「返戻」が発生している事業所へ
返戻通知を作成し送信する。送信日は、請求情報受付月の翌月 1 日頃。
事業所等は、送信された返戻通知を電子請求受付システム_ログイン後の「照会一覧」より
取得する。
[操作方法等参照先]
マニュアル「電子請求受付システム 操作マニュアル(事業所編)
『通知文
書取得』、「電子請求受付システム
操作マニュアル(簡易入力/詳細メニュ
ー編)
(取込送信編)
『通知文書取得』
◆補足 1◆ 返戻通知について
事業所が送信した請求情報等について、国保連合会における点検及び市町村における
審査の結果「返戻」となった場合、その返戻通知が送信される。
(全ての請求情報が正当
となった場合は、返戻通知は送信されない。
)
(1)国保連合会から送信される返戻通知の内容
通知書類
内容
請求書、請求明細書、計画相談支援給付費等請求書、サービス提
返戻等一覧表
供実績記録票、利用者負担上限額管理結果票で返戻となったもの
をお知らせする帳票。
障害福祉サービス費等
請求された内容と支払の差及び返戻の内容についてお知らせする
支払決定増減表
帳票。
◆補足 2◆ 返戻となった請求情報について
返戻通知が送信された事業所等は、
「返戻等一覧表」にてどの請求情報が返戻となって
いるのか、また、返戻となった内容について確認する。
請求内容の誤りによる返戻の場合は、請求情報の修正を行い、国保連合会(電子請求
受付システム)へ再請求の送信を行う。また、国保連合会の支払等システムに登録され
ている台帳の誤りによる返戻の場合、市町村等に台帳の確認を行い、その後、再請求の
送信を行う。
再請求の送信を行う請求情報は、基本的に返戻等一覧表で返戻されたものを対象とす
る。例えば、返戻等一覧表においてサービス提供実績記録票のみ(返戻等一覧表の種別
欄「サ」の表示)の場合は、該当受給者のサービス提供実績記録票のみを送信する。
また、利用者負担上限額管理結果票はエラーで返戻されない限り送信した内容のまま
支払等システムに登録されるため、内容に変更がある場合は作成区分を「修正」とし、
送信する。※再請求の送信期間は、毎月の受付期間(1 日~10 日)と同様。
13
◆補足 3◆ おもな返戻と対処方法等について
(1)請求明細書のおもな返戻
返戻事由
エラーコード
対処方法等
基本情報が重複しています
事業所から送信された請求明細書情報について、す
でに同一の請求明細書情報が支払確定しており、国
保連合会の支払等システムに正常登録されている。
請求内容に変更等がなければ、返戻となっても再請
ED01
求の必要はない。
事業所から送信された請求明細書情報が過誤(請求
取下げ)による再請求だった場合、該当市町村/県へ
請求取下げ依頼を行っているか確認し、該当市町村/
県と調整する。
EG03
受給者台帳に該当する支給決定が
受給者証を確認し、受給者の支給決定対象サービス
存在しません
の請求サービスコードで請求情報の作成を行う。
内容に誤りがない場合、該当市町村/県に確認し再請
求する。
EG05
上限額管理事業所として登録され
請求明細書情報の「上限額管理事業所の指定事業所
ていません
番号」を正しく設定する。
指定事業所番号に誤りがない場合、該当市町村/県に
確認し再請求する。
EG12
利用者負担上限月額有効期間外の
受給者証を確認し、サービス提供年月に有効な利用
受給者です
者負担上限月額の有効期間を設定する。
内容に誤りがない場合、該当市町村/県に確認し再請
求する。
EG13
該当サービスが支給決定有効期間
受給者証を確認し、サービス提供年月に有効な支給
外の受給者です
決定サービスの種類で請求明細情報を作成する。
内容に誤りがない場合、該当市町村/県に確認し再請
求する。
上限管理対象外の受給者です
上限額管理対象者でない受給者の請求明細書には、
上限管理事業所番号を設定しない。
EG17
上限額管理対象者の場合は、該当市町村/県に確認し
再請求する。
「S」で始まるエラーコードは、市町村審査において返戻となったもの。
S・・・
返戻内容については、市町村へ問合せを行う。
T・・・
「T」で始まるエラーコードは、障害児入所給付費の請求について、都道府県審査におい
て返戻となったもの。県へ問合せを行う。
14
(2)サービス提供実績記録票のおもな返戻
返戻事由
エラーコード
対処方法等
基本情報が重複しています
事業所から送信されたサービス提供実績記録票情報
について、すでに同一のサービス提供実績記録票情
報が国保連合会の支払等システムに正常登録されて
いる。内容に変更等がなければ、返戻となっても再
ED01
送信の必要はない。
事業所から送信されたサービス提供実績記録票が請
求明細書の過誤(請求取下げ)に伴う再送信だった
場合、該当市町村/県へ請求取下げ依頼を行っている
か確認し該当市町村/県と調整する。
EG03
受給者台帳に該当する支給決定が
受給者証を確認し、受給者の支給決定対象サービス
存在しません
でサービス提供実績記録票情報の作成を行う。
内容に誤りがない場合、該当市町村/県に確認し再請
求する。
EG13
該当サービスが支給決定有効期間
受給者証を確認し、サービス提供年月に有効な支給
外の受給者です
決定サービスの種類でサービス提供実績記録票情報
を作成する。内容に誤りがない場合、該当市町村/県
に確認し再請求する。
食事提供体制加算対象外の受給者
食事提供体制加算対象外の受給者の場合、サービス
です
提供実績記録票の食事提供加算の項目には「1」は設
EG41
定しない。
内容に誤りがない場合、該当市町村/県に確認し再請
求する。
実績記録票に該当するサービスが
通常、請求明細書が返戻となった場合、サービス提
明細書にありません
供実績記録票も「PP19」のエラーコードにより返戻
となる。請求明細書の再請求時に、サービス提供実
PP19
績記録票をあわせて送信する必要がある。
また、請求明細書情報の送信がなく、サービス提供
実績記録票のみ送信された場合も同様の返戻とな
る。
15
(3)利用者負担上限額管理結果票のおもな返戻
エラーコード
返戻事由
対処方法等
事業所台帳に該当の事業所情報が
利用者負担上限額管理結果票に入力された事業所番
無効又は存在しません
号に誤りがあるため、事業所番号を確認し正しい事
業所番号に修正する。
(障害福祉サービスの場合、事
EE01
業所番号の 3 桁目は 1~4、障害児支援の場合、事業
所番号の 3 桁目は 5~8 以外の事業所番号を設定す
る。
)
