M - JLIA 日本皮革産業連合会

JLIA
ジェイリア
上海情報
JLIA INFORMATION
社団法人日本皮革産業連合会
｢じぇいりあだより」第55号
2012(平成24)年4月16日発行
NO.
55
16 APRIL 2012
今回から、2月16日(木)にオープンした当連合会の上海ショールームで責任者をつとめる
亀谷氏がショールーム関連のイベントや現地情報を毎月お届けします。
第1回
3月のスペシャルトークショーとアートの街「M50」
JLIA の会員のみなさま、こんにちは。
上海ショールーム責任者の亀谷法藏と申します。
これから、毎月1回、私が上海での日々の生活の中で気付いたこと、お伝えしたい情報をみなさまにお届けしてい
きたいと思います。実は…既に会員様向けにウェブサイトのほうでは、一足先にショールーム通信を2カ月前から始
めさせて頂いておりました。ウェブサイトで既にご覧になられている方もそうでない方も、これからよろしくお願い致し
ます！
さて今日は、私たちが行っているイベントについてご紹介します。先月の3月14日(水)、ショールーム主体で初め
てイベントを行いました。日本でも上海でも活躍中のファッションコーディネーター「Chiaki」さんとのコラボイベン
トです。上海マートの2階に特設ステージを設けて、日本の春・夏トレンドについて出展者の製品を取り入れながらト
ークショーを行いました。雑誌モデルを起用して、実際に着こなしてもらうことで会場はとても華やかに、そして立ち
見が出る程多くの来場者が活気づいていました。
「Chiaki さん」です！当日は素敵なトークショーありがとうございました。
4月は18(水)∼20日(金)の3日間、上海マート1階で催される J-mode 展に出展します。
そこではなんと再び「Chiaki さん」にお越し頂き、トークショーを行って頂きます。今度も素敵なトークが聞ける
はず！！是非、皆さんもお越しくださいね。きっと楽しいはずですよ。
さて、今日はもう1つ、皆さんにご紹介したいことがあります。それは、上海駅の西側にある、アートの街「M50」
です。正式名称「莫干山路50号」という場所にあるこの建物は、上海の中でも一番絵画や彫刻なとのアートギャラ
リーが集まる場所です。
-1 -
川沿いの壁には、スプレーアート
が並び続き、思い思いのメッセージ
を込めて、絵を書く若者達で溢れて
いました。至る所、壁画だらけです。
(左はアートの街「M50」の一角)
「上海」と「アート」ってなかな
か連想しにくいところじゃないでしょ
うか。
ここ上海でも日本と同じようにクリエイティブな活動を行っている人たちがいて、
想いや気持ち様々な感情を表現している。そんな彼らの活動を見て、とても刺激
を受けました。
暖かくなって、お出かけしたくなって来るこの季節、M50にて皆さんもアートな世界に浸ってみてください。
この続きですが是非、皮産連のホームページから上海情報サイト（http://showroom.jlia.or.jo/sh.cn/）へアク
セスしてご覧ください。
JLIA 上海情報は2月8日(水)にオープンし、毎月更新しております。オープン号では、上海ショールーム準備の様
子と中国の春節（旧正月）
、第2号では、海寧皮革城を紹介しておりますのでバックナンバーもご覧下さい。
理事会を開催
3月23日(金)に平成23年度第3回理事会を開催しました。平成23年度事業進捗状況の報告、平成24年度事業計
画及び収支予算案他の議案について説明し、承認をいただきました。
各事業の動き
1 総務委員会（石川勲委員長）
(1) 青年会交流事業
3月13日(火)に青年会幹事会を開催し、平成24年度の活動計画について検討しました。
ベストレザーニスト等へのオリジナル革製品プレゼント(PR 事業のワーキンググループと相談しながら進めて
いく。
）
、人材養成関係(インターンシップや専門学校との交流などを検討）
、交流会(富山の YKK 訪問を検討)
などを行っていく予定です。
2 人材養成委員会（猪瀬昇一委員長）
(1）インターンシップ等事業
① DVD「靴の出来るまで」
♦ 撮影先の画像をはめこみ、ナレーションを入れた最終版を靴製造関連事務局へチェック(映像・説明文
言等)を受けています。
②販売員テキスト
♦ 革の購入、加工見積、及び印刷関係費の見積を揃え、1冊当たりの製造コストを算出し、人材養成委
員会において「販売」か「配布」するのか、再度、考え方を整理することになりました。
(2）Japan Leather Award 事業
3月1日(木)∼21日(土)までの20日間、JLIA ホームページより「Japan Leather Award 2012 事業にかか
