「英国におけるオープンイノベーション」

英国におけるオープンイノベーション
英国総領事館 貿易・対英投資部
2011年2月22日
コンテンツ
 英国の概要
 英国貿易投資総省(UK Trade & Investment)
 英国貿易投資総省の活動
 対日輸出サポート活動
 対英投資サポート活動
2
英国と言えば
3
英国の概要
 4つの地域からなる連合王国
 人口は日本の約半分の約6180万人
'出典:英国統計局、2009年(
 面積は日本の約2/ 3
 経済GDP'実質(総額 (2009年(
1兆2640億英ポンド
'出典:IMF、2009年(
 2007年時点で、海外投資受入額は世界第2位
'出典:UNCTAD、2008年(
 世界貿易の主要国:
日本にとって、英国はEU諸国中、ドイツ、オランダに次ぐ輸出先、ド
イツ、フランス、イタリアに次ぐ輸入先であり、日本の出超が続いている
。また英国にとって、日本はEU域外では米国、中国、スイス、香港、ア
ラブ首長国連邦に次ぐ輸出先、米国、中国、ノルウェー、香港に次ぐ輸
入先である。
4
英国地域開発公社
Scotland
Scottish Development International
Northern Ireland
Invest Northern Ireland
North West
North West Regional Development Agency
West Midlands
Advantage West Midlands
Wales
International Business Wales
South West
South West of England Regional Development Agency
North East
One North East
Yorkshire and the Humber
Yorkshire Forward
East Midlands
East Midlands Development Agency
East of England
East of England International
Greater London
Think London
South East
South East England Development Agency
5
英国貿易投資総省
英連邦外務省
'FCO(
ビジネス・イノベーション省
'BIS(
Foreign and
Commonwealth Office
Department for Business,
Innovation and Skills
英国貿易投資総省
UK Trade & Investment (UKTI)
6
日本での窓口
英国貿易投資総省
'UK Trade & Investment, UKTI) の
窓口として貿易・対英投資部が設置されています。
英国総領事館'大阪(
英国大使館'東京(
7
英国とのビジネスチャンス
'対日輸出(
英国総領事館 貿易・対英投資部
技術的背景
[Source: UKTI
英国の発明品 ご存知でした?
• Some major ICT innovations with UK-input:
Computing Device (1812)
The Telephone (1875)
The Television (1924)
Charles Babbage
Alexander Graham Bell
John Logie Baird
Portable Digital Music
(1979)Kane Kramer
Apple Product Design
(1992) Jonathan Ive
World Wide Web
(1989)
Tim Berners-Lee
Stereophonic Sound
(1933)Alan Blumenlein
英国のICT企業 抜粋
11
貿易部の活動
 日本の市場性の分析、紹介を通じ、日本企業と英国企業のビジネスの橋渡
 年間80億ポンドの製品•サービスを日本に輸出'工業製品:消費財=7:3(
 主な分野
情報通信、航空宇宙、先進素材、自動車、エネルギー
ファッション、金融、フード&ドリンク
クリエイティブ、デザイン•エンジニアリング
バイオ/医療品、科学、医療機器/ヘルスケア
2008 UKTI figure
12
貿易部の活動
 英国のICTマーケットレポート配信
 英国企業ご紹介
 技術セミナー、ビジネスマッチンク開催
 KTN: Knowledge Transfer Network等ご紹介
業界と学会の間での提携、ベストプラクティス及び知識の共有を促進
英国の主要なテクノロジー分野で技術革新を奨励
UK Display and Lighting KTN, Photonics KTN, Sensors KTN
Grid Computing KTN, Electronics KTN, Cyber Security KTN
Bioscience for Business KTN 等
13
英国の情報通信クラスター
主要な技術分野
• 半導体
• RF, Analog, Mixed-signal, Low Power
• Design, Physical Layout
• Test Methodologies
• プリンテッドエレクトロニクス
• Materials (including PV, lighting) & Inks
• Printing, Coating & Manufacturing Processes
• Design & Modeling
• セキュリティ(情報系及び監視系)
• Information Security/Assurance
• Intelligence/Forensics
• Physical/Biometrics/Access
• Surveillance/Tracking
• 情報機器
• Mobile & Wireless, Fixed-line (e.g. optical)
• Broadcast (digital TV and radio)
• Industrial Control
• ソフトウェア
• Banking, e-Commerce, Retail logistics
• Gaming
• Embedded & High-level Applications
• クリーンテクノロジ
• Smart Meters/Grid
• Transport Tracking & Control
• Energy Efficient Lighting
• Energy Usage & Control Software
日本での成功事例
• Apical
- Imaging technologies
• ARM
• Autonomy
• Clearswift
• CSR
• Frontier Silicon
• Imagination Technologies
• picoChip
• Phyworks
• Sophos
• Wolfson
- Semiconductor IP (CPU, GPU…)
- Enterprise software
- Information security (web, mail…)
- Semiconductors (Bluetooth/WiFi…)