管理結果と管理結果後利用者負担
管理結果に設定するコード(1・2・3 のいずれか)
額の関係が不正です
と「利用者負担額」
「管理結果後利用者負担額」に設
定された金額に誤りがある。
EJ08
正しい値を設定し、再送信する。ただし、上限額管
理結果票の値を変更した場合、自事業所を含む関連
する事業所の請求明細書にも影響がないか確認す
る。
上限額管理対象外の受給者です
上限額管理対象者の受給者でない場合、利用者負担
上限額管理結果票は作成しない。
EG17
上限額管理対象者の場合は、該当市町村/県に確認し
再請求する。
管理結果票に存在しない事業所の
利用者負担上限額管理結果票に入力されている事業
明細書があります
所番号以外の事業所番号の請求がある。
(請求明細書
PP08
が存在する)
利用者負担上限額管理結果票に、該当の事業所番号
を設定し再請求する。
16
5. 支払処理
国保連合会は、国保連合会における点検及び市町村における審査結果に基づき、事業所等
へ支払関連通知を作成し送信する。送信日は、請求情報受付月の翌月 6 日頃。
また、支払関連通知書に基づき、事業所の指定口座へ障害福祉サービス費等の支払を行う。
支払日は、請求情報受付月の翌月 15 日。
(15 日が平日でない場合は、直前の平日)
事業所等は、送信された支払関連通知を電子請求受付システム_ログイン後の「照会一覧」
画面、または簡易入力システム・取込送信システム_ 詳細メニューより取得する。
◆補足 1◆ 支払関連通知について
国保連合会から送信される支払関連通知については以下のとおり。
国保連合会から送信される支払関連通知の内容
通知書類
障害福祉サービス費等支
内容
支払決定額を事業所へ通知するための帳票。
払決定額通知書
障害福祉サービス費等支
支払決定額の内訳(市町村単位)を事業所へ通知するための帳票。
払決定額内訳書
障害福祉サービス費等過
事業所に対して過誤申立書の受理を通知するための帳票。
誤決定通知書
過誤対象のない事業所へは送信されない。
処遇改善(特別)加算総
処遇改善(特別)加算を請求している事業所に対し、加算のみの
額のお知らせ
総額(加算の単位数×単位数単価)を通知するための帳票。
◆補足 2◆ 障害福祉サービス費等の請求及び受領に関する届について
事業所が障害福祉サービス費等の支払いを受ける指定口座を届け出る書類。通常、長野
県から事業所台帳に新規事業所として登録された際に事業所に送付し、事業所が国保連合
会に提出。その内容に変更等がある場合は、国保連合会に FAX にて「障害福祉サービス費
等の請求及び受領に関する届再発行依頼書」を提出し、登録内容の印刷された文書の再発
行を受け、訂正して再提出する。(詳細はⅤその他インターネット請求にかかる留意事項
1. 障害福祉サービス費等の請求及び受領に関する届を変更したい場合を参照)
17
III. 代理請求について
1. 代理請求とは
障害福祉サービス費等のインターネット請求において、通常、事業所が自ら請求を行うが、
代理請求の方法でも請求することができる。
代理請求とは、代理人が事業所に変わって障害福祉サービス費等のインターネット請求を
行うことであり、代理請求を行う場合、事業所は代理人へ請求事務(請求から通知文書取得
まで)を委任する。
代理人は、事業所から委任された請求事務について、国保連合会への代理人申請の手続き
が必要となる。申請する場合は、代理人は事業所と代理人契約を締結し、国保連合会へ「代
理人情報届出申請」及び「代理人情報登録申請」を行う。
インターネット請求に必要な電子証明書については、代理人は1つの電子証明書で介護際
ビス事業所を含む全ての事業所の請求事務を行うことができる。
(代理人へ委任した事業所に
おいては、電子証明書の発行申請は不要)
【代理請求の概要】
申請時の流れ
請求時の流れ
事業所
⑥請求情報
①委任
⑨通知文書の
受け渡し
②代理人申請
代理人
⑤準備作業の実施
④ID・仮パスワード通知
国保連合会
③申請書類確認
~代理人登録承認
⑦請求情報の作成・送信
⑧通知文書取得
◆補足 1◆ 代理請求を行う例
同一事業者が複数事業所を運営しており、本部でまとめて請求を行いたい(本部の請求担
当者が複数事業所分の請求を1ヵ所から行いたい)場合に法人を代理人として請求を行うこ
とができる。障害者総合支援事業所の他に介護保険の事業所も委任事業所として登録するこ
とができる。
18
2. 代理人及び代理請求の申請
代理人契約の締結を行った代理人は、電子請求受付システム総合窓口の代理人申請電子請
求受付システムより代理人情報の登録申請を行い、申請書類等を国保連合会へ提出する。
代理新規・変更申請の手続きに必要な書類等は以下のとおり。
(1)提出が必要な申請書類及び添付書類
No
書類名
備考
(1)
提出書類チェックシート
提出書類を確認するための書類
(2)
代理請求申請書類送付状
申請書類の送付状
(3)
代理人登録申請書(新規)
代理人の情報を登録するための書類
(4)
(5)
申
請
書
類
代理人登録申請書(変更・削除)
事業所に代わって請求を行うため
の申請書類
代理請求申請書(新規・追加・委任
委任事業所の追加・変更等を申請す
期間変更)
るための書類
代理人に請求事務を委任することを
(6)
委任状
証明するための帳票
(※第三者の場合に必要)
(7)
(8)
添
付
書
類
法人:登記簿謄本
登記簿謄本または住民票
個人:住民票
地方自治体の場合は不要
印鑑証明書
地方自治体の場合は不要
代理人情報の変更申請パターンに応じて、提出が必要な申請書類及び添付書類は以下のとおり
(2)代理人パターンと申請書類等
申請書類
(5)
(6)
(7)
(8)
○
○
※
○
○
○
○
※
○
○
○
○
※
○
○
○
※
○
○
(1)
(2)
(3)
○
○
○
○
○
○
○
委任期間を変更する
代理人情報を削除する
変更申請パターン
代理人情報を新規登録し、代理
(4)
請求の新規申請を行う
代理人情報を登録し、他県に代
理請求の新規申請を行う
法人名以外の代理人情報を変更
○
する
委任事業所を追加する(代理人
情報が登録済みの場合)
○
19
○
※
Ⅳ.電子証明書について
1. 電子証明書の必要性について
障害者総合支援制度では、事業所からの請求はインターネットにより行うこととされてお
り、この請求が真に名義人によってなされたものであるかを確認するため、事業所が保持す
