資料8「中学校、中等教育学校の前期課程用教科用図書調査研究の結果」

中学校、中等教育学校の前期課程用
教科用図書調査研究の結果
(平成24・25・26・27年度用)
平成23年6月
神奈川県教育委員会
目 次
※ 発行者の記載順は、文部科学省発行の中学校用教科書目録(平成24年度使用)の掲載順による。
ページ
平成24年度使用中学校、中等教育学校の前期課程教科用図書調査研究の観点
教科名
観点1∼4
発行者の略号
国語(国語)
東 書
学 図
三省堂
教 出
光 村
国語(書写)
東 書
大日本
学 図
三省堂
教 出
社会(地理的分野)
東 書
教 出
帝 国
日 文
社会(歴史的分野)
東 書
教 出
清 水
帝 国
日 文
自由社 育鵬社
歴史1∼25
社会(公民的分野)
東 書
教 出
清 水
帝 国
日 文
自由社 育鵬社
公民1∼26
社会(地図)
東 書
帝 国
数学(数学)
東 書
大日本
学 図
教 出
啓林館
理科(理科)
東 書
大日本
学 図
教 出
啓林館
音楽(一般)
教 出
教 芸
音楽1∼7
音楽(器楽合奏)
教 出
教 芸
器楽1∼5
開隆堂
光 村
美術(美術)
国語1∼11
光 村
書写1∼10
地理1∼17
地図1∼8
数 研
日 文
数学1∼15
理科1∼12
日 文
美術1∼8
保健体育(保健体育)
東 書
技術・家庭(技術分野)
東 書
教 図
開隆堂
技術1∼8
技術・家庭(家庭分野)
東 書
教 図
開隆堂
家庭1∼7
外国語(英語)
東 書
開隆堂
学 図
<参考> 発行者一覧
発行者
大日本 大修館
発行者の略号
学 研
三省堂
保体1∼13
教 出
光 村
発行者
英語1∼18
発行者の略号
東京書籍株式会社
東 書 光村図書出版株式会社
光 村
大日本図書株式会社
大日本 株式会社 帝国書院
帝 国
教育図書株式会社
教 図 株式会社 大修館書店
大修館
開隆堂出版株式会社
開隆堂 株式会社 新興出版社啓林館
啓林館
学校図書株式会社
学 図 数研出版株式会社
数 研
株式会社 三省堂
三省堂 日本文教出版株式会社
日 文
教育出版株式会社
教 出 株式会社 学研教育みらい
学 研
株式会社 教育芸術社
教 芸 株式会社 自由社
自由社
株式会社 清水書院
清 水 株式会社 育鵬社
育鵬社
平成 24 年度使用中学校、中等教育学校の前期課程教科用図書調査研究の観点
平成 24・25・26・27 年度使用中学校、中等教育学校の前期課程教科用図書が、学習指導要
領に定められた各教科の目標や本県の生徒の学習等に鑑み、教材・配列などの取扱いが適切な
ものであるかという視点に基づき、以下に具体的な「観点」の項目を定める。
ア 教科・種目に共通な観点
(ア)
教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法において、新たに規定された[教育の目標](第2条)及び[学校教育](第
6条第2項)の内容を踏まえているか。
[教育の目標]
第2条
教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目
標を達成するよう行われるものとする。
一
幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心
を培うとともに、健やかな身体を養うこと。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精
神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養う
こと。
三
正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神
に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
五
伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、
他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。
[学校教育]
第6条
2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発
達に応じて、体系的な教育が組織的に行われなければならない。この場合において、
教育を受けるものが、学校生活を営む上で必要な規律を重んずるとともに、自ら進ん
で学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。
○学校教育法において、新たに規定された[中学校教育の目標](第 46 条)の内容を踏まえ
ているか。
[中学校教育の目標]
第 46 条
中学校における教育は、前条に規定する目的を実現するため、第 21 条各号
に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知
識及び技能を習得させるとともに、これらを活用して課題を解決するために必要な
思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り組む態度を
養うことに、特に意を用いなければならない。
○学習指導要領の各教科の目標を踏まえているか。また、教育内容の主な改善事項のうち、
次の内容を踏まえているか。
観点−1
・言語活動の充実
・伝統や文化に関する教育の充実
・道徳教育の充実
・体験活動の充実
(イ)
かながわ教育ビジョンとの関連
○教育目標(めざすべき人間力像)に掲げた、次の内容を踏まえているか。
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことので
きる力を育てる。
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献する力を育
てる。
(ウ)
内容
○内容の程度は、生徒の発達の段階に即して適切であるか。
○既習内容を定着させるため、繰り返し学習させる内容は充実しているか。
○社会的状況を反映した題材を取り上げ、生徒が興味を持って学習できるように配慮されて
いるか。
○他の教科等との関連が必要に応じて取り上げられているか。
○一面的な見解だけを取り上げているところはないか。
○生徒の理解や習熟の程度に応じた、発展的な学習の内容の取扱いは適切であるか。
(エ) 構成・分量・装丁
○内容は全体として系統的、発展的に構成されているか。
○各内容の分量とその配分は適切であるか。
○体裁がよく、生徒が使いやすいように配慮されているか。
(オ) 表記・表現
○文章表現や漢字・かなづかい・用語・記号・計量単位・図版などの使用は適切であるか。
○文字の大きさ・字間・行間・書体などは適切であるか。
○文章・図版などの割付けは適切であるか。
イ 教科・種目別の観点
(ア) 国語(書写を除く)
○「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」についての教材の内容及び言語活動
例は適切に取り上げられているか。
○「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」の教材例は適切に取り上げられている
か。
○読書に親しむ態度を養うための配慮及び目的に応じた読書のための教材の提示が適切で
あるか。
(イ) 書写
○毛筆と硬筆の教材例及び用筆、配列など基礎的な事項に関する教材例について適切に取
観点−2
り扱われているか。
○楷書・行書・漢字・仮名の分量とその配分は適切であるか。
○文字文化や社会生活との関連を図った教材例は適切に配列されているか。
(ウ)
社会(地図を除く)
○諸資料に基づいて多面的・多角的に考察するために、社会的事象に関する基礎的な知識
や技能等を習得させるよう配慮されているか。
○思考力・判断力・表現力等の能力育成について配慮されているか。
○統計その他の資料は、最新のもので、信頼性があり、生徒の発達の段階に即しているか。
(エ)
地図
○基本図・部分図・資料図などは適切に配列されているか。
○統計、各種の資料は、最新のもので、信頼性があり、生徒の発達の段階に即しているか。
○地図・絵図・索引などが適切であり、生徒の発達の段階に即しているか。
(オ)
数学
○数学的活動として、数や図形の性質などを見いだす活動、数学を利用する活動及び数学
的に説明し伝え合う活動が適切に配列されているか。
○基礎的、基本的な知識、技能の定着を図るため、発達や学年の段階に応じたスパイラル
による学習活動は適切に配列されているか。
○言葉や数、式、図、表、グラフなどを用いて表現したり、説明したり、伝え合ったりす
る活動が適切に取り上げられているか。
○そろばん、電卓、コンピュータや情報通信ネットワークなどの利用が適切に設けられて
いるか。
(カ) 理科
○科学に関する基本的概念の定着が図れること、さらに、科学的な見方や考え方、総合的
なものの見方が育成できるよう配慮されているか。
○科学的な思考力、表現力の育成が図れるよう、目的意識を持って観察、実験を主体的に
行い、観察、実験の結果を分析し解釈する能力や、導き出した自らの考えを表現する能
力の育成に配慮されているか。
○科学を学ぶ意義や有用性を実感させ、科学への関心を高められるよう、日常生活や社会
との関連が図られたり、環境教育の充実が図られたりするよう配慮されているか。
○科学的な体験、自然体験の充実を図るため、原理や法則の理解を深めるためのものづく
りや継続的な観察や季節を変えての定点観測など、科学的な体験や自然体験の充実が図
れるよう配慮されているか。
(キ)
音楽
○音楽に対する感性を豊かにし、主体的な学習活動に関して配慮されているか。
○表現や鑑賞及び共通事項の学習内容が相互に関連しながら取り扱われ、音楽活動の基礎
的な能力を伸ばす学習の展開は工夫されているか。
○表現や鑑賞の教材は、多様な音楽の中から適切に選択されているか。
○音楽文化についての理解を深める学習内容は充実しているか。
観点−3
(ク) 美術
○生徒が自らつくりだす喜びを味わえるように、表現及び鑑賞の内容が適切であり、表現
活動の内容を関連付けたり、一体的に扱ったりして活動の幅が広がる題材になっている
か。
○表現や鑑賞、美術文化などに係る作品は、表現の方法や教材などが多様なものから適切
に選択され、生徒が関心や親しみのもてる作品であるか。
○印刷やレイアウトは、色彩豊かでバランスのとれた構成となっているか。
(ケ)
保健体育
○生徒自ら課題を設定し解決に向けて取り組み、その過程を振り返る学習により、問題解
決の能力を育成することに適した内容になっているか。
○健康・安全について生徒が興味関心を高め、科学的な理解を促すための資料が取り上げ
られているか。
○科学的な理解を深め、思考力・判断力等を育成するために知識を活用する学習が適切に
取り上げられているか。
(コ)
技術・家庭
○生活に必要な基礎的・基本的な知識及び技術の習得のために、製作、整備、操作、調理
などの実習や、観察・実験、見学、調査・研究などの実践的・体験的な学習活動が、適
切に取り上げられているか。
○生活と技術とのかかわりについて理解を深めるよう配慮されているか。
○進んで生活を工夫し創造する能力と実践的な態度を育てるための学習活動や資料等が、
適切に取り上げられているか。
(サ)
英語
○「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」についての言語活動をバランスよ
く配置し、コミュニケーション能力の基礎を養えるように工夫されているか。
○入門期では、小学校で扱った音声や表現などを取り入れるなど、小学校における外国語
活動との関連に留意した構成となっているか。
○世界の文化やくらしなど、国際理解を深めることにつながる興味・関心を、引き出し育
てる内容が適切に取り上げられているか。
観点−4
【資料Ⅰ】
教科種目名《国語(国語)
》
発行者の略号
東書
教育基本法、
○教育基本法に示されている「豊かな情操」に関連して、家族や家庭を題材とした登
場人物の心の交流を扱った教材「卒業ホームラン」が取り上げられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、扉ペー
ジに各教材で何を学ぶのかを記した「学習目標」が示されている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、各教材に
取り組む活動や問いなどを記した「課題」が示されている。
○学習指導要領の国語科の目標である「国語を適切に表現し正確に理解する能力」に
関連して、複数の新聞記事を読み比べ、構成や表現の違いについて考える教材が取
り上げられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、日本文
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
新しい国語
化を紹介するガイドブックを作る教材が取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(国語−6∼国語−7)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「人権教育」に関連して、非合法的な児童の労働を題材にした「小
さな労働者」が取り上げられている。
○「たくましく生きる力」の「食育」に関連して、鰹節を題材にした「食の世界遺産―
鰹節」が取り上げられている。
○「社会とかかわる力」の「人とのふれあい体験」に関連して、社会生活の中で、依頼
をするときやお礼の気持ちを伝えるための手紙を書く教材として「依頼状やお礼状
を書こう」が取り上げられている。
内
容
○「話すこと・聞くこと」では、資料や機器を活用してプレゼンテーションを行う教
材が取り上げられている。
○「書くこと」では、反対の主張の根拠を予想し、反論を考えることで、説得力のあ
る意見文を書くことが取り上げられている。
○「読むこと」では、詩の教材の学習のポイントを示す「言葉の力」に「音読して言
葉の響きを感じ取る。
」と示されている。
○伝統的な言語文化に親しむことをねらいとした「古典芸能に親しもう」で能、浄瑠
璃、歌舞伎が取り上げられている。
○神奈川に関連することとして、
「神奈川沖浪裏」が取り上げられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−8∼国語−10)に記載。
構 成
・
分 量
・
○B5判で編集され、
「この教科書はカラーバリアフリーを含むユニバーサルデザイ
ンに配慮しています。
」
「この教科書は再生紙・植物油インクを使用しています。
」
と表記されている。
○巻末に学習の仕方の留意点などが示した「基礎編」「資料編」が編集されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−10∼国語−11)に記載。
装 丁
表記・表現
○「話すこと・聞くこと」
「書くこと」
「読むこと」
「伝統的な言語文化」の分類がマ
ークで示されている。
○各教材で学習のポイントが示されている「言葉の力」の部分が彩色されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−11)に記載。
国語−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《国語(国語)
》
発行者の略号
学図
教育基本法、
○教育基本法に示されている「自然愛護」に関連して、自然と人間の関わりを考える
教材「武蔵野の風景」が取り上げられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、学習を
発展的に進めるように、読むことの学習の構成が「習得」
「活用」
「探究」で示され
ている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、読むこと
の学習の手引きとして「学びの窓」
「批評の扉」が設けられている。
○学習指導要領の国語科の目標である「国語を適切に表現し正確に理解する能力」に
関連して、教材の理解を確かめるために「音読」が設けられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「道徳教育」に関連して、世界の平
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
中学校国語
和と人類の幸福に貢献することを考え、国際協力のあり方について考える教材「顔
の見える国際協力」が取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(国語−6∼国語−7)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「共生」に関連して、人間と動物・自然との関わりについて考え
る教材「変わる動物園」が取り上げられている。
○「たくましく生きる力」の「コミュニケーション能力」に関連して、人と人との思い
の通じ合いについて考える教材「ケナリも花、サクラも花」が取り上げられている。
○「社会とかかわる力」の「自然とのふれあい体験」に関連して、人生における不思議
な出会いを考える教材「アラスカとの出会い」が取り上げられている。
内
容
○「話すこと・聞くこと」では、対立した立場で意見を述べ合い、考えを深めるため
の手段としてディベートが取り上げられている。
○「書くこと」では、
「想像する言葉」で物語や詩を作るために絵画が取り上げられ
ている。
○「読むこと」では、人と人とのつながりを登場人物相互の心の交流を通して考える
教材「兄やん」が取り上げられている。
○伝統的な言語文化に関連して、
「平仮名と片仮名」で木簡の写真が掲載されている。
○神奈川に関連することとして、明治初期の横浜港の絵が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−8∼国語−10)に記載。
構 成
・
分 量
・
○A5判で編集され、
「この教科書は環境に配慮した紙と大豆油インクを使用してい
ます。
」と表記されている。
○巻末に読書案内にも利用できる年表「日本文学の流れ」が表示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−10∼国語−11)に記載。
装 丁
表記・表現
○漢字や語彙の知識を学習するページが桃色に彩色されている。
○「文法の学習」では、学習のポイントがキャラクターの吹き出しで示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−11)に記載。
国語−2
【資料Ⅰ】
教科種目名《国語(国語)
》
発行者の略号
三省堂
教育基本法、
○教育基本法に示されている「自他の敬愛と協力」に関連して、福祉にかかわるバリ
アフリーやユニバーサルデザインを扱った教材「ユニバーサルな心を目指して」が
取り上げられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、読むこ
との学習に主体的に取り組むために、3つのステップ「ひとりで学ぶ」
「みんなで
学ぶ」
「学びを振り返る」が「学びの道しるべ」に示されている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、学習に主
体的に取り組むことをねらいとして、教材のはじめに学習課題、終わりに「振り返
る」が設けられている。
○学習指導要領の国語科の目標である「思考力や想像力」に関連して、多様な考え方
が記されたPISAの問題「落書き」が取り扱われている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「体験活動」に関連して、アンケー
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
中学生の国語
中学生の国語 学びを広げる
トやインタビューなどをして資料を作る教材「プレゼンテーションをしよう」が取
り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(国語−6∼国語−7)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「生命の尊厳」に関連して、被爆建物を扱った教材「壁に残され
た伝言」が取り上げられている。
○「たくましく生きる力」の「コミュニケーション能力」に関連して、文字や話し言
葉による伝達方法以外の「さまざまな伝え方」が資料編に取り上げられている。
○「社会とかかわる力」の「働くことの大切さ」に関連して、働くことを題材として
書かれた生徒作品が「体験文を書こう」に示されている。
内
容
○「話すこと・聞くこと」では、異なる立場で議論し、見方や考え方を深める教材「パ
ネルディスカッションをしよう」が取り上げられている。
○「書くこと」では、日常生活から材料を集め、新聞を作る教材「私のトップニュー
スを書こう」が取り上げられている。
○「読むこと」では、説明の工夫や聞き手の役割を理解する教材として対談が取り上
げられている。
○伝統的な言語文化に親しむことをねらいとした「声に出して、さまざまな作品を読
もう」では、
「さまざまな種類の作品を音読して、古典のきまりを知る」ことが示
されている。
○神奈川に関連することとして、神奈川県出身の宇宙飛行士、野口聡一さんが取り上
げられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−8∼国語−10)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○「この教科書は、カラーユニバーサルデザインに配慮して編集しています。また、
環境にやさしい用紙と植物油インキを使用しています。
」と表記されている。
○各学年とも本編「中学生の国語」と「言語文化編」
「情報活用編」
「事典編」を併せ
た資料編「中学生の国語 学びを広げる」に分冊されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−10∼国語−11)に記載。
○「話すこと・聞くこと」
「書くこと」
「読むこと」
「伝統的な言語文化」
「言葉や漢字
に関すること」がそれぞれマークで示されている。
○表紙や巻頭・巻末見開きページにカラー写真が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−11)に記載。
国語−3
【資料Ⅰ】
教科種目名《国語(国語)
》
発行者の略号
教出
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」に関連して、文化遺産の保存や修
復を扱った教材「言葉がつなぐ世界遺産」が取り上げられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、学習課
題に進んで取り組むために、学習目標を示した「みちしるべ」が読むことの教材に
示されている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、話すこと・
聞くことの振り返りが「チェック」
、書くことの振り返りが「振り返り」で示され
ている。
○学習指導要領の国語科の目標である「国語に対する認識」に関連して、言葉によっ
て感覚を言語化することなどを扱った教材「言葉と仕事」が取り上げられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、芸術作品
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
伝え合う言葉 中学国語
のよさを鑑賞文に書く教材が取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(国語−6∼国語−7)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「他者の尊重」に関連して、試練を乗り越えて生きることの大切さ
を題材とした、パラリンピックの代表選手佐藤真海さんの「夢を跳ぶ」が取り上げ
られている。
○「たくましく生きる力」の「公共心」に関連して、意見を述べ合う教材に地域のゴ
ミの減量がテーマとして取り上げられている。
○「社会とかかわる力」の「ボランティア活動」に関連して、
「ボランティアによる社
会参加を考える」を題材にしたスピーチの教材が取り上げられている。
内
容
○「話すこと・聞くこと」では、社会生活との関連の中から話題を見つけ、
「司会や
提案者を立てた話し合い」の教材が取り上げられている。
○「書くこと」では、図表を用いてレポートを書く教材が取り上げられ、他の教科で
レポートを書くときに役立てることが示されている。
○「読むこと」では、構成や展開、表現の仕方について考える教材が「読み比べ」に
示されている。
○伝統的な言語文化に親しむことをねらいとして声に出して読む教材「落語」
「歌舞
伎」
「狂言」が取り上げられている。
○神奈川に関連することとして、歌舞伎の「外郎売り」に小田原の地名が示されてい
る。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−8∼国語−10)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○「この教科書はカラーユニバーサルデザインに配慮して見やすいカラーデザインに
なっています。また、環境にやさしい再生紙と大豆インキを使用しています。
」と
表記されている。
○教材が、
「読むこと」
「話すこと・聞くこと」
「書くこと」
「伝統文化と言語」の領域
別に配列されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−10∼国語−11)に記載。
○「話すこと・聞くこと」
「書くこと」の領域の教材で、どの学習過程を学習してい
るかが分かるようにイラストや図を用いて示されている。
○発展的な学習内容がマークで示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−11)に記載。
国語−4
【資料Ⅰ】
教科種目名《国語(国語)
》
発行者の略号
光村
教育基本法、
○教育基本法に示されている「環境の保全」に関連して、地球環境を考える教材「流
氷とわたしたちの暮らし」が取り上げられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、読むこ
との学習の手順「確認しよう」
「読みを深めよう」
「自分の考えをもとう」が「学習
の窓」に示されている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、各教材の
終わりに、学習したことを振り返る「次へつなげよう」が示されている。
○学習指導要領の国語科の目標である「伝え合う力」に関連して、目的に沿って話し
合うための教材「相手の立場を尊重しよう」が取り上げられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「体験活動」に関連して、調べたり、
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
国語
体験したりしたことをレポートにまとめて報告する教材「調べたことを報告しよ
う」が取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(国語−6∼国語−7)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「思いやり」に関連して、書くことの教材の課題文として「町と
心のバリアフリー」が示されている。
○「たくましく生きる力」の「情報化」に関連して、情報化社会について考える教材
「ネット時代のコペルニクス」が取り上げられている。
○「社会とかかわる力」の「社会に貢献できる力」に関連して、社会のさまざまな問
題に対する解決策を話し合うために「話すこと・聞くこと」の教材として「社会へ
の提案をまとめる」が示されている。
内
容
○「話すこと・聞くこと」では、調べたことをポスターにまとめて説明や交流を行う
教材「ポスターセッションをする」が取り上げられている。
○「書くこと」では、美術作品などを対象に鑑賞文を書くことが示されている。
○「読むこと」では、図表の役割や効果を考えながら筆者の考えを読み取る教材「シ
カの『落穂拾い』−フィールドノートの記録から」が取り上げられている。
○伝統的な言語文化に親しむことをねらいとした「音読を楽しもう」が各学年に示さ
れている。
○神奈川に関連することとして、読むことの教材「握手」の中に横浜、丹沢、足柄茶
が記載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−8∼国語−10)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○B5判で編集され、
「この教科書は環境に配慮した紙、植物インキを使用していま
す。
」と表記されている。
○身に付けた国語の力を確認したり、調べたり考えたりする手がかりを示す資料が巻
末の「学習を広げる」に示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−10∼国語−11)に記載。
○「話すこと・聞くこと」
「書くこと」の領域がマークで示されている。
○1年は緑、2年は橙、3年は青を基調とした色刷りがなされている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(国語−11)に記載。
国語−5
【資料Ⅱ】
教科種目名《国語(国語)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を
養うこと。
家族や家庭を題材とした登場人物の心の交流を扱った教材「卒業ホームラン」が取り上げられている。
東書
盲学校の教育を扱った教材「知識の樹木」が取り上げられている。
学図
三省堂 知識や経験、価値観を扱った教材「『文殊の知恵』の時代」が取り上げられている。
歴史と人間の結びつきを考える教材「歴史は失われた過去か」が取り上げられている。
教出
科学的なものの見方や研究方法を扱った教材「月の起源を探る」が取り上げられている。
光村
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連
を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
働くことの意味を考える教材「何のために『働く』のか」が取り上げられている。
東書
社会の中で働くことの意味を考える教材「ものづくりに生きる」が取り上げられている。
学図
三省堂 職場体験学習でのお礼の手紙を書く教材が取り上げられている。
学ぶ力を伸ばすことを扱った教材「学ぶ力」が取り上げられている。
教出
自分の経験や知識を整理して自信をもって話すための教材「自分の魅力を伝えよう」が取り上げられている。
光村
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、
その発展に寄与する態度を養うこと。
東書
学図
三省堂
教出
光村
お互いの体験をもとに話し合い理解を深めるためにグループディスカッションが取り上げられている。
生活環境を中心として文明社会の状況について考える教材「ディズニーランドという聖地」が取り上げられてい
る。
バリアフリーやユニバーサルデザインを扱った教材「ユニバーサルな心を目指して」が取り上げられている。
「規則」と「人のやさしさ」を扱った投書が取り上げられている。
入院患者と看護師の交流を扱った読書教材「雪とパイナップル」が取り上げられている。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
人間社会と自然との関わりを扱った教材「絶滅の意味」が取り上げられている。
東書
自然と人間の関わりを考える教材「武蔵野の風景」が取り上げられている。
学図
三省堂 環境問題を扱った教材「『循環型社会』とは何か」が取り上げられている。
人間と動物の知性を考える教材「ガイアの知性」が取り上げられている。
教出
地球環境を考える教材「流氷とわたしたちの暮らし」が取り上げられている。
光村
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に
寄与する態度を養うこと。
「古典芸能に親しもう」で能、浄瑠璃、歌舞伎の写真が掲載されている。
東書
外国の方との交流や海外での生活を題材にした教材「パールハーバーの授業」が取り上げられている。
学図
三省堂 絵巻物や浮世絵、アニメやマンガを題材とした教材が取り上げられている。
文化遺産の保存や修復を扱った教材「言葉がつなぐ世界遺産」が取り上げられている。
教出
古典の関連教材の「古典の伝統」に「源氏物語」が取り上げられている。
光村
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教育が
組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずるととも
に、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。
扉ページに各教材で何を学ぶのかを記した「学習目標」が示されている。
東書
学習を発展的に進めるように、読むことの学習の構成が「習得」「活用」「探究」で示されている。
学図
読むことの学習に主体的に取り組むために、3つのステップ「ひとりで学ぶ」「みんなで学ぶ」「学びを振り返
三省堂 る」が「学びの道しるべ」に示されている。
学習課題に進んで取り組むために、学習目標を示した「みちしるべ」が読むことの教材に示されている。
教出
読むことの学習の手順「確認しよう」「読みを深めよう」「自分の考えをもとう」が「学習の窓」に示されてい
光村
る。
国語−6
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させるとと
もに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り
組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
各教材ごとに取り組む活動や問いなどを記した「課題」が示されている。
東書
読むことの学習の手引きとして「学びの窓」「批評の扉」が設けられている。
学図
学習に主体的に取り組むことをねらいとして、教材のはじめに学習課題、終わりに「振り返る」が設けられてい
三省堂 る。
話すこと・聞くことの振り返りが「チェック」、書くことの振り返りが「振り返り」で示されている。
教出
各教材の終わりに、学習したことを振り返る「次へつなげよう」が示されている。
光村
○学習指導要領の教科の目標
国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力を養い言語感覚を豊かに
し、国語に対する認識を深め国語を尊重する態度を育てる。
複数の新聞記事を読み比べ、構成や表現の違いについて考える教材が取り上げられている。
東書
教材の理解を確かめるために「音読」が設けられている。
学図
三省堂 多様な考え方が記されたPISAの問題「落書き」が取り扱われている。
言葉によって感覚を言語化することなどを扱った教材「言葉と仕事」が取り上げられてる。
教出
目的に沿って話し合うために「相手の立場を尊重しよう」が示されている。
光村
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
話し方について知るための教材「話し方はどうかな」が取り上げられている。
東書
言葉を使って思いを伝えることについて考える教材として「言葉を伝える」が示されている。
学図
三省堂 故事成語の意味を理解し文書を書く教材として「『故事成語』を使って書こう」が示されている。
芸術作品のよさを鑑賞文に書く教材が取り上げられている。
教出
人に情報を伝えるために必要なことは何かを扱った教材「やさしい日本語」が取り上げられている。
光村
伝統や文化に関する教育の充実
日本文化を紹介するガイドブックを作る教材が取り上げられている。
東書
文化について考える教材「若者が文化を創造する」が取り上げられている。
学図
三省堂 資料編に「落語の世界」が取り上げられている。
科学技術と人間関係について考える教材「文化としての科学技術」が取り上げられている。
教出
江戸時代の生活を扱った教材「江戸からのメッセージ」が取り上げられている。
光村
道徳教育の充実
戦争と平和に関連した教材「碑」が取り上げられている。
東書
国際協力のあり方について考える教材「顔の見える国際協力」が取り上げられている。
学図
三省堂 友情について考える教材「私の友情論を書こう」が取り上げられている。
話すこと・聞くことの教材に通学路の安全マップを作ることを題材としたものが取り上げられている。
教出
家族の心の交流を描いた教材「盆土産」が取り上げられている。
光村
体験活動の充実
自分で調べて考えたことをレポートにまとめる教材が取り上げられている。
東書
自らの体験を振り返ってエッセイを書く教材が取り上げられている。
学図
三省堂 アンケートやインタビューなどをして資料を作る教材「プレゼンテーションをしよう」が取り上げられている。
体験したことを題材に随筆を書く教材が取り上げられている。
教出
光村
調べたり、体験したりしたことをレポートにまとめて報告する教材「調べたことを報告しよう」が取り上げられて
いる。
国語−7
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
非合法的な児童の労働を題材にした「小さな労働者」が取り上げられている。
東書
人間と動物・自然との関わりについて考える教材「変わる動物園」が取り上げられている。
学図
三省堂 被爆建物を扱った教材「壁に残された伝言」が取り上げられている。
試練を乗り越えて生きることの大切さを題材とした、パラリンピックの代表選手佐藤真海さんの「夢を跳ぶ」が取
り上げられている。
書くことの教材の課題文として「町と心のバリアフリー」が示されている。
教出
光村
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
鰹節を題材にした「食の世界遺産−鰹節」が取り上げられている。
人と人との思いの通じ合いについて考える教材「ケナリも花、サクラも花」が取り上げられている。
文字や話し言葉による伝達方法以外の「さまざまな伝え方」が資料編に取り上げられている。
意見を述べ合う教材に地域のゴミの減量を話題にしたテーマが取り上げられている。
情報化社会について考える教材「ネット時代のコペルニクス」が取り上げられている。
東書
学図
三省堂
教出
光村
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
社会生活の中で、丁寧な手紙を書く教材として「依頼状やお礼状を書こう」が取り上げられている。
人生における不思議な出会いを考える教材として「アラスカとの出会い」が取り上げられている。
「体験文を書こう」の生徒作品として働くことを題材とした体験文が示されている。
「ボランティアによる社会参加を考える」を題材にしたスピーチの教材が取り上げられている。
社会のさまざまな問題に対する解決策を話し合うために、「話すこと・聞くこと」の教材として「社会への提案を
光村
まとめる」が取り上げられている。
東書
学図
三省堂
教出
3 内容
調査研究項目 −言語活動例の教材数−
東書
学図
三省堂
教出
光村
日常生活の中の話題について報告や紹介をしたり、それらを聞い
2
1
2
2
4
A
調べて分かったことや考えたことなどに基づいて説明や発表をし
話
たり、それらを聞いて意見を述べたりすること。
す 2
社会生活の中の話題について、司会や提案者などを立てて討論を
年
・
行うこと。
聞
時間や場の条件に合わせてスピーチをしたり、それを聞いて自分
く 3 の表現の参考にしたりすること。
年 社会生活の中の話題について、相手を説得するために意見を述べ
1
2
1
1
1
2
1
2
2
2
1
1
1
1
3
2
1
1
2
2
1
1
2
2
4
1
1
1
2
1
1
1
0
1
1
2
1
2
0
4
2
1
2
2
2
1
1
1
3
1
1
1
1
4
0
1
0
2
1
1
3
2
1
2
2
4
1
1
2
5
1
0
2
2
2
1
1
0
0
1
7
10
6
5
6
3
1
4
4
1
1
0
0
2
2
1
1
3
0
0
1
0
1
1
1
0
0
0
1
1
1 て質問や助言をしたりすること。
年 日常生活の中の話題について対話や討論などを行うこと。
1
年
B
書
2
く
年
3
年
1
年
C
2
読
年
む
3
年
合うこと。
関心のある芸術作品などについて、鑑賞したことを文章に書くこ
と。
図表などを用いた説明や記録の文章を書くこと。
行事等の案内や報告の文章を書くこと。
表現の仕方を工夫して、詩歌をつくったり物語などを書いたりす
ること。
多様な考えができる事柄について、立場を決めて意見を述べる文
章を書くこと。
社会生活に必要な手紙を書くこと。
関心のある事柄について批評する文章を書くこと。
目的に応じて様々な文章などを集め、工夫して編集すること。
様々な種類の文章を音読したり朗読したりすること。
文章と図表などとの関連を考えながら、説明や記録の文章を読む
こと。
課題に沿って本を読み、必要に応じて引用して紹介すること。
詩歌や物語などを読み、内容や表現の仕方について感想を交流す
ること。
説明や評論などの文章を読み、内容や表現の仕方について自分の
考えを述べること。
新聞やインターネット、学校図書館等の施設などを活用して得た
情報を比較すること。
物語や小説などを読んで批評すること。
論説や報道などに盛り込まれた情報を比較して読むこと。
自分の読書生活を振り返り、ほんの選び方や読み方について考え
ること。
国語−8
調査研究項目
言 伝 1年 古典の教材数 (
語統
2年 古典の教材数 (
文的
化 な 3年 古典の教材数 (
伝
統
的
な
言
語
文
化
と
国
語
の
特
質
に
関
す
る
事
項
1年
言
葉
の
特
徴
や
き
ま
り
に 2年
関
す
る
事
項
3年
す 漢 1年
る字
2年
事に
項 関 3年
)は資料編に掲載されている教材数
)は資料編に掲載されている教材数
)は資料編に掲載されている教材数
音声の働きや仕組みについて関心をもち、理解を深めるこ
と。
語句の辞書的な意味と文脈上の意味との関係に注意し、語
感を磨くこと。
事象や行為などを表す多様な語句について理解を深めると
ともに、話や文章の中の語彙について関心をもつこと。
単語の類別について理解し、指示語や接続詞及びこれらと
同じような働きをもつ語句などに注意すること。
比喩や反復などの表現の技法について理解すること。
話し言葉と書き言葉の違い、共通語と方言の果たす役割、
敬語の働きなどについて理解すること。
抽象的な概念を表す語句、類義語と対義語、同音異義語や
多義的な意味を表す語句などについて理解し、語感を磨き
語彙を豊かにすること。
文の中の文の成分の順序や照応、文の構成などについて考
えること。
単語の活用について理解し、助詞や助動詞などの働きに注
意すること
相手や目的に応じて、話や文章の形態や展開に違いがある
ことを理解すること。
時間の経過による言葉の変化や世代による言葉の違いを理
解するとともに、敬語を社会生活の中で適切に使うこと。
慣用句・四字熟語などに関する知識を広げ、和語・漢語・外来
語などの使い分けに注意し、語感を磨き語彙を豊かにする
こと。
新出漢字の数
新出漢字の数
新出漢字の数
調査研究項目
実生活との関わり
をもつ教材
日常生活や社会生活に関連した
教材(手紙、新聞等)数
他教科との関連を
図った教材
グラフや図表をかく教材数
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
文学的文章の教材数
多様なジャンルを
扱った教材
2年
3年
1年
説明的文章の教材数
2年
3年
発展的な学習内容
の取り扱い
1年
読書に関する教材数
2年
3年
東書
学図
三省堂
教出
光村
4(4)
5(2)
4(3)
5(2)
3(2)
6(2)
2(4)
3(5)
2(5)
5(4)
5(3)
5(4)
4(1)
4(1)
5(3)
1
1
1
1
2
0
0
2
0
0
1
0
0
0
0
6
10
5
6
4
0
0
1
0
1
3
1
3
3
2
4
2
2
2
3
1
4
2
2
1
3
6
4
3
2
0
1
0
0
0
2
2
2
1
1
3
3
7
8
3
374
373
321
387
445
301
396
351
286
376
377
377
380
437
228
東書
0
3
0
1
2
0
6
7
6
3
3
5
3(2)
3(2)
4(2)
学図
1
2
0
1
1
0
11
13
13
3
4
5
5(0)
5(0)
4(0)
三省堂
1
1
2
1
2
0
4
6
4
5
4
4
0(9)
0(8)
0(14)
教出
0
2
2
2
1
0
7
6
5
4
4
6
2(7)
2(5)
2(6)
光村
1
4
2
3
3
1
7
8
7
4
3
8
2(3)
3(2)
3(2)
( )は資料編に掲載されている作品数
国語−9
神奈川に関連する内容
「トロッコ」の作品中に小田原、岩村(神奈川県足柄下郡にある地名の注あり)が記
東書
されている。
学図
神奈川県出身の作家角田光代の「愛ちゃんの道」が掲載されている。
1
「鑑賞文を書こう」に「神奈川沖浪裏」の絵が掲載されている。「トロッコ」の作品
年
三省堂
中に小田原、岩村(神奈川県足柄下郡にある地名の注あり)が記されている。
教出
光村
東書
付録「言葉のとびら」に「トロッコ」が掲載され、小田原、岩村が記されている。
「神奈川沖浪裏」、「坊ちゃん」の作品中に鎌倉、箱根が記されている。
「坊ちゃん」の作品中に箱根が記されている。神奈川県出身の画家岡本太郎の「宇宙
が叫ぶ−梵鐘・歓喜」が掲載されている。
学図
2
年
三省堂
「この人を語る」に神奈川県出身の宇宙飛行士野口聡一が取り上げられている。
「坊ちゃん」の作品中に鎌倉、箱根が記されている。歌舞伎「外郎売り」に相州小田
原が記されている。
教出
光村
東書
学図
3
年
三省堂
教出
「握手」の作品中に横浜、丹沢、足柄茶が記されている。「武蔵野の風景」の作品中
に丹沢が記されている。西行法師の歌中に大磯町にある「鴫立つ沢」取り入れられて
いる。「夕空晴れて」の作品中に横浜が記されている。「日本語の由来」の教材の挿
し絵に明治初期の横浜港の絵が掲載されてる。
神奈川県出身の俳人黛まどか、池田澄子の作品が掲載されている。
「握手」の作品中に横浜、丹沢、足柄茶が記されている。「武蔵野の風景」の作品中
に丹沢が記されている。
光村
4 構成・分量・装丁
ページ数
A 話すこと・聞くこと
B 書くこと
C 読むこと
総ページ数
23年度版との比較
ページ数
1年
16
24
112
1年
A 話すこと・聞くこと
14
B 書くこと
20
C 読むこと
110
総ページ数
23年度版との比較
東書
2年
16
24
121
教出
2年
18
20
119
3年
19
26
148
952
+27%
1年
17
15
190
学図
2年
17
14
232
3年
22
23
136
938
+6%
1年
18
21
107
光村
2年
17
29
115
3年
24
21
249
1195
+16%
1年
14
38
77
三省堂
2年
18
31
99
3年
23
22
112
937
+16%
資料編について
東書
学図
三省堂
教出
光村
巻末に「基礎編」「資料編」として編集されている。
巻末に「言語の学習」として編集されている。
「言語文化編」「情報活用編」「事典編」を併せた「資料編」が分冊されている。
巻末に付録「言葉のとびら」として編集されている。
巻末に「文法」「漢字に親しもう」「学習を広げる」として編集されている。
ページ数
東書
学図
三省堂
教出
光村
1年 2年 3年 1年 2年 3年 1年 2年 3年 1年 2年 3年 1年 2年 3年
92 100 96 71 77 79 144 151 159 78 70 76 101 103 91
288
227
454
224
295
項目数
東書
学図
三省堂
教出
光村
1年 2年 3年 1年 2年 3年 1年 2年 3年 1年 2年 3年 1年 2年 3年
9 9 9 4 4 5 12 13 12 5 5 5 5 5 5
27
13
37
15
15
国語−10
3年
19
38
93
1438
+104%
主な項目名
東書
学図
1年
「実用的な言葉の力」「論理的な言葉の力」「創造的な言葉の力」「文法解説」「読む」
「古典」「情報」「話す・聞く/書く」「漢字資料」
2年
「実用的な言葉の力」「論理的な言葉の力」「創造的な言葉の力」「文法解説」「読む」
「古典」「情報」「話す・聞く/書く」「漢字資料」
3年
「実用的な言葉の力」「論理的な言葉の力」「創造的な言葉の力」「文法解説」「読む」
「古典」「日本文学史年表」「話す・聞く/書く」「漢字資料」
1年
「一年生の語句・語彙の学習」「一年生の文法の学習」「古典に親しむために」「今に伝
わる注意したい古語」
2年
「二年生の語句・語彙の学習」「二年生の文法の学習」「古典に親しむために」「今に伝
わる注意したい古語」
3年
1年
三省堂
2年
3年
1年
教出
「三年生の語句・語彙の学習」「三年生の文法の学習」「Ⅰ・二年生の文法のまとめ」
「古典に親しむために」「今に伝わる注意したい古語」
「言葉の図鑑」「読書ガイダンス」「深まる読書」「詩の音読・暗唱」「読書の森へ」
「歌の言葉」「学習用語事典」「常用漢字活用字典」「ブックリスト」「学びのキーワー
ド」「古典の世界」
「言葉の図鑑」「読書ガイダンス」「深まる読書」「詩の音読・暗唱」「読書の森へ」
「歌の言葉」「学習用語事典」「文法事典」「常用漢字活用字典」「ブックリスト」「学
びのキーワード」「古典の世界」
「言葉の図鑑」「読書ガイダンス」「深まる読書」「詩の音読・暗唱」「読書の森へ」
「歌の言葉」「学習用語事典」「常用漢字活用字典」「ブックリスト」「学びのキーワー
ド」「古典の世界」
「補充教材集」「常用漢字表」「一年で読みを学習した漢字・語」「データベースコラ
ム」「学習語句一覧表」
2年
「補充教材集」「常用漢字表」「二年で読みを学習した漢字・語」「データベースコラ
ム」「学習語句一覧表」
3年
「補充教材集」「常用漢字表」「三年で読みを学習した漢字・語」「データベースコラ
ム」「学習語句一覧表」
「文法」「漢字に親しもう」「資料」(「話す・聞く」「書く」「話す」「言葉」「伝統
1年 的な言語文化」)「付録」(常用漢字表など)「索引」(学習のための用語一覧」)
光村
「文法」「漢字に親しもう」「資料」(「話す・聞く」「書く」「話す」「言葉」「伝統
2年 的な言語文化」)「付録」(常用漢字表など)「索引」(学習のための用語一覧」)
「文法」「漢字に親しもう」「資料」(「話す・聞く」「書く」「話す」「言葉」「伝統
3年 的な言語文化」)「付録」(常用漢字表など)「索引」(学習のための用語一覧」)
5 表記・表現
調査研究項目
文章表現や漢字・かなづかい・用語・記号・計量単位・
図版などの使用
文字の大きさ・字間・行間・書体など
文章・図版などの割付け
東書
学図
三省堂
教出
光村
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
使用されているマーク
東書
各領域がマークで示されている。
学図
習得・活用・探究の表示がマークと文字で示されている。
三省堂
各領域がマークで示されている。
教出
キャラクターが使用されている。
光村
各領域がマークで示されている。
国語−11
【資料Ⅰ】
教科種目名《国語(書写)》
発行者の略号 東書
書 名 新しい書写
教育基本法、 ○教育基本法に示されている「勤労を重んずる態度」に関連して、清掃活動を促
学校教育法
すように呼びかける「きちんと清掃をしよう。」が模範例として示されている。
及び
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、学
学習指導要領
習に取り組むための学習目標や学習の進め方が「調べよう」「確かめよう」「広
との関係
げよう」のマークで示されている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、各教
材の終わりに目標の達成度を評価するための「学習を振り返って」が示されて
いる。
○学習指導要領の国語科の目標である「伝え合う力」に関連して、「生活に広げ
よう」に書写で学習した内容を活用して、情報を的確に伝え、文化祭の運営に
生かすことが示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「道徳教育」に関連して、掲示
物を書く模範例として、礼儀にかかわる「明るく挨拶をしよう」が示されてい
る。
*詳細は、資料Ⅱ(書写−7∼書写−8)に記載。
かながわ教育 ○「思いやる力」の「他者の尊重」に関連して、友人関係を表した「親しい友」が
ビジョンとの
行書の模範例に示されている。
関係
○「たくましく生きる力」の「健康教育」に関連して、「生活に広げよう」に「マ
ラソン大会を運営しよう」が取り上げられている。
○「社会とかかわる力」の「働くことの大切さ」に関連して、働くことの意義を学
習するための職場訪問の依頼状などを書くことが、「職場訪問をしよう」で取
り上げられている。
内
容
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○1年生用の「生活に広げよう」で職場訪問の依頼状の書き方、質問したことの
記録の仕方、レポートの書き方、お礼状の書き方が示されている。
○2・3年生用では、目的によって、用具、用材や書き方が工夫されていること
を考える教材「多様な文字」が取り上げられている。
○「文字文化や社会生活」に関連して、書写で学習したことを他教科や生活で活
用する例として「ノートを作ろう」という教材が設定されている。
○伝統的な文化に関連して、文字を書く用具・用材として木簡や古代エジプトの
筆記具などが巻末に示されている。
○神奈川に関連することとして、鎌倉大仏の写真が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−9∼書写−10)に記載。
○B5判より横幅が5mm広い大きさで編集され、「この教科書はカラーバリア
フリーを含むユニバーサルデザインに配慮しています。この教科書は再生紙・
植物インキを使用しています。」と表記されている。
○1年生用と2・3年生用に分冊されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−10)に記載。
○始筆、送筆、終筆が、「トン」「スー」「ピタッ」などの擬音語で示されている。
○学習後に生徒自らが自己評価を行い、記号で記すように示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−10)に記載。
書写−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《国語(書写)》
発行者の略号
教育基本法、
学校教育法
及び
学習指導要領
との関係
大日本
書 名 中学校書写
○教育基本法に示されている「自主及び自律の精神」に関連して、自己の向上を
図ることを表した「少年よ大志を抱け」が模範例として示されている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、学
習に取り組むための学習目標が各教材のはじめの「ねらい」に示されている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、活字と手書
き文字の特徴や違いを理解し、日常生活に生かすための教材「活字と手書き文
字」が取り上げられている。
○学習指導要領の国語科の目標である「国語に対する認識」に関連して、「生活
に生かそう」で場面にふさわしい書体や筆記具を選ぶことが示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、書写
の学習を振り返って友人と話し合うことが「語り合おう!!」に示されている。
*詳細は、資料Ⅱ(書写−7∼書写−8)に記載。
かながわ教育 ○「思いやる力」の「男女平等」に関連して、「姿勢と筆記具の持ち方」の写真が
ビジョンとの
男女1名ずつで示されている。
関係
○「たくましく生きる力」の「国際化」に関連して、巻頭の「世界遺産を調べて
みよう」に世界遺産の写真が示されている。
○「社会とかかわる力」の「ボランティア活動」に関連して、硬筆の楷書の模範例
に「ボランティア」が示されている。
内
容
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○楷書と行書の特徴を復習する学習として、穴埋め問題を埋める教材が1年生用
の学習のまとめに示されている。
○2・3年生用の発展教材として、古典の文字を手本として書く教材「古典の文
字から学ぼう」が取り上げられている。
○「文字文化や社会生活」に関連して、「生活の中の書写を学ぼう」で、横書き
の手紙の形式が示されている。
○伝統的な文化に関連して、歌舞伎文字や相撲文字を紹介して文字文化について
考えることが取り上げられている。
○神奈川に関連することとして、レポートの書き方の模範例の中に「神奈川県三
浦半島」が示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−9∼書写−10)に記載。
○B5判で編集され、「この教科書は再生紙、植物インキを使用しています。」
「このマークは、色覚の個人差を問わず、できるだけ多くの人に見やすいカラ
ーユニバーサルデザインに配慮して作られたと、NPO法人CUDOが認定し
た施設・製品にのみ表示できるマークです。」と表記されている。
○1年生用と2・3年生用に分冊されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−10)に記載。
○筆使いの基礎・基本の定着を図るために、運筆が墨の濃淡で示されている。
○使用する筆記具がマークで示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−10)に記載。
書写−2
【資料Ⅰ】
教科種目名《国語(書写)》
発行者の略号
教育基本法、
学校教育法
及び
学習指導要領
との関係
学図
書 名 中学校書写
○教育基本法に示されている「環境の保全」に関連して、自然を大切にすること
を表した「自然を守る」が模範例として示されている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、学
習に取り組むための学習目標が各教材の「ポイント」に示されている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、学習
の達成度を評価するマークがイラストで示されている。
○学習指導要領の国語科の目標である「国語に対する認識」に関連して、「仮名
の成り立ち」や「書き文字と活字」など書写に関する知識を学べるように「書
写の窓」が設けられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「体験活動」に関連して、「書
写を学習に生かそう」で「職業体験」の依頼状の形式が例として示されている。
*詳細は、資料Ⅱ(書写−7∼書写−8)に記載。
かながわ教育 ○「思いやる力」の「社会の連帯や共生」に関連して、硬筆の行書の模範例として
ビジョンとの
「開かれた社会」が示されている。
関係
○「たくましく生きる力」の「国際化」に関連して、「書写便利図鑑」にエアメー
ルのあて名の書き方が示されている。
○「社会とかかわる力」の「ボランティア活動」に関連して、原稿用紙の書き方の
例として、「ボランティアに参加して」が取り上げられている。
内
容
○1年生用では、楷書の「楷」の字の由来が「書写の窓」に示されている。
○2・3年生用の発展教材として、「自分の印を作ろう」が取り上げられている。
○「文字文化や社会生活」に関連して、「いろいろな学習に生かそう」で依頼状
や掲示物、壁新聞などが取り上げられている。
○伝統的な文化に関連して、巻末に筆ができるまでの工程が写真で示されてい
る。
○神奈川に関連することとして、巻頭に鎌倉大仏の写真が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−9∼書写−10)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
○B5判で編集され、「地球環境に配慮して製造した紙と大豆油インキを使用し
ています。」「NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構の指導のもと、色
覚に対する配慮をしています。」と表記されている。
○1年生から3年生までの学習が1冊に編集されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−10)に記載。
表記・表現
○筆使いの基礎・基本の定着を図るために、運筆が朱墨の濃淡で示されている。
○筆記具を表すマークや学習の到達度を評価するためのイラストが使用されて
いる。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−10)に記載。
書写−3
【資料Ⅰ】
教科種目名《国語(書写)》
発行者の略号 三省堂
書 名 中学生の書写
教育基本法、 ○教育基本法に示されている「健やかな身体」に関連して、健康な心身の状態を
学校教育法
表した「元気」が模範例として示されている。
及び
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、各
学習指導要領
教材の学習課題を見つけ解決するために「考えよう・話し合おう」が示されて
との関係
いる。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、学習
を振り返り、学んだことを確かめることが「確かめ合おう」に示されている。
○学習指導要領の国語科の目標である「伝え合う力」に関連して、資料編「メモ
の取り方を工夫しよう」に「考えを整理するため」や「口頭発表を確かにする
ため」のメモの例が示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「道徳教育」に関連して、毛筆
の楷書の模範例として「思いやり」が示されている。
*詳細は、資料Ⅱ(書写−7∼書写−8)に記載。
かながわ教育 ○「思いやる力」の「他者の尊重」に関連して、相手を祝福する気持ちをこめたバ
ビジョンとの
ースディカードの模範例が資料編「心を届けよう」に示されている。
関係
○「たくましく生きる力」の「国際化」に関連して、「世界の文字・わたしたちた
ちの文字」で英語、ヒンディー語、ペルシャ語、韓国・朝鮮語、中国語が示さ
れている。
○「社会とかかわる力」の「人とのふれあい体験」に関連して、お世話になった
人に感謝状を書く教材が取り上げられている。
内
容
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○1年生用では、身のまわりにある詩歌の碑の写真が掲載されている。
○2・3年生用では、身のまわりの文字について、使い方の工夫や効果について
考える教材「文字の使い方を工夫しよう」が示されている。
○「文字文化や社会生活」に関連して、「学習を生かそう」で座談会のメモの取
り方や記録ノートの書き方が示されている。
○伝統的な文化に関連して、文楽の看板の写真が掲載されている。
○神奈川に関連することとして、封筒の住所に神奈川県小田原市が模範例として
示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−9∼書写−10)に記載。
○B5判で編集され、「この教科書はカラーユニバーサルデザインに配慮して編
集しています。また、環境にやさしい用紙と植物油インキを使用しています。」
と表記されている。
○1年生用と2・3年生用に分冊されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−10)に記載。
○筆使いの基礎・基本の定着を図るために、運筆が朱墨の濃淡で示されている。
○使用する筆記具がマークで示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−10)に記載。
書写−4
【資料Ⅰ】
教科種目名《国語(書写)》
発行者の略号
教育基本法、
学校教育法
及び
学習指導要領
との関係
教出
書 名 中学書写
○教育基本法に示されている「自他の敬愛と協力」に関連して、他者との関わり
を表した「友好の精神」が模範例として示されている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、自
分の学習課題を見つけるために「考えよう?」が示されている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、課題
が解決できたかどうか自己評価するための「振り返ろう」が示されている。
○学習指導要領の国語科の目標である「伝え合う力」に関連して、場面に応じた
書き方について話し合う活動が「目的や必要に応じて書こう」に示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、「伝
統工芸展」のポスターが掲載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(書写−7∼書写−8)に記載。
かながわ教育 ○「思いやる力」の「共生」に関連して、共に生きることの基本的な考えを表し
ビジョンとの
た「平和」が行書の模範例に示されている。
関係
○「たくましく生きる力」の「自立」に関連して、自分の意志を大切にすることを
表した「初志を貫く」が行書の模範例に示されている。
○「社会とかかわる力」の「地域貢献活動」に関連して、校内掲示物の例として、
地域の清掃活動を奨励することを呼びかける「クリーン大作戦」が示されてい
る。
内
容
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○1年生用では、「目的や必要に応じて書こう」で、ポスター、プログラム、看
板、新聞の作り方などが示されている。
○2・3年用では、「学習を生かして書く」で、古典の文章を書く教材が示され
ている。
○「文字文化や社会生活」に関連して、「さまざまな書く場面」で学習活動や日
常生活において、場面に応じた書き方をするための注意点について話し合うこ
とが取り上げられている。
○伝統的な文化に関連して、「文房四宝」(筆、硯、墨、紙)の作り方が示され
ている。
○神奈川に関連することとして、「手紙を書く」の住所を書くための参考として
掲載されている都道府県名の中に神奈川が示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−9∼書写−10)に記載。
○B5判で編集され、「この教科書は、カラーユニバーサルデザインに配慮して、
見やすいカラーデザインになっています。また、環境にやさしい再生紙と大豆
油インキを使用しています。」と表記されている。
○1年生用と2・3年生用に分冊されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−10)に記載。
○筆使いの基礎・基本の定着を図るために、運筆が朱墨の濃淡で示されている。
○学習のポイントがキャラクターの吹き出しで示され、筆記具がマークで示され
ている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−10)に記載。
書写−5
【資料Ⅰ】
教科種目名《国語(書写)》
発行者の略号 光村
書 名 中学書写
教育基本法、 ○教育基本法に示されている「社会の形成に参画」に関連して、未来に向けて自
学校教育法
分の夢を書くことが「将来に向けての決意を書こう」で取り上げられている。
及び
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、学
学習指導要領
習を定着させるために、毛筆や硬筆の基礎・基本を記した学習のポイントが「確
との関係
かめよう」で示されている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、学習
を系統的に発展させることが「ステップ」「ジャンプ」「広げよう」で示されて
いる。
○学習指導要領の国語科の目標である「伝え合う力」に関連して、効果的に伝え
る方法を考えるために、書体や筆記具の選び方、配列を工夫することなどが「効
果的に表現する方法」で示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「体験活動」に関連して、「手
紙の書き方」の例文として「職場体験」の依頼状とお礼状が例として示されて
いる。
*詳細は、資料Ⅱ(書写−7∼書写−8)に記載。
かながわ教育 ○「思いやる力」の「他者の尊重」に関連して、「よいところを伝えよう」で友
ビジョンとの
達のよいところを漢字一字で表す教材が取り上げられている。
関係
○「たくましく生きる力」の「自立」に関連して、自分の意志で行動することを表
した「不言実行」が書き初めの模範例に示されている。
○「社会とかかわる力」の「生きること」に関連して、建設的な生き方を表した「創
造する喜び」が書き初めの模範例に示されている。
内
容
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○1年生では、カレンダー、ポスターなど学校生活に役立つものを作る教材「広
げよう書写の輪」が取り上げられている。
○2・3年生用に「身の回りの文字を調べよう」で、場面や目的によって文字が
使い分けられていることを考えることが取り上げられている。
○「文字文化や社会生活」に関連して、「身の回りの文字を調べよう」で、メモ
の取り方やレポートの書き方が示されている。
○伝統的な文化に関連して、古典を見習って書く「臨書」が発展教材として示さ
れている。
○神奈川に関連することとして、「手紙の書き方」の模範例に小田原市が示され
ている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−9∼書写−10)に記載。
○B5判で編集され、「この教科書は環境に配慮した紙、植物油インキを使用し
ています。」と表記されている。
○1年生から3年生までの学習が1冊に編集されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−10)に記載。
○筆使いの基礎・基本の定着を図るために、運筆が墨の濃淡で示されている。
○学習のポイントがキャラクターの吹き出しで示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(書写−10)に記載。
書写−6
【資料Ⅱ】
教科種目名《国語(書写)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を
養うこと。
書写学習の知識として用具・用紙のできるまでの工程が示されている。
東書
大日本 書写学習の知識として「草書」「篆書」「隷書」などが示されている。
健康的な運動の達成感を表した「登頂成功」が模範例として示されている。
学図
三省堂 健康な心身の状態を表した「元気」が模範例として示されている。
心の豊かさを表した「豊かな心」が模範例として示されている。
教出
健康な心身の状態を表した「いつも笑顔」が模範例として示されている。
光村
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連
を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
清掃活動を促すように呼びかける「きちんと清掃をしよう。」が模範例として示されている。
東書
大日本 自己の向上を図ることを表した「少年よ大志を抱け」が模範例として示されている。
個人の価値を尊重することを表した「自主独立」が模範例として示されている。
学図
三省堂 働くことの意義を学習するために必要な職場体験先へのお礼の手紙を書くことが示されている。
自己の能力などを伸ばすことを表した「創造」の模範例が示されている。
教出
働くことの意義を学習することに関連して、美容師を目ざす人へのインタビューメモが示されている。
光村
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、
その発展に寄与する態度を養うこと。
東書
大日本
学図
三省堂
教出
光村
地域に貢献することに関連した地域清掃ボランティア参加者募集の模範例が示されている。
自他を尊重することを表した「敬愛」が行書の模範例に示されている。
思いやりや他者とのかかわりに関連した「福祉体験」が便せんの書き方の例として示されている。
福祉に関連してわが町のバリアフリー施設を調べた記事が示されている。
他者との関わりを表した「友好の精神」が模範例として示されている。
未来に向けて自分の夢を書くことが「将来に向けての決意を書こう」で取り上げられている。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
生命感を表した「若木」が模範例として示されている。
東書
大日本 自然を大切にすることを表した「緑を守れ」が模範例として示されている。
自然を大切にすることを表した「自然を守る」が模範例として示されている。
学図
三省堂 生命感を表した「輝く生命」が模範例として示されている。
自然のよさを表した「美しい自然」が模範例として示されている。
教出
自然のよさを表した「自然の神秘」が模範例として示されている。
光村
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に
寄与する態度を養うこと。
毛筆や硬筆の模範例として「国際社会」が示されている。
東書
大日本 楷書と行書の模範例に「伝統に生きる」が示されている。
「楷書に調和した平仮名を書こう」に「いろは歌」が示されている。
学図
三省堂 「学習を生かそう」で「日本以外の国での生活について、体験者の話を聞こう」が示されている。
巻頭に「あの人が残した文字」として、歴史上の人物の文字が示されている。
教出
「古文を書こう」で学習したことを生かして、好きな古文の一部を行書で書くことが示されている。
光村
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教育が
組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずるととも
に、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。
学習に取り組むための学習目標や学習の進め方が「調べよう」「確かめよう」「広げよう」のマークで示されてい
東書
る。
大日本 学習に取り組むための学習目標が各教材のはじめの「ねらい」に示されている。
学習に取り組むための学習目標が各教材の「ポイント」に示されている。
学図
三省堂 各教材の学習課題を見つけ解決するために「考えよう・話し合おう」が示されている。
自分の学習課題を見つけるために「考えよう?」が示されている。
教出
学習を定着させるために、毛筆や硬筆の基礎・基本が「確かめよう」で示されている。
光村
書写−7
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させるとと
もに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り
組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
各教材の終わりに目標の達成度を評価するための「学習を振り返って」が示されている。
東書
活字と手書き文字の特徴や違いを理解し、日常生活に生かすための教材「活字と手書き文字」が取り上げられてい
大日本 る。
学習の達成度を評価するマークがだるまのイラストで示されている。
学図
三省堂 学習を振り返り、学んだことを確かめることが「確かめ合おう」に示されている。
課題が解決できたかどうか自己評価するための「振り返ろう」が示されている。
教出
学習を系統的に発展させることが、「ステップ」「ジャンプ」「広げよう」で示されている。
光村
○学習指導要領の教科の目標
国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力を養い言語感覚を豊かに
し、国語に対する認識を深め国語を尊重する態度を育てる。
「生活に広げよう」に書写で学習した内容を活用して、情報を的確に伝え、文化祭の運営に生かすことが示されて
東書
いる。
大日本 「生活に生かそう」で場面にふさわしい書体や筆記具を選ぶことが示されている。
「仮名の成り立ち」や「書き文字と活字」など書写に関する知識を学べるように「書写の窓」が設けられている。
学図
資料編「メモの取り方を工夫しよう」に「考えを整理するため」や「口頭発表を確かにするため」のメモの例が示
三省堂 されている。
場面に応じた書き方について話し合う活動が「目的や必要に応じて書こう」に示されている。
教出
効果的に伝える方法を考えるために、書体や筆記具の選び方、配列を工夫することなどが「効果的に表現する方
光村
法」で示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
「効果的に書こう」で理科のノートの書き方が模範例として示されている。
東書
大日本 書写の学習を振り返って友人と話し合うことが「語り合おう!!」に示されている。
修学旅行を題材とした壁新聞の作り方が示されている。
学図
三省堂 資料編「レイアウトを工夫しよう」にポスターセッション用のポスターの例が示されている。
「目的や必要に応じて書こう」で、インタビューの内容をメモすることやノートを取る場面が示されている。
教出
「身の回りの文字を調べよう」でメモの取り方やレポートの書き方が示されている。
光村
伝統や文化に関する教育の充実
「漢字の成り立ちと移り変わり」で仮名文字が生まれた経緯が示されている。
東書
大日本 「文字文化について考えよう」に「歌舞伎文字」や「相撲文字」が示されている。
書き初めの模範例として「伝統文化」が示されている。
学図
三省堂 「身のまわりの文字を見てみよう」の中に「文楽」の看板の写真が掲載されている。
「伝統工芸展」のポスターが掲載されている。
教出
「先人の文字に学ぶ」で中国や日本の優れた先人の手書き文字が示されている。
光村
道徳教育の充実
掲示物を書く模範例として、礼儀にかかわる「明るく挨拶をしよう」が示されている。
東書
大日本 行書の模範例として「人権尊重」が示されている。
原稿用紙の書き方の模範例として「ボランティアに参加して」が示されている。
学図
三省堂 毛筆の楷書の模範例として「思いやり」が示されている。
書き初めの模範例として「公平無私」が示されている。
教出
「中学校生活の記念に残る作品を作ろう」に感謝状が示されている。
光村
体験活動の充実
総合的な学習の時間にインタビューしたことをメモにまとめる例が示されている。
東書
大日本 横書きの手紙の形式の模範例に、筆づくりの工程を見学したことのお礼文の形式が例として示されている。
「書写を学習に生かそう」で「職業体験」の依頼状の形式が例として示されている。
学図
三省堂 資料編に「レポートの書き方」として自分で調べたことをまとめる例が示されている。
「手紙を書く」の例文として、「職場体験」のお礼状が例として示されている。
教出
「手紙の書き方」の例文として「職場体験」の依頼状とお礼状が例として示されている。
光村
書写−8
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
友人関係を表した「親しい友」が行書の模範例に示されている。
「姿勢と筆記具の持ち方」の写真が男女1名ずつで示されている。
硬筆の行書の模範例として「開かれた社会」が示されている。
相手を祝福する気持ちをこめたバースディカードの模範例が資料編「心を届けよう」に示されている。
共に生きることの基本的な考えを表した「平和」が行書の模範例に示されている。
「よいところを伝えよう」で友達のよいところを漢字一字で表す教材が取り上げられている。
東書
大日本
学図
三省堂
教出
光村
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
「生活に広げよう」に「マラソン大会を運営しよう」が取り上げられている。
東書
大日本 巻頭の「世界遺産を調べてみよう」に世界遺産の写真が示されている。
「書写便利図鑑」にエアメールのあて名の書き方が示されている。
学図
三省堂 「世界の文字・わたしたちの文字」で英語・ヒンディー語・ペルシャ語・韓国・朝鮮語・中国語が示されている。
自分の意志を大切にすることを表した「初志を貫く」が行書の模範例に示されている。
教出
自分の意志で行動することを表した「無限の可能性」が書き初めの模範例に示されている。
光村
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
働くことの意義を学習するための職場訪問の依頼状などを書くことが「職場訪問をしよう」で取り上げられてい
東書
る。
大日本 硬筆の楷書の模範例に「ボランティア」が示されている。
原稿用紙の書き方の例として、「ボランティアに参加して」が取り上げられている。
学図
三省堂 お世話になった人に感謝状を書く教材が取り上げられている。
校内掲示物の例として、地域の清掃活動を奨励することを呼びかける「クリーン大作戦」が示されている。
教出
建設的な生き方を表した「創造する喜び」が書き初めの模範例に示されている。
光村
3 内容
調査研究項目 −教材数−
①
全教材における毛筆と
硬筆の教材数
全教材における基礎的な事
②
項の模範例の教材数
③
全教材における楷書と
行書の教材数
毛筆
硬筆
用筆
文字の配列
楷書
行書
漢字
全教材における漢字・仮
④ 名・漢字仮名交じりの模範
例の教材数
仮名
1年
2・3年
1年
2・3年
1年
2・3年
1年
2・3年
1年
2・3年
1年
2・3年
1年
2・3年
1年
2・3年
1年
漢字仮名
交じり 2・3年
書写−9
東書
11
11
13
14
9
5
8
8
9
6
7
11
210
3
9
8
14
38
大日本
16
23
20
24
12
11
7
13
18
12
10
27
238
67
26
31
12
43
学図
9
11
4
9
9
3
1
6
6
5
2
10
142
101
29
1
3
19
三省堂
6
5
4
5
3
3
1
4
4
5
4
7
124
55
8
23
11
17
教出
13
15
17
19
10
8
8
13
11
6
8
19
168
80
4
11
15
36
光村
10
13
9
15
6
8
2
3
7
8
7
18
131
101
2
16
16
34
⑤ 文字文化や社会生活との関連を図った内容を取り上げている教材例
東書 「身近にある多様な書き文字」
大日本 「生活に生かして」「書体の移り変わり」
1 学図 「身のまわりの書き文字を探そう」
年 三省堂 「文字を書く人々」「心を届けよう」「文字の豊かな世界と触れ合おう」
教出 「目的や必要に応じて書こう」
光村 「漢字の移り変わりを見てみよう」「広げよう書写の輪」「仮名の誕生物語」
東書 「身の回りの文字と効果」
2 大日本 「文字文化について考えよう」「古典の文字から学ぼう」「広がる文字の世界」
・ 学図 「作品を作ろう」
3 三省堂 「文字で伝え合う」「文字の使い方を工夫しよう」「漢字の変遷」「仮名の知識」
年 教出 「あの人が残した文字」「文字の変遷」「多様な表現による文字」
光村 「昔の人が書いた文字を見よう」「身の回りの文字を調べよう」「広告と文字」
⑥ 神奈川に関係する内容(挿絵・写真を含む)
東書 鎌倉大仏の写真
大日本 「神奈川県三浦半島」の表記
1 学図 鎌倉大仏の写真 都道府県名の一覧に「神奈川」の表記
年 三省堂 宇宙飛行士野口聡一さんの写真
教出 都道府県名一覧に「神奈川」の表記
光村
東書
2 大日本
・ 学図
3 三省堂 「神奈川県小田原市」の表記
年 教出
光村 「小田原市」の表記
4 構成・分量・装丁
ページ数
1年
東書
2・3年
総ページ数
23年度版との比較
ページ数
総ページ数
23年度版との比較
1年
大日本
2・3年
108
+13%
1年
三省堂
2・3年
1年
学図
2・3年
123
―
1年
教出
2・3年
120
+18%
96
+4%
1年
光村
2・3年
120
+25%
120
+20%
5 表記・表現
調査研究項目
文章表現や漢字・かなづかい・用語・記号・計量単
位・図版などの使用
文字の大きさ・字間・行間・書体など
