Lotus Notes/Domino 6.5.5

Lotus Notes6
Lotus software
Lotus Notes 6.5
Release Notes
Notes/Domino 6.5 リリース情報
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
01 新機能の紹介
Lotus Notes、Domino、Domino Designer 6.5.5 へようこそ
IBM Lotus Notes および IBM Lotus Domino Server 関連製品をご利用いただきありがとうございます。
Notes/Domino 6.5.5 は、情報管理、メッセージング、コラボレーション、および Web アプリケーション開発のため
の、世界をリードする製品の最新リリースです。
このリリース情報には、Notes/Domino 6.5.5 の全製品に含まれるさまざまな機能強化に関する情報が取り上げら
れています。お手元の『Notes/Domino リリース情報』が最新版であることを確認するため、以下の Lotus
Documentation ページを参照してください。
http://www.lotus.com/ldd/doc
Notes/Domino 6.5 をインストールする前に、リリース情報の「お読みください」および「トラブルシューティング」の
章をお読みください。
このリリースの機能の概要は、「新機能」の章を参照してください。
全文索引を使用しないで 『Notes/Domino 6.5.5 リリース情報』データベースの詳細なオンライン検索を行うには、
[検索] ビューを使用してください。
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01 新機能の紹介
ライセンス警告
この文書のライセンス条項に関するいかなる情報または参照も、ユーザーの情報のために提供されています。し
かし、この情報で参照される Notes および Domino、そして他のいかなる IBM プログラムの使用も、同様の各プ
ログラムに付随する IBM プログラムのご使用条件 (IPLA) および関連するライセンス情報 (LI) の文書の契約条
件にのみ従うものとします。Notes または Domino の使用権に関してどのような疑問があってもこの文書を基にし
てはなりません。製品 CD の \Apps ディレクトリのルートにある license.txt ファイルにある Notes と Domino の
IPLA および LI 文書を参照してください。
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01 新機能の紹介
リリース情報 - オンラインで入手できる更新情報
オンラインで入手できるリリース情報は、製品に付属するリリース情報より新しいものです。これは製品スケ
ジュールによるものです。ときどき、製品が出荷された後でリリース情報が更新されて、Lotus developerWorks
Web サイトにポストされることがあります。
Notes と Domino のリリース情報が最新かどうか確認するには、以下の Lotus Documentation ページにアクセス
してください。
http://www.lotus.com/ldd/doc
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01 新機能の紹介
障害修正リスト (Fix List) の入手
Software Problem Report (SPR) 修正の正式な障害修正リストと機能拡張は、以下の Lotus developerWorks
Web サイトで入手できます。
http://www-10.lotus.com/ldd/r5fixlist.nsf
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01 新機能の紹介
ヘルプデータベース - 種類と使い方
Lotus Notes 6.5.x と Lotus Domino 6.5.x には、Lotus Notes、Lotus Domino Designer、および Lotus Domino
Administrator についてのヘルプデータベースが含まれています。デフォルトでは、ヘルプデータベースは、Notes
または Domino のデータディレクトリ内の HELP ディレクトリにインストールされます。
メモ: Welcome ページでは、オンラインヘルプファイルの最終更新がバージョン 6.5.1 と示されています。 オンライ
ンヘルプに関するそれ以降の更新は、このリリース情報の第 4 章「マニュアルの変更」に記載されています。
名前
データベースファイル名
説明
Lotus Notes 6.5 ヘルプ
HELP65_CLIENT.NSF
Lotus Notes Client のヘルプ
Lotus Domino 6.5
Designer ヘルプ
HELP65_DESIGNER.NSF
Lotus Domino Designer とプログラミング言語のヘ
ルプ
Lotus Domino 6.5
Administrator ヘルプ
HELP65_ADMIN.NSF
Lotus Domino Server と Lotus Domino
Administrator のヘルプ
ヘルプには、次のどの方法でもアクセスできます。
z
Notes、Domino Designer、または Domino Administrator の各 Welcome ページでヘルプへのリンクをクリック
する。
z
z
z
z
z
[ヘルプ] - [目次] を選択する。
[F1] キーを押す。
ほとんどのダイアログボックスの右上角に表示される [?] をクリックする。
[ファイル] - [データベース] - [開く] を選択し、ローカルディレクトリまたは Domino Server にあるヘルプファ
イルを開く。
Domino と Notes のユーザー支援用の Web サイト (http://www-10.lotus.com/ldd/notesua.nsf/) にアクセ
スする。
Associated SPRs :
MUY62FATJ
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01 新機能の紹介
カスタマーサポートの連絡先
オンラインでカスタマーサポートに問い合わせるには、以下の場所にアクセスしてください。
http://www-306.ibm.com/software/lotus/support/
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01 新機能の紹介
Notes/Domino 6.5.5 の新機能
Notes Client
Macintosh OS 10.4 サポート
Notes 6.5.5 では、Macintosh OS 10.4 で稼働する Lotus Notes Client のサポートが追加されています。
ワンクリックコール
ワンクリックコールとは、サードパーティベンダーが IBM Lotus Sametime 7.0 Windows Telephony Toolkit を基に
したホストサービスを作成することを可能にする機能です。ワンクリックコールを使用すると、Notes Instant
Messaging ユーザーは Notes Client からワンクリックで音声システム/会議呼び出しを呼び出すことができます。
この機能は、Notes.INI の設定値を「Click2DialEnabled =1」にすることにより有効になります。この機能はデフォル
トではオフになっています。
[ドイツ語 (標準)] から [ドイツ語 (改正前)] への変更
ロケール設定 [ドイツ語 (標準)] は、[ドイツ語 (改定前)] に変更されました。ドイツ語ロケールのデフォルト設定値
は [ドイツ語 (改正)] になっています。
Domino Web Access
アラビア語とヘブライ語でのカレンダー印刷 (PDF) のサポート
アラビア語とヘブライ語での PDF のカレンダー印刷サポートがこのリリースに追加されています。
Domino Access for Microsoft Outlook
6.5.5 における新機能を活用するために、ユーザーは、Domino Access for Microsoft Outlook (DAMO) 6.5.5 に
アップグレードした後にプロファイルを再作成する必要があります。詳細は、リリース情報「DAMO 6.5.5 へのアッ
プグレードには新しいプロファイルが必要」を参照してください。
Outlook 2003 個人用フォルダ (.pst) のファイルサイズと形式のサポート
Microsoft Office Outlook 2003 の個人用フォルダ (.pst) ファイルは、Microsoft Outlook の以前のバージョンとは
形式が異なり、さらに全体サイズの限度も大きくなっています。Outlook 2002 とそれ以前では、.pst ファイルは
American National Standards Institute (ANSI) 形式で、全体サイズの限度は 2 ギガバイト (GB) でした。
Outlook 2003 では、.pst ファイルはデフォルトで UNICODE 形式で、.pst ファイルの全体サイズの限度は 20 GB
以上です。Outlook 2003 は UNICODE と ANSI 形式の両方をサポートしますが、Outlook 2003 より前のバージョ
ンの Outlook は UNICODE 形式をサポートしておらず、サイズ限度も小さくなっています。
メールルールのサポート
DAMO 6.5.5 は、Outlook クライアントの受信メールにおけるローカルメールルールの使用をサポートするようにな
りました。DAMO の以前のリリースでは、メールルールは [ルール] ダイアログの [今すぐ実行] オプションでのみ
使用可能でした。DAMO 6.5.5 を使うと、[受信トレイ] でメールメッセージを受信する際に、それらメールメッセージ
に対してメールルールが自動的に実行されるようになります。基本的に、DAMO は、受信メッセージに対する
Outlook 標準メールルールの実装をサポートするようになりました。Outlook 2000 と Outlook XP では、ルールは
[ツール] メニューの下にある [自動仕訳ウィザード] ダイアログを使用して作成され、Outlook 2003 では、ルール
は [ツール] メニューの下にある [仕訳ルールと通知] ダイアログを使用して作成されます。メールルールの作成
と管理の詳細については、Microsoft Office Outlook のヘルプを参照してください。
別名のサポート
ユーザーがクライアントに別名を表示できるようにする機能がサポートされます。
サイレントインストール機能
次の新規フラグにより、マルチユーザーインストールと Notes.ini パラメータの追加が可能になります。
-u John Simpson -s 9.22.35.119 -f C:\IDs\JohnSimpson.id -p password -i STX9=1 -i REPL_PST_DEBUG=1 -i
console_log_enabled=1 -d c:\DAMOData\John Simpson
ここで "-i" パラメータはユーザーの Notes.ini ファイルに追加される任意の値を指定できます。この例では、"
STX9=1" は、管理者がリアルタイム DAMO アクティビティを表示するために実行しているコンソールを表示する
ということを示します。"REPL_PST_DEBUG=1" は、DAMO のデバッグ機能の中で、もっとも詳細なものです。"
CONSOLE_LOG_ENABLED=1" では、すべてのデバッグデータがユーザーのデータディレクトリにある
IBM_TECHNICAL_SUPPORT フォルダの console.log に取り込まれます。
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"-d" パラメータは、マルチユーザーインストールを表し、さらにこのユーザーのデータディレクトリが
"c:\DAMOData\John Simpson" であることを表します。
接続文書の作成
デフォルトでは、マシンが 1352 で listen している場合 (Domino Server が稼働)、[優先するサーバー] フィールド
に IP アドレスを入力することにより DAMO で接続文書を作成することができます。Outlook で [優先するサー
バー] フィールドにアクセスするには、[ツール] - [オプション] - [Domino プリファレンス] - [複製] を選択します。
ローカルアーカイブサポート
DAMO 6.5.5 では、ネイティブ Outlook アーカイブ機能を使用したローカルアーカイブが可能です。Outlook で項
目がアーカイブされるか、または別の方法で *.pst ファイルに移動される際、DAMO もこれらの項目をサーバー
メールファイルから除去します。このような削除が行われるようにするには、アーカイブの移動先の *.pst ファイル
が Outlook のフォルダリストで開いていなければなりません (さらに、アーカイブが追加された後に Outlook の再
起動が必要です)。アーカイブ上の項目を削除しても、その対応する項目はサーバー電子メールファイルから除
去されません。
Domino Server
「NSFBringDatabaseOnline 」API 関数が拡張されました。
NSFBringDatabaseOnline API 関数の追加されたオプションには、データベースをオンラインにする際に DBIID ま
たは ReplicaID への変更を許可する追加オプションが含まれるようになりました。これにより、サードパーティーの
API 開発者がこのオプションを活用して、既存のデータベースレプリカに影響を与えずにデータベースをオンライ
ンにすることができます。
[名前の変更] 管理プロセス要求が変更され、パフォーマンスが向上しました
管理プロセス (AdminP) の [名前の変更] 要求は、内部的には 2 つのサブ要求に分割されました。1 つはデータ
ベース ACL で名前を検索する要求、もう 1 つはデータベースの設計要素内で名前を検索するための要求です。
これにより、この AdminP 要求のパフォーマンスが劇的に向上します。
Domino for i5/OS
NSD - サーバータスクコールのスタックが取り込まれます
すべてのサーバータスクコールのスタックの NSD へのダンプを許可するように変更されました。
Domino for z/OS
Lotus SNMP Agent のサポート
Lotus SNMP Agent on z/OS のサポートが Domino 6.5.5 で導入されています。
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02 お読みください
Team Workplace を Domino 6.5.5 で使用するときに必要なホットフィックス
Team Workplace 6.5.1 の新規または既存のお客様が Team Workplace 6.5.1 を Domino 6.5.5 と共に実行する場
合は、使用されている Team Workplace 6.5.1 インストールシステムに、Domino 6.5.5 用の Team Workplace 6.5.1
フィックスパックをインストールする必要があります。このフィックスパックをインストールしないと、HTTP は開始し
ません。
フィックスパックの入手とインストール方法の詳細については、次の URL にある technote #1198555 を参照して
ください。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=855&uid=swg21198555
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02 お読みください
Lotus Notes 6 のインストール
Lotus Notes 6 と Lotus Notes R5.0x または Lotus Domino は同じマシン上にインストールしないようにお勧めし
ます。そうではなく Lotus Notes R5.0x ビルドを Lotus Notes 6 にアップグレードしてください。ただし、どうしても
Lotus Notes 6 と R5.0.x を同じマシンにインストールしなければならない場合は、このインストールによって、以前
にインストールした R5.0.x Client (またはサーバー) の操作に悪影響 (たとえば、R5.0.x のアンインストールが機
能しなかったり、OLE によって Notes 6 のディレクトリが示されるなど) の出る可能性があることをご了承くださ
い。こうしたことを理解した上で、R5.0.x のインストールされたマシン上に Notes 6 をインストールするには、次の
手順に従います。
1. 現在の R5.0.x リリースの NOTES.INI ファイルの名前を変更して保存します。
2. Notes 6 のインストールプログラムを実行し、新しいプログラムディレクトリ、新しいデータディレクトリ、新し
い Windows フォルダを指定します。
3. インストールプログラムが終了したら、R5.0.x の NOTES.INI ファイルの名前を「notes.ini」に戻し、R5.0.x が
引き続き使用できるようにします。
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02 お読みください
複数の CD を使用した UNIX への Domino のインストール
Domino 6.5.5 以降、一部の UNIX プラットフォームのサーバーインストールファイルが 1 枚の CD に収まらなく
なったため、複数 CD インストールが提供されています。すべての UNIX プラットフォームでインストール方法を一
貫したものとするとともに、サーバーインストールに複数の CD を必要とするプラットフォームがさらに増えた場合
に備えるため、1 枚の CD にインストールファイルが収まるものも含め、すべての UNIX プラットフォームで複数
CD インストールを使用します。複数 CD インストールでは、それぞれの CD の内容が解凍、結合されて 1 つの
結合されたインストールファイルになります。複数 CD インストールは UNIX システムのみで有効です。
複数 CD インストールを実行する
複数 CD インストールは次の 2 つのうちいずれかの方法で実行します。
メモ 複数 CD インストールは「root」ユーザーとして実行してください。
z
z
CD1* から直接インストールを実行します。
ファイルを CD (複数の場合もある) からディレクトリ** にコピーし、そこからインストールを実行します。CD1
からはすべての内容をコピーしますが、それ以降の CD では、内容をディレクトリにコピーする際に、ファイル
Install.dat をコピーしないでください。CD1 以外の CD では、Install.dat は物理 CD からインストールを実行す
る場合にのみ使用されます。CD1 からコピーしたファイル Install.dat が上書きされると、複数 CD インストー
ルは失敗します。
* マウントとアンマウントをするため、CD1 からインストールを実行する場合には、「物理的に」CD 上にいること
はできません。CD ディレクトリ以外のディレクトリに移動してからインストールを実行する必要があります。たとえ
ば、CD が /mnt/cdrom にマウントされている場合、/tmp などのディレクトリに移動してから /mnt/cdrom/Install
として Install を実行する必要があります。
** Linux on zSeries または z/OS の場合、ファイルをディレクトリにコピーする方法にする必要があります。
CD1 には初期インストールスクリプト (Install) があります。これを実行すると、各 CD の「パーツ」が 1 つにまとめ
られ、結合された最終的なインストールファイルになります。ユーザーはまず、結合されたインストールファイルを
置く場所を指定します。その後複数 CD インストールは指定されたディレクトリを、結合されたインストールファイ
ルと複数の CD にあるパーツの一時保存の両方のために使用します。使用するディレクトリを選択するときにこ
の点に注意します。インストールには、CD の容量のおよそ 2 倍のスペース容量が必要だからです。たとえば、2
枚の CD がある場合、必要なサイズは約 2*2*600Mb=2.4Gb ですが、一時保存エリアは削除され、サイズがおよ
そ半分になるため、これは「バースト」使用となります。
複数 CD インストールでは、結合済みインストールディレクトリの作成が完了すると、実際に Domino をシステム
にインストールする、標準の「対話式」インストールプロセスを開始するようプロンプトが出されます。ここでインス
トールを継続せずに後で手動で行う選択ができます。このオプションは、ネットワークのインストールディレクトリを
セットアップする場合に便利です。
UNIX プラットフォームの中には、OS が自動的に CD をマウントしないために手動でマウントしなければならない
ものもあります。複数 CD インストールはその時 CD のマウントとアンマウントを行いますが、CD のイジェクトは
行いません。IBM AIX と Linux の一部のバージョンでは、CD を手動でマウント、アンマウントする必要がありま
す。Solaris では CD は自動的にマウントされます。
AIX では、複数 CD インストールが正常に機能するには、CDRFS ファイルシステムを /etc/filesystems に定義す
る必要があります。たとえば、/mnt/cdrom には次の項目が含まれます。
/mnt/cdrom:
dev
=
vfs
=
mount =
options =
account =
/dev/cd0
cdrfs
false
ro
false
Linux for zSeries システムでは、Domino インストールファイルを以下のようにコピーします。
z
ファイルを転送するためにバイナリ方式を使用して、ファイル Install、Install.dat、zlinux.taz.aa、zlinux.taz.aa.c
を、ワークステーションにある CD ROM から Linux on zSeries ファイルシステムにコピーします。ファイルは
そこで展開されインストールのために使用できます。
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z/OS システムでは、Domino インストールファイルを以下のようにコピーします。
z
z
ファイルを転送するためにバイナリ方式を使用して、ファイル Install、Install.dat、zos.taz.aa、zos.taz.aa.ck、
zos.taz.ab、zos.taz.ab.cks を、ワークステーションにある CD-ROM から z/OS システムにコピーします。ファ
イルはそこで展開されインストールのために使用できます。
詳細は、『Domino 6.5.5 for z/OS Install Guide』を参照してください。
複数 CD インストールの実行のサンプル
事例 1 -- AIX で CD から行う複数 CD インストール (サンプルセット内の CD は 2 枚)
# mount /mnt/cdrom
# cd /tmp
# /mnt/cdrom/Install
Please enter the location for the unpacked install kit
Install kit location:
/local1/aixkit
Relocating CD 1 (1 of 2) contents to: '/local1/aixkit/CD_images'
Done with CD1 (1 of 2)
Remove current CD and insert the next CD
Press the RETURN or ENTER key to cotinue:
...Sleeping for 10 seconds to allow drive to settle...
Relocating CD 2 (2 of 2) contents to: '/local1/aixkit/CD_images'
Done reading/relocating all CDs.
Remove this last CD 2 (2 of 2)
Press the RERTURN or ENTER key to cotinue:
Now verifying the saved tarfile contents...
Now unpacking the saved tarfile(s) contents...
Do you want to start Domino installation (interactive) now? (y/n)
n
*** Please perform the following commands to proceed with the installation:
cd /local1/aixkit
/local1/aixkit/install
*** Now exiting...
事例 2 -- Linux の複数 CD インストール。CD からのコピーとインストールが済んでおり、ネットワークからの実
行準備ができている (サンプルセット内の CD は 1 枚)
# mkdir /tmp/CD
# mount /mnt/cdrom
# cd /mnt/cdrom
# cp * /tmp/CD
# cd /tmp/CD
# umount /mnt/cdrom; eject
# ./Install
Please enter the location for the unpacked install kit
Install kit location:
/local2/inst
Relocating contents of CDS (1) to:
'/local2/inst/CD_images'
Done relocating all CDs.
Now verifying the saved tarfile contents...
Now unpacking the saved tarfile(s) contents...
Do you want to start Domino installation (interactive) now? (y/n)
n
*** Please perform the following commands to proceed with the installation:
cd /local2/inst
/local2/inst/install
*** Now exiting ...
#
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Domino Web Access 6.5.3 のインストール
Domino Web Access 6.5.3 では、さまざまな画面の表示速度を高めるために、ブラウザ内で実行される
JavaScript コードに多くのパフォーマンスの改善が行われています。また、期限切れとなったセッションを検出し、
ログイン用の新しいプロンプトをユーザーに表示する機能のサポートも改良されています。これらの機能強化は、
6.5.3 用の iNotes6.ntf テンプレートに含まれています。ユーザーをアップグレードするときは、メール変換ユーティ
リティを使用し、既存の INOTES5.NTF と INOTES60.NTF ユーザーを INOTES6.NTF へ変換します。
メモ: INOTES5.NTF と INOTES6.NTF は Domino Server 6.5 でサポートされています。INOTES6.NTF は、多くの
機能が搭載されている最新版のテンプレートで、Notes Client の Mail6 ユーザーインターフェースを提供します。
ユーザーに表示される名称は Domino Web Access 6 に変わりました。INOTES5.NTF は、Notes Client の Mail5
ユーザーインターフェースをユーザーに提供します。
次のサンプルは、ディレクトリ内のすべての INOTES5 メールデータベースをアップグレードする方法を示します。
load convert mail\*.nsf inotes5 iNotes6.ntf
次のサンプルは、ディレクトリ内のすべての INOTES60 メールデータベースをアップグレードする方法を示しま
す。
load convert mail\*.nsf iNotes60 iNotes6.ntf
メモ: サーバーの実行中に変換を実行し、メールファイルの設計の更新中に、誰かがメールファイルにアクセスす
ると、予期せぬ結果が発生する可能性があります。
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02 お読みください
Domino Access for Microsoft Outlook のインストール
IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook (DAMO) を使用すると、Microsoft Outlook 2000、Outlook XP、
または Outlook 2003 ユーザーは、Domino 6.5.1 以上が実行されている IBM Lotus Domino Server にアクセスで
きます。前のベータバージョンからアップグレードする場合は、インストールの前に「アップグレードの方法」を参照
してください。
Exchange から Domino へのユーザーの移行については、リリース情報の「Exchange から Domino への移行」を
参照してください。
The Domino Access for Microsoft Outlook (DAMO) セットアップファイルは Domino Server のデータディレクトリ
の下の ..\Data\domino\html\DAO にあります。
6.5.3 から 6.5.4 へのアップグレード
ユーザーは Domino Access for Microsoft Outlook 6.5.3 からリリース 6.5.4 にアップグレードできます。 なお、
アップグレード後も引き続き 1 つのデータディレクトリが使用され、複数のユーザーはそのディレクトリを共有する
プロファイルを使用できます。各ユーザーが独自のデータディレクトリを保有できるようにする DAMO 6.5.4 のマ
ルチユーザーインストール機能を利用するには、ユーザーはまず DAMO 6.5.3 をアンインストールした後で、
DAMO 6.5.4 をインストールする必要があります。これを行う前に、予防措置としてユーザーが既存の *.nsf、
*.pst、および *.ost ファイルをバックアップすることをお勧めします。新規インストールの初期設定プロセスによっ
て、メールファイルがローカルに再作成されます。
アップグレードの際、アップグレードプロセスの最後にプロファイルを作成するかどうかユーザーに問い合わせが
出されます。作成しないことを選択した場合、[スタート] - [プログラム] - [IBM Lotus Domino Access for
Microsoft Outlook] ショートカットを選択し、[Create New MAPI Profile] を選択すれば、後でいつでも新規プロファ
イルを作成できます。メモ: Outlook セットアップウィザードを使って DAMO プロファイルを作成することはできませ
ん。[スタート] メニューから [Create New MAPI Profile] ショートカットを使用する必要があります。
オフライン用の要約ディレクトリのセットアップ
Domino 6.5.4 の新機能の 1 つとして、Domino Access for Microsoft Outlook ユーザーは、ネットワークからの切
断時にオフラインで使用するアドレス帳のローカルレプリカを作成できます。ユーザーは Microsoft Outlook の
[Domino プリファレンス] を使用して、オフライン時のアドレス帳を選択できます。スペースを節約して複製の時間
を短縮するために、要約ディレクトリカタログをユーザーが使用できるようにしておくことを強くお勧めします。要約
ディレクトリカタログの作成については、Domino Administration ヘルプのディレクトリカタログに関するトピックを
参照してください。
メールファイルをセキュアに保つ
Domino for Microsoft Outlook 6.5.4 から、複数のユーザーが同じ Domino Access for Microsoft Outlook のイン
ストールを共有できる新機能が追加されました。しかし、このタイプのインストールでは .pst および .nsf ファイル
がローカルにあるので、他のユーザーの .pst ファイルにアクセスできてしまいます。一般的に、標準的な Notes
環境と標準的な Outlook 環境では、メールファイルはサーバーに置かれ、サーバーがそのアクセスを制御しま
す。また、ユーザーが外出したときは、そのユーザーが、ローカルレプリカを含むラップトップにアクセスできる唯
一のユーザーになります。しかし、DAMO では、すべてのファイルをローカルワークステーションに置く必要があ
るため、ローカルメールファイルにパスワードを設定することにより、他のユーザーがローカルのメールデータファ
イル (*.pst) にアクセスするのを防止しなければなりません。
ローカルデータファイルへのパスワードの設定方法は Microsoft Outlook 2000、Outlook XP、および Outlook
2003 ごとに異なります。ご使用になる Outlook のオンラインヘルプを参照してください。
DAMO 6.5.4 インストール上の注意事項 (管理者向け)
Domino Access for Microsoft Outlook をインストールする setup.exe をユーザーが実行する前に、そのユーザー
を Domino ユーザーとして登録し、notes.id ファイルを使用可能にする必要があります。さらに、各ユーザーは、
Domino ディレクトリで定義された自分のユーザー名とメールサーバーの IP アドレスを知っておく必要がありま
す。
管理者はエンドユーザーによる操作なしに Domino Access for Microsoft Outlook をインストールできます。また
は、エンドユーザーが自分のワークステーションにこれをインストールすることもできます。エンドユーザーが自分
でインストールする場合、管理者は下記の「エンドユーザーによるインストール」に書かれている手順、操作方法
の違い、既知の問題、および移行の問題をエンドユーザーに通知する必要があります。なお、ユーザーは『Lotus
Domino Access for Microsoft Outlook Installation and Setup Guide』(www.Lotus.com/ldd/doc) でもこの情報を
確認することができます。
なお、この製品は Domino に接続する Microsoft Outlook ユーザー向けですが、任意のクライアントから Domino
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にアクセスすることも可能です。メールデータベース設計が Mail6.ntf、Mail6ex.ntf、または iNotes6.ntf のいずれ
かであれば、Domino に付属の標準的な管理ツールを使ってユーザーを構成できます。Domino for Web Access
6 (iNotes6.ntf) テンプレートを使用するメールファイルは、ブラウザ、Domino Access for Microsoft Outlook、また
は Notes Client を使用して Domino Server 上のメールファイルに接続できます。
管理者によるインストール
エンドユーザー用のワークステーションに Domino Access for Microsoft Outlook をインストールする場合は、
Windows のセキュリティが実施されていることに注意してください。このセキュリティにより、DAMO ユーザーの ID
を使用して、DAMO ユーザープロファイルを作成する必要があります。他の方法でプロファイルを作成すると、目
的のユーザーにそのプロファイルが表示されません。
インストール中にユーザープロファイルを作成する方法には、次の 2 つがあります。
z
ユーザープロファイルを作成する最も簡単な方法は、対象の DAMO ユーザーとして Windows ワークス
テーションにログオン することです。こうすれば、下記の手順を使用して、ユーザーの専用フォルダ (たと
えば c:\Documents and Settings\<user>) にデータディレクトリを作成できます。
z
別の方法は、Windows の RunAs 機能を使用することです。これにより、Windows 管理者は個々のユー
ザーになり代わって DAMO プロファイルを作成できます。
メモ: マルチユーザーインストールの場合、ワークステーション上の各登録ユーザーが DAMO 開始時に自分のプ
ロファイルを選択するには、そのユーザーは Power Users グループのメンバーでなければなりません。
サイレントインストール
サイレントインストールオプションは、エンドユーザーによる操作を必要とせずに Domino Access for Microsoft
Outlook をインストールして、プロファイルを作成します。この場合、ユーザーの Domino Server 接続情報が入っ
たセットアップファイルを呼び出す InstallShield の機能を使用します。
たとえば、1 つのワークステーション上の複数ユーザー用に Domino Access for Microsoft Outlook をセットアップ
するには、システム管理者はサイレントインストールを実行し、RunAS 機能をともなうユーザーのログオン権限を
各ユーザーに確保することができます。
各ユーザーごとに 1 つのセットアップファイルがあります。セットアップファイルは、次の接続情報を含むテキスト
ファイルです。
-u <ユーザー名> -s <サーバー IP アドレス> -f <ID ファイルの完全パス> -p <ID ファイルのパス
ワード>
例:
-u Homer Simpson -s 1.11.11.111 -f c:\lotus\notes\data\homer.id -p 123456
DAMO セットアップ実行可能ファイルを呼び出すには、以下の構文を使用します。
setup.exe /s /v"/qn SETUPFILE=<セットアップファイルの完全パス>"
例:
setup.exe /s /v"/qn SETUPFILE=c:\user\info.txt"
メモ: 上記のとおり正確な構文を使用する必要があります。/v と引用符の間にスペースがないことに注意してくだ
さい。また、行末には終了引用符を付けます。
Windows XP で RunAs を使用する
オプション 1 - インストールウィザードの使用
1. Windows 管理者として、適切なオプション (たとえば単一ユーザーインストールかマルチユーザーインストー
ルか) を選んでセットアップを実行します。
2. プロファイルを作成しないことを選択します。
3. [スタート] - [プログラム] - [IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook] をクリックして、[Create New
MAPI Profile] を右クリックします。
4. [別のユーザーとして実行] を選択します。
5. [別のユーザーとして実行] ダイアログで、[次のユーザー] を選択します。
6. ユーザーのドメイン、ユーザー名、およびパスワードを入力します。
7. 「DAMO 用のユーザープロファイルの作成」の説明に従って接続情報を入力します。
オプション 2 - サイレントインストールの使用
1. DOS ウィンドウ (Cmd.exe) を開くために、 [スタート] - [プログラム] - [アクセサリ] をクリックし、[コマンド プ
ロンプト] を右クリックします。
2. [別のユーザーとして実行] を選択します。
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3. [別のユーザーとして実行] ダイアログで、[次のユーザー] を選択します。
4. ユーザーのドメイン、ユーザー名、およびパスワードを入力します。
5. DOS プロンプトで、上記の「サイレントインストール」の説明に従ってセットアップ構文を入力します。
Windows 2000 で RunAs を使用する
オプション 1 - インストールウィザードの使用
1. Windows 管理者として、適切なオプション (たとえば単一ユーザーインストールかマルチユーザーインストー
ルか) を選んでセットアップを実行します。
2. プロファイルを作成しないことを選択します。
3. コマンド プロンプトを開きます ([スタート] - [プログラム] - [アクセサリ] - [コマンド プロンプト])。
4. Domino Access for Microsoft Outlook のプログラムディレクトリに移動します。
5. 以下の構文を使って、対象の DAMO ユーザーとして実行可能ファイル dfosetup.exe を実行します。
c:\> RunAs /USER:"WinDomain\<DAMO User>" dfosetup.exe
6. 下記の「DAMO 用のユーザープロファイルの作成」の説明に従って、接続情報を使ってプロファイルを作成し
ます。
オプション 2 - サイレントインストールの使用
1. DOS ウィンドウ (Cmd.exe) を開くために、 [スタート] - [プログラム] - [アクセサリ] - [コマンド プロンプト] を
クリックします。
2. RunAs コマンドを実行して別の DOS ウィンドウを開き、そのウィンドウ内では、DOS ウィンドウを開いたユー
ザーの権限ですべてが実行されるようにします。
C:\> RunAs /USER:"WinDomain\<DAMO ユユユユ>" cmd.exe
3. 新しいウィンドウで、このユーザーとしてインストールを実行します。
setup.exe /s /v"/qn SETUPFILE=<セセセセセセセセセセへへ完全なパパ>"
4. より複雑な方法になりますが、新しい DOS ウィンドウを開かずに、RunAs コマンドを使用することもできま
す。次の構文を使用してください。この構文は、Windows の RunAs 構文 (RunAs /?) とサイレントインストー
ル機能を組み合わせたものです。 メモ: 引用符をネストさせる場合、スペースを含めるにはエスケープ文字
(\) を使用する必要があります。
C:\> RunAs /USER:"WinDomain\<DAMO ユーザー>" <DAMO setup.exe へのパス> /s /v\"
/qn SETUPFILE=<セットアップファイルへのパス>\""
IE:
C:\> RunAs /USER:"ADomain\Homer Simpson"
"C:\Temp\setup.exe> /s /v\" /qn
SETUPFILE=C:\User\info.txt\""
Outlook 2000 ユーザー
インターネットのみをサポートするよう Outlook を構成済みの場合、企業/ワークグループをサポートするよう
Outlook を再構成する必要があります。Outlook を再構成するには、Outlook を起動して、[オプション] メニューの
[メール サービス] --> [メール サポートの再設定] を選択します。この操作のために、Microsoft Office インス
トール CD を挿入するよう求められるかもしれません。
エンドユーザーによるインストール
Domino Access for Microsoft Outlook (DAMO) をインストールするには、以下を理解しておく必要があります。
z
Notes ユーザー名 (たとえば jsmith)
z
メールサーバーの IP アドレス
z
Notes ID の場所
インストール中に、ワークステーションで単一ユーザーインストールとマルチユーザーインストールのどちらを行う
か選択してください。 メモ: マルチユーザーインストールの場合、ワークステーションを使用するユーザーが
DAMO 開始時に自分のプロファイルを選択するには、そのユーザーは Power Users グループのメンバーでなけ
ればなりません。Windows ワークステーションに対して管理権限を持つ場合にのみ、シングルユーザーインストー
ルまたはマルチユーザーインストールを選択できます。Windows 管理者グループのメンバーでない場合は、シン
グルユーザーインストールとマルチユーザーインストールを選択するオプションは利用できません。インストール
は、シングルユーザーインストールとなります。
z
単一ユーザーインストール -- このワークステーションを使用するのが自分だけの場合には、このオプ
ションを選択します。単一ユーザーインストールでは、プログラムとデータファイルが同じディレクトリに格
納されます。
z
マルチユーザーインストール -- 複数のユーザーがこのワークステーションを使用する場合には、このオ
プションを選択します。マルチユーザーインストールを指定すれば、各ユーザー固有のデータディレクトリ
の作成が可能になり、各ユーザーのセキュリティをある程度確保できます。
メモ: 下記のステップに従って Outlook を構成する必要があります。そうしないと、Domino Access for Microsoft
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Outlook は正しくインストールされません。
Microsoft Outlook の構成
1. Microsoft Outlook を既定のメールプログラムとして設定します。たとえば、[コントロール パネル] を開いて
[インターネット オプション] を選択します。[プログラム] タブの [電子メール] で、Microsoft Outlook を選択し
ます。(ご使用の Windows OS のバージョンやシステム設定に応じて、これを開く方法は少し異なるかもしれ
ません。)
2. このユーザーに対し Microsoft Outlook を初めてインストールする場合は、Microsoft Outlook のインストール
プロセスを完了させるために、このユーザーとしてクライアントを起動してください。
a. [スタート] - [Microsoft Outlook ショートカット]
b. ユーザー名を受け入れます。
c. Outlook 2k の場合 - [手動で設定] を選択します。これ以上選択せず、[完了] をクリックします。
d. Outlook XP (2002) および Outlook 2003 - 「電子メールアカウントを設定しますか」という問いに対し、[い
いえ] を選択します。[完了] を選択します。
3. Outlook を開いた状態で、[ツール] - [オプション] - [メール サービス] を選択して、[使用するプロファイルを
選択する] を選択します。
DAMO のインストール
1. セットアッププログラムを実行します。
2. Domino Access for Microsoft Outlook を単一ユーザー用にインストールするか (1 つだけメールボックスを
作成)、それとも複数ユーザー用にインストールするか (各ユーザーごとのメールボックスを作成) を選択しま
す。このオプションは、Windows 管理者にのみ表示されます。
3. (オプション) Notes ID パスワードと Windows パスワードを同期するには、シングルログオン機能を選択しま
す。パスワードを同期すると、どちらかのパスワードを変更した場合にそれが両方に反映されます。
4. インストールプロセスが完了したら、DAMO プロファイルを作成します。次の「DAMO 用のユーザープロファイ
ルの作成」を参照してください。
DAMO 用のユーザープロファイルの作成
Outlook セットアップウィザードを使って DAMO プロファイルを作成することはできません。[スタート] メニューから
[Create New MAPI Profile] ショートカットを使用する必要があります。
1. [スタート] メニューから [プログラム] - [IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook] - [Create New
MAPI Profile] をクリックします。
2. [ユーザー名] にユーザー名を入力します。たとえば jsmith と入力します (jsmith/sales/acme ではありませ
ん)。
3. [Domino サーバー名] に、メールサーバーの名前または IP アドレスを入力します。
4. マルチユーザーをインストールした場合、またはデータディレクトリをプログラムファイルとは別のディレクトリ
に入れたい場合には、[データディレクトリ] フィールドにメールファイルのパスを入力します。たとえば、
c:\Documents and Setting\jsmith\DAMOData または c:\DAMO jsmith と入力します。 ヒン
ト: Windows のフォルダセキュリティ設定を使用すれば、これらのフォルダを必要に応じて保護できます。
5. Domino Server のユーザー文書でユーザーの Notes ID が DAMO によって自動的に検出されない場合は、
手動で指定する必要があります。パスを入力するか、[参照] を使って Notes ID の場所を指定してください。
6. (オプション) Notes ID ファイルをデータディレクトリにコピーします。(ID ファイルのバックアップコピーを作成し
ておくことをお勧めします。)
7. DAMO プロファイルが作成されます。
Notes と Microsoft Outlook の操作方法の違い、および既知の問題については、以下の関連情報を参照してくだ
さい。
Domino Access for Microsoft Outlook の問題
繰り返し会議
さらに、Domino Access for Microsoft Outlook ヘルプの「Domino Access for Microsoft Outlook での作業」も参
照してください。
z
z
シングルログオン機能
DAMO のシングルログオン機能は、シングルユーザー DAMO インストールを使用する場合に限って使用可能で
す。シングルログオン機能は、DAMO のマルチユーザーインストールでは機能しません。
この機能を使用するには、Windows 管理権限を持つユーザーとして Domino Access for Microsoft Outlook をイ
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ンストールするときに、シングルログオンオプションをインストールする必要があります。この機能をインストールし
なかった場合は、管理権限を持つユーザーとして次のステップを実行することで、後からこの機能を追加すること
ができます。
1. Windows の [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を開きます。
2. [IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook] をハイライト表示し、[変更] ボタンをクリックします。
3. [変更] オプションを選択します。メモ: 代わりに DAMO setup.exe を実行することで [変更] オプションにアク
セスすることもできます。
4. [シングルログオン機能] オプションを選択し、[この機能、およびすべてのサブ機能…] を選択します。
5. [次へ] をクリックし、[インストール] をクリックします。
6. 管理ユーザーとして MAPI プロファイルを作成します。管理ユーザーの権限を使用して、必要な「Lotus
Notes シングルログオン」サービスがインストールされるのはこのステップにおいてです。
7. インストールを完了して、サービスを開始するには、コンピュータを再起動する必要があります。
8. 対象の DAMO ユーザーとして Windows にログオンし、MAPI プロファイルが作成済みでない場合は、これを
新しく作成します。
9. Outlook を起動したら、Outlook の中でシングルログオンが使用可能になっていることを確認します。それに
は、[ツール] -> [オプション] -> [Domino プリファレンス] タブ -> [ユーザーセキュリティー] の順に選択し、
[OS ログオンと同時にログオンする] が選択されていることを確認します。
フレッシュインストールをするか、シングルログオン機能を追加するかに関わりなく、「Lotus Notes シングルログ
オン」サービスを開始することを許可するプロファイルを管理ユーザーが作成しなければなりません。対象の
DAMO ユーザーが Administrator ではなく、Power Users グループのメンバーのユーザーという場合もあります。
この場合、そのユーザーには必要な Windows サービスを作成するための管理権限がありません。そのユーザー
として Windows にログオンした後でプロファイルを作成するなら、シングルログオン機能は正しく機能することに
なります。
パスワードを同期させるには、ユーザーは [コントロール パネル] の代わりに [Ctrl]+[Alt]+[Delete] を使用する必
要があります。
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02 お読みください
R4.x から Domino 6 にアップグレードする前に
ドメインをアップグレードする前に、ODS バージョン 20 の Domino ディレクトリ (NAMES.NSF) ファイルをバック
アップしてください。NAMES.NSF ファイルが破損した場合、新しいバージョンの NAMES.NSF ファイルを ODS
バージョン 20 に変換するのは困難です。
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
R4.5.x からの Notes/Domino 6 へのアップグレードはサポートされています
IBM/Lotus は R4.5.x 以降のリリースからの Notes/Domino 6 へのアップグレードをサポートしています。『Lotus
Notes 6 ヘルプ』と『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』にある、Notes/Domino 6 にアップグレードするには少
なくとも R4.6.7 が必要という内容の記述は正しくありません。
メモ: Domino 6 の Domino ディレクトリを Domino R4.6 サーバーに複製するには、Domino R4.6 サーバーを
Domino 4.6.7a にアップグレードしなければなりません。
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02 お読みください
Lotus Notes のアップグレードは同じディレクトリに対して行わなければならない
各オペレーティングシステムのレジストリには、Lotus Notes Client をそれぞれ 1 つずつしか登録できません。同
一のオペレーティングシステムに対する複数の Lotus Notes のインストールはサポートされていません。既にイ
ンストールが存在しているオペレーティングシステム上に新しいバージョンをインストールする場合、新しいバー
ジョンは同じプログラムおよびデータパスにインストール (既存のインストールをアップグレード) してください。そう
しない場合は、新しいバージョンの Lotus Notes をインストールする前に旧バージョンをアンインストールする必
要があります。
Associated SPRs :
JSTH5E4MZ5
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02 お読みください
マップされたネットワークドライブが参照時に必ずしもすべては表示されない
Windows マシンでインストーラを介してネットワークドライブを参照する場合、時折問題が発生します。必ずしもす
べてのマップされたドライブがドロップダウンリストに表示されないことがあります。[確認] ドロップダウンリストに
表示されていないドライブにインストールを行うには、[フォルダ名] フィールドに直接フルパスを入力してください。
Associated SPRs :
CDFO579STU
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
クライアントのインストールには Windows Installer バージョン 2.0 が必要
Lotus Notes 6 のインストールには Windows Installer バージョン 2.0 以降が必要です。
非管理者権限でインストールしようとするとサポートバージョンを見つけられないため、次のメッセージが表示され
ます。
1202: Lotus Notes requires Windows Installer 2.0 or later, which is not present on your system. Please log on as an
Administrator and rerun setup.exe or have your System Administrator update your installer for you. See Release Notes
for additional information. (Lotus Notes には Windows Installer 2.0 以降が必要ですが、お使いのシステム上には存在し
ていません。システム管理者としてログオンして setup.exe を再実行するか、システム管理者にインストーラを更新しても
らってください。詳しくは、『リリース情報』を参照してください。)
Windows Installer のインストールには管理者権限が必要です。「setup.exe」の代わりに「Lotus Notes 6.msi」を使
用する共有インストールなどの場合、非管理者権限を使用しても必要なバージョンが存在していないにも関らず、
インストールが続行されます。「Lotus Notes 6.msi」によるインストールを実行する前には、必要な Windows
Installer バージョン 2.0 がシステム上にインストールされていることを確認してください。
システム上の現在のバージョンを確認するには、コマンドラインで「msiexec -?」と入力します。
Associated SPRs :
TNIT5D6FSC
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02 お読みください
Lotus Notes 6 のインストール権限
Windows NT、Windows 2000、および Windows XP のユーザーが Lotus Notes 6 Client をインストールするときに
は、管理者権限でシステムにログオンするようにお勧めします。管理者権限が使用できなかったり付与されてい
なくてもクライアントのインストールは正常に実行できますが、Lotus Notes 6 の特定の機能がシステムに正しく登
録されない可能性があります。
クライアントシングルログオンなどのサービスインストールオプションは、Lotus Notes 6 のインストールが管理者
権限で行われた場合のみサポートされることにご注意ください。
グループポリシーのオプションの [Always install with elevated privileges] を有効にすると、ほとんどの場合、パ
ワーユーザーが Lotus Notes 6 を正常にインストールして使用できるようになります。
制限付きユーザーによる Lotus Notes 6 のインストールはお勧めできません。インストール権限の昇格を使用し
ないと制限付きユーザーは正常にインストールを実行することができません。システムのレジストリにキーを書き
込むのに十分なアクセス権限を持たないからです。
システム管理者がユーザー用に Lotus Notes 6 をインストールする場合は、システムのデフォルト設定以外の権
限が必要となることもあります (特に Windows XP)。プログラムディレクトリ、データディレクトリ、および関連するす
べてのサブディレクトリに対する書き込みと変更の権限が、ユーザーに付与されていることを確認してください。
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02 お読みください
クライアント設定の自動化
Lotus Notes と Domino Release 6 では、ユーザーの介入を減らした「自動設定」と呼ばれるクライアントの設定メ
カニズムを使用できます。十分な情報が提供されていれば、ユーザーは (必要時に) ID ファイルに対するパス
ワードを入力するだけです。各セクションの完了に必要な値を提供することで、設定の一部または全部のサブ
セットをバイパスできます。
自動設定を有効にする方法は次のとおりです。notes.ini ファイルに次の行が含まれている場合は、このファイル
が入力として使用され設定が作動します。
CONFIGFILE=テキスト形式の config ファイルのパス
必要な情報が欠落している場合のみダイアログボックスが表示されます。
config ファイルには次の形式の行が含まれています。
パラメータ = 値 (空白を入れてもよいが必須ではない。大文字/小文字の区別なし)
このファイル内に情報が提供されている場合は、クライアント設定ウィザードのサブセットがバイパスされます。た
とえば、Domino Server に接続してユーザーを検索するための情報が十分に提供されていれば、これらのダイア
ログボックスはバイパスされ、クライアントの設定にはこのファイル内の設定が使用されます。ニュースグループ
サーバーにアクセスするための情報が十分に提供されていれば、該当する文書が個人アドレス帳に作成されま
す。コンポーネントを設定するための情報がいくらか (すべてではない) 提供されている場合は、提供されている
情報を載せたダイアログボックスが画面に表示されます。
サポートされているパラメータには次のようなものがあります。いくつかについては説明も添えてあります。(ただ
し、このパラメータ名は今後のリリースで変更される可能性があります。)
Username
KeyfileName
Domino.Name
Domino.Address
Domino.Port
Domino.Server
AdditionalServices
す。
サーバーに接続するためのアドレス (IP アドレスなど) が必要な場合。
0 または 1 で [Domino Server に接続する] ボタンを設定またはクリアします。
1 に設定すると [追加のサービス] ダイアログボックスが強制的に表示されま
まれます。
AdditionalServices.NetworkDial
Mail.Incoming.Name
Mail.Incoming.Server
Mail.Incoming.Protocol
Mail.Incoming.Username
Mail.Incoming.Password
Mail.Incoming.SSL
Mail.Outgoing.Name
Mail.Outgoing.Server
Mail.Outgoing.Address
このダイアログボックスにはインターネット、プロキシ、複製に関する設定が含
アカウント名
1 は POP、2 は IMAP
アカウント名
Mail.InternetDomain
News.Name
News.Server
Directory.Name
Directory.Server
アカウント名
アカウント名
NetworkDial.EntryName
NetworkDial.Phonenumber
NetworkDial.Username
NetworkDial.Password
NetworkDial.Domain
ダイヤルアップネットワークのドメイン (オプション)
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Proxy.Username
Proxy.Password
Proxy.HTTP
Proxy.FTP
Proxy.Gopher
Proxy.SSL
Proxy.HTTPTunnel
Proxy.SOCKS
Proxy.None
Proxy.UseHTTP
Replication.Threshold
Replication.Schedule
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プロキシのユーザー名 (オプション)
プロキシのパスワード (オプション)
プロキシの例外リスト
0 または 1 で他のチェックボックスの HTTP プロキシを使用
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02 お読みください
メールによるアップグレード機能を使って Notes Client 6.x をサイレントインストールする方法
既存の Lotus Notes Client を 6.x インストールプログラムの [アップグレードメッセージの送信] アクションを使っ
てサイレントアップグレードするには、インストールキットの中にある setup.ini ファイルを次のように編集します。
[Startup]
CmdLine=/qn
対応する setup.exe が呼び出されると、アップグレードはサイレントモードになります。
プログレスバーとインストールの完了メッセージを表示するには、次のように入力します。
[Startup]
CmdLine=/qb+
Notes Client 6.x からサイレントアップグレードすると、直前のインストール済みオプションがアップグレードされま
す。6.0 より前の Client からサイレントアップグレードすると、デフォルトのインストールオプションである Lotus
Notes Client がインストールされます。6.0 より前の Client からデフォルトのオプション以外のものにサイレント
アップグレードするときには、変換ファイルを作成して適用する必要があります。ヘルプにある「変換ファイルを作
成する」と「エンドユーザーのインストール用に変換ファイルを使用する」を参照してください。また、変換ファイル
は、setup.ini を使用して次のようにして適用する必要があります。
[Startup]
CmdLine=/qb+ TRANSFORMS="custom.mst"
メモ: このインストールキットからネットワーク上に実行されるすべてのインストールはサイレントインストールとな
り、該当する場合には変換ファイルが適用されます。
Associated SPRs :
MDRW5JNN8K
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
クライアントのサイレントインストール時にプログレスバーを有効にするには
Lotus Notes Client のサイレントインストール実行時に、画面にプログレスバーを表示させるには、コマンドライン
でスイッチ /qb を使用します。
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02 お読みください
マルチユーザークライアントでは Sametime への自動ログオンをオフにする
マルチユーザーオプションを使用して Notes Client をインストールした場合、Sametime ユーザーは「自動ログオ
ン」機能をオフにするように強くお勧めします。マルチユーザー設定で Notes をインストールするとユーザー間で
1 台のマシンを共有することになり、Sametime ユーザーが自動ログオンを行なった際にセキュリティ上の問題が
発生する恐れが極めて高くなります。
Associated SPRs :
PLOI4XNQ5D
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02 お読みください
R5 から Domino 6 共有メールへの移行
R5 から Domino 6 にアップグレードすると、共有メールは事実上無効になります。R5 および以前のバージョンの
共有メール (SCOS) データベースは、Domino 6 の共有メール設定におけるアクティブなメール配信には使用でき
ません。これらのデータベースは、既存のメッセージを読むためだけに維持されています。アップグレードする際
に、新しい SCOS データベースは自動的には作成されません。データベースの配置に関してシステム管理者が
選択できるオプションが多数あり、適切なデフォルトが決められていないからです。
Notes 6 では、共有メールディレクトリ、データベース、およびそれらの配置の数を柔軟に設定できます。サー
バーは複数の共有メールディレクトリを持つように設定でき、それぞれのディレクトリには複数の共有メールデー
タベースを保存できます。これらは、すべて新規のメール配信用にアクティブに使用されます。配信時に宛先の
SCOS データベースが選択されるため、ユーザーのメールデータベースが単一の SCOS データベースと関連付
けられなくなりました。
システム管理者はサーバー文書に設定を記述します (Administrator Client または Notes Client を使用し、
Domino ディレクトリを編集します)。[共有メール] には、この設定用の新しいタブがあります。データベースとディ
レクトリの作成は、サーバーによって自動的に行われます。共有メールデータベースを設定するには、サーバー
文書で必要な設定を行ってから、サーバーを再起動してください。
現在の SCOS 設定のステータスを表示するには、サーバーコンソールで 「Show SCOS」コマンドおよび「Show
SCOS all」コマンドを使用します。
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02 お読みください
フォルダ設計の更新
Notes 6 へのアップグレード後、フォルダの設計も新しい設計に更新する必要がある場合があります。この場合
は、[アクション] - [フォルダ設計の更新] を選択します。
以前使用していたテンプレートのバージョンによっては、 [設計の更新] というオプションが [アクション] - [フォル
ダ] の下にありますが、このオプションは使用しないでください。すべてのフォルダが新しい Notes 6 のフォルダ設
計に更新されると、このオプションは削除されます。
Associated SPRs :
BMOS544S4V
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02 お読みください
現在のブックマークテンプレートではカスタム Welcome ページを作成できない
ポリシーを使用してカスタム Welcome ページを導入するときは、Welcome ページデータベースを作成する、次の
更新された手順に従ってください。
Welcome ページデータベースを作成する
1.
2.
3.
Domino Administrator で [ファイル] - [データベース] - [作成] を選択します。
[サーバー] フィールドで [ローカル] を選択します。
[タイトル] フィールドに、新しいデータベース名を入力します。ファイル名はデフォルトにより入力されています
が、変更することもできます。ファイルには BOOKMARK.NSF 以外の任意の名前を付けることができます。
4.
5.
6.
7.
[テンプレートサーバー] フィールドで [ローカル] を選択します。
[詳細テンプレートの表示] をクリックします。
[ブックマーク (R6)] テンプレートをクリックします。
[OK] をクリックします。
8. [ファイル] - [データベース] - [アクセス制御] で [-Default-] アクセスを [読者] に変更します。
Associated SPRs :
TBOO5HTGPN
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02 お読みください
フルパス方式による Smart Upgrade
Smart Upgrade では、キットへのフルパスがアクセス不能な場合でも、ユーザーにプロンプトが表示されません。
Domino Administrator で Smart Upgrade キットを作成する場合は、Smart Upgrade キットへのフルパスが使用可
能なことを確認し、Smart Upgrade でこれをテストして、Notes Client の全ユーザーにこのキットを見せてくださ
い。
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02 お読みください
Smart Upgrade はマルチユーザーのフルキットインストールをサポートしていない
Smart Upgrade では、マルチユーザーインストールで全クライアントをインストールするオプションををサポートしてい
ません。Domino Administrator クライアントでマルチユーザーインストールのアップグレードを行うには、Notes
Client のみをインストールするオプションを使用する必要があります。
Associated SPRs :
BLON5HRHGK
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02 お読みください
[Smart Upgrade キット] 文書の [メモ] フィールドには文字を入力する必要がある
Smart Upgrade データベースには、[Smart Upgrade キット] 文書と呼ばれる文書が含まれています。 [Smart
Upgrade キット] 文書のフォームには [メモ] というタブがあります。このタブは、ユーザーがクライアントをアップグ
レードする前に読む注意やコメントを指定するためのものです。ユーザーが [Smart Upgrade] ポップアップウィン
ドウで [Read Me First] ボタンをクリックすると、このフィールドの内容が表示されます。
[Smart Upgrade キット] 文書でこのフィールドが空白の場合、Windows 95 または Windows 98 のクライアントで
Smart Upgrade を起動すると、クラッシュする可能性があります。この問題を回避するには、[Smart Upgrade キッ
ト] 文書の [メモ] フィールドに ASCII 文字または「__ 」(スペース) を必ず入力してください。
Associated SPRs :
JKAG5EAK78
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02 お読みください
Smart Upgrade: サイレント差分インストール用の引数
Windows の差分インストーラを使ったアップグレードを実施する場合、管理者は [オプション引数] フィールドの以
下のパラメータとフルインストールキットまたは差分/アップグレードキットで Smart Update 機能を使い、エンド
ユーザーとのやりとりを最小限にすることができます。
/s /v"/qb"
これによりサイレントインストールが行われ、インストール中はプログレスバーが表示されます。アップグレードが
完了したときにメッセージボックスを表示するには、「b」のあとに「+」パラメータを追加します(/s /v"/qb+")。
Lotus Notes Smart Update プロセスは、アップグレードキットを設定した管理者が指定したどのような実行ファイ
ルでも実行します。ダウンロードキットの名前 (例:c491vna.exe) を setup.exe に変更する必要があり、『Smart
Upgrade キット』データベースの [Smart Upgrade キット] 文書を更新して変更を反映すると、Smart Upgrade は、
望みのオプションの引き数を受け付けるようになります。6.0.2 以降の Notes Client ではダウンロードしたファイル
名を変更する必要はありません。
Associated SPRs :
TNIT5JWN32
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02 お読みください
Smart Upgrade では複数の言語の同時アップグレードが必要
Notes Client をアップグレードする場合は、Smart Upgrade により複数の言語がインストールされているかを認識
して、すべての言語をアップグレードすることができます。ただし、インストールされている中に Smart Upgrade
データベースで利用できない言語がある場合にユーザーがアップグレードを行おうとすると、システム上で利用で
きる言語、および Smart Upgrade で利用できる言語を知らせる警告が表示されることに注意してください。(管理
者 - Domino Administrator クライアントはサーバー上で Smart Upgrade データベースのそれぞれの言語に対し
てエントリを作成する必要があります)。
その後で、ユーザーが引き続き利用できない言語を選択すると、Smart Upgrade は無効になります。たとえば、
ユーザーが既に英語版とドイツ語版をインストールしていて、当初は Smart Upgrade で英語版の Notes しか利
用できない場合、ドイツ語が無効になりますが、無効になる前に Smart Upgrade により警告が出されます。マシ
ンに複数の言語をインストールしている場合は、すべての言語を同時にアップグレードすることをお勧めします。
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Macintosh - インストールをアップグレードしてもファイルのタイムスタンプは変更されない
Macintosh のインストールをアップグレードしても、アップグレードされたファイルのタイムスタンプは変更されませ
ん。これらのファイルの正しいタイムスタンプを表示させるには、カスタムインストールを実行してアップグレードの
前にファイルを削除する必要があります。
デュアルブートのオペレーティングシステム (OS 9.x と OS 10.x) 上で Lotus Notes 4.x または Lotus Notes 5.x へ
アップグレードしたいときは、 Macintosh OS 9.x 側でアップグレードする必要があります。これは、[機能拡張]
フォルダに存在する Lotus Notes ファイルをプログラム・ディレクトリへ移動させるためです。
Associated SPRs :
DREY4C6UXF; CDFO5G2KZ8
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02 お読みください
Macintosh - OS X でのインストール中の警告ダイアログは無視してかまわない
Notes for the Macintosh OS X のインストール中に「_smmacins」アプリケーションを終了するかを尋ねる警告ダイ
アログが表示される場合があります。このダイアログボックスは無視してインストールを続行しても安全です。
Associated SPRs :
GHAN5FLKFW
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02 お読みください
Macintosh - 新しいアイコンを表示するにはデスクトップを再構築する必要がある
Macintosh マシンの中には、新しい Lotus Notes のアイコンが表示されないものがあると報告されています。この
問題を解決するには、Macintosh デスクトップを再構築します。これで新しいアイコンは正しく表示されるようにな
ります。
Associated SPRs :
DLYY5E4LUH
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
Macintosh - アンインストール後キーチェーンエントリを手動で削除
キーチェーンにパスワードが保存された Notes Client をアンインストールする場合、Lotus Notes のキーチェーン
エントリを手動で削除する必要があります。
Associated SPRs :
CDFO4N7RWN
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
変更によって Designer や Administrator をアンインストールするとアイコンが残る
既存のインストールを変更して、Designer または Administrator クライアントを選択解除 (つまり削除) すると、デ
スクトップや [スタート] メニューに Designer または Administrator クライアントのアイコンが残ります。これらのデ
スクトップアイコンをクリックすると、指定したクライアントが再インストールされます。
Designer や Administrator クライアントを再インストールできないようにするには、デスクトップと [スタート] メ
ニューから直接アイコンを削除してください。
Associated SPRs :
KBRE5DVMRN
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02 お読みください
Domino 6 では単一サーバーの上からパーティションサーバーをインストールできない
Windows プラットフォーム上の Domino 6 のインストーラプログラムでは、単一サーバーのインストールとパーティ
ションサーバーのインストールが区別されています。
単一サーバーのインストールは、単一のプログラムディレクトリと単一のデータディレクトリによって構成されま
す。サーバーに関する設定情報を格納した Notes.INI ファイルはプログラムディレクトリに保存されます。このファ
イルは Domino 6 でも維持されており、以前のバージョンの Notes/Domino Server をサポートするために使用さ
れます。
パーティションサーバーのインストールは、単一のプログラムディレクトリと複数のデータディレクトリによって構成
されます。各サーバーの設定は異なるので、それぞれに独自の Notes.INI ファイルが必要です。このため、
Notes.INI ファイルは各パティション内のデータディレクトリに保存されます。
Domino 6 のインストーラでは、既存の単一サーバーの上からパーティションサーバーをアップグレードしたり再イ
ンストールすることはサポートされていません。Notes.INI ファイルの内容に大幅な変更を加えないと、このファイ
ルを安全に再配置できないからです。
ユーザーが単一サーバーを既にインストールしており、これをパーティションサーバーに置き換える必要のある場
合は、まず、Windows の [アプリケーションの追加と削除] ユーティリティを使用して単一サーバーをアンインス
トールします。それから、プログラムディレクトリにある NOTES.INI ファイルを単一サーバーのデータディレクトリに
コピーします。単一サーバーのデータファイルは元のデータディレクトリに残っています。次に、元のプログラム
ディレクトリと同じ場所に新しいパーティションサーバーをインストールします。元のデータディレクトリは新しい
パーティションの 1 つとして、インストーラによって作成される他のデータディレクトリと同じように選択できます。
パーティションサーバーのインストールが完了したら、元のサーバーはインストールされた新しいパーティションの
1 つとして正常に機能するようになります。
Associated SPRs :
CNIN5ARHZY
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W32 Domino Server を R4.x から 6 にアップグレードすると、セットアップがもう一度起動する
Domino 6 Release について、Windows プラットフォーム上で Lotus Notes Server R4.x (R4.5 や R4.67 を含む) か
らサーバーをアップグレードする場合の問題が見つかっています。この問題では、サーバーを起動すると、既存
の設定を検出するのではなく、セットアッププログラムを起動してしまいます。
この問題は、R4 の notes.ini ファイルがオペレーティングシステムのディレクトリ (C:\WINNT など) に格納されて
いることが原因で発生します。インストーラはこのファイルをサーバーのプログラムディレクトリ (パーティション
サーバーならデータディレクトリ) に正しくコピーする代わりに、新しい notes.ini ファイルを追加してしまいます。こ
れによってサーバーは設定がまだ行われていないものと誤認し、セットアッププログラムを起動します。
回避策
この問題は、Domino 6 アップグレードのインストールを実行する前に、元の R4 notes.ini ファイルをオペレーティ
ングシステムのディレクトリからサーバーのプログラムディレクトリ (パーティションサーバーならデータディレクト
リ) にコピーすることで、解決できます。これによって、Domino 6 のアップグレード時にインストールプログラムに
よって notes.ini ファイルが検出され、このファイルに必要なすべての変更が加えられます。
Associated SPRs :
PANN5CEUQE
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02 お読みください
Domino Server のインストールパスにスペースが含まれているとサーバーが再起動できない
Domino 6 では、W32 システム上の Domino Server のインストールパスにスペースが含まれていると、「restart
server」コンソールコマンドが正常に機能しないという問題が存在しています。
たとえば、Domino Server のインストール場所が「C:\Lotus Software\Domino\Data」と指定されている場合、
「restart server」コマンドによって Domino Server はシャットダウンできますが、再起動できません。
Domino 6 を使用する場合、スペースを含まないパスに Domino Server をインストールしてください。
既存のサーバーインストール (またはアップグレード) を使用する場合は、インストールされたパスの名前を変更
して (たとえば「C:\Lotus Software\Domino」を「C:\LotusSoftware\Domino」に変更する)、新しいパスに Domino
Server を再インストールすることでこの問題は解消できます。これによって Windows のレジストリが更新され、正
しい情報が格納された状態になります。
Associated SPRs :
KBAR5BKQB3
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Webkit - インストールファイル解凍時の問題
Windows 2000 または Windows NT バージョンの Lotus Notes および Domino 6 Webkit の自己解凍実行ファイル
を実行すると、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
「There is not enough space on drive C:\ to extract this package. Please free up 147.36 MB and click
Retry. (ドライブ C:\ の容量が不足しているためパッケージを抽出できません。147.36 MB の空き容量を作
り、[リトライ] をクリックしてください。)」
このメッセージは、インストールファイルを抽出するための一時ディスク容量が不足している場合に生成されま
す。パッケージプログラムはシステムの TMP 環境変数を使用してファイルを解凍する場所を検出します。この場
所は通常 C: ドライブにあります。したがって、C: ドライブのディスク容量が不足していてインストールファイルが
解凍できない場合、このエラーが表示されます。
この問題の回避策としては、C: ドライブをクリーンアップしてすべてのインストールファイルを解凍するのに十分な
ディスク容量 (最低 300 MB) を確保するか、システムの TMP 変数を変更してインストールファイルを解凍するの
に十分な容量の確保できるドライブを指定します。
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02 お読みください
インストール時にサーバーコントローラを NT サービスに指定する
パラメータを変更する場合、リソースキットに含まれる SC ツール (Sc.exe) を使用できます。詳しくは、Microsoft
ナレッジベースの記事 - Q251192 (http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;Q251192) を参照
してください。
サービスとしてインストールされたスタンドアロンのサーバーに -jc を追加する方法は、次のとおりです。
sc config "Lotus Domino Server (lotusdominodata )" binPath= "c:\lotus\domino\nservice.exe
=c:\lotus\domino\notes.ini -jc"
これは、sc <サーバー> [コマンド] [サービス名] <オプション1> <オプション2> . . . という形式になっています。
Associated SPRs :
JBAA5CCK7Z
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02 お読みください
Unix - Domino 6 の複数の Unix バージョンをインストール
Unix プラットフォームへの Domino のインストールをより柔軟に行なうため、単一のマシンに複数の Domino 6 を
インストールすることが許されています。Domino 6 のUnix へのインストールでは指定した場所に正しくインストー
ルされるようになったので、その場所にインストールの際に影響を受けるのは「/opt/lotus」だけです。Unix インス
トールの実行中に「Program Directory」を指定した場合でも、インストール場所には「lotus」という指定が自動的に
追加されます。
「/local/R6/lotus」への Unix インストールの場合:
z
「server」のスタートアップは「/local/R6/lotus/bin」を介して呼び出す必要があります。
z
インストールの前に「/opt/lotus」が存在していた場合は、「/opt/lotus」は以前のインストールを参照し続けま
す。
z
z
インストールの前に「/opt/lotus」が存在していなかった場合は、「/opt/lotus」は存在しないままです。
通常「/opt/lotus/bin」を介して指定する操作は、選択した「R6」のインストール場所を介して指定する必要が
あります。
「/opt/lotus」への Unix インストール (つまりデフォルトのインストール場所を採用)の場合:
z
以前のインストールは「移動」つまり保存され、「/opt/lotus」は新しいインストールを参照します。
z
必要に応じて、このインストールプロセスの前に設定された環境変数「NUI_YESOPTLOTUS=1」によって
「/opt/lotus」に戻るシンボリックリンクが作成され、以前の Domino インストールがすべてバックアップされま
す。つまり、インストールは強制的に以前と同じように動作させられます。
Associated SPRs :
CSTE48XRCV
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02 お読みください
Linux - デフォルトのネットワークキューパラメータをリセットすること
Linux 上でカーネルパラメータ tcp_max_syn_backlog を介して設定されたネットワークキューのデフォルトサイズに問
題があります。デフォルト値は 5 ですが、特定の条件下ではこの大きさは十分ではありません。他の UNIX シス
テムでのデフォルトは 20 になっており、こちらの設定の方が適しています。
ユーザーがカーネルのこのパラメータを変更することをお勧めします。そのためには、
/proc/sys/ipv4/tcp_max_syn_backlog (ipv6 では /proc/sys/ipv6/tcp_max_syn_backlog) に保存されている値を
20 以上に変更します。この値は実行カーネル内のパラメータなので、システムをブートするたびにこの変更を行
なわなければなりません。簡単な実行方法としては、起動スクリプト (rc.local など) 内にエントリを作成する方法
ができます。
Associated SPRs :
RWIR5C6R6F
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02 お読みください
Linux - 'C' 以外のロケールに対する Linux 上の Domino の設定
Linux glibc 2.1 には問題があり、これによって setlocale() が多くのロケールで失敗します。
回避策
NOTES.INI ファイルで次のように設定します。
PLATFORM_CSID=hhh
ここで hhh は、次にあげるリストのコードページを表す 16 進数です。
コード
0040
0CA5
0CA6
0041
0CA7
0CA8
004C
0042
0043
0CA9
0CAA
0044
0045
0046
0047
0CAB
0CAD
0CAE
0CAF
0CB0
0CB1
0CB2
0CB3
0CB4
0CB5
0CB6
0CB7
0CB8
0CB9
0CBA
0CBB
0CBC
0008
0048
0CE0
0CE1
0CBD
0026
0020
0009
0001
0002
0003
000A
0C00
0004
000B
000C
0005
000D
0006
000E
0007
000F
0CBE
0CBF
0010
0CC0
コードページ
37
256
259
273
274
275
277
278
280
281
282
284
285
290
297
361
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
423
424
437
500
737
775
803
813
819
850
851
852
853
855
856
857
860
861
862
863
864
865
866
869
870
871
874
875
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0CC1
0013
0011
0CC2
0021
0024
0027
0028
0057
0049
004A
0012
0CCA
001B
0CC5
004B
0012
0CC4
0018
001A
0CA1
0C01
0025
0CA2
0CA3
0CA4
004D
00A0
0050
0051
0052
0053
0054
0055
0056
0057
0CEE
0CC8
001B
001B
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880
891
899
905
912
915
916
920
921
930
931
932/934
935
937
938
939
932/944
948
KS
/* Windows Shift-KSC 5601 */
1002
1003
1004
1008
1025
1026
1028
1047
1200
1250
1251
1252
1253
1254
1255
1256
1257
1258
1381
1383
1386
たとえば
PLATFORM_CSID=CA5
だと、Notes でコードページ 256 を使用するよう設定されます。
これによって、LANG 環境変数の値に関係なく Domino を目的のロケールで強制的に実行することができます。
日付順は次のように設定できます。
dateorder=DMY
または
dateorder=YMD
または
dateorder=MDY
次のような設定もできます。
dateseparator=any char
および
timesepartor=any char
C ロケールに対して目的のロケールからシンボリックリンクを作成します。たとえば次のようになります。
ln -s desiredlang_desiredcountry C
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02 お読みください
Language Pack のインストール
Lotus Domino Language Pack インストーラーは、Domino Server に対して Language Pack を追加、置換、削除し
ます。Language Pack には、サーバーに必要なバイナリファイルに加えて、ディスカッションテンプレートやメール
テンプレートのような、標準 Domino システムテンプレートの翻訳版が含まれています。
Domino Server に対して追加、置換、削除する Language Pack とテンプレートを選択して、Language Pack インス
トールをカスタマイズできます。
Language Pack のサーバーへの追加
翻訳されたフォーム、ビュー、その他の設計要素を既存の翻訳版テンプレートにマージして Language Pack をイ
ンストールします。Language Pack インストーラーは、Web 対応のための追加ファイルもインストールします。複数
の Language Pack を Domino Server に追加したり、サーバーに追加するテンプレートを選択することもできます。
デフォルトでは、Language Pack インストーラーは、すべての翻訳されたテンプレートをサーバーに追加します。
既存の Language Pack の置換
サーバーの現在の言語を、選択した Language Pack で上書きします。1 度に 1 つの Language Pack しか置換で
きません。
Language Pack のサーバーからの除去
翻訳されたフォーム、ビュー、その他の設計要素をテンプレートから削除して、指定した Language Pack を
Domino Server からアンインストールします。Language Pack インストーラーが以前に行ったインストールで追加さ
れた言語しか削除できません。
システムの要件や翻訳されたテンプレートのリストなど、Lotus Domino Language Pack インストーラーの使用に
ついての詳細は、製品 CD に組み込まれている Lotus Domino Language Pack Installer ReadMe ファイルを参照
してください。
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02 お読みください
Activity Trends のインストール
Activity Trends は、将来的に独自の製品として提供される予定の新機能です。ここに掲載している以外のこの
製品に関する情報は、リリース情報の「サーバーのヘルスモニター」を参照してください。
インストール時の注意事項
Activity Trends では、新しい Activity Logging 機能を使用します。Activity Logging を有効にして、選択したサー
バータスクのデータを収集し、アクティビティデータを作成する必要があります。サーバー設定文書を使用して、
Activity Logging と Activity Trends の両方のデータ収集を有効にします。
1. Domino Administrator で [設定] タブをクリックし、[サーバー] セクションを展開して [設定] を選択します。
2. [サーバー設定の追加] か [サーバー設定の編集] を選択します。
3. [Activity Logging] タブ、[Activity Logging] サブタブの順にクリックします。
4. [有効なログタイプ] で、Activity Logging データを作成するすべてのサーバータスクの横にチェックマークを
付けます。 (Activity Trends のデータ収集に関しては) Domino.MAIL 以外のすべてのタスクを有効にする必
要があります。
5. [チェックポイント間隔] では、デフォルトの 15 分を使用します。
6. [午前 0 時のチェックポイント] と [プライムシフトのチェックポイント] では [はい] をオンにします。
7. ご使用の環境に合わせて [主なシフト間隔] を設定します。この間隔は時間単位で設定しなければならず、
プライムシフトの開始と終了を表します。Activity Trends のデータ収集では、プライムシフトによってアクティ
ビティのレポート間隔を提示します。
8. [Activity Trends] タブ、[基本] タブの順にクリックします。
9. [Activity Trends Collector を有効にする] で [はい] をオンにします。この時点では Activity Trends のデフォ
ルト設定を使用するようにお勧めします。
10. [保存して閉じる] ボタンをクリックします。
メモ: Activity Trends Collector では過去の傾向を示すデータが処理されるので、データ収集処理が有効に実
行される最初の日付は、Activity Logging を起動した後になることに注意してください。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
LSX ツールキットの更新
LSX ツールキットでは、カスタム LSX に組み込まれたソースコードが提供されます。このソースコードは
\lsx\src\common というディレクトリにあります。このツールキットのリリース 3.x の共通ソースコードにはバグが
存在しており、セッションの途中で、影響を受けた LSX がロードされると、LotusScript のホストアプリケーション
(Notes または Domino) が終了時にクラッシュしてしまう可能性があります。
ツールキットに付属の LSX ウィザードを Domino/Notes 6 上で実行すると、この問題が発生する恐れがありま
す。LSX ウィザードは Lotus Domino/Notes R5.x 上で実行するようにしてください。
LSX を修正するには次の手順に従います。
1) 共通ソースコードを修正します。LSX ツールキットの Web サイト (www.lotus.com/lsxtoolkit) に行って修正
されたソースコードをダウンロードし、\lsx\src\common\lsxcomm.cpp を置き換えます。
2) LSX を再コンパイルします。
3) LSX を再展開します。
この問題については LSX ツールキットの今後のリリースで対処される予定です。Notes/Domino 6 に対するサ
ポートも、今後のリリースで追加される予定です。ただし、現在のところリリース予定日は決まっていません。
LSX ツールキット 3.1 は現行のリリースのバージョンが使用可能になるかなり前にリリースされたものであり、
Notes/Domino 6 による LSX ツールキットの公式なテストは今のところ実施されていないことにご注意ください。
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02 お読みください
ノードインストールの場合に、ADSync が機能しない/アクティブにならない
以下の状況では、ノードインストールの場合に ADSync が機能しません。
Windows 2000/NT 上の Notes でノードインストールを実行し、サーバーに ADSYNC.dll を登録した後、[Active
Directory ユーザーとコンピュータ] を介してユーザーを登録しようとしても、登録できません。「Notes」オプション
が機能しません。
現在のところ、この問題を回避する方法はありません。
Associated SPRs :
JNAR5FMC33
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02 お読みください
クラスタ化された設定の空き時間情報データベースは、手動で削除しなければならない
Notes 6 において、拡張された空き時間情報データを正常に保存できないという問題が最近見つかりました。通
常、SchedMgr は空き時間情報データベースが「古い」ことを検出し、これを再構築します。しかし、クラスタ化され
た環境では、これが必ずしも期待通りに機能しません。クラスタ複製のウィンドウのために、SchedMgr が空き時
間情報データベースから不正なデータを 100% 削除することができないからです。このため、不正なデータが
ClusterMate から複製され戻されることがあります。
現在のリリースよりも前の Domino 6 から Domino 6 Server をアップグレードする場合、必ず次の処理を実行して
ください。実行しない場合、空き時間情報データにアクセスするたびに Domino 6 Server がクラッシュする危険が
常にあります。サーバーのインストールをアップグレードしたら次の手順を実行して、不正データによる Domino 6
Server のクラッシュを回避してください。
1. 「tell sched quit」コンソールコマンドを使用して、クラスタ内の全サーバーの SchedMgr を停止します (停
止するのは SchedMgr だけです。サーバーではありません)。
2. すべての ClusterMate から「clubusy.nsf」を削除します (Domino 6 以外のサーバーからも削除します)。
3. 「load sched」コンソールコマンドを使用して、サーバー上で SchedMgr を再起動します。
アップグレードしたサーバーから「clubusy.nsf」ファイルを削除するときに、アップグレードプロセスの一部として最
初にサーバーと SchedMgr を再起動する必要はありません。ただし、上記の手順 2 が完了するまではアップグ
レードしたサーバーを再起動しないでください。
サーバーのクラッシュを防ぐには次の点に注意してください。
z
サーバー周辺のどこにも「bad.clubusy.nsf」データベースを放置しないようにしてください。そうしないと、クラス
タ複製によってこれらが認識されて ClusterMate に偽データが伝えられ、最終的には実際の空き時間情報
データベースに戻されてしまいます。
z
このリリース以上のリリースにアップグレードされていないクラスタ内に、Domino 6 Server を放置しないよう
にしてください。これらによって不正な形式のデータが生成され、Domino 6 Server がクラッシュする原因とな
るからです。
「clubusy.nsf」を手動でパージする必要があるのは、以前のビルドの Domino 6 Server からアップグレードすると
きだけです。R4 や R5 から直接 Domino 6 にアップグレードする場合は、これらの手順を実行する必要はありま
せん。
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02 お読みください
HTTP と TCP/IP のポートマッピングを使用したパーティションサーバーの設定
HTTP と TCP/IP のポートマッピングを使用してパーティションサーバーを設定するには、次の例のようなシナリ
オを使用します。
2 つの Domino Server (WebServer1 と WebServer2) と使用する Web ブラウザをすべて同じ物理ボックスに配置
し、同じ IP アドレスを共有するようにします。物理サーバーは WebServer1.iris.com で、IP アドレスは 9.95.69.201
です。
1. WebServer1 のサーバー文書を次のように変更します。
[ポート] - [インターネットポート] タブを選択して、[Web] の[TCP/IP ポート番号] に「80」を設定
[インターネットプロトコル] - [HTTP] タブで [ホスト名] に「WebServer1/OU/smoke」を設定
[DNS 参照キャッシュ] を「無効」に設定
2. WebServer2 のサーバー文書を次のように変更します。
[ポート] - [インターネットポート] タブを選択して、[Web] の[TCP/IP ポート番号] に「81」を設定
[インターネットプロトコル] - [HTTP] タブで [ホスト名] に「WebServer2/OU/smoke」を設定
[DNS 参照キャッシュ] を「無効」に設定
3. WebServer1 の notes.ini に次の行を追加します。
TCPIP_TcpIpAddress=0,9.95.69.201:1352
TCPIP_PortMapping00=CN=WebServer2/OU=OU/O=smoke/C=US,9.95.69.201:13520
4. WebServer2 の notes.ini に次の行を追加します。
TCPIP_TcpIpAddress=0,9.95.69.201:13520
5. C:\WinNT\system32\drivers\etc\hosts を次のように変更します。
9.95.69.201 WebServer1.iris.com
9.95.69.201 WebServer1.iris.com
WebServer1
WebServer2
6. 各サーバーに対して一意の 2 つのデータベースを作成し、それぞれに匿名でアクセスするように ACL を設
定します。
7. WebServer1 については、Web ブラウザから次の URL にアクセスします。
http://WebServer1/Db1.nsf
8. WebServer2 については、サーバー文書であらかじめ割り当てられた HTTP TCP ポートを追加する必要があ
ります。Web ブラウザから次の URL にアクセスします (「:81」が追加されていることに注意してください。これ
によって WebServer2 の HTTP ポートを参照します)。
http://WebServer2:81/Db2.nsf
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パーティションサーバーのホスト名の設定には IP アドレスのみを使用
個別の TCP/IP アドレスを使用してパーティションサーバーを設定する
1. Domino Administration のオンラインヘルプで、「パーティションサーバーと IP アドレス」のトピックを参照して
ください。IP アドレスを各パーティションサーバーに個別に割り当てるには、次の notes.ini 変数を使用しま
す。
TCPIP_TcpIpAddress=0,ipaddress
2. ポート 80 を各パーティションサーバーの HTTP プロセスにバインドするには、オンラインヘルプで説明され
ているように、各サーバーの [サーバー文書] ([インターネットプロトコル] タブ -> [HTTP] タブ) で [ホスト名
へのバインド] を有効にし ([ホスト名] フィールドに DNS ホスト名を使用しないこと)、[ホスト名] フィールドに
は数値による IP アドレスのみを使用して各サーバーを追加します。
3. サーバーの再起動後、ブラウザを使用して、各パーティションサーバーがポート 80 の要求に対して応答で
きることを確認します。
複数の Web サイト (新しい Domino/Notes 6 Web サイト文書を使用) または仮想 Web サーバー ([サーバー文
書] を使用) のパーティションサーバーを設定する
1. IP アドレスやホストを割り当てて特定の HTTP プロセスにバインドする場合、[サーバー文書] の [ホスト名]
フィールド (このフィールドに DNS ホスト名を使用しないこと) の各 Web サーバーの IP アドレスには、セミコ
ロンで区切った数値のみを使用します (数値をカンマで区切っても、セミコロン区切りで保存されます)。下の
例を参照してください。
9.95.66.236 はパーティションサーバーで、9.95.67.40 と 9.95.66.236 は両方とも Web サイト (Web サイト文書
を使用しない場合は仮想サーバー) です。(メモ: このフィールドには最大 32 のエントリが可能です。)
2. Web サイト用の Web サイト文書または仮想サーバー文書を作成して、HTTP の詳細設定を行います。Web サ
イトを規定するのに、Web サイト文書のみを使用するように設定するには、[サーバー文書] の最初のタブにある
設定 ([サーバー - インターネットサイト] の文書からインターネット設定を読み込む]) をオンにします。
3. HTTP を再起動すると、パーティションサーバーおよび、各パーティションに対するすべての仮想サーバーま
たはWeb サイトに、HTTP 要求を送信できるようになります。
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WAS PTF 4.0.3 からプラグインをインストールするための必要条件
WebSphere Application Server バージョン 4.0.3 は PTF です。PTF はスタンドアロンではありません。従って、フ
ルベースのリリースにインストールする必要があります。 WAS PTF 4.0.3 をインストールするには、まず WAS
4.0.1 をインストールして、その上から WAS 4.0.3 PTF をオーバーレイする必要があります。
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AIX - Domino Server では Concurrent I/O と Direct I/O がサポートされない
Lotus Domino Server において、Concurrent I/O (CIO) と Direct I/O (DIO) の使用はサポートされていません。
CIO は、AIX 5.2.0.10 (メンテナンスレベル 01 に相当) で拡張ジャーナルファイルシステム (JFS2) の機能として導
入された新しい機能です。この機能のドキュメンテーションによれば、この機能を使用した場合、多くの環境にお
いて (特にリレーショナルデータベースに関して) パフォーマンスが改善されます。
この CIO 機能は Domino Server ではサポートされていないため、Domino がアクセスすることになるファイルシス
テムでは、このオプションを無効にしてください。このオプションを有効にしたために Domino のデータが破損し、
サーバーの破損やパフォーマンス上の深刻な問題につながる可能性があるということが報告されています。
ファイルシステムの中核となる要素の中には、CIO オプションを有効にした場合にオペレーティングシステムによ
る管理方法が違ってくるものがあります (ファイルバッファキャッシュ、ファイルごとのロック、i ノードロック、sync
デーモンなど)。現在のところ Domino は、それらの動作変更に対応していません。
CIO オプションは、ファイルシステムをマウントする時点でフラグによって有効にするのが一般的です。このマウン
トオプションを無効にするには、次のようにします。
1. CIO を有効にしてマウントされているファイルシステムごとに、以下のコマンドを実行します。
chfs -a options=rw /FS_NAME
ここで /FS_NAME はマウントポイントの名前です。
2. 次に、各ファイルシステムをアンマウントしてから再びマウントします。あるいは chfs コマンドを実行した後で
あれば、リブートしても同じことです。
3. 変更が適用されたことを検証するため、'mount' を実行し、以下に示す例のようにマウントオプション欄に
"cio" が表示されていないことを確認してください。
例
CIO を無効にした場合の出力:
/dev/test05lv
/test05 jfs2 Oct 04 23:13 rw,log=INLINE
CIO を有効にした場合の出力:
/dev/test03lv /test03 jfs2 Sep 19 19:25 rw,cio,log=INLINE
メモ: DIO についても CIO の場合と同じ問題が Domino に発生します。CIO および DIO のサポートを将来のリ
リースに含めるかどうかは、お客様のご要望に応じて考慮される予定です。
CIO 機能については、AIX のホワイトペーパー『Improving Database Performance With AIX Concurrent I/O』(
http://www-1.ibm.com/servers/aix/whitepapers/db_perf_aix.pdf) を参照してください。
Associated SPRs :
SVRO65SV48
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Domino 6.5.1 から以前の Domino リリースへのダウングレード
IBM Lotus Domino 6.5.1 から以前のリリースの Domino にダウングレードするには、Domino 6.5.1 を完全にアンイ
ンストールしてから、以前のリリースの Domino をインストールする必要があります。Domino 6.5 以前のリリース
を Domino 6.5.1 上にインストールしようとすると、いくつかのコンポーネントが正しくインストールされません。どの
コンポーネントが正しくインストールされないかは、インストールするソフトウェアのリリースによって異なります。こ
のインストールの問題が発生するのは、Domino 6.5.1 を構成するファイルにはファイルバージョン番号が割り当
てられているのに対し、以前のリリースの Domino を構成するファイルにはファイルバージョン番号が割り当てら
れていないためです。ファイルバージョン番号が割り当てられていないファイルは、ファイルバージョン番号が割り
当てられたファイルを上書きできません。
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クライアントの自動セットアップと Instant Messaging の変数
Notes 6.5 の時点で、ユーザーが Notes Clinet 内で Instant Messaging を使用するための設定を可能にする 新
しい [Instant Messaging のセットアップ] ダイアログが追加されました。このダイアログは、新しい Client のセット
アップ中、および最新のリリースにアップグレードした後の Client の起動時に表示されます。
利便性を向上させるために、クライアントの自動セットアップ機能で利用できる新しい変数が追加されています
(この機能の詳細については、『Domino Administrator 6 ヘルプ』を参照してください)。
Instant Messaging 用のユーザーを設定するスクリプトに含められる新しい変数は次のとおりです。
Instant Messaging のセットアップ
IM.Server
Sametime サーバーは必須
IM.Port
Sametime サーバーのポート (任意の正数)
IM.ConnectWhen
(必須ではありません)
値:
0 - Notes のログイン時 (デフォルト)
2 - 手動
IM.Protocol
0
1
2
3
IM.ProxyType
IM.Protocol が 3 に設定されている場合に必要
0 - SOCKS4 プロキシ
1 - SOCKS5 プロキシ
2 - HTTPS プロキシ
3 - HTTP プロキシ
IM.ProxyServer
IM.Protocol が 3 に設定されている場合に必要
Sametime プロキシサーバーの名前
IM.ProxyPort
IM.Protocol が 3 に設定されている場合に必要
Sametime プロキシサーバーのポート (任意の正数)
IM.ServerNameResolve
IM.ProxyType が 1 のとき (SOCKS5) のみ使用されますが、必須では
ありません。値は 0 または 1 のいずれかです。
IM.ProxyUsername
IM.Protocol が 3 に設定され、IM.ProxyType が SOCKS4 でない場合
に必要
Associated SPRs :
TBOO5M4MJV
-
Sametime サーバーへ直接
HTTP プロトコルを使用して Sametime サーバーへ直接
IE HTTP 設定を使用して Sametime サーバーへ直接
プロキシを使用
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
CD-ROM のディレクトリ構造
Notes CD-ROM のディレクトリ構造
AUTORUN.INF
LICENSE.TXT
README.NSF
README.PDF
START.TXT
APPS
DICTIONARIES
SWIFTFILE
IS TUNER FOR LOTUS NOTES
CLIENTS
W32INTEL
AUTORUN
Notes Macintosh パーティション CD-ROM のディレクトリ構造:
LICENSE.TXT
NOTES INSTALL DISK
README.NSF
README.PDF
START.TXT
APPS
DICTIONARIES
Notes/Domino Designer CD -ROM のディレクトリ構造
AUTORUN.INF
INSTALL.PDF
LICENSE.TXT
README.NSF
README.PDF
START.TXT
APPS
DGW
SYNCINST
DICTIONARIES
SWIFTFILE
IS TUNER FOR LOTUS NOTES
LDTWS
CLIENTS
W32INTEL
AUTORUN
Notes Macintosh パーティション CD-ROM のディレクトリ構造
LICENSE.TXT
NOTES INSTALL DISK
README.NSF
README.PDF
START.TXT
APPS
DICTIONARIES
Domino Intel Server CD -ROM のディレクトリ構造
AUTORUN.INF
INSTALL.PDF
LICENSE.TXT
README.NSF
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
README.PDF
START.TXT
SERVERS
WIN32INTEL
AUTORUN
Domino AIX Server CD -ROM のディレクトリ構造
INSTALL.PDF
LICENSE.TXT
README.NSF
README.PDF
START.TXT
Install
Install.dat
aix.taz.aa
aix.taz.aa.cks
Domino Solaris/Sparc Server CD -ROM のディレクトリ構造
INSTALL.PDF
LICENSE.TXT
README.NSF
README.PDF
START.TXT
Install
Install.dat
sol.taz.aa
sol.taz.aa.cks
Domino Linux CD -ROM のディレクトリ構造
INSTALL.PDF
LICENSE.TXT
README.NSF
README.PDF
START.TXT
Install
Install.dat
linux.taz.aa
linux.taz.aa.cks
Domino z/OS CD-ROM のディレクトリ構造
CD 1
ALOCHFS.655
ALOCZFS.655
DOMCNSL.NSF
DOMINC.655
DOMINK.655
DOMINM.655
DOMINS.655
DOMSAF.655
Install
Install.dat
LICENSE.TXT
LICENSE_ZOS.PDF
MDFYBPXP.655
MDFYRC.655
README.NSF
README.TXT
START.TXT
ZOSINST.NSF
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
ZOSINST.PDF
ZOS_CLIENT.TAR
zos.taz.aa
zos.taz.aa.cks
CD 2
zos.taz.ab
zos.taz.ab.cks
Domino Linux on zSeries CD -ROM のディレクトリ構造
LICENSE.TXT
README.NSF
README.TXT
START.TXT
ZLINUX_CLIENT.TAR
Install
Install.dat
zlinux.taz.aa
zlinux.taz.aa.cks
- リモートサーバーセットアップ用のワークステーションユーティリティ
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
Notes と Domino Designer の CD-ROM に追加されたモジュール
Notes と Domino Designer の CD には Notes インストールファイルの他に、次に挙げるモジュールが追加されて
います。\APPS ディレクトリの Lotus ソフトウェアについてのみ可能な限りでサポートしています。\APPS ディレ
クトリに含まれる Lotus 以外のソフトウェアアプリケーションのサポートについては、該当するサードパーティベン
ダーにお問い合わせください。
Domino Global Workbench
Domino Global WorkBench は、Domino Designer 開発環境に完全に統合されたコンポーネントです。Domino
Global WorkBench によって Web アプリケーションの開発者は、マルチリンガルな Web およびイントラネットアプリ
ケーションを、迅速でコスト効果の高い方法で提供できます。
1. ドキュメント
Domino Global WorkBench 6 の使用方法について詳しくは、オンラインヘルプを参照してください。印刷
可能ドキュメントとしては、Lotus の Web サイト (www.lotus.com/international) から、Adobe Acrobat の
PDF 形式による『Guidelines for Developers and Translators』をダウンロードできます。
2. 機能の概要
Notes 6 における新機能について詳しくは、ヘルプの「本リリースでの新機能」というトピックを参照してく
ださい。機能の概要については「概要」というトピックを参照してください。
3. システム要件
推奨されるハードウェア構成は次のとおりです。
Pentium またはそれと同等のプロセッサ
最小メモリ 32MB
インストールに必要なハードディスク容量 約 32MB
オペレーティングシステム
この製品を使用するには、Windows 95、Windows 98、Windows XP、Windows 2000 または Windows NT
SP 4 が必要です。
WorkBench を使用するには
Domino Designer 6 以上
Domino Global WorkBench の用語集を翻訳するには
Notes 6 Client 以上、または
Domino 6 Server と Internet Explorer 5.5 以降
Domino Global WorkBench で構築されたデータベースを使用するには
サーバー: Domino 6 以上
クライアント: Notes 6 以上、または Web ブラウザ (下記を参照)
Language Synchronizer をインストールするには
サーバー: Domino R5.0 以上
ブラウザ:
Web 対応の言語データベースと連携させるには、ブラウザが HTTP 言語検出をサポートしていることが
必要です。たとえば、Netscape Navigator の場合は 4.0 以降、Microsoft Internet Explorer であれば 5.0
以降が必要です。
4. ダウンロードとインストール
Notes 6 の CD からインストールするには
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Apps\DGW フォルダを開き、Setup.exe を実行します。
Web からダウンロードしてインストールするには
DGW600.EXE と SETUP.BAT という 2 つのファイルがダウンロードされます。DGW600.EXE ファイルは自
己解凍形式です。2 つともハードディスク上の一時ディレクトリにダウンロードします。その後
SETUP.BAT を実行すると、アプリケーションファイルが解凍されインストールプロセスが開始されます。
インストールの注意事項
Domino Global WorkBench をインストールする前に、Notes プログラムのディレクトリがパスに含まれて
いることを確認してください。含まれていない場合は、追加してください (たとえば、Windows 95 または
Windows 98 では、C:\AUTOEXEC.BAT ファイルを編集して C:\LOTUS\NOTES を PATH= 文に追加しま
す)。
Windows NT、Windows 2000 または Windows XP でのインストールで、使用しているユーザーアカウント
に管理者権限が付与されていない場合、インストールが中断してしまうことがあります。これは、インス
トールの過程で Microsoft MFC 共有 DLL である MFC42.DLL をコピーする権限が拒否されてしまい、イ
ンストールが中断してしまうためです。この問題を解決するには、Domino Global WorkBench のインス
トールに使用するユーザーアカウントが NT マシン上で管理者権限を持つようにします (ほとんどのユー
ザーは管理者権限を持っているため、この問題は発生しません)。
5. グロッサリ
Domino Global WorkBench グロッサリアプリケーション (DGWGLOSS.NTF) の設計が強化されました。以
前のバージョンの Domino Global WorkBench によって作成されたグロッサリの設計も更新できます。
[ファイル] - [データベース] - [設計の置換] を選択してください。
注意 新しいグロッサリアプリケーションには Notes 6 の設計機能が含まれていますが、これらは Notes
R5 では動作しません。
6. マルチリンガル データベースとブラウザ
マルチリンガル データベースのデフォルト言語が採用されるのは、次の場合のみです。
1.
マルチリンガル データベースに存在しない言語をブラウザ用言語に選択した場合
2.
マルチリンガル データベースで使用されている他の言語が、Web ブラウザの言語のリストボッ
クスに存在しない場合
7. 言語の切替えとブラウザ
Netscape または Internet Explorer を使用して Domino Global WorkBench で作成されたマルチリンガル
データベースを表示する場合、ブラウザの [プリファレンス] または [インターネットオプション] ダイアログ
ボックスで言語の切り替えを行う前に、キャッシュファイルを削除する必要があります。これはおもに、テ
スト作業中の開発者に関係する事項です。
回避策
Netscape: [プリファレンス] ダイアログボックスでキャッシュサイズをゼロ (0) に設定できます。この設定
を行わない場合、言語を切り替えるときに、[プリファレンス] ダイアログボックスを使用してもう一度
キャッシュを空にする必要があります。
Internet Explorer: このブラウザでは、キャッシュサイズはマシンのハードディスクサイズの 1% までしか
縮小できないため、キャシュサイズをゼロ (0) にすることはできません。ただし、[インターネットオプショ
ン] ダイアログボックスを使用するとキャッシュを空にできます。[インターネットオプション] ダイアログボッ
クスの [詳細設定] タブで、ブラウザを閉じるときにキャッシュファイルを削除するオプションを設定できま
す (下記参照)。 この設定を行うと、ブラウザをいったん閉じて再度開く際にキャッシュファイルが削除さ
れます。
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8. 同期化
このリリースの Domino Global WorkBench では、Language Synchronizer は変更されていません。
同期化されるデータベース
Synchronizer サーバータスクが稼動していないサーバーにデータベースが存在している場合、非常に多
数 (1,000 を超える) の新規文書を同期化すると、パフォーマンスに問題の発生する恐れがあります。
データベースは Synchronizer サーバータスクと同じサーバー上に配置することをお勧めします。
9. 双方向の言語サポート
Domino Global WorkBench には、ヘブライ語とアラビア語向けに双方向機能が備わっています。詳しく
は、ドキュメントの「双方向言語のサポート」というトピックを参照してください。
10. LotusScript のコンパイルと Notes 文書
Domino Global WorkBench を使用して LotusScript や式の格納された Notes 文書をローカライズする
と、問題が起きることがあります。問題が発生するのは次のような場合です。
1.
文書で使用するフォームに LotusScript がいくつか含まれており、([Designer フォーム] インフォ
ボックスの [情報] タブで) [フォームを文書に格納] プロパティ が設定されている場合。 この場合、
フォームによって作成されるすべての文書にフォーム全体の内容が格納されますが、LotusScript は翻
訳されていても、構築プロセスの一部として再コンパイルされません。構築されたデータベースでは、ス
クリプトの元のバージョン (ソースデータベース) が実行されます。
2.
文書のなかにスクリプトを含むホットスポットが存在する場合。これは、文書内容におけるホット
スポット (言い換えると、リッチテキストフィールドに作者が追加したもの) のみに適用されます。文書内
容にあるホットスポットはすべて、セキュリティ手段として署名されます。Domino Global WorkBench では
これらのホットスポットに署名できないので、それに関連する LotusScript を変換することができません。
WorkBench が署名されたホットスポット内の LotusScript と遭遇した場合、次のような警告が表示されま
す。
Warning: A signed hotspot could not be translated. The untranslated data may include scripts and/or
formulas.
次に、スクリプトが変更されずに (つまり、タグ付けも翻訳も行われずに) ターゲットデータベースにコピー
されます。
回避策: 署名されたホットスポットに関連する LotusScript や式は、構築が完了した後に Notes 6 Client
で手動で翻訳する必要があります。
11. プロジェクトデータベースの文書の編集
プロジェクトデータベース内の文書は、デフォルトでは編集できません。文書を編集する必要のある場合
は、文書を開いて [View\Switch Form...] を選択します。これによって文書のフォームが選択され、文書
が編集モードになります。
プロジェクトデータベースでフォルダ文書名を編集する場合には、このフォルダのすべてのプロジェクト文
書の名前が、フォルダ文書名と一致するように変更しなければなりません。そうしないと、WorkBench で
予期しない結果を招きます。
12. ヘルプ文書のキーワードと値
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Notes アプリケーションが複数のデータベースにまたがり、すべてのキーワードと値がそのうちの 1 つの
データベースのヘルプ文書にグループ化されることがあります。キーワードや値によってデータベースを
参照する式は、コールしているデータベースファイルの正しい名前が格納されていないと正しく動作しま
せん。ローカライズする際には、呼び出し式のデータベース名を翻訳することも、未翻訳のままにするこ
ともできます。翻訳する場合は、構築後のデータベースを翻訳後の名前に変更することを忘れないよう
にします。未翻訳のままにする場合は、さまざまなディレクトリに異なる言語バージョンのアプリケーショ
ンが存在することになります。ヘルプ文書そのものは、Domino Global WorkBench によって通常の方法
で処理できます。
13. Windows XP におけるプロジェクトアイコン
Windows XP では、WorkBench の左側のフレームにあるプロジェクトアイコンを多数 (約 25 以上) 作成し
すぎると、表示されなくなります。この問題は、プロジェクトをフォルダに入れて整理すると回避できます。
言語辞書ファイル
言語辞書ファイルは Notes 内のスペルチェックに使用します。次の言語辞書ファイルが、\APPS\DICTIONARIES
ディレクトリに存在する自己解凍ファイルに含まれています。ユーザーの Notes の言語バージョンに対応した特
定の辞書ファイルが、Notes によって自動的にインストールされます。次に示す辞書ファイルのどれかを使用しよ
うとしたときに、Notes によってそれが自動的にインストールされていなかったことに気づいた場合は、CD-ROM
上の DICTIONARIES.EXE (Macintosh の場合は DICTIONARIES.SEA) という自己解凍ファイルの内容をハードド
ライブ上の一時ディレクトリに解凍し、該当する辞書ファイル (下記参照) を Notes データディレクトリにコピーしま
す。
言語
辞書ファイル名
アフリカーンス語*
AFRIKAAN.DIC
アラビア語*
ARABIC.DIC
カタロニア語
CATALA.DIC
中国語*
CLKCHS.DIC
CLKCHT.DIC
チェコ語*
CZECH.DIC
デンマーク語
DANSK.DIC
オランダ語 (ベルギー)
NEDERLND.DIC
オランダ語 (優先)
NEDPLUS.DIC
英語 (オーストラリア)
AUS.DIC
英語
英語
英語
英語
英語
US.DIC
(カナダ)
(カリブ)
(ジャマイカ)
(ニュージーランド)
(アメリカ合衆国)
英語 (アイルランド)
英語 (南アフリカ)
英語 (イギリス)
UK.DIC
フィンランド語
SUOMI.DIC
フランス語 (ベルギー)
フランス語 (ルクセンブルク)
フランス語 (標準)
フランス語 (スイス)
FRANCAIS.DIC
フランス語 (カナダ)
CANADIEN.DIC
ドイツ語 (オーストリア)
DEUTSCH.DIC
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
ドイツ語 (リヒテンシュタイン)
ドイツ語 (ルクセンブルク)
ドイツ語 (改正前)
ドイツ語 (新正書法)
DEUTSCH2.DIC
ドイツ語 (スイス)
DSCHWEIZ.DIC
ギリシャ語*
HELLAS.DIC
ヘブライ語*
HEBREW.DIC
ハンガリー語*
MAGYAR.DIC
アイスランド語*
ISLENSK.DIC
イタリア語 (標準)
イタリア語 (スイス)
ITALIANO.DIC
医療用語 (米国)
医療用語 (英国)
医療用語 (英国 IZE)
US.MED
ノルウェー語 (ブークモール)
NORBOK.DIC
ノルウェー語 (ニーノシク)
NORNYN.DIC
ポーランド語*
POLSKA.DIC
ポルトガル語 (ブラジル)
BRASIL.DIC
ポルトガル語 (標準)
PORTUGAL.DIC
ロシア語*
ロシア語 (Io)*
RUSSIAN.DIC
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
ESPANA.DIC
(アルゼンチン)
(ボリビア)
(チリ)
(コロンビア)
(コスタリカ)
(ドミニカ共和国)
(エクアドル)
(グアテマラ)
(メキシコ)
(現代語)
(パナマ)
(パラグアイ)
(ペルー)
(ウルグアイ)
(ベネズエラ)
スウェーデン語
SVENSK.DIC
タイ語*
SPELLT.GRA
トルコ語*
TURKIYE.DIC
* は、Windows プラットフォームのみで使用可能。
SwiftFile Mail Assistant 2.0
SwiftFile は Notes Client へのアドオンで、ユーザーが電子メールをフォルダに保存する際に役立ちます。
SwiftFile は、ユーザーが各受信メッセージをどの場所に保存するかを学習して予測します。この予測に基づい
て、各メッセージの先頭には 3 つのショートカットボタンが追加され、提示されたフォルダの 1 つにメッセージをす
ばやく保存するために使用できるようになります。SwiftFile による予測のいずれかが正しければ、ボタンを 1 回
クリックするだけで、メッセージが保存できます。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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インストール
SwiftFile は Notes 6 CD からインストールできます。Apps\SwiftFile ディレクトリにある setup.exe を実行して
ください。SwiftFile のインストールが完了したら、SwiftFile ReadMe ファイルの指示に従って、SwiftFile をメー
ルデータベースで使用できるように設定します。
インターナショナルなサポート
SwiftFile は Lotus Notes のサポートするすべての言語をサポートしています。1 つのデータベース内だけで
なく 1 つの文書内にも複数の言語を混在させることができます。このことによって SwiftFile の予測機能が阻
害されることはありません。
システム要件
Windows 95/98/NT SP4/2000/XP
32 MB の RAM
10 MB の空きディスク
Lotus Notes 6 以降
InstallShield Tuner for Lotus Notes
変換ファイルを作成して IBM Lotus Notes 6 Client のインストールパッケージをカスタマイズするには、
InstallShield(R) Tuner などのサードパーティによるツールが必要です。Lotus Notes 6 には、InstallShield Tuner
for Lotus Notes と呼ばれる OEM バージョンが含まれており、これによってユーザーはカスタマイズ変換ファイル
を作成して標準の Lotus Notes 6 キットでリソースを追加し、デフォルト設定を変更し、表示されている機能を非
表示にすることができます。InstallShield Tuner for Lotus Notes は 2 つの Lotus Notes 6 Client パッケージ
(Notes のみと全クライアント) と連携できますが、その他の MSI パッケージのカスタマイズには使用できないこと
にご注意ください。
InstallShield Tuner for Lotus Notes をインストールするには、Lotus Notes 6 のインストール CD の
Apps\InstallShield Tuner for Lotus Notes フォルダから setup.exe を実行します。
IBM Technical Support では、InstallShield Tuner for Lotus Notes に対するサポートを行っていないことにご注意
ください。ただし、InstallShield Tuner for Lotus Notes には包括的なオンラインヘルプが備わっており、業界標準
の Windows Installer (.MSI) パッケージをカスタマイズするためのプロセスがわかりやすく説明されています。
InstallShield Tuner OEM について詳しくは、InstallShield の Web サイト (http://www.installshield.com) を参照し
てください。
その他の Lotus Notes 固有のカスタマイズ情報について詳しくは、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』にあ
る次のトピックを参照してください。
変換ファイルを作成する
変換ファイル使用時に利用できるインストールオプション
クライアントインストールをカスタマイズする
エンドユーザーのインストール用に変換ファイルを使用する
ユーザーのクライアントインストールを設定する
Lotus Domino Toolkit for WebSphere Studio 1.1
Lotus Domino Toolkit for WebSphere Studio は WebSphere Studio Site Developer 5 のプラグインです。ドラッグ
& ドロップを使って JavaServer Pages に簡単に Domino 6 カスタムタグを追加でき、簡単に Domino と J2EE ア
プリケーションを融合できます。JSP タグは JSP に埋め込まれる XML タグで、データアクセス、データ入力、プロ
セス操作を提供するものです。タグは Java 用の Domino オブジェクト (Domino Java API) を取り出し、Domino の
データとサービスを使う J2EE アプリケーションに用に簡単に変換できます。
ツールキットは Websphere Studio に、作業対象の Domino データベースを開ける専用のペインを提供します。ペ
インではデータベースのビュー、列、フォーム、フィールド、Domino サーバーエージェントを表示し、ページに
Domino タグを簡単に追加する 2 つの方法があります:
アイテムを右クリックし、コンテキストメニューから [Add to Web Page] を選択する
ページにアイテムを直接ドラッグ & ドロップする
どちらの操作をしても、エディタの現在のカーソルのある場所にアイテムのタグが貼り付けられます。必要であれ
ば、エディタに手動でタグを追加することもできます。
z
z
インストール
Lotus Domino Toolkit for WebSphere Studio は、Notes/Domino Designer CD-ROM の Apps\LDTWS ディレ
クトリからインストールできます。
readme.txt ファイルの説明を参照してください。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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システム要件
Domino で JSP カスタムタグを処理するには以下の要件を満たしている必要があります:
z
WebSphere Studio Site Developer 5
z
Domino 6.x
z
アプリケーションの実行環境として Domino 6.x と WebSphere Application Server.
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
Lotus Domino Toolkit for WebSphere の JAR ファイルの更新
Lotus Domino Toolkit for WebSphere 用の JAR ファイルを最新バージョンに更新するには、次の手順に従いま
す。
1.
次の Domino ファイルを見つけます。
<domino>\Data\domino\java (<domino> は Domino のインストールディレクトリ) において
domtags.jar
domtags.tld
domutil.tld
NCSO.jar
<domino>\Data\domino\java\ (<domino> は Domino のインストールディレクトリ) において
editctrl ディレクトリとファイル (リッチテキストアプレット用に必要)
<domino>\Domino\data\domino\java (<domino> は Domino のインストールディレクトリ) において
editor.jar
editor.cab
editor.properties
Domino インストールディレクトリにおいて
Notes.jar
2.
ファイルを次のディレクトリにコピーします。
<websphere_studio>\wstools\eclipse\plugins\com.ibm.etools.webtools.domino\taglib へ (
<websphere_studio> は WebSphere Studio のインストールディレクトリ)
domtags.jar
domtags.tld
domutil.tld
NCSO.jar
Notes.jar
<websphere_studio>\wstools\eclipse\plugins\com.ibm.lotus.domino.lib へ (<websphere_studio>
は WebSphere Studio のインストールディレクトリ)
z
z
z
z
z
z
z
3.
NCSO.jar
Notes.jar
ライブラリのサンプルアプリケーションを更新する場合は、次のように操作します。
z
domtags.jar、NCSO.jar、および Notes.jar を <sample>/Web Content/WEB-INF/lib にコ
ピーします (<sample> はサンプルアプリケーションが作成されたディレクトリです)。
z
z
z
domtags.tld と domutil.tld ファイルを <sample>/Web Content/WEB-INF にコピーします。
editctrl ディレクトリを <sample>/Web Content/editor にコピーします。
editor.jar、editor.cab、および editor.properties を <sample>/Web Content/editor にコ
ピーします。
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02 お読みください
適用除外コンポーネントのライセンス情報
このセクションに含まれる情報は、特定の「適用除外コンポーネント」について言及しています。適用除外コン
ポーネントの使用に関する条項は IBM 製品ライセンスで説明されています。IBM が適用除外コンポーネントを取
得したライセンスに従い、IBM は以下の著作権表示と情報を提供する必要があります。これらは情報を提供する
だけであり、IBM 製品ライセンスの条項を変更するものではありません。
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02 お読みください
PERL パブリックライセンス情報
PERL: THIS PACKAGE IS PROVIDED "AS IS" AND WITHOUT ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES,
INCLUDING, WITHOUT LIMITATION, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTIBILITY AND FITNESS FOR
A PARTICULAR PURPOSE.
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02 お読みください
pStack パブリックライセンス情報
このパッケージのソースコードは、次の場所に書面に請求することにより入手できます。IBM Corporation,
Director - Domino Development, Five Technology Park Drive, Westford Technology Park, Westford, MA 01886.
GPL の条文は次のとおりです。
GNU GENERAL PUBLIC LICENSE
Version 2, June 1991
Copyright (C) 1989, 1991 Free Software Foundation, Inc.
59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA 02111-1307 USA
Everyone is permitted to copy and distribute verbatim copies of this license document , but changing it is not
allowed.
PREAMBLE
The licenses for most software are designed to take away your freedom to share and change it . By contrast,
the GNU General Public License is intended to guarantee your freedom to share and change free software --to
make sure the software is free for all its users. This General Public License applies to most of the Free
Software Foundation's software and to any other program whose authors commit to using it. (Some other Free
Software Foundation software is covered by the GNU Library General Public License instead .) You can apply it
to your programs, too.
When we speak of free software, we are referring to freedom, not price. Our General Public Licenses are
designed to make sure that you have the freedom to distribute copies of free software (and charge for this
service if you wish), that you receive source code or can get it if you want it, that you can change the software
or use pieces of it in new free programs; and that you know you can do these things.
To protect your rights, we need to make restrictions that forbid anyone to deny you these rights or to ask you
to surrender the rights. These restrictions translate to certain responsibilities for you if you distribute copies of
the software, or if you modify it.
For example, if you distribute copies of such a program, whether gratis or for a fee, you must give the
recipients all the rights that you have. You must make sure that they, too, receive or can get the source code.
And you must show them these terms so they know their rights.
We protect your rights with two steps: (1) copyright the software, and (2) offer you this license which gives you
legal permission to copy, distribute and/or modify the software.
Also, for each author's protection and ours, we want to make certain that everyone understands that there is
no warranty for this free software. If the software is modified by someone else and passed on, we want its
recipients to know that what they have is not the original, so that any problems introduced by others will not
reflect on the original authors' reputations.
Finally, any free program is threatened constantly by software patents. We wish to avoid the danger that
redistributors of a free program will individually obtain patent licenses, in effect making the program proprietary.
To prevent this, we have made it clear that any patent must be licensed for everyone 's free use or not
licensed at all.
The precise terms and conditions for copying, distribution and modification follow.
GNU GENERAL PUBLIC LICENSE
TERMS AND CONDITIONS FOR COPYING, DISTRIBUTION AND MODIFICATION
0. This License applies to any program or other work which contains a notice placed by the copyright holder
saying it may be distributed under the terms of this General Public License. The "Program", below, refers to
any such program or work, and a "work based on the Program" means either the Program or any derivative
work under copyright law: that is to say, a work containing the Program or a portion of it, either verbatim or
with modifications and/or translated into another language. (Hereinafter, translation is included without
limitation in the term "modification".) Each licensee is addressed as "you".
Activities other than copying, distribution and modification are not covered by this License; they are outside its
scope. The act of running the Program is not restricted, and the output from the Program is covered only if its
contents constitute a work based on the Program (independent of having been made by running the Program).
Whether that is true depends on what the Program does.
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1. You may copy and distribute verbatim copies of the Program's source code as you receive it, in any medium,
provided that you conspicuously and appropriately publish on each copy an appropriate copyright notice and
disclaimer of warranty; keep intact all the notices that refer to this License and to the absence of any
warranty; and give any other recipients of the Program a copy of this License along with the Program .
You may charge a fee for the physical act of transferring a copy, and you may at your option offer warranty
protection in exchange for a fee.
2. You may modify your copy or copies of the Program or any portion of it, thus forming a work based on the
Program, and copy and distribute such modifications or work under the terms of Section 1 above, provided that
you also meet all of these conditions:
a) You must cause the modified files to carry prominent notices stating that you changed the files and the
date of any change.
b) You must cause any work that you distribute or publish, that in whole or in part contains or is derived
from the Program or any part thereof, to be licensed as a whole at no charge to all third parties under the
terms of this License.
c) If the modified program normally reads commands interactively when run, you must cause it, when
started running for such interactive use in the most ordinary way, to print or display an announcement
including an appropriate copyright notice and a notice that there is no warranty (or else, saying that you
provide a warranty) and that users may redistribute the program under these conditions, and telling the
user how to view a copy of this License. (Exception: if the Program itself is interactive but does not
normally print such an announcement, your work based on the Program is not required to print an
announcement.)
These requirements apply to the modified work as a whole. If identifiable sections of that work are not derived
from the Program, and can be reasonably considered independent and separate works in themselves , then this
License, and its terms, do not apply to those sections when you distribute them as separate works. But when
you distribute the same sections as part of a whole which is a work based on the Program, the distribution of
the whole must be on the terms of
this License, whose permissions for other licensees extend to the entire whole, and thus to each and every
part regardless of who wrote it.
Thus, it is not the intent of this section to claim rights or contest your rights to work written entirely by you ;
rather, the intent is to exercise the right to control the distribution of derivative or collective works based on
the Program.
In addition, mere aggregation of another work not based on the Program with the Program (or with a work
based on the Program) on a volume of a storage or distribution medium does not bring the other work under
the scope of this License.
3. You may copy and distribute the Program (or a work based on it, under Section 2) in object code or
executable form under the terms of Sections 1 and 2 above provided that you also do one of the following:
a) Accompany it with the complete corresponding machine-readable source code, which must be
distributed under the terms of Sections 1 and 2 above on a medium customarily used for software
interchange; or,
b) Accompany it with a written offer, valid for at least three years, to give any third party, for a charge no
more than your cost of physically performing source distribution, a complete machine-readable copy of the
corresponding source code, to be distributed under the terms of Sections 1 and 2 above on a medium
customarily used for software interchange; or,
c) Accompany it with the information you received as to the offer to distribute corresponding source code .
(This alternative is allowed only for noncommercial distribution and only if you received the program in
object code or executable form with such an offer, in accord with Subsection b above.)
The source code for a work means the preferred form of the work for making modifications to it . For an
executable work, complete source code means all the source code for all modules it contains , plus any
associated interface definition files, plus the scripts used to control compilation and installation of the
executable. However, as a special exception, the source code distributed need not include anything that is
normally distributed (in either source or binary form) with the major components (compiler, kernel, and so on)
of the operating system on which the executable runs, unless that component itself accompanies the
executable.
If distribution of executable or object code is made by offering access to copy from a designated place , then
offering equivalent access to copy the source code from the same place counts as distribution of the source
code, even though third parties are not compelled to copy the source along with the object code .
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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4. You may not copy, modify, sublicense, or distribute the Program except as expressly provided under this
License. Any attempt otherwise to copy, modify, sublicense or distribute the Program is void, and will
automatically terminate your rights under this License. However, parties who have received copies, or rights,
from you under this License will not have their licenses terminated so long as such parties remain in full
compliance.
5. You are not required to accept this License, since you have not signed it. However, nothing else grants you
permission to modify or distribute the Program or its derivative works. These actions are prohibited by law if
you do not accept this License. Therefore, by modifying or distributing the Program (or any work based on the
Program), you indicate your acceptance of this License to do so , and all its terms and conditions for copying,
distributing or modifying the Program or works based on it.
6. Each time you redistribute the Program (or any work based on the Program), the recipient automatically
receives a license from the original licensor to copy, distribute or modify the Program subject to these terms
and conditions. You may not impose any further restrictions on the recipients' exercise of the rights granted
herein. You are not responsible for enforcing compliance by third parties to this License.
7. If, as a consequence of a court judgment or allegation of patent infringement or for any other reason (not
limited to patent issues), conditions are imposed on you (whether by court order, agreement or otherwise) that
contradict the conditions of this License, they do not excuse you from the conditions of this License. If you
cannot distribute so as to satisfy simultaneously your obligations under this License and any other pertinent
obligations, then as a consequence you may not distribute the Program at all. For example, if a patent license
would not permit royalty-free redistribution of the Program by all those who receive copies directly or
indirectly through you, then the only way you could satisfy both it and this License would be to refrain entirely
from distribution of the Program.
If any portion of this section is held invalid or unenforceable under any particular circumstance , the balance of
the section is intended to apply and the section as a whole is intended to apply in other circumstances .
It is not the purpose of this section to induce you to infringe any patents or other property right claims or to
contest validity of any such claims; this section has the sole purpose of protecting the integrity of the free
software distribution system, which is implemented by public license practices. Many people have made
generous contributions to the wide range of software distributed through that system in reliance on consistent
application of that system; it is up to the author/donor to decide if he or she is willing to distribute software
through any other system and a licensee cannot impose that choice .
This section is intended to make thoroughly clear what is believed to be a consequence of the rest of this
License.
8. If the distribution and/or use of the Program is restricted in certain countries either by patents or by
copyrighted interfaces, the original copyright holder who places the Program under this License may add an
explicit geographical distribution limitation excluding those countries, so that distribution is permitted only in or
among countries not thus excluded. In such case, this License incorporates the limitation as if written in the
body of this License.
9. The Free Software Foundation may publish revised and/or new versions of the General Public License from
time to time. Such new versions will be similar in spirit to the present version, but may differ in detail to
address new problems or concerns.
Each version is given a distinguishing version number. If the Program specifies a version number of this
License which applies to it and "any later version", you have the option of following the terms and conditions
either of that version or of any later version published by the Free Software Foundation . If the Program does
not specify a version number of this License, you may choose any version ever published by the Free Software
Foundation.
10. If you wish to incorporate parts of the Program into other free programs whose distribution conditions are
different, write to the author to ask for permission. For software which is copyrighted by the Free Software
Foundation, write to the Free Software Foundation; we sometimes make exceptions for this. Our decision will
be guided by the two goals of preserving the free status of all derivatives of our free software and of promoting
the sharing and reuse of software generally.
NO WARRANTY
11. BECAUSE THE PROGRAM IS LICENSED FREE OF CHARGE, THERE IS NO WARRANTY FOR THE
PROGRAM, TO THE EXTENT PERMITTED BY APPLICABLE LAW. EXCEPT WHEN OTHERWISE STATED IN
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WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND, EITHER EXPRESSED OR IMPLIED, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO,
THE IMPLIED WARRANTIES OF
MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. THE ENTIRE RISK AS TO THE
QUALITY AND PERFORMANCE OF THE PROGRAM IS WITH YOU. SHOULD THE PROGRAM PROVE
DEFECTIVE, YOU ASSUME THE COST OF ALL NECESSARY SERVICING, REPAIR OR CORRECTION.
12. IN NO EVENT UNLESS REQUIRED BY APPLICABLE LAW OR AGREED TO IN WRITING WILL ANY
COPYRIGHT HOLDER, OR ANY OTHER PARTY WHO MAY MODIFY AND/OR REDISTRIBUTE THE PROGRAM
AS PERMITTED ABOVE, BE LIABLE TO YOU FOR DAMAGES, INCLUDING ANY GENERAL, SPECIAL,
INCIDENTAL OR CONSEQUENTIAL DAMAGES ARISING OUT OF THE USE OR INABILITY TO USE THE
PROGRAM (INCLUDING BUT NOT LIMITED TO LOSS OF DATA OR DATA BEING RENDERED INACCURATE
OR LOSSES SUSTAINED BY YOU OR THIRD PARTIES OR A FAILURE OF THE PROGRAM TO OPERATE
WITH ANY OTHER PROGRAMS), EVEN IF SUCH HOLDER OR OTHER PARTY HAS BEEN ADVISED OF THE
POSSIBILITY OF SUCH DAMAGES.
End of Terms and Conditions
HOW TO APPLY THESE TERMS TO YOUR NEW PROGRAMS
If you develop a new program, and you want it to be of the greatest possible use to the public, the best way to
achieve this is to make it free software which everyone can redistribute and change under these terms .
To do so, attach the following notices to the program. It is safest to attach them to the start of each source
file to most effectively convey the exclusion of warranty; and each file should have at least the "copyright" line
and a pointer to where the full notice is found.
<one line to give the program's name and a brief idea of what it does.>
Copyright (C) <year> <name of author>
This program is free software; you can redistribute it and/or modify it under the terms of the GNU General
Public License as published by the Free Software Foundation; either version 2 of the License, or (at your
option) any later version.
This program is distributed in the hope that it will be useful, but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the
implied warranty of MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the GNU General
Public License for more details.
You should have received a copy of the GNU General Public License along with this program ; if not, write to
the Free Software Foundation, Inc., 59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA 02111-1307 USA
Also add information on how to contact you by electronic and paper mail.
If the program is interactive, make it output a short notice like this when it starts in an interactive mode:
Gnomovision version 69, Copyright (C) year name of author
Gnomovision comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY; for details type `show w'.
This is free software, and you are welcome to redistribute it under certain conditions; type `show c' for
details.
The hypothetical commands `show w' and `show c' should show the appropriate parts of the General Public
License. Of course, the commands you use may be called something other than `show w' and `show c'; they
could even be mouse-clicks or menu items--whatever suits your program.
You should also get your employer (if you work as a programmer) or your school, if any, to sign a "copyright
disclaimer" for the program, if necessary. Here is a sample; alter the names:
Yoyodyne, Inc., hereby disclaims all copyright interest in the program
`Gnomovision' (which makes passes at compilers) written by James Hacker.
<signature of Ty Coon>, 1 April 1989
Ty Coon, President of Vice
This General Public License does not permit incorporating your program into proprietary programs . If your
program is a subroutine library, you may consider it more useful to permit linking proprietary applications with
the library. If this is what you want to do, use the GNU Library General Public License instead of this License.
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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DNS Resolver ソフトウェア情報
DNS Resolver
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z
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following disclaimer in the documentation and/or other materials provided with the distribution.
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PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR
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Permission to use, copy, modify, and distribute this software for any purpose with or without fee is hereby
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WITH REGARD TO THIS SOFTWARE, INCLUDING ALL IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND
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DIRECT, INDIRECT, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES OR ANY DAMAGES WHATSOEVER RESULTING FROM
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TORTIOUS ACTION, ARISING OUT OF OR IN CONNECTION WITH THE USE OR PERFORMANCE OF THIS
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Independent JPEG Group ソフトウェア情報
Independent JPEG Group の JPEG ソフトウェア
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Copyright (c) 1991, 1992, 1993, 1994, 1995, Thomas G. Lane.
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InXight ソフトウェア情報
TM
InXight: "Contains LinguistX from Inxight Software, Inc., a Xerox New Enterprise Company, Copyright (c)
TM
TM
1996-1997[?]. Xerox (R), InXight , and LinguistX are trademarks of Xerox Corporation and Inxight Software,
TM
Inc. and LinguistX contains patented technology of Xerox Corporation. All rights reserved."
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Net-SNMP:
Portions Copyright ©1989, 1991, 1992 by Carnegie Mellon University
and Derivative Works - 1996, 1998-2000
Copyright ©1996, 1998-2000 The Regents of the University of California
All Rights Reserved
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REGARD TO THIS SOFTWARE, INCLUDING ALL IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND
FITNESS. IN NO EVENT SHALL CMU OR THE REGENTS OF THE UNIVERSITY OF CALIFORNIA BE LIABLE
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RESULTING FROM THE LOSS OF USE, DATA OR PROFITS, WHETHER IN AN ACTION OF CONTRACT,
NEGLIGENCE OR OTHER TORTIOUS ACTION, ARISING OUT OF OR IN CONNECTION WITH THE USE OR
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EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF
SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION)
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TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS
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z
Redistributions in binary form must reproduce the above copyright notice, this list of conditions and the
following disclaimer in the documentation and/or other materials provided with the distribution.
z
The name of Cambridge Broadband Ltd. may not be used to endorse or promote products derived from this
software without specific prior written permission.
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WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND
FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE COPYRIGHT
HOLDER BE
LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL
DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES;
LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY
THEORY OF LIABILITY,
WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE)
ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
SUCH DAMAGE
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Copyright (c) 1999-2001 The Apache Software Foundation. All rights reserved.
Redistribution and use in source and binary forms, with or without modification, are permitted provided that the
following conditions are met:
1. Redistributions of source code must retain the above copyright notice, this list of conditions and the
following disclaimer.
2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright notice, this list of conditions and the
following disclaimer in the documentation and/or other materials provided with the distribution.
3. The end-user documentation included with the redistribution, if any, must include the following
acknowlegement:
"This product includes software developed by the Apache Software Foundation (
http://www.apache.org/)."
Alternately, this acknowlegement may appear in the software itself, if and wherever such third-party
acknowlegements normally appear.
4. The names "The Jakarta Project", "Struts", and "Apache Software Foundation" must not be used to
endorse or promote products derived from this software without prior written permission. For written
permission, please contact [email protected].
5. Products derived from this software may not be called "Apache" nor may "Apache" appear in their names
without prior written permission of the Apache Group.
THIS SOFTWARE IS PROVIDED ``AS IS'' AND ANY EXPRESSED OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING,
BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A
PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE APACHE SOFTWARE FOUNDATION
OR ITS CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR
CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE
GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER
CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT
(INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE,
EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
====================================================================
This software consists of voluntary contributions made by many individuals on behalf of the Apache Software
Foundation. For more information on the Apache Software Foundation, please see <http://www.apache.org/>.
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RSA ソフトウェア情報
Copyright (C) RSA Data Security, Inc. created 1990. This is an unpublished work protected as such under
copyright law. This work contains proprietary, confidential, and trade secret information of RSA Data Security,
Inc. Use, disclosure or reproduction without the express written authorization of RSA Data Security, Inc. is
prohibited.
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
S/MIME ライセンス情報
S/MIME FREEWARE LIBRARY (SFL) PUBLIC LICENSE
29 March 2002
The United States Government/Department of Defense/National Security Agency/Office of Network Security
(collectively "the U.S. Government") hereby grants permission to any person obtaining a copy of the SFL
source and object files (the "SFL Software") and associated documentation files (the "SFL Documentation"),
or any portions thereof, to do the following, subject to the following license conditions:
1. You may, free of charge and without additional permission from the U.S. Government, use, copy, modify,
sublicense and otherwise distribute the SFL Software or components of the SFL Software, with or without
modifications developed by you and/or by others.
2. You may, free of charge and without additional permission from the U.S. Government, distribute copies of the
SFL Documentation, with or without modifications developed by you and/or by others, at no charge or at a
charge that covers the cost of reproducing such copies, provided that this SFL Public License is retained.
3. Furthermore, if you distribute the SFL Software or parts of the SFL Software, with or without modifications
developed by you and/or others, then you must either make available the source code to all portions of the
SFL Software (exclusive of any modifications made by you and/or by others) upon request, or instead you may
notify anyone requesting the SFL Software source code that it is freely available from the U .S. Government.
4. Transmission of this SFL Public License must accompany whatever portions of the SFL Software you
redistribute.
5. The SFL Software is provided without warranty or guarantee of any nature, express or implied, including
without limitation the warranties of merchantability and fitness for a particular purpose.
6. The U.S. Government cannot be held liable for any damages either directly or indirectly caused by the use of
the SFL Software.
7. It is not permitted to copy, sublicense, distribute or transfer any of the SFL Software except as expressly
indicated herein. Any attempts to do otherwise will be considered a violation of this License and your rights to
the SFL Software will be voided.
The SFL uses the Enhanced SNACC (eSNACC) Abstract Syntax Notation One(ASN.1) C++ Library to ASN.1
encode and decode security-related data objects. The eSNACC ASN.1 C++ Library is covered by the
ENHANCED SNACC SOFTWARE PUBLIC LICENSE. None of the GNU public licenses apply to theeSNACC
ASN.1 C++ Library. The eSNACC Compiler is not distributed as part of the SFL.
For further information, contact:
[email protected], Getronics Government Solutions
David Dalkowski, [email protected], Department of Defense/V32
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
zlib ソフトウェア情報
zlib.h -- interface of the 'zlib' general purpose compression library
version 1.1.4, March 11th, 2002
Copyright (C) 1995-2002 Jean-loup Gailly and Mark Adler
This software is provided 'as-is', without any express or implied warranty. In no event will the authors be held
liable for any damages arising from the use of this software.
Permission is granted to anyone to use this software for any purpose, including commercial applications, and to
alter it and redistribute it freely, subject to the following restrictions:
1. The origin of this software must not be misrepresented; you must not claim that you wrote the original
software. If you use this software in a product, an acknowledgment in the product documentation would be
appreciated but is not required.
2. Altered source versions must be plainly marked as such, and must not be misrepresented as being the
original software.
3. This notice may not be removed or altered from any source distribution.
Jean-loup Gailly [email protected]
Mark Adler [email protected]
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
Notes/Domino 6.5.5 のプラットフォームとシステム要件
Notes/Domino 6.5.5 リリースに適用されるプラットフォームとオペレーティングシステムのサポートを、下の表に示
しています。これは他のリリースの Notes/Domino には適合しないこともあります。Domino Web Access のシステ
ム要件については、このリリース情報の「Domino Web Access のシステム要件」を参照してください。
2 つ目以降の表中では、オペレーティングシステムのパッチ、サービスパック、およびその他の更新については指
定していません。オペレーティングシステムのベンダーによるリリース更新は頻繁に行われているので注意してく
ださい。最新の更新情報について詳しくは、オンラインの Lotus ナレッジベース (
http://www-3.ibm.com/software/lotus/support/) を参照するか、お近くの Lotus 製品サポートの担当者にお問
い合わせください。
Notes Client
プラットフォーム
Windows 95/98
Windows 2000/
Windows XP
Macintosh
サポートされている
OS のバージョン
Windows 95 OSR
2;
Windows 98
Windows 2000
Professional;
Windows XP
Professional;
Windows XP Tablet
PC Edition 2005
(デジタルインク入
力は Notes Client
ではサポートされな
い予定)
Macintosh
10.1.x;
Macintosh
10.2.x
Macintosh
10.3.x
Macintosh
10.4.x
(サービスパックの情報
についてはリリース情
報「Windows サービス
パックの要件」を参照)
Windows NT
OS
OS
OS
OS
Windows NT4
Workstation
(サービスパックの情報
についてはリリース情
報「Windows サービス
パックの要件」を参照)
(サービスパックの情報
についてはリリース情報
「Windows サービスパッ
クの要件」を参照)
サポートされているプ
ロセッサ
Intel Pentium
Intel Pentium
Power PC
Intel Pentium
RAM
最小 64 MB
最小 128 MB
最小 128 MB
最小 64 MB
128 MB 以上を推
奨
256 MB 以上を推
奨
256 MB 以上を推
奨
128 MB 以上を推
奨
290 MB 必要
290 MB 必要
(OS 10) 250 MB 必 290 MB 必要
要
ディスク容量
(デフォルトファイルをイン
ストールするために最低
限必要なディスク容量。
データベースの複製やコ
ピーをローカルで行うには
さらに必要)
サポートされているモニ カラーモニターが必 カラーモニターが必 256 色以上のカ
ター
要
要
ラーモニターが必
要
カラーモニターが必
要
サポートされているプロ
トコル
NetBEUI/NetBIOS
NetBIOS over IP
(2)
(1)
あり
あり (Windows
2000)
NetBEUI なし
(Windows XP)
なし
あり
あり
あり
なし
あり
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
NetBIOS over IPX
あり
SPX
あり
SPX II
(3)
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
(3)
なし
あり
あり
なし
あり
なし
なし
なし
あり
TCP/IP
あり
あり
あり
あり
X.PC
あり
あり
あり
あり
あり
(4)
Citrix のサポート情報
Notes Client は、Windows 2000 Advanced サーバーと Windows 2003 Enterprise Edition サーバー上の Citrix
Metaframe XPe FR2 および FR3 で、NT および MAC ICA クライアントを使用してサポートされています。詳細に
ついては、この章の「Citrix のサポートについて」を参照してください。
Domino Administrator Client
プラットフォーム
Windows 98
Windows 2000/
Windows XP
Windows NT
サポートされている
OS のバージョン
Windows 98
Windows 2000
Professional;
Windows XP
Professional
Windows NT4
Workstation
(サービスパックの情報に
ついてはリリース情報
「Windows サービスパック
の要件」を参照)
(サービスパックの情報につ
いてはリリース情報
「Windows サービスパック
の要件」を参照)
(サービスパックの情報に
ついてはリリース情報
「Windows サービスパック
の要件」を参照)
サポートされている
プロセッサ
Intel Pentium
Intel Pentium
Intel Pentium
RAM
最小 64 MB
最小 128 MB
最小 64 MB
256 MB 以上を推奨
256 MB 以上を推奨
256 MB 以上を推奨
330 MB 必要
330 MB 必要
330 MB 必要
ディスク容量
(デフォルトファイルをイ
ンストールするために最
低限必要なディスク容
量。データベースの複製
やコピーをローカルで行
うにはさらに必要)
サポートされているモ
ニター
カラーモニターが必要 カラーモニターが必要 カラーモニターが必要
サポートされているプ
ロトコル
(1)
あり
あり (Windows 2000)
NetBEUI なし
(Windows XP)
あり
(2)
あり
あり
あり
NetBIOS over IPX
あり
SPX
あり
あり
あり
SPX II
なし
なし
あり
NetBEUI/NetBIOS
NetBIOS over IP
(3)
あり
(3)
あり
(4)
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
TCP/IP
あり
あり
あり
X.PC
あり
あり
あり
プラットフォーム
Windows 98
Windows 2000/
Windows XP
Windows NT
サポートされている
OS のバージョン
Windows 98
Windows 2000
Professional;
Windows XP
Professional
Windows NT4
Workstation
サポートされている
プロセッサ
Intel Pentium
Intel Pentium
Intel Pentium
RAM
最小 64 MB
最小 128 MB
最小 64 MB
128 MB 以上を推奨
256 MB 以上を推奨
128 MB 以上を推奨
330 MB 必要
330 MB 必要
330 MB 必要
あり
あり (Windows 2000)
なし (Windows XP)
あり
(2)
あり
あり
あり
NetBIOS over IPX
あり
SPX
あり
あり
あり
SPX II
なし
なし
あり
TCP/IP
あり
あり
あり
X.PC
あり
あり
あり
Domino Designer
ディスク容量
(デフォルトファイルをイ
ンストールするために最
低限必要なディスク容
量。データベースの複製
やコピーをローカルで行
うにはさらに必要)
サポートされているプ
ロトコル
NetBEUI/NetBIOS
NetBIOS over IP
(1)
(3)
あり
(3)
あり
(4)
脚注
1
2
3
4
Microsoft NetBEUI のみサポート
Microsoft TCP/IP のみサポート
Novell NetBIOS と Microsoft NetBIOS over IPX の両方をサポート
Microsoft による NWLink IPX/SPX スタックを使用
Domino Server - 表 1
プラットフォーム
サポートされている
OS のバージョン
Windows 2000
Windows 2000 Server;
Windows 2000
Windows NT
Windows NT4 Intel
Windows 2003
(1)
Windows 2003 Server
Standard Edition;
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Advanced Server
6
(サービスパックの情報につ
いてはリリース情報
「Windows サービスパック
の要件」を参照)
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
(サービスパックの情報につい
てはリリース情報「Windows
サービスパックの要件」を参
照)
Windows 2003 Server
6
Enterprise Edition
(サービスパックの情報について
はリリース情報「Windows サー
ビスパックの要件」を参照)
サポートされているプ
ロセッサ
Intel Pentium
Intel Pentium
Intel Pentium
RAM
最小 128 MB
192 MB 以上を推奨
最小 128 MB
192 MB 以上を推奨
最小 256 MB
ディスク容量
最小 1 GB
1.5 GB 以上を推奨
最小 1 GB
1.5 GB 以上を推奨
最小 1 GB
1.5 GB 以上を推奨
スワップ容量
インストールされてい
る物理 RAM の 2 倍
インストールされている
物理 RAM の 2 倍
インストールされている物
理 RAM の 2 倍
サポートされているモ
ニター
カラーモニターが必要
カラーモニターが必要
カラーモニターが必要
あり
あり
なし (NetBEUI)
(3)
あり
あり
あり
NetBIOS over IPX
あり
あり
あり
SPX
あり
あり
あり
SPX II
あり
TCP/IP
あり
あり
あり
X.PC
あり
あり
あり
プラットフォーム
AIX
Linux
Solaris
サポートされている
OS のバージョン
AIX 5.1;
AIX 5.2;
AIX 5.3
Red Hat Enterprise
Linux 2.1;
Red Hat Enterprise
Linux 3.0;
SUSE LINUX
Enterprise Server
(SLES) 8.0;
UnitedLinux 1.0;
Powered by
UnitedLinux 1.0
Solaris 8
Solaris 9
サポートされているプ
ロトコル
NetBEUI/NetBIOS
NetBIOS over IP
(2)
(4)
(5)
あり
(5)
あり
(5)
Domino Server - 表 2
(サービスパックの情報につ
いてはリリース情報「AIX IOCP およびパッチの要件」
を参照)
(詳しくは、リリース情報「Solaris
のパッチ要件」を参照)
(詳しくは、リリース情報
「Linux のパッチ要件」を参
照)
サポートされている
プロセッサ
PowerPC、POWER、
POWER2、POWER3
RS64、POWER5
Intel x86
UltraSPARC 以降
RAM
最小 192 MB
最小 128 MB
最小 192 MB
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
256 MB 以上を推奨
192 MB 以上を推奨
256 MB 以上を推奨
ディスク容量
最小 1 GB
1.5 GB 以上を推奨
最小 1 GB
1.5 GB 以上を推奨
最小 1 GB
1.5 GB 以上を推奨
スワップ容量
インストールされてい
る物理 RAM の 3 倍
インストールされてい
る物理 RAM の 3 倍
推奨されている物理
RAM の 3 倍
サポートされている
モニター
カラーモニターが必要
カラーモニターが必
要
カラーモニターが必要
なし
なし
なし
(3)
なし
なし
なし
NetBIOS over IPX
なし
なし
なし
SPX
なし
なし
なし
SPX II
なし
なし
なし
TCP/IP
あり
あり
あり
X.PC
あり
あり
あり
プラットフォーム
iSeries
z/OS
Linux on zSeries
サポートされている
OS のバージョン
OS/400 Version 5
Release 2;
IBM i5/OS Version 5
Release 3
z/OS Version 1
Release 4 以降
- または z/OSe Version 1
Release 3 以降
SuSE Linux Enterprise
Server 8 for IBM S/390
(31-bit)
サポートされている
プロトコル
NetBEUI/NetBIOS
NetBIOS over IP
(2)
(4)
Domino server - 表 3
(詳細については、リ
リース情報の「Domino
for z/OS」の章を参照
してください)
(サービスパック情報につい
ては、このリリース情報の
「Domino for Linux on
zSeries サービスパック要
件」の章を参照してください)
サポートされている
プロセッサ
PowerPC (RISC)
z/OS のリリースレベ
ルをサポートする任
意のプロセッサ
S/390 G5/G6;
zSeries (z800, z900,
z990)
RAM
最小 288 MB
512 MB 以上を推奨
最小 1 GB
2 GB 以上を推奨
最小 1 GB
2 GB 以上を推奨
ディスク容量
最小 1 GB
1.5 GB 以上を推奨
最小 3390-3 が 3 つ
最小 2.5 GB
2.5 GB 以上を推奨
スワップ容量
N/A
N/A
最小 1 GB
(詳細についてはこのリ
リース情報「Domino for
Linux on zSeries の設
定」を参照してください)
サポートされている
モニター
カラーモニターが必要
カラーモニターが必
要
カラーモニターが必要
サポートされている
プロトコル
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
(2)
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
なし
なし
なし
(3)
なし
なし
なし
NetBIOS over IPX
なし
なし
なし
SPX
なし
なし
なし
SPX II
なし
なし
なし
TCP/IP
あり
あり
あり
X.PC
なし
なし
なし
NetBEUI/NetBIOS
NetBIOS over IP
(4)
脚注
1
ドメインコントローラに Domino Server をインストールしないでください。ドメインコントローラによる NT ドメインのログオン処
理は、大規模なドメインの場合は特に大量の処理リソースを消費することになり、Domino Server のパフォーマンスに影響を
及ぼします。Domino Server を NT ドメイン内に存在させる予定の場合は、ドメイン内のメンバーサーバーにしてください。
2
Microsoft NetBEUI のみサポート
3
Microsoft TCP/IP のみサポート
4
Domino クラスタとパーティションサーバーの構成では、IPX/SPX プロトコルをサポートしていません。現時点において Lotus
では、これらの機能の今後のリリースに対して IPX/SPX ネットワークのサポートを提供する予定はありません。
5
Microsoft による NWLink IPX/SPX スタックを使用
Associated SPRs :
RWIR4TVKT2; PBIT5X8E2Z
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
Domino Web Access のシステム要件
クライアントの要件
z
より良いパフォーマンスを得るために推奨 -- Pentium IV 1 GHZ、メモリ 512 MB (Windows および Linux
クライアント)
z
最小限 -- Pentium III 400 MHz、メモリ 128 MB (Windows クライアント)、Pentium III 500 MHz、メモリ
192 MB (Linux クライアント)
クライアントのオペレーティングシステム -- Windows
z
Windows 95 および 98 (Windows 95 は制限付きでサポートされます。Windows 95 特有の DWA の問題
への対応はありません。)
z
Windows NT 4.0
z
Windows 2000
z
Windows XP Professional
クライアントのオペレーティングシステム -- Mozilla
z
Red Hat 7.2
z
Red Hat 8.0
z
NOVELL SUSE Linux SLD8
サポートされているブラウザ
z
Win32 Internet Explorer 5.5 および 6.0
z
Mozilla 1.3.1
z
Mozilla 1.4.1 および 1.7.x (Linux クライアントのみ)
サポートされていないブラウザを使用して Domino Web Access にアクセスすると、未サポートのブラウザである
ことを示す通知が表示されます。Netscape 4.x を使用しているときに、この未サポートブラウザのページが表示さ
れると、ハングまたはクラッシュが発生することがあります。Netscape 4.x を使用し、この問題が発生した場合
は、「&ui=webmail」スイッチを介して WebMail UI を直接使用し、メールファイルを開く必要があります (このリリー
ス情報の「Domino Web Access から Web メールへの切り替え」を参照してください)。
メモ: JavaScript または cookie が無効の場合は、Domino Web Access は機能しません。Internet Explorer で
は、セキュリティの詳細設定で [暗号化されたページをディスクに保存しない] がチェックされていると、Domino
Web Access は機能しません。
サーバーの要件
サーバーのオペレーティングシステムおよび要件に関する完全なリストについては、このリリース情報の「
Notes/Domino 6.5.4 のプラットフォームとシステム要件」を参照してください。
認証済みプロキシサーバー
z
iPlanet Portal Server 3.0 SP3 HP3
z
IBM WebSphere Edge Server 2.0.1 efix 35
z
Tivoli Access Manager 4.1
Adobe Acrobat
カレンダーを印刷するためには、Adobe Acrobat Reader バージョン 4.0 以上が必要です。
Associated SPRs :
PMIA5Y9NWV
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
Domino Access for Microsoft Outlook のシステム要件
システム要件および Outlook の要件
z
Windows OS (Window 2000 Professional または Windows XP Professional)
z
Outlook 2000 + SP2、Outlook XP + SP3、または Outlook 2003 + SP1
z
Domino Server 6.5.1 以上が実行されていること
z
Mail6.ntf、Mail6ex.ntf、または iNotes6.ntf をテンプレートとして使用して作成されたメールデータベース
クライアントシステムメモリ
z
Windows 2000 Professional Edition および Windows XP Professional Edition (Service Pack 3 適用済
み): 128 MB RAM が必要。256 MB 以上を推奨
クライアントディスクスペース
z
Windows OS: 275 MB のディスクスペース
推奨されるデフォルトエディタ
Notes/DWA/DAMO が混在する環境で作業するときは、Microsoft Word をデフォルトエディタとして設定し、メッ
セージ形式としてリッチテキストを使用することを推奨します。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
サポートされている Windows プラットフォーム
Notes Client
Notes/Domino 6.5 から、 Notes Client では次のプラットフォームがサポートされるようになりました。
z
Windows 95
1
Windows 98
Windows 2000 Professional
z
Windows NT 4.0 Workstation (Intel Pentium のみ)
z
Windows XP Professional
Notes/Domino 6.5.4 から、Notes Client では次のプラットフォームがサポートされるようになりました。
z
Windows XP Tablet PC Edition 2005 (デジタルインク入力は Notes Client ではサポートされない予定)
Domino Designer と Domino Administrator クライアント
Notes/Domino 6.5 から、Domino Designer と Domino Administrator クライアントでは次のプラットフォームがサ
ポートされるようになりました。
z
z
z
z
z
z
Windows
Windows
Windows
Windows
98
2000 Professional
NT 4.0 Workstation (Intel Pentium のみ)
XP Professional
Domino Server
Domino 6.5 から、Domino Server では次のプラットフォームがサポートされるようになりました。
1
2
z
Windows 2000 Server および Advanced Server
z
Windows NT 4.0 Server (Intel Pentium のみ)
z
Windows 2003 Server Standard および Enterprise Edition
2
Windows 95 には少なくとも OSR 2 が必要です。
Domino NSD 診断ユーティリティと Windows Server クラスタリング技術の間には、競合が存在します。Windows
Server クラスタリングでは、Domino はサポートされません。
2
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
Windows サービスパックの要件
Notes/Domino 6.5 は、以下に示す Service Pack を適用した Windows プラットフォームでサポートされています。
オペレーティングシステムの個々のパッチおよび Service Pack は認証されていませんが、IBM/Lotus は、テスト
後に新しいサービスパックが正式に利用可能にり、これらのより新しい更新によって多くの問題が解決される可
能性を認識しています。これらの新しいサービスパックは、利用可能になった時点で適用することができます。
Microsoft Corporation から次のパッチを入手してインストールできます。これらのパッチは、Microsoft の次の
Web サイトからダウンロードすることもできます。
http://www.microsoft.com/downloads
Notes Client、Domino Designer Client 、Domino Administrator Client
1
z
Windows 2000 Professional: Service Pack 3
z
Windows NT 4.0 Workstation (Intel Pentium のみ): Service Pack 6a
Domino Server
Windows 2000 Server、Advanced Server: Service Pack 3
z
Windows NT 4.0 Server (Intel Pentium only): Service Pack 6a
Windows 2003 Server、Enterprise Edition: 現時点では Service Pack は不要
z
1
1
z
Microsoft は、Notes/Domino 6 でのメールルーターと統計収集のパフォーマンスを低下させる Windows 2000 で
のネットワークの問題 (Domino Server、Domino Administrator 6、および Tivoli Analyzer に影響) を認識し、対処
しています。この問題は Windows 2000 SP3 で対処され、Domino Administrator 6 と Server 用のすべてのコン
ピュータに適用するよう強く推奨されています。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
Windows 2000 - サーバーモニター要件
Windows 2000 については、サーバーのモニター中に発生する深刻なパフォーマンス問題を回避するためにサー
ビスパック 3 の使用をお勧めします。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
Win32 での Java サポート
Win32 では Java サポートが JRE 1.3.1 にアップグレードされました。JRE 1.3.1 に盛り込まれた機能については、
Sun による Java Web サイトを参照してください。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
サポートされている Macintosh PPC のプラットフォーム
Notes 6.5 以降、Mac OS バージョン 10.1.x、10.2.x、および 10.3.x プラットフォームがサポートされています。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
Macintosh のパフォーマンス情報
Macintosh 上に Notes 6 を導入する場合、G4 より前のハードウェアで実行すると若干パフォーマンスが低下する
恐れがあります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
AIX プラットフォームのサポート
Domino 6.5 から、AIX 5.1 および 5.2 は、Domino Server 用のプラットフォームとしてサポートされます。
Domino 6.5.3 以降、AIX 5.3 が Domino Server 用のプラットフォームとしてサポートされます。
メモ: 前提条件パッチ情報については、このリリース情報の「AIX - IOCP およびパッチの要件」を参照してくださ
い。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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AIX - IOCP およびパッチの要件
Domino 6.5 では、AIX システムで IOCP を有効にする必要があります。以前の Domino R5 では、この必要はあ
りませんでした。また、AIX の次のパッチレベルも必要です。
AIX 5.1
xlC.aix50.rte
bos.iocp.rte
5.0.2.0 COMMITTED C Set ++ Runtime for AIX 5.0
5.1.0.11 COMMITTED I/O Completion Ports API
5.1 APAR は IY22656 です。これは、bos.iocp.rte をレベル 5.1.0.11 にします。
AIX 5.2
ML1 パッチが fork/exec を壊し、パッチ PTF 486444 がそれを修復します。
AIX 5.3
PTF IY58691*
PTF IY58143
* この PTF のインストール後、システムに NIS がインストールされ、NIS がこのレベル (または、それ以上のレベ
ル) でない場合、PTF IY58691 では、bos.net.nis.client をバージョン 5.3.0.10 にアップグレードしてください。
Domino をサポートするには、これらのパッチが前提条件となります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
AIX - 64 ビットモードでは bos.iocp.rte 5.1.0.16 が必要
AIX 5L では、64 ビットモードの Domino 6 を実行するために bos.iocp.rte 5.1.0.16 が必要です。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
AIX - bos.adt.debug のインストール
AIX バージョン 4.3.3 以上では、bos.adt.debug がデフォルトでインストールされないことがあります。このパッケー
ジがシステムにインストールされていない場合、nsd プログラムを稼動させるためには、このパッケージを手動で
インストールする必要があります。このパッケージ (bos.adt.debug) に含まれている dbx プログラムは、nsd が実
行中のプロセスへの割り当てを行ったり、Domino に発生している問題のデバッグに必要なスタックを提供するの
に利用します。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
AIX - Java で AWT を実行するために X11.adt.lib のインストールが必要
AIX 上で Java が AWT (Another Windowing Tool) を使用するには、X11.adt.lib パッケージがインストールされて
いなければなりません。そうでない場合、OS は libawt.a をロードできず、Java が AWT を使用できなくなります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
AIX - 日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字)の場合 Java ではロケールに
X11.fnt.ucs.ttf が必要
AIX 上で、Java によって日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字)を Unicode 形式で正しく表示する
には、AIX のインストール CD から X11.fnt.ucs.ttf をインストールする必要があります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
Solaris プラットフォームのサポート
Domino 6.5 から、Solaris 8 および 9 は Domino Server 用のプラットフォームとしてサポートされます。
メモ: Domino 6.x は、UltraSPARC と新しいプロセッサを搭載したシステムのみサポートします。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
Solaris のパッチ要件
Domino 6 から、Domino Server が正しく機能するには下記の Solaris SPARC 2.8 パッチが必要となります。
IBM/Lotusでは、初期認証テストを受けて追加のパッチが公開され、新しい更新によってさらに問題が解決されて
いくであろうという認識を持っています。こうした新しいパッチが入手可能になったら、随時適用していってくださ
い。
次にあげるパッチは Sun Microsystems 社から入手してインストールするか、同社の Web サイト (
http://www.sun.com) からダウンロードできます。
Solaris 8
2001 年 10 月 4 日 Solaris パッチクラスタ以降
(108434-03 パッチと 108435-03 パッチ (64 ビット版でのみ必要) を含み、コンパイラにも必要)
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
Solaris では 64 ビットカーネルモードが必要です
Domino 6.x では、Solaris 32 ビットカーネルモードはサポートされていません。Domino 6.x を実行するには、64
ビットカーネルモードを使用してください。
Associated SPRs :
TSUA5PXBFK
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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Solaris のシステム設定
Domino 6 用の Solaris 2.8 サーバー上で /etc/system ファイルを次のように変更する必要があります。
set rlim_fd_max=32768
set msgsys:msginfo_msgtql=1024
5 つ以上の Domino パーティションをシステムで実行する場合には、各パーティションごとに少なくとも 250 個の
メッセージキュー項目 (msginfo_msgtql) が必要で、大量のメモリを消費するアプリケーションを使用する場合には
さらに必要です。この値が小さすぎる場合、メッセージキューの限界に達すると、以下のメッセージが Domino コ
ンソールに表示されます:
Warning! Failed to allocate message queue resource ; post-crash/fault recovery shutdown system
disabled.