る証明書により電子署名を行い、証明書を添付する。また、請求を行った際に添付した証明
書を保持している事業所のみが、国保連合会からの通知文書等を取得することが可能となる。
すなわち、電子証明書は、インターネット請求を行うため、また支払関連通知等を取得す
るために使用するものであり、これらの作業を行うパソコンにインストールする必要がある。
なお、この証明書は専用認証局が発行した電子証明書を使用する。
2. 電子証明書の発行手続きについて
電子証明書の有効期間は、発行日から 3 年間であり、有効期間を過ぎた電子証明書では有
効終了年月日より未来の請求は行うことができないため、有効終了年月日より未来のサービ
ス提供年月の請求がある場合は、必ず電子証明書の更新を行う。
電子証明書の有効期限が近づくと、更新申請に関する事前通知が障害者総合支援電子請求
受付システムまたは代理人申請電子請求受付システム_ログイン前の「お知らせ一覧」に掲載
されるので、事業所及び代理人は、電子証明書の有効期限が切れる前に新たな有効期間の電
子証明書の発行手続きを行う。
なお、電子証明書の発行手続きは、各電子請求受付システム_ログイン後の「証明書」画面
において行う。
また、電子証明書の手続きは、事業所が自ら請求を行っている場合と、代理人による代理
請求を行っている場合とでは手順が異なるため注意すること。
【事業所自ら請求を行っている場合】
障害者総合支援電子請求受付システム_ログイン後「証明書」画面において、電子証明書
の発行申請をする
・・・(国保連合会において、申請のあった電子証明書の発行依頼の処理を行う。
)
新たな有効期間の電子証明書が発行される(発行申請から発行されるまで数日かかる場
合がある)
電子請求受付システム_ログイン後「証明書」画面において、発行済みの電子証明書をダ
ウンロード・インストールする
20
※1
電子証明書は、請求を行う事業所番号ごとに必要となり、証明書発行手数料は 1
枚あたり 7,800 円(3 年間)となる。証明書発行手数料は、障害福祉サービス費等
の支払額から相殺するため、事業所では、発行申請時の画面に表示される「証明書
発行に関わる手数料の相殺に関する同意文」の内容を確認し手続きを進める。
なお、事業所の運営の事情等により、障害福祉サービス費等の支払額からの相殺
ではなく直接支払いを希望する場合は、電子証明書の発行申請をする際に国保連合
会に「電子証明書発行手数料の納入方法の変更について」を FAX で提出する。その
後、国保連合会から郵送される請求書に指定された口座に証明書発行手数料を振り
込む。
[操作等参照先]障害者総合支援電子請求受付システム_ログイン後のお知らせ
タイトル:更新された電子証明書の発行手数料の相殺について(請求方法が事
業所の直接請求の場合
※2
電子証明書の発行申請及びダウンロード・インストールする際に入力するパスワー
ド及び秘密キーは、国保連合会から通知した「電子請求登録結果に関するお知らせ」
(テスト ID 用)の『証明書発行用パスワード』である。
【代理請求を行っている場合】
代理人申請電子請求受付システム_ログイン後「証明書」画面において、電子証明書の発
行申請をする
発行申請後、証明書発行手数料の振込を行うため、電子請求受付システム_ログイン後「証
明書」画面において、請求書を表示し印刷を行う
証明書発行手数料(7,800 円または 13,900 円)を指定口座に振り込む
・・・(国保連合会において入金を確認後、申請のあった電子証明書の発行依頼の処理を
行う。)
新たな有効期間の電子証明書が発行される(証明書発行手数料の振込みから数日かかる
場合がある)
電子請求受付システム_ログイン後「証明書」画面において、電子証明書をダウンロード・
インストールする
※1 電子証明書は、代理人ごとに 1 枚必要となり、証明書発行手数料は 1 枚あたり障害
者総合支援証明書 7,800 円、介護・障害共通証明書 13,900 円(3 年間)となる。
(請
求事務を委託している事業所では証明書は不要)
21
※2
代理請求の場合、電子証明書は、証明書発行手数料の振込みが行われないと発行さ
れないため、代理人は、電子証明書発行申請後に必ず指定口座へ振込みを行う。
※3
電子証明書の発行申請及びダウンロード・インストールする際に入力するパスワー
ド及び秘密キーは、初回のパスワード変更後に通知される「代理人登録結果に関す
るお知らせ」に記載されている『証明書発行用パスワード』である。
※4 電子証明書発行申請後に請求書が表示されない場合は、電子請求受付システム_ログ
イン後の FAQ 画面で「FAQ000000212
見積書(請求書)が表示されない」を
参照。
◆補足 1◆ 誤って証明書の発行申請をした場合
代理請求を行う予定であるにもかかわらず、事業所が電子証明書の発行申請をしてしまっ
た場合、または有効な電子証明書が発行済みであるにもかかわらず、電子証明書の発行申請
をしてしまった場合は、事業所で発行申請の取消はできないため国保連合会に連絡する。
◆補足 2◆ 証明書発行用パスワードを紛失した場合
国保連合会で再発行することはできないので、事業所又は代理人で電子請求受付システム
総合窓口ログイン後の証明書画面から再発行処理を行う。
[操作方法等参照先]
マニュアル「電子請求受付システム 操作マニュアル(事業所編)」
「代理人申請電子請求受付システム 操作マニュアル」
『証明書発行用パスワード再発行』
22
Ⅴ. 過誤申立(支払決定済みの請求取下げ)について
1. 過誤の依頼を行う場合について
事業所は、請求明細書等の記載誤り等によって、実際のサービス提供実績とは異なる金額
の支払いが行われた場合、障害福祉サービス費を取下げ、再請求することができる。
(支払決
定済みの請求のみ取下げが可能)
取下げを行う場合、該当の受給者が居住する市町村にその旨を連絡し、市町村(障害児入
所給付費については都道府県)から国保連合会へ過誤申立(請求取下げ)を行うよう依頼す
る。
※ 市町村へ過誤の依頼を行う手続きについては、各市町村によって異なるため、受給者
が居住する市町村での取り扱いを確認のうえ、手続きを行う。
2. 過誤処理について
過誤処理には、同月過誤(市町村から国保連合会へ過誤申立を行う月と同月に事業所等が
再請求を行う場合)と、通常過誤(市町村が国保連合会へ過誤申立を行った翌月以降に事業所
等が再請求を行う場合)がある。
市町村へ過誤の依頼(取下げ依頼)を行う場合は、再請求の時期及び市町村が行う過誤申