- Consumer Audio (DAB, internet radio…)
- Semiconductor IP (DSP, video, audio…)
- Fixed-mobile convergence (femto-/pico-cells…)
- Semiconductors (data comms, FTTH…)
- Software (information security…)
- Semiconductors (audio, analog…)
産業クラスターご紹介
南西イングランド地域
企業事例
• South West ICT industry:
• One of the world’s largest cluster of semiconductor companies (~5000 employees)
• The South West’s ICT industry has its roots in a small number of key companies
• Plessey Semiconductors (1960’s)
• Inmos (1970’s government backed microprocessor company)
• British Aerospace
• Rolls Royce
• These early companies created a large local pool of highly skilled engineers
• Attracted high levels of inward investment from 1980’s
• e.g. Broadcom, HP, Intel, ST, Toshiba, Motorola, NXP
南西イングランド企業事例
• Experienced engineers from early ICT pioneers are now founders of local start-ups
• Over $500M in venture capital funding raised by South West companies in recent years
• Upcoming South West ICT ‘companies to watch’:
• Audium
• Icera
• Innovision
• Gnodal
• MMIC Solutions
• Novauris
• Phyworks
• Picochip
• Provision-Comms
(audio IC power amplifiers)
(software modems)
(RFID)
(data centre networking)
(60GHz communications)
(voice-based search technology)
(optical networking)
(femtocells)
(wireless HD)
東イングランド事例
• East England ICT industry:
•One of Europe’s largest recipient regions of venture capital funding (~10% of total)
• The East England ICT industry has roots with Cambridge University and BT Labs
• Trinity College promoted the idea of the UK’s first Science Park (1970)
•Today, Cambridge Science Park has over 100 companies across ICT and Biotech sectors
•Cambridge region is home to over 250 high-tech start-ups, many with University links
• BT Labs opened a large R&D facility in Martlesham (1975)
•BT Labs pioneered fiber optic communications & helped develop digital telephone exchanges
•Today, the Martlesham site is home to over 30 ICT companies (e.g. Alcatel, BT, Cisco, Xerox, ZTE)
• Cambridge is also home to innovative high-tech consultancies/incubators:
• Cambridge Consultants
• TTP
東イングランド企業事例
• Upcoming East England ICT ‘companies to watch’:
• Antenova (integrated antennas)
• Cambridge Broadband (microwave backhaul)
• Cognovo (software modem platform)
• DisplayLink (networked displays)
• ip.access (pico/femto-cells)
• Nujira (high efficiency power amplifiers)
• Plastic Logic (plastic electronics)
ICT成長市場
 無線通信
(e.g. picoChip, ip.access, Lime, Nujira, Icera, Cognovo…)
 プラスチックエレクトロニクス
(e.g. Plastic Logic, 5 UK Centre's of Excellence…)
 小電力/カーボン
(e.g. Passiv Systems, AlertMe, Gnodal, Greenstone…)
 電子健康機器
(e.g. Toumaz, iPlato, Tunstall, MHN, TTP…)
 家電商品
(e.g. Mirics, DisplayLink, Provision, Imagination, Hypertag)
 スマートメータ・グリッtド
(e.g. Sentec, BT, Arqiva, De+ca, ARM…)
23
2010年度の視察団
 Anthropics Technology Ltd
–Portrait touch-up software
 Data Transfer and Communications
–Data defense security
 Elisha Telecom
–Open source ICT solution
 iParv
–Personal security camera
 Novauris Technologies
–Voice Search & Retrieval
 Pyreos
–Thin film Infrared sensor
 Unique Automation
–Full bath automation
技術セミナー・商談会・情報交流会
25
英国発の通信ベンチャーは世界にはばたくか?