文章・図版などの割付け
東書
大日本
学図
三省堂
教出
光村
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
適
使用されているマーク
東書
筆記具がマークと文字で示されている。動物のキャラクターが使用されている。
大日本
筆記具がマークで示されている。
学図
筆記具がマークで示されている。キャラクターが使用されている。
三省堂
筆記具がマークで示されている。キャラクターが使用されている。
教出
筆記具がマークで示されている。キャラクターが使用されている。
光村
キャラクターが使用されている。
書写−10
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(地理的分野)
》
発行者の略号
東書
教育基本法、
○教育基本法に示されている「幅広い知識と教養」に関連して、幅広い知識と技能の
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
新しい社会
地理
習得のために「地理にアクセス」と「地理スキルアップ」が設けられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、項目ご
とに学習のまとめ「確認」が設けられている。
○学校教育法に示されている「環境の保全」に関連して、公害問題や環境保全、地球
温暖化などについて取り上げられている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「我が国の国土と歴史に対する理解と
愛情」に関連して、
「地域の将来像」を予測・提案する活動が取り上げられている。
○学習指導要領の主な教育内容の改善事項である「伝統と文化」に関連して、地名や
特産品の由来と各地の郷土料理などが記載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(地理−5∼地理−6)に記載。
かながわ教育
○「思いやる力」の「いのちの大切さ」に関連して、
「防災マップを調べよう」で、
ビジョンとの
身近な地域で防災に協力する姿勢と普段の備えの大切さが取り上げられている。
関連
○「たくましく生きる力」の「食育」に関連して、世界の食への関心を高め、理解を
深めるために、国によってカレーの食べ方が異なることが示されている。
○「社会とかかわる力」の「働くことの大切さ」に関連して、地元の就労者の話が掲
載され、勤労観や地域貢献への取組が示されている。
内
容
○各時間の終わりに学習内容を振り返り、自分の言葉で要約したり、説明したりする
「確認」が設けられている。
○「グラフの読み取り方」
「地形図の読み取り方」から「GISの活用方法」など最新の
技術まで、基礎的な知識・技能を習得するために、学び方を学ぶコーナーとして「地
理スキル・アップ」が設けられている。
○「地理にアクセス」で、アパルトヘイト体制の崩壊が取り上げられ、差別や偏見の
ない社会の実現に向けた事例が記載されている。
○身近な地域の調査では、調査方法や、レポートの作り方、発表や意見交換をするこ
とが示されている。
○神奈川に関連することとして、都市化による環境の変化や住宅問題などの事例とし
て、横浜、川崎が取り上げられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地理−7∼地理−16)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○判型はAB判で、見開き2ページが1テーマとして構成され、
「この教科書はカ
ラーバリアフリーを含むユニバーサルデザインに配慮しています。この教
科書は再生紙・植物油インクを使用しています。
」と表記されている。
○巻末に「世界各地の伝統的な住居」
「世界のおもな農産物」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地理−17)に記載。
○学習を進めるためのキャラクターが使用されている。
○資料には見開きごとに通し番号が付けられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地理−17)に記載。
地理−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(地理的分野)
》
発行者の略号
教出
教育基本法、
○教育基本法に示されている「幅広い知識と教養」に関連して、世界および身近な地
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
中学社会 地理 地域にまなぶ
域の調査について、テーマをもって学習する活動の場面が設定されている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
「現代
日本の課題を考えよう」で課題を投げかけ、課題解決例を提示し、社会参画のあり
方が示されている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、学習を補うため
に各単元の最後に、内容の確認作業が示されている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「社会に対する関心」に関連して、
「地
域に向けて発信しよう」の中で、まちを元気にするアイデアを考えて発表する実践
事例が記されている。
○学習指導要領の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、日本の世界遺産や
伝統工芸などの学習を紹介し、継承していくことの大切さが記載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(地理−5∼地理−6)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「生命の尊厳」に関連して、
「発展途上の都市と貧困」
「公害を乗
り越えて」の中で、生命の大切さが示されている。
○「たくましく生きる力」の「国際化」に関連して、国際都市東京が、情報力や交通
の拠点として発展してきていることが紹介されている。
○「社会とかかわる力」の「働くことの大切さ」に関連して、各地域での仕事を紹介
し、様々な環境を利用した職業があることが記載されている。
内
容
○各テーマの終わりに、学習したことを整理しながらまとめる「トライ!」のコーナ
ーが設けられている。
○個に応じた学習に取り組むために、
「地理の窓」
「地域から世界を考えよう」
「現代
日本を考えよう」で課題が示されている。
○自然や地域の伝統的な文化を壊すことなく自然を楽しむ「エコツーリズム」を紹介
し、自然を活用した体験活動が日本各地で実施されていることが取り上げられてい
る。
○身近な地域調査では「地域調査の手引き」において調査の視点や発表方法が取り上
げられている。
○神奈川に関連することとして、横浜が港を中心として発展した町として紹介され、
航空写真が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地理−7∼地理−16)に記載。
○判型はB5判で、見開き2ページが1テーマとして構成されており、
「この教科書
構 成
はカラーユニバーサルデザインに配慮して、見やすいカラーデザインになっていま
・
す。また、環境にやさしい再生紙と大豆油インキを使用しています。
」
「印刷にはバ
分 量
イオマスで発電されたグリーン電力を使用しています。1 冊印刷するにあたり 140W
・
装 丁
hのグリーン電力を使用しています。
」と表記されている。
○巻末に「世界の主な家畜」
「主な鉱産物」
「世界の主な農産物」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地理−17)に記載。
表記・表現
○学習を進めるためのキャラクターが使用されている。
○資料には見開きごとに通し番号が付けられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地理−17)に記載。
地理−2
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(地理的分野)
》
発行者の略号
帝国
書 名
社会科 中学生の地理 世界のすがたと日本の国土
教育基本法、 ○教育基本法に示されている「幅広い知識と教養」に関連して、学習内容や習得事項
学校教育法
を確認し、次の学習につなげるための「チェック&トライ」が設けられている。
及び
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、技能や
学習指導要領
との関連
思考力を高めるために「技能をみがく」が設けられている。
○学校教育法に示されている「基礎的知識及び技能」に関連して、
「さらに深めよう」
の「近代化産業から歴史的背景を知ろう」では、建造物から歴史的事実を考える発
展的な課題が示されている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「我が国の国土と歴史に対する理解」
に関連して、世界の文化を理解するために、気候や歴史的な背景、自然条件によっ
て異なる各地の人々の生活の様子が記載されている。
○学習指導要領の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、東アジアと日本文
化の形成との歴史的なかかわりが、本文やコラムで紹介されている。
*詳細は、資料Ⅱ(地理−5∼地理−6)に記載。
かながわ教育 ○「思いやる力」の「他者の尊重」に関連して、地域に合った文化や異文化社会を考
ビジョンとの
関連
えるために世界各地の人々の生活の様子が示されている。
○「たくましく生きる力」の「国際化」に関連して、日本の技術や文化が諸外国に取
り入れられていることが「日本の底力」で示されている。
○「社会とかかわる力」の「自然や人とのふれあい」に関連して、環境保全の取組に
より、地域の産業が活性化した事例が掲載されている。
内
容
○各地方の特色を追究するための調査のテーマを考えるために「○○地方をみる手が
かり」に、関係する資料や写真が掲載されている。
○既習事項を白地図にまとめ、意見を交換して理解を深める「学習のまとめ」が設け
られている。
○「日本の底力」に、アフリカで井戸掘りに取り組む青年海外協力隊員の姿が紹介さ
れ、国際貢献について考える機会が設けられている。
○身近な地域調査では調査する内容を段階ごとに紹介し、調査から発表までの言語活
動の手順が示されている。
○神奈川に関連することとして、横浜市の工業地帯としての機能や住宅地としての役
割、産業構造が移り変わる中で再開発が行われている「みなとみらい21」が紹介
されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地理−7∼地理−16)に記載。
構 成
・
分 量
・
○判型はB5判で、見開き2ページが1テーマとして構成され、
「この教科書は環境
にやさしい再生紙・植物油インキを使用しています。
」と表記されている。
○巻末に「世界の家畜・鉱産物」
「世界の農産物」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地理−17)に記載。
装 丁
表記・表現
○学習を進めるためのキャラクターが使用されている。
○資料には見開きごとに通し番号が付けられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地理−17)に記載。
地理−3
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(地理的分野)
》
発行者の略号
日文
書 名
中学社会 地理的分野
教育基本法、 ○教育基本法に示されている「幅広い知識や教養」に関連して、見開きで学習課題が
学校教育法
及び
示され、知識の習得・定着のための「地理+α」と、技能の習得のための「本コー
ナー」が設けられている。
学習指導要領 ○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、興味や
との関連
意欲を高めるため、
「学習の活用」や「でかけよう施設見学」が設けられている。
○学校教育法に示されている「基礎的知識及び技能」に関連して、学習項目を確認す
るために「学習の活用」が設けられている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「公民的資質の基礎」に関連して、
「わ
たしたちにできることを考えよう」の中で社会へ参画することが示されている。
○学習指導要領の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、
「プラス自由研究」
で、伝統的な街並みを後世に引き継ぐための、歴史的都市の景観保全の取り組みが
記載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(地理−5∼地理−6)に記載。
かながわ教育 ○「思いやる力」の「多様性」に関連して、
「世界各地の人々のくらし」の中で、共生
ビジョンとの
関連
や多様性について記載されている。
○「たくましく生きる力」の「国際化」に関連して、日本と世界とのつながりについ
て記した「紅茶からみた日本と世界」が掲載されている。
○「社会とかかわる力」の「社会とのかかわり」に関連して、その地域での生活の変
化や地域内外の変化を追究する「地理ズームイン」が設定されている。
内
容
○興味や意欲を高めるため、章の学習内容を復習する「学習の活用」が取り上げられ
ている。
○特設ページを節末に設け、地域の生活や地域内外の変化を追究するように構成され
ている。
○アフリカの伝統的な文化とその変化など、多文化共生社会の重要性を認識する主題
が設けられている。
○単元の学習課題に取り組むように、レポートの書き方やそのまとめ方の例が示され
ている。
○神奈川に関連することとして、工業の現状を統計や分布図で示すとともに、近年の
先端技術産業の変化が記載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地理−7∼地理−16)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○判型はB5判で、
見開き2ページが1テーマとして構成されており、
「この教科書は、
大豆油インキと再生紙を使用しています。
」と表記されている。
○巻末に「日本の主な産業の分類」
「日本の農家の定義」
「工業の分類と機械工業の主
な製品」
「世界の主な山・川・島・湖」
「日本の主な山・川・島・湖」が掲載されてい
る。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地理−17)に記載。
○学習を進めるためのキャラクターが使用されている。
○資料には見開きごとに通し番号が付けられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地理−17)に記載。
地理−4
【資料Ⅱ】
教科種目名《社会(地理的分野)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を
養うこと。
東書
教出
帝国
日文
幅広い知識と技能の習得のために「地理にアクセス」と「地理スキルアップ」が設けられている。
世界および身近な地域の調査について、テーマをもって学習する活動の場面が設定され、国や地域を
見つめる機会が設けられている。
学習内容や習得事項を確認し、次の学習につなげるための「チェック&トライ」「学習のまとめ」が
設けられている。
見開きで学習課題が示され、知識の習得・定着のための「地理+α」と、技能の習得のための「本
コーナー」が設けられている。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との
関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
東書
「○○追究テーマ」などで自己学習するときの課題が示されている。
教出
多くの視野で国や地域を見つめ、自らテーマをもって学習する活動の場面が設定されている。
帝国
「○○地方を見る手がかり」というコラムを設けて、関係する資料や写真を提示し、テーマ設定の
きっかけとなる資料が掲載されている。
日文
地域の生活や地域内外の変化を追究する「プラス自由研究」が設けられている。
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画
し、その発展に寄与する態度を養うこと。
東書
新しい文化を取り込んでいく事例を示し、どのように社会参加をしていくかのヒントが示されてい
る。
教出
「現代日本の課題を考えよう」で、課題解決例を提示し、社会参画のあり方が示されている。
帝国
「よりよい社会に向けて」に、地域社会の向上をめざす事例が掲載されている。
日文
「今の日本」「環境+α」で地域活性化の事例を挙げ、私たちが社会でできることが提示されている。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
東書
「インタビュー」で、イヌイットは捕らえた動物を余すことなく生活物資に活用していることを取り
上げ、自然と共存して生活している様子が示されている。
教出
各地の環境問題の取組を通して、その解決に取り組んでいくことが記載されている。
帝国
地球温暖化やオゾン層の破壊などの環境問題が取り上げられ、私たちがすべきことが示されている。
日文
ラムサール条約等、環境保全の取組を通して地球環境を守っていく事例が示されている。
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発
展に寄与する態度を養うこと。
東書
世界の人々の服装・住居・食事などを取り上げ、伝統的な暮らしとその変化が示されている。
教出
世界の様々な言語・宗教と人々の暮らしを通して、多様な文化が示されている。
帝国
新幹線の輸出などをコラムで記し、日本人が国際社会に貢献している様子が示されている。
日文
アフリカの伝統的な文化とその変化など、多文化共生社会の重要性を認識する主題が設けられてい
る。
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教
育が組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んず
るとともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。
東書
学習への理解と意欲を高めるために、項目ごとに学習のまとめ「確認」が設けられている。
教出
「現代日本の課題を考えよう」で課題を投げかけ、課題解決例を提示することで、社会参画のあり方
が示されている。
帝国
技能や思考力を高めるために「技能をみがく」が設けられている。
日文
子どもたちの興味や意欲を高めるため、「学習の活用」や「でかけよう施設見学」が設けられてい
る。
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させる
とともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学
習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
東書
現代までの公害問題や環境保全、地球温暖化などの環境問題について取り上げられている。
教出
子どもの主体的な学習を補うために各単元の最後に、内容の確認作業が示されている。
帝国
「さらに深めよう」の「近代化産業から歴史的背景を知ろう」では、建造物から歴史的事実を考え
る、発展的な課題が示されている。
日文
学習項目の確認を行うために、「学習の活用」が設けられている。
地理−5
○学習指導要領の教科の目標
広い視野に立って、社会に対する関心を高め、諸資料に基づいて多面的・多角的に考察し、我が国の国土と歴史に対す
る理解と愛情を深め、公民としての基礎的教養を培い、国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として必要
な公民的資質の基礎を養う。
東書
地域の将来像を考えることで、地域にかかわっていこうとする姿勢をはぐくむことが記載されてい
る。
教出
「地域に向けて発信しよう」の中で、まちを元気にするアイデアを考えて、地域の方を招いて発表す
る実践事例が記載されている。
帝国
グローバル化した世界の文化を理解するために、気候や歴史的な背景、自然条件によって異なる各地
の人々の生活の様子が記載されている。
日文
「わたしたちにできることを考えよう」の中で、中学生の私たちに何ができるかという主体的な社会
への参画が示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
東書
調査についての方法や、レポートの作り方、発表・意見交換などが記載されている。
教出
身近な地域調査では段階を踏んで調査し、発表会を行う活動が設けられている。
帝国
日文
身近な地域調査ではステップを踏み、調査から発表までの活動が示されている。
単元の学習課題に取り組む工夫がなされ、レポートの作成、報告の方法が記載されている。
伝統や文化に関する教育の充実
東書
地名や特産品の由来と各地の郷土料理など、伝統の中で形作られてきた文化や生活が記載されてい
る。
教出
日本の世界遺産や伝統工芸などの学習を紹介し、継承していくことの大切さが記載されている。
帝国
東アジアと日本文化の形成との歴史的なかかわりが、本文やコラムで紹介されている。
日文
「プラス自由研究」で文化や歴史を活用した観光を紹介し、日本の伝統と文化の特徴が示されてい
る。
道徳教育の充実
東書
「地理にアクセス」でアパルトヘイト体制の崩壊が取り上げられ、差別や偏見のない社会の実現に向
けた事例が記載されている。
教出
「多文化社会をめざして」で、アボリジニの文化の尊重と保護への取組が記載されている。
帝国
「日本の底力」に、アフリカで井戸掘りに取り組む青年海外協力隊員の姿が紹介され、国際貢献につ
いて考える機会が設けられている。
日文
「多民族国家と環境問題」で、アメリカでの黒人差別とその解消に向けた取組が記載されている。
体験活動の充実
東書
教出
帝国
日文
「日本の諸地域」の学習で自然環境を生かした活動が行われている地域が記載されている。
自然や地域の伝統的な文化を壊すことなく自然を楽しむ「エコツーリズム」を紹介し、自然を活用し
た体験活動が日本各地で実施されていることが取り上げられている。
体験的な活動について、テーマ設定から調査・まとめ・発表まで、順序立てて取り上げている。
体験や見学を通して、知識が深められることを意識した学習活動が、特設ページ等で設けられてい
る。
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
東書
「防災マップを調べよう」で、身近な地域で防災に協力する姿勢と普段の備えの大切さが取り上げら
れている。
教出
「発展途上の都市と貧困」「公害を乗り越えて」の中で、生命の大切さが示されている。
帝国
地域にあった文化や異文化社会を考えるために世界各地の人々の生活の様子が示されている。
日文
「国旗の説明」「世界各地の人々のくらし」の中で、共生や多様性について示されている。
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
東書
教出
帝国
日文
世界の食への関心を高め、理解を深めるために、国によってカレーの食べ方が異なることが示されて
いる。
国際都市東京が、情報力や交通の拠点として発展してきていることが紹介されている。
日本の技術や文化が諸外国に取り入れられていることが「日本の底力」で示されている。
日本と世界とのつながりについて記した「紅茶からみた日本と世界」が掲載されている。
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
東書
地元の就労者の話が掲載され、勤労観や地域貢献への取組が示されている。
教出
各地域での仕事を紹介し、様々な環境を利用した職業があることが記載されている。
帝国
環境保全の取組により、地域の産業が活性化した事例が掲載されている。
日文
その地域での生活の変化や地域内外の変化を追究する「地理ズームイン」が設けられている。
地理−6
3 内容
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
⑮
⑯
⑰
※
取り上げている国(数)
自然環境を取り扱っているページ(数)
人口を取り扱っているページ(数)
資源・エネルギーと産業を取り扱っているページ(数)
地域間の結びつきを取り扱っているページ(数)
世界の諸地域ごとの主題
日本の諸地域ごとに中核とした項目
身近な地域の例として取り上げられている地域
神奈川県に関連する記載事項
北方領土について取り上げている記載事項
竹島について取り上げている記載事項
尖閣諸島について取り上げている記載事項
慰安婦または従軍慰安婦について取り上げている記載事項
強制連行について取り上げている記載事項
拉致について取り上げている記載事項
エネルギー問題について取り上げている記載事項
震災についての記載事項
⑨∼⑰については、本文に記載されている文を引用
(図・表・年表等で取り扱われているものも含む)
調 査 研 究 事 項
①
取
り
上
げ
て
い
る
国
東 書
教 出
帝 国
日 文
12
19
13
15
アフリカ(数)
8
8
5
3
ヨーロッパ(数)
9
15
12
12
南北アメリカ(数)
8
10
12
7
オセアニア(数)
6
4
5
6
43
56
47
43
アジア(数)
合 計
調 査 研 究 事 項
②
自然環境(ページ数)
③
人口(ページ数)
④
資源・エネルギーや産業(ペー
ジ数)
⑤ 地域間の結び付き(ページ数)
アジア
⑥ ヨーロッパ
東 書
教 出
帝 国
日 文
10
8
12
14
6
4
4
6
10
4
13
6
5
4
4
4
人口集中・自然
急速に進む成長 多様性と経済発 身 近 なも の か
環境(人々のく
と変化
展
らみたアジア
らし)
国 境 を自 由 に 文化や産業の歴
国どうしの統合 統 合 を 強 め る
こ え られ る く 史的背景
による変化
国々
らし
地理−7
アフリカ
主な生産品にた
植 民 地支 配 の
人々の暮らしと
伝統的な文化と
よる生活からの
歴 史 と産 業 の
その変化
近代化
変化
かかわり
北アメリカ
世界に大きな影 世 界 をリ ー ド 世界じゅうに影
さかんな農業や
響力を持つ北ア す る 大規 模 な 響をあたえる産
工業の変化
メリカ
産業
業
南アメリカ
開発の進展と環
開発と環境
境問題
オセアニア
他地域と結びつ
強まるアジアと
移 民 と多 文 化
くオセアニア
結びつきの変化
の結びつき
社会
九州地方
中国・四国地方
近畿地方
⑦ 中部地方
環 境 問 題 ・ 環 境環 境 問 題 ・ 環 境
環境問題・環境
自然環境
保全
保全
保全
人口や都市・村 人口や都市・村 他 地 域と の 結 人口や都市・村
落
落
びつき
落
歴史的背景
歴史的背景
環境問題・環境
保全(歴史的景 歴史的背景
観)
産業
産業
産業
産業
関東地方
他地域との結び 他地域との結び 人口や都市・村 他地域との結び
つき
つき
落
つき
東北地方
生活・文化
生活・文化
生活・文化
生活・文化
北海道地方
自然環境
自然環境
歴史的背景
自然環境
⑧ 身近な地域の例として取り上げ 静岡県静岡市
られている
⑨
ブ ラ ジル に み
る 環 境問 題 と 開発と環境問題
対策
神奈川県に関連する記載(数)
愛知県名古屋市 東 京 都八 王 子 愛知県小牧市
市
22
37
20
33
⑨ 神奈川県に関連する記載事項
東 書
P121 江戸時代の区分(武蔵、相模)
P135 鎌倉市の防災マップ
P140 日本の人口分布図 100万人以上の都市(横浜市、川崎市)
P150 日本のおもな工業地帯・地域(分布図)
P153 IT産業の従業者数の県別割合(グラフ、2011)
P154 日本とヨーロッパ間の所要時間とルートの変化(横浜∼パリ間)
P166 環境モデル都市に選定されました。
(2010 年現在)
(横浜市)
P174 全国の主要官庁の分布(横浜市)
、地方運輸局の所在
P201 「東京、横浜などの大都市では、都市化の進展にともなう環境の変化から、都市
部の気温が周辺部よりも高くなるとヒートアイランド現象が見られます。また、
ビルとビルの間や大きなビルの周辺では、強風がふいたり、ビルが日差しをさま
たげたりすることも問題になっています。
」
P201 1 年間に 30℃をこえた時間の変化(1980∼1984 年と 2003∼2007 年の統計)
(横浜、海老名、小田原、辻堂の地名が掲載)P202 関東地方の人口(地図、横
浜・川崎・相模原・厚木・藤沢・鎌倉・横須賀・平塚・小田原)
地理−8
東 書
教 出
P202 横浜市、川崎市、相模原市……5つの政令指定都市があります。東京大都市圏を
形成するこれらの都市では、地価が高く、住宅問題やごみ問題など、過密にとも
なう都市問題をかかえています。
」
P203 「東京、神奈川……4都県は第三次産業人口の割合が7割をこえています(2007
年)
P203 関東地方の産業⇒土地利用を色別、製油、自動車、だいこん、みかんが産業とし
て紹介
P205 「東京の中心部に集中する都市機能を各地に分散する動きが見られました。神奈
川県には横浜みなとみらい21が……略……建設されました。
」
P206 「横浜港や川崎港……などの工業港では、石油や石炭、鉄鉱石、小麦、とうもろ
こしなどの
P206 都県別の工業生産額とうちわけ(グラフ H20)
P207 「三浦半島では、冬では暖かい気候を利用して、大都市向けに1年を通して野菜
や花が生産されています。
」
P207 「横浜の中華街などには、週末になると各地からたくさんの人々が訪れます。
」
脚注 毎日の生活のための協力 「東京都の水は、……約 19%が多摩川水系……によっ
てまかなわれています。
」
P208 「横浜港などは日本有数の貿易港であり、さまざまな商品の積みおろしが行なわ
れています。
」
P208 日本の港湾別貿易額(上位 10 位 グラフ 2009 年)
(横浜港・川崎港)
都道府県別の外国人登録者数の割合
P259 用語解説 政令指定都市「2010 年4月に神奈川県相模原市が全国で 19 番目の政
令指定都市になった。
」
P126
P127
P127
P128
P142
P147
P165
P165
P166
P171
P181
P182
P188
P189
P195
P205
P208
P208
P208
P209
P209
P211
P211
日本の都道府県と七地方区分(地図)
「神奈川県横浜市……略……のように港を中心とした港町……」
都道府県庁所在地(横浜市)
昔の国の区分(武蔵と相模)
日本の人口密度の分布(川崎市、横浜市、相模原市)
日本の主な工業地域の地域構成(京浜工業地帯)
「1975年、神奈川県に本社をおく自動車会社の工場が福岡県苅田町に進出しまし
た。」
日本のエコタウンの分布(川崎市)
日本各地の公害病の認定患者数(2007年12月末時点)(川崎市・横浜市)
政令指定都市の分布(横浜市、川崎市、相模原市)
港湾都市 横浜市「みなとみらい21」地区(写真)
日本の中央部の自然環境と暮らし(地図)⇒県名とその位置、県庁所在地の位置と
人口2位の都市の位置
日本の工業地帯 工業地域の生産割合の変化(京浜工業地帯)
日本の主な製鉄工場の分布(川崎市)
「東アジアと結びつく街」(横浜市の中華街)
日本の主な地場産業の分布(箱根町の寄木細工)
「東京の発展とともに、東京都の西部や神奈川県、……略……でも宅地開発が進
められてきました。」
「関東平野は……略……関東山地に源流をもつ荒川、多摩川、相模川などの河川
によって造られた日本で最大の面積をもつ平野です。」
「関東平野のなかには、……略……相模原台地などの台地が多くみられ、富士山
などによる火山灰が積もった関東ローム層でおおわれています。」
関東地方の地勢と各都県(県名、位置、県庁所在地横浜市、川崎市、箱根山)相
模川 多摩川 三浦半島 相模湾(地図)
三浦半島と城ヶ島(写真)
東京周辺の昼間と夜間の人口
地域別の情報発信量(グラフ)(神奈川県)
地理−9
教 出
帝 国
P212 「港北などのニュータウンでは大規模な開発が行われ、多くの森林や農地が住宅
地に変わりました。」
P212 東京23区への通勤・通学者人口の分布(横浜市、川崎市、相模原市等のデータと
港北ニュータウンの位置
P213 東京周辺の地価分布(神奈川県、藤沢市等)
P213 東京の市街地の拡大(神奈川県、相模原市等)
P214 東京から横浜にかけての東京湾岸では、明治時代から埋立地に工場が建設され、
京浜工業地帯をして発展しました。」
P214 「また、神奈川県の内陸部にも自動車、電気機器などの工場が東京湾岸から移転
し、工業地帯は拡大しました。」
P215 「神奈川県……には企業や国の研究施設が多く、新しい製品の開発を研究の面か
ら支えています。」
P215 臨海部に広がる京浜工業地帯(写真、2009年川崎市上空)
P215 地域別の工業別生産額の割合(グラフ)(神奈川県)
P216 世界との交通の拠点「東京に近い横浜港は長い間日本の「海の玄関」として利用
されてきました。旅客輸送の中心が航空機に移った現在でも、自動車の輸出をは
じめとする貨物輸送が盛んで日本有数の貿易港として発展しています。」
P216 横浜港の本牧ふ頭(写真)
P217 横浜港の貿易品目(グラフ 2008年)
P217 日本の主な港の貿易額 横浜港 川崎港 (2008年)
P229 日本の無形文化遺産の分布(2009)(チャッキラコ 三浦市)
P145
P156
P156
P209
P210
P210
P220
P220
P221
P224
P224
P225
P225
P225
P227
P228
P228
P228
P230
P243
日本の人口密度と主な都市(横浜市、川崎市、相模原市)
日本の主な工業地域(京浜工業地帯)
主な工業地域の工業出荷額の内訳(東京・神奈川)
おもな港の輸出の内訳(グラフ、2007年)(横浜港)
名古屋市から1時間30分で行ける範囲(横浜市)
愛知県のキャベツのおもな出荷先(神奈川)
関東地方の自然 横浜市、川崎市、多摩川、相模川、丹沢山地、箱根山、相模湾
「房総半島と三浦半島に囲まれた東京湾は臨海部の大部分か埋め立てられ、自然
のままの海岸線はほとんど見られません。」
関東地方の人口密度(横浜)
「東京大都市圏は都心から放射状にのびる鉄道に沿って周辺の県まで広がってい
ます。 ここには、横浜、川崎…略…などの多くの都市があり、東京中心部と結
びつきながら発展しています。」
東京大都市圏の拡大とおもなニュータウン(港北ニュータウン)
「東京についで人口が集まる横浜」
横浜の「みなとみらい21」地区(写真)
東京23区へ通勤・通学する人の数(神奈川)
関東地方の高速道路網とショッピングセンターなどの分布
「京浜工業地帯は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県にわたる日本有数の工業地
域です。」
関東地方のおもな工場の分布(川崎、横浜等)
「また、大田区から川崎市にかけての地域には、高度な技術をもった中小工場が
多く、先端技術産業の研究開発部門と結びついたり、たがいに協力し合ったりし
て、製品をつくっています。」
「おもな野菜の栽培地と東京に出荷される割合」(だいこん(三浦半島))
仙台から鉄道か高速道路を使って3時間でいくことができる範囲(横浜)
地理−10
日 文
P127 面積の広い県とせまい県(2010統計)→第43位(せまい県の第5位)
P127 人口の多い県と少ない県(2010年統計)→第2位
P128 「県名は多くの場合、県庁所在地と同じになっていますが、兵庫県や神奈川県の
ように異なるところもあります。」
P128 県名と県庁所在地が異なる県(神奈川県・横浜市)
P129 人口密度の高い県 第3位…3746人/㎢(2010年)
P129 県内総生産の多い県 第4位…319603億円(2008年)
P129 工業製品出荷額の多い県 第2位…194975億円(2008年)
P130 関東甲信越に含まれる県
P148 関東地方で1年間に気温が30℃以上になる時間数の変化(神奈川県)
P156 日本の人口密度と主な都市の分布 指定都市(横浜市、川崎市、相模原)
P156 人口密度の高い県と低い県(グラフ)(神奈川県)
P164 日本の工業地域 京浜工業地帯
P182 東京湾アクアライン(写真)(神奈川県)
P209 県のデータ(神奈川県)
P209 横浜中華街(写真)
P210 日本の主な大企業の本社所在地 (日産自動車 横浜市西区)
P211 ある企業の国内の事業所の分析 神奈川支社(横浜市)
P212 主な都市の昼間人口と夜間人口の比率(横浜市、川崎市)
P213 「横浜市、……などに、東京の機能を分担するかたちでオフィス街が広がりつつ
あります。しかし、これらの都市は衛星都市の性格の方が強くなっています。」
P213 東京23区への通勤・通学者数(神奈川県)
P214 「最近では、多摩川流域などに、情報通信機械や電子部品をはじめとする先端技
術(ハイテク)産業の工業製品をつくる企業の研究所が集まり、注目されていま
す。」
P215 関東地方の工業 横浜市、川崎市、相模原市、厚木市、横須賀市、藤沢市、平塚
市、小田原市の工業製品出荷額と最も出荷額の多い業種
P215 湾岸部のようす(横浜市鶴見区の埋立地の写真)
P215 輸出入額の多い貿易港(グラフ、2009年) 横浜港
P216 金融・保険業従事者数の割合→8.1% 合計71万人(2007年) (神奈川県)
P216 国内銀行預金残高→5.8% 合計580兆円(2010年) (神奈川県)
P216 大学生・短期大学生数→7.0% 合計304万人(2010年) (神奈川県)
P218 「プラス自由研究 地域の結びつきの変化を見る∼神奈川県川崎市を例に∼(発
展的内容)
P223 自動車組み立て工場の分布
P227 「日本のいま リニアモーターカーが変える結びつき」東京ー名古屋間は 2020 年
代の開通が想定されています。途中駅は神奈川、山梨、長野……略……の各駅に
1駅ずつ設置する計画です。
」
P228 明治以前の道・国と現在の県(武蔵、相模)
P246 全国の小京都 湯河原町
P265 環境モデル都市の分布 横浜市
⑩ 北方領土について取り上げている記載事項
東 書
P116 択捉島→日本最北端の島として掲載 散布山(写真)
P117 「北海道の東にある北方領土は、歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島から成り立
っています。周辺の海域は、かにやこんぶなどの水産資源に恵まれており、かつ
ては多くの日本人が暮らしていた日本固有の領土です。しかし、第二次世界大戦
後にソビエト連邦(ソ連)が占領し、ソ連解体後もロシア連邦が引き続き占拠し
ており、現在、この島々に日本人は住んでいません。一方 1992 年からは「ビザな
し交流」が進められ、もと島民であった日本人と現在住んでいるロシア人との相
互訪問が行われるようになりました。日本は一貫して北方領土の返還を求めてい
ますが、いまだに実現されていません。
」
P117 日本の領土返還の歴史と北方領土(地図、略年表 区域の解説)
P117 北方領土の人々との交流(色丹島 2008 年 写真)
地理−11
教 出
帝 国
P124 択捉島(写真) P124日本の領海と排他的経済水域→国土の北端と示す
P125 「日本の固有の領土であるにもかかわらず、現在、日本人が住むことのできない
島々があります。それは、北海道の東に位置する歯舞群島、色丹島、国後島、択
捉島の島々で、これらを北方領土と呼びます。北方領土は、1945 年の第二次世界
大戦の終結後にソ連に占領され、ソ連の解体後もロシア連邦によって不法に占拠
されています。また、日本とロシア連邦との間には、現在まで平和条約が結ばれ
ていません。日本政府は、ロシア連邦に対して北方領土の返還を求めていますが、
いまだ実現されていません。
」
P125
交流する子どもたち(写真 2008 年 色丹島)解説「北方領土に暮らす人々と
の「ビザなし交流」も行われています。
」
P125
北方領土とその周辺(地図)
P221 野付半島と北方領土の国後島(写真)
P237
北海道地方の地勢→歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島の位置を示す
P221 北洋漁業の漁場と排他的経済水域 北方領土が北洋漁業にどのような影響がある
か考えてみよう
P266
用語解説「北方領土」
「北海道の東にある歯舞群島、色丹島、国後島、択
捉島を指す。明治時代にロシアと結ばれた樺太・千島交換条約によって、北方領
土より北のシュムシュ島からウルップ島までが日本の領土となった。第二次世界
大戦後の 1951 年、サンフランシスコ平和条約により、日本はこれらの島々を放棄
した。しかし、当時のソ連はこの条約の調印を拒否し、千島列島の帰属が未定と
なっている。日本政府は、北方領土を条約で破棄した島に含まれない日本固有の
領土とした立場をとっており、ロシア連邦に対して返還を求めている。
」
P124
P125
P125
P125
P248
日 文
P120
P122
P123
P123
P123
日本の東西南北の「はし」と排他的経済水域の範囲→日本の北端として択捉島
を挙げている。写真入り
「日本の北のはし、北方領土」
(補充的内容 カコミ教材)
「北方領土は日本固
有の領土で、国後島・択捉島・色丹島・歯舞群島のことをいいます。このあたり
は、こんぶやカニなどの水産資源が豊富で、すぐれた漁場になっています。かつ
てここには多くの日本人が住んでいました。しかし、1945 年にソ連に占領され、
その後ロシアに引きつがれました。日本はロシアに対して北方領土の返還を求め
続けていますが、解決していません。
」
羅臼港から見た国後島(写真 北海道,羅臼町)
北方領土周辺の地図
北海道地方の自然→地勢図で4つの島名と島の位置
日本とその周辺のようす→択捉島を国土の北端として紹介(北緯45°33′)
日本の領域と排他的経済水域→択捉島…島名と島の位置
「歯舞群島・色丹島・国後島・択捉島からなる北方領土は、日本固有の領土で
ありながら、1945(昭和20)年にソ連に占領され、現在もロシアに不法に占拠
されています。日本はその返還を強くロシアに要求していますが、まだ実現は
していません。最近では、日本人の元島民と北方領土に住んでいるロシア人と
のあいだで、相互訪問などの交流が行われています。」
日本の北端、択捉島(北海道)写真と解説
「北方領土にはかつて日本人が
くらしていました。また、周辺の海域はこんぶやかになどの水産資源が豊富で
す。」
北方領土付近の国境の変化→1855年、1875年、1905年、第二次世界大戦後∼現
在の略地図
地理−12
⑪ 竹島、 ⑫ 尖閣諸島について取り上げている記載事項
竹島について取り上げている記載事項
東 書
P117 「日本の海上竹島は、日本固有の領
土ですが、韓国が占拠しており、対
立が続いています。」竹島(島根県
2008年)
尖閣諸島について取り上げている記載事項
記載事項なし
P117 (写真)
教 出
P124
日本の領海と排他的経済水域(位 P124
置を示す)
P117
「また、日本と韓国との間にも、島
根県をめぐる領土問題があります。
竹島は日本固有の領土であり1905年
から島根県の一部としてきた島です
が1952年以降、韓国政府が不法な占
拠を続けています。」(2008年島根
県隠岐の島町)左の島には韓国が建
設した施設があります。
P157
日本の領海と排他的経済水域(島の位
置が確認可)
九州地方の地勢と各県(尖閣諸島の位
置を示す)
P117 竹島(写真)
帝 国
日 文
P124
日本の東西南北の「はし」と排他 P166
九州地方の自然(地勢図で島名とその
的経済水域の範囲(地図内に島名と
位置が確認可能)、(および、沖縄県に
島の位置が確認)
属していることも確認可能)(島根の表
P125 「日本の北のはし、北方領土」
記)
(補充的内容)カコミ記述内
「日本固有の領土である竹島(島根
県)についても、韓国との間に主張
の相違があります。」
P180
中国・四国地方の自然(島名とそ
の位置)(島根の表記)および島根
県に属していることが確認)
P122
日本の領域と排他的経済水域(島 P122
名と島の位置)
日本の領域と排他的経済水域→島名と
島の位置
P123
「1905年に日本が島根県に編入し P123
た竹島は、総面積0.23k㎡ほどの
小さな島です。1952年から、韓国は
自国の領土であると主張していま
す。」
「地理+α 尖閣諸島と沖の鳥島」(発
展的内容) 「尖閣諸島は、日本が明治
時代に領土であると宣言した沖縄県に
属する島々です。中国は、1970年代から、
尖閣諸島を領土として主張しはじめま
した。」
P123
竹島の写真(島根県)
P123
地理−13
写真(沖縄県)
⑬ 慰安婦について取り上げている記載事項
全教科用図書において該当する記載事項なし
⑭ 強制連行について取り上げている記載事項
東 書
教 出
帝 国
日 文
P217 「在日韓国・朝鮮人のなかには、日本が朝鮮半島を植民地として支配していた時
代にしたり、連れてこられたりした人たちやその子孫がいます。」
P195 朝鮮半島との結びつき(補充的内容)カコミ記述内 「近畿地方には、韓国・朝
鮮国籍の人々が多く住んでいます。これらの人々の多くは、日本が朝鮮半島を植
民地支配した時期に、朝鮮半島から職を求めて移住したり、労働者としてつれて
こられたりした人々とその子孫です。」
P243
「日本のいま 国際色・地域色豊かな近畿地方の文化」 (発展的内容)「近
畿地方には、韓国・朝鮮の人々が多く住んでいます。これらの人々のなかには、
第二次世界大戦中に強制的に移住させられた人や、日本で生まれた二世・三世が
います。」
⑮ 拉致について取り上げている記載事項
全教科用図書において該当する記載事項なし
⑯ エネルギー問題についての記載事項、 ⑰ 震災について取り上げている記載事項
エネルギー問題についての記載事項
東 書
P144
震災について取り上げている記載事項
「今日、発展途上国での人口の P134 「大地震はゆれによって家や町を破壊す
増加や産業活動の活発化、自動車
るだけでなく、土砂くずれや地盤の液状化
や電化製品の普及などにより、世
現象などを起こします。震源が海底の場合、
界のエネルギー消費はおおはば
津波が起こることもあります。」
に増えています。特に、化石燃料 P134 新潟中越沖地震で発生した土砂くずれ(写
の大量消費にともなうエネルギ
真 新潟県柏崎市 2007年)
ー消費の増大により、大気中に放 P181 「1995年に発生した阪神・淡路大震災は
出される二酸化炭素などの温室
最大で震度7を記録し、近畿地方を中心に
効果ガスの量が増えていること
大きな被害を出しました。この地震を教訓
が、世界的な問題になっていま
に、地震を発生させる活断層の調査や住民
す。」
の耐震化などの対策がいっそう進んでいま
P146 「日本の資源・エネルギーと環境
す。
∼147 問題」
P181 阪神・淡路大震災の被害(写真 兵庫県
<資料輸入大国日本>
神戸市 1995年)
<日本の電力をめぐる問題>
P225 津波対策の施設(写真 釧路市 2007
<資源の活用と環境への配慮>
年)
地理−14
P132
「中国は、先進国に比べるとエネ
P138
ルギー消費の効率が悪く、その改善
が必要とされています。」
P138
P68 「1980年代から石油や石炭などの資 P138
源の枯渇や環境問題への対策とし P138
て、ヨーロッパ各国では再生可能な
エネルギーの利用が進められていま
す。石油資源のないデンマークでは
風力発電に力を 入れており……」
世界の主な火山と地震源の分布
阪神・淡路大震災の被害(写真)(1995
年)
保存されている野島断層(写真2005年)
兵庫県南部の活断層の分布
補充的内容(カコミ教材)「1995年に起
きた兵庫県南部地震は、兵庫県神戸市を
直撃し17万軒以上の家が壊れ、6,300名以
上の死者を出しました。(阪神・淡路大震
災)。今後も、大都市の直下を震源とする
直下型地震や、近い将来の発生が予測さ
れている東海地震や南海地震など、大規
P73 「地域から世界を考えよう 原子力
模な地震への対策が必要とされていま
発電と環境問題」(発展的内容とし
す。」
て)
P138 「自然がもたらす災害を克服する」
<活断層と地震>
P144 「資源・エネルギーのかたよる分
「過去に津波の被害があった海岸では、
布」 <資源・エネルギーの消費と
防潮堤が造られています。」
課題>
P139 日本周辺の主な地震と活断層の分布(分
P145 <電力と発電方法>
布図)
P266 用語解説「活断層」 「……略……1995
年の阪神・淡路大震災を引き起こした兵
庫県南部地震は、震源近くの活断層であ
る野島断層が横ずれを起こしたことが原
因であった。
教 出
P41
帝 国
P148 「エネルギー鉱産資源の生産と消
費」
P140 「日本は環太平洋造山帯に位置している
ため、火山が多く、よく地震が起こり
ます。」
P148 「さらに深めよう日本の発電所と P140 「大地震が発生すると、地震のゆれによ
新エネルギー」 (発展的内容とし
って建物がこわされたり、山くずれによ
て)
って多くの被害がもたらされたりしま
す。地震のときに海底がずれた場合には、
津波が発生し、沿岸部で人や建物がのみ
こまれ、大きな被害を受けることがあり
ます。
」
P140 おもな自然災害(理科年表平成 17 年ほ
か)
P141 <防災へのくふう>「沿岸部では、津波、
高潮、高波を防ぐ堤防なども建設されて
います。
」
P141 「近年、地震や川のはんらんなどの自然
現象によって、被害が起こりそうなとこ
ろを予測して示したハザードマップをつ
くることで、被害を少なくする試みが始
まっています。
」
P141 津波から町を守る大堤防(岩手県宮古市
写真と模式図)
P202 「震災をのりこえて防災都市へ∼神戸∼」
(発展的内容として)(災害に備えてさ
まざまな工夫をしている神戸市の中学校
の図、防災ジュニアチームによる放水訓
練の写真も合わせて掲載)
地理−15
日 文
P65 「ドイツやデンマークでは、風力発
P150
電を増やすなどして、少しずつ石
油・石炭・天然ガスなどを使った発
P150
電の割合を減らす努力が進められて
います。」
「造山帯では、地震が多く、それにとも
なって津波が発生することがあります。」
「日本は環太平洋造山帯に含まれている
ため、地震や火山の噴火による災害は、
季節を問わず日本全国で起こる可能性が
P205 「福島県に立地する原子力発電所
あります。
」
は、関東地方に電力を供給していま P150 新潟県中越地震で脱線した新幹線(写真
す。人口と産業が集中する日本最大
解説) 「2004年10月に発生しま
の都市圏の生活は、東北地方でつく
した。震度 7 の直下型地震で、68 人が死
られた電力によって支えられていま
亡し、約 5000 人が負傷しました。
」
す。」
P150 ハイチ地震(写真 解説) 「2010 年 1 月
にカリブ海にあるハイチ共和国で発生し
P205 関東地方で消費される電力の発電
ました。震源が浅い直下型地震で、22 万
比率(2009年 東電資料)
人をこえる死者が出ました。
」
P227 「中部地方には、……原子力発電
P150 明治以降の日本の主な地震被害(2010 年
所があります。これらの多くは地元で
刊 理科年表)
はなく、近畿地方や関東地方に電力を
供給しています。」
P227 中部地方の原子力発電所の分布
(関西電力資料ほか)
日 文
P265 「環境ぷらすα 環境に優しい発
電所」(地熱発電)(発展的内容とし
て)
P265 九州地方の地熱発電所の分布
P151 「最近、火山・大雨・津波などの被害の
およぶ範囲や、地震の揺れの強さをあら
かじめ予測したハザードマップをつく
り、住民に注意をよびかける地方自治体
が増えてきました。ハザードマップを活
用して、それぞれの地域で予測される災
害について知り、対策を立てる必要があ
ります。……略……非常用の食料、飲み
水を確保し、海中電灯、ラジオなどを用
意しておくことがたいせつです。
」
P151 災害危険地帯(分布図)
P151 津波対策の大堤防(岩手県宮古市 写真
解説)
「高さは7.7m、頂上の部分の幅
は 3mあります。
」
P152 「地理ズームイン 阪神・淡路大震災」
(発展的内容として)
P153 「出かけよう施設見学 人と防災未来セ
ンターに行こう(兵庫県神戸市)
」 (発
展的内容として)
P259 「日本のいま 巨大地震にそなえて」
「近
い将来、四国沖から静岡県沖を震源とす
る南海地震、東南海地震、東海地震とよ
ばれるプレート境界型の巨大地震が今後
発生するおそれが強まっています。
」
地理−16
4 構成・分量・装丁
調 査 研 究 事 項
構
成
・
分
量
・
装
丁
1 世界の様々な地域
項
目 日本の様々な地域
東書
教出 帝国 日文
(割合:%)
44
44
43
40
(%)
56
56
57
60
2 地図(分布図含む)の数
200
254
234
294
3 グラフの数
362
315
411
406
4 文献資料の数
1
0
2
0
5 読み物資料の数
20
15
37
26
6 略年表の数
1
3
2
2
7 写真や絵の数
583
516
592
787
8 図・表の数
142
66
92
175
2
3
2
5
10 索引の項目数
771
561
672
763
11 判型
AB
B5
B5
B5
総ページ数
263
279
280
305
平成23年度版総ページ数
233
213
228
197
+13% +31% +23%
+55%
9 巻末の学習資料の数
12
増加率(%)
5 表記・表現
調査研究項目
東書
教出
帝国
日文
文章表現や漢字・かなづかい・用語・記号・計量単位・図版など
の使用
適
適
適
適
文字の大きさ・字間・行間・書体など
適
適
適
適
文章・図版などの割付け
適
適
適
適
地理−17
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(歴史的分野)
》
発行者の略号
東書
教育基本法、
○教育基本法に示されている「勤労を重んずる態度」に関連して、
「国境なき医師団」
学校教育法
「国連難民高等弁務官」など、国際協力に貢献してきた人物や組織が記載されてい
及び
学習指導要領
との関連
書 名
新しい社会 歴史
る。
○教育基本法に示されている「体系的な教育」に関連して、
「系図の読み取り方」
「年
代のあらわし方」など基礎的な知識を習得するコーナーが設けられている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、
「インタ
ーネットを利用しよう」
「図書館を利用しよう」など歴史学習に必要な技能を身に
付ける「歴史スキル・アップ」が設けられている。
○学習指導要領の教科の目標に示されている「国土と歴史に対する理解と愛情」に関
連して、各章の終わりに「この時代の特色をとらえよう」で時代の特色をまとめる
コーナーが設けられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、巻頭に
「日本の世界遺産」
「日本の国宝」
、巻末に「各地のおもな史跡」の写真と解説が掲
載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(歴史−8∼歴史−10)に記載。
かながわ教育
○「思いやる力」の「人権教育」に関連して、アイヌの人々、在日韓国・朝鮮人、外
ビジョンとの
国人労働者などに対する差別や偏見をなくすよう、他者を尊重し多様性を認め合う
関連
ことの大切さが記載されている。
○「たくましく生きる力」の「コミュニケーション能力」に関連して、
「歴史スキル・
アップ」ではコミュニケーション能力を培うために発表のしかたや、ディスカッシ
ョンやディベートの方法が記載されている。
○「社会とかかわる力」の「社会とのかかわり」に関連して、
「将来の身近な地域に
ついて提案しよう」
「まちの変化から歴史を探る−わたしたちが考える将来のいわ
き−」など、地域貢献活動にかかわる内容が示されている。
内
容
○作業や活動が「えんぴつマーク」で示されている。
○「歴史にアクセス」で授業後に学習するための課題が設けられている。
○各章末の「深めよう」で様々な地域の歴史に関する内容を紹介し、伝統や文化、問
題点を考えるコーナーが設けられている。
○「わたしたち歴史探検隊 地域の歴史を調べてみよう」では、身近な地域の将来に
ついて考えて提案する言語活動の事例が示されている。
○神奈川に関連することとして、
「開国ともののはじめ」のイラストマップでのまと
め方の事例に横浜が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−12∼歴史−24)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○判型は、AB判で、見開き2ページを1テーマとして構成されている。また、
「こ
の教科書はカラーバリアフリーを含むユニバーサルデザインに配慮しています。こ
の教科書は再生紙・植物油インキを使用しています。
」と表記されている。
○巻末に「歴史の中の植物」
「各地の主な史跡」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−25)に記載。
○学習を進めるためのキャラクターが使用されている。
○資料には見開きごとに通し番号が付けられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−25)に記載。
歴史−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(歴史的分野)
》
発行者の略号
教出
教育基本法、
○教育基本法に示されている「勤労を重んずる態度」に関連して、
「人物から歴史を
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
中学社会 歴史 未来を開く
探ろう」では各時代に生きた人物を取り上げ、エピソードを通して、時代の様子や
人々の生き方などが記載されている。
○教育基本法に示されている「体系的な教育」に関連して、小学校で学習した歴史上
の人物を振り返り、小学校で登場した人物と新しく登場する人物を色分けするなど
小学校との接続が図られている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、既習事項
を活用して自分の言葉で時代をまとめる「学習のまとめと表現」が設けられている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「多面的・多角的に考察」に関連して、
「時代の変化に注目しよう!」を各章に設け、考察するための資料が取り上げられ
ている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統と文化」に関連して、
「郷土
の歴史を探ろう」で、地図や写真を活用して身近な地域の伝統文化に関する調査を
行う活動が設けられている。
*詳細は、資料Ⅱ(歴史−8∼歴史−10)に記載。
かながわ教育
○「思いやる力」の「人権教育」に関連して、人権確立の歩みとともに平等な社会を
ビジョンとの
追究するために、女性やアイヌ民族に関する人権問題の事例が記載されている。
関連
○「たくましく生きる力」の「コミュニケーション能力」に関連して、各章に「時代
の変化に注目しよう!」が設けられ、設定された課題に対し、自分の意見を発表す
る機会が設けられている。
○「社会とかかわる力」の「自然や人とのふれあい体験」に関連して、
「地域の遺跡
や古墳を訪ねて」などの地域調査を例示し、遺跡巡りで大切なことや学芸員の方と
のかかわり方が記載されている。
内
容
○生徒が課題意識をもてるように、学習のねらいが脚注に示されている。
○「読み解こう」では、絵・地図・グラフなどの資料を読み取るための学習方法が示
されている。
○「郷土の歴史を探ろう」では、地域で実際に調査活動している例が、注意点をそえ
て示されている。
○学習したことを整理しながらまとめ、新たな課題が「トライ!」で示されている。
○神奈川に関連することとして、かつて幕府の建物があった場所を示した鎌倉の写真
や復元された箱根関所の写真が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−12∼歴史−24)に記載。
○判型は、B5判で、見開き2ページを1テーマとして構成されている。また、
「こ
構 成
・
分 量
・
装 丁
の教科書はカラーユニバーサルデザインに配慮して、見やすいカラーデザインにな
っています。また、環境にやさしい再生紙と大豆油インキを使用しています。
」
「印
刷にはバイオマスで発電されたグリーン電力を使用しています。1部印刷するにあ
たり 135Whのグリーン電力を使用しています。
」と表記されている。
○巻末には「都道府県と昔の国の対照表」
「博物館を利用しよう」
「各地の主な遺跡・
史跡・できごと」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−25)に記載。
表記・表現
○学習を進めるためのキャラクターが使用されている。
○資料には見開きごとに通し番号が付けられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−25)に記載。
歴史−2
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(歴史的分野)
》
発行者の略号
清水
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化」に関連して、明治・大正時代の食生活を
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
新中学社会 歴史 日本の歴史と世界
紹介し、西洋料理の導入が食習慣を変化させたことが「深める歴史」に記載されて
いる。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、章末に
は学んだ出来事を時系列で把握するための年表が設けられ、歴史的意義を探究する
ための課題が設けられている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、
「深める
歴史」で歴史上の人物・事件などのコラム記事が掲載されている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「公民としての基礎的教養」に関連し
て、今日の課題を考えるために「世界の課題」と「日本の課題」が記載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、章末の「整
理してまとめよう!」で自分の考えをまとめる機会が設けられている。
*詳細は、資料Ⅱ(歴史−8∼歴史−10)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「他者の尊重」に関連して、
「日本の課題」の中で、ボランティ
ア活動をする写真資料が掲載されている。
○「たくましく生きる力」の「国際化」に関連して、日本文化としてのマンガが世界
に広がる様子が紹介されている。
○「社会とかかわる力」の「社会貢献」に関連して、歴史上の人物の生涯がコラムに
記載されている。
内
容
○章末の「整理してまとめよう」で、時代の特色をまとめる表が示されている。
○「江戸から東京」では江戸時代からの変化の様子を考えるために、絵図、絵、写真
が掲載されている。
○伝統や文化の学習として、
「深める歴史」で「宮廷の女性の仮名文字」が取り上げ
られている。
○「室町時代の伝統・芸能」で、現在も引き続き行われている行事や使われている道
具等を考える課題が設けられている。
○神奈川に関連することとして、川﨑市市民ミュージアムを訪れ、調査してまとめる
作業行程が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−12∼歴史−24)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○判型は、B5判で、見開き2ページを1テーマとして構成されている。また、
「こ
の教科書は、見やすく読みまちがえにくいユニバーサルデザインの文字を使用して
います。
」
「この教科書は再生紙および一部に環境に配慮したインキを使用していま
す。
」と表記されている。
○巻末には「国と都道府県」
「生活の歴史」
「日本の歴史遺産」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−25)に記載。
○学習を進めるためのキャラクターが使用されている。
○資料には見開きごとに通し番号が付けられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−25)に記載。
歴史−3
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(歴史的分野)
》
発行者の略号
帝国
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化」に関連して、
「絵巻物から政治の変化を
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
社会科 中学生の歴史 日本の歩みと世界の動き
考えてみよう!」では、当時の産業や人々の生活を読み取る事例が掲載されている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
「歴史
に挑戦」で討論することができるコーナーが設けられている。
○学校教育法に示されている「思考力・判断力・表現力等」に関連して、各時代の導
入部に「タイムトラベル」を設け、その時代の人々の姿がイラストで紹介され、時
代の特色を読み取る課題が設けられている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「多面的・多角的に考察」に関連して、
「土佐藩の浪人が京都で暗殺される」では、様々な資料を提示し、自分の意見を作
り上げ発表する機会が設けられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、学習のま
とめとして「技能をみがく」で、既習事項を踏まえて自分で課題を考えて表現する
機会が設けられている。
*詳細は、資料Ⅱ(歴史−8∼歴史−10)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「共生」に関連して、
「今とのつながり」で「核兵器開発競争と
日本」で、日本の役割について示されている。
○「たくましく生きる力」の「国際化」に関連して、コラム「未来につながる社会」
で、これからの国際的な協力の必要性が記載されている。
○「社会とかかわる力」の「社会に貢献」に関連して、自然を大切にし、環境の保全
に寄与する態度を養えるよう、コラム「足尾の山に緑を」が掲載されている。
内
容
○各時代の導入部に「タイムトラベル」を設け、その時代の人々の生活の姿や風景が
イラストで描かれている。
○1単元の最後に、学習内容の理解を深める課題として「チェック&トライ」が設け
られている。
○「資料を活用して時代の変化を考えてみよう!」では、服装から当時の政治や暮ら
しぶりを考える課題が設けられている。
○「学習のまとめ」の「各章のポイントを確認!」で、時代全体の流れを確認する課
題が設けられている。
○神奈川に関連することとして、
「山と海に囲まれた都市鎌倉」
「世界に開かれた港横
浜」
「中華街の形成」
「関東大震災と迫害」などの資料と記述が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−12∼歴史−24)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○判型は、B5判で、見開き2ページを1テーマとして構成されている。また、
「こ
の教科書は、環境にやさしい再生紙・植物油インキを使用しています。
」と表記さ
れている。
○巻末には「世界と日本を結ぶさきがけとなった人々」
「日本地図の歴史」
「江戸時代
のおもしろ地図」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−25)に記載。
○学習を進めるためのキャラクターが使用されている。
○資料には見開きごとに通し番号が付けられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−25)に記載。
歴史−4
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(歴史的分野)
》
発行者の略号
日文
教育基本法、
○教育基本法に示されている「幅広い知識と教養」に関連して、見開きで「学習課題」
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
中学生社会 歴史的分野
が示され、ポイントを確かめるために「学習課題を確かめよう」が設けられている。
○教育基本法に示されている「体系的な教育」に関連して、既習事項の確認ができる
よう、単元の始まりに小学校で学んだ人物や文化遺産が掲載されている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、考察し、
説明する力を付けるために、
「時代の転換」や「学習の活用」のコーナーが設けら
れている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「多面的・多角的に考察」に関連して、
「歴史を掘り下げる」の「欧米に学び、日本を見つめ直す」ではそれぞれの人物の
立場で考え方が異なることが記載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統と文化」に関連して、日本画
の改革から古美術の保存に貢献した岡倉天心が取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(歴史−8∼歴史−10)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「他者の尊重」に関連して、
「平等な社会をめざして」で男女平
等や同和問題について記載されている。
○「たくましく生きる力」の「国際化」に関連して、飛鳥文化や天平文化は、世界や
アジアの文化の影響を受けていることについて、日本の仏像と朝鮮の仏像、日本の
壁画と中国の壁画を並べた写真とともに記載されている。
○「社会とかかわる力」の「社会に貢献」に関連して、
「先人に学ぶ」での杉原千畝
や長与専斎など、人命救助や公衆衛生で社会に貢献した人物が掲載されている。
内
容
○各時代の文化史の項目で、折り込みで文化財の写真が掲載されている。
○「時代の転換」で、前の時代との違いを考える課題が設けられている。
○「先人に学ぶ」の「東大寺の復興」で文化財を未来につなぐ内容が記載されている。
○「学習の活用」の「現代の日本と世界の特色」で、将来について話し合う活動が設
けられている。
○神奈川に関連することとして、幕府のおかれた鎌倉の地形の写真や、解体された小
田原城の写真の資料や記述が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−12∼歴史−24)に記載。
構 成
・
○判型は、B5判で、見開き2ページを1テーマとして構成されている。また、
「こ
の教科書は、大豆油インキと再生紙を使用しています。
」と表記されている。
分 量
○巻末には「五穀と四木三草」
「仏像の種類」
「江戸時代の時刻と二十四節気」
「文化
・
財の種類」
「教科書に出てくる主なできごと・史跡・関係地」が掲載されている。
装 丁
表記・表現
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−25)に記載。
○学習を進めるためのキャラクターが使用されている。
○資料には見開きごとに通し番号が付けられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−25)に記載。
歴史−5
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(歴史的分野)
》
発行者の略号
自由社
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化」に関連して、浮世絵が西洋画に影響を与
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
新しい歴史教科書
えたことがコラム「ゴッホと浮世絵」に掲載されている。
○教育基本法に示されている「体系的な教育」に関連して、既習事項の確認ができる
よう、小学校で習った人物が「人物カードを作ろう」で取り上げられている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、基礎的知識の確
認のために、
「チャレンジしてみよう」で 100 文字にまとめる課題が設けられてい
る。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「多面的・多角的に考察」に関連して、
章の終わりに、時代の概観をまとめ新たな課題を設定し、その後に意見を交換する、
「○○はどんな時代か」が設けられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「道徳教育」に関連して、人物クロ
ーズアップで伊能忠敬の生涯が紹介されている。
*詳細は、資料Ⅱ(歴史−8∼歴史−10)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「多様性」に関連して、
「幕末・明治期の日本人の生き方」では
外国人の見た日本人のマナーやモラルについて感じたことが記載されている。
○「たくましく生きる力」の「思いやり」に関連して、
「人物クローズアップ」での
渋沢栄一の記述の中で、公共心の大切さが記載されている。
○「社会とかかわる力」の「生きること」に関連して、コラム「もっと知りたい」で、
岩宿遺跡を発見した相沢忠洋の生涯が掲載されている。
内
容
○既習事項の確認ができるよう、各章末に解説である「歴史豆辞典」が設けられてい
る。
○見開き2ページのコラムが設けられており、
「もっと知りたい」
「人物クローズアッ
プ」
「外の眼から見た日本人」などがシリーズ化され掲載されている。
○コラム「仏像の見方」で仏像の種類と各部の名称が記載されている。
○各章のまとめとして「ひとこと」作文のコーナーが設けられ、共通のテーマをそれ
ぞれの考えで説明する課題が設けられている。
○神奈川に関連することとして、二宮尊徳や、
「空から見た当時の鎌倉(復元模型)
」
「川崎のコンビナート」の写真が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−12∼歴史−24)に記載。
構 成
・
分 量
○判型は、B5判で、見開き2ページを1テーマとして構成されている。
○古代の単元から現代の単元までが通し番号で示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−25)に記載。
・
装 丁
表記・表現
○学習を進めるためのキャラクターが使用されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−25)に記載。
歴史−6
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(歴史的分野)
》
発行者の略号
育鵬社
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」に関連して、
「読み物コラム」で
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
中学社会 新しい日本の歴史
茶の湯、生け花、武士道、浮世絵などが掲載されている。
○教育基本法に示されている「規律を重んずる」に関連して、文化遺産を見学すると
きの心構えや姿勢が記載されている。
○学校教育法に示されている「環境の保全」に関連して、コラムで「江戸のエコロジ
ー」が取り上げられ、環境保全に寄与する大切さが記載されている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「多面的・多角的に考察」に関連して、
コラム「戦局の悪化と終戦」で、様々な立場の人々の意見が記載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「体験活動」に関連して、人物の気
持ちを感じ取るために、
「歴史のロールプレイ」を教室で上演する事例が示されて
いる。
*詳細は、資料Ⅱ(歴史−8∼歴史−10)に記載。
かながわ教育
○「思いやる力」の「男女平等教育」に関連して、女性に視点をあてた「なでしこ日
ビジョンとの
本史」では、活躍した女性を取り上げ、男女の平等・敬愛と協力などが紹介されて
関連
いる。
○「たくましく生きる力」の「国際化」に関連して、世界の歴史とのかかわりの中で、
外国人から見た明治時代の日本が示され、歴史に対する多面的・多角的な見方が記
載されている。
○「社会とかかわる力」の「社会とのかかわり」に関連して、地域の祭りを調べる課
題学習「身近な祭りを調べてみよう」が取り上げられている。
内
容
○各章の冒頭に、折り込みページの「歴史絵巻」を設け、各時代の歴史の大きな流れ
がイラストとキャラクターの吹き出しを見ながら概観できるように示されている。
○図書館や博物館、インターネットなどの情報の活用例として、課題学習「歴史新聞
を作ろう」が設けられている。
○課題学習「身近な祭りを調べてみよう」では、調べるポイントや発表方法について
示されている。
○歴史的な事件や人物に関心をもつことを図るために「人物コラム」や「なでしこ日
本史」
「読み物コラム」が設けられている。
○神奈川に関連することとして、
「なでしこ日本史」では北条政子が、
「地域の歴史に
名前を刻んだ偉人たち」では二宮尊徳が取り上げられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−12∼歴史−24)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○判型は、B5判で、見開き2ページを1テーマとして構成されている。また、「こ
の教科書は、大豆インキで印刷しています。教科書の本文用紙の一部に、再生紙を
使用しています。
」と表記されている。
○巻末には「インターネットを役立てよう」
「第一次世界大戦前の世界」
「第二次世界
大戦前の世界」
「各地のおもな遺跡・史跡」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−25)に記載。
○学習を進めるためのキャラクターが使用されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(歴史−25)に記載。
歴史−7
【資料Ⅱ】
教科種目名《社会(歴史的分野)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身
体を養うこと。
東書
作業や活動が「えんぴつマーク」で示されている。
教出
「郷土の歴史を探ろう」では、地域調査の手引きとして学区外で活動する際のマナーが示されている。
清水
帝国
身近な地域を調べる際に地図を使いフィールドワークを行う事例が示されている。
1項目ごとに「チェック」、テーマの終わりに「学習のまとめ」が設けられている。
見開きで「学習課題」が示され、ポイントを確かめるために「学習課題を確かめよう」が設けられてい
日文 る。
自由社 「ここがポイント!」で項目ごとのまとめが示されている。
育鵬社 歴史人物を扱った「人物コラム」が設けられている。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との
関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
教出
「国境なき医師団」「国連難民高等弁務官」など、国際協力に貢献してきた人物や組織が記載されてい
る。
「人物から歴史を探ろう」では各時代に生きた人物を取り上げ、エピソードを通して、時代の様子や
人々の生き方などが記載されている。
清水
先祖たちが厳しい自然環境の中で、営々と生活を築いてきたことが記載されている。
帝国
各時代の導入部に「タイムトラベル」を設け、その時代の人々の生活の姿がイラストで描かれている。
日文
九州国立博物館の文化財保存修復の仕事が紹介され、文化継承の仕事の大切さが示されている。
東書
自由社 「もっと知りたい」のコラムで相沢忠洋の遺跡発掘にかける姿が示されている。
育鵬社 個人の価値を尊重し、自らの創造性を培うために、個性のある歴史人物が紹介されている。
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画
し、その発展に寄与する態度を養うこと。
東書
よりよい社会の形成に参画する態度を養うために、身近な地域について考える教材が掲載されている。
教出
清水
人権確立の歩みにふれ、女性やアイヌ民族、身分による差別について取り上げられている。
帝国
民主主義の進展の様子がその時代の政治の様子と関連させて示されている。
男女の平等に関して、現在の状況について生徒が考えられるように、時代背景を踏まえて記載されてい
る。
「中世の女性たち」「平等な社会をめざして」において男女平等の大切さが示されている。
日文
自由社 「迫害されたユダヤ人を助けた日本人」のコラムで、人権の大切さが記載されている。
育鵬社 「なでしこ日本史」で活躍した女性たちを取り上げ、男女の平等・敬愛と協力などが紹介されている。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
東書
教出
清水
現代までの公害問題や環境保全、地球温暖化などの環境問題について取り上げられている。
非核三原則に触れ、核兵器廃絶に取り組む人々の姿を通して、平和に対する思いが取り上げられてい
る。
時代ごとに人々の生活や生産活動を紹介し、自然の中で人類が環境に適応してきたことが示されてい
る。
時代末コラム「人間と自然とのかかわり」を設けて、人間と自然とのかかわりが記載されている。
帝国
日文 江戸期のはげ山対策や、都市のリサイクルに関しての内容が示されている。
自由社 足尾銅山鉱毒問題、水俣病等の公害病について記載されている。
育鵬社 江戸のエコロジーを取り上げ、環境保全に寄与する態度の大切さが示されている。
歴史−8
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発
展に寄与する態度を養うこと。
東書
各章末に「深めよう」で身近な地域の歴史に関する内容を載せ、伝統や文化を尊重する態度について記
載されている。
教出
「日本の世界遺産」「日本の国宝」などの文化遺産が取り上げられている。
帝国
明治・大正時代の食生活を紹介し、西洋料理の導入が食習慣を変化させたことが「深める歴史」に記載
されている。
「絵巻物から政治の変化を考えてみよう!」では、当時の産業や人々の生活を読み取る事例が掲載され
ている。
日文
文化の特色と社会情勢をリンクさせて紹介し、諸外国との関連性からも取り上げられている。
清水
自由社 浮世絵が西洋画に影響を与えたことがコラム「ゴッホと浮世絵」に掲載されている。
育鵬社 「読み物コラム」で茶の湯、生け花、武士道、浮世絵などが掲載されている。
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教
育が組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んず
るとともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。
東書
教出
清水
帝国
日文
「系図の読み取り方」「年代のあらわし方」など基礎的な知識を習得するコーナーが設けられている。
小学校で学習した歴史上の人物を振り返り、小学校で登場した人物と新しく登場する人物を色分けする
など小学校との接続が図られている。
章末には学んだ出来事を時系列で把握するための年表が設けられ、歴史的意義を探究するための課題が
設けられている。
「歴史に挑戦」で討論することができるコーナーが設けられている。
既習事項の確認ができるよう、単元の始まりに小学校で学んだ人物や文化遺産が掲載されている。