立の時期について市町村と調整する必要がある。
(処理方法(同月過誤か通常過誤)とその実
施月の確認を行う)
【過誤処理の種類】
過誤処理
内容
事業所は、市町村に支払決定済の請求明細書等の過誤依頼(取下げ依
頼)をする。
同月過誤
(市町村は、過誤依頼に基づいて過誤申立書情報を作成し、国保連合
会へ申し立てる(毎月 1 日~5 日が申立受付日)
)
事業所は、市町村が過誤申立書情報を国保連合会へ申立てる月に再請
求をする。
事業所は、市町村に支払決定済の請求明細書等の過誤依頼(取下げ依
頼)をする。
通常過誤
(市町村は、過誤依頼に基づいて過誤申立書情報を作成し、国保連合
会へ申し立てる(毎月 6 日~11 日が申立受付日))
事業所は、市町村が過誤申立書情報を国保連合会へ申立てた月の翌月
以降に再請求をする。
23
◆補足 1◆ 同月過誤及び通常過誤の例
最初の請求支払から過誤依頼(取下げ依頼)及び再請求までの流れについて
(1)同月過誤
<例> 5 月サービス提供分についての過誤申立
(最初の請求支払:6 月受付、7 月 15 日事業所支払済)
(市町村の過誤申立:8 月)
(事業所の再請求:8 月受付)
事業所
市町村
点検処理
請求情報
作成送信
6
月
国保連合会
5 月サービス提供分
市町村
審査
支払処理
支払通知等
支払
7
月
5 月サービス提供分
請求誤り
発見
(取り下げ依頼書の提出等)
過誤依頼
5 月サービス提供分
請求情報
作成送信
8
月
請求情報
作成送信
(再請求)
過誤申立情
報作成送信
過誤処理
点検・支払
処理
7 月サービス提供分
市町村
審査
支払通知等
9
月
支払処理
支払(※)
支払関連通知とともに、
過誤決定通知書を送信
※ 9 月の支払で同月過誤を行った請求明細書について支払を行うが、その支払額は再請求
額と過誤額で調整される(再請求額より過誤額が大きくマイナスとなる場合は、事業所
支払額の総額から差し引きされる)
24
(2)通常過誤
<例> 5 月サービス提供分についての過誤申立
(最初の請求支払:6 月受付、7 月 15 日事業所支払済)
(市町村の過誤申立:8 月)
(事業所の再請求:9 月以降・・・市町村が国保連合会へ過誤申立を行った翌月以
降に再請求する)
事業所
市町村
国保連合会
点検処理
請求情報
作成送信
6
月
5 月サービス提供分
市町村
審査
支払通知等
支払処理
支払
7
月
5 月サービス提供分
(取り下げ依頼書の提出等)
請求誤り
発見
過誤依頼
7 月サービス提供分
過誤申立情
報作成送信
請求情報
作成送信
過誤処理
点検・支払
処理
8
月
市町村
審査
支払通知等
支払(※)
9
月
請求情報
作成送信
請求情報
作成送信
支払処理
支払関連通知とともに、
過誤決定通知書を送信
5 月サービス提供分
点検・支払
処理
8 月サービス提供分
※ 9 月の支払額の総額から通常過誤の過誤額が調整される(差し引かれる)
25
◆補足 2◆ 再請求時の留意事項
(1)請求明細書の過誤を行った場合は、サービス提供実績記録票も過誤となる。そのため、
再請求を行う場合は、内容変更の有無に関わらずサービス提供実績記録票もあわせて
送信する。
また、平成 21 年 10 月サービス提供分から平成 24 年3月サービス提供分にかかる過誤
調整を市町村に依頼する場合、処遇改善助成金についての請求金額については再請求
することはできない。
(2)過誤(請求取下げ)による再請求により、「利用者負担上限額管理結果票」の総費用
額、利用者負担額及び管理結果後利用者負担額のいずれかに変更が生じた場合は、修
正した「利用者負担上限額管理結果票」を送信する。
(利用者負担上限額管理結果票情
報を修正する際に情報作成区分欄は「修正」を設定する)
(3)請求明細書の過誤が一部請求の漏れである場合も、過誤調整は事業所番号ごとにサー
ビス提供月の各受給者の支払額全額の調整となるため、漏れた部分のみを再請求する
のではなく、正しい状態の請求情報を作成しなおす。
【例】生活介護で初期加算の算定もれ
請求明細書(当初作成分)
事業所番号
2010100000
サービス提供年月
市町村
請求明細書(過誤調整後再作成分)
事業所番号
平成 27 年 4 月
20XXXX 受給者
正
A
2010100000
サービス提供年月
市町村
平成 27 年 4 月
20XXXX 受給者
提供サービス:生活介護
提供サービス:生活介護
サービスコード:222131
サービスコード:222131
697 単位×10 回
A
697 単位×10 回
サービスコード:225050
30 単位×10 回
事業所番号
2010100000
サービス提供年月
誤
市町村
平成 27 年 4 月
20XXXX 受給者
A
提供サービス:生活介護
サービスコード:225050
30 単位×10 回
26
(4)請求明細書の過誤が一部請求誤りである場合も、過誤調整は事業所番号ごとにサービ
ス提供月の各受給者の支払額全額の調整となるため、誤り部分のみを再請求するので
はなく、正しい状態の請求情報を作成しなおす。
【例】生活介護と施設入所支援を併給される受給者で生活介護にかかる加算の算定誤り
請求明細書(当初作成分)
2010100000
事業所番号
事業所番号
平成 27 年 4 月
サービス提供年月
市町村
請求明細書(過誤調整後再作成分)
20XXXX 受給者
2010100000
サービス提供年月
A
正
市町村
平成 27 年 4 月
20XXXX 受給者
A
提供サービス:生活介護・施設入所支援
提供サービス:生活介護・施設入所支援
サービスコード:222131
サービスコード:222131
697 単位×10 回
697 単位×10 回
225601
225600
280 単位×
2回
187 単位×
サービスコード:322131
2回
サービスコード:322131
304 単位×10 回
304 単位×10 回
誤
誤
事業所番号
2010100000
サービス提供年月
市町村
市町村
A
平成 27 年 4 月
20XXXX 受給者
A
提供サービス:生活介護・施設入所支援
提供サービス:生活介護・施設入所支援
サービスコード:222131
225600
187 単位×
2010100000
サービス提供年月
平成 27 年 4 月
20XXXX 受給者
事業所番号
697 単位×10 回
2回
225600
187 単位×
27
2回