上記の変更を root 権限で行い、その後システムを再起動してください。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
サポートされている Linux プラットフォーム
Domino 6.5.1 から、Red Hat Enterprise Linux 2.1、UnitedLinux 1.0、および Powered by UnitedLinux 1.0 が、
Domino Server 用のプラットフォームとしてサポートされます。
Domino 6.5.2 から、Red Hat Enterprise Linux 3.0 および SUSE LINUX Enterprise Server (SLES) 8.0 が、Domino
Server 用のプラットフォームとしてサポートされます。
Associated SPRs :
LBRD5LLK44
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Linux のパッチ要件
Domino Release 6.5.1 から、Domino Server が正しく機能するには下記の Linux パッチが必要となります。
IBM/Lotus では、初期認証テストを受けて追加のパッチが公開され、新しい更新によってさらに問題が解決され
ていくであろうという認識を持っています。こうした新しいパッチが入手可能になったら、随時適用していってくださ
い。
指定された OS (たとえば、RedHat) 用のすべての互換性 rpms がインストールされていることを確認してくださ
い。また、compat-libstdc++ がインストールされていることも確認してください。これらのパッケージは自動的にイ
ンストールされることになっていますが、インストールされない場合もあります。インストールされていない場合
は、手動でインストールする必要があります。
Red Hat Enterprise Linux 2.1
Update 2 (Q2 2003)
Red Hat Enterprise Linux 3.0
Update 1
UnitedLinux 1.0/Powered by UnitedLinux 1.0
Service Pack 2
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Domino for Linux on zSeries サービスパック要件
Domino 6.5 以降を実行するには、次の Linux for S/390 ディストリビューションおよびサービスが必要です:
z
SUSE LINUX Enterprise Server 8 for IBM S/390 (31 bit) (Service Pack 2 を適用)
特に、SLES 8 for IBM S/390 は IBM zSeries プラットフォーム用の 31 ビット Linux 2.4 カーネルディストリビュー
ションで、IBM Linux ディストリビューションパートナー Novell から入手できます。「Service Pack 2」は、「epoll」とも
呼ばれる I/O の準備状況の変更を通知する機能のサポートを含むメンテナンスリリース (2003 年 6 月 5 日付)
です。Domino for Linux on zSeries は、多数のネットワーク接続 (たとえば、Notes Clients と Domino 間) をサ
ポートするために epoll を必要とします。
Domino 6.5 以降を実行するには、以下の Linux for IBM S/390 ディストリビューション追加メンテナンスを強くお
勧めします。
z
SUSE LINUX Enterprise Server 8 for IBM S/390 (31 bit) (Service Pack 3 を適用)、および
k_deflt-2.4.21-261.s390.rpm (Maintenance Web から)
「k_deflt-2.4.21-261.s390.rpm」は、「Thu Nov 18 11:25:36 UTC 2004」の日付を持つカーネルメンテナンスです。
epoll 機能自身のメンテナンスおよび ECKD DASD キャッシュモードの初期化の改善のために、このレベルが推
奨されています。
オペレーティングシステムの個々のメンテナンスパッチおよび Service Pack は認証されていませんが、
IBM/Lotus は、テスト後に新しいサービスパックおよびメンテナンスが正式に利用可能になり、これらのより新し
い更新によって多くの問題が解決される可能性を認識しています。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
Domino for Linux on zSeries の設定
Domino 6.5 for Linux on zSeries のインストールと構成に関するより詳しい説明は、以下のサイトから入手できる
レッドブック『IBM Lotus Domino 6.5 for Linux on zSeries Implementation 』に書かれています。
http://www.redbooks.ibm.com/abstracts/sg247021.html
デフォルトのカーネル値を変更する
デフォルトで、linux カーネルは 1 つのプロセスが開くことができるファイルディスクリプタの数を制限しています
(デフォルトは 1024)。この制限には、サーバー/クライアント間の基本的な通信で開かれるソケットファイルディス
クリプタも含まれます。つまり、Domino データディレクトリ内のデータベース (またはファイル) の数が 1024 未満
であっても、Domino が要求するオープンファイルディスクリプタの最大数を示す目安とはなりません。上記の数
十倍ものクライアント接続に対応するために、このデフォルトをオーバーライドする必要があります。
デフォルトをオーバーライドする方法は、Domino Server の起動方法によって異なります。基本的に、次の 2 つの
ケースがあります。
1. サーバー ID でログインして、Domino を常に手動で起動する場合
このケースでは、/etc/security/limits.conf ファイルを変更することによってデフォルトをオーバーライドし、ロ
グイン後にそれが反映されるようにする必要があります。ルートとして /etc/security/limits.conf を編集し、
次の行を追加または変更してください。
domsrvr soft nofile 20000
domsrvr hard nofile 49152
「domsrvr」は、Domino Server を実行するユーザー名の例です。最初の列には、Domino インストール時に指
定された notesdata ディレクトリの所有者名である UNIX ユーザー名を指定してください。同じ Linux for
zSeries プラットフォームに複数の Domino がインストールされている場合は、各ユーザー名ごとにこの行を
繰り返します。「soft」値は、ファイルディスクリプタの制限 (ulimit -n) の新しいデフォルトを指定します。
「hard」値は、ユーザーによって設定可能なファイルディスクリプタの制限の最大値を指定します。
ログオン後にこれらの制限が反映されるように、適切な pam.d ログインファイルに次の行を記述します。
session
required
/lib/security/pam_limits.so
たとえば、ssh ログインが使用される場合、この行を /etc/pam.d/sshd 内に記述する必要があります。
telnet が使用される場合は、/etc/pam.d/login に記述します。
rlogin が使用される場合は、/etc/pam.d/rlogin に記述します。
上記の変更を行って保存した後、Domino Server ユーザーがログインする必要があります。
2. /etc/init.d を介して Domino を自動的に起動する場合
レッドブック『IBM Lotus Domino 6.5 for Linux on zSeries Implementation 』に、この手順が詳しく解説されて
います (第 9 章、セクション「Automating Domino startup and shutdown」)。ただし、/etc/init.d スクリプトに
よって Domino を自動的に起動しても /etc/security/limits.conf 設定が反映されないことに注意してくださ
い。このため、使用するスクリプトの起動セクションに次のような行を必ず記述してください
ulimit -n 20000
どちらの方法を使用する場合でも、Domino Server の各パーティションごとに、ファイルディスクリプタの制限
がオーバーライドされたことを確認してください。これを行う 1 つの方法として、Domino Server コンソール
(複数存在する場合は各コンソール) で次のコマンドを入力し、結果が 20000 (またはそれ以上) であることを
確認します。
load /bin/ksh -c "ulimit -n"
警告: 起動スクリプトを変更するだけでなく、必ず /etc/security/limits.conf もまた変更してく
ださい (上記の「1.」)。こうしないと、Domino を手動で起動したとき、ファイルディスクリプタ
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
制限が不適切になります。
大規模な Domino 環境では、上記に加えて、他の Linux カーネル値を変更するようお勧めします。
ファイルディスクリプタ制限の場合、Domino ユーザーがログオンする前に変更する必要があります
が、これとは異なり、これらの値は Domino 自体から変更できます。起動時に tunekrnl というプログ
ラムが実行されて、これらの値を検査または設定します。環境変数 DOMINO_LINUX_SET_PARMS=1 であれ
ば、tunekrnl はこれらの値を設定します。そうでない場合、これらの値が検査されて、Domino 推奨設
定でない値ごとにメッセージが表示されます。カーネル値は次のとおりです。
カーネルパラメータ
/proc/sys/fs/file-max
/proc/sys/net/ipv4/tcp_fin
_timeout
/proc/sys/net/ipv4/tcp_m
ax_syn_backlog
/proc/sys/net/ipv4/tcp_tw
_reuse
デフォルト値
(わずか 8192)
131072
60
15
1024
16384
listen() 接続バックログの最
大値
0
1
時間と待機を関連付けて、
ソケットの迅速な再使用を
可能にする
connect() に使用できる
ポート値の範囲を増加する
32768 61000
/proc/sys/net/ipv4/ip_loca
l_port_range
/proc/<pid>/mapped_base 1 GB
推奨値
1024 65535
128 MB
説明
システム全体のファイル
ディスクリプタ最大数
FIN (ソケットクローズ) に対
する再伝送タイマー (秒)
下限アドレス値であり、これ
を超えるとメモリ割り振りが
発生する可能性がある。
メモ: この値は、
DOMINO_LINUX_SET_PAR
MS 値にかかわらず、常に
tunekrnl によって設定され
ます。
推奨値を自動的に Domino に設定させるには、次のシェルコマンドを発行します。
export DOMINO_LINUX_SET_PARMS=1
これは、Domino Server の起動前に行ってください。
Linux on zSeries のスワップの構成
SUSE LINUX Enterprise Server 8 for IBM S/390 は最大 2 GB のメモリをサポートします。 何千人ものユーザー
をサポートする Domino Server は 2 GB を超えるメモリを必要とすることが多く、その際にはスワッピングが発生
します。スワップ「ディスク」として少なくとも 1 GB を割り振るべきですが、実際のところ、ディスクスワッピング
(DASD) はパフォーマンスを低下させます。システムメモリ内部でスワッピングを続ける 1 つの方法に XPRAM が
あります。たとえば、Linux on zSeries 用に 1 GB の XPRAM をネイティブ環境で構成する場合、一般的な手順は
次のようになります
1. ハードウェアコンソールから、少なくとも 1 GB の拡張メモリを構成します。Linux on zSeries が自動的にそれ
を検出します。
2. xpram ドライバを構成します。
3. 以下の一連の Linux コマンドにより、ファイルシステムにされて、xpram_fs ディレクトリからマウントされた 3
GB のパーティションの中から、1 GB のスワップスペースを設定します。
insmod xpram devs=1 sizes=2000000
mkswap /dev/slram0
swapon /dev/slram
4. xpram スワップの優先度を他のディスクスワップより高くします。
5. これらのコマンドは再起動によって無効になることに注意してください。これらのコマンドをアクティブ状態のま
まにするには、/etc/init.d/boot.local 内にこれらのコマンドを入れてください。
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Domino for Linux on zSeries の制約事項
Domino for Linux on zSeries には、以下のような制約事項があります。
z
Domino for Linux on zSeries では、今のところ IPv6 はサポートされていません。Domino の将来のリリー
スでサポートされる予定です。
z
Domino for Linux on zSeries では、今のところ SNMP Agent 機能はサポートされていません。
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02 お読みください
HT (ハイパースレッド) CPU は SMP システムとして扱われる
ハイパースレッド CPU 固有の「仮想」CPU により、ハイパースレッド CPU は SMP システムとしてカウントされま
す。
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Citrix のサポートについて
Citrix サポート情報
Notes Client は、NT および MAC ICA クライアントを使用する Windows 2000 Advanced サーバーおよび
Windows 2003 Enterprise Edition サーバー上の Citrix Metaframe XPe FR2 および FR3 でサポートされていま
す。
Citrix ICA は Citrix(R) Independent Computing Architecture を表します。これは、Citrix で画面更新とユーザー入力処理をア
プリケーションの他のロジックから分離可能にする「シン」プロトコルです。Citrix ICA Client を使用すると、すべてのアプリケー
ションロジックはサーバーで実行され、画面更新、マウス移動、およびキーストロークだけが Citrix ICA セッションを介して転
送されます。
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CHECKOS の警告メッセージ
Domino をインストールする前に、オペレーティングシステムに照会して現在の状態やレベルを判定する必要があ
ります。CHECKOS ツールは、特定のマシンやパッチレベルの状態に基づいて、サーバーを最適な OS の信頼性
レベルに保つために役立ちます。
CHECKOS は各ベンダーに特有のパッケージ/キットの形式を識別するように設計されており、各ベンダーに必要
なすべてのパッチのリストを保持しています。パッチはパッケージのサブセットとみなすことができます。ただし場
合によっては、パッチをロードする必要のあるパッケージが存在するものの、パッケージそのものが必ずしも必要
ではないこともあります。言い換えれば、システムにその特定のパッケージをインストールしていない限り、不足
のパッチを適用する必要はないのです。したがって、CHECKOS によって警告が生成されるたびに、インストール
する必要があるかどうかを確認しなければなりません。そのパッチがオペレーションシステムに対する外部パッ
ケージを参照しており、ユーザーが必要としていない可能性があるからです。
詳しくは次の URL を参照してください。 http://www.lotus.com/ldd/checkos
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サポートされているロータス スーパーオフィスのバージョン
OLE (object linking and embedding) オブジェクトを作成したり埋め込んだりする場合、Notes/Designer 6.x でサ
ポートされているロータス スーパーオフィスのバージョンは、スーパーオフィス 2000 および 2001 です。
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サポートされている Microsoft Office のバージョン
Notes/Domino 6.x でサポートされる Microsoft Office のバージョンは、次のとおりです。
z
Windows で OLE (object linking and embedding) オブジェクトを作成したり埋め込んだりする場合、
Notes/Designer 6.x がサポートする Microsoft Office のバージョンは、Microsoft Office 97、2000、および XP
です。Office XP を使用している場合は、SP2 にアップグレードすることを強くお勧めします。SP2 には OLE
関連の修正がいくつか追加されているからです。
z
上記の Microsoft Office バージョンでは、Notes の電子メールを経由して添付ファイルとして Office 文書を
送信する「Send To」機能の使用もサポートされています。
z
Macintosh では、Notes 6.x によって OLE はサポートされていませんが、Microsoft Office 98 と 2001 のクラ
イアントの相互運用 (たとえば情報のコピーと貼り付けなど) はサポートされています。また Office v.X も
OSX ユーザーに対してサポートされています。
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サポートする IBM WebSphere のバージョン
Domino 6.0.2 から、 WAS 5.01 が Domino for z/OS を除きすべてのプラットフォームでサポートされます。Domino
for z/OS では WAS 4.05 をサポートします。詳細は、このリリース情報の「お読みください」の「サーバーの機能変
更」にあるトピック「追加された 27 個の WebSphere 4.05 および 5.01 プラグイン」を参照してください。
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Web メールの要件
以下は、Web メールのブラウザ要件です。
z
Microsoft Internet Explorer 6.0 (Windows XP、Windows 2000、Windows NT、および Windows 98 の場合)
z
Microsoft Internet Explorer 5.5 (Windows XP、Windows 2000、Windows NT、Windows 98、および
Windows 95 の場合)
z
z
z
z
z
z
z
z
z
Microsoft Internet Explorer 5.0 (Windows NT、Windows 98、および Windows 95 の場合)
Netscape Navigator 4.7x (Windows XP、Windows 2000、Windows NT、Windows 98、および Windows 95
の場合)
Netscape 4.7x (Macintosh OS 9、OS 10.1、および 10.2 の場合)
Netscape 4.7x (Solaris 8 および 9 の場合)
Netscape 4.7x (AIX の場合)
Netscape 4.7x (Red Hat Linux 7.2 の場合)
Netscape 7.0 (Mozilla 1.01 と Java プラグイン 1.41) (6.0.2 以降の Red Hat Linux 7.2 において)
Netscape 4.61 (OS/2 Warp Server 4.5 の場合)
IBM Web Browser (IWB) 2.0 バージョン 2 (Java プラグイン J2RE 1.3.1 以降) (6.0.2 以降では OS/2
WARP 4.5 において)
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サポートされている Web ブラウザ
次の表は、Domino 6.0 の各 Java アプレットによるテストに基づいて、プラットフォーム別に最低限サポートされる
Web ブラウザを示したものです。
メモ: Internet Explorer は AIX 4.33 と Solaris 8 では使用できず、Macintosh PowerPC 上ではサポートされていま
せん。Netscape には AIX の現行バージョンで使用できるブラウザが現時点では存在していません。
プラットフォーム
AIX 4.33 & 5.1
Solaris 8
1
Windows 98
Windows NT
4.0 (Intel)
Windows 2000
Windows XP
Macintosh PPC 9.2.x
Macintosh PPC 10.2.x
OS/2 Warp 4.5
(Convience
Pack)
Red Hat Linux 7.2
1
アクションバーアプ
レット
エディタアプレット
アウトラインアプレット
ビューアプレット
このバージョンの AIX で このバージョンの AIX で このバージョンの AIX で このバージョンの AIX で
使用できるブラウザは存 使用できるブラウザは存 使用できるブラウザは存 使用できるブラウザは存
在しない
在しない
在しない
在しない
Netscape Communicator Netscape Communicator Netscape Communicator Netscape Communicator
4.7x
4.7x
4.7x
4.7x
Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 6.0,
6.0,
6.0,
6.0,
Netscape
Netscape
Netscape
Netscape
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 6.0,
6.0,
6.0,
6.0,
Netscape
Netscape
Netscape
Netscape
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 6.0,
6.0,
6.0,
6.0,
Netscape
Netscape
Netscape
Netscape
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 6.0,
6.0,
6.0,
6.0,
Netscape
Netscape
Netscape
Netscape
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
ブラウザがこのアプレッ ブラウザがこのアプレッ
Netscape 4.7x
Netscape 4.7x
トをサポートしていない トをサポートしていない
ので、代わりに HTML を ので、代わりに HTML を
使用
使用
IBM Web Browser for
IBM Web Browser for 未サポート、デフォルト IBM Web Browser for
OS/2 Version 2.0
OS/2 Version 2.0
の HTML に設定
OS/2 Version 2.0
Netscape 7.0, Netscape Netscape 7.0, Netscape Netscape 7.0, Netscape Netscape 7.0, Netscape
Communicator 4.79
Communicator 4.79
Communicator 4.79
Communicator 4.79
Java 実装の仕様上の制限により、Internet Explorer では UNIX プラットフォーム上の Java をサポートしていません。Java
を必要とする Notes テンプレートやその他の機能の中には、この制限による影響を受けるものがあるので注意してください。
Associated SPRs :
ANIA66UABY
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スマートカードのサポート
Lotus Notes 6 では、スマートカードが追加されました。
スマートカード上の Notes パスワード
Notes パスワースに代わってスマートカードとスマートカード PIN が必要になるように、ID ファイルをロックするこ
とができるようになりました。リーダーからスマートカードを取り出すと、ユーザーは Notes からログアウトします。
この機能を有効にするには、以下の手順に従います。
1. ID ファイル復旧機能を使用して ID ファイルが復旧可能であること、およびサーバー上の公開ディレクトリにあ
るユーザー文書で ID ファイルにパスワードの有効期限が設定されていないことを確認します。
2. スマートカードベンダーが提供する使用説明書に従って、スマートカードリーダーのハードウェアおよびソフト
ウェアをインストールします。
3. [ユーザーセキュリティ] パネルを開きます ([ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ])。
4. [ユーザー情報] - [SmartCard] ペインを開きます。
5. スマートカードのインストールで作成された、PKCS #11 ライブラリの場所を示すパスを入力するかまたは参照
します。パスと名前を以下に例示します。
c:\WINNT\system32\gclib.dll (GemSAFE 3.1)
c:\WINNT\system32\acpkcs201.dll (ActivCard Gold 2.2)
c:\WINNT\system32\pk2priv.dll (GemSAFE 2.21)
c:\Program Files\Netscape\Communicator\Program\acpkcs.dll
c:\Schlumberger\Smart Cards and Terminals\Cyberflex Access Kits\v4\slbck.dll (Schlumberger
Cyberflex Access V4.3)
c:\Schlumberger\Smart Cards and Terminals\Common Files\slbck.dll (Schlumberger Cyberflex Access
V2)
c:\WINNT\system32\dkck201.dll (Rainbow iKey 2032)
c:\WINNT\system32\dkck201.dll (Datakey CIP 4.07)
c:\WINNT\system32\sadaptor.dll (Eutron CryptoIdentity CryptoKit 3.2.1 および 3.7.1)
6. [Smartcard ログインを有効にする] ボタンをクリックし、パスワードの代わりにスマートカード上に格納されてい
るキーを使用して ID ファイルをロックします。
スマートカード上のインターネットキー
スマートカード上に ID ファイルの RSA プライベートキーを格納し、そのキーを使用して S/MIME メールに署名す
ることと、暗号を解除することが可能です。また SSL クライアント証明書の認証を使用して 「インターネット」サー
バーで認証を行うことができます。
スマートカード上に RSA プライベートキーを格納するには
1.
2.
3.
4.
[ユーザーセキュリティ] パネルを開きます ([ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ])。
[ユーザー情報] - [認証] ペインを開きます。
スマートカードに移動するプライベートキーに関連するインターネット認証を選択します。
[その他のアクション] - [Smartcard にプライベートキーを移動] を選択します。
Notes/Domino 6.0.2 では、Notes 以外のエンティティによってスマートカードに保存されたインターネットキーをイ
ンポートする機能が追加されました。定義によると、プライベートキーをハードウェアデバイスから抽出することは
できないので、インポートのメカニズムは、X.509 証明書をトークンからコピーする、証明書からパブリックキーを
抽出する、スマートカード上のプライベートキーへの「ポインタ」を生成するという 3 段階で成り立ち、これらの 3
つのオブジェクトを ID ファイルに保存することにより、Notes からの利用を可能にします。詳細については、リリー
ス情報「スマートカードからの証明書のインポート」を参照してください。
Notes/Domino 6.0.5 および 6.5.3 では、最初に ID ファイルをスマートカードに対して有効にしなくても、このイン
ポートを実行できるようになりました。これによって、読み込み専用トークンにあらかじめロードされ、現在、Notes
ID ファイルのロックに使用されていないキーをユーザーが使用できます。リリース情報「スマートカードからの証
明書のインポート」で説明したように、PKCS#11 ライブラリが正しく設定され、リーダー (読み取り装置) にトークン
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が存在する場合は、[Smartcard からインターネット証明書のインポート] オプションを使用できます。
テスト済みのスマートカードパッケージ
スマートカードの機能は、Win32 ベースのオペレーティングシステムでのみテストされています。Untested
smartcards that include PKCS #11 ライブラリを含む未テストのスマートカードも、通常は Notes6 で動作します。
次のスマートカードパッケージはテスト済みです。(*) が記されているパッケージについては、以下に注意を示しま
す。
スマートカードパッケージ
トークンによ トークンを削除すると「F5」ス トークン上の 512 トークン上の 1024
るログイン タイルのログアウトが生成さ ビット RSA キー
ビット RSA キー
れる
ActivCard Gold 2.2
可
生成される
使用可
使用可
Datakey CIP 4.07
可
生成される
使用可
使用可
Eutron CryptoIdentity
CryptoKit 3.7.1
可
生成される
使用可
使用可
Eutron CryptoIdentity
CryptoKit 3.2.1
可
生成される
使用可
使用可
GemSAFE libraries 3.1 SP4
(GPK16000)
可
生成される
使用可
使用可
GemSAFE Enterprise
Workstation 2.21 (GPK8000)
(*)
可
生成されない
使用不可
使用可
GemSAFE Enterprise
Workstation 2.0 (GPK4000)
(*)
可
生成されない
使用不可
使用可
Rainbow iKey 2032 SDK
v4.7.0
可
生成される
使用可
使用可
Schlumberger Cyberflex
Access SDK V4.3
可
生成される
使用不可
使用可
Schlumberger Cyberflex
Access SDK V2
可
生成される
使用不可
使用可
注意と警告
z
喪失または破損したスマートカードを復旧する、またはスマートカードで保護されている ID ファイルをパ
スワードで保護されているファイルに戻すには、ID ファイル復旧機能を使用するしかありません。ID ファ
イル復旧機能は、スマートカードを有効にする前に ID ファイルに対して設定しておく必要があります。ス
マートカードで保護されている ID ファイルを復旧すると、キーがスマートカード上に配置された後で復旧
情報が変更されていない限り、パスワードを使用する元の ID ファイルに戻り、 スマートカードに配置さ
れていたすべてのキーが復元されます。
z
ID ファイルでスマートカードを有効にする前に、ユーザー文書でパスワードの有効期限を無効にする必
要があります。
z
パスワードチェックでは、複数のコンピュータまたはプラットフォームを使用する場合でも、所定の ID ファ
イルで 1 枚のスマートカードのみが使用可能になります。このシナリオでは、スマートカードが有効にな
るのは ID ファイルの 1 つのコピーのみであり、それぞれのコンピュータすべてにそのバージョンの ID
ファイルをコピーする必要があります。ID ファイルのコピーすべてについて、その 1 枚のスマートカード
が必要になります。
z
多くのスマートカードパッケージでは、1024 ビット RSA キーのみがサポートされます。インターネット認証
を選択して、[ユーザーセキュリティ] ダイアログボックス ([ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリ
ティ]) の [ユーザー情報] - [認証] ペインの [拡張オプション] ボタンを押すと、所定のキーの強さを調べ
ることができます。
z
サーバーのセットアップは、スマートカードで保護されているサーバー ID では機能しません。スマート
カードで保護されている ID をサーバーとともに使用するには、パスワードで保護されているバージョンの
ID ファイルを使用してサーバーのセットアップを終了し、PKCS #11 ライブラリへのパスをサーバーの
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notes.ini に追加してから (PKCS11_Library=<path to library>)、上述の手順に従ってクライアントにある
サーバーの ID ファイルでスマートカードを有効にします。
z
Notes パスワードと Windows パスワードを同期するシングルログオンは、スマートカードで保護されてい
る ID ファイルでは使用できません。シングルログオンを無効にしてから Notes を再起動し、ID ファイル
でスマートカードを有効にする必要があります。
z
初期のベータリリースの Notes 6 以降、スマートカード関係の情報を ID ファイルに格納する形式が変更
されています。初期のベータリリースのいずれかでスマートカードが有効にされている ID ファイルを使用
すると、Notes 6 で「Incomplete or incorrect smartcard configuration」が発生します。
z
Notes では、バージョン 2.01 の PKCS #11 API を使用して、スマートカードおよびその他の PKCS#11 デ
バイスと通信します。バージョン 2.0 のみを実装している PKCS #11 ライブラリでは、カードをリーダーか
ら取り出したときに、「F5」スタイルのログアウトが実行されません。更新されたライブラリは、スマート
カードベンダーから入手できます。
z
Notes 6 でサポートされる必要最低限のバージョンの ActivCard Gold は、バージョン 2.2 です。
GemSAFE 2.21 の NT Lock Workstation 機能を使用すると、特定のバージョンの NT がクラッシュし、
Notes でデッドロックが発生することが判明しています。GemSAFE 2.21 をインストールするときに、NT
Lock Workstation 機能はデフォルトでオンになっています。チェックボックスをオフにしてください。
z
z
NT 4 が稼働しているラップトップに GemSAFE 2.21 をインストールすると問題が発生することがありま
す。
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Lotus Components のサポートが終了
Lotus Components バージョン 1.3 のサポートは、2001 年 1 月 31 日をもって終了しました。この ActiveX コント
ロールは Notes 6 において動作しますが、サポートはされなくなりました。
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NetBIOS over IPX: Windows NT、Windows 2000、または Windows 2003 上の Notes と
Domino
IPX 上の NetBIOS エミュレーションにより、Domino は IPX プロトコル上で Novell NetBIOS または Microsoft
NetBIOS を使用してサーバーとワークステーションを NetBIOS に接続できます。
Windows NT には Novell NetBIOS over IPX エミュレーションと互換性を持つためのネットワークサポートが組み
込まれています。NetWare や Windows で追加設定を行わなくても、Windows NT、Windows 2000、または
Windows 2003 上で Notes ワークステーションや Domino Server を実行できます。Notes ワークステーション上で
NetBIOS ポートを有効にするか、Domino Server の場合は正しい LANA 番号を選択するだけです。
メモ: Windows 2000 または Windows 2003 上の Domino Server の場合、Microsoft から LANACFG ツールを入
手することをお勧めします。Windows 2000 または Windows 2003 では NetBIOS インターフェースの LANA 番号
を決定する方法が提供されていないからです。Windows NT システム上で LANA 番号を決定する方法について
詳しくは、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』を参照してください。
NWLink NetBIOS プロトコルスタックを使用する場合は、次のサービスがインストールされていて稼動していること
を確認してください。
z
z
NWLink IPX/SPX 互換トランスポート
NWLink NetBIOS
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NetBIOS over IPX: Windows 98 または Windows XP 上の Notes
IPX 上の NetBIOS エミュレーションにより、Domino は IPX プロトコル上で Novell NetBIOS または Microsoft
NetBIOS を使用してサーバーとワークステーションを接続できます。
Novell NetBIOS over IPX を使用するには、まず Novell の InterNetWare Client32 NetBIOS サービスをインス
トールし、次に Notes ワークステーションのセットアップ過程で NetBIOS ポートを有効にします。
Microsoft NetBIOS over IPX を使用するには、次の手順に従います。
z
Microsft が提供している NWLink NetBIOS プロトコルスタックを使用して、次のサービスがインストールされ
ていて稼動していることを確認します。
a. Microsoft Client for NetWare Networks
b. Microsoft IPX/SPX 互換プロトコル ([プロパティ] - [NetBIOS] タブで NetBIOS のサポートを有効にしま
す)
z
c. IPX/SPX 互換プロトコルに対する Microsoft NetBIOS のサポート
Novell InterNetWare Client32 をインストールします。これは、NetBIOS エミュレーションサービスによる独自
の IPX/SPX スタックを備えています。
Windows で追加設定を行わなくても、Microsoft NetBIOS over IPX によって Notes ワークステーションを実行す
ることができます。
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NetBIOS: Windows システム上では 1 枚のNIC に 256 セッションまで
Windows プラットフォーム上で NetBIOS を使用した場合の Notes セッションの最大数は、NIC 1 枚につき 256 で
す。この数は使用される下位トランスポート (NetBEUI、IP、または IPX) によらず一定しています。
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SPX: Windows NT、Windows 2000、または Windows 2003 上の Notes と Domino
SPX ポートが有効な場合、Windows NT、Windows 2000、または Windows 2003 用の Domino Server は、インス
トールされた NetWare サービスを自動的に検出します。
SPX や Windows で追加設定を行わなくても、SPX 上で Windows NT または Windows 2000 用の Notes ワークス
テーションを実行することができます。必要な処理はポートを有効にすることだけです。
Domino Server の場合、サーバーが利用する NetWare サービスを使用して、SPX を設定する必要があります。
Windows NT、Windows 2000、または Windows 2003 上で Lotus Notes/Domino を設定する
1. Lotus Notes または Lotus Domino を起動します。
2. Notes ワークステーションまたは Domino Server 上で、SPX 用のネットワークポートがまだ有効になっていな
ければ有効にします。
3. Notes ワークステーションまたは Domino Server を再起動します。
インストールされているプロトコルスタックによって、次の追加設定のうちどれかを実行します。
NetWare Client Service のオプション
1. [コントロールパネル] で Novell NetWare クライアントサービスを選択します。
2. [設定] を選択します。
3. (省略可能) グループまたは組織のコンテキストに一致する NDS NameContext を入力します。
4. (省略可能l) NDS ツリーの名前を入力または選択します。
メモ: Domino Server で使用する IPX/SPX スタックを設定する上で、この手順は重要です。
5. (省略可能) 優先するサーバーの名前を入力します。このサーバーは、バインダリサービスを利用する
Domino Server で使用されます。
IPX/SPX スタックのオプション
1. [コントロールパネル] で Novell NetWare IPX/SPX トランスポートを選択します。
2. [設定] を選択します。
3. SPX 接続の数を、このシステムでサポートされる SPX の最大数に設定します。デフォルトは 48 です。
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SPX: Windows 98 または Windows XP 上の Notes
Notes ワークステーションは、Windows 98 または Windows XP プラットフォーム上で次の 2 つの SPX プロトコル
スタックをサポートしています。
z
z
Microsoft NwLink IPX/SPX プロトコル (Bindery Service をサポート)
Novell Requester IPX/SPX プロトコル (Bindery Service および NDS Service をサポート)
上記のプロトコルスタックを使用する場合、次のサービスがインストールされており稼動していることを確認しま
す。
Microsoft NwLink Windows 98/XP
-- Microsoft IPX/SPX 互換スタック
-- Microsoft NetWare Client Service
z
Windows 98/XP 用の Novell Requester
-- Novell NetWare Client Service
-- Novell NetWare IPX/SPX Transport
Windows 98 と Windows XP は、オペレーティングシステムに含まれる Winsock (WSOCK32.DLL) を使用して SPX
をサポートします。Notes SPX ポートのドライバは、IPX/SPX 用の WSOCK32.DLL を使用します。
z
NetWare/NDS Service 用の Novell Requester は、次の DLL を使用します。
z
CALLWIN32.DLL
z
NETWIN32.DLL
z
LOCWIN32.DLL
Windows 98 または Windows XP 上で Lotus Notes と SPX を設定する
1. Notes ワークステーションプログラムを起動します。
2. Notes ワークステーション上で、SPX 用のネットワークポートがまだ有効になっていなければ有効にします。
3. Notes ワークステーションを再起動します。
4. プロトコルスタックによって、次の手順のいずれかを実行します。
Microsoft NwLink の場合
1. [コントロールパネル] - [ネットワーク接続] - [ローカル エリア接続] - [プロパティ] で [NWLink
IPX/SPX/NetBIOS 互換トランスポートプロトコル] を選択します。
2. [プロパティ] ダイアログボックスで [フレームの種類] をハイライト表示させて、値を選択します。
Novell NetWareの場合
1. [コントロールパネル] - [ネットワーク接続] - [ローカル エリア接続] - [プロパティ] で [NWLink
IPX/SPX/NetBIOS 互換トランスポートプロトコル] を選択します。
2. [プロパティ] ダイアログボックスで [フレームの種類] をハイライト表示させて、値を選択します。
3. [コントロールパネル] - [CSNW (NetWare 用クライアント サービス)] を選択します。
4. (省略可能) [優先サーバー] ラジオボタンをチェックして、[優先サーバーの選択] リストボックスから選択しま
す。
5. (NDS のみ) [既存のツリーとコンテキスト] ラジオボタンをチェックして、「ツリー」と「コンテキスト」を入力しま
す。
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TCP/IP: UNIX および Linux 上の Domino
UNIX および Linux オペレーティングシステムに TCP/IP プロトコルが組み込まれているため、UNIX または Linux
システム上で Domino Server と TCP/IP を設定するためにネットワークソフトウェアを追加する必要はありませ
ん。DNS またはローカルホストファイルを使用している場合は、IP アドレスとホスト名を指定して Domino Server
に ping を実行します。次に Domino Server をインストールして、サーバーセットアッププログラムを実行します。
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02 お読みください
TCP/IP: Windows NT、Windows 2000、または Windows 2003 上の Notes と Domino
Notes ワークステーションと Domino Server は、Windows NT、Windows 2000、および Windows 2003 によって提
供される組み込みの TCP/IP ネットワークソフトウェアを使用します。Windows NT、2000、または 2003 にネット
ワークインターフェースカード (たとえば、Ethernet または Token Ring) とデバイスドライバソフトウェアがインス
トールされており、TCP/IP プロトコルが有効になっていれば、TCP/IP や Windows の追加設定を行わなくても、
TCP/IP 上で Notes ワークステーションまたは Domino Server を実行できます。
ネットワークダイヤルアップを使用した Notes ワークステーションと Domino Server には、Microsoft DUN/RAS に
よる TCP/IP の使用がサポートされています。
Windows NT、Windows 2000、または Windows 2003 上で Lotus Notes/Domino を設定する
1. TCP/IP ソフトウェアをインストールします。
2. Domino Server を設定している場合は、DNS ホスト名を指定してサーバーに ping を実行します。これによって
Domino Server の共通名を解決できるかどうかが決まります。失敗した場合、TCP/IP ソフトウェアは正しく設定さ
れません。
メモ: Domino Server の共通名が Windows システムの名前と異なる場合は、サーバー名を解決するために、
Notes/Domino または DNS で追加作業が必要になることがあります。
3. Notes ワークステーションまたは Domino Server のソフトウェアをインストールします。
4. Notes または Domino のセットアッププログラムを実行します。Notes セットアッププログラムを実行している場
合は、[ネットワークの種類] フィールドで [TCP/IP] を選択します。
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02 お読みください
TCP/IP: Windows 95 と Windows 98、または Windows XP と Windows 2000 上の Notes
Notes ワークステーションは、Windows 95 と Windows 98、 および Windows XP と Windows 2000 によって提供さ
れる組み込みの TCP/IP ネットワークソフトウェアを使用します。Windows 上でネットワークインターフェースカー
ド (たとえば、Ethernet または Token Ring) とデバイスドライバソフトウェアがインストールされており、TCP/IP プ
ロトコルが有効になっていれば、TCP/IP や Windows の追加設定を行わなくても、TCP/IP 上で Notes ワークス
テーションを実行できます。
ネットワークダイヤルアップを使用した Notes ワークステーションでは、Microsoft DUN/RAS による TCP/IP の使
用がサポートされています。
Windows 95、Windows 98、または Windows XP 上で Notes ワークステーションと TCP/IP を設定する
1. TCP/IP ソフトウェアをインストールします。
2. Notes ワークステーションソフトウェアをインストールします。
3. Notes セットアッププログラムを実行します。[ネットワークの種類] フィールドで [TCP/IP] を選択します。
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02 お読みください
IMAP Namespace/Public フォルダの Netscape 7 における問題
最新の IMAP 機能である Namespace/Public フォルダの導入に伴い、Netscape 7 IMAP クライアントとの運用に
おいて明らかとなった問題が未解決のままです。この問題は、クライアントによる Notes の命名規則と区切り記
号の処理に関係するものです。Notes の命名規則では、区切り記号 (/) で区切られたユーザー名とドメインが採
用されています。
サーバー設定文書における現在の実装では、システム管理者がこの文字を他の文字 (「|」 など) に変更すること
が許可されていますが、Namespace/Other Users の場合、Netscape 7 クライアントがこの文字を Namespace
ユーザーに移し替えるときに、冒頭の問題が発生するようです。Public フォルダでは Notes の区切り記号が採用
されています。つまり、全体のフォルダ階層が 1 つのコンポーネント内にリストされるわけです。
正:
Other Users
Sam Adams|US
Inbox
誤:
Other Users\Sam Adam|US|Inbox
このフォルダにアクセスしようとすると、フォルダが存在しないことを示す「SELECT」エラーが表示されます。しか
し、これらのフォルダに関するこれ以降の設定は正しく実行されるようです。この問題については Netscape に通
知済みです。
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02 お読みください
プレーンテキストファイルの全文索引を行うためのキャラクタセットの設定
Domino Server では、Verity 社の KeyView フィルタを使用してバイナリ形式の添付ファイルの内容を取得しま
す。KeyView フィルタが各バイナリ形式の添付ファイルのキャラクタセット情報を処理するので、Domino ではロー
カル設定に関係なくバイナリ形式の添付ファイルを全文索引できます。ただし、これはプレーンテキストには当て
はまりません。プレーンテキストファイルはキャラクタセット情報を持っていないからです。Domino Server では、
サーバーの現在のロケールと同じキャラクタセットで書かれているという前提で、プレーンテキストファイルを処理
します。
Domino Server の現在のロケールを確認するには、コンソールで「show locale」と入力します。次のような応答が
返ってきます。
Region:
en-US [English(United States)]
Collation: en [Latin1]
CSID:
52(Hex)
メモ: Domino ではCSID 値を使用して、テキスト形式の添付ファイルのキャラクタセットを判断します。
全文検索を行うテキストファイルのキャラクタセットがサーバーと異なっている場合、このファイルに対する全文検
索は機能しません。この問題を回避するには、notes.ini ファイルで明示的に
FT_KVCS_UNKNOWN_CSID=CharacterSetVal と設定します。これにより、Domino Server がプレーンテキストファ
イルを処理するために使用するキャラクタセットの値が上書きされます。たとえば、'C' ロケールで動く Domino
Server 上で Shift_JIS (日本語キャラクタセット) で書かれたプレーンテキストファイルを全文検索する場合は、
Domino Server の notes.ini ファイルで FT_KVCS_UNKNOWN_CSID=12 と設定します。
次の表は、いくつかの Windows コードページに対する CSID 値を示したものです。
Windows コードページ ID
874
932
936
937
949
1250
1251
1252
1253
1254
1255
1256
1257
言語
タイ語
日本語
中国語 (中華人民共和国、シンガ
ポール)
中国語 (台湾)
韓国語
東ヨーロッパ言語
キリル文字
西ヨーロッパ言語
ギリシャ語
トルコ語
ヘブライ語
アラビア語
バルト言語
CSID
90
12
1B
1A
18
50
51
52
53
54
55
56
57
変数 CharacterSetVal に対して使用できるその他の CSID 値については、「お読みください - インストール」の
「'C' 以外のロケールに対する Linux 上の Domino の設定」を参照してください。
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02 お読みください
サーバーのヘルスモニターと Windows の地域設定
現在、サーバーのヘルスモニターを使用して、Administrator クライアントと Windows の地域設定が異なる W32
Domino Server をモニターすると問題が発生します。たとえば、スペイン語に地域設定された Domino Server を、
英語に地域設定された Administrator クライアントでモニターする場合などです。
これは、Domino Server で数字の分離記号が正しく変換されないためで、これによって不正な警告が表示されま
す。
回避策
Administrator クライアントの地域設定は、モニターする Domino Server と同じものを使用します。
この問題については Domino 6 の今後のリリースで対応される予定です。
Associated SPRs :
RBEE5D8L5R
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02 お読みください
Java ベースの Domino コンソールでの国別の問題
Java ベースの Domino コンソールによる国別の問題には、次のようなものがあります。
z
Linux 上では、コントローラによって起動された Domino コンソールでヘブライ語の文字を使用すると問題が
発生します。ヘブライ語の文字を書き込むと、コンソールがフリーズしてしまいます。この問題に対しては、コ
ンソールをコントローラで起動せずに、コンソールを個別に起動してからコントローラに割り当てるようにしま
す。つまり、コントローラを「server -jc -c」、コンソールを「jconsole」として起動してコントローラに割り当てま
す。または、コントローラを「server -jc」として起動して、Domino パスワードの入力後すぐにコンソールだけを
終了し、それからコンソールを個別に起動して割り当てます。
z
Domino コンソールでインド圏の言語の文字を入力する方法は次のとおりです。AIX、Linux または Windows
NT/2000 マシンで、ウィンドウまたはダイアログの左上にあるアイコンをクリックします。[入力方式の切り替
え] メニューオプションを選択するとメニューがポップアップ表示されるので、そこから [システム入力方式] を
選択できます。
z
Linux では、Linux IME で中国語文字の選択範囲を拡大すると、表示されているサーバーコマンドが再利用
されます。これは、Linux IME の問題によるものです。
z
Linux では、Domino コンソールの [Domino コマンド] フィールドに韓国語の文字を入力しても表示されませ
ん。
z
Domino コンソールでは、現在タイ語の文字をサポートしていません。
Domino コンソールでは、稼動中のオペレーティングシステムの言語と異なる言語によるテキストの入力をサ
ポートしていません。
z
z
Domino コンソールでは、テキストフィールドのあるダイアログボックスが呼び出されたとき、[ALT] + [~] キー
を使用して日本語 IME の入力モードを切り替えられません。[Tab] キーで他のフィールドに移ってからもう一
度そのフィールドに戻ると、切り替えられるようになります。
z
Domino コンソールは現在 GB18030 をサポートしていません。
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サーバー上の UCA コレーションの指定
Notes Client では、システム管理者が UCA コレーションを使用するように指定できます。ただし、サーバー上で
UCA コレーションを使用している場合は指定できません。この場合、システム管理者は次のコマンドを Notes.INI
ファイルに手動で入力する必要があります。
"CollationType=@UCA"
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UCA - 複数の読み方のある文字のソート
韓国語のコードポイント D1DC (U+F90F) や D4FE (U+7F85) のように、複数の読み方のある統合漢字 (Unified
Han) は、それぞれ隣り合わせになってソートされます。これは、通常の韓国語の照合標準 (読み方を基準にした
照合) とは異なります。
この規則は、日本語や中国語など、その他の言語にも適用されます。
Associated SPRs :
JHMN4RKCTC
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コレーション規則を ccSTR から UCA に変更する
コレーション規則を ccSTR から UCA に変更すると、ビュー索引が常に自動的に再構築されます。日中のパ
フォーマンス問題を回避するには、コレーションの変更は深夜にスケジュール設定します。
Associated SPRs :
BKYP5B2K4T
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キャラクタセット ISO-8859-8 は使用されない
Domino HTTP サーバー上では、ヘブライ語のキャラクタセットとして「ISO-8859-8」を選択できますが、このキャラ
クタセットによるヘブライ語のページはすべて、ISO-8859-8-i に変更されて発行されます。
Associated SPRs :
HKIA5DQ2EZ
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02 お読みください
キャラクタセット名「Windows-874」の「TIS-620」への変更
Domino/Notes には以前「Windows-874」という名前のタイ語の MIME が存在していましたが、この MIME は
「TIS-620」という名前に変更されました。この名前はタイ政府の使用している公式名です。Domino/Notes のイン
バウンドメッセージではまだ「Windows-874」を受け付けますが、アウトバウンドメッセージでは「TIS-620」を使用し
てください。Domino HTTP サーバーでも、HTML ページの発行には「TIS-620」を使用します。
Associated SPRs :
HKIA54Z387; CLUG5CAB3P; HKIA4ZLJDJ; STOM55RC9H
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設定時にユーザーは DBCS パスワードを読み取り可能
ユーザーは、Domino 6 の設定時に作成された DBCS (Double Byte Character Set) パスワードを読み取ることが
できます。
Associated SPRs :
HSKM52BBX8
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HTML から CD への変換時にエンコードされたフィールド名はデコードされない
データのやり取り ([HTML へ変換]、[Notes 形式への変換]) の実行後、非 ASCII フィールド名は HTML ソースエ
ディタから戻されません。CD から HTML 形式への変換時には、非 ASCII フィールド名はエンコードされたフィー
ルド名に変換されますが、HTML から CD 形式への変換時には、エンコードされたフィールドはデコードされず、
元のフィールド名には戻りません。
Associated SPRs :
EJGG59C4UC
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サーバーセットアップ時にヒンディー語テキストを入力
サーバーセットアップウィザードが最初に表示された時点で、[フォント] ボタンをクリックして適切なフォントスタイ
ルを選択します。セットアップウィザードの指示に従って進み、「ヒンディー語」テキストを入力できるペインを表示
します。テキストフィールド内をクリックします。ウィザードのタイトルバーを右クリックするとフローティングメニュー
が表示されるので、[入力方法] メニュー項目を選択します。該当する必要な入力方法を選択します。
キーボードインジケータが「EN」になっていることを確認します。キーボードインジケータは画面の右下隅に表示さ
れており、キーボードのコントロールパネルで有効にできます。
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02 お読みください
Linux - ru や ru_RU の場合 ru_RU.ISO-8859-5 にデフォルト設定される
ロシア語のコードページマッピング: Linux でロケールが ru や ru_RU に設定されている場合、Domino はデフォル
トで iso8859-5 に設定されます。これは、koi8r を使用するユーザーにとっては不便です。
koi8r コードページを使用する場合は、ロケールが ru _RU.koi8r に設定されていること (ru や ru_RU ではないこと)
を確認します。
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Linux - Linux 上のトルコ語のロケール設定
トルコ語: Linux 上でロケールがトルコ語 (Turkish) に設定されていると、サーバーを起動できません。このロケー
ルに対して Domino と Linux が 2 つの異なるマッピングを使用しているためです。
回避策
デフォルトのロケールとしてトルコ語 (Turkish) を使用するためには、端末のデフォルトロケールが次のいずれか
に設定されていなければなりません。
tr (ISO-8859-9 にマップ)
tr_TR (ISO-8859-9 にマップ)
tr_TR.utf8 (Unicode にマップ)
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02 お読みください
各国語版の製品範囲
各国語版 Notes/Domino 6.0.x/6.x の製品範囲
Windows プラットフォーム Windows クライアント Windows
Server/Language Pack
- Designer クライア - Administrator クライアン
ント
ト
- Notes Client
Notes 6.0.x/6.x
Notes 6.0.x/6.x
Notes 6.0.x/6.x
フランス語
ドイツ語
イタリア語
スペイン語
ブラジル系ポルトガル語
オランダ語
デンマーク語
スウェーデン語
ノルウェー語
フィンランド語
チェコ語
ポーランド語
ハンガリー語
ロシア語
トルコ語
ギリシャ語
アラビア語
ヘブライ語
イベリア系ポルトガル語
日本語
繁体字中国語
簡体字中国語
韓国語
タイ語
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y (6.0.1 から)
Y (6.0.1 から)
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
Y
Y
Y
Y
N
非 Windows プラットフォーム
Mac クライアント
- Notes Client
Server/Language Pack
Notes 6.0
フランス語
ドイツ語
イタリア語
スペイン語
ブラジル系ポルトガル語
オランダ語
デンマーク語
スウェーデン語
ノルウェー語
フィンランド語
チェコ語
ポーランド語
ハンガリー語
ロシア語
Y
Y
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y (TSK も使用可)
Y
Y
Y
Y
Domino 6.0
iSeries
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
N
N
N
N
AIX/Solaris/Linux
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
N
N
N
N
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
トルコ語
ギリシャ語
アラビア語
ヘブライ語
イベリア系ポルトガル語
日本語
繁体字中国語
簡体字中国語
韓国語
タイ語
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N
N
N
N
N
Y
N
N
N
N
N
N
N
N
N
Y
Y
Y
Y
Y
N
N
N
N
N
Y (LSK も使用可)
Y
Y
Y
Y
Language Pack は次の 6 枚の CD を一組として出荷されます。
一般的には次のようになります。
CD1: フランス語、ドイツ語、イタリア語、ブラジル系ポルトガル語、スペイン語 (Language Pack BFIGS)
CD2: デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、ノルウェー語、スウェーデン語 (Language Pack Nordics)
CD3: アラビア語、チェコ語、ギリシャ語、ヘブライ語、ハンガリー語、ポーランド語、ポルトガル語 (イベリア語)、ロ
シア語、トルコ語 (Language Pack Eastern Europe)
CD4: 簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語
CD5: 日本語
CD6: タイ語
Language Pack の機能について詳しくは、製品 CD に収録されている readme.txt を参照してください。
Windows および iSeries のヨーロッパ向けサーバーとアジア向けサーバーリリースでは、 Notes R5.x でリリースさ
れた TSK (Translated Server Kits) と LSK (Localised Server Kits) が Language Pack に置き換わっています。日
本語向けについては、Windows では TSK、AIX/Solaris/Linux では LSK がそれぞれ使用できます。
Language Pack では Domino Server 上で必要な翻訳済みファイル (テンプレートとリソースファイル) が提供され
ており、これによって翻訳済みの Notes Client または iNotes クライアントをサポートし、OS ロケールに基づいて
必要な Domino Server の設定ができます。
Administrator クライアント (6.0 の ヨーロッパ言語向けの英語およびタイ語でのみ使用可能) は、Notes Client お
よび Designer クライアントと同じコンピュータにインストールしないようにしてください。
Administrator クライアントを同じマシンにインストールする場合は、異なるディレクトリであっても、 以前にインス
トールされた Notes (たとえば Designer Client) は自動的にアンインストールされます。
6.0.1 より、Administrator クライアントはドイツ語とフランス語で利用できるようになりました。
6.0.x/6.x 向けの翻訳済みテンプレート
Notes/Domino 6.0.x/6.x 向けに、約 14 のテンプレートがヨーロッパ言語とアジア言語に翻訳されています。次の
表を参照してください。
テンプレート名
1. Domino ディレクトリ
2. メール (6) (拡張)
3. ディスカッション (6)
4. チームルーム (6)
5. 個人アドレス帳
6. ブックマーク (6)
7. メール (6)
8. 文書ライブラリ (6)
9. 個人ジャーナル (6)
10. 会議室予約 (6)
11. 購読 (6)
12. ディレクトリカタログ
13. DOLS リソーステンプレート
14. iNotes Web メール
テンプレートファイル名
pubnames.ntf
mail6ex.ntf
discsw6.ntf
teamrm6.ntf
pernames.ntf
bookmark.ntf
mail6.ntf
doclbw6.ntf
journal6.ntf
resrc6.ntf
headline.ntf
dircat5.ntf
dolres.ntf
inotes.ntf
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Unicode スタンダードソート: 文字列比較の結果に相違
[Unicode スタンダードソート] オプションのチェックマークをオンにした場合、Domino 6 の LotusScript による文字
列比較 (たとえば @sort のような文字列式) の結果が R5 と異なることがあります。R5 と Domino 6 とで同じ結果
を得るためには、[Unicode スタンダードソート] オプションのチェックマークをオフにしてください。
Associated SPRs :
MOHA5DGVP3
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異なる地域のデータが [統計] ペイン内で変換されない
この問題が発生するのは、次の例のような場合です。
スペイン語に地域設定された Win32 サーバーが、英語に地域設定された Administrator クライアントによってモ
ニターされている場合。このとき [統計] タブ内の値が正しく変換されません。カンマとピリオドを取り違えてしまう
からです。ただし、グラフ、[サーバーモニター] タブ、ローカル Statrep へのデータ収集など、Administrator クラ
イアントにおけるその他のデータは正しく変換されます。
Associated SPRs :
LBRD5E5M9J
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各国語版 Notes の UI 言語を英語に切り替える
各国語版 Notes 6.0 (英語版以外) には、ローカライズされたインターフェースのほかに英語のユーザーインター
フェースも用意されています。ユーザーは、Notes.INI から「UserInterface=」エントリを削除するだけで、ユーザー
インターフェース言語を英語に切り替えることができます。
この処理では、ダイアログボックス、メニュー、メッセージ、およびインフォボックスのユーザーインターフェース言
語が影響を受けますが、テンプレートのユーザーインターフェース言語はローカライズされた言語のままです。こ
の機能は、英語のみを話すサポート担当者に問い合わせる際に役立ちます。
英語への切替えを行っても、電子メール移行ツールのユーザーインターフェース言語はローカライズされた言語
のままであることにご注意ください。
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日本語環境で ADSync を使うときの制限事項
Domino Directory を Active Directory と同期するとき、ADSync は Active Directory 内の名前を Domino
Directory の基本名フィールドにそのまま入れます。しかし、日本語版の Notes/Domino では基本名にダブルバ
イト文字は使えません。
ユーザーを日本語文字を使って Active Directory に登録してあるときや、Microsoft 管理コンソール (MMC) を
使ってユーザーを登録する予定があるときは、登録や同期を行う前にその名前をシングルバイト文字の名前に
変更してください。
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インターネットアクセスと Outlook Express 移行ツール
Outlook Express 移行ツールでは、サーバーへの接続に短縮名を使用します。このツールを使用するには、[セ
キュリティ] タブを開き、[サーバー文書] でインターネットアクセスが正しく設定されていることを確認します。
[インターネットアクセス] セクションで、[インターネット認証: 弱いセキュリティと複数の名前のバリエーション] を
選択します。
これにより Outlook Express のユーザーは移行ツールを使って Notes Mail Server に接続できるようになります。
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メールによる [ユーザーセキュリティ] パネルを通してのユーザー名の変更
[ユーザーセキュリティ] パネルを通してのユーザー名の変更をメールで要求する場合、ユーザーは管理者が要
求を処理する際に adminp を使用することを確認しなければなりません。ユーザーがローミングユーザーの場
合、管理者が adminp を使用していないと、ユーザー名の変更が受け入れられた後にローミングユーザーのファ
イルの複製がサーバーに戻されません。したがって、ローカルで行ったすべての変更は、ユーザーがローミング
する他のコンピュータに送信 (プッシュ)、受信 (プル) されません。
管理者が adminp プロセスを使わない場合は、この状況を避けるために、メールファイルとローミングユーザーの
ファイルの ACL を更新しなければなりません。
Associated SPRs :
PHEY5CRMYE
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02 お読みください
マルチユーザーマシン上のユーザーはローカルでデータベースを暗号化したほうがよい
セキュリティ向上のために、マルチユーザーマシン上のユーザーはローカルでデータベースを暗号化するように
お勧めします。
Associated SPRs :
PLOI4TAHSH
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Domino ドメインにおける拡張アクセスの有効化と使用
Domino 6 の以前のベータリリースで拡張アクセスが有効化および設定されていた場合、拡張アクセスをいったん
無効化して、もう一度有効化して設定し直すことをお勧めします。
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LDAP での追加には「objectclass=dominoPerson」を使用してください
LDAP を介して新しいユーザーを Domino ディレクトリに追加する場合は、「objectclass=dominoPerson」を使用す
る必要があります。これは、Notes Client の [ユーザー] ビューで追加されたユーザーを表示するためです。
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ビューアイコンのポップアップヘルプ表示
Notes でビューアイコン上をマウスが行き来するときにポップアップヘルプを表示させるには、[ファイル] - [プリ
ファレンス] - [ユーザー] を選択して、[追加のオプション] で [ビューでアイコンポップアップヘルプを有効にする]
を選択します。
Associated SPRs :
CICE5CXNTL
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02 お読みください
DocLib テンプレートで回覧者としてグループの使用をサポート
DocLib (文書ライブラリ) テンプレートでは、回覧者としてグループを使用できるようになりました。ただし、次の点
に注意が必要です。
1 - グループがローカルのアドレス帳から選択されているのにユーザーのロケーション文書はサーバーベースの
アドレス帳を指している場合、グループ名はローカルのアドレス帳ではなくサーバーベースのアドレス帳から派生
します。これは、サーバーのアドレス帳とローカルのアドレス帳に同じグループ名が発生し、しかも 2 つのグルー
プのメンバーが異なっている場合だけに生じる問題です。
2 - グループが回覧者 (または回覧者の 1 人) として入力されると、テンプレートではグループが展開され個々の
名前が表示されます。ただし、これらの名前は編集できません。名前のどれか 1 つを削除するには、回覧者リス
ト全体をコピーして、新しい文書を作成し、コピーした名前 (グループではない) を新しく作成した文書に貼り付け
る必要があります。
Associated SPRs :
JSTH5BVQ86; JSTH5BVR6T
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文書ライブラリ (doclibsw6) の既知の問題
Domino 6 では文書ライブラリの [回覧者] フィールドにグループのサポートが組み込まれており、別名についても
サポートされています。
グループの制限
[回覧者] フィールドで指定されるグループは、ユーザーのローカルの names.nsf かデータベースの位置するサー
バーの names.nsf ファイル上のアドレス帳 (names.nsf) で定義する必要があります。たとえば、ユーザーのメール
ファイルがサーバー A に存在し、データベースはサーバー B に存在する場合、[回覧者] フィールドで使用される
任意のグループは、ローカルの names.nsf かサーバー B 上の names.nsf ファイルで定義する必要があります。
回覧者の名前検索では、ユーザーがサーバー A の names.nsf にあるグループを選択することが許可されてお
り、そのグループにメールが送信されますが、グループのメンバーは文書を回覧できません。
回避策
[回覧者] フィールドでグループを使用する前に、グループ文書をサーバーからローカルの names.nsf にコピーし
ます。
別名
ユーザーのロケーション文書で別名がオンになっており、ユーザーの言語プリファレンスが [回覧者] フィールドで
指定された別名と一致する場合、文書が送信されて回覧されると、Notes には別名が表示されます。名前の入力
方法 (アドレスダイアログからの選択、ユーザー名のタイプ入力、別名のタイプ入力) によっては、文書が送信さ
れて回覧される前に別名が表示されることもあります。ただし、文書を送信して回覧する前にユーザーが文書を
更新 ([F9] キーを押す) した場合は、文書が送信され回覧されるまでユーザー名が表示されます。メッセージウィ
ンドウ (特に、メールメッセージが送信されたことを示すもの) での別名の表示は、サポートされていません。
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Instant Messaging はステータスバーには表示されない
ロケーション文書で Instant Messaging サーバーが指定されていないときは、ステータスバーのプリファレンス設
定にかかわらず、Instant Messaging の項目はステータスバーには表示されません。
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ビュー索引を破棄するときの [しない] オプションの変更
Notes/Domino 6 より前のリリースで、[ビュープロパティの索引] タブ上でビューの索引を破棄する場合のオプ
ションは次のとおりでした。
しない
使用後に削除
未使用期間により削除 (未使用期間はユーザー定義で、1 から 245日)
Notes/Domino 6 では、[しない] が [45 日間使用されないとき] に置き換わりました。これは機能が実際に変更さ
れた訳ではありません。以前も [しない] が選択されると、Notes では 45 日間使用されていないビュー索引が破
棄されていたからです。新しく採用された UI 用語によって、実際に行われる処理がより正確に表現されるように
なりました。
Associated SPRs :
PMIA589PYE
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背景イメージの設定されたビューやフォルダは再保存する必要があります
このリリース情報は、以前のベータバージョンの Notes/Domino 6 からアップグレードするユーザーに適用されま
す。R5 以前のリリースから直接 Notes/Domino 6 にアップグレードするユーザーには適用されません。
背景イメージの設定されたビューやフォルダは、再保存する必要があります。これは、ビューやフォルダの設計要
素の ODS (on-disk structure) に対する変更によるものです。場合によってはイメージを再選択する必要もありま
す。
Associated SPRs :
JPKR56WPZX
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Win32 環境では CGI スクリプトが完全修飾されていなければならない
Win32 環境では CGI スクリプトが完全修飾されていなければなりません。たとえば、「foo.exe」または「foo.pl」とい
う名前のプログラムが存在する場合、URL にはスクリプトの完全修飾名 (「foo.exe」または「foo.pl」) が含まれてい
なければなりません。CGI スクリプトが「foo」のみで指定されていると、HTTP サーバーからエラーが返されます。
Win32 環境では、CGI プロセッサは、接尾辞の付いていない同種のファイルに対するディレクトリ検索を実行しな
くなりました。
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Web サーバー : URL での特別な文字の処理
ここでは、URL での特別な文字の扱いに関するいくつかのポイントを記述しています。
z
スペースや「+」が混在するユーザー名には、スペースを表す %20 を使う必要があります。
例えば、文書キーが「Smith + Jones」なら、
http://www.mercury.com/leads.nsf/ByCompany/Smith%20%2B%20Jones?OpenDocument
と
http://www.mercury.com/leads.nsf/ByCompany/Smith%20+%20Jones?OpenDocument
は指定できますが、
http://www.mercury.com/leads.nsf/ByCompany/Smith+++Jones?OpenDocument
はできません。
z
URL パスコンポーネントのスラッシュとバックスラッシュは区別されません。エスケープされていても区別され
ません (これは、URL処理の第一段階で、すべてのエスケープされた文字をアンエスケープして、「\」を「/」に
変更しているからです)。 結果として、ユーザー名はあいまいであるか、アドレスの検索が不可能となります。
例えば、2 つのビューで、Designer では「a/b\c/d」と「a\b/c\d」は異なりますが、URL では区別されません。
z
スラッシュとバックスラッシュの両方、またはどちらかを含む文書キーは、以下の制限のもとでアクセス可能
です。
z
URL に「?OpenDocument」コマンド引き数を追加しなければならない
たとえば、文書キーが「Smith/Jones」なら、以下の URL で文書が見つかります。
http://www.mercury.com/leads.nsf/ByCompany/Smith/Jones?OpenDocument
しかし、以下の例では「エラー 404 - エントリが索引に見つかりません。」というエラーが返されます。
http://www.mercury.com/leads.nsf/ByCompany/Smith/Jones
z
z
z
z
データベースに保存される文書タイトルは、すべて「/」か「\」を使っていなければならない
混在させると、文書は見つかりません。
文書タイトルのスラッシュとともに、ビュー名でスラッシュ(バックスラッシュ含む)を使うと、解釈があいま
いになって存在しない文書が返そうとします。「b/c」というタイトルの文書を持つ「a」という名前のビュー
があり、「c」というは前の文書をもつ「a\b」というビューがあるとき、URL「/database.
nsf/a/b/c?OpenDocument」はビュー「a/b」を返します。
「/」または「\」で開始または終了する文書タイトルは見つかりません。
パーセント文字(%)は、エスケープ形式でも URL では使えません。エスケープ文字をエスケープすることで意
図を隠そうとする攻撃を防ぐためです。
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Web サーバー: Web サイトクローラーの URL 形式がデフォルトで無効化
[インターネットプロトコル] -> [Domino Web Engine] タブで [このサイトの Web 検索サイトへのアクセスを許可] の
設定が [無効] になっている場合、Domino Web Server では、標準の検索文字列の区切り文字 (つまり「?」) を「!」
という文字に置き換えるクライアント要求は、受け付けられなくなります (たとえば
http://www.site.com/db.nsf/form!OpenForm) 。
回避策
サーバーでこれらの要求を処理できるようにするには、次のいずれかを実行します。
1. [このサイトの Web 検索サイトへのアクセスを許可] の設定を [無効] のままにして、サーバーの NOTES.INI
で DominoXUrlProcess=1 と設定し、強制的にサーバーが「!」で区切られた URL を受け入れるようにします。
2. [このサイトの Web 検索サイトへのアクセスを許可] を [有効] に切り替えます。これによって Web サーバーで
は「!」による URL 構文を使ったダイナミック URL が生成され、対応する要求が処理されます。
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Web サーバー: エラー 401 が、もはやサーバーコンソールにログ記録されない
Domino 6 より前の Domino のリリースでは、Web サーバーはエラー 401 のログをサーバーコンソールに記録し
ていました。エラー 401 は 2 つの異なる理由によって生成されます。1 つ目は、ユーザーが認証を受けていない
特定のリソースにアクセスしようとした場合で、もう 1 つは、ユーザーが認証に失敗した場合です。これらのエ
ラーは、Web サーバーのログでは以前と変わらず検出されます。
システム管理者がエラー 401 のログ記録をサーバーコンソールで再度有効化したいと考える場合は、次の
notes.ini 変数によってこれを有効化できます。
HTTPLogUnauthorized=1
Associated SPRs :
JMIM497PT4
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Web サーバー: セクションを生成する Dynamic HTML への機能追加
省略可能なセクションを Microsoft Internet Explorer でレンダリングするために使用される Dynamic HTML
(DHTML) が機能強化され、DHTML をサポートする他のブラウザでも使用できるようになりました。この機能強化
により、セクションの境界を定めるのに <SPAN> タグではなく <DIV> タグを使用し、さらに、IE 固有の拡張ではな
く、標準の JavaScript を使用してセクションを操作します。
この機能強化の使用は「ドミノデータディレクトリ\browser.cnf」ファイルで設定します。デフォルトでは、機能強化
はオフになっていて、オリジナルの DHTML が生成されます。機能強化をオンにするには、browser.cnf ファイル
を編集します。
browser.cnf ファイルからオプションについての説明を抜粋したものを以下に示します。
## DHTMLSections - String indicating whether / how sections should render using client -side
DHTML
##
## Possible Values (case sensitive):
##
None - client-side DHTML is not used
##
Legacy - client-side DHTML generated as originally implemented on notes 6.0. This was
an
##
IE specific implementation.
##
Standard - client-side DHTML using standards-based DHTML -- will work with IE 6 and
##
Mozilla/5 based browsers.
##
## The property as shipped is configured to provide the same behavior as originally
## implemented in notes 6.0.
Replace the rule with the ones commented out
## to extend the use of DHTML sections to other browsers and to avoid some IE 6
## problems with the legacy implementation .
## Note that some paragraph spacing in the Standard option may be different from the
## other options and from the Notes client .
Property DHTMLSections String None
Rule
Legacy
MSIE [4-9]
# IE 4.x or higher
# Rule
Legacy
MSIE [4-5]
# Rule
Standard MSIE [6-9]
Rule
Standard Mozilla/5
# Rule
Standard Opera/7
Associated SPRs :
MVIS5P3PDV
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デフォルトの時刻形式の変更
Solaris、Linux、iSeries、zSeries プラットフォーム用の Domino 6 以前のリリースでは、Domino Server の時刻形
式のデフォルト設定に 12 時間形式が使用されていました。Domino 6 では、デフォルトの時刻形式はオペレー
ティングシステムの日付/時刻形式の設定を引き継ぐようになりました。
Domino 6 Server はカテゴリ「LC_TIME」のロケールキーワード「d_t_fmt」を調べ、デフォルトの時刻形式を決定し
ます。この結果、アップグレードした後、Domino Server で使用される時刻形式が 12 時間形式から変更されたよ
うに見えることがあります。
対策
引き続き時刻形式を 12 時間形式に設定するには、次のいずれかの方法で行います。
z
12 時間形式を使用するロケールに変更して、Domino 6 サーバーを起動します。たとえば、Linux と Solaris
プラットフォームのロケール「en_US」は 12 時間形式を使用します。
z
Notes.INI の設定で 「ClockType=12_HOUR」を指定し、システムのデフォルトに設定されている時刻形式を無
効にします。
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トランザクションロギングに関する情報
一部のサーバーでは、大量の非要約データのログが原因で、メモリーの断片化が発生することがあります。
Domino 6.0.2 以降では、トランザクションロギングのコード修正により大きめのログレコードは小さい断片に分割
されるので、使用メモリーが少なくなります。
メモ: 6.0 以降の Domino リリースにしかフォールバックできず、トランザクションログを読み取る他のサーバー (た
とえば、バックアップサーバー) も、6.0 より後のリリースでなければなりません。
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追加された 27 個の WebSphere 4.05 および 5.01 プラグイン
Domino 6.0.2 以降、WebSphere 4.05 および 5.01 のプラグインがリポジトリとして Domino Server のインストール
に含まれるようになりました。WAS 4.05 サーバーまたは WAS 5.01 サーバーのインストール時に、必要な
WebSphere HTTP プラグインを一緒にインストールしなかった場合には、以下のガイドラインに従ってプラグイン
をインストールして、有効にしてください。
WAS 4.0X
このファイルは、Websphere サーバーのリダイレクト先となる Domino Server またはグループを設定するために、
すべてのインストールにおいて必要です。
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\plug-in-cfg.xml
以下の各トランスポートの右側に示されたファイルは、Domino Server が正常にインストールされた場合の WAS
プラグインの場所です。UNIX インストールを設定するとき、例として以下の場所にプラグインおよび
plug-in-cfg.xml のファイルを保存することをおすすめします。6.0.2 Domino Server のインストールパッケージに含
まれる必要な WebSphere プラグインを、以下の WebSphere サーバーにコピーしてください。
usr\WebSphere\AppServer\bin\[下記リスト内の必要なプラグイン]
usr\WebSphere\AppServer\config\plug-in-cfg.xml
以下の各トランスポートの右側に示されたファイルは、Domino Server が正常にインストールされた場合の WAS
プラグインの場所です。w32 インストールを設定するとき、例として以下の場所にプラグインおよび
plug-in-cfg.xml のファイルを保存することをおすすめします。6.0.2 Domino Server のインストールパッケージに含
まれる必要な WebSphere プラグインを、以下の WebSphere サーバーにコピーしてください。
d:\WebSphere\AppServer\bin\[下記リスト内の必要なプラグイン]
d:\WebSphere\AppServer\config\plug-in-cfg.xml
Domino 6.0.2 には、以下のプラットフォームでの WAS 4.0x に対応する HTTP トランスポート構成が 9 つ含まれ
ます。
Domino 5 上サーバーでの Domino WebSphere プラグインは、Domino 6 または Domino R5 HTTP サーバーへの
リダイレクト用にのみ設定されます。
AIX
IBM HTTP Server
Apache 1.3.x プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\aix\mod_ibm_app_server_http.so
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\aix\mod_app_server_http.so
Apache 1.3.x w/ EAPI プラグイン\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\aix\mod_app_server_http_eapi.so
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\aix\libdomino5_http.a
Domino 5.x
w32
IBM HTTP Server
Apache 1.3.x プラグイン
Apache 1.3.x w/ EAPI プラグイン
Domino 5.x
IIS
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\w32\mod_ibm_app_server_http.dll
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\w32\mod_app_server_http.dll
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\w32\mod_app_server_http_eapi.dll
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\w32\domino5_http.dll
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\w32\iisWASplug-in_http.dll
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\w32\plug-in_common.dll
WAS 5.0X
このファイルは、Websphere サーバーのリダイレクト先となる Domino Server またはグループを設定するために、
すべてのインストールにおいて必要です。
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\plug-in-cfg.xml
以下の各トランスポートの右側に示されたファイルは、Domino Server が正常にインストールされた場合の WAS
プラグインの場所です。UNIX インストールを設定するとき、例として以下の場所にプラグインおよび
plug-in-cfg.xml のファイルを保存することをおすすめします。6.0.2 Domino Server のインストールパッケージに含
まれる必要な WebSphere プラグインを、以下の WebSphere サーバーにコピーしてください。
usr\WebSphere\AppServer\bin\[下記リスト内の必要なプラグイン]
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usr\WebSphere\AppServer\config\plug-in-cfg.xml
以下の各トランスポートの右側に示されたファイルは、Domino Server が正常にインストールされた場合の WAS
プラグインの場所です。w32 インストールを設定するとき、例として以下の場所にプラグインおよび
plug-in-cfg.xml のファイルを保存することをおすすめします。6.0.2 Domino Server のインストールパッケージに含
まれる必要な WebSphere プラグインを、以下の WebSphere サーバーにコピーしてください。
d:\WebSphere\AppServer\bin\[下記リスト内の必要なプラグイン]
d:\WebSphere\AppServer\config\plug-in-cfg.xml
Domino 6.0.2 には、以下のプラットフォームでの WAS 5.01 に対応する HTTP トランスポート構成が 20 個含まれ
ます。
Domino 5 サーバー上での Domino WebSphere プラグインは、Domino 6 または Domino R5 HTTP サーバーへの
リダイレクト用にのみ設定されます。
AIX
IBM HTTP Server
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\aix\mod_ibm_app_server_http.so
Apache 1.3.x プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\aix\mod_app_server_http.so
Apache 1.3.x w/ EAPI プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\aix\mod_app_server_http_eapi.so
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\aix\libns41_http.so
IPlanet 4.x プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\aix\libdomino5_http.a
Domino 5.x
w32
IBM HTTP Server
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\w32\mod_ibm_app_server_http.dll
Apache 1.3.x プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\w32\mod_app_server_http.dll
Apache 1.3.x w/ EAPI プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\w32\mod_app_server_http_eapi.dll
\\Lotus\Domino\Data\domino\plug-ins\was5\w32\libns41_http.dll
IPlanet 4.x プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\w32\domino5_http.dll
Domino 5.x
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\w32\iisWASplug-in_http.dll
IIS
Solaris
IBM HTTP Server
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\solaris\mod_ibm_app_server_http.so
Apache 1.3.x プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\solaris\mod_app_server_http.so
Apache 1.3.x w/ EAPI プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\solaris\mod_app_server_http_eapi.so
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\solaris\libns41_http.so
IPlanet 4.x プラグイン
Domino 5.x
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\solaris\libdomino5_http.so
Linux
IBM HTTP Server
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\linux\i686\mod_ibm_app_server_http.so
Apache 1.3.x プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\linux\i686\mod_app_server_http.so
Apache 1.3.x w/ EAPI プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\linux\mod_app_server_http_eapi.so
WAS 4.0x および 5.0x プラグインとともに使用する IIS サーバーのセットアップ
IIS プラグインのインストール
IIS フロントエンドサーバー上にプラグインをインストールするには、Websphere インストールプログラムを使用で
きます。[インストールする機能の選択] ダイアログから、プラグインを選択してください (厳密な UI はリリースに
よって異なります)。他の Websphere コンポーネントをインストールする必要はありません。あるいは別の方法とし
て、WAS プラグインのディレクトリツリーにアクセスできる場合には、以下の説明に従い、ディレクトリツリーを新し
いマシンにコピーして手動でプラグインをインストールすることもできます。
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1. プラグインのディレクトリツリーを、Websphere インストール済みマシンから、新しいマシン上の任意のター
ゲットディレクトリにコピーします (以下の例は、C:\WebSphere にツリーをコピーする場合を想定していま
す)。
C:\WebSphere\AppServer
|-- bin
|-- config
|-- etc
|-- logs
2. インターネットサービスマネージャを起動します。
3. WebSphere で使用する Web サイトインスタンス用の新しい仮想ディレクトリを作成します。デフォルトのイン
ストールで実行するには、「デフォルトの Web サイト」が見えるまで、左側のツリーを展開します。[Default
Web Site] を右クリックし、[新規作成] - [仮想ディレクトリ] を選択します。すると、仮想ディレクトリを追加する
ためのウィザードが開きます。プロパティフィールドに、特定のホストヘッダ名を追加します。
4. [仮想ディレクトリにアクセスするために使用するエイリアス] には、「seplug-ins」と入力します。
5. [Web サイト上で発行するコンテンツを含むディレクトリの物理的パス] には、フォルダを参照して WebSphere
の bin ディレクトリ (C:\WebSphere\AppServer\bin) を指定します。
6. [この仮想ディレクトリへのアクセス許可の設定] では、[実行アクセスを許可する] チェックボックスにマークを
付けます。
7. [終了] をクリックすると、"seplug-ins" というタイトルのデフォルト Web サイトに仮想ディレクトリが追加されま
す。
8. ISAPI フィルタを IIS 設定に追加します。左側のツリー内にあるホスト名を右クリックして、[プロパティ] を選択
します。
9. [インターネットインフォメーションサービス] タブの [マスタープロパティ] ドロップダウンボックスで [WWW サー
ビス] を選択し、[編集] をクリックします。
10. [WWW サービスマスターのプロパティ] ウィンドウで、[ISAPI フィルタ] タブをクリックします。
11. [追加] をクリックすると、[フィルタのプロパティ] ウィンドウが開きます。
12. [フィルタ名:] フィールドに「iisWASplug-in」と入力します。
13. [実行ファイル:] フィールドで、[参照] をクリックします。WebSphere の bin ディレクトリを開き、「iisWASplugin_http.dll」を選択します。
14. [OK] を何度かクリックして、開いているウィンドウをすべて閉じます。
15. WAS 4.05 プラグインを設定する場合は、Windows のレジストリファイルを開き、HKEY_LOCAL_MACHINE ->
SOFTWARE -> IBM -> WebSphere Application Server -> 4.0 というキーパスを作成します。「4.0」を選択し、
新しい文字列値「plug-in Config」を作成します。この変数の値として、plug-in-cfg.xml ファイルの場所
(C:\WebSphere\AppServer\config\plug-in-cfg.xml) を設定します。
16. WAS 5.01 プラグインを設定する場合は、Windows のレジストリファイルを開き、以下のキーパスを作成しま
す。
17. HKEY_LOCAL_MACHINE -> SOFTWARE -> IBM -> WebSphere Application Server -> 5.0 を作成した後、
「5.0」を選択して、新しい文字列値「BinPath」を作成します。この変数の値として、プラグインのコピー先
(C:\WebSphere\AppServer\bin) を設定します。
18. HKEY_LOCAL_MACHINE -> SOFTWARE -> IBM -> WebSphere Application Server -> 5.0 を作成した後、
「5.0」を選択して、新しい文字列値「InstallLocation」を作成します。この値として、WAS のルート
(C:\WebSphere\AppServer) を設定します。
19. HKEY_LOCAL_MACHINE -> SOFTWARE -> IBM -> WebSphere Application Server -> 5.0 を作成した後、
「5.0」を選択して、新しい文字列値「LibPath」を作成します。この変数の値として、
C:\WebSphere\AppServer\lib を設定します。
20. 'HKEY_LOCAL_MACHINE' -> 'SOFTWARE' -> 'IBM' -> 'WebSphere Application Server' -> '5.0'を作成した
後、「5.0」を選択して、新しい文字列値「MajorVersion」を作成します。この値として(5)を設定します。
21. HKEY_LOCAL_MACHINE -> SOFTWARE -> IBM -> WebSphere Application Server -> 5.0 を作成した後、
「5.0」を選択して、新しい文字列値「plug-in Config」を作成します。この変数の値として、 plug-in-cfg.xml ファ
イルの場所 (C:\WebSphere\AppServer\config\plug-in-cfg.xml) を設定します。
プラグインの設定
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プラグインの動作は、WebSphere の構成ファイルである WebSphere\AppServer\config\plug-in-cfg.xml によって
制御します。プラグインで要求をターゲットの Domino Server に中継できるようにするためには、ディレクティブを
plug-in-cfg.xml に追加して、サーバーへのトランスポートルートと、Domino に中継される要求を識別するための
URL ネーム空間のパターンルールを定義する必要があります。いずれのネーム空間ルールにも該当しない要求
を IIS がプラグインに送信した場合、プラグインはその要求が IIS そのものによって処理されるようにします。
plug-in-cfg.xml をメモ帳で開き、<Transport> 要素を変更して、該当する Domino Server をターゲットとして指定
します。
<!-- Server groups provide a mechanism of grouping servers together. -->
<ServerGroup Name="default_group">
<Server Name="default_server">
<!-- The transport defines the hostname and port value that the web server
plug-in will use to communicate with the application server. -->
<Transport Hostname="frisco.iris.com" Port="80" Protocol="http"/>
</Server>
</ServerGroup>
以下のディレクティブを <UriGroup> セクションの上部に追加します。これらのディレクティブは、Domino データ
ベースにアクセスするために必要です。
<UriGroup Name="default_host_URIs">
<Uri Name="/*.nsf*"/>
<Uri Name="*/icons/*"/>
<Uri Name="*/domjava/*">
さらに、コアチームのテスト担当者は、以下のディレクティプも追加する必要があります。
<Uri Name="*/qe/*">
<Uri Name="*/cgi-bin/*">
<Uri Name="*/servlet/*">
さらに、アプリケーションチームのテスト担当者は、アプリケーション固有の URL ネーム空間のディレクティプを追
加する必要があるかもしれません。たとえば、IWA のテスト担当者は以下のように入力する必要があります。
<Uri Name="*/inotes5/*">
メモ:WAS プラグインは、設定ファイルを 1 分に一度自動的に読み込み直して変更点を受け取ります。それほど
長く待てない場合は、Windows サービスのコントロールパネルから World Wide Web Publishing Service を停止
し、Internet Services Manager から Web サイトを再起動する必要があります。Web サイトだけを停止して再起動
しても、プラグインの dll が再ロードされないので、うまくいきません。
Domino Server のセットアップ
バックエンド Domino Server の NOTES.INI に、以下の行を追加します。
HTTPEnableConnectorHeaders=1
もしこれが notes.ini の最後の行であれば、新しい行を指定するために末尾に必ず <CR> を追加してください。
この後、以下のようにしてインストールをテストします。
1. Domino を起動して、HTTP タスクが実行されていることを確認します。
2. デフォルトの IIS Web サイトを起動します。
3. ブラウザから、URL「http://<domino server>/homepage.nsf」を入力します。この要求は Domino Server に直
接送られ、Domino HTTP タスクによって通常のホームページが表示されます。
4. 次に「http://<iis server>/homepage.nsf」と入力します。この要求は IIS サーバーに送られ、WAS プラグイン
は要求を傍受して、それを Domino Server に向けて中継します。その結果、ステップ 3 と同じページが表示
されます。
他の HTTP トランスポートのセットアップ
HTTP トランスポート iPlanet 4.X 構成の変更
定義された各サーバーごとに、obj.conf ファイルに以下の内容を追加する必要があります。WebSphere インス
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トールの際に iPlanet プラグインをインストールするよう選択した場合には、以下の変更は自動的に行われます。
z
z
z
Init fn="load-modules" funcs="as_init,as_handler,as_term" shlib="full/path/to/module"
Init fn="as_init" bootstrap.properties="full/path/to/plug-in/config/file"
Service fn="as_handler"
HTTP トランスポート Apache 1.3.X 構成の変更
HTTP トランスポートプラグインが Apache HTTP Server 1.3.X と正しく連動するためには、httpd.conf ファイルに
以下の内容を追加する必要があります。以下の変更は、WebSphere インストールの際に自動的に実行されるは
ずです。もし設定ファイル内で ClearModuleList よりも前に LoadModule が存在する場合、Optional ディレクティブ
とともに他の AddModule ディレクティブを指定する必要があります。
z
z
z
LoadModule app_server_http_module full/path/to/module
Optional AddModule mod_app_server_http.c
WebSphereplug-inConfig full/path/to/config
HTTP トランスポート Apache 1.3.X (eapi 付き) 構成の変更
HTTP トランスポートプラグインが Apache HTTP Server 1.3.X (eapi 付き) と正しく連動するためには、httpd.conf
ファイルに以下の内容を追加する必要があります。以下の変更は、WebSphere インストールの際に自動的に実
行されるはずです。もし設定ファイル内で ClearModuleList よりも前に LoadModule が存在する場合、Optional
ディレクティブとともに他の AddModule ディレクティブを指定する必要があります。
z
z
z
LoadModule app_server_http_module full/path/to/module
Optional AddModule mod_app_server_http.c
WebSphereplug-inConfig full/path/to/config
HTTP トランスポート IBM HTTP Server 1.3.X 構成の変更
HTTP トランスポートプラグインが IBM HTTP Server 1.3.X と正しく連動するためには、httpd.conf ファイルに以下
の内容を追加する必要があります。以下の変更は、WebSphere インストールの際に自動的に実行されるはずで
す。もし設定ファイル内で ClearModuleList よりも前に LoadModule が存在する場合、Optional ディレクティブとと
もに他の AddModule ディレクティブを指定する必要があります。
z
z
z
LoadModule ibm_app_server_http_module full/path/to/module
Optional AddModule mod_app_server_http.c
WebSphereplug-inConfig full/path/to/config
W32 サーバー上での HTTP トランスポート Domino 5.X 構成の変更
HTTP トランスポートプラグインが Domino 5.0 または 5.12 と正しく連動するためには、以下のステップを実行す
る必要があります。以下の変更は WebSphere インストールの際には実行されないため、常に手動で行う必要が
あります。
Domino Server を起動する
Web ブラウザから、/webadmin.nsf (たとえば http://frisco.iris.com/webadmin.nsf) にアクセスします。すると、
サーバーの names.nsf のパスワードを入力するよう要求されます (これは、個人文書の [インターネットパスワー
ド] フィールドで定義されたパスワードです)。管理者の短縮名、および管理者パスワードを入力する必要がありま
す。短縮名は、通常、名前のイニシャル (最初の文字) と姓の組み合わせです (たとえば Cliff Nicholson ->
cnichols)。
z
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ページ上部の [設定] タブをクリックします。
ページ左上の [サーバー] - [すべてのサーバー文書] をクリックします。
WebSphere で操作したいサーバーを開きます。
中央のウィンドウの左上にある [サーバーの編集] をクリックします。
ページ中央にある [インターネット] をクリックします。
ページ中央右の [DSAPI] セクションで、Domino プラグインのパスを追加します。プラグインが
WebSphere の bin ディレクトリにインストールされます。
中央のウィンドウの左上にある [保存して閉じる] をクリックします。
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z
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レジストリのパス HKEY_LOCAL_MACHINE -> SOFTWARE -> IBM -> WebSphere Application Server ->
4.0 の下に、変数「plug-in Config」を追加します。この変数の値を、plug-in-cfg.xml ファイルの場所 (たと
えば d:\WebSphere\AppServer\Config\plug-in-cfg.xml) に設定します。
Domino Server を再起動する
サーバーが起動されると、以下のように表示されるはずです。
02/12/2003 03:05:09 PM JVM: Java Virtual Machine initialized.
WebSphere DSAPI filter loaded
02/12/2003 03:05:10 PM HTTP Web Server started
Associated SPRs :
CNIN5JGP7E
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02 お読みください
Exchange から Domino への移行
Domino 移行ツールを使用して Microsoft Exchange のユーザーとその電子メールファイルを Lotus Domino に移
行する手順は、以下のとおりです。
前提条件
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z
z
z
Domino サーバーの admin.id と cert.id が必要です。
Exchange サーバー用の管理者プロファイルを Outlook にセットアップする必要があります。
Microsoft Exchange が外部ディレクトリ (管理者インストールの一部) としてインストールされていること
が必要です。
移行後のどの Domino 電子メールファイルについても、拡張メールテンプレート (Mail6ex.ntf) を使用する
必要があります。
移行のヒント
アドレスフィールド (To、CC、または bcc など) の大量の配布リスト (何百というユーザーなど) を移行すると、
Notes または DAMO クライアントで配布リストを表示した場合に、配布リストが切り捨てられたりその全体が欠落
していたりすることがあります。配布リストは最初の 768KB より後が切り捨てられます。また、使用可能なシステ
ムメモリによっては、配布リストが空になる場合もあります。空になるのは Exchange の制限によるものであり、再
現性がありません。
Exchange から Domino に移行する前に、ユーザーの Exchange 電子メールファイルのフォルダ名として、Outlook
標準の名前が使用されていることを確認してください。ユーザーが Outlook 標準のフォルダ名を変更していた場
合、そのフォルダのデータが正しく移行されない可能性があります。Outlook 標準のフォルダ名は、[予定表]、[連
絡先]、[下書き]、 [受信トレイ] 、[履歴]、[メモ]、[送信トレイ]、[送信アイテム]、および [仕事] です。たとえば、
Outlook フォルダ [受信トレイ] を [MyFavoriteInbox] と変更したとすると、移行後に正常に表示されなかったり正
常に機能しなかったりすることがあります。
Exchange のメールファイルから Domino に移行された連絡先は [連絡先] ビューに表示されますが、前のリリー
スのように個々の .nsf ファイルへは移行されることはありません。連絡先をローカルの個人アドレス帳に複製す
る方法を示す「Microsoft Exchange の連絡先を Domino に移行しました。」という件名の文書が [すべての文書]
ビューに表示されます。
RTF 形式の Outlook メッセージの本文が壊れている場合、電子メールファイルを Exchange から Domino に移行
する際に、その本文はテキストだけの形式に変換されます。その場合、移行した後、Notes または Domino
Access for Microsoft Outlook クライアントで表示した際に、Outlook メールの添付ファイルの一部が失われてい
ることがあります。
インストール
Domino Administrator Client を起動し、以下のようにして、ユーザーとその電子メールファイルを Exchange から
Domino に移行します。
1. Domino Administrator Client から、[ユーザーとグループ] タブを選択します。
2. [ツール] ペインで [ユーザー] をクリックし、[登録] - [ユーザーの移行] をクリックします。
3. [ユーザーの移行] ダイアログが表示されたなら、[外部ディレクトリ] から [Microsoft Exchange ユーザー] を
選択します。
4. プロンプトに対して、移行元 Exchange サーバーの管理者用プロファイルを入力します。
5. Exchange ユーザーのドロップダウンリストから、移行対象のユーザーをすべて選択して [移行するユーザー
とグループ] リストに追加した後、[移行] ボタンを選択します。パスワードを作成しないようにするなど、移行
オプションを変更することができます。あるいは、デフォルトの設定値をそのまま使用することもできます。
6. [終了] をクリックします。リストの内容すべてが [ユーザーの登録] ダイアログの登録キューに追加されま
す。
7. [ユーザーの登録] ダイアログで [すべてを登録] をクリックします。すべてのユーザーが [Domino ディレクト
リ] (公開アドレス帳) に追加され、その電子メールファイルが移行されます。
Microsoft Exchange のアドレスを Domino のアドレスに変換する
ユーザーをすべて移行したなら、次にメール変換ツールを使用することによって、Exchange のすべてのアドレス
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を Notes の標準形式 (CN=John Smith/OU=Sales/O=Acme など) に変換してください。このツールで変換される
のは、Microsoft Exchange ユーザーのうち、Domino ディレクトリ中にも存在しているユーザーのアドレスだけで
す。もっと小さいグループを移行する場合は、グループを移行した時点で毎回このツールを実行してください。
Microsoft Exchange のアドレスを有効な Domino アドレスに変換する手順は、以下のとおりです。
1. アドレス変換が正常に実行されるためには、Exchange Mail から Domino への移行に使用する Domino
Server 上の NAB 項目のキャッシュが最新のものでなければなりません。Domino Server のコンソールで次
の作業を実行することにより、キャッシュを更新して最新のものにしてください。
tell router q
load updall <Domino アドレス帳> (例: 'load updall names.nsf')
load router
1. Domino Server 上の (\mail サブディレクトリにある) 移行後のすべての電子メールファイルに対してアドレス
変換を実行するには、Domino Server のコンソールで次のように入力します。
load convert -w mail\*.nsf
使用可能なその他のコマンド
load convert -w <特定の電子メールファイルのパス>
このコマンドは、移行後の特定の電子メールファイルに対してアドレス修正を実行する場合に使用します。例:
load convert -w mail\chair.nsf
load convert -w -l <テキストリストファイルのパス>
load convert -w -l c:\tmp\mailfilelist.txt
第 1 のコマンドは、移行後の 1 次メールファイルパスをすべて含む (レプリカ電子メールデータベースを除く) テ
キストリストファイルを生成する場合に使用します。次に、第 2 のコマンドでそのテキストファイルを指定すること
により、アドレス修正を実行できます。
load convert -w -f <テキストリストファイルのパス>
このコマンドは、指定するテキストファイルの中のリストに含まれている移行後の電子メールファイルのすべてに
対して、]アドレス修正を実行する場合に使用します。例: load convert -w -f
c:\tmp\maildlist.txt
Exchange から Domino への移行作業のトラブルシューティングについては、リリース情報「Exchanage から
Domino への移行作業のトラブルシューティング」を参照してください。移行の問題など、Domino Access for
Microsoft Outlook の関係する問題のリストについては、リリース情報「Domino Access for Microsoft Outlook の
問題」を参照してください。
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02 お読みください
Domino Web Access についての情報の入手先
ヘルプの入手
Domino Web Access の管理についての情報は、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』 を参照してください。加
えて、Domino Web Access を使う前に次を参照してください (メモ: Domino Web Access は、以前は iNotes Web
Access という名称でした)。
z
IBM Redbook『iNotes Web Access Deployment and Administration Guide』- iNotes Web Access の管理
運用についての詳細なリファレンス(http://www.redbooks.ibm.com/pubs/pdfs/redbooks/sg246518.pdf)
z
IBM Redbook『Domino Web Access 6.5 on Linux』
http://www.redbooks.ibm.com/abstracts/sg247060.html?Open
z
IBM Redpaper『Domino Web Access 6.5 on Solaris 9』
http://www.redbooks.ibm.com/abstracts/redp3769.html?Open
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Web サイト文書で [HTML フォームに UTF-8 を使用] がデフォルトで [いいえ] になっている
メモ この問題は、Notes/Domino 6 英語版を使用した場合に該当します。
重要: [HTML フォームに UTF-8 を使用] のデフォルト値は [はい] でなければなりません。コンテキストヘルプ に
デフォルトが [いいえ] であると説明されているのは間違いです。
デフォルト値を [はい] に変更しない場合は、すべてのフォームのエンコードがデフォルトでネイティブコードになり
ます。
サーバーを UTF-8 に設定し、ユーザーが文書を複数言語で保存できるようにする
HTTP サーバーには、Web クライアントで作成した英語以外の言語の文書を保存するサーバーの機能を制限す
る設定がデフォルトでされています。HTTP サーバーが ASCII でなく UTF-8 で処理するように切り替える必要が
あります。以下がその方法です:
1. Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。
2. [サーバー] をクリックし、[すべてのサーバー文書]をクリックします。
3. (HTTP タスクを実行しているサーバーの) Web サーバー文書を開き、[サーバーの編集] をクリックします。
4. [インターネット] タブを選択し、[Domino Web Engine] タブを選択します。
5. [出力に UTF-8 を使用] に「はい」を選択します。
Associated SPRs :
HKIA5E2K5U
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Domino Web Access Instant Messaging 連絡先の同期
Domino Web Access の以前のリリースでは、Instant Messaging 連絡先はメールサーバーに保存され、Sametime
サーバーに保存されている Instant Messaging 連絡先とは同期できませんでした。In 6.5.2 では、次の手順に従っ
て、Domino Web Access Instant Messaging リストを Sametime サーバーに転送できます。
1. Domino Web Access で、[チャット] をクリックします。
2. [Instant Messaging - チャット] ダイアログボックスの空いている部分にマウスカーソルを移動し、右クリックし
ます。
3. [ローカルの連絡先リストを Sametime サーバーに送信する] をクリックします。
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Domino Web Access N/D 6 メールテンプレートの選択
Linux Mozilla ブラウザのサポートも含め、現行リリースの Domino Web Access (iNotes) の新機能を使用するに
は、ユーザーを登録するときに、メールシステムとして [Domino Web Access] を指定し、メール用の詳細設定で
[Domino Web Access (6)] (iNotes6.ntf メールテンプレート) を選択してください。
テンプレートと Domino Web Access のインストールの詳細については、このリリース情報の「Domino Web
Access のインストール」を参照してください。
ユーザーの登録時
ユーザーを登録するとき、[ユーザー登録 -- 新規登録] ダイアログボックスにおいて、[メールシステム] フィール
ドで [iNotes] が選択され、[メールファイルテンプレート] で [Domino Web Access (6)] が選択されていることを確
認します。ユーザー登録の詳細については、『Domino Administrator ヘルプ』を参照してください。
登録ポリシー設定文書
登録ポリシー設定文書を作成するときに、[メール] タブの [メールシステムを選択] で [Domino Web Access] を
選択し、[メールテンプレート] フィールドに「iNotes6.ntf」と入力します。ユーザー登録の詳細については、
『Domino Administrator ヘルプ』を参照してください。
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Domino Web Access オフライン言語の問題
インストールされるオフライン言語は、常に Domino Web Access テンプレートの言語に一致します。たとえば、
Domino Web Access テンプレートのフランス語バージョンは、フランス語のファイルセットを使用します。これは、
DOLS のインストールによって、自動的にダウンロードされ、適用されます。
Associated SPRs :
EGLN5JWHU8
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Domino Web Access から Web メールへの切り替え
Domino Web Access から Web メールに切り替えられます。URL パラメータ設定 (&ui=argument) を使ってWeb
メールと iNotes Web Access を簡単に切り替えられます。以下の 1 つめの例は Domino Web Access ユーザー
インターフェースでユーザーのメールを開く方法、2 番目の例は Web メールユーザーインターフェースに切り替え
る方法です。
http://www.acme.com/mail/jsmith.nsf?OpenDatabase&ui=inotes
http://www.acme.com/mail/jsmith.nsf?OpenDatabase&ui=webmail
ユーザーが Domino Web Access (ui=inotes) または Web メール (ui=webmail) に切り替えると、その状態がサー
バーで記憶されます。サーバーで基本認証がセットアップされていると、その状態はこのデータベースに対するこ
れ以降のすべての URL に影響します。
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Domino Web Access での Sametime の構成設定
iNotes_WA_SametimeProtocol
構文: iNotes_WA_SametimeProtocol=value
説明: Sametime サーバーへのアクセスのために、現在の Web ページのプロトコルを使用したくないときに、値を
「https:」または「http:」に設定します。たとえば、現在のプロトコルが http で、https: の使用を強制したいときは、
次のように設定します。
iNotes_WA_SametimeProtocol=http
適用: iNotes6.NTF ベースのテンプレートを使用する Domino Web Access クライアント
デフォルト: 現在の Web ページのプロトコル
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
メモ: NOTES.INI 設定の「iNotes_WA_STLinksCodebase=URL」を使用して、STLinks ツールキットをロードする URL
を指定した場合は、iNotes_WA_SametimeProtocol 設定は適用されません。「iNotes_WA_STLinksCodebase=URL」
を使用する前に、iNotes_WA_SametimeProtocol (または iNotes_WA_SametimeServer) を使用して Sametime の
セットアップの問題を解決することをお勧めします。 iNotes_WA_SametimeServer に関する情報は、『Domino
Administrator ヘルプ』の「リファレンス」セクションの「NOTES.INI 設定」に記載されています。
iNotes_WA_SametimeOrg
構文: iNotes_WA_SametimeOrg=value
説明: 1 に設定すると、現在のユーザーの組織 (名前の O= の部分) が Sametime に渡されます。xSP 環境で
は、この設定は必須です。
1 = 現在のユーザーからの組織を使用する
<organization value> は、ユーザー名の「O=」の部分の代わりに、指定された組織の値を Sametime に渡します。
メモ: このリリースでは、値として 0 は使用しないでください。0 を使用すると、組織名としてゼロが渡されてしまい
ます。
適用: iNotes6.NTF ベースのテンプレートを使用する Domino Web Access クライアント
デフォルト: stlinks (Sametime) にログインするときに、組織の値を渡しません。
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
iNotes_WA_SametimeNameFormat
構文: iNotes_WA_SametimeNameFormat=value
説明: ログイン、在席確認のために Sametime に渡される名前の形式を調整したり、RFC821 名を渡すかどうか
を指定できます。値には、4 桁までの数値を順番にしたがって含められます。
例:
iNotes_WA_SametimeNameFormat=1011
次の値が適用されます。
最初の桁 (左端) -- リンクを用意してチャットセッションを開始する Sametime ルーチンに渡す名前の形式を制
御します。
0 = 正規形式の短縮形を使用する (例: Joe User/Acme) [デフォルト]
1 = 完全な正規形式を使用する (例: CN=Joe User/O=Acme)
2 = 正規形式の短縮形だが、名前のコンポーネントの区切りにはカンマ (,) を使用する (例: CN=Joe
User,O=Acme)
3 = 共通名のみを使用する (例: Joe User)
2 番目の桁 -- RFC821 アドレス (例: Joe [email protected]) を Sametime に送信するかどうかを制御します。
0 = 送信しない
1 = 送信する [デフォルト]
3 番目の桁 -- Sametime ログインルーチンに渡す名前の形式を制御します。
0 = 正規形式の短縮形を使用する (例: Joe User/Acme)
1 = 完全な正規形式を使用する (例: CN=Joe User/O=Acme) [デフォルト]
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2 = 正規形式の短縮形だが、名前のコンポーネントの区切りにはカンマ (,) を使用する (例: CN=Joe
User,O=Acme)
3 = 共通名のみを使用する (例: Joe User)
4 番目の桁 -- デバッグ用です。ユーザーがリンクの上にマウスカーソルを置くと、Sametime に渡された名前と
同じ名前が表示されます。この機能をオンにするときは、4 番目の桁に任意の文字を記述します。
適用: iNotes6.NTF ベースのテンプレートを使用する Domino Web Access クライアント
デフォルト: 011
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
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Domino Web Access でのインターネットパスワードの変更
インターネットパスワードを変更した場合、サーバーの管理プロセス (Adminp) が実行されてその変更が有効にな
るまでの時間を計算に入れます。Adminp プロセスがサーバー上で実行される頻度の設定により、どのロケー
ションでも 5 分から数時間の待ち時間が必要になります。
インターネットパスワードと Notes パスワードが異なる場合、次のようになります。
z
DOLS によって最初にオフラインのメールファイルを同期しようとすると、[パスワードの同期] ダイアログが表
示されることがあります。この画面が表示されたら、同期パスワードを Notes パスワードに設定する必要が
あります。DOLS によってこのパスワードが購読の同期プリファレンスに自動的に保存されます。ブラウザで
データベースにオフラインでログインする場合は、ブラウザにオンラインでログインするときと同じインターネッ
トパスワードを使用します。
z
オフラインのメールファイルがローカルで暗号化されている場合、Notes パスワードに対する購読の同期パ
スワードが正しく設定されていないと、オフラインのメールファイルを開いたときに HTTP 500 Server 内部エ
ラーが発生します。DOLS Sync Manager でメールファイルの購読エントリを選択し、[プレリファレンス] - [セ
キュリティ] ダイアログボックスを選択して同期パスワードを設定します。
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02 お読みください
Domino Web Access での添付ファイルの使用
Domino Web Access での添付ファイルの使用について以下に説明します。
添付ファイルサイズの限度
添付ファイルサイズは、管理者がサーバー文書に定義する次の 2 つのパラメータに基づいています。
z
[インターネット] - [HTTP] タブの [HTTP プロトコル制限値] セクションにある [最大要求内容サイズ] フィー
ルド (デフォルトは 10000 KB)
z
[インターネット] - [Domino Web Engine] タブの [投稿データ] セクションにある [最大投稿データサイズ]
フィールド (デフォルトは 10000 KB)
添付ファイルのサイズが上記の制限を超えると、Web ブラウザがハングする可能性があります。サーバーでの添
付ファイルの最大サイズについては、サーバー管理者に問い合わせてください。
Notes と Domino Web Access の両方を使用した、添付ファイル付きのエントリの編集
Domino Web Access は、繰り返しタスクエントリと繰り返しカレンダエントリにある添付ファイルの更新を許可しま
せん。Domino Web Access クライアントも使用してそれらのエントリにアクセスするときは、Notes Client を使って
添付ファイルを更新しないことをお勧めします。更新すると、あとでDomino Web Access クライアントでそれらのエ
ントリにアクセスするときに Domino Web Access の警告メッセージが表示されることがあります。
Associated SPRs :
STER5MQ9PK
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Domino Web Access では代理人は暗号化されたメールの読み込みや送信はできない
メールファイルに依頼人の Notes ID が含まれる場合でも、代理人は暗号化されたメールを読むことができず、署
名されたメールおよび暗号化されたメールを送信できません。
送信者が、代理人と依頼人の両方に向けて暗号化した場合は (たとえば、二人とも同じグループのメンバーであ
るときなど)、代理人は暗号化されたメールを読むことができます。
Associated SPRs :
STER5PR8NR; STER5PW6AG
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02 お読みください
Domino Web Access のポータルビュー
ポータルビューの上部のスペースを減らすために、ブランドが削除されました。日付ナビゲータは、省略可能な左
側のパネルに移動されました。また、スペースを確保するために、[ごみ箱] は左側のパネルから削除されていま
す。
ポータルビューで「Domino Web Accessについて」の情報を表示するには、[プリファレンス] を開き、[About] ボタ
ンをクリックしてください。
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Domino Web Access は IE でのみデフォルトのメールクライアントにできる
Domino Web Access (iNotes Web Access) をデフォルトのメールクライアントとして設定すると、Domino Web
Access は Microsoft Internet Explorer (IE) のデフォルトのメールクライアントとしても設定されます。しかし、MS
Word や MS Excel などの他のプログラムにアクセスするときは、Domino Web Access はデフォルトのメールクラ
イアントにはなりません。また、このリリースでは、IE の [ツール] - [メールとニュース] にある [リンクの送信] と
[ページの送信] の 2 つのオプションは機能しません。
Domino Web Access をデフォルトのメールクライアントとして設定する方法については、オンラインヘルプのトピッ
ク「その他のプリファレンスを設定する」を参照してください。
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02 お読みください
Domino Web Access ユーザーの名前変更プロセス
システム管理者が名前の変更を開始した後、Notes ID を発行された Domino Web Access ユーザーがプロセス
を成功させるためには、ユーザー自身の Notes ID にアクセスできることが必要です (このユーザーは、Domino
ディレクトリのユーザー文書に、Notes の認証済みパブリックキーを持っています)。ユーザーの DWA メールファ
イルに、ユーザー自身のインポート済みの Notes ID のコピーが含まれるときは、暗号化されたメールの復号また
は暗号化されたメールの送信のいずれかによって、名前変更プロセスの再開が許可されます。インポートされた
Notes ID のコピーがユーザーのメールファイルに含まれないときは、その Notes ID をインポートするか (Domino
Web Access のセキュアメール機能を使用するために必要)、Notes Client を使用して Notes ID にアクセスしてく
ださい。
Associated SPRs :
PTHN5PSQL7; DMNL4YCMWG
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02 お読みください
Domino Web Access 用の Sametime の設定
Domino Web Access 用の Samtetime の設定の詳細については、『Domino Administrator ヘルプ』のトピック
「Domino Web Access と Sametime を設定する」を参照してください。
Domino/Sametime 環境でサポートされている認証方式
Sametime を Domino Web Access と共に使用するには、LTPA (Lightweight Third Party Authentication) トークン
を生成する Domino シングルサインオン (SSO) 認証、または [Secrets and Tokens] 認証データベースのどちら
かを使用します。
Secret と Token による認証の場合は、Sametime サーバーから STAuthS.nsf を Domino サーバーディレクトリに
複製します (メモ: Unix ではファイル名の大文字と小文字は区別されます)。Secret と Token による認証は、
Domino Server の起動後に開始されます。
クラスタ環境で Sametime サーバーを設定する
複数の Sametime サーバーを使用する方法の詳細については、http://www.lotus.com/ldd/doc にある
『Sametime システム管理者ガイド』を参照してください。
同じドメイン内にある Sametime サーバーと Domino Server
単一の Domino ドメインで、クラスタ化された Domino Web Access、Sametime サーバー、および LTPA トークンと
ともに Sametime サーバーを設定するには、次の手順に従ってください。
1. Sametime サーバークラスタを作成します。
2. LTPA トークンを作成します (シングルサインオンに参加するすべてのサーバーを入力します)。
3. [HTTP サーバー] - [セッション認証] を [Multiple Server (SSO) with the LTPA token] に設定します。
4. 各 Domino Web Access ユーザーのユーザー文書の [Sametime サーバー] フィールドに、Sametime クラス
タ名を入力します。メモ: この方法を使用する場合、Sametime クラスタの名前を持つ仮のサーバー文書を作
成する必要があります。別の方法として、サーバー設定文書の [Domino Web Access] タブで、[Set an
Instant Messaging server hostname for all DWA users] を使用することもできます。
異なるドメイン内にある Sametime サーバーと Domino Server
異なるドメイン内にある Sametime サーバーと Domino Web Access サーバーの相互ドメイン設定を行うには、次
の手順に従ってください。
1. 双方のドメインをお互いに相互認証します。
2. Sametime サーバーでディレクトリアシスタントを設定します。
3. シングルサインオン (SSO) を設定している場合は、手順 4 に進んでください。SSO を設定していない場合
は、STAuthS.nsf を Domino Web Access サーバーに複製します (UNIX サーバーでは、ファイル名の大文字
と小文字は区別されます)。
4. Domino Web Access サーバーの Domino ディレクトリで、Sametime サーバーのサーバー文書を作成しま
す。次のフィールドに入力します。別の方法として、サーバー設定文書の [Domino Web Access] タブで、[Set
an Instant Messaging server hostname for all DWA users] を使用することもできます。この設定を使用する
場合は、手順 5 を省略して、手順 6 に進んでください。
[サーバー名]
z
[ドメイン名]
z
[完全なインターネットホスト名]
z
[Sametime サーバーかどうか]
5. 各 Domino Web Access ユーザーのユーザー文書の [Sametime サーバー] フィールドに、Sametime サー
バー名を入力します。
6. stlinks フォルダの内容を Sametime サーバーから Domino Web Access サーバーへコピーします。「<データ
ディレクトリ>/domino/html/sametime/stlinks」というパスがない場合は、このパスを作成します。
z
メモ: デフォルト以外のポートを使用して Sametime サーバーが設定されている場合は、[完全なホスト名] フィー
ルドに「ホスト名:ポート」と入力する必要があります。
比較表
サポート
チャット
Instant Messaging
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Domino Web Access 5.x to 6.0
IE
Mozilla/Netscape ブラウザ
チャット
ミーティング
マルチメディア
Sametime コネクト、Notes などの他
の Sametime クライアントとのコンタ
クトリストのレコードの共有
サポートする
サポートしない
サポートする
サポートしない
サポートしない
サポートしない
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Domino Web Access 6.5x と
Sametime Server 3.1
サポートする
サポートする
サポートする
サポートする
サポートする
サポートしない
ブラウザのアドレス
6.5 の Sametime 統合機能は、Sametime サーバーと直接通信するブラウザの能力に依存しています。これは、
Sametime サーバーの完全修飾インターネットホスト名が、ブラウザ側で解決できなければならないことを意味し
ます (たとえば、IM/Acme という Domino Server の完全修飾インターネットホスト名は im.acme.com のようになり
ます)。
このため、DNS がこのアドレスを解決するか、その他のメカニズム (たとえば、ローカルのオペレーティングシステ
ムの hosts ファイルを編集するなど) を使用して適切な IP アドレスを得る必要があります。
Internet Explorer ブラウザの問題
Microsoft Internet Explorer version 6 で Sametime リンクを使用する場合は、Internet Explorer JVM のインス
トールが必要です。Sun の Java プラグインはサポートされていません。
Mozilla/Netscape ブラウザのサポートの問題
Sametime サーバー 3.1 以降を使用する必要があります。
Instant Messaging のトラブルシューティング
Instant Messaging のアイコンが、Domino Web Access メールおよびコンタクトリストに表示されない場合は、次の
点をチェックしてください。
z
Sametime サーバーは起動しているかどうか。stlinks が正しく実行されていることを確認するには、Sametime
サーバーディレクトリ \trace\stlinks.txt ログファイルを調べます。
z
すべての ST**** サービスが実行されているどうか。[コントロールパネル] - [サービス] を調べます。
Sametime サーバーが完全に起動しているときは、すべての ST**** サービスが実行されているはずです。
もし、実行されていない ST**** サービスがあるときは、まず、STComminity サーバーを起動します。この
サービスが起動できないときは、ネットワーク接続と Sametme サーバーのログファイルを確認してください。
z
\stlinks ディレクトリとファイルが、Sametime サーバーとアプリケーションサーバーの両方のディレクトリにあ
るかどうか。
z
ユーザーがプリファレンスで Instant Messaging を有効にしているかどうか。
z
ユーザーのユーザー文書で Sametime サーバー名が設定されているかどうか。
z
http:// プロトコルは Sametime サーバーにのみ使用してください。
z
Sametime サーバーを 2.5 から 3.0 または 3.1 にアップグレードするとき、stlinks が機能していない場合は、
次のファイルを削除してください。
<ドライブ名>:\Lotus\Domino\ibm-jre\jre\lib\ext\ibmjcaprovider.jar
現在の Sametime サーバーのバージョンを確認する
1. Sametime サーバーが Windows プラットフォームで実行されている場合は、「http://<sametime サーバーの
ホスト名>/stcenter.nsf」という URL を入力します。他のプラットフォームの場合は、大文字と小文字の違いに
よる問題を避けるために、「<sametime サーバーのディレクトリ>/data/stcenter.nsf」を探します。大文字と小
文字は表示どおりに入力してください。
2. ページの一番下で、[システム管理サーバー] - [ヘルプ] - [Sametime について] をクリックします。
参考資料
Sametime サーバー 3.1 のマニュアルは、http://www.lotus.com/ldd/products.nsf/products/sametime で入手で
きます。Sametime の無料トライアル版を選択してください。
『Sametime 3.1 システム管理者ガイド』は、 http://www.lotus.com/ldd/doc からダウンロードできます。
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02 お読みください
Domino Web Access 用の追加設定
次の NOTES.INI 設定を使用して Domino Web Access セッションをカスタマイズできます。
iNotes_WA_DisableBothFormats
構文: iNotes_WA_DisableBothFormats=value
説明: この設定を使用すると、メッセージをプレーンテキストと HTML フォーマットの両方で送信する機能をオフ
にすることができます。
0 - オン
1 - オフ
適用: iNotes6.NTF ベースのテンプレートを使用する Domino Web Access クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
iNotes_WA_DisableRecodeMIMECharset
構文: iNotes_WA_DisableRecodeMIMECharset=value
説明: デフォルトでは、Domino Web Access のキャラクタセットがキャラクタセットグループのデフォルトのキャラク
タセットでない場合、Domino Web Access はどのテキスト部分のキャラクタセットも再コーディングします。この設
定を使用すると、このような動作をオフにすることができます。
0 - オン
1 - オフ
適用: iNotes6.NTF ベースのテンプレートを使用する Domino Web Access クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
iNotes_WA_PortalLogout
構文: iNotes_WA_PortalLogout=value
説明: 1 に設定すると、ログアウトオプションがポータルに提供されます。
0 - この設定を無効にする。
1 - この設定を有効にする。
適用: Domino Web Access コントロールを使用する Domino Web Access IE クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
iNotes_WA_PortalOffline
構文: iNotes_WA_PortalOffline=value
説明: 1 に設定すると、オフラインオプションがポータルに提供されます。
0 - この設定を無効にする。
1 - この設定を有効にする。
適用: Domino Web Access コントロールを使用する Domino Web Access IE クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
iNotes_WA_PortalSkipEndIESession
構文: iNotes_WA_PortalSkipEndIESession=value
説明: この設定を使用すると、ポータルセッションで (&ui=portal のセッションを使用しているとき)、Domino Web
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Access をログアウトするときに、他の Web アプリケーションがログアウトされるのを防げます。
0 - この設定を無効にする。
1 - この設定を有効にする。
適用: Domino Web Access コントロールを使用する Domino Web Access IE クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
iNotes_WA_SessionCheck
構文: iNotes_WA_SessionCheck=value
説明: Domino Web Access クライアントが、要求を送信する前に、サーバーへの接続が存在するかどうかを検出
できるようにします。この設定によって各 POST オペレーションごとに追加の HTTP 要求が発生しますが、Web
サーバーのダウンやネットワークの問題によってユーザーのデータが失われるなどの可能性を大幅に削減でき
ます。
0 - この設定を無効にする。
1 - この設定を有効にする。
適用: Domino Web Access コントロールを使用する Domino Web Access IE クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
iNotes_WA_SkipEndIESession
構文: iNotes_WA_SkipEndIESession=value
説明: この設定を使用すると、開かれている他の Web ページが、Domino Web Access のログアウトによって悪
い影響を受けるのを防ぐことができます。Domino Web Access コントロールが使用されているとき、Domino Web
Access は、自分自身のログアウトの一部として、IE セッションを終了する呼び出しを行います。この呼び出しに
よって、IE メモリと、この IE プロセスで使用されている メモリ Cookie (または、このプロセスによって生成された
すべての子プロセス) 内のすべてのログインクリデンシャルが消去されます。ユーザーは、この設定を使用する
代わりに、IE の異なるインスタンスを使用して別の Web サイトにログインすることも選択できます。ユーザーは、
デスクトップ、クイック起動ツールバー、または [スタート] メニューを使用して、追加インスタンスを開始できます。
ユーザーがこの方法で追加インスタンスを開始すると、Domino Web Access のログアウトは他の IE ウィンドウに
影響を与えます。
0 - この設定を無効にする。
1 - この設定を有効にする。
適用: Domino Web Access コントロールを使用する Domino Web Access IE クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
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02 お読みください
iNotes_WA_SametimeJavaConnect のデフォルト設定が正しくない
『Domino Administrator 6.5.1 ヘルプ』では、この設定のデフォルト値が誤って記述されていました。正しい設定は
次のとおりです。
構文: iNotes_WA_SametimeJavaConnect=value
説明: この設定を使用すると、Domino Web Access チャットのユーザーインターフェースではなく、ブラウザユーザーインター
フェース用 Sametime Connect のユーザーインターフェースを使用します。
0= オフ
1= オン
適用: すべての Domino Web Access クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: None
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iNotes_WA_STLinksCodebase=URL は適用できない
トピック「Domino Web Access 用の追加の NOTES.INI 設定」には、「iNotes_WA_STLinksCodebase=URL」の設定
が誤って含まれていますが、この設定は現在では適用することはできません。
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JRE 1.4.1_05 では Samteime インテグレーションは機能しない
JRE 1.4.1_05 では、Domino Web Access との Sametime インテグレーションは機能しません。
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Linux Mozilla での Domino Web Access の制限
Linux Mozilla で Domino Web Access を使用する際の制限事項を以下に示します。
全般
z
Domino Web Access に初めてアクセスするとき、次のような確認が求められます。
「A script from "International Business Machines Corporation" has requested enhanced privileges. You
should grant these privileges only if you are comfortable downloading and executing a program from
this source. Do you wish to allow these privileges?」
Domino Web Access を正常に機能させるために、[International Business Machines Corporaton からの内容
を常に信頼] をチェックし、[OK] ボタンをクリックしてください。
z
Web サイト文書で [文字セット] - [日本語] に 「EUC-JP」 を設定していると、Linux Mozilla で正常に動作しな
い既知の問題があります。
サーバーを EUC-JP 以外に設定にする:
1. Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。
2. [サーバー] をクリックし、[すべてのサーバー文書]をクリックします。
3. (HTTP タスクを実行しているサーバーの) Web サーバー文書を開き、[サーバーの編集] をクリックしま
す。
4. [インターネット] タブを選択し、[Domino Web Engine] タブを選択します。
5. [文字セット] - [日本語] に「SJIS」、「JIS(ISO-2022-JP)」、「UTF-8」のいずれかを選択します。
カレンダー
カレンダーのエントリには、ドラッグアンドドロップ操作はできません。
ローカルアーカイブ
ローカルアーカイブはサポートされていません。
プリファレンス
[その他] のプリファレンスで、デフォルトのメールクライアントを設定することはできません。
リッチテキストエディタ
フォント選択ダイアログボックスには、太字、斜体、フォント、色などの現在の文字プロパティが反映されません。
たとえば、フォントを選択して変更したとき、実際にフォントが変更されても、ダイアログボックスの表示は「フォント
を選択」というプロンプトに戻ります。
ショートカットキー
[F1]、[F11]、[Ctrl] + [O] などのショートカットキーは機能しません。
アラーム
アラームを繰り返すよう指定しても、別のビューに切り替えると (たとえば、メールからカレンダーへ) 、アラーム
ウィンドウはポップアップしなくなります。
チャットと Instant Messaging の統合
オンラインミーティングは Mozilla ではサポートされていません。このため、Domino Web Access ユーザーが
チャットに参加しているとき、[ツールの追加] をクリックしても、画面の共有、ホワイトボード、オーディオ、ビデオ
などの選択可能なオプションはまったく表示されません。
Domino Web Access Server のセットアップ
Sametime 3.1 で、Mozilla でのチャットと Instant Messaging (Sametime) の統合を有効にする必要があります。ま
た、チャットと Instant Messaging を使用するために、プリファレンスで Instant Messaging を有効にする必要があ
ります。Mozilla では、前のバージョンのチャットはサポートされていませんでした。
Sametime サーバーが Domino Web Access サーバーと同じマシン上にない場合は、Sametime に関連するファイ
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ルを Sametime サーバーから Domino Web Access サーバーにコピーする必要があります。これを行うには、次
の手順に従って操作します。
1. Sametime サーバーから、data\domino\html\sametime\stlinks ディレクトリを Domino Web Access サー
バーの同じ場所にコピーします。Sametime ディレクトリがないときは、このディレクトリを作成してください。
2. Domino Wed Access サーバー上の data\domino\html\sametime\stlinks\stlinks.jar ファイルを、Sametime
のインストール CD 2 の Toolkit\stlinksignedapplet ディレクトリにある署名済みバージョンの stlinks.jar で置
き換えます。
メモ: Domino Web Access の Sametime 用のセットアップの詳細については、『Domino Administrator ヘルプ』を
参照してください。
Mozilla ブラウザのセットアップ
Instant Messaging を使用する前に、Java Plug-in 1.4.1 をインストールする必要があります (メモ: JRE 1.4.1_05 は
使用しないでください)。最初に、Java Plug-in を Linux クライアントにインストールし、次に、プラグインを示すシン
ボリックリンクを [Mozilla Installation Directory]/plugins で作成します。次の手順に従って操作してください。
cd /
ln -s /usr/java/j2re[VERSION]/plugin/i386/ns610/libjavaplugin_oji.so [Mozilla Installation
Directory]/plugins/libjavaplugin_oji.so
Mozilla を再起動します。
Java Plug-in は Java Runtime Environment の一部で、http://java.sun.com からダウンロードできます。
メモ: Java Plug-in が正しくインストールされているか確認するには、[ヘルプ] - [About Plug-ins] を選択し、プラ
グインのリストに「Java(TM) Plug-in 1.4.1_xx」があることをチェックします (xx は Java Plug-in のリビジョン番号で
す)。
オフライン
z
オフラインは、Red Hat 7.2、Red Hat 8、または SUSE 8.0 の Mozilla 1.3.1 でサポートされています。また、
Red Hat 8 または SUSE 8.0 で実行される Mozilla 1.4.1 または 1.7.3 の使用もサポートされています。Red
Hat 8 または SUSE 8.0 の Mozilla 1.3.1 または 1.7.3 でオフラインを使用するときは、「gcc-objc」(Objective
C support for gcc ) という名前の Red Hat パッケージをインストールする必要があります。
z
デスクトップの [オフライン] アイコンからオフラインを起動するために、usr/bin ディレクトリに Mozilla のスクリ
プトファイルが存在する必要があります。通常、Mozilla のスクリプトファイルはインストールの一部に含まれ
ていて、Mozilla がインストールされた場所に格納されます。ユーザーは、このスクリプトファイルを usr/bin
ディレクトリにコピーし、Mozilla がインストールされているディレクトリを示すようこのファイルを編集することが
必要な場合もあります。
z
Linux クライアントごとに Domino Web Access の 1 つのオフライン購読だけがサポートされます。すでに
Domino Web Access の購読がオフラインでインストールされている Linux クライアントに新しい購読をインス
トールする場合は、最初に、既存の購読をアンインストールする必要があります。
z
Linux クライアントでオフラインにするには、サーバー上の Domino Web Access のメールファイルにユーザー
の Notes ID が呼び出されている必要があります。ユーザーの Notes ID がメールファイルに呼び出されてい
ない場合は、サーバー上の doladmin.nsf でオフラインセキュリティポリシーを [ユーザー ID を自動的に作成]
に設定する必要があります。Linux でオフラインにするときに、「Unsupported Configuration」というエラーを受
け取ったときは、問題を解決するために、ユーザーの Notes ID をメールファイルの呼び出しまたは再呼び出
しを試みてください。
z
[Go Offline] ボタンを使用して、購読をインストール、同期、再インストールします。Linux クライアントでは、
Domino Sync Manager は使用できません。
z
オフラインメールファイルは、常にユーザーの $HOME ディレクトリにインストールされます。メモ: ユーザーの
ホームディレクトリのパスに 2 つ以上のサブディレクトリが含まれる場合は (例: /local/home/<ユーザー
名>)、インストールは失敗します。
z
インストール、同期化、オフラインの実行に問題があり、これらのサービスの 1 つがすでに実行されているこ
とを示すメッセージを受け取ったときは、システムの再起動が必要となります。システムを再起動した後で、
/usr/tmp ディレクトリから httploaded、syncing、または downloading という名前のファイルを削除してくださ
い。そして、失敗した操作をもう一度実行します。
z
Linux クライアントでオフラインを機能させるには、Notes Client ID のパスワードとインターネットパスワードが
同じでなければなりません。2 つのパスワードが異なる場合は、Notes Client で使用するパスワードに合わ
せて、インターネットパスワードを変更してください。インターネットパスワードを変更するには、メールサー
バーの Domino ディレクトリにある自分のユーザー文書で、[基本] タブのインターネットパスワードのフィール
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ドを編集します。
z
現在、SSO (マルチサーバー・セッションベース認証) が実行されているサーバーでのオフラインの実行およ
び X509 クライアント証明書を使用した SSL 認証はサポートされています。しかし、これらのセキュリティオプ
ションが設定されているサーバー上の Linux からオフラインにする場合、オフラインのインストール中に「アプ
リケーションパスワード」を求めるプロンプトがユーザーに表示されます。ユーザーは、この時点で、一致する
インターネット/Notes ID パスワードを入力する必要があります。このパスワードを入力しないと、同期は失敗
します。
z
Linux クライアント上の Domino Off-Line Services for Mozilla では、アンインストールはサポートされていま
せん。DOLS を削除する場合は、次の手順に従ってください。
1. Domino Off-Line Services をシャットダウンします。
2. ブラウザをシャットダウンします。
3. コンソールで、次のように入力します。
cd /$home
rm -f-r inotes
cd /usr/tmp
rm*
[オフライン] アイコンをデスクトップから削除するには、アイコンを右クリックし、[Delete] または [Move to
Trash] をクリックします。
さらに、現在の Mozilla ディレクトリにインストールされている次の 2 つのファイルも削除できます。
Mozilla 1.3.1
/[mozilla directory ]/components/npdolctlm.xpt
/[mozilla directory ]/plugins/libnpdolctlm.so
Mozilla 1.4.1
/[mozilla directory ]/components/npdolctlm32.xpt
/[mozilla directory ]/plugins/libnpdolctlm32.so
Mozilla 1.7
/[mozilla directory]/components/npdolctlm32.xpt
/[mozilla directory]/plugins/libnpdolctlm32.so
Associated SPRs :
STER5R239Z; LSHR5T6R4Y; MOSI5UXP9U; LSHR5V7R9J; SKIN5SDKMQ; STER5PFA4E
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02 お読みください
Netscape の使用時におけるオフライン制限
次に示すケースで Domino Web Access から WebMail に切り替えるときは、iNotes6.ntf に基づくメールデータ
ベースに対するオフラインサポートはもはや提供されません。オフラインサポートは、iNotes60.ntf に基づくメール
データベースと、mail6ex.ntf テンプレートによってサポートされるブラウザだけで利用できます。
z
URL で &ui=webmail スイッチを使用する (詳細については、このリリース情報の「Domino Web Access から
Web メールへの切り替え」を参照してください)。
z
未サポートのブラウザ経由で Domino Web Access へのアクセスを試みるときに、未サポートのブラウザの通
知で Web メールの使用を選択する。
Associated SPRs :
LSHR5L9MQ2
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02 お読みください
WebSphere Edge Server リバースプロキシは GZIP をサポートしない
GZIP 圧縮機能は、WebSphere Edge Server リバースプロキシではサポートされていません。
Associated SPRs :
STER5LWAF5
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02 お読みください
カレンダーでドラッグアンドドロップとビューでの編集を無効にする
[カレンダー] ビューでドラッグアンドドロップとビューでの編集を無効にするには、カレンダープリファレンスで次の
ように操作します。
1. [プリファレンス] をクリックします。
2. [カレンダー] を展開し、[表示] をクリックします。
3. [ドラッグアンドドロップとビューでの編集を無効にする] にチェックマークを付けます。
Associated SPRs :
STER5SQ4J2
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02 お読みください
スペルチェックを行うキャラクタセットはサーバー OS に一致する必要がある
Domino Web Access のスペルチェック機能が正しく動作するためには、スペルチェックを行うテキスト内の文字
が、Domino Server OS のキャラクタセットに含まれていなければなりません。含まれていない場合は、スペル
チェックエンジンが文字を正しく解釈できないことがあります。
Associated SPRs :
EROU5NDNYM
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
ポータルビューで Domino Web Access のリダイレクトを使用する
個人オプションを有効にしてユーザーが Domino Web Access をポータルビューに表示できるようにしたときは、
次の NOTES.INI 変数を使用して、ポータルビューで [ログアウト] ボタンと [オフライン] ボタンも有効にする必要
があります。
iNotes_WA_PortalLogout=1
iNotes_WA_PortalOffline=1
Associated SPRs :
EROU5SBLBY
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
一時ディレクトリは Domino Web Access セッションの後に削除される
Domino Web Access メールでユーザーが添付ファイルを開くと、文書は一時的に一時フォルダに保存されます。
一時フォルダが存在しないときは、Domino Web Access によって自動的に作成されます。ユーザーが Domino
Web Access のセッションを終了 (ログアウト) すると、このフォルダは削除されます。
Associated SPRs :
TGOO5JPB92
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02 お読みください
追加サーバーセットアップでのダイヤルアップ設定
現在、新しい Domino Java セットアップには、ダイヤルアップポートを設定する機能がありません。Domino ディレ
クトリを指定する画面で、ダイヤルアップ接続の使用オプションを有効にすると、Domino サービスの詳細設定画
面が表示されます。この画面で、モデム経由で接続する最初の Domino Server の電話番号を指定し、使用する
COM ポートを選択して、リストからモデムドライバを選択します。また、この画面には [ポートの設定] と [接続す
るスクリプト] という 2 つのボタンがありますが、現時点では使用できません。これらのボタンを選択すると、「This
function has not been implemented yet」というメッセージが表示されます。これらの機能が実装されると、COM
ポート設定の構成とダイヤルアップ接続の自動スクリプトの使用が可能になります。
Associated SPRs :
RBUE56VK99
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02 お読みください
names.nsf 以外の Domino ディレクトリファイル名
現在、新しい Domino Java セットアッププログラムを使用して、「names.nsf」以外のファイル名を持つ Domino ディ
レクトリがある最初のサーバーに対して、追加サーバーのセットアップを行うことはできません。
Domino には、「Names=<ファイル名>」という notes.ini パラメータを使用してサーバーの Domino ディレクトリの名
前を変更する機能があります。この機能によってサーバーは、指定したファイル名で Domino ディレクトリを検索
します。ただし、最初のサーバーでこの機能を使用していると、追加サーバーをセットアップする際に最初のサー
バーに接続できません。追加サーバーのセットアップに失敗し、names.nsf ファイルがないことを示す「ファイルが
ありません」というエラーが表示されます。
Associated SPRs :
VDSE56VNKF
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02 お読みください
NCSOW.jar と NCSOC.jar がキットから削除されました
以前のリリースの Notes/Domino には、Websphere で実行されている Java アプリケーションで CORBA リモート
lotus.domino クラスを使用できるように、NCSOW.jar アーカイブが用意されていました。これにより、NCSOW.jar
アーカイブが存在しない場合にNCSOW.jar や NCSOC.jar を使用すると発生するクラスの競合が解消されていま
した。現在ではクラスの競合が解消されたので、Notes/Domino キットから NCSOW.jar アーカイブが削除されまし
た。
また、NCSOC.jar アーカイブもキットから削除されています。R5 のキットには、圧縮されている JAR アーカイブと
圧縮されていない JAR アーカイブ がありました。Notes/Domino 6 には、圧縮されている JAR アーカイブしかあ
りません。
レビュー用にNotes/Domino 6 キットに含まれている NCSO アーカイブは次のとおりです。これらの内容はすべて
同じですが、パッケージ方法が異なります。
CORBA リモート lotus.domino API アーカイブ:
NCSO.jar
NCSO.cab
Associated SPRs :
KSMH58PS3S
JDK JAR ユーティリティによる圧縮アーカイブ
Microsoft CABARC ユーティリティによるアーカイブ
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02 お読みください
Domino セットアップでの ID の再使用
Domino Server セットアッププログラムを使用すると、以前の Domino Server のサーバー ID、認証者 ID、および
管理ユーザー ID を再使用できます。その結果、管理者は、サーバーのクリーンインストールでサーバーの ID を
作成し直すことができます。
Lotus Domino 6 の場合、既存の ID ファイルの再使用を有効にするチェックボックスをオンにしても、画面の既存
のフィールドは変わりません。たとえば、既存のサーバー ID ファイルを再使用するためにチェックボックスをオン
にしても、[サーバー名] フィールドは空白のままです。認証者 ID から情報を取得する [組織] フィールド、および
[管理者名] フィールドについても同様です。これらのフィールドに矛盾する情報を入力すると、サーバーセットアッ
プが壊れます。これらのフィールドに追加する情報と ID ファイルに保存されている情報が正確に一致することが
重要です。
Associated SPRs :
KBAR534KDH
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02 お読みください
Domino Java セットアップを実行するための Unix システムディスプレイのロック解除
ほとんどの Unix システムでは、デフォルトでアクセス制御をオンにして新しいシェルが作成されます。その結果、
新しい Domino Java セットアッププログラムなどのアプリケーションでは、ウィンドウを作成しようとして Xlib エラー
が発生します。
システムディスプレイのロックを解除するには、アプリケーションを実行するユーザーとしてログインし、次のコマン
ドを入力します。
xhost +
これにより、システムのアクセス制御が無効になり、Domino Java セットアッププログラムを起動できます。
アクセス制御を最初に無効にせずに Domino セットアップを起動しようとすると、一例として次のようなエラーメッ
セージが表示されます。
Xlib: connection to ":0.0" refused by server
Xlib: Client is not authorized to connect to Server
Exception in thread "main" java.lang.InternalError: Can't connect to X11 window server using ':0.0' as the
value of the DISPLAY variable.
Please edit your shell's DISPLAY environment variable to reflect an unlocked terminal that you would like
to launch the Domino Setup Program on.