自由社 既習事項の確認ができるよう、小学校で習った人物が「人物カードを作ろう」で取り上げられている。
育鵬社 文化遺産を見学するときの心構えや姿勢が記載されている。
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させる
とともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学
習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
東書
「インターネットを利用しよう」「図書館を利用しよう」など歴史学習に必要な技能を身に付ける「歴
史スキル・アップ」が設けられている。
教出
既習事項を活用して、自分の言葉で時代をまとめる「学習のまとめと表現」が設けられている。
清水
「深める歴史」で歴史上の人物・事件などのコラム記事が掲載されている。
帝国
各時代の導入部に「タイムトラベル」を設け、その時代の人々の姿がイラストで紹介され、時代の特色
を読み取る課題が設けられている。
日文
考察し、説明する力を付けるために、「時代の転換」や「学習の活用」のコーナーが設けられている。
自由社 基礎的知識の確認のために、「チャレンジしてみよう」で100文字にまとめる課題が設けられている。
育鵬社 コラムで「江戸のエコロジー」が取り上げられ、環境保全に寄与する大切さが記載されている。
○学習指導要領の教科の目標
広い視野に立って、社会に対する関心を高め、諸資料に基づいて多面的・多角的に考察し、我が国の国土と歴史に対す
る理解と愛情を深め、公民としての基礎的教養を培い、国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として必要
な公民的資質の基礎を養う。
東書
「この時代の特色をとらえよう」で時代の特色をまとめるコーナーが設けられている。
教出
「時代の変化に注目しよう!」を各章に設け、考察するための資料が取り上げられている。
清水
今日の課題を考えるために「世界の課題」と「日本の課題」が記載されている。
「土佐藩の浪人が京都で暗殺される」では、様々な資料を提示し、自分の意見を作り上げ発表する機会
が設けられている。
「歴史を掘り下げる」の「欧米に学び、日本を見つめ直す」ではそれぞれの人物の立場で考え方が異な
日文 ることが記載されている。
章の終わりに、時代の概観をまとめ新たな課題を設定し、その後に意見を交換する、「○○とはどんな
自由社 時代か」が設けられている。
帝国
育鵬社 コラム「戦局の悪化と終戦」で、様々な立場の人々の意見が記載されている。
歴史−9
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
東書
1時間の授業の終わりに学習内容を振り返って自分の言葉で説明したり、要約したりする「確認」が設
けられている。
教出
学習したことを整理しながらまとめ、表現する活動として「トライ!」のページが設けられている。
清水
章末の「整理してまとめよう!」で自分の考えをまとめる機会が設けられている。
帝国
学習のまとめとして「技能をみがく」で、既習事項を踏まえて自分で課題を考えて表現する機会が設け
られている。
日文
今日的課題をテーマとして取り上げる「歴史を掘り下げる」「先人に学ぶ」が設けられている。
章のまとめに「○○はどんな時代か」を設け、時代の概観をつかませた後に課題を設定し、考えをまと
自由社 めるコーナーが設定されている。
育鵬社 日本の神話や仮名文字をコラムで取り上げ紹介されている。
伝統や文化に関する教育の充実
東書
教出
清水
帝国
日文
自由社
育鵬社
巻頭に「日本の世界遺産」「日本の国宝」、巻末に「各地のおもな史跡」の写真と解説が掲載されてい
る。
「郷土の歴史を探ろう」で、地図や写真を活用して身近な地域の伝統文化に関する調査を行う活動が設
けられている。
伝統や文化の教育の充実として、学ぶ方法を例示する「深める歴史」が設けられている。
各時代ごとに文化史のページを設け、時代を代表する文化や伝統を学習する内容が示されている。
日本画の改革から古美術の保存に貢献した岡倉天心が取り上げられている。
コラム「仏像の見方」で、仏像の種類と各部の名称が記載されている。
「読み物コラム」で茶の湯、生け花、武士道、浮世絵などが紹介されている。
道徳教育の充実
東書
教出
清水
帝国
日文
自由社
育鵬社
「身分制度の廃止」や「女性運動の台頭」等で、人権や男女平等について示されている。
「郷土の歴史を探ろう」で、地域調査の手引きとして、校外活動する際のマナーが示されている。
文献資料や写真を取り入れながら、人権思想の発達について示されている。
人権や福祉に関係する内容を、各時代コラム「未来につながる社会」で紹介されている。
「歴史のとらえ方」で歴史の学び方が提示され、その中で真理を求める大切さが示されている。
人物クローズアップで伊能忠敬の生涯が紹介されている。
コラムで女性の活躍を取り上げ、正義と責任、男女平等、公共の精神等の大切さが示されている。
体験活動の充実
清水
「わたしたち歴史探検隊 地域の歴史を調べてみよう」で、将来の身近な地域について提案する言語活
動の事例が紹介されている。
巻末に全国各地の歴史博物館・郷土資料館の活用を支援するガイドが掲載されている。
歴史的探究の態度を養えるよう、作業的な学習や、身近な地域を調査するフィールドワークが取り上げ
られている。
帝国
野外活動など体験的な活動の充実を図るために、始めと終わりに地域調査について記述されている。
日文
「出かけよう!地域調べ」が設けられ、史跡見学や博物館での調べ方などが記載されている。
東書
教出
「幕末・明治期の日本人の生き方」では、外国人が見た日本人のマナーやモラルについて感じたことが
自由社 記載されている。
育鵬社 人物の気持ちを感じ取るために、「歴史のロールプレイ」を教室で上演する事例が示されている。
歴史−10
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
教出
アイヌの人々、在日韓国・朝鮮人、外国人労働者などに対する差別や偏見をなくすよう、他者を尊重し
多様性を認め合うことの大切さが記載されている。
人権確立の歩みとともに平等な社会を追究するために、女性やアイヌ民族に関する人権問題の事例が記
載されている。
清水
「日本の課題」の中で、ボランティア活動をする写真資料が掲載されている。
帝国
「今とのつながり」で「核兵器開発競争と日本」で、日本の役割について示されている。
日文
「平等な社会をめざして」で男女平等や同和問題について記載されている。
東書
「幕末・明治期の日本人の生き方」では、外国人の見た日本人のマナーやモラルについて感じたことが記
自由社 載されている。
女性に視点をあてた「なでしこ日本史」では、活躍した女性を取り上げ、男女の平等・敬愛と協力など
育鵬社 が紹介されている。
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
教出
「歴史スキル・アップ」ではコミュニケーション能力を培うために発表のしかたや,ディスカッション
やディベートのやり方が記載されている。
各章に「時代の変化に注目しよう!」が設けられ、設定された課題に対し、自分の意見を発表する機会
が設定されている。
清水
日本文化としてのマンガが世界に広がる様子が紹介されている。
帝国
コラム「未来につながる社会」で、これからの国際的な協力の必要性が記載されている。
日文
飛鳥文化や天平文化は、世界やアジアの文化の影響を受けていることについて、日本の仏像と朝鮮の仏
像、日本の壁画と中国の壁画を並べた写真とともに記載されている。
東書
自由社 「人物クローズアップ」での渋沢栄一の記述の中で、公共心の大切さが記載されている。
世界の歴史とのかかわりの中で、外国人から見た明治時代の日本が示され、歴史に対する多面的・多角
育鵬社 的な見方が記載されている。
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
東書
教出
清水
帝国
日文
「将来の身近な地域について提案しよう」「まちの変化から歴史を探る−わたしたちが考える将来のい
わき−」など、地域貢献活動にかかわる内容が示されている。
「地域の遺跡や古墳を訪ねて」などの地域調査を例示し、遺跡巡りで大切なことや学芸員の方とのかか
わり方が記載されている。
歴史上の人物の生涯がコラムに記載されている。
自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養えるよう、コラム「足尾の山に緑を」が掲載されてい
る。
「先人に学ぶ」での杉原千畝や長与専斎など、人命救助や公衆衛生で社会に貢献した人物が記載されて
いる。
自由社 コラム「もっと知りたい」で、岩宿遺跡を発見した相沢忠洋の生涯が掲載されている。
育鵬社 地域の祭りを調べる課題学習「身近な祭りを調べてみよう」が取り上げられている。
歴史−11
3 内容
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
※
身近な地域の歴史を調べる学習方法を取り上げている箇所(数)
取り上げている人物(人数)
博物館・郷土資料館などの施設の活用を取り上げている箇所
神奈川県に関連する記載事項
北方領土について取り上げている記載事項
竹島について取り上げている記載事項
尖閣諸島について取り上げている記載事項
慰安婦または従軍慰安婦について取り上げている記載事項
強制連行について取り上げている記載事項
拉致について取り上げている記載事項
エネルギー問題について取り上げている記載事項、
震災について取り上げている記載事項
③、⑤∼⑩については、本文に記載されている文を引用
(図・表・年表等で取り扱われているものも含む)
調 査 研 究 事 項
東書 教出
清水 帝国 日文 自由
育鵬
6
5
1
2
6
1
4
② 古代までの日本(人数)
47
38
43
28
36
54
68
人 中世の日本(人数)
物
近世の日本(人数)
48
45
39
45
39
46
65
76
61
75
62
56
91
110
近代の日本と世界(人数)
126
127
70
100
120
117
216
現代の日本と世界(人数)
48
16
24
21
9
44
65
全時代計
345
287
251
256
260
352
524
③ 博物館・郷土資料館などの施設
の活用を取り上げている箇所
6
4
1
1
4
2
1
④ 関連する資料や記載事項(数)
21
22
22
23
19
24
24
頼朝
○
○
○
○
○
○
○
北条 政子
○
○
○
○
○
○
○
北条 時宗
○
○
○
○
○
○
○
新田 義貞
−
−
○
○
○
−
○
二宮 尊徳
−
−
−
−
−
○
○
ペリー
○
○
○
○
○
○
○
尾崎 行雄
−
○
−
○
−
−
○
神
奈
川
に
関
連
す
る
記
載
人物︵関連の深い人物︶
① 身近な地域の歴史を調べる(数)
源
歴史−12
取り上げている人物【東書】
近世
古代
中世
第2章
第3章
第4章
古代までの 中世の日本 近世の日本
日本
ハンムラビ王 白河天皇
シャカ
平将門
イエス
藤原純友
ムハマンド 源義家
アレクサンドロス大王 後三条天皇
孔子
平清盛
始皇帝
源義朝
相沢忠洋 後白河上皇
卑弥呼
源義経
武
源頼朝
好太王
後鳥羽上皇
ワカタケル大王 北条時政
小野妹子 北条政子
聖徳太子 源実朝
推古天皇 北条泰時
蘇我馬子 運慶
蘇我入鹿 鴨長明
蘇我蝦夷 兼好法師
中臣鎌足 西行
中大兄皇子 藤原定家
持統天皇 楠木正成
天武天皇 一遍
大友皇子 栄西
長屋王
親鸞
鑑真
道元
光明皇后 日蓮
聖武天皇 法然
阿倍仲麻呂 チンギス・ハン
フビライ・ハン
行基
大伴家持 北条時宗
桓武天皇 足利尊氏
空海
後醍醐天皇
マルコ・ポーロ
最澄
坂上田村麻呂 足利義満
アテルイ コシャマイン
菅原道真 足利義教
藤原道長 足利義政
藤原頼通 細川勝元
紀貫之
山名持豊
清少納言 今川義元
紫式部
上杉謙信
亀井南冥 島津貴久
武帝
武田信玄
桓帝
毛利元就
霊帝
観阿弥
伴善男
世阿弥
源信
雪舟
善阿弥
近代
第5章 開国と近代日本の歩み
第6章 二度の世界大戦と日本
ニュートン 岡倉天心
ボルテール フェノロサ
モンテスキュー 二葉亭四迷
カルバン
ザビエル
ルソー
横山大観
ルター
ロック
荻原守衛
レオナルド・ダ・ビンチ
クロムウェル 大塩平八郎
コロンブス
ワシントン 北里柴三郎
バスコ・ダ・ガマ
ルイ14世 木村栄
マゼラン
ナポレオン 小泉八雲
大友宗麟
ワット
志賀潔
伊東マンショ
ビスマルク 鈴木梅太郎
千々石ミゲル
マルクス 高峰譲吉
中浦ジュリアン
リンカン 長岡半太郎
原マルチノ
洪秀全
夏目漱石
明智光秀
井伊直弼 野口英世
足利義昭 高田屋嘉兵衛 吉田松陰 樋口一葉
織田信長 尾形光琳 岩倉具視 森鴎外
武田勝頼 大塩平八郎 大江健三郎 松方正義
豊臣秀吉 徳川家慶 木戸孝允 島崎藤村
李参平
近藤重蔵 西郷隆盛 田中正造
李成桂
片寄平蔵 坂本龍馬 レーニン
李舜臣
徳川慶喜 スターリン
狩野永徳
勝海舟
ウィルソン
狩野山楽
明治天皇 新渡戸稲造
千利休
板垣退助 ガンディー
阿国
大久保利通 柳宗悦
石田三成
三条実美 桂太郎
徳川家康
大隈重信 美濃部達吉
徳川秀忠
中江兆民 吉野作造
豊臣秀頼
新島襄
原敬
徳川家光
福沢諭吉 平塚らいてう
山田長政
伊藤博文 犬養毅
天草四郎
津田梅子 加藤高明
シャクシャイン
山口尚芳 芥川龍之介
徳川綱吉
ゴッホ
梅原龍三郎
三井高利
渋沢栄一 小林多喜二
市川団十郎
植木枝盛 志賀直哉
井原西鶴
川上音二郎 谷崎潤一郎
緒方洪庵
黒田清隆 西田幾多郎
坂田藤十郎
井上馨
宮城道雄
俵屋宗達
小村寿太郎 安井曾太郎
セシル・ローズ 山田耕筰
近松門左衛門
菱川師宣
陸奥宗光
松尾芭蕉
ビゴー
ヒトラー
徳川吉宗
内村鑑三 ムッソリーニ
田沼意次
幸徳秋水 浜口雄幸
松平定信
与謝野晶子 斎藤実
大黒屋光太夫
東郷平八郎 溥儀
間宮林蔵
寺内正毅 リットン
ラクスマン
安重根
蒋介石
レザノフ
孫文
松岡洋右
ケンペル
大森房吉 毛沢東
徳川家斉
狩野芳崖 近衛文麿
伊能忠敬
高村光雲 アンネ・フランク
杉田玄白
滝廉太郎 チャーチル
ボッティチェリ
ミケランジェロ
本居宣長
歌川広重
葛飾北斎
喜多川歌麿
小林一茶
シーボルト
十返舎一九
鈴木春信
滝沢馬琴
東洲斎写楽
与謝蕪村
高野長英
ペリー
水野忠邦
渡辺崋山
フランクリン・ルーズベルト
歴史−13
セオドア・ルーズベルト
東条英機
スターリン
昭和天皇
ナセル
現代
第7章
現代の日本
と世界
マッカーサー
ネルー
吉田茂
岸信介
佐藤栄作
ペングリオン 鳩山一郎
石井十次 ケネディ
留岡幸助 田中角栄
黒田清輝 フルシチョフ
石川啄木 池田勇人
町田房蔵 ゴルバチョフ
中川屋徳三郎 ブッシュ
内海兵吉 小泉純一郎
高島嘉右衛門 緒方貞子
リズレー 細川護煕
下岡蓮杖 萱野茂
オバマ
黒澤明
溝口健二
朝永振一郎
江崎玲於奈
袁世凱
王貞治
川端康成
小柴昌俊
小林誠
司馬遼太郎
下村脩
白川英樹
大鵬
田中耕一
手塚治虫
利根川進
長嶋茂雄
南部陽一郎
野依良治
福井謙一
益川敏英
松本清張
宮崎駿
湯川秀樹
力道山
鈴木章
根岸英一
大塚詩子
嵐寛寿郎
坂東妻三郎
ニクソン
取り上げている人物【教出】
近世
古代
中世
第2章
第3章
第4章
原始・古代 中世の日本 近世の日本と世界
の日本と世 と世界
界
マルコ=ポーロ レオナルド=ダ=ビンチ 小林一茶
孔子
チンギス=ハン ミケランジェロ 喜多川歌麿
シャカ
ハンムラビ王 フビライ=ハン コペルニクス 東洲斎写楽
始皇帝
藤原純友 ガリレイ 葛飾北斎
イエス
平清盛
ルター
歌川広重
卑弥呼
源義朝
カルバン 支倉常長
武
源義家
コロンブス
バスコ=ダ=ガマ
広開土王 源頼朝
ムハンマド 源義経
マゼラン
フランシスコ=ザビエル
煬帝
源義仲
蘇我馬子 北条政子 豊臣秀吉
推古天皇 北条時政 伊達政宗
聖徳太子 後鳥羽上皇 バリニャーノ
小野妹子 北条泰時 伊藤マンショ
中大兄皇子 足利義満 千々石ミゲル
中浦ジュリアン
中臣鎌足 李成桂
天武天皇 尚巴志
原マルチノ
阿倍仲麻呂 コシャマイン 織田信長
鑑真
武田信玄 今川義元
聖武天皇 観阿弥
足利義昭
柿本人麻呂 世阿弥
明智光秀
大伴家持 足利義政 徳川家康
桓武天皇 雪舟
李舜臣
坂上田村麻呂 善阿弥
狩野永徳
藤原道長 蓮如
千利休
藤原頼通 北条時宗 阿国
最澄
足利尊氏 石田三成
空海
安達泰盛 徳川秀忠
紀貫之
竹崎季長 徳川家光 紫式部
一遍
山田長政
清少納言 運慶
天草四郎
シャクシャイン
長屋王
栄西
紀広純
鴨長明
井原西鶴
伊治呰麻呂 楠木正成 近松門左衛門
阿弖流為 兼好法師 松尾芭蕉
行基
後醍醐天皇 俵屋宗達
持統天皇 白河天皇 尾形光琳
山上憶良 親鸞
菱川師宣
平将門
徳川綱吉
道元
新井白石
杜世忠
野國總管
日蓮
青木昆陽
藤原定家 徳川吉宗
法然
大岡忠相
源実朝
田沼意次
松平定信
上杉鷹山
本居宣長
平田篤胤
杉田玄白
平賀源内
伊能忠敬
安藤昌益
十返舎一九
滝沢馬琴
近代
第5章 近代の幕開け
第6章 近代の日本と世界
第7章 二度の世界大戦と日本
エリザベス一世
陸奥宗光
クロムウェル 中江兆民
ルイ14世
ロック
モンテスキュー
ルソー
ワシントン
ナポレオン
マルクス
リンカーン
ナイティンゲール
ビスマルク
洪秀全
間宮林蔵
ラックスマン
大塩平八郎
渡辺崋山
高野長英
徳川斉昭
水野忠邦
ペリー
ハリス
堀田正睦
井伊直弼
吉田松陰
西郷隆盛
大久保利通
高杉晋作
木戸孝允
坂本龍馬
徳川家茂
徳川慶喜
山内豊信
福沢諭吉
後藤象二郎
岩倉具視
横井小楠
勝海舟
弥後兵衛
太助
明治天皇
クラーク
モース
フェノロサ
伊藤博文
山口尚芳
板垣退助
津田梅子
尚泰
大隈重信
黒田清隆
植木枝盛
知里幸恵
ビゴー
八田與市
与謝野晶子
内村鑑三
幸徳秋水
安重根
孫文
袁世凱
白瀬矗
田中正造
新島襄
野口英世
北里柴三郎
長岡半太郎
森鴎外
樋口一葉
夏目漱石
島崎藤村
石川啄木
正岡子規
黒田清輝
岡倉天心
横山大観
滝廉太郎
坪内逍遥
二葉亭四迷
レーニン
ウィルソン
新渡戸稲造
蒋介石
ガンディー
柳宗悦
石橋湛山
桂太郎
西園寺公望
尾崎行雄
犬養毅
吉野作造
美濃部達吉
寺内正毅
原敬
平塚らいてう
市川房枝
山田孝野次郎
加藤高明
西田幾多郎
柳田国男
志賀直哉
谷崎潤一郎
芥川龍之介
小林多喜二
セシル=ローズ ルーズベルト
山形有朋
歴史−14
ヒトラー
現代
第8章
現代の日本
と世界
ムッソリーニ マッカーサー
スターリン
張作霖
浜口首相
溥儀
毛沢東
アンネ=フランク
チャーチル
東条英機
浅川巧
浅川伯教
杉原千畝
片山潜
小村寿太郎
森有礼
デュナン
東郷平八郎
昭和天皇
黒澤明
湯川秀樹
吉田茂
ワレサ
岸信介
アイゼンハワー
周恩来
田中角栄
佐藤栄作
小泉純一郎
金正日
オバマ
鳩山由紀夫
アウグスティヌス
取り上げている人物【清水】
古代
第1章
原子・古代
の日本と世
界
阿倍仲麻呂
アリストテレス
イエス
小野妹子
鑑真
桓武天皇
紀貫之
行基
空海
玄奨三蔵
孔子
光明皇后
後三条天皇
最澄
坂上田村麻呂
始皇帝
シャカ
聖徳太子
聖武天皇
白河天皇
推古天皇
菅原道真
藤原純友
清少納言
平将門
天武天皇
鳥羽上皇
中臣鎌足
中大兄皇子
長屋王
仁徳天皇
卑弥呼
藤原清衡
藤原頼通
藤原道長
ムハンマド
紫式部
清原元輔
一条天皇
清原定子
藤原彰子
ワカタケル
相沢忠洋
近世
近代
中世
第2章
第3章 近世の日本と 第4章 近代化の進む
中世の日本 世界
世界と日本
と世界
第5章 二つの世界大
戦と日本
足利尊氏 青木昆陽 松尾芭蕉 阿部正弘 山川捨松
足利義政 明智光秀 松平定信 安重根
横山大観
足利義満 足利義昭 間宮林蔵 井伊直弼 与謝野晶子
李成桂 雨森芳洲
毛利元就 石川啄木 吉田松陰
一遍
新井白石 本居宣長 板垣退助 リンカン
栄西
安藤昌益 ラクスマン 伊藤博文 ルソー
鴨長明
石田三成 良寛
犬養毅
魯迅
楠木正成 石田梅岩 ルター
井上馨
ワシントン
光明天皇 出雲の阿国 レザノフ 岩倉具視 徳川斉昭
中浦ジュリアン エカチェリーナ2世 川上音二郎
後白河上皇 李舜臣
後醍醐天皇 市川団十郎 原マルティノ 江藤新平 東郷平八郎
後鳥羽上皇 伊藤マンショ 千々石ミゲル 袁世凱
黒田清輝
コシャマイン 伊能忠敬
三井高利 大久保利通 山口尚芳
西行
井原西鶴 浅野長矩 大隈重信 葛飾北斎
親鸞
今川義元 吉良義央 大塩平八郎 芥川竜之介
平清盛
上杉謙信 林羅山
岡倉天心
竹崎季長 歌川(安藤)広重 ゴッホ
勝海舟
チンギス=ハン 尾形光琳
木下順庵 北里柴三郎
道元
織田信長 大内義隆 木戸孝允
日蓮
狩野永徳 陶晴賢
金玉均
新田義貞 狩野山楽
黒田清隆
日野富子 賀茂真淵
幸徳秋水
藤原定家 カルバン
康有為
フビライ=ハン 喜多川歌麿
後藤新平
北条時宗 小林一茶
小村寿太郎
北条政子 コロンブス
西郷隆盛
北条泰時 坂田藤十郎 坂本竜馬
法然
シーボルト
渋沢栄一
マルコ=ポーロ 十返舎一九
島津斉彬
シャクシャイン
源実朝
孫文
源義経
杉田玄白
高村光雲
源頼朝
千利休
田中正造
源義仲
僧契仲
津田梅子
大黒屋光太夫
源義朝
鄭成功
足利義視 高野長英
寺島宗則
蓮如
滝沢馬琴
徳川慶喜
足利義高 武田信玄
中江兆民
雪舟
田沼意次
中岡慎太郎
足利義尚 俵屋宗達
夏目漱石
近松門左衛門
ナポレオン
徳川家光
徳川家康
徳川綱吉
徳川秀忠
徳川光圀
徳川吉宗
豊臣秀吉
野口英世
ハリス
ビゴー
ビスマルク
ファン=ボイ=チャウ
フェノロサ
溥儀
福沢諭吉
藤野厳九郎
ペリー
マルクス
水野忠邦
陸奥宗光
明治天皇
森鴎外
バスコ=ダ=ガマ
長谷川等伯
塙保己一
菱川師宣
フランシスコ=ザビエル
ボッティチェリ
前野良沢
マゼラン
歴史−15
現代
第6章
現代の日本
と世界
長谷川町子
ウイルソン
ガンジー
ゴルバチョフ
佐藤栄作
昭和天皇
スターリン
田中角栄
チャップリン
蒋介石
東条英機
鄧小平
原敬
ピカソ
ヒトラー
平塚らいてう
ブッシュ
毛沢東
マッカーサー
柳寛順
吉田茂
吉野作造
レーニン
手塚治虫
取り上げている人物【帝国】
古代
第2部
古代国家の
成立と東ア
ジア
孔子
始皇帝
シャカ
イエス
ムハンマド
卑弥呼
ワカタケル
額田部王女
聖徳太子
小野妹子
中大兄皇子
中臣鎌足
天武天皇
聖武天皇
光明皇后
行基
鑑真
桓武天皇
中世
第3部
武家政権の
成長と東ア
ジア
平将門
藤原純友
源義家
後三条天皇
白河天皇
御白河天皇
源義朝
平清盛
源頼朝
源義経
北条政子
北条時政
後鳥羽上皇
北条泰時
法然
日蓮
栄西
道元
坂上田村麻呂 親鸞
アルテイ
一遍
藤原道長
運慶
藤原頼通
快慶
最澄
西行
空海
吉田兼好
菅原道真
鴨長明
チンギス=ハン
紀貫之
フビライ=ハン
紫式部
清少納言
北条時宗
後醍醐天皇
楠木正成
足利尊氏
新田義貞
足利義満
李成桂
蓮如
足利義政
大友宗麟
斉藤道三
上杉謙信
武田信玄
毛利元就
今川義元
北条早雲
世阿弥
雪舟
近世
近代
現代
第4部
第5部
第6部
武家政権の展開と世界の 近代国家の歩みと国際社 現在に続く
動き
会
日本と世界
ルター
モネ
コロンブス 平田靭負
バスコ=ダ=ガマ 石田三成
マゼラン
ラクスマン
ザビエル
伊達政宗
織田信長
林子平
足利義昭
支倉常長
武田勝頼
明智光秀
豊臣秀吉
李舜臣
狩野永徳
千利休
阿国
徳川家康
徳川家光
山田長政
天草四郎
シャクシャイン
高田屋嘉兵衛
徳川綱吉
井原西鶴
近松門左衛門
松尾芭蕉
菱川師宣
俵屋宗達
尾形光琳
関孝和
徳川吉宗
田沼意次
松平定信
上杉治憲
大塩平八郎
水野忠邦
本居宣長
杉田玄白
前野良沢
シーボルト
平賀源内
伊能忠敬
東洲斎写楽
喜多川歌麿
葛飾北斎
歌川広重
十返舎一九
滝沢馬琴
与謝蕪村
小林一茶
三井高利
坂田藤十郎
市川団十郎
高野長英
渡辺崋山
大黒屋光太夫
ゴッホ
歴史−16
ルイ14世
ルソー
ビスマルク
リンカン
マルクス
林則徐
高杉晋作
ペリー
井伊直弼
吉田松陰
徳川家茂
坂本龍馬
徳川慶喜
西郷隆盛
大久保利通
岩倉具視
横井小楠
桂小五郎
後藤象二郎
明治天皇
三条実美
大隈重信
福沢諭吉
中江兆民
前島密
津田梅子
尚泰
黒田清隆
クラーク
板垣退助
植木枝盛
伊藤博文
夏目漱石
森鴎外
樋口一葉
石川啄木
二葉亭四迷
正岡子規
黒田清輝
高村光雲
荻原守衛
フェノロサ
岡倉天心
横山大観
陸奥宗光
小村寿太郎
内村鑑三
与謝野晶子
孫文
袁世凱
豊田佐吉
北里柴三郎
志賀潔
野口英世
幸徳秋水
田中正造
レーニン
ウィルソン
ガンディー
犬養毅
尾崎行雄
吉野作造
原敬
平塚らいてう
市川房枝
小林多喜二
芥川龍之介
志賀直哉
谷崎潤一郎
柳田国男
宮沢賢治
ローズベルト
スターリン
ムッソリーニ
ヒトラー
マッカーサー
吉田茂
鳩山一郎
岸信介
佐藤栄作
周恩来
田中角栄
美空ひばり
黒澤明
湯川秀樹
川端康成
大江健三郎
手塚治虫
森脇瑤子
斎藤隆夫
池田勇人
松本清張
司馬遼太郎
ブッシュ
ゴルバチョフ
チャップリン 細川護煕
溥儀
蒋介石
毛沢東
杉原千畝
ナポレオン
勝海舟
中岡慎太郎
山口尚芳
久米邦武
柳宗悦
伊波普猷
謝花昇
ケプロン
知里幸恵
金田一京助
西太后
ネルー
柳寛順
加藤高明
新美南吉
竹久夢二
小林一三
東郷平八郎
土井晩翠
取り上げている人物【日文】
近世
古代
中世
第2編
第3編
第4編 近世の日本
古代までの 中世の日本
日本
近代
第5編 近代の日本と世界
第1章 日本の近代化
第2章 二度の世界大戦と日本
現代
第6編
現代の日本
と世界
始皇帝
シャカ
イエス
ムハンマド
孔子
卑弥呼
聖徳太子
推古天皇
小野妹子
中大兄皇子
中臣鎌足
天武天皇
持統天皇
鑑真
聖武天皇
行基
柿本人麻呂
大伴家持
山上憶良
桓武天皇
クロムウェル 田中正造
マッカーサー
後三条天皇
白河天皇
源義朝
源義仲
源義経
北条政子
後鳥羽上皇
北条泰時
源実朝
九条頼経
北条義時
北条時房
ルター
ミケランジェロ
レオナルド=ダ=ビンチ
バスコ=ダ=ガマ
コロンブス
マゼラン
フランシスコ=ザビエル
織田信長
今川義元
足利義昭
中浦ジュリアン
伊東マンショ
チンギス=ハン 千々石ミゲル
フビライ=ハン 原マルチノ
北条時宗
竹崎季長
後醍醐天皇
楠木正成
足利尊氏
新田義貞
坂上田村麻呂 足利義満
阿弖流為 足利義教
母礼
足利義政
藤原道長 寿桂尼
藤原頼道 法然
平将門
親鸞
藤原純友 日蓮
平清盛
鴨長明
源頼朝
吉田兼好
源義家
運慶
最澄
快慶
空海
重源
紫式部
雪舟
清少納言 観阿弥
紀貫之
世阿弥
蘇我馬子 今川氏輝
武田信玄
一遍
マルコ=ポーロ
明智光秀
豊臣秀吉
狩野永徳
千利休
出雲阿国
李参平
池田輝政
徳川家康
石田三成
徳川家光
シャクシャイン
レンブラント
徳川綱吉
徳川吉宗
田沼意次
松平定信
武左衛門
井原西鶴
近松門左衛門
松尾芭蕉
俵屋宗達
尾形光琳
菱川師宣
与謝蕪村
小林一茶
十返舎一九
滝沢馬琴
喜多川歌麿
葛飾北斎
歌川(安藤)広重
太田南畝
青木昆陽
関孝和
宮崎安貞
本居宣長
前野良沢
杉田玄白
シーボルト
平賀源内
伊能忠敬
安藤昌益
武田勝頼
アンネ=フランク
ルイ14世 高野房太郎 チャーチル ネルー
ルイ16世 片山潜
杉原千畝 吉田茂
マリー=アントワネット 平塚らいてう アウン=サン 野口聡一
ナポレオン 坪内逍遙 手塚治虫 石川達三
ワット
二葉亭四迷 狩野芳崖 周恩来
スチーブンソン 夏目漱石
黒田清隆 池田勇人
オーウェン 森鴎外
ビゴー
高嶋由美子
ワシントン 樋口一葉 孫文
萱野茂
フランクリン 島崎藤村
ピカソ
ジェファーソン 石川啄木
リンカーン 正岡子規
洪秀全
横山大観
渡辺崋山 黒田清輝
高野長英 萩原守衛
最上徳内 滝廉太郎
近藤重蔵 北里柴三郎
間宮林蔵 志賀潔
大塩平八郎 野口英世
水野忠邦 木村栄
ペリー
高峰譲吉
ハリス
鈴木梅太郎
井伊直弼 長岡半太郎
吉田松陰 本多光太郎
高杉晋作 大森房吉
木戸孝允 豊田佐吉
西郷隆盛 マルクス
大久保利通 エンゲルス
坂本龍馬 レーニン
徳川慶喜 ウィルソン
伊藤博文 新渡戸稲造
井上馨
メリー夫人
明治天皇 ガンディー
三条実美 柳宗悦
山口尚芳 市川房枝
津田梅子 原敬
岡倉天心 吉野作造
フェノロサ 美濃部達吉
福沢諭吉 加藤高明
中江兆民 谷崎潤一郎
長与専斎 芥川龍之介
緒方洪庵 武者小路実篤
岩倉具視 小林多喜二
尚泰
中里介山
板垣退助 江戸川乱歩
青木勘次郎 西光万吉
大隈重信 スターリン
陸奥宗光 ヒトラー
小村寿太郎 ムッソリーニ
幸徳秋水 ルーズベルト
内村鑑三 蒋介石
与謝野晶子 溥儀
安重根
犬養毅
孫文
石橋湛山
袁世凱
毛沢東
歴史−17
取り上げている人物【自由社】
近世
古代
中世
第1章
第2章
第3章
古代までの 中世までの 近世の日本
日本
日本
近代
第4章 近代の日本と世界(Ⅰ)
第5章 近代の日本と世界(Ⅱ)
相沢忠洋
孔子
始皇帝
イエス
ムハンマド
シャカ
卑弥呼
好太王
雄略天皇
聖明王
鞍作鳥
聖徳太子
欽明天皇
推古天皇
蘇我馬子
小野妹子
煬帝
蘇我蝦夷
蘇我入鹿
山背大兄王
中大兄皇子
中臣鎌足
大友皇子
大海人皇子
持統天皇
行基
聖武天皇
阿倍仲麻呂
鑑真
柿本人麻呂
大伴家持
桓武天皇
ペリー
阿部正弘
ハリス
井伊直弼
徳川斉昭
吉田松陰
高杉晋作
木戸孝允
大久保利通
西郷隆盛
坂本龍馬
徳川慶喜
孝明天皇
小堀鞆音
明治天皇
岩倉具視
勝海舟
三条実美
小林虎三郎
山口尚芳
伊藤博文
板垣退助
福沢諭吉
崇徳上皇
後白河天皇
慈円
平清盛
源義朝
安徳天皇
以仁王
源頼朝
源義経
北条政子
源実朝
後鳥羽上皇
北条泰時
一遍
北条時頼
佐野常世
ゴッホ
武田信玄
ルター
二宮尊徳
石田梅岩
本居宣長
イグナチウスロヨラ 徳川吉宗
コロンブス 杉田玄白
バスコ・ダ・ガマ 前野良沢
マゼラン 平賀源内
フランシスコザビエル 伊能忠敬
織田信長 緒方洪庵
今川義元 高橋至時
足利義昭 田沼意次
武田勝頼 松平定信
明智光秀 徳川家斉
豊臣秀吉 青木昆陽
フェリペ2世 十返舎一九
加藤清正 式亭三馬
チンギス・ハン 小西行長
滝沢馬琴
フビライ・ハン 李舜臣
与謝蕪村
北条時宗 トルレス 小林一茶
楠木正成 オルガンチーノ 喜多川歌麿
後醍醐天皇 ヴァリニャーノ 東洲斎写楽
護良親王 フロイス 葛飾北斎
足利尊氏 高山右近 歌川広重
足利義満 コエリョ 池大雅
李成桂
狩野永徳 浦上玉堂
ラックスマン
足利義政 千利休
足利義視 上杉謙信 レザノフ
足利義尚 阿国
大塩平八郎
細川勝元 徳川家康 高野長英
山名持豊 狩野安信 渡辺崋山
法然
志筑忠雄 水野忠邦
親鸞
石田三成 林子平
坂上田村麻呂 栄西
徳川家光 間宮林蔵
藤原道長 日蓮
山田長政 会沢正志斎
天草四郎時貞 ゴッホ
藤原頼道 道元
シャクシャイン 高杉晋作
彰子
重源
紫式部
運慶
徳川綱吉
最澄
快慶
新井白石
空海
藤原定家 近松門左衛門
菅原道真 鴨長明
松尾芭蕉
醍醐天皇 吉田兼好 井原西鶴
紀貫之
観阿弥
尾形光琳
源信
世阿弥
俵屋宗達
空也
雪舟
菱川師宣
マルコポーロ 山県有朋
林羅山
清和天皇 宗助国
中江藤樹
後三条天皇
山鹿素行
平将門
伊藤仁斎
藤原純友
荻生徂徠
白河天皇
徳川光圀
源義家
宮崎安貞
太宗
関孝和
アルテイ
浅野内匠頭
清少納言
吉良上野介
大石内蔵助
イザベラ・ハード
ジョン・ブラック
アンベール
エドワード・モース
ヴィレム・カッテンディーケ
井上馨
陸奥宗光
大隈重信
小村寿太郎
川上音二郎
黒田清隆
金玉均
李鴻章
柴五郎
東郷平八郎
セオドアルーズベルト
ウィッテ
乃木希典
ステッセル
秋山真之
ウィルヘルム2世
ロジェストヴァンスキー
フェノロサ
岡倉天心
狩野芳崖
高村光雲
滝廉太郎
ネルー
トルーマン マッカーサー
鈴木貫太郎 毛沢東
マーク・セルデン 鳩山一郎
バー・モウ 吉田茂
ジョイス・レブラ パル
近衛文麿 ミラン・クンデラ
ムスタファー・カーミル 与謝野晶子 フルシチョフ
シーラーズィー
岸信介
レーニン
池田勇人
ニコライ2世
アベベ
チャフラフスカ
ウィルソン
西園寺公望
大松監督
ガンジー
山下治広
山県有朋
田中角栄
松方正義
石橋湛山
桂太郎
佐藤栄作
山本権兵衛
三木武夫
高橋是清
福田赳夫
浜口雄幸
大平正芳
原敬
鈴木善幸
吉野作造
中曽根康弘
平塚らいてう
竹下登
加藤高明
周恩来
柳田国男
ニクソン
志賀直哉
レーガン
武者小路実篤
小渕恵三
皇太子明仁親王
谷崎潤一郎
ジョージ5世
芥川龍之介
吉川英治
三島由紀夫
大正天皇
石原慎太郎
皇太子裕仁
美空ひばり
若槻礼次郎
湯川秀樹
ルーズベルト
川端康成
スターリン
松本清張
ヒトラー
司馬遼太郎
マルクス
手塚治虫
ムッソリーニ
小津安二郎
蒋介石
黒澤明
幣原喜重郎
宮崎駿
マクマリー
ブッシュ
ゴルバチョフ
張作霖
溥儀
小泉純一郎
フセイン大統領
犬養毅
リットン
八田與一
鈴木貫太郎
張学良
斉藤隆夫
ゾルゲ
松岡洋右
樋口季一郎
杉浦千畝
東条英機
袁世凱
孫文
渋沢栄一
田中正造
北里柴三郎
野口英世
夏目漱石
ルーズベルト
森鴎外
樋口一葉
黒田清輝 チャーチル
歴史−18
現代
第6章
現代の日本
と世界
ラジャー・ダト・ノンチック
取り上げている人物【育鵬社】
古代
第1章
原始と古代
の日本
孔子
アテルイ
阿倍仲麻呂
武
欽明天皇
大海人皇子
大伴家持
大友皇子
大伴家持
太安万侶
小野妹子
柿本人麻呂
鑑真
桓武天皇
北村季吟
イエス
空海
空也
近世
中世
第2章
第3章
中世の日本 近世の日本
朝倉孝景
足利尊氏
足利義満
足利義政
足利義尚
足利義視
安徳天皇
池禅尼
一遍
上杉謙信
運慶
栄西
大内
以仁王
快慶
鴨長明
観阿弥
楠木正成
国中連公麻呂 後三条天皇
鞍作鳥
後白河上皇
景行天皇 後醍醐天皇
源信
後鳥羽上皇
孝謙天皇 西行
康勝
白河天皇
好太王
親鸞
光明皇后 崇徳上皇
最澄
世阿弥
坂上田村麻呂 清和天皇
始皇帝
雪舟
持統天皇 大燈国師
シャカ
平将門
定朝
平重盛
聖徳太子 平清盛
聖武天皇 竹崎季長
神武天皇 武田信玄
推古天皇 チンギスハン
菅原道真 道元
清少納言 日蓮
蘇我入鹿 新田義貞
蘇我馬子 日野富子
蘇我蝦夷 藤原定家
醍醐天皇 藤原純友
山上憶良 フビライハン
紀貫之
北条政子
道鏡
北条氏康
中臣鎌足 北条時政
中大兄皇子 北条時宗
長屋王
北条泰時
仁徳天皇 法然
稗田阿礼 マルコポーロ
卑弥呼
源義家
敏達天皇 源義朝
藤原時平 源頼朝
藤原道長 源義仲
藤原頼通 源範頼
ムハンマド 源義経
紫式部
夢想国師
文武天皇 毛利元就
山背大兄王 護良親王
山部赤人 吉田兼好
煬帝
李成桂
用明天皇 蓮如
和気清麻呂 定慶
行基
源実朝
将軍万福 ルター
崇峻天皇
ヤマトタケル
王仁
コロンブス
会沢正志斎
青木昆陽
明智光秀
足利義昭
天草四郎
雨森芳洲
新井白石
安藤昌益
池大雅
石田梅岩
石田三成
李舜臣
市川団十郎
近代
第4章 近代の日本と世界
第5章 二度の世界大戦と日本
中浦ジュリアン
中江藤樹
橋本左内
ナポレオン
明石元二郎
秋山真之
芥川龍之介
浅野内匠頭
幸徳秋水
ゴッホ
バスコ・ダ・ガマ
後藤象二郎
塙保己一
後藤新平
アタテュルク 近衛文麿
林子平
林羅山
阿部正弘 小林多喜二
原マルチノ 有島武郎 小村寿太郎
菱川師宣 安重根
コンドル
平賀源内 アンネ・フランク 西園寺公望
福沢諭吉 井伊直弼 西郷隆盛
藤田東湖 石川啄木 西郷従道
フランシスコ・ザビエル 石橋湛山
斎藤利三
前野良沢 板垣退助 斎藤隆夫
伊東マンショ マゼラン
市川房枝 坂本龍馬
伊能忠敬 松尾芭蕉 伊藤博文 三条実美
井原西鶴 松平定信 犬養毅
志賀潔
今川義元 間宮林蔵 井上馨
志賀直哉
歌川広重 水野忠邦 井上毅
重光葵
浦上玉堂 宮崎安貞 岩倉具視 志筑忠雄
円空
本居宣長 岩崎弥太郎 幣原喜重郎
大岡忠相 柳沢吉保 ウイッテ 渋沢栄一
大塩平八郎 山田長政 ウィルソン シュリーマン
大友宗麟 与謝蕪村 植木枝盛 蒋介石
緒方洪庵 頼山陽
上杉鷹山 昭和天皇
尾形光琳 ラクスマン 内村鑑三 杉原千畝
荻生徂徠 渡辺崋山 江藤新平 鈴木梅太郎
阿国
洪秀全
江戸川乱歩 スターリン
織田信長 孝明天皇 榎本武揚 スティーブンソン
葛飾北斎 小林一茶 エンゲルス セザンヌ
加藤清正 ジョン万次郎 袁世凱
孫文
狩野永徳 徳川家定 大石内蔵助 大正天皇
狩野山楽 徳川家茂 大久保利通 高杉晋作
喜多川歌麿 豊臣秀頼 大隈重信 髙橋是清
グーテンベルク 二宮尊徳
太田道灌 高峰譲吉
光格天皇 ニュートン 大田実
高村光雲
小西行長 最上徳内 大野弥五郎 滝廉太郎
コペルニクス レザノフ
大野規行 竹久夢二
ゴローニン
大野規周 伊達政宗
近藤重蔵
大原幽学 伊達宗城
坂田藤十朗
大村益次郎 田中久重
シーボルト
大森房吉 田中義一
式亭三馬
大山巌
田中正造
十返舎一九
岡倉天心 谷崎潤一郎
シャクシャイン
お江
田山花袋
杉田玄白
尾崎行雄 チャンドラボーズ
調所広郷
大佛次郎 張学良
鈴木春信
加賀千代 張作霖
関孝和
春日局
坪内逍遙
千利休
和宮
寺島宗則
大黒屋光太夫
片山潜
天璋院篤姫
高田屋嘉兵衛
勝海舟
トインビー
高野長英
桂太郎
東郷平八郎
高山右近
加藤友三郎 東条英機
滝沢馬琴
加藤高明 ドガ
武田勝頼
金子堅太郎 徳川斉昭
田沼意次
狩野芳崖 徳川慶喜
玉川庄右衛門
賀茂真淵 徳富蘇峰
玉川清右衛門
ガンジー 富岡鉄斎
俵屋宗達
北里柴三郎 豊田左吉
近松門左衛門
高台院
ナウマン
千々石ミゲル
木戸孝允 中江兆民
東洲齋写楽
木村栄
長岡半太郎
徳川家斉
吉良上野介 中條景昭
徳川家光
金玉均
夏目漱石
クーデンホーフ光子 鍋島直正
徳川家康
徳川綱吉
久坂玄瑞 南部陽一郎
徳川秀忠
国木田独歩 新美南吉
徳川光圀
久米邦武 西田幾多郎
徳川吉宗
クラーク 新渡戸稲造
豊臣秀次
黒田清隆 ネルー
豊臣秀吉
黒田清輝 乃木希典
歴史−19
野口英世
コーデルハル バード
パーマー
支倉常長
秦佐八郎
八田與一
浜口雄幸
原敬
ハリス
ピカソ
樋口一葉
樋口季一郎
ビゴー
ヒトラー
現代
第6章
現代の日本
と世界
トルーマン
アイゼンハワー
明仁天皇
アブドルハミド二世
安部公房
安倍晋三
池田勇人
石原慎太郎
石原裕次郎
今村昌平
江崎玲於奈
王貞治
大江健三郎
大岡昇平
平塚らいてう 小津安二郎
フェノロサ オバマ
溥儀
川端康成
福島政則 岸信介
藤原てい キッシンジャー
二葉亭四迷 黒澤明
ケネディー
ペリー
小泉純一郎
ベルツ
香淳天皇
前島密
小柴昌俊
前畑秀子 小林秀雄
正岡子規 小林誠
松岡洋右 坂口安吾
松方正義 佐藤栄作
松平慶永 下村脩
マルクス 周恩来
三島通庸 白川英樹
三井高利 鈴木章
武者小路実篤 鈴木貫太郎
ムッソリーニ 大鵬
陸奥宗光 太宰治
村田清風 田中耕一
明治天皇 ダライラマ14世
モース
チャーチル
モネ
手塚治虫
森鴎外
利根川進
安井曾太郎 朝永振一郎
柳田国男 長嶋茂雄
柳宗悦
根岸英一
山鹿素行 野間宏
山県有朋 野依良治
山口尚芳 福井謙一
山田耕筰 藤田嗣冶
山内豊信 フルシチョフ
横光利一 古橋広之進
横山大観 益川敏英
与謝野晶子 マッカーサー
与謝野鉄幹 溝口健二
吉川英治 美空ひばり
吉田松陰 宮崎駿
吉野作造 棟方志功
李鴻章
毛沢東
リットン 山岡荘八
ルノアール 湯川秀樹
レーニン ラダビノードパール
若槻礼次郎 力道山
ワシントン 田中角栄
ワット
ニクソン
島崎藤村 三島由紀夫
津田梅子 吉田茂
寺内正毅 レーガン
中村正直
パール
小泉八雲
宮崎滔天
山本権兵衛
フランクリン・ルーズベルト
セオドア・ルーズベルト
ルソー
④ 神奈川県に関連する記載事項
東 書
教 出
清 水
帝 国
日 文
自由社
育鵬社
現在の鎌倉
源頼朝と伝えられる肖像画
源平の争乱
北条政子のうったえ
モンゴルの襲来と日本
信長・秀吉の全国統一(北条)
近世の交通と特産物
葛飾北斎の風景画「神奈川沖浪裏」
外国船の接近
ペリーの上陸
ペリーの航路
ペリーの肖像画
ペリーの来航
生麦事件
日米修好通商条約
横浜海岸鉄道蒸気車図
開国と「横浜もののはじめ」
横浜イラストマップ
関東大震災
全国の公害
各地のおもな史跡
釣り針(神奈川出土) 源頼朝と伝えられる肖像画
空から見た鎌倉
北条政子の訴え
承久の乱とその後の動き
円覚寺
元使塚(藤沢)
幕府の役人に訴える武士
主な戦国大名とその領地
城下町
信長・秀吉の支配の広がり
主な大名の配置
江戸時代の産業と交通
箱根関所
江戸湾に現れた軍艦
日本への外国船の接近
横浜に上陸したペリーの一行
日米修好通商条約 開港後の横浜のにぎわい 生麦事件
鉄道開通 関東大震災
弥生時代のおもな遺跡(大塚・三殿台) 13世紀の世界の地図(鎌倉) 源平の争乱
鎌倉の地形(写真)
源頼朝
北条政子
市が開かれた主な場所(鎌倉)
室町時代の都市と航路(鎌倉・小田原) おもな戦国大名の勢力争い(小田原:北条)
豊臣秀吉の全国統一(北条氏をほろぼす)
おもな大名の配置図(小田原)
箱根の関所
小田原の渡し
日本に迫る外国(浦賀)
モリソン号来航
身近な地域を調べよう(川崎市教育委員会文化財課・川崎市市民ミュージアム)
ペリー神奈川上陸図
日米修好通商条約
開港地(横浜・浦賀) 蒸気機関車
関東大震災
厚木基地におりたったマッカーサー(写真)
鎌倉幕府のしくみ
山と海に囲まれた都市鎌倉
日宋貿易
もう一つの港・六浦
鎌倉街道
鎌倉で栄えた禅宗
鎌倉で栄えた仏教
室町幕府・鎌倉府
戦国大名(北条氏) 各地に広がった文化 豊臣秀吉の全国統一(北条氏をほろぼす)
参勤交代・宿場
五街道(箱根) 葛飾北斎の風景画
ペリー 日米修好通商条約
生麦事件
世界に開かれた港・横浜
横浜ことはじめ
中華街の形成
明治時代の産業と鉄道(横須賀造船所) 関東大震災
空襲の被害
鎌倉の地形
源頼朝と鎌倉幕府
北条政子
戦国大名の分布(北条)
座禅(総持寺)
全国統一の図(北条) 主な大名の配置(小田原) 関所(箱根)
葛飾北斎の風景画
解体された小田原城天守閣
外国船の接近の図(浦賀)
黒船の来航 日米修好通商条約 開国後の日本の貿易 岩倉使節団出発(横浜港)
女子民権結社
焼き打ち事件(横浜) 関東大震災
厚木飛行場のマッカーサー
源頼朝と伝えられている肖像画
空から見た当時の鎌倉
一遍上人絵伝
東南アジアの海上交易のネットワーク
室町時代の各地の特産品
おもな戦国大名(北条氏)
豊臣秀吉の天下統一地図(小田原攻め)
江戸初期のおもな大名の配置(小田原稲葉)
二宮尊徳
江戸時代の交通路と都市
富岳三十六景神奈川沖浪裏
欧米諸国の船が目撃された数
モリソン号事件
ペリーの航路
ペリー神奈川上陸図
日米修好通商条約
生麦事件
廃藩置県による新しい府県
地検資料
鉄道の開通
鉄道網の発達
関東大震災
厚木飛行場に降りるマッカーサー
川崎のコンビナート
鎌倉の復元模型
源頼朝と伝えられている像
北条氏の政治
後醍醐天皇像(神奈川季清浄光寺)
おもな戦国大名(北条氏)
池禅尼
豊臣秀吉による全国統一(北条氏政) 江戸初期のおもな大名の配置(稲葉氏)
モリソン号事件 富嶽三十六景(神奈川沖波裏) 二宮尊徳 黒船「サスケハナ」
ペリー(王泉寺ハリス記念館)
ハリス(王泉寺ハリス記念館)
日米修好通商条約
ペリー神奈川上陸図
浦賀沖に現れた黒船
生麦事件
廃藩置県による新しい府県
全国に広がった鉄道路線
新橋横浜鉄道開通
関東大震災 インターネットを役立てよう(横浜市歴史博物館・横浜開港資料館)
各地のおもな遺跡・史跡
歴史−20
⑤ 北方領土について取り上げている記載事項
東 書
教 出
清 水
帝 国
日 文
P226 北方領土はソ連によって占拠されました。(注)北方領土は千島列島南部の国後島、
択捉島、歯舞群島、色丹島からなります。
P234 このとき日本は、北方領土について日本固有の領土であると主張しましたが、ソ連が
応じなかったため、平和条約を結ぶことができませんでした。ソ連の解体後も、北方領土
を占拠しているロシア連邦との間で、解決に向けた努力が続けられています。
P238 ソ連が調印を拒否したことから、千島の帰属については平和条約で決められませ
んでした。…北方四島はわが国固有の領土であり、…ソ連の解体後は、ロシア連邦と
交渉を続けており、これを北方領土問題といいます。
P238 ソ連とは北方領土問題が未解決のまま、
1956年日ソ共同宣言に調印して国交を回復し
ました。
P239 (写真)北海道の東端から見た北方領土 手前は根室市の納沙布岬です。ここから見
える歯舞群島のいちばん近い島までは、4kmほどしかありません。
P251 現在、ロシア連邦により不法に占拠されている北方領土(北海道)については、日本
への返還を求める交渉が続けられていますが、いまだに実現していません。
P255 ソ連とは1956年に日ソ共同宣言を発表し、領土(北方領土)問題を残したまま国交を
回復した。
P234 1956年には、鳩山一郎内閣がソ連と日ソ共同宣言を調印し、北方領土問題は未解決の
まま戦争状態の終了を宣言し、国交を回復しました。
P235 (注)ソ連が占領した国後島、択捉島、歯舞群島、色丹島の北方四島(北方領土)も
それにふくまれていましたが、ソ連は国交回復後も返還せず、未解決のままになっていま
す。ソ連解体後は交渉の相手はロシア連邦に引きつがれています。(地図)北方領土(ロ
シア連邦と係争中)
P255 日本は北方領土(国後島、択捉島、歯舞群島、色丹島)は日本固有の領土であると主
張しましたが、ソ連は応じませんでした。北方領土問題については、現在も、ロシア連邦
と交渉を進めています。
P250 ソ連は北方領土の国後・択捉島などを不法占拠しているため、日ソ間で平和条約を締
結できず、1956年10月に日ソ共同宣言で戦争状態を終結し、国交を回復した。
P221(注) ソ連軍は終戦後に択捉島以南に侵攻し、ソ連がロシアになった今日にいたるま
育鵬社
で不法占拠している(北方領土問題)。
P246 ロシアに不法占拠されたままの北方領土などの領土問題などの解決が急がれていま
す。
⑥ 竹島、 ⑦ 尖閣諸島について取り上げている記載事項
自由社
竹島について取り上げている記載事項
尖閣諸島について取り上げている記載
東 書
教 出
P251 「北方領土とともに、竹島(島根県)や尖閣諸島(沖縄県)も日本固有の領土で
す。…一方、東シナ海に位置する尖閣諸島については、中国がその領有を主張してい
ます。
清 水
帝 国
P235 地図 「日本の戦後の国境」
日 文
自由社
育鵬社
歴史−21
⑧ 慰安婦について取り上げている記載事項
全教科用図書において該当する記載事項なし
⑨ 強制連行、 ⑩ 拉致について取り上げている記載事項
強制連行について取り上げている記載事項
東 書
教 出
拉致について取り上げている記載
P211 日本は、植民地や占領地でも、厳しい動員 P240 拉致問題(写真)被害者のうち
を行いました。多数の朝鮮人や中国人が、意思 5人が2002年に、その家族が2004年
に反して日本に連れてこられ、鉱山や工場など に北朝鮮から帰国しましたが、いぜ
で劣悪な条件のもと過酷な労働をしいられまし んとして問題は解決しておらず、国
た。こうした動員は女性にもおよび、戦地で働 交正常化の動きも進んでいません。
かされた人もいました。戦争末期には徴兵制が P240 多数の日本人を不法に拉致した
ことが明らかになった北朝鮮との関
朝鮮や台湾でも実施されました。
係も難しい問題です。
P221 戦争が総力戦となるなか、日本国内ばかり P251 また2002年、日本の小泉純一郎
でなく、植民地や占領地の人々も労働力や兵力 首相が北朝鮮を訪問して、日朝首脳
として動員されるようになりました。労働力の 会談を行い、両国は国交の正常化を
不足を補うに、多数の朝鮮人や中国人が日本に 目ざす日朝平壌宣言に署名しまし
連れてこられ、工場や鉱山で働かされました。 た。会談で、北朝鮮側は日本人拉致
その労働条件は厳しく、低い賃金で苦しい生活 の事実を認めて謝罪し、まもなく一
を強いられました。
部の拉致被害者の帰国が実現しまし
た。しかし、いまだに行方のわから
ない被害者も数多くいるため、日本
政府は、その消息と帰国を求める交
渉を続けています。
P251 北朝鮮から帰国した拉致被害者
(写真)
歴史年表 2002 拉致問題
清 水
帝 国
P241 政府は動員計画を立てて、転・廃業した人 P265 …北朝鮮による日本人の拉致
びとや朝鮮人などを軍需産業や炭鉱などに配置 (むりやり連れ去ること)事件が解
する政策をとった。・・またむりやり連れてき 決されていないことや、北朝鮮の核
た朝鮮人・中国人や連合国軍の捕虜も炭坑など 問題もあって交渉は進んでいない。
で働かせた。
P213 日本国内で労働力が不足すると、企業などで P244 北朝鮮による日本人の拉致問題
半ば強引に割りあてを決めて朝鮮人や中国人を が明らかになるなど、近隣諸国との
集め、日本各地の炭坑・鉱山などに連れて行き、 関係には多くの課題もありますが、
低い賃金できびしい労働をおしつけました。
その重要性はますます高まっていま
す。
P244 拉致被害者の帰国(写真)
北朝鮮によって日本から拉致された
被害者のうち5名が、2002 年、24
年ぶりに帰国しました。その他被害
者のさらなる情報開示・帰国が求め
られています。
年表 2002 北朝鮮拉致被害者のうち
五人が帰国
歴史−22
日 文
自由社
育鵬社
P232 さらに、朝鮮や台湾でも徴兵を開始し、朝鮮 P258 2002年には初の日朝首脳会談が
や中国の占領地から数十万といわれる人々を動 行われ、国交正常化交渉の再開を含
員して、炭鉱や工場などのきびしい労働条件の職 む日朝平壌宣言が発表されました。
場で働かせました。
この会談のなかで、北朝鮮側が日本
P232 朝鮮からの動員は、国の計画に基づいて行 人拉致の事実を認めました。その後、
われ、1944 年からは、動員をこばんだ者に刑罰 日朝の国交正常化に向けた交渉は進
が科せられるようになりました。
んでいません。
P263 北朝鮮から帰国した拉致被害者
(2002年)(写真)
消息が明らかでない拉致被害者も多
く、この問題は現在も未解決のまま
です。
P235 戦争末期には,徴兵や徴用も適用され,現地 P263 北朝鮮に拉致されて帰国した人
の人々にさまざまな犠牲を強いた。多数の朝鮮人 たち(写真)1970年代から日本海側
や中国人が,日本の鉱山などに送られて,過酷な を中心に、一般市民が突然行方不明
条件や待遇のもとで働かされた。
になる事件が多発していた。2002年9
月、平壌に出向いた日本の小泉首相
に対し,北朝鮮は日本人を拉致した
事実を認めた。その後,拉致被害者
の一部は帰国したが、しかし、日本
政府は認定していないものの、今な
お拉致された可能性もある多数の日
本人が消息不明で、問題は未解決だ。
P218 戦争の末期には、朝鮮や台湾にも徴兵や徴 P246 …北朝鮮の工作員に多くの日本
用が適用され、人々に苦しみを強いることになり 人が拉致された事件、・・・などの解決
ました。日本の鉱山などに連れてこられ、きびし が急がれています。
い労働を強いられる朝鮮人や中国人もいました。 P246 北朝鮮に拉致されて帰国した人
たち(写真)(2002.10.15)
2002(平成14)年9月、訪朝した小
泉純一郎首相に対し、北朝鮮は日本
人を拉致した事実を認めた。その後、
拉致被害者の一部は帰国したもの
の、今なお拉致されたとされる多数
の日本人の消息が不明であり、問題
は解決していない。
P247 略年表 2002 ⑦による拉致被
害者5人帰国
年表 2002 北朝鮮拉致被害者5人帰
国
歴史−23
⑪ エネルギー問題について取り上げている記載事項、⑫
東 書
教 出
清 水
帝 国
日 文
自由社
育鵬社
震災について取り上げている記載事項
エネルギー問題について取り上げている記載
震災について取り上げている記載
P219
P236
P237
P247
P197 歴史にアクセス 関東大震災
コラム
写真
年表 阪神淡路大震災
写真 阪神淡路大震災
年表 1923 関東大震災
1995 阪神淡路大震災
P203 関東大震災 歴史の窓
P202 「都市の生活」文中関東大震災
P208 「経済の混乱」文中関東大震災
P253 阪神淡路大震災後の様子 図
P253 不安定な時代「1995年1月・・」
年表 1923 関東大震災
1995 阪神・淡路大震災が起こ
る
2011 東日本大震災が起こる
石油危機 写真
エネルギー源(石炭から石油へ)
石油危機 写真
エコノミー・エコロジーの発展
P241 中東紛争と石油戦略
P244 石油コンビナート
P245 石油危機と経済摩擦 写真
P259 中東戦争
P260 エネルギー源(石炭から石油へ)
P261 石油危機 写真
石油コンビナート 写真
P237 石油コンビナート
P240 石油危機 写真
P219 関東大震災(1923.9.1)
P270 阪神・淡路大震災(1995.1.10)
年表 1923 関東大震災
1995 阪神・淡路大震災
P196 都市の発展と関東大震災
P197 関東大震災と迫害(コラム)
年表 1923 関東大震災
1995 阪神淡路大震災
2011 東北地方太平洋沖地震
P256 エネルギー源(石炭から石油へ)
石油コンビナート 写真
P262 石油危機 写真
P217 近代史プラスα 関東大震災
年表 1923 関東大震災
1995 阪神・淡路大震災
2004 スマトラ島沖で大震災
2010 ハイチで大震災
2011 東日本大震災
P253 川崎のコンビナート(写真)
P257 石油危機
省エネルギー技術が発達
P239 四日市コンビナート(写真)
P240 石油危機 写真
P213 関東大震災
年表 1923 関東大震災
1995 阪神・淡路大震災
P199 関東大震災の図
P199 関東大震災
P246 阪神・淡路大震災
年表 1923 関東大震災
1995 阪神・淡路大震災
歴史−24
4 構成・分量・装丁
調 査 研 究 事 項
構
成
・
分
量
・
装
丁
1
時
代
毎
の
分
量
東書 教出
清水
帝国 日文
自由 育鵬
古代までの日本 (割合:%) 17
16
19
16
17
22
19
中世
(%)
14
14
12
15
14
11
11
近世
(%)
18
27
21
21
20
17
21
近代
(%) 39
31
38
39
38
39
38
現代
(%) 13
12
10
10
11
11
10
2
地図(分布図含む)の数
90
92
81
122
116
69
79
3
グラフの数
30
30
27
48
45
14
20
4
文献資料の数
65
39
45
62
38
38
24
5
読み物資料の数
23
27
20
53
30
36
57
6
略年表の数
17
21
17
21
43
11
23
7
写真や絵の数
885
661
774
908
824
460
729
8
図・表の数
42
28
23
41
45
50
35
9
巻末の学習資料の数
2
3
3
5
1
0
4
10
索引の項目数
1292
998
1398
929
760
868
1146
11
判型
B5W
B5
B5
B5
B5
B5
B5
総ページ数
263
268
287
266
279
276
262
23年度版総ページ数
225
213
239
238
243
240
233
+15% +15%
+13%
12
23年度版との比較
+17%
+26% +20% +12%
5 表記・表現
調査研究項目
東書
教出
清水
帝国
日文
自由
育鵬
文章表現や漢字・かなづかい・用語・記号
・計量単位・図版などの使用
適
適
適
適
適
適
適
文字の大きさ・字間・行間・書体など
適
適
適
適
適
適
適
文章・図版などの割付け
適
適
適
適
適
適
適
歴史−25
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(公民的分野)
》
発行者の略号
東書
教育基本法、
○教育基本法に示されている「幅広い知識と教養」に関連して、読み物資料から、助
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
新しい社会 公民
け合い、自分らしく生きることを考える「共生社会について考えよう」が掲載され
ている。
○教育基本法に示されている「学習に取り組む意欲」に関連して、生徒が何を学ぶの
かが明確に分かるよう、各学習項目の主題を解説した副題が記載されている。
○学校教育法に示されている「思考力、判断力、表現力」に関連して、学習課題の提
示や振り返りが「確認」
「公民にチャレンジ」
「深めよう」
「えんぴつマーク」の各
コーナーに記載されている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「公民としての基礎的教養」に関連し
て、
「ちがいのちがい」において、人権について考えながら、よりよい社会の形成
に寄与するための学習活動が設けられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、文化財
の保存や継承に関する写真、複数の資料・図表が掲載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(公民−8∼公民−11)に記載。
かながわ教育
○「思いやる力」の「共生」に関連して、
「バリアフリーについて考えよう」で、個
ビジョンとの
人の尊重を基盤とした人権保障の学習を通して、共生社会の実現を目ざす学習活動
関連
が設けられている。
○「たくましく生きる力」の「規範意識」に関連して、きまりの意義、決定のしかた、
権利、義務、責任等についての具体例が示されている。
○「社会とかかわる力」に関連して、主体的に社会に参画する力を育成するために、
今日的な教育課題である「私たちにできる地球温暖化対策」
「30 年後の理想の地球
社会を考えよう」などが記載されている。
内
容
○巻末の「用語解説」に、教科書に登場する重要な用語や理解の難しい用語の説明が
記載されている。
○新しい学習項目である「現代社会をとらえる見方や考え方」について、
「対立と合
意、効率と公正」という抽象的な概念を具体的に考え習得するための「部活でのト
ラブル」などの身近な事例が示されている。
○道徳教育に関連して、他者を思いやる心情を養うことができるように「バリアフリ
ーについて考えよう」が設けられている。
○思考力、判断力、表現力を養うために、要約、説明などの言語活動の課題が「確認」
のコーナーに設けられている。
○神奈川に関連することとして、
「オンブズパーソン制度(川崎市)
」
、
「外国人研修生
(横須賀市)
」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−13∼公民−25)に記載。
○判型は、AB判で、見開き2ページを1テーマとして構成されている。
構成・分量・
○「この教科書はカラーバリアフリーを含むユニバーサルデザインに配慮していま
装丁
す。この教科書は再生紙・植物油インキを使用しています。
」と表記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−26)に記載。
表記・表現
○資料には見開きごとに通し番号が付けられている。
○学習を進めていくためのキャラクターが使用されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−26)に記載。
公民−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(公民的分野)
》
発行者の略号
教出
教育基本法、
○教育基本法に示されている「豊かな情操と道徳心」に関連して、
「ともに生きる社
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
中学社会 公民 ともに生きる
会をめざす人たち」の中で識字学級・ハンセン病をテーマに、差別への取り組みと、
共に生きることの大切さが記載されている。
○教育基本法に示されている「学習に取り組む意欲」に関連して、個に応じた学びに
応える「トライ!」
「公民の窓」
「深く読んで考えよう」などのコーナーが設けられ
ている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、
「学習のまとめ
と表現」で、学習した内容をまとめるコーナーが設けられている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「公民的資質の基礎を培う」に関連し
て、
「市政に提言しよう」で、より良い地域社会づくりのアイディアを提言した活
動例が示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、
「公民
の窓」や「読んでみよう」に、文化の多様性や近隣諸国との関係が取り上げられて
いる。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
*詳細は、資料Ⅱ(公民−8∼公民−11)に記載。
○「思いやる力」の「共生」に関連して、特設ページ「言葉で伝え合おう」で、福祉
の課題を追究するための学習課題が設けられている。
○「たくましく生きる力」の「規範意識」に関連して、
「ルールをつくること」に、
ルールの意義や在り方を考えるための学習活動の例が示されている。
○「社会とかかわる力」の「地域貢献活動」に関連して、
「トライ!」に、
「協働とは
どのようなことか」
「学校や家庭で出てくるごみを減らすためにできる工夫」など
の学習課題が設けられている。
内
容
○「読み物資料」の「つきあい」や「経済」には、語源を探る中で、言葉が本来持つ
意味や意義を通して、学び合うことや支え合うことの大切さが記載されている。
○個に応じた学びに応えるために、読み物を通して興味・関心を高める「公民の窓」
や、考察力を高める「深く読んで考えよう」などのコーナーが設けられている。
○人権に関連して、女性差別の解消に向けて各種の法が制定され、社会のあらゆる場
面で男女がともに責任をもって役割をになっていくことが求められていると記載
されている。
○表現活動を中心としたテーマ学習である「言葉で伝え合おう」
「ディスカッション」
「プレゼンテーション」
「レポートの作成」などが設けられている。
○神奈川に関連することとして、
「商店街で披露される韓国・朝鮮の伝統芸能(川崎
市)
」
、
「交流する園児と高齢者(相模原市)
」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−13∼公民−25)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○判型は、B5判で、見開き2ページを1テーマとして構成されている。
○「この教科書はカラーユニバーサルデザインに配慮して、見やすいカラーデザイン
になっています。また、環境にやさしい再生紙と大豆油インキを使用しています。
」
「印刷にはバイオマスで発電されたグリーン電力を使用しています。1 冊印刷する
にあたり 123Whのグリーン電力を使用しています。
」と表記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−26)に記載。
○資料には見開きごとに通し番号が付けられている。
○学習を進めていくためのキャラクターが使用されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−26)に記載。
公民−2
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(公民的分野)
》
発行者の略号
清水
教育基本法、
○教育基本法に示されている「男女の平等」に関連して、
「平等権について考える」
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
新中学校 公民 日本の社会と世界
において、男女差別の例を挙げながら、話し合いを通じてお互いを認め合う大切さ
が記載されている。
○教育基本法に示されている「学習に取り組む意欲」に関連して、
「扉ページ」での
問題意識の提示や「公民ファイル」での課題提示など、現代社会の理解が深められ
るように身近な生活に即した事例や題材が取り上げられている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、生徒が思考し
て課題解決に向けて取り組めるように、導入として「扉ページ」が設けられている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「多面的・多角的に考察」に関連して、
各項目に示されている「えんぴつマーク」の中に、その項目において考えていく学
習課題が設けられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項の「伝統と文化」に関連して、異なる伝統・
文化を有する他国と尊重しあい交流を深めることの必要性が、序章の単元「私たち
の生活と文化」に記載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(公民−8∼公民−11)に記載。
かながわ教育
○「思いやる力」の「人権教育」に関連して、
「ハンセン病患者」や、
「アイヌ語で国
ビジョンとの
会での質問をする議員」などを紹介し、人間を個人として尊重することや、国民の
関連
誰もが幸福を求める権利をもつことが記載されている。
○「たくましく生きる力」の「規範意識」に関連して、
「ともに生きる社会をめざし
て」の「対立から合意へ」
「競争と共生」の中で、お互いに尊重し合うことや公正
なルールを決めることの大切さが記載されている。
○「社会とかかわる力」に関連して、
「学ぶことの意味」や「働く権利」
「地域の住民に
よる公園設計」などの学習課題や事例が示されている。
内
容
○序章・本編の導入として扉ページを設け、学習内容と関連する人物が紹介されてい
る。
○学習内容のまとめや整理を行うことや、課題解決のための「公民ファイル」が設け
られている。
○道徳教育に関連して、人間や社会について考察するとともに、情操をはぐくみ道徳
心を培う内容の文章が、序章や本編の「扉ページ」に記載されている。
○「死刑制度について考える」など、思考・判断することができる題材が取り上げら
れている。
○神奈川に関連することとして、
「日本国内におかれた米軍のおもな基地」
(横浜・横
須賀・座間・厚木)や、地方公共団体の税金として「横浜みどり税」が掲載されて
いる。
構 成
・
分 量
・
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−13∼公民−25)に記載。
○判型は、B5判で、見開き2ページを1テーマとして構成されている。
○「この教科書は再生紙および一部に環境に配慮したインキを使用しています。
」と
表記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−26)に記載。
装 丁
表記・表現
○資料には見開きごとに通し番号が付けられている。
○学習を進めていくためのキャラクターが使用されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−26)に記載。
公民−3
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(公民的分野)
》
発行者の略号
帝国
教育基本法、
○教育基本法に示されている「社会の形成に参画」に関連して、
「対立と合意、効率
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
社会科 中学生の公民 よりよい社会をめざして
と公正」という抽象的な概念を具体的に考え習得するために、身近な事例が示され
ている。
○教育基本法に示されている「学習に取り組む意欲」に関連して、社会の一員として
社会に参画していく姿勢をはぐくむために、
「持続可能な社会をめざして」では、
生徒が学習の流れを実感できるようなシミュレーションが示されている。
○学校教育法に示されている「思考力、判断力、表現力等」に関連して、思考力や判
断力をはぐくむために「チエックアンドトライ」や「クローズアップ」
「今を聞く」
「今をみる」
「ステップアップ」が設けられている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「多面的・多角的に考察」に関連して、
よりよい町作りについて話し合う「町の活性化プランナーになってみよう」が設け
られている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項の「伝統や文化」に関連して、
「クローズ
アップ」
「今を聞く」などのコーナーでは、身のまわりの年中行事や地域の伝統芸
能などの例が示されている。
*詳細は、資料Ⅱ(公民−8∼公民−11)に記載。
かながわ教育
○「思いやる力」の「道徳教育」に関連して、国民の一人ひとりの生命、自由及び幸
ビジョンとの
福追求は国政が守らなければならない最も大切なものであると示し、お互いを思い
関連
やる精神が国民一人ひとりに必要であると示されている。
○「たくましく生きる力」の「規範意識」に関連して、
「私たちが地域社会でできる
こと」で、ルールの必要性、合意や取り決めなどが記載されている。
○「社会とかかわる力」の「自然や人とのふれあい」に関連して、
「クローズアップ」
のコーナーに、中学生が多摩川の清掃活動をする事例や生徒総会で駅の清掃を取り
決めた事例などが示されている。
内
容
○学習内容を生徒にとって身近で分かりやすいものとする目的で、導入教材として
「クローズアップ」が設けられている。
○学習内容が理解できているかを確認する「チェック」と、学習内容の理解を深める
問いとして「トライ」が設けられている。
○「伝統文化に根ざす現代」では、年中行事や宗教、通過儀礼について紹介され、
「今
を聞く」では伝統芸能を受け継ぐことの事例が示されている。
○言語活動に関連して、
「YES NO」では、テーマに対する賛成・反対意見を明確にし
てから話し合う学習課題が設けられている。
○神奈川に関連することとして、
「中学生による生態調査(川崎市)
」
、
「環境型社会資
本、都市の取り組み(横浜市)
」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−13∼公民−25)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○判型は、B5判で、見開き2ページを1テーマとして構成されている。
○「この教科書は、環境にやさしい再生紙・植物油インキを使用しています。
」と表
記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−26)に記載。
○資料には見開きごとに通し番号が付けられている。
○学習を進めていくためのキャラクターが使用されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−26)に記載。
公民−4
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(公民的分野)
》
発行者の略号
日文
教育基本法、
○教育基本法に示されている「自他の敬愛と協力」に関連して、相手を理解しその気
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
中学社会 公民的分野
持ちを尊重することの大切さを理解するために、
「言葉のトラブルをなくすには」
で、ブレインストーミングによる意見収集の方法が設けられている。
○教育基本法に示されている「学習に取り組む意欲」に関連して、各編冒頭にはイラ
スト・漫画で考える「ナビ」が、章末の「チャレンジ公民」では生徒が自ら問題を
解決することができる課題が設けられている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、
「情報スキルア
ップ」で、情報を集めたり読み取ったり表現したりするときに必要な知識や技能が
記載されている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「平和で民主的な国家・社会の形成者」
に関連して、今、勉強していることと将来の仕事とのつながりを考える読み物「15
歳のハローワーク」が掲載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、わが国
の伝統・文化に関する写真・図表・読み物資料などから自分の考えをレポートにま
とめる、特設ページ「レポート作成ナビ」が設けられている。
*詳細は、資料Ⅱ(公民−8∼公民−11)に記載。
かながわ教育
○「思いやる力」の「人権教育」に関連して、
「人間らしい生活を営む権利」で、生
ビジョンとの
きるために必要なものをイラストから選び、最低限の文化的な生活について考える
関連
課題が設けられている。
○「たくましく生きる力」の「規範意識」に関連して、
「社会における私たちときま
りの意義」で、個人の意見や利害を調整することや、ともに生きていくためのきま
りをつくる必要性がイラストで示されている。
○「社会とかかわる力」の「ボランティア活動」に関連して、
「やってみよう」のコ
ーナーに「ボランティア活動をしよう」という課題が設けられており、老人介護施
設に行った生徒の感想などが記載されている。
内
容
○テーマ毎の「学習を確かめよう」に、学習内容の定着と活用のための学習活動が設
けられている。
○具体的なテーマを掘り下げ、社会的事象を多面的・多角的にとらえるための課題を
示した「ズームイン」が設けられている。
○道徳教育に関連して、
「ネット社会とつき合う方法」で、身近な情報モラルの問題
について考える内容が記載されている。
○「チャレンジ公民」に、「ディベート」「企画書作成」「議論」等の言語活動につながる学
習が設けられている。
○神奈川に関連することとして、
「川崎市は日本で自治体として国連のグローバルコン
パクトに唯一参加しています」
「市民オンブズマン条例(神奈川県川崎市)
」が記載さ
れている。
構成・分量
・装丁
表記・表現
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−13∼公民−25)に記載。
○判型は、B5判で、見開き2ページを1テーマとして構成されている。
○「この教科書は、大豆油インキと再生紙を使用しています。
」と表記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−26)に記載。
○資料には見開きごとに通し番号が付けられている。
○学習を進めていくためのキャラクターが使用されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−26)に記載。
公民−5
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(公民的分野)
》
発行者の略号
自由社
教育基本法、
○教育基本法に示されている「我が国と郷土を愛する」に関連して、
「家族愛・愛郷
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
新しい公民教科書
心から愛国心へ」で愛国心の涵養と公共の精神や思いやりの精神をはぐくむよう
に、生活と愛国心の関係が記載されている。
○教育基本法に示されている「学習に取り組む意欲」に関連して、多面的・多角的な
考察ができるように、
「もっと知りたい」が設けられている。
○学校教育法に示されている「思考力、判断力、表現力」に関連して、課題解決の力
の育成のために、
「学習のまとめと発展」が設けられている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「公民としての基礎的教養」に関連し
て、
「男女共同参画社会」で、より良い社会形成のために男女の協力と協力してい
くことの大切さが示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項「伝統と文化」に関連して、日本の文化・
伝統について、
「ミニ知識」で紹介されており、日本の文化・伝統について、
「ミニ
知識」で紹介されており、
「もっと知りたい」では、科学・芸術・宗教について考
えさせる内容が掲載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(公民−8∼公民−11)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「人権教育」に関連して、権利について考える「基本的人権と公
共の福祉」
「権利の平等と社会権」等が記載されている。
○「たくましく生きる力」の「規範意識」に関連して、幸せな社会生活を送るために
は学校ではルールを守ることが大切であることが示されている。
○「社会とかかわる力」の「地域貢献活動」に関連して、環境保全の観点から「横浜
市のG30 プラン」が取り上げられている。
内
容
○本文に関連する補充的な学習や発展的な学習として「ミニ知識」
「もっと知りたい」
が設けられている。
○「課題の探究」で「レポートと卒業論文をつくろう」や「ディベートをやってみよ
う」などのコーナーが示され、学習の過程や学び方が示されている。
○道徳教育に関連して、
「もっと知りたい」で、男女の違いを認識し、お互いに協力
し合うことの大切さが記載されている。
○いくつかある課題のうち、1つの課題を選んで 400 字以内でまとめることができる
「学習の発展」が設けられている。
○神奈川に関連することとして、
「衆議院議員1人あたりの有権者数 神奈川 10 区」
、
「都道府県を地方税の収入で比較する」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−13∼公民−25)に記載。
構 成
・
分 量
○判型は、B5判で、見開き2ページを1テーマとして構成されている。
○序章の単元から終章の単元までを通し番号で示している。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−26)に記載。
・
装 丁
表記・表現
○欄外の注釈には通し番号が付けられている。
○学習を進めていくためのキャラクターが使用されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−26)に記載。
公民−6
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(公民的分野)
》
発行者の略号
育鵬社
教育基本法、
○教育基本法に示されている「幅広い知識と教養」に関連して、
「理解を深めよう」
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
中学社会 新しいみんなの公民
で、
「家事は無償の労働か」等、幅広い内容の読み物が記載されている。
○教育基本法に示されている「学習に取り組む意欲」に関連して、関心・意欲に応じ
て学習できるよう「理解を深めよう」
「考えよう」が設けられ、キャラクターの吹
き出しに資料を読み取る視点や学習活動の促すことなどが記載されている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、物事を多
面的・多角的にとらえ、課題を解決する力を高めるために「理解を深めよう」が設
けられている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「公民として必要な基礎的教養」に関
連して、
「国家規模の政策についてはどのように考えればよいのでしょうか」で、
現代社会をとらえる見方や考え方が記載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、
「江戸
しぐさ」などの日本の伝統が掲載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(公民−8∼公民−11)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「人権教育」に関連して、
「理解を深めよう」の「権利と権利の
対立と合意」に、権利や自由の行使について考える読み物が記載されている。
○「たくましく生きる力」の「規範意識」に関連して、
「生活と法について考えよう!」
で、生活の中で法がどのように用いられているかを考える学習課題が設けられてい
る。
○「社会とかかわる力」に関連して、
「理解を深めよう」で企業が社会貢献をした事
例に、川崎市のチョーク工場での障害者の雇用の例が示されている。
内
容
○「手の印マーク」で学習内容に関連した情報が記載されており、
「理解を深めよう」
「考えよう」で個々の関心・意欲に応じた課題が設けられている。
○「内閣総理大臣として国づくり構想を立てよう」という課題が示され、これからの
社会を築くための課題が設けられている。
○「理解を深めよう」の「日本の伝統文化」で、信仰・芸道・武道・美術・建築・工
芸・芸能の分野の写真や関係する事柄が掲載されている。
○学習内容に関連して、課題の調べ方や学び方、表現方法などが「やってみよう」に
記載されている。
○神奈川に関連することとして、
「障害者の働く可能性の拡大を(横浜市)
」
「市町村
のウェブサイト(神奈川県藤沢市)
」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−13∼公民−25)に記載。
構 成
・
分 量
・
○判型は、B5判で、見開き2ページを1テーマとして構成されている。
○「この教科書は、大豆インキで印刷しています。教科書の本文用紙の一部に、再生
紙を使用さしています。
」との表記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−26)に記載。
装 丁
表記・表現
○資料には見開きごとに通し番号が付されている。
○学習を進めていくためのキャラクターが使用されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(公民−26)に記載。
公民−7
【資料Ⅱ】
教科種目名《社会(公民的分野)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体
を養うこと。
東書
読み物資料から、助け合い、自分らしく生きることを考える「共生社会について考えよう」
が掲載されている。
教出
「ともに生きる社会をめざす人たち」の中で識字学級・ハンセン病をテーマに、差別への取
組と、共に生きることの大切さが記載されている。
清水
考えていかなければならない課題を提示し、その解決を考えていくように、項目ごとに「公
民ファイル」が示されている。
学習内容を生徒に身近で分かりやすいものとする目的で、導入教材として「クローズアッ
プ」が設けられている。
見開きごとの「学習を確かめよう」に、学習内容の定着と活用のための学習活動が設けられ
日文
ている。
本文に関連する補充的な学習や発展的な学習として「ミニ知識」「もっと知りたい」が設け
自由社
られている
「理解を深めよう」で、「家事は無償の労働か」等、幅広い内容の読み物が記載されてい
育鵬社
る。
帝国
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関
連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
東書
教出
働くことの意義について考える課題が「公民にチャレンジ」の「働くことについて考えよ
う」に記載されている。
「言葉で伝え合おう」では「大人になるまでに考えたいこと」などの学習課題が多く取り上
げられており、勤労について一人ひとりが考え、話し合う事例が示されている。
清水
「知っておきたい働く者の権利」で、勤労に関する権利やさまざまな問題について掘り下げ
て学習できるように記載されている。
帝国
各単元の導入の資料として「クローズアップ」が設けられ、働く条件について考える学習課
題や外国人労働者問題、障害者雇用などの資料が示されている。
「なぜ働くのか」という問いについて、身近な場面を想定したルール作りなど個人と社会の
関係についての課題を取り上げ、社会との関係性を重視することが示されている。
勤労について一人ひとりが考えられるように、「働くとはどんな意味をもっているのか」と
自由社
いうテーマのコーナーが設けられている。
日文
育鵬社
松下幸之助などの先人の事例を示し、一人ひとりが課題を追究できる「考えよう」が設けら
れている。
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画
し、その発展に寄与する態度を養うこと。
東書
教出
清水
帝国
日文
「対立と合意、効率と公正」という抽象的な概念を具体的に考え習得するために身近な事例
が示されている。
女性差別の解消に向け、各種の法が制定され、社会のあらゆる場面で男女がともに責任を
もって役割をになっていくことが求められていると記載されている。
「平等権について考える」において、男女差別を元とする差別の例を挙げながら、話し合い
を通じてお互いを認め合う大切さを学ぶ内容が記載されている。
「人権の保障と公共の福祉」で、道路建設と人権保障が取り上げられ、人権の大切さと公共
の重要性やともに生きる社会の在り方についての学習課題が設けられている。
相手を理解しその気持ちを尊重することの大切さを習得するために、「言葉のトラブルをな
くすには」でブレインストーミングによる意見収集の方法が設けられている。