Ⅵ. その他インターネット請求にかかる留意事項
1. 障害福祉サービス費等の請求及び受領に関する届を変更したい場合
国保連合会へ登録の「障害福祉サービス費等の請求及び受領に関する届」の内容に変更(振
込口座番号、口座名義等の変更)がある場合は以下のとおり手続きを行う。
【障害福祉サービス費等請求及び受領に関する届出内容の変更手続き】
変更箇所
手続き内容
① 事業所は、電子請求受付システム_ログイン後の「お知らせ一覧」
画面から「障害福祉サービス費等の請求及び受領に関する届再発
行依頼書」を取得し、国保連合会に口座等の内容を変更したい旨
の FAX をする。
請求者
口座番号
口座名義
[様式の掲載先]
電子請求受付システム_ログイン後の「お知らせ一覧」画面
タイトル:『障害福祉サービス費等の請求及び受領に関する届』再発
行依頼書の掲載について
② 国保連合会から「障害福祉サービス費等の請求及び受領に関する
届」が送付されるので、必要事項を記入・押印のうえ国保連合会
へ提出する。
① 事業所は、国保連合会に登録されているメールアドレスに変更が
生じた場合、電子請求受付システム_ログイン後の「お知らせ一
覧」画面から「障害福祉サービス費等請求及び受領に関する届」
を取得し、必要事項を記入のうえ国保連合会へ提出する。
メールアドレス
なお、この届出書は、メールアドレスの変更のみに使用できる。
[様式の掲載先]
電子請求受付システム_ログイン後の「お知らせ一覧」画面
タイトル:国保連合会へご登録のメールアドレスに変更がある場合
について
※事業所の所在地、電話番号、FAX 番号の変更については、長野県(長野市が所在地の事
業所の場合は長野市)への届出を行っていれば本会への申請は不要です。
28
【記載上の留意点】
法人等の住所、法人名
等及び代表者名を記載
する。押印は県への届
出印とすること
振込先・支店名・(口座名義人)受領者:
通帳表紙に印字されている内容と一致すること
所在地のフリガナを記
載する
フリガナ:
通帳見開きのカナで記載
されている部分と一致す
ること
該当する番号に○を付記する
振込口座等について、当該通帳の内容と一致しているか(届出書に正
確に記載されているか)必ず確認する。
(注)振込口座情報に誤りがあると、支払いが遅れてしまう場合があ
る。特にフリガナ部分は間違えやすいので注意する。
29
2. 新しいパソコンへ切り替える(パソコンを買い替える)場合
これまで利用していたパソコンから、新しいパソコンへ移行する場合は、
「電子請求受付シ
ステム 導入マニュアル(事業所編)」に基づき以下の作業を行う。
【電子請求受付システム 導入マニュアル(事業所編)
】
●「パソコン等準備」
・動作環境の確認
・セキュリティ等の設定
・ショートカットの作成
●「電子証明書のダウンロード及びインストール」
※ 請求可能な電子証明書(有効期間内の電子証明書)が存在する場合、新規に証明
書発行申請を行う必要はない。
●「ソフトウェアのダウンロード及びインストール」
・基本ソフトウェアインストーラ
・簡易入力システム、または取込送信システム
・サポートソフトウェアインストーラ
●「簡易入力システムのデータ移行」
※ 旧パソコンで登録した簡易入力システムのデータを新しいパソコンに移行する
操作方法については、電子請求受付システム導入マニュアル(事業所編)
「簡易入力システムのセットアップ Point!
パソコンの買い替え等による簡易
入力システムのデータ移行について」を参照する。
※ パソコン切替作業等についての問合せは、ヘルプデスク(TEL:03-5911-1559)へ
30
3. 問い合わせが多いエラー等
【『簡易入力システム』再請求情報登録時のエラーについて】
簡易入力システムを使用している事業所等からの問合せ。
「支払済の請求明細書の取下げ(過誤申立)等により再請求を行いたいが、再請求する請求
情報を修正し、登録ボタンを押すと、エラーメッセージ(図 1)が表示され登録できない」
基本情報入力内容確認ボタン
がオレンジ色になる場合は、
何らかの情報の入力が不足し
ている。(押下して確認可能)
図 1 請求情報登録時のエラーメッセージ
エラーメッセージが表示される原因として、再請求するサービス提供年月に有効な「受給
者情報」及び「契約内容情報」が簡易入力システムに存在していないことが考えられます。
また、事業所等において、簡易入力システムの「受給者情報」及び「契約内容情報」の内
容を更新する際に、更新する情報を上書き(古い情報を明細修正し、新たな情報に置き換え)
している可能性があります。
31
上記エラーメッセージが表示された場合は、簡易入力システムの「基本情報設定」におい
て、「受給者情報入力」(基本情報・支給決定情報)及び「契約内容情報入力」の内容を確認
してください。
最新の情報のみ登録されている場合は、再請求するサービス提供年月に有効な情報を登録
(明細追加)しなおしてください。
(図 2、図 3)
①再請求するサービス提供年月
に有効な情報を入力。
②明細追加ボタンをクリックし、
登録する。
図 2 受給者情報入力画面_基本情報の明細追加
32
①再請求するサービス提供年月
に有効な支給決定情報を入力。
②明細追加ボタンをクリックし、
登録する。
図 3 受給者情報入力_支給決定情報の明細追加
※ 「契約内容情報入力」も同様に入力し登録する。
※ 簡易入力システム Ver2.0 以降は、受給者情報及び契約内容情報の他に事業所情報、市町
村情報についても複数の期間の情報が登録可能。
(履歴管理できる)
契約情報の作成が必要なサービス
契約情報の設定が必要なサービス
必須(※1)
身体介護
111000
◎
居宅介護
身体介護決定
家事援助
112000
◎
居宅介護
家事援助
113000
◎
居宅介護
通院介助(身体介護伴う)
114000
◎
115000
◎
居宅介護
121000
◎
重度訪問介護 15%加算対象者決定
122000
◎
重度訪問介護 7.5%加算対象者決定
123000
◎
重度訪問介護
その他決定
120901
◎
重度訪問介護
加算移動介護
131000
◎
居宅介護
通院介助(伴わず)
通院乗降介助
12
重度訪問
介護
重度訪問介護
重度訪問
加算移動介護
13
行動援護
決定コード名称(参考)
決定コード
通院介助(伴う)
11
【障害福祉サービス】
33
決定
居宅介護
通院介助(身体介護伴わな
い)決定
行動援護
通院乗降介助決定
基本決定
契約情報の設定が必要なサービス
