第755号 - 山形県医師会

平成26年7月10日発行(毎月10日発行)昭和27年8月21日第3種郵便物認可〔山形県医師会会報〕
第755号
表 紙 写 真
「蔵王のお釜」
山形市 柘 植 更 一
お地蔵さんから熊野岳を越え馬の背を経て刈田岳神社まで、中学生の孫に励まされ
て約四時間かけて自分の足で踏破に成功し感激でした。
生涯教育のお知らせ
開催日時及び場所
8月27日㈬
18:30~19:35
東根市
北村山公立病院
主な演題及び講師
「発熱、倦怠感、食欲不振に引き続き、
多臓器不全をきたした、 精神発育遅延を伴う54歳女性」
山形大学医学部病理診断学講座 大江倫太郎
産
開催日時及び場所
8月21日㈭
14:00~
東根市
㈱山形共和電業
取得単位
業
医
研
日医生涯教育
1単位
修
研修会名及び内容
「職場巡視の概要について」
「職場巡視のあり方について」
「職場巡視(班別に実地を行なう)」
「職場巡視の結果について」
山形産業保健総合支援センター産業保健相談員(産業医学)
医師 武田由美子
山形産業保健総合支援センター産業保健相談員(労働衛生工学)
労働衛生コンサルタント 河合直樹
会の名称及び主催者又は連絡先
北村山臨床病理検討会
北村山公立病院
察0237422111 (佐伯)
会
取得単位
実施主体者及び申込先
山形産業保健総合支援センター
生涯研修 実地 2単位
北村山地区医師会
察 0237552810
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
1
目 次
生涯教育のお知らせ
産業医研修会
お知らせ
日本医療機能評価機構医療安全情報……………………………………………………………………………… 2
子宮がん検診及び乳がん検診の委託契約について……………………………………………………………… 12
YBCラジオ番組「ドクターアドバイスできょうも元気」放送中……………………………………………… 12
第33回「やまがた健康塾」のご案内………………………………………………………………………………13
山形県医師会会員専用ページのアカウント及び
メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについて……………………………………… 14
地域医療情報ネットワークのご紹介
Net
4Uとちょうかいネット~南庄内(鶴岡・三川地区)における医療情報ネットワークの現状~
…………………………………………………鶴岡地区医療情報ネットワーク協議会会長 三原 一郎… 15
勤務医のページ
「総合診療」専門医制度 ………………………………………………… 公立置賜総合病院 渋間 久… 16
郡市地区医師会コーナー
限界集落とテレビ………………………………………………………長井市西置賜郡医師会 齋藤 聰… 17
寄 稿
雪止めのある屋根…………………………………………………………………………山形市 武田 和夫… 18
山形県の偉人汚「丸山 薫」…………………………………………………………… 山形市 武田 昌孝… 19
上山の在宅医療の現状……………………………………………………………………上山市 原田 一博… 20
尾道~視察とワインの旅~………………………………………………………………鶴岡市 中目 千之… 21
日本人間ドック学会・
健保連 新健診基準値公開の波紋…………………………… 南陽市 大塚 聡… 23
郡市地区医師会会報より
イタリア旅行記……………………………………………………………………米沢市医師会 小関 圭子… 25
筆 硯
性被害におけるワンストップセンターの現況……………………………山形県医師会理事 三條 典男… 26
県医師会だより
第4回全理事会……………………………………………………………………………………………………… 27
第5回全理事会……………………………………………………………………………………………………… 32
県医日誌……………………………………………………………………………………………………………… 36
会員異動……………………………………………………………………………………………………………… 37
医師連盟だより……………………………………………………………………………………………………………… 38
医師国保だより……………………………………………………………………………………………………………… 41
医師信用組合だより………………………………………………………………………………………………………… 43
編集後記……………………………………………………………………………………………………………………… 48
〔ホームページ〕ht
〔Eメール〕ke
t
p:
/
/
www.
yamagat
a.
med.
or
.
j
p/
ni
s
hi
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p
2
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
日本医療機能評価機構 医療安全情
日
安全情
情報
療安
価機構
構 医療
能評
評価
医療
療機
機能
日本
本医
報
救
去
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
日本医療機能評価機構 医療事故情報収集等事業から発信された医療安全情報の中から、日常の診療に
関連すると思われる情報を掲載します。詳細については日本医療機能評価機構のHPを参照ください。
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
3
4
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
5
6
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
7
8
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
9
10
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
11
12
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
子宮がん検診及び乳がん検診の委託契約につい
子
び乳
乳が
がん検
契約
診の委
委託契
検診
診及
及び
がん
ん検
検診
約につ
ついて
子宮
宮が
て
救
去
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
今般、本会と委託契約により実施している子宮がん検診及び乳がん検診に関して、下記のとおり契約致
しましたのでお知らせします。
1.子宮がん検診
区 分
子宮頸部細胞診のみ
子宮頸部及び体部細胞診
消費税込み料金
7,
210円
10,
158円
2.乳がん検診
区 分
問診、視触診
備 考
契約団体共通
消費税込み料金
3,
053円
1方向 4,
860円
2方向 6,
804円
問診、視触診、マンモグラフィ併用
備 考
契約団体共通
契約団体名
1.山形県市町村職員共済組合 (期間:平成26年6月1日~平成27年3月20日)
2.山形県医師国民健康保険組合 (期間:平成26年7月1日~平成26年11月30日)
3.公立学校共済組合山形支部 (期間:平成26年7月1日~平成26年11月30日)
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
「
YBC
バイス
スでき
ドバ
アド
につ
クタ
ター
ーア
」の放
放送に
「ド
ドク
気」
ょうも
も元気
きょ
ついて 去
オ番組「ドクターアドバイスできょうも元気」の放送につい
Cラジオ
救 YBCラジオ番
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
山形県医師会では、月曜日から金曜日まで下記の時間、県民向けにYBCラジオで健康情報番組「ドク
ターアドバイスできょうも元気」を放送中です。
健康に役立つ楽しい番組ですので、患者さんに聴取をお勧め下さい。
8月の放送予定は下記のとおりです。
【放送時間:月曜日から金曜日 6時30分~6時45分、16時15分~16時30分】
放送日
テーマ
出演者
所属医療機関名
8月4日~8日
帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛
佐久間豊明
さくまクリニック
8月11日~15日
コレステロールについて
藤吉 令
藤 吉 内 科 医 院
8月18日~22日
頻尿・尿漏れのはなし
真島 英太
阿
8月25日~29日
乳がん疾患について
~検診も含めて~
須田 嵩
公 立 高 畠 病 院
部
医
院
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
13
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
第33回「やまがた健康塾」のご案
第
がた健
健康
」のご
ご案内
康塾
塾」
やま
まが
3回
回「
「や
第3
33
内
救
去
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
本会では、県民への最新の医療情報の提供や、地域で活躍する開業医の紹介、かかりつけ医の普及、医
療連携の推進、また、さまざまな課題をかかえる医療の現状を県民に広報するため、健康セミナー「やま
がた健康塾」を開催しております。
第33回「やまがた健康塾」の概要は下記のとおりですので、患者さんに聴講をお勧め下さい。
記
日 時 平成26年8月25日㈪ 13:30~15:30
会 場 天童市市民文化会館
テーマ 「耳鼻科の疾患 ウソ・ホント こんな時どうする?」
講 師 櫻井秀一郎先生(南町耳鼻咽喉科院長)
解回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回塊
壊
壊
壊
壊
壊
壊
山形県医師会会報表紙写真募集中!
壊
壊
壊
壊
壊
壊
本会情報広報部では、本誌表紙を飾る写真を募集しております。会員各位 壊
壊
壊
におかれましては、季節をおりこんだ傑作、或いは先生方がお持ちの「自慢 壊
壊
壊
壊
壊
の一品」などをどしどしお寄せくださいますようお願い申し上げます。
壊
壊
壊
壊
壊
壊
⑴ 写真は通常のもので結構です。
壊
壊
壊
サービスサイズ又はキャビネサイズで、横位置のトリミングもお 壊
壊
壊
願いします。
壊
壊
壊
壊
⑵ コメント、題字、寸感を100字程度にまとめ添付してください。
壊
壊
壊
壊
壊
壊
山形県医師会会報編集係(023-666-5200) 壊
壊
壊
壊
壊
壊
廻回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回快
14
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
山形県医師会会員専用ページのアカウント及
山
ウン
ジのア
アカウ
員専
専用ペー
会会
会員
県医
医師
師会
ント及
及び
山形
形県
び
ージ
救
去
メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについ
メ
救
去
ルに
によ
よる
ーリン
ング
の自
自動
いて
知文
文書
書の
る周
周知
ストに
につい
グリ
リス
メー
ール
て
メー
動配信
信・メ
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
山形県医師会では、会員専用ページを開設して
おります。このページでは会員および医療機関の
情報、県医師会および各地区医師会の行事などを
花笠メーリングリスト
会 員 専 用 の メ ー リ ン グ リ ス ト「花 笠 M L」
(hanagas
aml
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p)を立ち上げ
公開しております。会員の先生方の専用ページと
ております。
なっており、アクセスするためにはアカウントが
花笠MLは、県医師会会員どうしが情報・意見交
必要となります。
換を行う場を提供します。また、この趣旨を通じ
て地域医療の発展、更には医療全体の向上に寄与
会員専用ページのアカウント
することを願うものです。
◆ユーザ名:
未加入の会員は、これを機会に是非ご参加くだ
y+日医会員番号(日医刊行物送付番号)
さい。
◆パスワード:
生年月日西暦下2桁+月2桁+日2桁
(例)
:1950年1月2日の方:500102
※準会員の方は、本会までお申し込みください。
周知文書の自動配信
申し込み先
周知文書の自動配信、メーリングリスト「花笠
ML」への参加を希望される先生は、本会宛メール
(ke
ni
s
hi
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p)にてお申し込み
ください。
周知文書あるいは県医師会からのお知らせを
メールを利用して行っております。希望された会
山形県医師会ホームページ:
員には、県医師会ホームページの会員メニュー「新
ht
t
p:
/
/
www.
yamagat
a.
med.
or
.
j
p/
着文書」をメールにて配信いたします。ご希望の
メールアドレス:
会員は、是非お申し込みください。
ke
ni
s
hi
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p
花笠MLアドレス:
hanagas
aml
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p
◇花笠メーリングリストでは、現在、下記のようなことについて、意見交換をしております◇
斬ご質問「熱中症対策にお茶は禁忌?」 斬西村山郡での百日咳1例 斬百日咳の予防は
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
15
Net
4Uとちょうかいネット
~南庄内(鶴岡・三川地区)における医療情報ネットワークの現状~
鶴岡地区医療情報ネットワーク協議会 会長 三 原 一 郎
超高齢社会が急速に進む中、地域に求められて
また時間的制約なく、いつでも相談し助言を受け
いるのは、多職種協働による包括的な医療・介護
られることが在宅主治医の安心感にも繋がってお
体制(地域包括ケアシステム)の構築です。その
り、在宅緩和ケア普及の一助にもなっています。
目的のためには、医療機関、訪問看護ステーショ
酒田地区に遅れること1年、南庄内でもI
DLi
nk
ン、介護施設、薬局など、施設・職種の垣根を超
を利用した情報ネットワーク(ちょうかいネット)
えた連携が不可欠であり、連携を支えるツールと
が整備されました。これを機に、Ne
「医療
t
4Uは、
して I
Tが期待されています。鶴岡地区医師会が運
と介護を繋ぐヘルスケア・ソーシャルネットワー
用する「Ne
t
4U」は、地域電子カルテの草分けと
ク」として全面改訂し、医療・介護連携機能を強
して2001年に運用を開始し今年で13年目を迎え
化するとともに、I
DLi
nkにも対応しました。この
ました。
ことで、Ne
t
4Uからワンクリックで該当患者の病
登録件数は37,
255件、共有患者数は7,
421名にな
院情報を参照することが可能となり、また、Ne
t
4U
り、参加施設は84です(2014年6月末現在)
。施
非参加医療機関においても、ちょうかいネットを
設の内訳は、病院5、診療所29、歯科診療所7、
介して、Ne
t
4U情報の一部を閲覧することもでき
調剤薬局16、訪問看護ステーション2、訪問入浴2、
るようになりました。
居宅介護支援事業所15、介護事業所4、特養1、
一方で、医療情報ネットワークを地域で継続的
老健1、有料老人ホーム1であり、近年居宅介護
に活用するには、理念を共有した信頼関係の構築
支援事業所をはじめとする介護系施設、調剤薬局、
が前提です。Ne
t
4Uが円滑に運用されている背景
歯科診療所の伸びが顕著です。
には、OPTI
M、地域連携パス、在宅医療連携拠点
Ne
t
4Uはおもに在宅医療の分野で活用されてお
事業などの活動を地域ぐるみで行ってきたことが
り、とくにがん終末期における在宅緩和ケアにお
挙げられます。このことは地域の誇りとするとこ
いて、患者に関わる多職種チームのリアルタイム
ろであり、関係各位の尽力に対し改めて感謝申し
な情報共有あるいはコミュニケーション手段とし
上げます。
て定着しています。また、緩和ケアに不慣れな在
宅主治医が病院の緩和ケア専門医に気兼ねなく、
注)OPTI
M:緩和ケア普及のための地域プロジェクト
地域医療情報ネットワーク利用情報 平成26年6月1日現在
情報提供施設
村山地域医療情報
ネットワーク(愛称未定)
登録施設数
登録者数
利用状況※
H26秋からの本格運用を予定
もがみネット
1
15
132
716
−n
OKI
et
8
86
8,
322
118,
616
ちょうかいネット
5
111
12,
097
298,
461
※利用状況はクリック数
16
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
「総合診療」専門医制度
公立置賜総合病院 渋 間 久
厚生労働省が平成23年度に設置した「専門医の
北大学病院、青森県立中央病院、太田西ノ内病院
在り方に関する検討会」は、昨年4月22日に最終
その他でもよく見られるようになったが、実は「総
報告書を提出した。内科・外科など18の基本専門
合内科」のことでいわゆる新患のトリアージ外来
領域に「総合診療科」を加えたものである。
「扱う
のようである。これまでの「内科専門医」の方々
問題の広さと多様性」に対応する総合診療の医師
がそのまま「総合内科専門医」に移行するものと
像は、地域医療であれ病院医療であれ、必要性は
思われ、
「あり方検討会」報告の「総合診療科専門
誰しも認めるところであったが、日本の医学教育
医」とは異なるようである。
では長くテーブルの上には乗らなかった。臓器別
総合診療科の専門研修に責任学会として、最も
専門医学がますます進むにつれ、また高齢化社会
力を入れているのが、「日本プライマリー・ケア連
を迎え待ったなしの状況となった感がある。報告
合学会」であろう。「日本プライマリー・ケア連合
書によれば、新しい専門医制度は今年度から3年
学会」は、2010年4月にそれまでの「日本プライ
かけて研修プログラムを作成し、平成29年度から
マリー・ケア学会」
「日本家庭医療学会」
「日本総
開始の予定である。つまり来年の臨床研修医は新
合診療医学会」の3学会が合併して設立された。
しいプログラムによる専門医研修制度がスタート
学会の今年度からの3年間の新しい養成プログラ
することになる。19番目の「総合診療科」希望の
ム(
2)
によれば、総合診療専門研修Ⅰは、
「診
Ver
.