男女が特性と立場をいかし、バランスがとれた社会を築く取組をし、共働き夫婦の場合は、
女性に負担がかかりすぎないよう、男性の配慮と協力が求められることが記載されている。
男女の役割分担をこえ、個人の能力に基づいて自己を生かしていこうとする重要性と、男女
育鵬社
の性差を認めた上で、それぞれの役割を尊重しようとする態度の大切さが示されている。
自由社
公民−8
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
東書
教出
清水
帝国
日文
循環型社会形成推進基本法が定められ、循環型社会を実現するために、生活のあり方を変え
ていかなければならないことが記載されている。
循環型社会の実現に向けて、環境に配慮しながら活動していくことが求められ、身近な暮ら
しのなかでできることを真剣に考えていく必要があることが記載されている。
持続可能な社会を形成していくために、循環型社会形成推進基本法が制定され、経済のしく
みを見直して循環型社会の形成に向けたとりくみがすすめられていることが記載されてい
る。
循環型社会形成推進基本法が制定され持続可能な社会にするために、無駄な消費を少なく
し、省資源・省エネルギーの生活を実現する必要があることが記載されている。
政府は環境基本法を制定し、地球温暖化や生態系の保全などの取り組みを強化しており、わ
たくしたちみもリサイクルなどでの協力もきわめて大切であることが記載されている。
消費者の立場に立ったとき、3R活動の推進が重要であり、そして資源循環型の社会の形成
を目指し、循環型社会形成推進基本法の制定が掲載されている。
循環型社会形成推進基本法が制定され、循環型社会の形成に向けての整備がすすめられてお
育鵬社 り、職場や家庭での省エネなど、環境を守るための活動に取り組んでいることが記載されて
いる。
自由社
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展
に寄与する態度を養うこと。
複数の資料・統計・図表が掲載されており、文化財の保存や継承している写真が掲載され、
またこれらをどのように活用していくかの課題が設けられている。
「伝統と文化の尊重」に関連して、地域の文化や芸術の再生・活性化に取り組む人々につい
教出
ての事例が示されている。
わが国の伝統と文化について、異なる伝統・文化を有する他国と尊重しあい交流を深めるこ
清水
との必要性が、序章の単元「私たちの生活と文化」で取り上げられている。
「伝統文化に根ざす現代」では、年中行事や宗教、通過儀礼について紹介され、「今を聞
帝国
く」では伝統芸能を受けつぐことの事例が示されている。
わが国の伝統・文化について、写真・図表・読み物資料などを複数示し、読み物資料では文
日文
化のとらえ方が示されている。
「家族愛・愛郷心から愛国心へ」で愛国心の涵養と公共の精神や思いやりの精神をはぐくむ
自由社
ように、生活と愛国心の関係が記載されている。
東書
育鵬社
巻頭折り込みで、信仰・芸道・武道・美術・建築・工芸・芸能の分野の写真や関係する項目
が示されている。
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教育
が組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずると
ともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。
東書
教出
清水
帝国
日文
生徒が何を学ぶのかが明確に分かるよう、各学習項目の主題を解説した副題が記載されてい
る。
個に応じた学びに応える「トライ!」「公民の窓」「深く読んで考えよう」などのコーナー
が設けられている。
「扉ページ」での問題意識の提示や「公民ファイル」での課題提示など、現代社会の理解が
深められるように身近な生活に即した事例や題材が取り上げられている。
社会の一員として社会に参画していく姿勢をはぐくむために、「持続可能な社会をめざし
て」では、生徒が学習の流れを実感できるようなシミュレーションが示されている。
各編冒頭にはイラスト・漫画で考える「ナビ」が、章末の「チャレンジ公民」では生徒が自
ら問題を解決することができる課題が設けられている。
自由社 多面的・多角的な考察ができるように、「もっと知りたい」が設けられている。
育鵬社
関心・意欲に応じて学習できるよう「理解を深めよう」「考えよう」が設けられ、キャラク
ターの吹き出しに資料を読み取る視点や学習活動の促すことなどが記載されている。
公民−9
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させると
ともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に
取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
東書
学習課題の提示や振り返りが「確認」「公民にチャレンジ」「深めよう」「えんぴつマー
ク」の各コーナーに記載されている。
教出
「学習のまとめと表現」で、学習した内容をまとめるコーナーが設けられている。
清水
帝国
日文
「扉ページ」での問題意識の提示や「公民ファイル」での課題提示など、現代社会の理解が
深められるように身近な生活に即した事例や題材が取り上げられている。
思考力や判断力をはぐくむために「チェックアンドトライ」や「クローズアップ」「今を聞
く」「今をみる」「ステップアップ」が設けられている。
「情報スキルアップ」で、情報を集めたり読み取ったり表現したりするときに必要な知識や
技能が記載されている。
自由社 課題解決の力の育成のために、各章で「学習のまとめと発展」が設けられている。
育鵬社
物事を多面的・多角的にとらえ、課題を解決する力を高めるために「理解を深めよう」が設
けられている。
○学習指導要領の教科の目標
広い視野に立って、社会に対する関心を高め、諸資料に基づいて多面的・多角的に考察し、我が国の国土と歴史に対する
理解と愛情を深め、公民としての基礎的教養を培い、国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として必要な公
民的資質の基礎を養う。
東書
教出
「ちがいのちがい」において、人権について考えながら、よりよい社会の形成に寄与するた
めの学習活動が設けられている。
「市政に提言しよう」で、中学生が地域社会の一員として、より良い地域社会づくりのアイ
ディアを市議会に提言した活動例が示されている。
各項目に示されている「えんぴつマーク」の中に、その項目において考えていく学習課題が
設けられている。
よりよい町作りについて話し合う「町の活性化プランナーになってみよう」が設けられてい
帝国
る。
今、勉強していることと将来の仕事とのつながりを考える読み物「15歳のハローワーク」が
日文
掲載されている。
「男女共同参画社会」の中で、より良い社会形成のために男女の協力と協力していくことの
自由社
大切さが示されている。
「国家規模の政策についてはどのように考えればよいのでしょうか」についてが紹介され、
育鵬社
現代社会をとらえる見方や考え方が示されている。
清水
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
思考力・判断力・表現力を養うように、見開きごとの「確認」のコーナーで、今日的課題に
ついて話し合ったり、よりよい未来を構想したりする言語活動が設けられている。
「言葉で伝え合おう」で「ディスカッション」「ディベート」「裁判傍聴と模擬裁判」「プ
教出
レゼンテーション」などの表現活動を中心としたテーマ学習が取り上げられている。
「公民ファイル」の「死刑制度について考える」などで、思考・判断することができる題材
清水
が取り上げられている。
「ステップアップ」の「マンションの騒音問題を解決しよう」で、ロールプレイを通して自
帝国
分の考えを深める学習活動が設けられている。
さまざまな方法の話し合いやまとめ方を学習することができるよう「チャレンジ公民」「ブレイ
日文
ンストーミング」「ディベート」「ロジックツリー」「企画書作成」「議論」が設けられている。
各章の最後にある「学習のまとめと発展」で自ら課題を選んで400字以内で文章をまとめる課
自由社
題が示されている。
課題を参考にして、調査やレポート作成などの学習を行う「やってみよう」「生活と法」「ディ
育鵬社
ベートをやってみよう」「私たちの町づくりを調べよう」などが設けられている。
東書
公民−10
伝統や文化に関する教育の充実
伝統文化に関して複数の資料・統計・図表が掲載されており、文化財の保存や継承している
写真が掲載され、またこれらをどのように活用していくかという課題が設けられている。
わが国の伝統・文化について、「公民の窓」や「読んでみよう」に、文化の多様性や近隣諸
教出
国との関係が取り上げられている。
わが国の伝統と文化について、異なる伝統・文化を有する他国と尊重しあい交流を深めるこ
清水
との必要性が、序章の単元「私たちの生活と文化」に記載されている。
日本の文化・伝統について「クローズアップ」「今を聞く」などのコーナーでは、身のまわ
帝国
りの年中行事や地域の伝統芸能などの例が示されている。
わが国の伝統・文化に関する写真・図表・読み物資料などから自分の考えをレポートにまと
日文
める、特設ページ「レポート作成ナビ」が設けられている。
日本の文化・伝統について、「ミニ知識」で紹介されており、「もっと知りたい」では、科
自由社
学・芸術・宗教について考えさせる内容が掲載されている。
東書
育鵬社 「江戸しぐさ」などの日本の伝統を記載している。
道徳教育の充実
東書
教出
清水
帝国
他者を思いやる心情を養うことができるように「バリアフリーについて考えよう」が設けら
れている。
「読み物資料」の「つきあい」や「経済」では、語源を探る中で、言葉が本来持つ意味や意
義を通して、学び合うことや支え合うことの大切さが示されている。
人間や社会について考察するとともに、情操を育み道徳心を培う内容の文章が、序章や本編
の「扉ページ」に記載されている。
豊かな情操と道徳心を培い、家族を大切にする態度や他者を尊重する態度をはぐくむよう、
家族や地域社会の役割についての学習が設けられている。
「ネット社会とつき合う方法」で、身近な情報モラルの問題について考える内容が記載され
ている。
「もっと知りたい」で、男女の違いを認識し、お互いに協力しあうことの大切さが記載され
自由社
ている。
現代社会をより良く生きていくための視点として「江戸しぐさ」など、日本の伝統を取り上
育鵬社
げている。
日文
体験活動の充実
「公民にチャレンジ」「深めよう」で、「市長になって考えてみよう」というロールプレイ
や「模擬裁判をやってみよう」というワークショップなどのコーナーが設けられている。
「言葉で伝え合おう」では、「裁判傍聴のすすめ」などの体験的な学習活動が設けられてお
教出
り、ディベートやプレゼンテーションなどの学び方も示されている。
「卒業論文を書いてみよう」では、取材活動をすすめたり、発表に向けた取り組みが紹介さ
清水
れるなど、体験的な学び方が取り上げられている。
「YES NO」では意見をもとに考えること、「ステップアップ」ではロールプレイングやカー
帝国
ド分類による話し合いなどの学習活動が設けられている。
「公民ズームイン」「チャレンジ公民」で、裁判員裁判のロールプレイやディベート学習が
日文
設けられている。
「課題の探求」として、「レポートと卒業論文をつくろう」というコーナーが設けられ、ス
自由社
ピーチやプレゼンテーション、ディベートなどの学び方が取り上げられている。
東書
育鵬社
「やってみよう」というコーナーを設け、家族にインタビューをする、裁判傍聴をする、新
聞の社説の比較・ディベートなどの体験型の学び方が示されている。
公民−11
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
東書
「バリアフリーについて考えよう」で、個人の尊重を基盤とした人権保障の学習を通して、
共生社会の実現を目ざす学習活動が設けられている。
特設ページ「言葉で伝え合おう」で、福祉の課題を追究するための学習課題が設けられてい
る。
「ハンセン病患者」や、「アイヌ語で国会での質問をする議員」などを紹介し、人間を個人
清水
として尊重することや、国民の誰もが幸福を求める権利をもつことが記載されている。
国民の一人ひとりの生命、自由及び幸福追求は国政が守らなければならない最も大切なもの
帝国
であると示し、お互いを思いやる精神が国民一人ひとりに必要であると示されている。
「人間らしい生活を営む権利」で、生きるために必要なものをイラストから選び、最低限の
日文
文化的な生活について考える課題が設けられている。
権利について考えるように「基本的人権と公共の福祉」「権利の平等と社会権」等が記載さ
自由社
れている。
「理解を深めよう」の「権利と権利の対立と合意」に、権利や自由の行使について考える読
育鵬社
み物が記載されている。
教出
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
東書
社会で力強く生き抜くために、きまりの意義、決定のしかた、権利、義務、責任等について
の具体例が示されている。
教出
「ルールをつくること」で、ルールの意義や在り方を考えるための活動例が示されている。
「ともに生きる社会をめざして」で、「対立から合意へ」「競争と共生」の中で、お互いに
尊重し合うことや公正なルールを決めることの大切さが記載されている。
「私たちが地域社会でできること」で、ルールの必要性、合意や取り決めなどが記載されて
帝国
いる。
「社会における私たちときまりの意義」で、個人の意見や利害を調整することや、ともに生
日文
きていくためのきまりをつくる必要性がイラストで示されている。
「学校とルール」のコラムで身近な学校での問題を取り上げ、社会の秩序を維持することに
自由社
つながるように学校ではルールを守ることが大切であることが記載されている。
「やってみよう」の「生活と法について考えよう!」で、生活の中で法がどのように用いら
育鵬社
れているかを考える学習課題が設けられている。
清水
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
東書
主体的に社会に参画する力を育成するために、今日的な教育課題である「私たちにできる地
球温暖化対策」「30年後の理想の地球社会を考えよう」などが記載されている。
教出
「トライ!」に、「協働とはどのようなことか」「学校や家庭で出てくるごみを減らすため
にできる工夫」などの学習課題が設けられている。
清水
帝国
日文
「公民ファイル」のコーナーを中心に、「学ぶことの意味」や「働く権利」、「地域の住民
による公園設計」などの学習課題や事例が示されている。
「クローズアップ」のコーナーに、中学生が多摩川の清掃活動をする事例や生徒総会で駅の
清掃を取り決めた事例などが示されている。
「やってみよう」のコーナーに「ボランティア活動をしよう」という課題が設けられてお
り、老人介護施設に行った生徒の感想などが記載されている。
自由社 環境保全の観点から「横浜市のG30プラン」が取り上げられている。
育鵬社
「理解を深めよう」で企業が社会貢献をした事例に、川崎市のチョーク工場での障害者の雇
用の例が示されている。
公民−12
3 内容
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
※
※
基本的人権や国民の義務についての記載
高齢化や環境問題など社会の諸課題についての記載
南北問題や温暖化など地球規模の諸課題についての記載
神奈川県に関連する記載事項
北方領土について取り上げている記載事項
竹島について取り上げている記載事項
尖閣諸島について取り上げている記載事項
慰安婦または従軍慰安婦について取り上げている記載事項
強制連行について取り上げている記載事項
拉致について取り上げている記載事項
エネルギー問題について取り上げている記載事項
震災についての記載事項
①∼③については、用語として本文(索引)に記載されているもの
④∼⑫については本文に記載されている文を引用
(図・表・年表等で取り扱われているものも含む)
調 査 研 究 事 項
東書 教出 清水 帝国 日文
自由 育鵬
① 自由権
○
○
○
○
○
○
○
基
本
的
人
権
や
国
民
の
義
務
に
つ
い
て
の
記
載
平等権
○
○
○
○
○
○
○
社会権
○
○
○
○
○
○
○
生存権
○
○
○
○
○
○
○
教育を受ける権利
○
○
○
○
○
○
○
勤労の権利
○
○
○
○
○
○
○
参政権
○
○
○
○
○
○
○
環境権
○
○
○
○
○
○
○
知る権利
○
○
○
○
○
○
○
プライバシーの権利
○
○
○
○
○
○
○
自己決定権
○
○
○
○
○
○
○
公共の福祉
○
○
○
○
○
○
○
国民の(三大)義務
○
○
○
○
○
○
○
納税の義務
○
○
○
○
○
○
○
男女共同参画社会(基本法)
○
○
○
○
○
○
○
(市民)オンブズマン(制度)
○
○
○
○
○
○
○
子供の権利条約
○
○
○
○
○
○
○
公民−13
調 査 研 究 事 項
東書 教出 清水 帝国
日文 自由 育鵬
② 部落差別
○
○
○
○
○
○
○
高
齢
化
や
環
境
問
題
な
ど
社
会
の
諸
課
題
に
つ
い
て
の
記
載
アイヌ民族差別
○
○
○
○
○
−
○
在日韓国・朝鮮人差別
○
○
○
○
○
○
○
障害者差別
○
○
○
○
○
○
○
フリーター
○
○
○
○
○
○
○
リストラ
○
○
○
○
○
−
○
消費者保護
○
○
○
○
○
○
○
自己破産
○
−
−
○
○
−
−
少子高齢化(問題)
○
○
○
○
○
○
○
環境問題
○
○
○
○
○
○
○
環境保全
○
○
○
○
○
○
○
食糧自給率
○
○
○
○
○
○
○
過疎(化)・過密(化)
○
○
−
○
○
○
○
③ 食料問題
○
○
○
○
○
○
○
南
北
問
題
や
温
暖
化
な
ど
地
球
規
模
の
諸
課
題
に
つ
い
て
南北問題
○
○
○
○
○
○
○
南南問題
○
○
○
○
○
○
○
人種差別撤廃条約
○
○
−
−
○
−
○
女子差別撤廃条約
○
○
○
○
○
−
○
地球温暖化
○
○
○
○
○
○
○
オゾン層破壊
○
○
○
○
○
○
○
砂漠化
○
○
○
○
○
○
○
酸性雨
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
難民・ストリートチルドレン
○
○
○
○
○
−
○
テロ(破壊行為)
○
○
○
○
○
○
○
国際協力に関連する記載
○
○
○
○
○
○
○
4
5
3
3
3
4
7
リオ宣言
(国連環境開発会議・地球サミット)
④ 神奈川県に関連する記載事項(数)
公民−14
④ 神奈川県に関連する記載事項
東 書
教 出
清 水
帝 国
日 文
自 由
育 鵬
P9
P43
P112
P212
P8
P10
P47
P51
P110
P41
P89
P132
外国人研修生(横須賀市)
公務員の国籍条項 (川崎市)
農産物直売所(川崎市)
オンブズパーソン制度 (川崎市)
交流する園児と高齢者(相模原市)
「地球シミュレーター」の計算による台風の仮想体験(横浜市)
商店街で披露される韓国・朝鮮の伝統芸能(川崎市)
ストライキで試合が中止になった野球場(横浜市)
巡回市民オンブズマンのポスター (川崎市)
「民族文化講師ふれあい事業」 (川崎市)
「日本国内におかれた米軍のおもな基地」(横浜・横須賀・座間・厚木)
横浜みどり税
P4 みんなで守る多摩川(川崎市)
P5 中学生による生態調査(川崎市)
P163 環境型社会資本、都市の取り組み(横浜市)
P90
P110
P167
P50
P80
P104
P141
P20
P31
P57
P75
P76
P103
P169
市民オンブズマン条例
行政裁判(川崎公害訴訟)
川崎市は日本で自治体として国連グローバルコンパクトに唯一参加しています。
マッカーサー連合国軍最高司令官 厚木飛行場に到着
衆議院議員1人あたりの有権者数 神奈川10区
都道府県を地方税の収入で比較する
ヨコハマはG30
都道府県別合計特殊出生率 神奈川県43位
各都道府県の病床数 47位
障害者の働く可能性の拡大を (横浜市)
衆議院議員一人あたりの有権者数
北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める署名活動(川崎市)
藤沢市ウェブサイト(藤沢市)
おもな基地 (横須賀・座間)
⑤ 北方領土、 ⑥ 竹島、 ⑦
尖閣諸島について取り上げている記載事項
北方領土
東 書
竹 島
尖閣諸島
P151(公民にアクセス)
P151(公民にアクセス)
P151(公民にアクセス)
1951年のサンフランシスコ 竹島は、隠岐諸島の北西に 沖縄県先島諸島の北方に
平和条約で、日本は千島列島 位置し、島根県隠岐の島町 位置する尖閣諸島は日本
を放棄しました。しかし、歯 に属する日本固有の領土 の領土ですが、中国がそ
舞群島、色丹島、国後島、択 です。しかし、韓国が不法 の 領 有 を 主 張 し て い ま
捉島の北方領土は、千島列島 に占拠していることから、 す。
にふくまれない、日本固有の 日本は、韓国に対して抗議
領土です。第二次世界大戦後 を続けています。(地図上
にソ連が不法に占拠した北 にも記載)
方領土の返還を、日本は、ソ
連を継承したロシア連邦に
求めて続けています。(地図
上にも記載)
P171 また、ロシア連邦との間
でも、北方領土問題が未解決
のまま残されており、日本は
領土の返還を求めています。
公民−15
教 出
P195(公民の窓
日本の領土 P195 (公民の窓 日本の領
P195 公民の窓 日本の領
をめぐって)
土をめぐって)日本海に位 土をめぐって
北海道の東にある歯舞群島、 置する竹島(島根県)につ
色丹島、国後島、択捉島の北 いては、日本と韓国の間に …東シナ海に位置する尖
方領土は、第二次世界大戦後
その領有をめぐって主張 閣諸島(沖縄県)につい
ソ連に占領され、現在はロシ
ては、中国もその領有を
アに引き継がれています。日 に相違があり、未解決の問 主張しています。(地図
本に返還するための交渉が 題となっています。
上に位置を示す。)
続けられてきましたが、大き
な成果はみられていません。
1990年代以降は、北方領土に
住むロシア人の病気の治療
が日本で行われたり、震災時
の支援や訪問団の派遣が行
われたりするなど、さまざま
な交流が進められています。
こうした交流を生かしなが
ら、今後もロシアに対して、
北方領土の返還を求め続け
ていくことが大切です。
P195【地図
北方領土】
1956年の日ソ共同宣言にお
いて、ソ連は日本が返還を求
める四島のうち、歯舞群島と
色丹島を、日ソ平和条約締結
後に、日本に引き渡すことに
同意しています。
P201 北方領土問題
日本とロシアとの間では、北
方領土を日本に返還するた
めの交渉が、長期にわたって
続けられています。この間、
日本は返還を強く要求する
だけでなく、ロシアと一定の
経済協力や、エネルギー・資
源開発についての協力など
も行ってきました。北方領土
が返還されれば、日ロ間の協
力関係もさらに強化される
というのが、日本の立場で
す。一方で、領土問題解決の
ための環境整備の一環とし
て、北方四島のロシア人患者
の受け入れなどの人道支援
や、貿易を通じた交流など、
さまざまな交流事業が行わ
れています。現地で暮らすロ
シアの人々にも配慮しなが
ら、今後も粘り強く北方領土
の返還を求めていくことが
必要です。
公民−16
清 水
帝 国
P90 ソ連とは1956年に国交を回
P157 (地図 日本の領土問 P157 地図 日本の領土と
復したが、冷戦中は緊張した関
題)竹島 島根県隠岐諸島 経済水域 沖縄県先島諸
係がつづいた。冷戦終結後、ロ
シアとのあいだで緊張は弱ま 北西にある竹島は、漁採地 島の北方の東シナ海にあ
り、「北方領土問題」を解決し、 として17世紀なかばには る尖閣諸島は、他国の領
日本が領有権を確立し、第 有の跡がないことを確認
平和条約を締結するための交渉
二次世界大戦後も日本の のうえ、1895年、正式に
がつづいている。
管轄下にあると確認され 日本の領土に編入し南西
P157 (地図 日本の領土問題)
た固有の領土であるが、領 諸島の一部となったが、1
1945 年の 8 月下旬からソ連が 有権を主張する韓国が島 970年代ごろから中国が
占拠した千島列島を、日本は を占拠している。
領有権を主張するように
その後サンフランシスコ平
なった。
和条約によって放棄した。し
かし、択捉島以南(択捉・国
後・色丹・歯舞群島の北方四
島)は放棄した千島列島には
ふくまれない日本固有の領
土であり、ソ連の地位を引き
ついだロシアに、返還を求め
る交渉がなされている。
P173(今をみる 北方領土)
北海道の北東に位置する歯 P173 地図 ⑥「日本の排他 P173 地図⑥ 「日本の排他
舞群島・色丹島・国後島・択 的経済水域」の中に位置を 的経済水域」に位置を示
す。
捉島は、明治時代から、日本 示す。
の領土として国際的に認め 巻末地図
巻末地図
られてきました。しかし、第
二次世界大戦後にソ連が占
領してから60年以上、これら
の島々ではソ連、そしてロシ
アの支配が続いています。日
本は、ロシアに北方領土問題
の解決と日ロ平和条約の締
結を呼びかけ、両国間の真の
安定した友好関係を築こう
としています。
公民−17
日 文
P183 (地図 日本の領域と排 P183 公民プラスα 「日本 P183 公民プラスα 「日本
他的経済水域)
の領土と国境」
の領土と国境」沖縄県西
1956年の日ソ共同宣言によ 島根県沖の竹島は韓国も 方の尖閣諸島は、第二次
って、平和条約締結後に返還 その領有を主張していま 世界大戦後、アメリカの
される地域
す。・・・・・北方領土、 統 治 下 に お か れ ま し た
ロシア
日本は、サンフラ 竹島、尖閣諸島周辺も、水 が、沖縄返還とともに日
ンシスコ平和条約で、千島列 産資源や鉱山資源が豊富 本 の 領 土 に も ど り ま し
島を法的に放棄した。日本の で、注目されています。
た。しかし、中国もその
いう北方領土は千島列島の
領有を主張しています。
一部である。
(地図上に位置を示す。)
江戸時代から北方領土は日
本の領土である。サンフラン
シスコ平和条約で放棄した
千島列島に、北方領土はふく
まれない。1956年の日ソ共同
宣言で、平和条約締結後に返
還が決められた土地である。
P183 (公民プラスα
日本
の領土と国境)
周囲を海に囲まれた島国で
ある日本には、国境をめぐる
問題があります。北海道根室
沖の歯舞群島・色丹島・国後
島・択捉島は北方領土とよば
れ、歴史的に日本の領土でし
た。しかし、第二次世界大戦
後、旧ソ連(ロシア)に占領
され、今でも返還交渉が続い
ています。……国境線は、隣
接する国々の大きな関心を
集め、実際の利害もからみま
す。特に、排他的経済水域の
設定で、小さな島一つの領有
も重要になりました。北方領
土、竹島、尖閣諸島周辺も、
水産資源や鉱産資源が豊富
で、注目されています。
公民−18
自 由
P145 わが国には、北方領土 P145 そのほかわが国の尖
P145 わが国には、北方領土問
問題、竹島問題の2つの重 閣諸島は中国が領有権を
題、竹島問題の2つの重大な
領土問題があり、いずれも、 大な領土問題があり、いず 主張し、多くの漁船が違
歴史的にも国際法的にもわ れも、歴史的にも国際法的 法操業を繰り返していま
にもわが国固有の領土で す。
が国固有の領土ですが、ロシ
すが、ロシアと韓国が不法 P149
特設ページ扱い
アと韓国が不法にそれぞれ
にそれぞれ占拠していま もっと知りたい
「わ
占拠しています。
す
が
国
の
領
土
に
関
す
る
問
P148 特設ページ もっと知り
たい
「わが国の領土に関 P149 特設ページ扱い
題」
する問題」わが国の2つの重 もっと知りたい「わが国の わが国の2つの重大な領
大な領土問題と尖閣諸島に 領土に関する問題」
土問題と尖閣諸島に対す
対する他国による領有権の
る他国による領有権の主
主張は、どのようないきさつ わが国の2つの重大な領 張は、どのようないきさ
で起こったのだろうか。詳し 土問題と尖閣諸島に対す
る他国による領有権の主 つ で 起 こ っ た の だ ろ う
く調べてみよう。北方領土
ロシアが占領中 旧ソ連に 張は、どのようないきさつ か。詳しく調べてみよう。
中国が領有
よる侵略
返還要求の努 で起こったのだろうか。詳 尖閣諸島
権を主張
力
北方領土問題の主な しく調べてみよう。
歴史
地図 東シナ海のガス田
竹島
韓国が占領中
1855年の日露通好条約
P160 地図 「わが国周辺
江戸時代からわが国が領 の安全保障環境」の中に
で決められた国境
有
実力で占拠
巻末 後ろ見返し地図「わが国
尖閣諸島問題
の領域」の中に北方領土の国 韓国政府の見解
違法操業の中国漁船が海
後島
写真と説明
上保安庁 巡視船 に衝突
北方領土はわが国固有の領 国際司法裁判所への提訴
(2010年9月)
土にもかかわらず、1945 地図 竹島の位置関係
巻末
後ろ見返し地図「わ
年、第二次世界大戦終了時、
旧ソ連(現ロシア)により不 P160 地図 「わが国周辺の が国の領域」の中に尖閣
法占拠され、今日に至ってい 安全保障環境」の中に竹島 諸島の写真と説明
尖
る。
閣諸島はわが国の領土で
問題
P160 地図 「わが国周辺の安
あるが、中国は自国の領
全保障環境」の中に北方領土
巻末 後ろ見返し地図「わが 土 で あ る と 主 張 し て い
問題
る。
国の領域」
竹島の写真と説明 竹島
は江戸時代からわが国が
領有していたが、1952
年、韓国李承晩政権によっ
て韓国領として取り込ま
れ、現在も韓国によって、
不法占拠されている。
公民−19
育 鵬
(口絵3ページ) 日本固有の領 (口絵4ページ写真)
口絵4ページ 写真 日本
土である北方領土は、ソ連と 本固有の領土であるにも の領土であるにもかかわ
ロシアに65年以上も不法占 かかわらず、韓国が不法占 らず1970年後半に東シナ
拠されている。日本の領土と 拠している竹島。島根県で 海大陸棚の石油開発の動
して確定した1855年の日露 は1905年2月22日に県知 きが表面化すると、はじ
和親条約調印日の2月7日は 事が所属を明らかにする めて中国が領有権を主張
「北方領土の日」と定められ 告示をしてから100周年に するようになった尖閣諸
ている。(写真
北海道・ 当たる2005年に、その日を 島。(沖縄県)
国後島)
「竹島の日」と定めた。
(島 P157 地図 「日本の主権範
P157 日本も近隣諸国との間で 根県)
囲」尖閣諸島 沖縄県八
領土問題をかかえています。P156 (地図 日本の主権範 重山諸島北方の尖閣諸島
歯舞群島・色丹島・国後島・ 囲) 竹島 島根県隠岐諸 は、日本の領土です。し
択捉島の北方領土、日本海上 島の北西に位置する竹島 かし中国は、「1970年後
の竹島は、それぞれロシア、 は日本固有の領土です。1 半東シナ海大陸棚の石油
韓国がその領有を主張し、支
開発の動きが表面化する
954(昭和29)年から
配しています。・・・・しか
に及びはじめて尖閣諸島
し、これらの領土は歴史的に の「韓国による竹島の占拠 の領有権を問題とする」
も国際法上も、日本固有の領 は、国際法上何ら根拠がな ようになりました。ただ
いまま行われている不法 し中国が挙げている根拠
土です。
(地図
日本の主権範囲)
占拠」であり、
「我が国と はいずれも「領有権の主
北方領土歯舞群島、色丹島・ して厳重に抗議を重ね」て 張を裏付けるに足る国際
国後島・択捉島の北方四島 います。また、
「平和的手 法上有効な論拠とはいえ
は、日本固有の領土です。し 段による解決を図る」ため ません。」(外務省ウェ
かし、旧ソ連は第二次世界大 に「国際司法裁判所に付託 ブサイトより引用)
P173 理解をふかめよう
戦後の1945(昭和20) することを提案しました
「主権が侵害されると
年 8 月 28 日から 9 月 5 日ま が、韓国はこれを受け入れ いうこと」 公民新聞 中
での間に「北方四島のすべて ず、現在に至って」います。 国の原子力潜水艦が日本
を占領」し、
「すべての日本 (外務省ウェブサイトよ の領海を侵犯(地図上に
人を強制退去」させました。 り引用)
尖閣諸島の位置を示す)
それ以降、「今日に至るまで P157 …日本海上の竹島は、
ソ連、ロシアによる不法占拠 …韓国がその領有を主張
が続いて」います。日本は四 し、支配しています。
島の返還交渉を粘り強く継
続しています。(外務省ウェ
ブサイトより引用)
⑧ 慰安婦について取り上げている記載事項
全教科用図書において該当する記載事項なし
公民−20
⑨ 強制連行、 ⑩ 拉致について取り上げている記載事項
東 書
教 出
清 水
帝 国
日 文
自 由
育 鵬
強制連行について取り上げている記載
拉致について取り上げている記載事項
P43 2009年現在、日本には58万人の在日 P171 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、
韓国・朝鮮人の人たちがくらしていま 核兵器の開発に乗り出し、ミサイルを発射す
す。この中には、1910年の日本の韓国 るなど、問題の多い政策を取り続けています。
併合による植民地統治時代に、日本へ 日本との関係では拉致問題が未解決で、北朝
の移住を余儀なくされた人たちや意思 鮮との関係は好転していません。
に反して日本に連れてこられて働かさ P171 北朝鮮から帰国した拉致被害者(2002年・
れた人たちとその子孫も多くいます。 写真)2002年に行われた日朝首脳会談で、北朝
鮮が日本人を不法に拉致した事件が…。
P4 北朝鮮拉致被害者が帰国(略年表)
P47 かつて政府は朝鮮を支配し、第二次 P7 「拉致問題」の被害者5人が帰国(略年表)
世界大戦中には、多くの朝鮮人が日本 P201 2002年9月、日本と北朝鮮との首脳会談
に連れてこられました。
が、ピョンヤン(平壌)で行われました。こ
P187 強制収容所に連行されるユダヤ人(1 の会談で、拉致問題についての強い日本の抗
議を受けて、…
943年)写真資料
P201 拉致被害者の有本恵子さんの誕生日を祝
う両親(2010 年・写真)
P39 1910年には日本政府は「韓国併合」 P90 しかし、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)
をおこない、
第二次世界大戦中には多くの とは国交がなく、日本人の拉致問題など未解
朝鮮半島の人びとを強制労働のために日 決の課題もあり、国交正常化が難航している。
本に連行した。
P90 日朝の国交正常化が模索され、…北朝鮮に
よる日本人拉致問題や安全保障の…
P13 北朝鮮拉致被害者が帰国(2002年・年表)
P46 現在、日本に多くの在日韓国・朝鮮人
P173 拉致被害者の帰国(2002 年・写真)北朝
が住んでいます。
第二次世界大戦が終わっ
たとき、植民地政策などで約200万人の朝 鮮に拉致された 5 名が 24 年ぶりに帰国しまし
た。拉致問題は被害者への人権侵害であると
鮮人が日本にいました。
ともに、日本の主権の問題でもあり、…。
P193 北朝鮮は…日本とのあいだには拉致問題
P55 その中でも多いのが、韓国・朝鮮の人 もあります。
たちです。…その朝鮮から移住してきた
P193 北朝鮮の日本人拉致問題(2002 年・写真)
人々が…歴史的事情が考慮されなければ
拉致被害者の問題は未解決であり、日朝国交
なりません。
正常化に向けての交渉は進んでいません。
P70 拉致被害者救出の署名目録の担当大臣へ
の提出(請願権) 写真
P161 我が国の安全保障−北朝鮮による拉致事
件
P162 もっと知りたい−日本人拉致問題
北朝鮮は、なぜ日本人を拉致したのであろう
か。日本は、なぜ拉致を防げなかったのであ
ろうか。(資料)
P56 国際化の進展や、日本が朝鮮半島や台 巻頭③ 集会で北朝鮮への経済制裁を訴える、
湾を領土としていた歴史的経緯から、
日本 拉致被害者家族会の横田滋さん…。後方は13
には在日韓国・朝鮮人など多くの外国人が 歳のときに北朝鮮に拉致された娘の横田めぐ
住んでいますが、…。
みさんの写真。(写真)
P17 一部の拉致被害者が帰国(2002年・年表・
写真)
P76 北朝鮮による拉致問題の早期解決を求め
る署名活動(写真)
P169 2002 年 9 月に北朝鮮の平壌で日朝首脳
会談が行われ、北朝鮮は日本人を拉致したこ
とを認めました。日本政府は拉致問題が解決
しなければ…。
P172 北朝鮮による日本人拉致事件(主権が侵
害されるということ)
P173 日本政府が拉致被害者として認定してい
る 17 名(資料)
公民−21
⑪ エネルギー問題についての記載事項、 ⑫ 震災について取り上げている記載事項
エネルギー問題についての記載事項
東 書
教 出
震災について取り上げている記載事項
P139 地球環境問題への関心は日本でも高ま P170 写真 「地震の被災者の救出をす
りを見せ、企業も省資源・省エネルギー型の る日本の国際緊急救助隊」
製品の開発に力を注いでいる。
巻末 写真 「地震の被災者の救出をす
P165 世界では、温暖化防止のために、温室効 る日本の国際緊急救助隊」
果ガスの排出の少ない太陽光などのエネル
ギーの利用促進、省エネルギー技術の開発促
進などの対策が進められている。
P166 現在では原子力、天然ガスなどの導入が
進められ、エネルギーなどの供給源の多様化
が図られている。
P167 原子力は、海外から安定的に燃料を供給
でき、わずかな燃料で多くのエネルギーを取
り出せる。また、燃料を繰り返し利用でき、
発電時に二酸化炭素を排出しない。しかし、
放射性物質を扱うため、事故が起きたときの
被害は大きく、厳しい安全対策が求められて
いる。また、放射性廃棄物の最終処分場をど
こにするかという課題も残されている。
P167 地球温暖化など環境への影響が少ない
クリーンなエネルギーとして、太陽光発電、
風力発電、バイオマス発電などの再生可能エ
ネルギーへの期待が高まっている。一方、太
陽光発電や風力発電などは、電力の供給が自
然条件に左右されることや、コストが高いこ
となどが課題としてあげられる。
P167 エネルギーの確保と環境への配慮を両
立するかが、今後の課題となっている。
P167 「えんぴつマーク」 これからの日本は,
どの発電方法に力を入れていったら良いで
しょうか。また,実際にはどのようになって
いくでしょうか。
巻末 写真 クリーンエネルギー「太陽光発電
所と風力発電所(スペイン)」
巻頭 写真「大地震で倒壊した建物」
P169 リサイクルを行うためにもエネルギー P203 2005年に起きた、インドネシ
が必要で、単純に環境によいとは限らない。 ア・スマトラ島沖での大規模地震後の
P184 わたしたちの生活は大量の資源・エネル 津波被害や、2008年の中国・四川
ギーを使った、大量生産と大量消費の上に成 大地震の際にも、積極的に支援活動を
り立っている。しかし、それらの資源・エネ 行った。こうした日本の支援は、国際
ルギーは、埋蔵地も産出地もかたよってい 社会で評価されていると言える。
P203 写真 「四川大地震で被害にあっ
て、産出量にも限りがある。
た中学校で救助活動を行う日本の国際
P184 発電の際の二酸化炭素の発生が少なく、 緊急援助隊」
安定した電力供給ができるエネルギーの開 巻末 写真 「スマトラ沖地震による津
発が進められている。その中心となっている 波の被災者の救出活動をする日本の国
原子力発電は日本でも発電量の30%を占 際緊急援助隊」
めている。一方で、いったん事故が起きると
重大な被害が発生することや、放射性廃棄物
(使用済み核燃料など)の処分に慎重な対応
が必要なことなど、課題も残されている。
P185 現在、安全で持続可能な新しいエネルギ
ーが求められていて、世界各国で太陽光、風
力、波力、水力、地熱、バイオマス(生物資
源)などを利用した、再生可能エネルギーの
開発が進められている。
公民−22
清 水
帝 国
P149 廃棄物を資源として再生利用し、再生品を 巻頭 写真 「地震でけがをした人を治
使用(リサイクル)するだけではなく、資源エ 療するNG0「国境なき医師団」の医師
ネルギーの使用量をそもそも減らし(リデュー (ハイチ)」
ス)、そしてくり返し再使用する(リユース) P176 写真 「地震で負傷をした人を治
という3Rの実践が必要である。
療する国際NG0「国境なき医師団」の
P151 かつて公害のあった熊本県水俣市では、1 医師ら(2010年 ハイチ)」
992年に日本ではじめて「環境モデル都市づ
くり宣言」をおこなった。ごみの減量・高度分別、
新エネルギーの積極的な活用、環境学習の機会
の提供などを市民とともに実行している。
P169 先進国を中心に利用されている原子力発電
は、CO2を出さずに巨大なエネルギーを生み
出すことができる。しかし、いちど事故がおこ
れば大きな被害が生じる危険性がある。放射性
廃棄物の処理の問題もあり、安全に利用するた
めに、よりいっそうの対策が求められている。
P169 環境への負荷が小さいクリーンエネルギー
として、太陽光、風力、バイオマスなどを利用
した再生可能エネルギーの開発も進められてい
るが、まだ経済的な効率において石油や石炭を
おぎなえるようになっていない。
巻頭 写真 「地震の被災者におにぎり
P3 資源・エネルギーの枯渇につながる大量消 をくばる中学生(新潟県)」
費や公害の発生という環境の悪化ももたら 巻頭 写真 「インドネシア・スマトラ島
された。
沖地震の被災者に支援物資を届ける日
P163 環境型社会資本、神奈川県横浜市の取り 本のNGO団体スタッフ」
組み(横浜の風力発電所「ハマウィング」の風 P201 写真 「スマトラ沖地震・津波の被
災者の子どもたちと」
車)
P195 政府は、例えば、太陽光発電が促進され
るように支援したり、エコカー(ハイブリッ
ドカーや電気自動車など)が普及するように
補助金を出したりしている。
P197 先進国は、発展途上国に、例えば、公害
防止技術やエネルギー効率のよい機械など、
環境にやさしい技術を移転したり、支援した
りしていくことが必要である。
P198 原子力発電は二酸化炭素の排出量が少
なく、総発電量の中ですでに大きな割合をし
めているが、事故や放射能への不安から、原
子力発電の建設に対しては根強い反対運動
がある。
P198 「地球にやさしい」発電方法とし 、風力
発電をはじめ、太陽光、太陽熱、地熱、バイ
オマスなどの自然エネルギーを利用した発
電方法の技術開発・改良が進められ、実用化
もされている。しかし、それらへの期待が大
きい反面、発電の効率が悪いなど大きな課題
が残されている。
公民−23
日 文
P96 写真 「阪神・淡路大震災でのボラ
P167 企業は省エネルギーや低公害技術の開
ンティア」
発などで世界でも世界での有数の技術力を
持っている。地方公共団体レベルでも国際的
な環境への取り組みはさかんで、北九州市
は、日本で「エコタウン第1号」の認証を受
け、東・東南アジアの多くの都市と交流し、
環境への取り組みは国際的に高く評価され
ている。
P167 事前に公害防止対策を行う費用は、あと
から環境の回復に費やす費用より、ずっと小
さいという研究結果もある。
P201 国内に資源をもたないわが国は、エネル
ギー資源の80%以上を輸入にたよってい
る。
P201 化石燃料の大量消費は、二酸化炭素など
の排出量を増やし、地球温暖化をもたらして
いる。
P201 わが国では、温暖化の原因となる二酸化
炭素の排出が比較的少ない原子力発電が、発
電量の約3割を占める。安全性に対する疑問
や、放射性廃棄物の処理の問題もあるが、国
は対策に取り組んでいる。いっぽう、風力発
電や太陽光発電、ごみ発電など新しいエネル
ギー源の開発も進んでいるが、現状では発電
量が少なく大きな費用がかかるなどの課題
がある。
P209 省エネルギーに努め、クリーンエネルギ
ーの開発も行われている。
P221 レポート課題例2 「エネルギー問題
はどうすれば解決できるか」
公民−24
自 由
育 鵬
P5 世界経済の活性化によって世界中でエネルギ P31 中越沖地震写真
ー消費が増大した結果、地球温暖化の加速もし
「商店街の炊き出しに集まる人々」
ていきされている。
「倒壊した家から家財を運び出す
P141 エネルギー資源の節減のためにも、197
人々」
9年に省エネ法が制定され、現在では、主要先
進国では最も効率的にエネルギーを使用する国 P75
「災害派遣」 阪神淡路大震災では
となっている。
県知事の要請が遅れて、自衛隊の主導
P173 図 エネルギー資源・鉱物資源から消費 が遅れ、被害が拡大した。東日本大震
へ
災では全国から10万人規模で捜索、
P173 オイル・ショックの教訓を生かして、わが 輸送支援、医療支援、入浴支援、給食
国は国をあげて省エネ技術の開発にとりくみ、 支援などの災害派遣を行うなど大きな
今日世界最高の省エネ技術を実現している。し 力を発揮した。
かし、エネルギー消費量は民生を中心に現在も
増えつづけており、いっそうの省エネ努力が必
要である。
P173 原子力発電や新エネルギーの導入拡大に努
めている。原子力発電では安全性の高い技術を
確立し、すでに全発電量の3分の1をまかなっ
ている。また、太陽光や風力などを利用する自
然エネルギー発電の普及を急いでいる。同時に、
海外での油田権益の確保に努めたり、領海内の
海底で発見されたメタンハイドレードの利用実
用化を急ぐなど、エネルギーの確保に努めてい
る。
P173 わが国は、国際エネルギー機関(IEA)
を通して、安定した需給のための協力を進め、
また発展途上国への資源開発や省エネ・省資源
の技術協力を進めている。
P157 海洋国家である日本としては、エネルギー 巻頭 写真 四川大地震で日本の国際緊
資源や漁業資源の確保と安全操業の上からも、領 急援助隊が活躍。
土問題の解決は重要な課題である。
巻頭 写真 ハイチ大地震で、現地で治
P176 石炭・石油・天然ガスなどのエネルギー源 療を行う日本赤十字社の救援チーム。
は、二酸化炭素など温室効果ガスを発生させ、 P169 「自衛隊の国内での活動」阪神・淡
地球温暖化につながるのではと心配されてい 路大震災など、大きな災害時に救援活
る。
動を行っている。
P178 日本のエネルギー供給は、原子力発電が約
3分の1を占めている。原子力発電は、地球温
暖化の原因となる二酸化炭素をほとんど出さ
ず、原料となるウランをくり返し利用できる利
点がある。そのため、石油等を輸入にたよる日
本では重要なエネルギー源となる。今後は安全
性や放射性廃棄物の処理・処分に配慮しながら、
増大するエネルギー需要をまかなうものとして
期待されている。
P179 自然エネルギーや燃料電池などの新エネル
ギーの開発とともに、産業活動や生活で消費し
ている資源・エネルギーを効率よく利用するこ
とによって、省資源・省エネルギーを徹底して
いく必要がある。
P179 「クリーンエネルギーの開発」太陽斯う発電
を取り入れた住宅、風力発電のための大型風車、
次世代エネルギーの主役として期待される燃料
電池で動く自動車など、新しいクリーンエネル
ギー開発への取り組みを紹介。
公民−25
4 構成・分量・装丁
調 査 研 究 事 項
構
成
・
分
量
・
装
丁
1
単
元
割
合
東書
教出 清水
帝国 日文
自由 育鵬
私たちと現代社会
(%)
14
13
9
13
15
10
16
私たちと経済
(%)
23
29
35
30
26
20
26
私たちと政治
(%)
41
42
40
36
37
40
37
私たちと国際社会の諸問題(%)
22
16
16
20
22
30
21
2
地図(分布図)の数
20
14
18
19
28
17
14
3
グラフの数
99
128
73
86
162
43
83
4
文献資料の数
13
17
9
11
21
20
25
5
読み物資料の数
17
13
18
13
19
20
12
6
略年表の数
7
6
7
4
8
8
5
7
写真や絵の数
448
374
263
347
531
268
368
8
図・表の数
82
91
57
103
136
71
92
9
学習資料(巻末の法令)の数
24
29
27
24
28
30
30
10
索引の項目数
501
588
444
768
518
614
522
11
判型
AB
B5
B5
B5
B5
B5
B5
総ページ数
215
244
216
243
259
224
230
平成23年度版総ページ数
207
191
208
209
197
−
188
増加率(%)
+4
+28
+4
+16
+31
−
+22
12
※ 1単元割合と 12 グラフ・表の作成年の割合については、小数第一位を四捨五入し
たため、合計が 100%にならない場合があります。
5 表記・表現
調査研究項目
東書
教出
清水
帝国
日文
自由
育鵬
文章表現や漢字・かなづかい・用
語・記号・計量単位・図版などの
使用
適
適
適
適
適
適
適
文字の大きさ・字間・行間・書体
など
適
適
適
適
適
適
適
文章・図版などの割付け
適
適
適
適
適
適
適
公民−26
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(地図)
》
発行者の略号
東書
教育基本法、
○教育基本法に示されている「幅広い知識と教養」に関連して、世界や日本の基本図・
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
新しい社会科地図
部分図が掲載されており、グラフや表を用いて世界や日本のようすが記載されてい
る。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
「読図
の一歩」のコーナーで、課題解決に向けて考えること、取り組むべき内容が記載さ
れている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、基本図に
は歴史的事項が記載され、事象が写真等を用いて示されている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「多面的・多角的な考察」に関連して、
基本図には歴史的事項が示され、具体的事象が写真等を用いて示されている。また、
特定のテーマで地域を考察することができる資料図・グラフが掲載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、地理的
特徴や歴史的背景と関連を図るために、国旗が掲載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(地図−3∼地図−4)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「いのちの大切さ」に関連して、
「アフリカ諸国の経済と社会の
格差」で、5歳までの乳幼児の死亡率が取り上げられている。
○「たくましく生きる力」の「食育」に関連して、写真や「世界のカロリー摂取」等
のグラフを用いて世界の人々の生活や文化が取り上げられている。
○「社会とかかわる力」に関連して、各地の特産物が掲載されており、地域を支えて
いる産業が記されている。
内
容
○地域ごとに基本図・部分図が掲載され、関係した調査の資料・グラフが記載されて
いる。
○巻頭に地図帳の図や資料の利用の仕方が解説されており、目的に応じた使用方法が
記載されている。
○首里城正殿や「東北地方の伝統産業と行事」の写真が掲載され、文化遺産、伝統と
文化について取り上げられている。
○資料・グラフに関連のある基本図のページが記されている。
○神奈川に関連することとして、神奈川県の工業生産額の業種別割合のグラフが掲載
されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地図−5∼地図−7)に記載。
○判型はB5判で、統計資料と地図を関連付けて考察できるように、見開きページに
構 成
並べられ配置されている。また「この教科書はカラーバリアフリーを含むユニバー
・
サルデザインに配慮しています。
」
「この教科書は再生紙・植物油インキを使用して
分 量
・
装 丁
います。
」と表記されている。
○巻末に「都道府県の産品・名所・お国じまんなど」
「地域に根ざした日本の食文化」
「旧国名」
「都道府県の区分」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地図−8)に記載。
表記・表現
○学習を進めるためにキャラクターが使用されている。
○地図に地球儀をかたどった位置図を掲載し、各地図が地球上のどこに位置するのか
が示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地図−8)に記載。
地図−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《社会(地図)
》
発行者の略号
帝国
書 名
中学校社会科地図
教育基本法、 ○教育基本法に示されている「幅広い知識と教養」に関連して、日本の各地方の資料
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
図の周囲に各地方の特色がイラストで示されている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、版を大
きくし、近隣諸国を含めた日本全図が掲載されている。
○学校教育法に示されている「思考力、判断力、表現力」に関連して、課題解決に必
要なヒントが「手がかり」に記載されている。
○学習指導要領の社会科の目標に示されている「国土と歴史に対する理解と愛情」に
関連して、
「世界の環境問題」が地図と写真を組み合わせて取り上げられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、
「世界の
生活・文化」に特色ある住居と衣装の写真や、基本図のページに国旗が掲載されて
いる。
*詳細は、資料Ⅱ(地図−3∼地図−4)に記載。
かながわ教育 ○「思いやる力」の「いのちの大切さ」に関連して、
「世界と日本の人口」に平均寿命
ビジョンとの
関連
が示されている。
○「たくましく生きる力」の「食育」に関連して、
「世界の生活・文化」に特色ある料
理と食事の写真が掲載されている。
○「社会とかかわる力」の「働くことの大切さ」に関連して、カカオ豆やサトウキビ
の収穫の写真が掲載されている。
内
容
○巻頭に地図帳の図や資料の利用の仕方が解説されており、目的に応じた使用方法が
示されている。
○東アジア、アジア州、ヨーロッパ州、北アメリカ州、南アメリカ州の資料図の中に、
「日本との結びつき」が示されている。
○基本図では伝統産業や地場産業が、資料図では文化財や歴史的建造物、お祭り等が
取り上げられている。
○見開き2ページに、テーマに沿った資料が集められており、調査する際に関連付け
て活用できるように掲載されている。
○神奈川に関連することとして、箱根の関所のイラストが掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地図−5∼地図−7)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○判型はAB判で、統計資料と地図を関連付けて考察できるように、見開きページに
並べられ配置されている。
「この教科書は、環境にやさしい再生紙・植物油インキ
を使用しています。
」と表記されている。
○巻末に「函館の地形図」
「日本の位置とまわりの国々」
「昔の国名と国境」
「都道府
県」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地図−8)に記載。
○学習を進めるためにキャラクターが使用されている。
○地図に地球儀をかたどった位置図を掲載し、各地図が地球上のどこに位置するのか
が示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(地図−8)に記載。
地図−2
【資料Ⅱ】
教科種目名《社会(地図)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養
うこと。
東書
世界や日本の基本図・部分図が掲載されており、グラフや表を用いて世界や日本のようすが記載され
ている。
帝国
日本の各地方の資料図の周囲に各地方の特色がイラストで示されている。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関
連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
東書
国名や地形など色別に分けられ、視覚的にとらえられるよう表示されている。
帝国
地図内に色、記号や絵・イラスト等を使用し、視覚的にとらえられるよう表示されている。
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画
し、その発展に寄与する態度を養うこと。
東書
「読図の一歩」で課題解決に向けて私たちが考えること、取り組むべきことが示されている。
帝国
「日本との結びつき」を人やモノの流れを双方からとらえさせ、かかわりを考えさせるコーナーが設
けられている。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
東書
帝国
環境保全のために何をすべきかを考え、行動することをねらいとした「絶滅が危惧される希少動物」
が設けられている。
環境問題の世界的な広がりが取り上げられ、「やってみよう」では、環境保全に対する姿勢が紹介さ
れている。
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展
に寄与する態度を養うこと。
東書
首里城正殿、伝統産業と行事など、日本各地の文化財やお祭り等の題材が取り上げられている。
帝国
世界各地の産業・文化・世界遺産にかかわるイラストや記号等が示され、すべての国旗も掲載されて
いる。
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教育
が行わなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずるとともに、自
ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行わなければならない。
東書
「読図の一歩」のコーナーで、課題解決に向けて考えること、取り組むべき内容が記載されている。
帝国
版を大きくし、近隣諸国を含めた日本全図が掲載されている。
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させると
ともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に
取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
東書
基本図には歴史的事項が記載され、事象が写真等を用いて示されている。
帝国
課題解決に必要なヒントが「手がかり」に記載されている。
地図−3
○学習指導要領の教科の目標
広い視野に立って、社会に対する関心を高め、諸資料に基づいて多面的・多角的に考察し、我が国の国土と歴史に対する
理解と愛情を深め、公民としての基礎的教養を培い、国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として必要な公
民的資質の基礎を養う。
東書
基本図には歴史的事項が示され、具体的事象が写真等を用いて示されている。また、特定のテーマで
地域を考察することができる資料図・グラフが掲載されている。
帝国
「世界の環境問題」が地図と写真を組み合わせて取り上げられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
東書
資料を調べる時、深く掘り下げるための質問や方向性が各資料上部に設けられている。
帝国
テーマに沿った資料が集められており、関連をつけて配列されている。
伝統や文化に関する教育の充実
東書
地理的特徴や歴史的背景と関連を図るために、国旗が掲載されている。
帝国
「世界の生活・文化」に特色ある住居と衣装の写真や、基本図のページに国旗が掲載されている。
道徳教育の充実
東書
「国際協力を通じた日本の取り組み例」の資料の中で、世界の気候変動問題に対する日本の国際協力
の取り組みが示されている。
帝国
「日本との結びつき」というコーナーで、世界の各地域との人的・物的なつながりや産業の進出など
が示されている。
体験活動の充実
東書
帝国
テーマ別学習では、基本となる地形、気候などの自然環境や、産業の統計、分布図が掲載されてい
る。
統計や分布図などの資料が掲載され、テーマ別で学習する際に関連付けて対応できるよう示されてい
る。
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
東書
「アフリカ諸国の経済と社会の格差」で、5歳までの乳幼児の死亡率が取り上げられている。
帝国
「世界と日本の人口」に平均寿命が示されている。
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
東書
写真や「世界のカロリー摂取」等のグラフを用いて世界の人々の生活や文化が取り上げられている。
帝国
「世界の生活・文化」に特色ある料理と食事の写真が掲載されている。
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
東書
各地の特産物が掲載されており、地域を支えている産業が記されている。
帝国
カカオ豆やサトウキビの収穫の写真が掲載されている。
地図−4
3 内容
① 地域ごとに取り上げている基本図(数)
【その地域全体をあらわす地図】
② 地域ごとに取り上げている部分図(数)
【その地域一部をあらわす地図】
③ 本や世界の全体にかかわる資料図
【日本や世界全体の産業や文化などの様子をあらわす地図】
④ 使用されている地図記号(数)
⑤ 北方領土について取り上げている記載事項
⑥ 竹島について取り上げている記載事項
⑦ 尖閣諸島について取り上げている記載事項
⑧ 慰安婦または従軍慰安婦について取り上げている記載事項
⑨ 強制連行について取り上げている記載事項
⑩ 拉致について取り上げている記載事項
⑪ エネルギー問題について取り上げている記載事項
⑫ 震災についての記載事項
※ ④∼⑫については本文に記載されている文を引用
(図・表・年表等で取り扱われているものも含む)
調 査 研 究 項 目
①
地
域
ご
と
の
基
本
図
東
書
帝
国
アジア
1
1
アフリカ
1
1
ヨーロッパ
1
1
1
1
オセアニア
1
1
合 計
5
5
北海道地方
1
1
東北地方
1
1
関東地方
1
1
中部地方
1
1
本 近畿地方
1
1
中国・四国地方
2
2
九州地方
1
1
合 計
8
8
世
界 南北アメリカ
日
地図−5
調 査 研 究 項 目
②
地
域
ご
と
の
部
分
図
東
書
帝
国
アジア
3
6
アフリカ
0
0
ヨーロッパ
2
2
1
2
オセアニア
1
1
合 計
7
11
北海道地方
1
2
東北地方
0
1
関東地方
2
1
中部地方
1
2
本 近畿地方
1
1
中国・四国地方
0
1
九州地方
2
1
合計
7
9
自然
10
5
世 産業
10
5
界 生活・文化
13
10
合計
33
20
自然
11
12
日 産業
10
12
本 生活・文化
18
13
39
37
110
167
世
界 南北アメリカ
日
③
全
体
に
か
か
わ
る
資
料
図
合計
④
使用されている地図記号の数
地図−6
⑤ 北方領土、 ⑥ 竹島、 ⑦
尖閣諸島について取り上げている記載事項
北方領土
東 書
帝 国
P22
P36
P49
P52
P100
P122
P152
P2
P19
P24
P29
P52
P69
P76
P122
P124
P125
P128
P132
P163
P164
国後島
国後島
国後島
国後島
国後島
国後島
国後島
択捉島
択捉島
国後島
国後島
国後島
択捉島
国後島
国後島
国後島
国後島
国後島
国後島
国後島
国後島
竹 島
択捉島
択捉島
択捉島
択捉島
択捉島
択捉島
択捉島
P22
P49
P67
色丹島
色丹島
色丹島
色丹島
歯舞群島
歯舞群島
歯舞群島
歯舞群島
P24
P29
択捉島
P52
択捉島
P74
択捉島
P127
P163
択捉島 色丹島 歯舞群島 P164
歯舞群島
択捉島
択捉島 色丹島 歯舞群島
択捉島 色丹島 歯舞群島
択捉島 色丹島 歯舞群島
択捉島 色丹島 歯舞群島
択捉島 色丹島 歯舞群島
⑧ 慰安婦、 ⑨ 強制連行、
尖閣諸島
P22
P27
P49
P59
P151
P24
P30
P32
P71
P127
P132
P163
P164
⑩ 拉致について取り上げている記載事項
慰安婦
強制連行
拉 致
東 書
なし
なし
なし
帝 国
なし
なし
なし
⑪ エネルギー問題についての記載事項、 ⑫ 震災について取り上げている記載事項
エネルギー問題についての記載事項
東 書
帝 国
P10
P50
P56
P81
P135
P135
P135
P136
P136
P136
震災について取り上げている記載事項
クリーンエネルギー導入の動き
P123
電力会社による区分
面積あたりのエネルギー消費量
発電所の分布と電力供給
世界のエネルギー資源の分布と移 P127
動
P89
おもな国の1人あたりのエネルギ
ー消費量
P116
日本のエネルギー資源の輸入
おもな国の電力源
水力発電・火力発電
クリーンエネルギー発電
地図−7
日本の自然災害
火山と地震の分布
神戸付近のようす(震度7を記録したとこ
ろ)
津波の災害に備えるくふう
4 構成・分量・装丁
調 査 研 究 項 目
1
構
単
成 元
・
分
量 2
・
装 3
丁
4
東
書
帝
国
世界の様々な地域
(割合:%)
47
49
日本の様々な地域
(%)
53
51
390
278
文献資料の数
0
0
読み物資料の数
0
0
1
1
グラフの数
5 略年表の数
6 写真や絵の数
129
221
7 図・表の数
518
278
8 巻末の学習資料の数
4
4
3319
4758
B5
AB
総ページ数
152
164
平成23年度版総ページ
146
152
+4
+8
東 書
帝 国
文章表現や漢字・かなづかい・用語・記号・計量単位・図版などの使用
適
適
文字の大きさ・字間・行間・書体など
適
適
文章・図版などの割付け
適
適
9 索引の項目数
10 判型
11
増減(%)
5 表記・表現
調査研究項目
地図−8
【資料Ⅰ】
教科種目名《数学(数学)
》
発行者の略号
教育基本法、
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
かながわ教育
ビジョンとの
関連
内
容
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
東書
書 名 新しい数学
○教育基本法に示されている「個人の価値の尊重」に関連して、表現力を伸ば
す問題や活用する問題「やってみよう」が取り上げられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
学習内容と直結する課題(
「数学の探究」
「生活と数学」
)
「数学の歴史」
「数
学パズル」が設けられている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、まちがい
例として示されている解答が、つまずきへの対応として記載されている。
○学習指導要領の数学科の目標に示されている「数学的な活動の楽しさや数学
のよさを実感すること」に関連して、身近な事象を題材にした導入課題が取
り上げられており、多様に考えたり他者の考えを読み合ったりする活動が設
けられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、
塵劫記(じんこうき)
・俵算・鶴亀算など和算が取り上げられ、紙切りなど
日本の伝統的な文化が記載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(数学−8∼数学−11)に記載。
○「思いやる力」の「他者の尊重」に関連して、
「説明し伝え合う活動」の場
面において、他者の考えを尊重したり、協同してよりよい考えを探究したり
する態度が身に付くように設定されている。
○「たくましく生きる力」の「国際化」に関連して、アメリカやイギリスなど
では温度を示す場合は華氏が使われることの紹介や、アルゼンチンの氷河の
崩壊、水没が心配されるモルディブを例とした地球温暖化問題についての題
材が取り上げられている。
○「社会とかかわる力」の「生きること」に関連して、ワクチンを買うための
ペットボトルのキャップ集めについての題材が取り上げられている。
○章の扉では、数学的活動(比例:待ち時間の予想、式の計算:ふしぎな数あ
てなど)が設けられ、本文中で、多様な活動を促す場面が取り上げられてい
る。
○スパイラルの学習内容では、巻末に前学年までの「かけ足復習」が取り上げ
られている。また、学習内容と関連が深い内容について学び直すことができ
るように「ちょっと確認」が設けられている。
○発展的な学習内容については、
「立体の切り口」
「文字が3つの連立方程式」
「円周角を動かすと?」などが取り上げられている。
○電卓を使うことが有効な問題には電卓マークが付いている。標本調査の方法
として、表計算ソフトを用いて乱数を示す方法が取り上げられている。
○言葉、数、式、図、表、グラフなどを使って表したり、説明したりする内容
については、
「例」
「数学の探究」
「数学のまど」などに設けられている。
*神奈川に関連することについては、数学−14 に記載。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−13∼数学−14)に記載。
○授業で使用することができる教材として巻末にミシン目を入れた教材(三平
方の定理パズル、立体の作成、図形の性質発見器など)が設けられている。
○「この教科書はカラーバリアフリーをふくむユニバーサルデザインに配慮し
ています。この教科書は再生紙・植物油インキを使用しています。
」と表記
されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−14∼数学−15)に記載。
○各単元のページにおいて、各内容を表す学習マークが示されている。
○様々なキャラクターを登場させて吹き出しにヒントや手立てが示されてい
る。また、説明し伝え合う活動では、生徒キャラクターにより考え方などが
示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−15)に記載。
数学−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《数学(数学)
》
発行者の略号
教育基本法、
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
かながわ教育
ビジョンとの
関連
内
容
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
大日本
書 名 数学の世界
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」に関連して、群馬県の磯部
神社に奉納された算額(江戸時代の日本で、額や絵馬に数学の問題や解法を
記して、神社や仏閣に奉納したもの)に円の半径を求める問題と塵劫記(じ
んこうき)に「絹盗人算(きぬぬすびとざん)
」と呼ばれる問題が取り上げ
られている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
巻末の「マスフル」(洋算と和算、幾何学の起こりなど)では数学に関連する
記事や学習内容を深めるために「ハートの問題」
(バスの運行を表すグラフ、
カレンダーを使った問題など)が設けられている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、本
文の補充的な問題「プラス・ワン」や章末の学んだことに関する問題「いろ
いろな問題」
、巻末の補充的な問題「まとめの問題」が設けられている。
○学習指導要領の数学科の目標に示されている「事象を数理的に考察し表現す
る能力を高めること」に関連して、主体的に取り組めるように、「見いだそ
う、伝えよう、利用しよう」のマークで表示された課題が設けられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、巻
末にあるマスフルの中の題材である「レポートを書こう」では、研究のしか
たやレポート例が示されている。
*詳細は、資料Ⅱ(数学−8∼数学−11)に記載。
○「思いやる力」の「他者の尊重」に関連して、他人の考えを読み取る活動や
自分の考えを伝える活動を通して、互いに尊重する態度が身に付けられるよ
う設けられている。
○「たくましく生きる力」の「公共心」に関連して、公共事業に用いられる標
本調査を扱った題材が取り上げられている。
○「社会とかかわる力」の「自然や人とのふれあい体験」に関連して、「土器
作り体験の案内」を通して、班の作り方について連立方程式の導入で示され
ている。
○巻頭に「数学の世界へようこそ」を示し、数学的活動を通して学ぶことにつ
いて記載されている。数学的活動について、関数では身の回りの問題、式の
利用では、数の性質調べ、文字式などが取り上げられている。
○スパイラルの学習内容では、既習内容を確認し、新しい単元に取り組む練習
問題(単項式を単項式でわる除法、正負の数の計算など)が設けられている。
○「もっと数学」では、発展的な問題が設けられている。
(立体を平面で切る
と、期待値、三角形の重心など)
○コンピュータや電卓を使用する内容には、反比例のグラフや標本調査の母集
団の数量の推定などの題材が取り上げられている。
○言葉、数、式、図、表、グラフなどを使って表したり、説明したりする内容
については、解答の例が黒板の図などを使って示されている。
*神奈川の関連することについては、数学−14 に記載。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−13∼数学−14)に記載。
○巻末にミシン目を入れた教材が設けられている。
(正多面体の作成、三平方の定理)
○「このマークは、色覚の個人差を問わず、できるだけ多くの人に見やすいカ
ラーユニバーサルデザインに配慮して作られたと、NPO法人CUDOが認
定した施設・製品にのみ表示できるマークです。
」
「この教科書は再生紙、植
物油インキを使用しています。
」と表記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−14∼数学−15)に記載。
○学んだことをもとにして新たな学習を始めるための導入課題として鉛筆の
マークが示されている。
○キャラクターによる学習内容のヒントなどが示されている。また、
「見いだ
そう、伝えよう、利用しよう」の活動がキャラクターで示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−15)に記載。
数学−2
【資料Ⅰ】
教科種目名《数学(数学)
》
発行者の略号
教育基本法、
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
かながわ教育
ビジョンとの
関連
内
容
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
学図
書 名 中学校数学
○教育基本法に示されている「真理を求める態度」に関連して、学んだことが
らを身の回りの場面などに活用する課題「活用しよう」が設けられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
「クローズアップ」や「記号・用語の由来」や「トライ」では、学習内容に
関連する話題や問題が取り上げられている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、説明させ
る問題を取り入れ、日常の授業の中で言語活動の充実が図れるように記載さ
れている。
○学習指導要領の数学科の目標に示されている「数学的活動の楽しさや数学の
よさを実感すること」に関連して、各章で数学的な活動に重点をおいて、学
習できるようなページが設定されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、
方程式などの用語の由来が紹介され、小町算・塵劫記(じんこうき)
・油分
け算・鶴亀算など、和算を扱った題材が取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(数学−8∼数学−11)に記載。
○「思いやる力」の「多様性」に関連して、数学的活動において、課題を解決
するために多様な考え方が示される題材が取り上げられている。
○「たくましく生きる力」の「健康教育」に関連して、地球温暖化による水不
足の危機では、2通り(低緯度乾燥地帯と中緯度地域)のモデルを作り、数
学的考察を行っている内容が記載されている。
○「社会とかかわる力」の「ボランティア活動」に関連して、「クローズアッ
プ」では、福祉のまちづくり条例にふれ、建物のスロープの傾きを扱った題
材が取り上げられている。
○活動マークでは、数学的活動(確率のくじ引き、連立方程式の加減法など)
が題材として示されている。また、大切にしたい箇所として、円錐の側面積
の求め方を見いだす活動、標本調査の結果を説明するなどが取り上げられて
いる。
○スパイラルの学習内容では、巻頭に「算数から数学へ」九九の表を題材とし
てのページや既習内容を確認し、新しい単元に取り組む内容が設けられてい
る。
○発展的な学習内容では、
「3元1次方程式」
「放物線と直線の交点」
「期待値」
「三角形の重心」
「立方体の切り口」等が取り上げられている。
○コンピュータを使った内容では、度数分布表やグラフを作成したり、インタ
ーネットで三角形の五心を調べたりする課題等が取り上げられている。
○言葉、数、式、図、表、グラフなどを使って表したり、説明したりする内容
については、説明や言葉と図と式等を併用して記載されている。
*神奈川に関連することについては、数学−14 に記載。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−13∼数学−14)に記載。
○各学年の巻末に、本文の問題で使用するミシン目の入った切り取り教材が設
けられている。
(正負の数のカードゲーム、確率で使うカード、三平方の定
理、サッカーボールの展開図など)
○「この教科書は、環境に配慮した紙と大豆油インキを使用しています。
」と
表記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−14∼数学−15)に記載。
○各単元の学習活動が様々なマークで表されている。数学的活動を大切にした
い箇所には、ページの外側に↓が示されている。
○キャラクターの吹き出しで、ヒントや補足説明などが示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−15)に記載。
数学−3
【資料Ⅰ】
教科種目名《数学(数学)
》
発行者の略号
教育基本法、
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
かながわ教育
ビジョンとの
関連
内
容
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
教出
書 名 中学校数学
○教育基本法に示されている「環境の保全」に関連し、アルミ缶やペットボト
ルの回収などを題材とした問題や、自分でできるペットボトルのキャップ集
めによる環境保全活動が取り上げられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
学習したことを身の回りの場面に活用する「チャレンジコ−ナ−」
(グラフ
の形で考えようなど)や学習内容を活用して取り組む「自由研究」
(電卓で
遊ぼうなど)が設けられている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、章
末の「学習のまとめ」では、生徒自身が確認できるように問題を穴埋めにし、
さらにチェックできるように設けられている。
○学習指導要領の数学科の目標に示されている「事象を数理的に考察し表現す
る能力」に関連して、相似の活用の題材として、身の回りのものを使って木
の高さを求める問題が取り上げられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、
和算と算額が巻頭で示され、さらに輪投げや鶴亀算などの題材が取り上げら
れている。
*詳細は、資料Ⅱ(数学−8∼数学−11)に記載。
○「思いやる力」の「豊かな心」に関連して、数学を通して豊かな心がはぐく
まれる道徳教育との関連を図った「この教科書で学習するみなさんへ」が設
けられている。
○「たくましく生きる力」の「国際化」に関連して、世界の各都市との時差に
関する題材が取り上げられている。
○「社会と関わる力」の「地域貢献活動」に関連して、地域のペットボトルキ
ャップのリサイクル活動を扱った題材が取り上げられている。
○数学的活動として「比例と反比例」の単元では、栃木県の地図、厚紙、カ−
ボン紙、はかりを使って栃木県のおよその面積を求める活動が記載されてい
る。
○スパイラルの学習内容では、各学年で学習する単元の導入の部分で「∼を学
習する前に」と題し、その単元に関連した既習事項が復習という形で設けら
れている。
○「ジャンプ」という項目を立て、発展的な学習が示されている。
(不等式、
分散、立方体の切断、三角形の重心など)
○電卓を使って学習活動に取り組んだり、表計算ソフトや乱数の算出にコンピ
ュータを活用したりする題材が取り上げられている。
○言葉、数、式、図、表、グラフなどを使って表したり、説明したりする内容
ついては、考え方や解答などが記載されている。
*神奈川に関連することについては、数学−14 に記載。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−13∼数学−14)に記載。
○巻末付録として、1年生では立体にする展開図、ユニオンジャックさいころ
の展開図、2年生ではダイヤグラム,3年生ではグラフ用紙と因数分解の説
明に使用する教材が設けられている。
○「この教科書はカラーユニバーサルデザインに配慮して、見やすいカラ−デ
ザインになっています。また、環境にやさしい再生紙と大豆油インキを使用
しています。
」と表記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−14∼数学−15)に記載。
○各単元の導入時には既習事項の振り返り、章末には基本の確かめを行うよう
になっており、それがマークで示されている。
○キャラクタ−の吹き出しで既習事項の振り返りや学習のヒントが示されて
いる。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−15)に記載。
数学−4
【資料Ⅰ】
教科種目名《数学(数学)
》
発行者の略号
教育基本法、
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
かながわ教育
ビジョンとの
関連
内
容
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
啓林館
書 名 未来へひろがる数学
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」に関連して、日本の伝統文
化として玩具(けん玉、こま、手まり、竹とんぼなど)が掲載されている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
「数学広場」では数学を活用する課題が取り上げられている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、くり返し
練習では、学習の定着を図る問題が取り上げられている。
○学習指導要領の数学科の目標に示されている「事象を数理的に考察し表現す
る能力を高めること」に関連して、身近な事象を題材とした課題が記載され
ている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、
「み
んなで話しあってみよう」
「自分のことばで伝えよう」
「自分の考えをまとめ
よう」というコーナーを設け、自分の考えを説明したり、他者に伝えたりす
るなどの活動が取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(数学−8∼数学−11)に記載。
○「思いやる力」の「他者の尊重」に関連して、他者を意識して発表できるよ
う「みんなで話しあってみよう」