また、シェルの DISPLAY 環境変数が実行中の X Window セッションを指していなければならない場合がありま
す。たとえば、telnet を介して別のシステムに接続している場合、使用中のシステムを指すように DISPLAY 変数
を変更する必要があります。このような場合は必ず、システムディスプレイのポート番号 (つまり システム名:0.0)
を含めてください。
Associated SPRs :
JBAA587LZY
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02 お読みください
Windows 2000 - admin.id を保存するパスの間違い
Domino のセットアップでオプション [ローカルに ID ファイルのコピーを保存する] を選択すると、サーバーのパス
が表示されるはずですが、異なるパスが表示されます。
管理者は、admin.id ファイルを保存する正しいパスを手動で設定する必要があります。
Associated SPRs :
EDMO58DMBS
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02 お読みください
Domino 6 リモートサーバーセットアップには Java 2 バージョン 1.3.1 が必要です
『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』データベースの「Domino Server セットアッププログラムをリモートで使用
する」のトピックに記載されているように、Notes または Domino 6 がインストールされていない場合、リモートサー
バーセットアップ機能で使用するワークステーションに Java ランタイム環境 (JRE) がインストールされている必
要があります。
Notes/Domino 6 のインストールに含まれている Java のバージョンは、Java 2 バージョン 1.3.1_02 です。この
バージョンは、リモートサーバーセットアップ機能と互換性があります。Java 2 バージョン 1.4.1 JRE を使用してい
る場合は、Java セットアッププログラムで問題が発生する場合があることがわかっています。たとえば、[Domino
Advanced Services] パネルに Domino サービスのリストが表示されません。また、このバージョンの Java を使用
している場合、タブボタンを使用してフィールド間を移動する機能が無効になっているように見えます。
回避策
Notes も Domino もインストールされていないシステムでリモートサーバーセットアップ機能を使用する場合、Java
ランタイム環境のバージョンが Java 2 バージョン 1.3.1 であることを確認してください。このバージョンなら、リモー
トセットアップ機能が正常に機能します。
Associated SPRs :
ALEE5CLRZ4; ALEE5D9KWK
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02 お読みください
Domino のプロファイル設定でファイルシステムからシステムデータベースを取得できない
Domino Server セットアッププログラムには、ユーザーがサーバーのシステムデータベースを Domino Server か
ら複製せずに、CD やネットワークドライブを含むファイルシステムから取得できるように追加のサーバーをセット
アップするオプションがあります。このオプションは、タイトル [Domino Server のシステムデータベース] のパネル
のチェックボックスフィールド [システムデータベースを CD やほかのメディアから取得する] により選択できます。
また、Domino Server セットアッププログラムではサーバーのセットアッププロフィール を記録することができま
す。セットアッププロフィールはサーバーの設定情報を記録するファイルで、ローカル、リモートのどちらでも、また
サイレントオプションで適用することができます。サーバーのセットアッププロフィールを適用すると、指定された
サーバーで記録された設定情報を使用するように設定されます。
現在、サーバーのセットアッププロフィールの記録処理に問題があるため、[システムデータベースを CD やほか
のメディアから取得する] オプションを選択しても認識されません。ユーザーがこのオプションを選択してプロファ
イルを記録し、そのプロファイルを使用してサーバーを設定した場合、オプションが適用されません。
この問題を回避するには、サーバーのプロファイルの設定でドメインサーバーからシステムデータベースを取得
できるようにするか (この場合、指定したドメインサーバーが稼動中で、かつネットワーク全体から到達可能であ
ることが必要)、プロファイルを使用せずにサーバーセットセットアップを (ローカル、またはリモートで) 実行してく
ださい。
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02 お読みください
Linux - 双方向の組織名を使用するとセットアップが停止します
Linux 対応版 Domino のセットアップ時に、組織名に双方向文字を使用すると、セットアップが停止します。
回避策
Windows マシンでリモートサーバーセットアップ機能を使用して、Linux 版 Domino をセットアップします。リモート
サーバーセットアップについて詳しくは、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』を参照してください。
Associated SPRs :
ASAI5B2C2V
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02 お読みください
Unix から W32 へのリモートサーバーセットアップはサイレントにできません
Unix システムをリモートセットアップクライアントに使用してリモートサーバーセットアップを実行すると、 W32 シス
テム (Windows 2000 または Windows NT 4) 上のサーバーセットアップで問題が発生します。
この問題は、ユーザーが「サイレントセットアップ」オプションを使用した場合のみ発生します。この問題は次のコ
マンドラインで発生します。
remotesetup <serverhost > -silent <path to Setup Profile > =<path to notes.ini on serverhost > -pb
「サイレントセットアップ」オプションでは、サーバーをリモートセットアップするために notes.ini ファイルへのパスが
必要であるため、この方法では問題が発生します。しかし、Unix システム上のリモートセットアップクライアントで
は、W32 のパス、例えば「C:\Lotus\Domino\Data\notes.ini」を解釈することができません。このため、Setup プロ
グラムは次のエラーメッセージを (サイレントセットアップのログ出力が書き込まれる) errorlog.txt ファイル に書
き込みます。
「Could not find 'notes.ini' as specified on command line 」
この問題の回避策として、Unix システム上のリモートセットアップクライアントは GUI モードでのみ使用してくださ
い。プロフィールを使用する場合は、次のように「remotesetup」コマンドの「-playback」 オプションを指定してくださ
い。
remotesetup <serverhost > -playback
または
remotesetup <serverhost > -pl
これにより、ユーザーはセットアップするサーバーホストを手動で選択し、Unix のリモートクライアントシステム上
でプロフィールを GUI モードで続けることができます。
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02 お読みください
JavaConsole はディレクトリ名として最大 236 文字をサポート
Domino Server 6.0.x または 6.5 の JavaConsole は、Domino プログラムディレクトリまたはデータディレクトリの名
前として、Domino Server よりも少ない文字数しかサポートしません。
Domino 6.5.1 では、JavaConsole が修正され、ディレクトリ名として最大 236 文字をサポートするようになりました
(プログラムディレクトリまたはデータディレクトリ)。
Associated SPRs :
JBAA5MRSBM
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02 お読みください
NCSO.jar には Java 2 環境が必要
以前は、NCSO.jar には org.* パッケージにあるいくつかのクラスが含まれていました。6.0.2 のリリース以降、
NCSO.jar や NCSO.cab には、これらのクラスは 1 つも組み込まれなくなりました。これは、問題となるクラスが
Java ランタイムと共に出荷されるクラスと競合する事例が発見されたためです。そのため、NCSO.jar では、クラ
イアントまたはブラウザの Java 2 環境へのアクセスが必要になりました。
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02 お読みください
Notes Web ページを表示するには JVM が必要
Notes Web ページを表示するには、Java 仮想マシン (JVM) が必要です。追加情報については、このリリース情
報の「Win 32 での Java サポート」を参照してください。
Associated SPRs :
JWOS5L87Z7
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02 お読みください
LAN 接続が必要な場合、ロケーション文書にサーバーアドレスを指定しなければならない
ローミングサーバーに接続するために、ローカルエリアネットワークの接続文書を要求するロケーションからの
ローミングのアップグレードに問題があった場合、現在のロケーション文書の [サーバー] タブの [ホーム/メール
サーバー] フィールドに、完全なホスト名が指定されていることを確認してください。
たとえば、ローカルエリアネットワークの接続文書の [受信側サーバーアドレス] フィールドに serverx.ibm.com が
指定されている場合、現在のロケーション文書の [ホーム/メールサーバー] フィールドにも serverx.ibm.com が指
定されていなければなりません。
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02 お読みください
Mac のローミングパスワードを変更するにはキーチェーンアクセスを使用不可にする必要が
ある
Macintosh に設定されたローミングユーザーの場合、パスワードキーチェーンアクセスを使用可能のままパス
ワードを変更しようとすると、誤ったパスワードが指定されたことを示す次のメッセージを受け取ります。
「パスワードが違います。(大文字小文字を正しく指定してください)」
[OK] をクリックすると、そのダイアログが続けて表示されます。これは、Notes が新規パスワードを要求するとき
に、キーチェーンアクセスが旧パスワードを設定しているためです。
この場合は、Notes のパスワードキーチェーンアクセスを一時的に使用不可にする必要があります。Macintosh
の「キーチェーンアクセス」アプリケーションを開き、リストボックスから Lotus Notes を削除することで、使用不可
になります。リストから Notes を削除したあと、パスワードダイアログが表示されるので、新規パスワードを入力す
ると、機能が正常に回復した状態で複製が完了します。
Associated SPRs :
PLOI5DQQCB
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02 お読みください
Win95/98 - ローミングユーザーは他のユーザーが終了するとクリーンアップされる
Windows 95 と 98 コンピュータでは、定期的なクリーンアップが設定されているローミングユーザーに対してのク
リーンアップは、他の Windows ユーザーが Notes を終了するときにだけ実行されます。たとえば、2 日間隔でク
リーンアップが設定されているローミングユーザーでも、2 日ごとにクリーンアップされているとは限りません。別
のユーザーが Notes を終了するのが 30 日後ならば、そのユーザーも 30 日後にクリーンアップされることになり
ます。
この問題は、NT 、2000、XP では起きません。
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02 お読みください
[ローミングプロファイルの割り当て] ダイアログにおけるローミングユーザーのディレクトリパ
スの指定
通常ユーザーからローミングユーザーにアップグレードすると、管理者にはユーザーのローミングファイル用の固
有なフォルダパスを指定するオプションが与えられます。このパスはローミングサーバー上のデータディレクトリへ
の相対パスでなければならず、 かつ 「\」(スラッシュ) またはドライバ文字で始まっていてはなりません。これに従
わないと、ローミングのアップグレードが失敗し、対象ユーザーの個人文書の [ローミング] タブが [進行中] の状
態のまま残ります。
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02 お読みください
アップグレードするにはローミングサーバーが利用可能でなければならない
Notes は、[ローミング複製サーバー] フィールドに指定されているサーバーを使用して、最初または後続のクライ
アントコンピュータを ローミングにアップグレードすることはありません。アップグレードする場合は、必ず [ローミ
ングサーバー] に指定されているサーバーが利用可能でなければなりません。これらのフィールドは Domino ディ
レクトリのユーザー文書内の [ローミング] タブにあります。
Associated SPRs :
PLOI5C4PKY; PLOI5C3SJT
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02 お読みください
セットアップができない場合は、ローミングユーザーのパスワード確認をオフにする
パスワードの照合を有効にしているローミングユーザーで、パスワードの [猶予期間] が期限切れになっている場
合は、Notes Client の設定ができません。
この場合は、システム管理者にアカウントのパスワードの照合を一時的にオフにするよう依頼してください。パス
ワードを変更して複製したあとで、再度、システム管理者にパスワードの照合を有効にするよう依頼してください。
Associated SPRs :
PLOI57WNUQ
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02 お読みください
セットアップ時にローミングユーザーを 6.0 サーバーで認証しなければならない
Domino 6.x 、5.x 、または、それ以前のサーバーが混在するサーバー環境下では、ローミングユーザーが Notes
Client をセットアップする場合、Domino 6.0 サーバーで認証されなければなりません。ユーザーが user.id ファイ
ルを個人アドレス帳に保存して、6.x 以前のサーバーで認証された場合、Notes は個人アドレス帳から該当ファイ
ルをローミングサーバーへプルせずに、user.id ファイルを要求します。
この場合は、user.id ファイルがディスクに保存された後に、通常通りにセットアップが続行されます。このユー
ザーはローミングが可能です。
Associated SPRs :
VMAA5DTQBK
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02 お読みください
ユーザー辞書、または ID ファイルが使用中の場合、変更はローミングされない
定期的な複製機能によって変更がファイルに複製されている時に、ローミングユーザーとして user.dic や user.id
ファイルを使用していると、使用中のファイルに対する変更は更新されません。ファイルを閉じた後に、手動で変
更を反映する必要があります。
Associated SPRs :
VMAA5D9QSA
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02 お読みください
ユーザー辞書は異なるネイティブプラットフォーム間でローミングできない
user.dic ファイルは同じネイティブプラットフォーム間でだけローミングできます。user.dic ファイルをローミングする
ネイティブプラットフォームは、ローミングユーザーとして最初に設定したとき、または最初にローミングユーザー
にアップグレードしたときに決定されます。
たとえば、ローミングユーザーアカウントを使用して、最初に Notes を設定したコンピュータが Windows 32 プラッ
トフォームの場合、user.dic は Windows 32 プラットフォーム間でだけローミングできます。Macintosh プラット
フォームへのローミングはできません。ただし、Macintosh プラットフォームにローミングする場合、もうひとつ
user.dic を作成することはできますが、そのユーザー辞書を Windows 32 プラットフォームにローミングすることは
できません。
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02 お読みください
ユーザー名の変更後はローミングデーターベースの ACL を更新する必要がある
ローミングユーザーのユーザー名が変更になった場合は、サーバー上のシステム管理プロセスが、名前を変更し
たローミングユーザーが使用するローミングデータベースの ACL を更新する必要があります。ローミングデータ
ベースの ACL が更新される前に、名前を変更したローミングユーザーがクライアントコンピュータを設定しようと
すると、正しく設定できないことがあります。
この場合は、システム管理プロセスによって ACL が更新されるまで待つのではなく、ローミングデータベースの
ACL を手動で更新するようにシステム管理者に依頼してください。
Associated SPRs :
PLOI57KQQK
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02 お読みください
ローミング ID の保存方法を変更するにはダウングレードとアップグレードが必要
ローミングユーザーの user.id ファイルの保存方法を変更するには、まずローミングユーザーを通常のユーザー
にダウングレードする必要があります。次に、再びローミングユーザーにアップグレードすると、アップグレード
ツールによってローミング用のユーザー ID の保存オプションを変更できます。個人アドレス帳に ID を保存する
には、[個人アドレス帳にユーザー ID を保存] オプションをオンの状態にし、ユーザー ID をディスケットに保存す
るにはオフの状態にします。
Associated SPRs :
PLOI4T3LP7
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02 お読みください
ローミング ID は .id という拡張子を持ち、user.id と呼ばれる
ユーザー ID ファイルをローミング用に変更する場合、その ID ファイルは「*.id」という拡張子を持たなければなり
ません。ローミング用として個人アドレス帳に添付される ID のファイル名は、たとえファイル名が「myname.id」で
あったとしても、常に「user.id」と呼ばれます。ローミングユーザーへのアップグレード時には、このことに注意しな
ければなりません。
例えば、アップグレード時に ID ファイルを「myname.id」としていた場合でも、ローミング用に個人アドレス帳に添
付されたローミング ID ファイルは、「user.id」となります。新規マシンでローミングする場合、ID ファイルは「user.
id」としてローミングされます。
Associated SPRs :
PLOI54JSBH; PLOI4ZWNFB
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02 お読みください
ローミングサーバーとローミング複製サーバー
Domino ディレクトリのユーザー文書の [ローミング] タブにある [ローミング複製サーバー] と [ローミングサー
バー] フィールドは、システム管理プロセスによってのみ変更できます。これらのフィールドを変更するには、ま
ず、ローミングユーザーをダウングレードしなければなりません。次に、管理者がアップグレードツールを使用し
て、これらのフィールドに異なった値を指定します。
[ローミング複製サーバー] フィールドにリストされているサーバーは、ローミングクライアントの設定時に [ローミ
ングサーバー] が利用できない場合に、フェイルオーバーとして使用されます。ローミングユーザーの設定時に
フェイルオーバーとして使用したいすべてのサーバーは、[ローミング複製サーバー] フィールドにリストしなけれ
ばなりません。ただし、複製の目的のために、ローミングユーザーがローミングデータベースのフェイルオーバー
に備えて追加のサーバーを必要とする場合は、これらのレプリカを他のサーバー上に手動で作成することもでき
ます。
ただし、ローミングユーザーの設定時に [ローミングサーバー] または [ローミング複製サーバー] を利用できない
場合は、これらのレプリカも使用できないということに注意してください。
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02 お読みください
ローミングデータベースはアップグレード前に Notes のデータディレクトリに存在しなければな
らない
ローミングユーザーとしての権限の設定をサーバー管理者に依頼する前に、ローミングデータベースとして使用
するすべてのデータベース (個人アドレス帳、ブックマーク、個人ジャーナルデータベース) が Notes のデータディ
レクトリに保存されていることを確認してください。さらに、これらのデータベースのファイル名が、names.nsf、
bookmark.nsf、journal.nsf というデフォルトのファイル名になっていることも確認してください。
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ローミングのクリーンアップ設定の変更はセットアップ時にのみ反映される
ローミングユーザーがユーザーセットアップをした後に、サーバー管理者がそのユーザーに対するローミングのク
リーンアップ設定を変更しても、修正されたクリーンアップ設定はそのユーザーのコンピュータには反映されませ
ん。しかし、次回同じローミングユーザーがユーザーセットアップをすると、修正した設定が反映されます。
Associated SPRs :
DPAT4ZUR8Q
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02 お読みください
ローミングユーザーのセットアップポリシーはサポートされていません
初期設定でポリシー設定を使っている場合に、あるマシンから別のマシンへローミングすると、ユーザープリファ
レンスが正しく設定されません。
Associated SPRs :
DPAT5FGQ9E
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02 お読みください
ローミングユーザーはブックマークをグリッド表示しないでください
ローミングユーザーは、ホームページにグリッド表示のブックマークを使わないでください。Notes が正しく機能し
ないことがあります。 この問題を回避するには、ホームページを Welcome ページ、またはその他のデータベース
に再設定してください。
たとえば、ホームページを Notes の Welcome ページにリセットするには、[お気に入りブックマーク] フォルダを開
き、「Welcome」データベースアイコンを右クリックします。[ブックマークをホームページに設定] を選択してくださ
い。
Associated SPRs :
MROE5HNPHZ
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02 お読みください
ローミングユーザーは変更を常にローミングサーバーに複製しなければならない
ローミングユーザーは、ローミングデータベースとの複製ができないように複製の設定を変更することができま
す。このように設定を変更すると、データが失われる可能性があります。特に、ユーザーがクリーンアップオプショ
ンセットを設定している場合に問題が起こりやすくなります。
この問題を避けるために、すべてのローミングユーザーは、Notes を終了するときに、ローミングデータをローミン
グサーバーに複製するようにしてください。
Associated SPRs :
PLOI4R3K8J; PLOI5BGLX6
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02 お読みください
ローミングユーザーへのアップグレードに必要な動的クライアント構成
ローミングユーザー機能では、動的クライアント構成 (DCC) を使用する必要があります。NOTES.INI で
DisableDynConfigClient=1 と設定することによって DCC を無効にした場合には、NOTES.INI のその項目を削除
するかコメント化してから、クライアントを再始動してください。DCC が無効になっていると、ローミング状態にアッ
プグレードするかどうかのプロンプトがエンドユーザーに対して表示されなくなります。その場合、ローミング状態
へのアップグレードを実行するために必要な管理要求が管理プロセスにおいて生成されません。これが当てはま
るのは、ローミング状態へのアップグレードについてだけです。ローミングユーザーの新たなセットアップの場合
は当てはまりません。
注 NOTES.INI の変数をコメント化するには、NOTES.INI の中でそれが設定されている部分の先頭にセミコロン (;)
を入力します。
Associated SPRs :
RCFE64FMYY
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02 お読みください
非ローミングデータベースの複製の失敗で、誤ったメッセージを受け取ることがある
クリーンアップオプションを設定しているローミングユーザーが、自分のローミングデータベース以外のローカル
データベースと、ローミングサーバー以外のサーバーとの複製に失敗した場合、以下のメッセージを受け取ること
があります
「ローミングサーバーとの複製が失敗しました。 スケジュールされた削除をやめますか?」
しかし、このメッセージは正しくありません。失敗したのは、非ローミングデータベースとローミングサーバー以外
のサーバー間での複製だからです。
Associated SPRs :
PLOI5C6QD7
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02 お読みください
DECS での外字の取り扱いについて
ここでは、いわゆる「外字」の DECS での取り扱いについての制限事項を説明します。
一般に 「外字」 と呼ばれる機種依存文字 (ベンダ定義文字) およびユーザー定義文字の異なるキャラクタセット
間での交換方式は定められていません。 日本での使用に際しては、JIS X0208-1990 規格に定義されていない
文字が主に該当します。
リリース済みのバージョンを含むすべての DECS では、これら「外字」データ交換を保証しません。既にリリースさ
れている DECS では外字の処理が一部例外的に可能となっていますが、仕様上動作を保証しているものではあ
りません。
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02 お読みください
DECS は日本語 Linux 上で動作しません
DECS は日本語の Linux 上で動作しません。DECS をロードする際にエラーが発生します。
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02 お読みください
DOLS リソーステンプレートがマルチリンガルに対応
Notes/Domino 6.5 および 6.0.3 以降から、[DOLS リソーステンプレート] (dolres.ntf) はマルチリンガル対応テン
プレートに変更されました。
これにより、dolres.ntf のテンプレート名が以下のように変更されました。
変更前 : DOLS Resource Template 1.0
変更後 : DOLS Resource Template 1.0/ja
DOLS の機能を使っているオフライン Web アプリケーションは、オフライン用設計要素の [テンプレートから設計
を引き継ぐ] の値を上記のように変更する必要があります。
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02 お読みください
JIS X 0212-1990 のサポート
Notes/Domino 6 では、JIS X 0212-1990 の日本語の漢字をサポートします。次の要件と注意事項をお読みくだ
さい。
z
Windows NT 4、Windows 2000 Professional、Windows XP Professional (サービスパックの情報についてはリ
リース情報「Windows サービスパックの要件」を参照してください)
z
JIS X 0212-1990 の文字は、 Windows 98 では使用できますが、この文字をダイアログボックスの中に入力
できません。これは、ノーツの制限ではなく、Windows 98 による制限です。
z
Windows 95 では JIS X 0212-1990 をサポートしません。
一部の古い IME (ATOK11/WXGなど) では、JIS X 0212-1990 をサポートしません。
z
ユーザープリファレンスの Unicode 表示が有効になっていることを確認してください。
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02 お読みください
Notes/Domino 6 の国産モデムファイルの同梱廃止について
Notes/Domino R4、R5 で同梱されているX.PC用国産モデム用ファイル (.mdm) については、Notes/Domino 6 で
は製品に添付されておりません。モデムファイルの製品への添付は外付けモデムメーカー様との協業によりモデ
ムファイルの提供を受けて行ってきました。しかし、ブロードバンド接続の普及やPCへのモデム機能内蔵など環
境の変化により、同梱の重要性は低下した判断いたしました。なお、国産以外のモデムファイルについては従来
通り添付されます。
Notes/Domino 6 においても X.PC モデム接続機能は R5 と同様にサポートされており、接続は可能です。mdm
ファイルはモデムメーカー様からの提供を受けるか、または同梱されているモデムファイルをご利用ください。同
梱されているモデムファイルには汎用的に使えるものが用意されており、カスタマイズの方法が記されています。
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02 お読みください
UNIX 版 Domino Server でサポートされる日本語ロケール
UNIX 版 Domino Server では以下の日本語ロケールがサポートされます。下記以外のロケールでは仕様どおり
の動作を保証しません。
AIX 対応版
Ja_JP、Ja_JP.IBM-932、ja_JP、ja_JP.IBM-eucJP
Solaris 対応版
ja、japanese
Linux 対応版
ja_JP.ujis、ja、ja_JP、ja_JP.eucJP
ロケールの設定方法は以下を参照してください。
ログインシェルが sh、bash のとき
export LANG=ロケール名
ログインシェルが csh、tcsh のとき
export LANG ロケール名
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02 お読みください
UNIX 版 Domino Server 起動時の注意点
以前のバージョンのドミノに上書きインストールされた場合には、Lotus Domino 6 を起動する前に notes.ini の内
容を確認してください。以下のパラメータが存在しない場合には追記してください。
ScriptLanguageID=ja
FT_KVCS_UNKNOWN_CSID=12
FT_USE_ALTFLTR=1
また、以下のパラメータが存在した場合には削除してください。
Server_Console_Codepage=8859
PLATFORM_CSID=12
COUNTRY_LANGUAGE=ja
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02 お読みください
タスクステータスイベントジェネレーターの用語変更
統計 & イベントの [タスクステータスイベントジェネレーター] 文書で、 [モニター対象:] セクション以下の 4 つの
オプションの用語を以下のように変更しました。
旧
タスク未実行中モニター
タスク実行中モニター
タスク中断中モニター
タスク非実行中モニター
新
タスクの終了をモニター
タスクの開始をモニター
タスクの応答低下をモニター
タスクの応答再開をモニター
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02 お読みください
検索可能な添付ファイルについて
Notes/Domino 6 ではリッチテキストフィールドに添付されたファイル内の文字列を検索することができます。
以下の日本語ファイルフォーマットに関して検索の可否を検証しています。
Windows 95/98/NT 4.0/2000/XP (Intel) プラットフォーム
プラットフォーム
添付ファイル
1-2-3 (WK4)
1-2-3 97
1-2-3 98
1-2-3 2000
1-2-3 2001
アミプロ
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フリーランス 96
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Microsoft Excel 95
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Microsoft Excel
2000
Microsoft Word 95
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Microsoft Word 98
Microsoft Word
2000
Microsoft
PowerPoint 95
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PowerPoint 2000
一太郎 4
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一太郎 6.3
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一太郎 12
Text (ASCII)
Text (Shift_JIS)
Text (EUC-JP)
Text
(ISO-2022-JP)
Text (Unicode
UCS-2)
Text (Unicode
UTF-8)
リッチテキスト形式
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Win 32 (Intel) [詳細]
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Win 32 (Intel) [簡易]
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HTML (EUC-JP)
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(ISO-2022-JP)
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
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UNIX プラットフォーム
プラットフォーム
添付ファイル
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1-2-3 98
1-2-3 2000
1-2-3 2001
アミプロ
ワードプロ 96
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ワードプロ 2001
フリーランス 96
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フリーランス 2000
フリーランス 2001
Microsoft Excel 95
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Microsoft Word 95
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Microsoft Word
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Microsoft
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PowerPoint 97
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PowerPoint 2000
一太郎 4
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一太郎 6.3
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一太郎 12
Text (ASCII)
Text (Shift_JIS)
Text (EUC-JP)
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Text (Unicode
UCS-2)
Text (Unicode
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リッチテキスト形式
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HTML (EUC-JP)
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HTML (Unicode
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Solaris [詳細]
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Solaris [簡易]
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Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
iSeries、z/OS
プラットフォーム
添付ファイル
1-2-3 (WK4)
1-2-3 97
1-2-3 98
1-2-3 2000
1-2-3 2001
アミプロ
ワードプロ 96
ワードプロ 97
ワードプロ 2000
ワードプロ 2001
フリーランス 96
フリーランス 97
フリーランス 2000
フリーランス 2001
Microsoft Excel 95
Microsoft Excel 97
Microsoft Excel 2000
Microsoft Word 95
Microsoft Word 97
Microsoft Word 98
Microsoft Word 2000
Microsoft PowerPoint 95
Microsoft PowerPoint 97
Microsoft PowerPoint 2000
一太郎 4
一太郎 5
一太郎 6.3
一太郎 7
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一太郎 9
一太郎 10
一太郎 11
一太郎 12
Text (ASCII)
Text (Shift_JIS)
Text (EUC-JP)
Text (ISO-2022-JP)
Text (Unicode UCS-2)
Text (Unicode UTF-8)
リッチテキスト形式
HTML (Shift_JIS)
HTML (EUC-JP)
HTML (ISO-2022-JP)
HTML (Unicode UTF-8)
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iSeries [詳細]
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z/OS [詳細]
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Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
個人アドレス帳でミドルネームフィールドが編集可能になりました
個人アドレス帳の連絡先文書で、ミドルネームフィールドが表示/編集可能になりました。
これに合わせて、Domino Web Access (以前の iNotes Web Access) の連絡先文書でも、MI フィールドが表示
/編集可能になりました。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
複製フィールドの設定でエラーチェックが行われない
現時点では、設定時の [複製] ダイアログボックスにある [複製の間隔] と [高優先順位データベースの追加間
隔] フィールドに対してエラーチェックが行われません。設定時にこのフィールドに不正なまたは不正確な時間が
入力された場合は、設定完了後にロケーション文書を直接編集して時間を調整します。
Associated SPRs :
TBOO4WEL7G
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
マルチユーザークライアントのインストールに関する情報
次に、新しいマルチユーザー Notes Client のインストール機能に関する一般情報を示します。
z
マルチユーザーインストールは、マシンに対する管理権限の所有者が行う必要があります。
z
マルチユーザーインストールの場合は、プログラムディレクトリから Notes Minder を起動する必要がありま
す。スタートメニューに表示される Notes Minder のショートカットは、現在のところ機能しません。
z
マシンに対する管理権限がある場合、既存の 4.x および 5.x のシングルクライアント Notes インストールをマ
ルチユーザーインストールにアップグレードできます。ただし、これでは Notes.INI の名前が変更されて保存
されるだけで、データディレクトリは、元のまま残ってしまいます。再度セットアップを実行し、再使用する元の
データを手動で移動する必要があります。既存の Lotus Notes 6 Client については、Windows XP、Windows
2000、および Windows NT の各プラットフォームでのみ、この手順を実行できます。
z
Windows 98 では、ユーザープロファイルが有効でなければなりません。この機能については、Windows のオ
ンラインヘルプで、複数ユーザーに対して個別の設定を可能にするためのトピックを参照してください。
z
マルチユーザーインストールオプションは Notes Client のみに適用されるので、Notes キットにしかありませ
ん。Designer および Administrator では、マルチユーザーインストールはサポートされていません (アップグ
レードシナリオでも同様です)。
z
変換ファイルによる共有インストールの実行とマルチユーザーインストールの選択は、サポートされていませ
ん。これについては、インストールガイドにも記載されています。
Associated SPRs :
PLOI4NAHMW; TBOO54MRLT; PLOI4PSG3S; PLOI4RQPT2; CDFO576Q47; CDFO5E5KMG; FBAY5CLF4Z
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Windows 2000 のシングルログオンパスワードの同期
Windows 2000 のグループポリシー機能のため、Windows 2000 パスワードが短すぎる場合、Notes のシングルロ
グオン機能のパスワードを同期すると、誤ってエラーメッセージが表示されることがあります。
具体的には、Windows アカウントのパスワードと一致していないために Notes パスワードを変更するように要求
するメッセージが表示された場合、Windows アカウントのパスワードを入力した後、次のエラーメッセージが表示
されます。
"Windows パスワードを設定できません。手動で Windows パスワードを変更して新しい Notes パスワードと
一致させてください。"
このメッセージは、無視しても問題ありません。パスワードの同期が行われ、正常に機能します。
エラーメッセージを回避するには、Windows アカウントのパスワードを入力するように要求されたときに [キャンセ
ル] ボタンをクリックします。
Associated SPRs :
TBOO4V2JJ3
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
シングルログオン - 管理権限とインストール後の再起動が必要です
「シングルログオン」機能をインストールするには、オペレーティングマシンの管理権限が必要です。Notes Client
のインストール時に「シングルログオン」機能を選択した場合、「シングルログオン」機能を有効にするにはコン
ピュータを再起動すればよいだけです。その後は、Notes Client を起動する際にパスワードの入力を要求される
ことはありません。
Associated SPRs :
CDFO4NFJX7; JCAA5BMKFA
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
OLEAUT32.DLL と OLEPRO32.DLL に関するインストールの問題
Windows NT 4.0 ユーザー:
Windows NT 4.0 Service Pack 3 以前を使用している場合、Notes Client を起動すると、「the ordinal 127 could
not be located in dynamic link library oleaut32.dl」というエラーメッセージが表示されることがあります。この問題
を解決するには、少なくとも NT 4.0 Service Pack 4 にアップグレードする必要があります。
Windows 95 および Windows 98 ユーザー:
Windows 95 および Windows 98 クライアントでは、OLEAUT32.DLL がないことについて、「プログラムを呼び出せ
ません」および「The NNOTESWS.DLL file is linked to missing export OLEAUT32.DLL:97」というエラーメッセージ
が続けて表示されることがあります。これは、古いバージョンの OLAUT32.DLL、OLEPROC32.DLL、および
OLE32.DLL があるためです。最低でも、各ファイルのバージョンが下記のバージョン以降でなければなりません。
サイズ、日付、およびバージョンを照合してください。下記のバージョンより古い Dll は、Domino 6 では動作しませ
ん。
名前
OLAUT32.DLL
OLEPROC32.DLL
OLE32.DLL
サイズ
585K
161K
757K
日付
バージョン
6/2/98 2.30.4261
6/2/98 5.0.4261
7/13/984.71.2618
Microsoft には、Windows 95 および Windows 98 用のこれらのファイルとその他のいくつかのファイ
ルを更新するパッチユーティリティがあります (Windows のバージョンに応じて、次の 2 つのリンクの
いずれかにアクセスしてください)。
Windows 95:
http://www.microsoft.com/com/dcom/dcom95/download.asp
Windows 98:
http://www.microsoft.com/com/dcom/dcom98/dcom1_3.asp
Associated SPRs :
JTHN4FXM6K; JTHN4USR96
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
クライアントの自動セットアップに関する情報
自動セットアップ機能では、リモートアクセスサーバー (RAS) のダイヤルアップ接続を介した Domino Server へ
の接続がサポートされています。ただし、この接続を確立するためにネットワークログインドメインが必要な場合
は、この機能を使用しないことをお勧めします。このログインが必要な場合、何度かダイヤルアップ試行に失敗し
た後で設定画面が表示され、ログインドメインを入力できるようになります。この時点で、ダイヤルアップ接続が確
立され、クライアントセットアップが完了します。
また、自動セットアップ機能では、直接ダイヤルを介して Domino Server にアクセスし、リモートアクセスサーバー
(RAS) のダイヤルアップ接続を介してインターネットアカウントにアクセスする機能はサポートされていません。こ
の組み合わせによってダイヤルアップエラーが発生し、クライアントセットアップが失敗するからです。2 つの接続
タイプを個別に使用することはできますが、同時に使用することはできません。このようにクライアントを設定する
場合は、自動セットアップ機能を使用しないでクライアントセットアップを実行することをお勧めします。
Associated SPRs :
CDFO53KPQU; TBOO59ZJZM
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03 トラブルシューティング
インストール時のデータ転送エラー
Windows 95/98/NT/2000 のインストール時にデータ転送エラーダイアログボックスが表示された場合、インス
トールを終了し、他のすべてのアプリケーションをシャットダウンしてください。ほとんどの場合、このエラーは、イ
ンストールプログラムが .DLL (ダイナミックリンクライブラリ) ファイルを更新しようとしたときにファイルが使用中で
あったことが原因です。また、システムからログオフし、再度ログインしてから、インストールし直すこともできま
す。
データ転送エラーダイアログボックスの例:
Data Transfer Error Information
ComponentError returned the following data transfer error.
Setup will now abort.
Media Name: DATA
Component: Domino as an NT Service
File Group:
File:
Error Number: -115
Associated SPRs :
TAN45S6NJ
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03 トラブルシューティング
Notes/Domino 6 へのアップグレード時には全文索引を再作成する必要があります
既存の R5.0.x の全文索引は、現在のリリースと互換性がありません。クライアントとサーバーの両方で、全文索
引を再作成する必要があります。
Associated SPRs :
DMAS4URQ2T
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Macintosh クライアントのエラー「NotesLib が見つかりません」
仮想メモリがオフになっている場合、Notes を起動すると、「NotesLib が見つからないため、Notes を開くことがで
きませんでした」というエラーメッセージが表示されることがあります。
この問題を修正するには、メモリのコントロールパネルにアクセスし、仮想メモリを有効にします。仮想メモリの合
計がマシンの物理メモリの 2 倍を超えないように設定することをお勧めします。
Associated SPRs :
MROE4G3LLJ
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
クライアントセットアップの時間帯は午前 0 時をまたぐことができません
Notes Client セットアップにおいて、複製スケジュールを設定するダイアログがあります。午前 0 時をまたぐ時間
帯をこのダイアログに入力した場合、時間帯が逆になるという既知の問題があります。たとえば、Client セットアッ
プにおいて、[複製スケジュール] ダイアログに 11:00 PM - 03:00 AM と入力すると、時間帯が逆になって、03:00
AM - 11:00 PM となります。
時間が逆に変更されたこを示すダイアログにユーザーが気付かないことがありますが、ローカルアドレス帳を開
いて [詳細] - [ロケーション] ビューにアクセスし、該当するロケーション文書で時間帯を手動で編集することで簡
単に修正できます。
Associated SPRs :
TBOO4XAR4V
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Windows 95 - クライアントのインストールには 'shfolder.dll' が必要です
Windows 95 または Windows 98 Second Edition より前のオペレーティングシステムを実行している場合、Notes
Client のインストールに失敗します。これらのオペレーティングシステムに Notes Client をインストールしようとす
ると、次のエラーメッセージが表示されることがあります。
Data transfer error information
ComponentError returned the following data transfer error
Setup will now abort
Media Name: data
Component: Program Files\Self Registered
File Group: ProgramFilesSelfRegistered
File: e:\notes\6.0\nlsxbe.dll
Error Number: -119
これは、Windows 98 Second Edition、Windows Millennium Edition、Windows NT、および Windows 2000 に組み込
まれているシステムファイル「shfolder.dll」がないことが原因です。これらの新しいオペレーティングシステムの
バージョンには、正常にインストールできます。
Associated SPRs :
GJBE4JPMU7
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Error 1607: Unable to install InstallShield Scripting Runtime
クライアントインストールを実行またはアップグレードしようとすると、次のエラーメッセージが表示されます。
"1607: Unable to install InstallShield Scripting Runtime"
この場合、次のいずれかを実行してください。
Windows のタスクマネージャを開き (または、Win 95/98 で [Ctrl] + [Alt] + [Delete] キーを使用)、表示されて
いる場合、msiexec タスクを終了し、クライアントインストールを再試行します。
または
システムを再起動し、クライアントインストールを再試行します。
それでも修正できない場合は、インストールのトラブルシューティングに関するリリース情報「インストール時にク
ライアントインストールに失敗した場合」を参照してください。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
サイレントインストールを確認するためのコマンドへの「+」の追加
インストールが完了したとき、またはインストールに失敗したときにプロンプトを表示するには、次のように、コマン
ドの最後に (+) パラメータを使用します。
setup.exe /s /v"/qn+"
Associated SPRs :
CDFO59QNVR; KFAL48WKQ5
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03 トラブルシューティング
インストール時にクライアントインストールに失敗した場合
インストール時にクライアントインストールに失敗した場合、インストールディレクトリで次のファイルを使用して
Windows インストーラを直接インストールします。
instmsia.exe - Windows 95 および 98 の再配布可能 Windows インストーラ
次の場所からダウンロードすることもできます:
http://www.microsoft.com/downloads/release.asp?ReleaseID=32831
instmsiw.exe - Windows NT 4.0 および 2000 の再配布可能 Windows インストーラ
次の場所からダウンロードすることもできます:
http://www.microsoft.com/downloads/release.asp?releaseid=32832&NewList=1
場合によっては、この結果、内部エラー 2203 が発生します。これは、Microsoft Knowledge Base の記事 (
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;EN-US;q296056) で述べられている、十分なシステム権限の
セットがない場合に発生する問題と同じです。
他のエラーメッセージについても、Microsoft Knowledge Base で検索できます。
次のようなエラーメッセージが表示される可能性があります。
z
z
z
1603: Error installing Windows installer engine. A file which needs to be replaced may be held in use.
1607: Unable to install Install Shield Scripting Runtime.
Internal error 1601 -- could not install scripting runtime.
Windows インストーラを正常にインストールできた場合、詳細なログとともにクライアントをインストールすると、イ
ンストールに失敗した場所や理由を参照することができます。
コマンドラインから、次のパラメータを使用してインストーラを起動します。
setup.exe /v"/L*v c:\temp\install.log
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Mac OS X - ネットワークドライブへの接続に関する問題
Macintosh OS X の古いバージョンには、ネットワークドライブに接続するとクラッシュするという既知の問題があ
ります。これは Macintosh オペレーティングシステムの問題で、その後、すでに修正されています。これらのネット
ワーク接続の問題を回避するには、Macintosh OS 10.1.5 にアップグレードしてください。
古いバージョンを実行している場合、ネットワークドライブから Macintosh クライアントをインストールしようとしたと
き、または最初のクライアントセットアップ時にネットワークドライブにユーザー ID を格納しようとしたときに、この
問題が発生することがあります。両方の問題を回避するには、Macintosh OS 10.1.5 にアップグレードするか、ま
たは Notes Macintosh インストールキットとユーザー ID をローカルドライブにコピーしてから処理を続行します。
Associated SPRs :
TBOO55EQQV
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03 トラブルシューティング
Macintosh - Notes Install Disk フォルダの名前を変更しないでください
Web から Macintosh に Notes 6 をダウンロードする場合、Notes Install Disk フォルダのデフォルトの選択を受け
入れてください。インストーラによって、このフォルダにそのような名前が付けられるからです。
Associated SPRs :
LFOS5AQQQ9
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03 トラブルシューティング
Macintosh OS X - デスクトップへのフォルダのインストール
Macintosh OS X に Notes Client をインストールする場合、クライアントセットアップ時に簡単にアクセスできるよう
に、Lotus Notes フォルダをデスクトップに置くか、またはユーザー文書フォルダにユーザー ID をコピーすること
をお勧めします。
Associated SPRs :
TBOO59NM3K
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03 トラブルシューティング
Notes のシングルログオンと Windows ターミナルサーバー/クライアント
現時点では、Notes Client のシングルパスワードログオン機能と Windows ターミナルサーバー/クライアント機能
を一緒に使用することはできません。
Associated SPRs :
TKAA5AVBNX
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03 トラブルシューティング
メールジャーナルデータベースの設計を (更新ではなく) 置換してください
設計を引き継ぐ元のテンプレート名のスペリングが変更されたため、現在のメールジャーナルデータベース
(mailjrn.nsf) の設計を新しいメールジャーナルデータベース (mailjrn.ntf) テンプレートに (更新ではなく) 置換してく
ださい。
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03 トラブルシューティング
名前を変更したデスクトップアイコンは手動で削除する必要があります
クライアントをインストールすると、Notes、Designer、および Administrator の各クライアントのデスクトップショート
カットが新しく作成されます。これらのデスクトップアイコンの名前を変更してカスタマイズした場合、クライアントを
アンインストールした後、手動で削除する必要があります。名前を変更したデスクトップショートカットがある既存
のインストールをアップグレードすると、元のショートカットは機能しなくなります。デスクトップからそれらのショート
カットを削除し、新しく作成されたショートカットを使用してください。
Associated SPRs :
TBOO59WKLD; TBOO59WKUC
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03 トラブルシューティング
サーバーのアップグレード時に不要なファイルが削除されないことがあります
Domino 6 の初期のリリース (Pre-release 2) のクリーンインストールでは、文字列値がレジストリに追加されない
というインストールの問題がありました。レジストリキー HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Lotus\Domino と
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Lotus\Domino\6.0 が追加されても、それらの下に情報が設定されません
でした。
この問題を回避するには、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Lotus\Domino の下に 2 つの文字列値を追加
してからアップグレードを行います。そうしなかった場合、フレッシュインストールのようにインストールが行われ、
古いファイルや不要なファイルが削除されません。Path という文字列値を追加し、その値を、現在インストールさ
れているプログラムディレクトリに設定します。さらに、DataPath という文字列値を追加し、その値を、現在インス
トールされているデータディレクトリに設定します。メモ: Path と DataPath は文字列値です。サブキーではありま
せん。
Pre-release 2 へのアップグレードでは、前のバージョンに関係なく、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Lotus\Domino 下の設定は維持されます。
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03 トラブルシューティング
UNIX - インストールされている Language Pack は削除する必要があります
Domino Server 6 をインストールする際に、以前のバージョンの Domino Server に Language Pack がインストー
ルされている場合、警告メッセージが表示されることがあります。この警告メッセージは、以前のバージョンの
Language Pack がインストールされており、現在実行しているインストールより前に設定した Language Pack の変
更が無効になることを知らせています。
Language Pack インストーラーの変更への影響にかかわらず、Domino 6 Server のインストールを続行するに
は、Domino Server データディレクトリの NOTES.INI ファイルから「LangpackData=LangPack.DAT」という行を削除
します。
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03 トラブルシューティング
UNIX - リモートインストールにより、異なるユーザーがファイルの所有者となる
リモートインストールが完了してから、 notesdata および notesdata/help ディレクトリのファイル所有者を、適切な
ユーザーに変更してください。
Associated SPRs :
EDMO5CN5F4
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03 トラブルシューティング
ディスクエラー後の Notes 6 へのアップグレードまたは Notes 6 のインストール
ディスクエラーが発生した後、Notes 6 のインストールまたは Notes 6 へのアップグレードを行う場合、クライアン
トインストールの場所を指定できません。この問題は、Microsoft Windows Installer が原因となって発生します。
別の場所を指定して Notes Client をインストールするには、次の手順に従ってください。
1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] - [コントロールパネル] を選択します。
2. [アプリケーションの追加と削除] アイコンをダブルクリックします。
3. [アプリケーションの追加と削除] ダイアログボックスで [Lotus Notes 6] を選択し、[追加と削除] をクリックし
ます。
4. インストールウィザードの指示に従って、現在のインストールを復旧します。
5. 必要なファイル (Lotus Notes 6.nsi と Data1.cab) を C:\WINNT\Installer\ にコピーします。
エラーダイアログボックスには、失敗したインストールの削除に必要なファイルが表示されます。
Associated SPRs :
PMGL5B7GPM
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03 トラブルシューティング
Windows エクスプローラに Notes/Domino の元のブランドアイコンが表示されます
Notes/Domino 6 をインストールした後、Windows エクスプローラなどのアプリケーションに Notes および Domino
の元のブランドアイコンが表示されている場合、Microsoft Knowledge Base の次の記事を参照してください。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;Q133733
Windows では、パフォーマンス上の理由から、ShellIconCache ファイルを使用してアイコンファイルがキャッシュさ
れます。このファイルが同期されなかったり、破損したりした場合、Windows エクスプローラなどのアプリケーショ
ンに誤ったアイコンが表示されることがあります。上記の記事に、この問題を修正する方法が記載されています。
Associated SPRs :
KSOA5DBNTM
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03 トラブルシューティング
Domino 6 セットアップによって Notes.INI の ServerTasks 行が上書きされます
Domino Server の設定を構成し直す場合、Notes.INI ファイルの内容のほとんどを削除し、Domino セットアッププ
ログラムを再起動する方法があります。しかし、この方法では、元のサーバーの 「ServerTasks=」行を保持したく
ても、Domino 6 セットアッププログラムによって、Notes.INI ファイルにこの行が新しく追加されてしまいます。
この場合、Domino 6 Server セットアッププログラムによって Notes.INI ファイルの既存の ServerTasks 行が上書
きされないようにする Notes.INI 変数が作成されています。
Notes.INI に次の行を追加してから Domino 6 Server セットアッププログラムを実行してください。
SetupLeaveServerTasks =1
これにより、新しい Domino 6 Server の設定中に、Notes.INI ファイルの元の ServerTasks 行が保持されます。
Associated SPRs :
TGUZ4G5S5N
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Macintosh - Macintosh インストーラと Notes ALM 機能
Notes ALM 機能がサポートされているのは、Macintosh OS 9.x のみです。Macintosh OS X ではサポートされて
いません。[Notes 簡易インストール] オプションを使用している場合、Macintosh インストーラによって、デフォルト
で Notes ALM 機能がインストールされます。 また、[Notes カスタムインストール] オプションを使用している場合
は、Notes ALM 機能が使用可能なオプションとして表示されます。
Macintosh OS X にこの機能をインストールしないためには、[Notes カスタムインストール] オプションを使用し、
[Notes ALM] インストールオプションを選択しないままにします。
Associated SPRs :
KHIA5A84BR
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03 トラブルシューティング
パーティションサーバーのサイレントインストールでの [戻る] ボタンのエラー
パーティションサーバーのサイレント (自動) インストールを記録しているときに [戻る] ボタンを選択すると、サー
ドパーティソフトウェアの障害が原因で、リザルトコード -12 (ダイアログの不具合) が戻されます。サイレントイン
ストールは失敗します。
[戻る] ボタンを選択せずに、サイレントインストールを再び記録する必要があります。
エラーが含まれる setup.log ファイルの例:
[InstallShield Silent]
Version=v5.00.000
File=Log File
[Application]
Name=Notes
Version=5.0
Company=Lotus
Lang=0009
[ResponseResult]
ResultCode= -12
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03 トラブルシューティング
Notes/Domino 6 を ASCII 以外の名前のフォルダにインストールすることはできません
Notes/Domino 6 を ASCII 以外の名前のディレクトリ/フォルダにインストールすることはできません。インストー
ルするディレクトリ/フォルダには ASCII 名を使用してください。
Associated SPRs :
YHNN59TNBA
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03 トラブルシューティング
Domino 6 へのアップグレードに関する R4.x Server の問題
Notes Server Release 4.x では、Notes Client を Notes Server とともにインストールできました。これらの 2 つの
プログラムは共通のプログラムディレクトリ、データディレクトリ、および Notes.INI ファイルを共有し、Windows プ
ラットフォームの OS システムディレクトリ (C:\WINNT など) にインストールされていました。1 つのシステムに
Notes.INI が 1 つしかないため、同じシステムへのサーバーとクライアントの個別のインストールはサポートされ
ていませんでした。
これを回避するには、OS システムディレクトリからサーバーのインストールパス (プログラムディレクトリなど) に
Notes.INI をコピーし、システムの別の場所に Notes Client をインストールする方法があります。これにより、機能
上は、同じシステムに 2 つのプログラムをインストールすることが可能です。しかし、この設定は、Notes/Domino
の今後のバージョンではサポートされません。
Domino 6 では、Domino Server と Notes Client がインストールパスを共有することはできません。そのため、
Domino 6 Server を C:\Lotus\Notes にインストールした後、Lotus Notes Client を C:\Lotus\Notes にインストー
ルすることはできません。Notes/Domino 6 では、これらのプログラムが通常どおり機能するには、2 つのプログ
ラムを異なる場所にインストールする必要があります。ただし、Notes.INI ファイルは各プログラムのインストール
パスにあるので、同じシステムにインストールすることは可能です。
Notes R4.x Server をアップグレードする場合、クライアントのファイルがあっても、Domino 6 インストーラによって
これらのファイルがアップグレードされることはありません。また、これらのファイルが削除されることもありませ
ん。Domino 6 へのアップグレード後、クライアントのファイルとそれらへのショートカットはそのまま残ります。これ
らのファイルへのショートカットとリンクの使用はサポートされていないので、削除する必要があります。
R4.x Client を置換するには、別の場所に Notes 6 Administrator クライアントをインストールする必要がありま
す。
R4.x Server のインストールを修正して、Notes.INI が OS システムディレクトリ以外の場所に格納されている場
合、Domino 6 へのアップグレードは正常に行われません。OS システムディレクトリで Notes.INI ファイルが検出
された場合、Domino 6 インストーラによって OS システムディレクトリからプログラムディレクトリにコピーされま
す。OS システムディレクトリで Notes.INI が見つからなかった場合は、サーバーのプログラムディレクトリに新しい
Notes.INI が作成されます。
Associated SPRs :
KBRE5DVKUR
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03 トラブルシューティング
シングルログオンインストールのアップグレードでは、この機能が有効なままになります
既存のシングルログオン Notes インストールをアップグレードする場合、アップグレード時に、クライアントのシン
グルログオンを再度有効にすることをお勧めします。
オペレーティングマシンでこの機能を無効にする場合は、既存のシングルログオン Notes をアンインストールし、
この機能を有効にしないでクリーンインストールを実行してください。
Associated SPRs :
CDFO5D9RN3
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03 トラブルシューティング
WebAdmin - 宛先アドレスへのルートがない
Linux 上で実行しているサーバーから Domino Web Administrator をロードすると、次のエラーメッセージが表示さ
れる場合があります。
「Notes error: No route is known from this host to the destination address.」
可能な解決策については、リリース情報の「Linux - デフォルトのネットワークキューパラメータをリセットすること」
を参照してください。
Associated SPRs :
RWIR5C6R6F
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03 トラブルシューティング
Instant Messaging のプロキシパスワードが伝達されない
Notes 6.5 から、Notes クライアント内での Instant Messaging の使用を設定する新しい [Instant Messaging の
セットアップ] ダイアログが追加されました。このダイアログは、新規 Client の設定時および最新版へのアップグ
レード後の Notes Client の起動時に表示されます。
ユーザーが Instant Messaging のプロトコルとして [プロキシを使用] を選択し、ダイアログでプロキシパスワード
を入力した場合、このプロキシパスワードはユーザーのロケーション文書へは伝達されません。これを修正する
には、ロケーション文書を編集します。[Instant Messaging] タブを選択し、[プロキシのパスワード設定] ボタンをク
リックしてください。ダイアログが表示されるので、ユーザーは IM プロキシパスワードを入力できます。
Associated SPRs :
TBOO5MRHDR
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03 トラブルシューティング
アクセス権を削除されたシステム管理者によってポリシー文書が編集されるとセットアップは
失敗する
設定/ポリシー文書が編集され、後でこの編集を行ったユーザーからアクセス権が削除されると、他のユーザー
は Notes Client のセットアップを完了できません。次のような内容のエラーメッセージが表示されます。
このノートの署名者は、Domino ディレクトリに対し、[編集者] のアクセス権と [PolicyCreator] ロールまたは
[PolicyModifier] ロールを持つ必要があります。
この時点で [OK] をクリックすると、Client のセットアップが完了せずに、Notes Client が終了します。
Associated SPRs :
TBOO5QNNDM
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03 トラブルシューティング
クライアントのインストールに変換ファイルを使用するときのヒント
Notes Client のインストールに変換ファイルを使用するときのヒントを以下に示します。
z
Notes Client をインストールするときに、変換ファイルを使用して [Notes を通常使用するメールクライア
ントにする] チェックボックスをオフにする方法は次のとおりです。
1. 変換ファイルで、[Table Editor] - [Property] ビューを表示します (#1 の上)。
2. 「USENOTESFOREMAIL」という行を見つけます。.
3. 行を 1 回クリックして選択します。行を右クリックし、[Drop Row(s)] を選択して行を削除します。
Notes Client をインストールするときに、変換ファイルを使用して、ショートカットアイコンとデスクトップア
イコンをインストールしないようにする方法は次のとおりです。
1. 変換ファイルで、[Table Editor] ビューを表示します (#1 の上)。
2. ビューの中央にある [Shortcuts] テーブルをクリックします。
3. インストールされるすべてのデスクトップアイコンとショートカットアイコンが右側に表示されます。削
除したいアイコンをクリックしてから右クリックし、[Drop Row(s)] を選択してアイコンを削除します。
インストールしないアイコンに上記の操作を繰り返します。必要な操作はこれだけです。[Target System
Configuration] - [Shortcuts/Folder] を表示すると、アイコンが削除されていることがわかります。
z
z
共有インストール用の Admin イメージから、ノードのサイレントインストールに使用する変換ファイルを作
成するときは、[Multi-User Cleanup Service] の選択を解除する必要があります。これは、マルチユー
ザーインストール用に使用し、共有インストールには使用しないためです。
Associated SPRs :
CDFO5KLK52; JGAN5L3UWA; CDFO5MLPXE
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03 トラブルシューティング
クライアントの自動セットアップでのエラー: 「宛先パスがありません」
クライアントの自動セットアップ機能を使用して新規クライアントのセットアップを実行しているときに、「宛先パス
がありません」というエラーを受け取ることがあります。これは、設定ファイル内の KeyFileName 変数が、マシン
からアクセスできないドライブを指しているときに発生します。たとえば、ユーザー ID ファイルがネットワークドライ
ブにあり、ユーザーがこのドライブへのアクセス権を持たないときは、このエラーが発生します。これを回避するに
は、ユーザーがドライブにアクセスできない問題を解決するか、ユーザーのファイルを別の場所に移動し、新しい
パスを示すように設定ファイルを更新します。
Associated SPRs :
TBOO5MTLFC; TBOO5L6RZT
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03 トラブルシューティング
クライアントの自動セットアップと AdditionalServices 変数
クライアントの自動セットアップ機能では、AdditionalServices 変数を使用して、新規クライアントのセットアップ時
に、[追加のサービス] ダイアログボックスを表示または非表示にすることができます。この変数は、[追加のサー
ビス] ダイアログを介して設定する機能の変数と共に機能します。このため、この変数は関連する変数 (インター
ネットメールアカウント、NNTP アカウント、LDAP アカウント、プロキシサーバー、および複製) と組み合わせて使
用します。
設定ファイルでの AdditionalServices 変数の機能の例を以下に示します。
z
AdditionalServices =1 --> 設定ファイル内の他の変数にかかわらず、新規クライアントのセットアップ時に、
[追加のサービス] ダイアログが常に表示されます。関連する変数のすべてまたは一部が設定ファイルに含
まれる場合は、設定ファイルでのデータ値が各フィールドに表示されます。設定ファイルにない変数のフィー
ルドは空になります。いずれの場合でも、ユーザーはフィールド値をそのまま使用することも、変更することも
できます。
z
AdditionalServices =0 --> 関連する 1 つ以上の変数に十分な設定情報が与えられている限り、[追加の
サービス] ダイアログは表示されません。いくつかの例を示します。
z
可能性のあるすべてのアカウントと設定に関するすべての変数が設定ファイルに含まれる場合は、新
規クライアントのセットアップ時に、[追加のサービス] ダイアログは表示されません。
z
参照されたアカウントと設定に関するすべての変数が設定ファイルに含まれる場合は、新規クライアン
トのセットアップ時に、[追加のサービス] ダイアログは表示されません。
z
関連する変数が設定ファイルにまったく含まれない場合は、新規クライアントのセットアップ時に、[追
加のサービス] ダイアログが表示されます。
z
1 つのインターネットメールアカウントをセットアップするための変数が設定ファイルに含まれている
が、アカウントを設定するための情報 (たとえば、Mail.Incoming.Server 変数) が不足している場合は、
新規クライアントのセットアップ時に、[追加のサービス] ダイアログが表示されます。
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03 トラブルシューティング
クライアントの自動セットアップと Instant Messaging の設定
クライアントの自動セットアップ機能を使用して Instant Messaging を設定するときのは、次に示す既知の問題に
ついて考慮する必要があります。
z
IM.Protocol 変数が 3 (「プロキシを使用」) に設定されているときは、IM.ProxyType 変数が必要です。この変
数がスクリプトに含まれていない場合は、クライアントのセットアップ時に [Instant Messaging のセットアップ]
ダイアログが表示され、不足している値をユーザーが入力できるようになっています。しかし、この時点では、
ダイアログは表示されません。このため、プロキシタイプが デフォルトのSOCKS4 になり、ユーザーが接続時
の問題に遭遇する可能性があります。これを修正するには、スクリプトにこの変数を含めるか、ユーザーにロ
ケーション文書の編集を依頼し、[Instant Messaging ] タブで、正しいプロキシタイプを入力してもらいます。
z
自動セットアップによって、IM.ServerNameResolve 変数が無視されるように見えます。この変数がスクリプト
に含まれるかどうかにかかわらず、[Instant Messaging のセットアップ] - [Instant Messaging のプロキシ設
定] ダイアログでは、[ローカルでサーバー名を解決] フィールドは常に有効になります。クライアントのセット
アップ時にこのフィールドを有効したのにもかかわらず、次に記述する場合を除き、ロケーション文書ではこ
のフィールドが常に無効になります。
z
IM.ServerNameResolve 変数は、IM.ProxyType 変数が 1 (「SOCKS5」) に設定されているとき、必須であるか
のようにふるまいます。特に、スクリプトで IM.ProxyType を 1 に設定し、IM.ServerNameResolve 変数をスク
リプトに含めない場合は (この変数はオプションなので、このような方法は可能)、クライアントのセットアップ
時に [Instant Messaging のセットアップ] ダイアログが表示され、ユーザーは不足している値を入力できま
す。また、この変数がスクリプトに含まれていない場合でも、このフィールドはチェックマークが付いた状態で
ユーザーに表示されます。クライアントのセットアップが完了しても、ロケーション文書ではチェックボックスの
チェックマークはそのまま残ります。
Associated SPRs :
TBOO5MTHU5; TBOO5MTJPF; TBOO5MTJFH
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03 トラブルシューティング
クライアントの自動セットアップと複数ユーザーへの導入
クライアントの自動セットアップ機能を使用するときは、特別な考慮が必要です。この機能によって標準の設定が
複数のユーザーに適用されるので、使用する上で注意が必要な変数がいくつかあります。例を以下に示します。
z
設定ファイルが一人の特定のユーザー用でない限り、KeyFileName 変数を使用しないことをお勧めします。
この変数は、特定のユーザー ID ファイルを示すときに使用します。このため、設定ファイルを使用して多くの
ユーザー用にクライアントセットアップを標準化する場合は、この変数を適用できません。
z
設定ファイルが一人の特定のユーザー用でない限り、Mail.Incoming.Username 変数と
Mail.Incoming.Password 変数を使用しないことをお勧めします。これらの変数は、各ユーザーに固有です。こ
のため、設定ファイルを使用して多くのユーザー用にクライアントセットアップを標準化する場合は、この変数
を適用できません。
z
設定ファイルが一人の特定のユーザー用でない限り、NetworkDial.EntryName 変数、NetworkDial.Username
変数、および NetworkDial.Password 変数を使用しないことをお勧めします。NetworkDial.EntryName は、
ユーザーのマシンの電話帳エントリに正確に一致する必要があります。すべてのユーザーのマシンでダイヤ
ルアップ電話帳の名前が同一でないときは、電話帳のエントリを見つけることができず、ユーザーによっては
ダイヤルアップが失敗する可能性があります。NetworkDial.Username と NetworkDial.Password は、各ユー
ザーに固有です。このため、設定ファイルを使用して多くのユーザー用にクライアントセットアップを標準化す
る場合は、これらの変数を適用できません。
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザー用のクライアントの自動セットアップ
ローミングユーザーにクライアントの自動セットアップを使用するときは、特別な考慮が必要です。ローミングユー
ザーは、数多くの設定をローミングデータベースに保存するよう設定されているので、クライアントの自動セット
アップの変数の中には、ローミングユーザーとともに使用するのが適していないものもあります。そのいくつかの
例を以下に示します。
z
KeyFileName 変数は、ローミングユーザーのクライアントのセットアップには使用しないことをお勧めします。
この変数は、特定のユーザー ID ファイルを示すときに使用します。ローミングユーザーの ID ファイルは、
ユーザーのローミングアドレス帳に保存されるので、クライアントのセットアップ時に ID ファイルがこのローミ
ングデータベースから自動的に取得されます。結果として、ローミングユーザーのクライアントのセットアップ
では、この変数は不適切になります。
z
NNTP または IMAP インターネットアカウントを持つローミングユーザーには、リリース情報の「NNTP または
IMAP インターネットアカウントを持つローミングユーザー」で示されているような、特有の問題があります。
ローミングユーザー用のスクリプトにこれらのアカウントタイプを含める前に、リリース情報のこのトピックを参
照して、詳細情報を確認してください。
z
各ユーザーのマシンごとにネットワークのダイヤルアップアカウント情報が異なる場合は、ユーザーのすべて
のマシンで値を機能させるには、NetworkDial.* 変数を十分に考慮して使用する必要があります。特に、ユー
ザーが Windows クライアントと Macintosh クライアントを 1 つずつ持つときは、インターネットアカウント用の
ネットワークダイヤルアップはこのユーザーの両方のマシンで機能しません (Macintosh では、ネットワークダ
イヤルアップはサポートされていません)。また、すべてのマシンでダイヤルアップ電話帳の名前が同一でな
い場合は、電話帳のエントリを見つけることができず、ダイヤルアップが失敗する可能性があります。
z
最初のローミングユーザーのクライアントのセットアップ時に Replication.Schedule 変数を 1 に設定できな
かったときは、このユーザーには複製が有効になりません。このため、Notes Client の起動時と終了時に、
ユーザーのローカルファイルは自動的にはサーバーに複製されません。この問題を解決するには、ユー
ザーのロケーション文書を編集し、複製を有効にします。さらに、[Notes を起動したときに複製する] オプショ
ンと [Notes 終了時の複製の確認] オプションを有効にします。
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03 トラブルシューティング
DECS の動作に関する考慮事項
このリリース情報では、Domino/Notes 6 における DECS に関する考慮事項について概説します。
DECS Administrator のアップグレード
DECS が有効な Domino R5 インストールをアップグレードした場合、既存の DECS Administrator データベースを
更新するには、新しい DECS Administrator テンプレートを使用して [設計の置換] アクションを実行する必要が
あります。このアクションを実行しなかった場合、自動としてスケジュールされている DECS の動作が正常に行わ
れないことがあります。アップグレード前に、DECS を無効にしてから Domino をアップグレードします。Domino を
アップグレードしたら、decsadm.ntf を使用して DECS Administrator で [設計の置換] タスクを実行した後、再度
DECS を有効にします。
LEI を購入した場合、既存の DECS R5 Administrator の動作および接続の LEI Release 6 へのアップグレード
を、LEI Release 6 のインストール手順の一部として自動的に行うことができます。詳しくは、LEI Release 6 に付属
している『IBM LEI (Lotus Enterprise Integrator) インストールガイド』(leiig.nsf) (http://www.lotus.com/ldd) を参照
してください。
DECS 仮想フィールド (以前の RealTime) の動作
DECS 仮想フィールドの動作を使用して、暗号化フィールドを含むフォームを監視している場合、暗号化
フィールドのデータは外部システムに転送されません。
z
z
文書を保存すると、マップされていないフィールドおよびキー値が消えます。これが発生するのは、保存時に
文書が開いたままになっていた場合 ([Ctrl] + [s] キー) のみです。回避するには、文書を保存した後、一度
閉じてから開き直します。
Domino Designer の統合 - データ接続リソース
z
DCR メッセージが、ログとコンソールに 2 回表示されることがあります。
Lotus Connector に関する考慮事項
z
Lotus Connector for ODBC を使用した Microsoft SQL Server (7.0、2000) への接続は、このリリースではサ
ポートされていません。代わりに、Lotus Connector for OLE DB を使用してください。
z
z
z
EDA/SQL Connector は、サポートされなくなりました。
Solaris での DCTEST の実行による Sybase 接続のテストは、現時点ではサポートされていません。
DataDirect ODBC ドライバと DECS を併用している場合、DB2 への接続を ODBC への接続とともに使用す
ることはできません。このシナリオが必要な場合は、Lotus Connector for DB2 ではなく、Lotus Connector
for ODBC を使用して DB2 に接続してください。
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03 トラブルシューティング
Linux on zSeries - DECS は DB2 接続のみサポート
Linux on zSeries 用の DECS では、DB2 への接続のみがサポートされています。
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03 トラブルシューティング
メールルーターによって作成されたノートを Create イベントが処理する
DECS の Create イベント機能によってモニターされているデータベースで、メールルーターが新規ノートの作成を
試みると、noteid 値の違いによって作成アクションは失敗していました。また、DECS が Update イベントをモニ
ターしている場合は、noteid によって更新コードパスが実行されますが、パスが見つからないエラーのために失
敗していました。この問題は修正されています。
Associated SPRs :
SMOS5YUSA3
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03 トラブルシューティング
Designer のユーザーインターフェースに関する問題
Notes/Domino 6 には、Designer のユーザーインターフェースに関連する次のような問題があります。
z
問題: 異なるドメインから Designer クライアントにデータベースを追加し、異なる ID を使用してデータベース
を修正する場合、Designer を起動すると、Designer がすべてのデータベースに接続しようとしますが、現在
の ID にはその中の多くのデータベースに対するアクセス権がありません。
回避策: 異なる ID を使用して、修正するデータベースを個別の Designer フォルダに格納します。
z
問題: Designer フォルダは、特定の状況で再起動されるまで、ブックマークバーには表示されません。
Designer ブックマークバーの 1 つの Designer フォルダを Designer ブックマークバーの別のフォルダにドラッ
グした場合、Designer を再起動するまで、Designer ブックマークバーに新しい Designer フォルダが表示され
ません。
回避策: Designer を再起動します。
z
問題: [データベースを開く] ダイアログから新しいフォルダを作成すると、[ブックマークの追加] リストが消去
されます。
回避策: ありません。現時点では、ソフトウェアの制限です。
z
問題: ブックマーク (6) データベース (bookmark.nsf) がアクティブなフォルダに表示されている場合、Designer
ブックマークバーに新しい Designer ブックマークフォルダが表示されません。
回避策: Designer を再起動します。
z
問題: 新しいローカルレプリカの db リストで、要素コレクション、たとえば Forms の横に展開 (+) アイコンが
表示されません。
回避策: Designer を再起動します。
Associated SPRs :
DBRO5ARNBZ; BMGH5DMP99; BMGH5DQHB8; BMGH5CRPHF; BMGH5DMNKG
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03 トラブルシューティング
リソース挿入時のサーバーエラー: エントリが索引に見つかりません
1 つのサーバー (またはローカルデータベース) 上のページ、フォーム、またはサブフォームの JS Header に
JavaScript ライブラリリソースを挿入するときに、そのリソースが別のサーバーにある場合、そのサーバーが [カ
タログ/ドメイン検索サーバー] にリストされている必要があります。リストされていない場合、次のエラーメッセー
ジが表示されます。
サーバーエラー: エントリが索引に見つかりません
JS ライブラリのロードコードはバックエンドにあるので、クライアント (Notes Client と Web サーバー) 間で共通で
す。つまり、クライアントのブックマーク/デスクトップを使用しません (「参照」できません)。そのため、ブックマーク
/デスクトップを使用するフロントエンドの UI と JS Header のコンパイルおよびインライン JS ライブラリとの間に
不一致があります。バックエンドはデータベースのデータディレクトリを検索し、見つからなかった場合はデータ
ベースカタログを検索します (カタログ検索の結果はキャッシュされるので、最初の検索のみが長くなることがあり
ます)。
異なるサーバー上のデータベースから JS ライブラリを使用する場合、出荷アプリケーションにそのデータベース
が含まれているか、アプリケーションがインストールされているクライアントでカタログ検索によるデータベースの
検索が可能である必要があります (これは、ロケーション文書の [サーバー] タブの [カタログ/ドメイン検索サー
バー] フィールドで設定できます)。
Associated SPRs :
DMEA4MDQBB
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03 トラブルシューティング
Web クライアントでサポートされないアクションバーの [サイズ] プロパティ
Web クライアントでサポートされないアクションバーの [サイズ] プロパティは、次のとおりです。
サイズ: 高さ、幅、余白
Associated SPRs :
MQUE4VEP3N
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03 トラブルシューティング
二重コーディングされたアクションのトリガーは、ボタンおよびホットスポットとは異なります
二重コーディングされたアクション、ボタン、またはホットスポットを含むアプリケーションを設計する際には、Notes
R5.x クライアントの次の動作に注意してください。
1. ボタンとホットスポットについては、クライアントイベントでコードがトリガーされます。
2. フォームまたはビューアクションについては、Web イベントでコードがトリガーされます。
Associated SPRs :
MQUE4YJKRS
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03 トラブルシューティング
設計のロックに関する問題
Notes/Domino 6 には、設計のロック機能に関連する次のような問題があります。これらの問題は、データベース
プロパティの [設計のロックを許可] がオンになっている場合のシナリオです。
z
問題: 新しいフレームセットを再保存できません。
回避策: 新しいフレームセットを作成した後、保存して閉じます。そのフレームセットを再度開くと、編集セッ
ションで複数の保存を行えるようになります。
z
問題: 最初にロックされていない限り、データベース内の新しいデータコネクションリソースのインフォボックス
を変更できません。
回避策: 新しいデータコネクションリソースを作成します。インフォボックスを閉じます。無題のデータコネク
ションリソースをロックします。そのデータコネクションリソースを開くと、編集可能になります。
z
問題: 変更内容を保存するかどうかを確認するメッセージで [いいえ] を選択した後、切断モードでサブ
フォームへの変更内容を保存できます。
回避策: ありません。現時点では、これはソフトウェアの制限です。
z
問題: 切断モードでデータベース内のデータベーススクリプトを変更した後、変更内容を保存するかどうかを
確認するメッセージが表示されません。
回避策: データベーススクリプトを閉じる ([Esc] キーを押す) 前に、手動で変更内容を保存します。
Associated SPRs :
BMGH5DXJRA; BMGH58MR55; BMGH5DXJUP; MCHG5CN6GN
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
呼び出される Java エージェントへの変更
既存の呼び出される Java エージェントへの変更は、クラスファイルがあるシステムで行う必要があります。次の
状況では、エラーが発生します。
z
ローカルパス c:\classfiles にあるクラスファイルを使用して、呼び出される Java エージェントをローカルクラ
イアントに作成します。
z
データベースがサーバーまで複製され、正常に実行されます。
Designer を使用して、サーバー版の呼び出される Java エージェントを変更した場合、たとえば、共有から個
人に切り替えた場合、エージェントを実行すると、「文書アイテムが見つかりません」というエラーメッセージが
表示されます。これは、エージェントを保存したときに、サーバーでクラスファイルが使用できなかったためで
す。
z
呼び出される Java エージェントを編集し、[クラスファイルを再呼び出しします] および [すべて更新] を実行した
後、保存して終了します。
Associated SPRs :
MQUE5DNGFX; MQUE4XMQQR
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03 トラブルシューティング
Web ブラウザではイベントに標準の順序はありません
onBlur イベントと onChange イベントがトリガーされる順序は、標準では定義されていません。
定義された標準がないので、順序は実装担当者にまかされます。Netscape 6 では、Notes Client と同様に、
フィールドイベントは onBlur、onChange の順にトリガーされます。Netscape 4.7 と Internet Explorer では、
onChange、onBlurの順にトリガーされます。
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
サポートされない図形イベント
Notes Client または Web クライアントでは、次の図形イベントはサポートされません。
onHelp、onKeyDown、onKeyPress、onKeyUp
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03 トラブルシューティング
R5 Client では、Notes 6 でコーディングされた「Web - Javascript」コードが実行されます
R5 では、イベントによって、Web クライアントのみでサポートされる JavaScript と、Notes Client と Web クライア
ントの両方でサポートされる JavaScript がありました。これは、UI による制御ではありませんでした。Notes 6 で
は、新しい UI によって、設計者が「クライアント - JavaScript」、「Web - JavaScript」、または「共通 Javascript」を
設定できます。
「クライアント - Javascript」イベントを設計する際には、R5 Notes Client で実行されるのは「Web - Javascript」UI
の JavaScript コードのみであることに注意してください。
Associated SPRs :
MQUE4X9PN7
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Web クライアントでサポートされないサブフォームイベント
「Web - Javascript」 でコーディングされた onHelp、onLoad、および onUnLoad の各サブフォームイベントは、Web
クライアントではサポートされません。
Associated SPRs :
MQUE53KRWE; MQUE555LPR
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03 トラブルシューティング
タブ付きの表で RTF を編集している場合にルーラーでタブを編集できない
タブ付きの表の中のリッチテキストフィールドを編集しているときは、ルーラーを使用してタブを追加または編集す
ることはできません。
Associated SPRs :
RTOA4T2MT9
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03 トラブルシューティング
Designer - バックエンド MIMEEntity メソッドでのストリームの位置の更新
LotusScript または Java の Stream クラスメソッドを使用して、Domino 6 バックエンド Stream オブジェクトを対象
に読み込みまたは書き込みを行うと、常にストリームの位置が設定されますが、GetContentAsText などの
MIMEEntity メソッドを使用して Stream を対象に読み込みまたは書き込みを行うと、これまではストリームの位置
が更新されませんでした。
今回のリリースでは、この位置が MIMEEntity メソッドにより更新されます (ストリームの終わりまで)。したがって
その使用の際には、ストリームの読み込みを正常に実行するために、Stream.SetPosition(0) などを使用してスト
リームの位置をリセットする必要があります。
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03 トラブルシューティング
ビューと列のプロパティ: [詳細] タブ
ユーザーが [詳細] タブのドロップダウンリストで列のスタイルを選択するとき、これは、列のプロパティを設定し
ていることにはならず、スタイルの拡張フォーマットを表示している過ぎません。この機能は、このリリースでの新
機能ではありませんが、以前のリリースでは、これらの列のスタイルの拡張プロパティ (数値、日付/時刻など)
は、個別のタブにまとめられていました。
また、[詳細] タブを開くとき、デフォルトで表示されるスタイルは、必ずしも、ユーザーによって最後にアクセスまた
は編集されたスタイルではありませんが、各スタイルの拡張プロパティで変更されたすべての内容は保存され、
実装されます。
Associated SPRs :
KUMA5PZPMD
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03 トラブルシューティング
ビューと列のプロパティ: [名前] スタイル
[名前] という種類のスタイルを列に設定するときは、このスタイルを有効にして保存するために、[列のプロパ
ティ] インフォボックスの [詳細] タブで、スタイルの拡張プロパティを選択する必要があります。
[名前] スタイルを無効にするには、このタブ内のすべての拡張プロパティのチェックマークをオフにします。
列のスタイルとして [名前] を有効にすると、列の他のスタイルの種類はすべて上書きされます。
Associated SPRs :
KUMA5P7VCL
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03 トラブルシューティング
DOLS のプラットフォームとシステム要件
DOLS は、Notes/Domino 6 の Win32 クライアント、Win32 サーバー、AIX サーバー、Solaris サーバー、Linux
サーバーでサポートされます。
クライアントシステム要件:
z
CPU: Intel Pentium
z
RAM: 128MB 以上 (256MB を推奨)
z
空きディスク容量: 基本操作用に 500MB を推奨
z
購読の場合は、それぞれの購読のサイズに応じた追加の空きディスク容量が必要
ブラウザ要件:
z
Internet Explorer 6.0 以上
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03 トラブルシューティング
Internet Explorer 5 を使用して購読をインストールする場合の問題
z
Internet Explorer 5.01 を使用して購読をインストールしようとすると、「Error 500 attempting to request
offline configuration data」というダイアログが表示され、続いて「Error requesting offline configuration from
the server」というメッセージが表示されます。
対策
新しいバージョンの Internet Explorer をインストールしてください。
z
128 ビットの暗号化を使用して Internet Explorer 5.0 で購読をインストールしようとすると、 「DOLS DSAPI
error: user must be logged in in order to go offline.」というエラーが表示されます。
現時点ではこのエラーの対策はありません。
Associated SPRs :
MNOI4VXKGF; RAHO57SKDR
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03 トラブルシューティング
購読名は 30 文字 (バイト) 以内に制限する
購読のダウンロード時に、各国のキャラクタ (ダブルバイトまたはマルチバイト) を使用した購読のタイトルが切り
捨てられることがあります。対策としては、購読のタイトルを 30 文字または 30 バイト以下 (マルチバイトの場合)
にします。
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03 トラブルシューティング
複数のディレクトリカタログが混乱を招く可能性
クライアントにインストールした各 Web メール購読は、それぞれ固有のディレクトリカタログを持つことができま
す。これには、iNotes Web Access (R5)、Domino Web Access (6)、および [メール (6) (拡張)] データベース、また
はディレクトリカタログを含む DOLS 対応の他のカスタマイズ済みデータベースが含まれます。ディレクトリカタロ
グを持つ複数の購読を同じコンピュータにダウンロードすると、次のような問題が発生する場合があります。
z
そのコンピュータ上で購読をインストールしているユーザーであれば、インストールされているすべてのディレ
クトリカタログを読み込むことができます。すべてのカタログは、アドレス選択ダイアログにリストされます。
z
そのコンピュータ上の Web メール購読のアドレス選択ダイアログには、同じ名前を持つすべてのディレクトリ
カタログが表示されます。
z
同じ名前を持つディレクトリカタログであっても、別々の複製スケジュールが設定されている場合は、含まれ
ている情報が異なることがあります。どれが最新のディレクトリカタログかわからないと、古いディレクトリカタ
ログを使用する可能性があります。
対策
同じクライアント上にあるすべてのディレクトリカタログに必ず同じ複製スケジュールを設定します。
Associated SPRs :
SGOY4VEP4D
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03 トラブルシューティング
クラスタサーバー上で、休止しているデータベースを参照するときの問題
ユーザーが購読をオフラインでインストールしていて、管理者または設計者がオンライン版の購読無効にしても、
ユーザーはクラスタ内の別のサーバー上のレプリカを使用して同期機能を引き続き利用できます。
しかし、ユーザーがそのデータベースをオンラインで参照するために Web コントロールや Domino Sync Manager
を使用しようとすると、エラーが発生します。
Associated SPRs :
SBED4PMUNF
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03 トラブルシューティング
インターネットパスワードが同期しない
ユーザーが購読をダウンロードして、その後サーバー上のユーザー文書のインターネットパスワードを変更した
場合、その新しいパスワードを使用して購読をオフラインで開こうとすると、「アクセスは拒否されました」というエ
ラーが表示されます。これは、サーバー上のパスワードとオフラインの Domino ディレクトリ (DOLNAMES.NSF) が
同期していないために起きます。
対策
購読を削除し、再インストールすると、インターネットパスワードと異なるパスワードを同期するかプロンプトが表
示されます。同期した後、オフラインにすると、変更後のインターネットパスワードを使ってデータベースにアクセ
スできます。
Associated SPRs :
CGES4Q3KH2
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03 トラブルシューティング
購読のデスクトップアイコンが表示されないことがある
以下の場合は、デスクトップ上に購読のアイコンが表示されません。
z
購読のタイトルに Unicode が使用されている場合
z
オペレーティングシステムでファイル名に使用することを許可されていない文字が購読のタイトルに使用され
ている場合。たとえば、Windows のファイル名には 「/」は使用できません。そのため、タイトル (オフライン設
定文書の最初のタブ) に「/」が含まれている購読のアイコンはデスクトップ上に表示されません。
対策
ダウンロード後に購読を起動する場合は、Lotus Domino Sync Manager から起動します。
Associated SPRs :
KHKM4QN88G
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03 トラブルシューティング
複数購読の同期の周期を 1 分に設定すると同期が停止する
複数の購読をインストールし、これら購読をすべて 1 分ごとに同期するように設定すると、同期中にいずれかの
購読が 100% の確率で停止します。これによって、ほかの購読の同期が妨害されることはありません。Sync
Manager を終了して再起動してください。
Associated SPRs :
SBED4WLP3P
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03 トラブルシューティング
DOLS のインストール時のトラブルシューティングのヒント
Lotus Notes/Domino 6.x のベータリリースは、現在のリリースへはアップグレードできません。以前のリリースの
購読がインストールされている状態でサーバーを Domino 6 にアップグレードした場合は、ユーザーは以前の購
読をすべてアンインストールし、Domino 6.x の購読をインストールする必要があります。アンインストールしても、
デスクトップのアイコンは削除されないので注意してください。これを回避するには、クライアントのアップグレード
の前に、Netscape 用の DOLS プラグインファイルまたは Internet Explorer 用の Lotus DRS コントロールを削除
します。
以前のリリースの購読と Domino 6.x を一緒にオフラインにするには、次の手順で行います。
1. クライアントをアップグレードする前に、Netscape 用の DOLS プラグインファイル または Internet Explorer
用の Lotus DRC コントロールを削除します。
2. Domino 6.x の購読をインストールして、Domino Sync Manager をアップグレードします。
3. 以前のリリースの購読を再インストールします。
暗号化されている購読をアップグレードするには
1. Domino Administrator クライアントで、doladmin.nsf のオフラインセキュリティポリシー文書の [既存のユー
ザー ID を上書きする] をオフにし、セキュリティポリシーを保存します。
2. クライアントシステムをへアップグレードする前に、クライアントシステム上で Netscape 用の DOLS プラグイ
ンファイル、Internet Explorer 用の DRS コントロールを削除します。
3. 暗号化された購読を再インストールします。
注意 [既存のユーザー ID を上書きする] をオフにしないと、アップグレード後に購読を利用できなくなります。そ
の場合は、購読を削除してから再インストールする必要があります。
Domino R5.0.x から Domino 6.X にアップグレードする
サーバーを R5.0.x から最新リリースの Lotus Domino にアップグレードすると、すべてのユーザーの既存の
DOLS オフライン購読がアップグレードの対象となります。古い購読をアップグレードして、このリリースと連動す
るようにする必要があります。新しい購読をサーバーからインストールすると、アップグレードが開始されます。新
しい購読をインストールしたら、それらをオフラインで開く前に以前の購読を一度同期させる必要があります。
DOLS を備えていないリリースの Domino から DOLS を備えた Domino 6.x にアップグレードする
DOLS を備えていないリリースの Domino から DOLS を備えた最新リリースの Lotus Domino にアップグレードし
た場合、DOLS が正しくインストールされないことがあります。アップグレードの詳細については、『Domino
Administrator ヘルプ』を参照してください。
ダイヤルアップ (または LAN) からのインストールが失敗して、「実行できません」というメッセージが表示される
Domino Sync Manager をダイヤルアップまたは LAN 接続でインストールしようとしたときに、「実行できません」
というメッセージが表示されることがあります。これは、ダイヤルアップセッションのタイムアウトの設定値が小さす
ぎることが原因である可能性があります。
サーバー文書でダウンロード時間を増やすには、次の手順を行います。
1. Domino Administrator クライアントを起動します。
2. ナビゲーションペインで、[サーバー] - [現在のサーバー文書] をクリックします。
3. [インターネットプロトコル] タブをクリックして、[HTTP] タブをクリックします。電話回線を介して購読をインス
トールする場合は、[出力タイムアウト] フィールドを 18,000 秒に設定して、充分なダウンロード時間を確保し
ます。
インターネットサービスプロバイダ (ISP) を利用している場合は、ISP に連絡して、タイムアウト時間を短く設定し
ていないかどうかを確認することもできます。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
DOLS データベースをインストールするにはユーザーに [読者] 以上のアクセス権限が必要
オフラインでデータベースをインストールするためには、DOLS が有効なデータベースのアクセス制御リスト
(ACL) に、ユーザーのアクセス権を [読者] 以上に設定する必要があります。[投稿者] や [なし] のアクセス権の
場合に購読をインストールしようとするとエラーが発生します。
対策
データベースの ACL でユーザーのアクセス権を [読者] 以上に設定します。
Associated SPRs :
SBED4PLL7Y
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
ブラウザから「オフラインで作業しますか?」というプロンプトが表示された場合は [いいえ] を
選択する
ブラウザで、オフラインで作業するかどうかを問われたときは、[いいえ] を選択してください。
オフラインでの作業を選択すると、サーバーとの接続が切断され、同期を取れなくなります。
Associated SPRs :
AWHN4M7B8U
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
アクセシビリティの問題
DOLS を使用するときには、次に示すアクセシビリティの問題があります。
Internet Explorer で URL アドレスボックスから Web コントロールに移動できない
[Tab] キーを押すと DOLS Web ページのフレーム間を移動できます。しかし、URL ボックスからフレームに移動
することはできません。
Netscape でフレーム間を移動できない
Netscapeでは、[Tab] キーを押して DOLS Web ページのフレーム間を移動することはできません。
ポップアップメニューに言語のキーボードショートカットキーがない
Web コントロールには、Domino Sync Manager にあるテキストの言語のリストから言語を選択するためのオプショ
ンがあります。リスト内の言語にはショートカットキーはありません。
Windows 2000
Windows 2000 コンピュータでは、ユーザーが自分で表示を有効にしない限り、アクセラレータ (メニュー項目の下
線付きの文字) は表示されません。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
共有ファイルを持つ複数の購読を暗号化する場合は一貫して行う
ユーザー間でファイルを共有していることがわかっている場合は、すべての購読を暗号化するか、すべての購読
を暗号化しないかのどちらかにしてください。
共有ファイルは、そのファイルが最初にインストールされた購読が暗号化されていたかどうかによって、暗号化さ
れるかどうかが決まります。最初の購読が暗号化されてインストールされた場合は、それ以降にインストールされ
た購読でファイルの共有に問題が発生することがあります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
構成ディレクトリサーバーとして設定されている Domino Server 上の DOLS
「構成ディレクトリ」 サーバーとして設定されている追加の Domino Server 上に DOLS 購読がある場合は、セ
キュリティポリシーは [ダウンロード中に ID を要求する] または [ユーザー ID を自動的に作成] のいずれかであ
ることが必要です。
セキュリティポリシーの [ID の検索に Domino ディレクトリを使う] が設定されている追加の Domino 構成ディレク
トリサーバーで、ユーザーが DOLS 購読をインストールしようとすると、Error 500 が返され、「DOLS DSAPI error:
No person record found in names.nsf for user <username>.」というメッセージがコンソールに表示されます。
Associated SPRs :
MNOI4ZGRVF
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03 トラブルシューティング
メールファイル (拡張) をサーバー間で移動する
AdminP を使用して、DOLS が有効になっている Domino 5.0.5 以降のサーバー間でメールファイル(拡張) を移動
しようとすると、移動処理が完了しません。
これは、これらのメールファイルの移動処理の最終ステップでユーザーが Notes を使用して元のファイルにアク
セスする必要があるために起きます。ユーザーが元のファイルにアクセスすると、新しいメールファイルと新しい
メールサーバー情報を使用して個人アドレス帳の Notes ダイヤルアップ接続文書とロケーション文書が更新され
ます。次に、[新規メールサーバーへ変更を反映] 要求が作成され、古いメールファイルが削除されます。
ユーザーが、Notes の代わりに DOLS を使用して、または複製を使用してブラウザから元のファイルにアクセスし
た場合は、前述の最終ステップは開始されません。
管理者は、LotusScript を使用して、「変更を反映」 要求を作成するエージェントを [システム管理要求] データ
ベースに作成する必要があります。この LotusScript は、Notes.net の Iris Sandbox で公開されています。次の
URL からダウンロードしてご使用ください
http://www.notes.net/sandbox.nsf/ecc552f1ab6e46e4852568a90055c4cd/c425421e4e419540852568630079bb
8c?OpenDocument&ExpandSection=1&Highlight=0,admin4.nsf#_Section1
Associated SPRs :
CLYH4QVQ49
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03 トラブルシューティング
共有されている購読を削除したときにディレクトリカタログが削除されない
共有購読データとディレクトリカタログを含む購読を削除した場合、ディレクトリカタログはユーザーの Domino
Web Access ディレクトリに残ります。これは、共有データが実際に別の購読に共有されていない場合にも当ては
まります。
現在の Domino Web Access セッションでディレクトリカタログにオフラインでアクセスした場合は、購読を削除す
る前にブラウザを閉じても、ディレクトリカタログは削除されません。その場合に、Windows Explorer でディレクトリ
カタログをユーザーディレクトリから手動で削除しようとすると、「共有違反」というメッセージが表示されます。
現時点では、対策はありません。
Associated SPRs :
LSHR5ACKV5
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03 トラブルシューティング
誤ったパスワードを入力したあとに同期をキャンセルするとセキュリティの問題が発生する
同期が開始された後、失敗に終わると、パスワードは壊れています。購読をアンインストールしてから、再インス
トールしてください。
Associated SPRs :
LSHR53DTDD
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03 トラブルシューティング
アイコンをカスタマイズしてもデスクトップ上のアイコンが変わらない
購読をオフラインでインストールして、ユーザー独自のアイコンを [Customize] サブフォームに追加すると、Sync
Manager には新しいアイコンが表示されますが、デスクトップ上のアイコンは変わりません。
対策
デスクトップを更新するかオペレーティングシステムを再起動します。
Associated SPRs :
SBED59Z2PR
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03 トラブルシューティング
購読を削除してもディレクトリカタログのパスは notes.ini から削除されない
[メール (6) (拡張)] テンプレート (mail6ex.ntf) を使用してメールファイルを作成し、DOLS がこのメールファイルを
ディレクトリカタログで有効にしているとき、共有ファイルのオプション ([ルール] タブ) を選択せずに購読をダウン
ロードすると、iNotes ディレクトリにある Notes.ini の Name パラメータは次のようになります。
NAMES=dolnames.nsf,dols\Web user1 Mattel
US\9A55CDC7D0D12BA385256A7100720089\dircat.nsf,dols\Web User2 Mattel
US\2EFE0803CB6E457285256A8C00746884\dircat.nsf
いずれかの購読を削除しても Notes.INI ファイルの Names パラメータは変更されず、ドロップダウンリストに購読
ディレクトリが表示されます。しかし、このディレクトリにはアクセスできません。
Associated SPRs :
SGOY4YRQB5
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03 トラブルシューティング
アドレス帳と一致しないパブリックキーに関する同期時エラー
同期時に、同期ステータスに 「パブリックキーがアドレス帳に保存したものと一致しません。」というエラーが表示
されます。その後、同期ステータスは [休止] に設定されます。
対策
サーバー文書の [セキュリティ] セクションを開き、[Domino ディレクトリにあるパブリックキーと比較] オプションを
無効にします。
Associated SPRs :
KTOT567L96
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03 トラブルシューティング
設定文書を削除した場合は、再インストールする必要がある
なんらかの理由で、購読の [オフライン購読設定] プロフィール文書を削除する必要がある場合、その購読をイン
ストールしたユーザーは、購読を削除して新しい設定文書を持つ購読を再インストールしなければなりません。
Associated SPRs :
SGOY54VKWY
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Notes の「削除」によって複数ユーザー購読が削除される
次の状況のように、Notes Client の「削除」オプションを選択すると、DOLS の複数ユーザー購読が削除されま
す。まず、マルチユーザーオプションを使用して Lotus Notes をインストールし、購読プロフィール文書の [複数
ユーザーディレクトリの使用] がオンになっている DOLS 対応のデータベースをインストールします。Notes での
作業後、「個人ファイルを削除しますか」と問われるますが、ここでは [OK] を選択しません。[OK] を選択すると、
Domino Sync Manager を使用した次回の同期は失敗します。Notes Client のシャットダウン時に、DOLS の複数
ユーザーデータディレクトリが削除されるからです。
Associated SPRs :
LSHR5AERZ4
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03 トラブルシューティング
ID が上書きされると、ユーザーは暗号化された購読にアクセスできない
ユーザーが暗号化された購読をインストールして、その後なんらかの理由で自分の ID を変更した場合、その
ユーザーは暗号化された購読を開くことができなくなります。これは、ID と一致するキーを使用してオフライン購
読が暗号化されたためです。ID を変更すると、キーは ID と一致しなくなり購読は開きません。ユーザーは暗号
化された購読を削除して、再インストールし、暗号化し直す必要があります。
暗号化された購読を使用している企業では、[既存のユーザー ID を上書きする] 設定はオンにしないでください。
ID が上書きされたユーザーは、前の ID からのキーで暗号化されたオフライン購読を開くことができません。新規
の ID を暗号化された購読に適用する唯一の方法は、暗号化されたデータベースを削除し、再インストールする
ことです。
Associated SPRs :
SBED598PUW
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03 トラブルシューティング
Windows 2000 - Sync Manager の背後に [購読の詳細] ボックスが開く
Windows 2000 Professional オペレーティングシステムでは、Sync Manager の背後に [購読の詳細] ダイアログ
が開きます。
Associated SPRs :
JNES4L5G4U
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03 トラブルシューティング
無効にした購読がアップグレード時に同期される
クライアントシステムで 5.0x のすべての購読を無効にしてからサーバーをアップグレードした場合、クライアント
上で購読の 1 つをアップグレードすると、有効に設定していないにもかかわらずすべての購読が同期されます。
Associated SPRs :
JDAO5CYNM4
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03 トラブルシューティング
[ディスカッション] テンプレートの既知の問題
[ディスカッション] テンプレートが更新されると、 ファイル Dols.gif、iNotes_bnnr.gif、servers.gif に関するエラーメッ
セージがステータスバー、またはサーバーコンソールに表示される場合があります。これらのメッセージは無視し
ても安全です。
Associated SPRs :
CSAH5EASUG
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
[オプションファイル] ではワイルドカードを正しいフォーマットで使用することが必要
オフライン購読設定文書の [オプションファイル] フィールドで * (ワイルドカード) を使用するとき (例: *.nsf) は、*
の前に \ を追加する必要があります。追加しない場合、オフラインの同期エラーが出ることがあります。
対策
*.nsf ではなく、\*nsf を使用してください。
Associated SPRs :
TCAO4ZNMBU
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03 トラブルシューティング
アップグレード後にオフラインセキュリティ文書を変更するとパスワードが失われる
オフラインセキュリティポリシーを自動生成に設定してサーバーを 5.0x から 6.x にアップグレードした場合、オフラ
インセキュリティポリシーの選択を変更すると、認証者のパスワードが失われます。
例えば、特定のドメインに暗号化された購読が存在し、アップグレードしたサーバーのそのドメインのセキュリティ
ポリシーで新しい「既存の IDファイルの上書き」機能をオンにした場合に、この問題が起こる可能性があります。
対策
その認証者 IDを持つタブで、パスワードを再入力し、セキュリティポリシーを保存してください。
Associated SPRs :
JDAO5D6RHG
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03 トラブルシューティング
DOLS SSO [アプリケーションパスワードの入力] ダイアログの問題
SSO を有効にした場合、ユーザーは不注意により、オンライン購読に使用していたパスワードと異なる
dolsuser.id/notes.id パスワードをオフライン購読に割り当てることができてしまいます。これは、購読をダウンロー
ドするときに、オフラインの [アプリケーションパスワードの入力] で異なるパスワードを入力、確認した場合に起こ
ります。ユーザーはこのオフラインパスワードを簡単に変更することはできません。
[プロパティ] - [セキュリティ] タブのパスワードの変更により、購読のオンラインパスワードを変更できます。ユー
ザーはインターネットパスワードを使用してオフライン購読を開くことができますが、購読を同期しようとすると、
「同期パスワードが間違っています」が表示されます。
購読の同期を行うには、[アプリケーションパスワードの入力] ダイアログに入力したパスワードを入力する必要
があります (これは Notes とインターネットのパスワードが異なる場合の動作です)。
Associated SPRs :
JDAO59H2SY
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03 トラブルシューティング
IIS プラグインで使用するために DOLS を有効にするには
IIS プラグインで使用するために DOLS を有効にするには、『Domino Administrator 6 ヘルプ』で説明されている
手順に従って、プラグインをインストールし、プラグイン設定ファイル plugin-cfg.xml の <UriGroup> セクションに次
の 2 行を追加します。
<Uri Name="/download/*" />
<Uri Name="/mail/*" />
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03 トラブルシューティング
IIS が原因でインストールパス指定のダイアログボックスの表示が遅れる
IIS がフロントエンドサーバー、DOLS を備えた Domino がバックエンドサーバーである環境で、ユーザーが購読
をインストールすると、インストールダイアログが表示されるまでに約 1 分半かかります。これは最初のインストー
ルでのみ発生し、再インストールの場合は発生しません。
Associated SPRs :
SBED5DTLGL
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03 トラブルシューティング
iNotes Sync Manager から Domino Sync Manager へのアップグレード
iNotes Sync Manger を Domino Sync Manager にアップグレードする場合、デスクトップアイコンとメニュー項目は
自動的には削除されないので、Sync Manager 用のアイコンとメニュー項目が 2 セット存在することになります。
iNotes Sync Manager 用のアイコンとメニュー項目は手動で削除する必要があります。
Associated SPRs :
JDAO5QTW35
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03 トラブルシューティング
Linux クライアントへの DOLS インストールのトラブルシューティング
Linux での最初のオフラインインストール時に、ライセンスダイアログでユーザーがスクロールバーを使用してス
クロールしようとすると、Mozilla がハングすることがあります。
回避方法
Mozilla をシャットダウンし、DOLS ダウンロード再起動します。
Associated SPRs :
LSHR5SZQNF
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03 トラブルシューティング
オフラインでのログイン時には組織単位の別名は使用できない
Linux Mozilla では、オフラインでログインするときに、組織単位の別名をログインの一部として使用することはで
きません。たとえば、AlternateName/AlternateOrgUnit/AlternateLanguage は使用できません。
ユーザーが、組織単位の別名を持たずに作成されたときは (例: AlternateName/AlternateLanguage)、この ID を
使用してオフラインでログインできます。
Associated SPRs :
JDAO5PQKC2
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03 トラブルシューティング
キャンセル後に購読をインストールできない
購読のインストールをキャンセルしたとき、購読を再インストールするには、右クリックして [オフライン] を選択す
る必要があります。
Associated SPRs :
YHAO5WNCEM
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
組織の DNS の外からでは購読がフェールオーバーしない
DOLS は、同期の実行中はクラスタフェイルオーバーをサポートしません。しかし、[オフライン購読設定] 文書の
[ネットワーク] 設定で、バックアップサーバー (または、2 次 TCPIP アドレス) を設定できます。
Associated SPRs :
JHOD58ZLK6
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03 トラブルシューティング
短縮ユーザー名を使ってオフライン購読にログインできない
サーバー文書の [セキュリティ] タブ - [インターネットアクセス] セクションの [インターネット認証] フィールドが [
強いセキュリティで少ない名前のバリエーション] に設定されている場合、ユーザーは短縮名を使ってオフライン購読
にログインすることができません。 これは、予想通りの動作です。オフラインではインターネットセキュリティが最
高レベルであることが求められます。この結果、短縮名での認証がサポートされていません。その代わり、ユー
ザー名の別名はすべて使用することができます。
Associated SPRs :
LSHR5CHQVL
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
別名を使用してオフラインで作業する
別名を使用してオフラインで作業するときは、別名がデータベースの ACL に登録されている必要があります。別
名がグループに属し、そのグループ名だけがデータベースの ACL に含まれる場合は、オフラインで作業できま
せん。
Associated SPRs :
NYYG5KR5JL
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Domino Access for Microsoft Outlook の問題
Notes Client と Microsoft Outlook クライアントの間の相違点、および既知の制限や問題を以下に示します。
Notes Client と Microsoft Outlook クライアントの違い
z
Outlook の [終了していない予定] ビューでは、繰り返し会議が正確には反映されません。しかし、カレン
ダーでは会議が正しく反映されます。
z
招集された Notes ユーザーが会議への返信で情報を要求すると、Outlook の議長はコメント付きのメー
ルを受け取ります。
z
埋め込まれたメッセージは、Outlook 受信者だけが読むことができます。既存のメッセージをすべての
ユーザーに送信するには、[転送] または [返信] を使用します。
z
Outlook では、予定表の項目の [件名] および [場所] フィールド内での改行はサポートされていませ
ん。Notes の [件名] または [ロケーション] フィールドに含まれる改行は、Outlook ではセミコロン (;) とス
ペースに変換されます。Domino Access for Microsoft Outlook のユーザーは、セミコロンとスペースを入
力することにより、Notes で改行を追加されるようにすることができます。
z
繰り返し会議への更新は (スケジュール変更ではありません)、個別の会議として送信されます。一連の
会議に変更が加えられた場合は、その数の更新が送信されます。複数の更新が送られるのを防ぐに
は、1 つの会議だけに変更を加えることをお勧めします。
z
平日に毎日開催される定期的な会議は、Domino でサポートされていません。曜日選択のオプションを
使用してください。
z
Outlook においては、受信トレイに未読メッセージがある場合でも、始動時に新着電子メールの通知はさ
れません。新着電子メールの通知は、新しいメッセージが到着するまでなされません
アドレス帳
Notes で作成された配布リストに他の配布リストが含まれる場合、Outlook ではこの配布リストを解釈できませ
ん。Notes で作成された配布リストのネストは、Domino Server で解決することによりメッセージ送信のために使
用できます。Outlook の連絡先フォルダで作成された配布リストのネストは、Outlook 内で解決されることにより
メッセージ配信に使用できます。
グループのタスク
z
Outlook で、添付ファイルを含むタスクを他の Outlook ユーザーに転送した場合、添付ファイルは転送さ
れません。
メール
メールの送信
z
完全なディレクトリアクセスを得るために、選択するすべてのディレクトリがドメイン内に存在する必要が
あります。このリリースでは、異なるドメイン内のディレクトリなど、別の証明書を必要とするディレクトリへ
はアクセスできません。ディレクトリにアクセスできない場合は、システム管理者に問い合わせてくださ
い。
z
複雑な文書は、添付ファイルとしてメールに添付することをお勧めします。主要なエディタとして
Microsoft Word がサポートされているので、可能な場合は Microsoft Word を利用することをお勧めしま
す。
z
電子メールの形式としてリッチテキスト形式を選択すると、良い結果が得られます。
表形式は、Outlook から送信すると失われることがあります。複雑な文書には、添付ファイルを使用して
ください。
z
z
Domino Access for Microsoft Outlook で [Shift]-[Delete] を使用してメッセージを削除しても、それは
サーバーレプリカから削除されるわけではありません。Domino Access for Microsoft Outlook での削除
と正しく同期を取るために、単にメッセージを削除してから、[削除したアイテム] フォルダを空にすること
によって削除するべきです。
z
マウスカーソルがすばやく変化することによるメール通知は、このリリースではうまく動作しません。
サポートされていない Outlook の機能
z
Outlook の発行やオーサリングのコンポーネントのほとんど (脚注、ブックマーク、キャプション、相互参
照、段組み、編集変更、改訂の表示と履歴記録など)。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
z
z
z
z
z
z
z
その他
z
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Outlook 2002 で、カテゴリが割り当てられたメールの送信は、Domino ではサポートされていません。
メールが html 形式のときは、フォローアップフラグは受信者には送信されません。
クリップアート以外の画像や画像ファイル。グラフ、図、埋め込みオブジェクト。これらのオブジェクトに
は、添付ファイルを使用してください。
Notes 内のアクティブ URL が、アクティブリンクとして Outlook には複製されないことがあります。
送信されたメッセージの期限切れや撤回の機能は、Domino ではサポートされていません。
Domino では、トラッキングオプション [確認メッセージを自動処理する] はサポートされません。
新規アイテムに適用される Outlook ルールは、現在、アイテムが受信ボックスに追加されたときではなく
[今すぐ実行] オプションのみで機能します。
現時点では、Outlook で LotusScript ボタンを表す方法がありません。
カレンダーとスケジュール
繰り返し会議
z
z
繰り返し会議を削除したときに、いくつかの会議がカレンダーに残ることがあります。
Notes では、各月の第 1 火曜日と第 3 木曜日に繰り返す毎月の会議を作成できます。しかし、Outlook
でこのような会議は繰り返しとしてしてサポートされていません。このような会議は、Outlook に複製され
るときに、複数の日付に分割されます。
z
後で「プライベート」に変更した繰り返し会議は、参加者には受け入れられません。これは、終了時間を 1
分だけずらしてから [プライベート] オプションを設定することによって解決できます。
z
出席と欠席が混ざっている場合は、参加者の出席/欠席の状態、繰り返し会議の特定の会議の会議室
が正しく表示されないことがあります。議長が受け取った、各ユーザーの出席と欠席のオリジナル通知
は、正しい内容になります。
z
いくつかの更新が適用された繰り返し会議に参加者を追加し、更新を処理しようとすると、「要求の期限
切れ」のメッセージが表示されることがあります。参加者は、既存のカレンダーエントリに変更が加えられ
たを確認してください (変更されていないこともあるので)。
自動処理
z
「自動処理」を使用すると、議長は参加者からの受け取り通知は受信しませんが、会議は参加者のカレ
ンダーに追加されます。
z
[自動処理] タブで、特定のユーザーからの会議招集への自動応答を有効にしたとき、アドレス帳から
ユーザー名を選択できますが、この機能を動作させるには、アドレスの「@<domain>」部分を削除する必
要があります。
サポートされていない Outlook の機能
z
z
[公開する時間帯の種類] フィールドと [カテゴリ] フィールドは、参加者には送信されません。
Notes/Domino で会議招集を作成し、ドラフトとして保存すると、Outlook で見たときにアドレスが利用で
きません。
z
Notes で特定の会議にアラームを設定したとき、Outlook では同じエントリにアラームは設定されていま
せん。
z
Notes で作成した会議招集の代理を Outlook ユーザーに委託したとき、Outlook ユーザーは会議への
アクションを実行できません。しかし、会議は代理人のカレンダーに追加されます。
z
グループスケジュールを作成する Outlook XP の機能は正しく動作しません。最初に作成するときに、グ
ループのメンバーが保存されません。しかし、それ以降の編集は保存され、正しく動作します。
z
会議招集へ返答を送信するときは [cc] フィールドはサポートされません。受信者を追加するときは、[宛
先] に入力してください。
z
このリリースでは、Notes/Domino 参加者は、Outlook 議長によって作成された会議招集を代理人に委
託することはできません。
z
Notes/Domino 議長または Notes/Domino 代理人からのコメントを Outlook 議長へ送信することはサ
ポートされません。
その他
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
z
会議への複数の更新を受諾または拒否するとき、Outlook で「メッセージング インターフェイスによって
原因不明のエラーが返されました。問題が継続して発生する場合は Outlook を再起動してください。」と
いうエラーが発生することがあります。このような場合は、エントリを閉じ、再び開いてから、受諾または
拒否をもう一度指定してください。エラーは表示されないはずです。
z
会議招集を作成するとき、個人の連絡先および LDAP ディレクトリから選択したアドレスには、参加者の
状態のトラッキングは表示されません。これらのユーザーは会議招集を正しく受信し、更新および返答も
受信されます。
z
代理人が、メールファイルの所有者によって作成された予定、確認、またはイベントの日付を変更しよう
と試みると、他のユーザーによってエントリが変更されたことを示すメッセージが表示されます。代理人
は、項目のデフォルトフォルダにコピーを作成するかどうかを問われます。対策: 代理人は [はい] をク
リックし、カレンダーエントリを閉じてください。カレンダーをもう一度開いてから、必要な変更を行います。
リッチテキスト形式
Outlook で使用可能なリッチテキスト形式 (RTF) の一部は、Domino でサポートされていないため、失われるかま
たは Domino でサポートされている類似の書式設定で置き換えられます。
一般
Outlook の一般的な書式設定のうち、以下のものはサポートされていません。
z
発行とオーサリングの機能 -- これには、原稿改訂マークおよび編集変更の履歴記録と注釈、脚注、
キャプション、ページのヘッダーとフッター、ブックマーク、索引と目次、および相互参照が含まれます。さ
らに、段組みやセクションの作成、太字見出し付き段落書式も含まれます。
z
描画とアートワークの機能 -- これには、文書内での新たな描画オブジェクトの作成、オートシェイプ、
ワードアート、グラフ、図表が含まれます。メモ: ファイルから挿入するクリップアートや画像はサポートさ
れています。
z
特殊なテキストフィールドとフォームフィールド -- これには、自動テキスト、テキストフィールド、および
フォームフィールドの挿入が含まれます。たとえば、現在日付や現在時刻、作成者名、作成日、計算
フィールド (消費税など)、テキストボックス、チェックボックス、ドロップダウンフィールドなどがあります。
z
フレームとセクション、文書変数、グループ文書、サブ文書。
文字と段落
文字または段落の書式のうち、以下のものはサポートされていません。
z
複数レベルの箇条書きと段落番号 -- 箇条書きは単一レベルのみサポートされています。 メモ: サポー
トされている箇条書きは、黒丸、10 進数の段落番号、小文字および大文字の英字、および大文字の
ローマ数字です。
z
テキストの網かけや囲み枠、段落の網かけや囲み枠、段落の位置指定、自動ハイフネーション、自動段
落スタイル。
z
影付き、浮き出し (エンボス) または浮き彫りの書式設定と上付き文字または下付き文字との組み合わ
せ -- 複数の書式が指定された場合、上付きまたは下付きが優先されます。
z
さまざまなスタイルの下線 -- 下線のスタイルとしてサポートされているのは実線だけです。その他のス
タイルは、すべて実線に変換されます。
z
特殊タブ位置合わせ -- リーダーなしの左揃えタブのみサポートされています。
表
以下の表書式設定は、Domino でサポートされているスタイルに変換されます。
z
[文字列の幅に合わせる] およびセル幅での [文字の均等割り付け] の機能を使用して作成された表。
z
行ごとに異なる列幅、行ごとに異なるセル数。
z
セルごとに異なるテキストの位置合わせやセル内部の余白 -- すべてのセルで同じ値になります。1 つ
のセルの中で上部余白と下部余白は常に同じであり、左余白と右余白も常に同じです。
z
セルごとに異なる境界線のスタイルと色 -- 境界線のスタイルや色はすべてのセルで同じになります。ま
た表の外枠には 1 種類のスタイルしか使用できません。
z
網かけ -- セルの塗りつぶしと表の塗りつぶし (網かけ) のみサポートされています。それ以外のスタイ
ル (ハッシュマークなど) は塗りつぶしスタイルに変換されます。
z
表とセルの境界線のスタイル -- Domino では 8 種類のスタイルがサポートされています。それ以外の
すべてのスタイルは、それに最も近いものに変換されます。
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z
z
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セルの結合機能。
列の数および表のネストレベルは、それぞれ 63 個以下および 7 以下に制限されています。
Domino の書式設定のうち Outlook でサポートされていないもの
Notes と Domino Access for Microsoft Outlook の両方を使用する場合、Notes で作成した書式設定の中に
Outlook でサポートされていないものがあります。そのような書式設定は、変換時に失われるか、または類似のも
のに置き換えられます。
一般
z
z
表や画像の境界線の立体効果
箇条書きスタイルの一部 (丸、四角、チェックマークなど)
z
[ウィンドウに合わせる] スタイルの表。
セル画像とグラデーション塗りつぶし (網かけ)。
1 つの表の中での固定幅セルと可変幅セルの混在。
タブ付き表、キャプション付き表、およびアニメーション付き表。Outlook においてそれらの表は、通常の
表に変換されます。
表
z
z
z
移行に関係するさまざまな問題については、リリース情報「Exchange から Domino への移行における問題」を参
照してください。
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03 トラブルシューティング
Exchange から Domino への移行における問題
Exchange Server から Domino Server へデータを移行するとき、ほとんどのデータは正しく移行されますが、いく
つかの例外もあります。
z
繰り返し会議には、次のようなデータの移行の問題があります。
z
データの移行前に、Outlook ユーザーが繰り返し会議の会議招集を拒否すると、データの移行後
に、繰り返し会議への部分変更を受け取れなくなります。
z
繰り返し会議で、いくつかの会議が拒否またはスケジュール変更されているとき、Outlook ユーザー
は移行後に繰り返し会議のスケジュールと参加者の状態を検証する必要があります。
z
繰り返し会議の連続する部分がキャンセルまたはスケジュール変更されたとき、スケジュールデー
タの更新が正しく移行されないことがあります。
z
参加者は、移行前に最初の会議招集を受け入れる必要があります。このようにしないと、移行の更新が
正しく行われないことがあります。単発の会議の場合、移行においてそれ以降の更新を処理するのは容
易です。また、繰り返し会議への更新に伴って問題が発生するのは、極めて特殊な場合に限られます。
z
移行したタスクに .JPG 添付ファイルが含まれる場合、このファイルを開くときに問題が発生することがあ
ります。
z
移行されたメモに添付ファイルが含まれているとき、Notes ユーザーがこのメモに履歴付きで返信する
と、2 つのファイルが添付されます。1 つはオリジナルの添付ファイルで、もう 1 つはファイル文書のイ
メージです。
z
移行した Exchange ユーザーの名前がよく似ている場合 (John Yankowski と John Yankowsky など)、
Notes の登録処理中にメールファイルが上書きされる可能性があります。Notes ユーザーの登録時に長
い名前は、8 文字以下になるよう Domino の管理者によって切り捨てられます (ファーストネームのイニ
シャルとラストネームの最初の 7 文字)。
対処方法: 登録時に手動で名前を正式なものに拡張してください。そうしない場合、切り捨ての結果とし
て同じ名前になる最初のユーザーを上書きするかどうかを選択するよう求められます。
発生する可能性のある問題や制限のリストについては、リリース情報「Domino Access for Microsoft
Outlook の問題」を参照してください。
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03 トラブルシューティング
Exchange から Domino への移行作業のトラブルシューティング
移行処理中に、簡単なトラブルシューティングが必要になることがあるかもしれません。以下に、首尾よく移行作
業を実行する上で役立つヒントをいくつか示します。
問題
[ユーザーとグループ] ダイアログで Microsoft
Exchange を外部ディレクトリとして使用できない
説明と対処方法
Microsoft Exchange は、Administrator Client のインス
トール中に外部ディレクトリとして構成する必要がありま
す。
同じユーザーを何度も移行することが必要
対処方法: Microsoft Exchange をオプションとして使用
できない場合は、Domino Administrator Client を再イン
ストールし、そのインストール処理中に Microsoft
Exchange が外部ディレクトリとして構成されていること
を確認してください。
Domino 移行ツールは、「1 回だけ実行する」ユーティリ
ティとして設計されており、ユーザーを登録し、それぞれ
に対応するメールファイルを Domino Server 上に作成し
ます。同じユーザーを何度も移行することは可能です
が、Domino の同じメールファイルを移行すると、既存の
データは置き換えられるのではなく付加されることに注
意してください。
ユーザーのメールファイルのアドレス変換が失敗する
対処方法: 同じユーザーをもう一度移行することが必要
になった場合は、既存の Domino メールファイルを
Domino Server から削除してから、そのユーザーの移行
作業を再実行してください。そのユーザーが既に
Domino Server に登録されていることが通知され、既存
のユーザーを更新するかどうか指定するよう求められま
す。更新を実施して移行を完了してください。
移行したユーザーの新しいメールファイルが Domino
Server 上に作成されます。
アドレス変換ユーティリティの実行中に「このユーザーの
アドレス変換が失敗しました (Address conversion failed
for this user)」というメッセージが表示されることがあり
ます。
対処方法: アドレス変換を実行する前に、サーバー名と
アドレス帳を最新のものにしておく必要があります。前
述の手順に従ってサーバー名とアドレス帳を更新してか
ら、もう一度アドレス変換を実行してください。
移行作業の後、ユーザーのメールファイルに表示される アドレスが Exchange 形式で表示された場合、そのメー
アドレスが Exchange の形式になっている ([議長] や ルファイルに対してアドレス変換を実行するのを忘れて
[差出人] など)
いる可能性があります。
対処方法: 念のため、Domino Server 上にある移行後
のメールファイルのすべてに対してアドレス変換を実行
してください (前述の手順による)。さらに、あるユーザー
のアドレスが Exchange 形式で表示されている場合、そ
のユーザーをまだ移行していないということも考えられ
ます。ユーザーが Domino Server に登録され、関連す
るメールファイルの移行処理が終わった時点で、もう一
度アドレス変換ユーティリティを実行してください。
ユーザー移行処理中に Domino 移行ツールが失敗する 移行処理に失敗する原因としては、サーバー接続が失
われていることが考えられます。移行処理に失敗した場
合は、移行途中だったユーザーから処理を再開するの
が最善です。
対処方法: あるユーザーの移行中に移行処理が失敗し
た場合、そのユーザーおよび登録キュー内の他のユー
ザーは、登録と移行の準備のために保存されます。障
害発生時点で移行途中だったユーザーは、移行処理が
部分的にしか終了していない可能性があるため、サー
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バー接続が回復した時点でそのユーザーのメールファ
イルをサーバーから削除するのが最善です。その後、
[ユーザーの登録] ダイアログで [すべてを登録] を選択
することにより、移行処理を再開してください。
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03 トラブルシューティング
Lotus Notes MAPI サービスプロバイダはサポートされない
Domino 6 から、Lotus Notes MAPI サービスプロバイダはサポートされていません。Windows オペレーティングシ
ステムでの変更および MAPI の新規バージョンによって、R5 で利用できたサービスプロバイダ機能のサポートに
より多くのコストがかかるようになったためです。
対策
Notes R5 で Lotus Notes MAPI サービスプロバイダインターフェースを使用している場合は、Notes 6.5.5 にアッ
プグレードし、Domino Access for Microsoft Outlook をインストールしてください。
Associated SPRs :
JCAO5CSHDG
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03 トラブルシューティング
MAPI プロファイルは編集できない
[コントロールパネル] ([コントロールパネル] - [メール] ) を介して MAPI プロファイルを編集することはできませ
ん。異なるサーバーに接続する必要があるときは、[スタート] メニュー ([スタート] - [プログラム] - [IBM Lotus
Domino Access for Microsoft Outlook] - [新規 MAPI プロファイルの作成]) を介して新規プロファイルを作成して
ください。
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03 トラブルシューティング
Outlook 2000 で [仕事の依頼] を送信すると、nwrdaemn がハングする
Outlook 2000 から [仕事の依頼] を送信すると、ユーザーに「メッセージング インターフェイスによって原因不明
のエラーが返されました」というエラーが表示されます。このエラーが表示された後、送信メールは受信されませ
ん。さらに重要な問題は、複製全体が作動なくなるという点です。
Associated SPRs :
JFEA6FLHXG
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03 トラブルシューティング
マルチユーザーインストールではシングルログオンをサポートしない
Domino Access for Microsoft Outlook でマルチユーザーインストールをしているユーザーは、シングルログオン
機能を使用できません。この機能は、Windows と Outlook/DAMO のパスワードを同期させて、Windows にログオ
ンしたユーザーがパスワードを再入力せずに Outlook/DAMO クライアントを開けるようにするものです。
DAMO では、シングルログオン機能は、シングルユーザー DAMO インストールを使用した場合のみ有効になり
ます。
Associated SPRs :
MHOL6FEJ8M
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03 トラブルシューティング
移動した新規メールをターゲットフォルダに複製できない
「新規」のメールメッセージを Outlook の [受信トレイ] から別の Outlook フォルダに移動すると、別のメールクラ
イアントではこれが目的のフォルダに表示されないことがあります。また別のメールクライアントでは、移動した
「新規」メールメッセージが依然として「受信トレイ」に表示される場合があります。この問題は、現在の日付の「新
規」メールメッセージに固有のものと思われます。
Associated SPRs :
JFEA67GMK8
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03 トラブルシューティング
DOLS フォルダを削除した場合は回避策が必要
DOLS を (ローカルアーカイブまたはオフラインでの使用を目的として) インストールしたフォルダを誤って削除し
た場合、その後で DOLS コードを使用しようとしても失敗しますが、問題を示すエラーメッセージが出ません。
回避策
この問題を修正するため、次のいずれかを行ってください。
z
Lotus Domino Sync Manager をアンインストールしてからそれを再インストールします。
z
Lotus Domino Sync Manager からローカルアーカイブの購読を削除します (推奨)。
Associated SPRs :
HNAA6FXAVB
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03 トラブルシューティング
Domino HTTP サーバーは UNIX システムで DHTMLED.cab を見つけられない
UNIX システムで実行されている Domino HTTP サーバーには、DHTMLED.cab ファイルを見つけられない問題が
あります。このファイルは dhtmled.cab として Domino Server にインストールされます。UNIX ではファイル名の大
文字と小文字が区別されるので、システムはこのファイルを見つけることはできません。
対策: dhtmled.cab ファイルを DHTMLED.cab にコピーします。このファイルは、サーバーの HTML ディレクトリ (デ
フォルトでは .../data/domino/html) にあります。
Associated SPRs :
JLJE5X5JYP
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access 6.5.3 でのアーカイブの問題
Domino Web Access でアーカイブを使用するときの問題について、以下で説明します。
オフライン
オフラインでサーバーアーカイブを行うことはできません。
Linux Mozilla では、別名にアクセント文字が含まれている場合は、オフラインにはできません。メールアーカイブ
ファイル名にアクセント文字が含まれる場合は、そのファイルにオフラインでアクセスすることはできません。アー
カイブのプリファレンスを設定するときに、アーカイブファイルの名前を変更してください。
DOLS をアンインストールするとき、Domino Web Access クライアントを使用して作成したすべてのローカルアー
カイブが削除されます。DOLS のアンインストールが必要で、残しておきたいローカルアーカイブがある場合は、
DOLS をアンインストールする前に、そのアーカイブファイルのバックアップコピーを Domino Web Access のプロ
グラムディレクトリ以外のディレクトリに作成しておきます。このローカルアーカイブは、Notes Client を使用して見
ることができます。
ローカルアーカイブを作成する
ローカルアーカイブの作成と使用方法については、製品のマニュアルを参照してください。ただし、以下の情報に
も注意が必要です。
ローカルアーカイブを作成するとき、Domino Off-Line Services は Domino Sync Manager をインストールします。
Domino Sync Manager は、空の購読をロードし、同期します。 メモ: これはアーカイブではありません。
同期が完了した後は、バックグラウンドでアーカイブ作成され、アーカイブ用に選択された文書がアーカイブに移
動されます。このとき、エラーが発生することがあります。「An error occurred trying to archive documents」という
エラーメッセージが表示されたときは、ブラウザの更新ボタンをクリックし、アーカイブする文書を再選択してくださ
い。
Linux Mozilla では、ローカルアーカイブの作成はサポートされていません。
サーバーアーカイブから文書を復旧する
サーバーベースのアーカイブから復旧または復旧と削除を行うには、まず、アーカイブを開き、次にユーザープリ
ファレンスを開いて保存します。これによって、アーカイブの所有者として設定されます。この後で、アーカイブか
ら復旧または復旧と削除を行います。
混成環境でのアーカイブ
inotes5 メールテンプレート (inotes5.ntf) を使用している場合は、サーバーでアーカイブを設定するときに、[ホー
ムサーバー上] フィールドで、サーバーの階層名 (mail2/acme) を使用してサーバー名を指定する必要がありま
す。
サーバーでアーカイブが無効になっている場合は、iNotes5 ユーザープリファレンスに、アーカイブが無効である
ことが示されます。しかし、システム管理者は、コンソールコマンドの compact -A を使用してアーカイブを実行で
きます。
Associated SPRs :
STER5PZ2FS; JDAO5QCVDG; XMXL5WZ3QB; XMXL5X6AYE; BCOE5YPKVZ; HPXG6234TR
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access Instant Messaging 用に LDAP メール属性を使用する
Domino Web Access での Instant Messaging に LDAP を使用するとき、メール属性は必須エントリと
なる
Domino Web Access で、Instant Messaging を使用して LDAP ディレクトリサーバーに存在するユーザー名を解
決するときは、LDAP ディレクトリエントリのメール属性に、有効な電子メールアドレスの値が含まれる必要があり
ます。たとえば、John Brown のディレクトリエントリは、次の例のようになります。
dn: cn=John Brown, o=Yourorg
givenname: John
sn: Brown
mail: [email protected]
メール属性に値のないエントリが LDAP ディレクトリで見つかると、入力された値は削除されます。これは、ユー
ザーエントリよりも、むしろグループエントリに適用されます。なぜならば、LDAP オブジェクトクラス
"groupOfNames" と "groupOfUniquenames" はメール属性を持たないからです。また、オブジェクトクラスの
"Person" および "organizationalPerson" もメール属性をサポートしないので、これらのタイプのエントリにも適用
されます。ほとんどの LDAP ディレクトリは "inetOrgPerson" オブジェクトクラスをサポートし、このオブジェクトク
ラスではメールはオプションの値です。Domino を LDAP ディレクトリサーバーとして使用する場合は、"
dominoPerson" オブジェクトクラスは "inetOrgPerson" オブジェクトクラスを引き継ぐので、メールはサポートされ
ます。
オフライン購読のプロフィール文書の作成と編集の詳細については、『Domino Administrator ヘルプ』のトピック
「DOLS 購読を設定する」を参照してください。
Associated SPRs :
TDON5T8LP5
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access セキュアメールの問題
Domino Web Access でセキュアメールを使用するとき、次のような問題があります。
署名付きメール
受信者が設定した受信メールの形式 (たとえば、[Notes リッチテキスト優先] または [MIME 優先] など) に合わ
せるために、ルーターによる変換が必要な署名付きメールは、署名が失われた状態または無効になった状態で
配信されます。暗号化されたメッセージ (または、署名付きで暗号化されたメッセージ) には、この問題は発生しま
せん。
SMTP 経由で送信される署名付きメール
SMTP 経由で送信される Notes 署名付きメールは、受信者に配信される前に、署名が削除されます。
SMTP 経由で送信される暗号化メール
暗号化されたメールを SMTP 経由で送信すると、添付ファイルが失われたり、受信者がメッセージの本文を読め
ないなどの問題が発生することがあります。
S/MIME
このリリースの Domino Web Access では、S/MIME 暗号化メールの読み込みおよび作成はできません。また、
S/MIME 暗号化メールを送信できないことを示す通知が送られてこないないこともあります。
セキュアメールを使用するには SSL が必要
サーバー設定文書でセキュアメールに SSL が必要と設定されている場合、http 経由で Domino Server にアクセ
スするユーザーは、署名付きメールまたは暗号化メールを送信するときに、異なるインターネットパスワードとイン
ポート済み Notes ID パスワードを持たなければなりません。このようなケースでは、Domino Web Access クライ
アントは、送信用に https への一時的なプロトコルの切り替えを行います。ユーザーが https 経由でサーバーに
アクセスするときは、パスワードが異なる必要はありません。
メモ: SSL への切り替えを通知するメッセージボックスが表示されたときは、[X] をクリックしてボックスを閉じない
でください。必ず [OK] をクリックして、SSL へ切り替えてください。
公開グループへのメッセージの送信
このリリースでは、Domino ディレクトリで定義されたグループに暗号化されたメッセージを送信するときに、メッ
セージの受信者リストのサイズが 10K 文字を超え、グループの 1 人以上のメンバーのパブリックキーが見つか
らない場合は、パブリックキーを見つけられるメンバーだけにメッセージが暗号化され、送信されます。Notes
Client では、パブリックキーが見つからなかったメンバーに関し、暗号化の失敗を示す通知と暗号化せずに送信
するオプションがメッセージの送信時に表示されますが、Domino Web Access では表示されません。その代わ
り、メッセージを暗号化できなかったグループメンバーのリストを含む送信不能レポート (NDR) が、送信者の受信
ボックスに返されます。NDR から、送信者はメッセージを暗号化せずに再送信できます。
リッチテキスト形式を含むメールメモまたは電話メッセージを暗号化してグループに送信する時、書式や埋め込ま
れたイメージが失われるなどの問題が発生することがあります。しかし、イメージは添付ファイルとして送信できま
す。
重要: ディレクトリ検索の範囲では、すべてのグループ名は固有でなければなりません。異なるドメインに同じグ
ループ名がないか注意してください。
Associated SPRs :
WCAL5FVRR7; PTHN5P9S8F; PTHN5PAHJZ; STER5Q4AZX; STER5QRA55; STER5QJ9DF; NYYG5QJ63V; STER5QZ69F; STER5QZBC9;
PTHN5MRR85; PTHN5THPKV; PTHN5VKTKX
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access での Instant Messaging グループ
Instant Messaging グループへユーザーを追加する
Instant Mesaging グループに名前を追加するときは、[追加] をクリックする前に追加先のグループが選択されて
いることを確認してください。
Instant Messaging グループを追加する
Sametime サーバーにアクセスできないときに新規の Instant Messaging グループを作成しようとしても、グループ
は作成されません。しかし、サーバーにアクセスできないことを示す警告は表示されません。Sametime サーバー
にアクセスできないときは、Instant Messaging グループやそのメンバーを追加することはできません。現時点で
は、サーバーがアクセスできな状態であることを示すメッセージは表示されず、それ以降の操作も失敗します。ま
た、コンタクトリストの表示も空になります。
プリファレンスで Instant Messaging を有効にしていない場合は、Instant Messaging グループを追加できません。
しかし、Instant Messaging を有効にしているかどうかにかかわらず、Instant Messaging グループを削除すること
は可能です。
Associated SPRs :
STER5PSASW; STER5LP9QG
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access でのカレンダーとスケジュールの問題
iNotes Web Access 5.0.x クライアントと Domino Web Access 6.x クライアント間のカレンダーおよびスケジュー
ルの問題
他のドメイン内の iNotes5 ユーザーに向けて会議召集を送る場合、参加者の完全な階層名と Notes ドメイン (た
とえば John Smith/NewYork/ACME@Lotus) を使用して送信する必要があります。
Notes/Domino Web Access 6.x クライアントと iNotes 5.0.x クライアントの間のカレンダーおよびスケジュールの
問題
現時点では、Notes/iNotes Web Access 6.0 の議長が開始したカレンダーおよびスケジュールのワークフローに
iNotes 5.0.x の参加者が含まれ、その参加者のメールファイルが iNotes を介して 5.0.x サーバー上でアクセスさ
れる場合、既知の問題が存在します。この問題についての詳細情報は、テクニカルサポートに問い合わせてくだ
さい。
Associated SPRs :
STER5D75PT
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access でのリッチテキストエディタに関する問題
以下に示すのは、Domino Web Access でのリッチテキストエディタの使用についての既知の問題です。
リスト
リスト (順序なしリストまたは番号リスト) を作成し、見出し形式を使用して文字サイズを大きくすると、見出しサイ
ズを取り消したときに以下の問題が発生します。
z
z
リストの 1 行を選択し、見出しを取り消すと、リスト要素も消えてしまう。
リストの複数行を選択すると、見出し要素を取り消すことができない。
グラフィック
グラフィックをエントリに挿入し、挿入を取り消そうとすると、取り消しが機能しません。
表
複数のセルに含まれているリストに対して、リストの形式設定をトグルして、リストを作成したりリストの形式設定
を削除したりすることはできません。セルを 1 つずつ選択し、形式設定を適用する必要があります。さらに、複数
のセルに含まれているテキストを [Delete] キーで削除することはできません。各セルの内容を選択し、[Delete]
を押す必要があります。
Associated SPRs :
STER5J25VU; STER5DFAMC; NMAA5LL8LB
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access での検索に関する制限
以下に示すのは、Domino Web Access で検索を使用したときの制限です。
z
連絡先、タスク、カレンダーエントリの一部を検索することはできません。[検索] に完全な文字列を入力
し、エントリを検索する必要があります。
z
空き時間検索では、メールサーバーのタイムゾーンがクライアントのメールサーバーのタイムゾーンと異
なるユーザーをサポートしていません。さらに、繰り返し予定や繰り返し会議がタイムゾーンの境界をま
たがると、時刻情報が不正確になります。
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access ではポップアップブロック機能を無効にすることが必要
Linux の場合は Mozilla 1.4.1、Windows XP SP2 の場合は Microsoft Internet Explorer 6 で、ポップアップブロック
機能は無効にする必要があります。ポップアップ機能のデフォルトの設定では、新しいウィンドウが立ち上げらな
いようになっており、そのままでは Domino Web Access を使用できません。たとえば、新しいメッセージやカレン
ダーエントリを作成することができません。この問題を解決するには、ポップアップブロック機能をすべて無効にす
るか、または許可するサイトを追加してください。
Associated SPRs :
MOSI648L6Q
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access では名前選択の階層ビューは検索できない
[宛先の選択] ダイアログボックスでは、[名前によるリスト] ビューでのみ検索できます。
Associated SPRs :
CIHA5LHDKG
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access で受信ボックスをロードできない
Internet Explorer で、SSL 接続を使用せずに Domino Web Access メールデータベースにアクセスしているユー
ザーは、受信ボックスにアクセスしようとすると、「データ受信中にエラーが発生しました」というメッセージを受け
取ります。更新された urlmon.dll ではこの問題が修正されています。ユーザーは、修正版が IE の累積アップ
デートに含められる前に、Microsoft サポートに問い合わせて無料で修正版を入手できます (
http://support.microsoft.com/?kbid=837251)。これは、IE の次回の累積アップデートに含められることになってい
ます (2004 年 5 月の予定)。
他の対策としては、次のものがあります。
Internet Explorer で、[ツール] - [インターネットオプション] - [詳細設定] を選択し、[セキュリティ] で [暗号
化されたページをディスクに保存しない] がチェックされていないことを確認します。
z
GZIP 圧縮を無効にします。
z
Associated SPRs :
FTRI5VDFQC
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access における複数のログイン要求
Domino Server において匿名アクセスが許可されておらず、ユーザー名とパスワードによる基本認証が使用でき
るとき、ユーザーは、/mail と /iNotes の両方の領域について認証をするように要求されます。この複数のログイ
ン要求を受けるという問題を解決するには、他のパスからルートパスへのアクセスをマップするための領域文書
を作成することをお勧めします。
Windows では、Domino データディレクトリをマップする領域文書を作成することをお勧めします。たとえば、「/」の
領域を戻すためには、c:\domino\data (または Domino データディレクトリが置かれている任意の場所) となりま
す。
Unix では、領域文書は、/local/domino_data (または Domino データディレクトリが置かれている任意の場所) の
Domino データディレクトリを指定します。
領域文書の作成に関する追加情報については、『Domino 6 Administration ヘルプ』を参照してください。この問
題に関する追加情報については、Lotus Software Knowledge Database にある技術情報、『Prompted Twice for
Credentials When Logging into or out of Domino Web Access』(#1102037) を参照してください。
Associated SPRs :
DGUY5CQG4T; SCLE5F7DKC; JCIK54HLZ9; JSCR54J4GH
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access の Welcome ページでの Quick Notes の設定
現時点では、Domino のシステム管理者は、サーバー設定文書の [Domino Web Access] タブで、Domino Web
Access の Welcome ページ用のクイックリンクを設定することはできません。
Domino Web Access のユーザーは、レイアウトの編集機能を使用して、Welcome ページの Quick Notes を設定
できます。
Associated SPRs :
MHKM5MG7JC
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access のローカライズされたバージョンでの [検索] フィールド内の文字
Domino Web Access のローカライズされたバージョンでは、[検索] フィールドに入力された文字が非常に小さく
表示されることがあります。これが発生したときは、ブラウザのバージョンを更新することが必要な場合もありま
す。
Associated SPRs :
JCHO5MTCC5
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03 トラブルシューティング
iNotes_WA_DisableRecodeMIMECharset 設定の問題
Domino Server の NOTES.INI ファイルで「iNotes _WA_DisableRecodeMIMECharset=1」設定が使用されている場
合は、Notes ユーザーと Domino Web Access ユーザーの間で履歴付き返信を何回か繰り返すと、メッセージの
本文に GIF ファイルが添付ファイルとして表示されます。
対策
Domino Web Access ユーザーのユーザー文書で、[基本] タブの [受信メールの形式] フィールドを [MIME 優先]
に設定します。
Associated SPRs :
YNAI5ZXDVU
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Instant Messaging グループを削除するとエラーになる
Domino Web Access で、グループの削除後にローカルのアドレス帳を Sametime サーバーに転送すると、
Domino Web Access の警告が発生します。
Associated SPRs :
SLIU5WX46D
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
LDAP を介して認証する場合、インターネットパスワードを変更できない
LDAP サーバーを使用して認証する Domino Web Access ユーザーは、Domino Web Access のセキュリティプリ
ファレンスを使用して自分のインターネットパスワードを変更することができません。
Associated SPRs :
RAGG6DMR6K
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Mozilla での DWA ポートレットのためのユーザー在籍確認の構成
Mozilla ブラウザでは、Domino Web Access (DWA) ポートレットの中にユーザー在籍確認が表示されない場合が
あります。それは、Collaboration Center のメール、カレンダー、およびアドレス帳のページのポートレットインスタ
ンスの派生元となるものです。
対処方法
Domino Web Access ポートレットで在籍確認が正しく構成されていることを確認してください。そのためには、
WebSphere Portal Information center の『Setting up awareness and chat for Domino Web Access』で説明されて
いる手順に従ってください。
Associated SPRs :
ZYCI66SC57
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Sametime の在席確認が Linux Mozilla クライアントに表示されない場合がある
Domino Web Access 6.5.x での Sametime の在席確認が Linux Mozilla クライアントに表示されない場合がありま
す。これは、$HOME/.mozilla/default/xxxxxx.slt にある破損した prefs.js に起因します。このファイルはブラウザ
が開始する時に最初に作成され、表示される内容に応じてときどきブラウザにより更新されます。
回避方法
prefs.js を削除します。
Associated SPRs :
MOSI6HKNF8
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03 トラブルシューティング
Web サーバー管理クライアントではデフォルトの Welcome ページを設定できない
Web サーバー管理クライアントでは、サーバー設定文書の [Domino Web Access] タブを使用して、デフォルトの
Welcome ページを設定することはできません。Domino のシステム管理者はデフォルトの Welcome ページを設定
できます。また、Domino Web Access ユーザーも、許可されている場合は、Welcome ページの [レイアウトの編
集] ボタンを使用してデフォルトを設定することができます。
Associated SPRs :
STER5P23HQ
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03 トラブルシューティング
[送信者をアドレス帳に追加] が正しく機能しない
デフォルトのインターネットアドレス設定である [名 (FirstName) 姓 (LastName)] を選択して名、MI、姓を入力し、
さらにセパレータとして [なし] を選択して登録したユーザーは、アドレス帳に正しく追加されません。アドレス帳の
エントリでは、[名]、[MI]、[姓] の各フィールドにそれぞれの名前は表示されず、姓と名が [姓] フィールドに表示さ
れ、ミドルネームは表示されません。
Associated SPRs :
STER5U49HS
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03 トラブルシューティング
オフライン時はカスタムではなくデフォルトの Welcome ページをロードする
オフラインで作業するときは、Welcome ページのカスタムレイアウトを無効にして、デフォルトの Welcome ページ
をロードしてください。
Associated SPRs :
MHKM5MK87H
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03 トラブルシューティング
サーバーベースのアーカイブからカレンダーまたはタスクのエントリを新規作成する
サーバーベースのメールアーカイブからカレンダーまたはタスクの新しいエントリを作成しようとすると、Domino
Web Access のプリファレンスが表示されます。プリファレンスを保存してから、エントリの新規作成を再試行してく
ださい。
Associated SPRs :
XMXL68YC85
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03 トラブルシューティング
スペルチェッカーではシングルクォートを使用できない
単語をシングルクォートで囲むと、スペルチェッカーは正しく機能せず、文字化けが発生します。たとえば、スペル
チェッカーは 'program' という単語を読むことができません。
Associated SPRs :
PTUL66YKKP
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03 トラブルシューティング
タスクを Domino Web Access で削除した後も Notes に残る
Domino Web Access で繰り返しタスクを作成し、後でそのタスクのインスタンスをすべて削除した場合、Notes
Client には親文書が残ります。
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03 トラブルシューティング
ファイルを添付してイメージを挿入したメールの送信
メールメッセージにファイルを添付し、その後でイメージを挿入してメッセージを送信すると、トラブルが発生しま
す。イメージの挿入が最後の操作の場合は、「添付ファイルをアップロードできません」というエラーが発生しま
す。
対策: 最初にイメージを挿入し、その後でファイルを添付します。
Associated SPRs :
HPXG5WY9KJ
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03 トラブルシューティング
メールサーバー以外のサーバーにある文書リンクは開くことができない
Domino Web Access では、サーバー文書またはインターネットサイト文書 (作成されている場合) の [外部リンク
解決の為のリダイレクト] フィールドが有効になっていない限り、メールサーバー以外のサーバーにある文書への
文書リンクを開くことはできません。また、サーバーの catalog.nsf を外部サーバーの catalog.nsf と複製する必要
があります。
設定情報の詳細については、『 Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』のトピック「Redirect URL コマンドでリンク
を検索する」を参照してください。
Associated SPRs :
HNAA5NTCJU
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03 トラブルシューティング
メールメッセージ内の表には複数のリンクを挿入できない
現在のリリースでは、Microsoft Internet Explorer をブラウザとして使用すると、メールメッセージ内に作成した表
の中には、複数のリンクを挿入することはできません。
リンクは表の最後のセルだけに挿入できます。たとえば、表に 6 個のセルがある場合は、6 番目のセルにのみリ
ンクを挿入できます。
Associated SPRs :
STER5P2B96
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03 トラブルシューティング
メッセージ中のテキストの制限
メッセージ本文に約 4.5 MB のテキストを入力またはコピーしたメッセージを送信することはできません。送信しよ
うとすると、エラーメッセージが表示されます。この制限は、添付ファイルには適用されません。
Associated SPRs :
HYZG66SB33
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03 トラブルシューティング
ユーザーアカウントが初期化されていないと Sametime が機能しない
Domino リリース 6.5 を使用して登録した Domino Web Access ユーザーの場合、アカウントが初期化されていな
いと、6.5.1 では Sametime の在席確認とチャットが機能しません。
回避方法
1. iNotes6.ntf と Forms6.nsf のバックアップを作成します。
2. Domino リリース 6.5 の iNotes6.ntf と Forms6.nsf を使用して、失敗したアカウントの設計を置き換えます。
3. Domino Web Access のユーザーアカウントにログインし、Sametime の在席確認を有効にしてプリファレンス
を保存します。
4. オリジナルの iNotes6.ntf と Forms6.nsf を復元します。
Associated SPRs :
MOSI5TWRQ8
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03 トラブルシューティング
リソースを変更するために会議を更新する
会議室またはリソースを含む会議招集を作成し、これを保存して送信したとき、システム管理者が会議室または
リソースの名前を変更すると、「[会議の更新] ボタンをクリックすると、リソース名の変更が会議に適用されます」
と書かれた通知を受け取りますが、メッセージにはこのようなボタンは存在しません。処理を続行するには、
Notes Client で通知を開くか、オリジナルの会議をキャンセルし、変更されたりソース名を含む会議招集をもう一
度作成します。
Associated SPRs :
STER5QS8DJ
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03 トラブルシューティング
暗号化された会議の参加者の状態を議長が見ることができない
HTTPS ではなく HTTP で接続されているとき、サーバー設定文書でメールの暗号化フィールド [暗号化メールに
アクセスするときに SSL を使用] が [両方] に設定されていると、議長は暗号化された会議の参加者の状態を見
ることはできません。
Associated SPRs :
ASUH5PZ97C
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03 トラブルシューティング
会議室予約データベースは Welcome ページでは推奨されない
[レイアウトの編集] を使用して Welcome ページに表示するウィンドウを設定するとき、会議室予約データベース
を Welcome ページのウィンドウの 1 つとして設定することは推奨されていません。
Associated SPRs :
YNAI5KXF73
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03 トラブルシューティング
会議招集の [任意参加者] と [通知のみ] フィールドへの同じ名前の入力
署名付きまたは暗号化された会議招集を送信するときは、[任意参加者] フィールドと [通知のみ] フィールドに同
じ名前を入力しないでください。
Associated SPRs :
NYYG5QJ7NP
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03 トラブルシューティング
各国語版の Domino Web Access でのカレンダーの問題
各国語版の Domino Web Access では、次のような問題が存在します。
z
[カレンダー] ビューから会議招集を開いて削除しようとすると、「文書アイテムが見つかりません」というエ
ラーが発生します。
z
ユーザーが会議招集を変更し、議長によってその変更が承認された場合、ユーザーが予定変更通知を承認
しても [カレンダー] 会議召集ビューに予定変更通知が残ります。
Associated SPRs :
GDER5KZBXV
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03 トラブルシューティング
完全な DWA ポートレットからオフライン購読をインストールできない
ポートレットの機能エリアが [すべて] に設定されていない限り、完全な Domino Web Access ポートレットからは
オフライン購読をインストールできません。メールファイルの URL (例: http://myserver/mymailfile.nsf) を直接開
き、[オフライン] を選択してください。
Associated SPRs :
JGRP5U2MN5
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03 トラブルシューティング
混合環境でチャットを Sametime サーバー 6.5.1 と共に使用する
Sametime 6.5.1 サーバーを使用している場合は、iNotes5 または iNotes6 メールテンプレートに含まれている
Domino Web Access のチャット機能を使用できません。
対策
1. Domino Web Accessサーバーから Sametime 6.5.1 サーバーへ SametimeApplet ディレクトリをコピーしま
す。
2. SAMETIME.INI ファイルで、古いクライアントからの接続を許可するために、Sametime セキュリティ設定の値
を低くします。たとえば、iNotes5 および iNotes6 メールテンプレートの場合は、VP_SECURITY_LEVEL=20 と
いう設定を使用します。最小セキュリティレベルの設定の詳細については、『 Sametime 6.5.1 インストールガ
イド』を参照してください。
『Sametime 6.5.1 インストールガイド』を参照またはダウンロードするには、http://www.lotus.com/LDD/doc にア
クセスしてください。
Associated SPRs :
XMXL62PBRW; NDTE5W5DSL
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03 トラブルシューティング
混合環境での一時的削除
Domino Web Access では、メールファイルの所有者であり、かつ [編集者] アクセス権 (デフォルト) を持つユー
ザーは、一時的削除の有効期限を変更できます。Notes ユーザーがこの設定を変更するには、[管理者] アクセ
ス権が必要です。
混合環境の場合、管理者がデータベースで一時的削除を有効にし、一時的削除の有効期限を設定した場合、
DWA ユーザーは有効期限を変更できます。
Associated SPRs :
STER5PZ4H3
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03 トラブルシューティング
受信メールの形式の設定
Domino Web Access ユーザーには、Domino ディレクトリのユーザー文書で、[受信メールの形式] フィールドを
[送信者の形式を保持] に設定してください。
Associated SPRs :
ASAO5NKF9R
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03 トラブルシューティング
返信または転送で文書リンクが失われる
ユーザーがメッセージを転送したり履歴付き返信を作成しようとすると、文書リンクは失われます。
対処方法
NOTES.INI の変数 iNotes_WA_EnableEditModeLink=1 を NOTES.INI ファイルに追加すると、メールの転送や返信
で文書リンクを使用できるようになります。
Associated SPRs :
MKAE5WRHT3
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03 トラブルシューティング
連絡先を Sametime サーバーに転送するときの問題
Instant Messaging グループをリストから削除した後、ローカルにある連絡先を Sametime サーバーに転送しよう
とすると (ローカルの連絡先リストを Sametime サーバーに送信する)、Domino Web Access の警告を受け取りま
すが、転送は成功します。
Domino Web Access で公開の Instant Messaging グループを作成し、連絡先を Sametime サーバーに転送する
と、この公開グループは個人グループとして Sametime サーバーに転送されます。
Associated SPRs :
SLIU5WX46D; XMXL5XK4VH
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03 トラブルシューティング
Web メールでディレクトリからのインポートが動作しない
ディレクトリから Web メールへの名前のインポートが正しく動作しない場合があります。
インポートがタイミングよく完了されていないことが問題です。テンプレート設計のタイムアウト設定を変更すること
により、この問題を改善することができます。
Associated SPRs :
BHAL563N4T
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03 トラブルシューティング
Web メールを使用すると個人フォルダが表示されません
クライアントに個人フォルダを作成し、Web ブラウザを使用してメールファイルを表示しようとすると、作成した個
人フォルダが表示されません。Web メールを使用する場合、ユーザーの ID が有効であるかどうか、そしてこれら
の個人フォルダにアクセスできるかどうかを確認することができません。クライアントに共有フォルダを作成し、
Web ブラウザでメールを表示しようとして共有フォルダが表示されない場合、これはブラウザのキャッシュの問題
であることが確認されています。キャッシュを消去すると、共有フォルダは表示されます。
Associated SPRs :
RMAA4MYSXB
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03 トラブルシューティング
一部の設計要素データは DXL エクスポーター/インポーターによって処理されません
domino_6_0.dtd のヘッダコメントに次の内容の特記事項が追加されました。
メモ:
Domino データベースの設計要素文書 (note) だけに表示できる、その他の
タイプのデータは、現バージョンの DXL のエクスポータープログラム
とインポータープログラムではまだ処理されません
(たとえば、ビュー文書内のカスタム datetime 情報)。
特定の種類の Domino データをこの DTD で定義すると、DXL エクスポーター
とインポーターのプログラムでそれを処理できます。
特定の種類の Domino データがこの DTD に定義されていない場合、
プログラムはこれを処理できません。
DTD の特記事項で示されているとおり、DTD をデータの定義として使用し、DXL エクスポーターとインポーター
のプログラムは開発され、テストされています。原則としては、これによって文書と R5 設計要素のデータを処理
できます。Notes/Domino 6 に初めて導入された多くの設計要素の新機能も処理されます。しかし、一部の新しい
Notes/Domino 6 設計要素プロパティが、最初のリリースでは除かれています。テストチームでは、確認した不足
しているプロパティそれぞれに SPR (障害情報) を報告しています。下記の表は、このリリース情報が作成された
時点までに確認されている不足したプロパティと、他のエクスポート/インポート問題の一覧です。
障害情報番号
BMOY4MYNUH
BMOY4MZHG4
BMOY4MZJ6T
BMOY4NBK3B
BMOY4NBKAU
BMOY4NRKLX
BMOY4PRHQQ
BMOY4PUJUY
BMOY4Y6J8X
DANO56NW3C
ECLD58VQ75
ECLD58VRQ3
ECLD58VSUA
EJGG53E97B
MBEN4TKNSP
MBEN4TPJ6T
MBEN4TPKFQ
MBEN4XLFJM
MBEN4ZAJNW
MBEN4ZYR7V
MBEN522JXG
MCHG4ZZ69R
MCHG5425JE
PMOL4YKR9F
Associated SPRs :
説明
dxl、フォームのプロパティ、[ヘッダ] タブのプロパティがエクスポートに設定されていない。
dxl、フォームのプロパティ、[印刷] タブのプロパティがエクスポートに設定されていない。
dxl、フォームのプロパティ、[セキュリティ] タブの一部のプロパティがエクスポート/インポート
で設定されていない。
dxl、[自動起動] ページのプロパティがエクスポートされない。
dxlexport で、すべてのページ背景のプロパティがエクスポートされない。
dxl - フォームレイヤーがエクスポートされない。
dxl ですべての [詳細] タブのフィールドプロパティがエクスポートされない。
dxlexport で数値フィールドから数値フォーマットにエクスポートされない。
文書リッチテキストフィールドに埋め込まれた dxl インポートアウトラインの、現在のデータベー
スへの文書リンクが失敗する。
設計: 複数の helpusing ノートでの db の DXL インポートが 1 つだけになる。
Domino DTD: フォームのユーザーインターフェース [印刷に含む] チェックボックスに属性が必
要。
Domino DTD: フォーム UI [インデックスにフィールド名を追加しない] チェックボックスに属性
が必要。
Domino DTD: フォーム UI [Notes パススルー HTML を解釈する] チェックボックスに属性が必
要。
設計: DXL インポート: フィールドイベントの Javascript がインポートされない。
datetime 形式のカスタム設定が実装されていない。
View\column 要素: [色で値を表示] ②」属性が必要。
View\column 要素: 三角アイコンイメージが実装されていない。
エクスポーターによりサポートされない: <x.cdrecord signature='97'> (SIG_CD_FILEHEADER)
$ViewInheritedFrom アイテムと $Index アイテムが、データ型 'Text' ではなく、データ型
'TextList' でインポートされている。
リンクの色がデフォルト値であっても dxl にエクスポートされる。
dtd でデフォルト値が指定されているにもかかわらず、ビュー uniquekeys の属性がエクスポー
トされる。
DXL エクスポート: 日付/時刻列のカレンダータイプがエクスポートされない。
DXL エクスポート: 設計文書 - 数値列の通貨記号プロパティがエクスポートされない。
カレンダービューが一般文書 (note) としてエクスポートされる。
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BMOY4MYNUH; BMOY4MZHG4; BMOY4MZJ6T; BMOY4NBK3B; BMOY4NBKAU; BMOY4NRKLX; BMOY4PRHQQ; BMOY4PUJUY;
BMOY4Y6J8X; DANO56NW3C; ECLD58VQ75; ECLD58VRQ3; ECLD58VSUA; EJGG53E97B; MBEN4TKNSP; MBEN4TPJ6T; MBEN4TPKFQ;
MBEN4XLFJM; MBEN4ZAJNW; MBEN4ZYR7V; MBEN522JXG; MCHG4ZZ69R; MCHG5425JE; PMOL4YKR9F
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03 トラブルシューティング
設計要素を置換すると、DXL インポーターによって、一部の文書 (note) が無視されます
NotesDXLImporter の DesignImportOption プロパティが DXLIMPORTOPTION_REPLACE_ELSE_CREATE に設定
されている場合、インポーターが入力設計要素の一部を無視する場合があります。この問題は、入力 DXL の設
計要素がコピー先のデータベースの既存の設計要素と一致するかどうかを判断するために使用される一致ルー
ルに制限があるために発生します。現在のルールは次のとおりです。
データベースに同じ種類の設計要素があり、 a) 2 つの設計要素の UNID が一致するまたは b) 2 つの文書
の名前または別名が一致するのいずれかであり、どちらかの文書に対して言語が指定されている場合、DXL
の入力設計要素が一致します。この場合、両方の文書で同一の言語が指定されていなければなりません。
問題は、これらの一致ルールでは本当は異なる 2 つの文書を十分に調べることができないことにあります。たと
えば、共通の名前または別名を持ち、言語が指定されていない、UNID の異なる 2 つのフォームは、異なる非表
示の属性を詳細に調べれば識別されるにもかかわらず、一致するとみなされます。このような 2 つの設計要素
がどちらも入力 DXL にあり、どちらもインポート操作の開始前にコピー先のデータベースにない場合、1 つ目の
要素は新規設計要素として作成され、2 つ目の要素は 1 つ目の要素と一致するとみなされるため、2 つ目の要
素によって 1 つ目の要素が置き換えられます。
Associated SPRs :
MBEN5E2Q2A
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03 トラブルシューティング
HTML ソースエディタ: リスト形式のフィールドが [フォーム] フィールドとして返されない
HTML ソースエディタは、ダイアログリスト、ラジオボタンなどのリスト形式のフィールドを [フォーム] フィールドとし
て返しません。
Associated SPRs :
BMAN4JDHN5
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03 トラブルシューティング
Notes/Domino 6 における日付/時刻形式の変更
Lotus Notes/Domino 6 では、日付/時刻形式が拡張され、以前のバージョンの Notes では使用できなかった形
式や以前とは別の方法で処理される形式があります。また、R5 のフィールドで導入された日付/時刻形式を処理
するようにビューが拡張されました。
日付/時刻形式を含むビューの列を設計する際に、アプリケーション設計者が考慮すべき点:
Domino 6 の結果
表示オプション
日付表示を [21 世紀を 4 桁で表示] 1950 年より前、および 2000 年より
に設定
後の年は 4 桁で表示され、1950 年
から 2000 年までの年は 2 桁で表示
されます。
日付表示を ['Today' を表示] に設定 日付が今日の日付の場合、曜日/月
(このオプションは、時間表示ではな /日/年ではなく、「Today」という単語
く、日付表示と関連付けられていま が表示されます。
す)
R5 の結果
すべての年が 4 桁で表示されます。
「Today」は表示されません。日付
は、選択した曜日/月/日/年形式で
表示されます。
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03 トラブルシューティング
埋め込みビューでフィールド値を式として使用することはできません
埋め込みビューでフィールド値を式として使用するように指定しても、機能しません。
Associated SPRs :
GCUN4QDMHF
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03 トラブルシューティング
編集コントロールを含むページにアクセスすると、MS インストーラが起動します
Microsoft DHTML ActiveX 編集コントロールのサポートが、一部の Domino Web アプリケーションに追加されまし
た。このコントロールは、IE 5.0 以降を実行する Win32 システムのみで使用されます。ブラウザセッションから
DHTML コントロールを含むページに初めてアクセスしたとき、Microsoft Office インストーラが起動します。インス
トーラの実行をキャンセルすると、DHTML 編集コントロールを正常に動作させることができますが、次にブラウザ
を開いて、そのコントロールを含むページにアクセスすると、インストーラが再度起動します。
この問題は、MS Office がインストールされているシステムで発生します。DHTML コントロールが IE 5.0 以降で
完全にサポートされていても、MS Office は DHTML 編集コントロールを使用し、それに関する情報をレジストリに
格納します。MS Office のデフォルトインストールでは、HTML ソース編集コンポーネントが [初めて実行するとき
にインストール] としてマークされるので、Domino Web ページからコントロールにアクセスすると、MS Office は
HTML ソース編集コンポーネントのレジストリエントリを参照し、それをインストールする必要があると判断して、イ
ンストール手順を開始します。
MS Office インストーラによって、インストールの実行を確認するメッセージが繰り返し表示されないようにするに
は、次の 2 つの方法があります。
1. MS Office インストーラを実行し、必要であると判断された HTML ソース編集コンポーネントをインストールし
ます。
2. コントロールパネルの [アプリケーションの追加と削除] から MS Office インストールにアクセスし、[Microsoft
Office] の [Office ツール] セクションで [HTML ソース編集] コンポーネントを [インストールしない] として
マークします。
これは MS Office に関する問題で、DHTML 編集コンポーネントに関する問題ではありません。
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03 トラブルシューティング
埋め込みアプレットの署名が変更者の署名に変更されます
埋め込みアプレットのパラメータやプロパティが変更された場合、アプレットの署名が変更者の署名に変更されま
す。
Associated SPRs :
MEZO4UNJSX
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03 トラブルシューティング
R5 から Notes/Domino 6 へのサーブレットの移行
R5 サーブレットの名前がサーブレットクラスの名前と同じ場合、R5 から Notes/Domino 6 への移行は自動的に
行われます。名前が異なる場合は、servlets.properties ファイルに次の行を追加してください。
サーブレット名.code=サーブレットクラス
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03 トラブルシューティング
Netscape 4.x でのスタイルシートの使用
<tabel> 要素に割り当てられている Cascading Style Sheet のプロパティは、Netscape 4.x では子に継承されま
せん。プロパティを <td> 要素に割り当ててください。
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03 トラブルシューティング
編集可能なフィールド/式列の単関数への変更
内容にフィールドまたは式を使用するように定義されているビューの列があり、さらにその列がビューで編集可能
な列として設定されている場合、列タイプを単関数に変更しただけでは、ビューで編集不可能な単関数列に変更
することはできません (この結果、外見上は、列が編集可能でなくなったように見えます)。
編集可能として設定されている列のプロパティのチェックマークを手動で解除してから、列タイプを単関数に変更
する必要があります。
Associated SPRs :
LQII4WH9NJ
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03 トラブルシューティング
カスタム設計の「三角アイコン」
Notes/Domino 6 には、カスタム設計の三角アイコンを使用する機能が導入されていますが、Designer では、カス
タム三角アイコンのイメージを指定しても、Designer に表示されるビューに [更新] 矢印が表示されません。ただ
し、[F9] キーを押すと、新しいカスタム設計でビューが更新されます。
また、Designer で三角アイコンのイメージを指定した後、同じ Designer セッションで別の三角アイコンに変更した
場合、Designer ビューを更新しても、新しい三角アイコンのイメージは表示されません。元のイメージが引き続き
表示されます。この問題を修正するには、Designer でビューを閉じた後、もう一度開きます。
Iどちらの場合も、ビューを保存すると、クライアントには三角アイコンが正しく表示されます。この問題は Designer
に限定されています。
Associated SPRs :
EJGG5D9BGE
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03 トラブルシューティング
埋め込みカレンダービューは、適切なサイズに設定する必要があります
カレンダービューを埋め込む場合、カレンダー情報を表示できる大きさに埋め込みビューを設定する必要があり
ます。埋め込みビューが短すぎる場合 (高さが足りない場合)、タイムスロットへの時間の表示や特定の形式での
カレンダーエントリの表示が困難になります。
Associated SPRs :
JSTH5DNLPN
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03 トラブルシューティング
埋め込みアウトラインの問題
Domino Designer 6 の埋め込みアウトラインには、次のような既知の問題があります。
z
[Store data in document] 埋め込みアウトラインは、Domino ディレクトリのフォームのみでサポートされてい
ます。1 つの [Store data in document] アウトラインのみがサポートされています。他のコンテキストでの
[Store data in document] アウトラインはサポートされていません。
z
埋め込みアウトラインのルートエントリのプロパティは、エントリのラベルおよび別名と照合されます。R5 で
は、ルートエントリのプロパティは、エントリの別名に対してのみ照合されます。
z
埋め込みアウトラインのプロパティ [OS スタイルの三角アイコン] は、埋め込みアウトラインの背景色になり
ます。アウトラインの背景色が [なし] に再設定されても、OS スタイルの三角アイコンには埋め込みアウトラ
インの背景色が保持されます。三角アイコンの色を再設定するには、アウトラインの背景色を [白] に変更し
てから [なし] に変更します。
z
埋め込みアウトラインのプロパティ [OS スタイルの三角アイコン] は、Macintosh プラットフォームではサポー
トされていません。
z
ビューやフォルダのプレースホルダー (その他のビュー、その他の個人ビューなど) を含む埋め込みアウトラ
インでは、共有 (使用すると個人に) ビューまたはフォルダの個人インスタンスの作成後、プレースホルダー
のビューやフォルダーが順番どおりに表示されないことがあります。
Associated SPRs :
VMAA4PKNDU; VMAA56Q7AH; VMAA5CDLBS; VMAA5E3KQU
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03 トラブルシューティング
フレームセット - [フィールドと関数] ダイアログでフィールドを選択すると、クラッシュします
フレームの見出しの [式ウィンドウ] を開いて [フィールドと関数] をクリックし、[フィールド] を選択すると、クラッ
シュします。これは、このコンテキストのみで発生する問題で、適切な式を手動で入力することで回避できます。
Associated SPRs :
PHAN56VEZK
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03 トラブルシューティング
プログラム可能な表に関する既知の問題
Notes/Domino 6 のプログラム可能な表には、次のような既知の問題があります。
z
同じフォーム内でプログラム可能なタブ付きの表と対応する $ フィールドをコピー & ペーストしても、表と $
フィールドの名前を変更しない限り、機能しません。名前を変更していない場合、貼り付けられた表は、貼り
付けられた $ フィールドではなく、引き続き元の $ フィールドによって制御されます。
z
対応する $ フィールドがない (ただし、行を変更する式「FIELD $<表名> := "Row2"」がフォームにある) プロ
グラム可能な表では、読み取りモードと編集モードとを切り替えると、現在の行が保持されないことがありま
す。これは、ソフトウェアの制限です。回避するには、フォームに $<表名> フィールドを追加します。
Associated SPRs :
GCUN5CEMNA; GCUN5D2LWG
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03 トラブルシューティング
レイヤーの問題
レイヤーには、次のような既知の問題/制限があります。
z
下位互換性については、段落テキストの形式や非表示が、レイヤーのプレースホルダーを含む段落だけで
なく、レイヤーの内容に直接適用される必要があります。段落のプロパティをレイヤーの内容に直接適用さ
せるには、次の 2 つの方法があります。
1. 段落を書式設定してから、レイヤーを作成します。これにより、段落のプロパティがレイヤー内の段落に
継承されます。
2. レイヤーを作成した後で形式を適用するには、選択にレイヤーのプレースホルダーを含めます (レイ
ヤーのプレースホルダーを含めて段落をハイライト表示します)。すべての形式がレイヤー内の段落に適
用されます。
上記の方法で段落の形式がレイヤーの段落に適用されない場合は、Notes 6 以前のクライアントで正しく表
示されるように、レイヤーの段落で形式を明示的に設定してください。
z
下位互換性については、レイヤーを表内に作成する必要があります。これは、レイヤーの内容の左余白を正
しく揃えるためです。たとえば、Notes 6 では、レイヤー内の段落の左余白が 0 の場合、段落はレイヤーの
左端に左詰めされます。Notes 6 以前のクライアントでは、レイヤー自体は表示されず、レイヤーの内容のみ
が表示されます。この例の場合、Notes 6 以前のクライアントでは、フォーム上のレイヤーの内容の左余白が
0 になります。レイヤーを表内に配置すると、余白が通常の 1 インチに設定され、レイヤーの内容のコンテナ
として機能します。
z
レイヤーの上、左、高さ、および幅の各プロパティの em 単位値は、文書のデフォルトの 10pt フォントサイ
ズ、またはスタイルシートリソースによって指定されたレイヤーのフォントサイズに基づいて計算されます。
z
サブフォーム上に配置されたレイヤーは、サブフォームをフォームに挿入すると、位置が異なって表示されま
す。これは、正しい動作です。設計モードのサブフォームでは、サブフォームはコンテナブロックです。サブ
フォームがフォームに挿入されると、フォームがコンテナブロックになります。そのため、レイヤーは、サブ
フォームではなく、フォームの上端および左端からの相対的な位置に配置されます。これは、配置レイヤー
のみの問題です。自動配置レイヤーは、引き続きその挿入点にアンカーされます。
サブフォームで配置レイヤーを使用するには、自動配置される親レイヤーを作成します。その後、自動配置
レイヤー内に配置する子レイヤーを作成します。自動配置レイヤーはサブフォームでもフォームでもコンテナ
ブロックになるので、配置レイヤーにはフォーム内の相対位置が保持されます。
Associated SPRs :
VMAA4Z9PQ7; VMAA56NSUL; VMAA4MSHUQ; VMAA534RR8; VMAA4M5PA5
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03 トラブルシューティング
LotusScript デバッガでは QueryDragDrop および PostDragDrop イベントをテストできません
後でドロップするためにハイライト表示されている文書がフォルダ上にドラッグされると、QueryDragDrop イベント
が起動します。デバッグ時には、デバッガがこのイベントともに起動し、実行されます。その後、文書へのハンドル
は失われます。したがって、QueryDragDrop イベントが完了すると、文書はドロップされません。つまり、
QueryDragDrop イベントのテスト後に PostDragDrop イベントをデバッグすることはできません。
回避策
QueryDragDrop イベントと PostDragDrop イベントの両方をデバッグするには、次の手順に従ってください。
QueryDragDrop イベントをコーディングし、必要に応じてテストします。満足な結果が得られたら、QueryDragDrop
イベントのコードをコメントアウトします。次に、PostDragDrop イベントをコーディングし、必要に応じてテストしま
す。
Associated SPRs :
AWIR5CYTV9
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03 トラブルシューティング
スタイルシートリソースの問題
Notes Client のスタイルシートリソースには、次のような既知の問題/制限があります。
z
CSS のスタイル規則によって設定された要素のプロパティが、要素のインフォボックスによって設定された
競合するプロパティよりも優先されます。
z
埋め込み要素では、スタイルシートで指定されたプロパティはサポートされません。
クラスまたは ID セレクタを使用して表の特定のセルのみの境界線を指定すると、セルの境界線スタイルが
すべてのセルに適用されます。
z
z
フォント幅が 100 から 600 の場合、標準として表示されます。700 から 900 の場合は、太字として表示され
ます。
z
段落およびイメージ (P および Img) セレクタを使用している規則は、レイアウト領域内のそれらの要素に適
用されません。本文セレクタを使用している規則は、レイアウト領域内のテキストに適用されます。
z
可視のプロパティはレイヤーのみでサポートされています。値の「非表示」および「省略」のみがサポートさ
れています。
z
境界線上部の色および境界線上部のスタイルが、すべての辺に適用されます。境界線左側の色、境界線
右側の色、境界線下部の色、境界線左側のスタイル、境界線右側のスタイル、および境界線下部のスタイ
ルはサポートされていません。
z
@import 規則はサポートされていません。
@media 規則はサポートされていません。
隣接セレクタはサポートされていません。
ID およびクラスの選択は、フィールド、ボタン、または計算結果テキストではサポートされていません。たと
えば、p.redField {...} は redField クラス属性があるフィールドに適用されません。これらの要素とともにクラ
スの選択を使用するには、クラス選択をサポートする要素にそれらを挿入します。たとえば、table.redField
{...} によって、redField クラス ID がある表内のフィールドに規則が適用されます。
z
z
z
次の CSS プロパティ値は、Notes ではサポートされていません。
z
フォントファミリー: cursive および fantasy 系のファミリー
z
テキストの装飾: 上線および点滅
z
境界線の色: 透明
z
背景色: 透明。本文要素ではサポートされていません。他の適用可能な要素ではサポートされています。
z
余白: 表またはイメージセレクタでは、負の値はサポートされていません。
z
パディングおよび余白: パーセント値。パーセント値が指定されると、プロパティは無視され、パディングも余
白も適用されません (多数の障害報告があります)。
Associated SPRs :
VMAA4VFQ6W; VMAA4T4QXA; VMAA4QTRVU; VMAA4R4MY6; VMAA4ULQNS; VMAA4QTRDD; VMAA4PZNS6; VMAA4VEQ2N;
VMAA4SMUSQ; VMAA4PKQE8; VMAA4RHNPC; VMAA4QTVF6; VMAA4RZMNH; VMAA4RTQ3R; VMAA5A5TNL; VMAA58QLXJ;
VMAA58QMMM; VMAA58QN7R; VMAA58QNDM; VMAA58QQ3T; VMAA58QQ8K; VMAA593JZC; VMAA593RC3; VMAA4TKMS6
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03 トラブルシューティング
コレーション規則の変更後、ソート順が更新されません
コレーション規則を変更した後、ソート順が自動的に更新されないことがあります。このような場合、nupdate.exe
コマンドを使用してソート順を更新できます。サーバーコンソールまたは OS のコマンドプロンプトでこのコマンドを
実行してください。
Associated SPRs :
BKYP5AMQGG
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03 トラブルシューティング
JavaScript を含む R5 アクションの設計一覧が停止します
JavaScript を含む R5 アクションの設計一覧を Notes 6 で作成すると、Notes がクラッシュしたり、何も返さないこ
とがあります。
回避策:
これらの要素の設計一覧を作成する際には、Designer で DXL トランスフォーマーを使用してください。
1) Designer を開きます。
2)
3)
4)
5)
6)
7)
8)
参照するデータベースの要素リストを開きます。
[ツール] - [DXL ユーティリティ] - [トランスフォーマー] を選択します。
[種類] ボックスで、設計要素の種類を選択します。
次のボックスで、参照する要素を選択します。
[変換する XSL を選択する] ボックスで、出力を書式設定する XSL スタイルシートを選択します。
出力を送信する場所を選択します。[表示] または [ファイル] (既存の HTML ファイルがある場合) です。
[OK] をクリックします。
スタイルシートの作成については、Lotus Domino 6 Designer のオンラインヘルプを参照してください。
Associated SPRs :
RCE5E2S89
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03 トラブルシューティング
HTML エディタに関する問題
Notes/Domino 6 の HTML エディタ機能に関連する、次のような問題があります。
z
問題: フォームを作成し、エンティティ (表など) を表すパススルー HTML を挿入します。これを Notes 形式
に変換してフォームを保存しようとすると、 「ディスクにビットマップが保存できません ...」というメッセージが表
示され、フォームを保存できない場合があります。
回避策: この問題は、空白の gif への参照がある HTML のみで発生します。表内の小さな赤いドットを削除
すると、フォームを保存できます。
Associated SPRs :
PCHE5DGJXH
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03 トラブルシューティング
フィールドに関する問題
Notes/Domino 6 のフィールド機能に関連する、次のような問題があります。
z
問題: 色フィールドの [RGB] タブで、新しい色の設定を受け入れるためにクリックする場所が不明確です。
回避策: スライダーを移動して [R]、[G]、および [B] の各フィールドを設定した後、[RGB:] ラベルの左側にあ
るダイアログの左下隅をクリックします。
z
問題: [表示日付] - [表示] - [月日と曜日のみ] のインフォボックス設定を使用して日付/時刻 (日付/時刻
制御) フィールドを設計した後、現在の年以外の日付を入力すると、日付が現在の年に変更されます。
回避策: オプション 1 - [表示日付] に [すべて表示] を使用します。オプション 2 - [表示] にそのまま [月日
と曜日のみ] を使用し、[特別] を [今年以外は年を表示] に設定します。
z
問題: エンティティがテキストの場合を除き、1 つのエンティティのみを許可するリッチテキストライトフィールド
に、[ALT] + [↓] キーを使用してキーボードからアクセスできます。複数のエンティティを許可するリッチテキ
ストライトフィールドには、キーボードからアクセスすることはできません。
回避策: なし
z
問題: Mac のみで、[複数値も可] に設定されているリストボックスフィールドで、使用可能なオプションの左
側に複数選択を可能にするチェックボックスが表示されません。
回避策: Mac で、選択オプションの左側をクリックします。複数選択を可能にするチェックボックスが表示され
ます。
z
問題: リッチテキストフィールドを含むフォームを作成し、フォームを [選択文書全体をリッチテキストフィール
ドに引き継ぐ] に設定して保存した後、フィールド名を変更します。このフォームから doc を作成しようとする
と、「引き継いだリッチテキストフィールドが存在しません」というダイアログボックスが表示されます。
回避策: 上記のフォーム作成手順を実行した後、[フォーム] インフォボックスの [デフォルト] タブの [作成す
るとき] セクションでフィールドを再選択します。
z
問題: ヘッドラインの段落スタイルを含むフォームを作成します。フォームにテキストフィールドを挿入し、
[Field Hint] 領域にテキストを入力します。このフォームから doc を作成すると、フィールド内のテキストの色
がマゼンタではなく、黒になります。
回避策: オプション 1 - doc を保存し、開き直します。オプション 2 - フィールドのテキストフォントの色を設定
します。
z
問題: フォームを作成し、テキストフィールドを追加して、フォントを黒以外の色に変更します。フィールドをコ
ピーします。問題 1 - フォームに <CR> を入力した後、フィールドに貼り付けます。フィールドのフォントの色
が黒に変わります。問題 2 - 別のフォームを開き、フィールドに貼り付けます。フィールドのフォントの色が黒
に変わります。
回避策: 貼り付けたフィールドのフォントの色を手動で必要な色に変更します。
Associated SPRs :
BMAN4WTPER; PCHE5CY8QU; GFLY4RYMHM; PCHE5ARC86; PCHE58NQJ9; XCAI4W6R42; ESR5DVR5Z
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03 トラブルシューティング
サーバーディレクトリで実行されるアプリケーションからの OS レベルのデータベースアクセス
サーバープログラムディレクトリで実行されるアプリケーションについて、データベースキャッシュの新しい動作が
あります。
サーバーの Notes.INI を使用する (サーバープログラムディレクトリから実行される) API アプリケーションの変更
のため、R5 ではキャッシュされなかった、このようなアプリケーションからアクセスされるデータベースを、Domino
6 ではキャッシュできます。NSF API を介して「ローカル」からアクセスされたデータベースは、閉じると、サーバー
のデータベースキャッシュに格納されます。
この変更は、データベースに OS レベルのファイル操作を行うアプリケーションに影響します。データベースが
キャッシュにある場合、キャッシュから削除せずにファイルの削除/ファイル名の変更を行うことはできません。問
題を回避するには、データベースのファイル操作に NSF APIを使用するか (NSFDbDelete など)、またはデータ
ベースをオフラインにしてから OS レベルの操作を行い、OS レベルの操作が完了した後でオンラインに戻します
(NSFTakeDatabaseOffline、NSFBringDatabaseOnline)。
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03 トラブルシューティング
ビュー/フォルダの問題: 「共有 (使用すると個人に)」ビュー
Notes/Domino Release 6 では、「共有 (使用すると個人に)」 ビューは最初、共有ビューアイコンとして表示されま
す。ユーザーがアイコンをクリックすると、ビューの個人バージョンが作成され、それに関連付けられた個人ビュー
アイコンが作成されます。しかし、R4.x とは異なり、ユーザーがデータベースを閉じ、もう一度開くまで、共有
ビューアイコンがナビゲータに表示されたままになります。
ユーザーがデータベースを閉じる/もう一度開くと、ナビゲータペインにはビューの個人バージョンのみが表示され
ます。しかし、ユーザーがビューの個人バージョンを削除すると、データベースを閉じ、もう一度開くまで、他の共
有 (使用すると個人に) ビューの共有バージョンとともにそのビューの共有バージョンがナビゲータに表示されま
す。データベースを再度開くと、個人バージョンが作成されていない場合、存在する個人バージョンと共有バー
ジョンがナビゲータに表示されます。
この動作は、ユーザーが個人ビューの設計を変更した場合も同様です。
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03 トラブルシューティング
バックエンドの COM API を使用して以前にコンパイルされた Visual Basic アプリケーション
Notes/Domino 6.0.3 と Notes/Domino 6.5 から、バックエンドクラス用の前のバージョンの Notes COM インター
フェース用に構築されたコンパイル済み Microsoft Visual Basic (VB) アプリケーションの一部は、6.0.3 または 6.5
domobj タイプライブラリを使用して再コンパイルしないと正しく動作しませんでした。現在、この問題は修正されて
います。
しかし、この修正によって、現在 Notes/Domino 6.0.3/6.5.x domobj タイプライブラリによってコンパイルされてい
る VB アプリケーションは、新しい 6.5.3 domobj タイプライブラリで再コンパイルすることが必要となります。今後
は、再コンパイルは必要なくなる予定です。
Associated SPRs :
BKOH5X4EKC
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03 トラブルシューティング
Windows 95 - Java アプレットはサポートされません
新しい Windows 95 用の JVMでは、Java アプレットがサポートされなくなりました。メニューとダイアログを使用し
て Java アプレットを作成することはできますが、Notes Client や Designer にはアプレットが表示されません。し
かし、ブラウザや別のプラットフォームでプレビューすると、表示されます。
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03 トラブルシューティング
Windows 95 - Java はサポートされません
Notes/Domino 6 から、Notes の Windows 95 で Java がサポートされなくなります。これは、Microsoft が
Windows 95 のサポートを停止したという事実に対応するものです。Administrator クライアント、Designer、および
Server が Windows 95 でサポートされないことによる唯一の問題は、Notes Client に関するものです。
Notes Client で Java アプレットが検出されると (Welcome ページなど)、灰色のボックスが表示されます。Java コ
ンソールを起動しても、何も起こりません。Java エージェントが実行されている場合は、次のエラーメッセージが
表示されます。
"VM: Java Virtual Machine failed to start"
また、[接続ユーザー確認] ボタンをクリックしても、何も起こりません。
基本的に、Java を実行できるほとんどの場所で、何の動作も起こりません。場合によっては、JVM の起動に失
敗したというエラーメッセージが表示されます。
Associated SPRs :
MCHG5CSCSQ
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03 トラブルシューティング
更新するまでリッチテキストアプレットの変更が表示されないことがあります
リッチテキストアプレットを含む文書を Web で編集した場合、ブラウザのツールバーで [更新] ボタンを選択する
まで、リッチテキストアプレット内で行った変更が表示されないことがあります。
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03 トラブルシューティング
無効な HTTP 要求を受信すると Notes がクラッシュすることがある
ロギングが有効になっているときに無効な HTTP 要求を受信すると、クラッシュが発生します。
対策
Domino ディレクトリで [ログセクションからの除外] を選択して、[リターンコード] フィールドにステータスコード
「400」を追加して、HTTP ログから HTTP エラー 400 を除外します。
Associated SPRs :
JCHN4YXNGK
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03 トラブルシューティング
IM プロトコルが [Internet Explorer の HTTP 設定を使用] に設定されていると Notes がクラッ
シュする
ロケーション文書で、Instant Messaging のプロトコルが [Internet Explorer の HTTP 設定を使用] に設定されて
いると、Notes Client はクラッシュします。このプロトコルは使用しないでください。
Associated SPRs :
TBOO5MRNEJ
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03 トラブルシューティング
パスワード変更後 5 分間は HTTP で新しいパスワードによる認証を行えない
ユーザー文書ででユーザーのインターネットパスワードを変更したとき、サーバーを再起動するか、Update タスク
を実行するか、HTTP タスクをシャットダウンして再起動するかしない限り、すぐには有効になりません。前述のタ
スクのいずれかが実行されるまで、前のパスワードは HTTP サーバーキャッシュに保持されます。Web からメー
ルファイルにアクセスする場合、これは 5 分以上かかることがあります。
Associated SPRs :
MALR5LM6T5
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03 トラブルシューティング
Macintosh - Javascript の「alert()」ボックスのサイズ制限
Macintosh では、Javascript の Window.alert() メソッドに渡すことができる文字は 255 文字に制限されています。
255 文字を超える文字は切り捨てられます。
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03 トラブルシューティング
Designer および Administrator のカスタムスマートアイコン
Notes 6 では、カスタムアイコンを 1 セットしか移行できません。これは、クライアントを最初に起動したときに行わ
れます。他のスマートアイコンセットを移行するには、次の手順に従ってください。
1. すべてのクライアントをシャットダウンします。
2. Notes.ini ファイルの MigrateSmarticons=1 設定を編集します。
3. [スタート] メニューから、スマートアイコンセットの移行先のアプリケーションを起動します。そのアプリケー
ションのツールバーにスマートアイコンが表示されます。
Associated SPRs :
DLYY4TXNXM
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03 トラブルシューティング
ビューのユーロ記号
以前のリリースでは、ダイアログボックスやビューにユーロ記号「€」が正しく表示されないことがありました。現在
ではどちらにも正しく表示されますが、既存のビュー内の列に表示されるはずの「
手順に従ってください。
」が表示されない場合、次の
1. Designer でビューを開きます。
2. 「
」列の列のプロパティインフォボックスを開きます。
3. 通貨記号として「 」を選択し直します(重要: ユーロ記号を選択し直す必要があります)。
4. ビューを保存します。
5. ビューを更新すると、「
」が表示されます。
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03 トラブルシューティング
MIME ユーザーへのメッセージの転送
大量のテキスト、複数のインラインイメージ、または添付ファイルを含むメッセージを Notes Client から転送する
と、エラーが発生することがあります。ソース文書の 1 つ以上の添付ファイルが見つからないことを示すダイアロ
グボックスが表示されます。
このエラーは、MIME 保存タイプが設定されている複数の受信者にメッセージを転送する場合にのみ発生するよ
うです。これが修正されない限り、回避策はほとんどありません。
1. いくつかの添付ファイル/イメージを削除すると、送信できます。
2. 個々のユーザーに文書を送信します。
3. [ユーザー] - [基本] を選択し、[インライン MIME イメージを添付ファイルとして表示する] チェックボックス
をオフにします。
Associated SPRs :
DPOS4QDKSA
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03 トラブルシューティング
[常に上部に表示] を使用すると、[ヘルプ] ウィンドウがフリーズしたように見えます
次の状況で、[ヘルプ] データベースウィンドウがフリーズしているように見えることがあります。
1. [ヘルプ] ウィンドウで、[表示] - [常に上部に表示] を選択します。
2. たとえば、[ファイル] - [データベース] - [開く] を選択してダイアログボックスを開きます。ダイアログボックス
は開きますが、[ヘルプ] ウィンドウの後ろに表示され、見えません。
3. ダイアログボックスは開いたままで、[ヘルプ] ウィンドウでは操作を実行できないので、[ヘルプ] ウィンドウが
フリーズしているように見えます。
この問題が発生した場合、[Esc] キーを押して、[ヘルプ] ウィンドウの後ろに隠れているダイアログボックスを閉じ
ます。これにより、[ヘルプ] ウィンドウが使用可能になります。また、ダイアログボックスを使用する場合は、[ヘル
プ] ウィンドウを閉じてから、ダイアログボックスのコマンドを再度選択します。
Associated SPRs :
SDOE45TJSA
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03 トラブルシューティング
R5 メールに作成された JavaScript コードは Notes 6 では機能しません
ボタンやホットスポットの JavaScript コードが R5 Client から Notes 6 Client にメールで送信された場合、Notes
6 Client で受信されると消失します。
Associated SPRs :
JWIR4TZQ3R
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03 トラブルシューティング
表の使用に関する既知の問題
Notes/Domino 6 で表を使用する場合、次のような既知の問題があります。
z
R4 Client を使用して開くと、「サイズに合わせる」列が非常に狭い列として表示されます。
z
「サイズに合わせる」列に境界線があるセクションが含まれている場合、表の幅が適切でなくなることが
あります。
z
セルの下部の境界線の幅を変更しても、正しく機能しません。境界線の値が、特定のセルではなく、現
在の行のすべてのセルに適用されます。この問題は、セルの境界線のスタイルとして [エンボス 1] また
は [エンボス 2] を使用している場合に、表の最後の行のみで発生します。回避策としては、表に行を 1
つ追加し、[文字のプロパティ] インフォボックスの [非表示] パネルを使用してその行を非表示にする方
法が考えられます。
z
[クリックで次の行へ] オプションを指定した場合は、アニメーションの表の切り替え効果が無視されま
す。
Associated SPRs :
GCUN4TCQH6; JGAO4SF8EQ; JGAO4QT8WK; GCUN5E9LHG
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03 トラブルシューティング
埋め込みエディタの使用に関する既知の問題
埋め込みエディタを使用する場合、次のような既知の問題があります。
z
式にフィールドが含まれている場合、埋め込みエディタに式を指定しても機能しません。
z
[マウスの移動により選択を移動] が有効な埋め込みビューにリンクされている埋め込みエディタを使用
している場合、ビュー内で複数の文書が選択されているように見えます。
z
「データベースについて」および「データベースの使い方」文書を埋め込みエディタに貼り付けると、
「フォームが設定できません」というエラーが発生します。
Associated SPRs :
GCUN4QDMHF; GCUN4MNKN4; GCUN569L6J
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03 トラブルシューティング
フィールドの文字制限を越えた場合の間違ったエラー
フィールドの最大文字数を超えると、エラー「指定した種類のフィールドに使えるのはテキストのみです」が表示さ
れます。 このエラーは、「フィールドに 60KB 以上の情報が含まれています。大きすぎるため保存できません。」
と読み替えてください。
Associated SPRs :
JSTH4J2NC9
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03 トラブルシューティング
一部のダイアログボックスでスタティックテキスト行が重なって表示されます
英語以外の環境で、一部のダイアログボックスのスタティックテキストメッセージが読めません。
Associated SPRs :
KTAI4TYKBZ
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03 トラブルシューティング
ステータスバーは双方向テキストとスクリーンリーダーをサポートしている
以前のリリースでは、Lotus Notes と Domino 6 のステータスバーコードの再書き込みにより、ステータスバーに
双方向テキストやスクリーンリーダーを経由してのアクセスがサポートされていませんでした。今回のリリースで
は、双方向テキストやスクリーンリーダーを介してのアクセスがサポートされています。
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03 トラブルシューティング
Macintosh でのメールカラープリファレンスの使用
Domino 6 では、特定のメール送信者からのメールに色を指定することができます。ただし、コントロールの中に
複数の名前を指定するときに操作しにくい場合があります。それぞれの送信者名を区切るには「, 」を使用しま
す。
Associated SPRs :
MYAG4WSL5J
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03 トラブルシューティング
「指定した種類のフィールドに使えるのはテキストのみです」エラーメッセージが誤って表示さ
れる
フィールドに制限を超えて文字を入力すると、エラー「指定した種類のフィールドに使えるのはテキストのみです」
が表示されますが、正しくは 「段落は 64KB より大きくはできません」 です。
対策
ウィンドウの「閉じる」 (X) アイコンを使って文書を終了してください。文字は保存されません。
Associated SPRs :
JSTH4J2NC9
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03 トラブルシューティング
Windows デスクトップからショートカットを使用して開いた文書を閉じるとクラッシュします
Windows デスクトップのショートカットから開いた電子メールメッセージを閉じると、Notes がクラッシュすることが
あります。
Associated SPRs :
JTHN53NQZN
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03 トラブルシューティング
添付ファイルを表示したときに脚注が正しく表示されません
添付ファイルを表示したときに、脚注付きの項目がある添付ワープロ文書が正しく表示されないことがあります。
想定される場所に脚注が表示されないことがあります (たとえば、複数ページの文書では、個々の脚注は各ペー
ジの下部に表示されなければなりません)。アプリケーションで文書を開くと、実際は脚注が適切な位置にあるこ
とがわかります。
Associated SPRs :
KSAH4LGAQH
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03 トラブルシューティング
HTML 添付ファイルが正しく開けません
添付アイコンのポップアップメニューから [開く] を選択して添付 *.htm ファイルを開こうとしても、開けません。「プ
ログラムが見つかりません」というメッセージに続いて、空のブラウザウィンドウが表示されます。添付ファイルを
表示または保存すると、開くことができます。
Associated SPRs :
ELS4TBUTR
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03 トラブルシューティング
ドラッグアンドドロップ操作を使用すると、複製式が失敗します
「ドラッグアンドドロップ」操作で作成された選択文書の複製は、その後の複製サイクルでカスタマイズされた複製
式に準拠しません。
データベースで文書を選択します。文書を [レプリケータページ] アイコンにドラッグします。複製ダイアログが表
示されます。複製オプションダイアログに入力された複製式が、その後の複製によって無視されます。
Associated SPRs :
DFAN4VBRQH
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
WinXP - Notes Client 実行時のパフォーマンスの向上
Windows XP で Notes Client を実行すると、Windows の [システムの復元] 機能との相互作用が適切でないた
め、処理が非常に遅くなることがあります。これは、Notes Client の「起動時間」において特に顕著です。パフォー
マンスを向上させるには、コントロールパネルで [システムの復元] を無効にします。
Windows XP では、[コントロールパネル] - [システム] - [システムの復元] タブを選択し、[システムの復元を無効
にする] をオンにして、マシンを再起動します。
これは、一時的な解決策です。[システムの復元] を無効にすると、致命的なエラーの場合にオペレーティングシ
ステムの復元が困難になります。現在、この問題に対する永続的な解決策を調査しています。
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03 トラブルシューティング
言語マーク付きのテキストには [すべて置換] および [全スキップ] を使用できません
言語マークが付いたテキストには、[スペルチェックダイアログ] ダイアログボックスの [すべて置換] および [全ス
キップ] ボタンを使用できません。この 2 つのオプションを使用するには、言語辞書を基本辞書として設定しま
す。手順は次のとおりです。
1.