英国版「シリコンバレー」の英国南西部
新しい波の震源地となっているのが,ロンドンから真西に向かう線上にある英国南西部だ。この地域に含まれるスウィン
ドン,バース,ブリストルといった各都市に,2000年を前後にして通信関連のベンチャー企業が続々と誕生している。ま
るで英国版「シリコンバレー」の様相を呈してきている。もともとこの地域には,米モトローラや東芝,仏アルカテル・ルー
セント,仏オレンジなど,世界の通信関連企業の研究所が密集しており,人的なリソースが豊富だったという背景がある
。また無線通信関連の教育に力を入れる英ブリストル大学や英バース大学もこの地域にあり,大学の研究プログラムか
らベンチャー企業にスピンアウトする例も多いという。このような土地柄から英国版シリコンバレーが誕生し,ベンチャー・
キャピタルからも注目を集めるようになっている。実際Wireless 2.0のイベントにはベンチャー・キャピタルの出席者も多
く,通信の次を狙う企業を見定める光景が見られた。「フェムトセル」の震源地に既にこの地域の企業が震源地となって,
新たな通信のムーブメントが立ち上がりつつある。超小型基地局である「フェムトセル」だ。英国南西部のバースに本拠
地を置く半導体デザイン企業である英ピコチップ・デザインズ(Pico Chip designs) は,フェムトセルのコンセプトを
生み出した企業として知られている。2000年9月に創業した同社は,WiMAXや3G向けのマルチコアDSPやチップセッ
ト,リファレンス・ボードを主に出荷。2005年には3Gの基地局を大幅に小型化し,家庭内にも置けるようにした「フェムト
セル」のコンセプトを明らかにし,業界内にインパクトを与えた。同社の顧客には,米インテルやスウェーデンのエリクソン
,韓国KTなど大手の通信事業者が含まれる。資金調達も順調で,現在では様々なベンチャーファンドから7億ドルもの
資金を集めている。同社の本拠地は,ジョージ王朝時代の優雅な街並みの中,一歩奥に入った川沿いに位置する。隣が
古い家具の修理屋であるため面食らうが,かえってそれがこの会社の破天荒さを際立たせている気がする。創業者の一
人であるピーター・クレイドンCOOは創業の理由を「私はもともと別の半導体企業に勤めていたが,英ボーダフォンに勤
めていたダグ・プーリー'現ピコチップCTO(と出会ったことで創業を決意した。ワイヤレスと半導体が分かっている二人
が合わさることで,複雑なワイヤレスの通信インフラをより使いやすくできると思った。通信業界はマーケットのサイズが
非常に大きいのでそれもチャンスと考えた」と語る。実際フェムトセルは通信業界の新たな潮流になりつつあり,この余波
はNTTドコモやソフトバンクモバイルが商用化を目指すなど日本にも到達している。英国南西部の都市スウィンドンに本
拠地を置く英ユビキシスも,フェムトセルのリーディング・カンパニーとして知られている。同社は2004年の設立以降,フ
ェムトセルの開発にターゲットを絞りビジネスを展開している。同社は調査会社である米ABIリサーチのフェムトセル関連
のベンダーの実力ランキングでは首位を獲得。6月には米グーグルがユビキシスへの出資を決めるなど,多くの話題を
提供している。日本市場への進出にも積極的で,NECと提携しているほか,ソフトバンク・グループのフェムトセル・トライ
アルにも協力している。
同社の共同設立者でCTOのウィル・フランクス氏は,「既にフェムトセルの開発は終えた。通信事業者5社とトライアルを
進めており,来年にかけて商用化を目指す」と順調振りをアピールする。
フランクス氏は,フェムトセル関連の業界団体である「フェムトフォーラム」の創設にも深くかかわっている。フランクス氏は
「フェムトセルを中心に,通信事業者とベンダー,家電メーカーなど市場全体が成長できるようなエコシ