「自分のことばで伝えよう」等が設けられ
ている。
○「たくましく生きる力」の「国際化」に関連して、作図の問題では、アフリ
カでの井戸作りや、イスラム教の礼拝に関する内容が記載されている。
○「社会とかかわる力」の「地域貢献活動」に関連して、町をきれいにするク
リーンキャンペーンの参加人数の変化を扱った題材が取り上げられている。
○数学的活動では、
「広げよう」
(例:座標、確率の近似値など)
、
「身のまわり
への利用」
(例:1次関数の通話時間と使用量、三平方の定理の空間図形へ
の利用など)
「自分のことばで伝えよう」
(例:三角形の相似の証明、球の計
量など)が設けられている。
○スパイラルの学習内容として、学習内容に関連する既習事項を「ふりかえり」
(2年生の1次関数で調べたことをふりかえり、3年生の関数を自ら同じよ
うに調べていくなど)題材として取り入れられている。
○発展的な学習内容では、
「不等式の解を見つけよう」
「三角形の外接円と内接
円」
「変化の割合の計算」などが取り上げられている。
○資料の活用では、コンピュータを活用し、ハンドボール投げの題材が取り上
げられ、並びかえやヒストグラムなどの内容が記載されている。
○言葉、数、式、図、表、グラフなどを使って表したり、説明したりする内容
については、
「例」などに解答が示され、用語の説明は色枠を使って示され
ている。
*神奈川に関連することについては、数学−14 に記載。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−13∼数学−14)に記載。
○巻末付録として、紙コプター、数直線スケール、正二十面体の展開図、タン
グラム、しきつめ、円周角の定理発見ディスクが教材として設けられている。
○「この教科書は、色覚の個人差を問わず、より多くの人に必要な情報が伝わ
るようデザイン・配色しました。現在、NPO法人カラーユニバーサルデザ
イン機構の認証を申請中です。
」
「この教科書は再生紙と植物インキを使用し
ています。
」と表記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−14∼数学−15)に記載。
○興味・関心に応じて取り組む「数学広場」では、ひろがる数学や読みとる数
学などが色分けしたマークで示されている。
○キャラクターの吹き出しで既習学習の確認や学習のヒントが記載されてい
る。また、ふりかえる内容では、ふりかえりマークが示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−15)に記載。
数学−5
【資料Ⅰ】
教科種目名《数学(数学)
》
発行者の略号
教育基本法、
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
かながわ教育
ビジョンとの
関連
内
容
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
数研
書 名 中学校数学
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」に関連して、剣道の竹刀を
使って図形の角度を表す題材や駒を扱った題材、日本の遊びであるあやとり
を扱った題材が取り上げられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
「章の扉」では身近な話題が取り上げられ、「数学の音」では数学を見いだす
話題が示されている。
○学校教育法に示されている「思考力・判断力・表現力」に関連して、
「試して
みよう」「調べてみよう」等では、数学的に説明し伝え合う場面が設けられて
いる。
○学習指導要領の数学科の目標に示されている「事象を数理的に考察し表現す
る能力を高めること」に関連して、既習事項をもとに多様な考え方ができる
課題や教材が様々な場面に設けられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「体験活動」に関連して、ボラ
ンティア活動(海岸と歩道に分かれた清掃活動)を扱った題材が取り上げら
れている。
*詳細は、資料Ⅱ(数学−8∼数学−11)に記載。
○「思いやる力」の「他者の尊重」に関連して、各章の巻頭に他者を意識して話
し合ったり、発表したりする題材が設けられている。
○「たくましく生きる力」の「食育」に関連して、米1合に含まれる米粒の数を
求める方法についての題材が取り上げられている。
○「社会とかかわる力」の「働くことの大切さ」に関連して、中学校の職場体験
活動の題材で連立方程式を利用して事業所数を求める問題が取り上げられ
ている。
○数学的活動では、資料の活用では人口ピラミッド、1次関数の利用では標高
の地点の気温、因数分解では素数などが取り上げられている。
○スパイラルの学習内容として、巻頭の「まとめてふりかえろう」で、当該学年
までに学習した基本事項を掲載し、本文では、参照ページが示されている。
○発展的な学習内容について、
「ドーナツの形の立体の体積」
「連立3元1次方
程式」
「円に関するいろいろな性質」
「√2 が無理数であることの証明」など
が取り上げられている。
○電卓を利用する問題は、資料の整理や確率などで取り入れられ、コンピュー
タについては、「試してみよう」のページで、表計算ソフトの利用などが記載
されている。
○言葉、数、式、図、表、グラフなどを使って表したり、説明したりする内容
については、導入時の「章の扉」や「式と計算」の分数の形の多項式の加減な
どが示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−13∼数学−14)に記載。
○巻末付録として、巻末にミシン目を入れた教材(1 年生は立体の切断に関係
する展開図、三平方の定理の説明用など)が設けられている。
○「この教科書は、カラーユニバーサルデザインに配慮したカラーデザインに
なっています。また、再生紙と植物油インキを使用しています。」と表記さ
れている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−14∼数学−15)に記載。
○それぞれの項目では、学習のマーク(例、例題、問、注意など)が示されて
いる。
○導入を「ですます調」にし、キャラクターの吹き出しで学習のヒントなどが示
されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−15)に記載。
数学−6
【資料Ⅰ】
教科種目名《数学(数学)
》
発行者の略号
教育基本法、
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
かながわ教育
ビジョンとの
関連
内
容
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
日文
書 名 中学数学
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」に関連して、江戸時代に発
達した日本独自の和算にある「算額や遺題承継」
(自分の著書の中に解答を
示さないで問題を出し、後世の人にその解答を求め、新しい問題を著書に出
題することをくり返すこと)の習慣を扱った題材が取り上げられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
「数学のたんけん」では学んだ内容に関連のある話や課題、
「やってみよう」
では学んだことを活用して考えたり調べたりする課題が設定されている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、
「章の扉」
では、学習意欲が高められるように、学習のきっかけになる課題や身近な話
題が取り上げられている。
○学習指導要領の数学科の目標に示されている「数学的活動の楽しさやよさを
実感し、活用すること」に関連して、操作活動・思考活動・言語活動が学習
内容に応じて様々な活動に組み入れられた教材が設けられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関して、生徒
が主体的に取り組む学習活動の「トライ」の課題の中に、
「説明しよう」や
「考えよう」が設けられている。
*詳細は、資料Ⅱ(数学−8∼数学−11)に記載。
○「思いやる力」の「他者の尊重」に関して、問題解決型の学習に取り組む小
節としての「Math マス活動!」では、他者と伝え合う活動が設定されてい
る。
○「たくましく生きる力」の「情報化」に関して、「コンピュータを活用しよ
う」で表計算ソフトの機能や使い方が示されている。
○「社会とかかわる力」の「ボランティア活動」に関して、連立方程式に関す
る問題として、町内清掃活動の参加者を求める問題が取り上げられている。
○数学的活動については、
「Math マス活動」
(電話料金を調べよう、相似を活
用して測量しようなど)が設定され、
「トライ」では思考力や判断力、表現
力をさらに伸ばす題材(標本調査の母集団の傾向、文字式の活用など)が設
定されている。
○スパイラルの学習内容について、1年では、小学校の既習内容を学び直すた
めに巻末に「算数をふりかえろう」が設定されている。
○発展的な学習内容として、立体の切り口、コンピュータを活用しようなどが
取り上げられている。
○電卓を使った学習内容については、電卓のマークで表され、資料の活用の階
級値の相対度数や平方根の近似値、確率の相対度数などの題材が取り上げら
れている。
○言葉、数、式、図、表、グラフなどを使って表したり、説明したりする内容
については、導入時の「章の扉」や「例」などに示されている。また、
「例」
「数学の探究」
「数学のまど」などに記載されている。
*神奈川に関連することについては、数学−14 に記載。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−13∼数学−14)に記載。
○巻末付録として、ミシン目を入れた教材(正多面体の展開図、因数分解の説
明用)などが用意されている。
○「この教科書は、大豆油インキと再生紙を使用しています。
」と表示されて
いる。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−14∼数学−15)に記載。
○例、問、トライなどにそれぞれ異なるマークを付け、形と色を変えて表され
ている。
○キャラクターの吹き出しにより、ヒントや手だてが示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(数学−15)に記載。
数学−7
【資料Ⅱ】
教科種目名《数学(数学)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を
養うこと。
東書
大日本
学図
教出
「幅広い知識と教養」に関連して、巻末のページ課題編「数学の探究」に学習内容と直結する
課題が取り上げられている。
「真理を求める態度」に関連して、巻末にある「挑戦しよう」では、学んだことを活用して考
える問題が取り上げられている。
「真理を求める態度」に関連して、学んだことがらを身の回りの場面などに活用する課題「活
用しよう」が設けられている。
「幅広い知識と教養」に関連して、身の回りのことを課題にし、学習内容を活用して取り組む
「自由研究」が取り上げられている。
啓林館 「道徳心」に関連して、巻頭に「この本で学ぶみなさんへ」が示されている。
数研
「幅広い知識と教養」に関連して、既習事項を利用して物事を考えたり、身近な事象の中から
数学を見いだしたりする話題「数学の音」が取り上げられている。
日文
「道徳心」に関連して、巻頭に「数学を勉強するみなさんへ」が示されている。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連
を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
「個人の価値の尊重」に関連して、表現力を伸ばす問題や活用する問題「やってみよう」が取
り上げられている。
「個人の価値の尊重」に関連して、「伝えよう」の活動では、自分の考えを伝える活動や他者
大日本
の考えを読みとる活動が取り上げられている。
「職業及び生活との関連」について、「活用しよう」(制動距離、魚の数など)「クローズアッ
学図
プ」(降水確率、竿ばかりなど)の題材が取り上げられている。
「個人の価値の尊重」に関連して、個人の能力を伸ばすよう「ジャンプ」では発展的な問題が
教出
示されている。
「職業及び生活との関連」について、マグロ漁業など職業に関連した題材が取り上げられてい
啓林館
る。
「職業及び生活との関連」について、生活との関連を重視し、身近な問題(気温差、ダイヤグ
数研
ラム、紙の大きさなど)が取り上げられている。
「職業及び生活との関連」について、「数学研究室」では、学習した内容を生活と関連付けな
日文
がら問題解決していく課題が示されている。
東書
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、
その発展に寄与する態度を養うこと。
東書
「公共の精神」に関連して、学校で集められたペットボトルのキャップをお金に換え、ポリオ
ワクチンの購入の費用にする題材が取り上げられている。
大日本 「男女の平等」に関連して、男女の出生数を扱った題材が取り上げられている。
「男女の平等」に関連して、男女の出生児の数とその割合を扱った題材が取り上げられてい
る。
「社会の形成に参画」に関連して、自分の考えを説明したり、他者の考えを聞いたりする内容
教出
が取り上げられている。
「社会の形成に参画」に関連して、「みんなで話しあってみよう」では、話し合いを通じて協
啓林館
力することの大切さが示されている。
「公共の精神」に関連して、バーコード、点字、ペットボトルキャップを扱った題材が取り上
数研
げられている。
「公共の精神」に関連して、空き缶集め、牛乳パックからトイレットペーパーが再生できる
日文
量、福祉のまちづくり条例等を扱った題材が取り上げられている。
学図
数学−8
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
東書
「環境の保全」に関連して、地球規模で二酸化炭素の排出量を減らすことを謳った題材が記載
されている。
大日本 「環境の保全」に関連して、自然環境や保全活動に目を向けた問題が取り上げられている。
「環境の保全」に関連して、リサイクルなどの身近な環境問題から、地球温暖化による水不足
の危機の環境問題が記載されている。
「環境の保全」に関連して、アルミ缶やペットボトルの回収などを題材とした問題や、自分で
教出
できるペットボトルのキャップ集めによる環境保全活動が取り上げられている。
「環境の保全」に関連して、環境にやさしい日本の文化として、「ふろしき」の包み方が掲載
啓林館
されている。
「環境の保全」に関連して、ゴミ削減や環境を保全する取り組みを扱った題材が取り上げられ
数研
ている。
「環境の保全」に関連して、風力発電や太陽光発電など環境に優しいエネルギ−供給源の題材
日文
が取り上げられている。
学図
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に
寄与する態度を養うこと。
「伝統と文化の尊重」に関連して、日本の伝統模様や芸能のほか、江戸時代に発達した「和
算」や日本の数学者の話題を扱った題材が取り上げられている。
「伝統と文化の尊重」に関連して、群馬県の磯部神社に奉納された算額に円の半径を求める問
大日本 題と塵劫記(じんこうき)に「絹盗人算」(きぬぬすびとざん)と呼ばれる問題が取り上げら
れている。
「伝統と文化の尊重」に関連して、杉成算や油分け算の紹介や日本独自の数学「和算」の発達
学図
の歴史などを扱った題材が取り上げられている。
東書
教出
啓林館
数研
日文
「他国を尊重」に関連して、古代イギリスの「ユニオンジャックさいころ」や一筆書きの
「ケーニヒスベルクの橋渡り問題」等、他国の数学の歴史に触れる話題が取り上げられてい
る。
「伝統と文化の尊重」に関連して、日本の伝統文化として玩具(けん玉、こま、手まり、竹と
んぼなど)が掲載されている。
「伝統と文化の尊重」に関連して、剣道の竹刀を使って図形の角度を表す題材や駒を扱った題
材、日本の遊びであるあやとりを扱った題材が取り上げられている。
「伝統と文化の尊重」に関連して、江戸時代に発達した日本独自の和算にある「算額・遺題承
継」の習慣を扱った題材が取り上げられている。
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教育が
組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずるととも
に、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。
「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、学習内容と直結する課題(「数学の探究」
「生活と数学」)「数学の歴史」「数学パズル」が設けられている。
「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、巻末の「マスフル」(洋算と和算、幾何学の
大日本 起こりなど)では数学に関連する記事や学習内容を深めるために「ハートの問題」(バスの運行
を表すグラフ、カレンダーを使った問題など)が設けられている。
「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、「クローズアップ」「記号・用語の由来」
学図
「トライ」では学習内容に関連する話題や問題が取り上げられている。
東書
教出
啓林館
数研
日文
「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、学習したことを身のまわりの場面に活用する
「チャレンジコ−ナ−」(グラフの形で考えようなど)や学習内容を活用して取り組む「自由
研究」(電卓で遊ぼうなど)が設けられている。
「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、「数学広場」では数学を活用する課題が取り
上げられている。
「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、「章の扉」では身近な話題が取り上げられ、
「数学の音」では物事を考えたり数学を見いだす話題が示されている。
「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、「数学のたんけん」では学んだ内容に関連の
ある話や課題、「やってみよう」では学んだことを活用して考えたり調べたりする課題が設定
されている。
数学−9
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させるとと
もに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り
組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
「基礎的な知識及び技能」に関連して、まちがい例として示されている解答が、つまずきへの
対応として記載されている。
「主体的に学習に取り組むこと」に関連して、本文の補充的な問題「プラス・ワン」や章末の
大日本 学んだことに関する問題「いろいろな問題」巻末の補充的な問題「まとめの問題」が設けられ
ている。
「基礎的な知識及び技能」に関連して、説明させる問題を取り入れ、日常の授業の中で言語活
学図
動の充実が図れるように記載されている。
「主体的に学習に取り組む態度を養うこと」に関連して、章末の「学習のまとめ」では、生徒
教出
自身が確認できるように問題を穴埋めにし、チェックできるように設けられている。
「基礎的な知識及び技能」に関連して、くり返し練習では、学習の定着を図る問題が取り上げ
啓林館
られている。
「思考力・判断力・表現力」に関連して、「試してみよう」「調べてみよう」等では、数学的
数研
に説明し伝えあう場面が設けられている。
「基礎的な知識及び技能」に関連して、「章の扉」では、学習意欲が高められるように、学習の
日文
きっかけになる課題や身近な話題が取り上げられている。
東書
○学習指導要領の教科の目標
数学的活動を通して、数量や図形などに関する基礎的な概念や原理・法則についての理解を深め、数学的な表現や処理の仕
方を習得し、事象を数理的に考察し表現する能力を高めるとともに、数学的活動の楽しさや数学のよさを実感し、それらを活
用して考えたり判断したりしようとする態度を育てる。
「数学的な活動の楽しさや数学のよさを実感すること」に関連して、身近な事象を題材にした
導入課題が取り上げられ、多様に考えたり他者の考えを読みあったりする活動が設けられてい
る。
「事象を数理的に考察し表現する能力を高めること」に関連して、主体的に取り組めるよう
大日本
に、「見いだそう、伝えよう、利用しよう」のマークで表示された課題が設けられている。
「数学的な活動の楽しさや数学のよさを実感すること」に関連して、各章で数学的な活動に重
学図
点をおいて学習できるページが設定されている。
「事象を数理的に考察し表現する能力を高めること」に関連して、相似の活用の題材として、
教出
身の回りのものを使って木の高さを求める問題が取り上げられている。
「事象を数理的に考察し表現する能力を高めること」に関連して、身近な事象を題材とした課
啓林館
題が記載されている。
「事象を数理的に考察し表現する能力を高めること」に関連して、日常生活や身近な事象を題
材としたあるサービスの利用料金や頂上から見渡すことができる距離の題材が設けられてい
数研
る。
「数学的活動の楽しさやよさを実感し、活用すること」に関連して、操作活動・思考活動・言
日文
語活動が学習内容に応じて様々な活動に組み入れられた教材が設けられている。
東書
数学−10
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
東書
大日本
学図
教出
「言語活動」に関連して、自分の考えを説明したりまとめたりする課題が取り上げられてい
る。
「言語活動」に関連して、巻末にあるマスフルの中の題材である「レポートを書こう」では、
研究のしかたやレポート例が示されている。
「言語活動」に関連して、数学的活動では、模範的な説明の仕方を例示したり、話し合いの内
容を提示したりして、数学における説明や討論の仕方が記載されている。
「言語活動」に関連して、授業の中で、主体的な学習態度を育てることができるように話し合
いの場面が設定されている。
「言語活動」に関連して、「みんなで話しあってみよう」「自分のことばで伝えよう」「自分
啓林館 の考えをまとめよう」というコーナーを設け、自分の考えを説明したり、他者に伝えたりする
などの活動が設けられている。
「言語活動」に関連して、生徒の言語活動の充実が図られるように「気づいたことをいいなさ
数研
い」「説明しなさい」等の表現で示されている。
「言語活動」に関連して、生徒が主体的に取り組む学習活動の「トライ」の課題の中に、「説
日文
明しよう」や「考えよう」が設けられている。
伝統や文化に関する教育の充実
「伝統と文化」に関連して、塵劫記(じんこうき)・俵算・鶴亀算など和算が取り上げられて
おり、紙切りなど日本の伝統的な文化が記載されている。
「伝統と文化」に関連して、数学を題材にした川柳が掲載されたり、直線や垂線を引く道具と
大日本
して、墨壺や罫引(けびき)など大工道具が取り上げられている。
「伝統と文化」に関連して、方程式などの用語の由来が紹介され、小町算・塵劫記(じんこう
学図
き)、油け算・鶴亀算など和算を扱った題材が取り上げられている。
「伝統と文化」に関連して、和算と算額が巻頭で示され、さらに輪投げや鶴亀算などの題材が
教出
取り上げられている。
「伝統と文化」に関連して、昭和初期の教科書や数を使った言葉(万が一、二進も三進 な
啓林館
ど)が記載されている。
「伝統と文化」に関連して、平行四辺形になるための条件が伝統的な遊びであるあやとりを使
数研
い示されている。
「伝統と文化」に関連して、棚田、麻の葉模様など日本の伝統的な模様などが平面図形の学習
日文
に取り入れられている。
東書
道徳教育の充実
「道徳教育」に関連して、ペットボトルキャップがポリオワクチンの費用になることや、いろ
いろな点字の題材が取り上げられている。
「道徳教育」に関連して、手すりの写真や温室効果ガス削減目標、点字、気候変動や温暖化、
大日本
ペットボトルのリサイクルを扱った題材が取り入れられている。
「道徳教育」に関連して、アルミ缶のリサイクルや牛乳パックのリサイクル、車いす、スロー
学図
プ、点字を扱った題材が取り上げられている。
「道徳教育」に関連して、ペットボトルキャップのリサイクルや環境問題、点字の仕組みと使
教出
用例、二酸化炭素の濃度のグラフを扱った題材が取り上げられている。
「道徳教育」に関連して、アフリカで日本から井戸掘りの技術者が派遣されたという設定がさ
啓林館
れ、車いすバスケット、点字、バリアフリー法を扱った題材が取り上げられている。
東書
数研
「道徳教育」に関連して、バーコードや点字、ペットボトルキャップを扱った題材が取り入れ
られている。
日文
「道徳教育」に関連して、リサイクルやボランティアを題材とした問題が取り上げられてい
る。
体験活動の充実
東書
「体験活動」に関連して、班別自主行動などの校外での活動を中心とした題材が設定されてい
る。
大日本 「体験活動」に関連して、日常生活の中での様々な体験と関連した題材が設定されている。
学図
教出
「体験活動」に関連して、オリエンテーリングのチェックポイント探しの題材が取り入れられ
ている。
「体験教育」に関連して、地図を使って宝物が埋めてある場所を見付ける題材が取り入れられ
ている。
啓林館 「体験教育」に関連して、地域の活動や日々の生活で経験する内容が取り上げられている。
数研
「体験教育」に関連して、ボランティア活動(海岸と歩道に分かれた清掃活動)を扱った題材
が取り上げられている。
日文
「体験教育」に関連して、表計算ソフトを活用する題材が設定されている。
数学−11
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
東書
「他者の尊重」に関連して、「説明し伝え合う活動」の場面においては、他者の考えを尊重し
たり、協同してよりよい考えを探究したりする態度が身に付くように設けられている。
「他者の尊重」に関連して、他人の考えを読み取る活動や自分の考えを伝える活動を通して、
互いに尊重する態度が身に付けられるように設けられている。
「多様性」に関連して、「多様性を認め合うこと」に関連して、数学的活動において、課題を
学図
解決するために多様な考え方が示される題材が取り上げられている。
「豊かな心」に関連して、数学を通して豊かな心がはぐくまれる道徳教育との関連を図った
教出
「この教科書で学習するみなさんへ」が記載されている。
「他者の尊重」に関連して、他者を意識して発表できるよう「みんなで話し合ってみよう」
啓林館
「自分のことばで伝えよう」等が、設けられている。
「他者の尊重」に関連して、各章の先頭ページに他者を意識して話し合ったり、発表したりす
数研
る題材が設けられている。
「他者の尊重」に関連して、問題解決型の学習に取り組む「Mathマス活動!」(数学的活動)
日文
では、他者と伝え合う活動が設定されている。
大日本
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
東書
「国際化」に関連して、アメリカやイギリスなどでは温度を示す時までは華氏が使われること
の紹介や、アルゼンチンの氷河の崩壊、水没が心配されるモルディブを例とした地球温暖化問
題について扱った題材が取り上げられている。
大日本 「公共心」に関連して、公共事業に用いられる標本調査を扱った題材が取り上げられている。
学図
「健康教育」に関連して、地球温暖化による水不足の危機では、2通り(低緯度乾燥地帯と中
緯度地域)のモデルを作り、数学的考察を行っている内容が記載されている。
教出
「国際化」に関連して、世界の各都市との時差に関する内容が取り上げられている。
啓林館
数研
日文
「国際化」に関連して、作図の問題でアフリカの井戸作りや、イスラム教の礼拝に関する題材
が記載されている。
「食育」に関連して、米1合に含まれる米粒の数を求める方法についての題材が取り上げられ
ている。
「情報化」に関連して、「コンピュータを活用しよう」で表計算ソフトの機能や使い方が示さ
れている。
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
「生きること」に関連して、ワクチンを買うためのペットボトルのキャップ集めについての題
材が取り上げられている。
「自然や人とのふれあい体験」に関連して、「土器作り体験の案内」を通して、班の作り方につ
大日本
いて連立方程式の導入で示されている。
「ボランティア活動」に関連して、「クローズアップ」では、福祉のまちづくり条例にふれ、建
学図
物のスロープの傾きを扱った題材が取り上げられている。
「地域貢献活動」に関連して、「地域のペットボトルキャップのリサイクル活動」を扱った題材
教出
が取り上げられている。
「地域貢献活動」に関連して、町をきれいにするクリーンキャンペーンの参加人数の変化を
啓林館
扱った題材が取り上げられている。
「働くことの大切さ」に関連して、中学校の職場体験活動の題材で連立方程式を利用して事業
数研
所数を求める問題が取り上げられている。
「ボランティア活動」に関連して、連立方程式に関する問題として、町内清掃活動の参加者を
日文
求める問題が取り上げられている。
東書
数学−12
3 内容
調査研究項目−数学的活動例の教材数−
1
2
3
ア 数や図形の性質などを見いだす活動
イ 数学を利用する活動
ウ 数学的に説明し伝え合う活動
東書 大日本 学図
1
2
3
4
5
神奈川に関連することを取り上げている数
多様な考え方・解き方が扱われたり、示さ
れたりする課題数
発達や学年の段階に応じたスパイラルによ
る学習活動の数
学校生活、家庭生活等の身近な場面の箇所
数
日文
1年
16
5
24
7
13
13
22
2年
11
4
15
7
18
13
17
3年
16
3
18
6
11
19
11
1年
12
11
18
6
7
12
8
2年
12
11
10
5
7
8
10
3年
11
11
11
6
6
7
8
1年
26
22
18
18
18
21
13
2年
28
21
15
19
14
19
21
3年
30
15
16
20
16
14
21
調査研究項目
言葉、数、式、図、表、グラフなどを使っ
て表したり、説明したりしている数
教出 啓林館 数研
東書 大日本 学図
教出 啓林館 数研
日文
1年
302
295
260
322
330
251
272
2年
198
186
186
220
199
175
162
3年
247
237
242
246
248
242
202
1年
5
2
2
1
1
0
1
2年
1
0
2
1
0
0
0
3年
1
1
6
2
0
0
0
1年
13
9
9
6
8
4
5
2年
11
12
12
10
7
7
8
3年
12
13
5
9
2
4
7
1年
73
43
35
30
50
33
30
2年
63
29
29
21
15
24
22
3年
45
53
39
29
21
36
18
1年
46
65
55
50
65
42
55
2年
36
27
33
30
32
27
27
3年
37
27
38
32
30
26
26
6
改訂によって新たに増加した数と式のペー
ジ数
1年
9
5
9
7
7
6
6
3年
7
7
6
6
5
3
5
7
改訂によって新たに増加した図形のページ
数
1年
11
10
10
10
9
8
9
3年
28
28
27
25
24
26
22
8
改訂によって新たに増加した関数のページ
数
1年
3
4
2
3
2
2
2
3年
2
2
2
2
2
1
4
9
改訂によって新たに増加した資料の活用の
ページ数
1年
19
26
26
23
21
19
26
3年
12
16
15
14
13
11
22
1年
6
11
21
5
15
9
14
2年
2
3
7
6
4
4
7
3年
10
29
39
13
15
10
12
1年
10
25
21
12
26
13
17
2年
20
22
23
15
28
11
12
3年
27
28
36
12
30
18
18
そろばん、電卓、コンピューターを使用す
10
る箇所数
11 発展的な学習内容と課題学習の内容の数
数学−13
○神奈川に関連することを取り上げている事項
東書
1年:横浜みなとみらい21、横浜マリンタワー、横浜Fマリノス
東名高速道路、箱根寄せ木細工
2年:横浜駅さわる地図
3年:富嶽三十六景神奈川沖浪裏
大日本
1年:藤沢市役所にある発電ゲート、箱根寄木細工
3年:東京湾の地図(横浜、川崎)
学図
1年:横浜みなとみらい21、箱根寄木細工
2年:箱根駒ヶ岳ロープウェー、降水確率
3年:江戸時代の地図(武蔵、相模)、三浦半島周辺の地図
横浜ランドマークタワー、東京箱根間往復大学駅伝競走
富嶽三十六景神奈川沖浪裏、横浜の真福寺
教出
1年:藤沢市湘南台文化センター
2年:川崎市等々力陸上競技場
3年:横浜みなとみらい21、富嶽三十六景神奈川沖浪裏
啓林館
1年:東京都アクアライン浮島取りつき部
数研
なし
日文
1年:コスモワールド
4 構成・分量・装丁
調査研究項目
1
2
3
4
5
総ページ数
各単元の練習問題の数
章末、巻末の問題の数
巻末の付録の数
説明文や解法が示されている基本問題の数
ページ数
東書 大日本 学図
教出 啓林館 数研
日文
1年
274
334
284
302
280
250
270
2年
222
272
228
244
206
200
200
3年
266
332
284
272
268
258
234
1年
424
410
319
339
295
331
274
2年
248
282
211
213
176
215
198
3年
342
359
261
276
244
269
235
1年
158
135
87
234
176
136
137
2年
138
128
84
178
150
131
122
3年
149
170
140
211
229
199
130
1年
2
1
2
2
3
2
3
2年
2
1
5
1
1
0
0
3年
4
1
2
2
2
2
1
1年
106
149
82
92
96
100
114
2年
71
132
58
61
61
59
59
3年
103
180
88
98
97
115
102
東書
1年
2年
大日本
3年
1年
2年
学図
3年
1年
2年
3年
23年度総ページ数
212
210
210
212
210
214
202
196
192
24年度総ページ数
274
222
266
334
272
332
284
228
284
23年度版との比較
+29%
+6%
+27%
+58%
+30%
+55%
+41%
+16%
+48%
100
46
80
116
60
96
106
50
82
B(関数)ページ数
32
36
26
38
38
34
34
34
34
C(図形)ページ数
62
58
79
80
76
94
68
66
84
D(資料の活用)ページ数
19
17
12
26
26
16
26
24
15
A(数と計算)ページ数
数学−14
教出
ページ数
1年
2年
啓林館
3年 1年楽 1年未 2年楽 2年未 3年楽 3年未
23年度総ページ数
196
184
182
24年度総ページ数
302
244
272
23年度版との比較
+54%
+33%
+49%
A(数と計算)ページ数
194
190
182
280
+44%
+47%
184
186
206
+13%
+12%
184
268
+44%
+46%
116
58
86
86
B(関数)ページ数
34
36
32
30
32
26
C(図形)ページ数
72
76
82
60
54
72
D(資料の活用)ページ数
23
21
14
21
16
13
数研
ページ数
1年
2年
250
200
70
日文
3年
23年度総ページ数
24年度総ページ数
40
258
23年度版との比較
1年
2年
3年
206
192
196
270
200
234
+31%
+4%
+19%
A(数と計算)ページ数
92
44
72
104
50
76
B(関数)ページ数
30
32
28
38
32
28
C(図形)ページ数
58
58
76
54
62
66
D(資料の活用)ページ数
19
17
11
26
22
22
5 表記・表現
調査研究項目
東書 大日本 学図
教出 啓林館 数研
日文
文章表現や漢字・かなづかい・用語・記
号・計量単位・図版などの使用
適
適
適
適
適
適
適
文字の大きさ・字間・行間・書体など
適
適
適
適
適
適
適
文章・図版などの割付け
適
適
適
適
適
適
適
数学−15
【資料Ⅰ】
教科種目名《理科(理科)
》
発行者の略号
東書
教育基本法、
○教育基本法に示されている「幅広い知識と教養」に関連して、真理を探究しようと
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
新しい科学
する態度の育成を図るための「活用」
「考えよう」が設けられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
「自由
研究に取り組んでみよう」では自主的な研究の取り組み方が示されている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、基礎的な
知識の定着を図るための「チェック」が設けられている。
○学習指導要領の理科の目標に示されている「自然の事物・現象についての理解」に
関連して、
「問い」
「トライ」
「科学のとびら」などが設けられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、
「科学
と生活」で、へらしぼり、潟スキー、伝統的な天筒花火や日本古来のたたら製鉄な
どが取り上げられている。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
*詳細は、資料Ⅱ(理科−6∼理科−8)に記載。
○「思いやる力」の「生命の尊厳」に関連して、生命の連続性ではヒトの受精卵の発
生過程や血液の循環など、いのちの大切さに関わる写真が掲載されている。
○「たくましく生きる力」の「情報化」に関連して、観察・実験のデータ処理などで
コンピュータを効果的に活用することが記載されている。
○「社会とかかわる力」の「働くことの大切さ」に関連して、
「科学と職業」で「お
いしいイチゴをつくる仕事」を設けるなど、科学の有用性や理科を学習する意義が
記載されている。
内
容
○科学的な見方・考え方に関連して、カルメ焼きの実験を通して、炭酸水素ナトリウ
ムの基礎的な知識の習得や科学的な考え方を身に付けることが記載されている。
○観察・実験に関連して、結果を分析・解釈する際の手がかりとなる考察の視点が記
載されている。
○ものづくりに関して、
「トライ」で「ミョウバンの結晶」
「モーター」
「回転式キャ
ンドルスタンド」などが取り上げられている。
○環境教育に関する資料として、
「発電に伴う環境への影響」
「燃料電池」などが取り
上げられている。
○神奈川に関連することとして、
「小田原市の博物館」
「関東大震災で隆起した三浦
市の海岸」などが掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−10∼理科−11)に記載。
構 成
○判型はB5変型判(B5判よりも左右が5ミリ大きい)として構成されている。
分 量
○「この教科書はカラーバリアフリーを含むユニバーサルデザインに配慮していま
装 丁
す。この教科書は再生紙・植物油インキを使用しています。
」と表記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−12)に記載。
表記・表現
○教科書の最初に全単元の目次、最後にさくいんが付いている。また、各単元の最
初に「この単元で学ぶこと」
、右上に単元を示す色分けされたタグが付いている。
発達段階を考慮して、1年は小学校6年の教科書と同じ大きさの文字を使用して
いる。
○観察・実験をする際の課題や注意事項、発展的内容やこれまでに学んだことなどが
マークで示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−12)に記載。
理科−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《理科(理科)
》
発行者の略号
大日本
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」に関連して、
「天気に関係する言
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
理科の世界
葉」として、三寒四温、春一番、木枯らしなど、学習内容にかかわる資料が掲載さ
れている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
「科学
のとびらを開こう」では課題研究の方法が示されている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、習得した
基礎的な知識を活用するための「考えてみよう」が設けられている。
○学習指導要領の理科の目標に示されている「科学的に探究する能力の基礎と態度」
に関連して、単元末に「学んだことを活かそう」が設けられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、
「やって
みよう」で話し合いの場が設けられている。
*詳細は、資料Ⅱ(理科−6∼理科−8)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「いのちの大切さ」に関連して、遺伝子技術や iPS細胞などの
最先端技術の医療への応用について取り上げられている。
○「たくましく生きる力」の「情報化」に関連して、
「やってみよう」でインターネ
ットなどを使って植物や動物、気象災害を調べる課題が設けられている。
○「社会とかかわる力」の「働くことの大切さ」に関連して、
「くらしの中の理科」
では科学と日常生活や社会に関連する読み物を取り上げ、科学の有用性が意識でき
るように記載されている。
内
容
○科学的な見方・考え方に関連して、
「見ただけでは区別しにくい3種類の白い粉末
(砂糖、食塩、小麦粉)
」を区別する適切な方法を考え、自ら科学的な見方・考え
方を身に付けることが記載されている。
○観察・実験に関連して、観察・実験に関する課題文やキャラクターによる疑問が示
され、目的や方法、器具類のチェックボックス(□)などが記載されている。
○ものづくりに関して、
「つくってみよう」で「楽器」
「リニアモーター」
「備長炭電
池」
「スピーカーとマイク」などが取り上げられている。
○環境教育に関する資料として、
「化石燃料の利用と課題」
「生物濃縮」などが取り上
げられている。
○神奈川に関連することとして、
「足柄上郡の閃緑岩」
「関東大震災で焼け落ちた横
浜駅」などが掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−10∼理科−11)に記載。
構 成
・
○判型はB5判として構成されている。
○「このマークは、色覚の個人差を問わず、できるだけ多くの人に見やすいカラーユ
分 量
・
ニバーサルデザインに配慮して作られたと、NPO法人CUDOが認定した施設・
製品にのみ表示できるマークです。認証取得予定」
「この教科書は再生紙、植物油
装 丁
インキを使用しています。
」と表記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−12)に記載。
表記・表現
○教科書の最初に全単元の目次、最後にさくいんが付いている。また、各単元の最
初に「これから学習すること」
、右上に単元を示す色分けされたタグが付いている。
○学習の課題や活動結果のまとめ、環境教育や科学に関わる職業・科学者の話題など
がマークで示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−12)に記載。
理科−2
【資料Ⅰ】
教科種目名《理科(理科)
》
発行者の略号
学図
教育基本法、
○教育基本法に示されている「国際社会の平和と発展」に関連して、地球観測衛星「ア
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
中学校 科学
クア」や「だいち」の開発が記載されている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
「自由
研究の進め方」では自主的な研究の取り組み方が示されている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、基礎的な
知識の定着を図るための「説明してみよう」が設けられている。
○学習指導要領の理科の目標に示されている「目的意識をもった観察・実験」に関連
して、巻頭の「観察・実験の進め方」に基本的な流れが示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、
「科学
の窓」で、塩田や米の収穫、人力車、旧暦が取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(理科−6∼理科−8)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「生命の尊厳」に関連して、メダカの発生の観察や、ヒトの受精
から誕生までの写真や図が掲載されている。
○「たくましく生きる力」の「情報化」に関連して、
「理科ねっとわーく」を活用し
た「ボルタの電池」
「地球の自転・公転」の学習が示されている。
○「社会とかかわる力」の「働くことの大切さ」に関連して、
「どんな仕事?」では
単元の学習内容と関連のある職業を取り上げ、理科を学習することの意義が記載さ
れている。
内
容
○科学的な見方・考え方に関連して、物質が水に溶ける様子の観察を行い、水溶液中
では溶けている物質が均一に分散していることを見出し、粒子モデルと関連付けて
説明することが記載されている。
○観察・実験に関連して、観察・実験の課題を「?」で示し、目的意識をもって取り
組めるようにするとともに、結果と考察の問いかけの部分が分けて記載されてい
る。
○ものづくりに関して、
「チャレンジ」で「望遠鏡」
「空き缶笛」
「電池」
「スピーカー」
などが取り上げられている。
○環境教育に関する資料として、
「南極大陸上空のオゾンホール」
「自動車用触媒」な
どが取り上げられている。
○神奈川に関連することとして、
「茅ヶ崎市の火山灰層」
「横須賀市の不整合」など
が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−10∼理科−11)に記載。
構 成
・
○判型はB5判として構成され、原子カード(2年)が付いている。
○「この教科書は、色覚の個人差を問わず、できるだけ多くの人に見やすいように配
分 量
・
慮して作成しました。NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)の
認証を取得する予定です。
」
「この教科書は、環境に配慮した紙と大豆油インキを使
装 丁
用しています。
」と表記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−12)に記載。
表記・表現
○教科書の最初に全単元のもくじ、最後にさくいんが付いている。また、各単元の
最初に「これから学ぶこと」
、左上に章を示す色分けされたタグが付いている。
○観察や実験で解決する課題や上手に行うためのポイント、他教科との関連やことば
の由来などがマークで示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−12)に記載。
理科−3
【資料Ⅰ】
教科種目名《理科(理科)
》
発行者の略号
教出
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」に関連して、
「ハローサイエンス」
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
自然の探究 中学校理科
で、金の性質と関連させた金閣寺、梅干しを漬ける赤ジソが掲載されている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
「自由
研究」では主体的に探究できるような学習課題が設けられている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、基礎的な
知識の定着を図るための「考えよう」が設けられている。
○学習指導要領の理科の目標に示されている「目的意識をもった観察・実験」に関連
して、観察・実験方法に関する小見出しが記載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、思考力・
表現力を育成するために「わたしのレポート」が設けられている。
*詳細は、資料Ⅱ(理科−6∼理科−8)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「生命の尊厳」に関連して、生物の殖え方と遺伝で、ヒトの受精
の電子顕微鏡写真やカエルなどの発生の写真が掲載されている。
○「たくましく生きる力」の「情報化」に関連して、実験結果の自動測定やデータ処
理など、コンピュータの積極的な活用が記載されている。
○「社会とかかわる力」の「働くことの大切さ」に関連して、1年生の巻頭「なぜ理
科を学ぶのか」では、理科を学ぶことの意義にふれ、科学への関心が高められる朝
永振一郎氏の言葉が記載されている。
内
容
○科学的な見方・考え方に関連して、電熱線に電流を流して水の温度を上昇させる実
験を行い、その結果を分析することにより、水の温度上昇は電力や通電時間に関係
があることを見出すことが記載されている。
○観察・実験に関連して、結果と考察の部分がきちんと分けて記載され、それに対応
した「実験からわかること」
「わたしのレポート」が設けられている。
○ものづくりに関して、
「家族や友だちとチャレンジ」で「万華鏡」
「化学カイロ」
「モ
ーター」
「コロコロコースター」などが取り上げられている。
○環境教育に関する資料として、
「微生物を利用した下水処理」
「海洋温度差発電」な
どが取り上げられている。
○神奈川に関連することとして、
「横浜市の河川改修」
「横浜こども科学館」などが
掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−10∼理科−11)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
○判型はB5判として構成され、原子モデルカード(2年)
、星座早見作成シート(
3年)が付いている。
○「この教科書はカラーユニバーサルデザインに配慮して、見やすいカラーデザイン
になっています。また、環境にやさしい再生紙と大豆油インキを使用しています。
」
「印刷にはバイオマスで発電されたグリーン電力を使用しています。1冊印刷する
にあたり113Whのグリーン電力を使用しています。
」と表記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−12)に記載。
表記・表現
○教科書の最初に全単元のもくじ、最後にさくいんが付いている。また、各単元の
最初に「学んでいくこと」
、右上に単元を示す数字で示されたタグが付いている。
○学習の課題や課題解決に向けての活動場面、これまでに学習したことや学習したこ
との活用などがマークで示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−12)に記載。
理科−4
【資料Ⅰ】
教科種目名《理科(理科)
》
発行者の略号
啓林館
教育基本法、
○教育基本法に示されている「社会の形成に参画」に関連して、献血の説明と献血へ
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
未来へひろがるサイエンス
の協力が記載されている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、
「探究
の道しるべ」では主体的な探究活動ができるように研究テーマの例が示されてい
る。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、マイノー
ト「基本のチェック」で学習内容の定着を図ることが記載されている。
○学習指導要領の理科の目標に示されている「科学的に探究する能力の基礎と態度」
に関連して、
「探究の道しるべ」に一連の探究の流れが示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、
「先人
の知恵袋」で、らんびき、日本古来の耐震・耐火の知恵などが取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(理科−6∼理科−8)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」の「いのちの大切さ」に関連して、動物の観察は手早く行い、傷を
つけないように配慮することが記載されている。
○「たくましく生きる力」の「情報化」に関連して、
「金星の動き」の学習でコンピ
ュータを活用するなど、ICT教育の充実が記載されている。
○「社会とかかわる力」の「働くことの大切さ」に関連して、
「科学偉人伝」などの
学習内容と関連したコラムでは、身近な生活や社会、歴史や文化など多様な場面で
理科の有用性が実感できるように記載されている。
内
容
○科学的な見方・考え方に関連して、鉄粉の酸化などで熱を取り出す実験を行い、都
市ガスなどの有機物の燃焼により発生した熱エネルギーが調理や暖房などに利用さ
れていることと結びつけて考えることが記載されている。
○観察・実験に関連して、結果と考察が明確に区分けされ、基礎的・基本的な学習内
容が習得できるように「わたしのレポート」が設けられている。
○ものづくりに関して、
「科学の広場」で「望遠鏡」
「スピーカー」
「ループコースタ
ー」などが取り上げられている。
○環境教育に関する資料として、
「大気汚染の問題と対策」
「ごみ発電」などが取り上
げられている。
○神奈川に関連することとして、
「相模原市の河岸段丘」
「山北町で発見された南海
の化石」などが掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−10∼理科−11)に記載。
構 成
・
○判型はB5判として構成され、マイノートが全学年に付いている。
○「この教科書は、色覚の個人差を問わず、より多くの人に必要な情報が伝わるよう
分 量
デザイン・配色しました。現在、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構の認
・
証を申請中です。
」
「この教科書は再生紙と植物油インキを使用しています。
」と表
装 丁
記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−12)に記載。
表記・表現
○教科書の最初に全単元のもくじ、最後にさくいんが付いている。また、各単元の
最初に「単元のねらい」
、右側に単元を示す色分けされたタグが付いている。
○実験の手引きや材料・方法を変えた観察・実験の紹介、同じ学年で関連する学習や
マイノートへの記載などがマークで示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(理科−12)に記載。
理科−5
【資料Ⅱ】
教科種目名《理科(理科)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身
体を養うこと。
東書
自然の事物・現象について観察・実験を行い、真理を探究しようとする態度の育成を図るための「活用」「考え
よう」が設けられている。
「トピック」「くらしの中の理科」で最新の科学的知見や資料をもとに、幅広い知識や教養を身につけることが
大日本 記載されている。
学図
「話し合ってみよう」「説明してみよう」で生徒が主体的な学習を通して科学的な見方や考え方を養い、論理的
な思考力を育成することが記載されている。
教出
「考えよう」で科学的に探究する過程を重視し、幅広い知識と教養を身につけ、真理を求める態度を養うことが
記載されている。
「考えてみよう」で実生活における活用や論理的な思考力の基盤となる基礎的・基本的な知識・技能の定着を図
啓林館 り、身の回りの事象への疑問などを探究する手法が記載されている。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との
関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
東書
「科学と職業」「科学者に聞こう」で学習内容と職業との関連を図り、将来の進路を考える手がかりや科学の有
用性、理科を学ぶ意義が記載されている。
生徒の意欲、能力に応じて「やってみよう」や演示実験が取り上げられている。さらに、「くらしの中の理科」
大日本 では科学と日常生活との関連の深い資料が掲載されている。
学図
「どんな仕事?」で科学と関連している具体的な職業が取り上げられている。また、「科学の窓」では日常生活
と科学との関連が記載されている。
教出
「実生活と科学」「ハローサイエンス」で、今日的な科学・技術の内容、職業や生活との関連が記載されてい
る。
「科学の広場」で身近な生活に関連した話題が取り上げられている。また、「はたらく人に聞いてみよう」では
啓林館 理科の学習と身の回りの生活との関連が記載されている。
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画
し、その発展に寄与する態度を養うこと。
東書
学習を通して他者との協働を重んずる態度の育成や、学習したことと科学技術との関連が記載されている。
男女での実験や話し合い活動の場面が写真やイラストで掲載されている。また、持続可能な社会にするために主
大日本 体的に意思決定する場面を設け、社会の発展に寄与する態度の育成が記載されている。
学図
話し合いを取り入れた学習活動が設けられている。また、社会への参画については、学習したこととエネルギー
資源との関連が記載されている。
教出
男女での実験や話し合い活動、科学技術の利用やエネルギー資源について考えることが記載されている。
男女の役割を固定せず、お互いに協力して学習を進めている写真やイラストが掲載されている。また、血液の学
啓林館 習との関連で、献血の説明と献血への協力が記載されている。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
東書
観察に用いた生物のその後の扱い方について記載されている。また、「科学のとびら」のコラムでは、自然環境
の保全に関する写真が掲載されている。
自然環境の保全に関わる資料には、環境マークが示されている。また、自然界のつりあいや環境を守る技術につ
大日本 いて記載されている。
学図
生物どうしのつながりや生命の大切さについて記載されている。さらに、「科学の窓」で、自然環境の保全や生
態系のつり合いに関する写真が掲載されている。
教出
環境について考える内容には環境マークが示されている。また、観察や実験に用いる生物の扱い方や環境への影
響についても記載されている。
生命の歴史や連続性、命の大切さに関する写真やイラストが掲載されている。また、持続可能な社会の実現に向
啓林館 けた取り組みが記載されている。
理科−6
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発
展に寄与する態度を養うこと。
東書
「科学と生活」「科学の歴史」などで、生活の中で役立ってきた科学的な事例や現代に至るまでの科学者の功績
が記載されている。また、国際宇宙ステーションの写真が掲載されている。
「天気に関係する言葉」として、三寒四温、春一番、木枯らしなど、学習内容にかかわる資料や身近な地域の写
大日本 真が掲載されている。また、宇宙での国際交流など、国内外の科学者とその業績も記載されている。
学図
「科学の窓」などで学習内容に関わる身近な資料や科学的事例が掲載されている。また、地球観測衛星「アク
ア」や「だいち」の開発と日本との関わりが記載されている。
教出
「ハローサイエンス」で、金の性質と関連させた金閣寺、梅干しを漬ける赤ジソが掲載されている。また、しん
かい6500などが世界で活躍している様子も記載されている。
「科学偉人伝」「近代科学・技術の発展」などで、自然科学や科学技術の発展に貢献した科学者が記載されてい
啓林館 る。また、「地域資料集」では日本のさまざまな地域の自然の写真や話題が掲載されている。
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教
育が組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んず
るとともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。
東書
「自由研究に取り組んでみよう」では、自主的な研究の取り組み方が示されている。
生徒が主体的に探究活動に取り組めるように、「科学のとびらを開こう」では課題研究の方法や自由研究のテー
大日本 マが示されている。
学図
「自由研究の進め方」では自主的な研究の取り組み方が示され、学習内容と関連した自由研究の例が掲載されて
いる。
教出
「家族や友だちとチャレンジ」「自由研究」では、主体的に探究できるように学習課題が設けられている。
啓林館 「探究の道しるべ」では主体的な探究活動ができるように研究テーマの例が示されている。
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させる
とともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学
習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
東書
主体的な学習態度を養えるように、章末ごとに基礎的な知識の定着を図るための「チェック」が設けられてい
る。また、実験の流れがステップとして記載されている。
主体的な学習態度を養えるように、習得した基礎的な知識を活用するための「考えてみよう」を設け、実験結果
大日本 のまとめと関連させながら考察することが記載されている。
学図
主体的な学習態度を養えるように、基礎的な知識の定着を図るための「説明してみよう」が設けられている。ま
た、実験結果と考察の部分が分けられて記載されている。
教出
主体的な学習態度を養えるように、基礎的な知識の定着を図るための「考えよう」が設けられている。また、観
察・実験では、計画からまとめまでの見通しが持てるように記載されている。
主体的な学習態度を養えるように、マイノート「基本のチェック」を活用して学習内容の定着を図ることが記載
啓林館 されている。
○学習指導要領の教科の目標
自然の事物・現象に進んでかかわり、目的意識をもって観察、実験などを行い、科学的に探究する能力の基礎と態度を
育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め、科学的な見方や考え方を養う。
東書
単元ごとに「問い」「活用」などの課題や「トライ」「科学のとびら」が設けてあり、自然に対する理解を深め
る内容が記載されている。
単元末の「学んだことを活かそう」で、単元で学んだことを活かして課題を解決していく活動が設けられてい
大日本 る。
学図
巻頭の「観察・実験の進め方」に、観察・実験を行う際の基本的な流れが示されている。また、「Let’s
try」には主体的に探究活動に取り組める課題が設けられている。
教出
観察・実験方法に関する小見出しが記載され、意図を考えながら主体的に取り組む観察・実験が設けられてい
る。
単元での学習内容をさらに探究する場として「きみも科学者」を設け、「探究の道しるべ」に一連の探究の流れ
啓林館 が示されている。
理科−7
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
東書
「話し合おう」「考えよう」「やってみよう」「活用」などで、発表の場が設けられている。また、観察・実験
の結果から事実に基づいて表現するために、レポートの書き方、発表のしかたも示されている。
「やってみよう」で話し合いの場が設けられている。さらに、各単元の終章に話し合いや発表、まとめの活動も
大日本 設けられている。
学図
「話し合ってみよう」「説明してみよう」で話し合いや発表の場が設けられている。また、「自由研究の進め
方」には発表のポイントが記載されている。
教出
「話し合おう」で話し合いの場が設けられている。さらに、思考力・表現力を育成するために「わたしのレポー
ト」が設けられている。
マイノートには、自分の考えをまとめたり表現したりする学習活動が設けられている。また、グラフのかき方な
啓林館 どのスキルも示されている。
伝統や文化に関する教育の充実
東書
1年の「科学と生活」で、へらしぼり、2年で弓道、やじろべえ、潟スキー、さらに伝統的な天筒花火や日本古
来のたたら製鉄が取り上げられている。
1年の「トピック」で、ガラス工芸、鋳物、ワカサギ釣り、打ち水について、2年では炭や水車が取り上げられ
大日本 ている。
学図
1年の「科学の窓」で塩田や米の収穫について、2年では「どんな仕事?」で花火師の仕事について、3年では
人力車、旧暦が取り上げられている。
教出
3年で石灰を利用した土壌の中和、だんじり祭りや弓矢が取り上げられている。
「先人の知恵袋」で、らんびき、製錬の歴史、日本古来の耐震・耐火の知恵が取り上げられている。また、1年
啓林館 で万華鏡やキトラ古墳、2年で風神雷神の図、3年で灰の利用も取り上げられている。
道徳教育の充実
東書
「科学のとびら」では科学の有用性や理科を学習する意義、真理を探究する態度について記載されている。ま
た、生物教材では、生命の尊重に関する写真が掲載されている。
自他の生命の尊重や自然環境の保全の大切さが体得できるような写真や記述が掲載されている。また、「くらし
大日本 の中の理科」では職業及び生活との関連を意識し、勤労を重んじる態度の育成が記載されている。
学図
目的意識をもって観察・実験に取り組むことや探究する能力、科学的な見方・考え方の育成が記載されている。
また、職業についての関心を高めるために、「どんな仕事?」というコーナーが設けられている。
教出
科学的に探究する過程を重視し、幅広い知識と教養を身に付けて真理を求める態度を養うことが記載されてい
る。また、生命の大切さと環境に関わる写真が掲載されている。
観察・実験で動物を扱う際の注意事項が記載されている。また、巻末の地域資料集では、各地方の多様な自然に
啓林館 関する写真が掲載されている。
体験活動の充実
東書
「トライ」では、身近な材料でできる実験や「ミョウバンの結晶」「モーター」「回転式キャンドルスタンド」
などのものづくりが設けられている。
「つくってみよう」では原理や法則の理解を深めるために、「リニアモーター」「楽器」「備長炭電池」などの
大日本 ものづくりが設けられている。
学図
「Let's try」「チャレンジ」では「電池」「望遠鏡」「空き缶笛」などのものづくりが設けられている。
教出
「家族や友だちとチャレンジ」では、習得した知識や技能を活用しながら楽しく行う観察・実験や、「万華鏡」
「コロコロコースター」「化学カイロ」などのものづくりが設けられている。
演示実験や代替実験、夏休みの自由研究の他、「科学の広場」では「ループコースター」「スピーカー」などの
啓林館 ものづくりが設けられている。
理科−8
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
東書
生命の連続性では、ヒトの受精卵の発生過程や血液の循環など、いのちの大切さに関わる写真が掲載されてい
る。また、全学年に「理科室のきまりと応急処置」が同一資料として設けられている。
遺伝子技術やiPS細胞など、最先端技術の医療への応用について取り上げられている。また、実験や話し合い
大日本 活動では、男女の役割が偏らずに協力して探究活動をする写真やイラストが掲載されている。
学図
「チャレンジ」としてメダカの発生の観察や、ヒトの受精から誕生までの写真や図が掲載されている。
教出
生物の殖え方と遺伝では、ヒトの受精の電子顕微鏡写真やカエルの発生などの写真が掲載されている。
啓林館 動物の観察は手早く行い、傷をつけないように配慮することが記載されている。
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
東書
観察・実験のデータ処理、情報収集の際のインターネット活用など、必要に応じてコンピュータを効果的に活用
することが記載されている。
「やってみよう」でインターネットなどを使って植物や動物、気象庁の情報、気象災害を調べる課題が設けられ
大日本 ている。
学図
巻末に「理科ねっとわーく」を活用した「ボルタの電池」「地球の自転・公転」「金星の見え方」などの学習が
示されている。
教出
実験結果の自動測定やデータ処理、各種ソフトウェアの活用など、コンピュータの積極的な活用が記載されてい
る。
「金星の動き」の学習でコンピュータを活用するなど、ICT教育の充実が記載されている。さらに、インター
啓林館 ネットを利用するときのマナーや活用のしかたも記載されている。
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
東書
学習の導入部で、日常生活や社会・環境との関連を意識した題材が取り上げられている。また、「科学と職業」
で「おいしいイチゴをつくる仕事」を取り上げるなど、科学の有用性や理科を学習する意義が記載されている。
「くらしの中の理科」では科学と日常生活や社会に関連する読み物を取り上げ、科学の有用性が意識できるよう
大日本 に記載されている。また、ごく少量の薬品と小さな器具を使ったマイクロスケールの実験が取り上げられてい
る。
学図
「どんな仕事?」では学習内容と関連のある職業を取り上げ、理科を学習することの意義が記載されている。ま
た、介護用ロボットや骨伝導ヘッドホン等も取り上げられている。
教出
1年生の巻頭「なぜ理科を学ぶのか」では、理科を学ぶことの意義にふれ、科学への関心が高められる朝永振一
郎氏の言葉が記載されている。また、学校や地域での地震避難訓練への参加の呼びかけも記載されている。
「科学偉人伝」などの学習内容と関連したコラムでは、身近な生活や社会、歴史や文化など、多様な場面で理科
啓林館 の有用性が実感できるように記載されている。さらに、血液の学習では献血の説明と献血への協力が記載されて
いる。
理科−9
3 内容
調査研究項目
学年
1年
生徒の発達段階に合う内容となっている
1
2年
記述の数
3年
1年
2 繰り返し学習させる内容の記述の数
2年
3年
1年
科学的概念を使用して考えたり説明した
3
2年
りする記述の数
3年
総合的な(科学技術と人間、エネルギー
1年
4 と環境、生命、自然災害等)ものの見方
2年
の記述の数
3年
1年
社会的状況を反映した題材を取り上げて
5
2年
いる記述の数
3年
1年
他の教科との関連が取り上げられている
6
2年
記述の数
3年
1年
発展的な学習内容を取り扱っている記述
7
2年
の数
3年
1年
8 小学校の学習と関連した記述の数
2年
3年
1年
9 日常生活と関連した記述の数
2年
3年
1年
10 「観察」を取り上げている数
2年
3年
1年
11 継続的な観察・定点観測の数【10の内数】 2年
3年
1年
12 「実験」を取り上げている数
2年
3年
1年
13 基本操作の数
2年
3年
14 「観察、実験」に関する器具の種類
15 「観察、実験」に関する試薬の種類
16
「観察、実験」に関する試薬の取り扱い
方の記述の数
17 「観察、実験」に関する植物の種類
18 「観察、実験」に関する動物の種類
19 「ものづくり」を取り上げている数
20 話し合い活動の数
21 発表の方法に関する数
22 本文中の「問い」の数
東書
44
27
29
38
54
50
29
21
19
7
3
9
11
5
46
29
11
21
8
11
23
21
21
14
16
14
17
11
7
13
1
1
5
19
20
13
9
5
5
大日本
39
33
34
25
17
20
23
27
22
7
4
8
12
5
25
11
16
16
27
28
36
14
6
7
23
11
20
16
7
11
1
1
8
18
23
16
17
10
6
共通
34
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
13
22
14
7
10
8
11
5
5
5
6
0
5
8
6
5
6
5
2
1
3
9
10
6
理科−10
学図
40
32
29
31
29
27
27
21
19
10
6
10
10
5
53
17
19
20
11
17
23
12
9
4
16
16
12
9
4
9
1
1
6
14
21
12
16
10
2
教出
40
30
29
12
25
25
19
18
16
3
7
10
7
3
44
16
16
13
11
21
17
17
11
7
16
22
27
10
6
9
0
1
5
19
21
13
17
11
4
啓林館
42
32
31
27
30
35
23
25
17
5
11
17
14
5
47
12
17
21
13
22
32
14
8
6
14
13
13
11
8
10
1
1
6
15
20
14
18
12
4
27
32
54
36
17
21
17
9
13
10
20
5
7
5
20
12
9
8
7
4
3
3
3
3
4
74
77
68
14
21
17
10
10
9
13
2
4
5
12
1
8
4
2
9
10
9
2
2
2
3
9
6
16
21
13
14
13
8
15
2
10
3
13
0
5
10
7
6
3
10
0
0
1
16
26
21
17
21
22
10
9
8
14
2
4
5
6
2
6
5
2
10
6
4
2
1
6
36
41
41
調査研究項目
23 単元末の「まとめ」のページ数
24 単元末の「問題」のページ数
25 単元末の「問題」の数
26 自由研究の数
27 自由研究のテーマ・取り組みに関する数
28 レポートづくりに関する数
29 神奈川に関連する「資料」の数
30 環境教育に関する「資料」の数
31
自然災害(台風・地震・火山噴火等)に
関するページ数
32 最先端の科学技術の関する「資料」の数
33 科学者の数
34
コンピューター・情報通信ネットワーク
の活用に関する数
35 事故防止・安全に関する記述の数
学年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
東書
大日本
学図
教出
啓林館
8
8
10
8
8
10
26
25
28
4
2
0
1
0
0
10
5
9
8
6
5
9
6
58
23
2
6
2
6
20
4
4
6
12
12
16
37
46
48
19
19
19
1
1
1
8
5
8
11
5
4
8
5
34
26
4
5
0
3
14
4
4
5
8
8
9
26
26
27
9
7
6
1
1
1
5
2
5
8
0
2
7
1
56
23
2
3
3
4
23
8
8
11
14
13
12
32
28
35
13
16
13
1
1
1
6
2
4
2
0
1
6
2
42
18
1
6
2
2
16
4
4
6
14
14
17
20
23
27
18
18
15
2
1
1
5
7
13
6
7
3
39
16
54
26
9
5
6
2
24
共通
31
51
38
39
41
1年
2年
3年
1年
2年
3年
8
9
11
45
38
33
5
7
17
38
29
23
9
6
10
35
27
25
5
6
9
37
31
17
7
6
6
44
49
32
○神奈川に関連する資料
隆起した大地(三浦市) 地層のしま模様(小田原市) 泥岩(横須賀市) 火山灰の地層(足柄下郡)
階段状の地形(三浦市) 不整合(三浦市) 公園内の地層(横浜市) 生命の星・地球博物館(小田原市)
東 観覧車(横浜市) サッカー場(横浜市) タービン・発電機(横浜市)
書 形を変えながら移動する雲(茅ヶ崎市) 冬の太平洋側の様子(相模原市) 電気自動車(横浜市)
フリーフォール(横浜市) ベイブリッジ(横浜市) 火力発電(横浜市) 燃料電池(横浜市)
ごみ焼却場(横浜市)
イチョウ(横浜市) 製油所の人(横浜市) 神奈川工科大学教授 大涌谷(箱根町)
城の石垣の安山岩(小田原市) 閃緑岩(足柄上郡) 江ノ島の隆起(藤沢市)
大
関東大震災で焼け落ちた横浜駅 不整合(三浦市) LANDSAT画像による神奈川付近の写真
日
小仏層(相模原市) 東海道新幹線 海水浴(藤沢市) 横浜地方気象台の記録
本
形を変える雲(茅ヶ崎市) ジェットコースター(横浜市) DNAを分析する装置(横浜市)
水再生センター(横浜市) 火力発電(横須賀市) ランドマークタワー(横浜市)
隆起でできた海岸の地形(藤沢市) 火山灰の層(茅ヶ崎市) 火山灰の層(横須賀市)
学 江ノ島−藤沢の地形断面図 不整合(横須賀市) 石材に利用されている石灰岩(平塚市)
学図
図 石垣に使われている安山岩(小田原市) ヤマユリ 横浜ベイブリッジ(横浜市)
JAMSTEC施設展示(横須賀市)
教 港の風景(横浜市) 科学博物館に行こう(横浜市) いたち川の環境保全(横浜市)
出
丹沢山地の化石(山北町) 大涌谷から見える富士山(箱根町) 生命の星・地球博物館(小田原市)
啓 横浜市水道局の人の記事 浄水場(横浜市) 河岸段丘(相模原市) 旧細菌検査室(横浜市)
林 流鏑馬(鎌倉市) 八景島シーパラダイス(横浜市) 地球情報館(横浜市) 花火大会(横浜市)
館 みなとみらいの夜景(横浜市) 1年間の気温と降水量(横浜市) マンモス電球(川崎市)
冬至・夏至の太陽の様子(川崎市) 富士箱根伊豆国立公園
理科−11
4 構成・分量・装丁
調査研究項目
総ページ数
36
( )はマイノート
学年
1年
2年
3年
総数
東書
244
252
276
772
548
大日本
284
308
314
906
584
学図
240
254
292
786
530
教出
232
236
246
714
550
+40.9%
+55.1%
+48.3%
+29.8%
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
56
56
68
66
66
52
58
66
50
50
50
50
68
72
70
66
72
56
61
78
56
64
56
55
52
62
70
56
52
44
56
64
50
56
50
44
48
52
51
52
56
36
54
60
46
49
46
44
啓林館
248(56)
248(56)
248(64)
744(176)
574
+29.6%
(+60.3%)
48(12)
58(12)
54(14)
56(12)
58(10)
48(12)
50(14)
56(12)
38(8)
45(10)
47(12)
45(10)
3年
46
44
41
45
43(10)
23年度版教科書総ページ数
増加率
37 「エネルギー」のページ数
38 「粒子」のページ数
39 「生命」のページ数
40 「地球」のページ数
41 科学技術・自然のページ数
42 構成順(エネルギー、粒子、生命、地球)
43 判型等
1年
2年
3年
判型
生粒エ地
粒生エ地
生粒エ地
粒生エ地
45 「表」の数
46 「グラフ」の数
47 「写真」の数
48 「挿絵」の数
49 「マーク」の種類
B5変型
B5
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
375
563
445
30
29
26
21
26
24
854
624
634
82
86
69
524
559
413
46
52
34
25
34
37
935
770
861
223
246
263
共通
35
32
もくじ 有り
50 章(単元)のインデックスの有無
粒エ生地
粒エ生地
生地粒エ
生地粒エ
粒生エ地技自 エ生粒地自技 エ粒生地自技 粒エ技生地自 生地粒エ自技
その他
44 「図」の数
粒エ生地
粒エ生地
有り
有り
有り
さくいん 有り
タグ 有り
B5
B5
B5
原子カード 原子カード マイノート
星座早見盤
626
438
559
561
474
569
482
391
516
35
34
52
47
37
40
43
26
40
16
21
26
42
31
38
42
15
41
699
637
1038
464
333
798
785
516
829
164
183
192
158
201
172
195
178
165
36
有り
有り
有り
32
有り
有り
有り
47
有り
有り
有り
5 表記・表現
調査研究項目
東書
大日本
学図
教出
啓林館
文章表現や漢字・かなづかい・用語・記号・計量
単位・図版などの使用
適
適
適
適
適
文字の大きさ・字間・行間・書体など
適
適
適
適
適
文章・図版などの割付け
適
適
適
適
適
理科−12
【資料Ⅰ】
教科種目名《音楽(一般)
》
発行者の略号
教出
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」に関連して、歌舞伎や能、文楽や
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
音楽のおくりもの
オペラ、バレエなどの総合芸術の演技や舞台の写真が掲載され、その内容について
記載されている。
○教育基本法に示されている「心身の発達に応じて」及び「自ら進んで学習に取り組
む意欲」に関連して、変声についての記載から混声合唱の学習へとつなげて取り上
げられ、全学年の教科書にリコーダー運指表・コードネーム表が掲載されている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」及び「思考力、判断力、表現
力」に関連して、
〔共通事項〕イにあたる新出の用語や記号がページ右上に表記さ
れ、各ページに題材名や学習のめあてが記載されている。
○学習指導要領の音楽科の目標に示されている「音楽に対する感性」及び「音楽活動
の基礎的な能力」に関連して、
「Let's Sing!」では学習のステップが示され、自
分の思いをどのように表現に生かしていくかを学ぶ教材曲が掲載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、鑑賞の学
習では、曲のよさを紹介する文を書いたり、聴き比べて気付いたことを述べたりす
る学習活動が設けられている。
*詳細は、資料Ⅱ(音楽−3∼音楽−4)に記載。
かながわ教育
○「思いやる力」に関連して、日本の自然や四季の美しさを歌った歌曲や声部の役割
ビジョンとの
を生かして声を聴き合い、心を合わせて表現できる合唱曲が取り上げられている。
関連
○「たくましく生きる力」に関連して、様々な舞台で活躍している人々の姿や生き方
が取り上げられ、演奏者からのメッセージも記載されている。
○「社会とかかわる力」に関連して、くらしの中からはぐくまれた地域の祭りや祝い
歌、仕事歌などの民謡や芸能が取り上げられている。
内
容
○我が国で長く歌われ親しまれている、日本の美しい風景や自然を歌った教材が取り
上げられ、作詞者、作曲者の紹介やメッセージが掲載されている。
○鑑賞した学習を生かした表現活動として、雅楽、歌舞伎、能の鑑賞から越天楽の演
奏、歌舞伎の所作や囃子、能の謡の体験などの学習活動が設けられている。
○創作学習では、
「リズム曲づくり」
「旋律づくり」
「箏曲づくり」などが設けられて
おり、その創作の方法が具体的活動の順序を踏んで示されている。
○「どんな特徴があるのかな?」の学習では、変奏曲を例示して音楽を形づくってい
る要素のはたらきに注目し、気付いたことや感じ取ったことを話し合う学習活動が
設けられている。
○神奈川に関連することとして、
「浜辺の歌」を作詞した林古渓が幼少期を過ごした
辻堂海岸、横浜で育った作曲家滝廉太郎が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(音楽−6)に掲載。
○前半は、
「音楽の要素をとらえながら」
「様々な音楽文化」
「歌い合わせ聴き深める
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
喜び」の3つの柱で構成され、後半は「歌のアルバム」の合唱集と学習資料が掲載
されている。