研修医にどう対応していくのか。
療所または地域の小病院」で行い、総合診療専門
公立置賜総合病院では山形大学の医学生クリニ
研修Ⅱは、
「病院の総合診療部門」で行うとなって
カルクラークシップに協力、今年も1月から毎月
おり、他に「内科研修」「小児科研修」「救急科研
8~10名の学生を受け入れている。彼らの声を聴
修」が必修となっている。現実的には様々な問題
くと、学生時代は救急やプライマリーケアには非
があると思うが、私個人的には、プログラム構成
常に興味を持っている。しかし臨床研修を終え入
を見ても今の日本社会が求めている「総合診療」
局により専門的な研究が始まるとそちらが面白く
に最も近いプログラムだろうと思う。
なり、その道の専門医となっていく。それはそれ
さて、わが山形県の事情はどうだろうか。山形
で全く問題ないが、中には「総合診療」にこれか
の地域医療を守ってきた医師会の先生方の日常診
らも関わってゆきたい学生もいるはずである。そ
療が、正に総合診療そのものではあるが、教育プ
の時の受け皿は我々にあるのかと言ったら残念な
ログラムとなればいかがであろうか。時代・社会
がらまだ存在しない。
環境に応じた効率的な対応を議論し、常に前進し
全国の医育機関・研修病院でも試行錯誤の状態
ていかなければならない。まして「日本国」にお
ではなかろうか。東北地方を見てみると、お隣の
ける専門医制度での位置づけには、改めての教育
秋田県では厚生連が中心となって一昨年から「秋
体制の構築が求められる。山形大学や山形県でも
田県総合診療・家庭医療養成プログラム」がスター
取り組みは始まっているものと思われるが、タイ
トしている。岩手県でも平成23年度から「いわて
ムスケジュールから見ても、かなり急がねばなら
イーハトーブ総合診療医養成プログラム」がス
ない。 (
平成26年4月30日)
タートしている。
「総合診療科」の外来標榜は、東
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
17
限界集落とテレビ
長井市西置賜郡医師会 齋 藤 聰
私は、白鷹町で開業して今年で17年になります。
最近車を運転していると、やたらもみじマーク(高
齢運転者マーク)が目につきます。若葉マークは
ほとんど見ない。白鷹町は65歳以上の高齢者人口
が33%を超え、私が開業した頃は1万7千人近く
いた人口もついに1万5千人を割り込みました。
クリニックに来院される患者さんも圧倒的にじい
さん、ばあさんが多くなりました。今、日本各地
で限界集落が数多く誕生し、消滅して行っていま
す。もみじマークを見る度に「限界集落」の文字
が頭に浮かびます。
戦後、日本は大都会に人間が集中し続けていま
す。私の幼少時は、毎年「集団就職列車」に乗っ
て、帽子をかぶった中学校卒業者が家族に見送ら
れ、どんどん東京に労働力として送り込まれて行
きました。時代が変わっても大都会集中は変わら
ない。人が万有引力で都会に引き寄せられているよ
うです。
万有引力の法則は自然界のみならず、人間に
とっても同じです。ある程度人間が集中し、都市
の規模が大きくなると万有引力の法則に従って、
地方からどんどん人、物が都会に引き付けられ巨
大化していく。
アインシュタインの理論では、惑星がどんどん
巨大化すれば引力もすさまじく強くなり、周りの
惑星を吸収し、いずれは自分の重みに耐えきれな
くなってつぶれていき、光までも吸収してついに
はブラックホールになります。
大都会の運命も同じだと思います。いずれは自
壊する。人口密度がどんどん高まり、子育てをす
るスペース、環境がなくなり子供を複数生んで育
てることができなくなる。すでに日本では、そう
いった環境になってきています。子供が産めない
環境になれば、地方からの人口流入が続かない限
り、大都会も人口減少に転じます。若者、特に若
い女性が地方から大都会にどんどん出て行ってし
まっている現状では、地方の子供の数も激減し、
大都会への人口供給は途絶え、結果として日本全
体の人口が急激に減っていくことになります。
地方がこのまま限界集落であってはならない。
朝から夜まで赤ん坊の泣き声、子供達の遊ぶ声が
あちこちから聞こえて来るかつての様な日本にし
ないといけません。地方は空間的にとても余裕が
あり、何人でも子供を産める場所なのです。国は
「地方の時代」、
「地方分権」などと、この何十年も
言ってきた単なるリップサービスをやめて本気で
地方の人口増加政策をとらなければなりません。
しかし、国に頼ってばかりいては、白鷹町のみ
ならず山形県全体がすぐに限界集落になってしま
います。地方の人口減少を食い止めるためにはま
ず、自分たちでできる事から始めなくてはなりま
せん。
「万有引力」を弱めなければなりません。万
有引力を加速させている原因は、給与水準の低下
などいろいろありますが、私はテレビの影響が大
きいと思っています。毎朝、どのチャンネルを回
しても「東京のスィーツのおいしいお店」
「東京の
うまいもの店」
「東京の隠れた名店」
「東京のファッ
ションブランド店」
「東京の新名所」
「東京の天
気」・・・。東京・東京・・。東京の宣伝ばかりし
ている。ここは山形だぞ。東京のキー局からの番
組を何も考えずに垂れ流している山形の民放各局
は相当に罪が重い。毎朝視覚や聴覚に暗示の如く
東京が入り込めば、誰だって東京に行きたくなる
に決まっています。まず、地方局はそれを改める
ことです。みんな東京に行けば、人口が減って視
聴者数が減り、スポンサーが減り、結局は自分で
自分の首を絞めることになる事を理解すべきです。
実際、医療関係を見ても山形県の看護学校卒業
生の3人に1人は県外に行ってしまいます。就職
ガイダンスで、東京にある病院の職員が来て、
「う
ちはディズニーランドのそばですよ。」などと言わ
れて、その気になってしまう若い看護学校卒業生
は結構いるという話を聞いたことがあります。ま
た「スカイツリーは病院からすぐそばです。」など
と言われて、付き添いの母親が、自分が行きたい
がために「あらいいわね。あんたそこに決めなよ。
」
などと親が子供をそそのかしている例も多くある
と聞いています。
山形大学医学部でもここしばらくは卒業生の半
分も山形に残らないという話を大学の先生から聞
きました(今年は半分以上残ってくれたようです
がそれでも3人に1人以上は県外に行ってしまい
ました)。
テレビ局が本当に地元の事、自分の会社の事を
考えているのなら、東京の番宣はやめてくれ。山
形県のいいところ、山形県の発展につながること
を最優先に放送し、若い世代を教育してほしいと
思います。
18
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
雪止めのある屋根 山形市 武 田 和 夫
3月にお伊勢参りをした。4月になると古いお社
化し補修か取壊しかを迫られている。パリやウイー
を解体するというので、その前に新旧双方のお社を
ンの建築は築100年などざらなのに。
見学しようという、ロータリーで同期のガバナーの
参宮線の電車の窓から家々の屋根を見ていて、
誘いで出かけた。
のっぺりして何となく物足りない、アクセントが無
昔、結婚して間もない頃、お伊勢参りをしようと、
いと感じた。小さな家に鬼瓦などが無いのは当然だ
お参りをしてお札を頂いたが、建物がどうなってい
が、上から軒先まで何も無い、北国なら屋根の積雪
たかなど記憶に無い。今度は式年遷宮ということで
が不意に落ちないように、トタン屋根なら軒近くに
しっかり見てこよう。
は雪止めのアングル、瓦屋根でも2段3段に雪止め
内宮も下宮もすべて木造建築である。20年に1度
の突起がついて、一つのアクセントになっている。
の式年遷宮だが、20年では税務署の木造家屋の耐用
北国の人間の偏見かも知れぬが、これが無いとノッ
年数、原価償却からも、そんなに傷んではいないの
ペラボウに見える。
ではないかと考えた。内宮も下宮も形はほとんど同
お社は直線的な屋根で、南洋の大きな屋根の端を
じで、屋根の千木、鰹木が違う。内宮の千木は先端
支える転びの柱が起源といわれる、棟持柱が壁の外
が水平に切られ、下宮では縦に切られている。鰹木
にきちんとある。南方系なのだ。伊勢湾の辺りは積
は内宮が偶数、下宮は奇数である。男女を陰と陽に
もるほど雪は降らないと見た。北国では雪が少ない
対比する古来の説では、女性は陰で偶数、男性は陽
と夏の稲作が水不足で困るといわれるが、ここでは
の奇数である。天照皇大神は女性ということなので、
台風が大量の水を運んでくれる。屋根に雪が積もら
陰の偶数、下宮の神様は食料調達、農産業の神様で
なければ、雪が落ちる場所も要らず、隣と軒を接し
男性ということになる。神代の昔から男性は女性を
ても平気なのである。屋根の勾配も緩やかである。
養うために働くことが定められていたのだ。
家作りは一生一大事業なので伝統が残りやすい、無
柱が掘建ての白木造りでも正殿の壁や柱はまだ良
用になったものも変わりながら残る、棟持柱が良い
いが、屋根が一番傷んでいる。雪や軒先のツララで
例である。西欧の石造りの建築は百年二百年使われ
やられるのだろう。建物は人が住まないと傷みが早
ている、合理的規格の団地のコンクリートは老朽化
くなるといわれるが、神様のお住まいは無住と同じ
している。隣の国では高層建築が完成前に、手抜き
か。門の屋根など軒先が直線ではなく波打っている、
か、崩れたり傾いたりしている。風土に合った様式
苔や草も生えている。ペンキ塗りなどの習慣が無い
は尊重しなければならない。
日本の家屋は、メンテナンスがどうしても疎かにな
る。住宅など一生ものと思っていると、団塊の世代
が憧れて入居した団地の建物が、築40年程度で老朽
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
読
む
こ
と
が
で
参
考 き
資 る
料 。
・・
本日
の本
郷人
土名
館
事
典 松
坂三
俊省
夫堂
著
共
同
出
版
発
行
る
自
分
の
心
象
な
の
で
あ
っ
た
』
と
評
し
て
い
る
。
『
北
国
』
は
現
在
『
丸
山
薫
全
集
』
角
川
書
店
で
品
を
収
録
し
た
詩
集
は
他
に
『
仙
境
』
が
あ
り
、
真
壁
仁
は
そ
れ
ら
の
自
然
詩
を
『
景
物
を
透
し
て
見
で
は
簡
素
な
力
強
さ
を
秘
め
た
、
温
か
く
ヒ
ュ
ー
マ
ン
な
詩
風
へ
と
転
機
し
て
い
る
。
岩
根
沢
で
の
作
愁
を
た
た
え
な
が
ら
異
常
に
緊
迫
し
た
造
形
的
な
も
の
だ
っ
た
が
、
昭
和
二
十
一
年
出
版
の
『
北
国
』
る
か
た
わ
ら
、
昭
和
二
十
三
年
七
月
ま
で
山
形
で
の
創
作
を
続
け
る
。
昭
和
初
期
の
詩
風
は
孤
独
な
憂
和
二
十
四
年
四
月
西
村
山
郡
岩
根
沢
に
移
り
住
む
。
岩
根
沢
の
国
民
学
校
(
小
学
校
)
で
教
師
を
務
め
大
分
市
生
れ
。
昭
和
七
年
処
女
詩
集
『
帆
・
ラ
ン
プ
・
鷗
』
を
出
版
。
東
京
中
野
で
戦
災
に
あ
い
、
昭
丸ま
る
や
ま
山 か
お
る
薫
(
一
八
九
九
〜
一
九
七
四
)
昭
和
期
の
詩
人
(
庚
韻
平
起二
・
転
句
拗
体一
)
集 北 流 月
中 國 水 山
丸
澄
風
黄
山
光
想 二善
春 詩
晴 一格
し
集ゅう
中ちゅ
はうち
ょ
澄 う
てつ
し
春ゅん
晴せい
を
想おも
わ
し
む
鶯
已
有
レ
聲
り
山
形
県
の
偉
人
汚
山
麓
雪 薫
雲
行
北ほっ
国こく
の
風ふう
こ
光 う
流ゅう
す
水 い
月げつ
ざ
山 ん
黄こう
お
鴬 う
山さん
ろ
麓 く
詩しか
格く
を
善よ
く
し
已すで
に
声こえ
有あ
り
雪せつ
雲うん
行ゆ
き
19
山
形
市
武 田 昌 孝
20
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
上山の在宅医療の現状
上山市 原 田 一 博
在宅医療とは自宅で患者の生活をそのまま支え
る医療を指し、生活場主体の医療であり入院で束
縛されず、自宅で必要な疾病の治療、延命などQOL
を目指す医療である。それには緩和ケアや看取り
も入ってくると思われる。
現在、上山市の在宅医療と言われる活動は個々
に活動している訪問看護ステーションが2ヵ所あ
るが医師会、行政等が関与した組織化された活動
はない。
国はこの在宅医療に財源を確保し奨励し始めて
いる。
県医師会でもそれに合わせて在宅医療の現状を
把握するため2月に各市町村医師会にアンケート
調査をし、3月に在宅医療委員会をたちあげた。
そこでわかったことは充実した取り組みをして
いる市町村医師会とまったく何もしていない市町
村医師会があり、その差があまりにも大きいとい
う印象を受けたことであった。
当然上山市医師会は後者の何もしていない医師
会に入り、かかりつけ医が家族に依頼され個人で
自分の患者さんを往診しているのが現状である。
在宅医療の必要性を受け佐藤医師会長より行政
と協力して上山市医師会独自の在宅医療を創れと
の依頼を受け講習会や研究会に出席し勉強させて
もらった。
その結果
1.市町村により事情が違い進め方が違うこと
2.医師会だけでは何もできない。行政主導で歯
科医師会、薬剤師会、施設の関係者、ケアマ
ネージャー、介護関係者等々との横の繋がり
が必要であること。
3.患者さんの実態把握。
等々いろいろ問題があると思われた。
それでまず、医師会の先生方にも勉強してもら
うため講演会を企画した。演者は県医師会の在宅
医療委員会で中心的立場で話を進めていた中目千
之先生にお願いした。その際中目先生より在宅医
療は医師会だけではできない。横の繋がりが必要
だから関係者全てに講演したいとの要望があった。
当然なことと思われ行政にお願いし関係者に参
加を促し、6月5日に開催した。
驚いたことに行政の努力もあったと思われるが
100名近くの出席者があった。関心の高さを感じた。
中目先生には誰でもわかるように基本から応用
まで丁寧に説明をいただいた。上山市の事情をふ
まえ、上山市独自の方法を考えていく道筋がみえ
た感じがした。
懇親会でも大いに盛り上がった。医師会だけの
会議であれば前期〜後期高齢者がほとんどである
が、今回の懇親会は若いこれからの人がほとんど
であり、パワーを感じ上山も満更ではないと思わ
れた。
さて、次のステップに入るわけであるが、どう
しても行政主導でなければならないと思っている。
まず行政と話をして、多職種の代表の方々と話
し合いの場を設けたい。その際事務局をどうする
か?かかりつけ医はそのままでいいがリーダーは
どうするか?既存の訪問看護ステーションとどう
関わりをもっていくか?どれだけの医療機関、多
職種の方々の協力を受けられるか?