2.
3.
4.
[ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザー] を選択します。
[インターナショナル] - [スペルチェック] ペインを開きます。
[基本辞書] リストで言語辞書を選択します。
[デフォルトに設定] ボタンをクリックします。
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03 トラブルシューティング
カレンダーの印刷: フォントの変更が印刷に反映されません
印刷ダイアログの [カレンダースタイル] タブでフォントを変更した場合、変更内容がプレビューされますが、印刷
されるハードコピーには反映されません (デフォルトのフォントとして印刷されます)。
Associated SPRs :
KUMACZJZ6
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03 トラブルシューティング
文書ライブラリと転送先アドレス
Domino ディレクトリのユーザー文書に転送先アドレスが入力されると、文書ライブラリによって、レビューユー
ザーの名前ではなく転送先アドレスがレビューユーザーとして選択されます。その結果、レビューユーザーには文
書をレビューするためのアクセス権がなくなります (代わりに、転送先アドレスにアクセス権が与えられます)。
文書ライブラリのユーザーは、Domino ディレクトリのユーザー文書に転送先アドレスを格納しないことをお勧めし
ます。ユーザー文書にインターネットメールアドレスを格納することはできます。この場合は、文書ライブラリは引
き続き正常に動作します。
Associated SPRs :
JSTH5BRJVH
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03 トラブルシューティング
デスクトップ上の個人フォルダのドラッグアンドドロップ
デスクトップ上の個人フォルダのドラッグアンドドロップはサポートされていません。
Associated SPRs :
VMAA56MV4A
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03 トラブルシューティング
古い言語タグがある文書を開くとき/編集しているときに Notes がクラッシュした場合
古い言語タグ (Notes 6 の初期のベータ版を使用して作成された言語タグ) がある文書を開くときまたは編集して
いるときに Notes がクラッシュした場合、次の手順に従って問題を修正してください。
1. Lotus Notes R5 を起動します。
2. 該当する文書を開きます。
3. [ファイル] - [保存] を選択します。
[言語情報が未指定のときフォームの設定を使う] オプションを使用して、文書が複数言語のデータベースに作成
されている場合は、次の手順に従ってください。
1. Lotus Domino Designer R5 を起動します。
2. 文書の作成に使用したフォームを開きます。
3. [ファイル] - [保存] を選択します。
上記の操作によって、壊れた言語タグが無効になります。その後、Notes 6 の現在のリリースを使用して文書にタ
グを付け直す必要があります。
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03 トラブルシューティング
添付ファイルのドラッグアンドドロップに関する既知の問題
Notes 6 で添付ファイルをドラッグアンドドロップする場合、次のような既知の問題があります。
z
一度にドラッグアンドドロップすることができる添付ファイルは 1 つだけです。
z
現時点では、Notes の文書内の添付ファイルを Notes のブックマークにドラッグアンドドロップすること
はできません。
Associated SPRs :
DLYY54HT4B
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03 トラブルシューティング
Mac のみ: 印刷ダイアログが開いているときにヘルプ文書を印刷することはできません
Notes の印刷ダイアログが開いている場合、「印刷」のリンクを使用してヘルプ文書を印刷することはできませ
ん。印刷しようとすると、次のエラーメッセージが表示されます。
「別の文書で印刷ダイアログを開いている時は、この文書の印刷はできません。」
回避策
z
z
z
メニューバーから [ヘルプ] - [目次] を選択します。
「印刷」の索引を探し、該当する文書を開きます。
ヘルプ文書を印刷します。
Associated SPRs :
KUMA5BNKAP
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03 トラブルシューティング
Macintosh - Mac OS X では Java エージェントが実行されません
Mac OS X では、Java エージェントがサポートされていません。Mac Classic (OS 9.x) ではサポートされています。
Associated SPRs :
EFEN57JMM5
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03 トラブルシューティング
Macintosh - 文書内の大きなイメージが適切に印刷されません
文書内の大きなイメージは、正しくプレビューされても、印刷すると右側が切り取られます。
Associated SPRs :
KUMA5CALRV
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03 トラブルシューティング
Macintosh - テキスト操作用のショートカットキーの動作が異なる
Macintosh では、[F1] から [F4] の各キーがそれぞれ、[元に戻す]、[切り取り]、[コピー]、および [貼り付け] の機
能に予約されています。そのため、Windows では、[F2] キーと [Shift] + [F2] キーが選択したテキストの [サイズ
の拡大]/[サイズの縮小] であるのに対し、Macintosh の Notes では、[サイズの拡大] は option + ]、[サイズの
縮小] は option + [ です。
Associated SPRs :
GCUN564JFK
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03 トラブルシューティング
図形の境界線のカスタムカラー選択によりクラッシュすることがあります (XP)
図形の境界線にカスタムカラーを適用する際に、カラーマトリックス内でクリックした後で [OK] をクリックすると、
クラッシュすることがあります。これは、Windows XP 固有の問題であると考えられます。
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03 トラブルシューティング
印刷プレビューが印刷物に正確に反映されないことがあります
文書のプレビューと印刷されたハードコピー間に不一致が出る場合があります。現段階では、この問題に対する
回避策はありません。
Associated SPRs :
KUMA5CAKFC
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03 トラブルシューティング
添付ファイルの [編集] 後の [開く] により編集が可能です
編集可能な添付ファイル機能について、変更内容を添付ファイルに保存するには、[編集] を使用する必要があり
ます。しかし、[開く] によってユーザーの添付ファイルの変更内容が保存される場合があります。
[編集] を選択すると、添付ファイルのアプリケーションが開きます。アプリケーションを閉じて Notes に戻った後、
Notes 文書の同じセッション内で (つまり、Notes 文書が開いている間に)、同じ添付ファイルに対して [開く] を選
択した場合、[開く] セッションで行われた変更内容を添付ファイルに保存できます。
この操作による重大な影響は見つかっていませんが、添付ファイルを編集する際には、[開く] ではなく [編集] を
使用することを強くお勧めします。
Associated SPRs :
CKAN5DDL4J
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03 トラブルシューティング
非表示列の [表示] - [カスタマイズ]
無題の列があるビューを、[表示] - [カスタマイズ] を使用してクライアントから変更した後、[デフォルト] ボタンを
クリックしてビューのデフォルトの設定に戻した場合、非表示列が表示列に戻らず、ビューに文書が表示されな
かったり、列の情報がなくなったりすることがあります。
回避策
[表示] - [カスタマイズ] で、ビュー内のすべての列が表示されるように [すべて表示] チェックボックスをオンにし
てから、[デフォルト] ボタンをクリックしてデフォルトの設定に戻します。この時点で、列がデフォルトの設定に戻り
ます。
Associated SPRs :
KKIL5BNSQW
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03 トラブルシューティング
Windows XP - WebDAV クライアントとしての Windows XP の使用
Windows XP オペレーティングシステムを WebDAV クライアントとして実行している PC を使用して Domino 6
Server 上のデータベースにアクセスすると、次のような断続的な問題が発生することがあります。WebDAV デー
タベースが [マイネットワーク] を使用してマッピングされた後、Windows エクスプローラを使用して WebDAV デー
タベースにアクセスします。たとえば、データベース内でコレクションをダブルクリックしてコレクションを開きます。
すると、Windows エクスプローラが停止して、表示するデータを検索しているように見えます。この間、Windows エ
クスプローラの画面が空白になることがあります。
この問題が発生した場合、次の回避策のいずれかを実行してみてください。
z
z
z
[更新] アイコンをクリックするか、または [F5] キーを押して、画面を更新します。
ワークスペースをクリックした後、Windows エクスプローラのアイコンに戻ります。
画面が更新されるまで数分間待機します。
上記の回避策で解決できなかった場合は、タスクマネージャで、Windows エクスプローラが応答を停止している
かどうかを確認します。応答を停止している場合、クライアントのキャッシュを消去してみてください。その手順に
ついては、Microsoft Knowledge Base の次の記事の手順 2 を参照してください。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;Q304133
メモ: この問題は、XP で Internet Explorer 6 または Dreamweaver 4.01 を使用している場合には起きませんでし
た。
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03 トラブルシューティング
添付ファイルはバックグラウンドで開く
以下の条件が揃うと、添付ファイルはフォアグラウンドで開かないという既知の問題があります。
1. 添付ファイルを [添付ファイルのプロパティ] インフォボックスから開く。
2. 添付ファイルが Microsoft Word ファイル、または Microsoft Excel ファイルである。
3. オペレーティングシステムが Windows 98、または Windows NT 4.0 である。
Associated SPRs :
YHNN5E6292
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03 トラブルシューティング
Windows のシングルログイン機能によるクライアントの起動
Windows のシングルログイン機能を使用しており、Lotus Notes の個人アドレス帳が暗号化されている場合、
Notes Client の起動時に、デフォルトでロケーション文書が常に [なし] に設定されます。
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03 トラブルシューティング
プラットフォーム間の問題: [Notes と Internet Explorer] ブラウザ
個人アドレス帳のロケーション文書の [Notes と Internet Explorer ] ブラウザオプションは、Windows プラット
フォームのみのオプションです。このブラウザ選択は、Macintosh ではサポートされていません。Macintosh でこ
のオプションを使用すると、特定の状況で、ロケーション文書のブラウザフィールドの値に問題が発生することが
あります。
z
セットアップポリシーやデスクトップポリシーによって配布された [インターネットブラウザ] の値: セットアップま
たはデスクトップ設定文書で [Notes と Internet Explorer ] ブラウザオプションが使用されている場合、ユーザーの
Macintosh クライアントでは、ロケーション文書の [インターネットブラウザ] フィールドに数値が表示されます。この場
合、ブラウザの値が無効なため、Macintosh の Notes Client 内から URL リンクにアクセスできません。これを修正す
るには、ロケーション文書を編集し、Macintosh に有効なブラウザオプションを選択します。
z
Windows と Macintosh の Notes Client を使用しているローミングユーザー: ブラウザオプションを [Notes と
Internet Explorer] に設定している場合、Windows システムと Macintosh システムの両方で Notes Client を
使用しているローミングユーザーにもこの問題が発生します。個人アドレス帳はローミングユーザーのサー
バーに保存されているので、ユーザーの Notes Client のすべてにブラウザオプションが複製されます。その
ため、ローミングユーザーは、すべてのクライアントのプラットフォームで使用可能な別のブラウザオプション
を選択することをお勧めします。
Associated SPRs :
CDFO4TWSR6; TBOO4ZDPMB
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03 トラブルシューティング
添付ファイルのドラッグアンドドロップのサポート
Notes 6.0 では、添付ファイルのドラッグアンドドロップがサポートされています。ただし、一度にドラッグアンドド
ロップすることができる添付ファイルは 1 つだけです。現時点では、複数の添付ファイルのドラッグアンドドロップ
はサポートされていません。
Notes 文書の添付ファイルを右クリックし、添付ファイルを Windows デスクトップにドラッグアンドドロップする場
合、コピーと移動の 2 つのオプションがあります。移動を選択した場合、コピーのように動作します。
Associated SPRs :
SSHE54WD85
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03 トラブルシューティング
リッチテキストフィールド内のホットスポットに関する問題
Notes 6 では、文書のリッチテキストフィールド内のホットスポットに関する次のような問題があります。
z
問題: 「Generic LSE Failure 」エラーによって、リッチテキストフィールド内のホットスポットでコードタイプが
LotusScript から Javascript または Formula に変更されます。
回避策: ホットスポットを削除して作成し直すか、または文書を保存して閉じた後、再編集します。
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03 トラブルシューティング
パーソナル Welcome ページのレイアウト C におけるリンクフレームの表示の問題
上から下のグラデーション背景のセルを持つタブ付きの表にアウトラインまたはカレンダーを埋め込むと、表のセ
ルが正しく表示されません。Windows NT では、セルの背景が黒の塗りつぶしで表示されます。Mac の場合はセ
ルの背景がグレーになります。この問題は、Windows XP、Windows 98、および Windows 2000 では発生しませ
ん。
例えば、この問題は、パーソナル Welcome ページのレイアウト C を使用している場合に確認できます。このペー
ジの「Web リンク」 と「Notes リンク」のセクションで上記の問題が見られます。
Associated SPRs :
MDRW5ECK95
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03 トラブルシューティング
Mac OS 9 - 日本語 IME と Java コンソールに関する問題
Java コンソールが開いているときに日本語 IME をオンにすると、Mac OS 9 では Notes Client がクラッシュする
ことがあります。Mac OS 9 で Java コンソールを開いているときには、日本語 IME をオンにしないでください。
Associated SPRs :
KHIA5D35NJ
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03 トラブルシューティング
Mac OS 9 - [クイック検索] ダイアログと日本語 IME に関する問題
Mac OS 9 では、データベースビューペインで日本語の文字を入力すると、[クイック検索] ダイアログで日本語の
文字が壊れることがあります。
回避策
[クイック検索] ダイアログボックスを開く場合、メニューから [表示] - [クイック検索] を選択し、Mac OS 9 で日本
語 IME を使用して日本語の文字を入力します。
Associated SPRs :
KHIA5D8CJ4
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03 トラブルシューティング
Macintosh - アンカーリンクが適切なスポットにリンクしていないことがあります
この一例として、オンラインヘルプの「用語集」セクションのページの上部にあるアルファベットのリンクが、文書の
正しい場所にジャンプしないという問題があります。
Associated SPRs :
KSOA56ARP7
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03 トラブルシューティング
メールルール: 完全修飾名の最初のスラッシュの欠落
クライアントメールルールを作成する際に、「送信者が次を含む: Lisa Rowe/Westford/IBM」を選択し、[追加] をク
リックした場合、実際には「送信者が次を含む: Lisa Rowe」が追加されます。
回避策
「送信者が次を含む: Lisa Rowe か送信者が次を含む: Westford かつ 送信者が次を含む: IBM 以下を実行す
る: フォルダに移動」というルールを作成します。求めているルールを取得するには、さらにいくつかの手順が必
要です。
Associated SPRs :
LROE5CJKWR
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03 トラブルシューティング
NTFS システムパーティションでは複数ユーザー共有ディレクトリに書き込みアクセス権が必
要です
Windows NTFS ファイルシステムでフォーマットされたシステムパーティションがある Windows NT、2000、または
XP を使用している場合、管理者以外のユーザーが Notes の複数ユーザークライアントインストールの Notes 共
有データディレクトリにアクセスする際に、問題が発生することがあります。これは、共有情報が格納されている
ディレクトリが読み取り専用に設定されているためです。
管理者以外のユーザーは、セットアップができない、ヘルプ、リリース情報、または共有ディレクトリ内のその他の
ファイルにアクセスできないといったエラーに遭遇することがあります。この問題を回避するには、マシンの管理
者が [システム]\Profiles\All Users\Application Data\Lotus\Notes\Data フォルダのデータプロパティを変更す
る必要があります。データプロパティを変更して、このフォルダへの「書き込み」アクセスも許可するように、グルー
プ名「Users」のセキュリティのアクセス許可プロパティを設定します。
Associated SPRs :
TBOO59FQVH; TNIT5CAJZR
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03 トラブルシューティング
複数ユーザークライアントでは、隠しフォルダ内の個人ディレクトリを参照できません
Windows 2000 および XP のデフォルトのシステムレベルフォルダオプションでは、隠しファイルおよび隠しフォル
ダが表示されないように指定されています。複数ユーザー Notes Client の場合、ユーザーの個人データディレク
トリは隠しプロファイルフォルダに格納されます。そのため、ユーザーは Notes Client からこのディレクトリを参照
できません。
この問題を回避するには、次の 2 つの方法があります。
1. システム管理者が、隠しファイルおよび隠しフォルダが表示されるようにシステムレベルフォルダオプションを
変更します。
2. ユーザーが個人データディレクトリへのパスを入力します。
Associated SPRs :
PLOI4P3N7B; CTIY4XENAY
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03 トラブルシューティング
OLE「関連ファイル」は異なるプラットフォームではサポートされません
OLE「関連ファイル」の情報はホストのデータ形式で nsf ファイルに書き込まれるため、別のプラットフォームでは
読み取られません。
Associated SPRs :
GLAS5E2NPD
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03 トラブルシューティング
リモートデバッガ - イベントを選択しても変数は更新されません
[変数] ペインには、現在選択されているスタックフレームの変数が表示されます。これは、コードを実行するか
(この場合、現在実行中の行に対応するフレームが表示されます)、または [コール] ウィンドウから特定のコール
フレームを選択することで選択されます。
イベントを選択することもできますが、コールフレーム内のイベントであるとは限らないので、イベントを選択しても
変数は更新されません。
Associated SPRs :
RBEE5E2KXB
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03 トラブルシューティング
セットアップで複数ユーザー Notes Client のディスク容量が確認されません
Notes Client セットアップでは、複数ユーザー Notes Client がインストールされるマシンのディスク容量が確認さ
れません。セットアップを完了するために必要なディスク容量がない場合、Notes Client を使用することはできま
せん。
Associated SPRs :
PLOI4JLQ3V
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03 トラブルシューティング
「UK My Lycos」を含む Welcome ページの表示には [Notes と Internet Explorer] を使用して
ください
メモ [Headlines with UK My Lycos] Welcome ページは英語版のみに含まれています。日本語版には含まれてい
ません。
現在の Welcome ページの選択 [Headlines with UK My Lycos] を表示するには、インターネットブラウザとして
[Notes と Internet Explorer] が設定されている必要があります。
Associated SPRs :
MDRW5E4VYX
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Windows 95 - タイ語のデフォルトの多言語フォントには CordiaUPC を使用する必要がありま
す
現在、Windows 95/98/NT 4.0 のタイ語のデフォルトフォントは「Tahoma」に設定されます。しかし、Windows 95 に
はこのフォントがないので、Windows 95 ではこれが問題となります。
タイ語の文字を正しく表示するには、R5 の場合と同様に、[ユーザー] で、デフォルトフォントを MS Sans Serif な
どの別のタイ語のフォントに変更する必要があります。ただし、MS Sans Serif は TrueType フォントではないの
で、画面表示のみが可能です。印刷することはできません。
回避策
この問題には、次の 2 つの回避策があります。
1. Windows 95 マシンに「Tahoma」フォントをインストールします (このフォントは、Microsoft 社から無料で入手
できます)。
2. Notes.INI ファイルに「StaticFont3=CordiaUPC|0|26」行を追加します。
Associated SPRs :
TOKA5CZTJ2
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03 トラブルシューティング
Windows 95/98 - 初期のベータリリースからのクライアントのアップグレードに関するエラー
Windows 95/98 システムでは、Notes 6の「Pre-release 2」のベータバージョンからアップグレードする場合、古い
ファイルを削除した後にインストールが停止します。現時点では、MSI インストールから MSI インストールへの
アップグレードを行うことはできません。[アプリケーションの追加と削除] を使用して完全アンインストールを実行
してから、Notes Client をインストールしてください。
Associated SPRs :
EDMO5CMQW6
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03 トラブルシューティング
Windows XP - エラー: アップグレード後、クライアントを再起動できません
XP では、新しいフォルダを作成するときに、デフォルトでは他のユーザーに書き込みまたは変更の権限が与えら
れません。そのため、読み取りおよび実行以外の権限については、ディレクトリの作成者が指定する必要があり
ます。つまり、XP ユーザーが別の XP ユーザーによって使用またはアップグレードされる Notes をインストール
する場合、Notes ディレクトリへのアクセス権を別のユーザーに明示的に与える必要があります。そうしなかった
場合、次のエラーメッセージが表示されます。
「ltssb01.dll が見つからなかったため、このアプリケーションを開始できませんでした。アプリケーションをイン
ストールし直すとこの問題は解決される場合があります。」
Associated SPRs :
CDFO5CVMKA
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03 トラブルシューティング
IM - コンタクトリストに [利用不可] の表示; [追加] が機能しない
現在、Sametime Client 経由のコンタクトリストを持たないユーザー (ユーザー B) が、Lotus Instant Messaging を
介した他のユーザー (ユーザー A) とログオンしている場合、次の問題が発生します。
z
ユーザー A がユーザー B に電子メールを送信する。ユーザー B は受信ボックスでメッセージをクリックし、
[チャット/コンタクトリストの表示] をクリックする。
コンタクトリストは [利用不可] と表示されます。
z
ユーザー B はコンタクトリストを閉じ、ユーザー A からのメッセージを右クリックし、[コンタクトリストに追加]
を選択する。そして、ユーザー B は [チャット/コンタクトリストの表示] を選択する。
ユーザー A はリストには追加されず、[利用不可] と表示されます。また、コンタクトリストの [チャットミーティ
ング] ボタンおよび [ユーザー/グループの追加] ボタンは機能しません。
Associated SPRs :
MSTR5NEQSU
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03 トラブルシューティング
Instant Messaging 用の SOCKS5 プロキシをロケーション文書に追加する
Notes Instant Messaging 用の SOCKS5 プロキシをロケーションに追加するとき、プロキシサーバーがローカルで
サーバー名を解決できる場合は、ロケーション文書の [Instant Messaging] タブで [名前解決をローカルで行う]
を選択してください。Notes のセットアップ時に SOCKS5 設定を入力したときは、このオプションはデフォルトで選
択されています。しかし、後でロケーション文書内で設定を追加または変更したときは、このオプションを選択する
必要があります。
Associated SPRs :
GTHL5QSPY2
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03 トラブルシューティング
Instant Messaging: 姓または名だけではユーザーを検索できない
Notes で Instant Messaging にログオンしていて、チャットを開始するか、またはコンタクトリストにユーザーを追加
しようとしたときに、ユーザーの姓または名だけを入力すると、一致するユーザーのリストが表示されます。しか
し、社内の Instant Messaging (Sametime) ディレクトリが複数のディレクトリで構成されていると、このようなケー
スでは最初のディレクトリしか検索されず、一致するユーザーのリストは不完全なものになります。
回避方法
このような場合は、姓と名の両方を入力してください。コンタクトリストにユーザーを追加するとき、ユーザーの姓と
名の両方がわからない場合は、[ディレクトリの参照] ボタンをクリックします。次に、ユーザーが含まれるディレク
トリを選択し、ユーザーの姓を入力し、[検索] をクリックします (または、上矢印キーと下矢印キーを使用して、目
的のユーザーが見つかるまでディレクトリ内の姓を順番に見ていきます)。チャットを開始したいときに、ユーザー
の姓と名の両方がわからない場合は、[ファイル] - [Instant Messaging] - [ミーティングの開始] を選択し、[参加
者の追加] を追加します。次に、[ディレクトリの参照] ボタンをクリックし、以降は上記の手順に従います。
Associated SPRs :
MMEF5P8RNE
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03 トラブルシューティング
Notes が最小化されているときは Notes に戻れない
Notes が最小化されている状態でチャットウィンドウが開いているとき、Notes が自動的にログアウトすると、
Windows のタスクバーにある Notes ボタンをクリックしても、Notes へそのまま戻ることはできません。[Space]
キーを押して Notes のログインダイアログを表示してください。
Associated SPRs :
TSMH5QUQKA
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03 トラブルシューティング
Welcome ページ - Quick Notes のヘルプボックスのエラー
Welcome ページの Quick Notes フレームで疑問符 (?) を押したときに表示されるヘルプダイアログには間違いが
あります。現在は次のように表示されます。
「Quick Notes に追加されたイメージは自動的に高さ 240 ピクセル、幅 170 ピクセルにサイズ変更されま
す。」
この記述は間違っていますので、次の説明と読み替えてください。
「Quick Notes に追加されたイメージは自動的に高さ 170 ピクセル、幅 240 ピクセルにサイズ変更されま
す。」
Associated SPRs :
DBRO5DPGSY
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03 トラブルシューティング
[すべての文書] を使用しても文書は選択されない
[アーカイブ設定] - [アーカイブ文書の選択] ダイアログの [ビューとフォルダ] で [すべての文書] を選択しても、
アーカイブが実行されるときにどの文書も選択されません。
デフォルトでは、ファイル内のすべての文書が選択されているので、このダイアログでは、特定の文書だけをアー
カイブしたときにビューを指定します。選択プロセスは、受信ボックスやフォルダなど、他のビューを使用するとき
に機能します。
Associated SPRs :
CSAH5PQPPN
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03 トラブルシューティング
[本文] フィールドにフォーカスがあるときに Notes が破損することがある
[本文] フィールドにフォーカスがあるときに、Notes Client が破損することがあります。ユーザーは、Notes Client
を起動する前に Notes.ini ファイルの中に次の行を追加することによって、破損する事態を回避できます。
DisablePrinterFonts =1
これが発生するのは、Notes Client が、ユーザーの使用可能フォントのリストに追加するフォントがプリンタにある
かどうかをスキャンしようとするためです。
ユーザーが Notes.ini ファイルの中で上記の設定をすると、プリンタの追加フォントがフォントリストに追加されるこ
とはなくなります。
Associated SPRs :
JFEN5AEGHT
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03 トラブルシューティング
アーカイブパスが長すぎると切り捨てられる
Notes/Domino 6 では、[アーカイブの設定] で定義されているアーカイブパスは、パスの長さまたは大文字の使
用によって、切り捨てられることがあります。パスが短いとき、または小文字だけで定義されているとき (フィール
ド内での占有スペースが小さくなる) は、問題は起こりません。
回避方法
小文字を使用するか、短いパスを使用することで、より短いパスにします。
Associated SPRs :
DCAL5PKQTZ
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03 トラブルシューティング
アーカイブ後の新規メールインジケータ
アーカイブの実行後、新規メールが到着していないのに、新規メールのインジケータが表示されることがありま
す。
Associated SPRs :
PALT5PKN4M
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03 トラブルシューティング
クライアント再設定ウィザードとロケーション文書
オンラインヘルプにも記載されているように、クライアント再設定ウィザードを使用して、新規の接続、インターネッ
トアカウント、プロキシサーバー、または複製スケジュールを作成する前に、正しいロケーションに切り替えておく
ことが重要です。ウィザードは、設定または変更を現在のロケーション文書にのみ適用します。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
チャットアクションで「指定したコマンドを実行できません」が返される
Instant Messaging にログインしていないときに、メールビュー、フォルダ、フォームでチャットアクションを選択する
と、Instant Messaging へのログインは試みられず、「指定したコマンドを実行できません」というメッセージが返さ
れます。
Associated SPRs :
MSTR5MJRFA
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
チャットウィンドウを開いたままシャットダウンすると Notes がクラッシュする
チャットウィンドウが開いたままの状態で Notes Client をシャットダウンすると、Notes Client がクラッシュすること
があります。Notes をシャットダウンする前は、チャットウィンドウを閉じるよう注意してください。
この問題は、Notes の将来のリリースで解決される予定です。
Associated SPRs :
PSON5N8PYV
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03 トラブルシューティング
フォローアップのアラーム
メールメッセージにフォローアップフラグを設定したときは、アラームも設定することができます。
アラームを機能させるには、メールプリファレンスでアラーム通知を有効にする必要があります。この設定は、[カ
レンダーとタスク] - [アラーム] にあります。
Associated SPRs :
NTER5RRTWV
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03 トラブルシューティング
リモートコンソールでの Administrator Client -- 不完全な出力データ
Domino Server のリモートライブコンソールで Administrator Client を使用して出力データを表示するとき、2 つの
状況でデータが失われることがあります。データの一部が失われているため、表示されたデータが不完全に見え
ます。データは、次の状況のときに失われる可能性があります。
z
コンソール出力は、生成時にリングバッファに蓄えられます。リモートライブコンソールのバックグラウンド
スレッドがデータを取得するとき、必要な早さでデータを取得しないため、リングバッファのデータが失わ
れます。
z
リモートライブコンソールのバックグラウンドスレッドがデータを取得するとき、ネットワークの非同期書き
込みにデータをポストします。これ自体は、リングキューです。非同期書き込みキューのエントリが上書き
されると、データが失われます。
次の 2 つの統計は、データ損失の原因を記録します。
統計
説明
server.RemoteConsole.AsyncQueueOverrun
非同期キュー要求が失われた回数。
server.RemoteConsole.BufferOverrun
ネットワーク経由での送信以上にコンソール出力
が生成されたためにデータが失われた回数。
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03 トラブルシューティング
ワークプレース: ビューを [カレンダー] に変更するとデータが切り捨てられる
Welcome ページの [ワークプレース 今日の予定] ペインでビューを [カレンダー] に変更すると、[今日のカレン
ダー] ペインの埋め込みビューと比べ、同じ埋め込みビューの一部のデータが切り捨てられることがあります。
Associated SPRs :
RDER5P9KUB
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03 トラブルシューティング
ワークプレース: ローケーションデータが正しくないと複数のエラーが発生する
Notes Client 6.5 を起動するとき、最後に使用したロケーション文書に、正確ではないメールサーバーとメール
ファイルの情報が含まれることがあります。ワークプレースを現在の Welcome ページとして使用すると、「サー
バーエラー: ファイルがありません」というエラーが 7 回も表示されます。これは、ブックマークデータベースが認
識している最後のデータを取得するためで、ソフトウェア上の制限です。
Associated SPRs :
RDER5P3P57
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03 トラブルシューティング
階層なしのユーザー ID でローミングユーザーはサポートされない
ローミングにアップグレードまたは登録できるのは、階層付き ID (たとえば CN=Jane Doe/OU=East/O=Acme) の
ユーザーだけです。ローミングユーザー機能を使用したい場合は、ユーザー ID を再認証して階層付き形式にす
るよう、Notes/Domino 管理者に依頼してください。ID を再認証して階層なしから階層付きにする方法について
は、Lotus Domino 6.x Administrator ヘルプの「階層なしのユーザー名を階層付きのユーザー名にアップグレード
する」を参照してください。
Associated SPRs :
CPON65PHYS
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03 トラブルシューティング
設計要素がアーカイブファイルに正しく複製されない
Notes Domino 6 へのアップグレード後、既存のアーカイブファイルは、新しいアーカイブファイルの設計に適した
設計要素を受け取りません。
Associated SPRs :
MDRW5KXMQK
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03 トラブルシューティング
特定の文書を開くときの ASSERT (SigDataLength)
この対策は、非製品版のビルドを実行するベータプログラムに参加しているユーザーのためのものです。
ASSERT (SigDataLength) に関する赤いダイアログボックスが表示されてクラッシュしたときは、次の手順に従っ
て、文書内の壊れた署名を修正してください。
1. 60_06262002 以降の日付を持つ Notes 6.x の製品版ビルドを使用して文書を開きます。
2. 何らかの変更を行い (空白行または空白を追加するなど)、製品版ビルドを使用して文書を保存します。これに
よって、壊れた署名が新規の正しい署名に書き換えられます。
Associated SPRs :
YHNN5ATUG6
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03 トラブルシューティング
不正なアーカイブエラー
[アーカイブ条件設定] ダイアログで [アーカイブなしにクリーンアップする] を有効にし、選択した文書のアーカイ
ブを試みると、次のエラーを受け取ります。
メールファイルにアーカイブポリシーが設定されていません。
複数の設定を有効にしているとき、他の設定は機能しますが、[アーカイブなしにクリーンアップする] とともに機
能する設定はありません。
Associated SPRs :
PALT5LGSF2
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03 トラブルシューティング
ネットワークパフォーマンス統計は NT のデフォルト設定では無効化されています
ネットワークパフォーマンス統計は、NT ではデフォルト設定で無効化されています。ネットワークパフォーマンス
を有効化するには、次のように行います。:
1. [コントロールパネル] - [ネットワーク] - [追加] を選択します。
2. ネットワークサービスのリストからネットワークモニタエージェントを選択し、[OK] をクリックしてインストー
ルします。
3. システムを再起動します。
コマンド [show stat net] を使用して、Domino コンソールまたはリモート Administrator パネルを介してネットワー
ク統計にアクセスできるようになります。
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03 トラブルシューティング
サーバーに 2 番目のデータベースコピーを作成しようとする際のエラー
サーバーにデータベースの 2 番目のコピーを作成しようとすると、「ファイルをバックアップしようとしましたが、す
でにバックアップされています」というエラーメッセージが表示されます。
Associated SPRs :
RWIR4JPMF4
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03 トラブルシューティング
IIS 対応 Domino 使用時には、プログラムディレクトリをパスに挿入する必要があります
IIS 対応 Domino を使用する際に、Domino プログラムディレクトリがパスにない場合、エージェントを要求するす
べての URL (例えば、?OpenAgent を指定するすべての URL) ではエラー 500 の返答で失敗し、次のテキストが
表示されます。
ど)
(LotusScript エージェントの場合) LotusScript エラー - リソースファイルがありません (nse*、nsk*、な
(Java エージェントの場合) JVM: Java Virtual Machine の起動に失敗しました
Domino プログラムディレクトリをパスに挿入し、マシンを再起動すると、LotusScript エージェントは作動します。
Associated SPRs :
JCHN4R4RN9
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03 トラブルシューティング
AIX - Intersolv/Merant libodbc.a ドライバマネージャの使用
Intersolv (現 Merant) Driver Pack version 3.02 for AIX には、ドライバマネージャ libodbc.a のアーカイブ版が含
まれています。一方、LotusScript データオブジェクト (LS:DO) には、ドライバマネージャの実行ファイルまたは、
共有オブジェクト版が必要です。libodbc.a のタイプを調べるには、次のコマンドを入力します。
file libodbc.a
アーカイブファイルの場合は、ドライバマネージャ odbc.so の実行ファイルまたは共有オブジェクト版を抽出する
必要があります。次のコマンドを入力します。
ar -x libodbc.a
ドライバマネージャを実行ファイルまたは共有オブジェクトファイルにするために、アーカイブ版を保存し、odbc.so
の名前を libodbc.a に変更します。次のコマンドを入力します。
mv odbc.so libodbc.a
このベンダー以降のバージョンでは odbc.so ライブラリが含まれますが、この名前を変更するか、名前 libodbc.a
へのリンクを作成する必要があります。
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03 トラブルシューティング
Compact -L は動作しません
Compact -L (コピー圧縮方式: 圧縮中にアクセス可能) サーバータスクは、自分で開いたデータベース、または
サーバーによって開かれているデータベース (names.nsf、
log.nsf、statrep.nsf、などのシステムデータベース) には動作しません。このようなデータベースに compact -L を
実行すると、以下のエラーが発生します。
>09:41:49 AM Compacting dbname.nsf
>09:41:51 AM Error compacting dbname.nsf: Function to-be-defined
>09:41:51 AM Database compactor process shutdown
Compact -L は、コピー圧縮方式の圧縮時にのみ有効です。以下はコピー圧縮方式の圧縮のコマンド例です。
Load compact mail 1.nsf -c -L.
Associated SPRs :
TEDS4JQR3L
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03 トラブルシューティング
Linux - NIS を使用するには "NOTES_USESNIS = 1" を設定する必要があります
Linux 上の NIS には問題があり、スレッドセーフではありません。NIS を Domino と共に使用すると、クラッシュが
起こり、データベースが破壊される可能性が高くなります。この問題を回避し、Domino を NIS と共に安全に動作
するための解決策は、次のとおりです。
NIS を使用するマシンで Domino Server を起動する場合、データディレクトリ内の notes.ini ファイルの変数
NOTES_USESNIS を 1 に設定しなければなりません。このフラグが設定されると、Domino によって関数
sethostent が呼び出され、すべての名前検索の stayopen フラグが設定されます。このフラグを設定することに
よって、プロセスごとに 1 度だけ、/etc/hosts または DNS/NIS サーバーにオープン/クローズコールの実行が保
証され、これらの機能に複数スレッドのオープン/クローズコールが実行されなくなるため、NIS スレッドセーフの
バグを回避することができます。
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03 トラブルシューティング
トランザクションログ: 起動時の予期せぬ内部エラー
サーバーの起動時に予期せぬ内部エラーが logger に返されると、サーバーは PANIC 状態になります。ロギング
が無効化された状態でサーバーを再起動しないように、このように設計されています。この状態が発生した場
合、トランザクションログが読み込み専用や非表示になっていないかチェックしてください。
次のようなエラーが返されます。
Unexpected internal error returned to
logger: 0x20682010
(トランザクションログが非表示)
Unexpected internal error returned to logger: 0x20692010
み込み専用)
Associated SPRs :
MOSI4V9M9Y
(トランザクションログが読
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03 トラブルシューティング
DSAPI ファイル名をインターネットサイト文書に追加してください
インターネットサイト文書を使用する際、サーバー文書の [インターネットプロトコル] タブの [DSAPI] フィールドは
無効になります。DSAPI フィルタ情報がロードされるようにするために、各サーバーの「インターネットサイト Web サイト」文書の [設定] タブに DSAPI フィルタ情報を追加する必要があります。各オペレーティングシステム
に対する適切な DSAPI ファイル名については、『Domino Administrattor 6 ヘルプ』を参照してください。
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03 トラブルシューティング
ADMIN4.NSF で文書リンクをクリックしたときのエラー
ADMIN4.NSF の「移動したレプリカの削除の承認」文書で文書リンクをクリックすると、「リンク文書がビューに見つ
かりません」というエラーがレポートされます。この問題は、将来のリリースで修正される予定です。
Associated SPRs :
KLME594LPB
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03 トラブルシューティング
Linux - Domino Java セットアップ: ディレクトリを参照できない
ディレクトリをクリックして開けない場合は、必要なファイルのフルパスを入力してください。
Associated SPRs :
EDMO56XRPA
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03 トラブルシューティング
メールサーバー: すべてのエージェントは制限なしユーザーによる署名が必要です
メールサーバー - メッセージレポート領域では、これまで定期エージェントだけが制限なしエージェントを実行でき
るユーザーによる署名を必要としていました (これについては、[ヘルプ] - [データベースの使い方] 文書に記述
されています )。この文書が更新され、制限なしエージェントを実行できるユーザーによる署名がデータベースの
すべてのエージェントに必要となりました。
この署名を行うには、Designer でデータベースを開いて [エージェント] を選択し、[署名] アクションボタンをクリッ
クします。
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03 トラブルシューティング
未読マークや他の領域での問題を解決するには、Fixup を実行します
既存のデータベースでの未読マーク、ビュー更新、およびデータベースの他の領域に影響を及ぼす問題を解決
するには、サーバーで fixup タスクを実行してください。
推奨する修復オプションは -J -V -Q です。修復をより完全に行いたい場合には、-V と -Q のオプションを除外
できます (処理は遅くなります)。ただし、ここで説明する問題を修復するためには、これらのオプションを除外する
必要はありません。
詳しくは、Administration ヘルプのドキュメントを参照してください。
Associated SPRs :
DKAZ56EQPQ
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03 トラブルシューティング
UNIX での複数の DSAPI フィルタの使用
同一のオペレーティングシステムで複数の DSAPI (Domino Web Server API) フィルタを使用する場合、各関数に
対して一意の名前を作成する必要があります。
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03 トラブルシューティング
Windows NT - Java バックエンドメソッドによりクラッシュし、シングルサインオンが機能しない
ローカル Java バックエンドメソッドである lotus.domino.Session.getSessionToken(server) を使用すると Windows
NT がクラッシュします。 これは、Notes Client からのシングルサインオンの操作が機能しないことを意味していま
す。
Domino 6 ではローカル Java バックエンドメソッドを使用しないでください。
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03 トラブルシューティング
Windows NT - サービスをインストールできないエラー
Domino 6 サーバーのインストールで、以下のエラーが発生することがあります。
対策
z
[アプリケーションの追加と削除] を使ってアンインストールを行います。
z
レジストリの次の設定を削除します。
HKEY_CLASSES_ROOT ディレクトリ
- .ndl ディレクトリを削除
- .ns2 ディレクトリを削除
- .ns3 ディレクトリを削除
- .nsf ディレクトリを削除
- .nsg ディレクトリを削除
- .nsh ディレクトリを削除
- .ntf ディレクトリを削除
- Notes.Link エントリを削除
- Notes.NotesSession エントリを削除
- Notes.NotesUIWorkspace エントリを削除
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Lotus ディレクトリ
- Domino ディレクトリを削除
- Components ディレクトリを削除
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall ディレクトリ
- Lotus Domino ディレクトリを削除
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\AeDebug ディレクトリ
- Debugger c:\notes\qnc.exe.. (または最後にインストールしたパス) エントリを削除
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services
- notestat ディレクトリを削除
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\EventLog\Utility
- notestat ディレクトリを削除
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion\Network\UMAddOns directory
- UMAddOns ディレクトリ全体を削除
z
プログラムディレクトリを削除します。
メモ: アップグレードを行うつもりだったのに、プログラムファイルの一部またはすべてを削除した場合は、クリー
ンインストールを行ってからアップグレードする必要があります。
Associated SPRs :
EDMO5DQW47
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
ディスク容量不足による BTree 破損
ディスク容量の不足によって、データベースで BTree の破損が発生する可能性があります。新規エントリを追加
するために新しいスペースが必要で、そのスペースがない場合、BTree に破損のマークが付けられます。
管理者はドライブの保守を実行する必要があります。データベースでまず FIXUP を実行し、次に COMPACT を
実行してフォローアップアクションを行います。該当データベースが IMAP 対応の場合、Convert ユーティリティを
実行してファイルを無効にし (load convert mail\xxx.nsf -e-)、次に再実行してそのファイルを再度有効にします
(load convert mail\xxx.nsf -e)。
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03 トラブルシューティング
共有メールの圧縮はサーバーのデッドロックの原因となる
サーバーの実行中に共有メール (SCOS) データベースを圧縮すると、メール配信のデッドロックが発生する場合
があります。これは、サーバーコンソールから SHOW TASKS を数回実行することで確認できます。共有メールの
圧縮は実行中のように見えますが、完了はしません。また、ルーター配信スレッドは同じセットのメールファイルの
配信を停止します。サーバーは強制終了され、再起動しなければなりません。共有メールファイル上で実行して
いる圧縮を削除してください。
Associated SPRs :
MTMY5EAPGM
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Linux - /bin/tar: Error is not recoverable : exiting now
Domino 6 をインストールをするときに次のエラーが表示されますが、これは Linux システムの gunzip コマンドに
よるものです。
cd /local/lotus/notes/60000/linux; /path/to/build | gunzip -c | /bin/tar xvf 多くの場合、インストールを行う前に OS を再起動することで、この問題は解決します。
Associated SPRs :
EDMO5EBP7G
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03 トラブルシューティング
Web サーバー管理クライアントによるメッセージトラッキングが切断されている可能性がある
Web サーバー管理クライアントでメッセージをトラッキングしようとすると WebAdmin が切断されているか、結果な
しで返されている可能性のある場合、現在のサーバーまたはトラッキングを試行するドメインサーバーで、ユー
ザーとサーバーの両方がメッセージのトラッキングが実行できることを確認してください。
Associated SPRs :
KBRE5C3NYF
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
PANIC: 共有メモリ領域に添付できない
このエラーは、プロセスローカルメモリの使用度が非常に高いサーバーで発生します。たとえば、大容量のデータベースを提
供する http サーバーや、ポート圧縮が使用可能な場合に発生する可能性があります。Domino では、個人メモリと共有メモリ
は通常 4 GB (ギガバイト) の制限された仮想アドレススペースに格納する必要があります。Domino の仮想メモリが不足する
と、このエラーが発生します。このエラーを回避するために、2 つの新しい notes.ini エントリが用意されています。
ConstrainedSHM=1 と ConstrainedSHMSizeMB=<MB 単位で指定> です。
ConstrainedSHM=1 によって、共有メモリが次のようなデフォルトサイズのセットに制限されます。
Windows と Mac プラットフォーム 2 GB
AIX プラットフォーム 2.4 GB
Solaris と Linux 3 GB
ConstrainedSHMSizeMB=<MB 単位で指定> によって、メモリは「指定された MB (メガバイト) サイズ」に制限されます。
パーティションサーバーが使用される場合、PercentAvailSysResources も使用されます 。詳細は『Lotus Domino
Administrator 6 ヘルプ』を参照してください。
これらすべての Notes.INI 値は、次のように互いに対話を行います。
AIX (セグメント化されたメモリプラットフォーム) の場合 :
基本的に Domino では、maxdata からのマッピング可能な共有メモリサイズ Dynamic、システム * のRAM
(PercentAvailSysResources/100) " * (PercentAvailSysResources/100)、Notes.ini ConstrainedSHMSizeMB、および
ConstrainedSHM の低い方の値をとります。
ConstrainedSHMSizeMB は、AIX では 256 MB 境界のみに切り捨てられることに注意してください。たとえば、650 MB に設定
すると、512 MB に切り捨てられます。
他のすべてのプラットフォームの場合:
Domino では基本的に、システム * の RAM (PercentAvailSysResources/100)、Notes.ini ConstrainedSHMSizeMB、
ConstrainedSHM の低い方の値をとります。
Domino によって、上記のように得られた限度内に共有メモリの使用のサイズが制限されます。
Associated SPRs :
GJBE5DELDA
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03 トラブルシューティング
設定 - ダイアログが表示されて閉じられると、Tab 動作が失われる
設定時に Microsoft IME を使用してテキストフィールドに入力する場合、ダイアログボックスを開いて閉じると、
IME が正しく動作しなくなります。テキストフィールドに入力することによって、システムのローカルキャラクタが発
生します。
[戻る] ボタンを押して次に [次へ] ボタンを押すか、[ヘルプ] ウィンドウを開いて閉じた後にテキストフィールドをク
リックすることによって、IME を必要な言語に戻すことができます。
Associated SPRs :
HSKM5CREL8
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03 トラブルシューティング
UNIX - シンボリックリンクをサポートするには ACTIVATE_SYMLINKS=1 を設定する必要があ
ります
UNIX のシンボリックリンクであるファイルを開く際に問題があり、リンクされているファイルにロックの競合や共有違反が発生
する可能性があります。また、Domino でシンボリックリンクを使用すると、データベース要求でロック競合が発生する原因とな
ります。ただしこの問題は、Domino ディレクトリリンクを制約された方法で設定することによって、Domino でシンボリックリンク
を安全に使用できるため、回避することができます。
注意: Domino データディレクトリに Domino ディレクトリリンク (dirlink ファイル) が含まれる場合、dirlink ファイルで指定される
パスを、ツリー上でデータディレクトリそのものよりも上位に置くことはできません。たとえば、/data/lotus/notesdata に格納さ
れているデータディレクトリには、/data/lotus/notesdata よりも上位のディレクトリを指定するパスを持つ dirlink ファイルを格
納することはできません。このため、/data/lotus/notesdata/mailfiles を含むパスは格納できますが、/data1/mailfiles のような
パスは、ツリーの上位に格納されているため格納できません。dirlinks を使用してこの変数を有効にすると、アクセス違反の原
因となります。
dirlinks に関するルールを遵守した上でシンボリックリンクを使用する場合、データディレクトリ内の notes.ini ファイルで変数
ACTIVATE_SYMLINKS=1 を設定する必要があります。このフラグが設定されると、Domino によって、参照先ファイルへのシン
ボリックリンクを指定するすべてのデータベースを開く要求が処理されます。
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03 トラブルシューティング
WebAdmin 経由でトラッキングするときの 「Invalid Mail Tracking Request 」
[送信者のホームサーバー] オプションを使用して WebAdmin 経由でメッセージをトラックしようとすると、次のメッ
セージが出る場合があります。
「Invalid Mail Tracking Request」
[現在のサーバー] オプションでメッセージをトラックするか、送信者のホームサーバーに切り替えてからメッセー
ジをトラックしてください。
Associated SPRs :
RHOR5EAHAH
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03 トラブルシューティング
Web サーバー管理クライアントの区切り記号 |
一部のシステムでは、Domino Web サーバー管理クライアントのツールが | 区切り記号と共に表示されている場
合があります。これは一般に、画面解像度またはブラウザのフォントサイズによるものです。
通常、OS、ブラウザ、またはその両方で小さいフォントに変更すると、表示の問題が解決されます。
Associated SPRs :
KBRE5BUQQK
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03 トラブルシューティング
Domino Java コンソール - LocalDomainAdmins グループを「多目的」にする
Domino Java コンソールを使用して Domino Server に接続するときは、LocalDomainAdmins グループを「多目
的」に設定してください。LocalDomainAdmins グループを「多目的」以外のグループタイプに設定すると、次のエ
ラーが発生します。
「<user name> is not an administrator for server <server name>」
Domino/data ディレクトリに作成された ADMINDATA.XML ファイルを開きます。XML タグの <admins> と
</admins> の間にはシステム管理者が記述されていません。次の方法で、LocalDomainAdmins のグループタイ
プを変更します。
グループタイプを変更する
1. Domino Administrator で [ユーザーとグループ] をクリックします。
2. [グループ] をクリックし、[LocalDomainAdmins] を選択します。
3. [グループの編集] をクリックします。
4. [基本] タブの [グループタイプ] で [多目的] を選択します。
5. [保存して閉じる] をクリックします。
6. Domino Server と Java コントローラーを再起動します。
7. Domino/data ディレクトリで、ADMINDATA.XML を開きます。XML タグの <admins> と </admins> にシステム
管理者名が記述されています。
Associated SPRs :
HJCU5W437M; HJCU5W42EK
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03 トラブルシューティング
ISpy のメール受信データベース文書を作成するときに Adminp がエラーになる
新規サーバー、または ISpy タスクを一度も実行していないサーバーでは、次の形式のエラーが発生することが
あります。
「Admin Process: Received the following error performing a Create Mail-In Database request on ISpy on <SERVER>
(File name: names.nsf). Multiple matches for the name ISpy on <SERVER> were found in the Domino Directory
referenced by this server.」
ほとんどの場合は、次に示す理由から、このメッセージを無視しても安全です。ISpy タスクがサーバー上で最初
に実行されるとき、ISpy タスクは自分自身のメール受信データベース文書を探します。見つからないときは、ISpy
タスクはこれを作成するための Adminp 要求を作成します。この要求は、ドメインのシステム管理サーバーに対
して複製を実行し、NAB が更新されます。次に、ISpy が存在するサーバーに対し、この新規文書が複製されま
す。ISpy はこの文書を見て、自分自身のメールファイルを作成し、メールプローブを開始します。
要求と NAB の変更は常に複製されているので、ISpy は定期的にアクティブになり、開始時に行ったのと同じロ
ジックを繰り返します。ローカルの admin4.nsf で adminp 要求が作成され、これがまだ処理されていない場合、
ISpy はそれ以上のアクションを実行しません。しかし、NAB が更新される前に、処理された adminp 要求によって
ISpy のサーバーに複製が実行されることがあります。このようなことが起こると、ISpy は、メール受信データベー
スがなく、それを作成するための要求もないと判断し、それを作成するための別の要求を作成してしまいます。こ
の新しい要求がシステム管理サーバーに対して複製を行うと、上記のようなエラーが発生します。新規の ISpy
文書は作成されません。NAB の変更が伝えられると、ISpy はそれを見て、メールプローブを正しく開始します。
Associated SPRs :
KBRE5L7Q37
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03 トラブルシューティング
Tivoli - Activity Trends のリストに複数のサーバー名が表示されない
[Tivoli Activity Trends Resource Balancing] ソフトウェアを実行するとき、複数のサーバーが追加されている場合
は、[Activity Trends] - [最新] と [Activity Trends] - [履歴] のサーバーリストに、Domino Server 名が表示され
ません。
Associated SPRs :
KLME5N9QWA
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03 トラブルシューティング
Web サーバー: 編集すると失われるリッチテキストアイテムがある
Domino Web Server を使用して Web ブラウザで編集したリッチテキストフィールドに次のアイテムがあると、アイ
テムのデータが失われるか、破損する場合があります。
z
z
z
埋め込み画像 - 編集中は表示されているが、文書を保存すると失われる。
タブ付き表 - 表示されている行だけが保存される。
Web 上で非表示になるように [段落非表示] に設定されている段落 - 文書を保存すると、段落全体が失わ
れる。
Web ブラウザから編集される可能性のあるリッチテキストフィールドでは、上記のアイテムは使用しないでくださ
い。
Associated SPRs :
EDOE5FNPJT
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03 トラブルシューティング
Windows NT と Windows 2000 でのサーバークラッシュ
統計の収集に非常に長い時間がかかり、レジストリエントリの PerfProc、PerfNet、PerfDisk、および PerfOS が
設定されている場合は、Windows NT サーバーまたは Windows 2000 サーバーで Domino Server がクラッシュす
ることがあります。クラッシュを回避するには、プラットフォーム統計の収集を無効にする NOTES.INI 変数
Platform_Statistics_Disabled=1を追加し、Domino Server を再起動します。
関連情報については、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』の「Windows NT および Windows 2000 システム
のプラットフォーム統計に関するシステム構成の問題」を参照してください。
Associated SPRs :
BGON5QLSN8
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03 トラブルシューティング
xSP ホステッド環境ではサーバー設定文書を削除しない
ご使用のホステッド環境用の「すべてのサーバー」のサーバー設定文書を削除しないでください。削除すると、ホ
ステッドオーガニゼーションを削除または作成することができなくなります。代わりに、「すべてのサーバー」の
サーバー設定文書を変更して、改訂された文書を保存するだけにしてください。
Associated SPRs :
LHZO6HLEAV
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03 トラブルシューティング
[以降このダイアログを表示させない] を選択し、サーバーの再起動時にプロンプトが表示され
ないようにする
Domino Server をどのような状況で起動するのかを問われないようにするには、選択をした後、[以降このダイア
ログを表示させない] オプションを選択します。このオプションを選択しないと、リモートから Domino Server を起
動するとき、または障害復旧から自動的に Domino Server が起動するときに、このダイアログが表示され、選択
を行わない限り起動は完了しません。
Associated SPRs :
JBAA5L8R92
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03 トラブルシューティング
エラーメッセージ「VARIANT はコンテナを含んでいません。」
Domino Web サーバー管理で、[サーバー] - [分析] パネルに切り替えるときに「VARIANT はコンテナを含んでい
ません。」というエラーメッセージが表示されたときは、サーバーのサーバー設定文書を編集し、[診断情報] タブ
の [診断情報レポートのメール受信データベース] フィールドに値を追加してください。
Associated SPRs :
KBRE5RJLEG
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03 トラブルシューティング
可用性インデックスの計算をチューニングする Notes.ini 変数
可用性インデックスは、負荷が大きな状態のときに自動的にフェイルオーバーを実行するために使用されます。
可用性インデックスは、アイドル状態のシステムでトランザクションを処理する時間と、負荷がかけられた状態の
システムで同じトランザクションを処理する時間の違いを調べることによって計算されます。マシンの速度が向上
すると、アイドル状態のシステムにおけるトランザクションの処理時間は大幅に短くなり、2 つの値の差は大きく広
がります。
Domino 6.0 では、バグを修正するために可用性インデックスコードの計算が更新され、システム管理者は、各
サーバーの CPU スピードと CPU の数に応じて計算を調整できるようになりました。サーバーのスピードに合わ
せて AI 計算を調整するには、Notes.ini 変数の SERVER_TRANSINFO_RANGE を使用します。
サーバーの可用性インデックスの計算を調整する
1. 使用度の高い期間にシステムをモニターし、拡張係数の値を記録します。コンソールコマンド「show stat
server.expansionfactor」を使用します。
2. SERVER_TRANSINFO_RANGE の値を考慮します。この値を n とすると、2 の n 乗が、拡張係数の値の上限
となれば適切です。たとえば、SERVER_TRANSINFO_RANGE=6 (デフォルト) の場合は、拡張係数は 64 より
も小さくならなければなりません。
3. SERVER_TRANSINFO_RANGE の値を、サーバーに最も適切であると判断した値に設定します。
4. 使用度の高い期間にシステムをモニターし、しきい値として設定したい可用性インデックスの値を記録しま
す。応答時間の低下、つまりフェイルオーバーを発生させたいタイミングに合わせて値を選択します。
メモ: これらの調整は、可用性インデックスでロードバランシングを実行する場合、または ICM を使用する場合に
のみ必要です。
可用性インデックスの値は、ロードバランシングを機能させるためのツールに過ぎないことに注意してください。こ
れらは、システムへの負荷の予測です。Domino R5、Domino 6、この機能修正を含む Domino 6 のそれぞれから
報告された値は異なります。AI 値は、Domino リリース間のパフォーマンスの比較には使用できません。
Associated SPRs :
IDEA5K5PNC
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03 トラブルシューティング
削除されたサーバーが [Health Monitoring] ビューから取り除かれない
[設定] - [すべてのサーバー] ビュー - [サーバーの削除] アクションを使用して Domino Server をドメインから削
除すると、Domino Administrator Client のビューで、このサーバーへのすべての参照が取り除かれます。ただし、
[設定] - [Health Monitoring] - [Server Components] ビューだけは例外となります。
このビューでは、削除したサーバーが [The Domain of the following servers has not yet been determined but
will be determined] カテゴリに表示されたままになります。また、このビューでサーバー文書を手動で削除しても、
サーバー文書は復活されます。
削除したサーバーを [設定] - [Health Monitoring] - [Server Components] ビューから永久に取り除くには、次の
手順で操作してください。
1. Domino Administrator で [サーバー] - [モニタリング] ビューを開きます。
2. [アドミニストレーション] - [サーバーリストの更新] メニュー項目を選択します。サーバーを削除したドメイン
に対し、リストを更新します。削除したサーバーは、このビューには表示されなくなります。
3. 同じビューで、[停止] をクリックして Domino Administrator のサーバーモニターを無効にします。
4. [設定] - [Health Monitoring] - [Server Components] ビューで、削除したサーバーのサーバーコンポーネン
ト文書を削除します。
5. Domino Administrator の [ファイル] タブで、[Health Monitoring] データベース (DOMMON.NSF) を開きます。
削除したサーバーの現在のヘルスレポート文書と、そのすべての返答文書を削除します。
6. (省略可能) 削除したサーバーのこれまでのヘルスレポートと、そのすべての返答文書を削除します。
7. [サーバー] - [モニタリング] ビューを開き、[開始] をクリックして Domino Administrator のサーバーモニター
を開始します。または、Domino Administrator を終了し、再起動します。
Associated SPRs :
TBOO5UAHNU
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03 トラブルシューティング
会議室データベースとリソースデータベースの [個人予約文書のみ] 表示
以前のバージョンの会議室データベースとリソースデータベースを使用している場合、全ユーザーの会議室とリ
ソースの予約状態を [個人予約文書のみ] 表示に正しく反映させるためには、[個人予約文書のみ] 表示をいっ
たん削除してデータベースの設計を resrc60.ntf に置き換えなければなりません。
Associated SPRs :
JASG55KLJD
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03 トラブルシューティング
競合するカレンダーエントリのエントリスライダのドラッグ
競合するカレンダーエントリのエントリスライダをドラッグしてエントリのスケジュールを変更すると、間違ったエント
リの時間が調整されたように見えることがあります。次の例を参照してください。
1. 同じタイムスロットと日に 2 つの予定 (または会議) を作成します (2 つの予定が競合しています)。
2. 最初の予定のエントリを選択します。
3. 最初の予定のエントリの下端を下方向へドラッグして、異なるタイムスロットに移動し (終了時刻が変わりま
す)、マウスを放します。
ドラッグした予定ではなく、2 番目の予定が調整されたように見えます。しかし、エントリリスト内の順番が変わっ
たために、2 つのエントリの場所が入れ替わっただけです。長いほうのエントリが 2 番目に表示されます (これ
が、スケジュールを変更した方の予定です)。
これは、設計どおりの動作です。下記の障害番号は、参照用です。
Associated SPRs :
DMAS4V9TDS
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03 トラブルシューティング
ビューでの編集によって [件名] フィールドに情報が追加されます
カレンダービューで、ビューでの編集を行うと、カレンダーフォームから [件名] フィールドに追加情報が追加され
ます。この問題は、[ロケーション] フィールドにある値によるものです。追加される情報は、[ロケーション] フィー
ルドのラベルとそのフィールド値です。
たとえば、カレンダーエントリの作成時に、「イベント」内で [ロケーション] フィールドに「会議室」という単語を入力
します。カレンダービューで、ビューでの編集を行うと、「ロケーション: 会議室」という文字列が [件名] フィールド
に追加されます。
Associated SPRs :
JASG4WSJT6
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03 トラブルシューティング
開始時刻と終了時刻のタイムゾーンが異なる会議のドラッグアンドドロップのエラー
次の例のように、開始時刻と終了時刻のタイムゾーンが異なる会議をドラッグアンドドロップした場合、エラーが発
生します。
z
議長が会議を設定し、開始時刻のタイムゾーンとして太平洋標準時を選択し、終了時刻には別のタイム
ゾーンを選択します。
会議招集の案内を保存し、送信します。
z
その後、議長が会議を新しい日にドラッグ & ドロップします。
ダイアログが表示されると、終了時刻が誤って表示されます。回避するには、開始時刻のタイムゾーンと終了時
刻のタイムゾーンとの時差を追加します。
z
Associated SPRs :
DCON5CPN89
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03 トラブルシューティング
アラームが有効な場合、グループタスクにフィールドが表示されません
[その他] を選択して「タスク」を「グループタスク」に変換すると、[アサインユーザー] フィールドが表示されなくなり
ます。この問題が発生するのは、アラームが有効になっている場合のみです。
回避策
フィールドが表示されるまで、アラームのオンとオフを切り替えるか、または [ ツール] - [プリファレンス] - [カレン
ダー] - [アラーム] を選択し、アラームがタスクで有効になっている場合、[アラームを有効にする] オプションの
チェックマークを解除します。
Associated SPRs :
RMAA56TUHM
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03 トラブルシューティング
サーバーのアドレス帳への休日のインポート
Domino 6.0 にアップグレードする場合、管理者は、サーバーのアドレス帳の [休日] に移動し、R5.X のテンプレー
ト (pubnames.ntf) から前にインポートされた既存の休日をすべて削除する必要があります。その後、[アクション]
メニューからエージェントの [テンプレートからの休日の取り込み] を実行します。更新された休日の新しいセット
がインポートされます。
Associated SPRs :
DSCZ5ARMHK
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03 トラブルシューティング
ビューでの編集機能を別名オプションとともに使用することはできません
別名機能がオンになっている場合、ビューでの編集機能は動作しません。
Associated SPRs :
MSTR57RNBW
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03 トラブルシューティング
変更していなくても、会議のフォームを保存するように要求されます
参加者のステータスなどを確認するために、議長となっている既存の会議を開いた場合に、この問題が発生しま
す。会議エントリの「三角アイコン」のいずれか ([繰り返し] 三角アイコンまたは [スケジューラ] 三角アイコン) をク
リックすると、会議を閉じる際に、変更していなくても保存するように要求されます。
Associated SPRs :
JASG56PPVC
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03 トラブルシューティング
会議室予約データベースの繰り返される予約は編集できません
予約のステータスが「承認待ち」の場合、または予約が承認されている場合、会議室予約データベースに手動で
作成された 1 つの会議室/リソースの繰り返されない予約は、会議室予約データベースへの [編集者] アクセス
権がある予約の依頼者によって編集可能です。しかし、手動で作成された会議室またはリソースの繰り返される
予約を編集することはできません。
Associated SPRs :
JASG5A8MLR
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03 トラブルシューティング
会議室の承認待ち文書が会議の変更によって更新されません
所有者の制限がある (所有者のみが予約できるまたは選択リストのユーザーのみが自動処理によって予約でき
る) 会議室が会議に予約されると、承認待ち文書が生成されます。承認待ち文書が会議室の所有者によって処
理されず、会議への変更 (キャンセルやスケジュールの変更) が行われた場合、承認待ち文書が変更によって更
新されないことがあります。
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03 トラブルシューティング
スケジューラ/会議室の検索で考慮されない要素があります
会議招集で、スケジューラ、会議室の検索、またはリソースの検索を選択した場合、検索基準として次の要素が
考慮されるようになる予定です。
z
z
z
会議室の空き時間
会議室所有者の制限
会議室の定員
現時点では、検索で考慮されるのは定員と空き時間のみです。
Associated SPRs :
APAI4265GJ
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03 トラブルシューティング
スケジュールイベントのアクションで保存の確認が表示される
会議の議長または所有者が会議イベントを開き、スケジュールコントロール (例: 参加者のステータスの確認) を
開き、会議文書を閉じると、変更がなくても保存の確認が表示されます。
同様に、議長または所有者が、参加者を追加またはイベントタイプを変更したが、ダイアログボックスをキャンセ
ル終了した場合、Notes には変更がなくても保存の確認が表示されます。
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03 トラブルシューティング
前に欠席の返信をした会議招集の案内に出席の返信を送ることができません
最初に招待され、後で「代理」参加者として招集に追加されたため、同じ案内を複数受け取ることがあります。こ
の場合、他のコピーで実行された [欠席] などの前のアクションが原因で、出席の返信を送れないことがありま
す。
この場合、カレンダーから案内のすべてのコピーを削除してから、会議に再度招集してもらうように議長に依頼す
る必要があります。
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03 トラブルシューティング
[読者] アクセス権があるユーザー: インターネットから C&S エントリにアクセスできません
IMAP NAMESPACE/パブリックフォルダ機能について、[読者] アクセス権しかない場合、2 次ユーザーのローカ
ルメッセージを開こうとすると失敗し、「操作を実行する権限がありません」というメッセージが返されます。
これは、Notes Client で作成された招集の案内へのアクセスのみに関連する問題です。
Associated SPRs :
DPOS5CJMZB
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03 トラブルシューティング
[会議] ビューからの予定変更の承諾
ユーザーが会議の招集を最初は欠席して、更新通知を受け取っている場合に、その会議の予定が変更される
と、ユーザーは予定変更された会議に対してアクションを行えなくなります。
会議の予定が変更されたために会議に出席できるようになり、[会議] ビューから会議を選択して出席しようとす
ると、予定変更された会議を処理するようにプロンプトが表示されますが、出席は予定変更されたものではなく変
更前の予定に対してなされるため、ユーザーのカレンダーには間違った日時の会議が保存されます。ユーザー
は、予定変更された会議に対しても ([会議] ビューを使用するか、その会議を開いて) アクションを行う必要があ
ります。
Associated SPRs :
MSTR5E5TBH
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03 トラブルシューティング
暗号化された会議召集をインターネット経由で送信すると 2 つのメールが生成される
[インターネットに直接] 経由で暗号化された会議召集を送信すると、受信者の受信ボックスに 2 つのメールが生
成されます。一つはメモで、もう一つが実際の会議招集です。POP3、または IMAP クライアント経由で会議召集
を受信した場合も同様の問題が起こります。
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03 トラブルシューティング
折り返しの代理人設定に対して参加者はアクションを行う必要がある
ユーザーが再びグループタスクの代理人に設定された場合、そのグループタスクに対して必ずアクションを行わ
なければなりません。これは、その後で予定が変更され、かつオリジナルの予定に対してアクションが行われな
い場合、オリジナルの割り当て、および予定変更された割り当てのどちらに対してもアクションを行うことができな
いためです。
回避策として、所有者はそのユーザーを削除してから再度追加し、アクションを実行できる新しい割り当てを送信
してください。
Associated SPRs :
MSTR5E2R9Y
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03 トラブルシューティング
会議の更新が未処理の場合の、ビューからのカレンダーアクション
Notes/Domino 6 でユーザーが会議文書を開くと、送信された会議の更新を適用するかをたずねるプロンプトが
表示されます。しかし、ユーザーが受信ボックスに未処理の (適用されていない) 更新がある状態で[すべての通知
に対して Notes に自動処理させる] を選択し、カレンダービューから参加者アクションを行うと、更新が完全に行われ
ないことがあります。
大半の場合は、単に次に文書へアクセスしたときに再びプロンプトが表示され、更新が完了します。ただし、代理
人を設定する場合は、代理人に古い情報が送信される場合があります。ビューレベルで代理人設定をしていると
きに更新が完全に適用されていないことに気づいた場合は、代理人は議長に「情報の要求」を行い、情報が完全
に最新であることを確認するようお勧めします。
Associated SPRs :
LMAN5CSQMQ; LMAN5CTQEW
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03 トラブルシューティング
カレンダーの管理者は繰り返されるカレンダーエントリをブラウザから編集できません
カレンダーの管理者 (パブリック文書 [読者]/[作成者] アクセス権があるユーザー) がブラウザから所有者のメー
ルファイルで作業している場合、繰り返されるカレンダーエントリを作成できます。ただし、編集することはできま
せん。変更するには、Notes Client を使用する必要があります。
Associated SPRs :
APAI5DXKF5
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03 トラブルシューティング
日付ピッカーで日曜日を選択すると、不適切な週にカレンダーが切り替わります
カレンダービューが [1 週間 (勤務日)] ビュー内にあり、週の最初の曜日が日曜日に設定されている場合、左側
のビューペインにある日付ピッカーから日曜日を選択すると、前の週にフォーカスが設定されることがあります。
回避策
必要な週について、日付ピッカーで月曜日を選択します。
Associated SPRs :
JNOE5D7TXP
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03 トラブルシューティング
欠席したミーティングがキャンセルされた後で同期しない
議長がキャンセルするカレンダーのエントリに対して、参加者が更新通知を受け取る設定をせずに欠席を選択し
ていた場合、参加者はキャンセルの通知を受け取りません。
参加者がカレンダーのエントリを再び開き、出席することを決めて、議長から情報を要求すると、議長は更新され
た情報を送信しますが、インスタンスはキャンセルされているにもかかわらず、カレンダーから削除されません。
このエントリをカレンダーから削除するには、手動で削除する必要があります。
Associated SPRs :
DFRN5DPNVK
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03 トラブルシューティング
Notes 6 ベータで変更したメールまたは C&S 設定を確認してください
Notes/Domino 6 のベータプログラムでメール機能やカレンダー/スケジュール機能を使用していた場合、[ツー
ル] - [プリファレンス] を選択し、ベータプログラムで変更したすべての設定が正しく保持されていることを確認し
てください。確認後、[OK] をクリックします。
Notes/Domino 6 の最終リリースでデフォルトの値や選択を変更している可能性があるので、この確認を行うこと
を強くお勧めします。また、新機能が正常に動作し続けるためにもこの作業が必要です。
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03 トラブルシューティング
2 日単位のカレンダービューの日数計算
2 日単位のカレンダービューに 12 月 31 日と 1 月 1 日を同時に表示すると、1 月 1 日の「日」が正しく計算され
ません。「1 日、残り 364 日」と表示される代わりに、12 月 31 日の日が増分されます。その年の残りの日数は正
しく計算されます。
Associated SPRs :
DMAS5E5JSV
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03 トラブルシューティング
カレンダーのプリファレンスの表示の問題
カレンダーのプリファレンスの表示には、次のような既知の問題があります。
z
表示のプリファレンス ([[勤務日] ビューで表示する曜日]) で週の最初の曜日を選択解除しても、[1 週間 (勤
務日)] ビューに曜日が表示されるという問題があります。[1 週間 (勤務日)] ビューが表示されている間にこ
のプリファレンスを変更した場合、プリファレンスで選択を解除した週の最初の曜日ではなく、最後の曜日が
ビューから削除されます。
回避策
次のカレンダーページに進んで、表示を再計算します。
z
同じ Notes Client で複数のカレンダーを開くと、最後に開いたカレンダーから「ビュー」の表示のプリファレン
スの一部が取得されます。
これに該当する表示のプリファレンスは、次のとおりです。
- [勤務日] の表示開始時刻
- [勤務日] の表示終了時刻
- タイムスロットの間隔
回避策
適切なアクセスレベルがあるユーザーが、プリファレンスを設定し直します。
z
タスクのプリファレンス [タスクエントリをカレンダーに表示しない] のオンとオフを切り替えたときに、1 週間単
位のカレンダービューが正しく表示されません。日曜日がビューから削除されます。
回避策
一度ビューを閉じてから開き直すか、または別のカレンダービュー形式に変更した後、1 週間単位のビュー
に戻します。
Associated SPRs :
DMAS5DMQCA; DMAS52WNG2; DMAS5DQH9W
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03 トラブルシューティング
手動で作成したリソースと会議室の予約の編集
会議室予約データベースに手動で作成された単一の会議室の、 繰り返さない会議の予約は、予約のステータス
が「承認待ち」である、または予約が承諾された場合、会議室予約データベースの [編集者] アクセスを持つ予約
のリクエスタが編集できます。
手動で作成された繰り返しの会議室やリソースの予約は編集できません。
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03 トラブルシューティング
[インターネットに直接] に設定されているが、SMTPが設定されていない会議の代理人設定で
エラー
個人アドレス帳のロケーション文書の [メールの送信] を [インターネットに直接] に設定しているが、「SMTP」ア
カウント文書を設定していないユーザが、会議の招集の代理人に有効なユーザーを設定すると、エラーメッセー
ジ 「代理ユーザーに代理通知を送信するときにエラーが発生しました。他のユーザーに委任してください」が表示
されます。
会議の代理人を正しく設定するには、個人アドレス帳に SMTP アカウント文書を追加する必要があります。
Associated SPRs :
APAI5ECTGG
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
カレンダーの管理者への通知の転送
カレンダーの管理者に会議招集を代理受信させるように設定している場合、ユーザーに送信された会議招集や
参加者の返答は、カレンダーの管理者が受信します。通知には、ユーザーのメールファイルにある会議招集への
文書リンクが書かれているため、必要に応じて処理できます。
繰り返し会議の招集を受信し、承諾せずに別のユーザーを会議の代理にたてたが、そのユーザーがまた自分を
代理にたてた場合、カレンダーの管理者に送られた会議招集はオリジナル文書を開きます。これは代理人に転
送された文書で、処理が必要となる「代理をたてた招集」ではありません。
この場合、カレンダーの管理者が処理を行うには、ユーザーのメールファイルにある受信ボックスや会議ビューを
直接開いて編集する必要があります。
Associated SPRs :
APAI5E839S
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03 トラブルシューティング
Web からの空き時間およびスケジュール情報の参照
[スケジュールへのアクセス] プリファレンスの [次のユーザー/グループにのみスケジュールを参照] が選択され
ている場合、Web クライアントから空き時間情報を参照しているユーザーに、「制限付き」としてスケジュール情報
が表示されます。
Associated SPRs :
DMAS5D4K28
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03 トラブルシューティング
空き時間検索のプリファレンス設定
次に、空き時間検索のプリファレンス設定と関連する問題について詳細に説明します。
z
Domino ディレクトリのデフォルトのサーバー設定文書の詳細な収集設定が、ドメイン全体に適用されます。
同じドメイン内の個々のサーバーには、詳細な収集設定はありません。
サーバー設定文書の詳細な収集設定に対して行われた変更は、午前 2 時のパージ処理タスクが完了する
まで有効になりません。スケジュール管理の実行中にサーバー設定文書で選択した設定を変更した場合、
午前 2 時までスケジュール管理を再起動しないでください。スケジュール管理を再起動すると、空き時間情
報システムによって一部の結果のみが提供されることがあります。
新しい詳細な収集設定のエントリがオリジナルのエントリの一部分である場合は、サーバー設定文書の詳細
な収集設定に対して行われた変更が正常に動作しません。たとえば、オリジナルの設定が部屋、議長、カテ
ゴリ、場所で、新しい設定が部屋、議長のみの場合です。
対策として、両方の詳細な収集設定を無効にし、1 日待ってから、詳細な収集に適用したい設定をオンにし
てください。新しい設定が翌日から有効になります。または、スケジュールタスクを停止し、clubusy.nsf
(busytime.nsf) を削除してから、スケジュール管理を再起動してください。
z
[ツール] - [プリファレンス] - [アクセス/代理] - [スケジュールへのアクセス] ダイアログボックスで個々の設
定に対して行われた変更は、新しいカレンダーイベントが作成/保存された後でのみ有効になります。予約済
み時間情報にアクセス可能なユーザーに関する変更は、即座に有効になります。
z
クラスタ環境の空き時間データベース (clubusy.nsf ) を削除しなければならない場合、新しいデータベースに
古いデータが残らないように、クラスタ内の各メンバーサーバーの clubusy.nsf を同時に削除する必要があり
ます。同時に削除しなかった場合、古い/不適切なデータがすべてサーバーに複製され、不適切な結果や不
完全な結果を生じることがあります。
z
他のドメインのユーザーを含む個々の予約済み時間へのアクセス制御は、ほとんどの場合、予測したとおり
に動作します。しかし、ドメインが次のように設定されている場合は、正常に動作させるには、[次のユーザー
/グループにのみスケジュールを参照] の許可リストにサーバー名を追加しなければならないことがありま
す。
ドメインの「カレンダーサーバー」が、ユーザーのメールおよびカレンダーサーバーとしても使用されてい
る場合。
アクセス権を提供するユーザーがホームサーバーとして「カレンダーサーバー」を使用し、アクセス権を
受け取るユーザーが別のドメインから要求している場合。次に例を示します。
「Org」は組織名です。
サーバー A はドメイン A の「カレンダーサーバー」としてリストされ、UserA/Org のホームサーバー
として使用されています。
サーバー B は、ドメイン B の任意のサーバーです。必ずしも UserB/Org のホームサーバーである
とは限りません。サーバー A に接続して UserA/Org の予約済み時間情報を要求するドメイン B の
サーバーです。
UserA が [カレンダーのプリファレンス] ダイアログボックスを使用して、予約済み時間情報への
UserB のアクセス権を提供する場合、[次のユーザー/グループにのみスケジュールを参照] のリス
トは、次のとおりでなければなりません。
「Userb/Org , Server B/Org」
サーバー B が サーバー B2 とクラスタ化されている場合は、上記のリストにサーバー B2/Org も含
める必要があります。これを含めなかった場合、クラスタの負荷分散によって、サーバー B ではなく
サーバー B2 から要求が送信され、要求が拒否されます。
[次のユーザーが参照する可能性のある詳細情報を除いた、予定あり、あるいは利用可能な場合の情
報のみ] プリファレンスのリストには、サーバー名を追加する必要はありません。
Associated SPRs :
IFOR5E7P2L; IFOR5E9KP4
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
[アイランド] ロケーションでの空き時間の検索
個人文書が (名前の入力補完を目的として) 個人アドレス帳にコピーされている場合に、ユーザーが [アイランド]
ロケーション環境で空き時間を検索しようとすると、[アイランド] ロケーション での検索が失敗します。
この検索を正しく機能させるには、[レプリケータ] タブで、検索する空き時間データベースをマウスで右クリック
し、[オプション] セクションで、ローカルドメインに対して追加する「@DOMAIN」がこれらのすべての名前に追加さ
れていることを確認します。つまり、「John Doe/Iris」ではなく、エントリに「John Doe/Iris@LOTUS (またはその他
のローカルメールドメイン名)」と表示されていることを確認してから、そのデータベースを保存し、再び複製してく
ださい。
Associated SPRs :
IFOR5DJSNL
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
会議室/リソース定義でグループ名が展開されなくなりました
R5 では、次の制限付きで会議室を定義することができました。
1) 「所有者のみ」がこの会議室を予約できる。
2) 選択リストのユーザーのみが「自動処理」によってリソースを予約できる。
所有者またはリストフィールドにグループ名が入力されると、リソース定義が保存される前にグループ名が展開さ
れていました。したがって、リソースまたは会議室が定義された後でグループに追加されたユーザーは、会議室
を予約できませんでした。現在では、会議室またはリソースの所有者フィールド、あるいはリストフィールドにグ
ループ名が入力された場合、グループ定義が保持され、グループの現在のメンバーが会議室を予約できるように
なりました。この動作が必要な場合、既存の会議室/リソースの定義を編集し、所有者のリストをグループ名で置
換する必要があります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
アドレス帳を使用してグループタスクを割り当てると参加者が削除される
アドレス帳を使用してグループタスクを所有者に割り当てると、参加者のフィールドが表示されなくなります。所有
者が個人タスクを作成する場合は、個人タスクに対してアドレス帳から参加者を選択しないでください。
メモ: 所有者の名前を参加者のフィールドに入力すると、所有者は同時に参加者になることはできないというメッ
セージが表示されます。名前は削除され、正しく機能します。
Associated SPRs :
TSUA5E6JTU
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
iCal - 代理人を設定した参加者が返信アクションを行えない場合がある
ユーザーのインターネットアドレスが Domino ディレクトリのユーザー文書の [インターネットアドレス] で設定され
ておらず、かつ個人アドレス帳の [メールの送信:] が [インターネットに直接] に設定されている参加者から「代理
人設定した」会議の招集を受け取った場合、そのユーザーは代理人を設定した招集に返信することができます。
しかし、カレンダーのエントリを再度開いたときに行えるのは [情報の要求] アクションのみで、他の [参加者] ア
クションは行うことができません。この状況を回避するには、ユーザー文書ですべてのユーザーに有効なインター
ネットアドレスを設定することをお勧めします。
Associated SPRs :
APAI5ECTAY
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
追加された参加者がグループタスクを却下すると再び承諾することができません
議長が既存のグループタスクに参加者を追加し、却下された場合、追加された参加者はその召集に戻ることが
できず、他のアクションも行えません。
Associated SPRs :
DFRN5E9SEZ
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
参加状況 - 空白領域での右クリック
スケジューラの詳細グリッドオプションもある場合、[参加状況] のユーザーインターフェースでは、[参加状況] の
空白領域で右クリックメニューにアクセスできます。
Associated SPRs :
DMAS5DXQD4
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
再び自分が代理人に設定された招集へコメント付き返信する場合の問題
参加者が会議 (または繰り返し会議の一連のインスタンス) に代理人を設定したときに、その人 (代理人) が出席
できない場合は、代理人がその会議を再び自分を代理人に設定してくることがあります。参加者または代理人が
折り返し代理人設定された招集を受信すると、通常の出席、欠席、変更要求の操作を実行でき、また、他の人を
代理人に設定することができます。
しかし、これらの操作を ([返信] ではなく) [コメント付き返信] を使用して実行すると、 参加者はエラーを受信し、
操作を完了できない場合があります。再び自分が代理人に設定された招集に返答する場合は、代わりに [返信]
ボタンを使用してください。
Associated SPRs :
LMAN5EDHWF
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Web 上での繰り返し会議の代理人設定における制限事項
Notes Client では、代理人設定された繰り返し会議を受信したユーザーが、その会議の一部、またはすべてに対
して、代理人設定を行ったユーザーを再び代理人に設定することができます(これを「折り返しの代理人設定」と
いいます)。
Web クライアントでは、(会議が承諾される前に) すべての一連の繰り返し会議が代理人設定された場合のみ、折
り返しの代理人設定を行うことができます。参加者が一連の繰り返しを承諾した後、会議の一部またはすべてに
代理人を設定すると、参加者および代理人に「フォームの処理は終了しました」と表示され、ループバックされた
会議を承諾できなくなります。
Web クライアントで、繰り返し会議の一部に代理人を折り返しで設定することはできません。
Associated SPRs :
LMAN5D8MQB
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Macintosh - 提案された会議時間のダブルクリックに関する制限
この問題は、会議招集フォームおよび [空き時間検索] ダイアログで見つかった、スケジューラインターフェース
の提案された会議時間のリストに関するものです。提案された会議時間のリスト内の項目をダブルクリックして
も、その項目が「選択」されません。
回避策
会議を選択し、[Use Selected Time] ボタンをクリックします。
Associated SPRs :
DMAS5CXLD5
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
[変更要求]ダイアログで日付を変更すると、会議時間が延長されます
この問題は、会議の議長が [変更要求を承認] ダイアログから特定の方法で会議の日付を変更した場合に発生
することがあります。この問題を再現するには、会議を [繰り返し] に設定し、会議時間を [空き時間検索] ダイア
ログで変更した後、さらに [変更要求を承認] ダイアログで変更する必要があります。この一連のイベントの後、
[変更要求を承認] ダイアログから [空き時間検索] ダイアログを開くと、会議の開始時刻が誤って表示されます。
例:
1.
2.
3.
4.
繰り返される会議の変更会議招集を開きます。
[変更要求を承認] をクリックします。
[空き時間検索] をクリックして [空き時間検索] ダイアログを開きます。
最適な時間または詳細グリッドで、会議の開始時刻を変更します (たとえば、午前 9 時から 午前 10 時まで
の会議を午前 10 時から午前 11 時までに変更します)。
5. [空き時間検索] ダイアログを閉じます。
6. [変更要求を承認] ダイアログで、会議の開始時刻を遅い時間 (午後 4 時から午後 5 時など) に変更します。
7. 詳細グリッドで [空き時間検索] ボタンをクリックすると、会議の予定が午前 10 時から午後 5 時までと表示さ
れます。
Associated SPRs :
DMAS5DWRRC
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Windows NT の会議スケジューラのユーザーインターフェース
会議招集フォームおよびスケジュールダイアログのスケジューラ部分 (詳細グリッド) で会議時間を示す垂直バー
は、バーの下にある他の予約済み時間の色付きのブロックと区別できるように、半透明になっています。ソフト
ウェアの制限のため、Windows NT プラットフォームでは、会議時間のバーが True Color で表示されます。
回避策
予約済み時間のブロックが表示されるように、会議時間のバーをドラッグします。
Associated SPRs :
DMAS5D2JJ7
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
会議室の検索機能とリソースの検索機能を使用して変更した会議時間
会議招集で、会議室またはリソースの [スケジューラ] ダイアログで会議の日時を変更した場合、それらの変更が
フォームのスケジューラ UI 部分に反映されません。
回避策
他の方法で会議の日時を変更してください。
Associated SPRs :
JASG5CYRAX
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
エントリを開いたときに会議スケジューラに表示される致命的でないエラー
カレンダーの管理者が会議スケジューラ のユーザーインターフェースからカレンダーエントリを開くと、致命的で
ないエラーが表示されることがあります。これは、繰り返しのカレンダーエントリで、以前に [シークレット] として
マークされ、編集されてシークレットでなくなった場合に発生します。
回避策
エラーメッセージを受け入れて続行すると、カレンダーエントリが表示されます。
Associated SPRs :
DMAS5DUQEX
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
欠席した会議を再度出席にした場合に起こりうる遅延
ユーザーが会議の招集を欠席し、[更新通知を今後も受け取る] を選択していない場合、このユーザーはこの会
議に対して議長が行った変更の通知を受け取りません。その後、ユーザーが会議に出席することにした場合
(メール受信ボックスにあるオリジナルの招集、またはメールファイルの [会議] ビューの会議文書から出席にでき
ます)、ユーザーが持っている会議の情報は最新であるという保証がありません。これは、単に、オリジナルの招
集の情報であるためです。
この状況は、会議を欠席するときに [更新通知を今後も受け取る] を選択することで回避できます。選択した場
合、会議情報は常に最新ですが、会議はユーザーのカレンダーに存在しません。
ユーザーが会議を欠席するときに [更新通知を今後も受け取る] を選択せずに後で会議に出席し直す場合は、
出席し直した会議文書を開き、[情報の要求] を実行して、議長のカレンダーにある最新情報を取得してください。
Associated SPRs :
LMAN5B2LHR
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
要約表示のカレンダービューにおけるスクロールボックスのドラッグに関する問題
月単位のカレンダービューが要約表示されている場合、垂直スクロールボックスを上または下にドラッグしても正
常に動作しません。
W32 プラットフォームでは、垂直スクロールボックスを上または下にドラッグしても、ビューのデータが移動しませ
ん。
Macintosh プラットフォームでは、垂直スクロールボックスを一番上または一番下までドラッグしても、ビューの
データが移動しません。しかし、ボックスをビューの下方向に途中までドラッグした場合は、正常に動作します。
回避策
この問題が発生した場合、垂直スクロールバーの上端または下端にある矢印ボタンを使用してください。
Associated SPRs :
DMAS5DDLMU
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
繰り返し会議が単一の会議になってしまう
議長が繰り返し会議 (または予定) を作成し、重複を示すダイアログで [いいえ] を選択してから [OK] を押すと、
単一の会議 (または予定) になってしまいます。
対策
[いいえ] を選択しないでください。
Associated SPRs :
DFRN5E3RAE
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03 トラブルシューティング
カレンダービューにおける繰り返される複数日数のイベント
カレンダービューで、イベントの最初の日のカレンダービューのみに複数日数の繰り返される「イベント」カレン
ダーエントリが表示されます。しかし、これらのエントリは空き時間スケジュール情報には正しく表示され、競合の
確認で適切に考慮されます。
Associated SPRs :
FGRN43THTZ
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03 トラブルシューティング
午前 0 時をまたぐ繰り返し予定の変更
ある日から次の日にまたがる繰り返しカレンダーエントリをドラッグ & ドロップすると、エラーが表示されることが
あります。また、スケジュール変更ダイアログの日付が正しくありません。このエラーが発生するのは、2 日目に
あたるエントリの一部をドラッグした場合にのみ発生します。
回避策
このようなエントリをドラッグするには、2 日目ではなく、1 日目のエントリー表示を選択します。
Associated SPRs :
DCON5DMU3B
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03 トラブルシューティング
スラッシュを持つリソースがリソース検索で見つからない
リソース名にスラッシュが含まれている場合に (例: gym3/groundfloor)、ユーザーが手動リソース予約フォーム、
または「指定した時間で会議室を検索する」を使った会議通知で名前を検索しようとすると、検索結果にリソース
名が見つかりません。
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03 トラブルシューティング
繰り返し会議のスケジュール変更で日時が重複すると、会議室が利用不可能になる
繰り返し会議のスケジュール変更によって作成された会議室の予約を承認しようとすると、オリジナルの会議の
日時と変更後のスケジュールの日時が重なっている場合は、実際は会議室が利用可能であるのに、会議室が利
用できないことを示すエラーメッセージが出されます。
これは会議室の所有者の有無にかかわらず発生します。
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03 トラブルシューティング
Notes のオンラインミーティングを更新しても Sametime Meeting が更新されない
Notes からオンラインミーティングを更新しても、 Sametime Meeting データベースは更新されません。議長が予
定変更を送信せずに、参加者の変更、または添付ファイルの追加や削除を行うと、議長が予定変更を送信しな
い限り、Sametime サーバーが最新情報に更新されません。
Associated SPRs :
DCON5C6NDS
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03 トラブルシューティング
保留中の会議と空き時間の送信
[保留] に設定されているカレンダーの任意のエントリーは、空き時間スケジューラ のユーザーインターフェースで
表示すると [予約済み] として記録されません。
[保留]に設定されている会議が送信され、参加者が承認すると、会議の期間が[予約済み] として記録されます
が、この会議はまだ [保留] に設定されているため、議長の会議には [予約済み] が記録されていません。
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03 トラブルシューティング
スケジューラでの更新された参加者リストの反映
会議招集で、スケジューラ UI が開いたままで 3 つの参加者フィールドの内容を変更 (名前の削除、名前の追加
など) した場合、別のフィールドをクリックしたり、[更新] をクリックすることでフォームの別の部分にフォーカスが
移動するまで、スケジューラの参加者リストは更新されません。
Associated SPRs :
JASG4QNMKR
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03 トラブルシューティング
繰り返し会議のオリジナル文書を欠席した後、「提案」することができます
繰り返し会議の招集を欠席すると、新しい日付や時間を提案できます。招集を欠席した後に新しい日付や時間を
提案し、議長がその提案を承諾すると、スケジュール変更通知を受信します。この通知には、会議がカレンダー
に追加されるまで、処理できないことが書かれています。
スケジュール変更を承諾するには、まず提案を行う前のオリジナルの会議文書を開き、承諾します。承諾すると、
スケジュール変更の処理を求めるプロンプトが自動的に表示されます。
Associated SPRs :
APAI5EANHK
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03 トラブルシューティング
ローカル空き時間とアドレス帳の連絡先名の使用
オプションを使用してローカル空き時間情報にアクセスする場合、次の問題が発生します。
電子メールまたはカレンダーおよびスケジュールエントリの作成時などに「名前検索」機能を使用するために、
ローカルのアドレス帳 (names.nsf) に作成されている連絡先文書にアクセスする場合、[ローカル空き時間オプ
ション] ダイアログボックスの名前に連絡先の「メールドメイン」名が含まれている必要があります。「メールドメイ
ン」名は、連絡先文書の [詳細] タブで参照できます。[ローカル空き時間オプション] ダイアログボックスで名前の
リストを入力する際に、組織名の後に @ 記号と「メールドメイン」名を追加します。
例
ローカルのアドレス帳に個人 1/mailserver8 の連絡先文書があります。[メールドメイン] フィールドは「Domain8」
に設定されています。オプションダイアログボックスでは、このユーザーの名前が「個人
1/mailserver8@Domain8」と表示される必要があります。
Associated SPRs :
IFOR5DJSNL
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03 トラブルシューティング
手動で会議室またはリソースを予約する場合、午前 0 時をまたぐことができません
会議室とリソースデータベースで、会議室またはリソースを直接予約する場合は、午前 0 時をまたぐことができま
せん。会議招集により、会議室またはリソースを予約すると、午前 0 時をまたいで会議室を予約することができま
す。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
サーバー電話番号の先頭のゼロ
Phonebook.nsf に Notes ダイレクトダイヤルアップのサーバー接続文書を作成するときに、市外局番を入力して、
国/地域コードを入力しなかった場合、[サーバーのコール] ダイアログボックスのサーバー電話番号の先頭にゼ
ロが表示されます。
また、Phonebook.nsf を使用して Notes ダイレクトダイヤルアップのサーバー接続文書を作成する場合、[国/地
域コード] フィールドに番号が入力されていないと、[サーバーのコール] ダイアログボックスのサーバー電話番号
の先頭にゼロが表示されます。
[サーバー電話番号] ボックスにゼロが表示されないようにするには、Phonebook の Notes ダイレクトダイヤル
アップのサーバー接続文書の [電話番号] フィールドに、市外局番とサーバー
電話番号を入力してください。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Macintosh - 繰り返しの会議に複数の変更を行ったときのエラー
カレンダーエントリのスケジュールを変更する特定の状況で、Macintosh クライアントが「指定したコマンドを実行
できません」というエラーを生成することがあります。繰り返しの会議に複数の変更を加え、その繰り返しのすべ
ての開始時刻と終了時刻を同じ時刻にリセットするオプションを使用すると、このエラーが発生します。
Associated SPRs :
MSTR5KCRH8
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
カレンダー管理者が権限外の新規メールアクションを受け取る
[文書の閲覧/編集/作成、代理メールの送信] よりも低いアクセス権を持つカレンダー管理者は、次のものを見る
ことはできません。
Notes メールアウトラインの [ジャンクメール] フォルダ
[この送信者からのメールを拒否] アクション
[クイックルールの作成] アクション
[メールルール] アクション
Associated SPRs :
APAI5LXTK3; APAI5LXTLW
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
ブラウザからの会議室とリソース予約の受け入れ
会議室の所有者は、インターネットブラウザからの予約を受け入れる、または拒否することはできません。このた
め、会議室またはリソースの所有者が Web 経由で受け取る予約承認要求は、Web ブラウザからは完了させるこ
とができません。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
会議室またはリソースの名前変更
会議室またはリソースの名前変更機能を使用するときは、次の 2 つの点に注意が必要です。
z
6.5 ベータのユーザーが、会議室とリソースの名前変更機能を使用している場合は、会議室またはリソース
の名前変更によって影響を受けるカレンダーエントリを処理する文書を更新しなければなりません。 この文
書の更新は、次の手順で行います。
1.
2.
3.
4.
5.