る企画提案の募集」を行い、5社よりご応募いただきました。
第一次審査で3社を書類選考し、3月26日(月)に開催した人材養成委員会において、この3社からプレゼンテ
-2 -
ーション(第二次審査)を実施していただいた結果、昨年度に引き続き、株式
会社ザッツコーポレーションに委託することを決定しました。
現在、人材養成委員会からのご要望をふまえ、委託内容を協議しています。
なお、
“Japan Leather Award 2012”の開催を告知するティザーサイトを
すでにオープンしており、詳細が決まり次第、情報をアップしてまいります。
(3) 人材マッチング事業(企業支援ネットワーク)
4月27日(金)に平成24年度第1回の人材マッチング事業委員会を開催します。
現在、アドバイザー支援利用申請は1件出されています。
また、アドバイザー登録申請は3件ありました。【4月13日(金)に締切】
なお、アドバイザー支援利用申請の締切は4月20日(金)となっています。
(4) 技術認定事業
①鞄・ハンドバッグ・小物技術認定試験
第1回の鞄・ハンドバッグ・小物技術認定(皮革部門)試験(１級)の合格者19名について、3月30日(金)に
認定状授与式を行いました(於：六本木ヒルズカフェ参加者約100名。
）
。
皮革親善大使の石田純一氏から、代表者3名に副賞の盾を贈呈していただきました。
平成24年度は、
「1∼3級」の「実技試験及び学科試験」を行う予定であり、次回4月24日(火)開催の「鞄
・ハンドバッグ技術認定委員会」で検討を始めます。
②革靴技能検定試験
第5回の革靴技能検定試験(1級、2級。3月実施、5月合格発表予定。実施団体は全靴協連。)に応募し
た20名について、3月24日(土)、25日(日)に学科試験及び実技試験を実施しました。合格発表は5月の
予定です。
③広報業務の公募
革靴と鞄・ハンドバッグの試験・合格者を合わせて広報する24年度事業の企画提案を公募しており、4月
24日(火)の鞄・ハンドバッグ技術認定委員会等で業者の選考を行う予定です。
(5) 皮革技術者養成支援事業（24年度新規事業）
対象企業の公募を行ったところであり、今後、事業実施要領に従った事務処理を行っていく予定です。全靴
協連に事業実施を委託する契約を締結します。
3 海外展開促進委員会（武川雄二委員長）
(1) 海外展示施設運営事業
①上海ショールーム実行委員会
4月13日(金）10時から第1回上海ショールーム実行委員会を開催し、5月催事、4月催事、B to C 催事、
ディスプレイ等について検討しました。
② B to B(バイヤー等向け)催事
} 4月18日(水)∼20日(金)に上海マート１階で開催される J-mode 展に上海ショールーム PR ブースを設
けます。上海ショールームの製品を「ショップ」をテーマとしてディスプレイとブース装飾をします。
また、会場内の特設ステージにおいて、ファッションコーディネーターの Chiaki さんと MC Nini さん
によるトークショーで出展ブランドを紹介していきます。(上海マート：上海市長寧区延安西路2299号)
} 4月22日(日) 14時からは南京東路の353広場１階特設ステージにおいて Chiaki さんによる日本の皮革
製品の認知拡大のためのトークショーを開催します。
（353広場：上海市黄浦区南京東路353号）
-3 -
③上海情報サイト
上海ショールーム従業員が最新の上海情報をお届けする上海情報サイトに、上海情報第3号を掲載しまし
た。第3号(4月)では、上海ショールームの3月催事の様子と上海のアートの街「M50」を紹介しておりま
す。(http://showroom.jlia.or.jp/sh.cn/)
（3）海外展示会出展事業
①香港見本市(APLF 2012 ファッション・アクセス)に出展。2社が APLF アワード受賞！
3月28日(水)∼30日(金）香港コンベンション＆エキシビションセンターにおいて開催された APLF2012フ
ァッション・アクセス展に靴、バッグ、鞄、小物、ベルト、手袋を扱う24社がジャパンパビリオンとして出
展しました。
ジャパンパビリオンから2社が APLF アワードを受賞するという快挙でした！
ルボア㈱が Best Small Leather goods Design or Collection 部門の大賞、㈱リーガルコーポレーショ
ンが Best Man Footwear Design or Collection 部門の大賞を受賞しました。
また、㈱タカコー、㈱サカタ、㈱革包司博庵の3社が APLF アワードに入賞しました。