一番の問題は上山市には総合病院がなく、脳卒
中患者、癌患者その他自分の専門外の疾患患者は
ほとんど山形市の病院に紹介されるか搬送されて
いる。そういう人が退院する時、逆紹介を原則と
することは当然であるが退院時カンファランスへ
の出席をどうするか?患者さんの登録等はどうす
るか?勉強するほど問題が出てきた。
ただ、今回の講演会、懇親会の出席者をみると
そのパワーに圧倒された。このパワーがあればな
んでもできそうな気がしてくる。
まだ第一歩ではあるが少しはわかってきた。こ
れからどれだけ実行に移せるかが問題になってく
ると思われる。
今回の講演会は行政の方々に大変お世話になっ
たが多くの面で意義のあるものであった。
最後に今回講演を快く引き受けてくだされた中
目千之先生に厚くお礼申し上げます。
(H26年6月20日記)
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
21
尾道~視察とワインの旅~
鶴岡市 中 目 千 之
第25回日本在宅医療学会学術集会が5月24日、
日の4例のケアカンファランスに集まった人たち
25日に倉敷アイビースクエアで開催されることに
は、片山先生のほか、医院の看護師、ケアマネ
なった(会長 山口佳之 川崎医科大学 臨床腫
ジャー、小規模多機能施設の人たち、歯科医師、
瘍学教授)。テーマは「創ろう、地域はひとつのホ
病院の医師、訪問看護師、PT、福祉用具担当者等
スピタル~発信、我らが在宅連携~」。そのメイン
で、少ない例では6人、多い例では14人からなる
シンポジウム「我らが在宅連携」の座長を依頼さ
構成で、もちろん常に患者家族が2、3名参加し
れた。毎日が凡にして単純。うつうつ回る人生を
ている。一例にかける時間は約20分。4件ともこ
おくってても仕方がないと、お引き受けし、いざ
れまでに何度もケアカンファランスを行った症例
倉敷となった。しかし、よく考えると倉敷といえ
であることから、自己紹介等なくいきなり情報交
ば、わが親友のいる尾道がそばにある。まずは尾
換や対処の方法との討議に入っていった。1例目
道だ、片山先生に会いに行こう。
のケアカンファランスが終わるころには、待合室
には次の症例の構成メンバーの人たちが集まって
片山医院視察
いて、既にそこで事前の話し合いが行われている
我々在宅医療を行っている者にとって、尾道と
例もあった。第1例は90歳女性。多発性骨髄腫、
いえば片山壽先生である。尾道方式といって、在
認知症他。寝たきり状態であったが、疼痛コント
宅医療先駆者として知らない人はいない。在宅医
ロールが順調に行ったことから起きれるようにな
療の分野では、片山先生といえば横綱であり、一
る。寝たきり、閉じこもりの予防、精神面での支
方私は平幕遠藤である。しかし、どういうわけか
援等が討論された。家族から本人が好きなことが
気が合って、親交温めあう仲となっている。尾道
できる状態の維持の希望があった。第2例は92歳
方式の代名詞ともいえる片山医院でのケアカン
の女性。心不全。小規模多機能居宅介護での生活
ファランスを視察に行った。5月23日、当日は午
方法について討論された。第3例は81歳の男性。
後1時半から4件のケアカンファランスが予定さ
糖尿病、小脳出血、認知症他。小規模多機能施設
れていた。片山医院でのケアカンファランスは、
で生活してきたが、やはり自宅での生活を強く希
通常、介護保険の規則で決められているケアマネ
望されたことから、在宅での対応を主として討論。
が主催するサービス担当者会議とは全く趣旨が異
リハビリの導入、夫人の精神的負担等に関して討
なる。ケアカンファランスは在宅主治医、あるい
論。第4例は92歳の男性。認知症、甲状腺機能低
はほかの職種の人が必要と判断した時点で自由に
下症他。訪問歯科医師、歯科衛生士の出席あり。
何回も開催されるからである。そして、多職種の
歩行訓練等リハビリを中心に討論。全国的にも有
人たちが集まって問題解決に当たるというもので
名な片山医院でのケアカンファランスというと、
ある。つまり、サービス担当者会議とは別建てで
何か崇高で非常にレベルの高い話がおこなわれて
開催されている。サービス担当者会議だけに付き
いると思いがちになるが、百聞は一見にしかず。
合っていてはだめというのが、片山先生の持論で、
討論の内容は、我々が普段ケアマネや訪問看護師
もっと頻繁に自由に必要性があるときに迅速に開
とやり取りしている情報交換とほとんど同じであ
催することが肝要とのこと。在宅主治医の片山先
る。何ら変わりはない。しかし、決定的に違う点
生が往診をした結果、あるいは病院からの退院時、
がある。それは家族へ与える安心感、信頼感であ
転院時、さらに家族からの要請等でカンファラン
る。われわれは、電話、ファックス、メール等で
スが開催される場合が多いとのことであった。当
ケアマネや訪問看護師と情報交換や情報提供をお
22
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
げられるケアカンファンランスでは、多職種の人
200本入りのワインセラーが7台。それでも入りき
れないので、6畳の部屋を24時間365日エアコン
を入れて保管。1600本以上あるそうです。さらに
ボルドーの1997年以後のものはエノテカのエイ
たちが熱心に親身になって対応を考えているさま
ジングセラーに保管。話を聞いて口あんぐりとい
を家族はじかに自分の目でみることになる。これ
う状態で酔いがさらにまわりました。尾道という
はもう家族にとっては、絶大なる信頼感と安心感
ところはすごいところですね。在宅医療の横綱が
のなにものでもない。尾道方式の神髄の一端に触
いるかと思うと、ワイン収集を先祖代々行ってい
れたと同時に、在宅医療の根幹、すなわち在宅医
るお公家さんがいるわけですから。もう一人忘れ
療とは本人のため、介護にあたる家族のためとい
てはいけないお人がいます。これも今回聞いたお
う基本をあらためて考えるいい機会となった。
話。山形といえば山形大学医学部に某教授いるで
こなっているが、そのさまを家族は全く知らない
し目に触れていないからわからない。熱意も当然
伝わっていない。しかし、家族の目の前で繰り広
しょ?あの人は、尾道因島(いんのしま)出身で、
尾道ワイン会
有名な村上水軍の末裔だよ、と教えられました。
片山先生とは前述のように親友のように付き
おいしいワインと友情を確かめあい、吉田類なみ
合っていただいている仲であるが、非常に気が合
の千鳥足で尾道の夜は更けていったのであります。
うもう一つの理由は二人とも大のワイン好きとい
うこと。二人がともにまだ地区医師会長のころ、
第25回日本在宅医療学会学術集会
片山先生が鶴岡に在宅医療の視察に来鶴したさい、
5月24日、25日と倉敷アイビースクエアで本学
私がとっておきのワインで歓迎したところから、
会が開催された。その中のメインシンポジウム
「我
二人の親密な友好がはじまったということである。
らが在宅連携」で、芦野吉和先生と一緒に座長を
視察の日の夜、尾道ワイン会のメンバーの二人を
行った。基調講演は片山先生による、
「在宅緩和ケ
交えて、東京物語の映画の撮影で有名になった百
アと地域医療連携システム~超高齢社会の在宅医
年以上の歴史的料亭、
「竹村屋」で4人でのワイン
療とe
ndof
l
i
f
ecar
e」。そのあと、5名のシンポジ
会が始まった。砂田先生はハンディゼロのゴル
ストによる講演があり、その中には本学会長の山
ファーで、持参したワインは白、ポールペルノー・
口佳之先生の講演もあった。最後に追加発言とし
バタールモンラッシュ 1990。吉原先生はルロワ・
て、厚労省医政局指導課在宅医療推進室室長 ロマネサンヴィヴァン1997、片山先生はシャンパ
佐々木昌弘先生の講演があった。各地域で情熱を
ン、クルグ1998と白、コントラフォン・ムルソー
かけて地域医療や連携を構築している先生方の活
1993。すべて、現在、市場では手に入らない代物
動内容に我々も負けてはいられないとネジをしっ
ばかり。特にバタールモンラッシュは今が最後の
かり巻いて帰路についた。
飲み頃で来年はもう枯れ始める、その寸前の熟成
晩期という感じで、非常に印象に残ったワインで
した。ワイン以上に驚いたことがありました。4
人のうちの一人の吉原久司先生は藤原家のお人と
いうこと。吉原家は藤原親能(ちかよし。鎌足か
ら20代目)を始祖として今のこの先生が第39代目
にあたる。代々ワインの収集をしており、家には
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
23
日本人間ドック学会・健保連 新健診基準値公開の波紋
南陽市 大 塚 聡
日本人間ドック学会・
健康保険組合連合会(以下、
ドック学会・
健保連)が、新しい健康診断の基準値
の策定を進めるなか、4月4日、
「新たな健診の基
本検査の基準範囲 日本人間ドック学会と健保連
による150万人のメガスタディー」なる表題で、厚
生労働省に中間報告した。その内容を記者発表し
たことを受け、翌5日には各報道機関がニュース
として取り上げたため、瞬く間に庶民の知るとこ
ろとなった。残念なことに、医療従事者に先行し
て一報が入ることなく唐突に、しかも基準値緩和
といった誤解を招きかねない見出しで、マスメ
ディアを通して一般市民に報じられてしまったの
だ。この報道を知った外来通院中の患者さんの口
から、早速 ”もう、血圧の薬飲まなくても良いん
だが?” との危ない言葉が飛び出す。指導に当た
る医療サイドでさえ、どのように説明するのが妥
当なのか統一見解のない、まだ事態を正確に把握
できていない状況下でのことだ。このまま指導担
当者の各々が、良かれと思った説明をバラバラに
続けていたのでは、臨床の現場で治療を受けてい
る方々の不安が募るばかりである。それどころか
説明すら受けることなく、今回の配慮のない報道
を鵜呑みにし、本来は必要な治療を自ら止めてし
まう非健常者を生み出す危険性も秘めているのだ。
こんな思いを巡らせるなか、5月27日、南陽市
東置賜郡医師会館にて、第6回目となる保健関係
業務推進に関わる意見交換会(後藤医師会長の提
案でH.