現在の [会議室予約 (6)] データベース (resrc60.ntf) の設計を更新または置換します。
Domino Server で [会議室予約 (6)] データベース を開きます。
非表示ビューに移動します ([表示]、Ctrl + Shift + [移動]、[$RenameResourceHelp] の順に選択)。
このビューには [Update My Meetings button] という文書があります。
この文書を削除します。
次回に、会議室またはリソースの名前を変更するときに、この文書の更新版が自動的に [会議室予約 (6)] デー
タベース に追加されます。
z
議長は [MIME 優先] にはしないこと - 会議室またはリソースの名前を変更すると、会議招集でスケジュール
を設定するときに会議室またはリソースを予約したすべての議長に対し、[会議の更新] ボタンを含む通知
メッセージが送信されます。この通知を正しく受け取るために、議長のユーザー文書の [基本] タブでは、[受
信メールの形式] として [MIME 優先] を選択しないでください。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
会議室またはリソースの名前変更時のコンソールエラーメッセージ
R6.5 では、会議室およびリソースの名前を変更することができます。会議室またはリソースの名前を変更すると
きに、Domino ディレクトリで新規の会議室が見つからないので会議室を検証できないこと示すいくつかのエラー
メッセージがサーバーコンソールに表示されることがあります。これらのメッセージは空き時間情報からのもの
で、システム管理プロセスが Domino ディレクトリで会議室またはリソースの新しい名前をまだ更新していないこ
とを示します。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Web クライアント証明書を受け取ろうとすると「文書がありません」というメッセージが返される
Web ブラウザからユーザー証明書 (certreq.ntf) を受け取るときに、[証明書のインストール] ボタンをクリックする
と、「文書がありません」というメッセージが返されます。Web ブラウザでは RequestID が非表示になるため、証明
書をインストールするエージェントは文書の RequestID を見つけることができません。
対策
[R5 Client Pickup] フォームで、[RequestID] フィールドを含む段落の [段落非表示] で Web ブラウザのチェックを
外します。代わりに、このフォームの [すべてのフィールドに HTML を生成する] を有効にします。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
SSL と Notes/Domino 6 に関する既知の制限事項
SSL を使用したインターネットクライアント証明書による認証が正常に行われる場合
z
z
z
z
z
z
z
Netscape 4.7x クライアントで HTTP(S)、IMAP、NNTP を使用する場合
Mozilla 1.0 で HTTP(S)を使用する場合
Mozilla 1.1 で HTTP(S)、IMAP を使用する場合
IE 5.5 クライアントで HTTP(S) を使用する場合
IE 6.0 クライアントで HTTP(S) を使用する場合
OpenSSL クライアントで HTTP(S)、IMAP、NNTP を使用する場合
Notes 6 Client で、HTTP、LDAP、NNTP を使用する場合
クライアントの状態の概要
z
Netscape 4.7x
HTTP - 正常に機能
LDAP - すべての認証に失敗 (クライアントの制限事項)、匿名による認証は正常に機能
POP3 - すべての認証に失敗 (クライアントの制限事項)
IMAP - 正常に機能
NNTP - クライアント証明書による認証に失敗 (クライアントの制限事項)
SMTP - 正常に機能
z
Microsoft Internet Explorer 5.5 および 6.0、Microsoft Outlook Express 5.5 および 6.0
HTTP - 正常に機能
LDAP - すべての認証に失敗 (クライアントの制限事項)、匿名による認証は正常に機能
POP3 - クライアント証明書による認証に失敗 (クライアントの制限事項)
IMAP - クライアント証明書による認証に失敗 (クライアントの制限事項)
NNTP - クライアント証明書による認証に失敗 (クライアントの制限事項)
SMTP - 正常に機能
z
Lotus Notes 6
HTTP - 正常に機能
LDAP - 正常に機能
POP3 - クライアント証明書による認証に失敗、名前とパスワードによる認証は正常に機能
IMAP - クライアント証明書による認証に失敗、名前とパスワードによる認証は正常に機能
NNTP - 正常に機能
SMTP - 正常に機能
認証方法
下の表の設定は、サーバーのサーバー文書または各プロトコルのインターネットサイト文書に記載されています。この設
定は、各プロトコルを介して SSL による安全なセッションにアクセスするための認証の使用方法を表します。
凡例
合格
- 正常に機能する
不合格 - バグがある、クラッシュする、または正常に機能しない。関連する障害情報がある。
未サポート
- Domino 設定でサポートされていない
4
Netscape では、SSL を使用する POP3 はサポートされていません。
6
IMAP と POP3 は、匿名アクセスをいっさい有効にできません。
8
名前とパスワードによる認証にフェイルオーバーします。
9
匿名による認証にフェイルオーバーします。
10
Netscape 4.7x は、LDAP または POP3 との安全な接続を認証するためにではなく、電子メールを暗号化するた
めにクライアント証明書を使用します。
11
SMTP インバウンドは、クライアント証明書をサポートしていません。
12
参照ホップ数の制限値を超えました。
Netscape 4.7/ クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認
Messenger
証:Y
証: N
証:N
証:N
証:Y
証:Y
証: Y
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
ワード: N
ワード: Y
ワード: N
ワード: Y
ワード: Y
ワード: N
ワード: Y
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
LDAP
POP3
HTTP
NNTP
IMAP
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
匿名: N
匿名: N
匿名: Y
匿名: Y
匿名: N
匿名: Y
匿名: Y
クライアントの クライアントの
合格
クライアントの クライアントの クライアントの クライアントの
制限事項
制限事項
制限事項
制限事項
制限事項
制限事項
10
12
12
8, 10, 12
9, 10
8, 9, 10, 12
クライアントの クライアントの 未サポート クライアントの クライアントの クライアントの クライアントの
制限事項
制限事項
制限事項
制限事項
制限事項
制限事項
4, 6, 10
4, 10
4, 10
未サポート
4, 10
4, 6, 10
4, 10
4, 6, 10
合格
合格
合格
合格
合格
合格
合格
クライアントの
合格
合格
フェイルオー
合格
合格 (条件付 フェイルオー
制限事項
バーを修正す
き)
バーを修正す
る予定なし
Note 10
CROU3RLV8L る予定なし
合格
SMTP アウトバ 未サポート
ンド
SMTP インバウ 未サポート
ンド
11
合格
未サポート
未サポート
6
未サポート
合格
6
未サポート
合格
合格
合格
合格
未サポート
合格
6
未サポート
合格
6
未サポート
11
11
11
凡例
合格
- 正常に機能する
不合格 - バグがある、クラッシュする、または正常に機能しない。関連する障害情報がある
未サポート
- Domino 設定でサポートされていない
5 IE 5.x -6.x は、IMAP、LDAP、POP3、NNTP との安全な接続を認証するためにではなく、電子メールを暗号化するた
めにクライアント証明書を使用します。
6
IMAP と POP3 は、匿名アクセスをいっさい有効にできません。
8 名前とパスワードによる認証にフェイルオーバーします。
9 匿名による認証にフェイルオーバーします。
11
SMTP インバウンドは、クライアント証明書をサポートしていません。
IE Domestic
クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認
5.5/ Outlook 証: Y
証: N
証:N
証:N
証:Y
証:Y
証:Y
Express
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
ワード: N
ワード: Y
ワード: N
ワード: Y
ワード: Y
ワード: N
ワード: Y
匿名: N
匿名: N
匿名: Y
匿名: Y
匿名: N
匿名: Y
匿名: Y
LDAP
クライアントの クライアントの
合格
クライアントの
合格
合格
合格
制限事項
制限事項
制限事項
5, 8
5, 9
5, 8
5
9
POP3
クライアントの
合格
未サポート
合格
合格
5, 6
5, 6, 8
制限事項
6
6
5, 8
5
HTTP
合格
合格
合格
合格
合格
合格
合格
NNTP
クライアントの
合格
合格
合格
合格
5, 9
5, 8
制限事項
5, 8
5
IMAP
クライアントの
合格
未サポート
合格
合格
5, 6
5, 8
制限事項
6
58
5
SMTP アウトバ 未サポート
未サポート
未サポート
未サポート
未サポート
未サポート
未サポート
ウンド
SMTP インバウ 未サポート
合格
合格
合格
11
11
11
ンド
11
凡例
合格
- 正常に機能する
不合格 - バグがある、クラッシュする、または正常に機能しない。関連する障害情報がある。
未サポート
- Domino 設定でサポートされていない
5 IE 5.x -6.x は、IMAP、LDAP、POP3、NNTP との安全な接続を認証するためにではなく、電子メールを暗号化するた
めにクライアント証明書を使用します。
6 IMAP と POP3 は、匿名アクセスをいっさい有効にできません。
8 名前とパスワードによる認証にフェイルオーバーします。
9 匿名による認証にフェイルオーバーします。
11 SMTP インバウンドは、クライアント証明書をサポートしていません。
IE Domestic
クライアント証 クライアント証 クライアント証 クライアント証 クライアント証 クライアント証 クライアント証
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
6.0/ Outlook
Express
LDAP
POP3
HTTP
NNTP
IMAP
明書: Y
明書: N
明書: N
名前とパス
名前とパス
名前とパス
ワード: N
ワード: Y
ワード: N
匿名: N
匿名: N
匿名: Y
クライアントの クライアントの
合格
制限事項
制限事項
5
クライアントの
合格
未サポート
制限事項
6
5
合格
合格
合格
クライアントの
合格
合格
制限事項
5
クライアントの
合格
未サポート
制限事項
6
5
アウトバ 未サポート
未サポート
未サポート
SMTP
ウンド
SMTP インバウ 未サポート
ンド
11
合格
合格
明書: N
明書: Y
名前とパス
名前とパス
ワード: Y
ワード: Y
匿名: Y
匿名: N
クライアントの
合格
制限事項
5, 8
9
合格
合格
6
5, 8
明書: Y
名前とパス
ワード: N
匿名: Y
合格
5, 9
明書: Y
名前とパス
ワード: Y
匿名: Y
合格
5, 8
5, 6
5, 6, 8
合格
合格
合格
合格
5, 8
合格
5, 9
合格
5, 8
合格
合格
5, 8
5, 6
5, 6
未サポート
未サポート
未サポート
未サポート
合格
11
11
11
凡例
合格
- 正常に機能する
不合格 - バグがある、クラッシュする、または正常に機能しない。関連する障害情報がある。
未サポート
- Domino 設定でサポートされていない
6 IMAP と POP3 は、匿名アクセスをいっさい有効にできません。
8 名前とパスワードによる認証にフェイルオーバーします。
11 SMTP インバウンドは、クライアント証明書をサポートしていません。
Notes Client
クライアント証 クライアント証 クライアント証 クライアント証
明書: Y
明書: N
明書: N
明書: N
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
ワード: N
ワード: Y
ワード: N
ワード: Y
匿名: N
匿名: N
匿名: Y
匿名: Y
LDAP
合格
合格
合格
合格
POP3
不合格
DDUO5DQU5
2
合格
未サポート
6
合格
クライアント証
明書: Y
名前とパス
ワード: Y
匿名: N
合格
8
合格
8
クライアント証
明書: Y
名前とパス
ワード: N
匿名: Y
合格
クライアント証
明書: Y
名前とパス
ワード: Y
匿名: Y
合格
8
不合格
合格
DDUO5DQU5
8
2
6
HTTP
NNTP
IMAP
合格
合格
合格
合格
不合格
不合格
DDUO53URF DDUO5DR2A
B
U
SMTP アウトバ 未サポート
ウンド
SMTP インバウ 未サポート
ンド
11
合格
合格
未サポート
6
合格
合格
合格
合格
合格
合格
合格
合格
不合格
不合格
不合格
不合格
DDUO5DR2A DDUO5DR2A DDUO53URF DDUO5DR2A
U
U
B
U
未サポート
未サポート
未サポート
8
未サポート
未サポート
8
未サポート
合格
合格
合格
11
11
11
Associated SPRs :
CROU3RLV8L; DDUO53URFB; DDUO5DQU52; DDUO5DR2AU; DDUO5E3VSA
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Macintosh - 新しい x509 認証機関を作成できない
この機能は、最終的に Domino Administrator クライアントからしかアクセスできなくなるため、今後も Macintosh
に対応する予定はありません。Macintosh 上の Domino Administrator クライアントをサポートする予定はありま
せん。
Associated SPRs :
MROE4T4RJ4
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
SSL を使用して LDAP を実行すると、Microsoft Outlook Express がクラッシュする
サードパーティのソフトウェアの制約によって、SSL を使用して LDAP を実行すると、一部の旧バージョンの
Microsoft Outlook Express がクラッシュすることがあります。
Associated SPRs :
DDUO4VWQW3
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
MIME - 暗号化された受信メッセージのメッセージ本文が空白になる
MIME で暗号化されたメッセージの本文は、受信時に空白になることがあります。その原因として、ディレクトリカ
タログ内のグループが展開されていないため、エディタが MIME の本文部分を作成しないことが考えられます。
対策
グループを Domino ディレクトリから個人アドレス帳にコピーします。これによって、そのグループに関連付けられ
た名前が使用可能になります。
Associated SPRs :
MJUK53LKMW
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03 トラブルシューティング
SSL セッションの再開
SSL がセッションの再開を実行するようになりました。これによって、Notes HTTP クライアントまたはサーバーが
SSL を使用しているときのパフォーマンスが大幅に向上します。また、そのほかのインターネットプロトコルにも、
若干の良い影響を及ぼす可能性があります。
サーバー上にキャッシュされる再開可能セッションのデフォルト数は、50 です。キャッシュされるセッションの数を
変更するには、notes.ini の変数 SSL_RESUMABLE_SESSIONS に必要な数値を設定します。
SSL_RESUMABLE_SESSIONS=1 と設定すると、サーバー上の SSL セッションの再開は無効になります。
Domino 6 では、再開可能セッションの数は、サーバーの SSL 負荷に合わせて動的に増加することはありませ
ん。現時点では、セッションにタイムアウトや期限切れを設定する方法はありあません。
Associated SPRs :
DKEN4YRTXJ
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03 トラブルシューティング
ブラウザキャッシュによって失効チェックが妨害される
サーバー証明書の CRL をチェックするようにブラウザを設定するときは、ブラウザが Web ページをキャッシュす
ると、証明書が失効しているサーバーにも安全にアクセスできるように見えることがあることに留意してください。
ブラウザのキャッシュをフラッシュまたは無効にすると、ブラウザはサーバーに接続して、そのサーバーの失効ス
テータスを再チェックします。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
CA プロセスを使用してパスワードクオリティを変更できない
Domino Administrator クライアント ([設定] タブで [ツール] - [認証] - [認証] を選択) を使用して ID ファイルを
再認証するときに、再認証する ID ファイルのパスワードクオリティを変更するオプションが表示されます。このオ
プションは、[CA プロセスを使用] を選択すると機能しません。
パスワードクオリティを変更する場合は、必ず [認証者 ID とパスワードを指定] を選択します。
Associated SPRs :
MROE5DCE8P
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03 トラブルシューティング
インターネットサイト文書では、SSL 専用の IP アドレスが必要
Domino Server でインターネットプロトコルのインターネットサイト文書を作成するときに、[ホスト名またはこのサイ
トにマップされたアドレス] フィールドでホスト名または DNS 名を指定します。しかし、ホスト名 (たとえば、
testserver.acme.com) を入力して、そのプロトコルに対して SSL を有効にしても、SSL は機能せず、サーバーコ
ンソールに次のメッセージが表示されます。
HTTP Server: SSL handshake failure, no website found for IP address [9.95.79.250]
対策
[ホスト名またはこのサイトにマップされたアドレス] フィールドでサーバーの IP アドレスを指定します。
Associated SPRs :
DDUO4YZPTA
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03 トラブルシューティング
エラー「The requested item does not exist 」
CA プロセスを使用してユーザー名の別名をユーザーに追加したあとに、サーバーコンソールに次のエラーが表
示されます。
「Error processing certificate request: The requested item does not exist.」
このエラーは、CA プロセスが有効になっている認証者にユーザー名の別名を追加した直後、認証者のコンテキ
ストが自動的に更新される前に、ユーザーを再認証または登録した場合にのみ表示されます。
対策
サーバーコンソールで、以下のように入力します。
z
tell adminp process all
次に、以下のように入力します。
tell ca refresh
z
CA プロセスが有効になっている Notes 認証者がユーザー ID でロックされている場合は、次のコマンドを使
用してロックを解除する必要があります。
te ca unlock <X:\user.id> <password>
unlock コマンドを使用するときは、CA をロックするのに使用した ID ファイルのフルパスとファイ
ル名、そして、ID のパスワードを入力してください。次のように入力して、CA が再びアクティブ
になったことを確認します。
te ca status
z
次に、[システム管理要求] データベースを開いて、[認証機関の要求] ビューまたは [認証要求] ビューに移
動します。拒否された要求を見つけて開きます。その要求は、次の拒否理由によって拒否されました。
5935: 不明
z
[要求の編集] - [要求の承認] をクリックします。証明書が正常に発行されます。
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03 トラブルシューティング
Internet Explorer のエラーメッセージ (良性)
特に Microsoft Internet Explorer での良性な環境では、次のようなエラーメッセージが表示されます。
handshake failure, IP address [9.99.99.999], Keyring [R6keyfile.kyr], [SSL Error: Network IO error], code [4165]
最も頻繁にこのエラーが発生する状況は、Internet Explorer が SSL 接続を切断して再開したときです。クライア
ントが明らかな中断を感知しない場合でも、このエラーは生成されます。
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03 トラブルシューティング
[認証機関] データベースを作成するには ACL にロールを追加する必要がある
Administrator ユーザーが、cca50.ntf テンプレートを使用して新しい [認証機関] データベースを作成しようとした
ときに、次のエラーメッセージが表示されることがあります。
「この操作を実行する権限がありません: <サーバー名 データベース名>」
このエラーは、[認証機関] データベースのテンプレート (cca50.ntf) に、ユーザーが [認証機関] データベースを
作成できるようにするのに必要なアクセス制御情報が含まれていない場合に発生します。最初に、[管理者] 権限
を持つユーザーが、テンプレート のACL を編集してこれを許可する必要があります。次の手順に従って、
cca50.ntf テンプレートを [認証機関] データベースの作成に使用できるようにします。
1) サーバーで [管理者] 権限を持つユーザーとしてクライアントにログインします。
2) [ファイル] - [データベース] - [開く] を選択して、データベースを開きます。
3) [データベースを開く] ダイアログで、サーバー上の Icca50.ntf ファイルを選択します (テンプレートはリスト表示
されないので、直接入力しなければなりません)。
4)
5)
6)
7)
表示されたテンプレートで、[ファイル] - [データベース] - [アクセス制御] を選択します。
[アクセス制御リスト] ダイアログで、[認証機関] データベースを作成できるようにするユーザーを選択します。
[ロール] セクションで、[CAPrivilegedUser ] のチェックボックスをオンにします。
[OK] をクリックして、このダイアログを閉じます。次にテンプレートを閉じます。
テンプレートでロールが選択されたユーザーが [認証機関] データベースを作成できるようになります。
Associated SPRs :
PHEY4CTJSK
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03 トラブルシューティング
LDAP SSL SASL バインドでは、[サーバーへのアクセス可] と [サーバーへのアクセス不可]
のリストが無視される
[サーバーアクセス設定を実施] (サーバー文書の [ポート] - [インターネットポート] - [ディレクトリ]) を設定して、
[サーバーへのアクセス可] または [サーバーへのアクセス不可] のリスト (サーバー文書の [セキュリティ] タブ)
を使用すると、Notes Client からインターネットクライアント証明書への Secure (SSL) LDAP SASL バインドでは、
それらのリストは無視されます。
Associated SPRs :
DDUO5E2PXC
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03 トラブルシューティング
SASL 認証を使用する LDAP は匿名認証にフェールオーバーしない
サーバー文書の [ポート] - [インターネットポート] - [ディレクトリ] か、LDAP のインターネットサイト文書で、認証
設定を [クライアント認証: はい]、[名前とパスワード: いいえ]、[匿名: はい] と設定すると、通常、Notes Client の
インターネットクライアント証明書による認証は、SSL を使用した匿名による認証にフェールオーバーします。
しかし、Notes Client は、SASL 設定を使用する場合、クライアント証明書による認証を使用することをサーバー
に通知します。この場合、notes.id ファイルにインターネットクライアント証明書がないと、サーバーはユーザーを
認証できず、ディレクトリを匿名で検索することをユーザーに許可できません。
Associated SPRs :
DDUO5E2S45
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03 トラブルシューティング
エージェント実行のアクセスを有効する場合の間違ったエラーメッセージ
Domino 6 のサーバー文書の [セキュリティ] - [サーバーのアクセス] のリストで定義されているサーバーのアク
セスはサーバーベースのエージェントの署名者に適用されます。これは、R5 からの変更点です。
Associated SPRs :
SSHE5CZS2M
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03 トラブルシューティング
キーファイル名がないと SSL を使用した検索でエラーが発生する
LDAP ディレクトリアシスタントと SMTP アウトバウンド用のアウトバウンド SSL のキーファイルは、サーバー文書
([ポート] - [インターネットポート]) で設定します。指定したキーファイルがないか、開くことができない場合、サー
バーの起動時と、ディレクトリアシスタントを使用しているときに、サーバーコンソールに「SSL Error: Keyring File
access error」というメッセージが表示されます。
サーバーのインターネットサイト文書が有効になっている場合、キーファイル値の設定は非表示になります。
サーバー文書の [キーリングファイル] フィールドに値がないか、「.kyr」で終わっていない値がある場合に、サー
バーがディレクトリアシスタントを使用しようとすると、「サイレント」エラー状況が発生することがあります。SSL は
稼動しますが、サーバーはディレクトリアシスタントサーバーとの信頼を確立できません。下に示す手順でキー
ファイルフィールドを設定するか、ディレクトリアシスタントサーバーのインターネット相互認証を作成すると、信頼
を確立できます。
対策
インターネットサイト文書が有効になっている場合のキーリングファイル名の設定は、次の手順で行います。
1. サーバー文書の [基本] タブにある [[サーバー - インターネットサイト] の文書からインターネット設定を読み
込む] オプションを無効にして、サーバーによるインターネットサイト文書の使用を無効にします。
2. サーバー文書で、[ポート] - [インターネットポート] をクリックし、[SSL 設定] セクションで SSL キーファイル
名を入力します。
3. インターネットサイト文書オプションをもう一度有効にします。
キーファイル名が「.kyr」で終わっていない場合は、キーリングファイル と stash (.sth) ファイルの名前を正しい名
前に変更して、サーバー文書の [SSL キーファイル名] フィールドに正しい名前が表示されていることを確認しま
す。
Associated SPRs :
DMEA5E2RBA
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03 トラブルシューティング
拡張 ACL が有効なリモートディレクトリへの NAMELookup
拡張アクセスが「リモート Domino Server」で無効で、リモート Domino ディレクトリで有効な場合は、拡張アクセス
が有効なリモートディレクトリへの NAMELookup において、問題が発生することがあります。
Domino Server がディレクトリアシスタントを使用して拡張アクセスが有効なリモート Domino ディレクトリにアクセ
スしようとした場合、リモートサーバは、そのディレクトリがアクセスされることを認識している必要があります。つ
まり、最初のサーバーのディレクトリアシスタントで指定されたこのディレクトリは、リモート Domino Server 上の 1
次ディレクトリ (通常は names.nsf)、 または、同じリモートサーバーのディレクトリアシスタントで設定されたローカ
ル 2 次ディレクトリのいずれかでなければなりません。
リモートサーバーがリモートディレクトリを認識しないままでリモートディレクトリにアクセスしようとすると、最初の
試行で、最初の Domino Server に次のメッセージが表示されます。
「WARNING: NAMELookups from this server to the remote Domino Directory is prohibited. Correct by
creating a Directory Assistance document for it on remoteservername .」
この追加のセキュリティ要件が適用されるのは、拡張 ACL が有効なリモート Domino ディレクトリがある場合の
みです。拡張 ACL が無効なリモートディレクトリは、リモートサーバーのディレクトリアシスタントで設定する必要
はありません。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
スマートカードから証明書をインポートする時の無効なヌルパラメータ
スマートカードからプリロード済み証明書をインポートする際、Notes/Domino は、RSA 非対称クライアント署名の
ための PKCS#11 準拠のプロファイルに従います。このプロファイルは、キーと証明書の中になければならない属
性のセットと、スマートカードやスマートカードソフトウェアがサポートする必要がある機能のセットを指定します。
特に、次の条件を満たしていなければなりません。
「ヌル以外の固有の CKA_ID 値が存在し、すべてのキーと証明書に対する適切な関連がある。」
認証局の中には、ヌル (長さがゼロ) の CKA_ID 属性を含む証明書とキーを生成するものがあります。このような
証明書をスマートカードから Notes ID ファイルにインポートしようとすると、「セキュリティファンクションに不正な
NULL パラメータが渡されました」というエラーを受け取ります。
Associated SPRs :
AISL6DYJSV
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03 トラブルシューティング
Server-IMAP [その他のユーザーのドメイン区切り文字] Netscape 設定
Netscape クライアントで Namespace を使用しようとすると、フォルダへのアクセスで障害が発生します。これは、
Notes の区切り文字を適切に処理しないクライアント側の問題によるものです。
サーバー設定文書 の [IMAP] - [パブリックフォルダとその他のユーザーフォルダ] タブに [その他のユーザーの
ドメイン区切り文字] という新しいフィールドがあります。「/」以外の文字を挿入してください。「|」文字の使用をお
勧めします。
Associated SPRs :
DPOS4KFMA8
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
LDAP スキーマ
Domino LDAP スキーマデータベース
SCHEMA.NTF テンプレートから作成された新しい Domino LDAP スキーマデータベースがあります。このデータ
ベースは、SCHEMA50.NTF から作成された R5 版に代わるものです。LDAP サービスで作成されたスキーマデー
モンと呼ばれる新しいプロセスによって、Domino ディレクトリ管理サーバーに新しいスキーマデータベースが作成
されます。スキーマデーモンによって、LDAP サービスを実行しているドメイン内のすべての Notes/Domino 6
Server にデータベースが複製されるので、ドメイン全体でスキーマの整合性が維持されます。
スキーマデータベースは、スキーマの拡張にも使用できます。
R5 からのアップグレード
z
LDAP サービスを実行している R5 Server を Notes/Domino 6 にアップグレードすると、インストールプログラ
ムによって R5 の SCHEMA50.NTF テンプレートが削除され、LDAP サービスによって R5 の
SCHEMA50.NSF データベースが削除されます。これらのファイルを保持するには、ファイル名を変更してか
らアップグレードします。
z
Domino Designer を使用している R5x でスキーマを拡張している場合、変更内容は失われません。スキーマ
の変更内容は、新しい SCHEMA.NSF データベースに適用されます。
LSCHEMA.LDIF
Notes/Domino 6 のインストールプロセスによって、LDAP サービスを実行する Domino Server の Domino データ
ディレクトリに LSCHEMA.LDIF ファイルがインストールされます。Domino ディレクトリ管理サーバーでは、Domino
LDAP スキーマデータベースで定義されている Domino ディレクトリのフォームおよびスキーマの拡張とともにこ
のファイルを使用して、ドメインの Domino LDAP スキーマが作成されます。LSCHEMA.LDIF ファイルには、
Notes/Domino 6 でサポートされている、RFC 2247、2252、2256、2739、および 2798 のすべての LDAP 標準オ
ブジェクトクラスのスキーマ要素が格納されています。この情報は、LDIF ファイル形式を使用して保存されていま
す。
LDIF ファイル形式の複雑さと、ファイルに格納されている情報の重要性のため、LSCHEMA.LDIF ファイルを使用
して LDAP スキーマを拡張することはお勧めしません。スキーマを拡張する場合、schema.nsf データベースを変
更することをお勧めします。R5 で行っていたように、Domino ディレクトリの設計を変更することでスキーマを拡張
する方法も、引き続きサポートされています。
また、Lotus Notes 6 Client、あるいは JavaScript および Java アプレットが有効な Netscape Navigator または
Microsoft Internet Explorer クライアントを使用して、Domino LDAP スキーマデータベースからスキーマを拡張す
ることもできます。
スキーマの拡張
最初に LDAP が読み込まれ、Domino ディレクトリ管理サーバーに新しい Domino LDAP スキーマデータ
ベースが作成される際に、必要なすべてのビューが作成されるまでに最高で 10 分かかります。この間、特
定の構文が使用できなくなることがあります。問題が発生するのを防ぐには、15 分間待機してからスキーマ
を拡張してください。
z
z
サーバー管理クライアントからスキーマを拡張する場合、このリリースでは [承認] ボタンが表示されないの
で、管理クライアント内からスキーマデーモン処理の変更を承認することはできません。代わりに、Notes
Client から schema.nsf データベースを開き、[承認] ボタンを使用する必要があります。
メモ: ヘルプドキュメントには、新しく作成されたスキーマ要素を組み込むために LDAP タスクを再起動できると記
載されていますが、これは現在のリリースには該当しません。スキーマが拡張されている場合、新しいスキーマ
要素を処理するには Tell LDAP ReloadSchema を実行する必要があります。
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03 トラブルシューティング
LDAP - 返される別名と重複する属性の変更
Domino 6 では、LDAP クライアントが属性の別名を返すように要求しても、別名ではなく正式な属性が返されま
す。たとえば、次の検索では、要求された別名「surname」ではなく「sn」属性が返されます。
ldapsearch -h ldap.acme.com "objectClass=*" mail cn surname
また、重複する属性を返すようにクライアントが要求しても、値が 1 つしか返されません。たとえば、次の検索で
は、別名「surname」と「s」の重複する値ではなく「sn」のみが返されます。
ldapsearch -h ldap.acme.com "objectClass=*" mail cn surname s sn
R5 では、明示的に要求された場合、別名および重複する属性が返されていました。
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03 トラブルシューティング
グループの LDAP 検索
Domino グループの検索
R5 および Domino 6 では、Domino ディレクトリの検索に使用される次の LDAP 検索フィルタによって、Domino
グループが返されます。
検索フィルタ
objectclass=groupOfNames
objectclass=groupOfUniqueNames
member=*
uniqueMember=*
Domino グループエントリが返される理由
dominoGroup オブジェクトクラスは groupOfNames オブ
ジェクトクラスから継承されます。
このオブジェクトクラス定義では、groupOfUniqueNames
オブジェクトクラス定義を必要とする、Netscape
Communicator クライアントのデータベースアクセスを承
認するために Domino グループを使用できます。
member 属性は、dominoGroup に継承される
groupOfNames オブジェクトクラスによって定義されま
す。
この属性は、groupOfUniqueNames オブジェクトクラスに
よって定義されます。表の 2 番目の項目を参照してくだ
さい。
Domino グループ以外のグループの検索
R5 では、Domino ディレクトリに作成されるすべてのグループエントリが dominoGroup オブジェクトクラスとして定
義されます。Domino 6 では、その必要はありません。LDAP アプリケーションを使用すると、groupOfNames や
groupOfUniqueNames などの標準の LDAP オブジェクトクラス、または組織で作成されたカスタムグループオブ
ジェクトクラスによって定義されるエントリを作成できます。このようなグループエントリには LDAP によってのみア
クセス可能で、Notes Client からはビューで参照できません。
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
LDAP サービスとリモート検索の動作
LDAP サービスでは、リモートサーバーの Domino ディレクトリに検索要求を拡張できます。たとえば、LDAP サー
ビスを実行しているサーバーに Configuration ディレクトリがある場合、LDAP 検索要求がリモートの 1 次
Domino ディレクトリに拡張されます。また、LDAP サービスを実行しているサーバーでは、ディレクトリアシスタント
を使用して、LDAP 検索をリモートの 2 次 Domino ディレクトリに拡張できます。
Domino 6 Server には、別の Domino 6 Server で実行されている Domino LDAP サービスによって前者の
Domino ディレクトリが検索されるようにするために、追加の手順が必要になることがあります。このリリースから、
リモートディレクトリで拡張アクセス(xACL) が有効な場合、または認証された LDAP クライアントから検索要求が
送信されている場合、リモート検索を行うには、リモートディレクトリのデータベース ACL によって、LDAP 要求を
受け取るサーバーに、少なくとも「サーバー」または「サーバーグループ」エントリによって定義された読み取りアク
セス権が提供される必要があります。デフォルトで、LocalDomainServers および OtherDomainServers グループ
には必要なアクセス権が Domino ディレクトリ ACL にあるので、2 つのサーバーが同じドメイン内にある場合は
何も行う必要はありません。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Microsoft Windows XP と SSL を使用する LDAP サービスクライアント
Microsoft Windows XP で SSL とともに LDAP を使用するには、Microsoft クライアントの証明書ストアにルート証
明書が必要です。LDAP サーバーの SSL サーバー証明書が、Internet Explorer に組み込まれている認証機関
ルートのいずれかによって発行されたものでない場合は、新しいルート証明書をインストールする必要がありま
す。
1. SSL サーバー証明書を発行した認証機関の名前を確認します。Web ブラウザから SSL を使用してサーバー
に接続します。そのためには、URL を入力する際に https:/ を入力します。
2. セキュリティ警告ダイアログで [証明書の表示] をクリックし、[発行者] フィールドの名前を参照します。これ
が、証明書を発行した認証機関の共通名です。
メモ: https を使用した場合、セキュリティダイアログが表示されなかったときは、必要なルートまたは SSL
サーバー証明書がすでにインストールされている可能性があります。
3. [ツール] - [インターネットオプション] - [コンテンツ] - [証明書] をクリックします。[その他のユーザー] タブで
SSL サーバー証明書を参照し、発行者名を確認します。また、[信頼されたルート認証機関] タブで、インス
トールされているルートを確認することもできます。該当する SSL サーバーの発行ルートが表示されている
場合は、この後の手順を実行する必要はありません。表示されていない場合は、手順 4 に進んでください。
4. 管理者に問い合わせて、前の手順で確認した証明書を発行した認証機関の認証要求データベースを実行し
ているサーバーを探します。認証要求データベースの名前は通常、「certreq.nsf」です。Internet Explorer の
Web ブラウザを使用してデータベース (たとえば、http://ca_server.com/certreq.nsf) を開き、[ブラウザでこ
の機関を受理する] をクリックします。これにより、ルート証明書がインストールされます。
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03 トラブルシューティング
拡張 ACL 使用時に、ユーザーが列の値を参照できるようにする方法
拡張 ACL を使用して、ユーザーが文書内のフィールドを読み取ることができないようにしている場合、ビュー内
の列の式でそのフィールドが使用されていると、ユーザーは列の値を参照できません。拡張 ACL を使用している
場合に、ユーザーがビューの列の値を参照できるようにするには、列の式で使用されているフィールドすべてへ
の読み取りアクセス権をユーザーが持つ必要があります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
拡張アクセスが有効な Configuration ディレクトリ
R5 Server と Domino 6 Server が混在する Domino ドメイン環境では、拡張アクセスが有効な Configuration ディ
レクトリを使用している Domino 6 Server がある場合、これらのサーバーでは、リモート 1 次ディレクトリとして
Domino6 ディレクトリのみを指すようにディレクトリアシスタントが設定されている必要があります。
ディレクトリアシスタントが前のリリースのサーバーのリモート 1 次ディレクトリを指す場合や、ディレクトリアシスタ
ントではなくデフォルトのロジックによって前のリリースのサーバーのリモート 1 次ディレクトリが検索される場合
は、拡張 ACL 設定が適用されません。
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03 トラブルシューティング
LDAP の匿名の [サーバーへのアクセス不可] が適用されません
サーバー文書の [セキュリティ] セクションの [サーバーへのアクセス不可] フィールドに「匿名」が表示されてお
り、その LDAP サーバーにインターネットサイト文書が設定され、有効になっている場合、匿名 LDAP アクセスは
拒否されません。
インターネットサイト文書が使用されている場合、匿名 LDAP アクセスは、サーバー文書の [ポート] - [インター
ネットポート] セクションの [ディレクトリ] タブから制御する必要があります。
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03 トラブルシューティング
LDAP Domino Upgrade Service のグループ移行は 500 に制限されています
移行するグループを選択すると、LDAP Domino Upgrade Service のグループエントリが作成されます。[LDAP 移
行の詳細オプション] ダイアログボックスの [グループ オブジェクトクラス] セクションで選択したオプションに基づ
いて、それらのグループに含まれるメンバーも移行することができます。現在、各グループの Domino ディレクトリ
に移行されるグループメンバーは、500 に制限されています。
新しいグループオブジェクトクラスの作成方法およびメンバー属性の追加方法について詳しくは、『Lotus Domino
Administrator 6 ヘルプ』の「メールとディレクトリの移行」セクションにあるトピック「グループエントリを移行する」を
参照してください
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
リリース 5 からのアップグレード後の名前付けコンテキストの LDAP 検索
リリース 5 でディレクトリアシスタントを使用している場合、Domino 6 へのアップグレード後、namingContext 属性
の LDAP 検索を正しく機能させるには、次の手順を実行します。
1. 既存のディレクトリアシスタントデータベースの設計をディレクトリアシスタント (6) テンプレートで置換します。
2. ディレクトリアシスタントデータベースの内容を少し編集し、変更内容を保存します。
3. LDAP タスクを再起動します。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
LDAP では SSL 接続経由の破棄操作は適用されません
LDAP サーバーでは、SSL 接続を経由して送信された破棄要求は無視されます。LDAP により、接続の切断が
検出され、適用されます。この問題を回避するには、SSL 経由で長期間実行されている検索要求を終了します。
Associated SPRs :
JRON5DUU7Q
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03 トラブルシューティング
[インターネット名とパスワードのアクセス制限] の設定と拡張アクセス
[インターネット名とパスワードのアクセス制限] の Domino ディレクトリのデフォルトのデータベース ACL 設定は、
[編集者] です。拡張アクセスが有効な場合、この設定は、認証された LDAP 検索に影響します。[管理者] など、
[編集者] より高いアクセス権がデータベース ACL のエントリに設定されている場合、インターネットパスワードを
使用して認証する際に、そのユーザーのデータベースは [編集者] に下げられます。
[管理者] アクセス権を持つエントリに対して、認証された LDAP 検索を実行して拡張アクセスの制限を上書きす
るには、[ファイル] - [データベース] - [アクセス制御] - [詳細] を選択して [インターネット名とパスワードのアク
セス制限] を [管理者] に設定します。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
リモートディレクトリの NAMELookups と拡張アクセスの警告
拡張アクセスが「リモート Domino Server」で無効で、リモートディレクトリで有効な場合、拡張アクセスが有効なリ
モートディレクトリの NAMELookups によって警告が発行されることがあります。
拡張 ACL が有効なリモート Domino ディレクトリに Domino Server がディレクトリアシスタントを使用してアクセス
しようとする場合、このディレクトリがアクセスされることをリモートサーバーが認識している必要があります。つま
り、最初のサーバーのディレクトリアシスタントで指定されたこのディレクトリは、リモート Domino Server (通常は
names.nsf) の 1 次ディレクトリ、または同じリモートサーバーのディレクトリアシスタントによって設定されたローカ
ル 2 次ディレクトリでなければなりません。
リモートサーバーがリモートディレクトリを認識しないままでリモートディレクトリにアクセスしようとすると、最初の
試行で、最初の Domino Server に次のメッセージが表示されます。
WARNING: NAMELookups from this server to the remote Domino Directory is prohibited. Correct by
creating a Directory Assistance document for it on remoteservername .
この追加のセキュリティ要件が適用されるのは、拡張 ACL が有効なリモート Domino ディレクトリがある場合の
みです。拡張 ACL が無効なリモートディレクトリは、リモートサーバーのディレクトリアシスタントで設定する必要
はありません。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Verisign の LDAP ディレクトリから追加された連絡先の削除に関する問題
Verisign の LDAP ディレクトリから個人アドレス帳に追加された既存の連絡先は、ビューから削除されますが、
データベースからは削除されません。
回避策
($Users) 非表示ビューにアクセスし、連絡先を削除します。
Associated SPRs :
HMES5C4SEB
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03 トラブルシューティング
Sametime - IM を使用するときの名前のあいまい一致
ユーザーによっては、Instant Messaging の連絡先リスト、電子メールメッセージ、またはメールデータベースの
ビューやフォルダで、オンラインステータスが表示されないことがあります。このようなユーザーにインスタントメッ
セージの送信を試みると、まったく同じ名前の複数のエントリを持つ [あいまいな名前] ダイアログボックスが表示
されます。この中から 1 つの名前を選択すると、チャットを開始することができます。
このようなケースは、複数のディレクトリを持つ Sametime サーバーで、同じ名前のエントリが複数のディレクトリ
に含まれるときに発生します。
この問題は、Notes の将来のリリースで解決される予定です。
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03 トラブルシューティング
@ 記号を含む外部 LDAP ディレクトリ項目の SSO を使用可能にする
ここでは、相対識別名 (RDN) に @ 記号が含まれる外部 LDAP ディレクトリ項目のための対処方法について説明
します。それらのユーザーがシングルサインオンを使用して Domino サーバーにアクセスするには、Domino 管理
者が以下のことを実行する必要があります。
z
SSO アクセスを必要とする LDAP ユーザーごとに、ユーザー文書の [短縮名/ユーザー ID] に LDAP DN を
入力します。LDAP DN は、コンマの代わりにスラッシュを使用する Notes スタイルの形式でなければなりま
せん。
z
サーバー文書の [セキュリティ] タブの [インターネットアクセス] セクションで、[弱いセキュリティと複数の名
前のバリエーション] を有効にしてください。
たとえば、LDAP DN が次のものである場合、
[email protected],ou=acme,o=acme,c=us
[短縮名/ユーザー ID] フィールドには、次のように入力します。
[email protected]/ou=acme/o=acme/c=us
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03 トラブルシューティング
ディレクトリカタログのソート順
Domino ディレクトリにある複数の文書を結合して、要約ディレクトリカタログ (CDC) 内の単一の文書にすると、そ
れらの文書は特定の順序で格納されます。この文書内順序が文書間 (すなわちビューソート) 順序と一致しない
場合、期待されるすべての検索結果が戻されない可能性があります。このような順序付けの不整合は、Dircat 集
約サーバーのロケールと CDC を使用する Notes Client のロケールの違いが原因で生じること場合があります。
正しい CDC を作成するために、管理者は次の 3 つの手順を行う必要があります。
必要な個別のロケールごとに、CDC データベースの別個のコピー (レプリカではない) を作成します。たとえ
ば、フランス語のユーザーとデンマーク語のユーザーは、それぞれの言語ロケールに合わせてソートされた
CDC がそれぞれ必要となることがあります。たとえば cdc-fr.nsf や cdc-dk.nsf のように、ファイル名にロ
ケールを含めると便利です。言語が異なるユーザーが同じソート順序を使用してもよい場合、必要な CDC
は 1 つだけです。
z
z
[ファイル] - [データベース] - [プロパティ] - [設計] を選択し、それぞれの CDC の [デフォルトのソート方法]
を必要な値に設定します。たとえば、英語のユーザーは Latin1 を使用する可能性があります。サーバーが
CDC を使用している場合には [Unicode スタンダードソート] を選択し、それ以外の場合にはこのオプション
を選択解除して、今設定したデフォルトのソート順序ですべての文書が照合されるようにできます。
z
「load dircat」Domino コンソールコマンドを「-r」オプションと組み合わせて使用して、CDC の完全再構築を行
います。
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03 トラブルシューティング
混合言語ロケールでのディレクトリの使用
特定の言語およびロケール (たとえばフランス語) で使用するように作成されている Domino ディレクトリ
(pubnames.ntf に基づくものまたは要約ディレクトリカタログ) を、別の言語やロケール (たとえばドイツ語) が想定
されているクライアントで表示した場合、ディレクトリのビューの中で名前のソート順が正しくないことがあります。
対処方法
ディレクトリを作成する際、そのディレクトリが使用されることになる環境と同じロケールで作成することは重要で
す。たとえば、フランス語ロケールのサーバーで作成されたディレクトリは、フランス語ロケールのクライアントで
のみアクセスするようにしてください。
このことは、Domino ベースのあらゆる種類のディレクトリに影響する可能性がありますが、特に要約ディレクトリ
カタログ (CDC) および Domino プライマリディレクトリの実装において当てはまります。どのユーザーも、組織のド
メインで使用されているロケールごとに CDC や Domino プライマリディレクトリを 1 つずつ持つようにすることを
お勧めします。
Associated SPRs :
GES4JRGED; MOBN59CRMV; DWUU53ERJ8
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03 トラブルシューティング
中央ディレクトリアーキテクチャを使う場合のサーバーのクラスタリング
同じクラスタ内で構成ディレクトリを持つサーバーと 1 次 Domino ディレクトリを持つサーバーを混在しないでくだ
さい。このようにサーバーを混在すると、サーバー認証とデータベース承認の問題が発生する可能性がありま
す。 クラスタ内のすべてのサーバーが同じ形式のディレクトリを使用するように設定しなければなりません。
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03 トラブルシューティング
Designer でのプログラミングに関する問題
Designer でのプログラミングに関する問題は以下のとおりです。
z
問題: イベントコードの種類を LotusScript から式に変更する際の「Generic LSE Failure 」エラー
対策: コードを LotusScript から式に変更したあと、文書を保存して閉じ、もう一度開いて式を入力します。
z
問題: LotusScript コンパイルエラーがある設計要素 (フォーム、ページ、ビュー、サブフォーム) を保存できる
対策: プログラミングしているイベントにフォーカスがあるときに、設計要素を保存します。すべてのコンパイ
ルエラーが報告されます。
z
問題: [Shared Field] LotusScript イベントで 64KB を超える LotusScript を保存できない。保存しようとする
と、「フィールドが大きすぎる (32K)、またはビューの列と選択式が大きすぎます」というエラープロンプトが表
示される
対策: ありません。これは、現時点でのソフトウェアの制限事項です。
z
問題: 共通 JavaScript をコーディングすると、図形やイメージリソースで機能しない
対策: Web - JavaScript を実行するように図形やイメージリソースをコーディングします。次に、JavaScript を
共通 JavaScript に変更します。変更した時点から、共通 JavaScript の設定が正常に機能します。
z
問題: [Picture Hotspot] LotusScript イベントで 64KB を超える LotusScript を保存できない。保存しようとす
ると、「段落やフィールドは 64KB より大きくはできません」というエラープロンプトが表示される
対策: ありません。これは、現時点でのソフトウェアの制限事項です。
z
問題: 64KB を超えるセクションでコードを編集する場合のパフォーマンスの問題.
対策: ありません。これは、現時点でのソフトウェアの制限事項です。
z
問題: 矢印キーを使用してエージェントのコードの種類を変更すると 「Generic LSE Failure 」エラーが返され
る
対策: マウスを使用してエージェントのコードの種類を変更します。
z
問題: Designer で [Shift] + [End] キーでシンプルアクショントークンを選択して削除するとクラッシュする
対策: シンプルアクショントークンを直接クリックして選択し、削除します。
z
問題: スクリプトライブラリを参照するエージェントを実行すると、「Generic LSE Failure 」エラーが返される
対策: スクリプトライブラリを編集し、再び保存します。解決しない場合は、スクリプトライブラリを再び保存し
た後で、実行するエージェントを再び保存します。
Associated SPRs :
BMGH5DNNPX; BMGH4W6K3C; BMGH593TNF; BMGH5DVS4G; XCAI52S4WN; BMGH4MDSNK; AGRS5E3PNL; GCUN5E4VAB
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03 トラブルシューティング
LotusScript Debugger の問題
Notes/Domino 6 の LotusScript Debugger に関連する問題は次のとおりです。
z
次の状況で、LotusScript Debugger のメニュー項目が誤ってグレー表示されます。
1. Notes Client と Designer を開きます。
2. 任意のローカルデータベースに LotusScript エージェント (2 行) を作成します。 エージェントを開いたまま
で、[X] をクリックして Designer のウィンドウを閉じ、[はい] を選択してエージェントへの変更を保存します。
3. Notes Client に戻り、[LotusScript Debugger] をオンにして、Notes Client で同じデータベースを開き、[アク
ション] メニューからエージェントを実行します。
4. メニュー項目がグレー表示された状態のLotusScript Debugger が開きます。
Notes をまったく新しくインストールした (つまり、新しい Notes.ini ファイルが作成された) 場合は、 Notes.ini の変
数「DebugWinSplitterPos」の値が「-10」に設定される ( DebugWinSplitterPos=-10) ため、デバッグウィンドウは正
しく表示されず、機能しません。
再起動時に値はリセットされますが、WinSplitterPos を一番上に配置することになる数字が設定されるので、す
べてのコードが非表示になります。WinSplitterPos を手動で調整すると正常に機能します。
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03 トラブルシューティング
Web アプリケーションの文書のロックの問題
Web アプリケーションの文書のロックに関する既知の問題は次のとおりです。
z
WebQuerySave エージェントが文書のロックをサポートしない
文書のロックは、WebQuerySave エージェントを使用する Web アプリケーションではサポートされません。
WebQuerySave エージェントは、ステートレスなプロトコルである HTTP を使用するため、サーバーは文書の
ロックの設定と解除を適切に行うことができません。NotesDocument.Lock() メソッドを使用して文書をロック
することはできますが、WebQuerySave エージェントで文書のロックを解除して、その文書に対する編集内容
を保存することはできません。
対策
文書のロック解除機能を実行する別のエージェントを作成して、文書のロックを解除するためにそれを URL
に渡します。
z
「失効した」ロック
「失効した」ロック、つまり古くなったロックに関する問題は、HTTP がステートレスであるという事実によっ
てさらに悪化します。したがって、一定の時間が経過した失効ロックを削除するシンプルエージェントを作
成する必要があります (ロックの時間は文書内の $WritersDate という名前のアイテムに記録されていま
す)。
古くなったロックのサポートについては、Domino/Notes 6 の今後のリリースで対応する予定です。
Associated SPRs :
JGON5D3PCK; JGON5D7RYE
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03 トラブルシューティング
LS2J エラー処理
LS2J を使用して LotusScript から Java を呼び出すときは、最初に LotusScript Error を調べてから、JavaError
プロパティを調べます。Java を呼び出す前に LotusScript でエラーが検出された場合は、JavaError.ErrorMsg と
JavaError.StackTrace は空の文字列になります。
次のコードでは、ユーザーは java.lang.Short Constructor を呼び出そうとしています。正しい呼び出しは、次のよ
うな short 型パラメータの署名です。
Set obj = cls.CreateObject("(S)V", 1)
しかし、ユーザーは、次のように呼び出しています。
Set obj = cls.CreateObject("(X)V", 1)
「X」 はどの Java タイプにも一致しないので、LotusScript は Java を呼び出す前にこのエラーを検出します。した
がって、唯一のエラーメッセージは、LotusScript Error に表示される次のエラーメッセージです。
LS2J Error: Constructor failed to execute
Uselsx *javacon
Sub Initialize
Dim jSession As JavaSession
Dim cls As JavaClass
Dim obj As JavaObject
Dim msg As String
Dim jError As JavaError
On Error Goto ErrorHandling
Set jSession = New JavaSession()
Set cls = jSession.GetClass("java/lang/Short")
' This signature would not match any Constructor
Set obj = cls.CreateObject("(X)V", 1)
Print obj.toString()
Exit Sub
ErrorHandling:
Print Error
' "LS2J Error: Constructor failed to execute"
Set jError = jSession.getLastJavaError
Print "Java error: "
jError.ErrorMsg ' empty String
Exit Sub
End Sub
ただし、LS2J の LotusScript 部分は、エラーを検出できない場合、Java を呼び出します。たとえば、ユーザーが
次のように記述したとします。
Set obj = cls.CreateObject("(I)V", 1)
この署名は、int 型パラメータを持つコンストラクタに一致します。LotusScript は、エラーを検出しないので Java
Constructor を呼び出そうとします。しかし、java.lang.Short クラスに int 型パラメータを持つコンストラクタがない
ため、失敗します。LotusScript Error には、前の場合と同じエラーメッセージが表示されます。l
LS2J Error: Constructor failed to execute
しかし、Java は呼び出されたので、jError.ErrorMsg にも次のエラーメッセージが表示されます。
java.lang.NoSuchMethodError: <init>
Associated SPRs :
MCHG5D8CEL
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03 トラブルシューティング
Macintosh - Macintosh クライアント上の Java エージェント
Macintosh クライアント上で Java エージェントを実行する場合は、Mac OS 9 から 9.22 までのいずれかをインス
トールしている必要があります。さらに、MRJ 2.2 以降もインストールしている必要があります。
Associated SPRs :
MQUE566S6M
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access アップロードコントロールに Upload タグを使用する
Domino タグライブラリ の Upload タグを使用する予定の Web アプリケーションは、動作している環境の HTTP
サーバーのルートディレクトリに inotes6.cab ファイルがインストールされていることを確認する必要があります。
コンポーネントは、システムレジストリに正しく登録されなければなりません。
これによって、Upload タグで生成される HTML が Internet Explorer ブラウザ用の Active-X コンポーネントのイ
ンスタンスを正しく作成することが可能になります。このコンポーネントとタグは Netscape ブラウザではサポートさ
れません。Netscape で添付ファイルを処理するために、開発者は attachmentlist タグと deleteattachments タグ
を使用する必要があります。実装について詳しくは、Domino Designerの オンラインヘルプファイルのタグライブラ
リのドキュメントを参照してください。
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03 トラブルシューティング
Agent Runner に関する問題
R5 の Agent Runner は、Notes/Domino 6 との互換性がないため、現在のリリースでは使用できません。
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03 トラブルシューティング
プログラムペインの [検索と置換] に関する問題
Designer のプログラムペインの [検索と置換] のタスクの実行に関する問題は次のとおりです。
z
問題: プログラムペインの [検索と置換] の [すべて置換] で、[検索の循環] が適用されない
対策: [すべて置換] を実行する前に、必ず検索テキストの先頭にカーソルを置きます。
z
問題: プログラムペインで [検索] を実行しているときにオブジェクトペインでイベントが選択されない
対策: [検索と置換] ダイアログを閉じたあと、オブジェクトペインで手動でイベントを選択します。
z
問題: [検索と置換] ダイアログボックス ([Ctrl] + [F] キー) を使用して、現在編集している行にカーソルを置
いて検索を実行すると、コードの変更が無効になる
対策: 検索を実行する前に、変更をコミットします ([Enter] キーを押すか、[保存] を選択)。
z
問題: [検索と置換] ダイアログボックス ([Ctrl] + [F] キー) で検索方向を [前へ] にして [すべて置換] を実行
すると、LotusScript の特定の条件で無限ループする
対策: 検索方向を [次へ] に指定して [すべて置換] を実行します。
Associated SPRs :
BMGH5DAPJW; BMGH5DQM5S; PTRI5DWLFC
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03 トラブルシューティング
LotusScript のオートコンプリート機能に関する問題
Notes/Domino 6 の LotusScript のオートコンプリート機能に関する問題は次のとおりです。
z
問題: (Declarations) セクションの変数宣言の後ろに新しい行を入力しないと、オートコンプリート機能が動作
しない
対策: 変数を宣言した (Dim db as NotesDatabase など) 後、改行を入力します ([Enter] キーを押す)。
z
z
問題: カッコなしの構文 (uidoc.Gotofield " など) の場合、LotusScript のオートコンプリート機能が動作しない
対策: LotusScript 構文でカッコを使用します (call uidoc.gotofield() など)。
Associated SPRs :
BMGH5DUP3S; BMGH4ZGQ87
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03 トラブルシューティング
WebSphere の統合に関する問題
WebSphere と Domino の統合に関連する問題は次のとおりです。
z
問題: classpath に LotusXSL.jar が含まれていると WebSphere アプリケーションが起動しない
WebSphere アプリケーションのサーバー起動時に、WebSphere の管理コンソールは、クラス
com.ibm.websphere.product.WASProduct、メソッド writeFile を利用します。このメソッドは、
[org.w3c.dom.Document] フォームの引数を取得します。Domino の、XML との Java インターフェース
で使用される LotusXSL.jar ファイルは、アプリケーションサーバーの classpath に組み込まれると競合を引
き起こします。その結果、メソッド呼び出しは互換性のないオブジェクトが指定されているものとして処理され
ます。
対策: ありません。これは現時点でのソフトウェアの制限事項です。
LotusXSL.jar を必要とする Java クラスは、WebSphere アプリケーションで実行する場合は使用できません。
リモート (CORBA) アクセスとローカル (W32 のみ) アクセスの両方が影響を受けます。
Associated SPRs :
PRUN5DYMU8
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03 トラブルシューティング
JSP の名前属性に 非 ASCII 文字を使用できない
JSP ページの Domino タグライブラリの名前属性と識別子に非 ASCII 文字は使用できません。Domino タグライ
ブラリは、これらの文字をそのまま使用する Java および JavaScript コードを作成しますが、一部のブラウザはそ
れらの文字を正しく認識できません。
Associated SPRs :
EWMC5CADZ7; MMII5CLAB9; HKIA5CANZ5; MMII5CM6AM
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03 トラブルシューティング
https:// プロトコルを Java URL クラスで使用する場合の問題
この問題は Notes 固有の問題ではありません。JVM 1.3.1 を介した Java インプリメンテーションの問題です。
セキュア HTTP プロトコル (https://) を使った URL を作成しようとすると、実行時に失敗します。
例:
URL url = new URL("https://www.verisign.com");
この場合、https:// がサポートされていないプロトコルであるため、ランタイムエラーが発生します。
これは、次に説明する Sun 提供のソフトウェアにより回避できます。このソフトウェアは Windows にも対応してい
ますが、同じソフトウェアを Linux でも利用できます。
Notes で Java URL に https:// プロトコルを使用するには
Java の 1.3.* では、 https:// プロトコルをサポートしていません。しかし、 https:// プロトコルを処理する Java エ
クステンションが利用可能です。Java エクステンションは、ダウンロードしてインストールする必要があります。
ダウンロードするには
1. http://java.sun.com/products/jsse/index-103.html から JSSE 1.0.3_01 をダウンロードします。このページに
は輸出制限とドキュメントの入手先が含まれているため、全体を読むことをお勧めします。ダウンロードを行うに
は、Sun Download Center (登録無料) にログインする必要があります。
2. ダウンロードしたファイルを解凍します。
3. Notes を終了します。
4. INSTALL.txt ファイルの手順に従います。 重要: INSTALL.txt で述べられている Notes 用のディレクトリ
<java-home> は、<NOTESBIN>\jvm\ ディレクトリ です。<NOTESBIN> は Notes バイナリのある場所です。 特
に、JSEE .jar ファイルは <NOTESBIN>\jvm\lib\ext に格納する必要があります。
5. Notes を再起動します。
Java エージェントに次のステートメントを含める必要があります。
System.setProperty("java.protocol.handler.pkgs", "com.sun.net.ssl.internal.www.protocol");
これは、新しい URL ステートメントで https: プロトコルが参照される前に入れます。
詳細は、doc\guide and doc\apidoc ディレクトリにある JSEE 1.0.3_01 のドキュメントを参照してください。
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
NotesRichTextRange.TextRun の問題は Windows では解決済み
Notes/Domino 6.0 では、NoteRichTextRange オブジェクトの TextRun プロパティに 2 回目のアクセスを試みる
と、クラッシュが発生しました。この問題は、6.0.1 および 6.0.2 でも存在していました。
今回のリリースで、Windows プラットフォームではこれらの問題が解決されましたが、Unix と Macintosh では問題
は解決していません。
Associated SPRs :
JGRN5EYHY9
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03 トラブルシューティング
バックエンド COM API を使用した Visual Basic プログラムの再コンパイル
Notes/Domino 6.0.3/6.5 以降、バックエンドクラス用の Notes 5.x COM インターフェースを使用して構築された
Microsoft Visual Basic 言語のアプリケーションの一部は、6.0.3/6.5 domobj タイプライブラリを使用して再コンパ
イルしないと正しく機能しませんでした。これは Notes/Domino バージョン 6.5.3 および 6.0.5 で修正されました。
ただしこの修正では、6.0.3/6.5 domobj タイプライブラリ (あるいはそれより後で、6.5.3 または 6.0.5 より前のもの)
でコンパイルしたままのアプリケーションを、6.5.3、6.0.5、またはそれより後のバージョンに合わせて再コンパイル
することが必要です。その後、後続の Notes/Domino リリースで再コンパイルが必要になることはありません。
Associated SPRs :
BKOH5X4EKC
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03 トラブルシューティング
[ポリシー] の [ポリシーセットアップの設定] と [デスクトップ設定] の情報
[ポリシー] から展開される [ポリシーセットアップの設定] と [デスクトップ設定] について、次の情報を参考にして
ください。
z
[ポリシー] は、Lotus Notes 6 および Domino 6 のみの機能です。メールサーバーが Domino 6 を実行してい
る場合でも、Notes Client R5.0x は [ポリシー] 機能をサポートしません。
z
最新リリースの Domino 6 にアップグレードする場合は、最新のテンプレートコードを含むように Domino ディ
レクトリの設計を置換します。
z
「文書は署名されていません」というエラーが表示される場合は、設定文書またはポリシー文書が署名されて
いないことが原因と考えられます。これを解決するには、Domino ディレクトリを開き、それぞれの設定文書と
ポリシー文書を編集してから再保存します。また、すべての設定文書とポリシー文書を削除して、新しい設定
文書とポリシー文書を作成するという方法もあります。
z
[デスクトップ設定] 文書の [ユーザーとマージするブックマーク] アウトラインにリンク (フォルダ、データベー
ス、文書、URL など) を追加するには、タイトルバーにあるアイテムを [ブックマーク] アウトラインラインにド
ラッグアンドドロップします。フォルダの使用など、さらに複雑なブックマーク階層を公開する場合は、Notes
Client でブックマーク階層を作成してから、Notes Client で作成したブックマークを使用して [デスクトップ設
定] 文書に値を設定します。
Associated SPRs :
TDSS4XGR8Y; BMGH4YTLU3
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03 トラブルシューティング
以前のベータバージョンのアーカイブ設定を再保存する
以前のバージョンの Domino 6 で「ローカル」にアーカイブした場合は、メールファイルのアーカイブ設定を再保存
する必要があります。
Associated SPRs :
JGRY4VFQUP
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03 トラブルシューティング
以前のリリースのマスターポリシーとサブポリシーを削除する
Domino 6 の以前のリリースにおいて、マスターポリシーまたはサブポリシー (現在は「設定」) を作成した場合、
現在の Domino 6 テンプレートを使用して Domino ディレクトリの設計を更新する前に、Domino ディレクトリからそ
れらを削除しなければなりません。
サブポリシーは、「設定」という名前になり、フィールド名も変更されました。マスターポリシーは、「ポリシー」という
名前になりました。
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03 トラブルシューティング
[デフォルト Welcome ページ] フィールドが空白になる
Domino ディレクトリにあるデスクトップ設定フォームの [デフォルト Welcome ページ] フィールドが空白になること
があります。これを修正するには、以下の手順に従ってください。
1. デスクトップ設定文書を編集モードにする。
2. 上にあるフィールドの [共通 Welcome ページデータベース] リンクをクリックする。
3. それぞれのカスタム Welcome ページを循環して、リストを更新する。
4. デスクトップ設定文書を保存して、閉じる。
再度デスクトップ設定文書を編集モードにすると、[デフォルト Welcome ページ] フィールドに、データベースで利
用可能なカスタム Welcome ページが表示されます。
Associated SPRs :
TBOO56WHEG; TBOO4YXPCD
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03 トラブルシューティング
Notes Client にポリシーを配布しようとすると「IMAP4 Server Error」エラーが発生する
[ポリシーセットアップの設定] または [デスクトップ設定] から IMAP プロトコルを使用してアカウントを配布しよう
とすると、ホームサーバーでの認証時にエンドユーザーに対して次のエラーが表示されることがあります。
Error logging into server <server name>: IMAP4 Server Error. Unable to complete request . LOGIN invalid user
name or password .
このエラーメセージは 1 回だけ表示されます。個人アドレス帳で作成されたアカウント文書では、アカウントにア
クセスするために、ユーザーのログイン名とパスワードが必要になるからです。ユーザーからこのエラーの報告
があった場合は、アカウント文書を編集してログイン名とパスワードを追加するよう助言してください。
Associated SPRs :
TBOO54EQFM
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03 トラブルシューティング
R4.67a より前の Domino Server のポリシー文書を保存する
Domino 6 Server から R4.67a より前の Domino Server にポリシー文書を複製する場合、複製時に「Database
has too many unique field names」というエラーが繰り返し表示されることがあります。
Domino 6 では、Domino ディレクトリの「ポリシー」型の各フォームに [読者] フィールド ($PolRdrs) が追加されま
した。このフィールドはデフォルトでは空白になっているため、ドメイン内のすべてのエンティティが文書に対して
read のアクセス権を持ちます。さらに、Domino ディレクトリの ACL に新しいロール [PolicyReader] が追加されま
した。R4.67a より前の Domino Server へのポリシー文書のフローを正しく停止するには、次の 2 つの処理を行う
必要があります。
1. [ポリシー] フォームを開き、デフォルトとして設定されている [PolicyReader] ロールを反映するように
$PolRdrs フィールドのデフォルト値を変更します。
2. ポリシー文書に対する [読者] アクセス権を保持する必要のある、ドメイン内のすべてのエンティティ
(Domino Server、Domino Administrator など) に [PolicyReader] ロールを割り当てます (この場合は、
R4.67a より前の Domino Server は除外します)。
Associated SPRs :
SOKE5CJH85
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03 トラブルシューティング
すべてのパブリックアーカイブ設定がメールアウトラインに表示されるとは限らない
アーカイブ設定を使うと、メールクライアントのメールアウトラインセクションの [ツール] の下に、有効になった設
定が表示されます。
これはアーカイブポリシーを使用すると断続的に発生する問題で、メールアウトラインに有効になった設定が必ず
しも表示されるわけではありません。
これらの設定は、Domino/Notes 6 の今後のリリースで利用可能になり、正しく機能する予定です。
Associated SPRs :
CSAH594SKK
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03 トラブルシューティング
更新したポリシーをローカルキャッシュにプッシュする
更新したポリシーをローカルキャッシュに強制的にプッシュできます。ポリシー文書または関連する設定文書を更
新したあと、索引やビューなどが更新されるまで約 5 分待ちます。その後、次のどちらかの処理を行います。
z
z
[F5] キーを押してローカルの設定を消去し、[F9] キーを押してサーバーでの設定をリセットします。
サーバーコマンド DROP ALL を入力して、ポリシーの変更内容を反映するようキャッシュを更新します。
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03 トラブルシューティング
R5 のセットアッププロフィール、セットアップ設定とブックマークの作成
R5 の [セットアッププロフィール] または [セットアップ設定] 機能を使用している場合、ユーザーが最初のクライ
アントセットアップを実行するときにデータベースが置かれているサーバーが稼動していないと、Notes Client で
セットアッププロフィール文書またはセットアップ設定文書のデータベースリンクのブックマークが作成されない可
能性があります。あとでサーバーを起動しても、ユーザーの Notes Client でブックマークは作成されません。
この問題の回避策として、デスクトップ設定文書に重要なブックマークリンクを含めてください。これにより、サー
バーのバックアップが行われるときにクライアント上でブックマークが更新されます。
Associated SPRs :
TBOO4SVM6S
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03 トラブルシューティング
Notes/Domino R5 ではポリシーを使用できない
ポリシーは、Notes/Domino 6 およびそれ以降のリリースでのみ使用できます。Notes Client R5 では、ポリシー
は使用できません。『Domino Administrator ヘルプ』には、トピック「メールのアーカイブとポリシー」があります。こ
のトピックのサブトピックにあたる例が変更され、次の情報が追加されました。
メモ ポリシーは、Notes/Domino 6 およびそれ以降のリリースでのみ使用できます。たとえば、Domino 6 のアー
カイブポリシー設定は、Domino Server 6 上の R5 メールテンプレートを使用する Domino Client R5 には適用で
きません。
概要のトピック「ポリシー」にも、同じ情報が追加されます。
改訂されたトピック「メールのアーカイブとポリシー」を次に示します。
メールのアーカイブとポリシー
管理者は Lotus Domino 6 で初めてポリシーを使用して、メールファイルのアーカイブを一元管理できるようにな
りました。ユーザーがメールメッセージを送信すると Notes は自動的に [送信] ビューにそのコピーを保存するの
で、メールファイルのサイズが大きくなります。そのためメールデータベースにアーカイブを使用するととても有効
です。メールファイルをアーカイブすると、古くなったり、使用されなくなった文書をアーカイブデータベースに保存
することによって、ディスク領域が解放され、メールデータベースのパフォーマンスが向上します。
メールアーカイブデータベースは Notes データベースなので、他の Notes データベースと同じ方法でアクセスで
きます。ユーザーのメールアーカイブのビューはメールファイルのビューをミラーリングするため、メールをアーカ
イブするときに存在していたフォルダはすべてそれに含まれます。このため、ユーザーはアーカイブデータベース
の中から、アーカイブされたメッセージを簡単に検索、取得できます。文書に返答がある場合、その文書の全体
の階層がアーカイブされます。
アーカイブポリシー設定を使用して、メールファイルの文書保存ポリシーを定義することもできます。文書保存ポ
リシーを使用して古い文書の条件を定義し、条件に合った文書をアーカイブせずにメールデータベースから単純
に削除できます。
ポリシーにアーカイブポリシー設定を含めなくても、Notes ユーザーは Notes Client のデータベースアーカイブ設
定を使用してメールファイルをアーカイブできます。
メールファイルのアーカイブ手順
メールファイルのアーカイブは、文書選択、アーカイブデータベースへのファイルのコピー、メールファイルのク
リーンアップという 3 段階のプロセスで行われます。
z
z
z
[文書選択] -- アクティビティとフォルダ選択に基づき、どの文書をアーカイブするかを選択します。たと
えば、365 日間変更されなかった文書を古い文書として定義します。定義すると、この条件に合ったすべ
ての文書をアーカイブするか、特定フォルダ内のこの条件に合った文書だけをアーカイブできるようにな
ります。
[コピー] -- ソースメールファイルから選択した文書をアーカイブデータベースのコピー先にコピーしま
す。
[メールファイルのクリーンアップ] -- アーカイブ済み文書を削除するか、サイズを小さくすることによっ
て、ソースメールファイルのサイズを小さくします。文書のサイズを小さくするには、最初に添付ファイル
を削除し、ヘッダー情報だけを残すか、ヘッダー情報とメール文書の一部を残します。
クライアントベースのアーカイブとサーバーベースのアーカイブ
ポリシーを使用してアーカイブを管理する場合、サーバーベースのアーカイブかクライアントベースのアーカイブ
を使用できます。どちらの場合でも、サーバーにアーカイブできます。サーバーベース、クライアントベースとは、
アーカイブプロセスが発生する場所、つまりサーバーで開始するかクライアントで開始するかを意味します。サー
バーでアーカイブするときは、プログラム文書を作成して Compact サーバータスクを実行します。ただし、クライ
アントベースのアーカイブを行う場合、クライアントが起動されていないと文書をアーカイブできません。クライアン
トが起動されていないときにアーカイブをスケジュールしても、アーカイブは行われません。メールファイルは、次
の場所にアーカイブできます。
z
z
[サーバーベースのアーカイブ] -- このオプションを使用すると、メールサーバーはメールサーバー自
体、またはアーカイブサーバーとして指定された別のサーバーにアーカイブします。
[クライアントベースのアーカイブ] -- このオプションを使用すると、各クライアントがメールファイルの
アーカイブを処理します。メールファイルの保存場所がメールサーバー、各クライアントのどちらであるか
に応じて、メールは、メールサーバー、指定サーバー、ローカルクライアントのいずれかにアーカイブされ
ます。
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プログラム文書を使用して Compact サーバータスクを実行する方法について詳しくは、「プログラム文書を使っ
て圧縮を実行する」を参照してください。
プログラム文書を使用して Compact サーバータスクを実行する方法について詳しくは、「データベースのパ
フォーマンスを最適化するデータベースプロパティ」の章を参照してください。
メールファイルのアーカイブを管理するためのポリシーの使用例
メモ
ポリシーは、Notes/Domino 6 およびそれ以降のリリースでのみ使用できます。たとえば、Domino 6 の
アーカイブポリシー設定は、Domino Server 6 上の R5 メールテンプレートを使用する Domino Client R5 には適
用できません
Acme のシステム管理者は、次のようなメールファイルのアーカイブの問題があるために、ポリシーベースのアー
カイブがあることを知って喜びました。
メールサーバーのディスク容量に余裕がない。
Acme では中央アーカイブサーバーが必要。
最も忙しい作業時間帯にアーカイブを実行できない。
エンドユーザーに自分のアーカイブ設定を制御することを許可できない。
Lotus Notes 6 のクライアントが即時にロールアウトされない。
Acme のアーカイブの問題を解決するため、管理者は次のアーカイブポリシー設定を使用し、組織ポリシーを介
してこれをユーザー全員に適用します。
z
z
z
z
z
z
z
z
z
z
アーカイブ設定は管理者によって一元的に管理、強制される。ユーザーはアーカイブ設定を変更または
作成できない。
メールサーバーから指定のアーカイブサーバーへアーカイブするサーバーベースのアーカイブが有効。
指定のアーカイブサーバーは Domino 6 であるため、リリースが混在する環境でポリシーを強制できる。
作業時間外にアーカイブが行われるようにスケジュールを設定する。
オプションで、メールサーバーのディスク容量の残量に応じてプルーニング (メールの添付ファイルと本
文を削除しますが、ヘッダー情報はそのまま残します) を行うと有効です。
Associated SPRs :
JCON69VMAY
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03 トラブルシューティング
[ポリシー] ビューが表示されていると Administrator Client の終了時にクラッシュする
Administrator Client で [ポリシー] ビューが表示されているとき (たとえば、[設定] - [ポリシー] - [設定別])、変
更を行って Administrator Client を終了するとクラッシュが発生し、次のメッセージが表示されます。
############################################################
### FATAL THREAD 1/8 [ NLNOTES:0224:0750]
### FP=0012d034, PC=00736579, SP=0012d020, stksize=20
Exception code: c0000005 (ACCESS_VIOLATION)
メモ: 右側の [ツール] オプションを使用して設定を変更した場合は、クラッシュは発生しません。
Associated SPRs :
CSAH5J3J28
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03 トラブルシューティング
セットアップポリシーとデスクトップポリシー: Notes Client の終了と再起動が必要
セットアップ設定文書とデスクトップ設定文書には、Notes の次のセッションにならないと Notes Client に表示さ
れないフィールドの値がいくつかあります。このような値としては、ユーザープリファレンスのほとんどの設定、ブッ
クマーク、およびカスタム Welcome ページがあります。クライアントの最初のセットアップ後、またはメールサー
バーとの認証後にこれらの設定が表示されないときは、Notes Client を一度終了してから、再起動してください。
設定が表示されるはずです。
これは、いくつかの設定が Notes Client の起動時にキャッシュに蓄えられるために発生します。このようなフィー
ルドの値を変更しても、Notes Client を一度終了してから再起動しない限り、変更は反映されません。
Associated SPRs :
PWAG4WX8UD
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03 トラブルシューティング
セットアップポリシーとデスクトップポリシー: ブックマーク、Welcome ページ、ワークプレースが
表示されない
セットアップポリシーとデスクトップポリシーの両方がユーザーに割り当てられているとき、新規クライアントのセッ
トアップ時に、デスクトップポリシーからのブックマーク、またはカスタム Welcome ページやワークプレースをユー
ザーが受け取らないことがあります。
ユーザーがこの問題を報告してきたときは、デスクトップポリシーを変更し、ポリシー文書を保存して閉じます。
ユーザーが次回に認証を行うときに、ブックマーク、カスタム Welcome ページ、またはワークプレースがユーザー
の Notes Client に送られて、正しく表示されます。
Associated SPRs :
TBOO5PCJ3A
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03 トラブルシューティング
セットアップ設定とデスクトップ設定: 接続文書はダイヤルアップのみ
セットアップ設定文書およびデスクトップ設定文書によってユーザーのアドレス帳に接続文書を作成するときは、
モデムによるダイヤルアップ用の接続文書だけを作成できることに注意してください。現時点では、他の種類の
サーバー接続 (LAN、リモートサーバー、パススルーなど) 用の接続文書は作成できません。
Associated SPRs :
EHET5MSRU4
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03 トラブルシューティング
デスクトップポリシー: 6.5 以前の Client でのカスタマイズされたワークプレース
Notes のワークプレースは Notes/Domino 6.5 環境専用の機能です。カスタマイズされたワークプレースをデスク
トップポリシーによって配置するとき、6.5 以前の Notes Client ではワークプレースは表示されません。その代わ
りとして、これらのクライアントには、デフォルトの [ベーシック] Welcome ページが表示されます。
Associated SPRs :
TBOO5QDMT2
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03 トラブルシューティング
デスクトップポリシー: カスタマイズされたワークプレースの配置
カスタマイズされたワークプレースをデスクトップポリシーによって配置するときは、次のような点を考慮すること
が必要です。
z
ランチャー: ワークプレースのランチャーによる項目の配置はサポートされていません。項目をランチャーに
ドラッグアンドドロップし、その後、カスタマイズされたワークプレースをデスクトップポリシーによって配置する
と、ランチャーはユーザーのデスクトップに空のままで残ります。
z
グループカレンダー: [チーム] タブにある [グループカレンダーを表示] リンクは、デスクトップポリシーでは
サポートされていません。グループカレンダーは、各ユーザーのメールファイルに固有の機能です。このた
め、ポリシーを使用してグループカレンダーを複数のユーザーに配置することはできません。
z
ユーザープリファレンス [システムカラーを使用する] とワークプレースとの連携: ユーザープリファレンスの
[システムカラーを使用する] が有効になっているときは、カスタマイズされたワークプレースのバナーは、選
択された色とパターンでは表示されず、システムカラーを使用して表示されます。これは、このユーザープリ
ファレンスが有効なときの Notes Client の他の部分と同じ動作で、統一がとれています。
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03 トラブルシューティング
デスクトップ設定と [アカウント] タブ
デスクトップ設定によっては、メールサーバーとの認証を複数回必要とし、さらに Notes Client に表示される前に
Notes Client の終了と再起動を複数回繰り返すことあります。これは、デスクトップ設定文書の [アカウント] タブ
に値が含まれないとき、または導入されるアカウントが新規クライアントセットアップの完了時にエラーメッセージ
を生成しないときに発生します。
たとえば、ポリシーを使用して新規アカウントを作成するとき、サーバーが利用できない場合や、アカウントへの
アクセスにネットワークログイン情報が必要な場合は、エラーメッセージが発生することがあります (リリース情報
の「Notes Client にポリシーを適用するときの「IMAP4 サーバーエラー」を参照してください)。ポリシーを使用した
新規アカウントの作成時にユーザーがエラーメッセージに遭遇しなかった場合は、ポリシーの他のほとんどの設
定によって、Notes Client に表示される前に、メールサーバーとの認証が何度も繰り返されることが明らかになっ
ています。
Associated SPRs :
TBOO5JGK2U
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03 トラブルシューティング
ブックマークアウトラインに配置されたフォルダの表示の問題
[デスクトップ設定] フォームで、ブックマークアウトラインの一番下にフォルダを配置すると、これらは Notes
Client のブックマークバーで空白として表示されます (下図参照)。フォルダの上下にデータベース、文書、または
URL リンクがあるときは、これは発生しません。ブックマークアウトラインで、フォルダが一番最後の項目の場合
にのみ発生します。
ユーザーがマウスポインタを空白の領域の上に置くと、フォルダ名が表示されます。また、ユーザーが「空白」の
フォルダをクリックすると、[デスクトップ設定] フォームで定義された正しいブックマークが表示されます。
Associated SPRs :
TBOO5N2PQN
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03 トラブルシューティング
モデム経由のクライアントセットアップにおけるカスタム Welcome ページ
ユーザーが新規クライアントの設定をモデム経由で実行した場合は、デスクトップ設定に基づいて配置されたカ
スタム Welcome ページが Notes Cilent に表示されないことがあります。原因として、遅い接続スピードやネット
ワークの干渉などが考えられます。これは、ダイヤルアップ接続に固有の問題です。
Associated SPRs :
CDFO4XLQ78
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03 トラブルシューティング
共有 Notes Client でのセットアップポリシーとデスクトップポリシー
セットアップ設定とデスクトップ設定は、ユーザーの個人アドレス帳、ブックマーク、および notes.ini ファイル (ユー
ザープリファレンスの設定) に適用されるので、1 つの Notes Client (およびデータディレクトリ) を共有する一部
のユーザーには、ポリシーが正しく適用されない可能性があります。これは、これらのローカルデータベースがポ
リシーデータを 1 セットしか保持できないために発生します。異なるポリシーが適用されるユーザーが同じ Notes
Client を共有すると、Client を使用するために ID を切り替えたときに、正しいポリシー設定を受け取れないという
問題が発生します。
これを回避する 1 つの方法として、新機能の Notes マルチユーザークライアント機能を利用することが考えられ
ます。この機能を使用すると、ユーザーは Notes プログラムファイルを共有しながら、それぞれ個別のデータディ
レクトリを 1 台のマシン上に持つことができます。この機能は、[Notes-only Client] ライセンスにのみ限定されて
います。しかし、1 つのマシンと 1 つの Notes Client を共有しながら、各ユーザーがユーザー自身の Notes ファ
イルを持てるのは、価値のある機能といえます。
Associated SPRs :
WVHM5M6FD7
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03 トラブルシューティング
R5 から Notes 6 共有メールへの移行
R5 で共有メールを使用しているユーザーが Notes 6 へアップグレードすると、R5 の共有メール設定が Notes 6
の共有メール設定に自動的に移行されます。また、Domino 6 の以前のバージョン (インストールされている場合)
の設定も最新バージョンの設定へ自動的にアップグレードされます。
これは次のことを意味します。
z
z
z
既存の R5 SCOS データベースは参照専用として維持されます。
Domino 6 の以前のリリースにおける既存の SCOS データベースは Domino ディレクトリのサーバー文
書で設定されます。
Notes 6 の SCOS データベースが存在しない場合は、デフォルトで 1 つの新しい共有メールデータベー
スが作成され、新規のメール配信に使用されます。このデータベースはサーバーのデータディレクトリの
サブディレクトリ SCOS1 に置かれます。
デフォルトの設定が一時的に notes.ini ファイルに書き出されます。次のようになります。
SCOS_DIR_11=<data_dir>\scos1
<===
SCOS_AUTO_CONFIG=SCOS_DIR_11
SCOS_DIR_ACTIVE_FILES_11=1
<===
SCOS_DIR_MAX_SIZE_MB_11=1024
大累積サイズ (MB 単位) を 1 ギガバイトに設定
SCOS_DIR_NOT_CONFIGURED_11=0
ないことを示す
SCOS_ONLINE_11=Yes
<===
読み込むため)
SCOS_ACTIVE_11=Yes
<===
信に使用するため)
ディレクトリの場所
<=== Domino ディレクトリで設定されることを示す
アクティブなファイルの数
<=== ディレクトリ内のすべての共有メールデータベースの最
<=== ディレクトリがまだ Domino ディレクトリで設定されてい
ディレクトリはオンラインであることが必要 (既存のメッセージを
ディレクトリはアクティブであることが必要 (新規のメッセージ配
Domino 6 の以前のリリースの notes.ini のパラメータは、すべて上記の形式のパラメータで置き換えられます。
AdminP は notes.ini パラメータから情報を取得し、Domino ディレクトリのサーバー文書の [共有メール] タブに保
管します。これが完了すると、notes.ini パラメータは削除されます。Domino ディレクトリ内の情報は次のようにな
ります。
ディレクトリ
能
ファイル数
c:\notefile\scos1
オンライン
1
最大ディレクトリサイズ
1024
送信ステータス
利用可
オープン
Notes 6 共有メールの設定
Notes 6 では、共有メールディレクトリ、データベース、およびそれらの配置の数を柔軟に設定できます。サー
バーは複数の共有メールディレクトリを持つように設定でき、それぞれのディレクトリには複数の共有データベー
スを保存できます。これらは、すべて新規のメール配信用にアクティブに使用されます。配信時に宛先の SCOS
データベースが選択されるため、ユーザーのメールデータベースが単一の SCOS データベースと関連付けられ
なくなりました。
システム管理者はサーバー文書に設定を記述します (Administrator Client または Notes Client を使用し、
Domino ディレクトリを編集します)。[共有メール] には、この設定用の新しいタブがあります。データベースとディ
レクトリの作成は、サーバーによって自動的に行われます。共有メールデータベースを設定するには、サーバー
文書で必要な設定を行ってから、サーバーを再起動してください (この方法は、次のセクションで説明するどの設
定変更にも適用されます)。
現在の SCOS 設定のステータスを表示するには、サーバーコンソールで 「Show SCOS」コマンドおよび「Show
SCOS all」コマンドを使用します。
共有メールディレクトリを指定する
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最適なパフォーマンスを得るために、共有メールディレクトリを別のディレクトリまたはファイルシステムに置くこと
ができます。ディレクトリの場所を変更するには、SCOS を無効にし、サーバー文書の設定を変更します。次に、
サーバーをシャットダウンし、ファイルを移動します。そして、サーバーを再起動し、SCOS を有効にします。ディレ
クトリリンクが存在しない場合は、ディレクトリリンクの設定が必要です。
たとえば、デフォルト設定を <data_dir>\scos1 から f:\scos1 へ移動するには、次の手順で行います。
z
サーバー文書 で [共有メール] を [なし] (無効) に設定します。
z
サーバーコンソールで 「Show SCOS」コマンドを実行し、サーバー文書の新しい情報を有効にします。
z
サーバー文書のディレクトリ設定を <data_dir>\scos1 から f:\scos1 に変更します。
z
サーバーをシャットダウンします。
z
sm*.nsf データベースを <data_dir>\scos1 から f:\scos1 へ移動します。
z
f:\scos1 へのディレクトリリンクがデータディレクトリまたはリンクされたパスに存在しない場合は、この
ディレクトリリンクを作成します。
z
z
z
サーバーを再起動します。
[共有メール] で希望の設定 ([配信] または [転送と配信]) を指定します。
サーバーコンソールで「Show SCOS」コマンドを実行します。
複数の共有メールデータベースを指定する
複数の共有メールデータベースを設定するには、サーバー文書でアクティブファイルの数を増加させ、サーバー
コンソールで「Show SCOS」コマンドを実行するか、サーバーを再起動します。この値は 1 から 100 までの範囲
内で指定してください。
ディレクトリ内のすべてのデータベースの最大サイズを指定する
共有メールディレクトリ内のすべてのファイル累計に対してディレクトリサイズを設定するには、サーバー文書でメ
ガバイト単位の最大サイズを変更し、サーバーコンソールで「Show SCOS」コマンドを実行するか、サーバーを再
起動します。これはおよその最大値です。ディレクトリが制限値に近づいたときに大きなメッセージを受信すると、
ディレクトリ内のサイズが一時的にこの値を超えることがあります。このサイズは、実際の物理的な最大スペース
よりも、常に少し小さく設定してください。値は 1 から 8192 の範囲内で指定します。
複数の共有メールディレクトリを指定する
最適なパフォーマンスを得るために、共有メールディレクトリを別のディレクトリまたはファイルシステムに置くこと
ができます。複数のディレクトリを作成するには、必要に応じてディレクトリリンクを作成し、新しいディレクトリ用の
情報をサーバー文書に追加します。次に、サーバーコンソールで「Show SCOS」コマンドを実行するか、サーバー
を再起動します。新しいディレクトリ用に、すべての情報 (場所、アクティブファイルの数、ディレクトリの最大サイ
ズ、アクティブ、オンラインなど) を入力してください。ディレクトリとファイルは、「Show SCOS」コマンドの実行時ま
たはサーバーの起動時に、自動的に作成されます。
既知の制限事項
Notes 6 では、SCOS データベースはロギングが可能です。このため、システムでロギングが実行されている場
合は、SCOS データベースのログが自動的に記録されます。しかし、データベースがデータディレクトリパスにあ
る場合、データベースリンク mailobj.nsf が指しているデータベースは、再起動するたびに新しい DBIID をともなっ
て終了します。これは、データベースリンクとデータベースが同じファイルとして解決され、ロギングはこれをデー
タベース ID の重複と認識するためです。この対策としては、mailobj.nsf (データベースリンクファイル) を削除する
か、データディレクトリ以外のパスを指定して、データベースをそのディレクトリに移動します。
データディレクトリまたはサブディレクトリに存在しない SCOS ディレクトリを設定するときは、SCOS ディレクトリを
指すディレクトリリンクを作成してください。
[ファイル数] の値は 1 から 100 までの範囲内でなければなりません。
[最大ディレクトリサイズ] の値は 1 から 8192 までの範囲内でなければなりません。
それぞれの共有メールディレクトリは、他のすべての共有メールディレクトリに対して固有でなければなりません。
「Tell Router Use <database>」は、現在廃止されています。このコマンドを使用すると、サーバーがクラッシュする
場合があります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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AdminP が既存の共有メール設定を正しく移行しない場合があります。これは通常、ドメインのシステム管理サー
バーが先に Notes 6 にアップグレードされていない場合に発生します。移行を正しく機能させるには、names.nsf
と admin4.nsf の設計をアップグレードすることが必要です。移行が失敗したときは、次の手順に従って、手動で移
行を完了させてください。
z
サーバーの Domino ディレクトリで共有メールの定義を更新し、必要なディレクトリを追加し、不要なディ
レクトリを削除します。
z
デフォルトのデータベースが作成された場合 (たとえば、<data_dir>\scos1\sm*.nsf に作成)、「load
object collect -force scos1」を使用して、メッセージの有無を確認します。
z
サーバーを停止します。
「SHARED_MAIL=」を除き、すべての notes.ini パラメータを削除します。
メッセージがあるデフォルトデータベースが存在する場合は、このデータベースを保存用のディレクトリに
移動するか、データベースとディレクトリを削除します。
z
z
z
サーバーを再起動します。
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03 トラブルシューティング
Netscape/Outlook から受信したメッセージが「保存」を求めるプロンプトを表示しないことがあ
る
Netscape または Outlook から受信した HTML メッセージを編集して閉じるときに、保存するかどうかを確認する
プロンプトが表示されないことがあります。また場合によって、ホットスポットの変更が保存されないことがありま
す。
対策
[Ctrl] + [S] キーを押すか [ファイル] - [保存] を選択して、編集内容を保存します。
Associated SPRs :
BKAN4PRTJF
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03 トラブルシューティング
リモートメッセージジャーナルはレポート結果に反映される
リモートメッセージジャーナルでは、メール受信データベースを使用して、ジャーナルに記録されたメッセージをリ
モートデータベース (サーバー) に送信するので、リモートメッセージジャーナルの影響はそのリモートサーバー上
でレポートを実行したときに確認されます。
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03 トラブルシューティング
メッセージがジャーナルに 2 回以上記録される状況
メッセージジャーナルが無効になっているサーバーから 1 つのメッセージを複数の受信者に送信した場合、受信
者のサーバーでローカルメッセージジャーナルが有効になっていると、そのメッセージはジャーナルに 2 回以上
記録される可能があります。例を以下に示します。
Server1: メッセージジャーナルが有効、ローカルの保存先
Server2: メッセージジャーナルが有効、ローカルの保存先
Server3: メッセージジャーナルが無効
Server3 のユーザーが Server1 と Server2 の両方のユーザーにメッセージを送信したとします。メッセージのコ
ピーは、Server1 と Server2 の両方でローカルに記録されます。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
「管理者」以外のユーザー名を使用してメールを暗号化した場合は、[メールジャーナル] デー
タベースの ACL を更新すること
メッセージジャーナルでは、サーバーの設定文書の [ユーザーの代理として暗号化] フィールドに「管理者」以外
のユーザーが指定されている場合、そのユーザーに [メールジャーナル] データベース (mailjrn.nsf) に対するアク
セス権が自動的に与えられることはありません。
サーバーの管理者は、データベースを開いてそのユーザーの名前を ACL に追加する必要があります。ユー
ザーの名前は、バックアップ (サイズロールオーバーと定期的なロールオーバー) の作成時に ACL に保存されま
すが、サーバーが起動時に新しいデータベースを自動的に作成する場合は、管理者はその新しいデータベース
の ACL にユーザーを再登録しなければなりません。
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03 トラブルシューティング
Eudora または iNotes を使用する受信者に転送されたメールに埋め込まれている URL が起
動しない
Eudora または iNotes を使用する受信者に転送されたメールメッセージに埋め込まれている URL は起動しませ
ん。
Associated SPRs :
DMAE4QXMDX
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
システムのメールのルールを追加または変更する
システムのメールのルールを追加または変更した場合は、[ファイル] メニューまたは [保存して閉じる] アクション
ボタンを使用してサーバー設定文書を明示的に保存する必要があります。文書を保存しないと、サーバーは行っ
た変更を認識しないため、指定したルールを実行しません。
Associated SPRs :
MLOT4SWPJ4
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03 トラブルシューティング
Notes リッチテキストから MHTML へ変換すると文書リンクが失われる
MIME に変換された Notes リッチテキスト文書では、文書リンクが失われます。 変換された文書に文書リンクの
ホットスポットが表示されている場合でも、リンクデータ (href) は使用できません。
Associated SPRs :
MJUK4XPEMT
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03 トラブルシューティング
メール受信データベースにジャーナル記録する場合は、メッセージを必ず暗号化すること
ジャーナル方法として [メール受信データベースへ送信] を使用する場合、メッセージを必ず暗号化してください。
メッセージを受信メールデータベースにジャーナル記録する場合に [ジャーナル] の [フィールド暗号化除外リス
ト] のエントリを適用するには、[ジャーナル] の [メールの宛先] フィールドに使用される受信メールデータベース
文書の [管理] タブで、[受信メールの暗号化] を [はい] に設定します。
ジャーナル方法として [ローカルデータベースへコピー] を使用する場合は、 [フィールド暗号化除外リスト] のエ
ントリを適用するために特別な操作を行う必要はありません。
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03 トラブルシューティング
Lotus スーパーオフィスアプリケーションでチームメールを使用する場合の問題
スーパーオフィスアプリケーションで Notes 6 の チームメール機能を使用する場合にエラーが返されることがあり
ます。[ファイル] - [チームメール] を選択して、[ワークブックを添付] を選択した場合は正常に機能しますが、
[メッセージのみ] オプションと [選択した範囲のピクチャーを貼り付け] を同時に選択した場合は問題が発生しま
す。
両方のオプションを選択すると、次のエラーメッセージが表示されます。
「貼り付けオプションはこのメールサーバーでは使用できません」
現時点では、両方のオプションを同時に使用することはできません。[メッセージのみ] オプションを選択して、[選
択した範囲のピクチャーを貼り付け] の選択は解除してください。
Associated SPRs :
JTHN45KMEL; YHAN4W49SJ
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03 トラブルシューティング
MIME 添付のエンコード方式 UUENCODE が正しく機能しない
サーバー設定文書の [MIME] - [変換オプション] - [アウトバウンド] - [添付ファイルのエンコード方法] フィール
ドで UUENCODE を選択すると、MIME マルチパートの情報が削除されます。これにより、text/plain パートと
text/html パートの両方の結果が「text/plain」メッセージとして表示され、HTML 部分に埋め込まれた画像の
「cid」情報がすべて失われます。
対策
この問題に対処するには、エンコード方式に「Base64」を選択してください。
Associated SPRs :
MJUK4Y6NMB
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03 トラブルシューティング
IMAP クライアントの NDR が間違ったヘッダー情報を表示する可能性
一部の IMAP クライアントが送信エラーレポート (NDR) のヘッダー情報を取り出すと、Domino Server が間違った
ヘッダー情報を返す可能性があります。この情報は特定の IMAP クライアントでキャッシュされ、更新されませ
ん。
Associated SPRs :
TYJK4ZF4RA
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03 トラブルシューティング
R5 のメールルールによって文書を [ごみ箱]に移動する場合 の問題
文書を [ごみ箱] フォルダ ($Trash) に移動し、移動した文書を削除対象としてマークし、[ごみ箱] の文書を空に
する (削除する) かどうかを確認するプロンプトを表示する R5 の メールルールがあります。
メールデータベースを Notes 6 にアップグレードすると、文書を削除するための新しい方法である [一時的削除]
($SoftDeletions) がデフォルトで有効になります。メールデータベースを Notes 6 にアップグレードしたあと、ごみ
箱を空にするかどうかを確認するプロンプトが表示されたときに [はい] と応答すると、以前は $Trash フォルダに
あったすべての文書が、[$SoftDeletions] ビューに移動されます。
Notes 6 のメールでは、[ユーザープリファレンス] の [ごみ箱フォルダを空にする] が [データベースを閉じるとき
に問い合わせて削除する] に設定されており、[一時的削除] が有効になっている場合は、これらの文書は表示さ
れなくなります。これは、 [$SoftDeletions] はビューであって、[$Trash] のようなフォルダではないためです。
このルールのアクションを「ごみ箱に移動する」ではなく 「削除」に変更する必要があります。
Associated SPRs :
RDER54ANRQ; RDER4XAKTM
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03 トラブルシューティング
パーソナルステーショナリーを使用して作成したメールがアーカイブされない
パーソナルステーショナリーを使用して作成したメールメッセージは、メールメッセージではなくステーショナリーの
プロパティを保持します。 そのため、文書に [ $NoPurge] の値がまだあるので、パーソナルステーショナリーを使
用して作成したメッセージをアーカイブすることはできません。
Notes 6 では、パーソナルステーショナリーを使用して作成した新しいメッセージでは、文書に [$NoPurge] アイテ
ムがなくなりました。ただし、以前に作成したメッセージの場合は変わりません。
Associated SPRs :
CSAH59GPFZ
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03 トラブルシューティング
メールルールがローカルレプリカで機能しない
メールルールは、クライアントレベルではなく、受信メールの処理時にルーターレベルで Domino メールサーバー
によって処理されるため、ローカルのメールデータベースのレプリカでは、メールルールを処理することはできま
せん。これには、インターネットメール (つまり POP3 または IMAP) に使用されるローカルレプリカも含まれます。
Associated SPRs :
MKEY57TLS8
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03 トラブルシューティング
ディレクトリのレプリカが使用できない場合、ルーターはメッセージをキューに再登録する
ここでは、ルーターの検索のデフォルト動作に関して Domino 6 で変更された点について説明します。
ディレクトリでメッセージ受信者が見つからず、設定されている 2 次ディレクトリのレプリカがその時点で使用でき
ない場合、検索タスクは検索結果が完全ではないことを示すエラーを返します。その場合、ルーターはメッセージ
にステータス 「WaitingForDIR」を設定し、あとで再試行するためにそのメッセージをキューに再登録します。この
動作によって、使用できないディレクトリのレプリカがあったために、有効なユーザー宛てのメッセージをサーバー
が誤って返送するということはなくなります。ルーターは、無効な、存在しないユーザー宛てのメッセージも再試行
します。たとえば、存在しないユーザー宛ての UCE (スパム) メッセージもキューに再登録します。
新しい NOTES.INI 変数である RouterPartialLookupResults を使用すると、設定されているディレクトリのレプリカ
が使用できずに名前検索が失敗した場合のルーターの動作を指定できます。
RouterPartialLookupResults
構文: RouterPartialLookupResults =value
説明: 使用可能な設定されているディレクトリでメッセージの受信者が見つからず、設定されているディレクトリのレプリカが現
在使用できない場合に、ルーターがどのように応答するかを指定します。
0 - (デフォルト) 変数が未定義の場合や、NOTES.INI ファイル内にない場合、デフォルト条件が適用されま
す。この値を使用すると、使用できないディレクトリのレプリカがあったために、有効なユーザー宛てのメッ
セージをサーバーが誤って返送するということはなくなります。
1 - 使用可能なディレクトリで受信者が見つからない場合、ルーターは検索タスクが返した部分的な検索結
果 (受信者が見つからない場合の「なし」を含む) を使用します。使用可能などの Domino ディレクトリでも受
信者が見つからない場合は、ルーターはそのメッセージを無効であるとみなして返送します。したがって、メッ
セージはキューに再登録されません。ルーターの検索タスクは、検索結果が不完全であるかどうかは報告し
ません。
2 - Domino ディレクトリが使用できない場合に Domino R5 形式の検索動作に戻します。使用できない
Domino ディレクトリはスキップされ、そのほかの使用可能な設定されているディレクトリで指定のアドレスを
探します。使用可能なディレクトリで受信者が見つからない場合は、ルーターはそのアドレスを無効であると
みなして、ユーザーが存在しないことを通知する送信エラーレポートに添付してメッセージを送信者に返送し
ます。使用できないディレクトリによって検索結果が不完全となる場合があるため、有効なユーザー宛ての
メールをサーバーが誤って返送する可能性があります。
適用対象: メールサーバー
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
DA 設定では、SMTP メッセージは Notes 配信を介して受信したメッセージよりも頻繁にキューに再登
録される
ディレクトリアシスタント (DA) を使用する設定では、新しいデフォルトのルーター動作が原因で、SMTP を介して
受信したメッセージが、Notes 配信を介して受信したメッセージよりも頻繁にキューに再登録されることがありま
す。これは、DA では、階層名検索を選択するためのより多くのオプションを使用できるためです。
たとえば、DA 環境では、階層名の名前検索を設定できるため、1 次ディレクトリで名前が見つからない場合、
ルーターは、名前階層に基づいて指定されているディレクトリに追加の検索要求を送ります。たとえば、階層
*/*/AcmeWest にあるすべての名前の検索要求を AcmeWest の 2 次 Domino ディレクトリに送り、階層
*/Sales/AcmeDC にあるすべての名前の検索要求を AcmeDC の 2 次 Domino ディレクトリに送るように設定で
きます。この場合、ルーターが 1 次 ディレクトリで Hiroko Shimada/IT/AcmeWest と Julia Farell/Sales/AcmeDC
を見つけられなかったときに、AcmeWest ディレクトリと AcmeDC ディレクトリのそれぞれに追加の検索が送られ
ます。指定されたディレクトリで名前が見つからない場合は、検索は失敗し、メッセージは返送されます。これらの
アドレスの検索要求は、DA で そのほかの 2 次ディレクトリが設定されていても、そこには送られません。した
がって、そのほかの 2 次ディレクトリが使用できないことによってメッセージがキューに再登録されることはありま
せん。
他方で、階層なしの SMTP 形式のアドレスの名前検索を実行する場合に、特定の 2 次ディレクトリだけを使用す
るよう DA を設定することはできません。したがって、ルーターは、1 次ディレクトリで受信者
[email protected][email protected] が見つからない場合は、設定されているすべての 2 次
ディレクトリに追加の検索要求を行います。設定されている 2 次ディレクトリのどれかが使用できない場合は、
メッセージはキューに再登録されます。
使用できないディレクトリによるエラーのトラブルシューティング
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使用できないディレクトリが原因で、ルーターがメッセージをキューに再登録した場合、Notes ログとサーバーコン
ソールに次のエラーが表示されます。
「Router: Unable to dispatch message 00532922 to <[email protected]>. A remote directory resource
is unavailable, message will be requeued.」
キューに再登録され、ディレクトリが使用可能になるのを待っているメッセージの数を確認するには、コンソールで
次のコマンドを入力します。
Tell router show
次のように、キューに再登録されたメッセージがサーバーの応答に示されます。
Msgs State
Via Destination
2
WaitingForDIR Waiting for Directory availability .
使用できないディレクトリを確認するには
1. メールサーバーの現在のディレクトリ設定を確認します。サーバー文書の [基本] タブの [ディレクトリ情報] セ
クションを表示し、サーバーの [ディレクトリアシスタント] データベースを調べて設定されているドメインを確認す
ることで、現在の設定を確認できます。
2. 設定されているディレクトリを、サーバーによって現在使用されているディレクトリのリストと比較してチェックし
ます。次のコマンドを使用すると、使用可能なディレクトリのリストを作成できます。
show xdir
次のようなサーバーの応答が表示されます。
DomainName
DirectoryType ClientProtocol Replica/LDAP Server
--------------- --------------- -------------- ----------------------1 ACME
Primary-NOTES NOTES & LDAP names.nsf
2 ACMEWEST
Secondary-NOTES LDAP
serverwest/acme!!names.nsf
3 ACMEDC
Secondary-NOTES NOTES & LDAP edc.nsf
4 ACMELDAP
Secondary-LDAP NOTES & LDAP ldap.acme.com:389
DA にリストされているドメインのうち、SHOW XDIR コマンドの結果に表示されていないものは使用できない
可能性があります。
Directory type フィールドには、ディレクトリが 1 次ディレクトリ、2 次ディレクトリ、構成ディレクトリ、リモート 1
次ディレクトリのいずれであるかが示されます。
SHOW XDIR コマンドの使い方について詳しくは、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』を参照してくださ
い。
3. サーバーの Notes ログ (LOG.NSF) で、Domino ディレクトリが現在使用できないことを示すエントリを探しま
す。以下はログの例です。
02/01/2002 02:43:49.30 PM DA> Could not access Domino Directory on Server CN=FOO/O=MDN, error
is Remote system no longer responding
01/02/2002 01:21:03 PM Directory Assistance could not access Directory FOO book foo.nsf, error is
Unable to find path to server
02/20/2002 03:58:38 PM WARNING: Domain MDN is your remote primary domain, and no replicas are
available. Your server cannot process users and groups. Please contact your system administrator.
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03 トラブルシューティング
Domino 6 では[SMTP インバウンド] の [許可] リストと [許可しない] リストは仕様どおりに機
能する
Domino 6 では、サーバー設定文書の SMTP の [インバウンドリレー制御]、[インバウンド接続制御]、および [イ
ンバウンド送信者制御] の [許可] リストと [許可しない] リスト が( [ルータ/SMTP] - [制限と制御] - [SMTP イン
バウンド] タブ) が仕様どおりに機能するようになりました。Domino R5 では、いずれかの制御の [許可しない]
フィールドにエントリがあると、SMTP listener は対応する [許可] フィールドを無視していました。Domino 6 では、
ある制御の [許可しない] フィールドと [許可] フィールドに同じエントリが表示されている場合、そのエントリに関
しては [許可しない] フィールドが優先しますが、SMTP listener は [許可] フィールドだけに表示されているほか
のエントリを適用します。
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03 トラブルシューティング
メールによる移行とクライアント/サーバー設定
Lotus Notes Client と Domino Server の両方を実行するコンピュータでメールファイルテンプレートをアップグレー
ドする場合は、メールによる移行を使用しないでください。[メールファイルの更新] ボタンをクリックすると、クライ
アントのプログラムディレクトリではなくサーバーのプログラムディレクトリにあるメール変換ユーティリティがロード
されて、Notes Client と変換ユーティリティの両方に障害が発生することがあります。
Associated SPRs :
AMAE5ANRJW
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03 トラブルシューティング
Pick Inbox Style がフルアクセスアドミニストレータ-に表示される
「フルアクセスアドミニストレーター」としてリストされているユーザーが、自分のメールファイルで [アクション] メ
ニューをクリックすると、[Pick Inbox style] 機能が表示されます。これはバグではなく、ユーザーが「フルアクセス
アドミニストレーター」の場合にのみアクセス可能な機能です。また、テンプレートの管理者に利用可能なので、通
常はメールファイルには表示されません。
「フルアクセスアドミニストレーター」とは、これらすべての制限を上書きできる非常に高い権限です。
Associated SPRs :
RDER58CTSS
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03 トラブルシューティング
[保存メールを暗号化] が無効にならない
[ユーザープリファレンス] の [保存メールを暗号化] は無効にできません。したがって、暗号化したメッセージを送
信して自分でコピーを保存した場合も、そのコピーは暗号化されます。
Associated SPRs :
RDER5DPQ9W
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03 トラブルシューティング
メールルールはリストの順番に処理される
メールルールを作成する場合は、その方法に注意しなければなりません。メールルールはリストされた順番に実
行されます。サーバーは、1 番目のルールを調べ、そのルールが適合する場合は操作を実行し、2 番目のルー
ルに移動し、適合するかどうかを調べ、適合する場合は操作を実行します。サーバーは、3 番目以降のルールに
対しても同様の処理を繰り返します。すべてのルールを一巡して、適合する場合は操作を実行します。つまり、最
初に適合したルールを実行したら終了するというわけではありません。
Associated SPRs :
PMON5D7P9M
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03 トラブルシューティング
メールルールは圧縮ツールを必要とする
クライアントの メールルールの数は 50 個に制限されています。たとえば、クライアントのユーザーが多数の (た
とえば 40 個) ルールを作成したあと、いくつかの変更を行い、いくつか (たとえば 20 個) のルールを削除または
無効にすることに決めたとします。その場合、このユーザーは最大 30 個のルールを追加で作成できると考えま
す。しかし、この想定は正しくありません。
Notes/Domino 6 の現行リリースでは、メールルールを無効化または削除しても、ルールの順序番号は削除され
ません。したがって、上記の例のようにルール番号 21 から始めているつもりでルールの作成を再開しても、実際
は番号は 41 から始まります。50 ルールを超えると、作成したルールは機能しません。
Associated SPRs :
RWAS547K42
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03 トラブルシューティング
一部の署名付きメッセージに [受信確認] が誤って指定される
メッセージが署名されているか、署名付きまたは署名なしで暗号化されているか、あるいはそのどちらも行われて
いる場合に、送信者と受信者が異なるリリースの Notes を使用していると、そのメッセージの送信情報に [受信
確認] が誤って指定されます。.
ただし、受信確認は生成されません。
Associated SPRs :
ECAR5E2Q66
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03 トラブルシューティング
エンコード方式の切り替えがメッセージ本文にしか適用されない
MIME メッセージのキャラクタセットのエンコード方式は手動で切り替えることができます。ただし、これはメッセー
ジの本文にのみ適用され、メッセージの件名には適用されません。
Associated SPRs :
YGUO3Z8DFZ
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03 トラブルシューティング
キャラクタセット UTF-7 がメッセージ本文に対して機能しない
サーバー上の設定文書で、アウトバウンドメッセージのキャラクタセットとして「UTF-7」を選択できます。ただし、
メッセージ本文は「UTF-7」ではなく 「UTF-8」エンコード方式を使用して送信されます。
Associated SPRs :
HKIA5CHNS3
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03 トラブルシューティング
一部の連絡先のメールアドレスを消去できない
メールシステムに Lotus Notes が指定されている連絡先で [削除] ボタンを使用したあとも、[Email] フィールドが
再び表示されます。
対策
[メールアドレスアシスタント] のホットスポットをクリックして、メールシステムを [その他] に変更し、[メールアドレ
スアシスタント] のすべてのフィールドを消去します。
Associated SPRs :
RDER5DNR8X
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03 トラブルシューティング
IMAP 対応の Release 6 のメールファイルをアップグレードするとエラーが返される
以前にシームレスなメールアップグレードまたは convert -e の実行によって Notes 6 のメールファイルを IMAP
対応にしている場合は、メールアップグレードを実行する前にデスクトップポリシーの [アップグレードするメール
ファイルを IMAP メールクライアントから使用する] チェックボックスをオフにするか、メールファイル上で nconvert
-e- を実行します。
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03 トラブルシューティング
[SCROLL LOCK] がオンのときは矢印キーでカーソルを移動できない
文書内で矢印キーを押したとき、カーソルが移動せずに文書がスクロールされる場合は、[SCROLL LOCK] キー
を押してこのキーを解除してください。[SCROLL LOCK] キーがオンのときは、キーボードの右上端にある緑色の
ランプが点灯します。
Associated SPRs :
AKE5RNMCQ
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03 トラブルシューティング
アーカイブ時に索引が再構築される
メールファイルの全文索引があるときは、文書をアーカイブにドラッグアンドドロップするたびに、索引が再構築さ
れます。
Associated SPRs :
MDRW5MZPHN
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03 トラブルシューティング
フォローアップのアラームにはカレンダープリファレンスが必要
メールメッセージにフォローアップのフラグを付け、注意を促すためにアラームを設定した場合は、次のカレン
ダープリファレンスが設定されていることを確認してください。設定されていないと、アラームは表示されないか、
鳴りません。
1. カレンダーで [ツール] - [プリファレンス] を選択します。
2. [カレンダーとタスク] - [アラーム] をクリックします。
3. [アラームを有効にする] を選択します。
Associated SPRs :
CNMR5SCS8B
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03 トラブルシューティング
メールデータベースのビューが閉じた状態で返信または転送するとクラッシュが発生する
直前に、すべてのメールデータベースビュー (受信ボックス、[カレンダー] ビューなど) のインスタンスを閉じた状
態で、メッセージのコピーを保存せず、メッセージに返信または転送を行うと、クラッシュが発生します。
Associated SPRs :
JPAI5NKSGZ
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03 トラブルシューティング
メールファイルのロケーションが [サーバー] のときにローカルレプリカを使用すると転送フラ
グが設定されない
[メールファイルのロケーション] が [サーバー] に設定されていて、ユーザーがローカルレプリカで作業したとき
は、転送フラグは設定されません。この問題を回避するには、ローカルレプリカで作業するときに、ロケーション文
書の [メールファイルのロケーション] を [ローカル] に設定してください。
Associated SPRs :
MJUK5NDNGP
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03 トラブルシューティング
重要度を含むサーバーメールルールはインターネットメールには適用されない
条件に重要度を含むサーバーメールルールを作成しても、Netscape クライアントまたは Outlook Express クライ
アントから送信されたメールに対しては、このサーバーメールルールが適用されません。これらのインターネットク
ライアントは、配信状態に影響を与えるメッセージの優先度のみ指定します。条件としての重要度は、メッセージ
の内容に関連します。
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03 トラブルシューティング
ユーザー補助機能によるフィールドの名前と説明の重複
デフォルトでは、Notes Client でユーザー補助のために情報を提供する際、フィールドの説明が空白の場合、
フィールドの説明としてフィールド名が再使用されます。同様に、フィールド名がない場合、フィールド名として
フィールドの説明が使用されます。この動作を無効にするには、次の Notes.INI ファイル変数を設定します。
MSAAFieldNameHelp = -1
使いやすくするために、フィールド名とフィールドの説明が異なっていることが重要な場合があります。その場合
は、HTML の「Title」(フィールド名) とフィールドヘルプ (フィールドの説明) をアプリケーション開発者が明示的に
指定する必要があります。
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03 トラブルシューティング
[アクセス名] フィールドプロパティの意味
[アクセス名] は、[フィールドのプロパティ] の <HTML> ペインに表示される、編集できないプロパティです。Notes
Client では、この値を使用して、このフィールドに関連するスタティックテキストラベルの「最適な候補」が表示され
ます。この「最適な候補」は、Microsoft Active Accessibility (MSAA) によって提供されます。これによって、障害
のあるユーザーが使用するユーザー補助機能に、スタティックテキストラベルとフィールド間の関連が生成されま
す。
[Access Name] は、次のものから抽出されます。
z
フィールドの HTML「Title」タグ
z
「Title」タグがない場合は、フィールドの左にあるスタティックテキスト (表の場合、最大 2 列)
z
左にスタティックテキストがない場合は、フィールドのすぐ上のスタティックテキスト
非表示の要素のために、Notes Client によって Designer と異なるテキストが配置されることがあるので、[Access
Name] は常に正確であるとは限りません。不確かな場合は、フィールドの HTML「Title」タグにのみ入力してくださ
い。
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03 トラブルシューティング
スクリーンリーダーによってフィールドの内容が通知されないことがあります
Notes 6 と R5 でユーザー補助インターフェースが異なるため、スクリーンリーダーによっては、文書を読み取る
際に値が通知されず、フィールド名が重複することがあります。Notes 6 では、次の .ini ファイル変数を設定して
R5 の動作をエミュレートすることができます。
MSAACompatibility = V5
スクリーンリーダーのベンダはこの問題を認識しています。製品の現状については、ベンダにお問い合わせくださ
い。
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03 トラブルシューティング
サーバー上に保存されたローミング ID ファイルは切り替えできない
ローミングユーザー ID ファイルから保存した、ローカルの User.id ファイルに切り替えることはできません。この
場合でも、切り替えできなかったことを示す警告やパスワード入力用のプロンプトは表示されません。
Associated SPRs :
PLOI4X9PHZ
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザー ID ファイルのローカルマシンへの保存が必要になることがある
ローミングユーザーのステータスを以前のリリースから Notes 6 へアップグレードした場合、ID ファイルをローカ
ルマシンに保存しておく必要があります。以前のリリースでは、ローミングユーザー機能が個人アドレス帳に
「roaminguserid」連絡先文書を作成していました。この文書にローミング情報を保存する場所が記されています。
本リリースでは、連絡先文書をプロフィール文書に移動したため、エンドユーザーからは見えません。文書に添付
されたユーザー ID を検索しない場合があるため、ID ファイルのローカルマシンへの保存が必要になることがあ
ります。
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーはパスワード変更の後で複製を行う必要がある
ローミングユーザーがパスワードを変更した場合は、個人アドレス帳を複製する必要があります。ユーザー ID
ファイルを個人アドレス帳に格納している場合は特に重要です。変更を行った後に複製しないと、個人のローミン
グデータと Notes Client にアクセスできないことがあります。
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーは ID の復旧を有効にする必要がある
ローミングユーザーには、Administrator クライアントで ID の復旧を有効にすることをお勧めします。ユーザー ID
ファイルを個人アドレス帳に格納している場合は、これが特に重要です。次のいずれかの状況にある場合は、個
人のローミングデータと Notes Client へアクセスできなくなる可能性があります。ID の復旧により、Administrator
クライアントから個人のローミングデータと Notes Client へのアクセスが復旧します。
z
z
z
パスワードチェックが「有効」で、変更要求の期限が切れている
パスワードを忘れた
パスワードを変更して複製していない
Associated SPRs :
PLOI5CURG2
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03 トラブルシューティング
Administrator Client ではローミングユーザーのアップグレードはサポートされない
Domino Administrator Client では、クライアントの終了時に、複製するかどうかを自動的にユーザーに問うことは
ありません。ユーザーがローミングユーザーにアップグレード中の場合は、このことが問題となります。システム
管理者がユーザー ID をローミングへアップグレードする場合は、Notes Client または Designer Client を使用し
てアップグレードを開始し、完了させてください。これによって、アップグレードが確実に行われます。アップグレー
ドが完了した後は、ローミングユーザーとして Administrator Client を問題なく使用できます。ただし、終了時に、
ローミングデータベースを複製するかどうか問われないので、注意が必要です。データベースは、いつでも手動で
複製することができます。
Associated SPRs :
VMAA5DUMD2
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03 トラブルシューティング
Client でのローミングユーザーのアップグレード時、接続文書が必要になる
Notes Client でローミングサーバーへのアクセスに接続文書が必要な場合は、Client を「ローミング」用にアップ
グレードできないことがあります。これは、Domino Server の名前が実際のコンピュータ名と異なる場合や、サー
バーが別のネットワークドメインにある場合に起こります。
さらに、異なるネットワークドライバを設定した複数の Notes Client がある場合、そのうちの 1 つのコンピュータ
からローミングサーバーに接続できないことがあります。たとえば、コンピュータ 1 は LAN0 を TCPIP に設定して
いて 、コンピュータ 2 は LAN0 を NETBIOS に設定している場合、ローミング用のアドレス帳 (names.nsf) が
サーバーに複製されたときに問題が発生することがあります。この例では、ネットワークアドレスが一方のコン
ピュータの設定の形式 ( names.nsf ファイルがサーバーに複製された方、つまり、TCPIP か NETBIOS のいずれ
か) を採用するため、もう一方のコンピュータはローミングサーバーに接続できなくなります。
Associated SPRs :
TBOO5F7J8E
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03 トラブルシューティング
ID を切り替えた後にローミングするには、ローミング ID に戻さなければならない
ローミングユーザーが別の ID ファイルに切り替えて Notes を使用したあとに、ローミングユーザー ID ファイルに
切り替えないままで Notes を終了すると、ローミングデータに対して行った変更がサーバーに複製されません。
ローミングユーザー ID ファイルに切り替えて、サーバーに複製するまでは、ローカルデータベースに変更をロー
ミングすることはできません。
Associated SPRs :
PLOI53VN7Y
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03 トラブルシューティング
NNTP または IMAP インターネットアカウントを持つローミングユーザー
特定のインターネットアカウントを持つローミングユーザーに固有の問題があります。これを以下に示します。
NNTP
ローカルアドレス帳には、NNTP アカウント用のアカウント文書があります。このアカウント文書は、ローカルの
NNTP データベースと対応しています。アカウント文書はローミングアドレス帳に複製され、ユーザーと共に他の
マシンにローミングされますが、ローカルの NNTP データベースはローミングされません。このため、ユーザーが
他のマシンで NNTP アカウント文書を開き、[プロキシを開く] ボタンをクリックすると、「ファイルがありません:
<filename>.nsf」という正しいエラーメッセージが表示されます。NNTP アカウント文書は、ローカルの NNTP デー
タベースがあるオリジナルのマシンでのみ有効です。
INTERNET MAIL
ローカルアドレス帳には、送受信用のインターネットメールアカウントのためのアカウント文書があります。受信用
のインターネットメールアカウントのプロトコルが IMAP の場合は、このアカウント文書はローカルの IMAP データ
ベースとローカルの mail.box/smtp.box ファイルに対応しています。アカウント文書はローミングアドレス帳に複製
され、ユーザーと共に他のマシンにローミングされますが、ローカルの IMAP ファイルはローミングされません。こ
のため、ユーザーが他のマシンで IMAP アカウント文書を開き、[プロキシを開く] ボタンをクリックすると、「ファイ
ルがありません: <filename>.nsf」という正しいエラーメッセージが表示されます。また、ユーザーがレプリケータ
ページを開くと、[インターネットメールの受信] というエントリが表示されます。複製するローカルのデータベース
がないので、この行の状態は常に「サーバーが応答しません」になります。IMAP アカウント文書は、ローカルの
IMAPデータベースがあるオリジナルのマシンでのみ有効です。
Associated SPRs :
TBOO4X9P7A; PLOI57PT2N
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03 トラブルシューティング
Win95/98 オペレーティングシステムにおけるデータディレクトリのクリーンアップ
オペレーティングシステムが Windows 95/98 の場合、ローミングユーザーのクリーンアップルーチンは W32 の場
合と異なります。データディレクトリと「削除する」ファイルは、別の Windows ユーザーがログインし、Notes を起動
するまで残っています。Notes を起動するときに (アプリケーションにログインする前に)、前のユーザーのデータ
ディレクトリと「削除する」ファイルが削除されます。
「遅延」クリーンアップオプションが適用されているデータディレクトリは同じようにローカルドライブから削除されま
すが、削除は適切な遅延時間が経過するまで行わないことに注意してください。
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03 トラブルシューティング
Windows 95/98 のみ: クリーンアップ機能を使用しない
Windows 95/98 プラットフォームにおいて、ローミングユーザーの自動クリーンアップ処理は自動的に実行されま
せん。これは既知の問題で、文書化されています。Notes のマルチユーザーバージョンがインストールされている
とき、保留ファイルを検出して削除するクリーンアップ機能は次のユーザーによる Notes の起動の影響を受けま
す。
しかし、あるユーザーが Notes (後で削除するファイルを保留してある) を終了し、PC を共用している次のユー
ザーが Notes にログインする前に Notes を再起動したときに問題が発生します。セットアップ処理で不正にロー
ミングユーザーファイルが Notes プログラムディレクトリにコピーされてしまい、この PC を使用するすべての
Notes ユーザーに問題が起こります。
対策:
ユーザーが Notes を終了した後、データディレクトリと関連する .cln ファイルを手動で削除します。これら 2 つの
項目はマルチユーザープロファイル構成にあります。これらの項目を正しく削除するには、管理者に問い合わせ
てください。
メモ: 後でクリーンアップするユーザーのデータは、ファイルの削除の有効期限が切れるまで削除されません。
Associated SPRs :
DMAS5J7QWW
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03 トラブルシューティング
「サーバーにデータを送信しますか?」 ダイアログボックスの [キャンセル] ボタン
Notes を終了するときの一連のイベントによって、「 サーバーにデータを送信しますか? (サーバーの更新とロー
カルデータベースの更新)」とたずねるダイアログボックスの [キャンセル] ボタンが利用できる場合とできない場
合があります。また、このダイアログボックスが表示されると、ワークスペースの背景が灰色になる場合がありま
す。
これらの動作は、Notes アプリケーションの終了処理が中断されると発生する可能性があります。アプリケーショ
ンの終了ルーチンで [キャンセル] オプションを実行すると問題が発生する可能性があるため、表示されないので
す。
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03 トラブルシューティング
クリーンアップを求める「プロンプト」のダイアログボックスの表示順序の変更
ユーザーのロケーションとレプリケーションのオプションである [Notes を起動したときに複製する:] を [複製前に確認
する] に設定し、ユーザーがプロンプトのダイアログボックスで [いいえ] を選択した場合、Notes を終了するとプロ
ンプトのダイアログボックスが異なる順序で表示される可能性があります。
ローミングユーザーは Notes セッション中に最低 1 回はレプリケータを実行すると想定されています。 上記の状
況が発生すると、クリーンアップを求めるダイアログボックスが「サーバーにデータを送信しますか? (サーバーの
更新とローカルデータベースの更新)」とたずねるダイアログボックスの前に表示されます。
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03 トラブルシューティング
データベースを開かないと、ローミングしたときにブックマークリストにアイコンが表示されない
データベースにブックマークして、新しいシステムにローミングする場合、変更を新しいマシンに複製する前にま
ずデータベースを開かないと、ブックマークリストにデータベースアイコンが表示されません。 この場合でもデータ
ベース名は表示されていて、新しいマシン上で一度データベースを開くと、アイコンが正しく表示されます。
Associated SPRs :
DPAT549QHZ
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03 トラブルシューティング
パススルーサーバー経由のローミングのアップグレード
パススルーサーバー経由でローミングサーバーにアクセスを設定したクライアントでは、ローミングユーザーの
アップグレードはサポートされていません。その設定でローミングアップグレードを開始すると、Notes Client に
ローミングのアップグレードを求めるプロンプトが表示されます。このコンピュータでの設定の問題を回避するに
は、更新を中止しなければなりません。ローミングサーバーに直接アクセスしている他の Notes Client 上では、
正常にアップグレードされます。
Associated SPRs :
TFLO5F9TQ8
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03 トラブルシューティング
ユーザープロフィールがない場合、間違ったデータが指し示される
Windows 98/95 でマルチユーザー Notes Client を使用するには、「ユーザープロフィール」を有効にする必要が
あります。「ユーザープロフィール」が有効になっていない場合、または Windows の個人設定が保持されない場
合は、ユーザーの Notes データディレクトリの場所に関する問題が発生することがあります。
マルチユーザーが PC にログオンして Notes を起動しようとすると、別のユーザー ID を求めるプロンプトが表示
されます。この問題については、サポート技術情報を参照してください。 次の技術情報では、この問題の解決方
法について説明しています。
技術情報 V601: Multi-User: Bad Data Pointers when No User Profiles in Windows 9x を参照してください。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
レプリケーションを「オフ」にするとクリーンアップについてのメッセージが繰り返し表示される
これは [クリーンアップ時にプロンプトを表示] を選択したときにのみ適用されます。レプリケーションをオフにし
て、Notes を終了し、「ローミングサーバーとの複製が失敗しました。 スケジュールされた削除をやめますか?」と
表示されたダイアログボックスで [キャンセル] を選択すると、同じメッセージが再び表示されます。
Associated SPRs :
PLOI5CWS5V
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
ローミングユーザー 「起動時の複製に関する注意事項」
それぞれのユーザーのロケーション文書には、Notes の起動時に複製を行うか行わないかを切り替えるオプショ
ンがあります (フィールドセクション名は [Notes を起動したときに複製する:] です)。このオプションを切り替える以外
に、Notes の起動時に複製するかをたずねるプロンプトを表示し、選択することもできます。表示されるダイアログ
ボックスで、ユーザーは複製する ([はい] を選択)、または複製しない([いいえ]を選択)します。ローミングユー
ザーである場合は、これらのオプションに関する以下の重要な「推奨事項」に注意を払ってください。
推奨事項
Notes の起動時にレプリケーションを開始するかをたずねるプロンプトのダイアログボックスが表示された場
合、「いいえ」を選択することはお勧めできません。
z
z
Notes の起動時にレプリケータを開始することを選んだ場合は、複製処理の実行中に Notes を終了しないで
ください。
Notes の起動時に複製を開始しない場合は、次のことが起こります。
1. そのセッションの Notes を起動した後で、複製を開始した場合、クリーンアップ機能のプロンプトを (終了
時に) 表示するダイアログボックスが異なる順番で表示されることが多くなります。たとえば、クリーンアッ
プ時にプロンプトを表示すように設定しているユーザーの場合、サーバーにデータを送信するプロンプト
が表示される前にデータのクリーンアップを求めるメッセージが表示されることがあります。
2. ユーザーが (データをクリーンアップしないように選択して) Notes を終了し、続けてすぐに Notes を再起
動した場合、最終的に Notes を終了して [Send data to the server.] で [はい] を選択すると、致命的な
エラーとなることがあります。この致命的なエラーは「プログラムを呼び出せません」と表示され、エラー
ダイアログボックスで [OK] をクリックすると Notes が閉じます。これは単にエラーが出たというだけの状
況であるはずですが、このエラーが表示される前にデータのクリーンアップを確認している場合、ユー
ザーはデータを失った可能性があります。
この問題を回避するには、Notes を起動したら、何か作業を行う前に (ブックマークアイコンから) レプリ
ケータページを開きます。これにより、レプリケータページがリセットされ、後でエラーメッセージが発生す
る可能性がなくなります。レプリケータページは、Notes デスクトップ上で閉じても開いたままにしてもか
まいません。
Associated SPRs :
DMAS5GVTT4
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
ローミングユーザー: 6.5 以前の Notes Client でのワークプレース
Notes のワークプレース機能は、Notes/Domino 6.5 環境でのみサポートされています。ローミングユーザーが異
なるバージョンの Notes Client を使用しているときは、6.5 以前の Notes Client ではワークプレースは表示され
ません。その代わり、これらの Notes Client には、デフォルトの Welcome ページである [ベーシック] が表示され
ます。
また、ローミングユーザーが 6.5 以前の Client を使用した後で Notes Client 6.5 を起動すると、ワークプレース
は自動的には表示されません。ワークプレースを正しく表示するには、ユーザーはベーシックからワークプレース
に Welcome ページを切り替える必要があります。複数のバージョンが混在している構成で作業を続ける限り、毎
回、この表示の問題が発生することに注意してください。ローミングユーザーは、同じバージョンの Notes Client
を使用することをお勧めします。
Associated SPRs :
TBOO5QSMS8
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
ローミングユーザーと IM サーバー接続: 同時に複数の接続はできない
ローミングユーザーおよび複数のマシンを持つユーザーは、Sametime サーバーへは、一度に 1 台のマシンから
の接続のみ可能です。2 番目のマシンにログオンしようとすると、他のマシンからユーザーがログオフされます。
Associated SPRs :
TBOO5MRKY5
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
ローミングユーザーにはセットアップポリシーは適用されない
ローミングユーザーには、セットアップポリシーはサポートされません。セットアップポリシーを割り当てられたロー
ミングユーザーが新規クライアントをセットアップすると、ほとんどのポリシー設定がクライアントには表示されま
せん。このようなことが発生するのは、ポリシー設定はクライアントセットアップの最後にクライアントにコピーさ
れ、その後でローミングデータベースが複製されるからです。ポリシー設定の大部分はローミングデータベースに
保存されているので、既存のローミングデータベースを複製すると、新たにコピーしたポリシー設定が上書きされ
てしまいます。
ローミングユーザーのこの問題を回避するには、セットアップポリシーとすべて同じフィールドを含むデスクトップ
ポリシーを使用します。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
ローミングユーザーのアップグレード: ユーザーが実行しないと [進行中] のままになる
システム管理者がローミングユーザーへのアップグレードを開始すると、ユーザーのローミング状態 (ユーザー文
書の [ローミング] タブの [ローミングを使用] フィールド) が [進行中] に変更されます。ユーザーが少なくとも 1
つの Notes Client をローミングにアップグレードすると、この状態は自動的に [はい] に更新されます。しかし、
ユーザーがどの Notes Client もアップグレードしないときは、状態は [進行中] のままとなります。ローミング状態
を変更する方法として、次の 2 つがあります。
1. 新規 Notes Client のインストールとクライアントのセットアッププロセスの実行をユーザーに依頼する: ユー
ザーが新しい Notes Client をシステムにインストールし、Client を起動してセットアップを開始すると、セット
アップの最後の手順で、ローミングへのアップグレードを求められます。この時点で、ユーザーは [はい] を選
択する必要があります。[はい] を選択すると、アップグレードプロセスが続行し、ローミング状態が [はい] に
更新されます。この方法の短所として、ユーザーは、ブックマークの再作成、個人アドレス帳の再生成、他の
Notes Client で行ったすべてのユーザープリファレンスの再設定を行わなければなりません。しかし、これら
の設定を回復した後は、ユーザーの他の Notes Client へのローミングが可能になります。
2. システム管理者がローミングのダウングレードを開始し、再びローミングへのアップグレードを開始する: シ
ステム管理者がローミングユーザーのダウングレードを開始すると、ユーザーのローミング状態は [いいえ]
に変更されます。そして、システム管理者がこのユーザーに対しローミングへのアップグレードを開始すると、
ローミング状態は [進行中] に設定されます。ユーザーがアップグレードの要求を受け入れると、ローミング
状態は [はい] に変更されます。
Associated SPRs :
CMCY5K6N37
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーのアップグレード、IM および Macintosh: 最初に W32 でのアップグレード
が必要
Notes 6.5 の時点で、ユーザーが Notes Clinet 内で Sametime を使用するための設定を可能にする新しい [
Instant Messaging のセットアップ] ダイアログがクライアントセットアップに追加されました。この機能は
Macintosh では互換性がないため、このダイアログは Macintosh では表示されず、すべての UI は非表示となり
ます。ローミングユーザーのアップグレードでは、次に示すように、これが問題となることもあります。
z
z
z
z
z
通常のユーザーは、2 つ (または、それ以上) の Notes Client 持っている。つまり、1 つは W32 で、もう 1 つ
は Macintosh である。
ユーザーは W32 Client で Instant Messaging を設定している。これにより、ロケーション文書に Sametime
サーバーが反映され、[IM] タブにすべての設定が表示される。
システム管理者が、ローミングへのアップグレードを開始する。
ユーザーが、Macintosh システムで、ローミングする最初のマシンとしてアップグレードを開始する。これによ
り、このシステムのローカルの names.nsf がローミングアドレス帳になる。
ユーザーが、W32 システムでローミングへのアップグレードを開始する。これにより、 Instant Messaging のす
べての設定が消去される。Sametime サーバーフィールドは空になり、[IM] タブのすべてのフィールドにはデ
フォルト値が表示される。
Macintosh では Instant Messaging が設定されていないため、このような問題が発生します。ユーザーが最初に
Mac でアップグレードしたため、このファイルがローミングデータベースになり、W32 システムでの複製の際にす
べての設定が消去されます。
これを回避するには、ユーザーが最初に W32 システムでローミングへのアップグレードを開始する必要がありま
す。この方法によって、ローミングデータベース用の Instant Messaging のすべての設定がそのまま保持されま
す。すべてのデータはそのまま保持されますが、Macintosh では非表示になります。
Associated SPRs :
TBOO5N2LRX
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーのクライアントセットアップ - 「接続が拒否されました」というメッセージ
ローミングユーザーが新規クライアントのセットアップを行うとき、Domino Server が接続のために追加情報を必
要とする場合に、「接続が拒否されました。要求したサーバーは x.xx.xxx.xxx ですが <servername/domain> に接続しようと
しました」というエラーを受け取ることがあります。この場合、メッセージ内のサーバーの IP アドレスは正しいので
すが、エラーが発生しています。メッセージに対して [OK] をクリックすると、これ以上のエラーは表示されずに
セットアップが完了します。
Associated SPRs :
PLOI58ERTS
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーのクライアントセットアップでサーバーへの接続文書が必要な場合
ローミングサーバーへアクセスするために Notes Client に接続文書が必要なとき、新規クライアントのセットアッ
プ時にユーザーが複製のエラーメッセージを受け取ることがあります。特に、ユーザーがデフォルトのロケーショ
ンを選択したときに、次のメッセージが表示されます。
z
z
接続が拒否されました。要求したサーバーは x.xx.xxx.xxx ですが <servername/domain> に接続しようとしました。
サーバーが応答しません。サーバーがダウンしているか、ネットワークに問題が発生している可能性があります。こ
の問題が続く場合は、システム管理者に連絡してください。
どちらのメッセージの場合も、[OK] をクリックすると、セットアップが完了します。
また、起動時の複製が失敗し、同じエラーが表示されることもあります。この場合は、メールファイルを開き、レプ
リケータページを表示し、[複製の開始] ボタンをクリックして手動でデータベースを複製します。これ以降は、複製
は正しく実行されます。これは、新規クライアントのセットアップ時に一度だけ起こる問題です。
この問題を回避するには、クライアントのセットアップ時に、Domino Server 名の代わりに、Domino Server の IP
アドレスを入力します。これによって、ユーザーのサーバーがクライアントに対してより明確に示されます。
Associated SPRs :
TBOO5MHKRG
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーのクライアントセットアップと Instant Messaging の設定
Notes 6.5 の時点で、ユーザーが Notes Clinet 内で Instant Messaging を使用するための設定を可能にする 新
しい [Instant Messaging のセットアップ] ダイアログがクライアントのセットアップに追加されました。新規登録され
たローミングユーザーが最初の Notes Client のインストールとセットアップを行うときに、[Instant Messaging の
セットアップ] ダイアログが表示されます。また、ローミングユーザーが既存の Notes Client をアップグレードする
ときも、このダイアログが表示されます。
しかし、ローミングユーザーが新規クライアントのインストールとセットアップを行うときは、このダイアログは表示
されません。ユーザーの Instant Messaging のセットアップは個人アドレス帳に従ってローミングされるので、これ
は正しい動作です。この場合は [追加のオプション] ダイアログが表示されないのと同様に、[Instant Messaging
のセットアップ] ダイアログも表示されません。
Associated SPRs :
TBOO5M4LVS
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
ローミングユーザーのダウングレード時にレプリケータページからデータベースが削除されな
い
ローミングユーザーのダウングレード時に、ユーザーのレプリケータページからローミングデータベースを削除す
ることに失敗するケースがあります。この場合、データベースはサーバーから削除されているので、これらのデー
タベースの複製は失敗します。この問題を回避するには、レプリケータページからエントリを削除してください。ま
た、ユーザーがレプリケータページに他のデータベースを持たないときは、ロケーション文書を編集して、起動時
と終了時に複製を行う機能を無効にすることもできます。
この問題は、ユーザーが Notes Client をローミングユーザーとして設定し、その後、ローミングからダウングレー
ドするときに発生するようです。ユーザーが Notes Client でローミングにアップグレードした場合は、レプリケータ
ページからローミングデータベースが正しく削除されます。
Associated SPRs :
TBOO5J9JVG
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーのプリファレンスの中には Notes の再起動が必要なものがあります
ローミングユーザがユーザープリファレンスを変更したが、異なるシステムへローミングしたときに変更が反映さ
れていない場合は、変更を有効にするために Notes を終了し、再起動してください。
Associated SPRs :
DPAT54ESAH
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーの名前の変更により、名前の変更の承諾が繰り返し発生
この問題は、ローミングユーザーが、[名前の変更の受け入れ] ダイアログボックスで [はい] を選択すると発生し
ます。次にこのサーバー認証を試みると、再び [名前の変更の受け入れ] ダイアログボックスが表示されます。
Associated SPRs :
PHEY5E6GNW
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
ローミングユーザーは個人アドレス帳の設計を置換する必要がある
ローミングユーザーが Notes Client を新しいリリースにアップグレードしたときは、個人アドレス帳データベースの
設計を置換する必要があります。データベースの設計にはいくつかの変更点があり、これらは自動的には更新さ
れません。
特に、Notes 6.5 では、ユーザーが Notes Clinet 内で Instant Messaging を使用するための設定を可能にする新
しい [Instant Messaging のセットアップ] ダイアログがクライアントセットアップに追加されました。新規登録された
クライアントユーザーが最初の Notes Client のインストールとセットアップを行うときに、[Instant Messaging の
セットアップ] ダイアログが表示されます。また、ローミングユーザーが既存の Notes Client をアップグレードする
ときも、このダイアログが表示されます。このダイアログでセットアップした IM 設定の内容は、個人アドレス帳の
ロケーション文書内の [Instant Messaging ] タブに保存されます。この新規タブを表示するために、ユーザーは個
人アドレス帳データベースの設計を置換する必要があります。
Associated SPRs :
TBOO5MRGUR
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーは名前の変更の受け入れに一貫して返答する必要があります
ローミングユーザーの名前の変更がローミングシステム上で受け入れられた後、ローミングユーザーがすでに
ローミングしているすべてのシステムにおいて、名前の変更を受け入れるかをたずねられたときには、同じように
返答しなければなりません。同じように返答しないと、名前の変更を受け入れなかったシステムからデータベース
やサーバーへアクセスできなくなります。
Associated SPRs :
BLON5A9LH6; DPAT53EMFC
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーを Domino ディレクトリから削除するときの Adminp 要求エラー
ローミングユーザーを Domino ディレクトリから削除するときに、システム管理要求の「削除するレプリカ情報の取
得」が、次のエラーによって失敗することがあります。これは、通知されると共に、システム管理要求データベースの
[エラー\...別エラー] ビューにも表示されます。
アクション:
削除するレプリカ情報の取得
アクションの動作場所:
<username>/<domain>
アクションの要求者:
<username>/<domain>
要求を受けるサーバー:
<servername>/<domain>
開始時間:
08:14:30 AM 12/18/2002
終了時間:
08:14:30 AM 12/18/2002
処理するデータベース:
None
Errors: Title: File name: ROAMING\<user roaming directory >\journal.nsf; Error: The mail file specified for this person in
the Domino Directory does not exist on this server .
このエラーは、ローミングユーザーの個人ジャーナルデータベース (journal.nsf) が「存在しない」場合に発生しま
す。もう一度実行しても、同じエラーで失敗します。この場合は、[ビューから削除] ボタンをクリックして、ビューか
ら無効なエラーを削除してください。
Associated SPRs :
TBOO5GPPRZ
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
ローミングをダウングレードしても起動時と終了時の複製は有効のまま残る
ローミングユーザーから非ローミングユーザーにダウングレードしても、Notes Client の起動時と終了時の複製機
能は有効になったままです。ユーザーのレプリケータページにデータベースがない場合も同様です。
これを修正するには、ロケーション文書を編集し、起動時と終了時の複製機能を無効にしてください。この修正後
には、Notes Client の終了時にサーバーへの複製の更新を求めるプロンプトは表示されなくなります。
Associated SPRs :
TBOO5FELEP
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03 トラブルシューティング
最初のローミングで Welcome ページのジャーナルを設定する際のエラー
ローミングユーザーの Welcome ページに個人アドレス帳以外に個人ジャーナルやローミングデータがある場合
は、新しいマシンに初めてローミングすると、次のエラーが表示されます。
「データベースは初期化していません。メニューの [ファイル - 複製 - 更新] で初期化してください。」
これは、必要なローミングデータベースである names.nsf と bookmark.nsf のみが、新しいマシンにローミングする
ときにフォアグラウンドで複製されるためです。データベースの複製後に、Notes を終了して再起動すると、データ
ベースの内容が Welcome ページに正しく表示されます。
Associated SPRs :
DPAT4SNM92
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
複数プラットフォームでのローミングユーザーとワークプレース
異種プラットフォーム (W32 と Macintosh) に複数の Notes Client を持つローミングユーザーは、ワークプレース
機能について、次の点を考慮する必要があります。
z
ランチャー: ローミングユーザーが W32 アプリケーションをランチャーに配置したとき、Macintosh ではこれら
のアプリケーションにアクセスできません (この逆も、同様です)。これには、両方のシステムにインストールさ
れているアプリケーション (例: Internet Explorer) も含まれます。ユーザーが、アクセスできないアプリケー
ションをランチャーでクリックすると、「プログラムの起動ができません」というメッセージが表示されます。
z
コンタクトリスト: ローミングユーザーが W32 Notes Client で Instant Messaging を有効にしている場合、この
機能は Macintosh ではサポートされていないことに注意が必要です。このため、ユーザーの Macintosh
Client では、Instant Messaging に関するものはすべて非表示になります。ワークプレースに関しては、コンタ
クトリストは W32 システムでは表示されますが、Macintosh システムでは表示されません。
z
異種環境では、ローミングユーザーはインターネットブラウザの選択に注意が必要: ローミングユーザーとブ
ラウザのオプションの詳細については、「トラブルシューティング」の「クライアントの問題」の「プラットフォーム
間の問題: [Notes と Internet Explorer] ブラウザ」を参照してください。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
複製の設定を無効にしてローミングすると設定が再び有効になってしまう
ローミングを開始、終了する際のレプリケーションの設定を無効にしても、新しいマシンに初めてローミングする
と、Notes はレプリケーションの設定をリセットしてしまいます。これは、新しいシステムにローミングするときに
データの整合性を保証するためです。そのシステム上でセットアップが完了した後、すでにセットアップされている
任意のシステムへローミングするように複製の設定を変更することができます。
Associated SPRs :
DPAT5D3Q7F
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
デュアルプラットフォーム (Notes Client と Web) イベントのコードを印刷する場合の問題
新しいデュアルプラットフォームイベントモデルを使用すると、Notes と Web で実行されるアプリケーションの同じ
イベントに対して別々の種類のコードをプログラムできます (たとえば、ボタンの [Click] イベントによって Notes
Client では Client LotusScript が実行され、Web では Web JavaScript が実行されるようにするなど)。
プログラムペインからコードを印刷する際に、このデュアルプラットフォームコーディング機能は考慮されません。
たとえば、Notes Client では LotusScript を実行し、Web では JavaScript を実行するように、ボタンの [Click] イ
ベントのコードを作成した場合、コードを印刷する ([すべてのオブジェクト] - [すべての言語] を選択して) と、
LotusScript だけが印刷されます。
対策
Web 用のコードを選択して、現在のセクション ([現在の選択] を選択) を印刷します。
Associated SPRs :
BMGH4UTPRG
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Internet Explorer で複数ページのメールが正しく印刷されない
Internet Explorer 5.5 から複数ページのメールメッセージを印刷すると、最初のページしか印刷されません。
Microsoft パッチ Q810847 でこの問題は修正されます。
Associated SPRs :
PGUA5KDLRW
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Legal サイズの用紙への印刷
Notes Client のヘルプで説明されている手順に従って、[ページレイアウトの設定] タブを使用して用紙サイズを
変更し、[ページソース] で Legal サイズの用紙への印刷を選択すると、[印刷プリビュー] では正しく表示されて
も、印刷結果は予期したものになりません。
対処方法
[ページレイアウトの設定] タブではなく [設定] ボタン ([ファイル] → [印刷] → [設定] → [用紙サイズ] → [用紙
の種類]) を使用して用紙のサイズを変更し、[Letter] の設定を [Legal] に変更してください。
Associated SPRs :
KTOT5LGNL5
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
SPARC - 検索が正しくないビュー ID を返す
サイト検索: SPARC 上でブラウザから検索すると、URL に正しくない ビュー ID が返されます。
Associated SPRs :
MAHN4MBJ7X
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
添付ファイルの全文索引の作成が失敗することがある
WEB テーブルを含む AmiPro 添付ファイルや Lotus 1-2-3 添付ファイルは、全文索引が作成されないために内
容を検索できないことがあります。
Associated SPRs :
SRIO4VRLTP
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
HTML 添付ファイルのテキストの検索が失敗する
HTML 添付ファイルやファイルの 3 分の 1 は、索引が正しく作成されません。検索結果には検索文字列を持つ
文書の一部しか含まれていない可能性があります。
Associated SPRs :
RGON4TRSBA
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
複数のアップグレードを行ったあとは、ヘルプに新しい全文索引が必要になることがある
旧バージョンのヘルプデータベースで [検索] ボタンをクリックしたことがある場合、Domino 6 にアップグレードし
て以前のヘルプデータベースを上書きすると、次にヘルプを開いて [検索] ボタンをクリックしたときに、「全文索
引は再構築が必要です」というエラーメッセージが表示されることがあります。
索引を再構築するには、次のように操作します。
1. [OK] をクリックして、エラーメッセージダイアログボックスを閉じます。
2. ヘルプの検索ビューを開いたまま、検索バーの右端にある黒い小さな三角形をクリックしてオプションを表示
します。
3. [索引の更新] ボタン をクリックし、次に表示されるダイアログボックスで [OK] をクリックします ([索引の更
新] ボタンが表示されていない場合は、ヘルプウィンドウを最大化すると表示されます)。
4. 索引作成が終了したことを知らせるメッセージがステータスバー表示され、検索バーにある丸が緑に変わり、
その横に「索引済み」という語が表示されてから、検索が開始されます。
Associated SPRs :
DMAS4JZN25
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03 トラブルシューティング
全文検索とドメイン検索
Domino 6 を導入する場合は、データベースとドメインの索引を再構築することをお勧めします。再構築の手順は
次のとおりです。
データベースの索引の場合は、サーバーコンソールで次のように入力します。
load updall -x
ドメインの索引の場合は、サーバーコンソールで次のように入力します。
tell domidx quit
load domidx -d
load domidx
restart server
ローカルクライアントの全文索引の場合は、次のように操作します。
[ファイル] - [データベース] - [プロパティ] の[全文検索] タブで索引を削除します。
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03 トラブルシューティング
レポートが実行されない場合は、reports.nsf の全文索引を作成すること
定期レポートまたは 1 回限りのレポートが実行されない場合は、reports.nsf の全文索引を手動で作成してくださ
い。全文索引を作成する際はデフォルトの設定を使用します。
Associated SPRs :
KBRE56AQ3H
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03 トラブルシューティング
DBCS のインターネットメールメッセージを全文検索する
MIME 形式で保存されているメッセージで 2 行以上にわたる DBCS テキストを検索すると、インターネットメール
メッセージの全文検索が正常に機能しないことがあります。SBCS のテキストを検索する場合は問題は発生しま
せん。この問題は、[あいまい検索] オプションを有効にすると回避できます。
Associated SPRs :
ASHH58MBEW
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03 トラブルシューティング
Macintosh - Macintosh プラットフォームでドメイン検索を終了するには
Macintosh プラットフォームで、実行中のドメイン検索を終了するには、システムコントロールキーの [コマンド
(アップル)] + [ . (ピリオド)] を使用します。
Associated SPRs :
SRIO482J9J
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03 トラブルシューティング
Macintosh - 添付ファイルの下線表示による検索ハイライト表示
全文検索結果が含まれている添付ファイルのアイコンは、色の付いた下線でハイライト表示されます。このハイラ
イト表示は見にくいことがあります。
Associated SPRs :
DMAS48VNKL
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03 トラブルシューティング
Macintosh: 全文検索のハイライト表示は、開いている文書からは印刷されない
Macintosh では、全文検索のハイライト表示は、ハイライト表示された状態では印刷されません。ビューから文書
を印刷すると、検索文字列がハイライト表示されます。
Associated SPRs :
DMAS5E7LFH
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03 トラブルシューティング
[検索条件の追加] の検索条件トークンを削除する場合の問題
Designer に問題があるため、検索バーで検索条件のトークンを削除すると、Notes Client がクラッシュすることが
あります。トークンの削除は特定の方法で行う必要があります。
対策
「シンプルアクション」のトークンの削除については、「Designer でのプログラミングに関する問題」を参照してくだ
さい。
Associated SPRs :
GCUN5E4VAB
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03 トラブルシューティング
ローカルクライアント上で全文索引を再構築する
ローカルクライアント上の、レプリカでないデータベースの場合、全文索引を削除してから作成し直します。これを
行うには、対象データベースに対して、[データベースのプロパティ] - [全文検索] タブを開いて、[索引の削除] ボ
タンをクリックします。次に、[索引の作成] ボタンを使用して再作成します。索引の設定は記憶されます。
有効な「レプリカ」であるデータベースに全文索引が付いている場合は、複製プロセスが自動的に全文索引を再
作成します。
Notes をシャットダウンすると全文索引作成プロセスが終了することに注意してください。
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03 トラブルシューティング
検索条件のトラブルシューティングと制限事項
Notes/Domino 6 の全文検索に関する問題は次のとおりです。
z
NOT 検索条件は、正しい形式で記述する必要があります。次の例では、NOT (!) 演算子が無視されます。
正しくない形式: [body] ! director
この検索条件の正しい形式は、NOT ([body] contains (director)) です。
z
アドレス帳データベースで検索する場合に問題が発生することがあります。A から F までの 1 文字を付けた
ワイルドカードオプションを使用して、フィールドによる検索を実行すると、有効な検索結果の一部しか返され
ないことがあります。これは、検索エンジンソフトウェアの制限事項です。
例: FIELD lastname CONTAINS A*
対策
ワイルドカード文字 (*) の前に付ける文字の数を 2 文字に増やします。
z
「条件」と任意の文字列の間にスペースを入力しないで検索条件を作成すると、「検索条件が理解できませ
ん」というエラーが表示されます。検索エンジンは、検索文字列と演算子記号の間にスペースを入れずに演
算子記号 (!&,|) を使用した検索条件を処理できます。ただし、テキスト文字列の代わりに検索条件トークンを
使用する場合、検索条件では、演算子記号とそれに続くテキスト文字列の間にスペースが必要となります。
対策
検索条件の構成要素の間にスペースを入れます。
z
検索条件を次のような形式で記述すると文書は検索されません。 word1.<space>word2 (<space> は、スペー
スバーを押したことを意味します)
対策
次のように検索条件を二重引用符で囲みます。 "word1.<space>word2"
z
検索条件が複雑な場合、ACCRUE 演算子は失敗します。検索条件に追加の検索要素が含まれていると、
ACCRUE 演算子は正しい関連性による順序を返しません。これは、検索エンジンの制限事項です。検索エン
ジンは、カッコによる優先指定を無視します。
問題のある検索条件の例: (word1) AND (word2 ACCRUE word3 ACCRUE word4 ACCRUE word5)
z
検索エンジンは、Macintosh 10000 コー ページをサポートしていません。
Associated SPRs :
DMAS4C5J5G; GJEL4DADC5; JHMN594FMW; KCHL5AE6G5; SRIO47KPL5; DMAS47TRE4
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03 トラブルシューティング
サイト検索 - 全文索引を再作成する場合の問題
サイト検索の範囲設定に含まれているデータベースが旧バージョンのものである場合、[サイト検索] データベー
スの全文索引ではそのデータベースの索引が作成されないことがあります。
この問題を解決するには、旧バージョンのデータベースを圧縮して、[サイト検索] の全文索引を再作成します。
データベースを「圧縮」するには、目的のデータベースの [データベースのプロパティ] ダイアログを開いて [情報]
タブを選択し、[圧縮] ボタンをクリックします。
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03 トラブルシューティング
文書を開いたままにすると検索結果が消去されない
データベース内の文書を開いたままにしてデータベースを閉じると、再び開いたときに検索結果が消去されずに
残っています。ソートオプションを [現在のソート方法の維持] または [すべての文書] に設定していると、この現
象が起きます。
この問題は、サーバーデータベースの全文検索の場合にのみ発生します。
Associated SPRs :
DMAS4M7JUK
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03 トラブルシューティング
ブラウザから検索したときに「検索結果文書が見つかりません」というメッセージが返される
Domino ディレクトリなどのデータベースを Web ブラウザから検索した (names.nsf を直接参照するか、
webamin.nsf を介して) ときに、[検索] ボタン (下の図の赤枠で囲まれているボタン) が機能していないように思わ
れることがあります。
結果が返されることがわかっている値をフィールドに入力したのに、次のようなメッセージが表示されたとします。
「検索結果文書が見つかりません」
この場合、データベースの全文索引が作成されていないことが考えられます。
[クイック検索] ボタン (上の図のもう一方のボタン) は、データベースの全文索引が作成されていなくても機能しま
す。
Associated SPRs :
KBRE5BWPEK
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03 トラブルシューティング
reports.nsf の全文索引が作成されている場合のレポートでの Notes エラー
レポートデータベース (reports.nsf) に全文索引が作成されている場合、管理者が 1 回限りのレポート ([レポート
タスクの実行] を「1回」に設定する) を実行すると、次の 2 つのいずれかの動作が確認されます。「Notes エラー:
文書が見つかりません。」などのエラーメッセージ、あるいは空白や不完全な結果が表示されます。これを回避す
るには、データベースの索引を削除するか、Domino Web Administrator からレポートを実行してください。スケ
ジュールされたレポートへの影響はありません。
Associated SPRs :
LMIR5HUVX9
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03 トラブルシューティング
Web からの「現在の順序を使う」検索は、誤った結果を返す
ビューの検索で「&SearchOrder=4」を指定すると、予期しない結果が返ります。以下の場合に不正な結果が表示
されます。
z
z
「&start」引数が「1」以外である。
検索した文書が表示できる文書数より多い。表示される文書数は以下のいずれかの条件で管理されてい
る。
- URL の「&count」引数
- Web サイト用に設定した [デフォルトの検索結果数]
- Web サイト用に設定した [最大検索結果数]
例:
「mydb.nsf」には、「cat」という語を含む文書が 10 個で、「dog」を含む文書が 20 個の「animals」ビューがあるとし
ます。Web サイトである「mysite.com」は、[デフォルトの検索結果数] が 5 で、[最大検索結果数] が 15 に設定さ
れています。
以下の URL は正しい結果を返します。
http://mysite.com/mydb.nsf/animals?SearchView&Query=cat&SearchMax=0
z
以下の URL は誤った結果を返します。
z
http://mysite.com/mydb.nsf/animals?SearchView&query=cat ( [デフォルトの検索結果数] の 5 は検索結果
数より小さい)
z
http://mysite.com/mydb.nsf/animals?SearchView&query=cat&SearchMax=0&Start=4 (開始引数が 1 では
ない)
z
http://mysite.com/mydb.nsf/animals?SearchView&query=dog&SearchMax=0 ( [最大検索結果数] の 15 は
検索結果数の 20 より小さい)
対策
「&SearchOrder=4」を使用する場合、以下を参考にしてください。
z
「&Count」または「&Start」を指定しない。
z
「&SearchMax=0」を指定する。Web サイトのために設定された [デフォルトの検索結果数] を上書きする。
z
Web サイトの [最大検索結果数] を大きい値に設定する。
Associated SPRs :
BFRD4XLMHK
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03 トラブルシューティング
Macintosh - ステータスバーで接続のステータスが消去されない
予定された複製をMac 上で X.PC を介して実行しているときに、接続が切断されたあともステータスバーにステー
タス情報が残ります。
複製が完了して接続が切断されたあと、ステータスバーには「Modem port: xxxxx bits per second connection
established」というテキストが表示されたままになります。
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03 トラブルシューティング
複製の設定でのしきい値の変更は現在のロケーションに適用される
Notes Client のセットアップ時に、[追加のサービス] ダイアログで [メールの送受信での複製の設定] を選択する
と、複製スケジュールを選択する前に、送信メールメッセージの送信のために最初に入力したしきい値がすべて
のロケーション文書に保存されます。複製スケジュールを入力したあとにしきい値を変更した場合、変更後の新し
いしきい値は現在のロケーション文書にしか表示されません。新しいしきい値を別のロケーション文書に表示する
には、目的のロケーション文書を編集して変更します。
Associated SPRs :
TBOO4YYRRE
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03 トラブルシューティング
Domino 6 と Domino R4.67a の間で ADMIN4.NTF を複製する
Domino 6 Server と Domino R4.67a Server の間で [システム管理要求] データベーステンプレート
(ADMIN4.NTF) を複製しているときに、ログファイルに次のエラーが表示されます。
「Unable to store document in feyd1/Robco admin4.ntf (NoteID = 318) from admin4.ntf (NoteID = 318): Field is
too large (32K) or View's column & selection formulas are too large」
このエラーメッセージは無視してかまいません。複製は、それぞれのサーバー上の ADMIN4.NSF の間で正常に
行われています。
Associated SPRs :
RWIR5DXM9G
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04 マニュアルの変更
[空き時間情報] レプリケータページのエントリが古いアイコンで表示されます
レプリケータページの [空き時間情報] エントリが古いアイコンで表示されます
Lotus 6 Client ヘルプのいくつかのトピックの画像では、レプリケータページの [空き時間情報] エントリが本のア
イコンで表示されます。
実際のアイコンは次のように表示されます。
次のトピックでは、このアイコンの画像が表示されます。
z
z
z
[目次] の [はじめに] の [レプリケータページ: サーバーの情報を共有する]
[目次] の [接続の設定] の [レプリケータページを使用して複製を管理する]
[目次] の [接続の設定] の [レプリケータページの複数シーケンスを調整する]
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04 マニュアルの変更
Instant messaging: [応答可] から [離席中] に変更するタイミングの設定
x 分間使用しないと自動的にログオフするという Notes のプリファレンス設定は、Instant Messaging の状態も [応
答可] から [離席中] に変更します。このプリファレンスを設定するには、[ファイル] - [プリファレンス] - [ユー
ザー] - [基本] を選択し、[ログアウト (Notes ディスプレイのロック) x 分後] を選択して [OK] をクリックします。
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04 マニュアルの変更
Notes でサポートされる URL には Notes URL が含まれる
トピック「Notes でサポートされている URL」で、サポートされている URL のリストから次のタイプの URL が欠落し
ています。
Notes URL -- Notes URL (たとえば、notes://servername/databaseName?OpenDatabase ) は、任意の Notes
データベース、ビュー、エージェント、フォーム、文書にアクセスするために使用できます。通常、Notes アイテムに
は、[編集] - [リンクのコピー] コマンドを使用して作成されたデータベースリンク、ビューリンク、文書リンクのいず
れかをクリックしてアクセスしますが、Notes URL を使用して Notes アイテムにアクセスすることもできます。さら
に、Notes URL は Notes 外部でも使用できます。たとえば、会社で Notes メールは使用していなくても Notes ア
プリケーションは使用している場合、電子メールに Notes URL を含めることができます。読者がそれをクリックす
ると、読者のシステムで Notes Client が起動し、Notes データベースが開きます。Notes URL についての詳細
は、『IBM Lotus Designer 7 ヘルプ』のトピック「NotesURL プロパティ」を参照してください。
Associated SPRs :
PBIT6CNHLJ
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04 マニュアルの変更
Notes で拡大文字を表示する
Notes が表示する文字サイズを大きくする必要があるユーザーの場合、R5 で頻繁に使用されていた NOTES.INI
の設定 (display_font_adjustment) で実行するよりも、Windows の画面設定を使用してこれを実行する方が勝って
います。NOTES.INI の設定は引き続き機能しますが、リリース 6 では、特に割り当てられる値が 4 以上の場合
に、予測不能な動作がしばしば起きます。
Windows 2000 ユーザーの場合: Notes (および他のすべてのプログラム) の文字サイズを変更するには、
Windows の [コントロール パネル] の [画面] で、[詳細設定] をクリックし、[DPI 設定] リストで [大きなサイズ] を
選択します。コンピュータを再起動します。
Windows XP ユーザーの場合: Notes (および他のすべてのプログラム) の文字サイズを変更するには、[コント
ロール パネル] の [画面] で [詳細設定] をクリックします。
注意: Windows XP では、[DPI 設定] リストで [大きなサイズ] を選択しても、Notes に望ましい効果はありませ
ん。[カスタム設定] を選択し、次いで縮尺のパーセントを選択してください。コンピュータを再起動します。
Associated SPRs :
SWYO63J52R
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04 マニュアルの変更
OLE オブジェクトが含まれるメールを開く
OLE オブジェクトが含まれるメールを開くときに、それにはヘルプがないことを示すメッセージが表示される場合
があります。各メッセージのヘルプは以下のとおりです。
文書は外部のオブジェクトとリンクしています。いますぐ更新しますか?