ジャパンパビリオンの来場者数は、2,364名（昨年2,450名)でした。商談面では出展回数を重ねるにつれ、
日本製品への理解が深まり、価格面でも受け入れられるというバイヤーが増えてきました。
相手国としては、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、タイ、イギリス、ロシア、インド、アラブ首
長国連邦、日本などから注文や引き合いがありました。
②繊研日本時尚展【9月19日(水)∼21日(金)上海）】出展者募集
9月19日(水)∼21日(金)上海マートにおいて開催される繊研日本時尚展の出展者を募集しております。
昨年に引き続き2回目の出展となります。募集要項は、JLIA ウェッブサイトイベント・セミナー欄をご覧
下さい。応募締切は5月7日(月)です。担当：島岡、王、稲見
https://www.jlia.or.jp/index.php?pg=event
-4 -
4 調査・情報提供委員会（矢代裕夫委員長）
(1) データ・ベース構築と情報の提供
JLIA ホームページ「皮革及び皮革製品関連統計データベース」掲載の貿易統計(輸出入)集計データ及
び国内公的統計（生産・出荷・消費）の2012年1月分確定値データ、概況を3月末日に更新しました。
（http://data.jlia.or.jp）
●2012年1月データ・トピックスより
生産…革靴生産、前年同月比3％減。→ 詳細データは「国内統計」へ
貿易…円高継続で、輸入が増加。→ 詳細データは「貿易統計」へ
消費…かばん・ハンドバッグ類は昨年同期に続き減少。→ 詳細データ「国内統計」へ
(2) 会報「JLIA(ジェイリア)」の発行
会報「JLIA」第96号を3月末にを発行しました。
（年2回発行）
昨年秋頃から本年3月までのイベント他を掲載しています。
ホームページ(JLIA ライブラリ)でも PDF 版をご覧いただけます。
(3) JLIAホームページ
JLIA ホームページで提供しております「マイページ」の活用をご検討いただくため、毎月の主なアクセス
情報を公開させていただきます。
【2012年3月1日(木)∼31日(土)】 ※ 以下、Google Analytics による web 解析結果。
} 訪問数 13,242
} ユーザー数 10,468
} ページビュー数 38,613
} 訪問別ページビュー 2.92
} 平均サイト滞在時間 00:01:39
} 直帰率 63.16%
} 新規訪問の割合 69.20%
} ユーザー分布 1.日本 12,571
2.中国 212 3. アメリカ 77
} モバイル 1,657（iPhone 763、
iPad 229、Xperia acro 65）
} 地域別ユーザーフロー
右のユーザーフロー画像参照
(4) 鞄・ハンドバッグ呼称標準化事業
3月19日(月)開催の鞄・ハンドバッグ呼称標準化委員会で、小冊子の原案を了承し、引き続き3,000部の
印刷・配布を行って２年間の予定の事業を完了しました。
(5) 革製品表示適正化事業
3月9日(金)及び23日(金)に「鞄・ハンドバッグ表示適正化プロジェクトチーム(PT)」を開催し、「原産国
表示のあり方(案）」及び「品質表示マニュアル原案」について検討を行った後、委託先の一般財団法人カケ
ンテストセンター、特定非営利活動法人日本皮革技術協会、㈱博報堂から、それぞれ調査報告書の提出を
受け、平成23年度事業を終了しました。
平成24年度事業については、これらの成果の説明会、一般向けの広報媒体の作成と広報・研修活動、主
要な部分の公正競争規約化等を行う予定です。
-5 -
4月20日(木)に次回の「鞄・ハンドバッグ表示適正化 PT」を開催する予定です。
5 企画・研究開発委員会（徳永耕造委員長）
(1) 日本エコレザー認定事業
①認定事業
4月25日(水)にエコレザー審査分科会を開催し、今回申請案件の審査を行う予定です。
②日本エコレザー PR 事業
4月20日(金)に那覇市産業支援センターにて第２回の講習会を開催致します。
(2) 特定芳香族アミンに関する自主基準について
アゾ染料・顔料は発色が良く安価で、広く一般に使用されているものですが、一部のものは分解すると特定
芳香族アミン(EU などでは法規制あり)を産生する虞があります。繊維業界と足並みを揃え、皮革業界でも自
主基準を策定すべく、各会員団体事務局他からのご意見を踏まえ、「皮革製品に係る有害物質の不使用に関
する自主基準」を策定し、ホームページ(JLIA ライブラリ)に掲載しました。
なお、当該自主基準では、各特定芳香族アミンの検出値30㎎/㎏超を採用しています。これは30㎎/㎏以下