22年度に発足した新会合)が開催された。
この際、ドック学会の基準値の新案はもう万人が
周知であることを前提に、保健指導に当たってい
る担当者も同じ思いであろうと、今回のこの厄介
な報道に対して、どう対処しているのか現状を尋
ねてみた。その結果、この議題は今後の重要な課
題であると受け止めて頂き、別途に話し合いの機
会を設けることになった。6月10日、今度は検診
の現場の指導で実働している主任保健師の方々
(南陽・
高畠・
川西)にも参加してもらったうえで、
検診委員会にて論議がなされた。
以下、この度当委員会で交わされた意見をもと
に、健康推進を担っている医療従事者のとるべき
姿を、私的な見解も含めて綴ってみたい。まず、
現行の各市町村の特定健康診査・一般健診後にな
される健康相談の実態から把握してみた。各々の
事業名は南陽で“ドック結果おしらせ”
、高畠で
“健診結果説明会”、そして川西では“健診結果に
基づく相談”と異なるものの、いずれも参加率の
高い充実した活動を展開し、これを地域住民に工
夫して提供していた。当然の如く、この健康相談
には揺るぎない判定基準が必須となるが、当該管
轄域では公益財団法人やまがた健康推進機構の提
示した基準値をもとに説明がなされていた。今後、
この推進機構が何らかの新基準を採用することに
なれば、従来通りその都度追従していくことにな
るのだろう。当の推進機構は、これまた山形県健
康診査実施要項(国で提示した基準値を使用)を
鋳型に、判定基準値を設定している。
今回問題となっているドック学会公表の概要は、
次の通りである。
「人間ドックや企業の健康診断で
は、未だに判定の基準値が統一されておらず、各
施設が独自で決めたり、ドック学会が公表してい
る判別値を使ったりしているのが現状である。今
回、こうした施設ごとのバラつきをなくす目的で、
平成23年に人間ドックを受けた150万人の中から、
重大な既往歴がなく薬物治療や喫煙をしていない
健康な成人約1万人を抽出して分析した。その結
果、従来の基準値範囲を超える値でも、健康を維
持している人が多数いることが明らかとなり、こ
れから基準を見直せる可能性が示唆された」そし
て、ドック学会も「この基準範囲は“専門学会が
ガイドラインで示している疾患判別値”とは異な
る」と、当発表論文の中で誤解が生じないように
説明している事実を付け加えた。
端的に捉えれば、ドック学会発表の基準値は、
従来の基準値のように疫学調査に裏付けされた数
値ではなく、超健康人(スーパーノーマルな人)
約1万人の個々の検査値から基準範囲を求めたも
のに過ぎないのである。それ故、今回公開された
基準範囲と従来の基準値とを比較しようと、両者
を一覧表にして同列で表示したこと自体が、そも
そも間違いなのだろう。こうしたマスコミの報道
24
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
の仕方によって、一般市民が誤解して受け止めて
しまう事態が生じてしまったのである。既に不特
定多数の庶民の目に触れてしまったものを払拭す
るのは中々難しいだろうが、少なくても我々はこ
の事実を真摯に受け止め、今後の健康相談の現場
で受講者に修正を施しつつ、正しい情報を提供し
なければならない。ドック学会の最終報告を待ち、
厚生労働省の方針が確固たるものになるまでは、
当面現行のままで指導していくという見解に至っ
た。
さらに、
「今回の日本人間ドック学会の発表が、
健康基準を緩和したかのように一部マスコミなど
で報道されていますが、事実とは異なりますので
十分ご注意ください」
(臨床研究適正評価教育機構
JCLEAR)といった掲示できる用紙を配布し、こ
れを健診機関・医療施設で活用してもらうことに
した。これをもって、当局では待つだけではなく、
曖昧な誤った報道に振り回されることなく、発表
内容を正しく理解してもらえるよう、積極的に啓
蒙していく姿勢も示すことになった。このように、
健康相談に携わる保健師と日常診療に当たる医師
が同時に、しかも比較的早い時期に統一見解を確
認し合えたことは、指導を受ける受診者の不安を
減らすうえで、非常に有意義なことと思われた。
奇しくも、我々の委員会開催と同日の朝日新聞
に、
“人間ドック学会、健診結果緩和案”と題した、
ここ2ヶ月程の社会の動向も踏まえたうえでの記
事をみかけた。ここでも、ドック学会理事から
「今回の基準案は、将来の危険度を判別する専門学
会の診断基準とは意味合いが違う。治療について
は医師に相談して欲しい」との説明があり、当医
師会の方針を後押しする形となっている。それに
しても、4月の発表当初、各報道機関が一斉に飛
びついた時のように、何故、挙ってこの重大な弁
明をもっと大々的に報じないのか?非常に残念な
流れである。実は、今回の論文が一部報道される
や否や、ドック学会には報道で誤解した医療関係
者からの問い合わせが相次いでいた。対応に追わ
れた学会は、報道機関へ公表した内容について理
解を求める説明文を、早くも4月7日付で自ら発
信していた。その概要は、
「現在のデータは単年度
の結果であり、今後数年間さらにデータ追跡調査
をして結論を出していくことになります。従いま
して、今すぐ学会判定基準を変更するものではな
く、厚生労働省には特定健診の保健指導基準が性
別、年齢別によって数値が違うものがあり、この
事実を報告した段階であることをご理解いただき
たい。健診の現場で使える判定基準を、これから
作成していくことになります。」と言うものであっ
た。良く理解できたが、この内容を全国に向けて
発信していたのなら、今回の基準値の件で困惑す
る者を減らせただろう。
今回のマスコミの報道は“基準範囲”と“疾患
判別値”を混同し、誤解を与える可能性があると
散々非難されたが、ドック学会自体の「新たな健
診の基本検査の基準範囲 日本人間ドック学会と
健保連による150万人のメガスタディー」と題する
報告の仕方にも疑問が残る。一見すると今回の結
果は、150万人から得られたデータをもとに分析し
て得られた成績と思われがちだが、実際の報告さ
れたレポートを査読すれば、最終的にデータ収集
した対象者は1万人強に留まる。タイトル自体が
誇大表示と受け止められても仕方がないのである。
最近、よく耳にする改ざん・
捏造の匂いはしないが、
これはタイトルしかみなかった者にとっては、隠
蔽にもなりかねない行為である。さらに、4月上
旬という日本各地で健診事業が開始されるこのタ
イミングで、何故急いで中途半端な中間報告なる
データを開示しなければならなかったのか不思議
である。
しかしながら、南陽市東置賜郡医師会で、今後
の検診活動を企てるにあたり、今回の新健診基準
値騒動を通じて、当局の基本概念の一つである三
位一体(医師会−行政−検診センター)の連携の
重要さを再認識できたのは幸いである。
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
25
米沢市医師会だより「好生」
(平成25年1月1日 第57号)から
イタリア旅行記
米沢市医師会 小 関 圭 子
<夏休み>
日本のこともよく
夫が、「今年はイタリアに行くぞ」と言った。
知っていた。話術
閉所恐怖症の私には、出かける前から飛行機の
がうまく、女性に
中の12時間がとても心配だったが、8月8日、成
よく話しかけ、イ
田を飛び立ち、なんとか無事にローマに到着。真っ
タリア男はこうい
青な空、イタリアも暑かった!ただ湿気が少ない
う感じなんだなと
ので、日蔭に入ると気持ちが良かった。午後の早
思った。彼の案内
い時間にローマに着いたので、一緒に行った他の
で行った一つ星レ
人たちはスペイン広場などへさっそく観光に出か
ストランのイカ墨
けたが、長時間のフライトに疲れた私たちはホテ
パスタとシーフー
ルでゆっくりし、ワインとチーズで乾杯した。
ドリゾットが抜群
第1日目、ローマ観光。ローマはいたるところ
だった。昼食のあ
が、歴史を感じさせる街並み。バチカン美術館、
とグッチのバッグ
システィーナ礼拝堂、コロッセオ、トレビの泉な
とベネチアングラ
どを見て、午後はフィレンツェへ286km。
スのペンダントをge
し、これで私のイタリア旅行
t
第2日目、フィレンツェ観光。メディチ家の繁
は満足!
栄がうかがい知れるウフィッツィ美術館、ドゥオ
午後はまたバスに乗って124km、ロミオとジュ
モ、ベッキオ橋もすばらしかったが、なんと言っ
リエットの舞台になったベローナへ行った。ベネ
ても、夕方、丘の上から見たアルノ川、そして向
チアとミラノの途中にちょっと立ち寄っただけの
こう岸に見えるフィレンツェの街並みは美しかっ
観光だったが、この街も中世期のような建物が立
た。ほんとに一枚の絵ハガキのようだった。午後
ち並び河や山が美しいところだった。またここか
はピサの斜塔へ。そしてベネチアへ333km。
らバスで167kmミラノへ。夕方遅くミラノへ着い
第3日目、ベネチア観光。それぞれの観光地で
たが、その時見たドゥオモはまた荘厳で美しかった。
日本人の旅先案内人が現れて案内してくれたが、
最終日、ミラノでスカラ座やショッピングアー
このベネチアの案内人は、ユル・ブリンナーのよ
ケードを見て空港へ。疲れた〜〜
「ピサの斜塔をささえている
ところ。
」
うなスキンヘッドの葉巻をくわえた大きなイタリ
ア 人 だ っ た。
<まとめ>
第一印象が怖
1.長時間飛行機に乗るときは、ビジネスクラス
い感じだった
でないと中高年には無理である。
が、彼の第一
2.旅行に行ったときはあちこち行くよりは1ヵ
声 が、「み な
所のホテルを決め、その周辺を観光したほう
さーん、私は
が楽である。
ヤクザではあ
3.おいしいワインを飲みたいとイタリアに出か
りませーん。」
してご機
けた夫は、おいしそうなワインをge
t
だった。日本
語 が 上 手 で、
「ベネツィアへ行く船の中で」
嫌だった。
26
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
性被害における
ワンストップセンターの現況
山形県医師会理事 三 條 典 男
昨今の性被害の増加に伴って、政府は平成23年に性犯罪被害のワンストップ支援センター開設の手引
き設定のための聞き取り調査結果を内閣府の名前で公表しました。平成24年には性犯罪被害者が相談・
治療・
カウンセリング・
警察への届け出・
弁護士への相談などを一カ所で受けられる「ワンストップセン
ター」を増やしていくことを盛り込んだ「犯罪被害者白書」を閣議決定しています。
現在、
「ワンストップセンター」が存在している都道府県は約10に及びますが、まだ当県には設置さ
れていません。 また、当県に於いては設置を推進すべき担当部署も決まっておりません。理由は種々
考えられるのですが、国の推進機関が内閣府で有り、各地方自治体への予算などについての明確な筋道
が決まっていないことが大きな原因の一つであるとも言えます。
(略称:
白書に先立ち、2010年に大阪府松原市の阪南中央病院内に「性暴力救援センター・大阪」
SACHI
CO)が開設されています。SACHI
COは民間任意団体が寄付金で運営している組織ですが、1回
目の診察と5回のカウンセリングは無料です。しかしながら、寄付に頼っているためにその経済基盤は
脆弱と言わざるを得ません。また、他の都道府県における同様の組織も、バックアップすべき地方自治
体の予算が乏しく、活発に活動しているとは言えない状況です。
我が山形県においても性犯罪は増加の傾向を見せており、産婦人科医会や県警本部などでは水面下で
設置に向けた方向性を模索中ですが、如何せん、設置主体をどうするか、自治体の関与(担当部署)は
どうするかなど問題が山積みで動き出す道筋が未だに見えてきていません。山形県産婦人科医会では金
杉会長のリーダーシップの下、女性医師を中心として設立された際の協力体制を整えつつありますが、
この問題に関しては、一人産婦人科領域の問題ではなく、内科、精神科なども包括していく必要もあり、
今後は県医師会としての関わり方をどうするか、県当局との調整など難題が待ち受けています。また、
マンパワーの不足や、経済基盤をどの様にするかなども解決すべき大きな問題です。これらの問題は、
各県でも同様に抱えておりますが、私が知る限りでは、大分県や沖縄県では設置推進のための会議を設
置し活発に活動を行っています。当県も遅れを取らないように、医師や関連方面への周知、啓発などを
積極的に行っていくべきでは無いかと愚考する次第です。
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
27
県医師会だより
第
4
回 全 理 事 会
日 時、平成26年6月11日㈬ 午後3時30分~
会 場、ホテルメトロポリタン山形 出席者
会 長 德永 正靱
副 会 長 中目 千之、清治 邦夫、中條 明夫
常任理事 大内 清則、島貫 隆夫、吉岡 信弥
渡辺 眞史
理 事 江口 儀太、折居 和夫、加藤 修一
神村 裕子、齋藤 聰、三條 典男
監 事 小林 正義、福原 晶子
議 長 佐藤 顕
副 議 長 島田 耕司
事 務 局 鈴木事務局長他事務局員
1.報 告
敢 正副会長会議
6月4日㈬ 県医師会館
德永会長、中目・清治・中條副会長出席
德永会長より、本会の今後の進め方や全理事会