ステムを形成したい」と,業界全体に変革をもたらすような大きな構想を描いている。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20071015/284584/ 2007/10/17
Picochip Design / Bath
ピーター・クレイドン創業者兹COO
Ubiquisys/Swendon
英国総領事館 貿易担当スタッフ紹介
デビットアボット
英国副総領事
貿易
英国企業の対日輸出支援
宮松 寛有
情報通信技術
中井 ひとみ
ライフサイエンス
青木 眞美
小池 綾
27
UK Trade & Investment (UKTI)連絡先
英国総領事館 貿易・対英投資部
上席商務官
宮松 寛有、 中井 ひとみ
商務補佐官
青木 眞美、小池 綾、
Creative, Consumer, Service : 岡本 章子、大角 薫
〒541-0059
大阪市中央区博労町3-5-1、
エプソン大阪ビル19F
Tel: 06-6120-5600
Fax: 06-6281-0731
e-mail: [email protected]
28
英国とのビジネスチャンス
'対英投資(
英国総領事館 貿易・対英投資部
対英投資部のサービス(1)
 企業の皆様のニーズに合わせて、事業運営上のキーポイントとなる情報提供'法人登記
、入国手続き、財政優遇措置、労働力、不動産、輸送、公共サービス、規制問題など(。
 地域の特性を分析し、詳細な情報をもとに有益な助言を提供し、最適の事業拠点の選定
をお手伝い
 各産業の主要企業、商工会議所、大学、研究開発機関などをご紹介
 研究開発プログラムを通して、国際的な企業の英国における研究開発活動の支援し、グ
ローバル・パートナーシップ・プログラムを通して、先進的な英国企業との提携/パートナー
シップの構築を支援
 国外の起業家や経営者の皆様が英国で革新性に富んだ事業機会を獲得できるよう支援
 投資家発展ネットワークを通して、企業の英国拠点設立からの継続的なアフターケアサ
ポート
)当省のサービスは全て無償で、機密は厳守されます。
30
参考資料: 英国の援助地域
 英国には、右図に示されているように援助地域(Assisted
Areas)があり、政府から補助金という形で援助を受けられま
す。補助金はプロジェクトの内容によって個々に判断され、必
要とされる金額に基づき交渉が行われます。申請から40日で
支払われます。
 この制度には二種類あり、イングランドでは「企業投資のた
めの補助金 (Grant for Business Investment)」、スコットラン
ドとウェールズでは「地域選別援助(RSA: Regional Selective
Assistance)」と呼ばれています。
 援助地域には二種類の層(tier)があり、欧州連合の規定の
87(3)(a)条によって、最も経済成長の必要性があると判断さ
れた地域がTier 1に選定されます。
 同条項により、Tier 1地域の企業には、Tier 2地域よりも高額
の援助が与えられることになります。
 援助地域外の中小企業に対しては援助が与えられる場合も
ありますが小額です。援助地域外の大企業は通常この資格
がありません。Source: Department of Trade and Industry,
2006
 ウェールズでは中小企業のための議会投資援助金'The
Assembly Investment Grant)という制度があり、RSAとは異な
って、援助地域でのプロジェクトがより高額の援助を受ける資
格がありますが、援助外地域でも何らかの援助を受けられま
す。 '出典: Wales Assembly Government, 2007).