15
同行援護
22
生活介護
24
41
42
決定コード名称(参考)
決定コード
必須(※1)
同行(伴う)
151000
◎
同行援護(身体介護伴う)決定
同行(伴わず)
152000
◎
同行援護(身体介護伴わない)決定
221000
○
生活介護
基本決定
222000
○
生活介護
経過的措置対象者決定
241000
◎
短期入所
障害者決定
242000
◎
短期入所
障害者医療型(療養介護)
243000
◎
244000
◎
短期入所
障害児決定
245000
◎
短期入所
障害児医療型(重心)決定
246000
◎
短期入所
411000
○
自立訓練(機能訓練)基本決定
412000
○
421000
○
420905
○
短期入所
自立訓練(機能)
自立訓練(生活)
決定
短期入所
障害者医療型(その他)決
定
障害児医療型(その他)決定
自立訓練(機能訓練)基本決定
(視覚障害)
自立訓練(生活訓練)基本決定
自立訓練(生活訓練)加算短期滞在加
算対象者
43
就労移行支援
431000
○
就労移行支援基本決定
44
就労移行(養成)
441000
○
就労移行支援(養成施設)基本決定
45
就労継続A
451000
○
就労継続支援A型基本決定
46
就労継続B
461000
○
就労継続支援B型基本決定
※1 ◎:常に提出が必要
○:決定支給量と契約支給量が異なる場合に提出が必要
契約情報の必須設定に関する補足
日中活動系サービスにおいては、受給者証で支給決定された支給量と、サービス事業者と
の契約支給量が異なる場合のみ契約情報の設定が必要。
例:受給者証に支給決定された支給量(23 日)に対して、A事業所との間で 12 日/月と利用
契約した場合等。
34
契約情報の作成が必要なサービス
契約情報の設定が必要なサービス
61
62
63
64
児童発達支援
【障害児支援】
必須(※1)
611000
○
児童発達支援基本決定
612000
○
児童発達支援基本決定(難聴児)
613000
○
621000
○
622000
○
631000
○
632000
○
641000
○
医療型児童発達支援
放課後等デイサービス
保育所等訪問支援
※1 ◎:常に提出が必要
決定コード名称(参考)
決定コード
児童発達支援基本決定(重症心身障害
児)
医療型児童発達支援基本決定(肢体不
自由児)
医療型児童発達支援基本決定(重症心
身障害児)
放課後等デイサービス基本決定
放課後等デイサービス基本決定(重症
心身障害児)
保育所等訪問支援基本決定
○:決定支給量と契約支給量が異なる場合に提出が必要
契約情報の必須設定に関する補足
受給者証で支給決定された支給量と、サービス事業者との契約支給量が異なる場合のみ契
約情報の設定が必要。
例:受給者証に支給決定された支給量(23 日)に対して、A事業所との間で 12 日/月と利用
契約した場合等。
35
【『電子請求受付システム』ログイン時のパスワードについて】
問合せ①「電子請求受付システムへログインすると、
『警告』画面が表示され、ログインす
ることができないがどうしたらよいか」
(警告内容)
ユーザ ID のパスワード有効期間が切れているか、ユーザ ID 登録後初めてのログインで
す。パスワード変更を行う場合は[パスワード変更]、行わない場合は[戻る]ボタンを押し
てください。
本会から郵送した『電子請求登録結果に関するお知らせ』に記載されている(仮)パスワ
ードでログインしようとした場合、またはパスワードの有効期限が切れた場合に表示される
警告です。
「パスワード変更」をクリックし、パスワードを変更してください。
なお、
「戻る」をクリックした場合は、ログインできません。必ずパスワードを変更してく
ださい。
問合せ②「電子請求受付システムへログインすると、
『警告』画面が表示されるがどうした
らよいか」
(警告内容)
現在のパスワードの変更期限が平成 XX 年 XX 月 XX 日までとなっています。
そのまま続行する場合は【続行】ボタンを押してください。パスワードを変更する場合は【パ
スワード変更】ボタンを押してください。
パスワードの有効期限が近づいてくると表示される警告です(30 日前から表示される)
。パ
スワードを変更する場合は、
「パスワード変更」をクリックし、パスワードを変更してくださ
い。
変更しない場合は、
「続行」をクリックすると、有効期限内は現在のパスワードのまま電子
請求受付システムを利用することができます。
(
『警告』画面は、パスワードを変更するまで、
ログイン時に毎回表示されます。)
問合せ②の警告後、変更をしないまま変更期限が過ぎると、問合せ①の警告が表示されま
す。
36
Ⅶ. 帳票イメージ
1. 国保連合会から送信する各種帳票のイメージとおもな項目内容について示す。
【帳票一覧】
帳票名
参照ページ
(1)点検処理結果票
38
(2)返戻等一覧表
40
(3)障害福祉サービス費等支払決定増減表
42
(4)障害福祉サービス費等支払決定額通知書
43
(5)障害福祉サービス費等支払決定額内訳書
45
(6)障害福祉サービス費等過誤決定通知書
47
(7)障害福祉サービス費等処遇改善(特別)加算総額のお知らせ
49
37
(1)点検処理結果票
項目
内容
様式は、
「エラー」
「警告」がどの請求データで発生しているかを示す。
障害福祉サービス費の場合:
J11・・・請求書
J12・・・請求明細書(様式第二)
J13・・・請求明細書(GH・CH)(様式第三)
J14・・・請求明細書(地域相談)
(様式第五)
J21・・・請求書(特例介護給付費・特例訓練等給付費)
J22・・・請求明細書(特例介護給付費・特例訓練等給付費)(様式第六)
J31・・・計画相談支援給付費請求書
J41・・・利用者負担上限額管理結果票
様式
J61・・・サービス提供実績記録票
障害児給付費の場合:
K11・・・請求書
K12・・・請求明細書
K21・・・請求書(特例通所)
K22・・・請求明細書(特例通所)
K31・・・障害児相談支援給付費請求書
K32・・・障害児相談支援給付費請求書(特例)
K41・・・利用者負担上限額管理結果票
K61・・・サービス提供実績記録票
38
項目
内容
レコードは、「エラー」「警告」が様式で示されたデータのどの部分で発生し
ているかを示す。
(ア) 「様式」が、請求明細書(「J12」
「J13」
「J14」
「J22」
「K12」
「K22」)
の場合のレコード