に提案する議題等について協議した。この中では
特に、郡市地区医師会との連携を密にするための
方策が検討され、
「地区医師会長と県医師会との連
絡会議」を8月30日に開催することとした旨報告。
いけるよう、一部の業務を付議することについて
提案があり、提案どおり決定。
棺 常任理事の選定について(定款第37条第2項)
德永会長より、大内理事、齋藤忠明理事、島貫
理事、深尾理事、吉岡理事及び渡辺理事が指名さ
れ、常任理事に選定された。
款 平成26・27年度理事会務分掌について
德永会長より、各担当部の部長、副部長及び部
員並びにその分掌について提案があり、原案のと
おり決定。
〔Ⅰ〕報告事項
1.山形県医師会禁煙推進委員会
5月29日㈭ 県医師会館
有海会長ほか役員出席
大内常任理事より報告。
(詳細については、本誌
前月号に掲載済み)
2.協 議
敢 会長が欠け又は事故あるときに職務を代行
する副会長の順位について(定款第25条第4項)
2.山形県医師会第131回定例代議員会
5月31日㈯ 山形国際ホテル
役員出席
德永会長より、標記順位について説明があり、
役員名簿の順により、中目副会長、清治副会長、
中條副会長の順とすることと決定。
中目副会長より報告。
(詳細については、本誌前
月号に掲載済み)
柑 理事会開催の定例化及び招集通知の省略に
ついて(定款第35条第2項、第37条第3項)
德永会長より、これまでどおり全理事会を毎月
第4水曜日に定例会として、常任理事会を毎月第
2水曜日に定例会として開催することとし、併せ
て、その開催通知は省略することについて提案が
あり、提案どおり決定。
桓 常任理事会の設置及び常任理事会に付議す
る事項について(定款第37条第1項)
德永会長より、これまで同様に常任理事会を設
置することとし、これを従来に近い形で運営して
3.東北医師会連合会理事・代表者合同会議
6月6日㈮ ホテルメトロポリタン仙台
德永会長、中目・清治・中條副会長出席 德永会長より、平成25年度決算及び日医の役員
選挙等について協議された旨報告。また、中目副
会長より、日医の役員選挙においては、東北ブロッ
クとしては横倉現会長を推薦するとともに、副会
長は、同会長の推薦する者を推薦することとする。
ただし、各個人の自由な投票権は保持することと
なった旨報告。
清治副会長より、山形県より母体保護法指定医
師研修会受講等に関する取り決めについて提案し、
東北管内どこでも受講できるよう決定された旨報告。
28
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
4.保険医療機関の個別指導について
6月10日㈫ 山形ビックウイング
2.臨床研修を修了した者であることの確認等に
ついて
吉岡常任理事より報告。
島貫常任理事より、日本医師会常任理事から、
診療に従事させる目的で医師または歯科医師を採
用する際は臨床研修を修了した者であることの確
認を徹底し、医籍への登録申請の励行について通
知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長宛通
知することと決定。(本会ホームページ・会員メ
ニュー「新着文書」に掲載。)
5.会議・行事等
敢 平成26年度第1回全国メディカルコント
ロール協議会連絡会 5月30日㈮ 宇都宮東武ホテルグランデ
大内常任理事出席報告。
柑 山形県薬剤師会通常総会懇親会
6月1日㈰ ホテルメトロポリタン山形
德永会長出席報告。
桓 子どもすこやか健康事業連絡協議会第1回
連絡協議会
6月3日㈫ 県庁
吉岡常任理事出席報告。
棺 子どもの健康づくり連携事業連絡協議会第
1回連絡協議会
6月3日㈫ 県庁
吉岡常任理事出席報告。
款 平成26年度第1回山形県後発医薬品安心使
用促進協議会
6月3日㈫ あこや会館
中條副会長出席報告。
歓 やまがた健康フェア2014(仮称)第1回実
行委員会
6月4日㈬ 県議会会議室
德永会長出席報告。
汗 平成26年度救急教育連絡会議
6月9日㈪ 県庁
大内常任理事出席報告。
漢 東北地方社会保険医療協議会
6月10日㈫ 東北厚生局
中條副会長出席報告。
I〕通知事項
〔I
1.特別児童扶養手当、障害児福祉手当及び特別
障害者手当の障害程度認定基準及び認定診断書
の様式改正について
中目副会長より、日本医師会常任理事から、標
記通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長
宛通知することと決定。(本会ホームページ・会員
メニュー「新着文書」に掲載。)
3.医師会主催の研修会等への託児サービス併設
費用補助について
島貫常任理事より、日本医師会長から、標記通
知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長宛通
知することと決定。(本会ホームページ・会員メ
ニュー「新着文書」に掲載。)
4.平成26年度産業医学専門講習会(大阪会場)
の開催に係る協力依頼について
9月13日㈯~15日㈪ 大阪市立大学医学部
清治副会長より、産業医学振興財団理事長から、
標記開催案内がある旨説明があり、了知すること
と決定。(本会ホームページ・会員メニュー「新着
文書」に掲載。)
5.平成26年度「山形県ナースセンター事業運営
委員会」委員の推薦及び委嘱について
吉岡常任理事より、県看護協会長から、標記推
薦依頼がある旨説明があり、吉岡常任理事を推薦
することと決定。
6.レセプト電子化猶予中の保険医療機関に対す
る移行確認の調査結果について
中條副会長より、日本医師会常任理事から、標
記通知がある旨説明があり、了知することと決定。
(本会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に
掲載。)
7.厚生労働省「疑義解釈資料の送付について
(その7)」の送付について
中條副会長より、日本医師会常任理事から、標
記通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長
宛通知することと決定。(本会ホームページ・会員
メニュー「新着文書」に掲載。)
8.新たな財政支援制度における提案、計画案に
ついて
中目副会長より、日本医師会副会長から、標記
情報提供の依頼がある旨説明があり、対応は中目
副会長に一任することと決定。
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
9.山形県がん患者医療用ウイッグ購入費助成事
業について
清治副会長より、県健康福祉部長から、がんの
治療に伴う患者の外見の悩みに対して支援するこ
とを目的とした標記助成事業について通知がある
旨説明があり、各郡市地区医師会長宛通知するこ
とと決定。(本会ホームページ・会員メニュー「新
着文書」に掲載。)
10.感染症法における中東呼吸器症候群(MER
29
6.顧問就任について
中目副会長より、県成人病検査センター理事長
から、德永会長に対し標記就任依頼がある旨説明
があり、顧問就任を承諾することと決定。
7.山形県医療審議会委員の推薦について
中目副会長より、県健康福祉部長から、標記推
薦依頼がある旨説明があり、德永会長、中目副会
長を推薦することと決定。
S)の取扱いについて
清治副会長より、日本医師会感染症危機管理対
策室長から、速やかに指定感染症に指定し検疫感
染症に追加するとの通知がある旨説明があり、各
郡市地区医師会長宛通知することと決定。
(本会
ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
〔Ⅲ〕協議事項
8.山形市制施行125周年記念式典の御案内
7月1日㈫ 山形市中央公民館
中目副会長より、山形市長から、標記開催案内
がある旨説明があり、欠席することと決定。
9.幹事の推薦について
1.役員候補者の推薦について
中目副会長より、社会保険診療報酬支払基金山
形支部長から、標記推薦依頼がある旨説明があり、
德永会長を推薦することと決定。
中目副会長より、やまがた健康推進機構理事長
から、標記推薦依頼がある旨説明があり、德永会
長を推薦することと決定。
10.山形県障がい児教育支援委員会の委員の委嘱
2.介護老人保健施設白鷹あゆみの園 開設十周
年記念式典並びに祝賀会のご案内
7月6日㈰ パレス松風
中目副会長より、医療法人聰明会理事長から、
標記開催案内がある旨説明があり、中目副会長出
席することと決定。
3.NPO山形県腎友会第12回定期大会並びに特
別講演会開催のご案内
6月22日㈰ 山形ビッグウイング
中目副会長より、県腎友会会長から、標記開催
案内がある旨説明があり、欠席し、祝電を打電す
ることと決定。
4.山形市医師会懇親会へのご招待について
6月24日㈫ 山形グランドホテル
中目副会長より、山形市医師会長から、標記開
催案内がある旨説明があり、德永会長出席するこ
とと決定。
5.第46回山形県身体障がい者福祉大会の開催に
ついて
7月25日㈮ 寒河江市民文化会館
中目副会長より、県身体障害者福祉協会会長か
ら、標記開催案内がある旨説明があり、欠席し、
祝電を打電することと決定。
について
中目副会長より、県教育委員会教育長から、標
記通知がある旨説明があり、原田正夫先生、横田
雅司先生、井田英雄先生、有海清彦先生、加藤光
広先生、山下淳先生及び伊東愛子先生の委員就任
を承諾することと決定。
11.山形県警察協力医会第26回定期総会の開催に
ついて
7月5日㈯ 山形国際ホテル
中目副会長より、県警察協力医会会長から、標
記開催案内がある旨説明があり、德永会長出席す
ることと決定。
12.第68回東北医師会連合会総会並びに学術大会
「セッション2014-主張・提言―」における演題・
演者派遣依頼について
9月7日㈰ 秋田ビューホテル
中目副会長より、秋田県医師会長から、標記通
知がある旨説明があり、中目副会長が、
「医師会は
行政といかに向き合うか」について発表すること
と決定。
13.第6回公開高血圧講座 ご後援のお願い
6月28日㈯ 鶴岡市勤労者会館
中目副会長より、日本高血圧協会山形県支部長
から、標記後援依頼がある旨説明があり、後援了承。
30
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
14.講演会におけるご後援のお願い
7月24日㈭ 山形国際ホテル
22.平成26・27年度山形県学校保健連合会役員の
中目副会長より、代表世話人から、第10回和G
O懇話会への後援依頼がある旨説明があり、後援
了承。
清治副会長より、県学校保健連合会会長から、
標記推薦依頼がある旨説明があり、德永会長、清
治・中條副会長を推薦することと決定。
15.後援名義使用の承認について
10月19日㈰ 山形テルサ
23.HPV検査併用子宮頸がん検診講習会への後
推薦について
援のお願いについて
7月25日㈮ ホテルメトロポリタン山形
中目副会長より、東北精神保健福祉学会大会長
から、第5回東北精神保健福祉学会山形大会への
後援依頼がある旨説明があり、後援了承。
清治副会長より、県産婦人科医会会長から、標
記後援依頼がある旨説明があり、後援了承。
16.第32回東北理学療法学術大会ご後援依頼につ
24.山形県医師会呼吸器検診委員会委員の推薦に
いて 11月29日㈯・30日㈰ 山形テルサ
中目副会長より、県理学療法士会会長から、標
記後援依頼がある旨説明があり、後援了承。
ついて
委嘱 平間 紀行
清治副会長より、南陽市東置賜郡医師会長から、
標記推薦がある旨説明があり、委嘱することと決定。
17.平成,
26年度山形県北方領土返還促進協議会会
費の納入について
清治副会長より、県北方領土返還促進協議会会
長から、会費納入依頼がある旨説明があり、納入
することと決定。
追 加 要 項
〔 Ⅰ 〕報告事項
1.第7回山形県合同輸血療法委員会
5月27日㈫ 霞城セントラル
大内常任理事出席報告。
18.平成26年度の賛助会費納入について
〔 Ⅱ 〕通知事項
清治副会長より、県防犯協会連合会会長から、
会費納入依頼がある旨説明があり、納入すること
と決定。
19.第45回日本看護学会-在宅看護-学術集会の
開催について
10月2日㈭・3日㈮ 山形テルサ
1.文部科学省「東北地方における医学部設置に
係る構想応募の状況について(速報)」について
中目副会長より、日本医師会長から、標記通知
がある旨説明があり、了知することと決定。
2.教育訓練給付金の拡充について
吉岡常任理事より、学術集会会長から、標記へ
の出席案内がある旨説明があり、德永会長出席す
ることと決定。
20.地域包括ケアシステムトップセミナーの開催
について
7月11日㈮ 山形テルサ
中目副会長より、県健康福祉部長から、標記開
催案内がある旨説明があり、清治副会長出席する
ことと決定。
「山形県周産期医療協議会」委員への委嘱につ
21.
いて
中目副会長より、県知事から、標記依頼がある
旨説明があり、德永会長の委員就任を承諾するこ
とと決定。
中目副会長より、日本医師会常任理事から、雇
用保険法の一部改正により、「専門実践教育訓練」
として拡充され、保健師・助産師・看護師・準看
護師の養成施設もその指定対象になるとの通知が
ある旨説明があり、鶴岡地区医師会へ通知するこ
とと決定。
3.