31
対英投資部のサービス'2(
英国の大学や研究機関との共同研究・開発への助言とサポート
プロセス
①企業様よりご関心分野やキーワードのご提示
②UKTI による情報収集と企業様へのご提案
③企業様よりポテンシャルパートナーの絞り込み
④企業様/UKTI間で、具体的なミーティングのセットアップ'英国訪問等(
⑤企業様/対象英国研究機関/UKTI間で、具体的な共同研究開発に向けた
さらなる協議
32
対英投資部のサービス'3(
 入国許可証等の取得に関するご案内・情報提供
http://ukinjapan.fco.gov.uk/ja/visiting-the-uk/
33
対英投資部のサービス'4(
 会社設立
– 駐在員事務所
– 支店
– 現地法人
)様々な会社設立にまつわる
疑問や質問に対して、誠意ある
情報提供を心がけています。
34
対英投資部のサービス'5(
立地環境のご紹介
• 事務所、工場用地
• 住居
現地生活に関わる情報提供
• 病院
• 学校
• スポーツ・文化
• 日本人コミュニティー
)仕事以外の英国滞在も快適なものにしていただけるように、生活面での
情報提供など、様々なサポートをいたします。
35
イベント・セミナー
36
ホームページ・出版物
http://www.ukti.gov.uk/ja_jp/invest.html
37
英国総領事館 対英投資担当スタッフ紹介
38
英国進出日系企業数
英国進出日系企業数
製造業
R&D
欧州統括拠点
183
119
97
出典:英国大使館・対英投資部調査 2010年6月現在
)拠点数では製造業が183、R&Dが119、欧州統括拠点が97
)オランダやベルギー、ドイツ、フランスなどに比べて特にR&Dの拠点数が
多く、京都だけでも、堀場製作所、島津製作所、オムロン、大日本スクリー
ン、イシダ、サムコ、松風、吉忠マネキンが英国で研究開発拠点を設置
)欧州統括拠点として英国を選んだ日本企業の一例: パナソニック、武田
薬品工業、ダイフク、GSユアサ、堀場製作所、イシダ、カプコン など
39
欧州在住邦人数
– 英国
– ドイツ
– フランス
– ベルギー
– オランダ
63,000人
35,700人
31,000人
6,200人
6,600人
(出典:日本外務省HP,2008年8月現在(
40
日本人社会の為のサービス
 日本食、食料品、書籍、日用品
 日本人医師によるメディカルサービス
 日本人学校
–London, Derby, Telford, Wales, Manchester, Yorkshire
Humberside, Kent
(出典: 在英日本大使館HP,2010年)
41
UK Trade & Investment (UKTI)
連絡先
英国総領事館 貿易・対英投資部
対英投資上級担当官
饗庭'あいば( 賢治、大西 信也、隈'くま( 由紀、広瀬 由紀子
対英投資副担当官
都'みやこ( 充樹子、森永 悦子、山村 文恵
〒541-0059
大阪市中央区博労町3-5-1、
エプソン大阪ビル19F
Tel: 06-6120-5600
Fax: 06-6281-0731
e-mail: [email protected]
42
科学技術部
英国科学政策とイノベーションネットワーク(SIN)
UK Science and Innovation Network
S&I:英国の優先課題
最重要目的:世界最高水準の科学とイノベーション
 SINは2000年'平成12年(に外務英連邦省'FCO(によって設立
 主な関係者:
–ビジネス・イノベーション・技能省 (BIS):
2009年6月に設立。主な責任分野は:
 科学'研究会議) テクノロジーとイノベーション
 大学
組織構成及び役割を日本の省庁で表すと:
 ビジネス
½ MEXT + ½METI + MIC
SINのマネージメントと指導を行う
–政府の科学部署 (GO-Science):
–首相及び政府への科学分野に関する助言を行う
–外務英連邦省 (FCO):
–海外における政策及び国際関係の責任を担う
BISのヨーロッパ・国際ユニット
グローバルICT政策チーム
•インターネットの規制環境・ガバナンス
• 国際機関における政策調整
• ICT政策に関連した二国間連携
日本、韓国、中国、インド、アメリカ、カナダとの親密な連携を保ち、英国企
業が妨げなくビジネスに取り組めるような現地の規制環境を整え、共に国
際基準や規制条項を築くよう調整を行う。
日本市場は成熟した、高度な技術と高速通信インフラが整っており、BISは
長年日本とのICT政策調整のための連携体制を保っている。日本は英国と
違ってOFCOMの様な独立規制機関が存在しない。
S&I の役割
 連携
–各国の官民両方の専門機関などとの科学技術研究の連携をはかり、国
際効力のための資金源を調達すること
 イノベーション
–R&Dを中心とした国際的な投資を促進し英国のイノベーション力を高め