基本・・・市町村、受給者及び事業所等に関する明細書の基本情報

日数・・・サービス種類ごとの日数情報

明細・・・実施したサービス単位のサービスコード・請求単位数等の情
報

集計・・・サービス種別ごと集計欄毎の請求単位数、利用者負担額等の
情報

契約・・・決定サービスごとの契約量の情報

処遇・・・サービス種類ごとの処遇改善情報(平成 24 年 3 月サービス提
供分まで)
(イ) (ア)以外の「様式」の場合のレコード

基本
請求書(「J11」「J21」「K21」)・・・市町村、事業所及び請求金額等に
レコード
関する情報
計画相談支援給付費請求書/サービス利用計画作成費請求書(「J31」
「J32」「K31」「K32」)・・・計画相談支援給付費/サービス計画作成
費の単位数、請求額等の情報
利用者負担上限額管理結果票(「J41」「K41」)・・・上限額管理事業所
単位の利用者負担上限額管理結果票の基本情報等
サービス提供実績記録票(
「J61」「K61」)・・・支給決定障害者ごとの
サービス提供実績記録票の基本情報等

明細
請求書・・・サービス種類ごとの請求件数、単位数、利用者負担額、請
求額等の情報
計画相談支援給付費請求書/サービス利用計画作成費請求書・・・利用
者ごとの計画相談支援給付費請求書/サービス利用計画作成費請求
サービスコード、単位数等情報
利用者負担上限額管理結果票・・・各サービス提供事業所ごとの上限額
管理結果額等の情報
サービス提供実績記録票・・・日ごとの明細情報等
項目名称
「エラー」
「警告」となった項目の名称を表示する。
項目値
「エラー」
「警告」となった項目値を表示する。
エラーコード
エラーとなっているコードを表示する。
エラー内容
エラーの内容を表示する。なお、「※」で始まるものは「警告」
。
39
(2)返戻等一覧表
項目
内容
エラーになった情報の種別を表示する。
「サ」・・・サービス提供実績記録票
「請」・・・請求書
種別
「明」・・・請求明細書
「利」・・・利用者負担上限額管理結果票
「計」・・・計画相談支援給付費、サービス利用計画作成費
上記該当の種別がない場合、空白を表示。
サービス種類コードを表示する。(請求明細書以外は値を表示しない)
特定障害者特別給付費(特定入所障害児食費等給付費)が表示される場合、
空白を表示。
(ア)
障害福祉サービス
「11」・・・居宅介護
サービス種類
「12」・・・重度訪問介護
「13」・・・行動援護
「14」・・・重度包括
「15」・・・同行援護
「21」・・・療護介護
「22」・・・生活介護
40
項目
内容
「24」・・・短期入所
「31」・・・共同生活介護(平成 26 年 3 月まで)
「32」・・・施設入所支援
「33」・・・共同生活援助
「34」・・・宿泊型自立訓練
「41」・・・自立訓練(機能訓練)
「42」・・・自立訓練(生活訓練)
「43」・・・就労移行支援
「44」・・・就労移行支援(養成施設)
「45」・・・就労継続支援(A 型)
「46」・・・就労継続支援(B 型)
「52」・・・計画相談支援
「53」・・・地域移行支援
「54」・・・地域定着支援
(イ)
障害児給付費
「55」・・・障害児相談支援
「61」・・・児童発達支援
「62」・・・医療型児童発達支援
「63」・・・放課後等デイサービス
「64」・・・保育所等訪問支援
「71」・・・障害児入所支援
「72」・・・医療型障害児入所支援
単位数
障害福祉サービス費の場合、単位数、特定障害者特別給付費を表示する。
特定障害者特別給付
障害児給付費の場合、単位数、特定入所障害児食費等給付費を表示する。
(請
費(特定入所障害児
求明細書以外は値を表示しない)
食費等給付費)
エラーコード
エラーコードを表示する。
内容
エラーの内容を表示する。
41
(3)障害福祉サービス費等支払決定増減表
項目
内容
請求差の件数を表示する。
請求差/件数
特定障害者特別給付費(特定入所障害児食費等給付費)に請求差がある場合、
空白を表示。
請求差/
1 行目に請求差の単位数を表示する。
単位数
特定障害者特別給付費(特定入所障害児食費等給付費)に請求差がある場
特定障害者特別給付費
合、2 行目に請求差分の補足給付費を表示する。
(特定入所障害児食費
等給付費)
1 行目に返戻の件数を表示する。
返戻/件数
特定障害者特別給付費(特定入所障害児食費等給付費)に返戻がある場合、
2 行目に返戻件数を表示する。
返戻/件数
1 行目に返戻の単位数を表示する。
特定障害者特別給付費(特定入所障害児食費等給付費)に返戻がある場合、
2 行目に返戻分の補足給付費を表示する。
42
(4)障害福祉サービス費等支払決定額通知書
項目
内容
金額
支払決定金額を表示する。
金融機関名
振込先金融機関名及び金融機関支店名を表示する。
金融機関支店名
支払決定金額が 0 円以下の場合表示しない。
日付
支払日を表示する。
決定金額内訳/
給付費支払額の合計金額を表示する。
給付費支払額
決定金額内訳/
訪問調査委託料
訪問調査委託料の合計金額を表示する。
障害児給付費では対象外のため、以降の項目を上につめて表示する。
43
項目
決定金額内訳/
内容
消費税額の合計金額を表示する。(訪問調査委託料の消費税を表示する)
消費税
決定金額内訳/
小計
決定金額内訳/
給付費支払額、訪問調査委託料、訪問調査委託料消費税と助成金支払額の合
計を表示する。
証明書発行手数料を表示する。
証明書発行手数料
決定金額内訳/
当月支払金額を表示する。
当月支払金額
44
(5)障害福祉サービス費等支払決定額内訳書
項目
件数
内容
(上段)データ件数を表示する。
(下段)
(※1)
(上段)支払決定日数を表示する。サービス種類が相談支援事業、計画
日数
相談支援、障害児相談支援の場合、空白。
(下段) (※1)、サービス種類が共同生活介護、共同生活援助、相談
支援事業、計画相談支援、障害児相談支援の場合、下段は空白。
単位数(単位)
単位数を表示する。
(上段)支払決定総費用額を表示する。
(下段)障害福祉サービス費の場合、特定障害者特別給付費の実費算定
金額(円)
額市町村請求額を集計した金額を表示する。
障害児給付費の場合、特定入所障害児食費等給付費の実費算定額市町
村請求額を集計した金額を表示する。
自治体助成分請求額
自治体助成分請求額を表示する。
高額障害福祉サービス費
障害福祉サービス費の場合、「高額障害福祉サービス費」を表示する。
(高額障害児通所給付費)
障害児給付費の場合、
「高額障害児通所給付費」を表示する。
45
項目
内容
(上段)支払決定総費用額の市町村負担金額を表示する。
市町村負担金額
障害児給付費の場合は、
「都道府県等負担金額」
(下段)
決定欄/
件数(上段)
(下段)
(※1)
それぞれの項目の合計を表示する。
(※1)
日数(上段)
(下段)
単位数
金額(上段)
(下段)
特別対策費
自治体助成分請求額
高額障害福祉サービス費
市町村負担金額(上段)
(下段)
過誤調整/
過誤調整の件数、日数、単位数、金額、特別対策費、自治体助成分請求
件数(上段)(下段)
額、高額障害福祉サービス費(高額障害児通所給付費)、市町村負担金
日数(上段)
(下段)
額を表示する。
単位数
(過誤調整の内訳については、障害福祉サービス費等過誤決定通知書に
金額(上段)
(下段)
記載)
自治体助成分請求額
(※1)
高額障害福祉サービス費
市町村負担金額
(上段)
(下段)
支払決定/
支払決定の件数、日数、単位数、金額、特別対策費、自治体助成分請求
件数(上段)(下段)
額、高額障害福祉サービス費(高額障害児通所給付費)、市町村負担金
日数(上段)
(下段)
額を表示する。
単位数
金額(上段)
(下段)
自治体助成分請求額
高額障害福祉サービス費
市町村負担金額
(上段)
(下段)
※ 1(障害福祉サービス費の場合) 件数、日数、金額、市町村負担金額の下段は、特定障害者特別給付費。特
定障害者特別給付費の件数、日数は再掲。
(障害児給付費の場合)
件数、日数、金額、都道府県等負担金額の下段は、特定入所障害児食費等給付
費。特定入所障害児食費等給付費の件数、日数は再掲。
46
(6)障害福祉サービス費等過誤決定通知書
項目
内容
過誤申立事由を表示する。
過誤申立事由