「山形県医療給付事業補助金交付規程」の一部
改正について
中條副会長より、県子育て推進部長並びに県健
康福祉部長から、子育て支援医療について、外来
給付対象を小学3年生までに拡大するなど標記通
知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長宛通
知することと決定。(本会ホームページ・会員メ
ニュー「新着文書」に掲載。)
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
4.第47回東北学校保健大会及び第66回宮城県学
校保健・安全研究大会並びに第63回仙台市学校
保健研究大会の開催について
8月4日㈪・5日㈫
東京エレクトロンホール宮城、
エル・パーク仙台
清治副会長より、県スポーツ保健課長から、標
記開催案内がある旨説明があり、了知することと
決定。(本会ホームページ・会員メニュー「新着文
書」に掲載。)
5.平成26年度山形県学校保健連合会表彰審査委
員の委嘱及び表彰審査会の開催について
7月15日㈫ あこや会館
清治副会長より、県学校保健連合会会長から、
標記通知がある旨説明があり、吉岡常任理事の委
員就任を受諾し出席することと決定。
6.平成26年度日本医師会認定産業医制度生涯研
修会の開催について
9月6日㈯ 中央労働災害防止協会
清治副会長より、日本医師会長から、標記開催
案内がある旨説明があり、各郡市地区医師会長宛
通知することと決定。(本会ホームページ・会員メ
ニュー「新着文書」に掲載。)
〔 Ⅲ 〕協議事項
1.世界医師会準会員の更新について
31
4.南陽市東置賜郡医師会納涼会のご案内について
8月8日㈮ 赤湯温泉「丹波館」
中目副会長より、南陽市東置賜郡医師会長から、
標記案内がある旨説明があり、德永会長出席する
ことと決定。
5.国内旅行傷害保険包括契約 満期のご案内
清治副会長より、カスミ山形から、標記案内が
ある旨説明があり、継続して契約締結することと
決定。
6.保険医療機関の指導日程について
中條副会長より、保険医療機関の指導日程につ
いて説明があり、次のとおり立会うことと決定
〇個別指導
7月29日㈫ 酒田市中央公民館 島貫常任理事
8月 5日㈫ 出羽庄内国際村 福原監事
8月26日㈫ 酒田市中央公民館 佐藤議長
〇集団的個別指導
8月19日㈫ 庄内町文化創造館 中目副会長
8月20日㈬ 山形ビッグウイング 渡辺常任理事
7.母体保護法指定医師研修会について
7月5日㈯ 山形大学医学交流会館
中目副会長より、標記研修会について説明があ
り、原案のとおり開催することとし、東北各県に
も通知することと決定。(本会ホームページ・会員
メニュー「新着文書」に掲載。)
中目副会長より、日本医師会長から、標記通知
がある旨説明があり、現役員及び退任役員の意向
を確認のうえ更新手続きをすることと決定。
8.北村山地区医師会定時総会について
6月13日㈮ よし田川別館
2.第60回仙台ドクタークラブとの親善野球大会
開催について
7月27日㈰ 新庄市民球場
中目副会長より、北村山地区医師会長から、標
記開催案内がある旨説明があり、德永会長出席す
ることと決定。
中目副会長より、山形市医師会長から、標記案
内がある旨説明があり、大内常任理事出席するこ
とと決定。 9.各種検診委員会委員の推薦について
委嘱 遠藤 博之 消化器検診委員会委員
(胃がん・大腸がん部会)
3.仙台市医師会ドクタークラブとの親善野球大
会について
7月6日㈰ 米沢市営西部野球場
清治副会長より、山形市医師会長から、標記推
薦がある旨説明があり、委嘱することと決定。
10.山形県医師会乳がん検診委員会委員の推薦に
中目副会長より、米沢市医師会長から、標記案
内がある旨説明があり、中條副会長出席すること
と決定。
ついて
委嘱 小池 哲史
清治副会長より、米沢市医師会長から、標記推
薦がある旨説明があり、委嘱することと決定。
32
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
第
5
回 全 理 事 会
日 時、平成26年6月25日㈬ 午後3時30分~
会 場、県医師会役員室 出席者
会 長 德永 正靱
副 会 長 中目 千之、清治 邦夫、中條 明夫
常任理事 大内 清則、齋藤 忠明、島貫 隆夫
深尾 彰、吉岡 信弥、渡辺 眞史
理 事 江口 儀太、折居 和夫、加藤 修一
神村 裕子、齋藤 聰、三條 典男
監 事 小林 正義、根本 元、福原 晶子
議 長 佐藤 顕
副 議 長 島田 耕司
事 務 局 鈴木事務局長他事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1.診療に関する相談状況
中目副会長より、先月の相談は4件であった旨
報告。
2.保険医療機関の個別指導
敢 6月17日㈫ 山形ビッグウイング
大内常任理事より報告。
柑 6月24日㈫ 置賜総合文化センター
齋藤聰理事より報告。
3.会議・行事等
敢 北村山地区医師会定時総会・懇親会
6月13日㈮ よし田川別館
德永会長出席報告。
柑 寒河江市西村山郡医師会定時総会並びに成
人病検査センター協力医会後の合同懇親会
6月14日㈯ 吉本旅館
德永会長出席報告。
桓 上山市医師会定時総会・懇親会
6月17日㈫ 月岡ホテル
德永会長出席報告。
棺 医師会協同組合総代会
6月21日㈯ ホテルキャッスル
德永会長ほか役員出席報告。
款 医師信用組合総代会
6月21日㈯ ホテルキャッスル
德永会長ほか役員出席報告。
歓 山形市医師会懇親会
6月24日㈫ 山形グランドホテル
德永会長出席報告。
〔Ⅱ〕通知事項
1.新たな難病対策に関する都道府県担当者会議
資料等の送付について
中目副会長より、日本医師会常任理事から、標
記情報提供がある旨説明があり、各郡市地区医師
会長宛通知することと決定。(本会ホームページ・
会員メニュー「新着文書」に掲載。)
2.児童福祉法の一部を改正する法律の公布につ
いて
中目副会長より、日本医師会常任理事から、こ
れまで裁量的経費として支出していた医療費助成
の費用を義務的経費としたこと等、標記通知があ
る旨説明があり、各郡市地区医師会長宛通知する
ことと決定。(本会ホームページ・会員メニュー
「新着文書」に掲載。)
3.山形県医療審議会医療法人・医師定員特例部
会の開催について
7月30日㈬ あこや会館
中目副会長より、県医療審議会医療法人・医師
定員特例部会長から、標記開催案内がある旨説明
があり、中目副会長出席することと決定。
4.発がん性等を有する化学物質を含有する抗が
ん剤等に対するばく露防止対策について
齋藤(
忠)
常任理事より、日本医師会長から、標記
通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長宛
通知することと決定。(本会ホームページ・会員メ
ニュー「新着文書」に掲載。)
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
5.電子レセプト請求に移行予定の保険医療機関
への勧奨等の実施について
中條副会長より、日本医師会常任理事から、標
記通知がある旨説明があり、了知することと決定。
(本会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に
掲載。)
6.平成26年度山形県学校保健連合会理事会の開
催について
7月8日㈫ あこや会館
33
3.山形県保健医療推進協議会委員の推薦について
中目副会長より、県健康福祉部長から、標記推
薦依頼がある旨説明があり、德永会長、中目副会
長を推薦することと決定。
4.山形県献血推進協議会委員の委嘱について
中目副会長より、県健康福祉部長から、標記推
薦依頼がある旨説明があり、德永会長を推薦する
ことと決定。
清治副会長より、県学校保健連合会長から、標
記開催案内がある旨説明があり、德永会長、清治・
中條副会長が出席することと決定。
5.山形県薬事審議会委員の委嘱について
7.いじめ防止対策推進法を踏まえた対応について
中目副会長より、県健康福祉部長から、標記推
薦依頼がある旨説明があり、德永会長を推薦する
ことと決定。
清治副会長より、日本医師会常任理事から、標
記対応への協力依頼がある旨説明があり、了知す
ることと決定。(本会ホームページ・会員メニュー
「新着文書」に掲載。)
8.中東呼吸器症候群(MERS)
に関する検疫所
の対応について
6.日本医師会認定産業医制度産業医学研修会の
申請書提出について
8月21日㈭ 株式会社山形共和電業
齋藤(
忠)
常任理事より、山形産業保健総合支援セ
ンター所長から、標記指定申請がある旨説明があ
り、日本医師会に申請することと決定。
清治副会長より、日本医師会感染症危機管理対
策室長から、標記通知がある旨説明があり、各郡
市地区医師会長宛通知することと決定。
(本会ホー
ムページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
7.日本医師会認定産業医制度産業医学研修会の
申請について
9月13日㈯ 山形市医師会館
9.第8回西村山地域の医療体制を考える懇談会
の開催について
6月30日㈪ 県庁
齋藤(
忠)
常任理事より、山形職場のメンタルヘ
ルス研究会から、標記指定申請がある旨説明があ
り、日本医師会に申請することと決定。
大内常任理事より、県健康福祉部長から、標記
開催案内がある旨説明があり、大内常任理事出席
することと決定。
8.日本医師会認定産業医の認定申請(更新)に
ついて
〔Ⅲ〕協議事項
1. 知事と県医師会との懇談会の開催について
8月25日㈪ ホテルメトロポリタン山形
中目副会長より、県知事から、標記開催案内が
ある旨説明があり、本会提出議題は7月7日まで
集約のうえ協議することと決定。
2.山形県公立大学法人評価委員会委員の推薦に
ついて
中目副会長より、県知事から、標記推薦依頼が
ある旨説明があり、中目副会長を推薦することと
決定。
齋藤(
忠)
常任理事より、23名の会員並びに1名
の非会員から標記更新申請がある旨説明があり、
日本医師会に申請することと決定。
9.暑中お見舞い 名刺広告掲載のご案内
渡辺常任理事より、山形新聞社から、標記広告
掲載依頼がある旨説明があり、掲載することと決
定。
10.平成25年度 山形県在宅医療推進モデル事業 報
告会 の開催について
7月2日㈬ 県建設会館
中目副会長より、県在宅医療推進協議会事務局
から、標記開催案内がある旨説明があり、德永会
長出席することとし、本会のモデル事業報告は折
居理事が担当することと決定。
34
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
11.第26回東北学校保健・学校医大会の参加申し
込みについて
7月12日 ㈯・13日㈰
江陽グランドホテル、仙台国際センター
清治副会長より、宮城県医師会長から、標記大
会への出席案内がある旨説明があり、德永会長、
清治・中條副会長、江口理事、小林監事出席する
ことと決定。
12.第26回東北学校保健・学校医大会における代
表者会の開催について
7月13日 ㈰ 仙台国際センター
〔 Ⅲ 〕協議事項
1. 山形県社会福祉審議会委員の委嘱について
中目副会長より、県健康福祉部長から德永会長
に対し、標記依頼がある旨説明があり、受諾する
ことと決定。
2.山形県国民健康保険審査会委員の推薦について
中目副会長より、県健康福祉部長から、標記推
薦依頼がある旨説明があり、中條副会長を推薦す
ることと決定。
清治副会長より、宮城県医師会長から、標記開
催案内がある旨説明があり、德永会長、清治副会
長出席することと決定。
3.山形県後期高齢者医療審査会委員の推薦につ
いて
13.第26回東北学校保健・学校医大会における学
中目副会長より、県健康福祉部長から、標記推
薦依頼がある旨説明があり、中條副会長を推薦す
ることと決定。
校保健担当理事意見交換会の開催について
7月12日㈯ 江陽グランドホテル
清治副会長より、宮城県医師会長から、標記開
催案内がある旨説明があり、清治・中條副会長出
席することと決定。
追 加 要 項
〔 Ⅱ 〕通知事項
1.