○「この教科書はカラーユニバーサルデザインに配慮して、見やすいカラーデザイン
になっています。また、環境にやさしい再生紙と大豆油インキを使用しています。
」
と表記されており、判型はAB変型である。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(音楽−7)に掲載。
○巻末折り込みページには楽典が掲載され、中学校での新出用語や記号にマークが示
されている。
○イラストの子どもや先生の吹き出しの言葉で学習のポイントやヒントが示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(音楽−7)に掲載。
音楽−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《音楽(一般)
》
発行者の略号
教芸
教育基本法、
○教育基本法に示されている「個人の価値の尊重」に関連して、自分の声のよさを認
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
中学生の音楽
めることや鑑賞した曲のよさを自分なりにつかみ、プレゼンテーションする学習活
動が設けられている。
○教育基本法に示されている「体系的な教育」及び「自ら進んで学習に取り組む意欲」
に関連して、小学校で学習した音符や記号を復習できるページが3学年とも設けら
れている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」及び「思考力、判断力、表現
力」に関連して、ページごとに学習のめあてが示され、
「ここが分かれば Grade up」
では、共通事項に関連した「曲のしくみ」
「旋律」
「速度」などを視点に、教材曲を
分析しながら深める学習活動が設けられている。
○学習指導要領の音楽科の目標に示されている「音楽に対する感性」及び「音楽活動
の基礎的な能力」に関連して、歌唱曲ではハーモニーを楽しみ、パートの役割の特
徴を感じ取って歌うことを目標とした合唱曲が掲載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、
「筝曲」
「尺八曲」
「日本の民謡」
「日本の郷土芸能」
「雅楽」
「能」などの教材が取り上げら
れ、巻末には、
「歌舞伎」の隈取、
「文楽」の人形の遣い方などの写真や説明が掲載
されている。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
*詳細は、資料Ⅱ(音楽−3∼音楽−4)に記載。
○「思いやる力」に関連して、
「ふるさと」の合唱は全校合唱できるように3学年を
通じて掲載されている。
○「たくましく生きる力」に関連して、作曲家、舞踏家や演技者、奏者など様々な分
野で活躍している人々の思いや生き方が掲載されている。
○「社会とかかわる力」に関連して、四季折々に行われる祭りなどその土地の歴史や
文化、生活に根付いた郷土の音楽や民謡などに親しむ教材が取り上げられている。
内
容
○我が国で長く歌われ親しまれている、日本の美しい風景や自然を歌った教材が「心
の歌」として取り上げられ、作詞者、作曲者の紹介やメッセージが掲載されている。
○鑑賞した学習を生かした表現活動として、シューベルト作曲の「魔王」の鑑賞では、
詩の内容によって歌い方が異なることを感じ取り、自分のもっている音色の異なる
声で歌う学習活動が取り上げられている。
○創作学習では、
「旋律づくり」
「言葉によるアンサンブル曲づくり」図形楽譜を活用
した「情景を音楽に」などステップを踏んだ学習活動が設けられている。
○楽譜に記載されている音楽に関する記号や用語に参照ページが示され、鑑賞や創作
の学習では、音楽を形づくっている要素をヒントに考える学習活動が設けられてい
る。
○神奈川に関することとして、
「箱根馬子唄」の教材が取り上げられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(音楽−6)に掲載。
構 成
○巻頭の「音楽プリズム」では「静けさと日本の音」
「生活の中に生きる音楽」など
・
分 量
が掲載され、前半は表現、中半は鑑賞、後半は「心通う合唱」の合唱集と学習資料
で構成されている。
・
装 丁
表記・表現
○「この教科書は再生紙を使用しています。
」と表記されており、判型はAB変型で
ある。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(音楽−7)に掲載。
○目次にそれぞれの教材で扱う共通事項を表す学習の窓口が示されている。
○男女の子どものキャラクターの言葉で学習のポイントやアドバイスが示されてい
る。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(音楽−7)に掲載。
音楽−2
【資料Ⅱ】
教科種目名《音楽(一般)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体
を養うこと。
教出
共通教材である日本の歌が掲載されているページには、自然の美しさを表した写真やその曲の生まれた背景、作詞
者・作曲者の思いをつづったメッセージが掲載されている。
教芸
合唱曲「ふるさと」は、1年生は二部、2年生は三部、3年生は四部合唱の楽譜を掲載して全校で一緒に合唱でき
るようになっている。「心の歌」として扱われる共通教材は自然の美しさを表した写真や作詞者や作曲者の言葉が
掲載されている。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関
連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
教出
「With My Heart」では、ピアノの演奏家や歌舞伎役者などからの音楽への思いや日本文化の大切さや、楽曲の作
詞者、作曲者からの曲に込められた思いをつづったメッセージが掲載されている。また発展学習として音の三要素
や音の現象、トガトン(竹筒)の作り方が掲載されている。
教芸
自分がもっている自分だけの歌声を発見しようという学習が「My Voice!」の中で取り上げられている。鑑賞の学
習では、同じ曲を演奏する場合でも指揮者やオーケストラによって表現の違いが生まれることや、「曲のよさをプ
レゼンテーションしてみよう」の学習では、人によって様々な感じ方があることが取り上げられている。
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画
し、その発展に寄与する態度を養うこと。
教出
「わたしたちのくらしと音楽」では、音楽著作権とインターネットについて取り上げられている。また、演奏者が
地域に出向いて音楽を楽しんでもらう「アウトリーチ(出前演奏)」や「教育活動」「音楽療法」など音楽を生か
せる仕事や活動について掲載されている。
教芸
「ルールを守って音楽を楽しもう!」では、著作権について取り上げられ、音楽やCDが生まれるしくみやルール
を守る必要性が記載されている。オペラの鑑賞曲の学習では、歌手やオーケストラの他大勢の人がそれぞれの立場
で自分の役割を果たしながら、一つのものをつくり上げていくことが記載されている。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
教出
世代を超えて受け継がれてきた歌唱曲には、歌詞の情景を表した日本の風景が見開き2ページにわたって掲載され
ている。また、「音のスケッチ」の創作学習では、日本の四季から受けるイメージを短い詩で表し、詩のイメージ
にあったモチーフを箏でつくる学習が設けられている。
教芸
共通教材を中心に日本の風景写真が掲載されている。「夏の思い出」では、「美しい自然に語りかけるような気持
ちで」という作曲者の言葉が記載されている。「音楽プリズム」では鐘や水琴窟の写真を例に、日本人が音や静け
さに喜びや感動をもって耳を傾けてきたことが記載されている。
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展
に寄与する態度を養うこと。
教出
総合芸術である歌舞伎や能、文楽やオペラ、バレエの学習では、物語の内容や声の出し方、舞台表現などの写真が
掲載され、その内容について記載されている。また「日本と西洋の音楽の歩み」として日本と西洋の音楽年表が掲
載されている。
教芸
鑑賞では、日本地図が掲載され、日本各地に伝わる民謡に親しみ、自分たちの郷土の民謡を調べたり、歌ったりす
るなどの学習活動が設けられている。また、江戸時代に生まれた歌舞伎や文楽の様々な場面の写真を掲載してその
特徴や音楽、あらすじなどが記載されている。また、「アジアの諸民族の音楽」「世界の諸民族の音楽」の鑑賞で
は、特徴ある楽器やその音色が示されている。
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教育
が組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずると
ともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。
教出
全学年の教科書にリコーダー運指表・コードネーム表が掲載されている。巻末折り込みページの楽典には教科書の
中で取り扱っている中学校で新しく習う用語や記号にマークが示されている。1年生の教科書では変声についての
記載から混声合唱の学習へとつなげて取り上げられている。
教芸
音階や調名、ト音譜表などの説明とともに教科書の五線譜などに直接記入できるようになっている。また、小学校
で学習した音符や記号をゲーム形式で復習できる「ビンゴゲーム」「リズムゲーム」が各学年の教科書に取り上げ
られている。「指揮をしてみよう」では、3年間を通して豊かな表現につながるよう記載されている。
音楽−3
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させると
ともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に
取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
教出
学習の内容が3年間を通じて「音楽の要素をとらえながら」「様々な音楽文化」「歌い合わせ聴き深める喜び」の
3つの柱で構成されている。各見開きページ左には、題材名や学習のめあてが記載されており、〔共通事項〕イに
あたる新出の用語や記号はページの右上に表記されている。また、鑑賞の学習の中で「どんな特徴があるかな?」
が3年間を通じて設けられ、音楽を形づくっている要素〔共通事項〕アを知覚し、感受する学習活動が取り上げら
れている。
教芸
見開きページの始めに、学習のめあてが記載され、目次には、各教材にかかわる音楽を形づくっている要素〔共通
事項〕アが学習の窓口として示されている。イラストの男女の子どもの吹き出しで各学習の注意点や発展学習のコ
メント、ヒントなどが示されている。「主人は冷たい土の中に」の歌唱教材で扱った曲を旋律のまとまりで分析
し、表に記入する学習活動が設けられている。
○学習指導要領の教科の目標
表現及び鑑賞の幅広い活動を通して、音楽を愛好する心情を育てるとともに、音楽に対する感性を豊かにし、音楽活動の
基礎的な能力を伸ばし、音楽文化についての理解を深め、豊かな情操を養う。
教出
「Let's Sing!」では、歌うためのワンポイント・アドバイスや学習のステップが示されており、教材曲「生命が
羽ばたくとき」を通して、歌詞から感じたことや自分の思いをどのように表現に生かしていくかを考える学習が示
されている。
教芸
学習のねらいや活動のポイントが各見開きページに記載され、共通教材や〔共通事項〕がマークで示されている。
歌唱曲ではハーモニーを楽しんだり、パートの役割の特徴を感じ取って歌ったりすることを目標とした合唱曲が掲
載されている。「魔王」の鑑賞では、いろいろな声で歌うなど表現と鑑賞の関連を図った活動が扱われている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
教出
鑑賞の学習では、曲を聴いて一番おもしろいと感じた部分を紹介する文を書いたり、聴き比べて気付いたことをメ
モしたり、気に入った楽章を選んで、その理由を述べたりする学習活動が設けられている。直接教科書に書き込め
るようにメモ用紙のイラストが掲載されている。また、創作学習では、グループで話し合い、構成を工夫してリズ
ムアンサンブルをつくる学習活動が設けられている。
教芸
「My Voice」では、「声は単に言葉を伝えるだけでなく、話す人の気持ちや意図を伝える役割も果たしている」と
記載されている。鑑賞では、自分なりにその曲のよさや特徴をつかみ、それを相手に伝えたり、理由をメモした
り、曲の特徴をプレゼンテーションしたりするなどの学習活動が設けられている。
伝統や文化に関する教育の充実
教出
「日本の民謡」「箏曲」「雅楽」「長唄」「能」「文楽」などの教材が取り上げられ、その歴史や特徴が記載され
ている。これらの鑑賞学習の中で、声の出し方や楽器の合わせ方に着目して聴き取るめあてが示され、歌唱表現に
つなげている。巻末折り込みページには、日本各地の祭りについての写真と解説が掲載されている。
教芸
「筝曲」「尺八曲」「日本の民謡」「歌舞伎」「文楽」「日本の郷土芸能」「雅楽」「能」などの教材が取り上げ
られ、その歴史や特徴が記載されている。また、巻末には、「歌舞伎」の隈取、「文楽」の人形の遣い方につい
て、また「能」の面や舞台などについて写真とともに解説されている。特集「国境を越えて影響し合う音楽」で
は、明治維新以後の日本の音楽の変容が写真とともに掲載されている。
道徳教育の充実
教出
創作学習「音のスケッチ」では、リズム曲や旋律を創作したり、自然の様子を音楽で表すなど、個の創造性を生か
した学習活動ができるとともに、グループで話し合い、協力しながら創り上げる活動も体験できる。その創作の方
法が具体的活動の順番を踏んで示されている。また、箏での創作活動も設けられている。
教芸
「音楽プリズム」では、「互いを尊重しながら全員が心を合わせて一つの美しい表現を生み出していく」合唱の
「心の和」が取り上げられている。また、語りと三味線の演奏、三人の人形遣いが呼吸を合わせて作り上げる日本
の総合芸術である「文楽」(人形浄瑠璃)が取り上げられている。
体験活動の充実
教出
「Let's Try」では、「こきりこ節」をこきりこを打ちながら歌ったり、「越天楽」を身近な楽器でまねして体験
したり、「歌舞伎」の三つの要素「見得」「ツケ」「囃子」に挑戦したりするなどの体験活動が設けられている。
教芸
鑑賞学習から、実際にソーラン節を歌ってみたり、長唄を歌ってみたり、シューベルトの「魔王」を音色の異なる
声で歌ったりする学習活動が設けられている。
音楽−4
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
教出
日本の自然や四季、文化、日本語のもつ美しさを味わうことができる「共通教材」をはじめとする歌曲や、それぞ
れの声部の役割を生かして声を聴き合い、心を合わせて表現できる合唱曲が掲載されている。
教芸
「心通う合唱」の合唱曲には、それぞれのパートの役割を感じ取り、それにふさわしい歌い方を工夫して、みんな
でつくりあげる喜びを味わう教材が掲載されている。
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
教出
さまざまな舞台芸術の写真を掲載し、舞台で活躍する人々が取り上げられている。鑑賞の学習で聴き取ったり感じ
取ったりした曲のよさや特徴について、発表したり話し合ったりする場面が設定されている。
教芸
作曲家、舞踏家や演技者、奏者など様々な分野で活躍している人々の思いや生き方が取り上げられている。
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
教出
それぞれのくらしの中からはぐくまれた祭りや祝い歌、仕事歌など日本各地の多彩な民謡や芸能が取り上げられて
いる。また、音楽による社会貢献、音楽を生かした職業について掲載されている。「With My Heart」では、ピア
ノ奏者から「音楽を聴いて美しいと感じる心」の大切さを伝えるメッセージが掲載されている。
教芸
四季折々に行われる祭りなどその土地の歴史や文化、生活に根付いた郷土の音楽や民謡などに親しむ教材が取り上
げられている。「音楽プリズム」では、イヴェントなどで雰囲気を盛り上げたり、心をリラックスさせたりするな
ど生活に生きる音楽が取り上げられている。
音楽−5
3 内容
教出
調査研究項目
1年
教芸
2・3年上 2・3年下
1年
2・3年上 2・3年下
1
表現(歌唱)を扱っている曲数
24
23
21
21
21
17
2
斉唱曲
6
7
7
5
5
5
3
合唱曲
18
16
14
16
16
12
諸外国の音楽の曲数
4
2
3
4
2
3
世界の諸民族の音楽の曲数
3
3
0
0
2
0
歌唱共通教材の扱い
2
3
2
2
2
3
伝統的な歌唱曲数(民謡・長唄・謡曲・義太夫節・地歌・
筝曲)
2
1
3
1
1
0
8
階名を扱っている曲数
0
0
0
3
2
0
9
歌詞の内容や言葉の表現について取り上げている箇所数
4
7
6
2
8
7
10
呼吸及び発音・発声・姿勢について取り上げている箇所数
6
1
2
5
4
1
11
変声への配慮について取り上げられている箇所数
1
0
0
1
0
0
3
2
2
2
2
2
4
︵
5
表
現
6
︶
7
歌
唱
(
12
創表
表現(創作)を扱っている箇所数
作現
)
13
鑑賞を扱っている曲数
43
18
13
65
14
18
14
歌唱曲数
35
2
2
51
3
3
15
器楽曲数
8
15
5
14
7
11
16
総合芸術(歌舞伎・能楽・オペラ・バレエ等)
0
1
6
0
4
4
諸外国の音楽の曲数(古典∼現代)
4
11
4
10
3
11
世界の諸民族の音楽の曲数
9
3
4
5
4
5
19
我が国や郷土の伝統音楽を扱っている曲数(雅楽・能楽・
琵琶楽・歌舞伎・筝曲・三味線・尺八音楽・民族・民俗芸
能など)
32
4
2
50
7
2
20
歴史や文化について扱っている箇所数
17
16
21
21
25
22
21
演奏楽器について説明のある個所数
9
15
3
11
5
12
22
楽曲と関連付けて共通事項ア(音楽を形づくっている要
素)音色、リズム、速度、旋律、テクスチュア、強弱、形
式、構成
適
適
適
適
適
適
共通事項イ(音楽にかかわる用語)
34
12
15
37
12
15
24
表現と鑑賞との関連が図られている箇所数
3
2
1
3
2
1
25
活動のめあてが明記されている箇所数
23
24
19
24
24
21
26
作詞・作曲者を紹介している箇所数
8
11
10
9
7
18
27
表現方法や表現形態の選択の工夫が扱われている箇所数
8
13
7
14
15
13
28
他の教科等(道徳)との関連のある箇所数
0
0
0
0
0
2
29
身体的表現活動を扱っている箇所数
2
3
1
2
1
1
言語活動やコミュニケーションを図る活動を取り入れている箇所数
5
7
4
4
1
2
音環境(自然音や環境音)を扱った箇所数
1
0
0
1
1
1
32
コンピューターや教育機器を扱った箇所数
1
1
0
0
0
0
33
知的財産権について扱っている箇所数
0
0
1
0
0
1
神奈川県に関連のある曲・記述箇所数
0
2
1
1
0
0
17
18
23
30
31
鑑
賞
共
通
事
項
全
体
34
表記の内容
35
発展的な学習内容を取り扱っている箇所数
(2・3年上)「浜辺の歌」
辻堂海岸の写真2種類
(2・3年下)滝廉太郎の紹介文
「横浜(神奈川)で育つ」表記
1
音楽−6
2
1
(1年)日本の民謡「箱根馬子歌」
1
1
1
4 構成・分量・装丁
教出
教芸
調査研究項目
1年
2・3年上 2・3年下
1年
2・3年上 2・3年下
表現(歌唱)を扱ったページ数
46
40
40
40
40
38
表現(創作)を扱ったページ数
3
2
3
4
1
3
鑑賞を扱ったページ数
22
23
18
16
20
14
楽典を扱ったページ数
3
3
3
7
4
2
音楽史を扱ったページ数
0
0
6
0
0
6
その他のページ数
12
18
16
15
17
19
学年ページ数
86
86
86
82
82
82
+5%
+5%
+5%
+5%
+5%
+5%
23年度版との比較
総ページ数
258
246
23年度総ページ数
246
234
23年度版各学年ページ数
82
82
82
78
教出
78
78
教芸
調査研究項目
1年
我が国の伝統音楽・長く歌われ親しまれている歌曲・和楽
器を扱ったページ数
23年度版との比較
23年度我が国の伝統音楽・長く歌われ親しまれている歌
曲・和楽器を扱ったページ数
2・3年上 2・3年下
1年
2・3年上 2・3年下
22
22.5
28
16
17
24
+47%
+36%
+44%
±0%
+21%
+4%
15
16.5
19.5
16
14
23
教出
教芸
領域他
1年
2・3年上 2・3年下
1年
2・3年上 2・3年下
表現(歌唱)の割合
53%
47%
47%
49%
49%
46%
表現(創作)の割合
3%
2%
3%
5%
1%
4%
鑑賞の割合
26%
27%
21%
20%
24%
17%
その他の割合
17%
24%
29%
27%
26%
33%
5 表記・表現
教出
教芸
調査研究項目
1年
2・3年上 2・3年下
1年
適
楽譜の表記・大きさ
2・3年上 2・3年下
適
写真・絵・図表数
115
132
177
118
124
180
文章表現や漢字・かなづかい・用語・記号・計量単位
・図版などの使用
適
適
適
適
適
適
文字の大きさ・字間・行間・書体など
適
適
適
適
適
適
文章・図版などの割付け
適
適
適
適
適
適
音楽−7
【資料Ⅰ】
教科種目名《音楽(器楽合奏)
》
発行者の略号
教出
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」に関連して、筝、三味線、篠笛、
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
音楽のおくりもの
太鼓、尺八などの和楽器の奏法や歴史が取り上げられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、個々の
能力に合った教材選択ができ、進んで表現活動を行うことができるよう、目次に曲
の難易度が表記され、運指表、コード表などが掲載されている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、各楽器を演奏し
ている様々な角度や部位の写真やイラスト、
「演奏のポイント」が掲載されている。
○学習指導要領の音楽科の目標に示されている「音楽に対する感性」及び「音楽活動
の基礎的な能力」に関連して、それぞれの楽器の基礎的な奏法について学習でき、
リコーダーでは、ステップを踏んで学習できる教材が配列されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、
「輪踊り」
の教材曲で二つフレーズが同時に終わる部分の演奏の仕方を話し合って工夫する
学習活動が設けられている。
*詳細は、資料Ⅱ(器楽−3∼器楽−4)に記載。
かながわ教育
○「思いやる力」に関連して、仲間と協力しながら表現活動ができるよう、様々な国
ビジョンとの
関連
や時代の楽曲や楽器が扱われたアンサンブル曲が取り上げられている。
○「たくましく生きる力」に関連して、仲間と音やリズムを聴き合い、協力して楽し
みながら表現活動できるよう、ボディパーカッション、ラテンパーカッションア
ンサンブルなどが取り上げられている。
○「社会とかかわる力」に関連して、楽器や打楽器、オーケストラなどの演奏家や祭
りなどで活躍する人々の演奏写真や中学生へのメッセージが掲載されている。
内
容
○民謡やわらべうたなどの我が国や郷土の伝統音楽や世界の民謡や諸外国の様々な
音楽の教材曲が掲載されている。
○リコーダーの学習では、
「高い音と低い音を美しく出すために」や「きれいな音で
タンギングするには」などのアドバイスや「演奏のポイント」が記載されている。
○箏の奏法には「スクイ爪」
「ピッツィカート」などの奏法が示され、箏の楽譜は五
線譜で掲載されている。巻末には参考楽譜として縦譜も掲載されている。
○様々な国の打楽器についての歴史が掲載され、小太鼓やコンガ、ティンバレス、ボ
ンゴなどの楽器に挑戦するページが設けられている。
○ソプラノリコーダーだけで演奏する曲やリコーダーと鍵盤楽器、和楽器など多様な
組み合わせの「アンサンブル曲」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(器楽−5)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
○教科書の前半は、和楽器、リコーダー、ギター、打楽器の順番で各々の楽器の基礎
的奏法が掲載され、後半は和楽器の合奏、リコーダーの合奏などアンサンブル曲集
で構成されている。
○「この教科書はカラーユニバーサルデザインに配慮して、見やすいカラーデザイン
になっています。また、環境にやさしい再生紙と大豆油インキを使用しています。
」
と表記されており、判型はAB変型である。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(器楽−5)に記載。
表記・表現
○各ページに学習する内容を表すインデックスが示され、目次には曲の難易度を表す
★印が示されている。
○各楽器の演奏拡大写真が掲載されており、写真の中に奏法のポイントや矢印マークが示
されている。箏を演奏している姿を後ろから写した写真が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(器楽−5)に記載。
器楽−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《音楽(器楽合奏)
》
発行者の略号
教芸
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化」に関連して、学習内容の中に「楽器ガイ
ド」が掲載されている。和楽器では、奏法だけではなく、姿勢や礼儀についても記
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
中学生の器楽
載されている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、リコー
ダー曲においては使用する音の音域を示しながら、段階を踏んで学習できるように
なっている。また、
「音を探そう」では、更に試してみようという学習活動が設け
られている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、
「キーワード」
や「QA」などのコーナーで、語句の意味や楽器の扱い方、奏法の基本が記載され
ている。
○学習指導要領の音楽科の目標に示されている「音楽に対する感性」及び「音楽活動
の基礎的な能力」に関連して、アンサンブルセミナーでは、曲想に併せて表現を工
夫する学習やアレンジの仕方、リズム伴奏の作り方などの学習活動が設けられてい
る。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、
「さくら
さくら」の前奏づくりの創作学習では、桜のイメージに合った奏法を考え、音の流
れを図形で表す学習活動が設けられている。
*詳細は、資料Ⅱ(器楽−3∼器楽−4)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
○「思いやる力」に関連して、
「音をさがそう」のコーナーでは、仲間と音を合わせ
る取組が紹介され、お互いの音を聴き合う大切さが示されている。
関連
○「たくましく生きる力」に関連して、様々な国や時代の楽曲や楽器が扱われ、仲間
と助け合い、楽しみながら表現活動できるようアンサンブル曲が掲載されている。
○「社会とかかわる力」に関連して、日本の若い演奏家の写真や楽器への思いや生き
方を示したメッセージが掲載されている。
内
容
○長唄「勧進帳」から「寄せの合方」やわらべうたなどの我が国や郷土の伝統音楽や
世界の民謡や諸外国の様々な音楽の教材曲が掲載されている。
○リコーダーの学習では、
「低い音は、どうしたらきれいに出せますか?」や「きれ
いな音を出す秘訣はなんですか?」などのQA形式でアドバイスが示されている。
○箏の奏法には「流し爪」
「トレモロ」などの奏法が示され、箏の楽譜は縦譜と五線
譜の両方が掲載されている。
○器楽表現の幅を広げ楽器の知識などを深める学習が行われるよう、各楽器が活躍す
る参考曲が示され、口絵には世界の楽器やいろいろな長さの笛が掲載されている。
○「アンサンブル曲」のコメントには、他のパートを聴き合い、パートの重なり方に
注目し、美しいハーモニーをつくり出す大切さが記載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(器楽−5)に記載。
構 成
○教科書の前半は、アルトリコーダー、ギター、和楽器の順番で各楽器の基礎的奏法
・
が掲載され、後半はアンサンブルセミナーとアンサンブル曲集で構成されている。
○「この教科書は再生紙を使用しています。
」と表記されており、判型はAB変型で
分 量
・
装 丁
表記・表現
ある。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(器楽−5)に記載。
○男女のキャラクターの吹き出しの言葉で、演奏のポイントやアドバイスが示されて
いる。また、各ページにインデックスで学習内容が示され、英語表記もされている。
○演奏している手の動きを拡大写真で掲載し、一枚の写真の中に手の動きが連続して
見られる工夫もされている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(器楽−5)に記載。
器楽−2
【資料Ⅱ】
教科種目名《音楽(器楽合奏)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体
を養うこと。
様々な音楽のよさを味わえるように、様々な国や時代の楽曲や楽器が取り上げられている。また、互いの音を聴き
教出 合い、仲間と助け合い、楽しみながら表現活動できるように、和楽器やリコーダーなどのアンサンブル曲が掲載さ
れている。
教芸
様々な音楽のよさを味わえるように、多種多様な教材が掲載されている。器楽表現の幅を広げ、楽器の知識などを
深める学習がなされるよう、各楽器が活躍する参考曲が掲載されたり、学習のポイントになるキーワードが記載さ
れたりしている。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関
連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
教出
「With My Heart 音楽はメッセージ」の中で、音楽家の演奏写真や中学生へのメッセージが掲載されている。ま
た、目次の名曲旋律集の各曲には、曲の難易度が★印で示されており、個々の能力に合った教材選択ができるよう
になっている。
教芸
発展学習の中で、日本の若い演奏家からのメッセージや写真が掲載されている。また、それぞれの楽器の奏法を曲
を演奏しながら習得できるよう、簡易な曲から高度な曲へと配列されている。
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画
し、その発展に寄与する態度を養うこと。
教出
仲間と助け合い、楽しみながら表現活動できるよう、打楽器ではラテンパーカションを使った「マンボNo.5」や
ボディパーカッション「ジョイフルコンビネーション」などのアンサンブル曲が取り上げられている。
教芸
仲間と助け合い、協力しながら表現活動できるよう、「アンサンブルセミナー」では、「テキーラ」のリズム伴奏
をグループで考えてつくる学習活動が取り上げられている。また、アンサンブル曲のポイントとして他のパートを
聴き合うことが各曲に記載されている。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
教出
教芸
石川県に伝わる「えのめのえびす太鼓」をもとにした、降雨を祈る太鼓の演奏「龍神太鼓」の合奏が取り上げられ
ている。
日本各地の太鼓による伝統芸能の写真や尺八による「鶴の巣籠」「鹿の遠音」などの鑑賞曲が取り上げられ、祈り
や儀式、自然との音楽のかかわりを学習できる。
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展
に寄与する態度を養うこと。
教出
筝、三味線、篠笛、太鼓、尺八などの和楽器の奏法や歴史が扱われ、我が国の伝統文化を学習できるようになって
いる。また、「様々な打楽器の世界」では、ラテンパーカッションなど、人々との生活に密接にかかわる世界の打
楽器について取り上げられている。
教芸
それぞれの楽器の学習内容の中に、「楽器ガイド」が掲載されており、各楽器の伝来ルートや歴史、種類、他の楽
器との比較などが掲載されている。和楽器では、奏法だけではなく、姿勢や礼儀についても記載されている。
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教育
が組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずると
ともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。
教出
目次に掲載されている曲の難易度が★印で示され、個々の能力に合った教材選択ができるようになっている。巻末
折り込みページには、リコーダーの運指表、ギターのコード表が記載されている。ソプラノリコーダーのみのアン
サンブル曲が掲載されている。
教芸
楽器を演奏している写真の中に矢印や線を書き入れたり、イラストを使ったりして説明されている。リコーダー曲
においては使用する音の音域を示しながら、段階を踏んで学習できるよう配列されている。
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させると
ともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に
取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
教出
楽器を演奏している様々な角度や部位の写真やイラスト、「演奏のポイント」が掲載されている。リコーダーの学
習では、「高い音と低い音を美しく出すために」や「きれいな音でタンギングするには」などのアドバイスや「演
奏のポイント」が示されている。また、リコーダーと和楽器によるアンサンブルなど、学習したことを生かして表
現活動を楽しむ学習活動が設けられている。
教芸
男女のキャラクターの吹き出しには、演奏のポイントやアドバイスなどが示されたり、リコーダーのアーティキュ
レーションや音量のバランスをどうしたらよいか、創作の学習への考えるヒントが示されている。また、「キー
ワード」や「QA」などのコーナーで、それそれの学習の中で出てくる語句の意味が示され、「音を探そう」で
は、更に試してみようという内容が設けられている。
器楽−3
○学習指導要領の教科の目標
表現及び鑑賞の幅広い活動を通して、音楽を愛好する心情を育てるとともに、音楽に対する感性を豊かにし、音楽活動の
基礎的な能力を伸ばし、音楽文化についての理解を深め、豊かな情操を養う。
教出
民謡やわらべうたなどの我が国や郷土の伝統音楽や世界の民謡や諸外国の様々な音楽の教材曲が掲載されている。
写真や図、段階を踏んだ練習曲が掲載され、それぞれの楽器の基礎的な奏法について学習できるようになってい
る。リコーダーでは、ステップを踏んで学習できる教材が配列されている。
教芸
楽器奏者の写真やメッセージ、ビートルズの作品を彩る楽器、いろいろな長さの笛、日本の伝統音楽の楽器編成な
どが紹介されている。また、アンサンブルセミナーでは、曲想に併せて表現を工夫する学習やアレンジの仕方、リ
ズム伴奏の作り方をステップを踏んで学ぶことができる。また、各アンサンブル曲には、学習のねらいが記載され
ている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
教出
和楽器による合奏「輪踊り」では、二つの笛のフレーズが同時に終わる部分の演奏の仕方を、話し合って工夫する
「演奏のポイント」が記載されている。
教芸
「さくらさくら」の前奏づくりの創作学習では、桜のイメージやイメージに合った奏法をメモしたり、考えた音の
流れを図形で表したりする学習活動や「テキーラ」のリズム伴奏をグループで工夫する学習活動が設けられてい
る。男女のキャラクターが話し合いのヒントを示している。
伝統や文化に関する教育の充実
教出
箏や三味線、太鼓、篠笛、尺八などの和楽器の奏法について、写真が掲載され、解説されている。箏では構え方の
後姿が掲載されている。また、学習したことを生かしてリコーダーと和楽器などによるアンサンブルを楽しめるよ
うになっている。
教芸
和楽器では、奏法だけではなく、姿勢や礼儀についても記載され、我が国の伝統的な音楽文化の理解を深めてい
る。また、五線譜と和楽器固有の記譜法が記載されている。
道徳教育の充実
教出
和楽器や打楽器、オーケストラ、祭りなどの演奏家の演奏写真や言葉が掲載されている。和楽器の演奏家からは、
チャレンジする大切さや楽器とのかかわりの大切さなどのメッセージが記載されている。
教芸
「楽器と出会う」の中で、日本の若い演奏家からの楽器紹介や写真が掲載されている。演奏家からのメッセージに
は、楽器に出会ったきっかけや楽器への思いなど演奏家の生き方が示されている。
体験活動の充実
教出
和楽器、リコーダー、ギター、打楽器などのいろいろな楽器の奏法を学び、簡単な曲を演奏することができるよう
配列されている。また、リコーダーと和楽器による合奏やボディパーカッション、ラテンパーカッションなど様々
な形態のアンサンブル曲が取り上げられている。
教芸
和楽器、アルトリコーダー、ギターなどのいろいろな楽器の奏法を学び、簡単な曲を演奏したり創作したりできる
ように配列されている。打楽器アンサンブルやリコーダーアンサンブルなど様々な形態のアンサンブル曲が取り上
げられている。
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
教出
様々な国や時代の楽曲や楽器が取り上げられている。仲間と協力しながら表現活動ができるようアンサンブル曲が
掲載されている。
教芸
様々な国や時代の楽曲や楽器が取り上げられている。「音をさがそう」のコーナーでは、お互いの音を聴き合い、
仲間と音を合わせる学習活動が設けられている。
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
教出
仲間と音やリズムを聴き合い、協力して楽しみながら表現活動できるよう、ボディパーカッション、ラテンパー
カッションアンサンブルなどが取り上げられている。
教芸
仲間と助け合い、楽しみながら表現活動できるようアンサンブル曲が取り上げられている。ページの左右上部に
は、そのページの楽器名や標題などが英語表記されている。
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
教出
音楽家の演奏写真や中学生へのメッセージが掲載され、演奏家の生き方が示されている。降雨を祈る「龍神太鼓」
や「さくらさくら」「かんつばき」「春」など自然を表現した合奏曲が掲載されている。
教芸
日本の若い演奏家からのメッセージや写真により、演奏家の楽器とのかかわりや生き方が示されている。「春」
「星の世界」「ブルタバ」など自然を表現した合奏曲が掲載されている。
器楽−4
3 内容
調査研究項目
教出
教芸
1
表現(器楽)を扱っている曲数
66
56
2
独奏曲・斉奏数
34
24
合奏曲・二重奏数
32
32
諸外国の音楽の曲数
37
36
世界の諸民族の音楽の曲数
2
5
我が国の伝統音楽・長く歌われ親しまれている歌曲の曲数(民
謡・わらべうた等)
9
12
7
和楽器の表現活動を扱っている箇所数
15
12
8
扱われている楽器の種類数
16
23
9
楽器の基礎的な奏法について取り上げている箇所数
37
21
楽曲と関連付けて共通事項ア(音楽を形づくっている要素:音色、
リズム、速度、旋律、テクスチュア、強弱、形式、構成)
適
適
共通事項イ(音楽にかかわる用語)
3
24
12
鑑賞との関連が図られている曲数
6
4
13
活動のめあてが明記されている箇所数
8
9
14
作詞・作曲者を紹介している箇所数
0
9
15
表現方法や表現形態の選択の工夫が扱われている箇所数
15
26
身体的表現活動を扱っている箇所数
1
2
言語活動やコミュニケーションを図る活動を取り入れている箇所数
1
2
18
コンピューターや教育機器を扱った箇所数
1
2
19
神奈川県に関連のある曲・記述箇所数
0
0
20
発展的な学習内容を取り扱っている箇所数
0
2
21
表現(創作)との関連
0
1
教出
教芸
87
86
3
5
10
11
16
17
器
楽
︶
6
︵
4
表
現
共
通
事
項
全
体
4 構成・分量・装丁
調査研究項目
表現(器楽)のページ数
楽典のページ数
1
1
その他のページ数
10
11
総ページ数
98
98
23年度版との比較
+4%
+4%
23年度総ページ数
94
94
教出
教芸
38
33
+23%
+27%
31
26
教出
教芸
楽譜の表記・大きさ
適
適
写真・絵・図表数
文章表現や漢字・かなづかい・用語・記号・計量単位・図版など
の使用
文字の大きさ・字間・行間・書体など
190
258
適
適
適
適
文章・図版などの割付け
適
適
調査研究項目
我が国の伝統音楽・長く歌われ親しまれている歌曲・和楽器を
扱ったページ数
23年度版との比較
23年度我が国の伝統音楽・長く歌われ親しまれている歌曲・和楽
器を扱ったページ数
5 表記・表現
調査研究項目
器楽−5
【資料Ⅰ】
教科種目名《美術(美術)
》
発行者の略号
開隆堂
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」に関連して、屏風絵や絵巻物など
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
美術
わが国の伝統的な美術作品の良さやその美しさが取り上げられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、学校生
活や学校行事に生かしたり、毎日の生活を豊かにしたりするデザインなどが取り上
げられている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、基礎的な技能や
安全で効果的な道具の扱いなどについての基本的な知識、色彩についての理解が巻
末に示されている。
○学習指導要領の美術科の目標である「美術の創造活動の喜び」及び「美術を愛好す
る心情」に関連して、表現及び鑑賞の両面を取り入れ、創造する喜びとともに、美
術文化に対する理解が示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、作品を鑑
賞し、お互いに話し合ったり、作品紹介カードを活用して自分の作品を紹介したり
する活動が取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(美術−4∼美術−5)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」に関連して、自他のかかわりを重視する共同制作、内面を想像する
鑑賞、使う人の立場になってデザインする課題等が設定されている。
○「たくましく生きる力」に関連して、共同制作の取り組みを通して、学校や地域と
の交流を深める場が掲載されている。
○「社会とかかわる力」に関連して、社会に向けて伝達する内容や、地域との交流を
取り上げ、美術を通して社会とかかわることが示されている。
内
容
○小学校との学習のつながりについて、
「美術の学習で大切にしたい4つのかかわり」
として、自分、友達、学校、社会とのかかわりが示されている。
○表現の領域において、各題材に学習のねらいと振り返りが設定され、生徒作品や活
動の様子、作者の言葉が掲載されている。
○鑑賞の領域において、鑑賞のきっかけとなる手がかりが示され、表現を取り入れた
活動が設定されている。
○〔共通事項〕
「美術の授業の中で共通して関わる形・色・材料・光などやそれらが
もたらすイメージについて考えるための問いかけ」について、各題材のねらいや手
がかりが示されている。
○神奈川に関連することとして、箱根寄木細工や生徒の作品「ヨコハマのひかり」な
どが取り上げられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(美術−7∼美術−8)に記載。
構成・分量・
装丁
○A4判で、1年生用と2・3年用の2冊。1題材2ページもしくは4ページで構成
されている。
○「この教科書は、環境に配慮した用紙やインキを使用しています。
」と表記されて
いる。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(美術−8)に記載。
表記・表現
○各ページの左に題材の内容や分野が色の帯で示されている。
○鑑賞のヒントがマークで示され、基礎的な技法や知識、題材に関連する情報、安全
に関することや注意すべき事項が囲みによって表示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(美術−8)に記載。
美術−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《美術(美術)
》
発行者の略号
光村
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」に関連して、風神雷神の立像や屏
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
美術
風図など、わが国の伝統文化について取り上げられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、学校生
活や一日の生活の中で美術が関わっていることが取り上げられている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、
「学習を支える
資料」として、基礎的な技法と道具を使う注意点が巻末に示されている。
○学習指導要領の美術科の目標である「美術の基礎的な能力」及び「美術文化につい
ての理解」
「豊かな情操」に関連して、日本の様々な現代作家を取り上げ、幅広い
技法や知識の習得を図るとともに、その生き方や考え方が示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、スケッチ
や制作カードに説明を書く活動や、詩の言葉と美術作品を関連づけた題材が取り上
げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(美術−4∼美術−5)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」に関連して、自他のかかわりを重視する共同制作や地域との交流、
使う人の立場になってデザインする課題等が設定されている。
○「たくましく生きる力」に関連して、美術活動を通して、地域や国がつながってい
くことが示されている。
○「社会とかかわる力」に関連して、社会や地域へのメッセージの発信や、国や地域
をつなぐ美術活動を取り上げ、社会とのかかわりを学ぶことが示されている。
内
容
○小学校との学習のつながりについて、6人の美術作家が図工の体験と美術のつなが
りを語る教材「美術への扉」が掲載されている。
○表現の領域において、生徒の活動や制作過程の様子、作者の言葉とともに各題材の
目標が設定されている。
○鑑賞の領域において、見開きページの「特別展示室」では、生徒作品と様々な作家
の自画像などの美術作品が取り上げられている。
○〔共通事項〕
「美術の授業の中で共通して関わる形・色・材料・光などやそれらが
もたらすイメージについて考えるための問いかけ」について、発想・構想の問いか
けやヒントが示され、ページの右下に「学習を支える資料」が示されている。
○神奈川に関連することとして、小田原提灯や箱根彫刻の森美術館が取り上げられて
いる。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(美術−7∼美術−8)に記載。
構成
・
分量
・
装丁
表記・表現
○A4判で、1年生用と2・3年上下別冊。1題材につき見開き2ページで構成され
ている。
○「この教科書は、環境に配慮した紙、植物油インキを使用しています。
」と表記さ
れている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(美術−8)に記載。
○各ページ左上に題材や資料の領域が色分けしたインデックスで示されている。
○マークを用い、目標、問いかけ、ヒント、安全に関すること、道徳に関連する内容
や作者の言葉などが表示され、作家の作品に寄せるコラムが、囲みによって表示さ
れている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(美術−8)に記載。
美術−2
【資料Ⅰ】
教科種目名《美術(美術)
》
発行者の略号
日文
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」に関連して、わが国の伝統的な美
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
美術
術作品の造形的な魅力や、
「和風」を味わうことが取り上げられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、生徒の
活動や学校生活を通して、そこからテーマを見つけ、自らが考え新しいものをつく
り出す活動が取り上げられている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、巻末資料として、
色の性質、木工や金属制作の技法、扱いなどについての基本的な知識が示されてい
る。
○学習指導要領の美術科の目標である「感性を豊かにし、美術の基礎的な能力を伸ば
す」ことに関連して、様々な作品や技法を取り上げ、社会へ向けてのテーマ設定や
共同制作を扱う中で、豊かな情操の育成を図ることが示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、スケッチ
への説明を書く活動や、アートイベントにおける魅力を紹介し、学校や地域と交流
する場が設けられている。
*詳細は、資料Ⅱ(美術−4∼美術−5)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」に関連して、話し合いを生かした制作や鑑賞活動、使う人の立場に
なってデザインする課題等が設定されている。
○「たくましく生きる力」に関連して、公共の場に置かれた造形作品の役割や意義を
見いだし、作品を作ることが取り上げられている。
○「社会とかかわる力」に関連して、身近な暮らしや公共空間の中の美術を取り上げ、
社会の中での美術の役割を学ぶことが示されている。
内
容
○小学校との学習のつながりについて、
「美術との出会い」の中で、形や色のイメー
ジを自ら積極的に読み取ったり、表現したりすることを楽しみながら美術について
学んでいくことが示されている。
○表現の領域において、制作のヒントや考え方、生徒の活動の様子、作品に対するコ
メントが掲載され、学びのねらいが設定されている。
○鑑賞の領域において、生徒作品が掲載され、作品レポートや鑑賞カードなどが示さ
れている。
○〔共通事項〕
「美術の授業の中で共通して関わる形・色・材料・光などやそれらが
もたらすイメージについて考えるための問いかけ」について、学びのねらいや制作
のポイントが記載されている。
○神奈川に関連することとして、岡本太郎の「太陽の塔」
「明日の神話」などが取り
上げられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(美術−7∼美術−8)に記載。
構成
分量
装丁
○A4判で、1年生用と2・3年上下別冊。1題材につき見開き2ページ扱いで構成
されている。
○「この教科書は、大豆油インキと再生紙を使用しています。
」と表記されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(美術−8)に記載。
表記・表現
○左ページ上部に内容や分野ごとに色の帯が示されている。
○制作のポイントや生徒作品などがマークで、安全に関することが、
「注意しよう!」
というマークで示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(美術−8)に記載。
美術−3
【資料Ⅱ】
教科種目名《美術(美術)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を
養うこと。
開隆堂
幅広い知識と教養の習得を図り、豊かな情操を培うことを目指して、美術文化、技法、作家の言葉等を取り上げ、
表現に関連した鑑賞活動が取り上げられている。
光村
日本の様々な現代作家を取り上げ、幅広い技法や知識の習得を図るとともに、その生き方や考え方が示されてい
る。
日文
様々な作品や技法を取り上げ、社会へ向けてのテーマ設定や共同制作を扱う中で、豊かな情操の育成が示されてい
る。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連
を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
開隆堂
社会生活と美術とのかかわりが示され、生徒一人ひとりの想いにあった表現が可能になるよう様々な表現方法が取
り上げられている。
光村
生徒の創意を大切にし、自主的な活動が取り上げられている。また、美術家やデザイナーの発想・構想の方法の紹
介や生き方を取り上げ、職業観が示されている。
日文
生徒の感性や創造性を培うために、様々な表現が取り上げられ、社会生活と美術のかかわりが示されている。
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、
その発展に寄与する態度を養うこと。
開隆堂
問題を解決するデザインや、社会に向けての伝達のデザインが取り上げられ、共同制作の取り組みを通して、学校
や地域との交流を深める場が取り上げられている。
光村
社会に向けての伝達のデザインなど、友だちと話し合い、また、共同制作の取り組みを通して、学校や地域への交
流を深める題材が取り上げられている。
日文
友だちと共同で制作に取り組んだり、地域の人との交流を深めたりする活動が設けられている。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
開隆堂 心ひかれた対象の良さや美しさや特徴を楽しく表現したり、展示したりすることが示されている。
光村
自然物や廃材などを材料とし、環境問題などのメッセージの伝わる作品づくりとして公園やモニュメントが示され
ている。
日文
自然の中に色彩や形の美しさを見出し、イメージを広げて表現に結び付けることが示されている。
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に
寄与する態度を養うこと。
開隆堂
尾形光琳の「紅白梅図屏風」や絵巻物などわが国の伝統的な美術作品の良さやその美しさが取り上げられている。
また、他国の美術については、アジアや西洋の作品が取り上げられている。
光村
風神雷神の立像や屏風図などわが国の伝統文化について取り上げられ、また、他国の美術とわが国の美術との比較
が示されている。
日文
わが国の伝統的な美術作品の造形的な魅力や「和風」を味わうことが取り上げられ、他国の美術では、現代と昔の
アジアの美術作品が取り上げられている。
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教育が
組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずるととも
に、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。
開隆堂 学校行事や学校生活さらには毎日の暮らしにつながる活動や地域とのつながりに関連した題材が設定されている。
光村
学校生活や一日の生活の中で美術が関わっていることが取り上げられている。また、特設ページには、様々な作家
の自画像や作家の思いがメッセージとして掲載されている。
日文
生徒の活動や学校生活を通して、そこからテーマを見つけ、自らが考え新しいものをつくり出す活動が取り上げら
れている。
美術−4
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させるとと
もに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り
組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
基礎的な技能や安全で効果的な道具の扱いなどについての基本的な知識、色彩についての理解が巻末に示されてい
開隆堂 る。
光村
「学習を支える資料」として、基礎的な技法と道具を使う注意点が巻末に示されている。
日文
巻末資料として、色の性質、木工や金属制作の技法、扱いなどについての基本的な知識が示されている。
○学習指導要領の教科の目標
表現及び鑑賞の幅広い活動を通して、美術の創造活動の喜びを味わい美術を愛好する心情を育てるとともに、感性を豊かに
し、美術の基礎的な能力を伸ばし、美術文化についての理解を深め、豊かな情操を養う。
開隆堂 表現及び鑑賞の両面を取り入れ、創造する喜びとともに、美術文化に対する理解が示されている。
光村
日本の様々な現代作家を取り上げ、幅広い技法や知識の習得を図るとともに、その生き方や考え方が示されてい
る。
日文
様々な作品や技法を取り上げ、社会へ向けてのテーマ設定や共同制作を扱う中で豊かな情操の育成を図ることが示
されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
開隆堂
作品を鑑賞し、お互いに話し合ったり、作品紹介カードを活用して自分の作品を紹介したりする活動が取り上げら
れている。
光村
スケッチや制作カードに説明を書く言語活動や、詩の言葉と美術作品を関連づけた題材が取り上げられている。
日文
スケッチへの説明を書く活動や、アートイベントにおける魅力を紹介し、共同制作などで、学校や地域への交流を
深める場が設けられている。
伝統や文化に関する教育の充実
開隆堂 わが国の伝統的な美術作品が取り上げられ、他国の美術についてはアジアや西洋の作品が取り上げられている。
光村
屏風絵などの伝統的な美術作品が取り上げられ、他国の美術とわが国の美術との比較が示されている。
日文
わが国の伝統的な美術作品の造形的な魅力や「和風」を味わうことが取り上げられ、他国の美術では、現代と昔の
アジアの美術作品が取り上げられている。
道徳教育の充実
開隆堂 表現と鑑賞の関連を図り、平和、命、つながりなどについて考える美術作品が取り上げられている。
光村
道徳の学習と関連する内容が示され、日本の様々な現代作家に焦点を当て、その生き方や考え方を学ぶことが取り
上げられている。
日文
世界中の子どもたちが快適に暮らせるためのデザインとして「Qドラム」が取り上げられている。
体験活動の充実
開隆堂 美術文化作品や様々な技法の紹介とともに、生徒作品が掲載され、各題材間で関連する内容が示されている。
光村
美術文化作品や幅広い技法を取り上げ、制作活動の様子や生徒作品が掲載されている。
日文
様々な作品や技法を取り上げるとともに、社会へ向けてのテーマ設定や共同制作が示されている。
美術−5
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
開隆堂
自他のかかわりを重視する共同制作、内面を想像する鑑賞、使う人の立場になってデザインする課題等が設定され
ている。
光村
自他のかかわりを重視する共同制作や地域との交流、使う人の立場になってデザインする課題等が設定されてい
る。
日文
話し合いを生かした制作や鑑賞活動、使う人の立場になってデザインする課題等が設定されている。
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
開隆堂
共同制作の取り組みを通して、学校や地域との交流を深める場が掲載されている。また、プレゼンテーションによ
る伝達方法が取り上げられている。
光村
共同制作への取り組みなど、美術活動を通して地域や国がつながっていくことが示されている。
日文
公共の場に置かれた造形作品の役割や意義を見いだし、作品を作ることが取り上げている。
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
開隆堂 社会に向けて伝達する内容や、地域との交流を取り上げ、美術を通して社会とかかわることが示されている。
光村
社会や地域へのメッセージの発信や、国や地域をつなぐ美術活動を取り上げ、社会とのかかわりを学ぶことが示さ
れている。
日文
身近な暮らしや公共空間の中の美術を取り上げ、社会の中での美術の役割を学ぶことが示されている。
美術−6
3 内容
開隆堂
調査研究事項
1年
1
「表現」に関して、「絵や彫刻など」の活
動を取り上げている題材数
11
2
「表現」に関して、「デザイン・工芸な
ど」の活動を取り上げている題材数
9
3
「鑑賞」を取り上げている題材数
16
4
「描く活動」を取り上げている題材数
5
「つくる活動」を取り上げている題材数
6
美術文化に対する関心を高める活動を取り
上げている題材数
6
神奈川県に関する事項
0
7
光村
2・3年
1年
16
9
12
7
33
22
21
15
18
17
26
9
11
4
27
21
49
(作品等の紹介に「神奈川県」や地名が表記さ
れている数)
15
36
12
30
32
11
日文
2・3年 2・3年
上
下
8
24
7
21
20
59
9
39
9
35
8
23
7
1年
7
10
7
11
17
24
15
19
9
15
6
7
8
3
19
2・3年 2・3年
上
下
7
31
11
31
22
69
15
53
18
46
7
22
5
14
9
23
19
13
8
9
17
○取り上げられている主な材料や用具の種類
調査研究項目
開隆堂
1年
水彩
紙
各題材に多く取り上げられている主な材料や用具 版画
金属
の種類
木
粘土
焼き物
油絵
2・3年
1年
油絵
紙
木
水彩
金属
粘土
日用品
紙
木
油絵
水彩
焼き物
粘土
鉛筆
アクリル
日本画等
鉛筆
ペン等
鉛筆・石
光村
日文
2・3年 2・3年
上
下
2・3年 2・3年
上
下
紙
油絵
アクリル
金属
木
版画
日用品
水彩
科学素材
1年
紙
水彩
鉛筆
木
金属
アクリル
粘土
焼き物
写真
紙
油絵
アクリル
金属
木
版画
日用品
水彩
科学素材
○3社共通に掲載がある主な作家
歌川広重、アンディ・ウォーホル、運慶、尾形光琳、大竹伸朗、岡本太郎、葛飾北斎、亀倉雄策、狩野永徳、エミール・ガ
レ、アントニオ・ガウディ、フィンセント・ファン・ゴッホ、 U.G.サトー、雪舟等楊、俵屋宗達、田中一光、イサム・ノグ
チ、長谷川等伯、東山魁夷、パブロ・ピカソ、デイヴィッド・ホックニー、アンリ・マティス、ルネ・マグリット、ミケラン
ジェロ・ブオナルローティ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、クロード・モネ、安田侃
○上記以外の3社共通に掲載がある主な作品
高松塚古墳壁画、源氏物語絵巻、阿修羅像、鳥獣人物戯画、ラスコー洞くつ壁画、アンコールワット、コロッセウム、Qドラ
ム
○作品等の紹介とともに教科書に表記されている地名(日本以外)
開隆堂
アメリカ、アルゼンチン、アルジェリア、
イギリス、イタリア、イスラエル、イラ
ン、インド、インドネシア、エジプト、エ
ルサレム、オーストリア、オランダ、カン
ボジア、ギリシャ、コロンビア、スイス、
スウェーデン、スペイン、スリランカ、タ
イ、タヒチ、チェコ、デンマーク、ドイ
ツ、ノルウェー、バチカン王国、フィリピ
ン、フィンランド、ブラジル、ブルガリ
ア、フランス、ベトナム、ベルギー、ポー
ランド、マレーシア、南アフリカ、メキシ
コ、ラトビア、ロシア、韓国、台湾、中
国、ブリュッセル 44カ国地域
光村
アテネ、アメリカ、アルゼンチン、イギ
リス、イタリア、イスラエル、イラン、
イラク、インド、インドネシア、エジプ
ト、オーストリア、オランダ、ガンダー
ラ、カンボジア、ギリシャ、スペイン、
デンマーク、ドイツ、ハイチ、パキスタ
ン、ハンガリー、ブータン、フランス、
ベルギー、コスタリカ、ルワンダ、ロー
マ、ラヴェンナ、南アフリカ、メキシ
コ、ルーマニア、ロシア、コンゴ、韓国
朝鮮、中国 37カ国地域
美術−7
日文
アメリカ、イギリス、イタリア、イラ
ン、イラク、インド、インドネシア、
ヴァチカン、オーストラリア、オース
トリア、オランダ、カナダ、カンボジ
ア、ギリシャ、キプロス、シベリア、
スイス、スペイン、スリランカ、タ
イ、チェコ、デンマーク、ドイツ、ネ
パール、ハンガリー、バングラディ
シュ、フランス、フィンランド、ブー
タン、ベトナム、ベルギー、ポーラン
ド、メキシコ、南アフリカ、ロシア
(ソビエト)、韓国、アラブ首長国連
邦、中国、台湾、ロッテルダム、北京
41カ国地域
○作品等の紹介に「神奈川県」や地名が表記されている作品等
開隆堂
1年
2・3年
①「ヨコハマのひかり」
生徒作品 横浜市平沼橋
②「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
葛飾北斎 長野県日本浮世絵美術館
③「伝 源頼朝(足利直義)像」
伝藤原隆信
④「面構 葛飾北斎」
片岡珠子 神奈川県立近代美術館
⑤「雪の日」
米谷清和 成川美術館 神奈川県
⑥「横たわる像」 ヘンリー・ムーア
彫刻の森美術館 神奈川県
⑦「箱根寄木細工」神奈川県
⑧「明日の神話」岡本太郎 渋谷駅
⑨「ファミリーグループ」
ヘンリー・ムーア
彫刻の森美術館 神奈川県
⑩「立てる像」
松本俊介 神奈川県立近代美術館
⑪「ミス・ブラック・パワー」
ニキ・ド・サンファル
彫刻の森美術館 神奈川県
光村
日文
①「江の島富士旭日」佐藤泰生
②「白地流水に杜若模様打掛」
女子美術大学美術館蔵 神奈川県
③「ポスター「伊藤勝一の漢字の感字」」
伊藤勝一 神奈川県出身
④「小田原提灯」神奈川県小田原市
①「青空にとぶ宝石」
熊田千佳穂 神奈川県
②「飴青釉掛分白格子文大鉢」
浜田庄司 神奈川県
③「太陽の塔」岡本太郎 神奈川県
①「アートバス」生徒作品 神奈川県川崎市
②「昼と夜」
モーリッツ・コルネリス・エッシャー
横浜美術館蔵(神奈川県)
③「春の花と虫」熊田千佳穂 神奈川県出身
④「日比野克彦写真解説」
「横浜FUNEプロジェクト」(神奈川県横浜市)
⑤「観覧車」神奈川県横浜市
⑥「太陽の塔」岡本太郎 大阪府
⑦「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
東京国立博物館蔵
①「二つの月」
東山魁夷 千葉県(神奈川県出身)
②「カラフルツリー」
長尾昌枝 神奈川県
③「地域紹介のリーフレットをつくる」
意外と知らない建長寺 生徒作品
④「地域紹介のリーフレットをつくる」
和の通りー小町通りー 生徒作品
⑤「さがみ風っ子展」
神奈川県相模原市
⑧「道」東山魁夷 神奈川県出身
⑨「みつめる空」遠藤彰子
相模原市蔵(神奈川県)
⑩「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
葛飾北斎 東京国立博物館蔵
⑪「自画像」東山魁夷 神奈川県出身
⑫「立てる像」
松本俊介 神奈川県立近代美術館
⑬「浮かぶ彫刻3」マルタ・パン
彫刻の森美術館蔵 神奈川県
⑭「写真『情報を整理して伝える』」
臨港パーク赤レンガ倉庫大さん橋山下公園
日本大通り駅
⑮「ステンドグラス」
箱根彫刻の森美術館 (神奈川県)
⑥「リョウラン」岡本太郎
神奈川県 川崎市岡本太郎美術館蔵
⑦「バル・ティク・タクのバレリーナ
デュエット」ジャコモ・バッラ
箱根彫刻の森美術館(神奈川県)
⑧「赤い浮きⅡ」
メアリー・アン・E・ミアーズ
川崎駅前(神奈川県)
⑨「海辺の16,150の光」
ダニエル・ビュラン
横浜トリエンナーレ(神奈川県)
⑩「明日の神話」岡本太郎 神奈川県
渋谷駅(東京都)
⑪「犀・2」安藤 泉
神奈川県 横浜ビジネスパーク
⑫「富嶽三十六景より神奈川沖浪裏」
葛飾北斎 葛飾北斎美術館蔵(島根県)
⑬「道」東山魁夷
東京国立近代美術館蔵
⑭「アンバサドゥールのアリスティド・
ブリュアン」
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
川崎市市民ミュージアム蔵(神奈川県)
4 構成・分量・装丁
開隆堂
2・3年
1年
表現
1
2
鑑賞
表現と鑑賞のページ数
(本文中)にしめる割合(%) (ガイダン
ス・資料
等)
作家
作品として取り上げられた点数 作品等
及び生徒作品数
生徒作品
光村
1年 日文
2・3年 2・3年
上
下
1年
2・3年 2・3年
上
下
72.5
74.7 59.2
52 56.5 70.2
87
87
27.5
25.3 40.8
48 43.5 29.8
13
13
39
252
87
135
93
96
91
113
144
177
52
36
43
84
89
61
3
日本の美術文化に関して取り上げられた作
家・作品数
23
143
67
77
53
54
47
61
4
作品、作者等についての解説の数
90
265
71
63
71
65
73
77
5
総ページ数
6
23年度版との比較(%)
7
8
142
153
141
+10.1
+16.8
+20.5
巻頭、巻末等の折り込みによる枚数
4
12
3
解説のための写真、図表、挿絵の数
448
664
417
開隆堂
光村
日文
適
適
適
適
適
適
適
適
適
5 表記・表現
調査研究項目
文章表現や漢字・かなづかい・用語・記
号・計量単位・図版などの使用
文字の大きさ・時間・行間・書体など
文章・図版などの割付け
美術−8
【資料Ⅰ】
教科種目名《保健体育(保健体育)》
発行者の略号 東書
書名
新しい保健体育
教育基本法、 ○教育基本法に示されている「環境の保全」に関連して、「健康と環境」の単元で、
環境保全のための循環型社会とわたしたちにできることが記載されている。
学校教育法
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、項目ご
及び
とに「考えてみよう」「生かそう」で、学習内容が実生活に生かされるよう課題が
学習指導要領
設けられている。
との関連
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、習得した
知識を活用する学習である「考えてみよう」で、話し合ったり、発表したりする活
動が設けられている。
○学習指導要領の保健体育科の目標に示されている「健康の保持増進のための実践力
の育成」に関連して、ヘルスプロモーションの考え方が、個人、家庭、地域社会、
国のそれぞれの役割として、一つの図で示されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、柔道や
剣道、よさこい節の写真が掲載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(保体−5∼保体6)に記載。
かながわ教育 ○「思いやる力」に関連して、差別や偏見の解消を目的とした「世界エイズデー」が読
み物として写真とともに掲載されている。
ビジョンとの
○「たくましく生きる力」に関連して、健康と食生活について、食生活指針及び食事
関連
バランスガイドを取り上げ、望ましい食習慣の確立の大切さが記載されている。
○「社会とかかわる力」に関連して、健康やスポーツにかかわる様々な職業に携わる
人々の写真とともに、その職に就いたきっかけや思い、メッセージが掲載されてい
る。
内
容
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○性に関する指導の内容は発達の段階に応じた記述になっており、生殖にかかわる機
能の成熟について、「初経を経験することは、新しい生命をつくり出す機能が成熟
してきたしるしである」と記載されている。
○各単元の終わりに、練習問題に取り組むことで繰り返しの学習ができる「確認の問
題」や、自己評価により学習への取り組み方や内容を振り返ることができる「学習
のまとめ」が設けられている。
○医薬品の有効利用について、処方せんがなくても、薬局やコンビニエンスストアな
どで購入できる薬があるが、使用上の注意事項を守り正しく使用することが大切で
あると記載されている。
○発展的な内容として、感染症の予防の中で抵抗力について説明するとともに、免疫
のはたらきを利用した予防接種の効果について取り上げられている。
○習得した知識を活用する学習活動として、単元の終わりには検知管を使っての二酸
化炭素濃度の測定や、地域安全マップの作成について取り上げられている。
*神奈川に関連することについては、保体−12に記載。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(保体−8∼保体−12)に記載。
○B5判で、「この教科書はカラーバリアフリーを含むユニバーサルデザインに配慮
しています。」「この教科書は再生紙・植物油インキを使用しています。」と表記
されている。
○内容の配列は保健編、体育編の順に掲載され、1時間で扱う内容が見開き2ページ
にまとめられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(保体−13)に記載。
○単元の見出しのページに、関連した写真が使われ、小・中・高等学校での学習内容
の概要が記載されている。
○学習課題や学習の仕方、他教科との関連がイラストのマークによって示され、また
イラストのキャラクターによって、学習のヒントやポイントが示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(保体−13)に記載。
保体−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《保健体育(保健体育)》
発行者の略号 大日本
書名
中学校保健体育
教育基本法、 ○教育基本法に示されている「環境の保全」に関連して、「健康と環境」の単元で、
学校教育法
発展的な内容として健康で豊かな暮らしを続けるためのECO社会について記載さ
及び
れている。
学習指導要領 ○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、項目ご
との関連
とに「考えよう」「学習を活かして」で、身近な疑問や実生活に生かされる課題が
設けられている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、学習した
内容を実生活に生かすための課題を示し、習得した知識を活用する活動が設けられ
ている。
○学習指導要領の保健体育科の目標に示されている「健康の保持増進のための実践力
の育成」に関連して、世界保健機関の健康の定義や貝原益軒の「養生訓」を紹介
し、健康とは何かが記載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、伝統的
な身のこなしである「ナンバ」が、相撲の「すり足」や能の「運び」の写真ととも
に掲載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(保体−5∼保体6)に記載。
かながわ教育 ○「思いやる力」に関連して、障害者の国際大会である「パラリンピック」を取り上
ビジョンとの
げ、スポーツが障害の有無や人種・民族などをこえ、世界の人々をつないでいるこ
関連
とが記載されている。
○「たくましく生きる力」に関連して、休養・睡眠と健康について、睡眠と成長ホル
モンの量の関係がグラフで示され、規則的な生活と睡眠の大切さが記載されてい
る。
○「社会とかかわる力」に関連して、地球環境の保全のための植林活動である「グリ
ーンベルト運動」が掲載されている。
内
容
○性に関する指導の内容は発達の段階に応じた記述になっており、生殖にかかわる機
能の成熟について、「生命を生み出し、はぐくんでいくためには、体の成熟だけで
なく、心の成熟や経済的・社会的自立が必要である」と記載されている。
○各単元の終わりに、繰り返し学習することができる、重要な言葉を説明した「学習
のまとめ」や、学習内容を解説した「学習の要点」が設けられている。
○医薬品の有効利用について、健康食品は医薬品ではないため病気の治療効果はな
く、不適切な方法で摂取すると健康を損なう場合があると記載されている。
○発展的な内容として、スポーツの文化的な意義の中で、日本のスポーツマンガが伝
えるスポーツの魅力や人々をつなぐ力について掲載されている。
○習得した知識を活用する学習活動として、いろいろな教室の明るさや学校内の換気
扇の設置場所を調べるなど、身近なことについて調べる活動が設けられている。
*神奈川に関連することについては、保体−12に記載。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(保体−8∼保体−12)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○B5判で、色覚の個人差を問わず、できるだけ多くの人に見やすいカラーユニバー
サルデザインに配慮して作られたことを示すマークが掲載され、「この教科書は再
生紙、植物油インキを使用しています。」と表記されている。
○内容の配列は体育編、保健編の順に掲載され、1時間で扱う内容が見開き2∼3ペ
ージにまとめられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(保体−13)に記載。
○単元の見出しのページに、関連した写真が使われ、学習内容が図で示されている。
○学習の課題や学習の仕方が、イラストのマークによって示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(保体−13)に記載。
保体−2
【資料Ⅰ】
教科種目名《保健体育(保健体育)》
発行者の略号
大修館
書名
保健体育
教育基本法、 ○教育基本法に示されている「環境の保全」に関連して、「健康と環境」の単元
学校教育法
で、発展的な内容として「わが家のCO2排出量を調べてみよう」という課題が設
及び
けられている。
学習指導要領 ○教育基本法に示されている「心身の発達に応じて」に関連して、インターネット
との関連
犯罪やダイエットに関する内容など、発達の段階に応じた今日的課題が記載され
ている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、学んだ
ことを実際の場面に当てはめて考える課題である「活用」において、考えたこと
を書き込む欄が設けられている。
○学習指導要領の保健体育科の目標に示されている「健康の保持増進のための実践
力の育成」に関連して、健康のための活動として、日本赤十字社やNPO、ま
た、世界保健機関や国連児童基金の活動が写真とともに掲載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、欧米
以外で生まれたスポーツで最初にオリンピック種目となったのが柔道であること
が記載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(保体−5∼保体6)に記載。
かながわ教育 ○「思いやる力」に関連して、エイズに対する差別や偏見のない世界の実現を目指
ビジョンとの
す「レッドリボン」が写真とともに掲載されている。
関連
○「たくましく生きる力」に関連して、肥満とやせの問題点を示し、自分の標準体
重と肥満度を計算する活動が設けられている。
○「社会とかかわる力」に関連して、国際サッカー連盟と国連児童基金が協力して
取り組んだ「世界平和キャンペーン」が写真とともに掲載されている。
内
容
○性に関する指導の内容は発達の段階に応じた記述になっており、性感染症及びエ
イズの予防対策の一つとして、写真とイラストとともにコンドームの使用が記載
されている。
○各単元の終わりに、学んだことを振り返ることができる「学習のまとめ」が設け
られている。
○医薬品の有効利用について、薬の副作用が健康被害につながる危険もあるので、
薬に頼りすぎず、自然治癒力を高めることが大切であると記載されている。
○発展的な内容として、傷害の防止の中で「犯罪に巻きこまれないために」とし
て、携帯電話のプロフやメール、さらにはネット上の掲示板について取り上げら
れている。
○習得した知識を活用する学習活動として、単元の終わりの学習のまとめにおい
て、新聞を活用しての調べ学習や話し合いのテーマが設けられている。
*神奈川に関連することについては、保体−12に記載。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(保体−8∼保体−12)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
表記・表現
○B5判で、「この教科書は環境に配慮した紙、植物油インキを使用していま
す。」と表記されている。
○内容の配列は体育編、保健編の順に掲載され、1時間で扱う内容が見開き2∼3
ページにまとめられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(保体−13)に記載。
○単元の見出しのページに関連した写真が使われ、学習内容が図で示されている。
○学習の課題や学習の仕方がイラストのマークによって示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(保体−13)に記載。
保体−3
【資料Ⅰ】
教科種目名《保健体育(保健体育)》
発行者の略号
学研
書名
中学保健体育
教育基本法、 ○教育基本法に示されている「環境の保全」に関連して、「健康と環境」の単元の見
学校教育法
出しのページに、環境保全のためのクリーンエネルギーの写真が掲載されている。
及び
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、各単元
学習指導要領
末に発展的な学習内容と探究的な学習ができるよう課題が設けられている。
との関連
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、主体的な
学習を引き出すために、知識を活用する課題や資料を読み解く課題などがイラスト
マークにより示されている。
○学習指導要領の保健体育科の目標に示されている「健康の保持増進のための実践力
の育成」に関連して、健康のための活動として、健康のためのジョギングを例に、
「自分のため」が「みんなのため」につながることを示すことによって、ヘルスプ
ロモーションの考え方が記載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、わが国
の伝統的な踊りや蹴まりの写真が掲載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(保体−5∼保体6)に記載。
かながわ教育 ○「思いやる力」に関連して、生命の誕生について、精子や受精卵、胎児などを写真
ビジョンとの
で掲載するとともに、へその緒を流れる血液の仕組みについて記載されている。
関連
○「たくましく生きる力」に関連して、生活習慣病の予防について、食事や運動習慣
などに関する「がんを防ぐ12か条」がイラストとともに掲載されている。
○「社会とかかわる力」に関連して、ボランティアなどのスポーツを支える活動につ
いて取り上げ、活動内容や参加方法等を調べる学習活動が設けられている。
内
容
○性に関する指導の内容は発達の段階に応じた記述になっており、生殖にかかわる機
能の成熟に関連して、思春期によくある不規則な月経や自慰についての不安や悩み
に対する答えがQ&Aで記載されている。
○各単元の終わりに、用語や学習内容について自己チェックしながら振り返りができ
る「学習の確認」「知識の活用」が設けられている。
○医薬品の有効利用について、医薬品だけに頼るのではなく、栄養、休養・睡眠をき
ちんととるなど、自然治癒力が十分に発揮されるようにすることが重要であると記
載されている。
○発展的な内容として、健康と環境の中で地球温暖化について触れるとともに、循環
型社会の姿がイラスト入りで掲載されている。