起きたこと
開こうとしている文書には、リッチテキストフィールドにリンク付き OLE オブジェクトが含まれています。リンク付き
オブジェクトは、ソースアプリケーション内のデータへの直接の「ゲートウェイ」なので、Notes でリンクを開くと、
ソースアプリケーションで加えられた変更を表示できます。
実行できること
リンク付きオブジェクトでソースアプリケーションから最新のデータを表示する場合は、[はい] をクリックします。
ソースアプリケーションから最新のデータを表示する必要がない場合は、[いいえ] をクリックします。
読み込み専用の文書には OLE オブジェクトの変更を保存できません。
起きたこと
OLE オブジェクトが含まれる文書は読み込み専用モードであり、そのオブジェクトを開くと、OLE オブジェクト内の
データを編集する権限を持っていないということになります。編集モードの文書の場合、Notes でデータを入力す
るには、そのオブジェクトのアプリケーションを使用できます。たとえば、Lotus 1-2-3 を使用している場合、ブラン
クの 1-2-3 スプレッドシートオブジェクトを作成し、Notes 文書で 1-2-3 スプレッドシートデータを入力できます。
実行できること
z
OLE オブジェクトを読み込み専用モードで表示するには、[OK] をクリックします。このモードの場合は、加
えた変更を保存することができません。
z
z
[キャンセル] をクリックして、OLE オブジェクトの表示を継続します。
OLE オブジェクトに変更を加えるには、文書を編集モードにする必要があります。[キャンセル] をクリックし
て、[アクション] - [編集] を選択し、次いで OLE オブジェクトを再度開きます。
Associated SPRs :
CMHN5KQQLD
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04 マニュアルの変更
[オブジェクトのプロパティ] -- [ファイルの結合] タブ
[オブジェクトのプロパティ] の [ファイルの結合] タブをクリックしても、ヘルプがありません。そのタブのヘルプは
以下のとおりです。
[ファイルの結合] タブは、この文書で OLE オブジェクトが必要とするファイルの名前を示します。これらのファイ
ルは、文書の受信者が持っていない場合があるので、$FILE オブジェクト (添付ファイル) として文書構造内に保
持されます。OLE オブジェクトの削除時にはこれらのファイルも削除されます。
Associated SPRs :
NCYU5YFR77
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04 マニュアルの変更
[送信情報] ダイアログボックス
トピック「[送信情報] ダイアログボックス」には、次の「ヒント」が含まれています。
インターネット経由で送られてきたメッセージを受信した場合は、メッセージを開き、[表示] - [表示] - [ページソー
ス] を選択すると、メッセージの HTML ページソースを表示できます。
この「ヒント」は、次のように変更されます。
インターネット経由で送られてきたメッセージを受信した場合は、メッセージを開き、[表示] - [表示] - [ページソー
ス] を選択することで、メッセージの HTML ページソース (SMTP ヘッダー情報を含む) を表示できます。
Associated SPRs :
ALEY5XUR5G
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04 マニュアルの変更
「件名/場所/議長」の図に記載誤り
「カレンダーの印刷オプションをカスタマイズする」のヘルプトピックでは、図が示されています。
「説明」と記述している項目は、「件名/場所/議長」に置き換えてください。
Associated SPRs :
TDON63QHX2
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04 マニュアルの変更
アップグレードを実行する場合のローミングユーザーのセットアップ
「ローミングユーザーを設定する」のトピックの以下の情報は更新され、複数の Notes リリースを使用した後に
ローミングユーザーになる場合の手順を明確にしています。
ローミングユーザーになるには、ローミングユーザーの権限を与えてもらうよう Domino システム管理者に依頼す
る必要があります。
注意
権限を要求する際は、自分のフルネーム (企業でフルネームが使用されている場合、Jane Q
Public/Acme/Sales などの名前) が個人アドレス帳、ブックマーク、個人ジャーナルデータベースのアクセス制御
リストで [管理者] に指定されていることをあらかじめ確認しておきます。また、これらのデータベースは、デフォル
トの名前 (names.nsf、
bookmark.nsf、および journal.nsf) が付いている必要があります (個人ジャーナルをローミングする場合)。個人
ジャーナルをローミングしない場合は、「個人ジャーナルをローカルに保存する」を参照してください。
すでに複数のコンピュータ上で Notes を使用している場合は、メインの作業マシンであるコンピュータに最新の
ブックマーク、連絡先、その他の個人設定が保存されているはずです。管理者からローミングユーザーの権限を
与えられた後、次の手順を実行します。
1. メインコンピュータ上で Notes を起動し、メールなどのデータベースを開いてホームサーバーに接続します。
メモ
1 コンピュータ上で複数のユーザーがローミングユーザーになる場合、そのコンピュータには、
マルチユーザーバージョンの Notes をインストールする必要があります。
2. ローミングユーザーとなるために、使用しているコンピュータ上で情報の複製を開始するかどうかを尋ねるメッ
セージが表示されます。[はい] をクリックします。
このプロセスが完了するとすぐに通知が出されることを伝えるメッセージが表示されます。続くメッセージは、
ユーザーがローミングユーザーとなったことを伝えます。
3. 次に使用するコンピュータを起動します。
4. (省略可能) 次に使用するコンピュータの names.nsf、bookmark.nsf、または journal.nsf ファイルに、連絡先、
ブックマーク、その他の必要な情報が保存されている場合は、オペレーティングシステムの機能を使用してそ
のファイルのバックアップコピーを作成します。その後、バックアップファイルの名前を変更したり、バックアッ
プファイルを追加したり、バックアップファイルを開いてその情報をコピーし、データベースに貼り付けたりでき
ます。オペレーティングシステムにより保存されたファイルの場所が不明な場合は、管理者に問い合わせてく
ださい。
5. Notes を起動してホームサーバーに接続します。このコンピュータをローミングユーザー用にアップグレードす
るかどうか尋ねるメッセージが表示されます。[はい] をクリックします。
メモ
既存の個人アドレス帳、ブックマークデータベース、および個人ジャーナルデータベースファイル
が .000 という拡張子の付いたバックアップコピーになります。.nsf という拡張子の付いたファイルは、新しいロー
ミングレプリカに置き換えられます。
Notes が終了することを伝えるメッセージが表示されます。
6. Notes を再起動します。作業データはローミングサーバーからこのコンピュータに複製されました。
Associated SPRs :
JPIK5WHT2E
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04 マニュアルの変更
アドレス帳から宛先を選択する
「アドレス帳から宛先を選択する」のトピックの、「選択をカスタマイズするには」の下にある、「選択したアドレス帳
で名前のより近くにスクロールする」の手順ではエラーが発生します。これらの手順は、以下のように理解してくだ
さい。
[開始文字列で検索] フィールドで、検索する個人やグループの名前の最初の何文字かを入力して、[OK] をク
リックします。デフォルトでは、名前は名でソートされます。リストをスクロールすると、このデフォルト設定が変更さ
れ、姓が最初に表示されているかどうかを確認できます。
メモ
検索するアドレス帳として個人アドレス帳を選択する場合、[アドレス帳の選択] ダイアログでの名前の
ソートの仕方は、[個人アドレス帳プロフィール] で選択したソート順には従いません。
Associated SPRs :
JPIK5UWS6E
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04 マニュアルの変更
インターフェースの言語の新規プリファレンス
「インターナショナルプリファレンス」のトピックでは、一般見出しの「インターフェース言語の指定」に以下のリンク
テキストを含める必要があります。
Domino データベースがマルチリンガルデータベースをサポートする場合、このオプションを使用して、サポートさ
れるどの言語を Notes ユーザーインターフェースで表示するかを選択できます。
Associated SPRs :
KHIA5XTK3U
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04 マニュアルの変更
インポートおよびエクスポートでサポートされるファイルタイプ
Notes はインポートおよびエクスポートでさまざまなファイルをサポートしています。しかし、すべてのプラットフォーム上で、す
べてのタイプのファイルがインポートおよびエクスポートに使用できるわけではありません。
スプレッドシートファイ
ル
リッチテキストフィール
ドまたはビューへのイ
ンポート
文書またはビューから
のエクスポート
ファイル拡張子
サポートされるリリー
ス
Lotus 1-2-3
両方
ビュー
.WK*
R96、R97、R9
Microsoft Excel
リッチテキストフィール
ド
未サポート
.XLS
95、97、2000、
2002
画像ファイル
フィールドまたは
ビューへのインポー
ト
文書またはビューから
のエクスポート
ファイル拡張子
ファイルの説明
PCX (ペイントブラシ)
リッチテキストフィー
ルド (Windows のみ)
未サポート
.PCX
ラスタ画像
PIC (Lotus)
リッチテキストフィー
ルド (Windows のみ)
未サポート
.PIC
Lotus 1-2-3 作成のピ
クチャ
CGM (Computer
Graphics Metafile)
リッチテキストフィー
ルド
文書
.CGM
ANSI メタファイルをサ
ポートするソフトウェア
で作成されるピクチャ
TIFF (Tag Information
File Format)
リッチテキストフィー
ルド (Windows のみ)
文書
.TIF
TIFF をサポートするソ
フトウェアにスキャンで
取り込まれるビットマッ
プイメージ
BMP (ビットマップ)
リッチテキストフィー
ルド (Windows のみ)
未サポート
.BMP
ビットマップイメージ
GIF
リッチテキストフィー
ルド
未サポート
.GIF
Graphics Interchange
Format イメージ
JPEG
リッチテキストフィー
ルド
未サポート
.JPG
Joint Photographics
Experts Group イメー
ジ
ワードプロセッサファイ
ル
フィールドまたは
ビューへのインポー
ト
文書またはビューから
のエクスポート
ファイル拡張子
サポートされるリリー
ス、および注釈
Lotus Word Pro®
リッチテキストフィー
ルド (Windows のみ)
未サポート
.LWP
R97、R9
Microsoft Rich Text
Format (RTF)
Rich-text field
Document
.RTF
Applications that
support .RTF, such as
Word
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Microsoft Word
Rich-text field
Not supported
.DOC
97, 2000, 2002
WordPerfect®
Rich-text field
Not supported
.DOC, .WPD, .WPT
5.x, 6.x, 7.x, 8
Text file
Import into field or
view
Export from document
or view
File extension
File description
ASCII text
Rich-text field
Document
Any
Unformatted text
Tabular ASCII text
View
View
Any
ASCII text arranged in
rows and columns;
limit of 1,536
characters per record,
total
Structured ASCII text
View
View
Any (except .TAB,
.TXT, .PRN, .RPT)
ASCII text arranged
as fields and field
values; limit of 256
bytes per simple text
field
Comma Separated
Value
Not supported
View
.CSV
HTML file
Import into field or
view
Export from
document or view
File extension
File description
HTML
Rich-text field
Not supported
.HTM, .HTML
All HTML versions.
Images contained in
HTML files are not
imported if they are
local, for example,
C:\LOTUS\NOTES\G
RAPHIC.GIF. A red
box displays as a
placeholder.
Associated SPRs :
KMAO5R4M37
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04 マニュアルの変更
オンラインミーティングのスケジュールに Sametime Connect は不要
「Instant Messaging を使用して作業する」のトピックでは、以下のように説明しています。
「それでもなお、オンラインミーティングのスケジュールに Notes のカレンダーを使用する場合、または IBM Lotus
の他の共同作業用機能 (アプリケーション共有ミーティングと予約されているミーティングを運営したり参加するた
めの機能など) を使用する場合、Instant Messaging クライアント (バージョン 3.0 以降) をシステムにインストール
することが必要な場合があります。Instant Messaging クライアントをインストールして Notes を再起動すると、ブッ
クマークバーにある Lotus Instant Messaging のアイコンのクリックで Instant Messaging クライアントを起動でき
ます。」
この記述は不正確です。これらのことを行うには IBM Lotus Instant Messaging および Web Conferencing (Lotus
Sametime) サーバーが必要ですが、別個の Instant Messaging (Sametime Connect) クライアントをインストール
する必要はありません。
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04 マニュアルの変更
コンピュータのすべてのレプリカが受信する情報を指定する
トピック「コンピュータのすべてのレプリカが受信する情報を指定する」には、次のような説明が記載されていま
す。
「Notes では、ローカルコンピュータやサーバー上にあるデータベースのすべてのレプリカにほかのレプリカの要
素の変更を反映するかどうかを設定できます。デフォルトでは、複製式と個別に指定されたフィールド以外のすべ
ての要素の変更が反映されます。次の要素の変更を反映するかどうかを指定できます。
z
z
z
z
z
z
設計要素 (すべてのフォーム、ビュー、フォルダ、およびアウトラインなど)
アクセス制御リスト
エージェント
削除 (フォルダなど、制御する文書と設計要素の両方)
複製式 (式が [複製の設定] ダイアログボックスのこのページまたは別のページで指定されている場合)
フィールド (設計者の場合は、このオプションを選択して [定義] をクリックし、[カスタム] を選択して選択
または選択解除が可能なフィールドのリストを表示します。)
上記の内容に、次の説明が追加されます。
z
[削除] オプションは、[複製相手] フィールドで指定されたすべてのコンピュータに適用されます。つまり、
このオプションは、1 つのサーバーからは削除を受け取り、別のサーバーからは削除を受け取らない、と
いうような設定はできません。レプリカからの削除は、すべてのソースで同じように扱う必要があります。
z
その他のすべてのオプションについては、[複製相手] フィールドで指定した各ソースごとに自由に設定
できます。たとえば、Server A のレプリカからアクセス制御リストを受信するよう選択し、その後で [複製
相手] フィールドを Server B に変更し、Server B のレプリカからはアクセス制御リストを受け取らないよ
うに設定できます。
Associated SPRs :
BINN5THMRP
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04 マニュアルの変更
シングルログオン機能を設定する
ヘルプトピック「Windows NT または 2000 のパスワードと Notes のパスワードを同期化する」には、Notes をアン
インストールし、[クライアントシングルログオン] オプションを選択して再インストールするよう書かれています。し
かし、Notes を完全に置き換えなくても、Windows の [プログラムの追加と削除] を使用して、現在のインストール
を変更することができます。
シングルログオン機能がインストールされているかどうかをチェックするには、[ファイル] - [セキュリティ] - [ユー
ザーセキュリティ] を選択します。シングルログオン機能がインストールされている場合は、[OS のログインを使っ
て Notes にログインする] が有効になっています。
Associated SPRs :
ESAR62ULNG
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04 マニュアルの変更
スマートカードからの証明書のインポート
Domino/Notes 6.0.2 は、Notes 以外のエンティティによってスマートカードに保存されたインターネットキーをイン
ポートする機能をサポートします。定義によると、プライベートキーをハードウェアデバイスから抽出することはで
きないので、インポートのメカニズムは、X.509 証明書をトークンからコピーする、証明書からパブリックキーを抽
出する、スマートカード上のプライベートキーへの「ポインタ」を生成するという 3 段階で成り立ち、これらの 3 つ
のオブジェクトを ID ファイルに保存することにより、Notes からの利用を可能にします。
Notes/Domino 6.0 では、ユーザーは自分の ID ファイルにあるインターネット証明書に対応した 1 つ以上のプラ
イベートキーを PKCS #11準拠のスマートカードまたはトークンに「プッシュ」し、このトークンでのハードウェアベー
スの暗号化を使用して、S/MIME メールの署名と復号、および Web サイトでの SSL クライアント証明書による認
証を行うことができました。この方法は、プライベートキーを ID ファイルに保存する方法よりも、はるかに高いレベ
ルのセキュリティをもたらします。なぜなら、侵入者がキーを使用するためには、ユーザーの ID ファイルのコピー
を入手し、スマートカードまたはトークンを物理的に盗み出し、トークンの PIN を知る、といった作業が必要だから
です。また、トークンを失った場合は、実際のユーザーは Notes にログインできず、このことがシステム管理者に
すぐに通知されるので、システム管理者は侵入者からシステムを防御するための予防的な措置を取ることができ
ます。しかし、ユーザーとシステム管理者は、Notes 以外のエンティティによってスマートカードにプリロードされた
キーおよび証明書をインポートすることはできません。
この機能をサポートする新しい関数が、Notes/Domino 6.0.2 用の Lotus C API Toolkit に追加されました。
スマートカードからインターネット証明書をインポートする
この機能をサポートするために、[ユーザーセキュリティ] ダイアログに新しいオプションが追加されています。
メモ: このオプションは、PC にスマートカードリーダーがインストールされていて、ユーザーの Notes ID がスマー
トカードに対して有効になっている場合にのみ利用できます。それ以外の場合は、このオプションを選択できませ
ん。
1. [ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択します。
2. 自分の ID と証明書を選択します。
3. [認証の取得] をクリックします。ID ファイルに証明書をインポートするさまざまな方法を示すリストが表示され
ます。
4. [Smartcard からインターネット証明書のインポート] を選択します。これによって、現在のスマートカードから
利用可能なすべての証明書をインポートできます。
Associated SPRs :
KSPR5FUUJY
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04 マニュアルの変更
データベースのパフォーマンスと機能を向上させる
トピック「データベースのパフォーマンスと機能を向上させる」には、次の説明が追加されます。
未読マークを複製する
メールデータベースでは未読マークを複製することをお勧めします。しかし、複数のユーザーが使用し、使用度の
高いデータベースで未読マークを複製すると、処理能力が消費され、パフォーマンスに影響を与えることがありま
す。このため、これらのデータベースでは、未読マークを複製することの重要性について考慮する必要がありま
す。
このトピックの図は、次の図に置き換えられます。
Associated SPRs :
ZHZH5XV9HP
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04 マニュアルの変更
データベースの複製設定を表示するには
トピック「データベースの複製設定を表示するには」は、次のように変更されます。
データベースの複製の設定を表示できます。
1. データベースを開きます。
2. [ファイル] - [データベース] - [プロパティ] を選択します。
3. [基本] タブをクリックしてから、[複製の設定] をクリックします。
メモ
[データベースのプロパティ] の [複製の履歴] をクリックすると、データベースの複製履歴を表示できま
す。複製履歴全体をクリックプボードにコピーするには、[コピー] をクリックします。
さらに、このトピックには [拡大] ボタンについての次のような説明が含まれています。
履歴エントリに関する情報をさらに詳しく表示するには、そのエントリを選択し、[拡大] をクリックします。 複
製履歴全体をクリップボードにコピーするには、[コピー] をクリックします。
実際には、[複製の履歴] ウィンドウに [拡大] ラジオボタンはありません。
Associated SPRs :
GFLY5X8T6M
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
ビューでの最大文書数 - 修正
ヘルプトピック「Notes の制限事項」では、ビューの索引で許可される文書の最大数を以下のように修正する必要
があります。
現在のトピック
1 つのビューに含められる文書数。
ビュー索引としての最大値は 130 MB です。
修正後のトピック
1 つのビューに含められる文書数。
Associated SPRs :
SVRO3JV3UN
データベースのサイズの上限まで。最大値は 64GB で
す。
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04 マニュアルの変更
メールでの受信確認
「メールの送信オプションを指定する」のトピックでは、以下のセクションがあります。
メッセージの開封を確認するには (受信確認)
受信者のメールクライアントがこの機能がサポートしている場合、送信したメッセージを受信者が読んだときや、
削除または印刷したときに通知するよう Notes を設定できます。
「メッセージを...削除または印刷したときに通知する」というこのセクションの説明は、現在では正しくありません。
Associated SPRs :
JMER5T3USE
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
ローカルデータベース暗号化の機能方法
ヘルプトピックの「ローカルデータベースへのアクセスを制限する」では、新しいデータベースの作成時に、Notes
でそれらを自動的に暗号化するように設定できると説明しています。しかし、[ユーザーセキュリティ] の暗号化設
定は、新しいデータベースではなく、新しいレプリカにのみ適用されます。
たとえば、メールデータベースのローカルアーカイブを作成する場合、そのアーカイブは新しいレプリカではなく、
新しいデータベースと見なされます。したがって、アーカイブは [ユーザーセキュリティ] の暗号化設定に基づいて
暗号化されることはありません。その代わり、アーカイブは、アーカイブの作成元のオリジナルデータベースに基
づいて暗号化されるかそうでないかが決まります。この例では、メールデータベースが暗号化される場合、アーカ
イブも暗号化されます。メールデータベースが暗号化されない場合、アーカイブも暗号化されません。
上記の例について、以下の表では、メールデータベースの暗号化、[ユーザーセキュリティ] の設定、および結果
のアーカイブデータベースの暗号化の関係を概説しています。
メールデータベースのロ
ケーション (サーバー上
/ローカル)
サーバー上
サーバー上
サーバー上
サーバー上
ローカル
ローカル
ローカル
ローカル
Associated SPRs :
JCOS66VR3R
メールデータベースの暗号 [ユーザーセキュリティ] の
化 (はい/いいえ)
設定 (ローカルに暗号化:
はい ローカルに暗号化さ
れない: いいえ)
いいえ
いいえ
いいえ
はい
はい、サーバー ID を使用 いいえ
はい、サーバー ID を使用 はい
いいえ
いいえ
いいえ
いいえ
はい、サーバー ID を使用 いいえ
はい、サーバー ID を使用 はい
新規作成ローカルアーカイ
ブの暗号化 (はい/いいえ)
いいえ
いいえ
はい
はい
いいえ
いいえ
はい
はい
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04 マニュアルの変更
ローミングユーザーの説明
ヘルプトピックの「ローミングユーザーを設定する」の以下のセクションは、プロセスの各時点で表示されるメッ
セージを説明するために改訂されました。
複数のリリースの Notes を使用した後、ローミングユーザーになる
ローミングユーザーになるには、ローミングユーザーの権限を与えてもらうよう Domino システム管理者に依頼す
る必要があります。
注意
権限を要求する際は、自分のフルネーム (企業でフルネームが使用されている場合、Jane Q
Public/Acme/Sales などの名前) が個人アドレス帳、ブックマーク、個人ジャーナルデータベースのアクセス制御
リストで [管理者] に指定されていることをあらかじめ確認しておきます。また、これらのデータベースは、デフォル
トの名前 (names.nsf、
bookmark.nsf、および journal.nsf) が付いている必要があります (個人ジャーナルをローミングする場合)。個人
ジャーナルをローミングしない場合は、「個人ジャーナルをローカルに保存する」を参照してください。
すでに複数のコンピュータ上で Notes を使用している場合は、メインの作業マシンであるコンピュータに最新の
ブックマーク、連絡先、その他の個人設定が保存されているはずです。管理者からローミングユーザーの権限を
与えられた後、次の手順を実行します。
1. メインコンピュータ上で Notes を起動し、メールなどのデータベースを開いてホームサーバーに接続します。
メモ
1 コンピュータ上で複数のユーザーがローミングユーザーになる場合、そのコンピュータには、マルチ
ユーザーバージョンの Notes をインストールする必要があります。
2. ローミングユーザーとなるために、使用しているコンピュータ上で情報の複製を開始するかどうかを尋ねるメッ
セージが表示されます。[はい] をクリックします。
このプロセスが完了するとすぐに通知が出されることを伝えるメッセージが表示されます。続くメッセージは、
ユーザーがローミングユーザーとなったことを伝えます。
3. 次に使用するコンピュータを起動します。
4. (省略可能) 次に使用するコンピュータの names.nsf、bookmark.nsf、または journal.nsf ファイルに、連絡先、
ブックマーク、その他の必要な情報が保存されている場合は、オペレーティングシステムの機能を使用してそ
のファイルのバックアップコピーを作成します。その後、バックアップファイルの名前を変更したり、バックアッ
プファイルを追加したり、バックアップファイルを開いてその情報をコピーし、データベースに貼り付けたりでき
ます。オペレーティングシステムにより保存されたファイルの場所が不明な場合は、管理者に問い合わせてく
ださい。
5. Notes を起動してホームサーバーに接続します。このコンピュータをローミングユーザー用にアップグレードす
るかどうか尋ねるメッセージが表示されます。[はい] をクリックします。
メモ
既存の個人アドレス帳、ブックマークデータベース、および個人ジャーナルデータベースファイルが .000
という拡張子の付いたバックアップコピーになります。.nsf という拡張子の付いたファイルは、新しいローミングレ
プリカに置き換えられます。
Notes が終了することを伝えるメッセージが表示されます。
6. Notes を再起動します。作業データはローミングサーバーからこのコンピュータに複製されました。
7. 使用するほかのコンピュータでも手順 3 から 6 を実行します。
Associated SPRs :
JPIK5WHT2E
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04 マニュアルの変更
個人ビューとフォルダのアクセス
ヘルプトピック「共有ビュー/フォルダと個人ビュー/フォルダ」では、個人ビューやフォルダの目的を、「作成した
ユーザーの Notes ID を使用して、またはデータベースの管理者としてのみアクセスできます」と説明しています。
データベースの管理者がビューやフォルダにアクセスできるというのは正しくありません。作成者のみがアクセス
できます。
Associated SPRs :
JPIK6APPXE
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04 マニュアルの変更
資料の更新 - ローカルデータベースへのアクセスを制限する
Notes Client の資料のトピック「ローカルデータベースへのアクセスを制限する」には訂正があります。ローカル暗
号化の [ユーザーセキュリティ] 設定は、新しいデータベースそのものではなく、データベースの新しいローカルレ
プリカにのみ適用されます。トピックで訂正される部分は以下の箇所です。
ローカルデータベースへのアクセスを制限する
ハードドライブにデータベースのローカルレプリカを作成する場合には、そのレプリカを自分のみが参照できるよ
うに暗号化しておくことができます。ポータブルコンピュータにローカルデータベースのレプリカを保存する場合
や、コンピュータをほかのユーザーと共有する場合には、ローカルデータベースのレプリカを暗号化することをお
勧めします。
[管理者] アクセス権を持っているデータベースレプリカのローカルセキュリティを使用する場合、Notes は、ユー
ザー ID からパブリックキーを使用してレプリカを暗号化します。その場合、データベースの暗号を解除できるの
はそのユーザーだけです。それは、そのユーザーがユーザー ID に対応するプライベートキーを持っているため
です。他のどのユーザー ID でも、そのデータベースを開くことはできません。
メモ
ディスク圧縮ユーティリティを使用する場合、中または強レベルの暗号化を使用するデータベースであっ
ても、使用するディスクスペースが大幅に少なくなるということはありません。
新規ローカルデータベースのレプリカを作成時に暗号化するには
次の手順で、新規ローカルデータベースのレプリカが作成時に自動的に暗号化されるように Notes を設定できま
す。
1. [ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択します。
Mac OS X ユーザーの場合: [Notes] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択します。
2. [Notes データ] - [データベース] をクリックします。
3. [ローカルのデータベースを暗号化する] を選択してから、次のいずれかのオプションを選択します。
z
軽レベルの暗号化では、軽度のセキュリティの侵害に対する安全性が確保されます。
z
中レベルの暗号化では、安全性とデータベースへのアクセス速度が適度に保たれます。ほとんどのユー
ザーは、中レベルを選択するのがよいでしょう。
z
強レベルの暗号化は、セキュリティの保護が優先されるときにのみ選択します。データベースには許容
範囲内の速度でアクセスできます。
ヒント 新しいローカルレプリカの暗号化をオフにするには、[ローカルのデータベースを暗号化しない] を選択し
ます。
メモ
[ユーザーセキュリティ] の設定は新しいデータベースではなく、新しいレプリカにのみ適用されます。
アーカイブは、レプリカではなく、新しいデータベースと見なされるので、この暗号化設定を使用して自動的に暗
号化されることはありません。しかし、アーカイブの作成元のオリジナルデータベースが暗号化されている場合、
アーカイブも暗号化する必要があります。
Associated SPRs :
JCOS66VR3R
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
送信者からのジャンクメールの拒否を解除する
「ジャンクメールを管理する」のトピックの「メールの拒否を解除するには」の見出しの下のステップ 2 で、「ツール
バーで、[アクション] - [ツール] - [拒否を解除] をクリックします」と説明されていますが、これは誤りです。正しく
は、「[アクション] - [拒否を解除]」です。
Associated SPRs :
MCMA68JQAC
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
添付ファイルを編集する
トピック「添付ファイルを開く/保存する/削除する」の「添付ファイルを編集するには」セクションは、次のように変
更されます。
添付ファイルを編集するには
添付ファイルを編集する場合は、添付ファイルを作成したアプリケーションで添付ファイルが開かれます。
1. 添付ファイルをクリックして選択します。
2. [添付ファイル] - [編集] を選択します。
3. 添付ファイルを編集して、編集に使用したアプリケーションで保存します。
4. Notes 文書を閉じ、[はい] をクリックして文書を保存します。
メモ
Notes 文書を保存するときに、古い添付ファイルが新しい添付ファイルに置き換えられます。文書から古
い添付ファイルを削除し、編集済みの新しい添付ファイルを添付し直す必要はありません。
Associated SPRs :
BHAS5Z473Q
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
不在通知メッセージは週末に機能する
「不在通知メッセージを設定する」のトピックでは、ある段落で次のように説明しています。
「デフォルトでは、週末に受信したメールに対しては不在通知は送信されません。
ただし、適切なアクセス権を持つシステム管理者に依頼して、週末にも不在通知が送信されるようにサーバー
エージェントのスケジュールを変更してもらうことはできます。」
これはリリース 5 には当てはまりましたが、リリース 6 のデフォルトは、週末に受信したメールに対してメッセージ
で応答します。
Associated SPRs :
KKOO67453J
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04 マニュアルの変更
文書の訂正 -「検索条件を保存して再利用する」
Notes Client のヘルプトピック「検索条件を保存して再利用する」には、誤った情報が含まれています。検索条件
を保存して後で再利用するためには、[設計者] のアクセス権が必要であると説明しています。これは誤りです。
[設計者] のアクセス権は、すべてのユーザーがアクセスできる共用検索条件を保存する場合にのみ必要です。
個人検索条件を後で使用するために保存するには、データベースへの読み取りアクセス権と、ACL オプションの
[個人エージェントの作成] を有効にすることが必要です。
Associated SPRs :
JPIK67GRFB
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04 マニュアルの変更
MS Exchange から Domino への変換ツールの強化
In 6.5.1 では、カレンダーとスケジュール情報を Microsoft Exchange から Domino へ移行する機能に多くの改良
が加えられました。これらの変更の詳細とこのプロセスの推奨事項を以下で説明します。
カレンダーとスケジュールのアドレス変換
移行後のプロセスで使用される Mail Convert ツールが強化され、Microsoft Exchange のアドレスを有効な
Domino アドレスに変換する機能が追加されました。これにより、Exchange サーバーからメールファイルを移行し
たユーザーのメッセージに含まれるアドレスが、Notes の正しい形式に変換されます。
アドレス変換プロセスを正しく機能させるために、Domino Server 上で、アドレス帳 (NAB) のエントリのキャッシュ
が最新の状態でなければなりません。キャッシュを更新し、最新の状態にするには、Domino Server コンソールで
次のタスクを実行します。
'tell router q'
'load updall <Domino Address Book >' (例: 'load updall names.nsf')
'load router'
Domino Server コンソールから利用できる変換ツールのインターフェースには次のものがあります。
load convert -w <mail file dir-path> <mail file dir-path> にあるすべての移行済みのメールファイルに、
Address Fix を実行します。
例: load convert -w mail\*.nsf
load convert -w <specific mail file path > 指定された移行済みのメールファイルに、Address Fix を実行します。
例: load convert -w mail\chair.nsf
また、次の最初のコマンドを実行すると、移行済みのすべてのメールファイルを NAB から収集し、テキストファイ
ルに変換します。そして、次の 2 番目のコマンドによって、そのテキストファイルに Address Fix を実行できます。
load convert -w -l <text list file path > サーバー上のすべてのプライマリメールファイルからテキストリストファ
イルを生成します。ただし、レプリカメールデータベースはすべて除外します。
例: load convert -w -l c:\tmp\mailfilelist.txt
load convert -w -f <text list file path > 指定されたテキストファイルに記載されているすべての移行済みメール
ファイルに対し、Address Fix を実行します。
例: load convert -w -f c:\tmp\maildlist.txt
メモ: このツールは、Microsoft Exchange のユーザーで、Domino ディレクトリにも存在するユーザーのアドレスだ
けを変換することに注意してください。より小さなグループ単位で移行する場合は、グループを移行するたびに、
このツールを実行することが必要です。
既知の問題
重要: ユーザーの移行の前に、会議招集、スケジュール変更、タスクのアサインなど進行中のワークフローを処
理しておくことをお勧めします。ツールはこれらの項目の移行を実行しますが、Exchange から Domino へ移行し
た際の違いについては、以下の既知の問題を参照してください。
z
z
リリース 6.5.1では、会議の確認は移行されません。
メッセージの本文に挿入された JPEG オブジェクトは、Exchange から Domino への移行後に、正しく表示さ
れません。
z
メッセージの本文に MIME データが含まれている電子メールを移行すると、表示できない添付ファイルとして
送信されるデータを持つ電子メールとなります。
z
Notes Client では、タスクの [詳細] タブ、つまり [% Complete] フィールドは表示されません。
配信レポート、受信確認、および配信不能レポートの接頭辞は、移行によって失われます。
会議への招集者が、予定変更またはキャンセルの通知を移行前に開いたにもかかわらず、ワークフロー項
目を処理しなかった場合は (たとえば、ユーザーが変更の通知を受理しない、または暫定的に受理するな
ど)、移行後にワークフロー通知を開くときに、誤った動作が発生することがあります。移行中は、キャンセル
された会議または返信されていない会議はカレンダーに配置されないので、移行後に、スケジュール変更ま
たはキャンセルの通知を処理するときに、その会議がカレンダーに存在しないことになり、動作の不具合が
発生します。
z
z
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
Exchange から Domino への移行で、特定の種類の文書が次のように処理されることに注意してください。これ
は、Outlook と Notes の会議ワークフローモデルの違いから発生する意図的な動作です。
z
最初の招集者から以降のユーザーに転送された会議招集は、本文中に会議の詳細を含むメールとして移行
されます。
z
Outlook では、未処理の会議 (たとえば、返信されていない会議招集や予定変更) はユーザーのカレンダー
に表示されますが、Notes ではこのようなことは行われません。Exchange から Domino に移行された未処理
のカレンダーエントリは、ユーザーの Notes メールファイルへは移行されません。このため、Notes のカレン
ダーまたは [会議] ビューには表示されません。
z
移行後の、未処理の繰り返し会議のワークフロー
- 繰り返し行われる会議のすべてのインスタンスに対する予定変更通知は、会議招集として表示されま
す。また、オリジナルの、既存の繰り返し会議はカレンダーには表示されません。予定変更を受理する
と、会議は予定変更後の新しい日時でカレンダーに表示されます。
- 繰り返し会議の 1 つの会議のスケジュール変更の通知だけに、「変更:」という件名が表示されます。
移行の前に、オリジナルの会議招集が受理されなかった場合、受信ボックスから削除された場合、また
はオリジナルの会議エントリが移行前にカレンダーから削除された場合は、1 つのインスタンスに対する
予定変更だけがメモとして移行されます。このメモの本文には、会議の詳細のテキストが含まれていま
す。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
マニュアルの訂正: WebSphere プラグイン設定に関する説明
他の Web サーバーで Domino を使用するための設定に関するトピック「WebSphere プラグインの設定方法」の手
順 3 に間違いがありました。
<UriGroup> セクションの先頭に次のディレクティブを追加してください。これらのディレクティブによって、Domino
Web アプリケーションにアクセスするために必要な共通の URL パターンが指定されます。
<UriGroup Name="default_host_URIs">
<Uri Name="*/.nsf*">
<Uri Name="*/icons/*">
<Uri Name="*/domjava/*">
上記の内容は、下記の正しい説明で読み替えてください。
<UriGroup Name="default_host_URIs">
<Uri Name="/*.nsf*"/>
<Uri Name="/icons/*"/>
<Uri Name="/domjava/*"/>
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
テキストログから除外できるフィールドの例
トピック「Domino Web サーバーログのテキストファイルへの記録を設定する」に示された、特定の情報を HTTP
テキストのログファイルから除外する方法の例は、次のとおりです。
ユーザーエージェントに基づいて除外する
ブラウザから Web サーバーに要求が送信されると、ブラウザはその要求に User-Agent ヘッダーを追加してブラ
ウザの名前を知らせます。
Microsoft Internet Explorer 5.5 によって送信される User-Agent ヘッダーの例:
User-Agent: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows NT 5.0)
Netscape 4.7 によって送信される User-Agent ヘッダーの例:
User-Agent: Mozilla/4.75 [en] (WinNT; U)
ヘッダーの正確な値はブラウザのバージョンによって異なりますが、ワイルドカードを使用して値範囲指定を行え
ます。たとえば、Internet Explorer の最近のバージョンにはすべて、文字列 「MSIE」 がヘッダーに含まれていま
す。このため、IE ブラウザから送信された要求を Web ログから除外する場合には、ユーザーエージェントの除外
のフィールドにこのパターンを使うことができます。
*MSIE*
MIME タイプに基づいて除外する
サーバーからブラウザに応答が送信されるとき、通常、サーバーはその応答の本文が MIME タイプであることを
示す Content-Type ヘッダーを応答に追加します。ただし、ヘッダーにはキャラクタセットなどの他の情報も含ま
れます。次の 2 つの例は、GIF イメージと Domino 文書用のヘッダーです。
Content-Type: image/gif
Content-Type: text/html; charset=US-ASCII
MIME タイプに基づいて応答を除外するには、通常はワイルドカードを使って Content-Type ヘッダーの値全体
に一致するパターンを指定する必要があります。たとえば、Domino 文書要求をすべて除外する場合には、次の
ようにパターンを指定してください。
text/html*
ヘッダーに含まれているキャラクタセットを検索するには、「text/html」 を指定するだけでは不十分です。
Associated SPRs :
RHOR46YH2Z
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04 マニュアルの変更
サーバーパフォーマンスモニターによるプラットフォームの統計
プラットフォームの統計をモニターする
Domino 6 にはプラットフォームの統計機能が備わっており、これによりオペレーティングシステムのパフォーマン
スが追跡され、Domino Server に結果が保存されます。プラットフォームの統計について詳しくは、オンラインヘル
プを参照してください。Domino Administrator の [設定] タブの [統計モニター] - [名前 & メッセージ (詳細)] - [統
計名] ビューで、プラットフォーム統計に関する説明のリストと全内容を表示できます。
サポートされるプラットフォーム
AIX 4.3.3 と AIX 5.1- システムと論理ディスクの統計の完全なセットを取得するには、iostat コマンドと vmstat コ
マンドを含むオプションのパッケージをロードする必要があります。このパッケージは、必ずシステムにロードして
ください。オプションのシステムソフトウェアのロードについて詳しくは、AIX のインストールガイドを参照してくださ
い。
z
OS400 - Domino 6 では、プラットフォーム統計機能と統計名の多くが変更されました。プラットフォーム統計
のサポートの内容については、OS400 ドキュメントを参照してください。
z
Solaris 8 Sparc
Windows 2000 (Intel プラットフォーム)
Windows NT (Intel プラットフォーム)
z/OS - Domino 6 には、サポートされるプラットフォームの統計が多数含まれています。
z
z
z
OS400 ProcessID の統計
統計 Platform.Process.<プロセス名>.<インスタンス番号>.ProcessID は、内部使用のために OS400 でサポートさ
れています。OS400 システムでプロセスを識別するには、次の形式の統計を使用してください。
Platform.Process.<プロセス名>.<インスタンス番号>.ジョブ番号
Solaris の統計の情報
z
特定のマシンでは、次の例のように、一部の統計に対して誤った大きい値が発生する場合があります。
Platform.System.ContextSwitches = 26,571,732.1
Platform.System.PctlCombinedCpuUtil = 2,605,697
Platform.PctTotalUserCpuUtil.Peak = 4,821,546.7
このエラーが発生するときには、Platform Reset Interval Enable コマンドを使用して、プラットフォームの統計
を 0 にリセットしてください。これにより、関連する統計値が 0 にリセットされ、生成された誤った値がその後
の計算で使用されないようになります。正確な値が報告されるようになった後は、Platform Reset Interval
Disable コマンドを使用して、それ以上統計値が 0 にリセットされないようにしてください。
z
統計 Platform.LogicalDisk.<インスタンス番号>.ServiceTimeinmsecs によって、指定した論理ディスクの平均
サービスタイムが報告されます。プラットフォームの統計によって報告される値とシステムコマンド iostat の
使用によって報告される値には、大きな違いがあります。プラットフォーム統計によって報告される値は、シス
テムコマンド kstat の実行で生成された値と一致していますが、iostat コマンドによる値よりも小さくなる傾向
があります。
z
統計 Platform.Process.<プロセス名.インスタンス番号>.PctCpuUtil によって報告されるプロセス CPU の値
は、作業負荷が大きいときには少なく報告されることがあります。システムコマンド prstat を使用して、プロセ
ス CPU の使用量の状態を調べてください。コマンド prstat の使い方について詳しくは、man page を参照し
てください。
AIX の統計の情報
z
このリリースでは、論理ディスク統計は、検出される最初の 17 ディスクに対してのみ報告されます。今後のリ
リースではこの制限はなくなり、アイドル状態にあるディスク以外のすべてのディスクで統計が報告されるよう
になります。
z
AIX でのプラットフォーム統計は、シェルスクリプトによって生成されます。サーバーがクラッシュすると、プ
ラットフォーム統計固有のシェルスクリプト (*.sh) ファイルと一時データファイル ( *.TMP) が Notes の一時
ディレクトリ (通常は、Notes データディレクトリ) に作成される場合があります。これらのファイルは、サイズが
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通常 300 バイト以下の小さいものです。これらのファイルが一時ディレクトリに存在しても影響はありません
が、その中の古いファイルは削除することができます。
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04 マニュアルの変更
サーバーバージョン情報はすべて Web 応答から削除されました
サイバーアタッカーが Domino Server バージョンとプラットフォームの情報を取得しにくくするために、これらの情
報のソースがすべて Lotus Domino 6 の Web 応答から削除されました。次のような変更が行われました。
z
標準 HTTP 応答ヘッダー「Server」からバージョン情報が削除されました。R5 では、ヘッダーは次のように表
示されていました。
Server: Lotus-Domino/509
現在では、ヘッダーは次のように表示されます。
Server: Lotus-Domino
z
R5 では、「ファイルが見つかりません」などのエラーページに、サーバーのバージョン番号を指定する標準
フッターが含まれていました。このフッターが削除されました。
z
R5 では、データベース要求に対する有効な応答すべてに、サーバーバージョンとオペレーティングシステム
プラットフォームの両方を指定する HTML コメントが含まれていました。このコメントは、notes.ini 変数
DominoNoBanner=1 を設定することで非表示にできました。Domino 6 では、このコメントがデフォルトで非表
示にされています。何らかの理由でこのコメントを表示する必要がある場合は、DominoNoBanner=0 を設定し
て表示することができます。
R5 サーバーの保守を行う場合、上記の変更が R5.0.10 にも実装される予定であることに注意してください。
Associated SPRs :
JCHN4X8G9T
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04 マニュアルの変更
新しいディレクトリアシスタント機能
本リリースの新機能であるディレクトリアシスタント機能について、以下で説明します。
ディレクトリアシスタントのクラスタフェールオーバーをサポート
ディレクトリアシスタントのデータベースに設定されている Dominio ディレクトリ(2 次 Domino ディレクトリ、拡張
ディレクトリカタログ、1 次 Domino ディレクトリ) のレプリカがクラスタ内に存在している場合に、クラスタフェール
オーバーを使用してサービスを中断しないで提供することが必要であるときは、代替レプリカを見つけるように
ディレクトリアシスタントを設定することができます。クラスタフェールオーバーを使用するには、そのディレクトリの
ディレクトリアシスタント文書の [レプリカ] タブで、クラスタ内 の1 つ、かつ唯一のレプリカを指定します。
2 次ディレクトリの使用方法のさらなる制御
2 次ディレクトリの使用方法をさらに制御するために使用する次のオプションが、Notes のディレクトリアシスタント
文書で使用できるようになりました。従来は、これらのオプションがLDAP ディレクトリアシスタント文書内でのみ利
用できました。
Domino (Notes) ディレクトリでの意 LDAP ディレクトリでの意味
味
このドメインを利用可能にする先:
ディレクトリを Notes メールの宛先指 ディレクトリを Notes メールの宛先指
Notes クライアントとインターネットの 定、インターネットクライアント認証 定、インターネットクライアント認証
認証/承認
(LDAP クライアント認証を含む)、
(LDAP クライアント認証を含む)、
ACL グループ認証に使用します。グ ACL グループ認証に使用します。グ
ループ認証の場合は、[グループ認 ループ認証の場合は、[グループ認
証] フィールドの横の [はい] も選択 証] フィールドの横の [はい] も選択
する必要があります。
する必要があります
このドメインを利用可能にする先:
ディレクトリを LDAP 検索および書き LDAP 検索が Dominio ディレクトリで
LDAP クライアント
込み操作に使用します。ディレクトリ 成功しなかった場合に、ディレクトリ
を LDAP 書き込み操作に使用するに を LDAP 認証に使用します。
は、「すべてのサーバー」のサーバー
設定文書でも、ディレクトリの書き込
み操作を有効にする必要がありま
す。
オプション
LDAP ディレクトリアシスタント文書のこれらのオプションは、[LDAP] タブではなく、[基本] タブにあります。
[優先するメール形式] オプション
LDAP ディレクトリアシスタント文書には [優先するメール形式] という新しいオプションがあります。Notes ユー
ザーが LDAP ディレクトリのユーザーへメールの宛先を指定できるようにディレクトリアシスタントを設定した場合
は、このオプションを使用すると、ユーザーが F9 キーを押したときに Notes メールに入力されるメールアドレスの
形式を選択します。デフォルト設定の [インターネットメールアドレス] オプションを選択しておくと、インターネット
メール形式、たとえば、[email protected] が使用されます。この形式は Release 5 で使用されていました。[ノーツ
メールアドレス] を選択すると、Notes 方式の宛先指定、たとえば、John Doe/Acme@Acme が使用されます。
[ノーツメールアドレス] を選択し、LDAP ディレクトリのユーザーにメールを送信するには、エントリに MailDomain
属性の値を持たせる必要があります。
通常、[ノーツメールアドレス] オプションは、LDAP ディレクトリが Dominio ディレクトリである場合のみ使用されま
す。
LDAP ディレクトリアシスタントの別名の非参照
LDAP ディレクトリの別名エントリは、別のエントリを示すエントリです。以下のエイリアスポインタは別名を非参照
することで知られています。LDAPディレクトリのディレクトリアシスタント文書には、[検索でエイリアスを無効にす
る] フィールドという新しいフィールドがあります。このフィールドには、LDAP ディレクトリ内のエイリアスの検索を
制御する次のオプションがあります。
オプション
[なし]
[下位のエントリ
説明
別名エントリを非参照しません。このオプションを選
択すると、非参照が必要なディレクトリに別名エントリ
が存在しない場合の検索のパフォーマンスが向上し
ます。
指定された検索ベースの下位にある別名エントリを
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のみ]
非参照しますが、別名の検索ベースエントリは非参
照しません。
[検索ベースのエントリの 指定された検索ベースに対する別名エントリを非参
み]
照しますが、検索ベースの下位にある別名エントリ
は非参照しません。
[常時]
常に別名を非参照します。これはデフォルトの選択
で、Release 5 の動作です。
メモ: [下位のエントリのみ] 、[検索ベースのエントリのみ]、[常時] を選択してエイリアスを非参照すると、一部の
LDAP ディレクトリにおける検索のパフォーマンスが低下することがあります。
エイリアスの非参照の例
以下の場合を仮定します。
A) LDAP ディレクトリが次のエントリを持つ
o=Acme1
o=Acme2 (o=Acme1 を指す別名エントリ)
cn=John Doe, o=Acme1
cn=John Doe, o=Acme2 (cn=John Doe, o=Acme1 を指す別名エントリ)
B) ディレクトリアシスタントはベース o=Acme2 を使ったサブツリー検索 (o=Acme2 とその下位のエントリの検索)
を処理する必要がある
次の表は、A) と B) を仮定した場合にそれぞれの [検索でエイリアスを無効にする] オプションが返す検索結果を
示しています。
返されるエントリ
o=Acme2
cn=John Doe, o=Acme2
[下位のエントリ
o=Acme2
のみ]
cn=John Doe, o=Acme1
[検索ベースのエントリの o=Acme1
み]
cn=John Doe, o=Acme2
[常時]
o=Acme1
cn=John Doe, o=Acme1
選択するオプション
[なし]
リモート LDAP ディレクトリ内の名前と Notes 名のマッピング
クライアント認証にリモート LDAP ディレクトリを使用する場合は、ユーザーの LDAP ディレクトリ識別名を Notes
識別名に対応付けることができます。名前のマッピングを設定すると、LDAP 識別名の代わりにNotes 名を、
Notes データベース ACL、および Notes データベース ACL で使用されるグループで使用できます。さらに、ユー
ザーは Notes 名をクライアントのログオン名として使用できます。
この機能は、Notes と Web のユーザーに複雑な LDAP 識別名を表示しない場合に有用です。また、この機能
は、Domino からリモート LDAP ディレクトリへユーザーを移行する組織にも有用ですが、これは既存のデータ
ベース ACL とグループでオリジナルの Notes 名を引き続き使用できるためです。
名前のマッピングを設定するには、Notes 名をリモート LDAP ディレクトリのユーザーエントリに追加し、ディレクト
リアシスタントで次のように名前のマッピングを有効にします。
1. LDAP ディレクトリのユーザーエントリで Notes 名の値を格納する属性を選択します。属性の書式は DN でな
ければなりません。新しい属性を作成しても、既存の属性を使用してもかまいません。
2. Notes 名を選択した属性の値として、リモート LDAP ディレクトリのユーザーエントリに追加します。
z
Domino は名前を追加するツールを提供していないため、利用可能なツールを使用してください。
z
Notes 名が既存のデータベース ACL とグループに存在する場合は、その名前を使用します。
z
データベースのセキュリティを強化するために複数の部分で構成される識別名が推奨されている場合で
も、任意の識別名の値を使用できます。
識別名の要素を区切るには、スラッシュ(Notes の仕様) またはカンマ (LDAP の仕様) を使用できます。
3. LDAP ディレクトリのディレクトリアシスタント文書を開きます。[LDAP] タブを選択し、Notes 名を格納する属性
の名前を [Notes の識別名で使う属性] フィールドに追加します。文書を保存します。
名前のマッピングの例
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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Acme コーポレーションでは、リモート LDAP ディレクトリの特定のユーザーに識別名 uid=675894, ou=Boston,
o=acme ディレクトリを使用しています。同じユーザーに対して、Notes データベース ACL とグループでは名前
cn=Jack Johnson/ou=Boston/o=Acme を使用しています。Acme のシステム管理者は次の手順に従って LDAP
ディレクトリの識別名を Notes 名 cn=Jack Johnson/ou=Boston/o=Acme に対応付け、LDAPディレクトリの識別
名が Notes の ACL とグループで引き続き使用できるようにします。
1. リモート LDAP ディレクトリで、notesname という属性を uid=675894, ou=Boston, o=acme のユーザーエントリ
に追加し、この属性に値 cn=Jack Johnson/ou=Boston/o=Acme を指定します。
2. ディレクトリアシスタント文書の [LDAP] タブで、[Notes の識別名で使う属性] フィールドに notesname を追
加します。
ユーザーがログオンし、識別名 uid=675894, ou=Boston, o=acme (または単に uid=675894) を使用して認証する
と、名前 Jack cn=Johnson/ou=Boston/o=Acme が使用されて、ユーザーのデータベースアクセスを決定します。
将来的には、Notes 名を使ったログオン、認証も可能になる予定です。
LDAP クライアントが検索ベースを指定しない場合のネーミングコンテキストのサポート
一部の LDAP クライアントで検索ベースが指定されていない場合、クライアントは、ディレクトリサーバーのルート
DSE を検索し、サーバーでサポートされるネーミングコンテキストを決定します。次に、必ずしもディレクトリのツ
リー全体ではなく、定義されたネーミングコンテキストと一致するエントリのみが検索されます。これは、ディレクト
リ検索の範囲を制限する検索ベースの指定を、ユーザーに依存しないようにする方法です。
ディレクトリアシスタントのネーミング規則を使用して、LDAP 検索に使用する 2 次 Dominio ディレクトリのネーミ
ングコンテキストを定義できるようになりました。たとえば、2 次 Dominio ディレクトリのディレクトリアシスタント文
書に、規則が */West/Acme and */East/Acme とある場合、検索ベースを指定していないがネーミングコンテキ
ストを見つけることができる LDAP クライアント、たとえば IBM WebSphere® Application Server は、 これらの規
則に一致する識別名を持つエントリのみを検索し、他のエントリは検索しません。
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04 マニュアルの変更
40 ビットキーと MD5 MAC での SSL: RC2 暗号化
40 ビットキーと MD5 MAC での SSL: RC2 暗号化は、Domino 6 では使用できない暗号キーです。この暗号キー
は、R5.0x で利用できました。選択可能な SSL 暗号キーは、Web サイトの [セキュリティ] タブ、またはサーバー
文書の [ポート] - [インターネットポート] - [Web] タブに表示されます。
Associated SPRs :
SONL4ZTRPK
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04 マニュアルの変更
Tell LDAP ReloadSchema コマンド
Lotus Domino 6 では、Tell LDAP ReloadSchema コマンドの動作が変更されました。LDAP サービスを実行する
Domino ディレクトリのシステム管理サーバーでこのコマンドを実行した場合、スキーマデーモンは、Domino ディ
レクトリのフォームで定義された新しいスキーマ、または Domino LDAP スキーマデータベースで、LDAP サービ
スのメモリ内のスキーマを変更します。次にスキーマデーモンは、更新したスキーマをスキーマデータベースに公
開し、そのスキーマデータベースをドメイン内の LDAP サービスを実行する他のサーバーに複製します。
このコマンドを LDAP サービスを実行するドメイン内の下位のサーバーで実行すると、システム管理サーバーの
レプリカにそれまで受け取っていない変更が検出された場合に、下位サーバーのスキーマデーモンはシステム管
理サーバーからスキーマデータベースを複製します。次にスキーマデーモンは、ローカルのスキーマデータベー
スに新たに公開されたすべての更新済みのスキーマをメモリにロードします。
ヘルプドキュメントには、新たに作成されたスキーマ要素を取り込むために、LDAP タスクを再起動できると記述
されています。これは、現在のリリースでは適用されません。スキーマが拡張された場合、新たに作成されたス
キーマ要素を処理するには、Tell LDAP ReloadSchema コマンドを実行する必要があります。
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04 マニュアルの変更
ポリシー設定の継承には親ポリシーが必要です
組織ポリシーと明示的ポリシーのどちらでも、設定の継承元である親ポリシーがなければ、ポリシー設定を継承
できません。たとえば、組織レベルのポリシーは階層の最上位にあり、その上に親ポリシーがないため、このポリ
シーの設定を継承することはできません。
OU レベルのポリシーのポリシー設定を継承するには、親ポリシーのポリシー設定に値がなければなりません。
ポリシー設定の一部には、デフォルト値があります。ポリシー設定の値が親ポリシーにあるかどうか分からない場
合には、[ポリシー] ビューを参照してください。
通常は、設定文書にデフォルト値を設定する方法をお勧めします。
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04 マニュアルの変更
システム管理 ECL での新しいクライアントセキュリティアクセスオプション
[システム管理 ECL] ダイアログボックスのクライアントの操作制御リスト (ECL) に、新しいセキュリティアクセスオ
プションの [ネットワークへのアクセス] が追加されました。このオプションを使用すると、ユーザーのクライアント
マシンで実行されているアクティブコンテンツが、特権ポート (0 ~ 1024 の範囲外のポート) での接続をバインド
して受け入れ、他のサーバーとの接続を確立することができます。
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04 マニュアルの変更
シームレスなメールアップグレードには複数ユーザーのインストールが必要です
1 つのワークステーションを共有する複数ユーザーがシームレスなメールアップグレードを使用するには、複数
ユーザーのインストールオプションを使用して Notes Client をインストールする必要があります。
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04 マニュアルの変更
Server.load - SendMessage 添付ファイルオプションにはファイルのフルパスが必要です
『Domino Administrator 6 ヘルプ』に含まれる Server.Load の SendMessage 添付ファイルオプションに関する記
載で、「指定されたパスのないファイルはデータディレクトリに入れられる」という説明は正しくありません。実際に
は、添付ファイル名には、完全な絶対パスを指定しなければなりません (たとえば、c:\notes\data\myfile.txt )。
Associated SPRs :
LBRD5D6N7N
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04 マニュアルの変更
リソースバランシングプランをレプリカに送信する
リソースバランシングプランを Domino Change Manager タスクが実行されていないクライアントまたはサーバー上
の [Domino Change Control] データベース (DOMCHANGE.NSF) のレプリカに送信する場合、ステータスバーに
は送信が成功したことが表示されますが、プランがレプリカに表示されません。DOMCHANGE.NSF が Change
Manager サーバーに複製され、それを Domino Change Manager が処理すると、ドラフトプランが Change
Manager サーバーだけに表示されます。プラン文書は Domino Change Control のデータベースのレプリカには表
示されません。
メモ: [Submit] ダイアログボックスにこれに類似したヘルプテキストが含まれています。そのテキストでは、要求が
Change Manager サーバーによって処理された後にのみ、プランが表示されると記述されています。
Associated SPRs :
AMAE5CSKA6
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04 マニュアルの変更
「LDAP でドメイン索引を検索する」は使用できません
『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』には、トピック「LDAP でドメイン索引を検索する」がありますが、このリ
リースではこの機能を使用できません。
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04 マニュアルの変更
サマータイムの実施に関係する Notes.INI 設定の変更
Unix プラットフォームの Domino R5 Server では特に、サマータイムが実施される日を指定するために Notes.INI
設定 DSTlaw が使用されていました。Unix 上の Domino R5 サーバーで常にサマータイムの実施の固定期間が
使用されていたためにこれが必要でした。
Windows OS 上の Domino Server だけでなく、Unix OS 上の Domino 6 Server でも、サマータイムの実施と OS
のタイムゾーンを同期化できるため、この設定は必要なくなりました。Notes.INI で DSTlaw を指定しても、値は
OS の適切な値によって更新されます。同様に、Notes.INI 設定 DST は、現在の OS 設定に一致するように更新
されます。これらの変更は、Windows/Mac 上の Notes Client および Windows/Unix 上の Domino Server に適用
されます。
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04 マニュアルの変更
DST_Begin_Date と DST_End_Date は Notes/Domino 6 では使用されません
Notes.INI の設定 DST_Begin_Date と DST_End_Date は、DST の境界を指定するために設計されましたが、
Notes/Domino R5 で意図したように機能しませんでした。Notes/Domino 6 では、これらの Notes.INI 設定は使用
されません。
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04 マニュアルの変更
DOLS 文書でのエラー
『Lotus Domino Designer 6 ヘルプ』と『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』のトピック「DOLS の設計要素をメ
インデータベースにコピーする」では、dolres.ntf から DOLS.GIF、iNotes_bnnr.gif、servers.gif を購読にコピーする
ように記述されています。これらの画像は、既に Domino 6 の dolres.ntf テンプレートに存在しません。
Associated SPRs :
SBED5E3U37
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04 マニュアルの変更
LDAPNAME_UPDATE_SUPPRESS_TIME はグループキャッシュを更新する
LDAPNAME_UPDATE_SUPPRESS_TIME
構文: LDAPNAME_UPDATE_SUPPRESS_TIME=1/100 秒単位の長さ
説明: LDAP ディレクトリからのエントリの時間の長さは、グループキャッシュで有効です。詳細は以下を参照して
ください。ここでは、1/100 秒とします。6000 は 1 分、3000 は30 秒、30000 は 5 分です。
0 - 動作は R5 と同じです。LDAP ディレクトリへの更新は感知されず、グループキャッシュは、グループ拡張
が利用可能な Domino ディレクトリに対する更新だけに基づいて消去されます。
x - この変数に整数を設定すると、リモート LDAP ディレクトリからの情報の有効期間 (1/100 秒単位) として
解釈されます。この値に 6000 が設定されると、LDAP サーバーからの情報は 1 分間だけ有効になります。
LDAP サーバーが [ディレクトリアシスタント] データベースのグループ拡張に指定されているときは、グルー
プキャッシュは 1 分後に失効します。これらのサーバーは Domino ディレクトリの条件よりも 1 分 (LDAP サー
バータスク実行中は 30 秒) 遅れの条件になっているため、 6000 以下 (LDAP サーバータスク実行中は
3000) に設定すると役に立たない場合があります。
値なし - 値が設定されていない場合、デフォルトの 360000 (1 時間) となります。
適用: サーバー
デフォルト: 1 時間
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
Associated SPRs :
SSHD4NEPEV
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04 マニュアルの変更
Linux 上で POP3 のセッション統計が間違った値を報告する
Linux 上では、アクティブおよびピークセッションについての POP3 セッション統計において、アクティブおよびピー
クセッションではなく、全セッションの統計が報告されます。
Associated SPRs :
DPOS5E9MJM
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04 マニュアルの変更
ローミングユーザーの名前の変更
[ユーザーセキュリティ] ダイアログボックスの[メール送信] オプションから名前の変更を要求することができなく
なりました。代わりに、ユーザーは名前の変更を管理者に通知し、管理者は Domino ディレクトリから adminp を
使用して名前の変更を実行する必要があります。
以前は、ID の安全コピーを管理者に送信し、再認証するオプションがありました。この方法では、ユーザーが再
認証された安全コピーを ID ファイルで受け入れると、正しくレプリケーションが行われず、新しい名前を持つ ID
を使ってユーザーの個人名 とアドレス帳を更新することができないという問題があります。Notes を終了して再起
動すると、ダイアログボックスに「文書が無効またはありません」と表示されて Notes が終了するため、ユーザー
は Notes Client をそのマシンで使用できません。
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04 マニュアルの変更
Notes.INI の TRANSLOG_Style で リニア方式を設定できます
Notes.INI の TRANSLOG_Style ではリニア方式を設定できます。フルデータベースバックアップのインターバルに
必要なログサイズが 4GB (循環ロギングの最大値) 以上で、かつ記録媒体を使用していない場合は、リニアロ
ギングを使用してください。リニア ロギングを行うには、TRANSLOG_Style=2 を使用します。
TRANSLOG_Style 設定について詳しくは、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』 の 「付録 C Notes.ini ファイ
ル」 を参照してください。
Associated SPRs :
RCE5DDLBK
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04 マニュアルの変更
Notes.INI の SMTPDebugIO の設定に関する最新の記述
SMTPDebugIO
文法: SMTPDebugIO=value
説明: SMTP タスクによって送受信されたデータのロギングを可能にします。ロギングは累積的に行われます。値が 1 より大
きい場合は、それぞれの段階で前の段階で記録されたすべての情報が記録されます。
0
1
3
4
-
入出力はロギングしない
SMTP での対話の段階ごとに送受信したバイト数
SMTP タスクによって受信されたすべてのデータログ (SMTP コマンドの受信と返答の送信も含む)
RFC822 データ (メッセージデータ)
注意
SMTPDebugIO は必要な場合のみ使用し、すぐに無効にしてください。SMTPDebugIO を使用するとログファイルが非
常に大きくなり、受信したメッセージの内容もログが記録されます。
適用: サーバー
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04 マニュアルの変更
ユーザーを登録するには [UserCreator] ロールを割り当てる必要がある
トピック「Domino ディレクトリの ACL にある管理ロールを使用する」では次のように説明されています。
「[UserCreator] ロールを持たない管理者でも、ユーザー登録プログラムを使用してユーザーを登録できま
す。」
この記述は間違っています。ユーザー登録プログラムを使用してユーザーを登録するには、[UserCreator] ロー
ルが必要です。
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04 マニュアルの変更
Dbcache Disable と Dbcache Show のサーバーコマンド
Dbcache Disable
構文: Dbcache Disable
説明: データベースキャッシュによって、データベースが開かれたままにされます。データベースキャッシュにある
ファイルに排他的にアクセスする必要があるときに、このコマンドを使用してデータベースキャッシュを無効にしま
す。たとえば、ウイルスチェックやバックアップソフトウェアなどのアプリケーションを実行するために、キャッシュを
無効にします。データベースキャッシュを再度有効にするには、サーバーを再起動します。
Dbcache Show
構文: Dbcache Show
説明: 現在キャッシュにあるデータベースの名前が表示されます。このコマンドを使用して、データベースキャッ
シュに開かれたデータベースがあるかどうかを確認します。データベースに排他的にアクセスできないアプリケー
ションでは、データベースがデータベースキャッシュにある場合、エラーが発生する可能性があります。
Associated SPRs :
MPEY42ESCF
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04 マニュアルの変更
[猶予期間] フィールドと [キットのタイプ] フィールドは存在しません
ヘルプ文書「Lotus Notes Smart Upgrade デスクトップポリシー設定文書を作成する」と「アップグレードキットを
Lotus Notes Smart Upgrade データベースに追加する」では、[猶予期間] フィールドと [キットのタイプ] フィールド
について言及しています。
[猶予期間] フィールドは、Domino 6 で [更新の期限] に名前が変更されました。このフィールドはポリシーのデス
クトップ設定フォームにあります。このフィールドにより、管理者はポリシーを適用するユーザーに対して日付を設
定することができます。ユーザーは [Smart Upgrade] ウィンドウが表示された場合に [Upgrade Now] ボタンを選
択するか聞かれます。
[キットのタイプ] フィールドは [Smart Upgrade キット] 文書フォームから削除されました。 これは、 Notes 6 では
フルクライアントと Lite Client を区別しなくなったためです。
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04 マニュアルの変更
個人ビュー [個人予約文書のみ] は再構築する必要があります
最新の設計変更のため、会議室予約データベースの個人ビュー [個人予約文書のみ] を再構築する必要があり
ます。データベースから既存の [個人予約文書のみ] ビューを削除し、Notes 6 で最新の設計のデータベースを
再作成します。
Associated SPRs :
JASG58CMFA
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04 マニュアルの変更
サービスプロバイダソフトウェアのアップグレードがサイト文書に影響を及ぼします
サービスプロバイダソフトウェアを Domino 6 の以前のリリースからアップグレードする場合、インターネットサイト
文書の [基本] タブの [このサイトをホストする Domino Servers] フィールドの情報を更新する必要があります。以
前のリリースでは、Web サイト文書だけがこのフィールドのエントリにアクセスできたため、インターネットサイト文
書では更新されていない可能性があります。
1. Domino Administrator から Domino ディレクトリ (NAMES.NSF) を開きます。
2. [サーバー] - [インターネットサイト] を選択します。
3. 編集するインターネットサイト文書または Web サイト文書を選択します。デフォルトでは、サイト文書はホス
テッドオーガニゼーション名でソートされています。
4. [文書の編集] をクリックします。
5. [基本] タブで、[このサイトをホストする Domino Server] フィールドを検索します。フィールドが空の場合、
server1/orgname のようなサーバー名を入力するか、全サーバー名を表す * (アスタリスク) を入力します。
6. [保存して閉じる] をクリックします。
Associated SPRs :
MLOT56DNVE
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04 マニュアルの変更
Activity Trends によるデータベースまたはメールファイルの移動によってもワークスペースは
更新されない
ブックマークされたアイコンがワークスペースまたはブックマークリストに登録されているデータベースやメール
ファイルを Activity Trends のリソースバランシングを使用して移動したとき、ブックマークは更新されず、データ
ベースまたはメールファイルの移動先の新しいサーバーの場所はブックマークには反映されません。ブックマーク
を使用してデータベースまたはメールファイルを開こうとすると、エラーメッセージが表示されます。
Associated SPRs :
KLME5QRQ77
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04 マニュアルの変更
AIX 用に Domino SNMP Agent を設定する - 更新
『Domino Administrator ヘルプ』には「AIX 用に Domino SNMP Agent を設定する」というトピックがあります。この
トピックの手順 4 が変更されました。改訂された手順は次のとおりです。
AIX 用に Domino SNMP Agent を設定する
プラットフォームごとに一回、以下の手順に従い AIX 用に Domino SNMP Agent を設定します。
メモ
Domino SNMP Agent を使用する前に、TCP/IP と SNMP がサーバーに正常にインストールおよび設定
されていることを確認します。また、Domino の実行可能ファイルと Domino データディレクトリが検索パスにある
ことも確認します。
ヒント AIX 用のトラップ転送先およびコミュニティ名は、/etc/snmpd.conf ファイルに設定されます。リモートから
管理するインフラストラクチャ用には、適切なトラップ転送先およびコミュニティ名を設定する必要があります。
ビュー識別子は、トラップ転送先ごとに一意であるようにします。
メモ
Domino SNMP Agent は、自動的に実行されるように設定されます。したがって、Domino SNMP Agent
がいったん設定されると、Domino が実行されていない場合も含めて、ほぼ常時実行されることになります。後日
Domino をアップグレードするときは、アップグレードプロセスを開始する前に、LNSNMP プロセスを停止する必要
があります。
メモ
以下のコマンドはすべて、ルートユーザーとして実行する必要があります。
1. LNSNMP プロセスを停止します。次のコマンドを入力します。
lnsnmp.sh stop
2. SNMPD サブシステムを停止します。次のコマンドを入力します。
stopsrc -s snmpd
3. SNMPD が LNSNMP を SMUX ピアとして受け入れるように設定します。/etc/snmpd.peers に次の行を追加
します。
"Lotus Notes Agent" 1.3.6.1.4.1.334.72 "NotesPasswd"
4. SNMPD が LNSNMP からの SMUX の関連付けを受け入れるように設定します。システムが、SNMPv1 また
は SNMPv3 のどちらのマスターエージェントを使用しているかに応じて、/etc/snmpd.conf または
/etc/snmpdv3.conf に次の行を追加します。
smux 1.3.6.1.4.1.334.72 NotesPasswd
5. SNMPD サブシステムを起動します。次のコマンドを入力します。
startsrc -s snmpd
6. LNSNMP プロセスを起動します。次のコマンドを入力します。
1lnsnmp.sh start
7. LNSNMP スクリプトへのリンクを作成します。次のコマンドを入力し、必要に応じて Domino 実行可能ファイル
のパスを変更します。
ln -f -s /opt/lotus/notes/latest/ibmpow/lnsnmp.sh /etc/lnsnmp.rc
8. 再起動後に LNSNMP が再開されるようにします。/etc/rc.tcpip の末尾に次の行を追加します。
/etc/lnsnmp.rc start
以上で、AIX 固有部分の Domino SNMP Agent の設定作業は完了です。この後は、「Domino SNMP Agent の設
定を完了する」で説明する手順に従ってください。
Associated SPRs :
SKAI5V8DY2
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04 マニュアルの変更
Database.NSF.Replicate 統計
『Domino Administrator ヘルプ』には、Databases.NSF.Replicate 統計に関する情報が含まれていません。この情
報は、『Domino Administrator ヘルプ』に追加される予定です。
サーバー統計と複製統計
サーバー統計には多くのタイプがありますが、Domino Server 上で試みられた複製の状態を示す複製統計もこれ
に含まれています。複製統計を含むサーバー統計を表示するには、Domino Administrator または Domino
Server コンソールで次のコマンドを入力します。
Show stat
サーバーで収集されたすべてのサーバー統計がサーバーコンソールに表示されます。複製に関する統計には、
次のものがあります。
統計
説明
NotesMergedBack
複製先ノート (文書) のシーケンスが、複製元よりも高い場
合に、Domino は、複製マージがここで発生したものとみな
し、複製元も更新します。
NotesReceived
NSF データベースが複製元データベースの場合
NotesReopened
複製競合の可能性があります。または、Domino が、変更
されたノート (文書) に対応するアイテムを見つけられな
かったため、差分更新を実行できず、すべてのノートを開
いた状態で再試行します。
NotesSent
NSF データベースが複製先データベースの場合
Associated SPRs :
GFLY63BRHD
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04 マニュアルの変更
Dircat タスク - 部分的な再構築の資料の更新
ヘルプトピック「Dircat タスク」の「部分的な再構築」のセクションで、段落が以下のように修正されました。
Dircat タスクで使用するソース Domino ディレクトリのレプリカを削除し、同じレプリカ ID を持つファイルをファ
イルオペレーティングシステムでコピーして置き換えると、Dircat タスクによる部分的な再構築が実行されま
す。このプロセスでは、ファイルシステムを使用して新しくコピーした Domino ディレクトリにあるすべての文書
が、ディレクトリカタログで対応する内容と比較され、変更が検出されます。また、破損した文書が Fixup タス
クによってソース Domino ディレクトリから削除された場合も、Dircat タスクによる部分的再構築が実行され
ます。この場合は、破損した文書が複製によって置き換えられます。部分的な再構築は、更新よりも時間の
かかる処理ですが、全面的な再構築ほど長時間には及びません。
これは、Dircat タスクが集約する Domino ディレクトリのすべての複製に当てはまります。Domino ディレクト
リの複製を、レプリカ ID が同じファイルオペレーティングシステムコピーで置き換えると、Fixup タスクがその
複製に対して実行されるときに、変更は集約サーバーの Domino ディレクトリに再び複製されます。次に、
Dircat タスクにフラグが立てられて、集約サーバーに対する部分的な再構築が実行されます。
Associated SPRs :
HJCU65FMSJ
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04 マニュアルの変更
Domino Administrator をアンインストールする前に ADSync を無効にする
Active Directory 同期を設定して登録した場合は、Domino Administrator をアンインストールする前に、Active
Directory 同期の登録を解除する必要があります。
1. Administrator Client および Active Directory MMC を閉じます。
2. システムプロンプトで、次のいずれかのコマンドを入力することにより、nadsync.dll ライブラリの登録を解除し
ます。
regsvr32 /u <notes program path>nadsync.dll
または、次のように入力します。
cd <Notes プログラムパス>
regsvr32 /u nadsync.dll
3. Administrator Client をアンインストールします。
4. ファイルシステムに残っている Notes フォルダをすべて削除します。
5. regedit を起動し、すべての adsync エントリを検索します。見つかったすべての adsync エントリを削除しま
す。
Associated SPRs :
PFOI68RDT5
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04 マニュアルの変更
Domino MailTracker Store データベースの索引の作成し直し
『Domino Administrator ヘルプ』には、「メールトラッキングコレクタを制御する」というトピックがあります。「Domino
MailTracker Store データベースの索引の作成し直し」のフィールドの説明は変更されました。新しい説明は以下
です。
Domino MailTracker
Store データベースの
索引の作成し直し
メッセージトラッキングストアは、MTC タスクのみで索引された全文でなけ
ればなりません。
全文索引のパフォーマンスを向上させるために、以下に示されているように
サーバーコンソールから Tell コマンドを定期的に実行して再索引をするよう
にプログラム文書にスケジュールします。
-c tell mtc reindex
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04 マニュアルの変更
Domino Network File Store は Lotus Domino 6 ではサポートされない
Domino Network File Store (DNFS) は Domino R5 でのみサポートされます。Lotus Domino 6 ではサポートされま
せん。
Associated SPRs :
KMAO5JJ7QC
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04 マニュアルの変更
Domino Web Access 用にパスワードを一致させる必要はありません
Release 6.0.1 からは、Domino Web Access で暗号化されたメールを読むために、Notes とインターネットのパス
ワードを一致させる必要はありません。しかし、Notes ID への証明書が変更された場合、例えば、 名前の変更、
パスワード変更、認証、パブリックキーなどにより Notes ID のクレデンシャルが変更された場合は、更新された
Notes ID を Domino Web Access へインポートし直して、常に最新の Notes ID を使用することをお勧めします。
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04 マニュアルの変更
Domino で Language Pack インストーラを使用する
Language Pack インストーラ (LPI) をインストールして Domino とともに実行することを計画している場合、Domino
と LPI をインストールしてセットアップする前に、以下の情報を知っておく必要があります。
英語以外の言語の E メールインターフェースを Domino ユーザーに表示するには、標準の Domino 環境とともに
以下が必要です。
z
エンドユーザー用の英語版以外の Microsoft Windows。これで、ユーザーは、ファイル名に英語以外 (マルチ
バイト) の文字が含まれる添付ファイルを開けるようになります。英語版以外の Microsoft Windows を準備す
ると、システムに英語以外のフォントが備わることにもなります。そうすると、ユーザーは英語以外の文字から
成る E メールの件名行と本文を読めるようになります。
z
英語以外のメールテンプレート。これでフォルダ名、ボタンラベル、フィールドラベル、および列ヘッダを英語
以外の言語で表示できるようになります。これは、POP クライアントまたは IMAP クライアントを実行するユー
ザーには必要ありません。
z
英語以外の Lotus Notes Client。これでメニューオプションおよびダイアログボックスを英語以外の言語で表
示できるようになります。これは、POP クライアント、IMAP クライアント、またはブラウザクライアントを実行す
るユーザーには必要ありません。
z
Lotus Notes 用の英語以外のフォント。ユーザーが英語版以外の Microsoft Windows を持っていない場合
に、英語以外の文字セットでエンコードされたテキストをユーザーのワークステーションで表示できるようにし
ます。
LPI を Domino 環境にインストールしてセットアップする前に、以下の情報を検討してください。
z
LPI ファイル、README.TXT を検討して、制限と制約を確認します。
z
Language Pack をワークステーションに解凍してから、適切な SETUP.EXE ファイルを実行します。ファイル
SETUP.EXE を実行すると、Language Pack をサーバーにプッシュする Java ウィザードが、ワークステーショ
ン上で開始します。
z
Language Pack インストーラをインストールする間に、英語以外の設計要素の追加先のテンプレートを選択し
ます。(各設計要素の言語を表示するには Domino Designer を使用します。)Language Pack をインストール
した後、選択したテンプレートには英語の設計要素と英語以外の設計要素が含まれています。[ファイル] [データベース] - [設計の置換] を使用してメールファイルの設計を手動で置き換える場合、英語または英語
以外の言語をメールファイルに指定するようダイアログボックスにプロンプト表示されたら、それを指定できま
す。
z
カスタムフォルダを含むメールファイルの設計を置き換える前に、メールファイルに対する [管理者] アクセス
権を LocalDomainAdmins (またはユーザーがメンバーになっている、それに相当するグループ) に割り当て
ます。
z
[管理者] アクセス権を適切なグループに割り当てた後、各メールファイルの [アクション] メニューからエー
ジェント [フォルダ設計の更新] を手動で実行してください。これが完了したら、Fixup、Updall、および
Compact -c を各メールファイルに対して実行し、その後でメールファイルの設計を置き換えます。フォルダを
アップグレードする前に設計を置き換えると、設計の置き換えが失敗し、エラー「参照されたノートがありませ
ん」が出されます。
z
フォルダ設計要素からフラグ [Prohibit design replace] を削除しないでください。このフラグを削除すると、
フォルダが削除されます。
z
データベースプロパティ [設定] タブで、選択した [マルチリンガル] オプションを変更する場合、データベース
が開く速度は非常に遅くなります。[マルチリンガル] データベースプロパティは常時チェックマークを付けない
でおいてください。(Domino Administrator クライアントでデータベースプロパティ [設定] タブにアクセスする
には、[ファイル] タブをクリックして、データベースを選択し、[ファイル] - [データベース] - [プロパティ] を選
択します。ハンマーの形のアイコンのあるタブをクリックしてください。)
z
英語以外の言語を Domino Web Access テンプレートに追加します。その他のテンプレートはオプションで
す。
z
その他のテンプレートはオプションです。INOTES6.NTF の設計に基づいて新規テンプレートを作成すること
ができ、英語以外の言語のみ指定できます。テンプレートが作成されたら、コマンド load convert を使用し
て、その新規テンプレートからメールファイルを更新します。このことは日本語の 6.5.3 を使用するときには適
用されません。日本語の場合は、テンプレート設計を INOTES6.NTF から手動で置き換える方法でのみ、メー
ルファイルを更新できます。
z
テンプレート INOTES6.NTF を使用して作成された英語以外のテンプレートは、単一コピーテンプレートとして
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使用できます。このことは Lotus Domino 6.5.3 には適用されません。
Lotus Notes で Unicode 表示を有効にする
ユーザーが英語以外のいくつかの言語で作業できるようにするには、Lotus Notes で [Unicode 表示を有効にす
る] 設定を有効にする必要があります。
1. ユーザーの Notes Client で、[ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザープリファレンス] をクリックします。
2. [基本] パネルの [追加のオプション] リストで、オプション [Unicode 表示を有効にする] にチェックマークを付
けます。
3. [OK] をクリックします。
英語以外の Lotus Notes Client と、Lotus Notes 用の英語以外のフォントを各ワークステーションにインストール
します。パスポートアドバンテージサイトと Business Partner Zone のどちらからでもダウンロードできます。
メモ
英語以外のメールテンプレートは Language Pack インストーラでインストールされます。英語以外のメー
ルテンプレートは、パスポートアドバンテージサイトまたは Business Partner Zone からも入手できます。
Associated SPRs :
TBOX67PNQ5
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04 マニュアルの変更
Domino ディレクトリの HTTP パスワードの変更 - マニュアルの更新
『Lotus Domino Administrator ヘルプ』のシステム管理要求に関する「Domino ディレクトリの HTTP パスワードの
変更」文書において、タブの記述が 1 箇所誤っていました。この説明では、セキュリティ設定文書の [パスワード
管理] タブが正しいタブとなります。修正された文書は次のとおりです。
Domino ディレクトリの HTTP パスワードの変更
管理者がセキュリティ設定文書の [パスワード管理] タブにある [パスワード管理オプション] で [HTTP でイン
ターネットパスワードの変更を許可] フィールドを [はい] に設定している場合、Lotus Notes ユーザーは自分の
HTTP パスワードを変更できます。このフィールドの値が [いいえ] の場合は、HTTP パスワードを変更できませ
ん。ユーザーが HTTP インタネットパスワードを変更できるのは、Web ブラウザを使用して Notes データベースに
アクセスする際の認証時です。[Domino ディレクトリの HTTP パスワードの変更] は、インターネットパスワードが
Notes パスワードと同期を取られる際にも生成されます。
トリガ: ユーザーがインターネット経由で自分のインターネットパスワードを変更するアクションを開始したと
き。または、Notes パスワードとインターネットパスワードの同期が取られたとき。
実行場所: Domino ディレクトリのシステム管理サーバー
実行方法: 即時実行
結果: ユーザーのユーザー文書でインターネットパスワードが更新されます。
Associated SPRs :
CDFO5Z6HHR
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04 マニュアルの変更
HTTP 統計
Domino Administrator Client の [ファイル] タブで、EVENTS4.NSF を開きます。[詳細] - [統計名] をクリックしま
す。「HTTP」で始まる統計を探します。リスト含まれる HTTP 統計と説明を下表に示します。
HTTP.Accept.Polls
HTTP.Accept.PollTimeouts
HTTP.Worker.Total.IdleSessionTimeouts
HTTP.Worker.Total. InputTimeouts
HTTP.Worker.Total.Notes.Requests
HTTP.Worker.Total.OutputTimeouts
Associated SPRs :
ASHH5RWBB7
受信したネットワーク接続に対し、HTTP サーバーの受
信スレッドが「listen」状態のエンドポイントをポーリング
した回数。
ネットワーク接続の受信待ちの間に、HTTP サーバーの
受信スレッドがタイムアウトになった回数。HTTP 受信ス
レッドのポーリングタイムアウトは 200 ミリ秒です。
ネットワーク接続上でアクティビティがないために、
HTTP サーバーによって閉じられたネットワーク接続の
数。永続的に保持されている接続のみに適用されま
す。
Domino ディレクトリで指定されている入力タイムアウト
内にデータを受信しなかったために、HTTP サーバに
よって閉じられたネットワーク接続の数。
Domino Web Engine によって処理される Notes URL リ
クエストである HTTP リクエストの数。
出力タイムアウトの期限切れによって、HTTP サーバー
によって閉じられた接続の数。
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04 マニュアルの変更
IBM Lotus Notes Smart Upgrade を使用する
『Domino Administrator 6.0 ヘルプ』のトピック「IBM Lotus Notes Smart Upgrade を使用する」には、修正箇所が
あります。このトピックが 2 つに分割されて、「IBM Lotus Smart Upgrade を使用する」および「Smart Upgrade が
アップグレードを実行する方法」になりました。
IBM Lotus Smart Upgrade を使用する
IBM Lotus Notes Smart Upgrade は、Notes 6 Client を新しいリリースに更新するようにユーザーに通知します。Lotus Notes
Smart Upgrade はアップデートの管理を容易にするために、ポリシーおよび設定文書を使用します。ポリシー文書は Lotus
Notes/Domino 6 における新機能です。Domino ディレクトリにポリシー文書を作成して、グループ、部門、または組織全体に
わたって標準設定と構成を配信します。
ポリシーについて詳しくは、「ポリシー」の項目を参照してください。
Lotus Notes Smart Upgrade を使用するには、次の手順に従ってください。
1 Smart Upgrade キットのテンプレートを使用してデータベースを作成し、Notes Client アップグレードキットをホスト管理しま
す。
2 Lotus Notes Smart Upgrade データベースへのリンクによって、Domino ディレクトリのサーバー設定文書を更新します。
3 アップグレードキット (別名差分インストーラ) を、Lotus Developer Domain Web サイト (
http://www.lotus.com/ldd/smartupgrade) からダウンロードします。
4 Lotus Notes Smart Upgrade データベースにキット文書を作成し、キットを添付します。
5 デスクトップポリシー設定文書を作成または変更します。この文書で、導入する更新リリースとNotes Client の更新に関す
る猶予期間の最終日付を指定します。
6 マスターポリシーを作成または変更して、ユーザーやグループをデスクトップポリシー設定文書に割り当てます。
7 作成したマスターポリシーによって、ユーザー文書を編集してマスターポリシーにユーザーを割り当てるか、Lotus Notes
Smart Upgrade のデスクトップポリシー設定文書を 1 つ以上のグループに対して設定するか、あるいはその両方を行い
ます。
Smart Upgrade がアップグレードを実行する方法
メモ
Smart Upgrade キットはグローバル英語版だけが使用可能です。英語以外の環境では、Smart Upgrade
キットの代わりに Notes Client Web キットを使用することができます。
Notes Client の Smart Upgrade Timer の期限が切れた場合、次回ユーザーが Domino 6 ホームサーバーまたは
そのクラスタメートにログインしたとき、Lotus Notes Smart Upgrade は次の処理を行います。
1. ユーザーの Notes Client のリリース番号と、Lotus Notes Smart Upgrade データベースのキット文書の [対象バージョン]
フィールドで指定されたリリース番号とを比較します。Notes Client はサーバーにマッチパターンを送信します。こ
れには、Notes Client のバージョン番号、プラットフォーム、およびローカライズの情報が含まれます。
Domino/Notes リリース 6.5.5 以降ではインストールタイプも送信されます。 次いでサーバーは合致するキッ
トを探します。
2. 合致するものが見つかると、サーバーは Upgrade キットが存在する可能性があることを示すフラグを Notes
Client に送り返します。
3. Notes Client は Smart Upgrade データベースを検索し、現在の Notes Client のバージョン、プラットフォー
ム、およびローカライズに合致するものを探します。Domino/Notes リリース 6.5.5 以降ではインストールタイ
プも検査します。
メモ Smart Upgrade キットは [読者] フィールドも利用するため、Notes Client は [使用可能なユーザーと
サーバー] フィールドに指定されているユーザー用のキットだけを調べます。
4. ユーザーのデスクトップポリシー設定文書の [デプロイバージョン] フィールドにバージョン番号が入っている場合、Notes
はそのバージョン番号と、キット文書の [対象バージョン] フィールドに指定されているバージョン番号とを比較します。
メモ デスクトップポリシー設定文書の [デプロイバージョン] フィールドにおけるアップグレードキットのリリース番号の指
定は省略可能です。フィールドが空白でもアップグレードキットが使用可能な場合、Lotus Notes Smart Upgrade は手順
4 を省略し、アップグレードキットのリリース番号を使用してアップグレード処理を続行します。
5. 合致するものが見つかり、かつユーザーが指定されているか、指定されたグループのメンバーである場合、Lotus
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Notes Smart Upgrade が表示する [Smart Upgrade] ダイアログボックスによってユーザーは Notes Client を
アップグレードするように求められます。
6. ユーザーはプロンプトが表示されたときに更新を行うこともできますし、一定期間に渡ってアップグレードを遅
らせることもできます。ユーザーのポリシーに [更新の期限] が指定されている場合、その期限が切れると
[Smart Upgrade] ダイアログに [今すぐ更新] ボタンが表示され、ユーザーは Notes Client を更新しなければ
ならなくなります。さらに更新を遅らせるオプションはありません。ポリシー文書に [更新期限を過ぎたら 1 時
間ごとに通知する] が設定されている場合、ユーザーは Smart Upgrade を遅らせることができますが、1 時間
ごとにプロンプトが再表示されます。
Smart Upgrade がアップグレードを実行する方法
ユーザーが Domino 6 のホームサーバーにログインしたとき、Lotus Notes Smart Upgrade は次の処理を行います。
1 ユーザーの Notes Client のリリース番号と、Lotus Notes Smart Upgrade データベースのキット文書の [対象バージョン]
フィールドで指定されたリリース番号とを比較します。
2 デスクトップポリシー設定文書の [デプロイバージョン] フィールドで指定されたアップグレードキットのリリース番号と、キッ
ト文書の [アップグレード後のバージョン] フィールドで指定されたリリース番号とを比較します。
3 デスクトップポリシー設定文書の [デプロイバージョン] フィールドにおけるアップグレードキットのリリース番号の指定は省
略可能です。[デプロイバージョン] フィールドが空白でも Lotus Notes Smart Upgrade データベースでアップグレードキッ
トが使用可能な場合、Lotus Notes Smart Upgrade は手順 2 を省略し、アップグレードキットのリリース番号を使用して
アップグレード処理を続行します。
4 Notes Client のリリース番号が [対象バージョン] フィールドのリリース番号と一致し、アップグレードキットのリリース番号
が [アップグレード後のバージョン] フィールドのリリース番号と一致する場合、Lotus Notes Smart Upgrade はユーザー
が指定されているか、またはアップグレードを許可されたグループのメンバーかどうかを確認します。
5 ユーザーが指定されているか、指定されたグループのメンバーである場合、Lotus Notes Smart Upgrade によってユー
ザーは Notes Client をアップグレードするように求められます。ユーザーは、要求に応じてクライアントを更新するか、指
定した猶予期間だけアップグレードを遅らせるかを選択できます。
6 猶予期間の終了時点で Notes Client がまだ更新されていない場合、Lotus Notes Smart Upgrade では [今すぐ更新] ボ
タンを表示して、Notes Client の更新を強制します。
Smart Upgrade サーバーから他のクラスタサーバーへのフェイルオーバー
クラスタサーバーを使った Smart Upgrade サーバーのフェイルオーバーが可能です。この機能を使用するには、
Smart Upgrade データベースのデータベースリンクをクラスタサーバー上のサーバー設定文書に貼り付けます。
Notes Client ユーザーがログオンしたとき、Smart Upgrade データベースへのリンクにアクセスするために、ユー
ザーのホームサーバーのサーバー設定文書が検査されます。その後、Smart Upgrade はそのサーバーを検査し
て、Smart Upgrade データベースへのデータベースリンクを調べます。Smart Upgrade データベースを格納した
サーバーが使用可能であれば、その Smart Upgrade データベースが使用されます。Smart Upgrade データベー
スを格納したサーバーが使用不可の場合、Smart Upgrade はデータベースレプリカ ID とデータベース名を使って
クラスタ内のレプリカサーバーを検索し、レプリカサーバー上のデータベースを開こうとします。データベースを見
つけて開くことができれば、そのレプリカサーバー上の Smart Upgrade データベースが使用されます。
Notes Client ユーザーが Smart Upgrade から通知を受け取り、[OK] をクリックしてアップグレードを開始した場
合、Smart Upgrade データベースを格納するサーバーの名前とレプリカ ID が NOTES.INI 設定値
SmartUpgradeDBpath={server name}!!{database file name} および SmartUpgradeReplicID=xxxxxxx に書き込まれ
ます。Smart Upgrade は、ユーザーのホームメールサーバーを探します。ユーザーのホームメールサーバーがア
クセス可能でない場合、Smart Upgrade は以前に保存された NOTES.INI 変数 SmartUpgradeReplicID= とパスを
使用して、クラスタサーバー内の複製された Smart Upgrade データベースを検索します。ユーザーのホームメー
ルサーバーがアクセス可能であれば、そのサーバー上の Smart Upgrade データベースが使用されます。
Smart Upgrade を実行するためのすべての試行が失敗した場合、ユーザーは、Smart Upgrade データベースを
利用できないことを示すメッセージを受け取ります。
Associated SPRs :
KUMA5RHPYZ
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04 マニュアルの変更
IMAP または POP3 を使用してメールファイルにアクセスする
ユーザーが IMAP または POP3 を使用してメールファイルにアクセスするには、MAILSERVER、MAILFILE、およ
び MAILSYSTEM の各値を適切なフィールドに追加する必要があります。
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04 マニュアルの変更
iNotes_WA_STLinksCodebase=URL は適用されない
NOTES.INI 設定の「iNotes_WA_STLinksCodebase=URL」を使用して、STLinks ツールキットをロードする URL を指
定した場合、次の設定は適用されません。
iNotes_WA_SametimeProtocol
iNotes_WA_SametimeServer (ユーザー用の特定の SametimeServer の検索も同様)
Sametime のセットアップの問題には、iNotes_WA_SametimeProtocol または iNotes_WA_SametimeServer を使用
することをお勧めします。iNotes_WA_STLinksCodebase=URL は、最初の 2 つの設定が成功しない場合のみ使用
してください。
iNotes_WA_SametimeProtocol の設定については、リリース情報の「Domino Web Access での Sametime の構成
設定」を参照してください。iNotes_WA_SametimeServer の構成設定については、『Domino Administrator ヘルプ』
の「NOTES.INI 設定」を参照してください。
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04 マニュアルの変更
LDAP 検索要求での別名の間接参照
検索要求に別名の間接参照を設定する
Domino LDAP サービスは、LDAP 検索要求に対する制限付きの別名の間接参照をサポートします。「uid=jsmith,
dc=acme,dc=com」のような別名は、「cn=John Smith,ou=Sales, o=Acme」のような別のエントリを指す別名です。
別名が指しているエントリを検索することを別名の間接参照といいます。LDAP 検索要求には、LDAP 別名を使
用するベースコンポーネントまたはフィルタコンポーネントが含まれることがあります。たとえば、ベースが
「uid=jsmith,dc=acme,dc=com」を指定したり、フィルタが「uid=jsmith」を指定するようなケースです。
別名の間接参照は、ユーザーとグループの別名にのみ機能します。
別名の間接参照は、他の別名を指さない別名エントリにのみ機能します。
別名の間接参照は、コンテナエントリには機能しません。コンテナエントリとは、その下にエントリを持つディレクト
リ内のエントリです。たとえば、コンテナエントリである別名エントリとして「o=Acme」が挙げられます。
LDAP サービス用に別名の間接参照を有効にするには
1. Domino Administrator で、LDAP サービスが実行されるサーバー、または LDAP サービスが実行されるサー
バーと同じドメイン内のサーバーを開きます。
2.
3.
4.
5.
[設定] タブをクリックします。
左側のペインで、[ディレクトリ] を展開し、[LDAP]、[設定] の順に選択します。
[検索リクエスト時にエイリアス非参照を許可しますか?] の設定で [はい] を選択します。
[保存して閉じる] をクリックします。
ユーザー文書またはグループ文書に別名エントリを追加するには
ユーザー文書の [ユーザー名] フィールドまたはグループ文書の [グループ名] フィールドの最初のエントリの後
に、別名エントリを追加します。最初のエントリは DN なので、これは変更しないでください。別名は Notes 識別名
(DN) 構文に従って記述し、名前コンポーネントの区切り記号として、カンマではなくフォワードスラッシュ文字を使
用します (LDAP DN 構文)。すべての DN と同様に、検索結果に別名が返されるときに、Domino LDAPサーバー
がフォワードスラッシュをカンマに変換します。
例:
John Smith/West/Sales
[email protected]
uid=jsmith/dc=acme/dc=com
[email protected]
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04 マニュアルの変更
Load compact コマンド - マニュアルの更新
『Domino Administrator ヘルプ』のトピック「コンソールコマンドで圧縮を実行する」には誤りがあります。説明で
は、Load Compact コマンドで複数のデータベース名を指定できるように書かれていますが、これは正しくありま
せん。表の最初の行は修正が必要です。
改訂後の表を以下に示します。
圧縮対象
コマンド例
圧縮されたファイル
Domino データフォルダ内の特定の
データベース。
Load compact SALES.NSF
DATA\SALES.NSF
Domino データフォルダに基づくフォ Load compact SALES
ルダ内のすべてのデータベース。
DATA\SALES\すべてのデータベース
Domino データフォルダに基づくフォ Load compact SALES\USER1.NSF DATA\SALES\USER1.NSF
ルダ内の特定のデータベース。
Domino データフォルダで作成された Load compact WEEKLY.IND
DATA\SALES.NSF
.IND ファイルで指定されているすべ
WEEKLY.IND
には、次のファイルが
DATA\DEV.NSF
てのファイル。
含まれます。
DATA\SALES\USER1.NSF
SALES.NSF
DATA\SALES\NEW\すべてのデータ
DEV.NSF
ベース
SALES\USER1.NSF
SALES\NEW
Associated SPRs :
CDFO5YHNJC
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04 マニュアルの変更
Lotus Workplace クライアント認証要求の処理
Lotus Workplace の将来のリリースでは、Domino 6 CA を使用してインターネットクライアント認証を要求する予
定です。認証要求はネイティブの Domino プロセスに似ているため、いくつかの違いを明確にする必要がありま
す。
Workplace ユーザーは、認証の要求元となる CA の認証要求データベース (certreq.nsf) にメールを送信すること
によって、インターネット証明書を要求します。メールは Workplace エージェントによって署名されているので、要
求者の身元が保証されます。
他のデータベースエージェントがこのメールを認証要求に変換し、通常の認証要求プロセスに送ります。認証が
承認されると、認証要求データベースに返されます。そして、別のエージェントが、メールによって証明書をオリジ
ナルの要求者に戻します。
LWP 要求の承認プロセスは、Domino のシステム管理者は認証要求データベースのメール要求を手動で承認ま
たは否認しなければならない点が異なります。システム管理者は、認証者の RA として指定されている必要はあ
りません。要求が承認されると、証明書は、処理を受けるためにシステム管理データベースに送信されます。
Lotus Workplaceは Workplace PKI アダプタを介して Domino CA と通信します。アダプタは、実際に認証要求を
署名し、Domino CA に送信します。さらに、発行された証明書を処理します。
PKI アダプタは、最初に認証要求を Domino CA に送信するときに、自分自身の認証要求を Domino に送信しま
す。要求の結果としてアダプタに発行された証明書はアダプタの署名用の証明書です。アダプタはこの証明書を
使用して Domino CA に送信するクライアント認証要求を署名します。Domino PKI アダプタ自身の認証要求は署
名されてなく、Domino CA に送信される唯一の未署名の認証要求となります。これ以外の認証要求はすべて署
名されます。
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04 マニュアルの変更
Notes Client のファイルのバックアップを作成する
Domino Administrator 資料および『Domino Upgrade Guide』のトピック「Notes Client のファイルのバックアップを
作成する」には、以下の情報が追加されました。改訂されたトピックを以下に示します。
Notes Client のファイルのバックアップを作成する
アップグレード中にエラーが発生した場合に備えて、Notes Client の重要なファイルのバックアップを作成します。
問題が発生した場合は、バックアップからファイルを復元できます。各 Notes Client について、次のファイルの
バックアップを作成してください。
ファイル
デフォルトの場所
NOTES.INI (Macintosh の場合は Notes プリファレン
ス)
Lotus Notes 4.6 Clients の場合はシステムディレクト
リ (たとえば、C:\WIN95)
Lotus Notes 5 Clients の場合は Notes データディレ
クトリ (たとえば、
C:\NOTES\DATA)
BOOKMARK.NSF
Notes データディレクトリ。保存されたブックマークおよ
び Welcome ページ情報が含まれます (たとえば、
C:\NOTES\DATA\BOOKMARK.NSF)
BUSYTIME.NSF
Notes データディレクトリ。ローカル空き時間情報が含
まれます (たとえば、
C:\NOTES\DATA\BUSYTIME.NSF)
HEADLINE.NSF
Notes データディレクトリ。データベース購読情報が含
まれます (たとえば、
C:\NOTES\DATA\HEADLINE.NSF)
INSTALL.LOG
LotusInstall.log
Notes プログラムディレクトリ
ユーザーの [MyDocuments] フォルダ (たとえば、
C:\Documents and Settings\
User\MyDocuments\LotusInstall.Log)
DESKTOP.DSK (Notes 4.6)
DESKTOP5.DSK (Notes 5)
DESKTOP6.DSK (Notes 6)
Notes データディレクトリ (たとえば、
C:\NOTES\DATA)
個人アドレス帳 (デフォルトは NAMES.NSF)
Notes データディレクトリ (たとえば、
C:\NOTES\DATA)
PERWEB.NSF
Notes データディレクトリ。ユーザーの Web ブラウザ
情報を含む個人 Web ナビゲータデータベース (たとえ
ば、
C:\NOTES\DATA\PERWEB.NSF)
ユーザー ID ファイル (たとえば、
JSMITH.ID)
Notes データディレクトリ (たとえば、
C:\NOTES\DATA)
ローカルデータベース (NSF)
Notes データディレクトリ (たとえば、
C:\NOTES\DATA)
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ローカルデータベースディレクトリリンク (DIR)
Notes データディレクトリ (たとえば、
C:\NOTES\DATA)
カスタマイズ済み Notes データベーステンプレート
(NTF)
Notes データディレクトリ (たとえば、
C:\NOTES\DATA)
USER.DIC (スペルチェッカ用の個人辞書エントリ)
Notes データディレクトリ (たとえば、
C:\NOTES\DATA)
Associated SPRs :
DADS678KJ9
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04 マニュアルの変更
Notes シングルログオンの制限
このリリース情報では、Notes シングルログオンに関する以下の制限を説明します。
z
Notes シングルログオンではマシン名を OS ログイン名と同じにすることはできない
z
オペレーティングシステム (OS) と Domino のパスワードポリシー
z
NOTES.INI ファイルと Notes ユーザー ID ファイルの場所
メモ 保護パスワードについては、リリース情報の「カスタムパスワードポリシー」を参照してください。
Notes シングルログオンではマシン名を OS ログイン名と同じにすることはできない
Domino/Notes Client シングルログオン機能は、OS ログイン名がマシン名と同一であるとき、および OS 名を使
用してログオンしているときには、動作しません。クライアントシングルログオンがシステムで正しく動作しない場
合は、OS ログインユーザー名またはマシン名を変更してください。
いずれかの名前の変更方法については、Microsoft Windows 資料を参照するか、ネットワーク管理者にお問い合
わせください。
メモ このリリース情報は、クライアントシングルログオンがサポートされているすべての Domino/Notes リリース
に適用されます。
オペレーティングシステム (OS) と Domino のパスワードポリシー
OS パスワードの変更中、Notes ネットワークプロバイダは Notes ID を OS から提供される新規パスワードに変
更できなければなりません。Notes には、OS パスワードが変更された後になって初めて新規 OS パスワードが
通知されます。新しい OS パスワードが Notes パスワードクオリティと履歴の要件を満たさない場合、Notes パス
ワードの変更は失敗します。
Notes パスワードの変更中、Notes Client は OS パスワードを新規の Notes パスワードに変更できなければなり
ません。新しい Notes パスワードが OS パスワードクオリティと履歴の要件を満たさない場合、OS パスワードの
変更は失敗します。
パスワードの同期がとれるよう、OS のパスワードポリシーと Domino のパスワードポリシーはできるだけ揃える
必要があります。
NOTES.INI ファイルと Notes ユーザー ID ファイルの場所
双方向のパスワード同期を行う場合、Notes ネットワークプロバイダはユーザーの NOTES.INI ファイルと Notes
ID ファイルにアクセスできなければなりません。
以下の表は、NOTES.INI ファイルを置くべき場所を示しています。
インストールタイプ
場所
シングルユーザー
NOTES.INI ファイルは、HKEY_LOCAL_MACHINE レジストリキーで指定
された Notes ディレクトリに存在している必要があります。
マルチユーザー
NOTES.INI ファイルは HKEY_USERS レジストリキーで指定する必要が
あります: ("<sid>\SOFTWARE\Lotus\Notes\6.0\NotesIniPath")
オペレーティングシステム (OS) のパスワード変更 (IBM Lotus Notes の外部で開始されるパスワード変更) は、
システムのアクセス制御環境で生じます。したがって、NOTES.INI ファイルと Notes ID ファイルはローカルドライ
ブになければなりません。
Associated SPRs :
TGBM68CGMS; RHAN5WCHZS
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04 マニュアルの変更
Notes シングルログオンはローミングユーザーにはサポートされない
ローミングユーザーが IBM Lotus Notes シングルログオンを使用することはサポートされていません。
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04 マニュアルの変更
NOTES.INI パラメータの「Desktop=」についての文書が不正確
『Lotus Notes ヘルプ』、『Domino Designer ヘルプ』、『Domino Administrator ヘルプ』ファイルにおいて、
NOTES.INI パラメータの「Desktop=」についての文書が不正確です。このパラメータは実際にはDesktop6=」となっ
ていなければなりません。
たとえば、『Domino Administrator ヘルプ』では、このパラメータを下記のシナリオで使用されているように間違っ
て参照しています。
z
NOTES.INI ファイルを編集し、次のパラメータ (これは『Domino Administrator ヘルプ』から取られたものです)
を追加します。 Desktop=c:\temp\desktop6.ndk
z
ファイルを保存して閉じます。
Notes を起動します。この時点では、Notes はエラーなしで開くはずです。.
Notes を再度閉じて起動します。今回は次の警告/エラーメッセージが出ます。
z
z
「ワークスペースファイル(C:\temp\desktop66.ndk)が読み込めません。ファイルはすでに存在します。ファイ
ルを削除して新規ワークスペースを作成しますか?」
- [いいえ] を選択すると、Notes は終了します。
- [はい] を選択すると、「desktop66.ndk」という新しいデスクトップファイルが作成されます。
z
これが Notes を起動するたびに繰り返し発生します。
回避方法
この NOTES.INI パラメータには「Desktop6=c:\temp\desktop6.ndk」を使用します。
ヘルプファイルの訂正
Notes、Domino Designer、Domino Administrator のヘルプファイルで、NOTES.INI 変数の「Desktop=」と記されて
いるすべての箇所を「Desktop6=」に置き換えます。たとえば、『Domino Administrator ヘルプ』では、NOTES.INI
パラメータの「Desktop6=」は次のように記述されます。
書式: Desktop6=path
説明: Notes ワークスペースのカスタマイズに使用する DESKTOP6.DSK のロケーションを指定します。
たとえば Macintosh の場合次のようになります。
Desktop6=Notes:Desktop
たとえば Windows の場合次のようになります。
DESKTOP6=C:LOTUS\NOTES\DESKTOP6.NDK
適用: クライアント
デフォルト: なし。ただしこの設定を省略すると、Notes の Data ディレクトリで DESKTOP6.NDK が検索されます。
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
Associated SPRs :
IBAN645P9E
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
Notes.INI 変数 DDETIMEOUT の正しいスペル
『Domino 6.0 Administrator ヘルプ』には、Notes.INI 変数 DDE_TIMEOUT のトピックがあります。この Notes.INI
変数のスペルは誤りです。これは DDETIMEOUT でなければなりません。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
Notes.ini 変数 Log= の更新
サーバーの Notes.ini 変数「Log」で、次のパラメータは廃止されました。
2 - ログファイルを開くときに強制的に database fixup を実行する
4 - 全文検索
Associated SPRs :
TKIE5WHA4A
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
PrinterPixelPreview を使用して Notes 印刷プリビューで改ページを表示する
書式: PrinterPixelPreview=value
説明: NOTES.INI 設定 PrinterPixelPreview=1 を使用すると、Notes 印刷プリビュー機能を使用するときに、改
ページの位置を正確に表示することができます。PrinterPixelPreview=0 と設定するか、この変数を NOTES.INI
ファイルから削除すると、この機能は無効になります。
1 - 有効
0 - 無効
この変数を有効にすると、印刷プリビューの表示速度が少し遅くなりますが、正確な印刷プリビュー表示を得られ
ます。
適用: サーバー
デフォルト: なし。この設定がないと、Notes 印刷プリビューで改ページが正確に反映されません。
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
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04 マニュアルの変更
Server.Load R6 Mail Routing workload の実行
Server.Load は、IBM Lotus Domino 6.5.1 で新規の ftsearch スクリプトコマンドを持ち、R6 Mail Routing workload
には、ftsearch コマンドの使用度を制御する新規のワークロードスクリプト変数 NB_Mail_FTSearch_Enabled があ
ります。ftsearch コマンドは 6.5.1 では正しく機能せず、workload を正しく実行するために無効にする必要があり
ます。Server.Load R6 Mail Routing workload で ftsearch コマンドを無効にするには、Server.Load スクリプト変数
の「NB_Mail_FTSearch_Enabled=0」を設定してください。
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04 マニュアルの変更
Server.Load -- 最大スレッド数は 1500
Server.Load ワークロードあたりの最大スレッド数が 512 から 1500 に増加しました。この変更は、Lotus Domino
6.0.4 以降のリリースに適用されます。
Associated SPRs :
LBRD5XVPZ8
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04 マニュアルの変更
Server.Load の WebGet コマンドの拡張
改訂された WebGet コマンドについて以下に示します。
WebGet コマンド
Server.Load スクリプト内で使用され、指定された URL から情報を検索します。
構文
WEBGET の Web Mail Workload の使用法:
WEBGET
[-sumonly | -alldata]
{-url <urlname>
[-walk <depth> <span>]
[-proxy <urlname>]
[-mi | -mis <msgsize> <numrecipients> [<nthIteration>]
| -mir <numtoread> [<numtodel>] | -mp] } |
[ -holdtime <waitconn> <waitsend><waitrecv>]
WEBGET の iNotes Workload の使用法:
WEBGET
[-sumonly | -alldata]
{ -url <urlname>
[-walk <depth> <span>]
[-proxy <urlname>]
[ -qp | -qi | -qt |
-qis <msgsize> <numrecipients> [<nthIteration>] |
-qir <numtoread> [<numtodel>] |
-qca <msgsize> <duration> <mindaysaway> <maxdaysaway> [<nthIteration>] |
-qci <msgsize> <duration> <mindaysaway> <maxdaysaway> <numrecipients>[<nthIteration>] |
-qmr <num> [<nthIteration>] } |
[ -holdtime <waitconn> <waitsend><waitrecv>]
z
- [sumonly | alldata} -- 指定する URL の要約情報 (sumonly) か、実データ (グラフィックイメージなど、
alldata) のどちらかを検索します。要約情報は HTTP HEAD コマンドで検索し、実データは HTTP GET コマン
ドで検索します。要約情報は通常 300 バイトを下回るため、要約モードは HTTP サーバーの負荷を軽減す
るのに役立ちます。一方、HTML 文書またはイメージのサイズは不定です。
z
[{-url <urlname> [-walk <depth> <span>] [-proxy <urlname>] } -[holdtime <ct> <st><waitrecv>]
-walk スイッチを使用すると、URL (-url www.ibm.com など) から Web コンテンツを検索した後で、各ペー
ジにあるハイパーリンクをトラバースできます。<depth> パラメータは、所定のページでトラバースするハイ
パーリンクの数を示します。HTML 文書をトラバースするたび、これがそのページにも再帰的に適用され
ていきます。<span> パラメータは、所定のリンクで最大いくつのページをトラバースしたら元の要求ページ
に戻るかを示します。
-walk スイッチでは、以前にトラバースしたことのあるリンクをトラバースしません (つまり「元に戻る」リンク
を選択しません)。これにより、無限の再帰的ループを避けられます。また、-walk コマンドは他の HTTP
サーバーに向かうリンクも探索しません (つまり、www.ibm.com に向かうリンクが www.lotus.com にあって
も、選択されません)。このようにして、HTTP サーバーの無限の探索を避けられます。
-proxy スイッチは、指定する URL が外部のサイト (つまり、指定するプロキシサーバーを介してアクセス
しなければならないサイト) である場合に使用します。
-holdtime スイッチは、どれだけの時間に渡って待機したら WebGet が HTTP トランザクションを完了する
かを指定します。HTTP トランザクションを完了するのに必要なイベントのシーケンスは次のとおりです。す
なわち、HTTP サーバーへの接続の確立、HTTP サーバーへのコマンドの送信、HTTP サーバーからの
データの受信です。
<ct> パラメータは、HTTP サーバーに対してコマンドを発行した後に待機する時間をミリ秒で示します。こ
れはつまり、要求に対するサービスを実行するためにディスパッチした HTTP サーバーのスレッド/プロセ
スを、アイドル状態に保つということです。<ct> は、HTTP サーバーの接続時間タイムアウトパラメータ (通
常は 2 分) より短くなければなりません。<st> パラメータは、コマンドを HTTP サーバーに送信した後に待
機する時間を指定します。これはつまり、たとえデータ送信できる状態であっても、サービスを提供する
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HTTP サーバーのスレッド/プロセスをアイドル状態に保つということです。<rt> パラメータは、要求された
データを HTTP サーバーから受信した後で待機する時間を指定します。
z
z
-mi スイッチは、特に Web Mail Workload がユーザーの Web メール受信ボックスを開く場合に使用します。
-mis <msgsize> <numrecipients> [<nthIteration>]
-mis スイッチは、特に Web Mail Workload がメールを送信する場合に使用します (msgsize = メッセージ本
文のサイズ)。「profile」という語を使用すると、メッセージと添付ファイルがランダムに選択されます。その
サイズは、以下のプロファイルに従って決まります。
本文サイズ
添付ファイル
使用頻度 (%)
500
10
10,000
30
50,000
40
50,000
50,000
150,000
10
9.5
1,000
10,000,000
0.5
<numrecipients> パラメータはメッセージ受信者の数に相当します。オプショナルパラメータ <nthiteration>
は、コマンドが実際に実行される頻度を制御します。 たとえば、
z
nthiteration = 1 の場合、コマンドは毎回実行されます。
nthiteration = 2 の場合、コマンドは 1 回おきに実行されます。
nthiteration = 6 の場合、コマンドは 6 回おきに実行されます。
-mir <numtoread> [<numtodel>] スイッチは、特に Web Mail Workload が Web メールを読み取る場合に使用
します。パラメータ numtoread は読み取るメッセージの数を示し、オプショナルパラメータ numtodel は削除す
るメッセージの数を示します。
z
-mp スイッチは、特に Web Mail Workload が Web メールデータベースの所有者を設定する場合に使用しま
す。
z
-qp スイッチは、特に iNotes Workload が iNotes データベースの所有者を設定する場合に使用します。
-qi スイッチは、特に iNotes Workload がユーザーの iNotes データベース (受信ボックス) を開いて、文書を
何も読まない場合に使用します。
z
z
-qt スイッチは、特に iNotes Workload がこのデータベースに使用されているメールテンプレートを判別する
場合に使用します。
z
-qis <msgsize> <numrecipients> [<nthIteration>] スイッチは、特に iNotes Workload がメールを送信する場
合に使用します。「profile」という語を使用すると、メッセージと添付ファイルがランダムに選択されます。その
サイズは、以下のプロファイルに従って決まります。
本文サイズ
添付ファイル
使用頻度 (%)
500
10
10,000
30
50,000
40
50,000
150,000
50,000
10
9.5
1,000
10,000,000
0.5
パラメータ numrecipients はメッセージ受信者の数に相当します。オプショナルパラメータ nthiteration
は、このコマンドが実際に実行される頻度を制御します。たとえば、
z
nthiteration = 1 の場合、コマンドは毎回実行されます。
nthiteration = 2 の場合、コマンドは 1 回おきに実行されます。
nthiteration = 6 の場合、コマンドは 6 回おきに実行されます。
-qir <numtoread> [<numtodel>] [<numtoadd>] スイッチは、特に iNotes Workload がメールを読み取る場合
に使用します。パラメータ <numtoread> は読み取るメッセージの数を示し、オプショナルパラメータ
<numtodel> は $Inbox から削除するメッセージの数を示します。オプショナルパラメータ <numtoadd> は、
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$Inbox に追加するメッセージの数を示します。
z
-qca <msgsize> <duration> <mindaysaway> <maxdaysaway> [<nthIteration>] スイッチは、特に iNotes
Workload がカレンダーの予定を作成する場合に使用します。パラメータ msgsize は予定の本文のサイズに
相当し、パラメータ duration は予定の継続時間 (分単位) に相当します。また、パラメータ mindaysaway は
予定をスケジュールする最小日数 (今日が起点) に相当し、パラメータ maxdaysaway は予定をスケジュール
する最大日数 (今日が起点) に相当します。オプショナルパラメータ nthiteration は、このコマンドが実際に実
行される頻度を制御します。
z
-qci <msgsize> <duration> <mindaysaway> <maxdaysaway> <numrecipients> [<nthIteration>] スイッチは、
特に iNotes Workload が招待を作成して送信する場合に使用します。パラメータ msgsize は招待の本文の
サイズに相当し、パラメータ duration は招待の継続時間 (分単位) に相当します。また、パラメータ
mindaysaway は招待をスケジュールする最小日数 (今日が起点) に相当し、パラメータ maxdaysaway は招
待をスケジュールする最大日数 (今日が起点) に相当します。パラメータ numrecipients はメッセージ受信者
の数に相当します。オプショナルパラメータ nthiteration は、このコマンドが実際に実行される頻度を制御し
ます。
-qmr <num> [<nthIteration>] スイッチは、特に iNotes Workload が、受信した招待に対する応答を作成して
送信する場合に使用します。パラメータ num は作成する RSVP の数、すなわち処理する受信済み招待の数
に相当します。オプショナルパラメータ nthiteration は、このコマンドが実際に実行される頻度を制御します。
例1
コマンド [-url www.lotus.com -walk 2 1] を Web ブラウザは次のように解釈します。「Web ページ www.lotus.com
を起点に、ページ上の 2 つのリンクを選択してクリックする (ページに最低 2 つのリンクがある場合)。」最初に選
択したリンクをクリックしたら最初のページに戻り、2 番目のリンクをクリックしたら最初のページに戻ります。
z
例2
コマンド [-url www.lotus.com -walk 1 2] を Web ブラウザは次のように解釈します。「Web ページ www.lotus.com
を起点に、ページ上の 1 つのリンクを選択してクリックする。」リンクをクリックしたら、同じ規則を新しい各ページ
に再帰的に適用します。クリックした最初のリンクが www.lotus.com/notes.htm の場合、この規則により、WebGet
はこのページでリンクを 1 つ見つけてトラバースしなければなりません。span パラメータは、再帰的処理を停止
する地点を示します。
さらに、-walk 0 0 は、WebGet が <urlname> で示されたページだけを要求し、それ以上は先に進まないことを示
します。これは -walk スイッチを指定しないことに相当します。
あるいは、-walk 10000 10000 (または別の大きい数) のようなコマンドは、WebGet が Web ロボットのようにその
ページ上の考え得るあらゆるリンクをトラバースすることを示します。
Associated SPRs :
LBRD64VLJH
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04 マニュアルの変更
Server_MaxUsers Notes.INI 設定は HTTP ではなく NRPC に適用される
『Domino Administrator ヘルプ』には、「フェイルオーバーとワークロードの均衡」というトピックがあります。このト
ピックの最初の段落は変更され、NRPC と HTTP に関する Notes.INI 変数、Server_MaxUsers についての誤った
情報が削除されました。メモが修正され、次の文が挿入されています。「Notes.INI 設定、Server_MaxUsers は
NRPC のみに適用され、HTTP には適用されません。」
改訂されたトピックを以下に示します。
フェイルオーバーとワークロードの均衡
ICM を使用しているときも、フェイルオーバーとワークロードの均衡機能 は、標準の Domino クラスタの場合と同
じように動作します。Domino は、すべての開いているセッションに基づいてサーバー可用性インデックスを計算し
ます。このセッションには Notes Client、HTTP クライアント、他の Domino サービスから開いているものがすべて
含まれます。ワークロードの均衡とフェイルオーバーの設定には、同じ設定項目を使用します。これには、
Server_Restricted、 Server_Availability_Threshold などがあります。データベースの可用性についても同じ設定項
目を使用します。これには、データベースのサービスを停止 する設定や、削除待ち にする設定などがあります。
メモ
標準の Domino クラスタとは異なり、ICM では、使用できるサーバーが他になければ、MAXUSERS 状態
にあるサーバーにクライアントを転送できます。NOTES.INI 設定、Server_MaxUsers は NRPC のみに適用され、
HTTP には適用されません。
フェイルオーバーとワークロードの均衡の作動方法については、「クラスタリングの仕組み」の章を参照してくださ
い。フェイルオーバーとワークロードの均衡の構成とデータベースの可用性の構成については、「クラスタの管理
とモニター」の章を参照してください。
ICM は、クライアントから要求があったときにレプリカを検索できるように次の情報を保持しています。
z
クラスタで使用可能なデータベースとその格納場所に関する情報。ICM は、この情報をクラスタデータ
ベースディレクトリから取得します。
z
各サーバーが使用できる可能性に関する情報。ICM は、クラスタにあるサーバーを調査するたびにこの
情報を取得します。
z
HTTP 用に設定されている Web サーバーと HTTPS 用に設定されている Web サーバーに関する情報。
ICM は、クラスタにある各サーバーのサーバー文書からこの情報を取得します。
データベースのレプリカを開くときに、ICM は次の操作を実行してどのレプリカを開くかを決定します。
z
レプリカの配置場所と、それらが無効または削除待ちにマークされていないか確認します。
z
レプリカを保存している各サーバーのサーバー可用性インデックスを確認します。
z
クライアント要求に応じて、HTTP ポートまたは HTTPS ポートの応答を調べ、サーバーが使用可能か確
認します。
z
アクセスできないサーバーや使用制限 (RESTRICTED) されているサーバーをすべて選択対象から除外
します。
z
ビジー(BUSY)または最大ユーザー数(MAXUSERS)に達しているサーバーをすべて除外します。
z
残ったサーバーから 1 つ選択します。残りのサーバーが存在しない場合、ICM は、ビジー(BUSY)状態
または最大ユーザー数(MAXUSERS)状態のサーバーを、それが使用可能であることを条件にして選択
します。複数のサーバーが除外されずに残っている場合は、現在のワークロードが一番軽いサーバーを
選択します。
アクセス先のサーバーを選択した後、ICM は、サーバー文書を参照して、サーバーへのアクセスに使用するポー
トを決定します。
サーバーに障害が発生した場合
障害を起こしたサーバーにHTTP クライアントが接続すると、サーバーが応答しないというメッセージがクライアン
トに送られます。使用可能なレプリカがある場合、そのレプリカにフェイルオーバーするには、ユーザーは ICM に
再接続する必要があります。これには次の方法があります。
ブラウザの [戻る] ボタンを 1 回以上クリックして ICM を経由するページに接続します。
ブックマークを使用します。
URL を入力します。
新しいサーバーに接続する際の再認証の必要性は状況によって異なります。これは次の要因で決まります。
z
ユーザーがこのセッションですでに新しいサーバーから認証されている場合 再認証は不要です。
z
HTTP クライアントとサーバーが共に SSL3 をサポートしている場合、自動的に再認証が行われます。
z
z
z
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Associated SPRs :
KTAI4ZGGWS
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
04 マニュアルの変更
Smart Upgrade キットはグローバル英語版だけが使用可能
Notes Client のアップグレード時に IBM Lotus Domino Smart Upgrade とともに使用される Smart Upgrade キット
は、グローバル英語版だけが使用可能です。Smart Upgrade キットは、Domino Administrator 資料および
『Upgrade Guide』の以下のトピックで言及されています。
z
z
z
z
z
Lotus Notes Smart Upgrade データベースを作成する
アップグレードキットを Lotus Notes Smart Upgrade データベースに追加する
IBM Lotus Notes Smart Upgrade を使用する
システムテンプレートとアプリケーションテンプレート
サーバー文書の [基本] タブの F1 ヘルプテキスト
メモ: 英語以外の環境では、Smart Upgrade キットの代わりに Notes Client Web キットを使用することができま
す。
Associated SPRs :
KMAO68U85J
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
04 マニュアルの変更
UI でパスワードの先行スペースと末尾スペースが除去される
ユーザー登録をするユーザーインターフェースでは、パスワードから自動的に先行スペースと末尾スペースが除
去されます。これは、認証者登録、サーバー登録、ユーザー登録に適用されます。パスワードの先頭または末尾
にスペースを置くことはできません。
Associated SPRs :
PBIT5DFJNB
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
04 マニュアルの変更
.IND ファイルの使用に関する制限
Fixup、Updall、Compact に関連したトピックには、.IND ファイルの使用に関する追加情報が必要です。以下にリ
ストしたそれぞれのトピックには、メモが追加されています。
Updall - [基本] オプション
[タスク] - [開始] ツールのオ
プション
z
z
すべてのデータベースを
全文索引
このデータベース、または
フォルダを全文索引
コマンドラインオプ
ション
説明
databasepath
databasepath につい
[このデータベース、またはフォルダを全文索引] を選
択すると、指定データベースだけが更新されます。
Domino のデータフォルダにあるデータベースを更新
するには、たとえば SALES.NSF のようにファイル名
だけを入力します。データフォルダ内のフォルダにあ
るデータベースを更新するには、たとえば
DOC\README.NSF のようにデータベースのデータ
フォルダへの相対パスを指定します。
て詳しくは、この章で
後述する「コンソール
コマンドを使用する」
を参照してください。
[すべてのデータベースを全文索引] を選択すると、
サーバーのデータベースがすべて更新されます。
データベースパスがない場合も同様です。
このビューのみ更新
database -T viewtitle
データベースの特定のビューを更新します。たとえば
-R と併用して、破損の問題を解決します。
メモ -T は .IND (インダイレクト) ファイルでは使用で
きません。
Fixup オプション
このビューのみ更新
-T
database -T viewtitle
Associated SPRs :
IWER6BY3UD
データベースの特定のビューを更新します。
メモ インダイレクトファイル (.IND) は、-T フラ
グと併用してビューを指定することはできませ
ん。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
04 マニュアルの変更
[PEER Networks SNMP Master ] エージェントは置換されました
Solaris では、[PEER Networks SNMP Master] エージェントが [NET-SNMP Master] エージェントに置換されまし
た。[PEER Networks SNMP Master] エージェントを使い続けることはできますが、このエージェントは既にサポー
トおよび配布されていません。[NET-SNMP Master] エージェントは Linux でも提供されています。
詳細については、『Domino Administrator 6.5 ヘルプ』の SNMP エージェントに関連するトピックを参照してくださ
い。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
04 マニュアルの変更
[ユーザー名の変更] システム管理要求
『Domino Administrator ヘルプ』のリファレンスの「システム管理要求」には、[ユーザー名の変更] システム管理
要求に関する情報が記載されています。
この中で、次の要求の「結果」の説明が変更されます。
z
Domino ディレクトリの変更
z
Domino ディレクトリのユーザー名の変更
z
ユーザー文書の変更
改訂されたトピックは次のとおりです。
ユーザー名の変更
システム管理プロセスを使用してユーザー名を変更できます。ユーザー名を変更するには、Domino
Administrator のツールペインで [ユーザー] - [名前の変更] を選択します。Domino ディレクトリでユーザーの名
前を変更するときに発生する一連のシステム管理プロセス要求を次のフローチャートに示します。四角形の要素
は要求を表しています。要求ごとに示されているタイミングはデフォルトの設定によるものです。デフォルトの設定
は、サーバー文書の [サーバータスク] - [システム管理プロセス] セクションでカスタマイズできます。
Web ユーザーのユーザー名の変更については、このリファレンスのトピック「Web ユーザーの名前を変更する」を
参照してください。
提示された名前の変更をユーザーが拒否したときに発生するシステム管理要求については、トピック「ユーザー
名を変更する - 名前変更が拒否された場合」を参照してください。
階層付きユーザー名の移動
トリガ: [アクション] - [選択したユーザーの名前の変更] を選択し、[新規認証者への移動要求] を選択したと
きか、Domino Administrator のツールペインで [ユーザー] - [名前の変更] を選択したとき。
実行場所: 移動アクションを実行したサーバー。
実行方法: システム管理要求データベースの [ユーザーの移動] ビューで [アクション] - [選択エントリによる
階層名変更] を選択してユーザー名を別の階層に移動したとき。
結果: 移動要求が承認され、[Domino ディレクトリの変更] 要求が発行されます。
Domino ディレクトリの変更
トリガ: ユーザー名を変更するアクションを選択したとき。
実行場所: Domino ディレクトリのシステム管理サーバー
実行方法: [サーバータスク] - [システム管理プロセス] タブの [通常要求設定] の [間隔:] 設定に従って実行
されます。
結果: 新しい名前、証明書、変更要求がユーザーのユーザー文書に追加されます。ユーザーは、次のサー
バー認証時に新しい名前を受け入れるよう求められます。
メモ
デフォルトでは、次のサーバー認証時に新しい名前が受け入れられます。
Domino ディレクトリのユーザー名の変更
トリガ: ユーザーがサーバーにアクセスし、新しい名前を受け入れたとき。
実行場所: Domino ディレクトリのシステム管理サーバー
実行方法: サーバー文書の [サーバータスク] - [システム管理プロセス] タブの [通常要求設定] の [間隔:]
設定に従って実行されます。
結果: Domino ディレクトリ内のユーザー名が更新されます。ただし、そのユーザーに属するユーザー文書以
外のユーザー文書は除きます。[ユーザー文書の変更] と [未読リストのユーザー名の変更] のシステム管理
要求が通知されます。
ユーザー文書の変更
トリガ: [Domino ディレクトリのユーザー名の変更] 要求が完了したとき。
実行場所: Domino ディレクトリのシステム管理サーバー
実行方法: サーバー文書の [サーバータスク] - [システム管理プロセス] タブの [一日一回実行する時刻] 設
定に従って実行する。
結果: ユーザー名が Domino ディレクトリのユーザー文書に表示されている場合、そのユーザーの名前が更
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新されます。たとえば、ユーザーがシステム管理者の場合、その名前は、他のユーザーのユーザー文書の
[所有者] フィールドまたは [管理者] フィールドに表示されることがあります。
未読リストのユーザー名の変更
トリガ: [Domino ディレクトリのユーザー名の変更] 要求が完了したとき。
実行場所: ドメイン内の各サーバー
実行方法: サーバー文書の [サーバータスク] - [システム管理プロセス] タブの [一日一回実行する時刻] 設
定に従って実行する。
結果: ドメインの各サーバーによって、サーバー上のデータベースがすべて調べられ、未読リストのユーザー
名が更新されます。
アクセス制御リストでサーバー名を変更する
トリガ: [Domino ディレクトリのユーザー名の変更] 要求が完了したとき。
実行場所: ドメイン内の各サーバー
実行方法: サーバー文書の [サーバータスク] - [システム管理プロセス] タブの [通常要求設定] の [間隔:]
設定に従って実行されます。
結果: ドメインの各サーバーによって、それぞれのサーバーがシステム管理サーバーとなるデータベースの
ACL でユーザーの名前が更新されます。
空き時間データベースのユーザー名の変更
トリガ: [Domino ディレクトリのユーザー名の変更] 要求が完了したとき。
実行場所: ユーザーのホームサーバー。
実行方法: 即時実行。
結果: [空き時間情報] データベースにあるユーザー名が変更されます。
メールファイルのカレンダーエントリとプロフィールのユーザー名の変更
トリガ: [空き時間データベースのユーザー名の変更] 要求が完了したとき。
実行場所: ユーザーのホームサーバー。
実行方法: 即時実行。
結果: メールファイルのカレンダープロフィールと予定文書にあるユーザー名が変更されます。ユーザーの共
通名が変更される場合、共通名がメールファイルのタイトルに使用されていれば、メールファイルのタイトルも
新しい名前に合わせて変更されます。変更対象のユーザーが予定されている会議の主催者である場合は、
予定文書の主催者の名前も変更されます。
読者/作成者フィールドで名前を変更する
トリガ: Domino ディレクトリのシステム管理サーバーで [ユーザー文書の変更] 要求が完了したとき。
実行場所: ドメイン内の各サーバー
実行方法: サーバー文書の [サーバータスク] - [システム管理プロセス] タブの [遅延要求の設定] に従って
実行されます。
結果: ドメインの各サーバーによって、データベースの読者フィールドと作成者フィールドのユーザー名が更新
されます。そのサーバー自体がデータベースのシステム管理サーバーであり、ACL の詳細オプションで [す
べての読者フィールドと作成者フィールドを更新する] が選択されているサーバーで実行されます。
古い変更要求を削除する
トリガ: ユーザーが新規の名前を承認できる有効期限が切れたとき。デフォルトでは 21 日。ユーザー名の変
更時に有効期限を変更できます。
実行場所: Domino ディレクトリのシステム管理サーバー
実行方法: サーバー文書の [サーバータスク] - [システム管理プロセス] タブの [一日一回実行する時刻] 設
定に従って実行する。
結果: システム管理プロセスによって、ユーザー文書の [変更要求:] フィールドから [処理待ち] という単語が
削除されます。
ユーザー名を変更する要求のタイミング
要求
タイミング
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階層付きユーザー名の移動
システム管理要求データベースで管理者の承認が
必要
Domino ディレクトリの変更
間隔
Domino ディレクトリのユーザー名の変更
間隔
ユーザー文書で名前を変更する
一日一回実行する時刻
未読リストのユーザー名の変更
一日一回実行する
アクセス制御リストでサーバー名を変更する
間隔
空き時間データベースのユーザー名の変更
即時
メールファイルのカレンダーエントリとプロ
フィールのユーザー名の変更
即時
読者/作成者フィールドで名前を変更する
実行日
実行時刻
古い変更要求の削除*
一日一回実行する時刻
* 名前を変更される Notes ユーザーが Notes 6.0 よりも前のバージョンの Notes Client を実行している場合
は、ここで説明したように、ユーザーは名前の変更を受け入れる必要があります。システム管理プロセスがユー
ザー名変更要求を実行する前に、名前変更の対象であるユーザーは、名前の変更を受け入れるように求められ
ます。指定の有効期限や猶予期間内に名前の変更を受け入れないと、名前の変更要求は「古い変更要求」にな
り、[古い変更要求の削除] 要求としてシステム管理要求データベースに登録されます。
Domino Server および Notes Client の両方が Notes Domino 6.0 以降であれば、ユーザーが受け入れの確認を
指定していない限り、ユーザーは名前の変更の受け入れを求められることはありません。ユーザーが名前の変
更の確認を求められるようにするには、Notes Client のセキュリティ設定で、これに関する項目を設定する必要
があります。
ユーザー名を変更する - 名前変更が拒否された場合
ユーザーが名前変更要求を拒否した場合、一連のシステム管理要求が生成されます。これらの要求では管理者
の注意を促す必要があり、個々の要求には管理者の承認が必要です。一連の要求が生成されるのは、ユー
ザーによって名前変更が拒否された場合だけです。
Domino ディレクトリの変更
トリガ: 名前変更の通知が生成される名前変更要求が実行されたとき。ユーザーは、名前変更を許可または
拒否する必要があります。名前変更要求が通知されるのは、ユーザーが Notes Client インターフェースの
[Notes 名の変更] ダイアログボックスで [名前の変更を受け入れる前に確認する] を選択した場合のみで
す。
実行場所: Domino ディレクトリのシステム管理サーバー
実行方法: サーバー文書の [サーバータスク] - [システム管理プロセス] タブの [通常要求設定] の [間隔:]
設定に従って実行されます。
結果: 名前変更要求を通知するユーザーに電子メール通知が生成され、ユーザーは要求の許可または拒否
を求められます。
拒否された名前変更の承認
トリガ: ユーザーが名前変更要求を拒否したとき。
実行場所: Domino ディレクトリのシステム管理サーバー
実行方法: システム管理要求データベースでこの承認要求を承認または拒否すると実行されます。
結果: この要求を承認すると、[ユーザー名変更の取り消し] 要求が生成されます。名前変更の拒否を承認し
ない場合、[Domino ディレクトリの変更の再実行] 要求が発行されます。
ユーザー名変更の取り消し
トリガ: 管理者が [拒否された名前変更の承認] 要求を承認したとき。
実行場所: Domino ディレクトリのシステム管理サーバー
実行方法: 即時実行。
結果: ユーザー文書から新しい情報が削除され、復旧されたユーザー情報でユーザー文書が更新されま
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す。
Domino ディレクトリの変更の再実行
トリガ: 管理者が名前変更の拒否を承認しないとき。
実行場所: Domino ディレクトリのシステム管理サーバー
実行方法: 即時実行。
結果: [Domino ディレクトリの変更] 要求が発行されます。ユーザーは、名前変更要求を再度通知されます。
Associated SPRs :
JOGA5ZSSCM
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04 マニュアルの変更
[ユーザー名の変更] システム管理要求 -- マニュアルの変更
リファレンス「システム管理要求」のトピック「ユーザー名の変更」では、最後の段落を更新する必要があります。
Notes Domino 6 以降の Domino Server および Notes Client を使用して、ユーザー名を変更するシステム管理
要求が実行された場合、名前を変更されるユーザーは、ユーザー名の変更の受け入れを求められることはあり
ません。名前の変更の受け入れ確認は、Notes Domino 6.0 以降のバージョンにおけるオプションの 1 つです。改
訂後の説明は次のとおりです。
改訂後の説明
名前を変更される Notes ユーザーが Notes 6.0 よりも前のバージョンの Notes Client を実行している場合は、こ
こで説明したように、ユーザーは名前の変更を受け入れる必要があります。システム管理プロセスがユーザー名
変更要求を実行する前に、名前変更の対象であるユーザーは、名前の変更を受け入れるように求められます。
指定の有効期限や猶予期間内に名前の変更を受け入れないと、名前の変更要求は「古い変更要求」になり、[古
い変更要求の削除] 要求としてシステム管理要求データベースに登録されます。
Domino Server および Notes Client の両方が Notes Domino 6.0 以降であれば、ユーザーが受け入れの確認を
指定していない限り、ユーザーは名前の変更の受け入れを求められることはありません。ユーザーが名前の変
更の確認を求められるようにするには、Notes Client のセキュリティ設定で、これに関する項目を設定する必要
があります。
Associated SPRs :
JOGA5YRNGB
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04 マニュアルの変更
[ライセンストラッキング情報の更新] システム管理要求
『Domino Administrator ヘルプ』のリファレンス「システム管理プロセス要求」に訂正があります。トピック「Domino
ディレクトリのライセンストラッキング情報の更新」では、ライセンストラッキングを有効にする場所として、誤って
サーバー文書と書かれています。これは、サーバー設定文書に訂正する必要があります。
改訂後の文書は次のとおりです。
Domino ディレクトリのライセンストラッキング情報の更新
1 日 1 回、システム管理要求により、新しいユーザーに関する情報や過去 30 日間サーバーにアクセスしていな
いユーザーに関する情報がシステム管理プロセスに送信されます。
サーバー設定文書の [基本] タブでライセンストラッキングを有効にする必要があります。
トリガ: ユーザーが、Notes Client、HTTP、IMAP、POP3、SMTP、または LDAP を使用するサーバーの認証
を行うとき。ユーザーの完全な正規名、プロトコル、アクセス日時の情報が収集されます。
実行場所: Domino ディレクトリのシステム管理サーバー
実行方法: サーバー文書の [サーバータスク] - [システム管理プロセス] タブにある [間隔:] フィールドの設
定に従います。
結果: システム管理要求で報告された一意な (新しい) 各ユーザー用の UserLicenses データベース
(USERLICENSES.NSF) に、新しいユーザーライセンス文書が作成されます。ユーザーの文書がすでにユー
ザーライセンスデータベースにある場合、新しい日時で文書が更新されます。
Associated SPRs :
ESTN622QH5
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04 マニュアルの変更
[共有フォルダ/ビューの作成] ACL オプション
『Domino Administration ヘルプ』のトピック「ACL のアクセスレベル権限」の「共有フォルダと共有ビューの作成」
セクションでは現在、以下のように述べられています。
「データベース設計を厳しく管理するには、この権限をオフにしてください。そうしないと、この権限を割り当て
られたユーザーが他のユーザーに表示されるフォルダやビューを作成できるようになってしまいます。」
実際には、ACL の [共有フォルダ/ビューの作成] オプションを使用すると、ACL 特権が有効になっているとき
に、ユーザーは、データベース内の共有フォルダ、ビュー、またはナビゲータを作成、変更、削除することができま
す。
Associated SPRs :
GPKS67ELBP
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04 マニュアルの変更
[文書を複製またはコピー] ACL 権限
『Notes Client ヘルプ』の「ACL のアクセスレベル権限」トピックが更新されました。ACL 権限 [文書の複製または
コピー] の新しい説明は次のとおりです。
この権限を選択すると、ユーザーは以下を行うことができます
z
データベース (またはデータベース内の文書) をローカルに、またはクリップボードに複製/コピーする
z
データベースの文書 (または文書の一部分) をコピー、印刷、または転送する
z
読み取りモードで開かれた文書内のすべてのテキストを選択する
メモ
このオプションを選択解除しても、完全にセキュリティが高まるわけではありません。ユーザーは引き続
き [Ctrl] + [Print Screen] を使用したり、文書を開いてデータをクリップボードにコピーできるためです。
すべてのアクセスレベルに対してこの権限を選択できます。アクセスレベルが投稿者およびアクセス不可 (なし)
であるユーザーに対しては、「パブリック文書 [読者]」もまた与えられている場合に限り、これを有効にすることが
できます。
Associated SPRs :
TDAS6DMJXA
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04 マニュアルの変更
[未読マークオプション] の設定
Domino Administrator オンライン資料の未読マークの情報に更新が加えられました。
[未読マークオプション] の設定
メモ
このデータベースプロパティにアクセスするには、[ファイル] - [データベース] - [プロパティ] を選択し
て、[詳細] タブをクリックしてください。(このタブのアイコンはベレー帽です。)
[データベース] ダイアログボックスには、[未読マークオプション] のセットが含まれており、これらを使用して未読
マークを保持するかどうかを決めたり、他のサーバーへの複製に未読マークを使用するかどうかを指定したりで
きます。データベースプロパティ [未読マークを使用しない] を選択する場合、データベースの未読マークは保持
されず、未読マークの複製設定は無効にされます。データベースプロパティ [未読マークを使用しない] を選択し
ない場合、未読マークの複製設定は有効にされます。以下のいずれかを行うことができます。
z
[なし] -- 未読マークは複製されません。
[クラスタサーバーのみ] -- 現行サーバーのクラスタメンバーであるサーバー上にあるデータベースにつ
いては未読マークが複製されます。
z
[すべてのサーバー] -- すべてのサーバー上にあるデータベースで未読マークが複製されます。
z
Associated SPRs :
AISL67JFW3
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04 マニュアルの変更
「Domino Web Access と Sametime を設定する」の誤り
『Domino Administrator ヘルプ』のトピック「Domino Web Access と Sametime を設定する」では、SametimeApplet
ファイルのコピー元の場所として、誤って Sametime ディレクトリが記述されています。修正された次の情報を使
用してください。
その 8 - Sametime サーバー関連のファイルを Sametime サーバーと Domino Server の間でコピーする
iNotes5 および iNotes6 (Mozilla ではサポートされない) に基づくメールファイルを使用するユーザーを含んだ混
在環境の Domino 6.5 では、Domino Web Access サーバー上の SametimeApplet フォルダの内容を Sametime
サーバーの同じ場所にコピーしてください。SametimeApplet フォルダは <data directory>\domino\html ディレクト
リの中にあります。
Associated SPRs :
XMXL62Q84N
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04 マニュアルの変更
「Domino Web Access をカスタマイズする」の修正
『Domino Administration ヘルプ』のトピック「Domino Web Access をカスタマイズする」には誤りがあります。
[Custom_JS_Extensions] フォームの正しい名称は [Custom_JS] です。
Associated SPRs :
HNAA5WACYV
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04 マニュアルの変更
「タスクステータスイベントジェネレータを作成する」トピックのオプションの誤り
トピック「タスクステータスイベントジェネレータを作成する」の、モニター対象についてのオプションは間違ってい
ます。次の正しいオプションで読み替えてください。
z
z
z
z
Monitor
Monitor
Monitor
Monitor
Associated SPRs :
DSCR5CJR7S
task
task
task
task
down
up
stalled
unstalled
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04 マニュアルの変更
「ユーザーを登録する」の修正
IBM Lotus Domino Administrator オンラインヘルプの「ユーザーを登録する」トピックにある「登録設定」サブトピッ
クには、誤った情報が記載されています。このトピックは、オンラインヘルプの「ユーザーとサーバーの設定」セク
ションにあります。
サブトピックの段落とメモは次のように修正されます。
登録設定
ユーザーの登録プロセスを簡略化するために、ポリシー文書と登録設定文書を作成し、ユーザーの種類ごとに異
なる登録設定をあらかじめ定義できます。たとえば、人事部に属する社員は、営業部の社員とは異なる登録設定
を持つことができます。営業部用に登録設定を作成し、人事部用には別の登録設定を作成して、社員に応じて適
切な登録設定を使い分けることが可能です。また、人事部または営業部に新しい社員を追加するときは、定義済
みの設定が適用されます。
メモ システム管理プリファレンス ([ファイル] - [プリファレンス] - [システム管理]) は、Web サーバー管理クライ
アントを使用して行ったユーザー登録には適用されません。
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04 マニュアルの変更
アーカイブポリシー設定文書 - マニュアルの修正
『Domino Administrator ヘルプ』のトピック「アーカイブポリシー設定文書を作成する」には修正箇所があります。
この文書内の手順 13 が修正されました。修正後の手順は次のとおりです。
アーカイブポリシー設定を作成するには
1. Domino ディレクトリに対する [編集者] アクセス権と、次のロールのいずれかがあることを確認します。
z
設定文書を作成するための PolicyCreator ロール。
z
設定文書を編集するための PolicyModifier ロール。
2. Domino Administrator で、[ユーザーとグループ] タブを選択し、[設定] ビューを開きます。
3. [設定の追加] をクリックし、[アーカイブ] を選択します。
4. [基本情報] タブで、次のフィールドに必要な情報を設定します。
z
[名前] -- これらの設定を使用するユーザー (サービスプロバイダの場合は、ホステッドオーガニ
ゼーション) の名前を入力します。
z
[説明] -- 設定の詳細な説明を入力します。
5. (省略可能) アーカイブを禁止するときは、[アーカイブ] オプションで次のいずれかを選択します。デフォルトで
は、両方とも許可されます。
[アーカイブを禁止] -- アーカイブを禁止します。文書を保存します。
[プライベートなアーカイブ設定を禁止] -- Notes ユーザーが個人的なアーカイブ設定を作成した
り、この設定文書で定義されたアーカイブ設定を変更することを禁止します。
6. [アーカイブロケーション] で、次のいずれかを選択します。
z
[ユーザーのローカルでアーカイブを実行] -- Notes Client のクライアントを使用してアーカイブプロ
セスを実行します (デフォルト)。
z
[サーバー上でアーカイブを実行] -- サーバーを使用してアーカイブプロセスを実行します。
メモ
[サーバー上でアーカイブを実行] を選択した場合、プログラム文書を作成して Compact タスクを実行す
る必要があります。
プログラム文書を使用して Compact サーバータスクを実行する方法については、「データベースのパフォー
マンスを最適化するデータベースプロパティ」の章を参照してください。
z
z
7.