、英国の企業や研究機関の国際連携をサポートする
 英国政府の政策の推進
* BISとFCOの共同事業
* 23カ国40都市に80名以上のスタッフ
現政権の政策方針
 中央政府の炭素排出量を2010年内に10%カット
 経済全体の低炭素化
 新たなグリーン雇用とテクノロジーの開発促進
 政府の運営効率化計画は2014年度までに150億ポンドの経費節約を目
指す。これらのカットは5つの分野を対象としており、ICTもそのひとつである
現在の政府のICTに関する現状とG-Cloud計画
• 公的セクターにて20万以上のサーバーが混在
• 1万以上のアプリケーション
• アプリケーションの需要のデータなし
• 各部署間のデータモビリティは現状ゼロ
• 中央政府内で130以上のデータセンター
• 例年のICT支出は169億ポンド相当
• 各部署レベルでライセンシングが不十分又は多すぎる
• 公的セクターに何千ものデータセンターが存在
• 中央政府の9万に上るサーバーはいずれも10%以下の活用率
• 民間ではクラウドコンピューティングによって60%の費用削減を達成している
ケースもある
全てのシステムとアプリケーションをクラウド化'G-Cloud(することで通年度
の支出を30%削減可能と予想。2020年までに中央政府のデータセンターの
数を大幅に削減、公的セクター全般では80%の削減。
グローバル・パートナーシップ・ファンド(GPF)による
気候変動・エネルギー関連の専門家会合
発電
気候変動
• CCS mission and seminar (08)
modelling (05-07)
• CCS environmental assessment (10)
• Adaptation (Jan 09)
• Nuclear seminar (10)
•Aircraft emissions (06)
•Next-generation CCS
• Flooding (06)
•Crop modelling (09)
• Flooding
• H2 storage (03, 05, 07)
• Ocean
• Fuel cell seminars (07, 08)
• Forest
• Fuel cell mission (10)
• H2 infrastructure
• Climate
燃料電池・窒素
持続可能工学
• Supercritical
fluids (05)
•Resource efficiency (06)
• Supercritical fluids
•Ionic liquid
その他
・High energy density science (07)
・Biochar (10)
• Thermoelectric materials
• Photovoltaics
• Biofuels
まとめ
英国大使館・総領事館は、英国との事業を立ち上げるため
に必要な情報を無償・秘密厳守にて提供いたしております。
英国のSector Network'大学・団体など(へ日本企業
の皆様をご紹介いたします。
多くの英国企業が日本企業とビジネスを又、日系企業が英
国でビジネスを展開しています。
私共を「ワンストップショップ」としてご活用ください。
50
ありがとうございました。
This presentation is based upon materials either compiled by us through independent research, or supplied to us by third parties. Property particulars are for
information only, and to give a general idea of the property. Whereas every effort has been made to ensure that the information given in this document is
accurate, neither UK Trade & Investment nor its parent Departments (the Department for Business, Enterprise & Regulatory Reform, and the Foreign &
Commonwealth Office), accept liability for any errors, omissions or misleading statements, and no warranty is given or responsibility accepted as to the
standing of any individual, firm, company or other organisation mentioned.