○習得した知識を活用する学習活動として各項目の最後に節水や喫煙といった身近な
テーマがイラストとともに取り上げられ、発表や話し合いが設けられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(保体−8∼保体−12)に記載。
構 成
・
分 量
・
装 丁
○B5判で、「この教科書は再生紙、植物油インキを使用しています。」と表記され
表記・表現
○単元の見出しのページに関連した写真が使われ、学習内容が文章で記載されてい
る。
○知識の活用や資料の読み解き、実験・実習などがイラストの先生キャラクターによ
って示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(保体−13)に記載。
ている。
○内容の配列は保健編、体育編の順に掲載され、1時間で扱う内容が見開き2∼3ペ
ージにまとめられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(保体−13)に記載。
保体−4
【資料Ⅱ】
教科種目名《保健体育(保健体育)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身
体を養うこと。
東書
「運動やスポーツが社会性の発達に及ぼす効果」において、ルール・マナー・教え合い・協力の大切さが記載されている。
「運動やスポーツが社会性の発達に及ぼす効果」において、ルール・マナー・適切な人間関係・協力・協調・教え合い・励ま
大日本 し合いの大切さが記載されている。
「運動やスポーツの心への効果」において、ルール・マナー・コミュニケーション・助け合い・思いやり・励まし合いの大切
大修館 さが記載されている。
学研
「スポーツと社会性」において、マナー・フェアプレー・チームワーク・スポーツマンシップの大切さが記載されている。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との
関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
東書 「社会性の発達と自己形成」において、自己の生き方を探す内容が示されている。
大日本 「人とのかかわりと自分らしさ」において、自己や友達のよさを考える課題や自分らしさの大切さが記載されている。
大修館 「自己形成」において、様々な経験から社会性の発達とともに自己が確立していくことが記載されている。
学研 「自己形成」において、自分自身を考える課題が設けられ、自分を見つめ直す内容が示されている。
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画
し、その発展に寄与する態度を養うこと。
東書
「異性の尊重と性情報への対処」において、性情報への対処も含め、性や心の違いを理解して、人間として尊重し合う大切さ
が記載されている。
大日本 「思春期の心の変化への対応」において、異性に対する理解と尊重の大切さが記載されている。
「性への関心と行動」において、それぞれの性についての正しい理解と思いやりや互いに尊重し合う大切さが記載されてい
大修館 る。
学研
「性とどう向き合うか」において、性情報への対処も含めて、互いの違いを認め合い、人間的魅力を高め合う大切さが記載さ
れている。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
東書 「健康と環境」の単元で、環境保全のための循環型社会とわたしたちにできることが記載されている。
大日本 「健康と環境」の単元で、発展的な内容として健康で豊かな暮らしを続けるためのECO社会について記載されている。
大修館 「健康と環境」の単元で、発展的な内容として「わが家のCO2排出量を調べてみよう」という課題が設けられている。
学研 「健康と環境」の単元の見出しのページに、環境保全のためのクリーンエネルギーの写真が掲載されている。
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発
展に寄与する態度を養うこと。
東書 日本の伝統文化である武道や民族舞踊に親しむ人々が、写真やイラストで掲載されている。
大日本 武道が日本固有の文化として発展してきたことが、写真とともに掲載されている。
大修館 スポーツを通じて国際理解や国際親善を深める活動を行うオリンピックムーブメントについて記載されている。
学研 他国からの支援や他国への支援の様子が写真で紹介され、世界中の人々が支え合うことの大切さが記載されている。
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教
育が組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んず
るとともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。
東書
「自ら進んで学習に取り組む意欲を高めること」に関連して、項目ごとに「考えてみよう」「生かそう」で、学習内容が実生
活に生かされるよう課題が設けられている。
「自ら進んで学習に取り組む意欲を高めること」に関連して、項目ごとに「考えよう」「学習を活かして」で、身近な疑問や
大日本 実生活に生かされる課題が設けられている。
「教育を受ける者の心身の発達に応じて」に関連して、インターネット犯罪やダイエットに関する内容など、発達の段階に応
大修館 じた今日的な課題が設けられている。
学研
「自ら進んで学習に取り組む意欲を高めること」に関連して、各単元末に発展的な学習内容と探究的な学習ができるよう課題
が設けられている。
保体−5
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させる
とともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学
習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
東書 習得した知識を活用する学習である「考えてみよう」で、話し合ったり、発表したりする活動が設けられている。
大日本 学習した内容を実生活に生かすための課題が示され、習得した知識を活用する活動が設けれられている。
大修館 学んだことを実際の場面に当てはめて考える課題である「活用」において、考えたことを書き込む欄が設けられている。
学研 主体的な学習を引き出すために、知識を活用する課題や資料を読み解く課題などがイラストマークにより示されている。
○学習指導要領の教科の目標
心と体を一体としてとらえ、運動や健康・安全についての理解と運動の合理的な実践を通して、生涯にわたって運動に
親しむ資質や能力を育てるとともに健康の保持増進のための実践力の育成と体力の向上を図り、明るく豊かな生活を営む
態度を育てる。
東書 ヘルスプロモーションの考え方が、個人、家庭、地域社会、国のそれぞれの役割として、一つの図で示されている。
大日本 世界保健機関の健康の定義や貝原益軒の「養生訓」を紹介し、健康とは何かが記載されている。
健康のための活動として、日本赤十字社やNPO、また、世界保健機関や国連児童基金の活動が写真とともに掲載されてい
大修館 る。
学研
健康のためのジョギングを例に、「自分のため」が「みんなのため」につながることを示すことによって、ヘルスプロモー
ションの考え方が記載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
東書
「傷害の防止」の単元では、「やってみよう」の中で話し合いの材料としてグラフ等の資料が示されている。
「心身の発達と心の健康」の単元では、「学習を活かして」の中で実生活に近い題材が話し合いのテーマとして取り上げられ
大日本 ている。
「心身の機能の発達と心の健康」の単元の「やってみよう!」において、少人数での話し合い活動を多く取り入れ、言語活動
大修館 を活発化する場面が設けられている。
学研
「健康な生活と病気の予防」の単元において、話し合い活動を促すための具体的なイラストや作文が示されている。
伝統や文化に関する教育の充実
東書 わが国の伝統と文化について意識させるために、柔道・剣道やよさこい節の写真が掲載されている。
大日本 伝統的な身のこなしについて、相撲の「すり足」や能の「運び」の写真とともに掲載されている。
大修館 欧米以外で生まれたスポーツで最初にオリンピック種目となったのが柔道であることが記載されている。
学研
わが国の伝統的な踊りや蹴まりの写真が掲載されている。
道徳教育の充実
東書
道徳的な実践力が身に付くよう「読み物」や章末資料において、生き方や価値観に関する内容が記載されている。
道徳的な実践力が身に付くよう「トピックス」や「語りつがれるオリンピックエピソード」において、スポーツを通しての友
大日本 情やフェアプレーの精神に関する内容が記載されている。
道徳的実践力が身に付くよう「命のリレー」として、自らの命や受け継がれてきた命について触れ、生命尊重の姿勢を意識さ
大修館 せる内容が記載されている。
学研
道徳的な実践力が身に付くよう「臓器を提供するのか?」といった葛藤場面の設定や、病気に対する偏見や正しい理解などの
重要性について取り上げられている。
体験活動の充実
東書
「健康な生活と病気の予防」の単元では、「生かそう」において「栄養士さんに生活習慣病の予防に効果のある献立や調理法
について聞いてみる」などの調べ学習が設けられている。
「健康な生活と病気の予防」の単元の「学習を活かして」において、理解の定着と実践を図るために、自分の生活習慣や食生
大日本 活を振り返る学習が設けれられている。
「健康な生活と病気の予防」の単元では、「やってみよう!」において「中学生に向けた喫煙対策のポスターを作成する」な
大修館 どの体験的な活動が設けれられている。
学研
「心身の発達と心の健康」の単元の「実習」において、自分の気持ちを上手に伝える練習など、学習した内容を実生活へ活用
する体験的な活動が設けれられている。
保体−6
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
東書
差別や偏見の解消を目的とした「世界エイズデー」が読み物として写真とともに掲載されている。
障害者の国際大会である「パラリンピック」を取り上げ、スポーツが障害の有無や人権・民族などをこえ、世界の人々をつない
大日本 でいることが記載されている。
大修館 エイズに対する差別や偏見のない世界の実現を目指す「レッドリボン」が写真とともに掲載されている。
学研
生命の誕生について、精子や受精卵、胎児などを写真で掲載するとともに、へその緒を流れる血液の仕組みについて記載され
ている。
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
東書
健康と食生活について、食生活指針及び食事バランスガイドを取り上げ、望ましい食習慣の確立の大切さが記載されている。
休養・睡眠と健康について、睡眠と成長ホルモンの量の関係がグラフで示され、規則的な生活と睡眠の大切さが記載されてい
大日本 る。
大修館 肥満とやせの問題点を示し、自分の標準体重と肥満度を計算する活動が設けられている。
学研 生活習慣病の予防について、食事や運動習慣などに関する「がんを防ぐ12か条」がイラストとともに掲載されている。
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
東書
健康やスポーツにかかわる様々な職業に携わる人々の写真とともに、その職についたきっかけや思い、メッセージが掲載され
ている。
大日本 地球環境の保全のための植林活動である「グリーンベルト運動」が掲載されている。
大修館 国際サッカー連盟と国連児童基金が協力して取り組んだ「世界平和キャンペーン」が写真とともに掲載されている。
学研
ボランティアなどのスポーツを支える活動について取り上げ、活動内容や参加方法等を調べる活動が設けられている。
保体−7
3 内容
(1) 発達の段階に即した内容
○ 生殖にかかわる機能の成熟及び性感染症の予防に関する記述の特徴
特徴的な記述
○「生殖機能の成熟」において、射精・月経・排卵から着床までがイラス
トと文章を使って掲載されている。
○「性感染症の予防」と「HIV感染の予防方法」において、コンドーム
の使用について記載されている。
○「性感染症の予防」において、感染経路について、「性器の粘膜や、皮
膚の傷口などから感染」「感染している母親から胎児へ感染」と記載さ
れ、「エイズの予防」において、「感染者との性的接触などによって感
染」と記載されている。
○「生殖機能の成熟」において、「初経を経験することは、新しい生命を
つくり出す機能が成熟してきたしるし」と記載されている。
性器の呼称
腟、卵巣、子宮、子宮内膜、卵管
陰茎、精巣、精管、(尿道)、精のう、前立腺
特徴的な記述
○「生命を生み出す体への成熟」において、射精・月経・排卵から着床ま
でがイラストと文章を使って掲載されている。
○「性感染症の予防」と「エイズの予防」において、コンドームの使用に
ついて記載されている。
○「エイズとその予防」において、感染経路について、「性的接触による
感染、血液を介しての感染、母子感染に限られる」と記載されている。
○「生命を生み出す体への成熟」において、「体の成熟だけでなく、心の
成熟や経済的・社会的自立が必要」と記載されている。
性器の呼称
腟、卵巣、子宮、子宮内膜、卵管、
陰茎、精巣、精管、尿道、精のう、前立腺
特徴的な記述
○「生殖の働きの発達」において、射精については文章で、月経・排卵か
ら着床までについてはイラストと文章を使って掲載されている。
○「性感染症は予防できる」と「エイズも予防できる」において、写真と
イラストを掲載し、コンドームの使用について記載されている。
○「性感染症・エイズの予防」において、性感染症の感染経路について、
「性感染症にかかっている女性から生まれた子に感染することもある」
と記載され、エイズの感染経路について「性的接触」「注射の回し打
ち」「感染している母親から生まれた子」の三つが示されている。欄外
に「刺青の針の使い回し」「輸血」で感染することもあると記載されて
いる。
○「生殖の働きの発達」の「発展」において、「限りある人の命を新しい
命を生み出すことで無限につないでいく役割を果たすのが性の働き」と
記載されている。
性器の呼称
腟、卵巣、子宮、子宮内膜、卵管、卵管采、子宮口
陰茎、精巣、精管、尿道、精のう、前立腺、精巣上体
特徴的な記述
○「性機能の成熟」において、射精については文章で、月経・排卵から着
床までについてはイラストと文章を使って掲載されている。
○「性感染症の予防」と「エイズの予防」において、コンドームの使用に
ついて記載されている。
○「性感染症とその予防/エイズ」において、感染経路について「性的接
触による感染、血液による感染、母子感染の三つ」と記載されている。
○思春期によくある不規則な月経や自慰についての不安や悩みに対する答
えがQ&Aで記載されている。
性器の呼称
腟または膣、卵巣、子宮、子宮内膜、卵管
陰茎、精巣、精管、尿道、精のう、前立腺、精巣上体
東 書
大日本
大修館
学 研
保体−8
(2) 既習内容を定着させるための学習
○ 学習した内容の振り返り、繰り返しの学習などの場面
学習内容
○全般
学習の方法
○各単元の終わりに、練習問題に取り組むことで繰り返しの学習
ができる「確認の問題」や、自己評価により学習への取り組み
方や内容を振り返ることができる「学習のまとめ」が設けられ
ている。
○全般
○自己チェックができるように、見開き毎に重要な言葉が表記さ
れている。
東 書
○応急手当
○基本内容を再度確認しながら、さらに詳しく学べるよう、後半
の実習資料が設けられている。
○傷害の発生要因
○学習内容を振り返りながら考える課題が設けられている。
○全般
○「章末資料」にて、重要な内容を再度詳しく解説する内容が記
載されている。
○全般
○各単元の終わりに、繰り返し学習することができる、重要な言
葉の説明による「学習のまとめ」や、学習内容の解説による
「学習の要点」が設けられている。
大日本
○体の発育・発達
○学習内容を用いての作業的課題が設けられている。
○欲求への対処
○学習内容を用いて自己の考えをまとめたり、話し合ったりする
課題が設けられている。
○応急手当
○学習内容を繰り返して習得できるように、実習課題が設けられ
ている。
○全般
○各単元の終わりに、学んだことを振り返ることができる「学習
のまとめ」が設けられている。
○応急手当
○学習内容を繰り返して習得できるよう、実習課題が設けられて
いる。
大修館
○飲酒と健康
○酒とたばこの健康との関連について話し合う課題が設けられて
いる。
○空気の汚染と換気
○学習内容を用いて行う作業的課題が設けられている。
○全般
○各単元の終わりに、用語や学習内容について自己チェックしな
がら振り返りができる「学習の確認」「知識の活用」が設けら
れている。
○感染症
学 研
○感染症の予防についてどのようにしたらよいか話し合う課題が
設けられている。
○食生活と健康
○資料を読み取り、問題点を挙げる課題が設けられている。
○応急手当
○学習内容を繰り返して習得できるよう、実習課題が設けられて
いる。
保体−9
(3) 社会的状況を反映した題材
○ 医薬品の有効利用(扱っているページ数、資料の数、記述の特徴)
ページ数
資料の数
記述の特徴
○医療品の形状について記載されている。
東 書
2
5
○処方せんがなくても、薬局やコンビニエンスストアなどで購入でき
る薬があるが、使用上の注意事項を守り正しく使用することが大切
であると記載されている。
○健康食品は医薬品ではないため病気の治療効果はなく、不適切な方
法で摂取すると健康を損なう場合があると記載されている。
大日本
2
3
○医療機関で処方される医療用医薬品と薬局などで買える一般用医薬
品があり、適切に利用することが大切であると記載されている。
○医薬品の適切な利用について詳しく記載されている。
○薬には原因療法薬と対処療法薬があることが記載されている。
大修館
2
3
○薬の副作用が健康被害につながる危険もあるので、薬に頼りすぎ
ず、自然治癒力を高めることが大切であると記載されている。
○医薬品だけに頼るのではなく、栄養、休養・睡眠をきちんととるな
学 研
2
1
ど、自然治癒力が十分に発揮されるようにすることが重要であると
記載されている。
○薬の使い方について、詳しく記載されている。
(4)他教科との関連
○関連教科とその学習内容
項 目
教科名
関連する学習内容
関連する学習内容が、ほかの教科にあることを「他教科マーク」で示している。
東 書
からだの発育・発達
呼吸器・循環器の発育・発達
生殖機能の成熟
活動に適する環境
交通事故の発生要因
自然災害の一次災害と二次災害
自然災害による傷害の防止
大日本
食生活と健康
生活習慣病の予防
個人の健康を守る社会の取り組み
運動やスポーツが心身に及ぼす効果
運動やスポーツが体にあたえる効果
体の発育・発達
呼吸器官・循環器官の発育・発達
生命を生み出す体への成熟
快適な気温・湿度・気流と明るさ
交通事故などによる傷害の防止
自然災害による傷害の防止
食生活と健康
個人の健康を守る社会の取り組み
理科(2年)
理科(2年)
理科(3年)
理科(2年)
理科(1年)
理科(1年)
理科(2年)
技術・家庭
理科(1年)
技術・家庭
社会(公民)
社会(公民)
理科(2年)
理科(2年)
理科(2年)
理科(2年)
理科(3年)
理科(2年)
理科(1年)
理科(1年)
理科(2年)
技術・家庭
理科(1年)
技術・家庭
社会(公民)
保体−10
動物のからだのつくりとはたらき
生命を維持するはたらき
生命の連続性
気象観測
光の反射・屈折
火山と地震
日本の気象
家族の安全を考えた室内環境
地震の伝わり方
食生活と栄養
国民の生活と政府の役割
国民の生活と政府の役割
感覚器官、神経系、運動器官
感覚器官、神経系、運動器官
動物のからだのつくりとはたらき
生命を維持するはたらき
生命の連続性
気象観測
光の反射・屈折
火山と地震
日本の気象
家族の安全を考えた室内環境
地震の伝わり方
食生活と栄養
国民の生活と政府の役割
大修館
運動やスポーツの体への効果
理科(2年)
感覚器官、神経系、運動器官
体の発育
呼吸・循環の働きの発達
理科(2年)
理科(2年)
動物のからだのつくりとはたらき
生命を維持するはたらき
生殖の働きの発達
理科(3年)
生命の連続性
快適で能率のよい環境
交通事故による傷害の防止
理科(2年)
理科(1年)
気象観測
光の反射・屈折
自然災害への備えと避難
理科(1年)
火山と地震
理科(2年)
技術・家庭
日本の気象
家族の安全を考えた室内環境
理科(1年)
地震の伝わり方
食事と健康
個人の健康を守る社会の取り組み
技術・家庭
社会(公民)
食生活と栄養
国民の生活と政府の役割
体の発育・発達
理科(2年)
動物のからだのつくりとはたらき
呼吸器・循環器の発達
理科(2年)
生命を維持するはたらき
性機能の成熟
快適な環境の条件
理科(3年)
理科(2年)
生命の連続性
気象観測
自然災害に備えて
理科(1年)
火山と地震
理科(2年)
技術・家庭
日本の気象
家族の安全を考えた室内環境
理科(1年)
地震の伝わり方
学 研
食生活と健康
共に健康に生きる社会
技術・家庭
食生活と栄養
社会(公民) 国民の生活と政府の役割
スポーツが体と心に及ぼす効果
理科(2年)
感覚器官、神経系、運動器官
(5) 発展的な学習の内容の取扱い
○ 発展的な内容の記載数とその内容
記載数
記載内容
・赤ちゃんの生命維持装置―胎盤とへその緒― ・熱中症の予防と応急手当につ
東 書
6
いて ・地球温暖化 ・AED(自動体外式除細動器) ・免疫と予防接種
・「第4回IOCスポーツと環境会議」で採択された決議(一部)2001年
・オリンピックのシンボル ・語りつがれるオリンピックエピソード ・人類は
どこまで速く走ることができるのだろうか? ・筋肉の性質と運動能力 ・世界
大日本
15
に広がるスポーツマンガ ・身のこなし ・マイトレーニングをつくろう!
・AEDと心臓のはたらき
・ヘルスプロモーション
る ・熱中症とその予防、応急手当
・自分らしさを発揮す
・ECO社会の実現に向けて
・体のさまざ
まな機能の調節 ・飲酒が胎児におよぼす害 ・医薬品を適切に利用するために
・体力を高めよう ・オリンピックを学ぼう ・命の誕生 ・熱中症の予防と応
急手当 ・わが家のCO₂排出量を調べよう ・犯罪にまきこまれないために
大修館
13
・鼻血が出たとき(けがの応急手当) ・歯が折れたり抜けたりしたとき ・や
けどをしたとき
・AEDの練習をしよう
・自分の標準体重を知ろう ・新型イ
ンフルエンザ(H5N1)って何? ・医師のかかり方
・環境の汚染と保全 ・へその緒を流れる血液は誰の血液? ・人類と地球の未
学 研
9
来のために
・さまざまな生物が生きる世界に
・AEDの使用
・熱中症の手
当 ・脳死と臓器移植 ・「自分のため」が「みんなのため」に ・スポーツと
環境
保体−11
○ 習得した知識を活用する学習活動についての記述(指導内容と指導方法)
記載数
指導方法(ディスカッション、ブレインストーミング、実習、実験、課題学習等)
項目ごとに「考えてみよう」、「生かそう」があり、習得した知識を活用した
学習について触れている。
東 書
88
章末の「学習のまとめ」における「学習を振り返ろう」・「日常生活に生かそ
う」さらには章末資料や実習資料において、学習の振り返りや活用とともに実
習・実験についても紹介・説明している。
大日本
57
各項目の最後は、「学習を活かして」という学習したことの整理や自分の生活
に活かすための活動が設けられている。
各項目における「やってみよう!」では授業で学習したことを生かしてのディ
スカッションや発表のテーマが示されている。「活用」においては身近な題材
大修館
61
が、また「実習」においては体験活動に活かせる実習例が示されている。
章末の「学習のまとめ」において、学んだことを振り返ったり、調べ学習など
のための課題が設けられている。
各項目の「活用」において、学習内容をより身近なものとして考えられるよう
になっている。また、「実習」において、応急手当ての手順や方法などがイラス
トとともに掲載されている。
学 研
84
章末には「探究」として研究課題が挿入され、参考になる資料や写真も掲載さ
れている。また、「学習の確認」においては知識を活用するとともに、自分の生
活への活用についても課題として取り組めるようになっている。習得した知識を
活用する学習活動については、イラストなどを用いて、身近な問題やテーマをも
とに考える活動が設けられている。
(6) 神奈川に関連する記載
掲載の有無
掲載内容
○「飲料水の衛生管理」において、横浜市水道局が提供した浄水場の写真
○「交通事故の危険予測と回避」において、川崎市が提供した自転車放置禁止
東 書
有
区域の写真
○「自然災害による傷害の防止」において、横浜市交通局が提供した電車内の
緊急地震速報の写真
大日本
有
大修館
有
学 研
無
○口絵の「喫煙、飲酒、薬物乱用の害」において、受動喫煙防止条例のポスタ
ー「スモークフリー」の写真
○「安全な飲料水の供給」において、「日本で一番初めに敷かれた水道」とし
て横浜が最初に近代水道を敷設したことが写真とともに掲載されている。
保体−12
4 構成・分量・装丁
東書
保健分野
大日本
大修館
学研
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
1年
2年
3年
24
37
40
21
32
34
24
34
42
22
36
36
(18)
(30)
(34)
(20)
(30)
(30)
()
()
()
(22)
(36)
(38)
6
6
6
8
8
8
14
14
12
10
8
8
体育分野
(26)
学年計
30
(28)
43
46
29
40
()
42
38
(32)
48
54
32
44
119
111
140
120
(108)
(108)
()
(128)
54
52
28
37
(45)
(37)
()
(29)
173
163
168
157
(153)
(145)
()
(157)
平成23年度と
+20
+18
の比較
+13.1%
+12.4%
本文のページ
その他のページ
総ページ数
44
±0
−
±0%
※ ( )内は平成23年度のページ数
※ その他のページは、本文を除いたもくじ、口絵、索引、タイトルページ、学習のまとめなど
5 表記・表現
項 目
東書
大日本
大修館
学研
体育分野
21
46
54
24
保健分野
159
185
117
122
合計
180
231
171
146
13
9
5
6
適
適
適
適
文字の大きさ・字間・行間・書体など
適
適
適
適
文章、図表などの割付
適
適
適
適
資料(図、表、写真など)の数
※
学習マークの種類の数
文章表現や漢字・かなづかい・用語・記号・計量単
位・図版などの使用
※ 資料は、発展的内容や章末等を除く本文掲載分のみの数値。
保体−13
【資料Ⅰ】
教科種目名《技術・家庭(技術分野)
》
発行者の略号
東書
教育基本法、
○教育基本法に示されている「生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
新しい技術・家庭 技術分野
態度」に関連して、環境、資源、エネルギーに配慮した技術の視点が示されている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、各学校
の実態に合わせて選択・活用できるように、製作・制作題材が実習例として取り上
げられている。
○学校教育法に示されている「思考力、判断力、表現力」に関連して、実践的・体験
的活動を通じて、技術を適切に評価し活用する能力をはぐくむ学習題材が取り上げ
られている。
○学習指導要領の技術・家庭科の目標に示されている「生活に必要な基礎的・基本的
な知識及び技術の習得」に関連して、習得すべき技能が『基礎技能』としてまとめ
られている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「道徳教育」に関連して、協同・分
担・協業を踏まえた学習活動が設けられている。
*詳細は、資料Ⅱ(技術−4∼技術−5)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」に関連して、持続可能な社会の構築に向けて環境や生命を思いやる
態度の重要性が記載されている。
○「たくましく生きる力」に関連して、世界の二酸化炭素排出量等、社会の一員とし
て国際的視野を広げる学習題材が取り上げられている。
○「社会とかかわる力」に関連して、学習を生活に生かす実践例として、地域とのふ
れあいが実践例として取り上げられている。
内
容
○学習のガイダンス的な内容に関連して、技術分野の学習に関心をもって取り組むた
めに「ようこそ技術の世界へ」や各編のとびらやコラムに設けられた「伝統・文化」
において、現代社会を支える技術が我が国の伝統や文化とともに発展してきたこと
を示す事例や技術が発展してきた道筋などが示されている。
○持続可能な社会の構築を目指すことに関連して、テクノロジーの環境的・経済的・
社会的側面の比較検討に関わる学習題材や資料が取り上げられている。
○技術を適切に評価し活用する能力・態度の育成に関連して、製作図・工程表・フロ
ーチャート・回路図・栽培計画等を活用した言語活動を生かして思考・判断・表現
する学習題材が取り上げられている。
○ものづくりを支える能力などを高めることに関連して、実践的・体験的な活動を伴
う製作・制作題材例が示されている。
○神奈川に関連することとして、環境の視点から「リユースカップ」
「湘南エコウェ
ーブ」が取り上げられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(技術−6)に記載。
構成・分量
・装丁
○「この教科書はカラーバリアフリーを含むユニバーサルデザインに配慮していま
す。
」
「この教科書は再生紙・植物油インキを使用しています。
」と表記されている。
○判型はB5判である。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(技術−7)に記載。
表記・表現
○学習に対する関心・意欲にはたらきかける「ひとくち memo」
「技術のとびら」など
の学習マークが用いられている。
○図・表・参考資料・写真が用いられている。
*詳細は、資料Ⅱ(技術−7∼技術−8)に記載。
技術−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《技術・家庭(技術分野)
》
発行者の略号
教図
教育基本法、
○教育基本法に示されている「個人の価値の尊重」
「創造性」に関連して、設計・製
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
技術・家庭 技術分野
作や言語活動を通して創造性を培うための学習題材が取り上げられている。
○教育基本法に示されている「体系的な教育」に関連して、技術分野の学習課題に関
連する小学校・他教科の学習場面や時期が小題材ごとに示されている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、
「考えよ
う」
「やってみよう」をキーワードに、体験を通して学習意欲を喚起するための学
習題材が取り上げられている。
○学習指導要領の技術・家庭科の目標に示されている「生活に必要な基礎的・基本的
な知識及び技術の習得」に関連して、実習の手順に沿って関連する知識や技術につ
いての解説が記載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、我が国
の伝統と文化の継承・発展を通じて現代社会を支える技術が存在していることを示
す事例が取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(技術−4∼技術−5)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」に関連して、生物育成の技術を中心として「生命、自然、環境との
共生」が取り上げられている。
○「たくましく生きる力」に関連して、グローバルな視点から生物資源生産と食料問
題など現代の技術の課題や技術にかかわる倫理観について考える内容が記載され
ている。
○「社会とかかわる力」に関連して、実践的・体験的な学習を通して、働くことの大
切さを身に付けるための学習題材が盛り込まれている。
内
容
○学習のガイダンス的な内容に関連して、現代社会で活用されている四つの技術(7
ページ「構成・分量・装丁」の小項目4∼7を参照)の歴史的進歩を取り上げ解説
するとともに、その後の学習で紹介されている製作・制作題材例が示されている。
○持続可能な社会の構築を目指すことに関連して、テクノロジーの環境的・経済的・
社会的側面の比較検討に関わる学習題材や資料が取り上げられている。
○技術を適切に評価し活用する能力・態度の育成に関連して、
「技術の未来」
「技術の
これから」として、最新の技術にふれながら将来の技術の姿について予想する学習
題材が取り上げられている。
○ものづくりを支える能力を高めることに関連して、各ページ左右の余白部分を活用
して、生徒が直面する問題やつまずきに対応するための「注」
「コツ」や製作手順
の写真など、製作意欲を持続させるための資料が示されている。
○神奈川に関連することとして、生物育成に関する技術の中で品種「三浦大根」
、横
浜地区の「大根栽培適期」
「発芽適温・栽培適温グラフ」及び病虫害情報として「神
奈川県農業技術センターホームページの情報」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(技術−6)に記載。
構成・分量・
装丁
表記・表現
○各節の「導入」
・
「図」
・
「本文」のレイアウトが共通の書式で構成されている。
○判型はB5判である。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(技術−7)に記載。
○学習に対する関心・意欲にはたらきかける「発展」
「やってみよう」などの学習マ
ークが用いられている。
○図・表・参考資料・写真が用いられている。
*詳細は、資料Ⅱ(技術−7∼技術−8)に記載。
技術−2
【資料Ⅰ】
教科種目名《技術・家庭(技術分野)
》
発行者の略号
開隆堂
教育基本法、
○教育基本法に示されている「社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度」に関
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
技術・家庭(技術分野)
連して、現代社会を支える技術の評価とこれからの技術の課題について考え、自ら
の意思決定を行うための学習題材が取り上げられている。
○教育基本法に示されている「自ら進んで学習に取り組む意欲」に関連して、習得し
た内容を自らの生活に活用するための学習題材が取り上げられている。
○学校教育法に示されている「思考力、判断力、表現力」に関連して、
「考えてみよ
う」
「工夫してみよう」等の実践的・体験的な学習活動が取り上げられている。
○学習指導要領の技術・家庭科の目標に示されている「進んで生活を工夫し創造す
る能力と実践的な態度」に関連して、テクノロジーの比較検討を視点とした学習
題材が取り上げられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、製作図・
工程表・フローチャート等を活用した教科特有の言語活動を盛り込んだ問題解決的
な学習題材が取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(技術−4∼技術−5)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」に関連して、
「生物育成技術の性質」の中で、生物育成のモラルと
して、いのちの大切さや生命の尊厳が記載されている。
○「たくましく生きる力」に関連して、技術にかかわる倫理観や規範意識をはぐくむ
ために、各章末の「学習のまとめ」の中で「生活に生かそう」という学習題材が取
り上げられている。
○「社会とかかわる力」に関連して、社会に貢献できる力を育てるために、技術の進
歩と未来について考え、社会の一員としての生き方を考える学習題材が取り上げら
れている。
内
容
○学習のガイダンス的な内容に関連して、身近にある技術、伝統技術、先端技術、技
術史に着目させ興味をもたせるとともに、学ぶ意義や学習の流れに触れながら学習
の見通しを立てられるように内容が配列されている。
○持続可能な社会の構築を目指すことに関連して、テクノロジーの環境的・経済的・
社会的側面を総合した比較検討に関わる学習題材や資料が取り上げられている。
○技術を適切に評価し活用する能力・態度の育成に関連して、技術と環境や社会との
かかわりについての理解を踏まえ、自らの生き方やこれからの技術の在り方につい
て考える学習題材が取り上げられている。
○ものづくりを支える能力などを高めることに関連して、実践的・体験的な活動を伴
う実習・実験題材例や製作・制作題材例が示されている。
○神奈川に関連することとして、
「風力発電」
「マリンタワー」
「きさげ加工」
「深絞り・
へら絞り」
「扇島太陽光発電所」
「コマツナの主産地」が取り上げられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(技術−6)に記載。
構成・分量・
装丁
○「この教科書は環境に配慮した用紙やインキを使用しています。
」と表記されてい
る。
○判型はB5判である。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(技術−7)に記載。
表記・表現
○学習に対する関心・意欲にはたらきかける「豆知識」
「ウォッチング」などの学習
マークが用いられている。
○図・表・参考資料・写真が用いられている。
*詳細は、資料Ⅱ(技術−7∼技術−8)に記載。
技術−3
【資料Ⅱ】
教科種目名《技術・家庭(技術分野)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身
体を養うこと。
東書
真理を求める態度を養うために、技術と社会とのかかわりや、現在活用されている最新の技術が取り上げられて
いる。
教図
幅広い知識と教養を身に付けるために、日本だけでなく世界の技術についての話題が取り上げられている。
開隆堂 幅広い知識と教養を身に付けるために、現代社会で活用されている最新の技術が取り上げられている。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との
関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
東書
ものづくりなどの体験的な学習題材を中心に、設計・製作や言語活動を通して創造性を培う学習題材や職業及び
生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養う学習題材が取り上げられている。
教図
技術を適切に評価し活用する態度をはぐくむために、設計・製作や言語活動を通して創造性を培うための学習題
材が取り上げられている。
技術を適切に評価し活用する態度をはぐくむために、実践的・体験的活動や問題解決的な学習を通じて創造性を
開隆堂 培う学習題材が取り上げられている。
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画
し、その発展に寄与する態度を養うこと。
東書
現代社会を支えている技術を適切に評価し活用する能力をはぐくみ、社会の一員としての態度を決定するための
学習題材が取り上げられている。
教図
テクノロジーの社会的側面に着目し、自らが社会の一員となる将来の社会を形成する技術について考えるための
学習題材が取り上げられている。
テクノロジーの比較検討を通じて、現代社会を支える技術の評価とこれからの技術の課題について考え、自らの
開隆堂 意思決定を行うための学習題材が取り上げられている。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
東書
すべての内容に、環境、資源、エネルギーに配慮した技術の視点が示されている。
教図
生物育成の技術を中心に、グローバルな視点で生命、自然、環境との共存が盛り込まれている。
開隆堂 すべての内容に、環境、資源、エネルギーに配慮した技術の視点が盛り込まれている。
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発
展に寄与する態度を養うこと。
東書
「伝統・文化」の学習マークを付したコラムや学習のガイダンス的な内容の中で、現代社会を支える技術が我が
国の伝統や文化とともに発展してきたことを示す事例が取り上げられている。
教図
学習のガイダンス的な内容を中心として、我が国の伝統と文化の継承と発展を通じて現代社会を支える技術が存
在していることを示す事例が取り上げられている。
伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国の技術の進歩について時系列で示されているとともに、参
開隆堂 考資料として年表形式で技術史がまとめられている。
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教
育が組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んず
るとともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。
東書
自ら進んで学習に取り組む意欲を高めるため、各学校の実態に合わせて選択・活用できるように、想定される製
作・制作題材が実習例として取り上げられている。また、関心・意欲を喚起するための情報を『ひとくちmemo』
として奇数ページ欄外に掲載している。
教図
技術分野の学習課題に関連する小学校・他教科の学習場面や時期が小題材ごとに示されている。また、実習・実
験、製作・制作題材を取り上げ、自ら進んで学習に取り組む意欲を喚起するための学習題材が盛り込まれてい
る。
自ら学習に取り組む意欲を高めるために、習得した内容を自らの生活に活用するための学習題材が取り上げられ
開隆堂 ている。また、本文に関連した知的好奇心にはたらきかける情報を『豆知識』として掲載している。
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させる
とともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学
習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
東書
ものづくりなどの実践的・体験的活動を通じて、技術を適切に評価し活用する能力と主体的に学習に取り組む態
度をはぐくむ学習題材が各学校の実態に応じて選択できるように取り上げられている。
教図
「考えよう」「やってみよう」をキーワードに、体験を通して学習に対する意欲を喚起し、直面する課題を解決
するための能力をはぐくむための学習題材が取り上げられている。
多様な言語活動を通じて主体的に学習に取り組む態度を養うとともに、「考えてみよう」「工夫してみよう」等
開隆堂 の実践的・体験的な学習活動が取り上げられている。
技術−4
○学習指導要領の教科の目標
生活に必要な基礎的・基本的な知識及び技術の習得を通して、生活と技術とのかかわりについて理解を深め、進んで生
活を工夫し創造する能力と実践的な態度を育てる。
東書
基礎的・基本的な技術に関する内容を「基礎技能」としてまとめ、習得すべき学習内容が明確に示されている。
また、進んで生活を工夫し創造する能力と実践的な態度を育てるために、問題解決的な学習題材が取り上げられ
ている。
教図
基礎的・基本的な知識や技術を実習例とともに示し、体験の経過で直面する問題を解決するためのポイントやヒ
ントが示されている。
基礎的・基本的な知識及び技術を生徒や学校の実態にあわせて学習する資料が示されている。また、進んで生活
開隆堂 を工夫し創造する能力と実践的な態度を育てるために、テクノロジーの比較検討を視点とした学習題材が取り上
げられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
東書
教科特有の言語活動(製作図、工程表、フローチャート等)を盛り込み、比較検討しながら意思決定する学習活
動が取り上げられている。
教図
実践的・体験的活動の中に、意見交換・発表・相互評価等の言語活動を生かした問題解決的な学習活動が取り上
げられている。
製作図、工程表、フローチャート等を活用した教科特有の言語活動を盛り込んだ問題解決的な学習活動が取り上
開隆堂 げられている。
伝統や文化に関する教育の充実
東書
「伝統・文化」の学習マークを付したコラムや学習のガイダンス的な内容の中で、現代社会を支える技術が我が
国の伝統や文化とともに発展してきたことを示す事例が取り上げられている。
教図
学習のガイダンス的な内容を中心として、我が国の伝統と文化の継承・発展を通じて現代社会を支える技術が存
在していることを示す事例が取り上げられている。
伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国の技術の進歩について時系列で示されているとともに、参
開隆堂 考資料として年表形式で技術史がまとめられている。
道徳教育の充実
東書 協同・分担・協業を踏まえた製作や制作などの学習活動が全体を通して取り上げられている。
教図 技術にかかわる倫理観や知的財産を尊重する態度をはぐくむ学習活動が取り上げられている。
開隆堂 「学習のまとめ」の中に、技術にかかわる倫理観や規範意識をはぐくむ学習活動が取り上げられている。
体験活動の充実
東書
基礎的・基本的な知識や技術の習得のために、実験や実習など実践的・体験的な学習活動が盛り込まれている。
教図
基礎的・基本的な知識や技術の習得のために、実験や実習など実践的・体験的な学習活動が盛り込まれている。
開隆堂 技術を適切に評価し活用する能力を養うことをねらいとした実践的・体験的な学習活動が盛り込まれている。
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
東書 全編を通して、持続可能な社会の構築に向け環境や生命を思いやる態度の重要性が記載されている。
教図 生物育成の技術を中心として、グローバルな視点で生命、自然、環境との共生が取り上げられている。
開隆堂 「生物育成技術の性質」の中で、生物育成のモラルとして、いのちの大切さや生命の尊厳が記載されている。
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
東書
地球環境と食料輸入や世界の二酸化炭素排出量等、社会の一員として国際的視野を広げる学習題材が取り上げら
れている。
教図
生物資源生産と食料問題やICTの国際競争力等、グローバルな視点から現代の技術の課題や技術にかかわる倫理観
について考える内容が取り上げられている。
技術にかかわる倫理観や規範意識をはぐくむために、各章末の「学習のまとめ」の中で「生活に生かそう」とい
開隆堂 う学習題材が取り上げられている。
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
東書
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
ものづくりや生物育成の学習を生活に生かす実践例として、地域とのふれあいが学習題材に取り上げられてい
る。
教図
実践的・体験的な学習を通して、働くことの大切さを身に付けるための学習題材が盛り込まれている。
社会に貢献できる力を育てるために、技術の進歩と未来について考え、社会の一員としての生き方を考える学習
開隆堂 題材が取り上げられている。
技術−5
3 内容
大 小
区
項 項
分
目 目
調査研究事項
具体的な項目例
技術史や技術の進歩についての記述箇所数
(コラムを含む)
神奈川のテクノロジーやマテリアルに関する記
2
学習に対する関心をもたせるための 述箇所数(コラムを含む)
学習題材を取り上げている箇所数
先進的なテクノロジーについての記述箇所数
Ⅰ 3
(学習のガイダンス的な内容について (コラムを含む)
取り上げている箇所数)
小学校の学習項目との接続についての記述箇
4
所数
他教科との関連や、家庭分野との関連について
5
の記述箇所数
基礎的・基本的な知識を身に付けるための学習
6
基礎的・基本的な知識・技術を取り上 題材(学習活動)数
Ⅱ
げている箇所数
基礎的・基本的なスキルを身に付けるための学
7
習題材(学習活動)数
1
東書
教図
開隆堂
14
16
17
2
4
6
29
59
16
64
33
8
11
2
6
17
5
39
38
43
63
47
38
55
4
0
8
実習・実験題材例数
7
11
10
製作・制作題材例数
30
8
Ⅲ
9
ものづくりなどの実践的・体験的活動
を取り上げている箇所数
23
84
30
67
80
事故防止・安全に関する記述箇所数
34
30
33
10
協同・分担・協業についての記述箇所数
13
3
7
11
テクノロジーの総合的な比較検討に関わる学習
題材(学習活動)数
4
4
21
技術と社会や環境についてのかかわ
12 りを取り上げている箇所数
Ⅳ
(持続可能な社会の構築について取
内
13 り上げている箇所数)
容
テクノロジーの環境的側面についての記述箇所
数
テクノロジーの経済的側面についての記述箇所
数
テクノロジーの社会的側面についての記述箇所
14
数
教科特有の言語活動を生かして思考・判断・表
現する学習題材(学習活動)数
15
(製作図、工程表、フローチャート、回路図、栽
技術を適切に評価し活用する能力を 培計画等)
はぐくむ学習題材を取り上げている箇 先人の思考をなぞることにより思考・判断・表現
所数
する学習題材(学習活動)数
Ⅴ 16
(思考・判断・表現の能力を養う題材 (製作・制作記録等を読み取り、設計の意図や
を取り上げている箇所数・言語活動の 工夫されている点を取り入れる活動)
充実を含む)
経験に着目した能力の育成を図る(意見交換・
17
学習内容のまとめ、検討、発表など)ための学習
活動数
テクノロジーを多角的に比較検討しながら自分
なりに意思決定するための学習題材(小題材)
数
18
19 技術を適切に評価し活用する態度を 技術にかかわる倫理観に関する記述箇所数
はぐくむ学習題材を取り上げている箇
Ⅵ
所数
新しい発想を生み出し活用しようとする態度に
20 (主体的に学ぶ意欲・態度を養う題材
関する記述箇所数
を取り上げている箇所数)
学習を通して自らの生き方について考える学習
21
題材(学習活動)数
22
職業観や勤労観に関する記述箇所数
発展的な内容を取り上げている箇所 専門的な内容、高等学校の学習との関連を含
Ⅶ 23
数
む記述箇所数
17
46
10
29
19
14
3
7
11
12
7
29
13
30
8
47
8
37
13
10
16
17
31
14
41
30
18
40
19
89
24
57
46
3
1
9
6
0
5
2
11
54
60
141
2
◎ 神奈川に関連する内容の具体
東書
リユースカップ(横浜、p.18)湘南エコウェーブ(湘南地区、p.144)
「総合的病害虫管理」の写真3(口絵3)、三浦大根(三浦、p.152)、大根栽培適期グラフ(横浜、p.155)、発芽適温・栽培適温グラフ
(横浜、p.156)
風力発電(横浜、見返し2)、マリンタワーの構造(横浜、p.35)、深絞り・へら絞り(川崎、p.83)、きさげ加工(横浜、p.83)、扇島太陽光
開隆堂
発電所完成予想図(川崎、p.90)、コマツナの主産地としての紹介(神奈川、p.142)
教図
技術−6
4 構成・分量・装丁
小
区分 項
調査研究事項
目
1 総ページ数
構
成
・
分
量
・
装
丁
具体的な項目例
教図
251
2 前回検定教科用図書との総ページ比較(増加ページ数) ※教図は、前回は発行されていない。
3
4
5
6
7
8
9
10
11
東書
学習のガイダンス的な内容に関するページ数
A材料と加工に関する技術を取り扱っているページ数
Bエネルギー変換に関する技術を取り扱っているページ数
C生物育成に関する技術を取り扱っているページ数
D情報に関する技術を取り扱っているページ数
(内数)ディジタル作品の設計・制作に関するページ数
(内数)プログラムによる計測・制御に関するページ数
口絵(見返し)のページ数
教科用図書の大きさ
250
247
1 ***
***
21
72
56
34
62
20
14
62
開隆堂
255
238
17
10
72
52
50
57
20
15
57
6
18
70
44
38
81
13
15
81
10
4
B5判
B5判
B5判
東書
教図
開隆堂
5 表記・表現
小
区分 項
目
1
表
記
・
表
現
2
3
4
5
6
7
8
9
調査研究事項
具体的な項目例
本文中の図・表・参考資料・写真の数(イラスト・カットの中で、取り扱っている内容に関
連するものを含む)
学習マークの種類
各学習マークの出現数
問題解決的な学習活動の数(生活を工夫し創造する能力をはぐくむ目的)
言語活動の充実に資する学習活動の数
文章表現や用語の使用
漢字・かなの適切な使用
文字・図の見やすさ、ページの割付
最新の情報に基づく表記(単位・図記号・用語など)
学習のガイダンス的な内容が全体に占める割合
A材料と加工に関する技術の内容が全体に占める割合
Bエネルギー変換に関する技術の内容が全体に占める割合
C生物育成に関する技術の内容が全体に占める割合
D情報に関する技術の内容が全体に占める割合
技術−7
1348
20
1249
1437
16
22
41
37
81
60
別表
51
47
適
適
適
適
適
適
適
適
8.4%
28.7%
22.3%
13.5%
24.7%
適
適
適
適
4.0%
29.1%
21.1%
20.2%
23.1%
7.1%
27.5%
17.3%
14.9%
31.8%
◎ 学習マークの出現数(内訳)
東書
教図
目標
32 ワンポイント
チェック
リンク
ポイント
発展
?
資料
実験
観察
安全
基礎技能
環境
ひとくちmemo
マナー
伝統文化
振り返ろう
技術のとびら
関連
消費者
PC.NET
23
87
28
2
15
25
1
6
34
22
18
69
5
8
8
19
5
4
1
参考
関連学習
コツ
発展
注意
資料
実験
実習
安全
?考えよう
!やってみよう
話し合おう
調べよう
注
別法
技術−8
開隆堂
2
1
17
42
11
32
2
4
6
1
25
15
1
16
71
2
学習の目標
目標
参考
リンク
振り返り
発展
?
ウォッチング
実験
観察してみよう
安全
考えてみよう
環境
豆知識
調べてみよう
情報モラルリンク
思い出してみよう
話し合ってみよう
工夫してみよう
見つけてみよう
やってみよう
発表してみよう
学習のまとめ
100
76
76
23
2
42
18
4
1
33
35
20
218
17
9
3
12
20
6
5
1
4
【資料Ⅰ】
教科種目名《技術・家庭(家庭分野)
》
発行者の略号
東書
教育基本法、
○教育基本法に示されている「自主及び自律の精神」に関連して、自分の成長の振り
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
新しい技術・家庭 家庭分野
返りと将来への展望が持てるような内容が取り上げられている。
○教育基本法に示されている「体系的な教育」に関連して、小学校で学習したことが
「振り返ろう」のマークで示され、小学校での学びを振り返る機会をつくり中学校
の学習との関連が図られている。
○学校教育法に示されている「思考力・判断力・表現力」に関連して、問題解決的な
学習や「学んだことを発表しよう」
「実践のまとめと発表の仕方」といった記録や
説明を行う言語活動など習得した力を活用する実践の題材が取り上げられている。
○学習指導要領の技術・家庭科の目標に示されている「進んで生活を工夫し創造する
能力と実践的な態度を育てること」に関連して、生活に直結している内容や家庭や
地域での実践のための体験的な課題が具体的に設けられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、資料が
「伝統文化」のマークを付けて掲載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(家庭−4∼家庭−5)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」に関連して、男女共同参画社会の資料やユニバーサルデザインにつ
いての写真が掲載されている。
○「たくましく生きる力」に関連して、消費生活と環境の学習内容では、意志決定の
プロセスや循環型社会を目指した実践について取り上げられている。
○「社会とかかわる力」に関連して、地域の人と支え合う活動例や幼児との触れ合い
体験の具体例が示されている。
内
容
○衣食住などに関する実践的・体験的な活動として製作や調理、観察・実験、調査な
どの実習例が示されており、
「生活の課題と実践」や「幼児とふれ合おう」では生
徒の実態や家庭・地域の実情に合わせて扱えるような活動が設けられている。また、
実習の際に安全・衛生について配慮すべき点がマークで示されている。
○基礎的・基本的な技術の確認ができるように、
「基礎技能」の見出しをつけたペー
ジや学習のまとまりごとに「目標」
「チェック」
「学習のまとめ」が設けられている。
○巻頭に「食育の広場」
「地球に暮らすわたしたち」というページが見開きで設けら
れている。また、食生活を取り巻く問題や持続可能な社会を目指した視点の学習が
衣食住、消費生活の学習の様々な場面で繰り返し取り上げられている。
○家族が暮らしやすい住まいの工夫として、住生活と環境の視点からの気候風土に合
わせた住まいの工夫の事例や、地震・火災対策や防犯に関する内容が写真や図を用
いて示されている。
○神奈川に関連することとして、郷土料理の資料に神奈川県の「あじのおしずし」が、
また、和服の伝統文化の資料として「横浜市のシルク博物館」が掲載されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(家庭−6)に記載。
構 成
分 量
装 丁
○家族・家庭や衣食住、消費・環境の必修内容が先に配置され、選択の内容「生活の
課題と実践」のページは最後にまとめて配置されている。
○再生紙・植物油インキ使用、カラーバリアフリーを含むユニバーサルデザインに配
慮していると表記されている。
表記・表現
*詳細のデータは、資料Ⅱ(家庭−7)に記載。
○資料、表、グラフ、写真、学習マークが用いられ、小学校の家庭科の教科書で用い
られたキャラクターが「振り返ろう」のマークに使われている。
○基礎技能のページにインデックスが付けられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(家庭−7)に記載。
家庭−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《技術・家庭(家庭分野)
》
発行者の略号
教図
教育基本法、
○教育基本法に示されている「自主及び自律の精神」に関連して、中学校での3学年
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
技術・家庭 家庭分野
間の学習を見通して将来の社会生活を意識する内容が設けられている。
○教育基本法に示されている「体系的な教育」に関連して、調理や被服製作の内容を
中心に「復習」マークが付けられ、小学校家庭科で学習した内容をもう一度確認す
ることが記載されている。
○学校教育法に示されている「思考力・判断力・表現力」に関連して、ロールプレイ
ングや地域の人へのインタビューなどの言葉を使った体験的な活動や、話し合った
り考え合ったりできる課題が取り上げられている。
○学習指導要領の技術・家庭科の目標に示されている「進んで生活を工夫し創造する
能力と実践的な態度を育てること」に関連して、
「!やってみよう」
「つくってみよ
う」など家庭や地域の生活の場面で活用できる実践的・体験的な課題や問題解決的
な学習が取り上げられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、衣食住
や家族の学習の中で日本や世界の伝統や文化についての資料が掲載されている。
*詳細は、資料Ⅱ(家庭−4∼家庭−5)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」に関連して、男女共同参画社会についてのコラムや児童憲章、子ど
もの権利条約など子どもの人権に関する資料が掲載されている。
○「たくましく生きる力」に関連して、国際社会や環境とのかかわりを考えて行動で
きる消費市民として権利と責任についての内容や資料が示されている。
○「社会とかかわる力」に関連して、身近な地域活動への参加や将来の自分と家族や
地域の人々とのかかわりを考える課題が取り上げられている。中学生が幼児や高齢
者と一緒に活動をしている写真が掲載されている。
内
容
○実践的・体験的に学習が進められるように「Q」
「実習」
「!やってみよう」などの
実習例が設けられており、調理実習や被服実習、幼児のふれ合い実習などの際の安
全・衛生について配慮すべき点が記載されている。
○基礎的・基本的な技術の確認のために、調理の基礎、製作実習の基礎が示され題材
の冒頭に「キーワードチェック」欄や、各内容の終わりに「確認問題」が設けられ
ている。
○消費生活と環境とのかかわりについての統計資料やグラフを掲載し、環境問題や持
続可能な社会のための具体的な実践について、学習全般で取り上げられている。
○住まいの安全に関する資料の中で、家全体のイラストに、原因別に色分けされた家
で起こる事故の例や、快適な室内環境の工夫例が書き込まれた資料が見開きページ
に掲載されている。
○神奈川に関連することとして、全国各地のおもな郷土料理の資料に神奈川県の「し
らす丼」が、掲載されている。
構 成
分 量
装 丁
表記・表現
*詳細のデータは、資料Ⅱ(家庭−6)に記載。
○家族・家庭や衣食住の必修内容の記載の次のページに、それぞれに関連する選択内
容「生活の課題と実践」のページが、配置されている。
○学習題材ごとに「導入の課題・図・本文」という同じレイアウトで構成されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(家庭−7)に記載。
○資料、表、グラフ、写真、学習マークが用いられている。
○導入課題に中学生に馴染みのあるアニメマンガが使われたり、また、吹き出しを付
けたイラストが用いられたりしている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(家庭−7)に記載。
家庭−2
【資料Ⅰ】
教科種目名《技術・家庭(家庭分野)
》
発行者の略号
開隆堂
教育基本法、
○教育基本法に示されている「自主及び自律の精神」に関連して、小学校家庭科の学習
を踏まえ、自分の成長と家族のかかわり、これからの自分の未来について考える題材
が取り上げられている。
○教育基本法に示されている「体系的な教育」に関連して、衣服の補修やミシンを使う
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
技術・家庭 家庭分野
題材等の場面で、
小学校での学習を生かして連続的に学習を進めていくように示され
ている。
○学校教育法に示されている「課題を解決するための思考力・判断力・表現力」に関連
して、題材の中で、理解したことや感じたことのまとめ方の工夫や、実習計画表など
家庭科としての言語活動の例が示されている。
○学習指導要領の技術・家庭科の目標に示されている「進んで生活を工夫し創造する能
力と実践的な態度を育てること」に関連して、家庭や地域の中での体験・実践する課
題「やってみよう」
「生活に生かそう」など、学んだことを生活の場で活用するため
の問題解決的な学習が取り上げられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、衣食住の
生活に関わる日本や世界の伝統文化の資料や写真が示されている。
*詳細は、資料Ⅱ(家庭−4∼家庭−5)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」に関連して、子どもの人権、男女共同参画社会やノーマライゼーショ
ン社会についての写真や資料が掲載されている。
○「たくましく生きる力」に関連して、よりよい消費者のための実践的な学習課題や環
境への影響を考えた消費生活に関する資料が取り上げられている。
○「社会とかかわる力」に関連して、中学生が地域の高齢者や幼児と触れ合う写真や、
家族が地域の中で交流し支え合う活動例が示されている。
内
容
○衣食住などに関する実践的・体験的な活動として実習・実験例を始め、
「やってみよ
う」などの実践課題が示されており、
「生活の課題と実践」や「幼児とふれ合い体験」
では生徒や学校の実情に合わせて扱える具体例が示されている。また、作業を安全・
衛生的にすすめるために注意することがらについて「安全」
「衛生」のマークが付け
られている。
○基礎的・基本的な知識の定着を図るために、学習のまとまりごとに「学習の目標」
「ふ
り返り」が、内容のまとまりごとに「学習のまとめ」が設けられている。
○広い視点をもって探究的に生活を考えるための資料として「ウオッチング」
「発展」
「参考」が設けられ、食料問題や循環型社会などが取り上げられている。
○安全を考えた室内環境に関連して、人体に影響のある室内空気の汚染の要因について
の資料や、騒音計を使って日常生活の音を調べる実験が掲載されている。
○神奈川に関連することとして、子どもに関する条例、憲章が制定されている自治体に
「川崎市」が、郷土料理の資料として「けんちん汁」が、また、肉の利用の資料の中
で「高座豚」が紹介されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(家庭−6)に記載。
構 成
分 量
装 丁
表記・表現
○家族・家庭や衣食住、消費・環境の必修内容が先に配置され、選択の内容「生活の課
題と実践」のページが最後にまとめて配置されている。
○環境に配慮した用紙、インキ使用と表示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(家庭−7)に記載。
○資料、表、グラフ、写真、学習マークが用いられている。
○関連したページに豆知識が、食の内容の左ページ下には食材の写真が掲載され、実習
例にはインデックスが付けられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(家庭−7)に記載。
家庭−3
【資料Ⅱ】
教科種目名《技術・家庭(家庭分野)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養
うこと。
基礎的・基本的な知識・技術を確実に習得できるように基礎技能をまとめたページが設定されている。また、健康
東書 な食生活・食習慣を身に付けるために食育に関する内容が取り上げられている。
教図
科学的な理解を促すための、グラフや表などの資料が掲載されている。また、健康な食生活を目指し、栄養や献立
の学習についての実習課題が設けられている。
調理や製作に関する基本的な知識・技術を視覚的に理解ができるように写真が掲載されている。また、「健康と食
開隆堂 生活」「日常着の手入れ」「快適な住まい」等の学習の中で健康な生活に関する内容が取り上げられている。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関
連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
東書
自主自律に向けて自分の成長を振り返り、将来への展望がもてるような学習課題が設定されている。また、働いて
いる人たちの姿の写真が掲載され、学んだことを社会で生かすことの大切さが巻末に取り上げられている。
教図
将来への展望が持てるように、社会人として活躍する写真や家族を作っていく姿のイラストが「人生のお祝い事」
「将来の自分と家族、地域のかかわり」の資料の中で掲載されている。
中学生がこれからの未来に向かって自主自律を考える手がかりとなるように、各種の職業で活躍している人たちか
開隆堂 ら中学生へのメッセージが掲載されている。
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画
し、その発展に寄与する態度を養うこと。
東書
男女共同参画社会基本法に関する資料を扱い、子育てや介護にかかわることの大切さについて取り上げられてい
る。また、作業における男女やグループでの協力に配慮した写真・イラストが掲載されている。
教図
男女共同参画社会の実現にかかわる育児・介護休業法についての資料が掲載されている。また、世界的に豊かな社
会の形成のためにフェアトレード(公平な貿易)について消費生活に関する内容の中で取り上げられている。
男女共同参画社会についての資料や両性での子育て事例等が取り上げられている。また、男女の平等や自他との協
開隆堂 力に配慮した、実習や地域活動などの学習場面の写真・イラストが掲載されている。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
持続可能な社会を目指して実践に結びつける視点から「地球に暮らすわたしたち」のページが設けられ、生活のあ
東書 らゆる場面と結びつけて考えられるように、「環境マーク」で示されている。
教図
日常生活と環境との関わりが具体的につかめるように、イラストや図、グラフ等の資料が掲載されている。また、
衣食住の学習全般の中で、環境に配慮した生活について取り上げられている。
環境の保全に寄与する態度を養うことを目指し、衣食住の学習の中で「環境に配慮した生活」に関連した内容が、
開隆堂 環境マークを付けて取り上げられている。
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展
に寄与する態度を養うこと。
東書
伝統・文化に関する内容に「伝統・文化」のマークを付けて示されている。また、伝統・文化について興味・関心
を持って読むことができる資料「レッツクリック」が掲載されている。
教図
中学生の生活に身近な年中行事を取り上げて、伝統や文化を見つめる資料が取り上げられている。また、他国につ
いての理解を深めるために、世界の民族服や住まいの写真が掲載されている。
日常生活に受け継がれてきている衣食住に関わる我が国の伝統文化について取り上げられている。また「世界の衣
開隆堂 服や住まい」を紹介し、多様な文化についても記載されている。
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教育
が組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずると
ともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。
東書
教図
開隆堂
小学校の学習を振り返るとともに、中学校での3学年間の学習の見通しを持たせることをねらいとしたガイダンス
に関連した内容が取り上げられている。また、主体的に学習に取り組めるように学習のまとまりごとに「目標」
「チェック」「学習のまとめ」が設けられている。
冒頭のガイダンスでは、小学校の振り返りをしながら、中学校3学年間の学習の見通しを持たせ、将来へのイメー
ジが持てるように構成されている。また、自立度チェックやクイズ、中学生に馴染み深いアニメ作品などが取り上
げられている。自ら学習しやすいように「キーワードチェック」「確認問題」が示されている。
小学校の学習を振り返り、中学校3学年間の学習を見通すガイダンスが冒頭に掲載され、巻末には中学校を卒業す
る生徒へのメッセージを載せ、未来へつながるように構成されている。また、生徒がめあてをもって学習に臨める
ように「学習の目標」「導入課題」「学習のまとめ」が示されている。
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させると
ともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に
取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
東書
主体的な問題解決能力の育成を目指し、「課題」「計画」「実行」「評価・反省」の流れを示した実習例が設けら
れている。さらに、言語活動の充実として実践のまとめ方や発表の仕方について取り上げられている。
教図
生徒同士が学び合う場面として、話し合ったり考えたりできる実習やワークなどの実践課題が取り上げられてい
る。また、生活の課題と実践ではテーマを考え実践しやすいように身近な例がマンガ形式で示されている。
学習の最初に、意欲的に学習できるように動機付けとして、身近な生活の中から取り上げた「導入課題」が設けら
開隆堂 れている。また、実習後に理解したことや感じたことのまとめ方の工夫が示されている。
家庭−4
○学習指導要領の教科の目標
生活に必要な基礎的・基本的な知識及び技術の習得を通して、生活と技術とのかかわりについて理解を深め、進んで生活
を工夫し創造する能力と実践的な態度を育てる。
東書
教図
開隆堂
生活と技術の理解を深めるために、「生活アイ」というページを設け、生活に直結している内容が具体的に示され
ている。また、「生活に生かそう」「生活の課題と実践」の中で、進んで生活を工夫し創造する能力と実践的な態
度を育てるための課題が取り上げられている。
「Q」「実習」「!やってみよう」「調べよう」「生活の課題と実践」等の学習課題の中で、実際に活動したり、
考えたり、話し合ったりしながら進んで生活を工夫し創造する能力や、実践的態度が育つことができるように実践
的・体験的な学習が取り上げられている。
「考えてみよう」「やってみよう」の学習課題の中で基礎的な内容を身に付け、それらを生活の中で活用するため
の「生活で生かそう」「生活の課題と実践」等の学習課題が設けられている。また、「発展」の中で家庭での実践
例などの資料が掲載されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
東書
自分の思いや気付きを伝え合う活動やロールプレイングなどの場面で言語活動が取り上げられている。また、調理
用語や衣生活の用語などの独特な言い回しや名称について解説している「言葉のページ」が設けられている。
教図
ロールプレイングやグループでの話合い、地域の人へのインタビューなどの言語活動例が取り上げられている。ま
た、コラム、図・表などの資料を充実させ、読み取って理解を深める学習活動が設けられている。
「話し合ってみよう」という課題を設けて、言語活動が取り上げられている。また、壁新聞やレポート、計画書に
開隆堂 関する内容、ロールプレイング、インタビューの活動など幅広い言語活動が取り上げられている。
伝統や文化に関する教育の充実
東書
食に関して日本各地の郷土料理、地域の伝統野菜の資料、衣に関して和服のたたみ方、浴衣の着方、地域に伝わる
衣の文化等の資料が掲載されている。また、伝統文化のマークを設け、伝統・文化の視点が示されている。
教図
年中行事や人生のお祝いごとを一覧で示したり全国各地のおもな郷土料理が掲載されている。また、身近な和服や
浴衣の着方、たたみ方、日本の伝統的な住まい等についてのイラストや写真が掲載されている。
日常生活に受け継がれてきた衣食住などの伝統文化の伝承の意義を理解し実践できるように、地域の食材と郷土料
開隆堂 理、行事食、伝統に息づく和服の文化、ゆかたを着てみよう等の学習内容、資料が掲載されている。
道徳教育の充実
東書
教図
開隆堂
家庭や地域社会の一員としてともに生きていく態度や、人権を尊重する態度、郷土を愛する心の育成などに関する
課題や資料が取り上げられている。
将来を見通し、自覚をもって主体的に家庭生活を実践する態度が育つように、社会の一員として家族や地域の子ど
も、高齢者に目を向けられるような課題や資料が取り上げられている。
生活の自立の意味を理解し、自立を目指して各自が実践できるように体験的な課題が取り上げられている。また
様々な人とのかかわりの内容を掲載し、自立と共生が理解できるように示されている。
体験活動の充実
東書
基礎的・基本的な知識・技術が習得できるように多様な実践的・体験的な学習活動が取り上げられている。また、
幼児の触れ合い体験について、実情に応じて計画的に実践できるように実習例が示されている。
教図
実感をともなった理解をするために、実践的・体験的な学習の実践例が幅広く取り上げられている。また、幼児の
触れ合い体験の注意やポイントがイラストや写真を用いて示されている。
体験活動がより実践しやすいように、実情に合わせて扱える幅広い実践的・体験的な学習課題が取り上げられてい
開隆堂 る。また、幼児の触れ合い体験について具体的な実践方法が示されている。
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
東書
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
地域や郷土を愛する心の育成や、生命や人の成長の尊厳などの理解をめざして、ユニバーサルデザインや持続可能
な社会についての写真や資料が掲載されている。
教図
自分らしい生き方を考える題材として、こころの豊かさについての海外の事例や子どもの人権、男女共同参画社会
についての資料が掲載されている。
これからの家庭生活や社会のあり方について考えられるように、男女共同参画社会、バリアフリーからユニバーサ
開隆堂 ルデザインへ、国際的な問題など多様性を認め合う共生の視点の資料や学習内容が取り上げられている。
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
東書
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
消費行動の学習場面で、意志決定のプロセスを取り上げたり、食生活や衣生活とも関連させた課題を設定したりし
て、自信を持って物事を判断し、決定、実行できる力を育成するための題材が設けられている。
教図
国際社会や環境とのかかわりについて、考え行動できる消費者市民として、自立を目指した学習課題や資料がイラ
ストなどを用いて取り上げられている。
消費者教育および環境教育について、個々の学習内容と関連づけて環境保全についての意識を高め、循環型社会に
開隆堂 対応していく態度が身に付くような題材が設けられている。
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
東書
教図
開隆堂
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
学んだことを社会に生かして働いている人の写真を掲載したり、地域の人と支え合う活動例や幼児のふれあい体験
を紹介したりするなど、社会の中で自分にできることについて考える場面が設定されている。
将来の自分の家族や家庭について、地域の人々とのかかわりについての課題の中で、生きること、働くこと、地域
への貢献について取り上げ、幼児とのふれ合い体験活動の具体的な活動例が示されている。
幼児とのふれ合い体験活動の具体例を示したり、家族が交流し支え合う地域の活動例を繰り返し取り上げたりして
いる。また、将来の生き方を考える課題として社会で活躍している人のメッセージや資料が掲載されている。
家庭−5
3 内容
1
2
調査研究項目
実践的・体験的活動を取り上げている箇所数
(製作実習、調理実習、整備・操作、実験、観察、見学、調査・研究等)
基礎的・基本的な知識・技術の定着を取り上げている箇所数
(学習を振り返ろう、学習したことを確かめよう、チェック、確認問題、ふり返り キーワードチェック等)
3
家族・家庭に関連した内容を取り上げている箇所数
4
衣生活に関連した内容を取り上げている箇所数
5
食生活に関連した内容を取り上げている箇所数
6
住生活に関連した内容を取り上げている箇所数
7
消費生活に関連した内容を取り上げている箇所数
8
環境に配慮する内容を取り上げている箇所数
9
安全・衛生に配慮する内容を取り上げている箇所数
10
11
12
13
食育、地域の食材、伝統料理等
問題解決的な学習活動を取り上げている箇所数
(課題発見→計画、実践、評価、改善→課題解決)
家庭や地域社会での実践と結びつくように働きかけている箇所数
(生活に生かそう、やってみよう 等)
学習したことを深めたり広げたりするための活動を取り取り上げている箇所数
(調べてみよう、考えよう、工夫しよう、まとめよう 等)
学習したことを深めたり広げたりするための資料を取り上げている箇所数
(クリック、参考、コラム、ウオッチング 等)
東書
教図
開隆堂
69
63
82
72
63
73
43
59
43
35
28
38
64
71
78
18
15
15
32
35
31
31
27
29
22
14
14
13
6
22
25
26
37
39
37
50
59
69
58
7
8
11
14
学習指導要領に示されていない発展的な内容を取り上げている箇所数
15
ガイダンス的内容として活用できる箇所数
29
15
26
16
小学校との関連を取り上げている箇所数
17
9
8
17
他教科との関連を取り上げている箇所数
12
4
5
18
言語活動の充実を図るための内容を取り上げている箇所数
(話し合ってみよう、発表しよう、言葉のページ、等)
23
33
52
19
神奈川に関連することを取り上げている箇所数
2
1
3
※14学習指導要領に示されていない発展的学習内容の具体例
・お菓子を作ろう(75)・世界の民族衣装(102)・世界のいろいろな住まい(126)・緑のカーテン(138)
東書 ・かさね色目(158)・赤ちゃん−人間の育ちの始まり(196)・ユニセフの活動(201)
・自己決定のプロセスを考えよう(28)・子どもの健やかな成長のために(58)
・世界のいろいろなめん料理(141)・味といっしょに楽しもう(143)
教図 ・世界の民族服(158)・世界各地の住まい(181)
・マンガやアニメの主人公は、どのような住まいで暮らしているの?(187)
・お金とのつきあい方を考えよう!(238)
開隆堂
・子どもの健やかな成長のために(60)・家族が交流し、支え合う地域の活動(62)
・世界の子どもたちは、今(64)・食品に含まれる成分を目で見て確かめよう(76)
・「おいしさ」とは(108)・弁当をつくろう(130)・お菓子をつくろう(132)
・洗濯排水の汚れぐあいを調べてみよう(170)・ユニバーサルファッション(172)
・世界の衣服と住まい(202)・広がる環境問題(236)
※19神奈川に関連することを取り上げている具体例
東書 ・日本各地の郷土料理:あじのおしずし(79) ・地域に伝わる和服の文化:横浜市シルク博物館(101)
教図 ・全国各地のおもな郷土料理:しらす丼(139)
開隆堂
・子どもに関する条例・憲章が制定されている自治体:川崎市(63)
・郷土料理:けんちん汁(9) ・各地域で生産されている肉の利用:高座豚(113)
家庭−6
4 構成・分量・装丁
調査研究項目
1 総ページ数
本文ページの中で必修の指導内容に関するページ数
内容A:家族・家庭と子どもの成長に関するページ数
2 内容B:食生活と自立に関するページ数
内容C:衣生活・住生活と自立に関するページ数
内容D:身近な消費生活と環境に関するページ数
3 本文ページの中で選択の指導内容(生活の課題と実践)に関するページ数
4 本文ページ全体に対する必修のページの割合(%)
5 目次のページ数
6 さくいんのページ数
7 見返し(前・後)、口絵、ガイダンス他のページ数
8 折り込み見開きの箇所数
9 見開きの箇所数
10 体裁がよく堅牢である
・総ページ数の増減
11 23年度版教科書との比較 ・必修ページの割合の増減
東書
258
216
46
72
68
30
11
95%
2
4
24
1
50
適切
+6.6%
+22%
教図
開隆堂
286
266
256
222
56
50
78
80
76
60
46
32
12
16
96%
93%
2
2
2
2
12
23
2
1
56
46
適切
適切
+9.9%
+22%
東書
23
21
18
138
35
適切
適切
適切
適切
教図
開隆堂
14
19
28
29
11
21
111
189
33
39
適切
適切
適切
適切
適切
適切
適切
適切
5 表記・表現
調査研究項目
1
2
3
4
5
6
7
8
9
学習マークの種類の数
グラフの数
表の数
写真が入っているページ数
資料・参考の数
文章表現や用語などの使用
漢字・かなづかい・記号・計量単位などの使用
文字や図版の印刷
文字の大きさ・字間・行間・書体・色の使い方
【学習マークの具体例】
東書
マークの種類
目標
チェック
リンク
関連
振り返ろう
?