[アーカイブ対象データベース] で、アーカイブするメールファイルが保存されているサーバーまたはクライア
ントを指定します。次のいずれかを選択します。
[ローカル] -- メールファイルがユーザーのクライアント上にある場合 (クライアントベースのアーカイ
ブの場合のみ)。
z
[指定サーバー] -- メールファイルがメールサーバー以外のサーバーにある場合。サーバーの名前
を指定します。
z
[メールサーバー] -- メールファイルがメールサーバーにある場合 (デフォルト)。
8. [受信側データベース] で、アーカイブデータベースを保存するサーバーまたはクライアントを指定します。個
人アーカイブを許可するときは、アーカイブデータベースを作成するために保存先サーバー上での作成アクセ
ス権をユーザーに与える必要があります。次のいずれかを選択します。
z
[ローカル] -- ユーザーのクライアントでメールアーカイブデータベースを作成する場合 (クライアント
ベースのアーカイブの場合のみ)。
z
[指定サーバー] -- メールサーバー以外のサーバーでメールアーカイブデータベースを作成する場
合。サーバーの名前を指定します。
z
[メールサーバー] -- メールサーバーでメールアーカイブデータベースを作成する場合。
9. [選択条件] タブで、必要に応じて次を実行します。
z
[新規条件] をクリックして、新しいアーカイブ条件設定文書を作成します。さらに [条件の追加] をク
リックして、新しく定義した条件文書を選択します。
z
[条件の追加] をクリックし、条件を追加するアーカイブ条件設定文書を選択します。
z
[条件を取り除く] をクリックし、条件を削除するアーカイブ条件設定文書を選択します。
アーカイブ条件設定文書の作成方法の詳細については、この章のトピック「メールアーカイブの条件を作成す
る」を参照してください。
z
10. [ロギング] タブをクリックします。[アーカイブログ] で、[ログデータベースにすべてのアーカイブ動作をログす
る] フィールドをオンにして、アーカイブ動作をログデータベースに記録します (デフォルト)。
11. (省略可能) ログディレクトリの場所とログファイル名の変更は、次のいずれかのフィールドで変更します。
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フィールド
ログディレクトリ
アクション
ログ接頭辞
デフォルトはアルファベットの l で、その後に下線 (_) が続きます。
変更する場合は、新しい接頭辞を入力します。
ログ接尾辞
デフォルトは接尾辞なしです。必要であれば、アーカイブログデータ
ベースの名前に接尾辞を入力します。
デフォルトは archive です。変更する場合は、新しい名前を入力し
ます。
オリジナルファイルの文字
数
デフォルトは 6 です。変更するときは、ユーザーの ID から使用する
文字数を入力して、アーカイブログ名を作成します。
12.[アーカイブ文書へ文書リンクを含む] フィールドでは、次のいずれかを実行します。
z
このフィールドをオンにして、アーカイブした文書へのリンクをログに含めます (デフォルト)。リンクを
含めると、ユーザーはログデータベースの中からアーカイブした文書を開くことができます。
z
このフィールドをオフにして、アーカイブした文書へのリンクをログから除外します。リンクを除外した
ときは、アーカイブデータベースを開かないとアーカイブした文書を表示できません。
13. クライアントベースのアーカイブを選択したときは、[スケジュール] タブをクリックします。[クライアントベースで
のアーカイブスケジュールの有効化] フィールドで、次のいずれかを実行します。
クライアントベースのアーカイブのスケジュールを設定するときは、オンにします。そして、スケジュー
ルを指定します。
z
ユーザーに独自のアーカイブスケジュールの設定を許可するときは、オフにします。
14. (省略可能) [クライアントベースでのアーカイブスケジュールの有効化] をオンにしたときは、必要に応じて次
のフィールドに情報を設定します。
z
フィールド
アクション
ユーザーにスケジュール設定の
変更を許可
次の操作のいずれかを行います。
z このフィールドをオンにして、ユーザーがアーカイブスケ
ジュールを変更できるようにします。個人アーカイブの設
定が禁止されている場合でもこの設定を有効にできま
す。
z オフ (デフォルト) にして、ユーザーがアーカイブスケ
ジュールを変更するのを禁止します。
頻度
次のいずれかを選択します。
z [毎日]。アーカイブを行う曜日 (複数) を選択します。
z [毎週] (デフォルト)。アーカイブを行う曜日を選択します。
実行
時刻を指定します。デフォルトは 12:00 pm です。
メモ
Notes Client が起動されていないと、スケジュールさ
れたアーカイブを実行できません。
15. [ロケーション] で、アーカイブを実行するロケーションを指定します。たとえば、クライアントベースのアーカイ
ブを使用するとき、ユーザーのオフィス内のクライアントからしかアーカイブせず、別のロケーションやユー
ザーがダイヤルインしたときにはアーカイブしたくないと考える場合があります。次のいずれかを選択します。
[すべてのロケーション] -- どのロケーションからでもアーカイブできます。
[指定のロケーション] -- 1 つ以上のロケーションを指定します。
16. [詳細] タブで、次のフィールドを設定します。
z
z
フィールド
アクション
返答文書があれば削除しない
次のいずれかを選択します。
z オンにすると (デフォルト)、返答文書を持つ
文書を削除せずにアーカイブします。
z オフにすると、返答文書を持つ文書をアー
カイブした後、削除します。
文書保存設定の最大:
すべてのユーザーまたは一部のユーザーに対
し、削除およびアーカイブ用に文書を保持する
最大期間の年、月、日を指定します。ここで設
定した年、月、日の範囲内で、ユーザーは有効
期限の日付を指定できます。フォルダ内の文書
が指定された期間内に変更されない場合は、
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フォルダがアーカイブまたは削除されます。
カスタマ生成の期限フィールドを使う:
カスタマ生成の期限フィールド名:
17. 文書を保存します。
オンにすると、システム管理者は、アーカイブ文
書の有効期限用に独自のフィールド名を定義
できます。
アーカイブ文書の有効期限のフィールド名を指
定します。
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04 マニュアルの変更
アウトバウンドインターネットメールの場合の RFC 822 -- 資料の訂正
Domino Administrator 資料のトピック「RFC 822 アドレス形式 (フレーズパート) を使用するようにアウトバウンドイ
ンターネットメールを設定する」に訂正があります。Domino リリース 6.0 以降では、アドレス形式のフレーズパート
に引用符は含まれません。改訂された資料は以下のとおりです。
このフィールドのオプションは次のとおりです。
z
[フレーズパートなし] - (デフォルト) アウトバウンドメールが送信側ユーザーの RFC 821 アドレスを表示しま
す。ルーターは、受信者アドレスのユーザー定義フレーズを許可します。
z
[識別名をフレーズパートとして使用] - ユーザーの階層識別名から得られるフレーズパートを使用して RFC
822 スタイルのアドレスを作成します。たとえば、John Jones/Sales/ACME <[email protected]> です。ルー
ターは、受信者アドレスのユーザー定義フレーズを許可します。
z
[利用できる場合は、ユーザー名の別名を使用します。それ以外の場合は、識別名を使用します。] - ユー
ザー名の別名がそのユーザーのユーザー文書で指定されている場合、それをフレーズパートとして使用して
RFC 822 スタイルのアドレスを作成します。それ以外の場合は、階層識別名を使用します。たとえば、John
Jones/Sales/ACME <[email protected]> です。ルーターは、受信者アドレスのユーザー定義フレーズを許
可します。
z
[フレーズパートを削除] - ルーターは、受信者アドレスのユーザー定義フレーズをストリップします。RFC 821
スタイルのアドレスのみを許可します。
z
[フレーズとして CN を使用] - ユーザーの共通名から得られるフレーズパートを使用して RFC 822 スタイル
のアドレスを作成します。たとえば、John Jones <[email protected]> です。ルーターは、受信者アドレスの
ユーザー定義フレーズを許可します。
Associated SPRs :
SKAI65S7AE
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04 マニュアルの変更
アップグレードキットを Lotus Notes Smart Upgrade データベースに追加する
Domino Administrator のドキュメントのトピック「アップグレードキットを Lotus Notes Smart Upgrade データベース
に追加する」は変更されています。オプショナルコマンド行の引数と例についての修正があります。次に例の修正
を示します。
Smart Upgrade 実行時のオプション引数の使用
Smart Upgrade の起動時にオプションの引数を使用できます。Smart Upgrade はどのタイプの実行可能ファイル
でも起動できます。したがって、Smart Upgrade キットの資料のコマンド行引数は、Smart Upgrade 自体ではなく、
資料で参照される実行可能ファイルに固有のものです。
オプションのコマンド行引数とその説明の例は、以下の表に示すとおりです。
オプションのコマンド行引数
説明と使用法
/a
管理インストール
/s
サイレントモード
/v
引数を MSIexec に渡します。引数 /v の右に入
力されたすべての引数は MSIexec に適用されま
す。
/q
インターフェースレベルを設定します。たとえば、
/qn は、アップグレード時にユーザーインター
フェースが表示されないことを示します。
/qn+
アップグレードの終了時に表示されるメッセージ
ボックスを除いて、ユーザーインターフェースを表
示しません。
/qb+
アップグレードの終了時に基本的なユーザーイン
ターフェースとメッセージボックスを表示します。
/px
Web Kit のインストール - デフォルトのプログラム
ディレクトリとデフォルトのデータディレクトリへの
パスを設定します。
以下の例は、Smart Upgrade キット資料でフルインストールキットまたはアップグレードキットが参照されている状
況に適用されます。
z
z
z
プログレスバーを表示せずにサイレントモードでアップグレードを実行するには、次の形式を使用します。
Setup.exe /s/v"/qn"
アップグレードが完了または失敗した場合にメッセージを表示するには、次の形式を使用します。次のように
+ パラメータを使用します。
Setup.exe /s/v"/qn+"
アップグレード時にプログレスバーを表示し、それに加えてアップグレードが完了失敗した場合にメッセージ
を表示するには、次の形式を使用します。
Setup.exe /s/v"/qb+"
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04 マニュアルの変更
インターネットサイト文書 -- マニュアルの拡張と更新
『Domino Administrator 6 ヘルプ』の「Domino Server をインストールおよび設定する」セクションには「インター
ネットサイト文書」というトピックがあります。このトピックには情報を追加する必要があります。
トピックには、次の情報が追加されます。
サーバー文書の [基本] タブで [[サーバー - インターネットサイト] の文書からインターネット設定を読み込む] オ
プションが有効になっている場合は、Domino Server はインターネットサイト文書を使用するよう設定されていま
す。このオプションが無効になっている場合は、サーバーはサーバー文書の設定にしたがってインターネットプロ
トコル用の設定情報を入手します。
インターネットサイト文書は、次の目的で使用されるよう設計されています。
z
どの受信接続に対しても、インターネットサイト文書、認証者文書、およびグローバルドメイン文書を使用し
て、どの組織 (認証者) がターゲットの IP アドレスに対応するのかを決定します。xSP 設定では、サイト文書
によってホステッドオーガニゼーションが決められるので、これは重要です。非 xSP の Domino 設定では、通
常、すべての受信 IP アドレスは最上位の認証者にマッピングされます。
z
特定の組織、プロトコル、およびサーバーでは、インターネットサイト文書を使用してどの認証制御を適用す
るかが決められます。
インターネットサイト文書にホスト名または IP アドレスを入力するとき、ユーザーの接続先の IP アドレスによって
適用される認証制御をコントロールすることはできません。その代わり、サーバーと組織用に配置された最初の
インターネットサイト文書が使用されます。結果として、Web サイト文書を除き、組織、プロトコル、サーバーの各
組み合わせごとに 1 つのインターネットサイト文書を持つことになります。
たとえば、次のようなことはしないでください。
Server A が 2 つの IP アドレスを持ち、POP3 用に次の 2 つのインターネットサイト文書を作成する。
z
一方の IP アドレス用に SSL 不許可のインターネットサイト文書を 1 つ作成する
z
もう一方の IP アドレス用に SSL を許可するインターネットサイト文書を 1 つ作成する
IP アドレスは組織を決めるために使用され、両方のインターネットサイト文書が同じ組織に適用されます。この
ケースでは、サーバーと組織に一致する最初のインターネット文書、つまり SSL 不許可のインターネット文書が
使用されます。
Associated SPRs :
LMAA5YNQ4H
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04 マニュアルの変更
インターネットパスワードと Notes ID パスワードを同期させる
インターネットパスワードと Notes ID パスワードは簡単に同期させることができます。それには、セキュリティポリ
シー設定文書 - [パスワード管理] - [パスワード管理の基本] タブ - [Notes ID パスワード変更時にインターネッ
トパスワードにも反映する] フィールドを使用します。このフィールドを [はい] に設定して、パスワードを同期しま
す。セキュリティポリシー設定文書の詳細については、Domino Administrator 資料のトピック「セキュリティポリ
シー設定文書を作成する」を参照してください。
メモ: [Notes IP パスワードとインターネットパスワードを同期する] フィールドは、ユーザー登録ユーザーインター
フェースの [ユーザー登録] ダイアログボックスでは使用できなくなりました。
このリリース情報は、Domino Administrator クライアントと Web Administrator クライアントの両方に適用されま
す。
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04 マニュアルの変更
エンドユーザーのインストール用に変換ファイルを使用する - 訂正
Domino Administrator 資料に「エンドユーザーのインストール用に変換ファイルを使用する」というトピックがあり
ます。トピックには廃止されたパラメータが記載されています。パラメータ installdir に言及されている部分はすべ
て progdir に変更されます。廃止されたパラメータ installdir を使用してプログラムまたはデータパスを変更しよう
とする場合、そのプログラムまたはデータパスの変更は失敗します。
installdir は以下の 3 箇所に言及されていますが、これを progdir に読み替える必要があります。
サブトピック「ユーザーインターフェース (UI) のインストール」の最初の文章は次のように改訂されています。
この例では、「progdir」パラメータと「datadir」パラメータを使用して、変換ファイルで指定されたデフォルトの設
定を上書きします。
z
z
同じ副次的な手順「ユーザーインターフェース (UI) のインストール」の 2 番目の中黒の例で、改訂された例
は次のようになります。
msiexec /i "Lotus Notes 6.msi" INSTALLDIR=C:\Test DATADIR=C:\Test\Data
TRANSFORMS="custom.mst"
z
副次的な説明「サイレントインストール」の 2 番目の中黒の例で、改訂された例は次のようになります。
msiexec /i "Lotus Notes 6.msi" /qn INSTALLDIR=C:\Test DATADIR=C:\Test\Data
TRANSFORMS="custom.mst"
Associated SPRs :
RHAN68CHUH
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04 マニュアルの変更
クライアントインストールの自動化 - ヘルプの修正
『Domino Administrator 6.5 ヘルプ』のトピック「クライアントインストールの自動化」内のサブトピック「サイレントイ
ンストールを使用するには」は修正が必要です。このトピックは、ヘルプの「ユーザーとサーバーの設定」セクショ
ンにあります。3 つのセットアップコマンドの書式が改訂されました。
改訂された手順は次のとおりです。
サイレントインストールを使用するには
次に示す 3 つのセットアップコマンドのいずれかを使用します。
z
サイレントモードでプログレスバーを表示せずにインストールを実行するときは、次の書式を使用します。
Setup.exe /s /v"/qn"
インストールが完了すると、ショートカットアイコンがデスクトップに表示されます。
z
インストールが完了または失敗した際にメッセージを表示するときは、次の書式を使用します。次のように +
パラメータを使用します。
Setup.exe /s /v"/qn+"
z
インストールの完了または失敗を示すメッセージを表示するとともに、インストール中にプログレスバーを表
示するときは、次の書式を使用します。次のように b パラメータを使用します。
Setup.exe /s /v"/qb+"
サイレントインストールを実行すると、ユーザーにはデフォルトのインストールオプションが与えられます。インス
トールタイプをカスタマイズしたり、ユーザーのシステムへのインストール時にオプションを指定する場合は、サイ
レントインストールとともに変換ファイルを使用してください。
クライアントのサイレントインストール時の変換ファイルの使用方法について詳しくは、「エンドユーザーのインス
トール用に変換ファイルを使用する」を参照してください。
Associated SPRs :
JPIK5YHP77
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04 マニュアルの変更
クラスタレプリケータは「要約 + 40KB . . .」の設定を無視する
クラスタレプリケータは、スペースセーバーの設定 [要約および 40KB 未満のリッチテキストのみを受信する] を
無視します。
Associated SPRs :
IKIO63H57W
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04 マニュアルの変更
クラスタ内でのメールのフェイルオーバー
『Domino Administrator ヘルプ』には「クラスタ内でのメールのフェイルオーバー」というトピックがあります。セク
ション「ルーターがメールを配信しようとするサーバーが使用できない場合」の情報を訂正するためにこのトピック
は改訂されました。改訂されたトピックを以下に示します。
クラスタ内でのメールのフェイルオーバー
クラスタでメールデータベースのレプリカを作成すると、次の場合にフェイルオーバーが発生します。
z
ユーザーが開こうとするメールデータベースが使用できない場合
メールのフェイルオーバーは、メールデータベース以外のデータベースの場合と同じように動作します。
z
メールサーバーが使用できない状態で、メッセージを送信しようとした場合
メールサーバが使用できない状態で作成したメッセージでも、メールで送信できます。この場合は、配信先と
して別のクラスタサーバーにフェイルオーバーされ、メッセージは送信メールボックスに保存されます。ただ
し、メッセージを単に保存しただけではフェイルオーバーは発生せず、したがってメッセージが送信者の送信
済みフォルダに保存されることもありません。
z
ルーターがメールを配信しようとするサーバーが使用できない場合
メールデータベースがあるサーバーが使用できない場合、ルーターはユーザーのメールデータベースのレプ
リカがあるクラスタサーバーへのメールの配信を試行します。ルーターは次のようなプロセスで、適切なメー
ルデータベースを見つけます。
ルーターはまず、ローカルサーバーでメール配信のフェイルオーバーが使用できるかどうか、ユーザーのメー
ルサーバーがクラスタ内にあるかどうかを調べます。ローカルサーバーが同じクラスタ内にあり、ユーザーの
メールデータベースのレプリカを持っている場合、ルーターはメールをそのデータベースに配信します。ローカ
ルサーバーが同じクラスタ内にあるものの、ユーザーのメールデータベースのローカルレプリカを持っていな
い場合、ルーターは CLDBDIR.NSF を使用してクラスタ内のどのサーバーにレプリカがあるかを判別し (クラ
スタ内にサーバーがある場合)、それからメールをそれらのサーバーのいずれかに転送します。クラスタ内に
使用できるレプリカがない場合やレプリカがあるサーバーを使用できない場合、ルーターはメッセージを保持
し、フェイルオーバーを使用せずに、ユーザーのメールサーバーへのメール配信を定期的に試みます。
ローカルサーバーがユーザーのサーバーと同じクラスタ内にない場合、ルーターはクラスタ内で使用できる別
のサーバーを識別して、そのサーバーにメールを転送します。次のサーバーにメールが到着すると、その
サーバーは上記の処理を繰り返し、メールが送信されるまでこれが続きます。
z
ユーザーが共有メールを使用している場合
クラスタサーバーでは、共有メールはクラスタ化されていないサーバーの場合と同じように動作します。ユー
ザーがメールデータベースのレプリカにある共有メッセージを開くと、そのメッセージヘッダーはユーザーの
メールデータベースから取得され、メッセージ本文は同じサーバー上の共有メールデータベースから取得され
ます。
クラスタレプリケータは、メールデータベースの他のレプリカに新しいメッセージを複製すると、このメッセージ
ヘッダーとメッセージ本文をまとめて 1 つのコメントに結合し、このレプリカが格納されているクラスタサーバー
に送信します。これを受信したサーバーは、共有メールが使用中かどうかを判断します。共有メールが使用
中の場合、サーバーはメッセージヘッダーをユーザーのメールデータベースのレプリカに保存し、メッセージ本
文をサーバー上の共有メールデータベースに保存します。共有メールが使用中でない場合は、メッセージ全
体をユーザーのメールデータベースのレプリカに保存します。
共有メールについて詳しくは、マニュアル『Domino システム管理』を参照してください。
Associated SPRs :
MGAN6GGKC4
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04 マニュアルの変更
サーバーの IP アドレスの変更
サーバーの IP アドレスの変更
サーバーの IP アドレスを変更する前に、生じ得る以下の問題を考慮してください。
•問題 1: サーバーの以前の IP アドレスがサーバー接続文書またはサーバー文書に保管されている場合、
DNSまたはサーバー自体でサーバーの IP アドレスを変更すると、それらの古いサーバー接続文書またはサー
バー文書が原因で接続が失敗します。
解決策: サーバー接続文書およびサーバー文書に保管するネットワークアドレスとして、IP アドレスではなく
DNS 完全修飾ドメイン名を使用します。そうすれば、サーバー接続文書またはサーバー文書を変更しなくて
も、DNS でサーバーの IP アドレスを変更できます。
IP アドレスから DNS 名へのネットワークアドレスの変更はいつでも行えます。サーバー接続文書を変更する
には、サーバー接続文書を開きます。[基本] タブの [接続タイプ] フィールドに [ローカルエリアネットワーク]
が選択されている場合、 [詳細設定] タブをクリックして [受信側サーバーアドレス] フィールドの項目を調べま
す。フィールドにサーバーの IP アドレスが入っている場合は、IP アドレスを削除して、完全修飾ドメイン名を
入力します。サーバーベースの Domino ディレクトリにも、クライアントベースのアドレス帳にも、この問題が発
生する可能性があることを覚えておいてください。
サーバー文書を変更するには、TCP ポート用のネットアドレスの [ポート] タブをクリックします。フィールドに
IP アドレスが含まれている場合、項目を適切な完全修飾ドメイン名に変更します。
•問題 2: すべての Notes Client と Domino Server から Domino Server へ接続する際のアルゴリズムにより、
サーバーへの接続に成功したら、IP アドレスをキャッシュに入れることができるようになっています。このキャッ
シュ項目が存在する場合、サーバーの IP アドレスを変更すると、キャッシュ内の古いアドレスが使用されて、接
続が失敗することがあります。
このキャッシングの実行理由を理解することは大切です。Notes は、Notes ポートとしてインプリメントされた、
広範囲に及ぶネットワーキングテクノロジをサポートします。Notes が接続を試みる相手のサーバーがダウン
している場合、あらゆる名前/アドレス解決ツールであらゆるテクノロジ (Notes ポート) を試し、それぞれが失
敗するまでそれを続けるなら、接続の試行に長い時間がかかります。サーバーがダウンしたときのエラーの
報告で長い遅延が生じないよう、Notes では 2 つのサーバー接続アルゴリズムをインプリメントしています。
一方のアルゴリズムはキャッシュアドレスを使用する高速なものです。もう一方は、キャッシュに障害が起きた
ときにそれを迂回する完全なアルゴリズムを使用しています。
以下の解決策によってこの問題を解決できます。優先度の高い順に解決策を示します。
解決策 1: 高速の接続アルゴリズムが使用されるのは、当日のそれより前にクライアントまたはサーバーが同
じサーバーに正常に接続した場合だけです。当日に正常な接続がまだ行われていない場合は、低速のアル
ゴリズムが使用され、キャッシュは迂回されます。この問題を防ぐには、晩の遅い時間 (ただし 0:00 より前)
にサーバーの IP アドレスを変更するようにします。これはユーザーから見て透過的であり、ヘルプデスクへ
の連絡や、ユーザー側の処置が不要なため、最も簡単な解決策です。
解決策 2: サーバーへの接続が成功すると、それに引き続いてキャッシュが書き換えられます。キャッシュに
入るのは、解決後の IP アドレスではなく、ユーザーが入力したアドレスです。したがって、ユーザーが
servera.acme.com を入力して servera/acme に接続するのを習慣としている場合、キャッシュアドレスは
1.2.3.4 ではなく servera.acme.com になり、問題は発生しません。
解決策 3: サーバーへの接続が成功すると、それに引き続いてキャッシュが書き換えられます。ユーザーが
サーバーの Notes 名 (servera/acme など) でサーバーに接続しようとすると、不整合なキャッシュ項目が使
用されます。ユーザーがサーバーの完全修飾ドメイン名 (servera.acme.com など) で接続しようとすると、
キャッシュは使用されず、新しいアドレスが DNS から取り出されて、正確な新しいアドレスがキャッシュに入れ
られます。サーバーの完全修飾ドメイン名を使用して正常に接続するには、[ファイル] - [データベース] - [開
く] メニューコマンドを使用するか、[ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザープリファレンス] - [ポート] - [ト
レース] メニュー選択を使用します。
解決策 4: キャッシュはロケーション文書 (クライアントの場合) およびサーバー文書 (サーバーの場合) 内の
以下の Notes フィールドに保管されています。
•
•
•
•
•
$Saved Addresses
$SavedDate
$SavedPorts
$SavedServers
$SavedTriedDate
ロケーション文書またはサーバー文書からこれらのフィールドを (たとえば式エージェントを使用して) 削除す
ると、キャッシュ内の古い IP アドレスは使用できません。クライアントまたはサーバーが存在する場合、Notes
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項目はメモリ内のコピーによって書き換えられるため、この方法は混乱を招く恐れがあります。それで、クライ
アント用のキャッシュをクリアするためにこの方法を使用するには、ローカルアドレス帳にエージェントを作成
し、アイランドロケーション文書に切り替えてから、クライアントを終了します。クライアントを再始動してから
エージェントを実行し、その他のすべてのロケーション用のキャッシュをクリアします。それから通常のロケー
ションに切り替えます。
•
•
•
•
•
•
キャッシュをクリアするためのエージェント式言語コードの例を示します。
FIELD $SavedAddresses:=@DeleteField;
FIELD $SavedDate:=@DeleteField;
FIELD $SavedPorts:=@DeleteField;
FIELD $SavedTriedDate:=@DeleteField;
FIELD $SavedServers:=@DeleteField;
SELECT @All
解決策 5: 次の NOTES.INI 設定を使用して、キャッシュアドレスの使用を無効にします。
DONT_USE_REMEMBERED_ADDRESSES=1
クライアントが複数のポートテクノロジ、または低速のポートテクノロジを使用している場合は、サーバーがダ
ウンしていることを報告するのに長い遅延が生じる可能性があるため、この手法を使用しないようお勧めしま
す。
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04 マニュアルの変更
サーバーのデータディレクトリへのアクセスを制限する
『Domino Administrator ヘルプ』には、「サーバーのデータディレクトリへのアクセスを制限する」というトピックがあ
ります。このトピックは、管理者が資料の「セキュリティ」の章の正確な情報を得られるように変更されました。新し
いトピックを以下に示します。
サーバーのデータディレクトリへのアクセスを制限する
ACL 内のエントリを編集すると、サーバーのデータディレクトリやそのデータディレクトリのサブディレクトリへの
アクセスを制限できます。
サーバーのデータディレクトリへのアクセスの制御については、「データベース ACL を設定する」、「データベー
ス ACL を管理する」、「複数の ACL 内のエントリを編集する」のトピックを参照してください。
Associated SPRs :
JKIN6BPKT5; JKIN6BPKT5
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04 マニュアルの変更
サーバー間の複製ではサーバーの階層名を使用する
サーバー間の複製では、サーバーの共通名は使用しないでください。サーバーからサーバーへの複製では、
サーバーの完全な階層名を使用する必要があります。これは、すべてのサーバー間の複製に適用されます。た
とえば、サーバーコンソールや接続文書からの複製、または Domino Administrator による複製にも適用されま
す。
Associated SPRs :
JOGA5WGQV2
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04 マニュアルの変更
シングルサインオンの手順の修正
トピック「Web ユーザーに対する複数サーバーのセッションベースの名前とパスワードによる認証 (シングルサイ
ンオン)」で、手順の説明の 2 番目の箇条書きは次のように修正する必要があります。
z
Web サイトまたはサーバー文書内のセッションベース認証で [複数サーバー (SSO)] オプションを有効にし
ます。
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04 マニュアルの変更
タスクの開始と停止
『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』のトピック「ISpy タスクを起動、停止する」の記載には誤りがあります。次
の正しい説明と読み替えてください。
ISpy タスクは大文字と小文字を区別するため、以下のとおりにタスク名を入力する必要があります。
行いたい作業
実行するタスク
サーバーの起動時に ISpy タスクを自動的に開始
する
NOTES.INI の ServerTasks 設定を編集し、runjava ISpy を
含めます。
ISpy タスクを手動で開始する
コンソールでコマンド load runjava ISpy を入力します。
ISpy タスクを停止する
コンソールでコマンド tell runjava ISpy unload または tell
runjava quit を入力します。
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04 マニュアルの変更
データベースの詳細プロパティツールへのアクセス
データベースの詳細なプロパティは、サーバー文書の [セキュリティ] タブの [管理者] フィールドで指定されたシ
ステム管理者だけが使用できます。データベースの詳細プロパティツールは、次の手順でアクセスします。
1. Domino Administrator で [ファイル] タブをクリックします。
2. 管理したいデータベースを選択します。
3. [ツール] パネルで、[データベース] - [詳細なプロパティ] を選択します。
Associated SPRs :
JOGA5XRQBL
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04 マニュアルの変更
データベース移動を参照する -- マニュアルの更新
『Domino Administrator 6.5 ヘルプ』のトピック「データベース移動を参照する」にあるサブトピック「Domino Change
Control データベースでデータベース移動を参照するには」は更新が必要です。手順 1 が改訂されています。
改訂された手順は次のとおりです。
Domino Change Control データベースでデータベース移動を参照するには
1. Domino Administrator で、[サーバー] - [分析] タブをクリックします。
2. [Domino Change Control] - [Plans] ビューを開き、次のいずれかを選択します。
z
[By Status] -- 表示するプランのステータスが分かっている場合
z
[By Author] -- プランのステータスは分からないが、作成者は分かる場合
3. 対象のプランを探して展開し、データベース移動順序を参照します。
4. 任意のデータベース移動順序を展開し、個々のデータベースの移動を参照します。
Associated SPRs :
GGRD5YHQN2
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04 マニュアルの変更
ディレクトリアシスタント文書の作成 - 訂正
『Domino Administration ヘルプ』トピック「Domino ディレクトリまたは拡張ディレクトリカタログのディレクトリアシス
タント文書を作成する」では、オプション [このドメインを利用可能にする先] が更新され、以下の情報が含まれる
ようになります。
[ドメイン名] フィールドで指定したドメインが、ディレクトリアシスタントを使用するサーバーの同じ Domino ドメ
イン (1 次ドメイン) である場合、それらのサーバーは、このオプションが選択されていなくても、上記の 3 つ
のサービスのためにディレクトリを自動的に使用します。構成ディレクトリサーバーを使用している場合、この
オプションを 1 次アドレス帳ドメインと同じにし、2 次アドレス帳をディレクトリアシスタントで使用できるように
することができます。
Associated SPRs :
NORK5Y8G54
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04 マニュアルの変更
ディレクトリリンクとデータベースリンクを作成する - 資料の訂正
Domino Administrator 資料には、トピック「ディレクトリリンクとデータベースリンクを作成する」が含まれています。
このトピックには誤った情報があるため、変更されました。訂正があるのは、サブトピック「リンクの作成や更新を
行うには」の最初の段落です。
ディレクトリリンクとデータベースリンクを作成する
ディレクトリリンクとデータベースリンクは、Domino データディレクトリにディレクトリやデータベースアイコンのかた
ちで表示されるテキストファイルです。Domino Administrator や、Notes Client の [データベースを開く] ダイアロ
グボックスでは、ディレクトリリンクはフォルダアイコンのかたちで表示され、データベースリンクはデータベースア
イコンのかたちで表示されます。
ディレクトリリンクを作成してリンクできるのはサブディレクトリです。ルートディレクトリにはリンクできません。ディ
レクトリリンクの例としては、ディレクトリ D:\PROJECTS\SALES を指す PROJECTS.DIR などが考えられます。
NetWare 版 Domino Server の場合、DIR ファイルは SYS:SALES は指せますが SYS: は指せません。UNIX 版
Domino Server の場合、DIR ファイルは /sales は指せますが / は指せません。
リンク先データベースのフルパスとファイル名を指定して、データベースリンクを作成します。データベースリンク
の例としては、データベース D:\PROJECTS\SALES\SALES.NSF を指す SALES.NSF などが考えられます。デー
タベース名には自動的に拡張子 NSF が追加されます。リンク先データベースを別のロケーションに移動する場
合は、古いリンクを削除し、新しいデータベースリンクを作成してから、データベースを新しいロケーションに移動
します。データベースリンクを削除しても、リンクが削除されるだけで、リンクが参照するデータベース自体は削除
されません。
リンクの作成や更新を行うには
リンクを使って、サーバーのデータベースを体系化します。ディレクトリフォルダリンクを作成すると、ユーザーは
Domino データディレクトリか、Domino データディレクトリのサブディレクトリか、Domino データディレクトリの外部
に保存された複数のデータベースにアクセスできます。データベースリンクを作成すると、ユーザーは Domino
データディレクトリの外部に保存された 1 つのデータベースにアクセスできます。
1. Domino Administrator のサーバーリストから、リンクを作成するサーバー名を選択します。サーバーはローカ
ルでもリモートでも構いません。
2. [ファイル] タブをクリックし、[ツール] - [フォルダ] - [新規リンク] または [フォルダ] - [リンクの更新] を選択し
ます。
3. [リンク名:] ボックスに、表示に使うリンク名を入力します。
ディレクトリリンクのファイル名には自動的に拡張子 DIR が付きます。データベースリンクのファイル名には自
動的に拡張子 NSF が付きます。
4. [リンク] の隣で、ディレクトリリンクを作成するには [フォルダ] を、データベースリンクを作成するには [データ
ベース] を選択します。
5. [データベース/フォルダのファイル名とパス] ボックスに、リンク先のディレクトリかデータベースのフルパスを
入力します。ここで指定したデータベースが、指定したディレクトリにあることを確認してください。
たとえば、ディレクトリリンクの場合は、D:\PROJECT\SALES のようにディレクトリのパスを入力します。デー
タベースリンクの場合は、D:\PROJECT\SALES\SALES.NSF のようにディレクトリとファイル名のフルパスを
入力します。
6. (省略可能) リンク先ディレクトリへのアクセスを制限するには、[このリンクにアクセスできるユーザー] ボック
スにアクセスを許可するユーザーの名前を入力します。[ユーザー] アイコンをクリックして、リンクへのアクセ
スを許可するユーザー名またはグループ名を Domino ディレクトリから選択します。
メモ
データベースリンクを持つデータベースへのアクセスを個別に制御できるのは、そのデータベースの
ACL だけです。データベースリンクでは制御できません。
7. [OK] をクリックします。
8. リンクが作成されたかどうか確認するには、更新アイコンをクリックします。
9. (省略可能) Web ブラウザユーザーがディレクトリリンクを使えないようにするには、NOTES.INI ファイルに次の
設定を追加します。
DominoNoDirLinks=1
リンクを削除するには
1. Domino Administrator のサーバーリストからサーバー名を選択します。
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2. [ファイル] タブをクリックし、削除するディレクトリリンクかデータベースリンクを選択します。
3. [ツール] - [フォルダ] - [削除] を選択します。[はい] をクリックします。
4. リンクが削除されたかどうか確認するには、更新アイコンをクリックします。結果ペインで結果を確認します。
Associated SPRs :
WZHO685A3G
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04 マニュアルの変更
テキストファイルからユーザーを登録する - マニュアルの更新
『Lotus Domino Administrator ヘルプ』には、トピック「テキストファイルからユーザーを登録する」があります。この
トピック内の [転送先アドレス] フィールドの説明が次のように変更されます。
13
転送先アドレス
Associated SPRs :
PAZR5ZKJWX
ユーザーへの完全な経路。たとえば、[email protected]。テキストファ
イルにこの情報を入力しないと、ユーザーのユーザー文書の [転送先ア
ドレス] フィールドを編集できます。このパラメータは、[その他] と [他の
インターネット] メールユーザーにのみ使用されます。
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04 マニュアルの変更
デスクトップポリシー設定文書 - 資料の更新
Domino Administrator オンラインヘルプに更新が加えられ、[このバージョンの Notes が実行している場合]
フィールドに関する情報が含まれるようになりました。このフィールドは、デスクトップポリシー設定文書の [メール
テンプレート情報] セクションにあります。手順「デスクトップポリシー設定文書を作成する」のステップ 6 が更新さ
れました
6.
前の Domino メールテンプレートから変換するときは、[メールテンプレート情報] の次のフィールドに必要な
情報を設定します
フィールド
アクション
メールファイルをアップグレードする前にプロンプト
を表示
次の操作のいずれかを行います。
z [はい] をオンにして、メールファイルのアップグレード
前にユーザーに通知します。ユーザーがアップグ
レードを延期できます
z オフ (デフォルト) にして、通知なしでアップグレードし
ます。
古いメールテンプレート名
デフォルトのアスタリスク (*) では、どのメールテンプレー
トでも使用できます。
(省略可能) 現在使用しているテンプレートの名前を入力
します。
このバージョンの Notes が実行している場合
Notes Client のビルドバージョンを Release Vnn Month
dd, yyyy の形式 (たとえば、Release 6.5.1 January 21,
2004) で入力します。すべてのバージョンをアップグレー
ドするには、アスタリスク * を使用します。
ヒント ビルドバージョンを確認するには、[ヘルプ] [Domino Administrator について] を選択します。
このメールテンプレートを使用
新規メールテンプレートのファイル名を入力します。
200 以上のカテゴリを変換する
デフォルトによって、変換時に作成されるフォルダの数は
200 個に制限されます。次の操作のいずれかを行いま
す。
z
z
[はい] をオンにして、制限を上書きし、必要な数の
フォルダを作成します (デフォルト)。
オフにして、制限を適用します。
アップグレードするメールファイルを、IMAP メール
クライアントから使用する
次の操作のいずれかを行います。
z メールファイルを IMAP メールクライアントで使用す
る場合はオンにします。
z IMAP を使用しない場合はオフにします (デフォル
ト)。
カスタムフォルダの設計をアップグレード
変換しても、個人フォルダは自動的にアップグレードされ
ません。次の操作のいずれかを行います。
z
z
フォルダのデザインをアップグレードする前にプロ
ンプトを表示
[はい] をオンにして、設計のアップグレードにカスタ
ムフォルダを含めます (デフォルト)。
オフにして、設計のアップグレードからカスタムフォル
ダを除外します。
次の操作のいずれかを行います。
z [はい] をオンにして、メールフォルダの設計のアップ
グレード前にユーザーに通知します。ユーザーが
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z
メールのアップグレード状態を管理者へ通知
Associated SPRs :
MYAA65J4FR
アップグレードを延期できます。
オフ (デフォルト) にして、ユーザーに通知せずにフォ
ルダの設計をアップグレードします。
メールテンプレートまたはメールフォルダを更新する前に
ユーザーに通知するときは、ステータス情報を受け取る
システム管理者の名前を入力します。
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デスクトップポリシー設定文書に加えられた訂正
デスクトップポリシー設定文書の [基本] タブには、[このバージョンの Notes が実行している場合] フィールドが
あります。Domino Administrator 資料でのこのフィールドの説明は、以下のように訂正されました。
このバージョンの Notes が実行している場
合:
Associated SPRs :
MYAA65J4FR
Notes Client のビルドバージョンを Release Vnn
Month dd, yyyy の形式 (たとえば、Release 6.5.1
January 21, 2004) で入力します。すべてのバー
ジョンをアップグレードするには、アスタリスク * を
使用します。
ヒント ビルドバージョンを確認するには、[ヘルプ]
- [Domino Administrator について] を選択しま
す。
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04 マニュアルの変更
パスワードのないユーザーに対してランダムなパスワードを生成する
『Domino Administrator ヘルプ』には、「パスワードのないユーザーに対してランダムなパスワードを生成する」と
いうトピックがあります。このトピックは改訂されました。改訂されたトピックを以下に示します。
パスワードのないユーザーに対してランダムなパスワードを生成する
ユーザーにインポートする既存のパスワードがない場合もあります。また、パスワードがインポートできないことが
あります。このようなユーザーに対して、Domino Upgrade Services には、指定したパスワードクオリティスケール
に準拠してランダムパスワードを生成するオプションがあります。
このオプションのデフォルトの設定は、各 Domino Upgrade Service によって異なります。パスワードは、パスワー
ドフィールドが空のユーザーだけに生成されます。生成されたパスワードは、以前のシステムからインポートされ
たパスワードを置換しません。
[すべてのユーザーにランダムなパスワードを生成する (既存のパスワードを上書き)] オプションを選択した場
合、最初のオプションである [パスワードのないユーザーに対してランダムなパスワードを生成する] が自動的に
選択されます。
現在のリリースの cc:Mail Domino Upgrade Service では、[ランダムなパスワードを生成する] オプションはサ
ポートされていません。ユーザーの cc:Mail のメールボックスを正しく移行するには、ユーザーの cc:Mail パス
ワードを設定する必要があります。cc:Mail の管理ツールを使ってユーザーのパスワードを作成してから、移行を
行うようにしてください。
Associated SPRs :
CRLV5MZGX3
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04 マニュアルの変更
プラットフォームの統計を無効にする
Domino 6 と 6.5.1 文書のトピック「プラットフォーム統計を無効にする」に訂正があります。改訂されたトピックを以
下に示します。
プラットフォームの統計を無効にする
デフォルトでは、プラットフォーム統計は有効になっています。プラットフォームの統計を無効にするには、次の設
定を NOTES.INI ファイルに入力して Domino Server を再起動します。
Platform_Statistics_Disabled=1
Associated SPRs :
SYAI6BF93D
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04 マニュアルの変更
フルアクセスアドミニストレーターの ACL ロールは自動的には有効にならない
トピック「管理者のアクセス権を制限する」(Notes ユーザー、インターネットユーザー、Domino Server のサーバー
アクセス) および「ACL のアクセスレベル」 (データベースのアクセス制御リスト) には、データベースのアクセス制
御リスト (ACL) におけるフルアクセスアドミニストレーターのアクセス権について、誤った情報が記載されていま
す。ACL では、フルアクセスアドミニストレーターにすべてのロールが自動的に有効になることはありません。フ
ルアクセスアドミニストレーターにロールを割り当てるときは、各ロールを明示的に有効にしてください。
Associated SPRs :
GGRD697SHA
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04 マニュアルの変更
ホステッド環境ではディレクトリアシスタントはサポートされない
ホステッド環境では、ディレクトリアシスタントはサポートされません。Domino の xSP 設定では Domino のディレ
クトリアシスタントは使用できません。 xSP サーバー文書内のディレクトリアシスタントデータベース名フィールド
は、ブランクでなければなりません。
Associated SPRs :
KLIN63SJB3
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04 マニュアルの変更
ポリシーを使用して NOTES.INI またはロケーション文書設定を割り当てる
デスクトップポリシー設定文書を使用して、Notes Client ユーザーの NOTES.INI 変数を追加したり、設定すること
ができます。これは、すべての Notes Client ユーザーまたは Notes Client ユーザーの特定のサブセットに、
NOTES.INI 変数を一度に割り当てる簡単な方法です。また、デスクトップポリシー設定文書を使用して、ユーザー
のロケーション文書にフィールド値を設定することもできます。
ポリシーを使用して NOTES.INI 値を Notes Client ユーザーに割り当てるには、Domino Designer を使用して新規
フィールドをデスクトップポリシー設定文書に追加します。新規フィールドの名前は $PrefVariableName でなけれ
ばなりません。ここで、VariableName は、設定する NOTES.INI 変数の名前です。デスクトップポリシー設定文書
の新規フィールドで、その NOTES.INI 変数に割り当てたい値を入力します。それが、割り当てられた Notes ユー
ザーのために NOTES.INI で設定される値です。
たとえば、ポリシー設定文書を使用して、フォントサイズ設定 5 を NOTES.INI ファイルに追加するとします。フォン
ト設定を変更するには、以下のようにします。
1. Domino Designer で、デスクトップポリシー設定文書フォームを開きます。
2. $PrefDisplay_font_adjustment という新規フィールドを作成します。
3. 値 5 をフィールド $PrefDisplay_font_adjustment に割り当てます。
4. 保存して終了します。
ポリシー文書を使用してロケーション文書設定を設定するには、新規フィールドをポリシー設定文書に追加しま
す。新規フィールドの名前は $LocAllVariableName でなければなりません。ここで、VariableName は、ロケーショ
ン文書に設定するフィールドの名前です。ポリシー設定文書の新規フィールドで、その NOTES.INI 変数に割り当
てたい値を入力します。それが、すべてのユーザーのロケーション文書に割り当てられる値です。
これらの新規値は、割り当てられたユーザーが次回ホームサーバーで認証を行うときに、そのクライアントで設定
されます。
メモ
Notes Client を再始動しないと反映されない設定もあります。
新規フィールドをデスクトップポリシー設定文書に追加することについて詳しくは、Domino Designer 資料を参照し
てください。
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04 マニュアルの変更
マニュアルの更新 - MailLogToEventsOnly
『Domino Administrator 6 ヘルプ』のリファレンス「Notes.ini 設定」には、次の更新を含める必要があります。
MailLogToEventsOnly
書式: MailLogToEventsOnly=value
説明: この変数は、メールイベントメッセージのロギングのパフォーマンスを向上させるために使用します。
0 - メールイベントメッセージの Domino コンソールへのロギングを有効にします。
1 -メールイベントメッセージの Domino コンソールへのロギングを無効にします。
適用: サーバーとクライアントコンピュータ
デフォルト: 0 - コンソールへのロギングは有効
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
Associated SPRs :
RRYN67AS3P
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04 マニュアルの変更
マニュアルの更新: ディレクトリカタログの部分的な再構築
トピック「Dircat タスク」では、「部分的な再構築」セクションが更新され、次の情報が追加されました。
メモ
これは、Dircat タスクが集約する Domino ディレクトリのどのレプリカにもあてはまります。Domino ディレ
クトリのレプリカが、同じレプリカ ID を持つファイルオペレーティングシステムのコピーに置き換えられていると
き、レプリカ上で Fixup タスクを実行すると、これらの変更内容は、集約サーバーの Domino ディレクトリに複製に
よって戻されます。そして、集約サーバーで部分的な再構築を行うよう Dircat タスクが指示されます。
Associated SPRs :
HJCU65FMSJ
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04 マニュアルの変更
マニュアルの変更: パスワード警告日の計算
『Domino 6 Adminstrator ヘルプ』のトピック「認証時にユーザーパスワードを照合する」には、ユーザーのパス
ワードの有効期限が切れることを通知する時期を判別するために使用される計算は、現行の変更間隔の 3 分の
2 または最低残り 2 日であると記されています。これは正しくありません。次の数式でユーザーがパスワード有
効期限切れの警告を受け取る時期が決定されます。
有効期限 = (最終変更日 + 変更間隔)
(有効期限 - 今日の日付) < (変更間隔の 25%)
Associated SPRs :
HNAA6EJ8GS
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04 マニュアルの変更
マニュアルの変更: ユーザーからグループへのメール送信を制限する
トピック「ユーザーから Domino ディレクトリにリストされたグループへのメール送信を制限する」には、誤った情報
が含まれています。そこには、Domino ディレクトリ内のグループへのアクセス権がないユーザーでも Domino
ディレクトリにリストされたグループ名を表示することができると記されていました。これは正しくありません。このト
ピックは次のように変更されました。
「グループへの [読者] アクセス権がないユーザーは、Domino ディレクトリにリストされたグループ名を表示でき
ません。」
Associated SPRs :
MPAA6C4FWR
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04 マニュアルの変更
メールジャーナルデータベース - データベースネーミングの定期的なロールオーバー
『Domino Administrator ヘルプ』には、「メールジャーナルデータベースを管理する」というトピックがあります。サ
ブトピック「メールジャーナルデータベースのサイズを管理する」の中の「定期的なロールオーバー」の説明に資料
の変更があります。改訂されたトピックを以下に示します。
メールジャーナルデータベースを管理する
メールジャーナルデータベースを設定する場合、次の事項を指定する必要があります。
z
ジャーナル方法
z
セキュリティ設定
z
データベースサイズの管理方法
ジャーナル方法を指定する
メッセージをジャーナルに記録する方法は 2 つあります。ローカルデータベースにメッセージをコピーする方法
(ローカルジャーナル) とメール受信データベースにメッセージを転送する方法 (リモートジャーナル) です。ローカ
ルジャーナルでは、ルーターがメッセージを MAIL.BOX から同じサーバーのメールジャーナルデータベースに移
動します。複数のサーバーでローカルジャーナルを有効にする場合、各サーバーが固有のメールジャーナル
データベースを保持します。ローカルジャーナルは、メールジャーナルデータベースに到達するためにサーバー
間でのメッセージの転送が必要ないため、ネットワークトラフィックを最低限に抑えるのに適しています。
リモートジャーナルでは、複数のサーバーから 1 つの場所のジャーナルにメッセージを記録でき、メッセージは
[メールの宛先] フィールドに指定されたメール受信データベースに送信されます。Domino では、ジャーナルに使
用するメール受信データベースは自動的に作成されません。受信側データベースと必要なメール受信データベー
ス文書を手動で作成する必要があります。
メール受信データベースを使用してメッセージをジャーナルに記録すると、メールをメールジャーナルデータベー
スに保管するためにネットワーク上で転送しなければならないため、メールトラフィックが大幅に増加します。
メール受信データベースの使用について詳しくは、「新規データベースのメール受信データベース文書を作成す
る」を参照してください。
メールジャーナルデータベースのセキュリティを管理する
メールジャーナルデータベースには、多数の人々の個人情報が含まれています。Domino には、メールジャーナ
ルデータベースへのアクセスを制限する方法が 2 つあります。1 つは、ユーザーからデータベースを隠す方法で
す。デフォルトでは、メールジャーナルデータベースはユーザーから見えなくなっています。つまり、ユーザーが新
しいデータベースを開くとき、[データベースを開く] ダイアログボックスにメールジャーナルデータベースは表示さ
れません。データベースを表示するには、[データベースのプロパティ] インフォボックスの [設計] タブの [[データ
ベースを開く] ダイアログに表示] をオンにします。
もう 1 つは、ローカルジャーナルを有効にした場合に、指定した Notes ユーザーの認証済みパブリックキーを使
用して、メールジャーナルデータベースの情報を暗号化する方法です。メッセージを暗号化するときに使用する
ID を指定するには、[ユーザーの代理として暗号化] フィールドにユーザー名を入力します。デフォルトでは、特定
のサマリー情報フィールドは暗号化されないので、それらのフィールドに含まれる情報はデータベースビューで使
用できます。他のフィールドを暗号化から除外する場合は、[フィールド暗号化除外リスト] フィールドで指定できま
す。
メールジャーナルのユーザーを設定する
セキュリティを高めるには、メールジャーナルデータベース用の特別なユーザー ID を作成して登録し、その ID に
複数のパスワードを割り当てます。誰もすべてのパスワードは分からないようにパスワードを分散し、複数の関係
者が同意しない限りデータベースの内容を表示できないようにします。
1 つの ID への複数パスワードの割り当てについて詳しくは、「Notes ID と Domino ID のパスワード保護」を参照
してください。
サーバー管理者以外のユーザーがメールジャーナルデータベースにアクセスできるようにする
ジャーナルに記録されるメッセージの暗号化には、サーバー設定文書の [ルーター/SMTP] - [詳細] - [ジャーナ
リング] タブで指定したユーザー ID を使用します。この ID には、既存のサーバー管理者 ID またはユーザー ID
を指定することもできます。デフォルトでは、メールジャーナルデータベースの ACL には、サーバー文書の [セ
キュリティ] タブの [管理者] フィールドにリストされたユーザーのみが含まれます。メッセージの暗号化に使用す
る ID がサーバー管理者に属していない場合、ユーザーがデータベースにアクセスできるようにするにはデータ
ベース ACL にこのユーザーを追加する必要があります。
ユーザー名は、日ごとのロールオーバーとサイズロールオーバー中には ACL に保持されますが、メールジャー
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ナルデータベースを削除すると、サーバーが次に起動したときに、元の ACL を使用して新しいデータベースが自
動的に作成されます。角カッコ [User.ID] 内で暗号化に使用される ID をテンプレートの ACL、JOURNAL.NTF に
追加して、ユーザー名を自動的に JOURNAL.NSF の ACL に追加します。
リモートでジャーナルに記録されるメッセージの暗号化を有効にする
デフォルトでは、メール受信データベースで、受信メールは暗号化されません。ジャーナルに記録されるメッセー
ジをメール受信データベースに送信するときにプライバシーを保護するには、メール受信データベースが受信
メールを暗号化できるようにします。メール受信データベースの暗号化を有効にする場合、データベースに保存さ
れるメッセージの暗号化に使用される Notes 認証済みパブリックキーを持つユーザーを選択します。
メール受信データベースの設定について詳しくは、「新規データベースのメール受信データベース文書を作成す
る」を参照してください。
前に暗号化されたメッセージを暗号化しない
Notes がその受信者に対して前に暗号化したメッセージは、指定されたジャーナルユーザーの認証済みパブリッ
クキーで再暗号化されません。その結果、メールジャーナルデータベースに暗号化されたメッセージが保管され
るときに、元の暗号化が維持されるため、指定されたメールジャーナルユーザーが元の受信者リストに含まれて
いなかった場合、そのメールジャーナルユーザーの ID でメッセージの内容を暗号解除できません。受信者リスト
に含まれていなかったメールジャーナルユーザーが表示できるのは、ヘッダー情報のみです。
メールジャーナルデータベースのサイズを管理する
ジャーナルルールの設定方法によっては、メールジャーナルデータベースのサイズが急速に増加することがあり
ます。Domino には、データベースサイズを自動的に制御する方法がいくつかあります。
サイズ管理方法
説明
定期的なロールオーバー
(デフォルト) 指定した間隔 (日数) で新しいメールジャーナルデータベースが
作成されます。デフォルト値は 1 日です。新しいデータベースは、現在のデー
タベースの名前 (たとえば MAILJRN.NSF) が付けられ、指定された日のおよ
そ午前 0 時に作成されます。現在のデータベースは、次の形式の名前に変
更されます。
MJ<date>.NSF
<date> はデータベース名を標準化する形式で現在の日付を表す 8 桁の数値
です。その名前は MJMMDDYYYY.NSF の形式を使用して作成されます。
パージ/圧縮
指定した日数が経過するとデータベースから文書が削除されます。その後、
データベースは圧縮され、削除スタブと未使用領域が除去されます。
サイズロールオーバー
現在のデータベースが指定したサイズに達すると、新しいメールジャーナル
データベースが作成され、次の形式を使用して古いデータベースの名前が変
更されます。
MJXXXXXX.NSF
ここで、XXXXXX は、000001 から始まり、ロールオーバーごとに 1 ずつ増加
する連続番号です。たとえば、MJ000001.NSF の次には MJ000002.NSF が続
きます。この順序の次の名前を持つデータベースがサーバーにすでに存在す
る場合、その次の番号が使用されます。新しいメールジャーナルデータベース
には、元のデータベースの名前が付けられます (たとえば MAILJRN.NSF)。
メッセージをメールジャーナルデータベースに追加するまではメッセージの添
付ファイルの正確なサイズが分からないため、新しいメッセージを追加すると
データベースが最大サイズを超えることがあります。最大サイズを超えると、
データベースに次のメッセージが追加されるときに、新しいデータベースが作
成されます。
データベースサイズを制御するこれらの方法は、メール受信データベースを使用してメッセージをジャーナルに記
録する場合は使用できません。このジャーナル方法を選択した場合は、必ずデータベースサイズをモニターし、
適切なツールを使用して別の場所にデータをアーカイブしてください。
Associated SPRs :
KTIS6CFP4D
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04 マニュアルの変更
メールファイルが制限値を超えたときに検出する
『Domino Administrator ヘルプ』には、「メールファイルが制限値を超えたときに検出する」というトピックがありま
す。この手順 3 の表には、[追加するときにファイルのスペースをチェックする] 設定に関する情報が含まれてい
ます。この情報が更新され、次に示すように最初の段落が追加されました。
制限値を適用する
方法
説明
追加するときにファ
イルのスペースを
チェックする
この設定は、主にルーターがメールファイルのサイズを計算するときに
使用されますが、サーバー上で 1 つ以上のノートを更新する任意のプ
ロセスによって使用されることもあります。たとえば、配信用にメール
メッセージを送信し、メッセージを [送信] フォルダに保存するとき、
Notes Client は、送信済みメッセージをサーバーベースのメールファイ
ルに保存し、サーバーはこのノートの更新を実行します。
ルーターは、データベースでメッセージが占有している容量からメール
ファイルの現在のサイズを計算し、メールファイルのサイズが設定され
た警告しきい値または制限値以下になっているかどうかを判別します。
データベース内の未使用領域は計算から除外されます。ユーザーが
制限値を超えていて、制限値の適用が有効になっている場合、新しい
メッセージは配信されません。メールファイルが制限値に近づいた場
合、ルーターは、新しいメッセージを合わせたサイズが制限値を超えな
い限りメッセージを配信します。サイズが制限値を超える場合は、制限
値の適用の設定に応じてメッセージは保持または拒否されます。
ユーザーがメッセージを削除すると、そのメッセージによって占有され
ていた容量がメールファイルの計算済みのサイズから直ちに削除され
ます。Compact タスクを実行して領域を解放する必要はありません。
制限値を超えているためにメールを受信できないユーザーは、メッセー
ジをアーカイブまたは削除してメールファイルの現在のサイズを直ちに
減らすことができます。
この適用方法は、メールファイルの圧縮に管理者による操作を必要と
しないので、トランザクションログ機能がサーバーで有効になっている
場合、この方法を選択してください。
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04 マニュアルの変更
メールファイルサイズが制限を超えた場合のメールの保持
サーバー設定文書の [制限を超えたときの実施] フィールドに「メールを保持し再試行」の設定と併用した場合、
Notes.INI 設定の MailTimeout は、ユーザーのメールファイルがメールファイルサイズの制限を超えた時にメール
をユーザーのために保持する日数を指定します。デフォルトでは、MailTimeout=1 です。ユーザーのメールファイ
ルがメールファイルサイズの制限を超えると、メールはそのユーザーのために 1 日保持されます。ユーザーが 1
日以内にメールファイルのサイズを減らさなければ、メールは配信不能として送信者に戻されます。メールファイ
ルサイズをその 1 日のうちに減らした場合、保持されていたメールが配信されます。ユーザーに妥当な猶予期間
を与えた上で送信者にメールを戻すようにするため、1 より大きい値を使用することができます。
たとえば、休暇中にメールファイルが設定したメールファイルサイズの制限を超えたという通知を受けても、ユー
ザーはメールファイルのサイズを減らすことができません。1 日保持された後、メールは配信不能として送信者に
戻されてしまいます。1 より大きい値を設定して、送信者に戻される前にメールが幾日か保持されるように指定で
きます。
メモ
MailTimeout は、すべてのメッセージのタイムアウトに影響します。これには再試行できるその他の配信
エラーや一時転送エラーも含まれます。
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04 マニュアルの変更
メールファイルの移動後にメールファイルを開く
メールファイルを移動した後、メールファイルの開き方が異なります。
IBM Lotus Domino 6.0 以降
メールファイルを移動した後、Lotus Domino 6.0 を実行しているときに、次の手順に従って新規のメールファイル
を開く必要があります。
1. 通常の方法で、古いメールファイルを開きます。
更新が実行されます (ロケーションファイルが変更され、アイコンが変わります。)
2. 古いメールファイルを閉じます。
3. 新しいアイコンを使用して、新規のメールファイルを開きます。
IBM Lotus Domino 6.0 よりも前のリリース
6.0 よりも前の Domino を実行しているときに、次の手順に従って新規のメールボックスを開く必要があります。
メモ: メールファイルの移動が行われ、ロケーション文書が変更されますが、ワークスペースのアイコンとブック
マークは更新されません。
1. 古いメールファイルアイコンを選択し、削除します。
2. 新しいメールファイルアイコンをクリックし、新規のメールファイルを開きます。
ユーザーが古いアイコンまたはブックマークを使用してメールファイルを開こうとすると、サーバー上にレプリカが
見つからないことを示すメッセージが表示されます。
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04 マニュアルの変更
メール以外のデータベースの変換では load convert -d を使用する
サーバーのメール変換ユーティリティを使用してメール以外のデータベース ($Inbox フォルダを持たないデータ
ベース) を変換する場合は、変換によってデータベースの各カテゴリごとに新規のフォルダが作成されるのを防ぐ
ために、「-d」スイッチを使用してください。たとえば、変換タスクを使用して、サーバーに保存されている個人アド
レス帳をアップグレードすると、変換によって、データベース内のすべての文書を含む名前のない新規フォルダが
作成されます。
この対策としては、メール以外のデータベースを変換するときは、変換ユーティリティで「-d」スイッチを使用しま
す。
Associated SPRs :
HJCU5WKNP6
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04 マニュアルの変更
メール受信データベース文書を作成するためのロールと権限
『Domino Administrator ヘルプ』のトピック「新規データベースのメール受信データベース文書を作成する」には、
Domino ディレクトリにメール受信データベース文書を作成するために必要なすべてのアクセス情報がありませ
ん。
ヘルプには、Domino ディレクトリでは、[作成者] 以上のアクセス権と [文書の作成] 権限を持っている必要があ
ると記されています。それに加えて、[NetCreator] と [NetModifier] ロールも持っている必要があります。これらの
ロールがない場合、メール受信データベース文書の作成を試行する時に、次のエラーメッセージが表示されま
す。
「このデータベースにメール受信データベース文書を追加できる権限がありません」
Associated SPRs :
NRID6EXMHD
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04 マニュアルの変更
メール変換ユーティリティの機能強化
Domino のメール変換ユーティリティを使用すると、ユーザーのメールファイル設計のアップグレード、1 つの言語
から他の言語へのメールファイル設計の変換、および Microsoft Exchange からのメールファイルの移行が可能
になります。Domino 6 では、メール変換ユーティリティは、ユーザーのメールファイル設計をアップグレードするた
めだけに使用されていました。詳細については、『Domino Administrator 6 ヘルプ』のトピック「メール変換ユー
ティリティを使用してメールファイルをアップグレードする」を参照してください。
メール変換ユーティリティ -- 使い方とオプション
load (n)convert
-? /? -a -c -d -e -f -g -h -i -l -m -n -o -proxy -r -s -u -w -x 引数
引数
説明
-a <システム管理者名>
変換ツールが完了したときに、システム管理者にメールを送信しま
す。
-c
すでに v4 データベースであっても、カテゴリをフォルダに変換しま
す。
-d
カテゴリをフォルダに変換しません。
-e または -e-
IMAP 用の NSF サポートを有効または無効にします。
-f <ファイル名>
処理するデータベースのリストをテキストファイルから読み込みま
す。
-g"<言語名>"
ユーザーが希望する言語でメールファイル設計を置き換えます。
-h
200 以上のカテゴリがある場合でも、カテゴリをフォルダに置き換
えます。
-l <ファイル名>
Domino ディレクトリからユーザーのメールファイルを読み込むこと
によってメールファイルのリストを生成します。リストをテキストファ
イルに書き込みます。
-m
IMAP に必要なフォルダ参照を有効または無効にします。
-n
実際には何も更新せずに、ファイル名とテンプレート名の条件に一
致するデータベースを表示します。
-o
IMAP 固有のアイテムを削除します。
-proxy
コンソールウィンドウでのステータスメッセージとエラーメッセージの
表示を有効にします。
-r
データベースの再帰検索を有効にします。
-s
設計の置換時にフォルダ予約フラグを無視し、常に、フォルダを予
約します。
-u
フォルダを $inbox の設計と同じ設計にアップグレードすることを有
効にします。
-w <ディレクトリパス>
Microsoft Exchange のメール移行を許可するために、サーバー上
のすべてのメールファイルでノート内の名前の修復を有効にしま
す。
-x
排他的な次の設計要素キーを有効にします。
<NAME><CLASS><LANGUAGE>
-? /?
ヘルプ情報を表示します。コマンドラインヘルプを表示します。
例:
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目的
V6 メール設計を V7 メール設計にアップ
グレードします。
古いメール設計とフォルダを V7 メール設
計にアップグレードします。
英語のメール設計をドイツ語のメール設
計に変更します。
入力するコマンド
このサーバー上の現在のメールユー
ザーのファイルリストを生成し、maillist.txt
というファイルに書き込みます。
load convert -l maillist.txt
maillist.txt というファイルで指定されてい
るすべての前のユーザーのメール設計を
Domino V7 メール設計にアップグレードし
ます。
load convert -u -f maillist.txt * mail7.ntf
<ディレクトリパス> とそのサブディレクトリ
にあり、Exchange から移行したすべての
メールデータベースで、アドレスの修復を
行います。
load convert -w <ディレクトリパス>
Exchange から移行した指定のメール
データベースで、アドレスの修復を行いま
す。
load convert -w <メールデータベースパス>
一次メールディレクトリにあり、Exchange
から移行したすべてのメールデータベー
スを含むテキストリストを生成します。た
だし、レプリカを除きます。この機能はア
ドレスの修復よりも重要性は低下します
が、以降のオプションが必要な場合には
必須となります。
load convert -w -l <テキストリストパス>
指定されたテキストリストファイルに含ま
れる、Exchange から移行したすべての
メールデータベースにアドレスの修復を
行います。アドレスの修復が必要なデー
タベースをシステム管理者が管理し易く
なります。
load convert -w -f <テキストリストファイル>
load nconvert testmail.nsf mail6.ntf mail7.ntf
load nconvert -u testmail.nsf * mail7.ntf
load convert -g"German" TestMail.nsf *
mail7_en_de.ntf
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04 マニュアルの変更
ユーザーのローミングステータス - アクセス権と権限
ユーザーのローミングステータスの変更に必要なアクセス権と権限について、『Domino Administrator ヘルプ』の
情報が更新されました。
新しい情報は次のとおりです。
ローミングユーザーを非ローミングユーザーに変更する
ローミングユーザーを非ローミングユーザーに変更するには、次の権限を持つことが必要です。
z
Domino ディレクトリに対し、少なくとも [作成者] のアクセス権。
z
ユーザーが [作成者] のアクセス権を持つ場合、このユーザーは次のいずれかが必要です。
a. [UserModifier] ロール
b. ユーザーのユーザー文書の [管理者] フィールドまたは [所有者] フィールドで指定されていること
z
Domino ディレクトリで [文書の削除] 権限を持つこと。
非ローミングユーザーをローミングユーザーに変更する
非ローミングユーザーをローミングユーザーに変更するには、次の権限を持つことが必要です。
z
Domino ディレクトリに対し、少なくとも [作成者] のアクセス権。
z
ユーザーが [作成者] のアクセス権を持つ場合、このユーザーは次のいずれかが必要です。
a. [UserModifier] ロール
b. ユーザーのユーザー文書の [管理者] フィールドまたは [所有者] フィールドで指定されていること
z
ローミングサーバーでのデータベース管理者であること (リモートサーバーでのフォルダの作成が必要となり
ます)。
Associated SPRs :
LMTG5W5BJT
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
リリースが混在したドメインでの拡張 ACL の使用
『Upgrade Guide』と『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』のトピック「相互運用性に関する注意事項 」におい
て、リリースが混在したドメインでの拡張 ACL の使用についての次の説明は間違っています。
「Domino R5 Server から Domino 6 Server に変更内容を複製するには、Domino 6 Server が Domino R5 Server
から変更内容を受信する必要があります。」
正しい情報は次のとおりです。
拡張アクセスが Domino ディレクトリで有効になっている場合、Domino Release 5 Server 上のディレクトリに対す
る変更内容が Domino 6 Server に複製されません。Notes 6 Client では R5 Server にあるレプリカを変更するこ
とができません。R5 Client では R5 Server にあるレプリカを変更することができますが、行った変更は Domino6
Server に複製されません。
拡張アクセスがディレクトリで有効になっている場合、Domino 6 Server 上のディレクトリのレプリカに対する変更
内容を R5 Server に複製できます。Domino 6 Server は、拡張 ACL で R5 Server がアクセス可能にしているも
のだけを R5 Server に複製します。拡張 ACL による制限は R5 に適用できないことに注意してください。Domino
6 Server 上の拡張 ACL で R5 からアクセスできないようにしている重要な情報にクライアントが R5 Server を
使ってアクセスできないようにするには、拡張 ACL に R5 の持つアクセス権で R5 Server に情報を複製できない
ように設定してください。
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04 マニュアルの変更
ルーター/SMTP 設定で「多目的」または「メールのみ」グループを使用する
グループを使用するためにサーバー設定文書の SMTP およびルーター設定を作成または変更する場合は、グ
ループタイプが「メールのみ」か「多目的」のグループ名を入力する必要があります。これらのグループ名は基本
ディレクトリになければなりません。
ルーター/SMTP 設定は、サーバー設定文書の以下のタブにあります。
[ルーター/SMTP] タブ - [制限と制御] タブ - [SMTP インバウンド] タブ
[ルーター/SMTP] タブ - [制限と制御] タブ - [制限] タブ
[ルーター/SMTP] タブ - [制限と制御] タブ - [SMTP アウトバウンド] タブ
z
z
z
メモ: [アクセス不可] グループおよび [アクセス制御リスト] グループは、SMTP/ルーター設定では使用できませ
ん。
Associated SPRs :
KTIS5QCQZW
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04 マニュアルの変更
ルーターの制限値制御を設定する
Domino Administrator 資料では、サーバー設定文書の時間間隔別の設定の説明に更新が加えられました。手
順「ルーターの制限値制御を設定する」のステップ 6 の [制限を超えたときの通知] フィールドが変更されて、次
のようになりました。
制限を超えたと
きの通知
Associated SPRs :
CAOA62793U
制限値を超えたユーザーにルーターが通知を配信する頻度を指定します。
次のいずれかを選択します。
z [なし] - メールファイルが指定された警告しきい値よりも大きくなっても、
ルーターは通知を配信しません。
z [メッセージ別] - メールファイルが指定された警告しきい値を超えると、
ルーターはメッセージの配信のたびに通知を配信します。
z [間隔別] - メッセージの配信が試行されたが、前回の間隔中に通知が送
信されなかった場合、ルーターはユーザーのメールファイルに制限超過通
知を送信します。制限超過通知は通常のメール配信で行われます。した
がって、正確な時間間隔設定どおりには行われないことがあります。ルー
ターは、送信される通知の数をそれぞれの時間間隔ごとに 1 つに制限し
ます。
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04 マニュアルの変更
ローミングユーザー ID を Domino ディレクトリに保管する
[ユーザー登録 - 新規登録] ダイアログボックスの [ID 情報] タブでローミングユーザーを登録している場合に
は、ユーザー ID の保管場所として [Domino ディレクトリ] を選択し、ローミングユーザーが自分の個人アドレス帳
から Notes ID にアクセスできるようにします。[Domino ディレクトリ] オプションを選択していない場合、ローミング
ユーザーは Notes ID をファイルサーバーに保管するか、Notes ID をディスケットまたは他のストレージメディアに
入れて物理的に持ち運ぶ必要があります。ユーザー ID をファイルおよび Domino ディレクトリに保管することを
選択する場合、ユーザー ID はユーザーの個人アドレス帳に保管されます。
ローミングユーザーを作成し、そのユーザー ID を Domino ディレクトリに保管しないことを選択したものの、後で
ユーザー ID を Domino ディレクトリに保管することに決めた場合、ローミングユーザーオプションを無効にしてか
ら、ユーザー ID を Domino ディレクトリに保管するオプションを選択して、ローミングユーザーオプションを再び有
効にします。
Associated SPRs :
SCAI66NS8K
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04 マニュアルの変更
階層的なグループ名を使用できる
IBM Lotus Domino 6 以降のリリースでは、階層的なグループ名 (例: Admins/Acme) の使用が認められていま
す。
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04 マニュアルの変更
管理プロセス要求の実行を強制する
管理プロセス要求の実行を強制するための推奨される方法は、Domino Server コンソールから以下のコマンドの
いずれかを出すことです。
コマンド
コマンドの省略形
説明
tell adminp process new
tell adminp p ne
immediate または interval としてスケ
ジュールされた要求を処理します
tell adminp process immediate
tell adminp p im
immediate としてスケジュールされた要
求を処理します
tell adminp process interval
tell adminp p in
interval としてスケジュールされた要求
を処理します
tell adminp process daily
tell adminp p da
daily としてスケジュールされた要求を処
理します
tell adminp process delayed
tell adminp p de
delayed としてスケジュールされた要求
を処理します
上記のコマンドは、ADMIN4.NSF を調べて、コマンドで指定された基準を満たす未処理の新規要求を確認しま
す。たとえば、コマンド「tell adminp process interval」は、ADMIN4.NSF を調べて、新規の interval 要求を確認し、
interval 時間の期限が切れたかのように要求をキューに入れます。
コマンド「tell adminp process all」は使用しないでください。使用すると、パフォーマンスの問題が発生するためで
す。「tell adminp process all」コマンドは、管理プロセスの再始動をシミュレートします。そのため、このコマンドは、
前の要求がすべて処理されるまで待機してから新規の要求プロセスを開始します。この「待機」は管理プロセス
のメインスレッドにあるため、コンソールコマンドが出された後で受信される新規要求も、要求のスケジュールに
かかわりなく待機することになります。このコマンドにより、管理プロセス要求の実行速度が遅くなります。特に、
ACL 内の名前の変更など、長い処理時間を要する要求にこのことが当てはまります。
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04 マニュアルの変更
企業の Welcome ページの導入 - マニュアルの更新
企業の Welcome ページを設計、作成、または更新し、すぐにユーザーに配布しないときは、システム管理プロセ
スを使用して、後で配布することができます。企業の Welcome ページの実際の更新と配布は、サーバーコンソー
ルコマンド「tell adminp p all」を使用して開始できます。
Welcome ページへの変更は、ユーザーに配布されるものと、されないものがあります。
Welcome ページを配布するとき、設計の変更はユーザーには配布されません。
システム管理者によって作成および更新された Welcome ページで、タイトルが「$」で始まるものだけが、
ユーザーに配布されます。
z
起動パネルへのリンクの追加は、ローカルでのみ行えます。起動パネルの変更は、ユーザーには配布され
ません。
z
設計の変更は、ローカルでのみ実行できます。
z
z
Associated SPRs :
DJOE5WCJZH
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04 マニュアルの変更
資料の更新 - URL 参照を許可しない
『Domino Administration ヘルプ』の「データベースへのユーザーアクセスを管理する」セクションでは、以下のよう
な内容が掲載されています。
ブラウザでユーザーがアクセスするデータベースアプリケーションを設計する場合、アプリケーションのフォーム
やビューを開く URL コマンドをブラウザのユーザーが使えないように制限できます。たとえば、フォームまたは
ビューを使用するサーブレットが、URL コマンドを使わないとフォームやビューを使用できないようにアプリケー
ションを設計できます。[URL 参照を許可しない] プロパティを設定すると、ブラウザのユーザーが Domino URL コ
マンドを使ってこれらのアプリケーションコンポーネントを操作することはできなくなります。
ユーザーが URL コマンドを使ってアプリケーションの一部を開くことができないように制限するには、次のように
します。
1. データベースを選択し、[設計] - [設計のプロパティ] を選択します。
2. データベースのプロパティボックスの [Web アクセス] セクションで [URL 参照を許可しない] を選択します。
制限を受ける URL のセットは、http://Host/Database.nsf/*Command です。この URL のセットには、データベー
スを開くあらゆるコマンド (http://Host/Database.nsf) や、接頭部に ? が付くすべての URL コマンド (
http://host/database.nsf?OpenDatabase) が含まれます。このプロパティを設定すると、次のエラーが表示されま
す。
Error 500
HTTP Web サーバー: Lotus Notes 例外 - データベースにアクセスする権限がありません。
Associated SPRs :
ADSA64EHRC
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04 マニュアルの変更
自動セットアップ時に IBM Lotus Instant Messaging を無効にする
Notes Client の自動インストール時に、IBM Lotus Instant Messaging を無効にすることができます。無効にする
には、次の手順に従ってください。
1. 次のパラーメータと値を含む SETUP.TXT ファイルを作成します。
z
IM.Server=FalseServerName
z
IM.Port=80
z
IM.Connectwhen=2
z
IM.Protocol=1
2. SETUP.TXT ファイルを共有ネットワークリソースに保存するか、各ユーザーのクライアントに配布します。
3. SETUP.TXT ファイルが参照されるようにするため、NOTES.INI ファイルに「ConfigFile=\\PathtoFile\SETUP.
TXT」という設定を追加します。
4. ユーザーが Notes Client で Instant Messaging のボタンをクリックするのを防ぐために、[IBM Lotus Instant
Messaging Server] フィールドを空にする (サーバー名を入力しない) 設定をデスクトップポリシーに追加しま
す。デスクトップポリシー設定文書の [基本] タブで、[IBM Lotus Instant Messaging Server] フィールドを空に
してください。このポリシーによって、SETUP.TXT ファイル内の偽のサーバー名が上書きされるため、Notes
は IBM Lotus Instant Messaging サーバーへの接続を試みなくなります。
5. NOTES.INI ファイル内のこの新規設定の配布を容易にするために、Lotus Notes アプリケーション用の IS
Tuner を使用し、変換ファイルを作成します。このアプリケーションは、Notes/Domino インストール CD の
\apps ディレクトリに収録されています。
Lotus Notes アプリケーション用の IS Tuner を使用して変換ファイルを作成する方法については、『Domino
Administrator ヘルプ』のトピック「クライアントインストールをカスタマイズする」を参照してください。
パラメータと値
説明
IM.Server=FalseServerName
IM.Server の値を入力しないと、インストールプロ
セスの間に、この値の入力を求めるプロンプトが
ユーザーに表示されます。偽のサーバー名を入
力することで、ユーザーに、サーバー名の入力や
インストールのキャンセルを求めることを防止でき
ます。
IM.Port=80
IM ポート番号です。任意の正数を入力します。
IM.Connectwhen=2
IM.Connectwhen 設定を使用すると、ユーザーが
ログインを選択した場合にのみ、Notes Client が
IM サーバーへのログインを試みるよう設定できま
す。デフォルトでは、ユーザーが Notes Client に
ログインするときに、Notes Client が IM サーバー
へのログインを試みるよう設定されています。
IM.Protocol=1
IM サーバーに直接接続するかどうかを定義しま
す。IM.Protocol=1 と設定すると、IM サーバーへ
直接接続されます。
表内のパラメータの詳細については、『Domino Administrator ヘルプ』のトピック「記述したスクリプトで Notes を
セットアップする」を参照してください。
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04 マニュアルの変更
新規の Microsoft Windows 2000 ユーザーを Domino に登録する
手順「新規ユーザーを Active Directory と Domino ディレクトリに同時に登録する」の [インターネットアドレス]
フィールドの説明が、以下のように更新されました。
インターネットアドレス
Associated SPRs :
SKAI5GWAJA
Windows ユーザーのログイン名から派生したデフォルトのイン
ターネットアドレス。たとえば、[email protected]。ユーザーが
Notes に登録されている場合、ユーザーの登録ポリシー設定文
書のドメイン名が追加されます。
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04 マニュアルの変更
制限付きユーザーとしてのインストールまたはアップグレード
6.0 以降の『Domino Administrator ヘルプ』には、「Notes Client のアップグレード前の作業」というトピックがあり
ます。このトピック内のリストには次の項目が含まれています。
Windows NT、2000、および Windows XP ユーザーは、Lotus Notes 6 をインストールするには [管理者] アク
セス権でコンピュータにログインする必要があります。[管理者] 権限が利用できない場合は、[常にシステム
特権でインストールする] 設定を有効にしてください。管理者以外のユーザーとしてインストールする際に要
求される権限に関する最新の情報については、『Notes/Domino 6 リリース情報』を参照してください。管理者
以外のユーザーとしてインストールする際に必要な権限に関する最新の情報については、『リリース情報』を
参照してください。
z
この項目には情報が追加され、次のように変更されます。
z
Windows NT、2000、および Windows XP ユーザーは、Lotus Notes 6 をインストールするには [管理者] ア
クセス権でコンピュータにログインする必要があります。[管理者] 権限が利用できない場合は、[常にシス
テム特権でインストールする] 設定を有効にしてください。[常にシステム特権でインストールする] 設定は
Windows の設定の 1 つで、Windows のユーザーポリシーに含まれています。詳細については、Microsoft
Windows のマニュアルを参照してください。管理者以外のユーザーとしてインストールする際に必要な権限
に関する最新の情報については、『リリース情報』を参照してください。
『Domino Administrator ヘルプ』には、「ユーザーのクライアントインストールを設定する」というトピックがありま
す。このトピック内のリストには次の項目が含まれています。
z
Windows NT、2000、および Windows XP ユーザーは、Lotus Notes 6 をインストールするには [管理者] ア
クセス権でコンピュータにログインする必要があります。[管理者] 権限が利用できない場合は、[常にシス
テム特権でインストールする] 設定を有効にしてください。管理者以外のユーザーとしてインストールする際
に要求される権限に関する最新の情報については、『Notes/Domino 6 リリース情報』を参照してください。
管理者以外のユーザーとしてインストールする際に必要な権限に関する最新の情報については、『リリー
ス情報』を参照してください。
この項目には情報が追加され、次のように変更されます。
z
Windows NT、2000、および Windows XP ユーザーは、Lotus Notes 6 をインストールするには [管理者] ア
クセス権でコンピュータにログインする必要があります。[管理者] 権限が利用できない場合は、[常にシス
テム特権でインストールする] 設定を有効にしてください。[常にシステム特権でインストールする] 設定は
Windows の設定の 1 つで、Windows のユーザーポリシーに含まれています。詳細については、Microsoft
Windows のマニュアルを参照してください。管理者以外のユーザーとしてインストールする際に必要な権限
に関する最新の情報については、『リリース情報』を参照してください。
Associated SPRs :
JPIK5ZCR6N
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04 マニュアルの変更
全文索引で制限されるフィールド名
一部のフィールド名は全文索引でサポートされません。データベースでフォームを作成する際に、以下のフィール
ド名は使用しないでください。これらのフィールドは全文索引では検索されません。
z
z
z
z
z
$Revisions
RouteTimes
$Hops
UserCertificate
Certificate
Associated SPRs :
BKOH679LFX; BKOH679L6K
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04 マニュアルの変更
追加の Log_Replication 設定
『Administrator 6 ヘルプ』にある「リファレンス」トピックの「Log_Replication」には、設定の説明「5」が必要です。改
訂されたトピックは以下のとおりです。
書式: Log_Replication=value
説明:
0
1
2
3
4
5
現在のサーバーによって行われる複製イベントのロギングのレベルを指定します。
- 複製イベントを記録しない
- データベースの複製を記録する
- 各データベースのサマリー情報を記録する
- 複製された各文書についての情報 (設計とデータの両方) を記録する
- 複製された各フィールドの情報を記録する
- 要約を記録する
適用: サーバー
デフォルト: なし
同じ機能のユーザーインターフェース: なし。ただし、Domino ディレクトリにあるサーバー設定文書の
[NOTES.INI] タブでこの設定を指定できます。
Associated SPRs :
GFLY636LRA
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04 マニュアルの変更
転送および配信制御を詳細に設定する - 修正
トピック「転送および配信制御を詳細に設定する」には、誤った情報が含まれています。
手順 7 の表内の「名前の参照を 1 次ディレクトリのみに制限」の情報が正しくありません。このフィールドは、メー
ラーが名前の検索を解決する方法には影響しません。このフィールドはルーターによってのみ使用され、受信
メールに対するユーザーまたはグループが存在するかどうかを調べるために、サーバーの Notes ドメインで
Doimino ディレクトリを検索する際の設定です。
設定に関する正しい情報は次のとおりです。
[有効] - ルーターは、サーバーの Domino ドメインの Domino ディレクトリでのみ名前とグループを参照できま
す。ルーターは、ディレクトリアシスタントまたはディレクトリカタログで使用できる他のディレクトリでは名前やグ
ループを参照できません。
[無効] - (デフォルト) ルーターは、サーバーからアクセスできるどのディレクトリでも名前とグループを参照できま
す。
Associated SPRs :
ESTN5Y3P6Q
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04 マニュアルの変更
認証者を CA プロセスに追加する - 追加情報
トピック「認証者を CA プロセスに追加する」には、サーバーを再起動するたびに CA プロセスの再ロードが必要
であることを追加しなければなりません。これを行うには、サーバーコンソールコマンド「load ca」を使用する
か、サーバーの Notes.ini ファイルに「ServerTasks=」行にパラメータ「ca」を追加して、自動的に行わせるようにし
ます。
Associated SPRs :
JOGA5WFUZR
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04 マニュアルの変更
非ローミングユーザーをローミングユーザーに変更する
Domino Administrator 資料には、「非ローミングユーザーをローミングユーザーに変更する」というトピックがあり
ます。その手順のステップ 1 が変更されました。改訂されたステップ 1 を以下に示します。訂正はサブステップ b
に加えられています。[所有者] フィールドへの参照が削除されました。
非ローミングユーザーをローミングユーザーに変更するには
1. 非ローミングユーザーをローミングユーザーに変更するには、次の権限を持つことが必要です。
z
Domino ディレクトリに対し、少なくとも [作成者] のアクセス権
z
ユーザーが [作成者] のアクセス権を持つ場合、このユーザーは次のいずれかが必要です。
a. UserModifier ロール
b. ユーザーのユーザー文書の [LocalAdmin] フィールドで指定されていること
z
ローミングサーバーでのデータベース管理者であること (リモートサーバーでのフォルダの作成が必要と
なります)。
Associated SPRs :
LMTG67F4BH
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04 マニュアルの変更
複数のグループ名フィールドの説明と制限
Domino Administrator でグループを作成する際に ([ユーザーとグループ] タブ -> [ディレクトリ] -> [グループ] ->
[グループの追加])、[多目的] グループ画面の [基本] タブにあるフィールド [グループ名] にカーソルを移動させ
ると、[グループ名 (複数の名前は、カンマで区切ります)。] という説明が表示されます。この説明を表示するに
は、[GroupName] フィールドラベルをクリックします。
このフィールドに関する追加情報を以下に示します。
z
このフィールドに複数のグループ名をカンマまたはセミコロンで区切って入力すると、セミコロンで区切った複
数名に解決されます。
z
グループを指定するにあたっては、どんなグループ名でも使用できます。[グループ名] フィールドにある最初
の名前以外の名前は最初の名前に解決され、グループのメンバーにメールが配信されます。
z
Domino ディレクトリで、フィールドに入力した最初の名前以外のグループ名を検索すると、名前は見つから
ず、フィールド内の最初の名前が一致項目として提示されることはありません。
Associated SPRs :
KDAW64WP89
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04 マニュアルの変更
複数のパスワードを持つ認証者 ID はサーバーセットアップ時に制限される
Domino Server のセットアップ時に、複数のパスワードが割り当てられている認証者 ID を選択しないでください。
選択すると、エラーメッセージが表示され、サーバーセットアップは停止します。
Associated SPRs :
AUR4F2LUN
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04 マニュアルの変更
複数言語の Notes Client をともなうマルチユーザーインストール
『Domino Administrator ヘルプ』には、トピック「複数のユーザー用にインストールする」があります。このトピックに
は、次のサブトピックが追加されます。
複数言語の Notes Client をともなうマルチユーザーインストール
複数言語による Notes Client の複数のコピーを 1 つのオペレーティングシステムにインストールすることができ
ます。言語ファイルは、それぞれの MUI\language ディレクトリにインストールされます。たとえば、マルチユー
ザーインストールで、最初にフランス語の Notes Client をインストールし、次に日本語の Notes Client をインス
トールすると、ユーザーインターフェース (UI) ファイルは、次のように個別のディレクトリにインストールされます。
\Program Files\Lotus\Notes\MUI\fr
\Program Files\Lotus\Notes\MUI\ja
テンプレート、モデム、およびヘルプの各ファイルは、次のディレクトリにインストールされます。
\Document Setting\All Users\Application Data\Lotus\Data\Shared\mui\fr
\Document Setting\All Users\Application Data\Lotus\Data\Shared\mui\ja
ユーザーが初めて Notes Client を起動したときに、ユーザーのロケール設定に基づいて、UI とデータベースの
言語が決定されます。ロケール言語が \mui ディレクトリで見つからない場合は、英語のユーザーインターフェー
スを使用して英語のデータベースが作成され、Notes Client がセットアップされます。
Associated SPRs :
KHIA5XTKMW
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04 マニュアルの変更
別名言語と別名をユーザー ID に追加する
『Domino Administrator 6 ヘルプ』のトピック「別名言語と別名をユーザー ID に追加する」に訂正があります。以
下の段落では、「たとえば、ACL やグループでは、別名も基本名も使用できます。」という文が削除され、次の文
が追加されます。
ACL、グループ文書、およびサーバー文書では、別名は使用しないでください。
改訂された段落
個々の別名は、その名前の母国語を識別する言語指定子と関連付けられています。通常、別名は、指定されて
いる言語と一致したキャラクタセットで指定されます。それに対して、基本名はインターナショナルに認識可能な
キャラクタセットで指定されます。別名も基本名も、Domino システム内では同じセキュリティを提供します。ACL、
グループ文書、およびサーバー文書では、別名は使用しないでください。
Associated SPRs :
SYAI5UL864
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04 マニュアルの変更
Windows 95 - Designer クライアントを使用できません
Domino Designer クライアントは Windows 95 プラットフォームでは使用できません。Windows 95 で使用できるの
は、Notes Client だけです。Lotus Domino 6 Designer ヘルプの Windows 95 に関する記述はすべて不適切で
す。
サポートされるプラットフォームの完全なリストについては、各リリース情報で「お読みください」の章の「Notes お
よび Domino Release 6 のプラットフォームとシステム要件」を参照してください。
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04 マニュアルの変更
R5 URL コマンド ?OpenServer はサポートされなくなりました
R5 URL コマンド ?OpenServer は、ターゲットサーバー上の全データベースのリストを返します。たとえば、ブラウ
ザに次の要求を入力するとします。
http://www.betafour.com/?OpenServer
または、省略形
http://www.betafour.com/?Open
サーバーは www.betafour.com の Domino の全データベースのリストを返します。R5 では、Web サイト管理者は
サーバー文書のオプション
[HTTP クライアントからのデータベース参照を許可] を [いいえ] に設定して、?OpenServer コマンドを無効にす
ることができます。
サイバー攻撃に対する Domino 強化対策の一環として、Domino 6 からは ?OpenServer コマンドが完全に削除さ
れます。?OpenServer コマンドの機能が必要な場合には、Lotus Developer Domain の「An alternative to the
"?OpenServer" URL command」で説明されているとおり、LotusScript のエージェントを使用して実行できます。
エージェントは、Lotus Developer Domain の Sandbox からダウンロードして要件に合わせてカスタマイズできま
す。
Associated SPRs :
JCHN537HFB
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04 マニュアルの変更
R5 URL オブジェクト $defaultNav はサポートされなくなりました
R5 では、?OpenNavigator URL で特別なオブジェクト $defaultNav を使用して、データベース内のすべてのビュー
のリストを取得することができました。たとえば、次の URL によって、 sales.nsf のすべてのビューのリストが返さ
れました。
http://www.betafour.com/sales.nsf/$defaultNav?OpenNavigator
サイバー攻撃に対する Domino 強化対策の一環として、Domino 6 からは $defaultNav オブジェクトが削除されま
す。R5 サーバーを使用している場合でも、R5.0.10 からは $defaultNav オブジェクトが削除される予定であること
に注意してください。
Associated SPRs :
JCHN4C5RWL
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04 マニュアルの変更
ビューアイコンにポップアップアップテキストを表示する
アプリケーションのアクセス性や使いやすさを向上させるために、マウスポインタをビューアイコンの上に合わせ
ると、アイコンのイメージ名が表示されます。この機能は、Notes Client のユーザープリファレンスとして有効にさ
れます。
アプリケーションでビューアイコンを使用する際のガイドラインは次のとおりです。
z
既存のビューアイコンを番号で指定すると、デフォルトのアイコン説明が表示されます。
z
ビュー列で使用するカスタムアイコンを作成するときには、意味のあるイメージ名を割り当ててください。この
名前がポップアップテキストとして使用されます。
z
1 つの列に複数のアイコンがある場合、マウスポインタをそれらのアイコンに合わせると、画面上に表示でき
るアイコンの説明がすべて表示されます。
次の表には、アイコンと各アイコンに対応するポップアップテキストが番号順に表示されています。
アイコン アイコン アイコン名
番号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
青い文書アイコン
未読フォルダアイコン
ユーザーアイコン
グループアイコン
クリップアイコン
網アイコン
動物アイコン
検索アイコン
稲妻アイコン
確認アイコン
情報アイコン
鉛筆アイコン
画像アイコン
チャートアイコン
サウンドアイコン
マイクアイコン
グラフィックアイコン
緑画面アイコン
表アイコン
テキストアイコン
複数文書アイコン
二文書アイコン
ニュースアイコン
赤い本アイコン
アドレス帳アイコン
開いた本アイコン
閉じた本アイコン
白い本アイコン
破れた黄色ページアイコン
破れた青ページアイコン
電球の点灯アイコン
電球の消灯アイコン
更新アイコン
文書と眼鏡アイコン
文書と眼鏡とチェックマークアイコン
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
文書の承認アイコン
文書と緑チェックマークアイコン
文書と赤 X アイコン
文書と疑問符アイコン
文書と感嘆符アイコン
黄文書アイコン
黄文書の返答アイコン
青文書の返答アイコン
電話アイコン
通話中アイコン
コンピュータ端末アイコン
FAX アイコン
CD-ROM アイコン
フロッピーディスクアイコン
ディスケットアイコン
ハードドライブアイコン
ネットワークアイコン
コンピュータアイコン
サーバーアイコン
接続アイコン
眼鏡アイコン
インクと羽根ペンアイコン
ドラフトアイコン
通貨アイコン
コインアイコン
鍵アイコン
南京錠アイコン
カレンダーアイコン
時計アイコン
アラームアイコン
飛行機アイコン
放送基地アイコン
書類カバンアイコン
家アイコン
地球アイコン
救急箱アイコン
財務アイコン
運送アイコン
炎アイコン
設備アイコン
ユーティリティアイコン
電気通信アイコン
建設アイコン
砂時計アイコン
禁止アイコン
赤い X アイコン
緑チェックマークアイコン
承認アイコン
否認アイコン
笑顔アイコン
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Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
86
87
88
89
90
普通の顔アイコン
泣き顔アイコン
低温アイコン
中温アイコン
高温アイコン
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
爆弾アイコン
一時停止アイコン
赤信号アイコン
黄信号アイコン
青信号アイコン
肯定アイコン
否定アイコン
赤ひし形アイコン
緑ひし形アイコン
青ひし形アイコン
赤上矢印アイコン
赤下矢印アイコン
赤左矢印アイコン
赤右矢印アイコン
緑上矢印アイコン
緑下矢印アイコン
緑左矢印アイコン
緑右矢印アイコン
青上矢印アイコン
青下矢印アイコン
青左矢印アイコン
青右矢印アイコン
青画面アイコン
緑ボールアイコン
赤ボールアイコン
茶ボールアイコン
青ボールアイコン
ダークブルーボールアイコン
紫ボールアイコン
黄色ボールアイコン
未読白封筒アイコン
未読黄封筒アイコン
未読青封筒アイコン
未読赤封筒アイコン
既読白封筒アイコン
既読黄封筒アイコン
既読青封筒アイコン
既読赤封筒アイコン
白封筒の裏アイコン
黄封筒の裏アイコン
赤封筒の裏アイコン
白色招待アイコン
黄色招待アイコン
赤色招待アイコン
Lotus 123 アイコン
ワードプロセッサ文書アイコン
プレゼンテーションアイコン
Lotus Approach アイコン
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Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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140
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143
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145
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147
148
149
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154
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167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
200
ビデオカメラアイコン
ワークフロー文書アイコン
Microsoft Excel アイコン
Microsoft Word アイコン
Microsoft Powerpoint アイコン
円グラフアイコン
Visio アイコン
冬アイコン
春アイコン
夏アイコン
秋アイコン
感嘆符アイコン
番号 1 アイコン
番号 2 アイコン
番号 3 アイコン
番号 4 アイコン
番号 5 アイコン
料理アイコン
文書の否認アイコン
握手アイコン
金の星アイコン
手を振る人アイコン
部品アイコン
疑問アイコン
秘密アイコン
暗号化メールアイコン
青南京錠アイコン
仮装アイコン
青チェックマークアイコン
黄チェックマークアイコン
赤メダルアイコン
黄メダルアイコン
Lotus Word Pro アイコン
Lotus Freelance アイコン
飛行機アイコン
自動車アイコン
ビルアイコン
新規文書アイコン
風船アイコン
未使用
未使用
未使用
未使用
未使用
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04 マニュアルの変更
DTD 要素の変更と追加
Domino.dtd の検索
Notes 6 には、Domino 文書型定義 (DTD) のコピーが 2 つあります。標準のデフォルト位置を使用して Designer
がインストールされている場合には、これらのコピーは Lotus/Notes/xmlschemas ディレクトリにあります。2 つの
DTD は次のとおりです。
ファイル名
domino_6_0.dtd
domino_6_0_M14.dtd
説明
domino.dtd の最新バージョン
Notes のリリース候補版でリリースされた domino.dtd
バージョン。このバージョンは、DXL エクスポーターの以
前のバージョンで作成された DXL との互換性を保つた
めに提供されています。この DTD のコピーは、
Lotus/Notes ディレクトリにも domino.dtd の名前で格納
されています。
attachmentref 要素の修正
次の attachmentref 要素の定義は不適切です。
「インポートする添付ファイルへの参照を表します。添付ファイルはインポートされると、$File アイテムとして保存
されます。attachmentref 要素としてインポートされるファイルは、その後でエクスポートする場合、$File アイテ
ムで表されます。attachmentref 要素は、エクスポートによって生成される DXL 形式で表示されません。文書の
添付ファイルは、 それぞれ $File アイテムとしてその文書とともに保存されます。この要素によって、ファイルを
$File アイテムとしてではなく参照によってインポートできるようになります。インポートしたファイルを
attachmentref として定義し、パスとファイル名を指定できます。」
attachmentref 要素の正しい定義は次のとおりです。
「添付ファイルへの参照を表します。添付ファイルはインポートされると、$File アイテムとして保存されます。
attachmentref の path 属性だけをインポートできます。attachmentref 要素の path 属性は、エクスポートに
よって生成される DXL 形式で表示されませんが、追加した $File アイテムは DXL 形式で表示されます。
attachmentref 要素の path 属性によって、ファイルを $File アイテムとしてインポートするのではなく、ファイル
のパスとファイル名を指定して参照によってインポートしてから、インポートしたファイルを $File アイテムとして保
存することができます。」
acl 要素の修正
acl 要素の 3 番目の属性は、adminreaderauthor ではなく、adminservermaymodify (
%acl.adminservermaymodify; エンティティタイプ) です。
form 要素への追加
form 要素には conflictaction 属性も含まれており、構文は次のとおりです。
conflictaction %form.conflictactions;
"createconflicts"
conflictaction 属性によって、1 つの文書が 2 人のユーザーによって同時に編集されたときの処理方法が定
義されます。オプションは、%form.conflictactions; エンティティに定義されます。
form.conflictactions エンティティの構文は次のとおりです。
<!ENTITY % form.conflictactions " createconflicts | donotcreateconflicts | mergeconflicts |
mergenoconflicts " >
オプションは、[フォームのプロパティ] インフォボックスの [情報] タブの [競合] セクションで設定でき、次のように
定義されます。
createconflicts
同時に複数のユーザーによって編集された文書に対して、複製の競合を発生させます。1 つの文書が主要文書
になり、その他の文書は競合文書になります。競合文書は主要文書に対する返答文書として表示され、競合が
存在することを示す灰色のダイアモンドがビューに表示されます。
donotcreateconflicts
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競合文書は作成されません。一方の文書が優先的に選択されます。もう一方の文書は失われます。
mergeconflicts
複製の競合が発生した場合に、それぞれの文書での変更をすべて組み込んだ文書が 1 つ保存されます。2 人
のユーザーによって同じフィールドが変更されている場合、競合文書が作成され、マージされた文書に対する返
答文書として表示されます。この文書には、変更されたフィールドの他のバージョンが含まれています。
mergenoconflicts
複製の競合が発生した場合に、それぞれのコピーでの変更をすべて組み込んだ文書が 1 つ保存されます。2 人
のユーザーによって同じフィールドが変更されている場合、一方の変更が優先的に選択されます。もう一方の変
更は失われます。
Associated SPRs :
JBUD5CLJGC; JBUD5CULF4; JBUD5CZJMT
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04 マニュアルの変更
JSP タグライブラリの更新
JSP タグライブラリの更新と追加は次のとおりです。
更新
attachments タグ
inotes6.cab ファイルが Web アプリケーションサーバーで使用できなければなりません。タグが正しく機能するた
めには、サーバーで inotes6.cab ファイルの検索と参照ができなければなりません。
Lotus Notes Domino と WebSphere Web アプリケーションサーバーの同一マシンでの稼動は、Windows 2000 プ
ラットフォームだけでサポートされています。
追加
deleteattachment タグ
選択した添付ファイルを削除します。このタグが生成する HTML は、ページにタグのあるところにはどこにでも表
示されます。
メモ: このタグは、ページに attachmentlist タグがある場合にのみ使用でき、attachmentlist タグの
enabledelete 属性が true に設定されているときにのみ有効です。現在のユーザーが添付ファイルを削除する
権限をもっていない場合は、このタグは無効です。
コンテキスト
有効範囲:
attachmentlist, form
構文
<domino:deleteattachment
text="button label"
showdisabled="true|false"
debug="true|false"
onfailure="inline|exception"
time="true|false"
The standard HTML tag attributes listed below >
属性
次の属性はオプションです。
text
ボタンラベルのテキスト。指定されない場合は、タグのボディがラベルとして表示されます。ボディが存在しな
い場合は、デフォルト値はテキスト Delete attachment. に設定されます。テキストをローカライズするには、
deleteattachment タグのボディで、 msg タグを使用して代わりの引数を指定します。attachmentlist タグ
の enabledelete 属性が true に設定されているときにのみ、このボタンは表示されます。
showdisabled
[削除] ボタンが無効な場合に、このボタンを表示するか、しないかを指定します。true が指定され、現在の
ユーザーが添付ファイルを削除する権限を持っていない場合は、[削除] ボタンはグレー表示 (無効) されま
す。false の場合は、ボタンは表示されません。ボタンをアイコンで表示するには、タグのボディにイメージファ
イルを参照する HTML <img> タグを含めます。無効の場合のイメージは、docnavimg タグを使用して指定し
ます。デフォルトは false です。
debug、onfailure、および time の定義については、「共通な Domino JSP タグの属性」を参照してください。
HTML 属性
次の標準 HTML タグ属性については、「共通の HTML タグ属性」を参照してください。
accesskey
class
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lang
name
style
tabindex
title
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04 マニュアルの変更
[フィールドのプロパティ] インフォボックスの [制御] タブのヘルプがありません
[ダイアログリスト] フィールド、[チェックボックス] フィールド、[ラジオボタン] フィールド、または [コンボボックス]
フィールドを作成する際に、[フィールドのプロパティ] インフォボックスの [制御] タブの [F1] キーを押して表示す
るオンラインヘルプに情報がありません。
z
表示設定については、「フィールドの設計」の章のトピック「選択肢リストを表示するフィールドを作成する」を
参照してください。
z
選択肢の設定について、「フィールドの設計」の章のトピック「リストの選択肢を生成する」を参照してくださ
い。
Associated SPRs :
JFEN5CCJE6
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04 マニュアルの変更
プログラミング可能な表
次の記述は、プログラミング可能な表についての Designer ドキュメントで不足していたものです。
z
プログラミング可能な表を作成するときは、$<table-name> フィールドで使用される HTML タグでは大文字と
小文字が区別されます。
z
文書が読み込みモードのときにプログラミング可能な表の行を取得するのが難しい場合、次の例を考慮して
ください。
行を編集モードに切り替えるには、次の操作を行います。
1. 2 行 (タブ) のプログラミングム可能な表を作成します。
2. $<TableName> という名前のフィールドをフォームに追加します。
3. 表示する行を変更できるように、フォームにアクションボタンを追加します。アクションボタンの式は次の
とおりです。
FIELD $<TableName>:="<RowName>";
@Command([RefreshHideFormulas])
行を読み込みモードに切り替えるには、次の操作を行います。
1. 現在読み込みモードの文書を編集モードに切り替えるコードを記述します。
2. 次に、編集モードで使用したアクションボタンの式を追加します。
Associated SPRs :
BSPR5C7GYF
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
返答文書以外の分類されたメイントピックへのアクセス制限
ビューを分類するときに、分類されたメイントピック文書へのアクセスを制限しても、返答文書へのアクセスは制限
しない場合、ユーザーが分類されたメイントピック文書を表示できなくても、分類された返答文書は表示できま
す。
Associated SPRs :
FGRR4WSGJM
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
04 マニュアルの変更
計算結果の名前付き設計要素でのデータベース参照の構文
Notes の式言語がデータベースを参照する方法と名前付き設計要素への計算結果参照がデータベースを参照
する方法には、明らかに不整合があります。どちらの場合も、データベース参照自体は正しく解釈されます。
Notes の式言語におけるデータベース参照の構文は、 "server":"path\\filename" で、データベース参照は次の
ように表示されます。
"Zinfandel":"mail\\psmith.nsf" (または、ローカルデータベースの場合、"":"localdb.nsf")
ただし、アウトラインエントリやリンクホットスポット (または、名前付き設計要素への参照を定義できるもの) を作
成し、参照を計算すると、データベースの式は次のように表示されます。
"CN=ZINFANDEL/OU=CAM/O=Notes!!mail/PSmith.nsf"
Associated SPRs :
VMAA4H8SZ7
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
Domino コネクションリソース (DCR) を使用する
バックエンドデータベースに接続するために Domino コネクションリソース (DCR) を正常に使用するには、
Designer/Notes Client インストールの一部として、Domino 基幹連携サービス (DECS) をインストールする必要が
あります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
URL コマンドの書式中に NoteID を使用してはいけない
セキュリティの向上のため、Notes/Domino 6 では、文書の識別用に NoteID を URL コマンド書式中に使用でき
なくなりました。NoteID ではなく、対象オブジェクトのユニバーサル ID (UNID) を使用してください。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
LotusScript の BP 関数を別の文字セットで使用しないでください
BP 関数 InputBP、InstrBP、LeftBP、RightBP、LenBP、MidBP では、使用しているプラットフォームの文字セット
の使用が想定されています。これらの関数の別の文字セットでの使用はサポートされていません。
Associated SPRs :
MCHG5CN62T
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
ビュー列のプログラミング可能な色
ビューで色の付いた列を使用する場合、Domino Designer のオンラインヘルプで提供される情報以外に、次の点
も注意してください。
ビューの列には複数の色を定義できます。特定の列に設定された色は、その列の右側から行末まで、または別
の色が設定されている列までのすべての列に適用されます。
Associated SPRs :
PTRI5DXLKP
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
トピック「ページ、フォーム、またはサブフォームで HTML を使用する」の更新
「ページ、フォーム、またはサブフォームを HTML に変換するには」のセクションの手順 3 に関する補足の説明で
す。
[編集] - [HTML へ変換] を選択するたびに、[HTML への変換について] ダイアログボックスが最初に表示され
ます。[今後、この警告を表示しない] をチェックすると、このダイアログボックスは表示されなくなります。
Associated SPRs :
EJGG5A4B79
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
04 マニュアルの変更
フォームの別名が変更される場合のビューの選択条件の更新
[検索条件の追加] ボタンを使用してビューの選択条件を指定する際に、検索条件として [使用フォームにより検
索] を指定するときは、次の点を念頭に置いてください。
フォームの別名が追加されているか、その別名が変更されている場合、ビューから条件をいったん削除し、再度
追加する必要があります。元の検索条件のままでは、フォーム名 (元のフォームに別名がない場合)、または以前
の別名 (別名が変更されている場合) が検索されます。フォームで新規作成された文書には新しい別名のタグが
付けられますが、検索条件が更新されてこの新しい別名が取得されるまで、文書はビューに表示されません。
メモ: フォームに別名がなく、フォーム名が変更された場合も同様のことが起こります。しかし、この場合、上記の
ケースよりも簡単に原因を突き止められるでしょう。
Associated SPRs :
JSTH5E4NMF
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
2 つの日付/時刻 Variant を減算すると Double Variant が生成される
Notes Domino 6.0 以降、日付/時刻値を含む Variant に対する減算演算子の動作が変わりました。
以前のバージョンの Notes Domino では、1 つの日付/時刻 Variant から別の日付/時刻 Variant を減算すると、
結果として日付/時刻 Variant が生成されました。Notes Domino 6.0 以降では、1 つの日付/時刻 Variant から別
の日付/時刻 Variant を減算すると、結果として Double 型が生成されます。Double 値を日付/時刻値に戻すに
は Cdat 関数を使用する必要があります。
例:
Dim time1 As Variant
Dim time2 As Variant
Dim time3 As Variant
time1 = Now
time2 = Cdat(36633)
' April 17, 2000
time3 = time1 - time2
Print Typename(time3)
' Output: DOUBLE
Print Cstr(Cdat(time3)) ' Output: m/d/yyyy h:mm:ss between Now and noon on April 17, 2000,
where yyyy = number of years + 1900
Associated SPRs :
MOHI5DGFJG
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04 マニュアルの変更
ApproveDelete(Rename)Person(Server)InDirectory の使用法
ApproveDeletePersonInDirectory、ApproveDeleteServerInDirectory、ApproveRenamePersonInDirectory、および
ApproveRenameServerInDirectory メソッドの使い方を理解するために、下記の説明を参照してください。
ApproveDeletePersonInDirectory の使い方
一致する、階層なしユーザー名が見つかった場合、承認要求が受信側ドメインに生成されます。承認要求によ
り、管理者は、このユーザー名を削除すべきかどうか判別できます。要求を承認すると、削除処理が実行可能に
なります。
ApproveDeleteServerInDirectory の使い方
一致する、階層なしサーバー名が見つかった場合、承認要求が受信側ドメインに生成されます。承認要求によ
り、管理者は、このサーバー名を削除すべきかどうか判別できます。要求を承認すると、削除処理が実行可能に
なります。
ApproveRenamePersonInDirectory の使い方
一致する、階層なしユーザー名が見つかった場合、承認要求が受信側ドメインに生成されます。承認要求によ
り、管理者は、このユーザー名を名前変更すべきかどうか判別できます。要求を承認すると、名前変更処理が実
行可能になります。
ApproveRenameServerInDirectory の使い方
一致する、階層なしサーバー名が見つかった場合、承認要求が受信側ドメインに生成されます。承認要求によ
り、管理者は、このサーバー名を名前変更すべきかどうか判別できます。要求を承認すると、名前変更処理が実
行可能になります。
Associated SPRs :
MGAN68MQL8
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
Designer ヘルプの索引項目「GetSomeHeaders」が間違っている
Lotus Designer 6 ヘルプファイル (help6_designer.nsf) では、GetSomeHeaders メソッドの索引項目にタイプミスが
あります。[Index] ビューに、正しい GetSomeHeaders ではなく、間違った GeSomeHeaders が表示されます。
Associated SPRs :
AMOR62VH6H
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04 マニュアルの変更
Domino URL コマンド - マニュアルの更新
Domino の URL コマンドに関するヘルプトピックに、以下の更新が適用されます。
トピック「Domino URL コマンド」に、
z
「URL コマンドは、接尾語が .nsf4 または .box のデータベースも参照します」という句があります。
この句は次のようになります。
z
URL コマンドは、接尾語が .ns4、.ns5、.ns6、または .box のデータベースも参照します。
トピック「エージェント、フォーム、ナビゲータを開く URL コマンド」では、 $defaultNav への参照を無視してくださ
い。
http://Host/Database/NavigatorName?OpenNavigator
http://Host/Database/NavigatorUniversalID?OpenNavigator
http://Host/Database/$defaultNav?OpenNavigator
$defaultNav を指定すると、データベースのフォルダペインが開きます。
例
http://www.mercury.com/products.nsf/Main+Navigator?OpenNavigator
http://www.mercury.com/products.nsf/7B5BC17C7DC9EB7E85256207004F8862?OpenNavigator
http://www.mercury.com/products.nsf/$defaultNav?OpenNavigator
特殊な ID である $defaultNav は、Domino 6.x ではサポートされていません。
Associated SPRs :
GFLY5XEM8P
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
Item.DateTimeValue をなしに設定
NotesItem.DateTimeValue プロパティは「なし」に設定できますが、単に割り当てるだけでは設定できません。次
の Set ステートメントを使用する必要があります。
Set notesItem.DateTimeValue = New NotesDateTime("")
Associated SPRs :
AGUD4GG29X
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04 マニュアルの変更
LotusScript - 16 進入力を渡すときには「&」を追加
ヘルプトピック「例: Val 関数」には、16 進値を渡すときの不完全な例が含まれています。コード行:
hexVal# = Val("&HFF")
これは次のようになります。
hexVal# = Val("&HFF&")
メモ: 16 進入力を渡すとき、値の接頭部は「&H」、接尾部は「&」でなければなりません。例:
hexVal# = Val("&H8000&")
Associated SPRs :
MGAN5GCMET
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04 マニュアルの変更
Notes 以外のブラウザで @URLOpen を使用すると新しいウィンドウが強制的に開くようにする
Notes ブラウザで @URLOpen 関数が起動されると、取得された Web ページは新しいウィンドウに表示されます。
Notes 以外のブラウザからアクセスされるフォームまたはページで @URLOpen 関数を使用すると、Domino は次
の構文で javascript window.open コマンドを生成します。
window.open( [sURL] [, sName] [, sFeatures] [, bReplace])
取得された Web ページが新しいウィンドウに表示されるようにするには、sName と sFeatures (必要な場合) の値
を urlstring パラメータ内にカンマで区切った引数として渡します。たとえば、@URLOpen("
http://www.ibm.com','NEW") と指定します。urlstring パラメータの先頭と末尾には必ず二重引用符を使用し、
window.open に渡す引数を区切る各カンマの前後には必ず単一引用符を使用してください。スペースは含めない
でください。
Associated SPRs :
RHUN69UK66
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04 マニュアルの変更
SetEnvironmentVar メソッドに間違った設定がリストされている
ヘルプトピック「SetEnvironmentVar メソッド」では、「issystemvar」変数の間違った設定がリストされています。「使
用法」セクションにある段落は現在、次のようになっています。
issystem に false を指定しない限り、あるいは名前の先頭文字として「$」をあらかじめ含めていない限り、
SetEnvironmentVar は環境変数の値を設定する前に名前の先頭にドル記号 (「$」) を追加します。notes.ini
(または Notes プリファレンス) ファイルの環境変数を調べると、「$」記号が付いているのが分かります。
getEnvironmentString メソッドや getEnvironmentValue メソッドを使って環境変数を取得する場合、環境変数
名に「$」を含めるか省略するかを選択できます。
issystemvar で「False」を指定するとドル記号が先頭に追加されます。ドル記号を含めない場合は、「True」を指定
する必要があります。
Associated SPRs :
KUMA5W3KHQ
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
ShellID 関数
ShellID 関数の使用法に関する以下の追加事項に注意してください。
使用法
ShellID にから返される値を使用するためには、式または代入ステートメントの中から ShellID を呼び出す必要が
あります。
Shellid がプログラムを開始した後、LotusScript はプログラムの完了を待たずにスクリプト実行を続けます。
Shellid によって開始されたプログラムの終了を確認した後でスクリプトの残りの部分を実行することはできませ
ん。
ShellID は制限された操作です。実行時セキュリティレベルを 2 (制限された操作を許可する) またはそれ以上に
必ず設定してください。
この関数によって、生成元プロセスよりも長く存続するプロセスが生成される場合があります。
この関数から返される「ID」を使用して、あとでプログラムを終了させることができます。この動作が必要ない場合
には、Shell を使用してください。
Associated SPRs :
LBRD65QJSN
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
04 マニュアルの変更
UNIX または AIX での Shell 関数の動作
LotusScript スクリプト内部から Shell 関数が呼び出される場合、スクリプトの残りの部分がいつ実行されるか
は、実行環境に応じて異なります。UNIX または AIX 環境では、LotusScript はプログラムが完了した後になって
初めて、スクリプトの実行を再開します。
他の環境では、Shell がプログラムを開始した後、LotusScript はプログラムの完了を待たずにスクリプトの実行
を続けます。Shell によって開始されたプログラムの終了を確認した後でスクリプトの残りの部分の実行すること
はできません。
Associated SPRs :
ANIA6BTCPC
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
04 マニュアルの変更
@Command[FileExport] によりサポートされるファイルの種類
@Command[FileExport] によりサポートされるファイルの種類が変更されました。以下のファイルの種類だけがサ
ポートされます。
Windows のファイルの種類
文書レベル
ASCII Text
CGM Image
Microsoft RTF*
TIFF 5.0 Image
vCard 3.0**
ビューレベル
Lotus 1-2-3*
Structured Text
Tabular Text
vCard 3.0**
Macintosh のファイルの種類
文書レベル
ASCII Text
Microsoft RTF*
TIFF 5.0 Image
CGM Image
vCard 3.0**
1. Macintosh は、XTND ファイル形式 (MacWrite II と Text) の文書レベルの書き出しをサポートしていません。
ビューレベル
Lotus 1-2-3*
Structured Text
Tabular Text
*これらのファイル名の形式は、R5.0.5 から変更されています。R5.0.5 以降をアップグレードしないでインストール
している場合、R5.0.5 より前のスクリプトが古い名前の形式を使用してこれらのファイルを参照しても機能しない
ことがあります。
**Release 6 の新機能です。
Notes は次のファイルの種類をサポートしなくなりました。
z
ANSI Metafile
z
Lotus Ami Pro
z
Microsoft Word
z
UNIX
z
WordPerfect
Associated SPRs :
MGAN5GYQMQ
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04 マニュアルの変更
@NameLookup[Exhaustive] はディレクトリアシスタントを使用する
@NameLookup [Exhaustive] は Notes ディレクトリアシスタント内にリストされたすべての Domino ディレクトリを検
索して、すべての情報をテキストリストで返します。このキーワードはローカル Names.nsf データベースおよび
メールサーバーのディレクトリから値を返します。メールサーバーが使用不可の場合、現在のネームサーバーか
ら値を取得します。さらに、LDAP が使用されている場合には、LDAP ディレクトリからも値を取得します。一致す
る項目が見つからない場合、ユーザーの値は省略されます。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
@PasswordQuality の例
以下の 2 つの例は、暗号化されたフィールドに対して @PasswordQuality を適用した場合に返される予期されな
い結果を示しています。
1. パスワードタイプフィールド (PW) が次のように定義されているとします。
入力変換式: @Password(PW)
入力確認式: @If(@PasswordQuality(PW);@Failure("Password not complex enough"); @Success)
パスワードクオリティ 3 である「password」というパスワードが PW に含まれる場合、この例では @Success が
返されます。
2. エージェントが @PasswordQuality(HttpPassword)<8 であるすべてのユーザー文書を選択します。ユー
ザー文書の HttpPassword フィールドは暗号化されるため、どの文書も選択されません。
以下の 2 つの例は、文書の QuerySave イベント内で @PasswordQuality とパスワード暗号化を組み合わせる方
法を示しています。最初の例では式、2 番目の例では LotusScript がそれぞれ使用されます。
1. パスワードタイプフィールド (PW) が次のように定義されているとします。
入力変換式: なし
入力確認式: @If(@PasswordQuality(PW);@Failure("Password not complex enough"); @Success)
QuerySave event: FIELD PW:=@Password(PW);"";
「password」というパスワードが PW フィールドに入力された場合、入力確認は失敗して「Password not
complex enough」が返されます。「a2R5j4K9」というパスワードが PW フィールドに入力された場合、PW フィー
ルド内のそのパスワードを暗号化した値とともに文書が保存されます。
2. パスワードタイプフィールド (PW) が次のように定義されているとします。
入力変換式: なし
入力確認式: @If(@PasswordQuality(PW);@Failure("Password not complex enough"); @Success)
QuerySave event:
Dim doc As NotesDocument
Set doc=Source.Document
res=Evaluate(|@setfield("PW";@Password("PW"))|,doc)
Call doc.save(True,True)
「password」というパスワードが PW フィールドに入力された場合、入力確認は失敗して「Password not
complex enough」が返されます。
「2R5j4K9」というパスワードが PW フィールドに入力された場合、PW フィールド内のそのパスワードを暗号化
した値とともに文書が保存されます。
Associated SPRs :
MGAN6FEQNR
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04 マニュアルの変更
[Shift] + [F9] ショートカットに必要なのは [編集者] アクセス権だけ
トピック「ビューを使用するときのキーボードショートカット」では、次のように述べられています。
[Shift] + [F9] キー
現在の文書、ビュー、またはワークスペース
を再構築します ([管理者] アクセス権が必
要です)。
しかし、[共有フォルダ/ビューの作成] を選択すれば、[編集者] アクセス権で、サーバーデータベースでこの操作
を実行できます。
Associated SPRs :
GFLY5Y8TWJ
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
[フォームのプロパティ] のオプションを処理する複製の競合
『Domino Designer ヘルプ』のトピック「選択したフォームのプロパティ」から、[フォームのプロパティ] ボックスの
[マージ/競合なし] オプションが省略されています。複製の競合を処理するセクションに次のオプションを含める
必要があります。
複製の競合を処理する
ユーザーが複数のロケーションで同一の文書を編集した場合に、複製または保存の競合が発生します。そのうち
の 1 バージョンが主要文書になり、その他のものは競合文書になります。ビューでは競合文書にダイアモンドの
マークが付きます。
[フォーム情報] タブの [競合] セクションで、次のフォームのオプションのいずれかを選択します。
競合の作成 -- 競合複製文書が主要文書に対する返答文書として表示されるよう、競合を作成します。メイ
ンの文書は、変更日時と内部の文書通し番号に基づいて選択されます。
z
z
競合のマージ -- 複製の競合が発生した場合に、それぞれのフィールド編集を単一の文書に保存します。た
だし、2 人のユーザーが同一文書の同一フィールドを編集すると、片方の文書が主要文書として保存され、
それに対応するもう一方の文書は複製競合のマークの付いた返答文書として保存されます。メインの文書
は、前述の基準に基づいて選択されます。
z
マージ/競合なし -- 複製が発生した場合に、それぞれのフィールド編集を単一の文書に保存します。2 人の
ユーザーが同一文書内の同一フィールドを編集した場合は、日時や内部の文書通し番号に基づいて、メイン
の文書からフィールドが選択されます。競合し合う文書はフィールドレベルで単一の文書にマージされるた
め、結果的に競合文書が発生することはありません。
z
競合を作成しない -- マージが発生しません。一方の文書が優先的に選択されます。もう一方の文書は失わ
れます。
Associated SPRs :
FGRR68RNKF
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
デスクトップに保管された個人ビューにはプログラムでアクセスできない
ユーザーは、デスクトップに保管された個人ビューにプログラムでアクセスすることができません。
Associated SPRs :
GPKS64TBYB
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04 マニュアルの変更
フランス語のヘルプファイルに @UpperCase の誤った例が含まれている
Lotus Designer 6 ヘルプファイルのフランス語版には、以下の例が含まれています。
1. Cet exemple retourne ROBERT DELANOE.
@UpperCase( "Robert Delanoe" )
これは実際には誤りです。Domino 6 からアクサンは削除されなくなりました (上記の例の "e" など)。
@UpperCase( "Robert Delanoe" ) は ROBERT DELANOE を戻します (アクサン付きの "e" に注目)。
解決策
Domino 5.0.11 以前のリリースで、アクサンを含まないで戻すようにしたい場合、次の方式を使用してください。
@UpperCase(@ascii( "Robert Delanoe" ));
これで、ROBERT DELANOE (アクサンなし) が戻されます。
Associated SPRs :
BKOH673BX9
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
フレーム間隔は Notes Client でサポートされている
トピック「フレームのスタイルを設定する」では、次のように述べられています。
[詳細] タブ
フレームの間隔
デフォルトは、最小のフレーム間隔です。フレーム間隔はピクセルで指
定します。[デフォルト] チェックボックスをオンにすると、ユーザーのブラ
ウザ設定に応じてフレームが表示されます。ブラウザごとに設計要素
の表示が異なるため、この設定を選択した場合は、ブラウザごとに作業
をプリビューしてください。このプロパティは Notes Client ではサポート
されていません。
このプロパティは、Notes Client でも Web 上でもサポートされています。
Associated SPRs :
GFLY5Y8U23
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04 マニュアルの変更
削除された文書でビュー内のデータが上書きされないことがある
Designer ヘルプのトピック「データベースのパフォーマンスを向上するプロパティ」の「削除データの上書きを禁止
する」セクションにある「空きスペースに上書きしない」の記載については、文書を永続的に削除すると文書のす
べてのデータがディスク上で上書きされるという意味に解釈できます。
しかし、追加のテストにより、場合によってはビューにあったデータが必ずしも上書きされないことがわかりまし
た。
Associated SPRs :
JDAE63YN79
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04 マニュアルの変更
署名を有効にするフィールドは「計算結果」フィールドでなければならない
これは、「表示用の計算結果」フィールドで署名を有効にしようと試みる際に適用されます。この場合は、[フィール
ド] プロパティボックスの [詳細] タブの [送信後またはセクションの保存後に署名] プロパティは使用できません。
[送信後またはセクションの保存後に署名] プロパティは、「計算結果」フィールドにのみ使用できます。
Associated SPRs :
AKNX68BPLM
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04 マニュアルの変更
追加の @Functions は Web 上でサポートされていない
以下の @Functions は Web 上でサポートされていませんが、他の資料ではそのことが示されていません。
@GetViewInfo
@SetViewInfo
@ViewShowThisUnread
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04 マニュアルの変更
訂正: 明確になった @Modified コマンドの使用法
@Modified コマンドは、文書が最後に編集および保存された日時の値を返します。
構文
@Modified
戻り値
lastModified
日時。現在の文書が最後に変更された日が返されます。
使い方
@Modified は、列式、計算結果フィールド、表示用の計算結果式で正しく使えます。この関数は、メールエージェ
ント式、貼り付けエージェント式、非表示切り替え式、セクション編集者式、フォーム式では使えません。
@Modified は @Accessed に似ています。@Accessed では、文書が最後に読み込みまたは書き込みのためにア
クセスされた日時が返されます。
クロスリファレンス
LotusScript NotesDocument クラスの LastModified プロパティ
Java Document クラスの LastModified プロパティ
Associated SPRs :
KKOO66N8NW
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04 マニュアルの変更
入力有効式は "O" ではなく "0" と評価される
ヘルプトピック「編集可能フィールド列」にはタイプミスがあり、そこでは以下のようになっています。
z
入力有効式は、入力に対してフィールドを有効または無効にします。Input Enabled の評価が O の場合
は、データはフィールドに追加できません。それ以外の場合は、データをフィールドに追加できます。
入力有効式は、O (「O」という文字) ではなく、0 (ゼロ) と評価されます。
Associated SPRs :
RMAS5XDM6X
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04 マニュアルの変更
複製のトピックの更新
『Domino Designer ヘルプ』の複製のトピックには、以下の問題があります。
z
Designer ヘルプトピック「データベースの複製履歴」では、「日付」と「サーバー名」に関する以下の言及があ
ります。
[日付順] を選択すると、日付別に情報が表示されます。
z
[サーバー名] を選択すると、サーバー別に情報が表示されます。
実際には、[複製の履歴] ウィンドウに [日付順] と [サーバー名] というラジオボタンはありません。
z
z
Designer ヘルプトピック「データベースの複製履歴」では、「拡大」と「消去」に関する以下の言及があります。
z
エントリを 1 つ消去するには、エントリを選択し、[拡大] をクリックします。[削除] をクリックし、[はい]
をクリックします。
複製履歴全体を消去するには、[消去] をクリックし、[はい] をクリックします。
ヒント [複製の履歴] ダイアログボックスでエントリの全内容を表示しきれない場合は、[拡大] をクリック
するとエントリの全内容を表示できます。複製履歴全体をクリップボードにコピーするには、[コピー] をク
リックします。
z
実際には、[複製の履歴] ウィンドウに [拡大] ボタンはありません。それで、このトピックは次のようになりま
す。
z
z
z
エントリを 1 つ消去するには、エントリを選択し、[削除] をクリックしてから [はい] をクリックします。
複製履歴全体を消去するには、[すべて消去] をクリックし、[はい] をクリックします。
Designer ヘルプトピック「データベースの複製履歴」には次のように述べられています。
データベースの複製履歴は、[データベースのプロパティ] インフォボックスの [基本] タブに記録されてい
ます。
これは次のような意味になります。
[データベースのプロパティ] インフォボックスの [基本] タブには、[複製の履歴] ボタンがあります。この
ボタンを使用すると、同じ名前のウィンドウが開きます。
Associated SPRs :
GFLY5X8T6M
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04 マニュアルの変更
文書とエントリの配列をキーで取得する
次の NotesView メソッドの動作は COM の下で使用したときは多少異なります。
GetAllDocumentsByKey(keyArray[, exactMatch])
GetAllEntriesByKey(keyArray[, exactMatch])
GetDocumentByKey(keyArray[, exactMatch])
GetEntryByKey(keyArray[, exactMatch])
keyArray パラメータが配列である場合、Variant 型の配列として定義する必要があります。
COM の下で使用しない場合、keyArray パラメータが配列である場合、string 型の配列、あるいは number か
DateTime か DateRange 型のオブジェクトとして定義できます。
Associated SPRs :
DMAT5PHUL4
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04 マニュアルの変更
列の色の設定は Web 上で部分的にサポートされる
トピック「例: 列にプログラムを追加する」には、次のように述べられています。
プログラムで列の色を設定する
Notes Client のアプリケーションでは、[列のプロパティ] インフォボックスの [情報] タブにある [色で値を表
示] オプションを選択してからプログラムペインで列の値として RGB 座標を指定することにより、プログラム
から列の背景色と文字色を設定できます。
メモ この機能は Web ではサポートされません。
実際には、この機能は Web 上で部分的にサポートされています。テキスト文字列 (「FF00FF」など) を使用して色
を設定する代わりに、番号リスト (255:0:255 など) を使用して色を設定します。
Associated SPRs :
GFLY5Y8TYE
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04 マニュアルの変更
DECS のヘルプ
次の内容は『DECS インストール&ユーザーガイド』には含まれていませんが、必要な情報です。
Virtual アクティビティと Domino クラスタ
Virtual Documents アクティビティと Virtual Fields アクティビティは Domino クラスタをサポートしますが、その度
合いが異なります。Virtual Fields は、Domino クラスタによって提供されるフェイルオーバーとロードバランシング
の機能を完全にサポートできます。これに対し、Virtual Documents は、現時点では Domino クラスタで機能しま
すが、これらの機能を完全に利用することはできません。Domino クラスタでの Virtual アクティビティのセットアッ
プと使用方法を以下で説明します。
Domino クラスタは、1 つ以上のレプリカデータベース (レプリカ) をホストする、指定された Domino Server の集ま
りで、Domino クラスタ複製が有効になっています。ここでは、読者が Domino クラスタの設定と使用に慣れている
ものとして説明します。クラスタ内のすべてのレプリカは、基本的にイベント駆動の複製モデルを使用して同期が
保たれます。クラスタ内の任意のレプリカのデータに変更が加えられると、その変更内容はクラスタ内の他のレプ
リカにすぐに複製されます。もし、あるサーバー (そして、サーバー内のレプリカデータベース) が一定期間オフラ
インであった場合は、トラフィックは自動的に他のサーバーへと迂回されます。サーバーがオンラインの状態に戻
ると、そのサーバーは他のサーバーとの複製が可能になり、現在のデータを取得してレプリカデータベースは最
新の状態となります。クラスタ内のサーバー間のロードバランシングも、同様のメカニズムで実行されます。
Virtual Fields による Domino クラスタのサポート
Virtual Fields アクティビティが完全に Domino クラスタに参加するには、クラスタ内の各サーバーで、サーバー上
のレプリカデータベースをモニターする Virtual Fields アクティビティをセットアップする必要があります。クラスタ内
の各サーバーは、そのサーバー固有の Virtual Fields アクティビティをローカルのレプリカデータベースに対して
実行することになります。クラスタ内の各サーバーは、そのサーバー用の LEI Administrator のコピーを維持し、
アクティビティの設定のコピーを使用して、各 Administrator データベースからアクティビティを実行する必要があ
ります。LEI Administrator はクラスタ複製できないため、各サーバーは、そのサーバー用の LEI Administrator の
非レプリカコピーをホストする必要があります。
すべての Virtual Fields アクティビティで同じ外部データソースを使用するよう設定できます。このように設定する
と、それぞれの Virtual Fields アクティビティは外部データにアクセスし、更新することができるため、クラスタの
フェイルオーバーとロードバランシングのサポートが得られます。たとえ、1 つのサーバーを残して他のサーバー
がすべてオフラインになっても、外部データへのアクセスは維持され、外部データは最新の状態に保たれます。
他のサーバーがオンラインに復帰すると、最新の状態にある現在の外部データが、外部データソースからこれら
のサーバーに対してすぐに直接利用できるようになります。
Associated SPRs :
SBOR5RVMVN
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04 マニュアルの変更
現在サポートされている DECS 用データドライバ
Win NT4、2000、Win2003
Oracle 8i、9i、10g
DB2 8.x
Sybase 12.5
MS SQL Server 2000
Data Direct ODBC 5.0
AIX 5.1、5.2、5.3
Oracle 8i、9i、10g
DB2 8.x
Sybase 12.5
Data Direct ODBC 5.0
Solaris 8、9
Oracle 8i、9i、10g
DB2 8.x
Sybase 12.5
Data Direct ODBC 5.0
LINUX RedHat AS 2.1、RedHat AS 3.0、United Linux 1.0
Oracle 8i、9i、10g
DB2 8.x
Data Direct ODBC 5.0
i5/OS V5R1、V5R2、V5R3
DB2 8.x
Data Direct ODBC 5.0
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04 マニュアルの変更
DAMO 6.5.5 へのアップグレードには新しいプロファイルが必要
バージョン 6.5.5 より前の DAMO からアップグレードする場合、オプションで、ユーザーは新しいプロファイルを作
成することができます。新しいプロファイルの作成を選択した場合、新しい .pst ファイルが作成された後に初期化
が実行されます。古い .pst ファイルは .sav という拡張子を使って名前変更され、ユーザーのデータディレクトリ内
に保存されます。
<user>_<server>.pst.sav
その後、古い .pst ファイルをローカルデータファイルとして Outlook ナビゲータペインに追加することができます。
ユーザーが新規プロファイルの作成を選択した場合、次のような新機能を利用できます。
z
z
Outllook 2003 と DAMO 6.5.5 では、20 ギガまでのローカル pst ファイルを使用できるようになりました。
Notes の [すべての文書] ビューにあり、他のフォルダにはない古い会議招集その他の文書は、(受信
ボックスではなく) [その他のメッセージ] フォルダに格納されます。
z
Notes の [ジャンクメール] フォルダに含まれるメッセージは、Outlook 2003 の [迷惑メール] フォルダに
配置されます。このフォルダは以前のバージョンの Outlook には存在しませんが、その場合、[ジャンク
メール] メッセージは [その他のメッセージ] に配置されます。さらに、(以前のバージョンの DAMO が作
成した可能性のある)「迷惑メール」という名前のフォルダがメールファイル設計に存在する場合、[ジャン
クメール] メッセージは [その他のメッセージ] に配置されます。
z
プレビューペインで Notes リンクがアクティブになります。
URL を無効化する無効な文字がホットスポットに追加されなくなりました。
本文の表示がいくつかの点で改善されました。
z
z
Domino Access for Microsoft Outlook 6.5.5 でプロファイルが作成される場合、Outlook はユーザーのローカル
.pst ファイルおよび .nsf ファイルの存在を検査します。存在する場合、これらのファイルはファイル名の末尾に
.sav という拡張子が付けられて名前変更され、新しいデータファイルが作成されます。さらに、ユーザーの INIT、
SETUP、DisplayProgressDone、WelcomeMsgCreated Notes.INI 変数がクリアされて、起動時に初期複製が再び
実行されます。
たとえば、サーバー page/acme 上の Alexander Robins というユーザーが DAMO プロファイルを持っているとし
ます。このユーザーが 6.5.5 にアップグレードして自分のプロファイルを再作成した場合、次の操作が実行されま
す。
z
z
z
ファイル arobinso_page.pst の名前が arobinso_page.pst.sav に変更され、新しい arobinso_page.pst が作成さ
れる
ファイル arobinso_page.nsf の名前が arobinso_page.nsf.sav に変更され、新しい arobinso_page.nsf が作成さ
れる
このユーザーの Notes.INI ファイルの以下の変数が設定される:
- arobinso_page_INIT = 0
- arobinso_page_SETUP = 0
- arobinso_page_DisplayProgressDone = 0
-arobinso_page_WelcomeMsgCreated = 0
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04 マニュアルの変更
DAMO でパススルーサーバーを使用するための設定
Domino Access for Microsoft Outlook には現在、DAMO クライアントがパススルーサーバーを使用できるように
するためのパススルー設定機能がありません。
対策
特定の 1 人または複数のユーザー用、またはすべてのユーザー用にパススルーサーバーを設定することができます。
特定ユーザー用にパススルーサーバーを設定するには
1. ユーザープロファイルを作成した後、Notes Client を使用して、ユーザーの DAMO データディレクトリに入っている
NAMES.NSF データベースを開きます。
2. このユーザー固有のロケーション文書を開き、[パススルーサーバー] フィールドにパススルーサーバーの Notes 階
層名を入力します。ロケーション文書を保存して閉じます。
3. 接続タイプ「パススルーサーバー」の新しいサーバー接続文書を作成して、パススルーサーバーと受信側
サーバーの両方の Notes 階層名を入力します。
4. 接続タイプ「ローカルエリアネットワーク」の新しいサーバー接続文書を作成して、パススルーサーバーへの
DNS パス (IP アドレス) を識別します。
5. パススルーサーバーが異なるドメインにある場合、または異なる組織/組織単位によって認証される場合に
は、このユーザー用の Notes 相互認証を別のローカル NAMES.NSF から DAMO NAMES.NSF の[認証]
ビューにコピーする必要があるかもしれません。
すべてのユーザー用のパススルーサーバーを設定するには
1. Domino Administrator の [設定] タブをクリックします。
2. [サーバー] - [すべてのサーバー文書] をクリックします。
3. パススルーサーバーとして設定するサーバーのサーバー文書を開き、[サーバーの編集] をクリックします。
4. [パススルー利用] セクションの [セキュリティ] タブをクリックして、[ルートスルー] フィールドにアスタリスクを
入力します。
サーバーをパススルーサーバーとして設定する方法については、『Domino Administrator ヘルプ』を参照してくだ
さい。
トラブルシューティング
パススルーサーバー設定上の問題が発生した場合、以下の NOTES.INI 変数がトラブルシューティングに役立ち
ます。
Log_Sessions=1 -- 設定の問題のトラブルシューティングを行うには、パススルーサーバーと Domino Server
の両方でこれを設定します
PASSTHRU_LOGLEVEL=5 -- 役立つ情報を LOG.NSF に記録するには、パススルーサーバーと DAMO クラ
イアントでこれを設定します
メモ: 上記の手順では、受信先サーバーとパススルーサーバーが正しく設定されていることを想定しています。
Associated SPRs :
SBOR6AYTPU
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04 マニュアルの変更
代理機能と個人アドレス帳
Notes や Domino Web Access とは異なり、DAMO 代理ユーザーはどのレベルのアクセス権でも管理対象ユー
ザーの連絡先にアクセスできます。たとえば、あるユーザーが他のユーザーのメールファイルに対する最低レベ
ル (カレンダーとタスクの閲覧) のアクセス権限を付与されている場合、そのユーザーは管理対象ユーザーの個
人アドレス帳に対する読み取り専用アクセスを持ちます。
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04 マニュアルの変更
iNotes_WA_AuthTokenName
構文: iNotes_WA_AuthTokenName=トークン名
説明: LTPA トークン以外を使用する場合に認証トークン cookie の名前に設定します
適用対象: Domino Web Access クライアント
デフォルト: LTPAToken
対応する UI: なし
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04 マニュアルの変更
iNotes_WA_DefaultFormatPlainText
構文: iNotes_WA_DefaultFormatPlainText=値
説明: デフォルトのメール形式プリファレンスをプレーンテキストに設定するには、これを使用します。この変数が
1 に設定され、ユーザーがデフォルト形式プリファレンスをまだ設定していない場合には、メッセージが自動的に
プレーンテキストで送信されます。Domino Web Access ユーザーがユーザープリファレンスで [送信のときに確認
する] を指定した場合、確認画面のデフォルト形式もまたプレーンテキストになります。
メモ これを設定しても、ユーザーはメール形式に関する DWA ユーザープリファレンスを引き続き設定できます。
0 - デフォルトのテキスト形式を設定しない
1 - 新しいユーザーの場合、デフォルトのメール形式プリファレンスをプレーンテキストに設定する
適用対象: Domino Web Access クライアント
デフォルト: 0
対応する UI: なし
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04 マニュアルの変更
iNotes_WA_LiveNames 設定はチャットを無効にする
『Domino Administrator ヘルプ』には、NOTES.INI 設定の「iNotes_WA_LiveNames=0」は在席確認 (ライブ名) だけ
を無効にすると書かれていますが、これは誤りです。正しくは、この設定はチャットと在席確認の両方を無効にし
ます。
Associated SPRs :
DHAR5X72TY
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04 マニュアルの変更
iNotes_WA_NamePickerSearchAccentInsensitive
構文: iNotes_WA_NamePickerSearchAccentInsensitive=値
説明: Domino Web Access のネームピッカーの検索では、アクセント (発音区別記号) の有無が区別されます。
つまり、検索時には Muller と Müller が 2 つの異なる名前として認識されます。この値を 1 に設定すると検索で
アクセントの有無が区別されなくなり、たとえば Muller と Müller は同じ名前と見なされます。
0 - 検索でアクセントの有無が区別される
1 - 検索でアクセント記号が無視される
適用対象: Domino Web Access クライアント
デフォルト: 0
対応する UI: なし
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04 マニュアルの変更
iNotes_WA_NoLocalArchive
Domino Web Access の管理者は、次の NOTES.INI 設定を使用することにより、ローカルのアーカイブを無効に
できます。
構文: iNotes_WA_NoLocalArchive=value
説明: Domino Web Access ユーザーがローカルマシン上でアーカイブを作成するのを禁止します。
0 - Domino Web Access ユーザーにアーカイブの作成を許可します (デフォルト)。
1 - Domino Web Access ユーザーにローカルアーカイブの作成を禁止します。
適用: Domino Web Access クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
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04 マニュアルの変更
iNotes_WA_QueryAgents
構文: iNotes_WA_Query Agents=値
説明: この設定は、Domino Web Access 文書へのアクセス時に QueryOpen および QuerySave エージェントを
呼び出すために使用されます。この設定が有効で、メモを開くときまたは保存するときに $$QuerySaveAgent ま
たは $$QueryOpenAgent 値が検出された場合には、この項目で指定されたエージェントが呼び出されます。その
エージェントはフォームファイルではなく、メールデータベースの中に存在しなければなりません。
0 - 無効 -- Web Query エージェントは呼び出されません
1 - Web Query エージェントを有効にします
適用対象: Domino Web Access
デフォルト: 0 (Web Query エージェントは呼び出されません)
対応する UI: なし
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04 マニュアルの変更
iNotes_WA_SessionCheck
構文: iNotes_WA_SessionCheck=値
説明: この設定は、Domino Server でセッション認証が有効化されている場合、文書内のデータを作成または更
新する HTTP POST トランザクションが発行されるときに、データ喪失を防ぐ目的で Domino Web Access (DWA)
がどんな動作を行うかを調整します。設定値は「すべてのチェックを無効化」、「通常のチェックを採用」、および
「追加のチェックを有効化」の 3 つがあります。「通常のチェック」の場合、DWA はセッションがいつ期限切れにな
るかを把握し、セッションが期限切れになったら (または期限切れが非常に近づいたら) HTTP POST トランザク
ションを発行しません。「追加のチェック」の場合、セッションと接続が使用可能であることを確認するために、それ
ぞれの POST の前に追加のネットワークトランザクションが発生します。無効化した場合、セッションのチェックは
実行されず、ポストされたデータはセッションの期限切れ後に失われます。
定義なし -- 通常のセッションチェックを使用
0 - すべてのセッションチェックを無効化
1 - 追加のセッションチェックを有効化
適用対象: Domino Web Access
デフォルト: 定義なし (通常のセッションチェック)
対応する UI: なし
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04 マニュアルの変更
iNotes_WA_UseInternetAddrForXsp
構文: iNotes_WA_UseInternetAddrForXsp=value
説明: この設定は xSP サーバー環境で使用し、メールの送信時に [From] フィールドと [Principal] フィールドで
インターネットアドレス形式を使用するよう設定します。
0= オフ
1= オン (メール送信時にインターネットアドレス形式を使用)
適用: すべての Domino Web Access クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
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04 マニュアルの変更
「メールにフォローアップのマークを付ける」での訂正
「メールにフォローアップのマークを付ける」というトピックでは、フォローアップアイコンが使用できないビューの説
明が誤っています。フォローアップアイコンを使用できないのは、[ごみ箱]、[ドラフト]、[ジャンクメール] の各
ビューです。
Associated SPRs :
STER5Q68T8
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04 マニュアルの変更
「会議招集を表示する」ヘルプトピックでの誤り
トピック「会議招集を表示する」では、[会議招集] ビューには予定された会議のみ表示されると、書かれていま
す。これは誤りで、正しい情報は次のとおりです。
会議招集を表示する
次のような方法で、会議招集を表示できます。
z
カレンダー上に表示 -- 会議招集がカレンダー上にスケジュールとして表示されます。会議招集の上に
マウスを移動すると、詳細が表示されます。
z
[会議招集] ビューで表示 -- このビューでは、会議招集だけが表示されます。会議の日時、議長、議題
が表示されます。議長または日付別にソートできます。
z
概要リストで表示 -- 会議のリストが日付別に整理され、概要形式で表示されます。
タスク
カレンダー上に会議を表示する
会議招集のみ表示する
会議招集の概要を表示する
操作
[カレンダー] にマウスカーソルを合わせ、好み
のビューをクリックします。
左側のペインで、[会議招集] をクリックします。
カレンダーで [表示] にマウスカーソルを合わ
せ、[要約] を選択します。
ヒント リストを下方向にスクロール表示するには、[会議招集] ウィンドウの Domino Web Access スクロールバー
を使用します。矢印キーを使用すると、エントリを 1 つずつスクロール表示できます。
Associated SPRs :
OOGE5XZSX7
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04 マニュアルの変更
アーカイブした文書の復元
トピック「メールアーカイブを管理する」には誤りがあります。[移動] -> [アーカイブ] のアクションを使用してメッ
セージを復元すると、アーカイブされたメッセージのコピーはメールデータベースに復元されます。
Associated SPRs :
KTOT63SHHN
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04 マニュアルの変更
クライアントのパフォーマンスを向上させるためのウィンドウの再利用
ウィンドウを再利用するよう、Domino Web Access のプリファレンスを設定することができます。これにより、クライ
アントのパフォーマンスが最適化されます。このプリファレンスを設定すると、メールおよびカレンダーのフォーム
の変化しない部分がキャッシュに入れられて、再利用されます。ウィンドウを再利用することで、メールメッセージ
の読み取り、新しいメールメッセージの作成、および新しいカレンダーエントリの作成のパフォーマンスが向上しま
す。たとえば、メールを読んでからウィンドウを閉じるとき、メッセージ内の変化しない部分 (ヘッダーテキストなど)
がキャッシュに入れられ、次回メールを読むときに再利用されます。再利用を最大限に活用するには、ウィンドウ
を閉じるときに Domino Web Access の外側のウィンドウの「閉じる」ボタンではなく、内側の「閉じる」ボタンを使用
します。このようにしてウィンドウを閉じるとき (または新しいメッセージを送信した後)、ウィンドウの再利用可能な
部分がキャッシュに入れられます。
キャッシュに入れられたウィンドウは、以下のいずれかのアクションを行うときに再利用されます。
z
ビュー内の別のメッセージをダブルクリックする
z
新しいメールメッセージを作成する
z
新しいカレンダーエントリを選択する
キャッシングの発生の仕方
キャッシングの発生は環境によって異なります。
Microsoft IE でダウンロードコントロールがインストールされている場合、キャッシュに入れられたウィンドウは隠
されます。ウィンドウのタスクバーアイコンは表示されません。ダウンロードコントロールがインストールされていな
い場合、ウィンドウはスクリーン外に隠されますが、ウィンドウのタスクバーアイコンが表示されます。Mozilla の場
合、ウィンドウはタスクバーアイコンとともに画面の右下に表示されます。画面上で、このウィンドウは他のウィンド
ウの影に隠れます。
子ウィンドウの再利用プリファレンスを設定する
1. Domino Web Access クライアントで [プリファレンス] をクリックします。
2. [その他] をクリックします。
3. [パフォーマンスの最適化] で、[子ウィンドウの再利用] にチェックマークを付けます。
Associated SPRs :
JFEG6589VN
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04 マニュアルの変更
サーバーベースのアーカイブで選択文書がサポートされる
このリリースでは、サーバーベースのアーカイブを使用するときに、ユーザーはアーカイブする文書を手動で選択
できます。Domino Web Access のヘルプトピック「メールアーカイブを設定および作成する」には、この情報は含
まれていません。以下に示すトピックを使用してください。
メールアーカイブを設定および作成する
アーカイブはローカルで実行できます。また、システム管理者がサーバーでアーカイブを有効にしている場合は、
ホームサーバーにアーカイブすることもできます。
ローカルアーカイブを設定する
空のアーカイブを作成することはできません。メールアーカイブデータベースは、メールを最初にアーカイブする
際に作成されます。この際、Domino Sync Manager ソフトウェアをダウンロードするよう要求されます。[はい] をク
リックして、インストールします。Domino Sync Manager ソフトウェアにより、オフラインでの作業中でもメールの
アーカイブが可能になります。
ローカルでアーカイブを実行する場合は、手動で積極的にメールをアーカイブする必要があります。アーカイブ対
象となる文書の基準は定義しません。アーカイブするかどうかは、メールを管理しながら都度決定します。オフラ
インでも、オンラインの場合と同様に文書をアーカイブできます。ローカルでアーカイブを実行する場合はアーカイ
ブ状況のログをローカルに作成できます。ただし、これを開くには Notes Client を使用する必要があります。
1. [プリファレンス] をクリックして [詳細] セクションを開き、[アーカイブ] をクリックします。
2. [アーカイブデータベースの場所] で [ローカル・ワークステーション] をチェックします。
3. [アーカイブの使い方] で次のいずれかを選択します。
z
[アーカイブ先] -- アーカイブデータベースが作成されます。アーカイブする文書はこのデータベースに
移動されます。アーカイブデータベースの名前はオプションで変更できます。
z
[条件に一致するすべての文書をアーカイブせずに削除する] -- アーカイブする文書をコピーを保存せ
ずに削除します。注意: この方法で削除された文書は復元できません。
4. (省略可能) アーカイブ状況のローカルログを作成する場合は、[次のデータベースにアーカイブログを記録す
る] をチェックします。
5. (省略可能) 親メールが削除され、返答のみが残るのを避けるには、[返答のある文書を削除しない] をチェッ
クします。
6. (省略可能) メールアーカイブデータベースを暗号化します。
サーバーへのアーカイブを設定する
ホームサーバーへアーカイブするには、手動で文書を選択してアーカイブする方法と、文書の古さに応じて自動
的にアーカイブする方法の 2 つがあります。サーバーへアーカイブするときは、Domino 管理者はメールサー
バーのアーカイブ機能を有効にする必要があります。
1. [プリファレンス] をクリックして [詳細] セクションを開き、[アーカイブ] をクリックします。
2. [アーカイブデータベースの場所] で [ホームサーバー] をチェックします。
3. [アーカイブする文書] で、次のいずれかのオプションを選択します。アーカイブを実行するには、いずれかが
選択されていなければなりません。
z
z
z
[選択した文書をアーカイブ]
[変更、更新されていない文書をすべてアーカイブ] -- デフォルトです。アーカイブを実行するまでの日
数を入力してください。
[読まれていない、またはアクセスされていない文書をすべてアーカイブ] -- このオプションは、使用して
いるメールデータベースで [LastAccessed プロパティを保持] が設定されている場合にのみ表示されま
す。
4. [アーカイブの使い方] で、アーカイブデータベースを作成するか、コピーを保存せずに文書を削除するか選
択します。以下のいずれかを選択します。
z
z
[アーカイブ先] -- アーカイブデータベースが作成されます。アーカイブする文書はこのデータベースに
移動されます。アーカイブデータベースの名前はオプションで変更できます。
[条件に一致するすべての文書をアーカイブせずに削除する] -- アーカイブする文書をコピーを保存せ
ずに削除します。注意: この方法で削除された文書は復元できません。
5. (省略可能) アーカイブ状況のログを作成する場合は、[次のデータベースにアーカイブログを記録する] を
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チェックします。
6. (省略可能) 親メールが削除され、返答のみが残るのを避けるには、[返答のある文書を削除しない] (デフォ
ルト) をチェックします。
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ディレクトリカタログからメールアドレスを選択する
Domino Web Access のヘルプトピック「アドレス帳からメールアドレスを選択する」では、Domino ディレクトリ、
LDAP ディレクトリ、またはディレクトリカタログで検索するときにリストの表示方法を変更できるように書かれてい
ますが、これは誤りです。ディレクトリカタログの検索では、表示方法を変更できません。
Associated SPRs :
NYYG5PH4LP
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04 マニュアルの変更
トラッキング要求の送信
トラッキング要求を送信することにより、送信済みのメッセージをトラッキング (追跡調査) することができます。ト
ラッキング要求を送信すると、メールトレーサーがメッセージとして受信ボックスに表示されます。そして、トラッキ
ングの結果はトレーサーメッセージへの返答としてポストされます。ユーザーは、自分自身が送信したメッセージ
だけをトラッキングできます。メッセージをトラッキングするには、サーバーでメッセージのトラッキングが有効に
なっている必要があります。この設定は、サーバー設定文書の [ルーター/SMTP] - [トラッキング] タブで行いま
す。サーバーでのメッセージトラッキング用の設定については、『Domino Administrator ヘルプ』のトピック「サー
バーのメッセージトラッキングを設定する」を参照してください。
1.
2.
3.
4.
[送信] ビューを開き、メッセージを選択します。
[ツール] - [トラッキング要求の送信] を選択します。
トラッキングしたいメッセージの受信者を選択します。
[送信ステータスのみ] または [すべてのパスをトレース] のいずれかを選択し、[OK] をクリックします。
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04 マニュアルの変更
パフォーマンス向上のためにドラッグアンドドロップを無効にする
ユーザーは、カレンダーエントリのドラッグアンドドロップ機能とビューでの編集を無効にすることができます。ド
ラッグアンドドロップを使用すると、ユーザーはカレンダーエントリ (予約など) を新規のタイムスロットにドラッグで
きます。ビューでの編集とは、カレンダーエントリを別のウィンドウで開かずに、そのエントリをクリックして、ビュー
で編集する機能です。これらの機能を無効にすると、[カレンダー] ビューのエンドユーザーの応答時間が改善さ
れます。これは特に低速のエンドマシンに有効です。
1.
2.
3.
4.