請求誤りによる実績取下げ

時効による市町村申立の取下げ

時効による都道府県申立の取下げ

台帳誤り修正による事業所申立の実績取下げ

提供実績記録票誤りによる実績の取下げ

上限の誤りによる実績取下げ

その他の事由による実績の取下げ
単位数
障害福祉サービス費の場合、単位数、
(下段に)特定障害者特別給付費を表
特定障害者特別給付
示する。
費(特定入所障害児食
障害児給付費の場合、単位数、
(下段に)特定入所障害児食費等給付費を表
費等給付費)
示する。
市町村負担額
市町村負担額を表示する。
障害児支援給付費の場合は、「都道府県等負担金額」
47
項目
内容
自治体助成分請求額
自治体助成分請求額を表示する。
高額障害福祉サービ
障害福祉サービス費の場合、「高額障害福祉サービス費」を表示する。
ス費(高額障害児通所
障害児給付費の場合、
「高額障害児通所給付費」を表示する。
給付費)
合計/
それぞれの項目の合計を表示する。
件数
単位数
市町村負担額
自治体助成分請求額
高 額障 害福 祉サービ
ス費(高額障害児給付
費)
48
(7)障害福祉サービス費等処遇改善(特別)加算総額のお知らせ
項目
内容
加算総額
福祉・介護職員処遇改善(特別)加算の総額を表示する。
サービス種類
サービス種類コード、サービス種類名を表示する。
加算額/
処遇改善加算額を表示する。(※1)
処遇改善加算額
加算額/
処遇改善特別加算額を表示する。(※1)
処遇改善特別加算額
小計/
処遇改善加算額、処遇改善特別加算額の合計を表示する。
処遇改善加算額
処遇改善特別加算額
合計
福祉・介護職員処遇改善(特別)加算の総額を表示する。
※ 1 福祉・介護職員処遇改善(特別)加算の支払実績より、支払額及び過誤調整額を合計し出力する。
支払実績がない場合、空白で表示する。なお、過誤調整額を差し引いた額が 0 円の場合、0 を表示。
49
Ⅷ. 問い合わせ先
1. 長野県国民健康保険団体連合会 介護保険課

TEL
026-238-1583

FAX
026-238-1581

受付時間 8:30~17:15
2. 国保中央会電子請求ヘルプデスク
国保中央会電子請求ヘルプデスクへお問い合わせの前に・・・
(2) 各マニュアル記載のトラブルシューティングを確認してください。
(3) 電子請求受付システムの【FAQ】画面の内容を確認してください。
(4) 上記の確認を行っても解決しない場合は、「国保中央会電子請求ヘルプデスク」へ
お問い合わせください。
国保中央会電子請求ヘルプデスク

TEL
03-5911-1559

FAX
03-5911-1599

受付時間 請求期間(毎月 1 日~10 日)
平日 10:00~19:00/土曜日 10:00~17:00
請求期間以外(毎月 11 日~月末)※土・日・祝日の受付は行いません。
平日 10:00~17:00
TEL、FAX の他、E-mail でのお問い合わせも受付けています。
E-mail でのお問い合わせは、問い合わせ票を添付してください。
(問い合わせ票は、電子請求受付システム_ログイン前の「FAQ」画面から取
得できます)

E-mail アドレス [email protected]
50