「3歳児健診の検尿のフローチャート」の送付
について
清治副会長より、日本医師会常任理事から、標
記通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長
宛通知することと決定。(本会ホームページ・会員
メニュー「新着文書」に掲載。)
2.山形大学蔵王協議会臨時総会の開催について
6月26日㈭ 山形大学医学部大講義室
中目副会長より、山形大学蔵王協議会会長から、
標記開催案内がある旨説明があり、大内常任理事
出席することと決定。
3.消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための
消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する
特別措置法の遵守の徹底について
吉岡常任理事より、日本医師会常任理事から、
標記通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会
長宛通知することと決定。
4.本医師会並びに検査センター新旧役員等歓送
迎会の開催について
7月11日㈮ 吉本旅館
中目副会長より、寒河江市西村山郡医師会長並
びに県成人病検査センター理事長から、標記開催
案内がある旨説明があり、欠席することと決定。
5.就任承諾書等の提出について
中目副会長より、県臓器移植推進機構理事長か
ら、德永会長へ理事就任依頼がある旨説明があり、
承諾することと決定。
6.平成26年度山形県看護協会「患者と共に取り
組む医療安全」公開フォーラム開催に伴う後援
について
8月23日㈯ 県看護協会館
中目副会長より、県看護協会会長から、標記後
援依頼がある旨説明があり、後援了承。
7.平成26年度勤務医会員数・勤務医部会設立状
況等調査について
島貫常任理事より、日本医師会常任理事から、
標記調査依頼がある旨説明があり、回答は島貫常
任理事に一任することと決定。
8.2014年度の「がん征圧月間ポスター」及び
「禁煙ポスター」への貴会名称の掲載について
清治副会長より、やまがた健康推進機構理事長
から、標記ポスターへの名称掲載依頼がある旨説
明があり、了承することと決定。
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
35
9.山形県乳腺疾患研究会の共催依頼について
9月6日㈯ 大手門パルズ
17.救急病院等の認定に関する意見の聴取について
清治副会長より、県乳腺疾患研究会代表世話人
から、標記共催依頼がある旨説明があり、共催了承。
大内常任理事より、県健康福祉部長から、上記
病院に係る意見照会がある旨説明があり、適正で
ある旨回答することと決定。
町立真室川病院
10.第3回「日本医師会 赤ひげ大賞」候補者推
薦について
中目副会長より、日本医師会長から、標記推薦
依頼がある旨説明があり、各郡市地区医師会長宛
通知することと決定。
11.平成26年度社会保険協会費の納入について
清治副会長より、県社会保険協会から、会費納
入依頼がある旨説明があり、納入することと決定。
12.保険医療機関の指導日程について
中條副会長より、標記日程について説明があり、
それぞれ次のとおり立会うことと決定。
9月2日㈫ 山形ビッグウイング 神村理事
9月9日㈫ 山形ビッグウイング 吉岡常任理事
9月17日㈬ 酒田市中央公民館 島貫常任理事
9月30日㈫ 山形ビッグウイング 大内常任理事
13.第20回日本腹膜透析医学会学術集会・総会助
成方お願いについて
9月6日㈯・7日㈰ 山形国際ホテル
清治副会長より、日本腹膜透析医学会学術集会・
総会会長から、標記申請がある旨説明があり、助
成することと決定。
14.日本医師会認定産業医制度の産業医学研修会
指定申請について
9月20日㈯ 甑葉プラザ
齋藤(
忠)
常任理事より、北村山地区医師会長から、
標記指定申請がある旨説明があり、日本医師会に
申請することと決定。
15.第54回精神保健福祉東北大会(兼)第52回山
形県精神保健福祉大会の後援について
10月10日㈮ 山形ビッグウイング
中目副会長より、県精神保健福祉協会会長から、
標記後援依頼がある旨説明があり、後援了承。
16.検診委員の辞任について
今野 裕 乳がん検診委員会委員
清治副会長より、鶴岡地区医師会長から、辞退
申し出がある旨説明があり、解職することと決定。
18.平成26年度山形県災害時医療救護訓練の参観
について
8月2日㈯ 山形ビッグウイング
大内常任理事より、県危機管理監並びに県健康
福祉部長から、標記案内がある旨説明があり、大
内常任理事出席することと決定。
19.テレビ会議システムの導入について
清治副会長より、新たな標記システムを導入し
たい旨説明があり、特別委員会を設置し導入に向
け検討を開始することと決定。
20.その他
敢 平成26・27年度山形県医師会理事会務分掌
の追加について
中目副会長より、保健医療部第2部の学校保健
並びに感染症の担当理事に、渡辺常任理事を加え
た旨説明があり、了承。
柑 地域医療ビジョン及び新たな財政支援制度
担当役員について
德永会長より、標記担当役員について説明があ
り、下記のとおり担当することと決定。
地域医療ビジョン:中條副会長
新たな財政支援制度(医療):中目副会長
新たな財政支援制度(介護):清治副会長
〔 Ⅳ 〕医師連盟関係
1.報告事項
敢 山形県医師連盟執行委員会について
6月21日㈯ ホテルキャッスル
中目委員長ほか役員出席
中目委員長より報告。(詳細は本誌別掲。
)
2.協議事項
敢 大沼みずほ参議院議員国政報告会について
7月21日㈪ 山形グランドホテル
中目委員長より、標記報告会の開催案内がある
旨説明があり、中目委員長が出席し、パーティー
券を購入することと決定。
36
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
斬6月 1日
山形県薬剤師会通常総会懇親会が
ホテルメトロポリタン山形で開催され、德永
会長出席。
3日
子どもすこやか健康事業第1回連
斬〃
絡協議会が県庁で開催され、吉岡常任理事出
席。
子どもの健康づくり連携事業第1
斬〃
回連絡協議会が県庁で開催され、吉岡常任理
事出席。
第1回山形県後発医薬品安心使用
斬〃
促進協議会があこや会館で開催され、中條副
会長出席。
4日
正副会長会議を県医師会館で開催。
斬〃
会報編集会議を県医師会館他で開催。
斬〃
斬〃
やまがた健康フェア2014(仮称)
第1回実行委員会が県議会会議室で開催され、
德永会長出席。
6日
東北医師会連合会理事・代表者合
斬〃
同会議がホテルメトロポリタン仙台で開催さ
れ、德永会長、中目・清治・中條副会長出席。
山形県医師会役員等の改選につい
斬〃
て、各郡市地区医師会長宛通知。
9日
平成26年度救急教育連絡会議が県
斬〃
庁で開催され、大内常任理事出席。
東北地方社会保険医療協議会が東
斬〃 10日
北厚生局で開催され、中條副会長出席。
第4回全理事会並びに新旧役員歓
斬〃 11日
送迎会をホテルメトロポリタン山形で開催。
北村山地区医師会定時総会・懇親
斬〃 13日
会がよし田川別館で開催され、德永会長出席。
臨床研修を修了した者であること
斬〃
の確認等について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
医師会主催の研修会等への託児
サービス併設費用補助について、各郡市地区
医師会長宛通知。
山形県がん患者医療用ウィッグ購
斬〃
入費助成事業について、各郡市地区医師会長
宛通知。
特別児童扶養手当、障害児福祉手
斬〃
当及び特別障害者手当の障害程度認定基準及
び認定診断書の様式改正について、各郡市地
区医師会長宛通知。
厚生労働省「疑義解釈資料の送付
斬〃
について(その7)」を各郡市地区医師会長宛
通知。
斬〃
「山形県医療給付事業補助金交付
規程」の一部改正について、各郡市地区医師
会長宛通知。
寒河江市西村山郡医師会定時総会
斬〃 14日
並びに成人病検査センター協力医会後の合同
懇親会がよしもと旅館で開催され、德永会長
出席。
斬〃 16日 「第32回やまがた健康塾」のポス
ターを、各郡市地区医師会長宛送付。 斬〃 17日
上山市医師会定時総会・懇親会が
月岡ホテルで開催され、德永会長出席。
医師会協同組合総代会、医師信用
斬〃 21日
組合総代会がホテルキャッスルで開催され、
德永会長ほか役員出席。
県医師連盟執行委員会をホテル
斬〃
キャッスルで開催。
山形市医師会懇親会が山形グラン
斬〃 24日
ドホテルで開催され、德永会長出席。
第5回全理事会を県医師会館で開催。
斬〃 25日
斬〃 27日
消費税の円滑かつ適正な転嫁の確
保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是
正等に関する特別措置法の遵守の徹底につい
て、各郡市地区医師会長宛通知。
第3回「日本医師会 赤ひげ大賞」
斬〃
候補者推薦について、各郡市地区医師会長宛
通知。
児童福祉法の一部を改正する法律
斬〃
の公布について、各郡市地区医師会長宛通知。
「医 師 会 組 織 強 化 ワ ー キ ン グ グ
斬〃
ループ報告書」を、各郡市地区医師会長宛送付。
斬〃
新たな難病対策に関する都道府県
担当者会議資料等を、各郡市地区医師会長宛
送付。
発がん性等を有する化学物質を含
斬〃
有する抗がん剤等に対するばく露防止対策に
ついて、各郡市地区医師会長宛通知。
中東呼吸器症候群(MERS)に
斬〃
関する検疫所の対応について、各郡市地区医
師会長宛通知。
3歳児健診の検尿のフローチャー
斬〃
トについて、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃28~29日 第132回日本医師会定例代議員会
並びに第133回日本医師会臨時代議員会が日
本医師会館で開催され、德永会長、中目・清
治・中條副会長出席。
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
37
会 員 異 動
6月30日現在会員数 1,
635名 A会員 697名 B会員 938名 C会員 0名
準会員 116名 ○ 入 月 日
4.1
〃
6.1
〃
〃
〃
〃
郡市地区医師会
山
形
市
酒田地区医師会十全堂
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
米
沢
市
○ 異 月 日
5.1
〃
6.1
〃
〃
〃
〃
6.
20
〃
会員区分
B
B
B
B
B
B
B
氏 名
鍋 島 立 秀
早 坂 高 志
鈴 木 彩
星 光
窪 寺 俊 晴
妻 沼 到
小 池 哲 史
備 考
会員区分
A
B
A
準→B
準→B
A→B
B→A
A
B
氏 名
川 合 正 和
川 合 厚 子
松 田 綵 子
藤 山 純 一
深 瀬 和 利
柄 澤 勉
柄 澤 哲
笠 原 信 男
笠 原 慎 逸
備 考
現住所変更
〃
施設移転
会員区分変更
〃
〃
〃
施設移転
〃
会員区分
準
氏 名
岡 崎 慎 一
備 考
動
郡市地区医師会
南陽市東置賜郡
南陽市東置賜郡
山
形
市
山
形
市
山
形
市
南陽市東置賜郡
南陽市東置賜郡
山
形
市
山
形
市
○ 退 月 日
6.
30
会
会
郡市地区医師会
山
形
市
38
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
医師連盟だより
山形県医師連盟執行委員会
日 時、平成26年6月21日(土) 午後5時30分~
会 場、山形市「ホテルキャッスル」
出席者
委 員 長 中目 千之
副委員長 中條 明夫、門馬 孝、山科 昭雄
栗谷 義樹、後藤 利昭
常任執行委員 和田 潤一、工藤 邦夫、三原 一郎
吉岡 信弥、齋藤 聰、福原 晶子
執行委員 大内 清則、齋藤 忠明、島貫 隆夫
折居 和夫、神村 裕子、三條 典男
神村 匡、佐藤 紀嗣、桑島 一郎
髙橋 秀昭、佐藤 顕、鞍掛 彰秀
藤田登志也、原田 正夫、杵渕 篤
鈴木 伸男、粕川 俊彦
会計監督者 小林 正義、根本 元
会計責任者 清治 邦夫
同職務代行者 江口 儀太
1.挨 拶
山形県医師連盟委員長 中目 千之
柑 平成 25年度山形県医師連盟収支決算案に
ついて
清治会計責任者より、別紙資料により、平成25
年度本連盟収支決算案について説明があり、続
いて小林会計監督者より監査の結果適正妥当で
あった旨報告があり、協議の結果、原案のとお
り可決承認された。
桓 平成 26年度山形県医師連盟収支予算案に
ついて
清治会計責任者より、別紙資料により、平成26
年度本連盟収支予算案について説明があり、協
議の結果、原案のとおり可決承認された。
これに伴い、平成26年度本連盟会費は、月額
2,
500円と決定した。
棺 自民党党員数の拡張について
われわれを取り巻く政治環境では、ここ一年は
大きな国政選挙はないが、メディアを今騒がせて
いる控除対象外消費税問題や混合診療の問題等の
取り決めが、われわれ医療機関が不利益を被るこ
とにならないように、国会議員等に働きかけなけ
ればならない。このために、日本医師連盟と協力
し一致団結して行動しなければならないので、皆
様のご協力を引き続きお願い申し上げる。
2.協 議
敢 山形県医師連盟役員改選について
山形県医師連盟役員については、本連盟規約
並びに各郡市地区医師連盟から推薦を得て原案
を作成し、また、各ブロック互選による副委員
長および常任執行委員を互選いただき協議の結
果、それぞれ別紙資料のとおり決定した。
なお、委員長については、德永県医師会長が
山形市教育委員であるため本連盟役員にあたる
ことができないため、本連盟規約第7条により、
中目県医師会副会長があたることに決定した。
中目委員長より、日本医師連盟委員長から、
各都道府県医師連盟に自民党県連医療会支部の
設置をお願いし自民党党員の獲得をお願いして
いるが、年々党員が減少している状況であり、
少しでも多くの党員数を拡張していただき、都
道府県及び地区医師連盟や日本医師連盟、さら
には羽生田参議院議員に対する評価の向上のた
め、各県医療会支部の党員を平成25年党員数の
2割増を目途として平成26年7月までに増やし
ていただきたいとの依頼が来ている旨説明があ
り、協議の結果、本連盟会員あて入党の案内を
することに決定した。
款 その他
中目委員長より、自由民主党山形県第三選挙
区支部長候補者公募において、加藤鮎子氏より、
自由民主党山形県医療会支部の推薦をいただき
たいとの依頼が来ている旨説明があり、協議の
結果、推薦することに決定した。
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
39
山形県医師連盟役員
委 員 長 中目 千之
副 委 員 長 中條 明夫、門馬 孝、山科 昭雄、栗谷 義樹、後藤 利昭
常任執行委員 仁科 盛之、和田 潤一、工藤 邦夫、三原 一郎、吉岡 信弥、齋藤 聰
福原 晶子、鈴木 明朗
執 行 委 員 大内 清則、齋藤 忠明、島貫 隆夫、折居 和夫、加藤 修一、神村 裕子
三條 典男、神村 匡、佐藤 紀嗣、桑島 一郎、髙橋 秀昭、佐藤 顕
島田 耕司、岡部 健二、鞍掛 彰秀、藤田登志也、原田 正夫、八鍬 直
杵渕 篤、酒井 朋久、鈴木 伸男、小野 俊孝、粕川 俊彦、新野 晃敏
会 計 監 督 者 小林 正義、根本 元
会 計 責 任 者 清治 邦夫
同職務代行者 江口 儀太
平成25年度山形県医師連盟収支決算書
収入の部
単位 円
項 目
会 費
予 算 額
決 算 額
17,
730,
000
17,
505,
000
寄 付 金
4,
752,
000
6,
106,
000
雑 入
過年度収入
繰 越 金
計
50,
000
1,
000
30,
513,
557
53,
046,
557
105,
745
0
30,
513,
557
54,
230,
302
差 額(△)
備 考
225,
000 会員578名
354,
000
△ 1,
日医連より負担金の40%還付及び参議院選挙
活動資金交付金
745 自民党職域党費配分金、銀行預金利子等
△ 55,
1,
000
0 前年度決算剰余金
183,
745
△ 1,
支出の部
項 目
旅 費
通 信 費
事 務 費
会 議 費
関係団体連絡費
印 刷 費
事 業 費
日医連寄付金
雑 費
予 備 費
計
予算額
3,
500,
000
1,
000,
000
500,
000
1,
500,
000
7,
000,
000
500,
000
1,
000,
000
11,
880,
000
500,
000
25,
666,
557
53,
046,
557
決算額
811,
240
758,
685
320,
000
76,
781
2,
449,
300
114,
450
419,
625
11,
880,
000
486,
316
0
17,
316,
397
差 額(△)
2,
688,
760
241,
315
180,
000
1,
423,
219
4,
550,
700
385,
550
580,
375
0
13,
684
25,
666,
557
35,
730,
160
備 考
諸会議旅費
文書発送料、電話使用料
事務手当
執行委員会会場費等
自民党費、参議院選挙推薦料、セミナー参加会費等
封筒印刷代
サ
ホ
゚
ー
タ
ー
お礼状印刷送料等
日本医師連盟負担金
銀行口座会費引去り手数料、その他雑費
230,
302円 − 支出合計 17,
316,
397円 = 当期剰余金(翌年度に繰越)36,
913,
905円
収入合計 54,
40
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
平成26年度山形県医師連盟収支予算書
収入の部
項 目
会 費
寄 付 金
雑 入
過年度収入
繰 越 金
計
支出の部
項 目
旅 費
通 信 費
事 務 費
会 議 費
関係団体連絡費
印 刷 費
事 業 費
日医連寄付金
雑 費
予 備 費
計
単位 円
本年度予算額
17,
340,
000
4,
632,
000
50,
000
1,
000
36,
913,
905
58,
936,
905
本年度予算額
3,
500,
000
1,
000,
000
500,
000
1,
500,
000
7,
000,
000
500,
000
1,
000,
000
11,
580,
000
500,
000
31,
856,
905
58,
936,
905
前年度予算額
17,
730,
000
4,
752,
000
50,
000
1,
000
30,
513,
557
53,
046,
557
前年度予算額
3,
500,
000
1,
000,
000
500,
000
1,
500,
000
7,
000,
000
500,
000
1,
000,
000
11,
880,
000
500,
000
25,
666,
557
53,
046,
557
差 額(△)
備 考
500円×12)×578名
000 会費(月額2,
△ 390,
000 日本医師連盟より(負担金の40%還付)
△ 120,
0 銀行預金利子等
0
6,
400,
348 前年度決算剰余金
5,
890,
348
差 額(△)
0
0
0
0
0
0
0
000
△ 300,
0
6,
190,
348
5,
890,
348
備 考
諸会議旅費
文書発送料、電話使用料
事務手当
諸会議会場費
自民党費、関係団体連絡費
諸印刷費
広報活動等諸事業費
日本医師連盟負担金
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
41
医師国保だより
平成26年3月分の保険給付費の状況
本組合被保険者にかかる3月分の療養諸費及びその他の諸給付については、次のとおりです。
1.療養諸費
3月分の療養諸費の状況は、組合負担額で入院11,
251千円、入院外9,
382千円、歯科2,
604千円、診療費合計
で23,
236千円となりました。平成25年度組合負担額の前年度比では入院4.