の場合、特定芳香族アミンが含有されていなくても少量検出されることがある(false positive results)ことを
考慮、使用の有無の解釈について、より万全を期するための措置です。
6 国産皮革・製品広報委員会（大澤重見委員長）
(1) 国内展示施設運営事業(国内ショールーム)
以下の物件で平成24年3月5日付に契約を締結しました。
■ 銀座マジソンビル(銀座8丁目5番4号）
保証金15ヶ月
家賃税別坪 51,500円
共益費税別 3,500円
契約形態：普通借款2年、償却費：不要。
4月中に展示(販売)製品の募集要項を各企業宛に DM を配布し、展示用オリジナル製品の製作(熊谷氏コ
ンセプト製品）協力依頼を JLIA ホームページ上で告知を行う予定です。
(2) 国内展示会出展事業
今年度の国内展示会における皮産連ブースの展示運営事業を行う企画提案募集を、3月29日(木)にホーム
ページにアップしました。今後、以下の日程で委託先を決定します。
企画提案の提出期限
4月20日(金)
プレゼンテーション
4月25日(水)
委託先決定
4月27日(金)
(2) 国産皮革・同製品ＰＲ事業
平成24年3月27日(火)、JLIA ホームページ上で平成24年度事業の「公募」を開始しました。平成24年度
は昨年度の流れに沿いながらも「国内ショールーム」に重きを置いて、事業間の横串的な連携により効果を
高める企画を募集しています。
企画提案の提出期限
4月13日(金)
プレゼンテーション
4月18日(水)
委託先決定
4月20日(金)
-6 -
7 ＣＩ
ＴＥＳ推進委員会 (竹原洋一委員長)
(1) CITES推進委員会
4月27日(金) 15時から CITES 推進委員会を開催する予定です。事業評価、平成24年度事業、6月以降の
委員について検討します。
(2) CITES啓発普及・人材養成分科会
エキゾチックレザー製品の PR 広告の掲載
3月26日(月)に分科会を開催し、平成24年度 CITES 推進委員会の広報事業として、エキゾチックレザ
ー製品をファッション雑誌にてピーアールするために、プレゼンテーションが行われました。
結果は㈱廣洋社に決定しました。昨年に引き続き雑誌 LEON に掲載することになりました。
8 革靴製造業基盤強化支援事業
5月21日(月)に24年度第1回の革靴審査委員会を開催する予定です。
基盤強化支援事業については、平成23年度のヒール強度の測定等が終了したところです。
今後の予定
◆4月20日(火)14時から鞄・ハンドバッグ表示適正化プロジェクトチームを開催します。
（ハンドバッグ会館2階会議室）
◆4月24日(火)14時から鞄・ハンドバッグ技術認定委員会を開催します。
（東京鞄会館2階会議室）
◆4月25日(水)13時30分から事務局代表者会議を開催します。
（皮革健保会館6階会議室）
◆4月27日(金)12時30分から人材マッチング事業委員会を開催します。
（皮革健保会館7階会議室）
◆4月27日(金)15時から CITES 推進委員会を開催します。（皮革健保会館6階会議室）
◆5月10日(木)14時から企画・研究開発委員会を開催します。
（台東区民会館8階第4会議室）
◆5月15日(火)14時から調査・情報提供委員会を開催します。
（皮革健保会館7階会議室）
◆5月16日(水)14時から人材養成委員会を開催します。
（皮革健保会館7階会議室）
◆5月21日(月)13時30分から革靴製造業事業基盤強化支援事業審査委員会を開催します。
（皮革健保会館6階会議室）
◆5月22日(火)13時30分から財務委員会を開催します。
（皮革健保会館7階会議室）
◆5月28日(月)13時30分から総務委員会を開催します。
（皮革健保会館7階会議室）
◆5月30日(水)13時30分から正副会長会議・国産皮革・製品広報委員会を開催します。
（皮革健保会館6階会議室）
（浅草ビューホテル）
◆6月8日（金）14時から通常総会・理事会を開催します。
◆6月12日(火)12時から青年会幹事会を開催します。
（皮革健保会館7階会議室）
＊ JLIA だより第 54号をお届けします。
新年度が始まり、当連合会では新規事業も予定しています。ＪＬＩＡだよりでは、引き続き各事業についてお知らせし
ていきたいと思っています。
＊｢ JLIA だより」を充実させるためにご意見、ご要望などがございましたら、連合会事務局までお寄せ下さい｡
社団法人日本皮革産業連合会調査・情報提供委員会委員長矢代裕夫
〒111-0043 東京都台東区駒形1-12-13 皮革健保会館7階 TEL 03-3847-1451 FAX 03-3847-1510
http://www.jlia.or.jp
-7 -

Download Report