資料
実験
観察
安全
衛生
ポイント
環境
消費者
マナー
伝統文化
コンピュータ
ひとくちmemo
発展
生活アイ
基礎技能
レッツクリック
学習のまとめ
回数
36
15
55
4
18
19
39
4
1
10
9
29
13
4
3
13
1
75
7
1
7
4
4
教図
マークの種類
Q
ポイント
実習
発展
!やってみよう
?考えよう
調べよう
話し合おう
まとめよう
参考
復習
確認問題
ふり返ろう
安全
家庭−7
回数
47
40
20
10
5
14
11
1
1
36
8
4
1
1
開隆堂
マークの種類
学習の目標
考えてみよう
話し合ってみよう
やってみよう
調べてみよう
確かめよう
?
実験
実習例
ふり返り
リンク
安全
衛生
環境
参考
ウオッチング
発展
豆知識
学習のまとめ
回数
67
19
26
12
7
5
21
4
3
21
57
7
1
1
43
10
11
83
4
【資料Ⅰ】
教科種目名《外国語(英語)
》
発行者の略号
東書
書 名
教育基本法、
学校教育法
及び
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」に関連して、日本の伝統文化であ
る折り紙を外国人に紹介し、町のお祭りの場面では、ゆかたや金魚すくいが扱われ
るなど、自国の文化について再認識する教材が取り上げられている。
学習指導要領
との関連
○教育基本法に示されている「体系的な教育」に関連して、1年生では外国語活動を
踏まえた課題、2、3年生では自学自習の態度の育成と高等学校へ接続する課題が
NEW HORIZON English Course
取り上げられている。
○学校教育法に示されている「主体的に学習に取り組む態度」に関連して、ALT への
質問や Show & Tell による身近なものの紹介を通じ、主体的に活動する態度を養う
課題が取り上げられている。
○学習指導要領の外国語科の目標に示されている「積極的にコミュニケーションを図
ろうとする態度」に関連して、話すことや書くことを中心に、自分の考えを相手に
正しく伝える活動が取り上げられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「言語活動」に関連して、話すこと
においては、反復学習で身に付けた表現について問答したり、対話したりしながら
定着を図るように課題が設定されている。また、書くことにおいては、レッスンの
まとめの活動として、様々な題材をもとに自分の考えを書く活動が取り上げられて
いる。
*詳細は、資料Ⅱ(英語−7∼英語−10)に記載。
かながわ教育
○「思いやる力」に関連して、聴覚障害者によるミュージカルや外国人力士を扱うな
ビジョンとの
関連
ど、視点に工夫して他者の尊重や多様性を認め合う教材が取り上げられている。
○「たくましく生きる力」に関連して、会話や応答文の形式を用いて、他者と関わり
合いながら公共心をはぐくむ課題が取り上げられている。
○「社会とかかわる力」に関連して、将来の生き方について考え、自分の夢をふくら
ませる課題が取り上げられている。
内
容
○「聞くこと」では、各レッスンに活動が設定されている。例えば、空港や機内での
アナウンスを聞き取る等、学習した内容を確認できるように課題が設定されている。
○「話すこと」では、1年生では、自分の考えを相手に正確に伝える活動を設定し、
2・3年生では自分の考えをまとめて発表できることを目標にした活動が設定され
ている。
○「読むこと」では、物語や説明文の内容を正確に読み取れるように、日本語や英語
の質問に答え、空欄箇所を補充してあらすじを完成する課題が設けられている。ま
た、物語の中で特に心に残った英文を抜き出し、物語の続きを考える設問も設定さ
れている。
○「書くこと」では、レッスンのまとめの活動として、文法を意識した書く活動が取
り入れられている。
○「小学校外国語活動との関連」では、入門期において、小学校での活動を振り返り、
音と文字との関連について取り上げられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−11∼英語−17)に記載。
○体裁はB5判で、
「この教科書は再生紙・植物油インキを使用しています。
」
「この
構 成
分 量
装 丁
表記・表現
教科書はカラーバリアフリーを含むユニバーサルデザインに配慮しています。
」と
表記されている。
○レッスンの後には、聞くこと・話すこと・書くことなどの活動が設定されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−18)に記載。
○「聞く・話す・読む・書く」活動はそれぞれの記号で示されている。
○表現活動に用いる単語などが記号や四角囲みで整理されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−18)に記載。
英語−1
【資料Ⅰ】
教科種目名《外国語(英語)
》
発行者の略号
開隆堂
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」
「我が国と郷土を愛する」に関連
して、外国人に寿司を紹介する場面や日本食が世界でブームになっていることが取
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
SUNSHINE ENGLISH COURSE
り上げられている。また、日本の伝統的なおもちゃであるけん玉とヨーヨーを比較
しながら、
自国の文化だけでなく他国の文化にも目を向ける課題が設定されている。
○教育基本法に示されている「体系的な教育」に関連して、2∼4レッスンごとに到
達目標として“My Project”が設定され、スピーチなど自己表現活動が取り上げら
れている。
○学校教育法に示されている「思考力、判断力、表現力」に関連して、表現力をはぐ
くむために英文で日記やEメールを書く活動が、また、思考力や判断力を養うため
にディベート活動が取り上げられている。
○学習指導要領の外国語科の目標に示されている「*聞くこと、話すこと、読むこと、
書くことなどのコミュニケーション能力の基礎」に関連して、それぞれのレッスン
に設定された基本練習を通して、英語に慣れ親しませながら、4つの技能が総合的
*
に取り扱えるように構成されている。( 下線部を4つの技能という)
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「道徳教育」に関連して、自然愛護、
逆境を乗り越えて生きる力、郷土を愛する心、ボランティア活動など道徳教育につ
ながる教材が取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(英語−7∼英語−10)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」に関連して、国内外の福祉に関する話題を取り上げるなど、他者を
思いやる気持ちを主題にした教材が取り上げられている。
○「たくましく生きる力」に関連して、世界の様々な地域が日本と関連付けながら紹
介され、国際理解を促す教材として取り上げられている。
○「社会とかかわる力」に関連して、職場体験や環境保護、ボランティア活動など社
会に貢献できる人材の育成につながる内容が取り上げられている。
内
容
○「聞くこと」では、英文を聞いて正しいイラストを選択したり、表の空欄箇所を補
充したりするなど多様な活動が設定されている。
○「話すこと」では、聞いたり読んだりした内容について問答したり、対話したりす
る活動が設定され、3年間継続して学習ができるように構成されている。
○「読むこと」では、物語や説明文の内容をより深く理解するための質問や本文の内
容と合致する英文を選ぶ設問が設定されている。
○「書くこと」では、短文から徐々に長文にステップアップしていく活動が設定され、
自分の考えや事実を学習した内容に合わせて表現できるように構成されている。ま
た、話す・読む活動と統合して、メモを取ったり、感想などを書いたりする活動も
取り上げられている。
○「小学校外国語活動との関連」では、入門期において、外国語活動で培った話す力
や聞く力を確かめられる教材が取り上げられている。
*神奈川に関連することについては、英語−17 に記載。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−11∼英語−17)に記載。
○体裁はAB判で、
「この教科書は環境に配慮した用紙やインキを使用しています。
」
構成・分量
装丁
表記・表現
と表記されている。
○レッスンにある各パートは、基本文・言語活動の課題・本文・語句などから構成さ
れている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−18)に記載。
○キャラクターの吹き出しによりワンポイントアドバイスが示されている。
○「聞く・話す・読む・書く」活動はそれぞれの記号で示され、日本語による表記が
加えられている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−18)に記載。
英語−2
【資料Ⅰ】
教科種目名《外国語(英語)
》
発行者の略号
学図
教育基本法、
○教育基本法に示されている「職業及び生活との関連」
「自主及び自立の精神」に関
学校教育法
及び
書 名
TOTAL ENGLISH New Edition
連して、職場訪問を通して視野を広める内容や世界の偉人の生き方に共感し、個人
の能力を伸長することにつながる課題が取り上げられている。
学習指導要領
○教育基本法に示されている「心身の発達に応じて」に関連して、日本文化の紹介や
との関連
異文化理解、環境、生命の尊厳など、発達段階に応じた教材が取り上げられている。
○学校教育法に示されている「思考力、判断力、表現力」に関連して、表現力をはぐ
くむために伝統文化の紹介や尊敬する人物について書く活動が、また、思考力や判
断力を養うために世界の偉人の生き方を取り上げた教材が設定されている。
○学習指導要領の外国語科の目標に示されている「積極的にコミュニケーションを図
ろうとする態度」に関連して、グループワークによる対話活動やインタビュー内容
を考えるなど他者とのかかわりを意識した活動が取り上げられている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、我が国
の伝統的なスポーツや漫画、アニメ、日本映画の紹介が教材として取り上げられて
いる。
*詳細は、資料Ⅱ(英語−7∼英語−10)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」に関連して、実物の点字を掲載して体験できるようにしたり、柔道
を学ぶ外国人女性が話題の中で登場したりするなど、共生について考える教材が取
り上げられている。
○「たくましく生きる力」に関連して、先人の生き方を紹介した文章を読み、
「生き
ること」について考える教材が取り上げられている。
○「社会とかかわる力」に関連して、日本文化について理解を深める内容が扱われて
おり、日本人として国際社会で活躍する喜びが教材として取り上げられている。
内
容
○「聞くこと」では、会話を聞き取り、その内容を問う質問に答える活動のほかに、
リズムやアクセントに注意して英文を聞く活動なども設定されている。
○「話すこと」では、
「Talking Time」という話すことに関連したコーナーが設けら
れ、グループワークによる対話活動が、基礎から発展まで段階的に設定されている。
○「読むこと」では、説明文や対話文、物語などについて、内容を正しく理解し、感
情豊かに音読できるように課題が設定されている。また、物語の主人公の気持ちに
なって返事の手紙を書いたり、主人公にインタビューするための質問を考えたりす
る課題も取り上げられている。
○「書くこと」では、1年生から3レッスンごとに自分の考えを発表する活動が設定
されており、英語で手紙や日記、記事などを書く活動が設定されている。
○「小学校外国語活動との関連」では、入門期において、小学校での活動の復習とし
て、音声とイラストを一致する活動が設定されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−11∼英語−17)に記載。
構 成
分 量
装 丁
表記・表現
○体裁はB5判で、
「この教科書は、色覚の個人差を問わず、できるだけ多くの人に
見やすいように配慮して作成しました。NPO 法人カラーユニバーサルデザイン機構
(CUDO)の認証を取得する予定です。
」
「この教科書は環境に配慮した紙と大豆油イ
ンキを使用しています。
」と表記されている。
○1∼2レッスンの後には、読み物資料や基本表現などを整理したページが掲載され
ている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−18)に記載。
○ペアやグループなど活動グループの大きさが記号によって示されている。
○聞く活動では、3種類の記号を用いて聞き取りのポイントが示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−18)に記載。
英語−3
【資料Ⅰ】
教科種目名《外国語(英語)
》
発行者の略号
三省堂
教育基本法、
○教育基本法に示されている「道徳心」に関連して、英語を使って他者と考えや思い
などを共有する活動が取り上げられており、学習を通して他を受け入れたり、尊重
したりする豊かな心を育成することにつながる課題が設定されている。
○教育基本法に示されている「心身の発達に応じて」に関連して、平和や人権につい
て考える教材が取り上げられ、発達段階に合わせて考えられるように題材が配置さ
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
NEW CROWN ENGLISH SERIES
れている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、基礎から発展ま
で段階を追って学習できるように、各レッスンは基礎的な「GET」のページと発展
的な「USE」のページとで構成されている。また、文法の要点を整理復習できるペ
ージが「まとめ」として設定されている。
○学習指導要領の外国語科の目標に示されている「聞くこと、話すこと、読むこと、
書くことなどのコミュニケーション能力の基礎」に関連して、得られた情報や自分
の考えを表にまとめて表現する活動が設定されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、日本の
伝統文化について、イラストや写真を交えながら、四季、食文化、落語などが教材
として取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(英語−7∼英語−10)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」に関連して、人権・平和を教材として取り上げ、3年生の巻末では
これらのテーマについて、自分の考えを述べる課題も設定されている。
○「たくましく生きる力」に関連して、困難に負けず生活する人々の姿が教材として
取り上げられている。
○「社会とかかわる力」に関連して、夢や生き方、社会とのかかわりを考える教材が
取り上げられている。また、科学技術についての知識を扱うなど情報化社会に対応
した内容も設定されている。
内
容
○「聞くこと」では、質問に適切に答えられるように、英語を聞き取る際、メモを活
用することが例示されている。
○「話すこと」では、基本文の一部をイラストで示されている語などに替えて発話す
るなど、様々な場面設定の中で相手に内容を正確に伝える活動が設定されている。
○「読むこと」では、物語や説明文の内容を正しく理解できるように、日本語や英語
の質問に答えたり本文のあらすじをまとめたりする課題が設けられている。また、
物語の主人公の気持ちについて考え、異なる意見文のうちどれに共感するかを考え
る課題も設定されている。
○「書くこと」では、1年生では友だちの紹介など身近な話題についての課題が、2
年生ではスピーチ、3年生では日本の紹介や将来の自分に宛てた手紙文といった社
会や自己の内面にかかわる課題が、学習した内容に合わせて設定されている。
○「小学校外国語活動との関連」では、巻頭からレッスン1∼3までは小学校の外国
語活動での学習を振り返ることができるように構成されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−11∼英語−17)に記載。
構 成
分 量
装 丁
表記・表現
○体裁はB5判で、
「この教科書は、カラーユニバーサルデザインに配慮して編集し
ています。また、環境にやさしい用紙と植物油インキを使用しています。
」表記さ
れている。
○各レッスンの後には、対話活動が行える課題が設定されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−18)に記載。
○練習問題に中には、発展問題が組み込まれており、記号によって示されている。
○「聞く・話す・読む・書く」活動はそれぞれの記号で示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−18)に記載。
英語−4
【資料Ⅰ】
教科種目名《外国語(英語)
》
発行者の略号
教出
教育基本法、
○教育基本法に示されている「伝統と文化の尊重」
「他国を尊重」に関連して、マン
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
ONE WORLD English Course
ガ「鉄腕アトム」がアメリカでも英語版として出版されていることが教材として取
り上げられている。
○教育基本法に示されている「体系的な教育」に関連して、各学年3つのレッスンを
基本に1つのユニットとして構成され、ユニットの終わりには学習した内容を用い
た表現活動や文法のまとめなどが課題として設定されている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、本文の一部の語
を他の語に置き替える練習ができる「Vocab Builder」のコーナーが設定されている。
また、各単元の文法について復習できる「文のつくり方」も各課のまとめとして掲
載されている。
○学習指導要領の外国語科の目標に示されている「積極的にコミュニケーションを図
ろうとする態度」に関連して、学習した内容に合わせたスピーチや会話練習ができ
るように課題が設定されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「体験活動」に関連して、インター
ンシップやホームステイ、国内外の旅行で体験したことなどが教材として取り上げ
られている。
*詳細は、資料Ⅱ(英語−7∼英語−10)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
○「思いやる力」に関連して、地雷廃絶を訴えるテーマなど、いのちの大切さや人権
意識について考える教材が取り上げられている。
関連
○「たくましく生きる力」に関連して、他国の食文化にも関心がもてるように、外国
の料理のレシピを紹介する場面が教材として取り上げられている。
○「社会とかかわる力」に関連して、諸外国と日本の伝統文化を通して、国際社会に
貢献する態度の育成につながる異文化理解が教材として取り上げられている。
内
容
○「聞くこと」では、聞き取った情報を元に、日本語の説明文を完成する活動が設定
されている。
○「話すこと」では、1年生から自分の考えをまとめて発表する活動が設定され、学
習した内容に応じたスピーチができるように課題が設定されている。
○「読むこと」では、説明文や対話文、物語などが取り上げられ、内容を正しく読み
取ることができているかを問う質問が設定されている。また、物語の登場人物の気
持ちの変化をつかんだり、主人公の将来について考えたりする課題も設定されてい
る。
○「書くこと」では、日米の中学生のライフスタイルや職場体験について英語で報告
書をつくる課題が設定されている。また「マッピング」の手法を取り入れ、自分が
書きたい内容の骨子作りをしてから英文を構成する課題が取り上げられている。
○「小学校外国語活動との関連」では、イラストを用いて、小学校で音声として学習
した英単語を、再度学習できる課題が設定されている。
*神奈川に関連することについては、英語−17 に記載。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−11∼英語−17)に記載。
構 成
分 量
装 丁
表記・表現
○体裁はB5判で、
「この教科書はカラーユニバーサルデザインに配慮して、見やす
いカラーデザインになっています。また、環境にやさしい再生紙と大豆油インキを
使用しています。
」と表記されている。
○レッスンにある各パートは、本文・基本文・語句・言語活動の課題などから構成さ
れている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−18)に記載。
○重要構文や文法、音声、つづりの注意事項は、それぞれの記号で示されている。
○キャラクターの吹き出しによりワンポイントアドバイスが示されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−18)に記載。
英語−5
【資料Ⅰ】
教科種目名《外国語(英語)
》
発行者の略号
光村
教育基本法、
○教育基本法に示されている「豊かな情操」
「道徳心」に関連して、人命に限らずペ
ットや動物たちの命の大切さや人間と動物が共存していくことの尊さが教材として
取り上げられている。
○教育基本法に示されている「心身の発達に応じて」
「体系的な教育」に関連して、
友情の大切さをテーマに、3学年間に渡って一貫したストーリーが構成されており、
学校教育法
及び
学習指導要領
との関連
書 名
COLUMBUS 21 ENGLISH COURSE
登場人物の成長が学習者に読み取れるように教材が設定されている。
○学校教育法に示されている「基礎的な知識及び技能」に関連して、学習の定着を図
る「Activity」のページが各レッスンの後に設定されている。また、
「Language Focus」
は文法事項を整理したページとして掲載されている。
○学習指導要領の外国語科の目標に示されている「聞くこと、話すこと、読むこと、
書くことなどのコミュニケーション能力の基礎」に関連して、話すことにおいては、
会話文の一部を他の語に入れ替えて表現力を伸ばす課題が設定されている。
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項である「伝統や文化」に関連して、夏祭り
の場面でゆかたや下駄、盆踊り、年末年始の日本の伝統行事である年越しそばや初
詣などが教材として取り上げられている。
*詳細は、資料Ⅱ(英語−7∼英語−10)に記載。
かながわ教育
ビジョンとの
関連
○「思いやる力」に関連して、杉原千畝について書かれた文を題材にして、平和と人
権について考える教材が配置されている。
○「たくましく生きる力」に関連して、登場人物の体験や成長を通して、生き方につ
いて考える教材が配置されている。
○「社会とかかわる力」に関連して、カンボジアやインドの子どもたちの生活の様子、
フランスの環境問題への取組などの話題を取り上げ、世界の多様な文化や物の見方
を学ぶ内容が教材として取り上げられている。
内
容
○「聞くこと」では、各レッスンに活動が設定され、会話やアナウンス等の聞き取り
から空欄箇所を補充したり正しい答えを選択したりする活動が設定されている。
○「話すこと」では、基本文で学習した内容を会話やスピーチへと発展させる活動が
設定されている。
○「読むこと」では、物語や説明文の内容を正しく読み取れるように、質問や本文の
内容を日本語でまとめる課題が設定されている。また、自分の経験をもとに物語の
主人公への助言を考え、主人公の生き方について感想をまとめる課題も取り上げら
れている。
○「書くこと」では、ALT に自分の町を紹介したり、身近な人へ感謝の手紙を書いた
りする課題が設定されている。また、主題、事実、感想や意見など複数の構成要素
を用いて、まとまりのある文を書く活動が取り上げられている。
構成・分量
装丁
表記・表現
○「小学校外国語活動との関連」では、入門期には、数の言い方や公園の様子を描い
たイラストを通して、英語の音と文字を結びつける活動が設定されている。また、
食べ物やスポーツなど小学校で学んでいる身近な語彙が取り上げられている。
*神奈川に関連することについては、英語−17 に記載。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−11∼英語−17)に記載。
○B5判で、
「この教科書は環境に配慮した紙、植物油インキを使用しています。
」と
表記されている。
○2∼3レッスンごとに到達目標として「Small Goal」のページが設定されている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−18)に記載。
○「聞く・話す・読む・書く」活動はそれぞれの記号で示されている。
○日本語と英語の音声の違いなど発音のポイントを示すのに、複数の記号が使い分け
られている。
*詳細のデータは、資料Ⅱ(英語−18)に記載。
英語−6
【調査Ⅱ】
教科種目名《外国語(英語)》
1 教育基本法、学校教育法及び学習指導要領との関連
○教育基本法第2条及び第6条第2項の内容
第2条 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、
健やかな身体を養うこと。
東書
道徳的な内容の物語や世界の生活を詳しく記述した説明文など、幅広い知識を身に付ける教材が取り
上げられている。
教材は英米圏に偏る事なく、広く世界各地の話題を取り上げ、幅広い教養を取得できるように設定さ
開隆堂 れている。
学図
語彙の充実を図ることにより言語活動を豊かにするコーナーが設置されている。また、意味の上で関
連する単語をまとめるなど、幅広い知識が習得できる課題を設定している。
三省堂
英語を使って他者と考えや思いなどを共有する活動が取り上げられており、学習を通して他を受け入
れたり、尊重したりする豊かな心を育成することにつながる課題が設定されている。
教出
光村
個人の価値を認め合う自己表現活動や自主的に学習できる課題が設定されている。
各単元の終わりには、読み取った内容について自分の意見や感想を述べることで思考力・判断力・表
現力など幅広い知識が習得できる課題が取り上げられている。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及
び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
職場見学や職業についての意見交換、プロとしての生き方など、学習した内容に応じた課題が設定さ
れている。
開隆堂 職業や職場体験学習について取り上げ、働くことの意義について学ぶ課題が設定されている。
職場訪問を通して視野を広める内容や世界の偉人の生き方に共感し、個人の能力を伸長することにつ
学図
ながる課題が取り上げられている。
東書
三省堂
世界の自然や環境保護、災害による人命救助にかかわる職業を取り上げ、勤労の尊さについて学ぶ課
題が設定されている。
教出
将来の夢や就きたい職業について英文で書くなど、学習した内容に応じた課題が取り上げられてい
る。
光村
自然や環境保護、社会平和に寄与した職業について取り上げるなど、自主・自律の精神を養う課題が
設定されている。
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の
形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
東書
外国人に道案内をしたり、国際交流センターで通訳のボランティアに参加したりするなど、社会参画
の教材が取り上げられている。
開隆堂
エコキャップ収集や発展途上国への寄付、ボランティア活動の参加など自他の敬愛と協力を重んずる
内容が取り上げられている。
学図
点字のボランティア活動への参加や国際宇宙センターでの取組など自他の敬愛と協力に関連した教材
が取り上げられている。
三省堂
地球温暖化、地雷除去作業、アメリカの公民権運動など正義と責任を考える教材が取り上げられてい
る。
教出
公共の精神に基づき、主体的に社会参画できるように、環境問題や地雷による被害について考える教
材が取り上げられている。
光村
お年寄りや障害者支援のためのロボットスーツやCO2削減など、主体的に社会参画する内容が取り上げ
られている。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
国立公園などの豊かな自然環境やゴミ問題を取り上げて、環境保全に寄与する態度を育成する課題が
東書
取り上げられている。
人だけでなく動物の命も尊いものとして取り上げられている。さらには自然の大切さについても教材
開隆堂 として設定されている。
学図
世界遺産や映画などの教材を通して、自然保護やエネルギー、環境について考えるように設定されて
いる。
地球の歴史からクリーンアップ活動や環境問題が取り上げられている。また、実際の津波の話などか
三省堂 ら、自然愛護の態度を養う課題が設定されている。
教出
地球温暖化から自然を守り、環境を保全する態度につなげる課題が取り上げられている。また、地雷
問題から命の大切さを学ぶ課題が設定されている。
光村
人命に限らずペットや動物たちの命の大切さや人間と動物が共存していくことの尊さが教材として取
り上げられている。
英語−7
五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会
の平和と発展に寄与する態度を養うこと。
東書
日本の伝統文化である折り紙を外国人に紹介し、町のお祭りの場面では、ゆかたや金魚すくいが扱わ
れるなど、自国の文化について再認識する教材が取り上げられている。
外国人に寿司を紹介する場面や日本食が世界でブームになっていることが取り上げられている。
開隆堂 日本の伝統的なおもちゃであるけん玉とヨーヨーを比較しながら、自国の文化だけでなく他国の文化
にも目を向ける課題が設定されている。
日常生活、習慣などから伝統文化を見直し、国際理解を深める教材が取り上げられている。
学図
三省堂 世界の様々な地域を紹介し、他国を尊重する態度をはぐくむ教材が設定されている。
マンガ「鉄腕アトム」がアメリカでも英語版として出版されていることが教材として取り上げられて
教出
いる。
世界の平和や発展のために働く人々の取組が教材として取り上げられている。
光村
第6条 2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、
体系的な教育が組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上
で必要な規律を重んずるとともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければな
らない。
東書
1年生では外国語活動を踏まえた課題、2、3年生では自学自習の態度の育成と高等学校へ接続する
課題が取り上げられている。
2∼4レッスンごとに到達目標として“My Project”が設定され、スピーチなど自己表現活動が取り
上げられている。
日本文化の紹介や異文化理解、環境、生命の尊厳など、発達段階に応じた教材が取り上げられている。
学図
平和や人権について考える教材が取り上げられ、発達段階に合わせて考えられるように題材が配置さ
三省堂
れている。
開隆堂
教出
各学年3つのレッスンを基本に1つのユニットとして構成され、ユニットの終わりには学習した内容
を用いた表現活動や文法のまとめなどが課題として設定されている。
光村
友情の大切さをテーマに、3学年間に渡って一貫したストーリーが構成されており、登場人物の成長
が学習者に読み取れるように教材が設定されている。
○学校教育法第46条の内容
第46条 ② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を
習得させるとともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力を
はぐくみ、主体的に学習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
基礎基本
基本文を繰り返し学習し、「まとめと練習」で文法事項を整理・復習できるように構成されている。
東書
「学習のめあて」を示し、基本練習で基本文を定着し、「英語のしくみ」で文法事項が整理、復習で
開隆堂 きるように構成されている。
学図
目標文を活用するための言語活動を設定し、「Review」のコーナーで言語材料を復習・確認できるよ
うに構成されている。
三省堂
各レッスンは基礎的な「GET」のページと発展的な「USE」のページとで構成されている。また、文法
の要点を整理復習できるページが「まとめ」として設定されている。
教出
本文の一部の語を他の語に置き替える練習ができる「Vocab Builder」のコーナーが設定されている。
また、各単元の文法について復習できる「文のつくり方」も各課のまとめとして掲載されている。
学習の定着を図る「Activity」のページが各レッスンの後に設定されている。また、「Language
Focus」は文法事項を整理したページとして掲載されている。
思考判断表現
表現力をはぐくむために身近な物や人、文化を紹介する活動が、思考力や判断力をはぐくむために環
東書
境問題・人権などの教材が取り上げられている。
光村
表現力をはぐくむために英文で日記やEメールを書く活動が、また、思考力や判断力を養うために
開隆堂 ディベート活動が取り上げられている。
学図
表現力をはぐくむために伝統文化の紹介や尊敬する人物について書く活動が、また、思考力や判断力
を養うために世界の偉人の生き方を取り上げた教材が設定されている。
表現力をはぐくむために人や町などの紹介文を書く活動が、思考力や判断力を養うために自然や環
三省堂 境、平和や人権を扱った教材が設定されている。
教出
表現力をはぐくむために調査発表や新聞作りが、思考力や判断力をはぐくむために伝統文化や生命を
扱った教材が配置されている。
光村
表現力をはぐくむために身近な物や人を紹介する活動が、思考力や判断力をはぐくむためにディベー
ト活動が教材として設定されている。
英語−8
主体性
東書
ALTへの質問やShow & Tellによる身近なものの紹介を通じ、主体的に活動する態度を養う課題が取り
上げられている。
開隆堂
身近な話題での対話や英語の流行歌を取り上げ、英語に慣れ親しみ自ら表現する態度を養う課題が配
置されている。
全学年で短い会話練習により主体的に英語を表現する態度を養い、それをスピーチへと発展するよう
に課題が設定されている。
三省堂 様々な題材を紹介し、それについて主体的に調べたり、考えたりする活動が取り上げられている。
世界のいろいろな地域を教材にし、平和や生き方について自ら考える態度を養う課題が取り上げられ
教出
ている。
取組を容易にするために、本文の内容をもとにした活動が設定されている。
光村
学図
○学習指導要領の教科の目標
外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成
を図り、聞くこと、話すこと、読むこと、書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う。
話すことや書くことを中心に、自分の考えを相手に正しく伝える活動が取り上げられている。
東書
それぞれのレッスンに設定された基本練習を通して、英語に慣れ親しませながら、4つの技能が総合
開隆堂
的に取り扱えるように構成されている。
グループワークによる対話活動やインタビュー内容を考えるなど他者とのかかわりを意識した活動が
取り上げられている。
三省堂 得られた情報や自分の考えを表にまとめて表現する活動が設定されている。
学習した内容に合わせたスピーチや会話練習ができるように課題が設定されている。
教出
話すことにおいては、会話文の一部を他の語に入れ替えて表現力を伸ばす課題が設定されている。
光村
学図
○学習指導要領の教育内容の主な改善事項に関連する内容
言語活動の充実
東書
・話すことにおいては、反復学習で身に付けた表現について問答したり、対話したりしながら定着を
図るように課題が設定されている。
・書くことにおいては、レッスンのまとめの活動として、様々な題材をもとに自分の考えを書く活動
が取り上げられている。
・聞くことにおいては、1つの文章を前後半に分けて取り組む活動が盛り込まれている。
開隆堂 ・読むことにおいては、物語の主人公の生き方について考えたり、1つのテーマについて自分が賛成
か反対かを考える設問が設定されている。
学図
・書くことにおいては、1年生より3つのレッスンごとに自分の考えを発表する活動が設定されてお
り、その中には手紙や日記、記事などを書く活動が取り上げられている。
・読むことにおいては、物語の主人公の気持ちになって返事の手紙を書いたり、インタビューするた
めの質問を考えたりする設問が設定されている。
・聞くことにおいては、質問に対して適切に答えるようメモを取る活動が設定されている。
三省堂 ・書くことにおいては、1年生では友だちの紹介、2年生ではスピーチ、3年生では日本紹介・手紙
文と学習の内容に応じた書く活動が設定されている。
教出
・話すことにおいては、基本文の練習を十分に行った後、自分の考えや意見を表現する活動が設定さ
れている。
・読むことにおいては、物語の登場人物の気持ちの変化をとらえたり、主人公の将来について考えた
りする設問が設定されている。
光村
・聞くことにおいては、1つの文章を繰り返し聞く活動が設定されている。
・話すことにおいては、基本文で学習した内容を会話やスピーチにつなげる活動が設定されている。
伝統や文化に関する教育の充実
世界との比較の中で、日本の伝統的な文化を認識する教材が設定されている。
東書
開隆堂 日常の生活から自国の文化を改めて考える機会とする教材が設定されている。
我が国の伝統的なスポーツや漫画、アニメ、日本映画の紹介が教材として取り上げられている。
学図
日本の伝統文化について、イラストや写真を交えながら、四季、食文化、落語などが教材として取り
三省堂 上げられている。
教出
日本の各都市の紹介が、それぞれの学年で取り上げられている。
光村
夏祭りの場面でゆかたや下駄、盆踊り、年末年始の日本の伝統行事である年越しそばや初詣などが教
材として取り上げられている。
英語−9
道徳教育の充実
国際理解や環境問題、人権、福祉などの教材が扱われ、他者を尊重し、多様性を認め合う内容が取り
東書
上げられている。
開隆堂
自然愛護、逆境を乗り越えて生きる力、郷土を愛する心、ボランティア活動など道徳教育につながる
教材が取り上げられている。
学図
生命の尊厳や命の大切さを訴える伝記を教材として取り上げ、道徳的な内容として取り上げられてい
る。
戦争、人権、環境問題を教材として取り上げ、人間の生き方について考える事を通して、平和に寄与
三省堂 する態度を養う課題が設定されている。
教出
光村
生命を尊び、環境の保全に寄与する態度を養う教材が扱われている。
本文で中学生の身近な話題や直面する問題、悩みなど内面の問題を取り上げ、人間として成長してい
く登場人物と共に心を育てる内容が設定されている。
体験活動の充実
盲導犬体験や手話などが題材として取り上げられている。
東書
ボランティア活動をはじめ、職場体験・義援金集め・旅行中の体験が題材として取り上げられてい
開隆堂
る。
点字、職場体験、リサイクル活動が題材として取り上げられている。
学図
車いす、クリーンアップ活動、国際会議、職業体験、環境問題に関する活動が教材として取り上げら
三省堂
れている。
教出
インターンシップやホームステイ、国内外の旅行で体験したことなどが教材として取り上げられてい
る。
光村
セラピードッグ体験や海外旅行での体験(迷子経験)などが教材として取り上げられている。
2 かながわ教育ビジョンとの関連
[思いやる力]他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる。
(共生、豊かな心、いのちの大切さ、生命の尊厳、人権教育、男女平等教育、道徳教育など)
聴覚障害者によるミュージカルや外国人力士を扱うなど、他者の尊重や多様性を認め合う教材が取り
東書
上げられている。
開隆堂
国内外の福祉に関する話題を取り上げるなど、他者を思いやる気持ちを主題にした教材が取り上げら
れている。
学図
実物の点字を掲載して体験できるようにしたり、柔道を学ぶ外国人女性が話題の中で登場したりする
など、共生について考える教材が取り上げられている。
三省堂
人権・平和を教材として取り上げ、3年生の巻末ではこれらのテーマについて、自分の考えを述べる課
題も設定されている。
教出
光村
地雷廃絶を訴えるテーマなど、いのちの大切さや人権意識について考える教材が取り上げられてい
る。
杉原千畝について書かれた文を題材にして、平和と人権について考える教材が配置されている。
[たくましく生きる力]自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる。
(公共心、規範意識、責任感、国際化、情報化、食育、健康教育、コミュニケーション能力など)
会話や応答文の形式を用いて、他者とかかわり合いながら公共心をはぐくむ課題が取り上げられている。
東書
開隆堂 世界の様々な地域が日本と関連付けながら紹介され、国際理解を促す教材として取り上げられている。
先人の生き方を紹介した文章を読み、「生きること」について考える教材が取り上げられている。
学図
三省堂 困難に負けず生活する人々の姿が教材として取り上げられている。
教出
他国の食文化にも関心がもてるように、外国の料理のレシピを紹介する場面が教材として取り上げら
れている。
光村
登場人物の体験や成長を通して、生き方について考える教材が配置されている。
[社会とかかわる力]社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献できる力を育てる。
(生きること、働くことの大切さ、自然や人とのふれあい体験、地域貢献活動、ボランティア活動など)
東書
将来の生き方について考え、自分の夢をふくらませる課題が取り上げられている。
職場体験や環境保護、ボランティア活動など社会に貢献できる人材の育成につながる内容が取り上げ
開隆堂 られている。
学図
日本文化について理解を深める内容が扱われており、日本人として国際社会で活躍する喜びが教材と
して取り上げられている。
夢や生き方、社会とのかかわりを考える教材が取り上げられている。また、科学技術についての知識
三省堂 を扱うなど情報化社会に対応した内容も設定されている。
教出
諸外国と日本の伝統文化を通して、国際社会に貢献する態度の育成につながる異文化理解が教材とし
て取り上げられている。
光村
カンボジアやインドの子どもたちの生活の様子、フランスの環境問題への取組などの話題を取り上
げ、世界の多様な文化や物の見方を学ぶ内容が教材として取り上げられている。
英語−10
3 内容
聞くこと ① 強勢、イントネーション、区切りなど基本的な英語の音声の特徴をとらえ、正しく聞き取る
こと。
英語を聞き取り、正しい答を選択する課題が設定されている。
東書
開隆堂 英語を聞き取り、適するイラストを選択する活動が取り上げられている。
リズムやアクセントに注意して英文を聞く活動が設定されている。
学図
三省堂 英語を聞き取り、リピートする題材が設定されている。
単語を聞き取り、適するイラストを選択する活動が取り上げられている。
教出
英語の表すイラストを選択する活動が取り上げられている。
光村
聞くこと ② 自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を正確に聞き取ること。
正しいものを選択したり、表を完成するなどの活動が各ページに設定されている。
東書
英文を聞いて正しいイラストを選択したり、表の空欄箇所を補充したりするなど多様な活動が設定さ
開隆堂
れている。
会話を聞いて、その内容にあったイラストを選択する活動が盛り込まれている。
学図
三省堂 本課への導入の材料となっている、1年生の入門期では写真やイラストが掲載されている。
インタビュー等を聞き、メモを完成する活動が設定されている。
教出
各レッスンに活動が設定され、会話やアナウンス等の聞き取りから空欄箇所を補充したり正しい答え
光村
を選択したりする活動が設定されている。
聞くこと ③ 質問や依頼などを聞いて適切に応じること。
本文あとの質問を聞き取り、答えを完成する活動が設定されている。
東書
開隆堂 会話を聞き取り、その内容に合うように質問に答える活動が設定されている。
会話を聞き取り、その内容を問う質問に答える活動が取り上げられている。
学図
三省堂 質問に適切に答えられるように、英語を聞き取る際、メモを活用することが例示されている。
英語を聞き取り、その内容について質問に答える活動が設定されている。
教出
英語のクイズを聞き取り、答える活動が設定されている。
光村
聞くこと ④ まとまりのある英語を聞いて、概要や要点を適切に聞き取ること。
東書
各レッスンに活動が設定されている。例えば、空港や機内でのアナウンスを聞き取る等、学習した内
容を確認できるように課題が設定されている。
開隆堂
それぞれのレッスン以外にも各学年3回設けられた活動の中では、聞いたことを書くなど技能を統合
した活動が設定されている。
会話を聞き取りながらメモを取り、その内容に合うように表の空欄を補充する活動が設けられてい
る。
三省堂 スピーチを聞いて、要点をまとめる活動が設定されている。
聞き取った情報を元に、日本語の説明文を完成する活動が設定されている。
教出
聞き取った内容について、要点を尋ねる質問に答える課題が設定されている。
光村
学図
聞くこと ⑤ 入門期における小学校外国語活動との関連
小学校での活動を振り返り、音と文字との関連について取り上げられている。
東書
開隆堂 小学校での活動の復習として、音声とイラストを結び付ける活動が設定されている。
小学校での活動の復習として、音声とイラストを一致する活動が設定されている。
学図
三省堂 小学校での活動の振り返りながら、音声から文字へのつなげる活動が取り上げられている。
イラストを用いて、小学校で音声として学習した英単語を、再度学習できる課題が設定されている。
教出
1年生の導入部において音声と文字を結びつける課題が取り上げられている。
光村
英語−11
話すこと ① 強勢、イントネーション、区切りなど基本的な英語の音声の特徴をとらえ、正しく発音するこ
と。
東書
アルファベット、数字、週など正しく発音する活動が設定されており、サウンドボックスとしてそれ
ぞれのレッスンに発音を確認するコーナーとして設定されている。
最初に初期的な英語をまとめて正しく発音する活動が設定されており、発音クリニックとしてイント
ネーションや音の違いを学習できるように構成されている。
各単元にはイントネーションなど、正しく発音するための説明や練習が設定されている。
学図
基本的な語彙の発音練習として、単元の終わりにsounds(発音)のコーナーが設定されており、区切
三省堂 りやイントネーションが学習できるように構成されている。
開隆堂
教出
光村
基本文のイントネーションに関する説明が取り上げられており、英語の音声を正しく学習できるよう
に構成されている。
発音、イントネーションに対する説明が確認できるように記載されている。
話すこと ② 自分の考えや気持ち、事実などを聞き手に正しく伝えること。
「Plus」のコーナーでは学習した文法事項を会話文や基本文に取り入れ、単元の活動を通して文法事
東書
項の理解を図るように構成されている。
聞き手にわかるように伝える練習が繰り返し設定され、正しく伝える技能の習得を図るように構成さ
開隆堂 れている。
ペア活動で相手に正しく伝える活動が各レッスンで設定されている。
学図
基本文の一部をイラストで示されている語などに替えて発話するなど、様々な場面設定の中で相手に
三省堂
内容を正確に伝える活動が設定されている。
基本文を参考にして、相手に考えや気持ち、事実を正しく伝える活動が設定されている。
教出
基本文の習得を図る活動が設定され、基礎的な内容について理解を深められるように構成されている。 光村
話すこと ③ 聞いたり読んだりしたことなどについて、問答したり意見を述べ合ったりなどすること。
反復学習で身につけた表現方法について、問答したり、対話したりする場面が設定されている。
東書
聞いたり読んだりした内容について問答したり、対話したりする活動が設定され、3年間継続して学
開隆堂 習ができるように構成されている。
「Talking Time」という話すことに関連したコーナーが設けられ、グループワークによる対話活動
が、基礎から発展まで段階的に設定されている。
三省堂 学習した内容を会話練習にて定着を図る活動が設定されている。
基本文の練習を十分に行った後、自分の考えや意見を表現する活動が設定されている。
教出
基本文で学習した内容を会話やスピーチへと発展させる活動が設定されている。
光村
学図
話すこと ④ 与えられたテーマについて簡単なスピーチをすること。
1年生では、自分の考えを相手に正確に伝える活動を設定し、2・3年生では自分の考えをまとめて
東書
発表できることを目標にした活動が設定されている。
開隆堂 各学年でスピーチを準備し、発表する活動が設定されている。
各学年で自分の考えをまとめ、発表する場面が設定がされている。
学図
三省堂 3年生では、テーマに対する考えをまとめ、発表する活動が設定されている。
1年生から自分の考えをまとめて発表する活動が設定され、学習した内容に応じたスピーチができる
教出
ように課題が設定されている。
自分の考えをまとめて発表する学習が各学年で設けられている。
光村
話すこと ⑤ 入門期における小学校外国語活動との関連
小学校での活動が初めに記載されており、音と綴りの関係が分かりやすく説明されている。
東書
開隆堂 外国語活動で培った話す力や聞く力を確かめられる教材が取り上げられている。
学図
言語材料として一般動詞から導入する構成は、入門期では日常会話についてコミュニケーション活動
が行えるように設定されている。
三省堂
巻頭からレッスン1∼3までは小学校の外国語活動での学習をふり返ることができるように構成され
ている。
教出
小学校の外国語活動で学んだ内容を再度確認できるコーナーが巻頭に設けられている。
光村
数の言い方や公園の様子を描いたイラストを通して、英語の音と文字を結びつける活動が設定されて
いる。また、食べ物やスポーツなど小学校で学んでいる身近な語彙が取り上げられている。
英語−12
読むこと ① 文字や符号を識別し、正しく読むこと。
あいさつや教室英語、アルファベットなど英語のつづりを見て正しく発音できるように記載されてい
東書
る。
開隆堂
あいさつや身の回りにあるもの、アルファベットなど英語のつづりを見て正しく読めるように記載さ
れている。
あいさつやアルファベット、身の回りの英語などつづりを見て正しく発音ができるように記載されて
いる。
三省堂 あいさつや基本的な生活語彙、アルファベットなどつづりと発音の関係が記載されている。
あいさつや自己紹介、アルファベット、身の回りの英語などのつづりと音の関係が分かりやすく記載
教出
されている。
学図
光村
あいさつや教室英語、アルファベット、身の回りの語彙などのつづりを見て正しく発音できるように
記載されている。
読むこと ② 書かれた内容を考えながら黙読したり、その内容が表現されるように音読すること。
説明文や対話文、物語など内容をとらえながら、音読できるように設定されている。
東書
開隆堂
まとまった文章を読みとれるように説明文や対話文、物語などを内容を理解しながら音読できるよう
に設定されている。
学図
説明文や対話文、物語などについて、内容を正しく理解し、感情豊かに音読できるように課題が設定
されている。
三省堂
対話文やスピーチ、インタビュー、説明文、物語など内容にふさわしい音読ができるように設定され
ている。
教出
説明文や対話文、物語などの内容や考え方を読み取り、作者や登場人物の気持ちを音読できるように
設定されている。
光村
説明文やスピーチ、対話文、物語などの内容を正しく読み取り、気持ちをこめて音読がでるように提
示されている。
読むこと ③ 物語のあらすじや説明文の大切な部分などを正確に読み取ること。
物語や説明文の内容を正確に読み取れるように、日本語や英語の質問に答え、空欄箇所を補充してあ
東書
らすじを完成する課題が設けられている。
物語や説明文の内容をより深く理解するための質問や本文の内容と合致する英文を選ぶ設問が設定さ
開隆堂 れている。
学図
物語のあらすじや説明文で書き手の伝えようとすることを正しく読み取れるように日本語や英語の質
問が設定されている。
物語や説明文の内容を正しく理解できるように、日本語や英語の質問に答えたり本文のあらすじをま
三省堂 とめたりする課題が設けられている。
教出
説明文や対話文、物語などが取り上げられ、内容を正しく読み取ることができているかを問う質問が
設定されている。
光村
物語や説明文の内容を正しく読み取れるように、質問や本文の内容を日本語でまとめる課題が設定さ
れている。
読むこと ④ 伝言や手紙などの文章から書き手の意向を理解し、適切に応じること。
物語の中で特に心に残った英文を抜き出し、物語の続きを考える設問が設定されている。
東書
スピーチの内容について、質問に答えながら、スピーチに必要な情報をまとめたり、物語の主人公の
開隆堂 生き方について考えたりする課題が設定されている。
学図
物語の主人公の気持ちになって返事の手紙を書いたり、主人公にインタビューするための質問を考え
たりする課題が取り上げられている。
説明文の内容を参考にして、外国に紹介したい日本文化や地域の特産物について考える設問が設定さ
三省堂 れている。
教出
物語の登場人物の気持ちの変化をつかんだり、主人公の将来について考えたりする課題が設定されて
いる。
光村
説明文の内容を参考にして、自分の経験や外国人に伝えたいことを考える設問が設定されている。
英語−13
読むこと ⑤ 話の内容や書き手の意見などに対して感想を述べたり賛否やその理由を示したりなどすること
ができるよう、書かれた内容や考え方などをとらえること。
東書
物語を読んで自分が叶えたい望みについて考え、自分のモットーについて考える設問が設定されてい
る。
開隆堂
物語の主人公の生き方について考え、1つのテーマについて自分が賛成か反対かを考える課題が設定
されている。
学図
物語の主人公にインタビューするための質問を考えたり、世界の平和について考える設問が設定され
ている。
三省堂
物語の主人公の気持ちについて考え、異なる意見文のうちどれに共感するかを考える課題が設定され
ている。
教出
物語の主人公の将来について考え、どの意見文に賛成するかその理由とともに考える設問が設定され
ている。
光村
自分の経験をもとに物語の主人公への助言を考え、主人公の生き方について感想をまとめる課題が取
り上げられている。
書くこと ① 文字や符号を識別し、語と語の区切りなどに注意して正しく書くこと。
1年生でアルファベットの音と綴りの関係に気付かせる活動が取り入れられている。
東書
開隆堂 アルファベットの音と形の特徴を意識し、書くことにつなげる活動が盛り込まれている。
1年生には基本文を用いて、正しく書くための要点や日本語と英語の語順の違いを学習する活動が設
定されている。
三省堂 1年生には正しく書くための要点をまとめて示す課題が設定されている。
1年生の導入部では、4線を用いて単語を書き、文字の識別を図る課題が設定されている。
教出
1年生では4線を用いて自己紹介文を作る課題の中で、正しく書くための要点が記載されている。
光村
学図
書くこと ② 語と語のつながりなどに注意して正しく文を書くこと。
レッスンのまとめの活動として、文法を意識した書く活動が取り入れられている。
東書
開隆堂 本文のページ下には基本文を書く活動が取り入れられている。
それぞれのレッスンの最後に語順や文法を意識して書く活動が設定されている。
学図
それぞれのレッスンに設けられている「文法の要点」の中で、正しく文を書くポイントが記載されて
三省堂
いる。
それぞれのレッスンの最後に、動詞と語順の理解に重点を置いて書く活動が設けられている。
教出
それぞれのレッスンの最後に、そのレッスンで学習した文法の要点を確認しながら文を書く活動が設
光村
けられている。
書くこと ③ 聞いたり読んだりしたことについてメモをとったり、感想、賛否やその理由を書いたりなど
すること。
聞く・読む活動と統合して、内容理解を深めるための書く活動が取り上げられている。
東書
開隆堂 話す・読む活動と統合して、メモを取ったり、感想などを書いたりする活動も取り上げられている。
復習課題の「読む」活動と合わせて、英問英答による書く活動が取り入れられている。
学図
それぞれのレッスンに聞く・読む・話す活動が設けられ、同時にメモや自分の考えを書く課題も設定
三省堂 されている。
それぞれのレッスンに読む活動が設けられ、読んだ内容をまとめて書く課題が設定されている。
教出
本文の各ページや聞き取りの課題に、英問英答や要点の空欄補充の課題が設けられている。
光村
書くこと ④ 身近な場面における出来事や体験したことなどについて、自分の考えや気持ちなどを書くこ
と。
東書
開隆堂
学図
身近な場面の対話を取り入れながら、自分の考えを表現する手段として原稿を書く課題が設定されて
いる。
短文から徐々に長文にステップアップしていく活動が設定され、自分の考えや事実を学習した内容に
合わせて表現できるように構成されている。
1年生の導入段階では自己紹介、身近な人の紹介を行う活動が設定されている。
1年生では友だちの紹介など身近な話題についての課題が、2年生ではスピーチ、3年生では日本の
三省堂 紹介や将来の自分に宛てた手紙文といった社会や自己の内面に関わる課題が、学習した内容に合わせ
て設定されている。
教出
光村
日米の中学生のライフスタイルや職場体験について英語で報告書をつくる課題が設定されている。
ALTに自分の町を紹介したり、身近な人へ感謝の手紙を書いたりする課題が設定されている。
英語−14
書くこと ⑤ 自分の考えや気持ちなどが読み手に正しく伝わるように、文と文のつながりなどに注意して文
章を書くこと。
東書
レッスンのまとめの活動として、与えられた題材をもとに自分の考えを書く活動が取り入れられてい
る。
開隆堂
1年生より、発展的な課題の中で、書く文の数を徐々に増やしながら、自分の意見をまとめる活動が
取り入れられている。
学図
1年生から3レッスンごとに自分の考えを発表する活動が設定されており、英語で手紙や日記、記事
などを書く活動が設定されている。
三省堂
1年生での身近な話題から3年生での社会性などを題材としたものまで文章を書く課題が設定されて
いる。
教出
「マッピング」の手法を取り入れ、自分が書きたい内容の骨子作りをしてから英文を構成する課題が
取り上げられている。
光村
主題、事実、感想や意見など複数の構成要素を用いて、まとまりのある文を書く活動が取り上げられ
ている。
主題に関すること
東書
1年生…身の回りの物や人についての教材から徐々に社会性のある教材へと視野を広げている。
2年生…好きな物、事、興味がある教材から、将来の夢、体験活動、海外へと向かう教材が扱われて
いる。
3年生…日本と外国の文化理解、意見を持って討論へとすすむように構成されている。
1年生…普段の生活を主題に、リサイクルや環境問題が取り上げられている。
開隆堂 2年生…海外旅行から、チャリティ活動、職場体験、異文化理解へと向かうように構成されている。
3年生…有名・著名人について取り上げ、日本文化を異文化と比較する教材が取り上げられている。
学図
1年生…自分の好きな物・事から、実生活に即した教材が取り上げられている。
2年生…スポーツ、映画・マンガからリサイクル・世界遺産まで多岐にわたった教材が取り上げられ
ている。
3年生…エネルギーと環境、著名人・著名作品等が取り上げられている。
1年生…身近な友達とのコミュニケーションから、環境問題、イギリス文化紹介、車いすや補助犬など
の教材が取り上げられている。
三省堂 2年生…職場体験から将来の夢につなげ、オーストラリアやインド、地雷問題も取り上げられてい
る。
3年生…落語などの日本独特の文化、戦争、アメリカ公民権運動が取り上げられている。
教出
1年生…中華街・マンガ・メールのやりとりなどが取り上げられている。
2年生…韓国・地球温暖化・総合学習、ホームステイ体験などが設定されている。
3年生…英語落語、環境問題から地雷のない世界、弁当と給食の意見交換など話し合い活動に結び付
けられる内容が取り上げられている。
光村
1年生…身近なコミュニケーション、ペット、バンド、球技大会、日本の正月が取り上げられている。
2年生…愛犬・外国での迷子・沖縄についてなどが取り上げられている。
3年生…韓国、外国から見た日本について、環境問題・地雷問題、杉原千畝などが取り上げられてい
る。
【各社に共通する内容】
1年生…あいさつ、自己紹介、身近な人の紹介、諸外国の文化等について、一日の生活の流れが教材として取
り上げられている。
2年生…まとまった休暇で何をしたか、海外で体験したこと、天気予報、電話での会話、買い物が取り上げら
れている。
3年生…ボランティア活動、修学旅行、電車の乗り換え、手紙(メール)が教材として設定されている。
英語−15
文法事項の配列に関すること
◎不定詞は副詞的用法から取り上げられている。be going to∼とwillは切り離して取り上げられて
る。関係代名詞・目的格の省略から取り上げられている。
1年生…be動詞から、whatの疑問文、一般動詞の文、複数形、命令文、三単現、疑問詞の疑問文、代名
詞目的格、現在進行形、過去形。
東書
2年生…be動詞過去形・過去進行形、be going to ∼だけで未来形、SVOO、SVOC、不定詞(副詞的・名
詞的・形容詞的)、助動詞・接続詞・、There's∼、動名詞、比較。
3年生…受け身、現在完了形(継続・経験・完了)、不定詞(原因)他、後置修飾、関係代名詞目的格
の省略・主格・目的格。
◎現在完了形は完了から取り上げられている。関係代名詞・目的格の省略が3年生の最後で取り上げ
られている。
1年生…be動詞、一般動詞、whatの疑問文、複数形、三単現、代名詞目的格、疑問詞の疑問文、can、
現在進行形、過去形。
開隆堂 2年生…be動詞過去形、過去進行形、未来形(be going to、 will)、助動詞、接続詞、不定詞(名詞
的・副詞的・形容詞的)、SVOO、比較。
3年生…受け身、現在完了形(完了・継続・経験)、不定詞関係、SVOC、後置修飾、関係代名詞主格・
目的格・省略。
◎1年生では動詞は一般動詞から取り上げられている。現在完了形は完了用法から取り上げられてい
る。
1年生…一般動詞、複数形、疑問詞の疑問文、三単現、代名詞目的格、can、現在進行形、過去形。
2年生…be動詞過去形、過去進行形、接続詞、未来形(will、be going to)、助動詞、不定詞(名詞
学図
的・副詞的・形容詞的)、動名詞、SVOO、比較。
3年生…SVOC、受け身、現在完了形(完了・継続・経験)、後置修飾、不定詞関係、関係代名詞主格・
目的格・省略。
◎1年生後半で三単現が取り上げられている。2年生の終わりで受け身が取り上げられている。
1年…be動詞、what、一般動詞、複数、命令文、代名詞目的格、三単現、can、現在進行形、過去形。
2年…be動詞過去、過去進行形、will、be going to∼、接続詞、動名詞、不定詞(名詞的・副詞的・
三省堂 形容詞的)、SVOO、比較、受け身。
3年…現在完了(継続・経験・完了)、SVOC、関係代名詞(目的格の主格・目的格)、後置修飾、関係
代名詞目的格省略、不定詞その他。
教出
◎1年生の最後で付加疑問文が取り上げられている。不定詞はまとめてでなく、それぞれのユニット
で取り上げられている。受け身は2年生で取り上げられている。
1年生…be動詞、what、一般動詞、複数、代名詞目的格、三単現、疑問詞疑問文、命令文、can、現在
進行形、過去形、付加疑問文。
2年生…be動詞過去、過去進行形、、SVOO、be going to∼、will、不定詞名詞的、動名詞、接続詞、
不定詞副詞的、比較、受け身、不定詞形容詞的。
3年生…SVOC、現在完了(継続・経験・完了)、後置修飾、関係代名詞目的格省略、関係代名詞(目的
格の主格・目的格)。
光村
◎受け身は2年生で取り上げられている。関係代名詞は目的格の省略から取り上げられている。
1年生…be動詞、what、一般動詞、複数、命令文、三単現、can、現在進行形、過去形、感嘆文。
2年生…be動詞過去、接続詞that、過去進行形、接続詞when、be going to∼、will、動名詞、不定詞
(名詞的・原因・副詞的・形容詞的)、比較、SVOO、受け身。
3年生…未来受け身、現在完了(継続・完了・経験)、後置修飾、関係代名詞(目的格の省略・主格・
目的格)
英語−16
国際理解に関すること
東書
1年生…サンフランシスコの学校生活や観光名所が取り上げられている。。
2年生…ニュージーランンドの自然やアメリカ合衆国の家庭生活が取り上げられている。
3年生…ガーナの子どもたちの生活や北極圏の自然について掲載されており、日常生活の様子や自然
について取り上げられている。
1年生…国際フードフェスティバル、イギリス旅行やワシントンD.C.での滞在が取り上げられて
いる。
開隆堂 2年生…フィンランド旅行やホームステイ体験が取り上げられている。
3年生…海外における日本食文化や世界の子どもたちの宝物についてふれており、身近な食物、物、
衣装などについて取り上げられている。
学図
1年生…アメリカ合衆国の中学校生活、オーストラリアの自然が取り上げられている。
2年生…イギリスの旅、世界遺産や日本のマンガ・アニメ・映画の世界での流行状況が取り上げられ
ている。
3年生…アメリカの科学技術やインドの食生活、ブータンで日本人が農業技術を伝達した偉業が取り
上げられている。
1年生…イギリスの文化やアメリカ合衆国の中学校生活が取り上げられている。
2年生…ハワイの伝統文化やオーストラリアの自然と文化、インドの多言語文化や食生活及び映画に
三省堂
ついて取り上げられている。
3年生…フィンランドの自然と文化、世界の家と生活文化が取り上げられている。
教出
1年生…日本のマンガのアメリカ合衆国での流行、シンガポールの正月文化が取り上げられている。
2年生…ハロウィンパーティーやオーストラリアのクリスマスや有袋類の動物紹介が取り上げられて
いる。
3年生…イギリスへのホームステイ体験、英語で楽しむ日本の落語が取り上げられている。
光村
1年生…日本の祭りや正月文化の紹介、食べ物やスポーツの日米比較が取り上げられている。
2年生…ニューヨークの多国籍文化が取り上げられている。
3年生…韓国の伝統楽器や食文化、カンボジアの子どもたちの生活と地雷、ブログによる各国の環境
問題が取り上げられている。
○ 神奈川に関連することを取り上げている事項
東書
開隆堂
学図
三省堂
教出
光村
なし
3年:横浜(みなとみらい地区)
なし
なし
1年:横浜(中華街)・横浜(ベイブリッジ)
3年:横浜(ベイブリッジ)
2年:横浜
3年:横浜(中華街・山下公園・八景島)
英語−17
4 構成・分量・装丁
東書
1年
2年
開隆堂
3年
1年
2年
学図
3年
1年
2年
三省堂
3年
1年
2年
教出
3年
1年
2年
光村
3年
1年
2年
3年
総ページ数
154
146
154
178
166
158
144
148
148
144
144
144
168
166
166
146
138
134
現行版からの
ページ数の
増減(%)
+18
+12
+18
+35
+30
+36
+20
+28
+28
+20
+20
+20
+31
+30
+30
+12
+13
+10
課数
11
7
6
11
12
10
9
8
7
9
8
8
10
9
7
11
9
7
東書
1年
2年
開隆堂
3年
1年
2年
学図
3年
1年
2年
三省堂
3年
1年
2年
教出
3年
1年
2年
光村
3年
1年
2年
3年
新出単語数
534
305
287
355
231
130
526
381
288
497
344
256
553
491
352
531
427
359
新出単語数
(脚注付き)
37
80
106
139
229
251
40
46
28
112
108
123
24
58
135
7
11
16
新出連語数
72
63
90
39
50
45
0
2
4
46
42
58
28
79
56
68
74
50
新出連語数
(脚注付き)
8
16
11
21
40
88
75
131
103
7
16
20
4
6
42
2
1
3
※連語は1語としてカウントしている。
※複数の品詞について学習する語も1語としてカウントしている。
5 表記・表現
東書
開隆堂
学図
三省堂
教出
光村
「聞く・話す・読む・書く」活動を示す
専用記号の使用
有
有
有
有
有
有
記号に付記されている説明
英語
日本語
英語
日本語
または
英語
なし
なし
聞く話す読む書く活動以外の主な記号
単語
表現集
発音
単語
表現集
発音
アドバイス
グループ
音声
ポイント
発展問題
単語
重要構文
表現
音声
発音
話題
表現
基本表現
主な記号の種類
7
9
10
7
6
12
調査研究項目
東書
開隆堂
学図
三省堂
教出
光村
文章表現や漢字・かなづかい・用語・記号・計量
単位・図版などの使用
適
適
適
適
適
適
文字の大きさ・字間・行間・書体など
適
適
適
適
適
適
文章・図版などの割付け
適
適
適
適
適
適
英語−18