75%減、入院外4.
87%増、歯科0.
71%
増、診療費計で0.
31%増と推移しました。
一方、調剤は4.
04%増となっています。
療養諸費
区 分
件数
第1種 入 院
医
組合員
入院外
第 2 種 入 院
組 合 員
科
及
び
世 帯 員
入院外
計
歯
第1種組合員
第2種組合員
科
計
調
剤
入院時食事療養費
訪
問
看
護
療
養
費
移
送
費
療 養 諸 費 合 計
本
年
度
累
計
前 年 度 同 期 比
日数
費 用 額
円
9
226
16
790
1,
041
94
297
391
573
22
29
0
2,
034
22,
594
102.
6
87
335
246
1,
058
1,
726
141
454
595
(
685)
737
-
(回数)
一 部 負 担 金
他
薬剤一部負担金 負
組合負担額
9,
337,
850
5,
005,
150
6,
594,
520
8,
299,
930
29,
237,
450
866,
390
2,
839,
490
3,
705,
880
6,
715,
480
478,
730
2,
506,
363
0
42,
643,
903
420,
478,
474
100.
6
円
円
円
6,
536,
495
2,
801,
355
3,
518,
315
1,
449,
980
4,
714,
344
1,
805,
526
5,
863,
552
2,
207,
344
20,
632,
706
8,
264,
205
606,
473
259,
917
1,
997,
172
779,
884
2,
603,
645
1,
039,
801
4,
744,
838
1,
637,
293
287,
110
191,
620
1,
922,
427
581,
936
0
0
30,
190,
726 11,
714,
855
296,
256,
886 113,
385,
012
100.
6
102.
3
2.その他組合の諸給付
3月分のその他の諸給付は、高額療養費29件
1,
811,
217円、傷病手当金3件165,
000円を給付し
ました。
担
法 1 件 当 り 1 人 当 り
額 費 用 額 費 用 額
円
円
0 1,
037,
539
0
36,
855
22,
147
74,
650
412,
158
0
229,
034
10,
506
0
340,
539
28,
086
0
0
9,
217
0
62,
434
9,
561
0
62,
434
9,
478
0
333,
349
11,
720
0
21,
760
0
2,
000
86,
426
0
0
0
738,
322
20,
966
0 10,
836,
576
18,
610
84.
8
98.
0
その他組合の諸給付
種 別
件 数
金 額
備 考
円
高 額 療 養 費
29
1,
811,
217
出産育児一時金
-
-
費
-
傷 病 手 当 金
3
葬
合
祭
計
32
165,
000 第1種組合員1人
第2種組合員1人
1,
976,
217
円
15,
537
8,
328
3,
786
4,
765
12,
479
1,
442
1,
630
1,
582
2,
866
204
0
1,
070
0
18,
201
178,
851
102.
7
42
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
3.保険給付費支払額の状況
3月分の保険給付費は32,
167千円で、前年に比
べ2,
748千円の増加となっています。
なお、平成25年度の保険給付費は331,
843千円
となりました。
平成25年度 保険給付費支払額の状況
共済会の諸給付金の状況
種 別
平成24年度
平成25年度
24年度実績月平均
25年度実績月平均
傷 病 見 舞 金
31,500 32,167
26,420
24,441
26,260 26,023 25,881 26,061
25,135
27,609
件数
金額
備 考
円
34,772
25,573
4.共済会の諸給付金の状況
3月分の共済会の諸給付は、傷病見舞金1件
95,
000円、高齢者褒賞給付金2件200,
000円を給付
しました。
28,096
27,654
1
95,
000 会員1人
傷 病 給 付 金
-
-
死 亡 弔 慰 金
-
-
出 産 給 付 金
-
-
介 護 手 当 金
-
高齢者褒賞給付金
2
200,
000 会員2人
生存退会給付金
-
-
合 3
295,
000
計
◎健康保険適用除外承認について
医師国保加入者が、一人医師医療法人設立の認可を受け法人事業所として医院を開始した際には、健康保険
を引き続き医師国保とする為、日本年金機構から、
「健康保険被保険者適用除外承認(適用除外)」を受ける必
要があります。
適用除外の申請用紙は組合にございますので、法人化が決定しましたらすぐに組合までご連絡ください。
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
43
<公 告>
第 41 期 通 常 総 代 会
日 時 平成26年6月21日 (土) 午後4時30分 場 所 ホテルキャッスル 3階 「万葉の間」
提案された全議案についてそれぞれ原案通り可
決されましたので、次の通りお知らせ致します。
事業成績の推移
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
区 分
預 金 積 金
組
議 事
合
員
組 合 員 外
兼 自 平成25年4月 1 日券
期献 献
至 平成26年3月31日 鹸
験 第1号議案 第41
事業報告書、貸借対照表、損益計
算書、剰余金処分案並びに附属
貸 出 金
組
第2号議案 平成26年度事業計画・収支予算
(案)承認の件
第3号議案 任期満了に伴う理事及び監事全
員
有 価 証 券
国 債
そ
明細書承認の件
合
組 合 員 外
の
他
総 資 産
-
5,
011
487
4,
524
8,
151
7,
625百万円
4,
284
3,
341
2,
014
2,
014
-
4,
871
315
4,
555
8,
450
8,
379百万円
4,
890
3,
489
2,
387
2,
365
22
5,
014
645
4,
368
9,
400
8,
811百万円
5,
222
3,
588
2,
734
2,
734
-
5,
191
747
4,
444
9,
858
内国為替取扱高
-
-
-
-
外国為替取扱高
- 千ドル
- 千ドル
- 千ドル
- 千ドル
経 常 利 益
968千 円 38.
951千 円 51,
668千 円 60,
788千 円
(又は経常損失) 24,
当期純利益
(又は当期純損失)
員選任の件
7,
404百万円
4,
164
3,
239
1,
470
1,
470
14,
097
38,
455
44,
483
32,
042
第4号議案 退任役員に対する退任慰労金贈
呈の件
〔第1号議案内容〕
第41期貸借対照表
(平成26年3月31日現在)
(単位:千円)
44
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
45
第41期損益計算書
(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
(単位:千円)
46
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
剰 余 金 処 分
繰越金(当期首残高)
304,
424円
11,
山 形 県 医 師 信 用 組 合 理 事 長 有 海 躬 行
専 務 理 事 栗 谷 義 樹
常 務 理 事 菅 原 正 俊
理 事 中 條 明 夫
同 清 治 邦 夫
同 大 内 清 則
同 齋 藤 忠 明
同 中 目 千 之
同 吉 岡 信 弥
同 齋 藤 聰
同 海 和 邦 博
042,
166円
当 期 純 利 益 32,
346,
590円
当期未処分剰余金(計) 43,
これを次のとおり処分します。
204,
216円
利 益 準 備 金 3,
000,
000円
特 別 積 立 金 26,
146,
748円
出資に対する配当金(年4%の割合) 3,
350,
964円
32,
計 繰越金(当期末残高) 995,
626円
10,
以上精査の結果、正確なことを認めます。
以上の通りであります。
監 事 小 林 正 義
平成26年6月21日
同 大 泉 晴 史
同 尾 形 浩
以上により、
1.当期末における自己資本比率は、21.
56%と
なりました。
2.資産の部貸出金の内、金融再生法に基づき
開示すべき不良債権の額は、該当ありません。
3.出資金に対する配当は、年4%を継続する
ことで承認されました。
〔第2号議案内容〕
平成26年度事業計画・収支予算
事業計画
等遵守を第一に、貸出資産の増強を図るとともに、
経営基盤の強化、リスク管理の充実を推進し、経
1.重点方針
営の健全性の維持、確保に努めてまいります。
平成26年度は第二次中期経営計画の2年目にな
る重要な期になります。当組合は、中期経営計画
2.重点目標
において平成28年3月末の貸出金残高30億円、預
⑴ 法令等遵守、リスク管理態勢の整備
金残高100億円を標榜しております。
⑵ 経営情報開示のより一層の充実
このような中、我々金融機関には更なる資産の
⑶ 貸出金の拡販、増強
健全性確保や経営管理態勢の整備、強化はもちろ
平成27年3月末 29億円
んのこと、5年後、10年後も持続可能なビジネスモ
⑷ 預金量の増強 平成27年3月末 94億円
デルの確立が求められております。
⑸ 出資組合員の増強 平成27年3月末 800名
当組合は、将来への展望に立って着実に発展し
ていく為、
今まで以上のロ-コスト経営に徹し、
法令
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
47
3.平成26年度資金の運用・調達計画
敢 資金の調達
(単位:千円、%)
柑 資金の運用
(単位:千円、%)
4.平成26年度収支予算
(単位:千円)
〔第3号議案内容〕
任期満了に伴う理事及び監事全員選任の件
下記のとおり理事11名、監事3名が選出されました。
なお、理事及び監事の任期は、平成28年6月の通常総代会終結時点までとなり
ます。
また、代表権を有する理事長、専務理事、常務理事の三役職につきましては、
本通常総代会後に理事会を開催し上記のとおり決議されました。
〔第4号議案内容〕
退任役員に対する退任慰労金贈呈の件
内規に基づき贈呈することについて、原案通り可決されました。
48
山形県医師会会報 平成26年7月 第755号
編 集 後 記
德永新体制になって、2回目の発刊となった本
いネット~
南庄内(鶴岡・三川)における医療情報
会報です。会長の発案により会報の封書にヘッド
ネットワークの現状~、さらに渋間先生の「総合
ラインを起こすことになりました。小さな試み、
診療」専門医制度、齋藤 聰先生の限界集落とテ
小さな努力がやがて大きく物事を変えていく、と
レビ、原田先生の上山の在宅医療の現状、大塚先
信じてます。会報は諸先生方の会報です。何とし
生の日本人間ドック学会・健保連新健診基準値公
ても書いてみんなに知ってほしい時、なんとなく
開の波紋等、みな示唆に富む読み応えのある豊か
書いてみたい時、ぜひ、本会報に自由に投稿して
な内容の寄稿となっております。さらに紙面の充
ください。みなさまからのご投稿をお待ちしてお
実を追及し編集にあたる所存ですので、引き続き
ります。また、会報の在り方、企画、編集の方法
ご協力のほどよろしくお願いします。
等根本的な課題へのご意見もお待ちしております。
(中目千之)
今月号は、三原先生の、Net4Uとちょうか
平成26年7月5日 印刷
平成26年7月10日 発行
山
形 県 医 師 会 会 報 第755号
¥ 540
本会会誌の誌代540円は、
山形県医師
発
行
者 德 永 正 靱
編 集 委 員 中 目 千 之
〃 〃 〃 清 治 邦 夫
中 條 明 夫
渡 辺 眞 史
山形県医師会
会会費賦課微収規程第2条別表に定め
発 行 所 一般社団法人
2473 山形市松栄一丁目6番73号 〒990TEL023-666-5200 FAX023-647-7757 る会費の中に含まれる。
印 刷 所 ㈱
誠
文
堂
印
山形市本町一丁目7番50号 刷