[プリファレンス] をクリックします。
[カレンダー] を展開し、[表示] をクリックします。
[ドラッグアンドドロップとビューでの編集を無効にする] にチェックマークを付けます。
プリファレンスを保存して閉じます。
Associated SPRs :
XMXL68HC7T
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04 マニュアルの変更
ブラウザの言語プリファレンスを使用して [カレンダー] ビューを印刷する
トピック「カレンダーを印刷する」には、カレンダーのビューを印刷する言語の変更について、誤った情報が含まれ
ています。正しい情報を以下に示します。
ビューを印刷する言語を変更する
カレンダービューの印刷に使用される言語を変更するには、ブラウザの言語プリファレンス設定を使用します。こ
れは、西ヨーロッパ語、キリル語、日本語、簡体中国語、繁体中国語、および韓国語に適用されます。たとえば、
ブラウザの言語プリファレンスを簡体中国語に設定すると、[カレンダー] ビューの印刷言語は簡体中国語に変更
されます。
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ブラウザユーザーインターフェース用 Sametime Connect を Domino Web Access で使用する
ブラウザユーザーインターフェース用 Lotus Sametime Connect 6.5.1 を Instant Messaging (チャット) クライアント
として使用するときは、『Domino Web Access ヘルプ』の Instant Messaging に関するトピックの一部の情報があ
てはまらなくなります。
Domino Web Access での Sametime Connect は Sametime サーバー上のコンタクトリストを使用するので、
Domino Web Access ユーザーと Notes Client ユーザーは同じリストを共有できます。Domino Web Access で前
バージョンのチャット用にユーザーのメールファイルで作成された個人用の Instant Messaging リストは、転送し
て、 Sametime サーバーに保存されているコンタクトリストと同期させることができます。Sametime Connect にお
ける個人用の Domino Web Access Instant Messaging リストを維持したいユーザーは、ブラウザユーザーイン
ターフェース用 Sametime Connect クライアントが実装される前に、このリストを転送する必要があります。
リストを同期する
1. Domino Web Access にログインします。
2. [チャット] をクリックします。
3. マウスを右クリックし、[ローカルの連絡先リストを Sametime サーバーに送信する] を選択します。
Instant Messaging コンタクトリストにユーザーを追加する
ブラウザユーザーインターフェース用 Sametime Connect 6.5.1 クライアントを使用しているときは、Instant
Messaging リストに追加されたユーザー名は Sametime サーバーに保存されます。ユーザーを追加するには、次
の手順で操作します。
1. Domino Web Access にログインします。
2. Instant Messaging に追加したいユーザーから受け取ったメールを選択します。
3. マウスを右クリックし、[コンタクトリストに追加] を選択します。
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04 マニュアルの変更
ヘルプトピックで省略されている Mozilla への言及
以下に挙げる Domino Web Access のヘルプトピックでは、Internet Explorer には言及していますが、 Mozilla ブ
ラウザには言及していません。これらのトピックについては、オンラインヘルプの代わりに、ここに挙げる情報を使
用してください。
z
z
z
Domino Web Access について
文字の表示サイズを変更する
Domino Web Access をアンインストールする (以下の「Mozilla からDomino Web Access をアンインス
トールする」を使用してください)
z
キーボードのショートカット
z
メールにファイルを添付する
メールのアーカイブ
メールアーカイブを設定および作成する
z
z
------------------------
Domino Web Access について
Domino Web Access (以前の名称は iNotes Web Access) は、Domino ベースのメール、アドレス帳、カレンダー、
スケジューリング、およびコラボレーションサービスにアクセスするための Web クライアントです。最新のブラウザ
技術に基づき、高機能と堅牢性を備えた製品です。Lotus Notes と同等の機能と、Web の利便性を共に備えてい
ます。
Domino Web Access を使うと、Web ブラウザ環境で様々なタスクを実行できます。たとえば、メールの送受信、カ
レンダーの参照、会議招集、タスクリストへのタスクの追加、連絡先リストへのアクセス、オフラインでの作業など
です。
要件および推奨事項
Domino Web Access は Internet Explorer 5.5 以上で動作します。Linux クライアントの場合は Mozilla 1.4.1、
1.7.1、および 1.7.3 ブラウザで動作します。
Domino Web Access は 1024X768 ピクセルの画面解像度で最適に動作します。ただし、800X600 ピクセルの画
面解像度でも適切に動作します。文字の表示サイズを変更したい場合は、ブラウザの表示設定を調節してくださ
い。カレンダーエントリを印刷するには、Adobe Acrobat Reader Version 4.0 以上が必要です。
初めて Domino Web Access を使用する時には、IBM から Domino Web Access コントロールをダウンロードする
ように要求されます。このコントロールは、Domino Web Access を正しく動作させるために必要です。[はい] をク
リックします。
Domino Web Access でできること
z
Welcome ページをカスタマイズする
z
会議招集に返答する
z
オフラインで作業する
z
アドレス帳に連絡先を作成する
z
メールを作成する
z
タスクリストにタスクを作成する
z
カレンダーエントリを作成する
z
すべてのタスクを時系列で参照する
z
アラームを設定する
z
グループスケジュールを作成する
z
ノートブックページを作成する
z
組織のメンバーとオンラインでチャットする
------------------------
文字の表示サイズを変更する
文字の表示サイズを変更するには、ブラウザの表示オプションを使います。たとえば、Internet Explorer では、
[表示] - [文字のサイズ] を選択して、希望する文字サイズを選びます。Mozilla では、[表示] - [文字の大きさ] を
選択して、大小を選びます。
-----------------------------
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Mozilla から Domino Web Access をアンインストールする
1. Domino Off-Line Services をシャットダウンします。
2. ブラウザをシャットダウンします。
3. コンソールで、次のように入力します。
cd /$home
rm -f-r inotes
cd /usr/tmp
rm*
[オフライン] アイコンをデスクトップから削除するには、アイコンを右クリックし、[削除e] または [ごみ箱へ移動] を
クリックします。
現在の Mozilla ディレクトリにインストールされている次の 2 つのファイルも削除できます。
Mozilla 1.3.1
/[mozilla directory ]/components/npdolctlm.xpt
/[mozilla directory ]/plugins/libnpdolctlm.so
Mozilla 1.4.1
/[mozilla directory ]/components/npdolctlm32.xpt
/[mozilla directory ]/plugins/libnpdolctlm32.so
Mozilla 1.7
/[mozilla directory]/components/npdolctlm32.xpt
/[mozilla directory]/plugins/libnpdolctlm32.so
---------------------
キーボードのショートカット
一覧表のビュー:
キー
機能
上矢印
表示されている 1 番上の行の、さらに上の次の行をスクロール表示する
下矢印
Page up
表示されている 1 番下の行の、さらに下の次の行をスクロール表示する
Page down
ビューの 1 番下の行までリストをスクロール表示する (End と同じ)
Home
ビューの 1 番上の行までリストをスクロール表示する
End
ビューの 1 番下の行までリストをスクロール表示する
Insert
ビューに新しい文書を作成する
Delete
選択した文書をビューから削除する
Enter
ビューで選択した文書を参照、または編集する
任意の文字
(A-Z)
押したキーの文字 (1 文字または複数の文字) で始まる文書へ移動する。
メールの場合、最初に名前でソートをして、次に文字のキーを入力して指定
の文書に移動します。アドレス帳の場合、最初に名前や会社名、メールアド
レスのいずれかでソートして、次に文字のキーを入力して指定の文書に移動
します。
F9
Internet Explorer 5.5 での [x] キーに相当する
F5
ビューを更新する (Internet Explorer のみ。Mozilla ではショートカットは使用
不可)
ヘルプを表示する (Internet Explorer のみ。Mozilla ではショートカットは使用
不可)
F1
カレンダービュー:
ビューの 1 番上の行までリストをスクロール表示する (Home と同じ)
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キー
Tab
機能
別のカレンダーエントリにフォーカスを設定する
Enter
選択したカレンダーエントリを参照、または編集する (Internet Explorer の
み。Mozilla ではショートカットは使用不可)
F5
ビューを更新する (Internet Explorer のみ。Mozilla ではショートカットは使用
不可)
F1
ヘルプを表示する (Internet Explorer のみ。Mozilla ではショートカットは使用
不可)
日付のナビゲータ:
キー
Tab
機能
現在の月で、次の日にフォーカスを設定する (Internet Explorer のみ。
Mozilla ではショートカットは使用不可)
スペース
カレンダービューを選択した日付に切り替える (Internet Explorer のみ。
Mozilla ではショートカットは使用不可)
上矢印
前の週にフォーカスを設定する (Internet Explorer のみ。Mozilla ではショート
カットは使用不可)
下矢印
次の週にフォーカスを設定する (Internet Explorer のみ。Mozilla ではショート
カットは使用不可)
右矢印
次の日にフォーカスを設定する (Internet Explorer のみ。Mozilla ではショート
カットは使用不可)
左矢印
前の日にフォーカスを設定する (Internet Explorer のみ。Mozilla ではショート
カットは使用不可)
F1
ヘルプを表示する (Internet Explorer のみ。Mozilla ではショートカットは使用
不可)
タスクチャート:
キー
Tab
機能
破線の付いた別のビュー選択にフォーカスを設定する
Enter
別のビューに切り替える (1 日、1 週間、1 カ月、1 年)。破線の付いたビュー
にフォーカスがある場合、エラーメッセージが表示されます (Internet
Explorer のみ)。警告を画面から消去すると、選択したビューが表示されま
す。
F5
ビューを更新する (Internet Explorer のみ。Mozilla ではショートカットは使用
不可)
F1
ヘルプを表示する (Internet Explorer のみ。Mozilla ではショートカットは使用
不可)
---------------------
メールにファイルを添付する
メールの作成時や返信時に、ファイルを添付できます。
1. [添付ファイルの追加] 領域が表示されるまで、下方向にスクロール表示します。
2. フォルダのアイコンをクリックします。
3. メールに添付したいファイルを選択して、[開く] をクリックします。
ヒント 添付ファイルを削除するには、削除のアイコンをクリックします。
---------------------
メールのアーカイブ
文書をアーカイブすると、メールファイルのサイズ管理と文書の検索が容易になります。また、アーカイブすること
により容量を削減でき、メール環境のパフォーマンスが向上します。アーカイブできるのは、メール、ノートブック
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ページ、およびタスク文書です。アーカイブ機能は、大規模なメールデータベースに特に有用です。メールを送信
すると、Domino Web Access は自動的にそのコピーを [送信] ビューに保存するため、メールデータベースのサイ
ズは増加します。作成したフォルダにメールを整理して保存することはできますが、メールデータベースのサイズ
は削減されません。
管理者により、メールのアーカイブに関するポリシーが設定されている場合があります。個人的にメールをアーカ
イブできる場合は、アーカイブのプリファレンスでその方法と保存先を指定します。
アーカイブを設定する前に、以下の点を選択する必要があります。アーカイブ方法、アーカイブ先、およびアーカ
イブ対象です。
アーカイブ方法
文書のアーカイブには 2 つの方法があります。1 つ目は文書をアーカイブデータベースに移動し、メールファイル
から削除する方法です。2 つ目の方法としてメールファイルから単に削除するだけで文書をアーカイブすることも
できます。
アーカイブ先
ご使用のホームサーバーまたはローカルのワークステーションにアーカイブできます (ローカルアーカイブは
Internet Explorer でのみ使用可能)。ホームサーバーへのアーカイブは、アーカイブのプリファレンス設定時に定
義した一連のアーカイブ基準に基づいて自動的に行われます。ワークステーションにアーカイブする場合は、
アーカイブする文書を選択し、手動でアーカイブします。基準を定義する必要はありません。
アーカイブ対象
アーカイブ対象の選択方法は、アーカイブ先により異なります。ローカルのワークステーションにアーカイブする
場合は単純です。アーカイブする文書を選択し、手動でアーカイブします。このタイプのアーカイブに特定の基準
はありません。ローカルアーカイブは Linux Mozilla ではサポートされていません。
ホームサーバーにアーカイブする場合は、そのタイミングを決定する基準を定義する必要があります。たとえばデ
フォルトでは、365 日間編集されなかったすべての文書がアーカイブされます。このタイプのアーカイブでは、基
準を満たした文書が自動的にメールデータベースからアーカイブデータベースに移動されます。
アーカイブデータベース
アーカイブデータベースは、不要になった情報を保存するために作成するメールデータベースのコピーです。メー
ルデータベースと同じ構造で、同じフォルダおよびビューがあります。Domino Web Access は、デフォルトで
archive\a_username.nsf というアーカイブディレクトリとファイルを作成します (9 文字以上の名前の場合は最初の
8 文字が使用される)。このファイルは、指定したアーカイブ先に応じて、ワークステーションまたはホームサー
バーに作成されます。
ヒント Domino Web Access メールテンプレートに切り替える前にすでに Notes アーカイブがあった場合、
Domino Web Access インターフェースで開くことができるよう、アーカイブファイルのテンプレートを iNotes6.ntf に
変更する必要があります。この操作は Notes Client で実行してください。データベースの構造の変更に関する詳
細は、Notes 6 のヘルプを参照してください。
アーカイブログデータベース
オプションでアーカイブ状況のログを作成することができます。ログを作成する場合、Domino Web Access は、
archive\l_username.nsf というログディレクトリとファイルをホームサーバーに作成します (9 文字以上の名前の場
合は最初の 8 文字が使用される)。アーカイブログデータベースは、Notes Client を使用して開きます。
メールアーカイブの作成および管理に関する詳細は、以下の各トピックを参照してください。
メールアーカイブを設定および作成する
z
ローカルメールアーカイブを暗号化する
z
メールアーカイブを管理する
z
---------------------
メールアーカイブを設定および作成する
アーカイブの設定はアーカイブのプリファレンスで行います。すると、メールアーカイブデータベースが、メールを
最初にアーカイブする際に作成されます。空のアーカイブを作成することはできません。
ローカルアーカイブを設定する
ローカルでアーカイブを実行する場合は、自ら手動でメールをアーカイブする必要があります。アーカイブ対象と
なる文書の基準は定義しません。アーカイブするかどうかは、メールを管理しながら都度決定します。ローカルで
アーカイブを実行する場合は、Domino Sync Manager を使用して、オフラインでも、オンラインの場合と同様に文
書をアーカイブできます。初めてアーカイブするときに、Domino Sync Manager ソフトウェアをダウンロードするよ
うに促されます。[はい] をクリックして、インストールします。Domino Sync Manager ソフトウェアにより、オフライン
作業中にもメッセージをアーカイブできます。ローカルでアーカイブを実行する場合はアーカイブ状況のログを
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ローカルに作成できます。ただし、これを開くには Notes Client を使用する必要があります。ローカルアーカイブ
は Internet Explorer でしかサポートされていません。
1. [プリファレンス] をクリックして [詳細] セクションを開き、[アーカイブ] をクリックします。
2. [アーカイブデータベースの場所] で [ローカル・ワークステーション] をチェックします。
3. [アーカイブの使い方] で次のいずれかを選択します。
z
[アーカイブ先] -- アーカイブデータベースが作成されます。アーカイブする文書はこのデータベースに
移動されます。アーカイブデータベースの名前はオプションで変更できます。
z
[条件に一致するすべての文書をアーカイブせずに削除する] -- アーカイブする文書をコピーを保存せ
ずに削除します。
4. (省略可能) アーカイブ状況のローカルログを作成する場合は、[次のデータベースにアーカイブログを記録す
る] をチェックします。
5. (省略可能) 親メールが削除され、返答のみが残るのを避けるには、[返答のある文書を削除しない] をチェッ
クします。
6. (省略可能) メールアーカイブデータベースを暗号化します。
サーバーへのアーカイブを設定する
ホームサーバーへアーカイブする場合、アーカイブは自動的に実行されますが、対象となる文書を指定する必要
があります。ホームサーバーにアーカイブする場合、Domino 管理者はメールサーバーのアーカイブ機能を有効
にする必要があります。
1. [プリファレンス] をクリックして [詳細] セクションを開き、[アーカイブ] をクリックします。
2. [アーカイブデータベースの場所] で [ホームサーバー] をチェックします。
3. [アーカイブする文書] で 1 つ選択し、アーカイブまでの日数を入力します。アーカイブを実行するには、次の
いずれかのオプションを選択する必要があります。
[読まれていない、またはアクセスされていない文書をすべてアーカイブ] (デフォルトでは表示されませ
ん。ご使用のメールデータベースで「LastAccessed プロパティを保持」が設定されている場合のみ表示
されます。)
z
[変更、更新されていない文書をすべてアーカイブ] (デフォルト)
4. [アーカイブの使い方] で、アーカイブデータベースを作成するか、コピーを保存せずに文書を削除するか選択
します。
z
以下のいずれかを選択します。
z
[アーカイブ先] -- アーカイブデータベースが作成されます。アーカイブする文書はこのデータベースに
移動されます。アーカイブデータベースの名前はオプションで変更できます。
z
[条件に一致するすべての文書をアーカイブせずに削除する] -- アーカイブする文書をコピーを保存せ
ずに削除します。注意: この方法で削除された文書は復元できません。
5. (省略可能) アーカイブ状況のログを作成する場合は、[次のデータベースにアーカイブログを記録する] を
チェックします。
6. (省略可能) 親メールが削除され、返答のみが残るのを避けるには、[返答のある文書を削除しない] (デフォ
ルト) をチェックします。
Associated SPRs :
DGAY623J8F
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04 マニュアルの変更
軽量の UI が使用可能
6.5.4 の新機能として、デフォルトユーザーインターフェースとポータルユーザーインターフェースの両方で、軽量
のスキンが使用可能になりました。外観の違いは主として見かけ上のものです。総じて、タブとボタンの端の丸み
や、名前やタイトルを囲むテキスト強調表示が角張っています。背景色はグラデーションでなく一色です。左パネ
ルにはスクロールバーが追加されており、矢印をクリックするかわりにスクロールでナビゲートするようになってい
ます。機能面で欠けているのは、左側のナビゲーションパネルを縮小できないことだけです。
すべての Domino Web Access ユーザーに対して軽量の UI を有効にする
すべての Domino Web Access ユーザーに対して新しい軽量のスキンを有効にするには、Domino Web Access
サーバーの NOTES.INI ファイルに変数 iNotes_WA_UI=inotes_lite を追加します。Domino Web Access ユーザー
全員がポータル UI を使用している場合に、新しい軽量の単純スキンを使用させるには、Domino Web Access
サーバーの NOTES.INI ファイルに変数 iNotes_WA_UI=portal_lite を追加します。
Domino Redirect ユーザーに対して軽量の UI を有効にする
Domino Web Access Redirect を使用してメールにアクセスするユーザーの場合は、Domino Web Access
Redirect テンプレート (IWAREDIR.NTF) を変更し、Domino Web Access Redirect ページの個人オプションとして
新しいスキンを使用可能にできます。(個人オプションは Domino Web Access Redirect で有効にしなければなら
ないことに注意してください。)Domino Web Access Redirect 用に軽量のスキンを有効にするには、以下のように
します。
1. Domino Designer で IWAREDIR.NTF ファイルを開きます。
2. WMRProfile フォームを開きます。
3. WMRProfileURL フィールドのプロパティを開きます。このフィールドは編集可能なコンボボックスです。
4. [制御] タブで、選択項目のリストに LiteUI | ?OpenDatabase&ui=iNotes_Lite を追加します。
5. フォームを保存して、Domino Designer を閉じます。
6. 変更を加えた IWAREDIR.NTF テンプレートに合わせて、Domino Web Access Redirect データベースの
設計を更新します。
同様に、各ポータルに対して軽量のスキンを有効にするには、上記の説明のステップに従い、各オプションの
&ui=portal を &ui=portal_lite に変更します。
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04 マニュアルの変更
訂正: iNotes_WA_PortalLogout のトピック
Notes.INI に関する付録のこの設定についてのトピックを、以下のように訂正します。
構文: iNotes_WA_PortalLogout=値
説明: Domino Web Access が DWA ポートレットから実行される場合や &ui=portal を使用する URL を利用する
場合、ログアウトオプションを提供するには、これを 1に設定します。
0 - 上記の状況でログアウトオプションを非表示にします
1 - 上記の状況でログアウトオプションを表示します
適用対象: Domino Web Access が Domino Web Access ポートレットから実行される場合、または &ui=portal を
使用する URL を利用する場合
デフォルト: 0
対応する UI: なし
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04 マニュアルの変更
複数のアーカイブ条件が存在する場合のアーカイブ
ユーザーの個人アーカイブポリシーが複数存在する場合や、管理者がそのユーザーにアーカイブポリシーを割り
当てた場合には、ユーザーが [アーカイブ] ボタンをクリックしたや、選択した文書に対してアーカイブ操作を実行
しようとしたとき、または開いたメッセージからアーカイブ操作を実行しようとしたときにダイアログが開きます。
ユーザーは、自分の個人アーカイブポリシー、または管理者からアーカイブポリシーとして割り当てられたアーカ
イブ条件設定を表すアーカイブ名をリストから選択できます。ユーザーがアーカイブを 1 つ選択して [OK] をク
リックすると、アーカイブ操作が完了します。ユーザーが [キャンセル] をクリックした場合、ダイアログが消えてメ
インウィンドウに戻り、アーカイブ操作は実行されません。アーカイブ条件の名前が 1 つだけ存在する場合には、
ダイアログは表示されず、要求されたアーカイブ操作が完了します。
メモ: 割り当てられたアーカイブポリシーで [プライベートなアーカイブ設定を禁止] チェックボックスがオンになっ
ている場合にも、この機能が有効になります。
この機能を有効にするには、メールサーバー上の Notes.INI 変数 iNotes_WA_DisplayArchiveList=1 を設定しま
す。この変数が存在しないか、0 に設定されている場合には、アーカイブはデフォルトの動作をします。
アーカイブデータベースサーバーがリモートの場合 (ホームメールサーバー以外のサーバーの場合)、[メール] ボ
タンを非表示にするためにサーバーの Notes.INI 変数 iNotes_WA_HideArchiveMailButton=1 を設定することをお
勧めします。これは、メールとアーカイブの間で切り替えるとき、アーカイブにアクセスするたびにメールアーカイ
ブが新しいウィンドウで開くのを防ぐためです (障害番号 JGRP65ZQK5)。
Associated SPRs :
CGAA5WJMUU
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05 互換性と相互運用
カレンダーとスケジュールの互換性: R4 と Notes 6
R4 ユーザーと Notes 6 ユーザー間でのカレンダーとスケジュールの互換性に関する問題を説明します。
繰り返し行われる会議
R4 の議長/参加者が関係する場合の、繰り返し行われる会議のスケジュール変更の通知に関する一般的な
ルールは次のとおりです。
1. スケジュールの変更を処理する前に、カレンダーに会議招集を追加しなければなりません。この説明につい
ては、下記の第 3 項目を参照してください。
2. スケジュールの変更による各カレンダーエントリーの調整は絶対値 (デルタシフトモデルとも呼ばれます) で
はなく、オフセットで行われるため、スケジュールの変更は受信された順序で処理する必要があります 。この
順序で処理されないと、意図していない結果になることがあります。詳しくは、下記の第 3 項目を参照してく
ださい。
3. スケジュールの変更は、特定の繰り返しインスタンスから実行されます。そのため、スケジュールの変更を行
うには、このインスタンスをカレンダーに表示する必要があります。該当するインスタンスを決定するには、次
のことを確認します。
- スケジュールの変更の [StartDateTime] フィールドと [EndDateTime] フィールドが、繰り返しインスタンス
の [StartDateTime] フィールドと [EndDateTime] フィールドに一致していなければなりません。
- また、繰り返しインスタンスの [フォーム] フィールドには [予定] が入力されており、[CalendarDateTime]
フィールドと [StartDateTime] フィールドが一致していなければなりません。[フォーム] フィールドは、ワークフ
ローの通知と文書を区別します。[CalendarDateTime] フィールドがあると、文書は [カレンダー] ビューに表
示されます。
- スケジュールの変更は、繰り返しインスタンスの子文書、または繰り返し文書と同じ親を持つ子文書になり
ます (スケジュールの変更と繰り返しインスタンスは兄弟文書です)。
Domino 6 Server へのアップグレードの推奨
R4 メールテンプレートに基づくメールファイルのすべてのレプリカを Domino 6 Server 上に置くことを推奨します。
Notes 6 では、カレンダーとスケジュールの機能が多くの点で改善されました。R4 テンプレートベースのユーザー
を Domino 6 Server に移動することで、 ユーザーのクライアントとメールテンプレートが Notes 6 にアップグレー
ドされるまでの間、カレンダー機能が改善されます。
次の表は、Domino 6 Server で実行される R4 メールクライアントで使用できるいくつかの機能を示しています。
Notes 6.0 議長
繰り返し行われる会議の招集と
スケジュールの変更
参加者を繰り返し行われる会議
に追加 - すべて
参加者を繰り返し行われる会議
に追加 - 一部
4.6 Server での 4.6 参加者
使用不可能
使用不可能
使用不可能
6.0 Server での 4.6 参加者
メッセージが暗号化されていない
限り、使用可能です。
次の範囲で使用可能です。
「繰り返し行われる会議の情報」
というタイトルのセクションの招集
フォームで、「この会議は繰り返さ
れます」で始まる行に日付がない
場合。ただし、後続の行「会議日
付」は正しくなければなりません。
複数の部分招集が議長から送信
される場合、次の処理が行われ
ます。
- カレンダーに追加されていない
場合、日付が最初の招集にマー
ジされる。
- 繰り返し行われる会議の開始
を正確に保持しようとする。
- 後続の招集は常に確認の形式
に変更される。
「繰り返し行われる会議の情報」
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
繰り返し行われる会議への削除
と再追加
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使用不可能
更新情報の送信
使用不可能
6.0 参加者
繰り返し行われる会議の自動処
理
4.6 Server での 4.6 議長
使用不可能
Associated SPRs :
JKEN5DALY5; WCHI5CRUSD; XJIA4X27G4; JHOD4GEU2X; PANN5AVCM4; LTAG55HBVH
というタイトルのセクションの招集
フォームで、「この会議は繰り返さ
れます」で始まる行に日付がない
場合。ただし、後続の行「会議日
付」は正しくなければなりません。
「参加者を繰り返し行われる会議
に追加 - 一部」の場合と同様に
動作します。
カレンダに招集がすでに追加され
ている場合、再追加する前に会
議に関連するすべての文書を削
除しなければなりません。
更新の情報通知を確認に変更し
ます。
6.0 Server での 4.6 議長
招集のみをサポートします。
スケジュールの変更は処理され
ません。
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05 互換性と相互運用
Notes 6 Clients のローミングが原因で、以前のバージョンのサーバーがクラッシュする場合
がある
ID ファイルの形式に互換性がないため、Lotus Domino の以前のリリースのサーバーをホームサーバーとして使
用している、Notes 6 Client のローミングユーザーが、新規のクライアントコンピュータでローミングのユーザー機
能を使用すると、サーバーがクラッシュする場合があります。
管理者は、Client をアップグレードする前に、ローミングユーザーが使用するサーバーをアップグレードしてくださ
い。
Associated SPRs :
PTPS4UEPFJ
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05 互換性と相互運用
エントリの背景色として使用される [カレンダー] ビューの「予約済みの色」
Domino/Notes 6 以前では、カレンダーを表示するときに、[カレンダー] ビューの「予約済みの色」は無視されて
いましたが、Notes 6 では、エントリの背景色が「予約済みの色」に割り当てられて、エントリの表示に使用されま
す。
R5 で設計された [カレンダー] ビューに「予約済みの色」が設定されており、そのまま表示すると美観を損なう場
合にのみ、この変更は問題になります。たとえば、R5 では [カレンダー] ビューの「予約済みの色」が明るい紫色
に設定されても、実際にはこの色が表示されないため、あまり気にならなかったかもしれません。しかし、この同じ
ビューを Notes 6 Client で表示すると、カレンダーエントリは目障りな紫色でハイライト表示されます。
対策
この問題は、R5 の「予約済みの色」で適切な色を選択するだけで解決します。
Associated SPRs :
JFEN57PT55
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05 互換性と相互運用
Notes 6 でローカル DB を開くと R5 の未読マークがリセットされます
Notes と Domino 6 でローカルデータベースを開いた後、そのローカルデータベースを Notes または Domino 5
で開くと、未読マークがすべてリセットされます (すべての文書に未読のマークが付けられます)。これは、設計ど
おりの動作で、未読テーブルの記憶域の内部形式がアップグレードされた結果によるものです。アップグレードは
NSF ファイルの ODS バージョンに関係なく行われます。
Notes と Domino 6 によってローカルデータベースが開かれると、未読マーク記憶域が最新の形式に変換されま
す。しかし、後に同じデータベースが R5 Domino または Notes によって開かれると、この新しい形式が認識され
ないためデータベースが破棄され、未読マークがリセットされます。この問題は、ローカルデータベースを開いた
ときだけに発生します。
Notes 6 Client または Notes 5 Client が R5 Server でデータベースにアクセスする場合、内部形式は保持されま
すが、Domino 6 Server でアクセスする場合、内部形式がアップグレードされます。内部形式がアップグレードさ
れた場合でも、Domino 6 以降の Server が使用されている限り、どちらの Client バージョンでも未読マークの読
み込みと設定を行えます。 Server のバージョンが R5 にダウングレードされると、R5 Server は未読マーク記憶
域の形式を認識できず、未読マークがリセットされます。
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05 互換性と相互運用
ビューのソート: R4.6 から移行された大文字/小文字および濁点/半濁点
の区別
R4 では、2 つの文字列が同じであると見なされる場合、ビュー列のプロパティ [大文字/小文字を区別] と [濁点
/半濁点を区別] を使って区別していました。つまり、ほとんどの場合、大文字と小文字、濁点と半濁点を区別す
るソートが行われていませんでした。
R5 以降のバージョンの Notes (Notes 6 を含む) では、これらの 2 つのプロパティを設定すると、常に大文字と小
文字、濁点と半濁点がソートされます。これは、R4 と基本的に異なる点です。そのため、R5 以降のデータベース
に変換された R4 データベースは、デフォルト設定でこれらのプロパティは選択されていません。
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05 互換性と相互運用
ACL の [文書を複製またはコピー] オプションの更新
[アクセス制御リスト] ダイアログボックスの [文書を複製またはコピー] オプションを選択すると、データベースの
文書の複製またはコピーが可能になります。Lotus Notes 5 および 4.6 Client では、[文書を複製またはコピー]
オプションが無視されます。デフォルトでは、このオプションが選択されています。Lotus Notes 6 Client でこのオ
プションを選択解除して文書の複製またはコピーをできなくした場合、Lotus Notes 4.6、5.0.9、およびそれ以前の
Client では、データベースからの文書の複製およびコピーを続行できます。しかし、Lotus Notes 5.0.10 およびそ
れ以降の Client では、データベースからの文書の複製およびコピーを続行できなくなります。
Associated SPRs :
MARI64843X
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05 互換性と相互運用
[今日の予定] のホットスポットが R4.6 メールデータベースでときどき機能しない
Notes 6.5 の Welcome ページのワークプレースで R4.6 メールデータベースを使用するとき、ビューを起動する
ホットスポット ([メールを開く]、[カレンダーを開く]、または [すべてのタスク]) は正しいビューを開きません。これ
は、しばしば起こる問題ですが、ほとんどの場合は、[カレンダー] ビューや [タスク] ビューの代わりに、受信ボッ
クスが開かれます。これは、ソフトウェア上の制限です。
Associated SPRs :
RDER5Q8HQT
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05 互換性と相互運用
Domino HTTP サーバーが処理する WebSphere と Domino ユーザー名
多くの IBM 製品が WebSphere と Domino で相互運用されます。たとえば WebSphere でのシングル・サインオン
(SSO) をサポートする Domino HTTP サーバーなどです。設定によっては、ユーザー情報を持つ WebSphere ディ
レクトリが Domino ディレクトリにならず、勝手に LDAP ディレクトリになってしまうことがあります。 ユーザーは 2
つの世界 (Websphere と Domino) に 2 つの異なる名前で存在することがあります。
たとえば、WebSphere の世界でもともと「uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com」だったユーザーが、Domino の
世界では同じユーザーでも「John M Doe/MyCompany」というような Domino ユーザー名になることがあります。
Domino HTTP サーバーは、このような複数の属性を持つユーザーのいる環境での WebSphere と Domino への
SSO をサポートします。
ユーザーが最初に WebSphere へログインし、その後に Domino へアクセスしようとすると、ユーザー名は
WebSphere 形式で Domino に表示されます。SSO をサポートするために、Domino は WebSphere ユーザー名
(例 :uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com) を、Domino ディレクトリにリストされている同一のユーザー名 (例 :
John M Doe/MyCompany) に対応づけられます。Domino HTTP サーバーが管理するすべての Domino の操作
に対して、Domino ユーザー名が存在するようにユーザー名の対応づけが行われます。たとえば、ユーザーが
Domino データベースに文書を作成すると、ユーザーの WebSphere 名ではなく Domino 名がデータベースの
ACL (アクセス制御リスト) で比較され、アクセス権が決まります。
WebSphere ユーザー名を Domino ユーザー名と正しく対応させるために、以下の規則が適用されます。
1. Domino ディレクトリのユーザー文書で、[ユーザー名] フィールドに 2 番目の値として WebSphere ユーザー名
を設定しなければなりません。たとえば、Domino ユーザー「John M Doe/MyCompany」がユーザー文書の [ユー
ザー名] フィールドに WebSphere ユーザー名「uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com」を 2 番目にリストされてい
るようにします。
2. Domino がディレクトリアシスタントを使うように設定されているときは、
「uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com」のようなユーザー名を検索すると、ディレクトリの検索パスの様々なディ
レクトリから複数の検索結果が返ってくることがあります。複数の検索結果が起こったときは、管理者はディレクト
リの検索パスにある Domino と LDAP ディレクトリが同じユーザーのインターネットメールアドレス情報を持ってい
るようにしなければなりません。たとえば、Domino での検索が以下のような検索結果を返すとします。
-- John M Doe/MyCompany の Domino ディレクトリからのエントリ ([ユーザー名] フィールドの 2 番目の値
に「uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com」がある)
-- uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com の LDAP ディレクトリからのエントリ
uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com が Domino ユーザー名 (John M Doe/MyCompany) に対応づけられるよ
うにするには、両方の情報のインターネットメールアドレスが一致していなければなりません。それぞれの情報が
同じインターネットメールアドレス (例 : [email protected]) を持っていると、Domino はこれらの情報が同じ人
のものと認識し、正しく Domino ユーザー名「John M Doe/MyCompany」に対応づけられるようになります。
3. Domino サーバーの notes.ini に変数「NoAmbiguousWebNames」が設定されているときは、名前に適用する 2
つ以上のユーザー情報が見つかると対応づけは実行されません。
名前検索で WebSphere ユーザー名の LDAP エントリと、対応付けられる可能性のある 1 つ以上の Domino
ユーザー名 (上記 2 の例を参照) が見つかったとき状況でこの規則が適用されます。これらのユーザー情報の
識別名が同じでないので (例 : 一方が Domino ユーザー名、他方が WebSphere ユーザー名)、サーバー環境変
数の設定により対応付けは実行されません。
この規則は重複したユーザー情報が見つかったときには適用されません。たとえば、
「uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com」の検索で「John M Doe/MyCompany」([ユーザー名] フィールドの 2 番
目の値に「uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com」がある) に対する 2 つのユーザー情報が見つかったとしま
す。このときは、Domino ユーザー名への名前の対応づけが行われます。
メモ: WebSphere ユーザー名の Domino ユーザー名への対応づけに問題があるときは、管理者はサーバーのロ
グファイル (log.nsf) に詳細情報を出力できます。サーバーの notes.ini に以下の notes.ini 変数を追加します。
LOGLEVEL_NAME_MAPPING = 1
記録されるメッセージが膨大になる可能性があるので、通常の設定ではこの環境変数を有効にすることはおすす
めしません。対応づけの問題について情報を集めるときに有効にし、すぐに無効にすることをおすすめします。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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05 互換性と相互運用
チームルーム 4.1 をチームルーム (R5) へ移行してからチームルーム (R6) へ移行する必要
があります
チームルーム 4.1 テンプレートに基づいたチームルームデータベースを使用している場合、チームルーム (R6)
の設計へ移行する前に、 チームルーム (R5) へ移行してから、変換ユーティリティを実行する必要があります。
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05 互換性と相互運用
チームルーム (R5) からの移行時の チームルーム (R6) ユーザー別名サポート
チームルーム (R6) では、ユーザー別名の使用がサポートされます。ただし、チームルーム (R5) が
Notes/Domino 6 の設計に更新される際に、既存の文書でユーザー別名は自動生成されません (この情報が文
書の作成時に保存されないため)。そのため、文書でユーザー別名情報を表示するには、文書の作成者は既存
の文書を開いて再度保存する必要があります。設計更新後に作成されたすべての新規文書では、ユーザー別名
情報が自動的に表示されます (ユーザー別名情報が使用可能で適切に使用されている場合)。
Associated SPRs :
JSTH58XJRC
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05 互換性と相互運用
パーソナルステーショナリーメールがアーカイブ時に削除されない
R5 テンプレートで作成されたパーソナルステーショナリーメールは、Notes/Domino 6 ではアーカイブされます
が、削除されません。これは、文書内の $NOPURGE 値が原因です。
Associated SPRs :
PCOY5PVJ4L
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05 互換性と相互運用
SMIME で暗号化されたメールは、ビューレベルではすでに解読されて表示されます
データベースのオープンコールを探知するために、クライアントに Norton Lotus Notes Virus Protection が設定さ
れている場合、暗号化された SMIME メールは開封時に解読されて表示されます。
Associated SPRs :
MROE5AYQRP
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06 変更履歴
新機能と機能強化に関する履歴の概要
以前の Notes/Domino 6 リリースで導入された新しい機能と機能強化は「変更履歴」で参照できます。この章の
それぞれのリリース番号、たとえば「Notes/Domino 6.0 - 初期リリース」の章には、そのリリースでの新機能の導
入や変更をリストした履歴があります。ただし、このセクションではすべての機能は記述されていません。
現在のメンテナンスリリースに関するすべての新機能のリストについては、「新機能の紹介」という章の「新機能」
セクションを参照してください。
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06 変更履歴
IBM Lotus Notes/Domino 6 の新機能の概要
以下のリストは、IBM Lotus Notes/Domino 6 で利用できる新しい機能の概要です。詳しくは、Administrator、
Designer、および Notes Client のオンラインヘルプの「新機能」を参照してください。
Notes Client
ブックマーク
z
z
ブックマーク の [履歴] ビューを使用して、日付、サイト、またはタイトルごとに履歴を表示できます。
ブックマークバーおよびフォルダでは、オペレーティングシステム上のファイルのドラッグアンドドロップがサ
ポートされます。ブックマークは、これらの要素をブックマークバー、またはブックマークフォルダのいずれか
にドロップすると作成されます。
z
ブックマークのグリッドビューは、ワークスペースとほぼ同じ機能を備えており、既存のブックマークペインの
一部となるフォルダを含むように拡張されています。ブックマークグリッドの一部としてフォルダを表示し、フォ
ルダ間を移動できます。また、グリッドビューの異なるフォルダ間でアイテムを移動できます。
z
ブックマーク内の複数選択機能は、互いに隣り合っていないアイテムも選択できるように拡張されています。
この機能により、隣り合っていないアイテムを同時に選択し、すべてのアイテムに適切な操作を適用できま
す。さらに、 [データベースを開く] ダイアログボックスで複数のデータベースにブックマークを設定できます。
z
削除、ドラッグアンドドロップ、開くなどの管理操作に対し、複数のブックマークやブックマークフォルダを選択
できます。
z
[Ctrl] + [F] キーや [Ctrl] + [G] キーなどのアクセラレータキーに加えて、[編集] - [検索] および [編集] [次を検索] を使用してブックマークを検索できます。
z
アラビア語やヘブライ語の場合、ブックマークグリッドコントロールでは右から左に表示されます。
コンポーネント
z
文書内のある範囲のテキストを特定の言語に関連付けることができます。そのテキストのスペルチェックでは
適切な言語辞書(インストールされている場合)が使用されます。
z
スペルチェック時に言語辞書(インストールされている場合)を切り替えることができます。
スペルチェックでは、英語を使うユーザーは追加辞書を指定できます(現時点では、医学用語辞書のみ指定
できます)。
z
z
アクションバーアプレットでは、アクションアイテムの 2 番目の行が表示される代わりにプルダウンメニューが
サポートされます。ただし、Macintosh ではサポートされないことに注意してください。
z
ビューアプレットでは、必要に応じて水平スクロールバーが表示されます。
アウトラインアプレットでも水平スクロールがサポートされ、エントリ全体を表示できます。また、アウトラインア
プレットでは、水平揃えおよび垂直揃えの属性もサポートされます。
z
z
Internet Explorer および Netscape では、チームルームテンプレート (Windows プラットフォームのみ) を通じ
て、インストール可能な Domino アプレットをアクションボタンとして使用できます。
z
ユーザーは、IE コントロールをエディタアプレットの代わりに使用できます。このコントロールを使用するには
IE をインストールしておく必要があります。
z
Internet Explorer では、Notes は電子メールおよび連絡先一覧インターネットサービス用のデフォルトの代替
プログラムになりました。
エディタ
z
フィールドの設計に説明テキストが追加されました。このテキストにより、ユーザーはフィールドの選択内容と
入力内容を知ることができます。カーソルがフィールド内に置かれると説明テキストはなくなります。このテキ
ストは文書と一緒には保存されません。
z
設計者は、独自のスタイルシートを作成できます。このスタイルシートにより、文書のルックアンドフィールを
定義できます。文書の外観は、オリジナル文書ではなくスタイルシートを変更するだけで簡単に変更できま
す。
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z
セクションでは、Windows キャプションスタイル、グラデーション、および 2 種類のタブスタイルの合計 4 種類
の追加境界線スタイルがサポートされます。さらに、テキストコントロールの垂直方向の文字揃えを、コント
ロールの境界線ではなく外側のテキストに一致するように指定できます。
z
埋め込みエディタ (全機能エディタ) をフォームに追加できます。
フォーム上で文書を「このフォームを使う文書に署名する」に指定できます。
「チェックボックス」または「ラジオボタン」アイテムに行間隔を指定できます。
ボタン、チェックボックス、コンボボックス、リストボックス、ダイアログリスト、テキストと関連フィールド、埋め込
みアウトライン、日付ピッカー、スケジューラのサイズを個別のクライアントマシン上のフォントサイズに応じて
設定できます。
z
z
z
z
[OK]、[キャンセル]、および [ヘルプ] ボタンとして表示される独自のボタンを指定できます。このボタンはスク
リプト以外の適切な動作に対応します。
z
[アプレット] - [イベントとプロパティの編集] を選択することで、 ActiveX コントロールのプロパティとイベント
にアクセスし、それらを編集できます。プロパティとイベントが現在の値と一緒にプログラマ用のペインに表示
されます。
z
@dialog 関数では、[OK] および [キャンセル] ボタンをダイアログボックスの右または下に表示する新しいパ
ラメータを使用できます。
z
テキスト段落に境界線を選択できます。オプションとして、境界線のスタイル、効果、および太さがあります。
Notes では、時刻または日付フィールドに入力された内容に基づいて日時が「推測」され、時刻または日付が
正しい日時形式に変換されます。この機能はデフォルトで無効になっているため、有効にするには [ユー
ザープリファレンス] を使用します。
z
z
表の新しいオプションを使用すると、列を自動調整できます (列幅が内容のサイズに合わせて自動的に設定
されます)。
z
設計者は、「見出し付き表」と呼ばれるスタイルの表を指定できます。これにより、セクションや表の行を一度
に 1 つだけ表示できます。このとき各行を見分けるための見出しバーが表示されます。
z
表内で [Ctrl] + [↑] キーおよび [Ctrl] + [↓] キーを使用して、セルの内容またはセルの選択されたグルー
プを上下に移動できます。
z
フォームベースの表内で表をフィールドに貼り付けるときに、メッセージが表示されなくなりました。これによ
り、表が実際はフォーム内でレイアウトツールとして使用されたことがわからなくなるため、ユーザーの混乱を
招かずに済みます。
z
キーボードを使用して、表のタブヘッダーを選択できます。また、左と右の矢印キーを使用して表のタブ間を
移動できます。
z
タブ付きの表では、表の上下左右どの位置でもタブを配置できます。
タブ付きの表を作成するときに、最初のタブに適用する表の端からのオフセットを 0 から 100 までのピクセル
範囲で指定できます。また、タブサイズの等しいタブ付きの表も作成できます。
z
z
z
タブ付きの表のダイアログボックス内の各タブ付きページで、コンテキストヘルプを利用できます。
フォームの onHelp イベントが指定されていると、テンプレートのダイアログボックスに [ヘルプ] ボタンが表示
されます。
z
キーボードとメニューコントロールを使用して、リッチテキストフィールド内のリストアイテムを上下に移動でき
ます。
z
目の不自由なユーザー用に、スクリーンリーダーを通じて時刻ピッカーとタイムゾーンの各コントロールにア
クセス可能です。
z
スクリーンリーダーでは、表のタブにフォーカスを置くとそのタブの値を取得できます。
目の不自由なユーザー用に、テキストポップアップおよび HTML フィールドラベルが Microsoft Active
Accessibility (MSAA) スクリーンリーダーにレポートされます。
z
z
HTML タイトルフィールドが空白のままであると、エディタでは、そのフィールドの前のテキストが HTML タイト
ルとして使用されます。これは、スクリーンリーダーのユーザー補助機能の必要条件を満たす場合に役立ち
ます。
インターナショナル
z
IME を必要としないフィールドに入力しようとすると、IME は自動的にオフになります。たとえば、数値フィール
ドに日付を入力するときに IME は必要ありません。この機能は、Windows 32 Client でのみ利用できます。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
z
[名前の選択] ダイアログボックスを使用してデータを入力するときに、基本ユーザー名または別名のいずれ
かを選択できます。さらに、別名をメールデータベースのビューまたはフォルダや、会議室、リソース、または
予約の各データベース内のさまざまな領域に表示することもできます。
z
言語を右から左に表記する環境 (つまりアラビア語、ヘブライ語) では、[カレンダー] ビューは右から左への
表示となり、月曜は右上隅に表示され、金曜は左下隅に表示されます。また、他の第二カレンダーを [カレン
ダー] ビューに表示することもできます。さらに、日付ピッカーは右から左への表示環境でも動作するようにな
りました。
z
テンプレート設計者は、各フィールドにイスラム暦 (ヒジュラ暦) を選択できます。[Hijri] のオプションが設定さ
れていると、そのフィールド内の日付情報はイスラム暦 (ヒジュラ暦) で表示され、入力文字列もヒジュラ暦で
認識されます。
z
プレーンテキストファイルをエクスポートするときに、Unicode テキストまたは UTF-8 テキストを選択できま
す。
z
ユーロ通貨記号を含む新しく定義された文字セットが、Notes/Domino インターネットメッセージでサポートさ
れます。
z
Notes/Domino では、新しく改良されたアルゴリズムが照合と変換に使用されています。このソート機能は、
Unicode コンソーシアムで定義された標準に準拠しています。
メール、カレンダー、およびスケジュール
z
「削除」機能が大幅に強化されました。文書を選択して削除すると、その文書は開いているビューから削除さ
れ、[ごみ箱] フォルダの中にのみ表示されます。[ごみ箱] フォルダにより、一時的削除機能が実現します。
[ごみ箱] 内の文書は、システムから永久に削除され、回復不能とならない限り、削除を取り消すことができま
す。[ごみ箱] から削除された文書は永久に削除されます。
z
メールファイルでは、すべてのメールファイルフォルダ内で未読になっているアイテムの数を確認できます。
受信ボックスは、メールのポーリング後に自動的に更新されます。[F9] キーを押して更新する必要はなくなり
ました。この機能は必要に応じて無効に設定できます。
z
z
メールテンプレートを使用すると、メッセージの送信者が誰であるかによって [受信ボックス] および [すべて
の文書] ビュー内のメッセージの色をカスタマイズできます。メッセージの背景色、文字色、またはその両方
を変更できます。また、カレンダー内のさまざまなエントリの種類に対し独自の配色を適用することも可能で
す。
z
メールルールの [次のフォルダに送信してコピー] を使用すると、特定の条件を満たす新規メールとして受信
メールを自動的に転送できます。たとえば、特定の送信者からのメッセージや特定の件名を含むメッセージ
をチェックするルールを作成して、受信ボックスで確認する前に特定の電子メールアカウント、携帯電話、ま
たはポケベルへ自動的に転送できます。
z
すべての個人フォルダおよび共有フォルダに関する設計を、任意の旧バージョンから現在の Domino 6 に
アップグレードできます。
z
あいまいな名前ダイアログボックスがより使いやすくなりました。サイズ変更が可能になったほか、名前ごと
に複数の列が表示され、名前に関する追加情報を得るための [詳細] ボタンが追加されました。さらに、名前
リストの任意の列によりソートを実行できます。
z
制限されたグループにメールを送信するときには、読者リストが考慮されます。制限されたグループとは、[読
者] フィールドにより保護されているプライベートグループです。
z
[宛先の選択] ダイアログボックスがより使いやすくなりました。サイズ変更が可能になったほか、新しいレイ
アウトが設定され、キーボードインターフェースが改良されています。
z
アクセス制御リストに追加する名前を検索するときに、LDAP を使用できます。
[添付ファイルのプロパティ] オプションが変更され、[表示/起動/保存] が [表示/開く/保存] に変更されまし
た。新しく [編集] オプションと [削除] オプションも追加されています。[編集] を選択すると、添付ファイルに
変更を加え、ファイルの編集に使用したアプリケーションを閉じた後、または Notes 文書を保存した後に、そ
の変更を Notes 文書に戻して保持できます。[削除] を選択すると、文書から添付ファイルが削除されます。
z
z
オペレーティングシステムから文書内のリッチテキストフィールドにファイルをドラッグすることで、ファイルを
文書に添付できます。また、添付されたファイルを文書からオペレーティングシステムのフォルダにドラッグし
て入れることで、添付されたファイルを保存できます。
z
カレンダーエントリのフォームが設計し直され、統合された空き時間コントロールが新しくフォームに含まれる
ようになりました。会議または予定を作成するときに、カレンダープロフィールに対する空き時間のチェックを
上書きできます。
z
埋め込みスケジューラコントロールに対し、予約済み時間の表示に使用するタイムゾーンを提供する方法が
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備えられました。
z
z
[アラーム] ダイアログボックスに会議の場所が表示されます。
会議室と会議室予約のフォームおよび要求が改訂され、表示される情報が多くなると同時に、要求者への
フィードバックも増えました。さらに、所有者のリストを含めることで、会議室やリソースを複数のユーザーによ
り管理できます。また、会議室およびリソースのデータベース内で作成した単一エントリを編集して、予約に
関連する会議室/リソースまたは日時を変更できます。
z
カレンダーの代理機能の拡張の一部として、あるユーザーがメールファイルで会議招集を受け取ったときに、
別のユーザーを通知先として指定できます。
z
自動処理機能を使用するユーザーは、時刻が重複している会議招集に出席するか欠席するかを決定できま
す。重複のない繰り返し会議は自動処理されます。
z
会議、予定、および確認カレンダーエントリに、開始と終了のタイムゾーンを指定するためのタイムゾーン
フィールドが含まれるようになりました。開始時刻と終了時刻について異なるタイムゾーンを指定することもで
きます。この機能は、特にフライトのスケジュールを設定するときに役立ちます。
z
[グループスケジュール] で、グループメンバーのスケジュールに記載されている予定ごとに開始時刻と終了
時刻、説明、議長、および参加者を確認できます。
z
追加アクションの追加により、会議の議長は、(ステータスにかかわらず) すべての招集者にメールを送信す
る、(招集に返信した) 会議参加者にメールを送信する、または返信しなかった参加者にメールを送信すると
いう処理を実行できます。
z
[カレンダー] の [印刷] コマンドを使用して、印刷、編集、および他のユーザーへの送信が可能なカレンダー
エントリを含む文書を生成できます。また、編集および他のユーザーへの送信が可能な、グループからのエ
ントリのカレンダーを含む文書も生成できます。
z
さまざまな種類のカレンダーエントリは、互いに区別できるように色分けされています。
QuickNotes セクションでは、カレンダーに追加するクイックアラームを作成できます。
[カレンダー] ビュー内のスクロールバーを使用して、別の日付に移動できます。
[タスク] ビューが機能強化され、既存のタスクエントリのインプレース編集がサポートされました。
会議招集の [カレンダー確認] アクションが機能強化され、ダイアログボックスでカレンダーを開けるようにな
りました。このダイアログボックスには、提案された会議の日付が表示されます。
z
z
z
z
z
カレンダーエントリを iCalendar 形式でクリップボードにコピーしたり、iCalendar エントリをクリップボードから
Notes に貼り付けたりする処理がサポートされます。
z
メールで受信した iCalendar メッセージは Notes C&S メッセージに変換されます。
メールとカレンダーのユーザーインターフェースが更新され、使いやすさが向上しました。
メールテンプレートが修正され、Domino 6 よりも前のリリースの Lotes Notes/Domino から C&S エントリを表
示するときにエラーが発生しなくなりました。
z
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z
IMAP クライアントメールファイルの受信ボックスフォルダの名前を別名に変更できます。これにより、ユー
ザーの受信ボックスフォルダを国際語化できます。
z
[添付ファイルなしで返信] を選択すると、添付ファイル、画像、レイアウト領域、またはイメージを削除できま
す。
z
メールユーザーは、「インターネットスタイル」のメッセージを返信できます。これにより、すべての返信履歴に
は左端に「>」マークが付けられます (左端のマークとして別の文字を選択することもできます)。また、イン
ターネットスタイルの返信では、画像、添付ファイル、および OLE オブジェクトは取り除かれます。[返信] [履歴付きインターネットスタイルで返信] を選択すると、この機能を使用できます。
z
[ユーザープリファレンス] で、インターネットスタイルの引用設定に使用する文字と行の長さを選択できます。
この文字と行の長さの設定は、インターネットスタイルの返信が有効になっているときに、省略されたセクショ
ンが適用される代わりに、メッセージ履歴に適用されます。また、文字と行の長さの設定は、文書内の選択し
たテキストに対し [編集] - [選択を引用] を選択したときにも適用されます。
z
カレンダーおよびスケジュールのビューの見栄えがよくなり、より使いやすくなりました。インターフェースが全
体的に改良され、タスクとイベントがカレンダー上部に表示されるとともに、エッジをドラッグすることで会議室
エントリの長さを変更できます。
z
[勤務日] ビューでは、日数 (7 日まで) と表示する日を選択できます。
[タイムスロット] ビューで会議のサイズをドラッグして変更することにより、 [カレンダー] ビューの会議の長さ
を変更できます。
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Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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カレンダーコントロールに、月と年を選択するためのポップアップリストが付けられました。
[カレンダー] ビューでは、追加タイムゾーンを表示できます。
新しい @CheckCalendar コマンドにより、指定された日付の 1 日間ビューをダイアログボックスに表示できま
す。
z
月次カレンダーを印刷するときに、常にその月の最初の週から始めるのではなく、指定した週から始めること
ができます。次の月の週も、そのページに収まる範囲で印刷可能です。また、1 週間のエントリが多ければそ
れに合わせてページのスペースを増やすように月次カレンダーを印刷できます。さらに、複数のタイムゾーン
がある [カレンダー] ビューも印刷できます。これらの変更では、カレンダーを印刷するときにスペースが効率
良く使用されるように設計されています。
z
Notes Client の印刷では、埋め込みスケジューラとアウトラインコントロールの印刷がサポートされます。
Designer のプログラミングペイン統合開発環境が強化されたことにより、設計者は、「空き時間」埋め込み要
素をフォームまたはページに追加し、表示する情報を制御できます。
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vCard 添付ファイルを開き、内容を Domino ディレクトリのユーザー文書に追加できます。また、この機能を
使用して、vCard または iCal メッセージの URL をファイルシステムにドラッグできます。
z
NotesUIScheduler と呼ばれる新しい LotusScript クラスが追加されました。このクラスは、予定スケジューラ
と呼ばれる新しい埋め込み要素と連携します。これにより、テンプレート開発者は、使いやすい予定ワークフ
ローを作成するのに必要なツールを利用できます。
z
受信ボックスにメッセージを読み込むときに、[宛先] フィールドまたは [CC] フィールドの名前を右クリックし
て、[このユーザ宛のメールを作成]、[会議に招集する]、[ユーザーの詳細表示] のいずれかを選択できま
す。この機能は、名前のリストでも使用できます。たとえば、複数の名前を選択し、[会議に招集する] を使用
して招集を行うことができます。
z
新しいメールを作成するときに、フォーム自体の右側にある送信オプションを選択できます。送信オプション
を表示するには、アクションバーの一番右側にあるボタンを使用します。
モバイル
z
iNotes Web Access を使用すると、Notes のメールのほか、カレンダーおよびスケジュール機能にブラウザで
アクセスできます。iNotes Web Access ユーザーは、メールの送受信、カレンダーの表示、会議への招集、タ
スクリストの作成、ノートブックの管理、およびオフライン作業を行うことが可能です。ただし、メールファイル
以外の Notes データベースにはアクセスできません。
iNotes Web Access をセットアップすると、標準の Notes Client と Web ブラウザの両方を使用してメールファ
イルにアクセスできます。Notes Client と iNotes Web Access は両方とも基礎となる同じユーザーメールファ
イル上で動作するため、ユーザーがメールを読むのにどのクライアントを使用するかにかかわらず、既読お
よび未読のマークは常に最新状態に保たれます。また、個人アドレス帳の情報と iNotes Web Access の連
絡先リストの情報を同期することもできます。
z
Macintosh オペレーティングシステムのキーチェーンに Notes パスワードを格納できます。キーチェーンは
Macintosh オペレーティングシステムの新しい機能であり、パスワードと証明書を含むすべてのセキュリティ
情報を 1 つの場所に格納できます。
パフォーマンス
z
パフォーマンスを向上するために、アラーム、購読、および Web ナビゲータタスクは、バックグラウンドタスク
として実行されます。
z
新規メールのポーリングは、バックグラウンドタスクとして実行されます。
ファイルの保存は、バックグラウンドタスクとして実行されます。また、ユーザーに状況を知らせるために、保
存や添付の進行状況が表示されます。
z
z
マルチタスク機能を強化し、システムパフォーマンスを向上するために、データベースのアーカイブ処理は
バックグラウンドタスクとして実行されます。
z
設計の更新と置換はバックグラウンドで実行されるため、更新または置換の間に他のタスクを実行できま
す。
z
ユーザープリファレンスの [印刷をバックグラウンドタスクで実行する] を選択することで、バックグラウンド印
刷を有効にできます。
z
複製はバックグラウンドタスクとして実行されるため、複製の間に他のタスクを実行できます。
[アクション] メニューから起動したエージェントは、個別のスレッドで実行されるため、完全なバックグラウンド
z
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タスクとして実行されます。
z
パフォーマンスを向上するために、[キーワード] フィールドでは [キーワードの別名を許可] オプションがサ
ポートされます。このオプションがオフになっていると、キーワードの別名は有効になりません。
z
250 を超えるインストール済みレポートに Note Client からアクセスできます。ただし、1 つの文書内で使用で
きるフォントは 250 までという制限があります。
プラットフォーム
z
Notes Minder の Macintosh バージョンが利用できます。Notes Minder は、Notes が実行中でなくても、新規
メールのチェックとそのユーザーへの通知を行うアプリケーションです。
z
Verity フィルタがバージョン 6.55 に更新されました。
Notes Client と Designer 内でのドラッグアンドドロップ機能のサポートが強化されました。
ツールバーの右マウスオプションでは、個々のツールバーまたはすべてのツールバーのオンとオフを切り替
えることができるほか、設定ダイアログボックスにアクセスすることもできます。各ツールバーは、Client UI の
任意の辺に個別に配置できます。
z
z
印刷
z
設計者は、[印刷] ダイアログボックスにフォームを組み込むよう指定し、フォーム内の変数のセットを定義す
ることにより、独自のフォーム印刷を指定できます。これにより、ラベルや単純なリストを印刷できます。
z
連絡先情報の印刷では、異なる印刷リスト (形式) がサポートされます。これには、アドレスラベルや連絡先
リストが含まれます。
z
[印刷プリビュー] をビューに使用できます。
生産性
z
フィールド駆動型のタブ付きの表では、ユーザーにより現在のタブが変更されると、その表に関連するフィー
ルドの値が更新されます。
z
[表] メニューでは、表全体のほか、行全体、列全体、およびすべてのセルを選択できます。
埋め込みコントロールでは、境界線がサポートされます。
ビュー、エディタ、またはアウトラインなどの埋め込みサブプログラムは、最初に非表示式、タブ付きの表の非
表示行、または省略されたセクションにより隠されていると、必要になるまで起動されません。
z
z
z
z
z
z
z
複数のビューおよび埋め込みエディタをフォーム上に配置できます。
フォームの背景では、垂直揃え、水平揃え、自動サイズ調整、および中央揃えという繰り返しイメージの追加
スタイルがサポートされます。
現在のウィンドウよりも広い文書では、自動的に水平スクロールバーが有効になります。
セクションでは、Windows キャプションスタイル、グラデーション、および 2 種類のタブスタイルの合計 4 種類
の追加境界線スタイルがサポートされます。
ビットマップのみや添付ファイルのみなどの、内容がより制限されたリッチテキストフィールドを作成できま
す。
複製
z
レプリケータページが使いやすくなりました。また、レプリケータページのインターフェースも更新され、カスタ
マイズしやすく、使いやすくなりました。
z
ブックマークからデータベースを [レプリケータ] アイコンまたは [レプリケータ] タブにドラッグすると、その
データベースが、複製するデータベースのリストに追加されます。
z
ブックマークバーの [レプリケータ] アイコンにデータベースをドラッグすると、レプリケータページが自動的に
開きます。
z
レプリケータページでは、データベースを整理して省略可能なグループに入れることができます。
フォームごとに、重複をマージするか、または完全に無視するかを指定できます。
より正確な進行状況がレプリケータページに表示されます。ステータスバー内の新しい複製状況バーでも、
z
z
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複製のステータス更新を確認できます。
z
z
レプリケータページを、全画面ページまたは「スライドアウト」ブックマークページのいずれかに設定できます。
[複製の設定] ダイアログボックスに、さらに切り捨てオプションが追加されました。これにより、文書および添
付ファイルの切り捨てサイズを選択できます。また、いくつかのデータベース用に新しい詳細フォームが用意
されたことで、データベースに関連する情報に基づいて複製条件を選択できます。
セキュリティ
z
Notes 6 では、新しい [ユーザーセキュリティ] ダイアログボックスが追加されました。使いやすいインター
フェースには、セキュリティの最も重要な内容がまとめられています。新しい [セキュリティ] サブメニュー上の
[ユーザーセキュリティ] ダイアログボックスを使用するには、[ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリ
ティ] を選択します。
z
Notes 6 からは、スマートカードを使用して Notes にログインできます。スマートカードを使用するには、ユー
ザーの ID ファイルを有効にします。スマートカードには、ID ファイルのロックを解除するパスワードが格納さ
れています。この機能の利点は、認証が 2 重になっていることです。つまり、スマートカードを使用する必要
があるという点と、PIN でカードのロックを解除する必要があるという点です。スマートカードを使用したログイ
ンの有効および無効の設定は、[ユーザーセキュリティ] ダイアログボックスで行います。
テンプレート
z
Client と Designer の両方で、Welcome ページが再設計されました。新しい Welcome ページウィザードのガ
イドに従うことで、Welcome ページをカスタマイズできます。
z
デフォルトの Welcome ページは再設計され、個人ジャーナル、今日のワンポイント、今日のワンポイントのオ
ンとオフを切り替えるオプション、[新規作成] ボタンなどの新しい機能が採用されました。さらに、管理者は、
今日のワンポイントの一覧を修正できます。
z
13 種類のフレームセットスタイルが用意されています。ユーザーは、新しい Welcome ページウィザードで 1
から 6 までのフレームを選択できます。単一フレームのホームページを選択すると、異なるレイアウトで構成
されるギャラリーから選択できます。それぞれのレイアウトには、定義済みのコンテンツと、独自のカスタマイ
ズが可能な複数のセクションが含まれています。たとえば、ユーザーはさまざまなテーマおよび色から選択
できます。
z
Welcome ページでは、ユーザーがレイアウトに複数フレームを選択すると、フレームごとに「スイッチャー」が
提供されます。スイッチャーフレームは、デフォルトで閉じられます。スイッチャーは、フレームの内容を一時
的に直接左側に切り替えるホットスポットで構成され、ユーザーが Notes を終了するか、またはスイッチャー
の別のホットスポットをクリックすると終了します。スイッチャーを使用することで、Notes データベース、ファイ
ルシステム、または Web ページを選択できます。
z
管理者は、カスタマイズした Welcome ページ内の任意のフレーム内容をロックできます。フレームがロックさ
れると、個々のユーザーはロックされたフレームの内容を変更できなくなります。
z
プリビューペインが、Welcome ページの下に表示されます。[受信ボックス]、[購読]、[タスク] リスト、または各
Notes データベースの文書は、プリビューペインに表示できます。
z
[テンプレート] ダイアログボックスが、プラットフォームのダイアログボックスに似たルックアンドフィールを備
えるようになりました。
z
新しい起動パネル機能を使用すると、Web リンク、Notes データベースリンク、およびユーザーの Notes 以
外のアプリケーションにすばやく簡単にアクセスできます。
z
フレーム内に表示する Notes データベースを任意に選択できます。
フレームの内容として [受信ボックス]、[カレンダー]、または [タスク] を選択すると、オプションで対応するア
クションボタンをフレーム内に表示できます。これにより、ユーザーは自分のカレンダーアイテムまたはタスク
アイテムを直接 Welcome ページから管理できます。
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z
従来は、「不在通知」エージェントを設定し実行するには、管理者のアクセス権でメールデータベースにアクセ
スする必要がありました。新しいセキュリティモデルを使用すると、編集者のアクセス権のみで「不在通知」
エージェントを実行できます。
z
デフォルトの [購読] フォームでは、購読しているデータベース内のフィールドのリストが表示されるため、
フィールドの内容を指定できます。
z
ファイルシステムのドライブとパスを表示する新しいオプションが用意されました。[ファイルシステム] を選択
すると、ダイアログボックスが表示され、フレームに必要なドライブとパスを指定できます。現在の場所でブラ
ウザに [Notes と Internet Explorer] を選択していないと、ファイルシステムのウィンドウは別ウィンドウで表
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示されます。
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[タスク] エントリをカレンダービューに表示しないようにする新しいプリファレンスが追加されました。このプリ
ファレンスは、[カレンダー] ビューの [ツール] - [プリファレンス] で設定します。
z
[タスク] ビューでは、優先度別の表示が可能です。
チームルームは、[アナウンス] ビューで開くようになりました。[編集者] 以上のアクセス権のあるユーザーで
あれば、アナウンスを作成できます。
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チームリーダーは、[チームルーム設定] でカテゴリのリストをソートできます。
どのユーザーでも、チームルーム内のサブチームのグループカレンダーを作成できます。
Notes Client の、[チームルーム] ビューでプリビューモードを使用できます。
チーム全体または選択したサブチームのグループカレンダーを作成するのに使用する、 [チームルーム設
定] フォームの [チームメンバー] タブに新しいホットスポットが採用されました。
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チームルームでは、別名がサポートされます。すべてのチームメンバーのプロフィールには、該当ユーザー
の別名を格納する非表示フィールドと、チームメンバーの代替言語用の追加フィールドが含まれます。
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チームルームの [非アクティブ文書] では、非アクティブ文書に再度 [アクティブ] のマークを付けることができ
ます。
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[チームルーム設定] フォームに、[サブチームリストの管理] ボタンが新しく追加されました。このダイアログ
ボックスでは、チームメンバーの名前をサブチームに追加したり、サブチームから削除したりできます。
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チームルームのチームメンバーは、サブチーム名に基づいて個々の(週次)ステータスレポートを作成できま
す。また、チームメンバーは、[個人ステータスレポート] ビューですべての個人ステータスレポートを確認でき
ます。
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単一のフォームを使用して [チームルーム] データベースに選択レプリカを作成できます。
新しいチームルームにチームメンバー文書を作成すると、チームリーダーは [アクセス制御リスト更新] をク
リックして、各チームメンバーをアクセス制御リストに簡単に追加することができるほか、各チームメンバーに
対しアクセスレベルを選択できます。
z
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[メール] データベース、[ディスカッション] データベース、または Domino ディレクトリに選択レプリカを簡単に
作成できます。
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[mail.box] データベース、[クラスタ] データベース、[ログ] データベース、[スキーマ] データベース、および
[ディレクトリアシスタント] データベースには、すべて Web からアクセス可能です。
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MS Outlook ユーザーの場合、オンラインのメールデータベースのみでの作業を選択できます。iNotes
Access for MS Outlook ダウンロードページからこのオプションを選択することにより、ハードディスク上の領
域を節約し、インストール時間を短縮できます。
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MS Office テンプレート (doclbm5.ntf) には、新しい機能がいくつか追加されました。移行ツールを使用して中
央管理されている場所から、またはテンプレートメニューを使用して手動により (MS Office 文書を選択して
開く)、既存の MS Office 文書を「移行」できます。各 MS Office 文書は、Notes 文書に OLE オブジェクトとし
て埋め込まれます。特定のテンプレートに基づいて MS Word 文書を作成することもできます。
表示
z
[表示] メニューが変更され、使いやすくなりました。[開始文字] (入力補完検索ダイアログボックスを起動す
る) および [ビューのカスタマイズ] (列の表示と非表示を切り替える、アイテムの順序を変更する) などの新し
いオプションが追加されました。
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拡張された (「詳細」) 領域も含め、検索バーのすべてのアイテムでは、マウスを上に置くとポップアップヘル
プのテキストが表示されます。ユーザーインターフェースのセクション上でマウスを止めると、ポップアップヘ
ルプが表示されます。
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ビューではグリッド線がサポートされます。この機能により、特に [タスク] ビューが使いやすくなりますが、ど
のビューでも使用できます。
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ビューでは、ビューレベルで新しい文書を作成できます。たとえば、Mail6.ntf の $Todo ビューを使用すると、
新しい [タスク] をビューレベルで作成できます。この機能が有効にするには、ビューの設計で新しいプロパ
ティを設定します。
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ビューの線は、式に基づいてプログラムにより色分け可能です。
必要に応じて水平スクロールバーが自動的に表示されます。
設計者は、ユーザーが直接標準のビューに新しい文書を作成できるようなビューを作成できます。
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[ビューのプロパティ] ボックスの [スタイル] タブを使用して標準のビューおよび [カレンダー] ビューの周りの
余白 (上下左右) を指定できます。
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Designer のインフォボックスで [タイムスロット] オプションをオンにすると、タイムスロットがカレンダーに表示
されます。
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[カレンダービュー] インフォボックスのスタイルパネルでは、タイムスロット、月名、および日名のフォントと
色、および日付値を指定できます。
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カレンダースタイルまたはデータベーススタイルのビュー内の列エントリをクリックすると、データをインプレー
スで変更できる編集モードに入ることができます。このため、文書フォームをダブルクリックして開かなくても、
特定の種類の文書を編集できます。編集モードは、[F2] キーを押して利用することもできます。
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日付ピッカーでは、すべてのフレームではなく、特定のフレームで [カレンダー] ビューを駆動できます。
[カレンダー] ビューのエントリのサイズを変更すると、ポップアップにより現在の時間位置が動的に表示され
ます。
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式に基づいて列を非表示にできます。また、リソースリンクを使用して、ビューに採用されている固定リストに
含まれていない列のアイコンを指定できます
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ビューの列内に複数のアイコンを指定および表示できます。アイコンは更新され、使いやすくなりました。
ビューの列に対し通貨および日付/時刻形式を指定できます。
ビューの列の順序およびサイズを変更できます。変更は保存され、次回ユーザーがそのビューにアクセスし
たときに復元されます。
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機能の強化により、文書内の埋め込みビューと、フレームセットのフレームにあるリソースリンクビューのシン
プルな表示のプロパティを制御しやすくなりました (列見出しの表示/非表示、アクションバーなど)。さらに、
現在の文書の親と子 (複数可) を表示する新しい埋め込みビューオプションが用意されました。
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埋め込みビューは印刷可能です。
埋め込みビューのアクションバーや選択用の余白は、表示するかどうかを制御できます。
埋め込みビューの要素を下線付のテキストとして表示するように指定できます。これにより、その要素がク
リック可能なアイテムであることがすぐにわかります。
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埋め込み文書を含む文書を印刷できます。
ドラッグによりウィンドウのタブの順序を変更できます。
データベースの全文検索の結果に基づいて検索できます。
[ウィンドウ] メニューを表示するプリファレンスを設定できます。これにより、目の不自由なユーザーの使いや
すさが向上します。
ユーザーの ID がロックされているときに、Note Client ウィンドウを隠すよう指定できます。
データベースを終了すると、サイズ変更されたフレーム (フレームセットまたは複数ペインレイアウト) のサイ
ズが保存されます。
ログアウトウィンドウに使用するビットマップを指定できます。
選択用の余白の隣りに描画される線をなくすことができます。
ビュー内に未読行を表示するときに、[太字] を指定する設計者用のオプションが [表示] - [設計] に追加さ
れました。
Designer では、ビューの背景イメージの表示がサポートされます。
日付ピッカーコントロールの背景を指定できます。
コンテキスト依存のアクションボタンが追加されました。ビュー内の選択エントリが変更されるごとに、ビュー
アクションの非表示式が評価されます。これにより、ハイライト表示されている文書に適切なアクションのみを
ユーザーに表示できます。
新しい@コマンド ([RefreshFrame]; [targetframe]) を使用すると、Notes Client の特定のフレームを更新でき
ます。
Domino Designer
ブックマーク
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Domino Designer のブックマークペインに任意レベルのフォルダを作成できます。これにより、設計環境のカ
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スタマイズおよび整理を簡単に行えます。
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[データベースを開く] ダイアログボックスで複数のデータベースを選択し、一度に複数のブックマークを作成
できます。
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設計要素のリストを展開し、設計要素の種類のアイコンをクリックしてから、作業対象の設計要素をクリック
することで、ブックマークから設計要素を直接開くことができます。
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Designer のブックマークでは、データベースアイコンとフォルダアイコンをドラッグできます。フォルダを別の
フォルダに移動したり、データベースをブックマークバーに移動したりすることができるようになったため、設
計環境のカスタマイズおよび整理を簡単に行えます。
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データベースが親となるフォルダを作成し、そのフォルダに設計要素をドラッグアンドドロップすることで、デー
タベース内に任意の設計要素の集まりを作成できます。
設計要素
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カスタマイズされた [ツール] メニューを作成できるため、アプリケーション設計者は独自のカスタム式やサー
ドパーティー製ツールを含めることにより、Designer 環境を拡張できます。
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設計者は、ページまたはフォームに組み込み可能な任意の要素 (たとえば、テキスト、画像、リンクなど) を
格納できるレイヤーを使用して、重複した一連の内容をページまたはフォーム上の任意の場所に配置できま
す。
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イメージ、共有フィールド、サブフォーム、アプレット、埋め込みビューなどのリソースを、複数のデータベース
間で参照し共有できます。また、Notes Client ユーザーは、各自のイメージリソースにアクセスし、それを管
理することで、イメージの定義を中央リポジトリで一元管理できます。
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新しい境界線のスタイルでは、共有イメージを境界線として使用する、「ピクチャー」と呼ばれる新しいスタイ
ルを利用できます。ここでは、イメージはインスタント写真のようになります。
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エージェントの設計リストがソート可能になりました。
アクションを、ボタンではなくチェックボックスとして表示できます。関連するメニューアイテムも、チェックボック
スのオンの状態で表示されます。
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ネイティブスタイルのすべてのコントロールに対して 3D、シンプル、または境界線なしを指定できます。
カスタマイズ可能な三角アイコンにより、セクションの「省略」または「展開」を区別するための特定のビット
マップ (イメージと同様) を指定できます。
Designer のプログラムペインで、埋め込みアウトラインをプログラムできます。
XSL スタイルシートを 1 つ以上の設計要素の DXL 出力に適用することにより、データベース設計に関する
レポートを生成できます。
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マルチリンガルデータベースでは、異なる言語バージョンの共有フィールドを使用して、各言語用に Notes が
作成する共有アクションを操作できます。
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式を使用することにより、フレームおよびリンクホットスポットの名前付き要素に対し、設計要素の種類、デー
タベース、および名前を指定できます。
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アクセス制御リストで [編集者] アクセス権のあるユーザーは、エージェントを有効にできます。この操作は、
編集者によるアクティブ化が許可されるように (エージェントビルダーの 2 番目のタブで) エージェントが設定
されているときにのみ使用できることに注意してください。
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プログラムペインの [言語] ドロップダウンリストから [共通 JavaScript] を選択することにより、Notes と Web
の両方で同じ JavaScript を使用するように指定できます。
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Web 上でリッチテキストを編集するために HTML または Java アプレットを選択するときの新しいオプションと
して [OS に合う位置を使用] が追加されました。これにより、Win32 システム上で稼働する IE 5.0 以上のブラ
ウザで、IE ActiveX エディットコントロールが使用されます。
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ActiveX コントロールのプロパティは、プロパティシートを通じて編集できます。
[設計の一覧] 機能では、設計要素と関連する非表示式が表示されます。
共有アクションは、設計ペインの [リソース] - [その他] - [共有アクション] ではなく、[リソース] - [共有アク
ション] の下に表示されるようになりました。
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設計要素を Web または Notes Client から非表示にする場合と同じ方法を使用して、設計要素とその他のコ
ンポーネントが特にモバイルクライアントを対象とすることを指定したり、設計要素をモバイルクライアントに
対し非表示にするよう指定できます。
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テンプレートから継承される設計要素は、設計リストでビットマップによりマークされます。
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フィールド、関数、およびイベント
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@GetField(fieldName) は、テキストパラメータとしてフィールドの値を返します。@ThisName は現在のフィール
ドの名前を返します。@ThisValue は、現在のフィールドの値を返します。これらの新しい関数を使用して、移
植可能なコードを記述できます。
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機能の強化により、新しいタイムゾーンコントロール (会議、予定、および確認の各カレンダーエントリで使用
可能) を設定できます。
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リッチテキストとリッチテキストライトを除くすべてのフィールドタイプで使用可能な Input Enabled という新しい
フィールドプロパティが追加されました。このプロパティは、フィールドスタイルが [ネイティブ OSスタイル] に
設定されているときにのみ機能します。
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Field.OnChange イベント: Field オブジェクトに追加されました。
NotesUIDocument.PostSend イベント: 文書が送信 (メール) された後に発生します。
NotesUIDocument.QuerySend イベント: 文書が送信 (メール) される前に発生します。
NotesUIDocument.QueryRecalc イベント: 文書が再計算される前に発生します。
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プログラミング
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新バージョンの LotusScript (5.0) および JavaScript (1.4) が利用できます。また、新バージョンの Java
Virtual Machine (JVM 1.3.1) も利用できます。メモ: Macintosh の場合、オペレーティングシステムにインス
トールされているバージョンの JVM を使用しますが、これはオペレーティングシステムのバージョンによって
異なります。
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LotusScript/OLE インターフェースと Java インターフェースの両方に対し、多数の機能が追加されました。
COM インターフェースは更新されていません。CORBA インターフェースもいくつかの例外を除き更新されて
いません。
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z
プログラミングの変更の完全なリストについては、Domino Designer のオンラインヘルプの「新機能の紹介」
セクションを参照してください。
プログラミングとデータ管理
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NSF と非 NSF ファイルとを組み合わせた複雑なアプリケーションを構築、編成、および導入するために利用
できるプロジェクトモデルがサポートされます。
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Designer では、Notes アプリケーションから他の外部データソースへのリンクを定義するデータコネクションリ
ソース (DCR) がサポートされます。つまり、Notes/Oracle コネクタや Notes/DB2 コネクタなどがサポートさ
れます。これにより、Notes と Notes 以外のアプリケーションとの間でデータを交換する機能が向上しまし
た。
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フォームとページでは、HTML 以外のコンテント (MIME) タイプを指定できます。
フォーム設計では、フォームの HTML 形式を編集できます。これには、変更をネイティブオブジェクトまたは
HTML オブジェクトのいずれかで保存するオプションが用意されています。
z
z
HTML ビューで HTML を編集するときに、ビジュアルフィードバック用のプリビューウィンドウを使用できま
す。
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フォームおよびページのパススルー HTML を Notes Client に表示できます。リッチテキストフィールドのパス
スルー HTML は、未加工の HTML としてそのまま表示されます。
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JavaScript コードをスクリプトライブラリに格納し、さまざまなフォーム、ビュー、ページまたは共有要素内で
コードを再利用できるように共通の JavaScript 関数を定義できます。これにより、JavaScript コードの保守
管理が簡単になります。
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アプリケーションですべての LotusScript を再コンパイルするためのメカニズムが UI に採用されました。ま
た、サーバーベースの LotusScript エージェントをデバッグするためのツールも含まれます。
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LotusScript の Open ステートメントが拡張され、コードページを含むようになりました。これにより、スクリプト
作成者は、スクリプトが実行されている現在のプラットフォーム以外の異なるコードページでキャラクタセット
を処理可能です。
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LotusScript の編集で、オートコンプリートがサポートされます。
LotusScript の統合開発環境で、64K を超える大きさのコードセクションがサポートされます。
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Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
z
Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
任意の表示可能または編集可能なソースコードを、プログラムペインから印刷できます。
プロパティ
z
以前利用できた 2 つのカラーピッカーではなく 1 つのカラーピッカーを使用することにより、色の選択を標準
化しています。
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共通プロパティの一部を複数の選択済み設計要素に設定できます。
Domino Server
管理
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Lotus Domino 6 には、W32 Administrator Client に非常によく似た最新の Web Administration Client が含ま
れます。
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管理者は、カスタマイズした Welcome ページを Notes ユーザーに対し作成および導入できます。
ユーザー管理操作 (登録、名前変更など) では、ミドルネームのイニシャル情報の 2 文字制限がなくなりまし
た。ミドルネームを省略せずに使用できます。
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サーバーの Activity Logging 機能が強化され、Notes セッション、データベース、パススルー、およびスケ
ジュールされたエージェントのアクティビティに関する詳細情報のほか、POP3、SMTP、HTTP、IMAP、
NNTP、および LDAP のアクティビティに関する情報を取得できます。
z
Activity Trends 機能では、Domino 6 の Activity Logging 機能が活用され、サーバーの負荷分析および再
分散が自動化されます。この機能の UI は、別売の IBM Tivoli Analyzer for Lotus Domino 製品の一部であ
り、Administrator クライアントのサーバーモニタリングペインに統合されています。
z
Domino Administrator のログ分析ツールは、拡張サーバーの Activity Logging データを取得するように拡張
されました。
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ADSync では、Windows 2000 の Microsoft Active Directory 用に Notes User Manager Extension の機能が
拡張されました。ADSync により、Domino ディレクトリ内でのプロパティおよびパスワードの登録と同期、ユー
ザーおよびグループの名前変更と削除などの操作が、Active Directory 内で可能になります。この機能に
は、2 つのディレクトリ間でのコンテナおよびプロパティのマッピングと、ユーザー登録のためのポリシーの使
用が含まれます。
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アーカイブと文書保持の機能が強化され、Notes 管理者は、ポリシーベースの管理を通じてユーザーに対す
るすべてのアーカイブ設定を指定および管理できます。このほかにも、エンドユーザーが各自のデータベー
スにのみ適用される「個人的な」アーカイブ設定を行うことを許可または禁止できます。また、新しいアーカイ
ブ機能では、複数のアーカイブ条件およびアーカイブの保存先のセットを使用することもできます。さらに、
アーカイブログが Domino 6 のルックアンドフィールに対応するよう更新されています。
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Domino Administrator により実行される機能の一部が、バックグラウンドで実行されるようになりました。以
前のリリースでは、これらの機能の処理が完了するまで他の機能を実行できませんでした。
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Domino 6 ではデータベース管理機能が強化され、サーバークラスタを使用して一部のタスクを管理できるよ
うになりました。これには、データベースをクラスタにドラッグアンドドロップする機能、レプリカを使用するクラ
スタメンバーを指定する機能、および [ファイル] - [データベース] - [作成]、[データベースの複製] ダイアロ
グボックス、[データベースのコピー] ダイアログボックスを使用したときに、ユーザーが既知のクラスタをター
ゲットとして選択できるようにする機能が含まれます。
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管理者は、[システム管理プリファレンス] ダイアログボックスのユーザー登録 UI および登録プリファレンス
で、認証機関 (CA) の認定する証明者を選択できます。管理者は、最初にドメインサーバーで CA プロセスを
セットアップしてから、CA プロセス用の UI リストで認証者を選択する必要があります。この機能を使用する
と、登録前または登録時に物理的な認証者 ID および認証者パスワードを使用することなくユーザーを登録
できます。
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サーバーでは、テキストを含むすべてのメッセージを長期アーカイブ用に保存できる機能がサポートされま
す。
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サーバーのタスクスケジューリングを管理するユーザーインターフェースが改良され、メール配信、エージェ
ント、プログラム文書などのスケジュール済みタスクが含まれるようになりました。
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管理者は、グラフィカルインターフェースを介して、リアルタイム、履歴、傾向別に Domino Server の統計状
況をモニターできます。管理者は、統計のセットを指定し、サーバーを選択します。
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サーバーコンソールでは、テキストファイルによりログを記録できます。これにより、マシンに直接関係しない
ファイルにログを標準出力して、オフラインで確認できます。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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z
Domino 6 では、RegisterNewUser メソッドが更新されました。新しい RegisterNewUserWithPolicy メソッドを
使用することで、新しいユーザーを登録するための名前、パスワード、およびポリシー名を指定できます。
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管理者は、ポリシーおよび登録ポリシー設定文書を作成することで、ユーザー用に複数の異なるデフォルト
登録設定を作成できます。ユーザーを登録する前に、登録ポリシー設定を含むポリシーを用意することで、
デフォルトのユーザー登録値を設定できます。
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パフォーマンスモニタ内の Domino 統計の生成に関連するエラーメッセージを、Windows 2000 のイベント
ビューアに表示できます。
エージェント
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Domino 6 では、エージェントのセキュリティに関する新しいルールが追加されました。新しいセキュリティ機能
を制御するフィールドは、Domino ディレクトリのサーバー文書にあります。
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Domino 6 では、エージェントを有効にする 2 種類のモードがサポートされます。エージェントの実行と署名を
行うモード (R5 と同じ) と、署名を変更することなくエージェント実行するだけのモードです (このような有効化
のモードを「アクティブ化」とも呼びます)。エージェントのモードは、エージェントビルダーインフォボックスの 2
番目のタブにある [ユーザーの有効化を許可する] 設定により制御します。エージェントは、[ユーザーの有
効化を許可する] モードのときに、編集者レベルのユーザーにより有効化 (アクティブ化) されます。
ディレクトリ (一般)
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代替一元管理ディレクトリのセットアップを選択できます。このディレクトリは、企業ユーザー、グループ、メー
ル受信データベースレコードを保持し、中央に置かれる Domino ディレクトリと、Domino 設定情報を保持し、
個々のサーバーに置かれる小規模な設定ディレクトリの組み合わせで構成されます。
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Domino ディレクトリ、拡張ディレクトリカタログ、およびシステム管理要求データベースに実装される拡張
ACL を使用できます。これにより、データベース ACL を調整し、文書およびフィールドレベルで認証ユー
ザーのアクセス権を設定できます。
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ディレクトリで、LDAP と NAMELookup のいずれか、またはその両方を使用するかどうかを選択できます。
複数組織 Domino ディレクトリを使用することにより、サービスプロバイダでは、単一の Domino ディレクトリ
に複数組織のディレクトリ情報を格納できます。拡張 ACL を使用することで、複数組織 Domino ディレクトリ
のユーザーは、自分の組織の情報にのみアクセスします。
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ディレクトリアシスタントでは、クラスタフェイルオーバーを利用して、Domino ディレクトリの代替レプリカにフェ
イルオーバーできます。
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2 次ディレクトリ (Domino または サードパーティの LDAP ディレクトリ) 内のインターネットクライアントを認証
する機能が拡張され、IMAP、POP3、LDAP、および NNTP クライアントが含まれるようになりました。以前の
機能では、HTTP で接続しているクライアントでのみ利用可能でした。
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データベース認証に使用するグループを、1 次 Domino ディレクトリのほかに、1 つの 2 次 Domino ディレクト
リまたは 1 つの外部 LDAP ディレクトリに配置できます。以前には、1 次 Domino ディレクトリのほかに、外
部 LDAP ディレクトリにのみ配置できました。ただし、認証グループはこれらのディレクトリの両方に配置でき
ないことに注意してください。
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グループとユーザー用のカスタムフィルタ、およびタイムアウト値を定義できます。
ディレクトリ検索に関係する新しい統計として、Database.NAMELookupTotal、
Database.NAMELookupTotalLookupTime、Database.LDAP.NAMELookupTotal、
Database.LDAP.NAMELookupTotalLookupTime、および LDAP.Total LDAPSearchTime を使用できます。
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ディレクトリアシスタントに関係する新しい統計として、Database.DAReloadCount、
Database.DARefreshServerInfoCount、および Database.DAFailoverCount を使用できます。
ディレクトリ (LDAP)
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LDAP サービススキーマが強化されました。これには、LDAP RFCs 2252、2256、2798、2247、2739、2079、
および 1274 の完全なサポート、スキーマを保守管理および拡張するツールとなる新しい Domino LDAP ス
キーマデータベース (SCHEMA.NSF)、自動スキーマ保守プロセス、完全なオブジェクトクラス継承、スキーマ
ロードの高速化、LDAP 標準 RFC 2251 で定義される namingContext 操作属性のサポートなどが含まれま
す。
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Domino ディレクトリまたは拡張ディレクトリカタログで拡張 ACL を有効にすると、LDAP 検索および
NameLookup ではデータベース ACL と拡張 ACL を使用して、適切な結果を返します。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
z
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LDAP サービスでは、任意の識別名がサポートされます。
Notes.ini を使用する代わりに、ドメイン設定文書に一部の LDAP 設定を配置できます。これらの LDAP 構成
設定は、動的に設定または変更することが可能です。
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LDAP サービスでは、LDAP クライアントがベンダー情報属性を検索したときに、適切な結果を返すようにな
りました。
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LDAP サービスの Activity Logging 機能では、ディレクトリ内のオブジェクトを読み書きしているユーザーを簡
単に判別できます。
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LDAP 検索トランザクションを完了するまでの平均時間と検索トランザクションの際に使用される CPU 時間
が短縮されました。
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ディレクトリアシスタントで使用する組み込み検索フィルタは、メールアドレス検索、クライアント認証検索、お
よびグループ認証検索 (ACL でのグループ拡張) に対しカスタム LDAP フィルタを指定することにより上書き
できます。
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LDAP ディレクトリアシスタント文書の [ホスト名] フィールドに複数の値を記述できます。これにより、指定さ
れた最初のサーバーが利用できないときでも、ディレクトリアシスタントは別の LDAP サーバーにフェイル
オーバーできます。
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LDAP アドレスピッカーにより、他の LDAP サーバーへの参照が追跡されます。
ユーザーおよびグループのエントリを LDAP ディレクトリサーバーから Domino ディレクトリに直接移行できる
新しい移行ツールが採用されました。
z
Domino ホスティング環境
z
Lotus Domino 6 サーバーには、新しいホスティング機能が搭載されました。単一の Domino Server により複
数の組織を透過的に運用できます。さまざまな会社からのクライアントは、標準のインターネットプロトコルを
使用して、同じ論理サーバーから安全にデータにアクセスできます。Domino 6 でサポートされるインターネッ
トプロトコルは、HTTP、IIOP、IMAP、LDAP、POP3、SMTP、SSL、および DOLS アクセスです。
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Domino ホスティング環境では、サーバーの管理およびアプリケーションのサポートが簡単に行えます。管理
者は、1 台のサーバーのみを操作することで、そのサーバー上の各組織を、その組織固有のサーバーによ
り運用されているかのように機能させることができます。たとえば、各組織にはそれぞれ固有の HTTP アプリ
ケーションとファイルロケーションがあり、組織固有の認証制御があります。Domino ディレクトリテンプレート
と関連するサーバータスクでは、ホステッドオーガニゼーションごとに細分設定制御が行われるよう変更され
ました。
インターナショナル
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Domino Server で使用される文字列リソースは適切な言語に切り替えられます。言語の選択は、Web ブラウ
ザの受け入れる言語設定に基づくため、1 台の Domino Server で一度に複数の言語クライアントを処理でき
ます。
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Web アクセスユーザーは、各自のプリファレンスを設定し、その設定をセッションで維持できます。設定可能
なプリファレンスは、1) タイムゾーン、2) 日付/時刻形式、および 3) 数値形式です。情報は、Cookie を利用し
て Web ブラウザ上に格納されます。
メッセージング
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IMAP サーバーでは、NAMESPACE 拡張機能がサポートされます。これにより、IMAP クライアントでは、別の
ユーザーのメールファイルにあるフォルダを参照したり、共有データベース内のパブリックフォルダを参照した
りできます。
z
メールファイルの制限値処理が強化され、管理者はメールファイルの所有者に対するメッセージ処理および
通知を制御できます。
z
IMAP サーバーのアーキテクチャが変更され、パフォーマンス、スケーラビリティ、および堅牢性が向上しまし
た。
z
リアルタイムブラックホールリスト (RBL) がサポートされます。RBL は、サードパーティリレーを許可する
SMTP サーバーを追跡する際に使用するデータベースです。
z
システムレベルのメールルールでは、サーバー上で処理されるすべてのメッセージについて、メッセージ条件
と実行するアクションを指定できます。
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監視
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Domino コンソールから Domino Server 統計とともに、オペレーティングシステムのプラットフォーム統計を表
示できます。これにより、Domino Server の監視およびチューニングが簡単になりました。
z
Domino プラットフォーム統計では、CPU、メモリ、およびディスク入出力などのオペレーティングシステムレベ
ルの統計が表示されます。
1. Domino コンソールまたは管理パネルのリモートコンソールを通じて、Domino Server のシステムリソース
の消費量を調べることができます。
2. プラットフォーム統計を表示するには、Domino コンソールコマンドの show stat platform を実行します。
3. プラットホーム統計は、Windows NT、OS/400、Solaris、Windows 2000、および AIX 4.3.3 上に表示できま
す。
4. 個々のネットワーク名がプラットフォーム統計内に表示されます。すべてのネットワークアダプタ名がサ
ポートされます。
5. Domino Server 上の Domino プラットフォーム統計はデフォルトで有効になっています。
z
サーバーのヘルスモニター (SHM) では、Domino 名の検索統計が抽出され、検索時間が [Normal]、
[Significant]、[Critical] のいずれであるかが判別されます。
z
SHM では、Domino によりサポートされるすべてのサーバータイプの稼働状態の分析と、 Win32、AIX、およ
び Solaris 上に新規搭載されたDomino ネットワークプラットフォーム統計の分析がサポートされます。
z
この機能の UI は、別売の IBM Tivoli Analyzer for Lotus Domino 製品の一部であり、Administrator クライア
ントのサーバーモニタリングペインに統合されています。
ネットワーク
z
ネットワークプロトコルとしての Vines および Appletalk のサポートは、全プラットフォームからなくなりました。
また、SPX のサポートは UNIX プラットフォームからなくなりました。ただし、Domino 6 より前のリリースでイン
ストールされた、これらのプロトコルを使用するサーバーは、Domino 6 サーバーから管理できます。
z
iNotes Access for Microsoft Outlook を使用することで、MS Outlook ユーザーは、Notes ユーザーとのやり
取りを維持しながら、Domino バックエンドを使用するメールおよび C&S 機能をすべて利用できます。また、
このサービスは、Web ブラウザから (DOLS 技術を利用して) インストールすることができ、Notes Client をイ
ンストールせずに使用できます。
z
さまざまな場所に頻繁に移動するユーザーと、正確なローカル電話番号を使用してさまざまな場所から ISP
にダイヤルする必要のあるユーザーを支援するために、新しい電話帳データベースが導入されました。この
電話帳には、さまざまな場所の ISP の電話番号が、サイト管理者またはエンドユーザー別に記載されていま
す。サーバーに接続するときに、電話帳ダイアログボックスからこの電話帳にアクセスします。
z
有効化されているネットワークポートごとにネットワーク圧縮機能を利用できるようになり、Notes Client と
Domino Server との間、または 2 台の Domino Server の間のデータ転送を高速化できます。また、圧縮機
能を有効にすると、ネットワークトラフィックが低減されます。圧縮を実行するには、多くのメモリと CPU 能力
を必要とします。圧縮を有効にする前に、この点について考慮してください。
z
Domino 6 では、IPv6 プロトコルがサポートされます。
スレッドプール機能のサポート (Domino 5で NRPC プロトコル用のデータベースサーバーに導入されました)
は、Domino 6 で拡張されました。IMAP、POP3、SMTP、LDAP、ICM、および IIOP 用のインターネットサー
バーで使用できるようになり、接続ごとの CPU およびメモリの使用率を低減することでスケーラビリティが高
められています。スレッドプール機能のサポートにより、サーバーでは、1 ユーザー/接続に対し 1 スレッドを
使用する方式から、はるかに多くのユーザー/接続に対し小さなスレッドプールを使用する方式に切り替える
ことができます。
z
ポリシーベースの管理
z
Domino の管理者は、ポリシーを作成し、確立された階層を使用して、それらのポリシーをグループ、部門、
または組織全体に自動的に分配できます。ポリシーを使用すると、管理者は標準となる設定と構成を簡単に
確立および保守することができるほか、余分な管理タスクを自動化できます。
プログラミング
z
Notes の DateTime オブジェクトを、Java の Calendar オブジェクトから作成できます。
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z
新しい DIIOP タスクでは、セッションを作成する HTTP 要求がサポートされます。また、サービスプロバイダ
環境では DIIOP がサポートされます。
z
ACL アクティビティログがプログラムから利用できます。
バックエンドクラスに対するリッチテキストの機能が強化されました。これには、テーブルに色およびスタイル
を指定する機能、挿入を開始するか、または範囲の境界を設定する文字列を検索する機能、RichTextItem
内で文字列を他の文字列に置換する機能、RichText 編集フレームワーク内から埋め込みオブジェクトを取り
出し、アクセスする機能、RichTextRange オブジェクトの Navigator プロパティ (指定範囲内で制限されたナビ
ゲーションを実行する機能)、特定のテキストオフセットを基準に、または検索した文字列を基準に、
RichTextItem 内で挿入操作を開始する機能などが含まれます。
z
z
z
MIME および XML コンテントの入出力を実行する NotesStream クラスが追加されました。
LotusScript インターフェースと Java インターフェースの両方を使用し、バックエンドクラスを介してプログラ
ムから MIME にアクセスできます。
セキュリティ
z
HTTP パスワード管理により、管理者は、Domino ディレクトリで設定されたユーザーにパスワード制限を設
定できます。この制限には、インターネットパスワードに有効期間を設定する権限、インターネットパスワード
を再設定するための猶予期間、インターネットパスワードを即座に変更する要求条件、およびユーザーに対
するインターネットアクセスのロックアウト (解除にはパスワードが必要) が含まれます。また、管理者は、イン
ターネットパスワードのクオリティと長さを設定することもできます。
z
SSL セッションの再開では、SSL で認証を行う暗号化作業を最初の接続のときにだけ実行し、その後の接続
はすべて既存のキー情報を再利用することができます。
z
特定のインターネットプロトコルに対してサイト文書を作成すると、サーバーでは、サーバー文書からではな
く、そのサイト文書からプロトコルの SSL セキュリティ設定が取得されます。サイト文書セキュリティ設定に
は、証明書失効リスト (CRL) の使用を制御するための新しい設定が追加されています。これらの設定は、
サーバー文書には記載されません。セキュリティ設定は、認証チェーンの評価に使用する信頼ポリシーコー
ドに渡されます。
z
管理者は、ユーザーの Notes パスワードと、Domino ディレクトリ内のユーザー文書に格納されているイン
ターネットパスワードを同期できます。同期するためには、ユーザー文書に「同期を許可するフラグ」を設定し
ます。これにより、次回ユーザーがメールサーバーに認証を行うときに adminp 要求が作成されます。この要
求によって、Domino ディレクトリ内のインターネットパスワードが、Notes ID ファイルのロックを解除するパス
ワードに変更されます。
z
管理者は、証明書失効リスト (CRL) を新しい Domino 6 CA の一部として作成できます。CRL は、定期的な
スケジュールに従って発行し、Domino ディレクトリ内の CA の認証者文書に転送するよう設定できます。こ
れにより、信頼する前に証明書の失効状況を検証できます。
z
管理者は、必要に応じて管理 ECL をクライアントに動的にプッシュできます。これにより、セットアップ時にク
ライアントがディレクトリから切断されているために (管理 ECL ではなく) デフォルトの ECL を取得するという
問題を解決できると同時に、更新をタイミングよく配信できます。
WebDAV
z
Domino では、Domino データベース内のリソースのリモート編集用に WebDAV がサポートされます。
Web サーバー
z
Web サーバーの検索結果は、ソートオプションとして [現在のソート方法の維持] がオンになっていると、
ビューと同じ順序で表示されます。
z
検索結果テンプレートフォームでは、[作成者] アクセス権が必要でなくなりました。
追加フィールドが HTTP ログに追加されました (テキストファイルおよび domlog.nsf へのログでサポートされ
ます)。このフィールドには、要求によってアクセスされるファイルシステムのリソース (データベース、テキスト
ファイル、または cgi プログラム) への完全なパス名が記録されます。たとえば、要求が「
http://server/sales.nsf」であると、フィールドには「c:/lotus/domino/data/sales.nsf」と記録されます。
z
z
JavaScript ライブラリがサポートされたため、開発者が再利用可能なルーチンをコピーアンドペーストする必
要がなくなりました。アプリケーションを使用してデータベース内に一度だけ JavaScript ルーチンを格納すれ
ば済みます。
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06 変更履歴
アプレット (インストール可能アプレット)
インストール可能なアプレットがサポートされました。これは、Windows プラットフォームの Internet Explorer 4.0
以上および Netscape 4.5 から 4.7 専用です (Netscape 6.0 は現在サポートされていません)。インストール可能
アプレットでは、各 Domino アプレットのコピーがローカルファイルシステムにインストールされます。これにより、
ページロード時間が短縮され、Web トラフィックが減少するため、パフォーマンスが向上します。 Web ブラウザか
ら Domino アプレットに対し要求があるたびに、インストールされたアプレットが使用されます。より新しいバージョ
ンのアプレットがサーバーにあると、ブラウザではローカルに格納されているアプレットがその新しいアプレットで
更新されます。
メモ: Internet Explorer を実行している場合は、すべての Domino アプレットがインストールされますが、セキュリ
ティ上の制約から、Netscape の実行時にはビューアプレットと編集アプレットのみがインストールされます。
1. インストール可能アプレットを有効にするには、まず Notes 6 の [チームルーム] テンプレートでデータベースを
作成します。
2. Java アプレットおよびインストール可能アプレット機能をサポートするブラウザで、Web 上にこのデータベース
を表示します。
3. [アプレットのインストール] というラベルのアクションボタンをクリックし、[インストール] を選択します。ブラウザ
でアプレットをインストールできる場合、アプレットをインストールする手順を説明するダイアログボックスが表示さ
れます。これらのダイアログボックスで、[はい] を選択します。
4. Netscape を使用している場合、ブラウザを再起動して変更を有効にする必要があります。Internet Explorer の
場合、サーバーから次のページがロードされたときに変更が有効になります。メモ: 次のページがキャッシュから
ロードされると、アプレットは継続してサーバーからロードされる可能性があります。
5. アプレットをアンインストールする必要が生じた場合は、[アプレットのインストール] アクションボタンから [アン
インストール] を選択して、セキュリティダイアログボックスで [はい] と答えるだけです。Netscape の場合、ブラウ
ザを再起動してアンインストールを有効にする必要があります。Internet Explorer の場合、サーバーから次の
ページがロードされたときに変更が有効になります。メモ: 次のページがキャッシュからロードされると、アプレット
は継続してローカルファイルシステムからロードされる可能性があります。
既知の問題
z
Cookie: インストール可能アプレットでは、Cookie が使用されます。Domino アプレットを正常にインストール
するには、Web ブラウザ上で Cookie の使用を有効にする必要があります。
z
デュアルブートシステム: インストール可能アプレットは、デュアルブートシステムにインストールすると機能し
ないことがあります。特に Netscape では、あるブートセクタ内の OS と同じディレクトリ
(Netscape\Communicator\Program\java\download) を共有する別のブートセクタ内の OS にアプレットをイ
ンストールした場合、Netscape はいずれかの OS にインストールされているアプレットを実行しようとします
が、適切なレジストリ設定はそのアプレットがインストールされている OS にしか適用されません。適切なレジ
ストリ設定がない OS で実行した場合、アプレットをインストールすることも更新することもできません。
z
Netscape の再起動の問題: Netscape にアプレットをインストールした後、インストールされた状態のアプレッ
トを実際に実行するにはブラウザを再起動する必要があります。ユーザーが再起動するまで、アプレットは継
続してサーバーからロードされます。このことは、アンインストールの場合にも当てはまります。Netscape の
アプレットをアンインストールした後、ブラウザを再起動する必要があります。ユーザーがブラウザを再起動
するまで、アプレットは継続してローカルファイルシステムからロードされ、サーバーからはロードされませ
ん。
z
Internet Explorer でのアンインストール: Internet Explorer でアプレットをアンインストールするには、アプレッ
トをインストールしたサーバーに戻り、そこでアンインストールアクションを実行する必要があります。アプレッ
トをインストールしたサーバーとは違うサーバーでアンインストールを実行すると、最初にインストールした
サーバー以外のすべてのサーバーからそのアプレットがロードされます。
z
不正なインストール/アンインストール状態を解決する方法: アプレットをインストールまたはアンインストール
しようとした後に、アプレットを適切に実行できない場合の解決方法を次に示します。
Internet Explorer : まず、それまでにアクセスした Notes サーバーに関係するすべての Cookie を削除す
るか、可能であればすべての Cookie を削除します。次に、[ツール] - [インターネットオプション] を
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クリックして [設定] ボタンをクリックし、[オブジェクトの表示] をクリックします。DominoApplets という
名前のオブジェクトを右クリックし、[削除] を選択してからブラウザを再起動します。
Netscape: それまでにアクセスした Notes サーバーに関係するすべての Cookie を削除するか、可能で
あればすべての Cookie を削除します。Netscape の Cookie は、通常
c:\ProgramFiles\Netscape\Users\[username]\cookies.txt にあります。ファイル全体を削除する
か、またはテキストエディタでそのファイルを開き、 Cookie を 1 行ずつ削除します。この操作は、
Netscape の実行中には行わないでください。Netscape を起動し、[編集] - [設定] をクリックして、
[詳細] - [SmartUpdate] カテゴリをクリックします。DominoApplets という名前のエントリをクリック
し、[アンインストール] ボタンをクリックしてからブラウザを再起動します。
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06 変更履歴
Client - 繰り返し会議の更新を自動的に適用する
Notes 6 の新機能として、未処理または予定変更の通知がある単一会議や繰り返し会議にアクセスすると、「未
処理通知があります」というプロンプトが表示されます。未処理の通知ダイアログには未処理通知の番号が表示
され、ユーザーが開いている文書に対して [この通知を開く]、[古いものから順に未処理の更新通知を開く]、また
は [全ての更新通知を自動的に処理する] を選択できます。
その操作を選択しても正常に動作しますが、通常は自動処理を選択することをお勧めします。単一会議または繰
り返しのセットに対して複数の更新があった場合、各自で更新をしていると更新したかどうかがわかりにくいから
です。また、更新をする ([この通知を開く]) ために自動処理のプロンプトを無視すると、古い会議データに対して
処理を行う可能性があり、適切に処理できない場合があります (古い情報を代理にするなど)。
未処理の更新に予定変更があり、[全ての更新通知を自動的に処理する] (バッチ処理) が選択されている場合、
予定変更は自動的にユーザーのカレンダーに適用され、議長に出席通知が送信されます。ユーザーはそのあと
で会議を欠席できますが、バッチ処理では自動的に出席になることに注意してください。これは、以前に [更新通
知を今後も受け取る] を指定して欠席した会議も含まれることがあります。この場合、ユーザーは元の日時では
出席できないが、今後出席できるかもしれず、会議が予定変更されたら出席するということが前提となっていま
す。
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06 変更履歴
クライアント - Notes 6 のクライアント設定 (セットアップ) の変更
Lotus Notes 6 の新しいクライアント設定ウィザードは、最初のセットアップでインストールした後、または初めて
ユーザーがマシンにローミングしたときに実行されます。
以前の設定ウィザードとの違いは次のとおりです。
z
指示が異なります。たとえば、ID ファイルがサーバー上にある場合、ファイルを用意するよう求められませ
ん。また、LAN 経由でサーバーにアクセスできる場合、電話回線接続の設定を求められません。
z
設定プロセスはモジュールに分割され、各モジュールは次のモジュールが開始する前に完了します。このた
め、入力ステージが完了する前のエラー検出能力が向上し、ユーザーはエラーを訂正することができます。
このため、サーバーに接続してローカルのアドレス帳が作成された後では、設定を「キャンセル」できません。
「キャンセル」できるのは、まだ完了していないコンポーネントのみです。
z
ローミングユーザーの場合、サーバーに接続してローミングデータベースを複製した後では、追加の質問が
行われません。これらの設定は、初期クライアント設定で完了しているものと見なされます。
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06 変更履歴
クライアント - Windows のデスクトップおよびフォルダからのドラッグアンドドロップ機能の強化
Notes 6 では、Windows のデスクトップまたはフォルダから、Notes の文書またはフォームにファイルをドラッグア
ンドドロップする機能が強化されました。Notes 6 より前までは、特定のアプリケーションがインストールされてい
る場合に単純なドラッグアンドドロップを行うと、Notes 文書に OLE オブジェクトが埋め込まれました。そのアプリ
ケーションがインストールされていないと、ファイルが添付されました。
今回のリリースから、デフォルトの動作は常に添付になりました。以前のように OLE オブジェクトにする場合は、
マウスを右クリックしたままファイルを Notes 文書にドラッグアンドドロップします。Notes にファイルをドロップする
際に、次の 3 つの中から選択できます。
[移動]
[コピー]
[埋め込みオブジェクトを作成]
Notes 文書に OLE オブジェクトを埋め込むには、[埋め込みオブジェクトを作成] を選択します。
既知の問題
z
現在のところ、右クリックでドラッグアンドドロップした後 [移動] を選択した場合、コピーとして機能しま
す。
z
一度にドラッグアンドドロップできるファイルは 1 つのみです。
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06 変更履歴
クライアント - 新規メールのインジケータと通知
ビジュアルな新規メールインジケータの追加
Notes 6 では、Windows クライアントにビジュアルな新規メールインジケータが追加されました。このインジケータ
は、標準の新規メール通知ポップアップよりも控えめになっています。この新規メールアイコンは、Client により新
規メールが検出されると、Windows のタスク通知領域 (「システムトレイ」とも呼ばれます) に表示されます。ユー
ザーが新規メールメッセージ読むか、またはシステムトレイ内のアイコンをダブルクリックすると、このアイコンは
なくなります。また、アイコンをダブルクリックすると、ユーザーのメールファイルが開きます。システムトレイ内の
アイコン上にマウスカーソルを置くと、Notes Client のステータスバーに表示されるのと同じ「新規メールがありま
す。」というメッセージが表示されます。
Notes Minder がすでに実行されている場合は、この新しいインジケータは表示されません。この機能を無効にす
るには、[ユーザープリファレンス] の [メール] タブにある [システムトレイにアイコンを表示] 設定をオフにしま
す。
機能強化されたステータスバーメッセージ
「新規メールがあります。」メッセージは機能強化され、新規メールが検出されたサーバーの名前が含まれるよう
になりました。サーバーベースのメールファイルを使用している場合にのみサーバー名が表示されます。ローカ
ルレプリカを使用している場合は、サーバー名は含まれません。これは、サーバーのフェイルオーバーが発生し
たときに新規メールを確認 (発見) しやすくするためです。
ローカルメールファイルのレプリカを使用して即時複製を起動する新規メール通知
ローカルメールファイルのレプリカを使用している状態でネットワークに接続している場合、サーバーからの新規
メール通知によりメールファイルの即時複製が実行されます。メールファイルのレプリカの配置されているサー
バーとの接続が開かれている場合、[新規メールをチェックする] での間隔とは関係なくサーバーから Notes
Client に新規メール通知が送信されます。この通知は「非同期」通知とも呼ばれます。
Notes Client が非同期通知を受信したときに、ロケーション文書のメール設定の [アドレス帳] フィールドが [ロー
カルとサーバー] に設定されていれば、メールファイルの即時複製が実行されます。
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06 変更履歴
Client-Macintosh OS 9 上での Java エージェントのサポート
MacOS 9.x (Classic) 環境の Macintosh バージョンの Notes では、Java エージェントがサポートされます。ただ
し、Mac OS X ではサポートされません。
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06 変更履歴
クライアント - Notes リッチテキストからMIME への変換で含まれる HTML
MIME に変換された Notes リッチテキスト文書では、multipart/alternative パートで text/plain パートに加えて
text/html Body パートも含まれるようになりました。リッチテキスト文書にあったイメージは、GIF または JPEG に
変換され、multipart/related パートの content-ID により参照されます。添付ファイルは以前と同様に
multipart/mixed パートに配置されます。
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06 変更履歴
Client-認証更新要求での [宛先] フィールドへの入力
以前のリリースの Notes では、ユーザーは認証更新要求の提出先がわからないことがほとんどでした。Notes
認証が期限切れになると、ユーザーは新規認証を要求するよう求められました。[メール認証の要求] ダイアログ
ボックスが表示され、[件名] フィールドには記入できるものの、[宛先] フィールドは空欄のままです。このため、
要求の送信先として正しい電子メールアドレスであることを確認するために、時間のかかる面倒な作業を行う必
要がありました。
Notes 6 では、次のプロセスを使用してユーザーの認証者のメールアドレスを特定します。まず、ユーザー名から
認証者名が抽出されます。次に、その認証者名に対し名前検索が行われ、エントリが検出されると、認証要求の
送信先となるアドレスまたは名前について、認証者の [メールアドレス] フィールドがチェックされます (Domino
ディレクトリで [メールアドレス] フィールドを確認するには、[サーバー] - [認証] の下に表示される Notes 認証者
文書を開きます。[連絡先情報] をクリックし、[他のメールアドレス] 情報を参照してください)。[メールアドレス]
フィールドが空の場合は、[LocalAdmin]フィールドがチェックされます。いずれも存在しない場合は、Domino ディ
レクトリ内のユーザー文書が検索され、LocalAdmin グループでそのユーザと一致する人物が検索されます。何も
見つからないと、フィールドは空白のままになります。
メモ: ネットワークに接続していない状態で認証要求を作成しようとすると、[宛先] フィールドは空白のままになり
ます。Notes がサーバー上で名前検索を実行できないためです。
名前検索プロセスが機能するためには、認証要求に対し指定された受信サーバーが必要です。管理者は、認証
要求を処理するためにメールアドレス、またはメール受信データベースを指定するよう強くお勧めします。さらに、
その情報で Domino ディレクトリ内のすべての認証者文書を更新する必要があります。
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06 変更履歴
Client-スマートカードのサポート
スマートカードのサポートが Lotus Notes 6 に追加されました。
スマートカード上の Notes パスワード
Notes パスワードの代わりに、スマートカードおよびスマートカード PIN が必要になるように、ID ファイルをロック
することが可能です。リーダーからスマートカードを取り出すと、ユーザーは Notes からログアウトします。この機
能を有効にするには、以下の手順に従います。
1. ID ファイル復旧機能を使用して ID ファイルが 復旧可能であること、およびサーバーの公開ディレクトリにある
ユーザー文書で ID ファイルにパスワードの有効期限が設定されていないことを確認します。
2. スマートカードベンダーが提供する使用説明書に従って、スマートカードリーダーのハードウェアおよびソフト
ウェアをインストールします。
3. [ユーザーセキュリティ] パネルを開きます ([ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ])。
4. [ユーザー情報] - [SmartCard] ペインを開きます。
5. スマートカードのインストールで作成された、PKCS #11 ライブラリの場所を示すパスを入力するかまたは参照
します。パスと名前の例を以下に示します。
c:\WINNT\system32\gclib.dll (GemSAFE 3.1)
c:\WINNT\system32\acpkcs201.dll (ActivCard Gold 2.2)
c:\WINNT\system32\pk2priv.dll (GemSAFE 2.21)
c:\Program Files\Netscape\Communicator\Program\acpkcs.dll
c:\Schlumberger\Smart Cards and Terminals\Cyberflex Access Kits\v4\slbck.dll (Schlumberger
Cyberflex Access V4.3)
c:\Schlumberger\Smart Cards and Terminals\Common Files\slbck.dll (Schlumberger Cyberflex Access
V2)
6. [Smartcard ログインを有効にする] ボタンをクリックし、パスワードの代わりにスマートカード上に格納されてい
るキーを使用して ID ファイルをロックします。
スマートカード上のインターネットキー
スマートカード上に ID ファイルの RSA プライベートキーを格納し、そのキーを使用して S/MIME メールに署名す
ることと、暗号を解除することが可能です。また SSL クライアント証明書の認証を使用して 「インターネット」サー
バーで認証を行うことができます。
スマートカード上に RSA プライベートキーを格納するには
1. [ユーザーセキュリティ] パネルを開きます ([ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ])。
2. [ユーザー情報] - [認証] ペインを開きます。
3. スマートカードに移動するプライベートキーに関連するインターネット認証を選択します。
4. [その他のアクション] - [Smartcard にプライベートキーを移動] を選択します。
テスト済みのスマートカードパッケージ
スマートカードの機能は、Win32 ベースのオペレーティングシステムでのみテストされています。PKCS #11 ライブ
ラリを含む未テストのスマートカードも、通常は Notes 6 で動作します。以下のスマートカードパッケージはテスト
済みです。(*) が記されているパッケージは以下に示す注意があります。
スマートカードパッケージ
ActivCard Gold 2.2
GemSAFE libraries 3.1 SP4
(GPK16000)
GemSAFE Enterprise
Workstation 2.21 (GPK8000)
(*)
トークンによ トークンを削除すると「F5」ス トークン上の 512 トークン上の 1024
るログイン タイルのログアウトが生成さ ビット RSA キー
ビット RSA キー
れる
可
生成される
使用可
使用可
可
生成される
使用可
使用可
可
生成されない
使用不可
使用可
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GemSAFE Enterprise
Workstation 2.0 (GPK4000)
(*)
Rainbow iKey 2032 SDK
v4.7.0
Schlumberger Cyberflex
Access SDK V4.3
Schlumberger Cyberflex
Access SDK V2
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可
生成されない
使用不可
使用可
可
生成される
使用可
使用可
可
生成される
使用不可
使用可
可
生成される
使用不可
使用可
注意と警告
z
喪失または破損したスマートカードを復旧する、またはスマートカードで保護されている ID ファイルをパ
スワードで保護されているファイルに戻すには、ID ファイル復旧機能を使用するしかありません。ID ファ
イル復旧機能は、スマートカードを有効にする前に ID ファイルに対して設定しておく必要があります。ス
マートカードで保護されている ID ファイルを復旧すると、キーがスマートカード上に配置された後で復旧
情報が変更されていない限り、パスワードを使用する元の ID ファイルに戻り、 スマートカードに配置さ
れていたすべてのキーが復元されます。
z
ID ファイルでスマートカードを有効にする前に、ユーザー文書でパスワードの有効期限を無効にする必
要があります。
z
パスワードチェックでは、複数のコンピュータまたはプラットフォームを使用する場合でも、所定の ID ファ
イルで 1 枚のスマートカードのみが使用可能になります。このシナリオでは、スマートカードが有効にな
るのは ID ファイルの 1 つのコピーのみであり、それぞれのコンピュータすべてにそのバージョンの ID
ファイルをコピーする必要があります。ID ファイルのコピーすべてについて、その 1 枚のスマートカード
が必要になります。
z
多くのスマートカードパッケージでは、1024 ビット RSA キーのみがサポートされます。インターネット認証
を選択して、[ユーザーセキュリティ] ダイアログボックス ([ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリ
ティ]) の [ユーザー情報] - [認証] ペインの [拡張オプション] ボタンを押すと、所定のキーの強さを調べ
ることができます。
z
サーバーのセットアップは、スマートカードで保護されているサーバー ID では機能しません。スマート
カードで保護されている ID をサーバーとともに使用するには、パスワードで保護されているバージョンの
ID ファイルを使用してサーバーのセットアップを終了し、PKCS #11 ライブラリへのパスをサーバーの
notes.ini に追加してから (PKCS11_Library=<path to library>)、上述の手順に従ってクライアントにある
サーバーの ID ファイルでスマートカードを有効にします。
z
今回のリリースの Notes では、 Notes 6 以外のアプリケーションによってカード上に配置されたキーまた
は証明書の「インポート」はサポートされません。
z
Notes パスワードと Windows パスワードを同期するシングルログオンは、スマートカードで保護されてい
る ID ファイルでは使用できません。シングルログオンを無効にしてから Notes を再起動し、ID ファイル
でスマートカードを有効にする必要があります。
z
最初期のベータリリースの Notes 6 以降、スマートカード関係の情報を ID ファイルに格納する形式が変
更されています。初期のベータリリースのいずれかでスマートカードが有効にされている ID ファイルを使
用すると、Notes 6 で「Incomplete or incorrect smartcard configuration」が発生します。
z
Notes では、バージョン 2.01 の PKCS #11 API を使用して、スマートカードおよびその他の PKCS#11 デ
バイスと通信します。バージョン 2.0 のみを実装している PKCS #11 ライブラリでは、カードをリーダーか
ら取り出したときに、「F5」スタイルのログアウトが実行されません。更新されたライブラリは、スマート
カードベンダーから入手できます。
z
Notes 6 でサポートされる必要最低限のバージョンの ActivCard Gold は、バージョン 2.2 です。
GemSAFE 2.21 の NT Lock Workstation 機能を使用すると、特定のバージョンの NT がクラッシュし、
Notes でデッドロックが発生することが判明しています。GemSAFE 2.21 をインストールするときに、NT
Lock Workstation 機能はデフォルトでオンになっています。チェックボックスをオフにしてください。
z
z
NT 4 が稼働しているラップトップに GemSAFE 2.21 をインストールすると問題が発生することがありま
す。
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06 変更履歴
Client-ツールバー: スマートアイコン機能の代替
Notes Release 6 クライアントには、R5 のスマートアイコン機能を完全に継承する新しいツールバー機能が備えら
れています。新しいツールバーは最新のルックアンドフィールに変更されただけでなく、現在のアプリケーションに
期待される機能も備えています。
ツールバーの特長は以下のとおりです。
z
ドラッグアンドドロップによる位置設定の柔軟性の向上
z
アイコンを複数の行にわたって表示可能
z
ツールバーを一度に複数のウィンドウ位置にドッキング可能
z
ツールバーの設定および構成はローミングユーザーに準拠
z
スマートアイコンセット (.smi ファイル) はツールバーに変換され、前のカスタマイズが維持される
z
スマートアイコンのカスタムボタンも変換される
z
各クライアント (Administrator、Designer、および Notes Client) はそれぞれのツールバーセットを保持す
るため、それぞれ異なるツールバーとレイアウトを設定可能
z
z
アドレス (URL) バーとナビゲーションバーは必要に応じて再配置できるツールバーに変更
カーソルを太字テキスト上に置くと太字ボタンが状態を変えるなど、ボタンレベルでのコンテキストおよび
状態情報の表示
既知の問題と制限
z
現時点では、スマートアイコンセットは、ツールバーが有効にされた後に実行される最初のクライアントに
のみ変換されます。[ツールバーの設定] で、スマートアイコンセットを別のクライアントに「インポート」で
きます。
z
スマートアイコンのカスタムボタンは、Windows 98 ではそのアイコンが正しく表示されない場合がありま
す。
z
現時点では、ツールバーにユーザー補助機能オプションはありません。
コンテキスト依存ツールバーを「フロート」状態にすることはできません。
スマートアイコンから移行されたツールバーアイコンは、不透明の背景で表示されます。
アドレスツールバーの内容は、フロート状態の場合に省略されることがあります。また、ウィンドウのサイ
ズが非常に小さくなります。
z
z
z
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06 変更履歴
Client-ユーザーセキュリティ
Notes 6 に、新しい [ユーザーセキュリティ] ダイアログボックスが加わりました。セキュリティの最も重要な内容を
まとめた、使いやすいインターフェースです。新しい [セキュリティ] サブメニュー上の [ユーザーセキュリティ] ダイ
アログボックスを使用するには、[ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択します。
既存のセキュリティ機能をサポートするとともに、[ユーザーセキュリティ] には以下の新しい機能が加わりました。
z
新しいローカルデータベースのすべてのレプリカを自動的に暗号化するように Notes を設定する。
z
スマートカードを使用して Notes にログインする。
z
管理者の許可があるときに、Notes および Domino の Web/インターネットパスワードを同期する。
z
さらに便利なパスワードに変更する。新しいパスワードが受け入れられるかどうかは、その長さまたはク
オリティに基づいて判断され、管理者の許可があれば以前のパスワードをすぐに再利用できます。パス
ワードクオリティの必要条件に適合するパスワードを選択するのが難しい場合は、Notes により自動的
にパスワードが生成されるため、ユーザーが自分で考える必要はありません。
z
z
z
z
誰かがユーザー ID を盗み、そのパスワードを推測したときに、ID 盗難から復旧する。
認証の詳細を表示し、新しいツールを使用して認証を管理する。
新しいインターネット認証を要求する (利便性の向上)。
以前のメールメッセージの暗号を解除する際にいまだに使用できる期限切れキーまたは削除された
キーを表示する。
[ユーザーセキュリティ] に頻繁にアクセスする場合は、ユーザーセキュリティアイコンを含むように Notes ツール
バーをカスタマイズできます。
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Client-「未読」マークの利用
Notes 6 では、未読文書のあるフォルダが示されるようになりました。また、そのフォルダにある未読文書の件数
も表示されます。この機能は、Notes 6 メールテンプレートに組み込まれています。
件数を表示するには、Notes 6 のメールテンプレートを使用して、クライアントとサーバーの両方で Notes 6 を実
行する必要があります。件数は、Notes 6 メールファイルのローカルレプリカを使用しているときでも Client に表
示されます。
図には以下のことが示されています。
1. [受信] ボックスに 3 件の未読文書があります。
2. [フォルダ] の下のフォルダに未読文書があります (フォルダが複雑にネストしているとき、この機能は非常に
役立ちます)。
3. [Build Notifications] フォルダに 1 件の未読文書があります。
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Designer - バックエンド MIMEEntity メソッドでのストリームの位置の更新
LotusScript または Java の Stream クラスメソッドを使用して、Domino 6 バックエンド Stream オブジェクトを対象
に読み込みまたは書き込みを行うと、常にストリームの位置が設定されますが、GetContentAsText などの
MIMEEntity メソッドを使用して Stream を対象に読み込みまたは書き込みを行うと、これまではストリームの位置
が更新されませんでした。
今回のリリースでは、この位置が MIMEEntity メソッドにより更新されます (ストリームの終わりまで)。したがって
その使用の際には、ストリームの読み込みを正常に実行するために、Stream.SetPosition(0) などを使用してスト
リームの位置をリセットする必要があります。
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JavaScript 言語の JavaScript 1.4 への更新
Domino 6 の JavaScript 言語は、R5 の JavaScript 1.3 から JavaScript 1.4 に更新されました。JavaScript 1.4 コ
ア機能について詳しくは、以下を参照してください。
ユーザーズガイド
http://developer.netscape.com/docs/manuals/js/core/jsguide/index.htm
リファレンス
http://developer.netscape.com/docs/manuals/js/core/jsref/index.htm
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LotusScript - LotusScript 言語のバージョン 5.0 への更新
LotusScript 言語がバージョン 5.0 に更新されました。強化された機能は次のとおりです。
1. LotusScript から Java を呼び出すことが可能
2. ファイル入出力に対しキャラクタセットを指定することが可能
3. ShellID - シェルおよびリターンプロセス ID
4. 新しいデータ型として Byte 型および Boolean 型の追加
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LotusScript-Unix でのカスタマイズされたロケールのサポート
Unix では、カスタマイズされたロケールを LotusScript を使用してサポートできるようになりました。
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セキュリティ - 管理者 ECL の <ECLOwner> キー
管理者 ECL を介して、Client ECL 所有者に許可される ECL 権限の管理を行えるようになりました。キー文字列
<ECLOwner> を管理者 ECL に追加することにより、Client ECL の更新中に現在のユーザーの実行権限を修正
できます。
Domino 6 Client で ECL を更新すると、<ECLOwner> 管理者 ECL エントリは現在のユーザーの名前に置き換え
られます。これにより、現在のユーザーの Client ECL 権限が、キー文字列エントリに対して管理者 ECL 内で設
定されている権限に更新されます。この機能は特に、ユーザーが自分の ECL を修正できないように厳格な管理
者 ECL を採用している組織にとって役立ちます。
管理者 ECL にキー文字列がない場合、現在のユーザーエントリは更新時にそのユーザーの Client ECL から削
除されます。このため、これらの Client では、通常の安全な Notes プログラムへの書き込みやその実行も禁止さ
れます。この新しいキー文字列により、管理者 ECL と Client ECL の管理を柔軟に行うことが可能になります。
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セキュリティ - クライアント ECL のログ
Lotus Domino 6 Client では、ECL 関連の操作がログに記録されます。エントリは、クライアントログ (log.nsf) の
[Miscellaneous Events] に記録されます。
1. [セキュリティ警告 (ESA)] ダイアログボックスの結果がログに記録されます。また、ESA の詳細情報も記録され
ます。この詳細情報には、ESA の原因となったコードの設計の種類、設計名、Note ID、データベース名、パスな
どに関する情報が含まれます。
2. クライアント上の ECL への修正がログに記録されます。このログエントリには、変更された ECL に関する情
報、変更、追加、または削除された ECL エントリ、付与されたか取り消された権限などが含まれます。また、ECL
の動的更新、プログラムによる ECL の更新 (@ECLRefresh 関数)、ECL の更新または作成の設定、または ECL
エディタや [セキュリティ] パネルでの ECL の手動変更といった操作から生じる ECL の変更内容も記録されま
す。
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セキュリティ - ISpy で SSL をサポート
ISpy の一部である TCP の調査は、SSL サポートを含むように拡張されました。TCP の調査は、現在の調査と同
様に匿名調査に限定されます (ユーザー名/パスワードまたはクライアント証明書の認証がない)。この新しい調
査には、プロキシがサポートされていないためにファイヤウォール内での使用に限定されるという制限がありま
す。
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セキュリティ - 新しい [セキュリティ警告] オプション
[セキュリティ警告] ダイアログボックスに、警告を発生させる原因となった実行コードに関する詳細情報を参照す
るための新しいオプションが追加されました。[ヘルプ] ボタンはダイアログボックスの右上隅に移動し、代わりに
[情報] ボタンが配置されています。
[情報] ボタンを押すと、ESA の原因となったコードの設計の種類、設計名、Note ID、署名の状態、親データベー
スに関する情報が新しいダイアログボックスに表示されます。[OK] ボタンをクリックすると、[情報] ダイアログボッ
クスが閉じて ESA が再び表示されます。
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セキュリティ - すべてのインターネットプロトコルに適用される [サーバーアクセス] フィールド
以前のバージョンの Domino Server では、[このディレクトリに登録されているユーザーのみに、サーバーアクセ
スを許可]、[サーバーへのアクセス可]、および [サーバーへのアクセス不可] という 3 つの [セキュリティ] フィー
ルド (サーバー文書の [セキュリティ] タブ上) は、Notes Client のアクセスにのみ適用されました。Lotus
Notes/Domino 6 では、この 3 つのセキュリティ設定が、Notes Clients に加えすべてのインターネットプロトコル
に適用されます。
また、各インターネットプロトコルごとに、この機能の有効と無効を選択できます (デフォルトでは無効になってい
ます)。[インターネットプロトコル] の [サーバーアクセス] リストを有効にするには、サーバー文書を表示し、[ポー
ト] - [インターネットポート] タブをクリックします。次に、有効にするプロトコルのタブ (つまり [Web]) をクリックしま
す。[サーバーアクセス設定を実施] フィールドを編集し、[はい] にします。
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サーバー - [作成者] アクセス権で実行可能な Mail Tracking Reports データベース
Mail Tracking Reports データベース (reports.nsf) のユーザーは、[作成者] アクセス権でレポートを実行できま
す。以前には、[管理者] アクセス権が必要でした。
Associated SPRs :
MSKA4H2L79
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Server-自動フォールトリカバリおよび NSD (Win32 および UNIX)
Notes Client
Notes がクラッシュした後、システムを再起動する必要がなくなりました。クラッシュに関する情報を収集するプロ
グラムである NSD が自動的に実行されます。Notes は、NSD の完了後に即座に再起動できます。NSD が実行
されると、NSD ログファイルの名前が示されたダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスは、
NSD が完了すると自動的に終了します。また、[OK] ボタンを押すことでいつでも閉じることができます (NSD は
完了するまで実行を続けます)。
Domino Server
自動サーバーリカバリは、クラッシュしたサーバーを、管理者の介入なしで自動的にシャットダウンして再起動す
る Domino の機能です。Domino で致命的エラーと考えられる状況が発生すると、各 Domino プロセスは終了し、
関連するすべてのリソースは解放されます。起動時スクリプト (Unix 上の/opt/lotus/bin/server)ではこの状況を
検出し、サーバーを再起動します。
フォールトリカバリは、NT プラットフォームと UNIX プラットフォームの両方の Domino で使用できます。
自動サーバーリカバリを有効にするには、Domino ディレクトリのサーバー文書で [基本] タブを選択し、
[Automatic Server Recovery セクションの[障害/クラッシュの後、サーバーを自動的に再起動する] チェックボッ
クスをオンにします。
自動サーバーリカバリを有効にすると、サーバーのパスワード (存在する場合) がシステムのカーネルメモリ領域
に安全に保存され、再起動するサーバーにより取得されます。
自動サーバーリカバリでは、Domino パーティションがサポートされます。パーティション内に何らかの問題が発生
した場合、そのパーティションのみが終了および再起動されます。サーバー上の他の Domino パーティションは
影響を受けません。また、自動サーバーリカバリは Domino クラスタと互換性があり、それを補完する役割を果た
しています。
サーバー文書の [サーバーの障害/クラッシュのあとに実行するスクリプト] フィールドの設定によって他のクリー
ンアップ作業が実行される前に、自動サーバーリカバリシステムによってオプションのプログラムを実行できま
す。
デフォルトでは、クリーンアップスクリプトは、実行を完了するまで 5 分かかり、その後終了します。デフォルトの
時間である 5 分を変更するには、[Cleanup Script Timeout] フィールドを使用します。たとえば、許容時間を 10
分に増加するには、値を 600 秒に設定します。値の範囲は 30 から 1800 秒です。クリーンアップスクリプト機能
は、フォールトリカバリが無効になっていても使用できることに注意してください。
[スクリプト] フィールドは、NSD の呼び出しには使用されなくなりました。NSD の有効または無効を切り替えるに
は、[診断情報を収集するために NSD を実行] チェックボックスを使用します。
[最大障害範囲] フィールドでは、Domino が非常に早い時期に (初期化時に) クラッシュするような状況が発生し
たときに、指定したクラッシュ/リカバリサイクル数が経過した後にサーバーが停止するように、クラッシュの頻度
に対する制限値を設定します。デフォルトの制限値は 5 分以内に 3 回のクラッシュです。
自動サーバーリカバリが無効になっている場合は、Domino はフォルト後に停止するので、手動ですぐに再起動
できます。NSD が有効なときは、再起動の前に、NSD が完了するのを待つ必要があります。
Windows プラットフォーム
Just-In-Time (JIT) デバッガは Notes によりシステムにインストールされません。現在の JIT 設定を確
認するには、「nsd -qjit」を実行します。Notes/Domino インストーラーは、NSD または QNC が以前に
JIT デバッガとしてインストールされたことがあるかどうかを調べ、インストールされている場合は、これを
デフォルトの Microsoft JIT デバッガである Dr. Watson に置き換えます。Dr. Watson を JIT デバッガとし
てマニュアルでインストールするには、「drwtsn32 -i」を実行します。
「Panic」または「Fault」の後で、NSD を実行する代わりに Domino で強制的に JIT デバッガを起動する
には、Notes.INI 変数の「APIDeveloper=1」を設定します。これは、API アプリケーションを開発していて何
か問題が発生し、デバッグを実行する際に役立ちます。Notes/Domino のすべてのプロセスは、再起動
の前に終了させる必要があります。
既知の問題
Solaris でフォールトリカバリ機能を使用する場合、メッセージキュー当たりに使用可能なメッセージ数を増や
す必要があります。これを行うには、スーパーユーザーになり、次の行を /etc/system に追加してから再起
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動します。
set msgsys:msginfo_msgtql=1024
自動サーバーリカバリではメッセージキューが使用されるため、Solaris にこの設定を行う必要があります。
Solaris のデフォルト値では 1 キュー当たり 40 メッセージに設定されていますが、フォールトリカバリでは、40
を超えるメッセージが必要になります。この設定では、値を40 から推奨設定値の 1024 まで増加させていま
す。
z
Domino コントローラ/コンソール環境で実行すると、Domino コントローラでは標準入出力がリダイレクトされ
るため、フォールトリカバリのクリーンアップスクリプト (UNIX 上) により stty コマンドを介してワークステー
ションの標準入出力操作パラメータをリセットすることはできません。それ以外の場合、次のようなメッセージ
が表示されます (Solaris の例)。
stty: tcgetattr: A Specified file does not support the IOCTL system call
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Server-サーバータスクのコマンドラインヘルプ
Domino 6 Server では、(すべてではありませんが) 大部分のサーバータスクのコマンドラインヘルプがサポートさ
れます。
ヘルプを使用するには、 LOAD または TELL コマンドに「/?」か「-?」を追加します。
構文
load <タスク名> [/?] [-?]
例
load compact -?
load compact /?
tell adminp -?
tell adminp /?
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サーバー - Cookie のログ
Cookie のログは、Windows NT および Windows 2000 の新しい HTTP スタックの一部として、デフォルトで有効に
なります。Cookie のログにより記録されるデータは、テキストログに表示されます。また、domlog.ntf 内の
LogEntry フォームには、Cookie フィールドが含まれます。
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Server-DIIOP タスクおよび CORBA リモート Domino オブジェクト
このリリース情報では、DIIOP および CORBA リモート Domino オブジェクトの新しいアイテムについて説明しま
す。
新しい DIIOP タスク
DIIOP は、CORBA リモート Domino オブジェクトにより使用されるサーバータスクです。今回大幅に書き換えら
れ、パフォーマンスとスケーラビリティが向上しました。この新しいタスクでは、POP3、LDAP、IMAP などの他の
ネットワーク処理用サーバータスクと同じコードが使用されます。したがって、DIIOP では、同様のスレッドプール
アルゴリズムが利用され、サポートされているプラットフォーム上の入出力完了ポートが使用されます。
サービスプロバイダサイトのサポート
今回のリリースでは、DIIOP タスクおよび CORBA リモート Domino オブジェクトにより、インターネットサイトがサ
ポートされます。サービスプロバイダでは、1 台の Domino Server で複数の独立した組織を運用する環境を実現
するように DIIOP を設定できます。この設定では、DIIOP は、Session オブジェクトの作成前にユーザーを認証す
るときに、NotesFactory.createSession() のターゲットであった IP アドレスを使用してディレクトリ検索を制限しま
す。
このタイプの環境で実行するように DIIOP を設定するには、Domino ディレクトリで [サーバー] - [インターネット
サイト] ビューを表示し、IIPOP インターネットサイト文書を作成します。IIOP インターネットサイト文書を使用して、
Domino Server 上で運用される組織と、CORBA リモート Domino オブジェクトのユーザーに対するネットワーク上
の組織のアクセスポイントとの間の関係を宣言できます。また、組織が許可するアクセスの種類も宣言できます。
この種類には、名前とパスワードまたは匿名、平文 (TCP) 接続または暗号化した (SSL) 接続、などが含まれま
す。
また、HTTP タスクで初期オブジェクト (diiop_ior.txt から) を Domino Server から配信する場合は、インターネット
サイトを使用するように設定する必要があります。
次に示す新しいコールが lotus.domino.Session クラスに追加されました。
String Session.getOrgDirectoryPath() raises NotesException;
このメソッドを使用して、組織のルートデータディレクトリを判別するために CORBA リモートクラスを使用する
Java アプリケーションを作成します。
diiop_ior.txt の HTTP サポート
DIIOP では、HTTP プロトコルのサポートが制限されます。HTTP プロトコルは、Domino Server へのセッションを
作成するために使用する NotesFactory.createSession(hostname,...) メソッドの一部として、初期オブジェクト参照
をクライアントプログラムに配信するために使用されていました。従来、この要求は HTTP タスクによって処理さ
れていました。つまり、Domino クラスを実際に使用するには、HTTP タスクを設定して実行する必要があったとい
うことです。今回のリリースの DIIOP では、初期オブジェクト参照の要求を処理するために十分な HTTP サポー
トが行われています。したがって、HTTP を Domino Server で使用しない場合、Java プログラムの次の操作で
Domino Server とのセッションを作成できます。
Session s = NotesFactory.createSession("hostname:63148", "user", "password");
ただし、:63148 は、初期オブジェクト参照用の HTTP 要求を発行するために使用するタスクのポート番号を指定
する構文です。
新しい Java アプレットプロパティ: Notes CORBA クラスを含むアプレット
新しい Java アプレットプロパティが Designer に追加されました。このプロパティは、「Notes CORBA クラスを含
むアプレット」で、Notes CORBA クラスのみを使用するアプレットで使用できます。R5 では、Java アプレットで
「Notes CORBA クラスを使用」というプロパティが有効になっていると、HTTP サーバーは、常に CORBA リモート
Domino オブジェクト (NCSO.CAB または NCSOC.JAR) を含むアーカイブをブラウザにダウンロードしていまし
た。
新しい属性を有効にすると、Web サーバーはアーカイブを自動的にブラウザにダウンロードしません。この機能を
使用すると、NCSO アーカイブをブラウザに常にダウンロードすることなく Domino オブジェクトを使用してインス
トール可能アプレットを構築できます。 インストール可能 Java アプレットを構築するには、サポートする必要があ
るブラウザのガイドラインに従って、アーカイブ (NCSO.CAB または NCSOC.jar) の 1 つに含まれるクラスを必ず
アプレットとともにインクルードします。
新しいメソッド: NotesFactory.createSession(String, HttpServletRequest )
Domino オブジェクトのセッションを作成する新しい方法が用意されました。サーブレットから使用するように設計
されており、サーブレット開発者は、Domino オブジェクトにアクセスするセッションを作成するときに、ユーザーの
パスワードを再度要求するメソッドを作成する必要がなくなります。このときの最初の要求は、通常、HTTP サー
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バーでユーザーに対し認証が行われたときになります。
この形式の createSession を使用して、HTTP サーバーで実行される認証に基づきセッションを作成します。この
メソッドは、シングルサインオンが有効になっているときにリモートセッションに対し機能します。ローカルセッション
では、シングルサインオンが有効かどうかにかかわらず機能します。サンプルコードを以下に示します。
public class MyServlet extends HttpServlet
{
public void doGet (HttpServletRequest request, HttpServletResponse response)
throws ServletException, IOException {
...
Session session = NotesFactory.createSession(null, request);
...
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Server-Domino コンソール
Domino コンソールは、Domino の新しい機能です。Domino コントローラと Domino コンソールの 2 つのモジュー
ルで構成されており、両方とも Java ベースのアプリケーションです。コントローラはサーバー側で実行されます
が、コンソールは任意のマシン上で独立して実行できます。UNIX では、Domino コンソールを実行するには、その
システムで X Window を実行している必要があります。ただし、X Windows を実行していない状態で Domino コン
トローラを起動することもできます。
通常、Domino コントローラを起動すると、Domino Server と Domino コンソールも同じマシン上で起動されます。
ただし、一度起動すると、管理者は Domino Server や Domino コントローラを終了せずに Domino コンソールを
終了できます。このため、Domino コンソールを同じマシン上で起動するか、または他のマシン上でリモートから起
動することで、コントローラおよび Server と再接続できます。
Domino 6 以降については、Domino コンソールは Domino Server、Administrator クライアント、および Notes
Client とともにインストールされることに注意してください。ただし、Domino コンソールを任意のマシン上で別に実
行する場合は、以下の「コンソール」の手順に従ってください。
メモ: Domino コントローラ [(n)server -jc -s ] および Domino Server を独立に実行したうえで、相互の通信を要
求することはできないことに注意してください。したがって、必ず Domino コントローラの制御下で Domino Server
を起動する必要があります。
Domino コントローラと Domino コンソールの起動手順
コントローラ
z
今回のリリースの Domino 6 から、サーバーはデータディレクトリに「admindata.xml」というファイルを生成しま
す。このファイルは、手動で修正しないでください。管理者権限を設定または修正するには、Domino ディレク
トリでサーバー文書を変更する必要があります。
z
コンソールでサーバーに接続するには、そのサーバーで Domino コントローラを実行している必要がありま
す。コントローラの制御下でサーバーを実行するには、以下のコマンドを発行します。
NT の場合: 他のサーバーが実行中でないことを確認します。nserver -jc でサーバーを実行します。ウィンド
ウが表示されますが、このウィンドウを終了したり、閉じたりせず、アイコン化してください。
Unix の場合: 他のサーバーが実行中でないことを確認します。データディレクトリに移動します。次のように
入力してサーバーを実行します。
<IDIR>/lotus/bin/server -jc.
この文書の <IDIR> は、Domino Server がインストールされているディレクトリの場所を示します。
例: /opt または /local
上述のように Domino を起動するとコントローラが起動し、次にコントローラが Domino コンソールと Domino
Server を起動します。3 つのプロセスすべてが同じマシン上で実行されるため、システムリソースをある程度
占有します。マシンが低速であったり、メモリが不足している場合は、次のようにしてサーバーを実行するよう
お勧めします (server は、NT/W2K では nserver、UNIX では server)。
server -jc -c
コンソールを起動せずに、Domino とコントローラを起動します。Domino Server でパスワー
ドを必要とする場合は、サーバープロセスのみを起動します。この場合、他のコンソールから接続し、そこか
らパスワードを入力する必要があります。サーバーでパスワードを必要としない場合は、Domino プロセスの
すべてを起動します。
メモ: セットアップ後に初めて Domino コンソールを使用してリモートシステムから接続すると、サーバー
がパスワード入力を待機するため接続できません。この場合、コンソールのローカルサーバーアイコンを
使用してローカルでコントローラに接続し、パスワードを入力します。ただし、サーバーがパスワードを要
求しないときには接続できます。
server -jc -s
コンソールとコントローラを起動しますが、Domino は起動しません。
server -jc -c -s コントローラのみを起動します。
コンソール
コンソールのみを実行するには、以下の手順に従います。
z
NT の場合: コマンドプロンプトから「jconsole.exe」を実行します。この実行ファイルは、Server または
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Administrator がインストールされている場所にあります。
UNIX の場合: コマンドプロンプトから「jconsole」を実行します。この実行ファイルは、Server がインストールさ
れている場所にあります。
<IDIR>/lotus/bin/jconsole
z
今回のリリースでは、Domino がインストールされていないマシン上で Domino コンソールを独立に実行する
には、実行するマシン上のディレクトリに次のファイルを配置する必要があります。Domino がインストールさ
れているマシン上の Domino 実行ファイルのディレクトリから、次のファイルを目的のマシン上の新しいディレ
クトリにコピーします。
さい。
dconsole.jar
jconsole.exe (NT/W2K の場合) または jconsole (UNIX の場合)
すべてのサブディレクトリを含む jvm ディレクトリ
環境に応じて上述の「コンソール」にある「NT の場合」または「Unix の場合」の手順に従ってくだ
その他の情報
z
Domino コンソールの使用方法について詳しくは、Domino コンソールメニューにあるオンラインヘルプのメ
ニューオプションを参照してください。
z
コントローラに接続するには、管理者は Domino ディレクトリで、管理者のユーザー文書にある自分のユー
ザー名または短縮名、およびパスワード (インターネットパスワードフィールド) を知っている必要があります。
z
Domino ディレクトリのサーバー文書では、インターネットホスト名フィールドに適切なホスト名が含まれている
必要があります。
z
コントローラに接続するには、管理者はその名前を [セキュリティ] タブのにある Domino ディレクトリのサー
バー文書の適切なフィールドに入力する必要があります。このフィールドは次のとおりです。
z
[フルアクセスアドミニストレーター] は、すべての Domino、シェル、およびコントローラのコマンド (quit、
exit、enable/disable user を含む) を発行できます。
z
[フルリモートコンソールアドミニストレーター] は、コントローラコマンド (quit、exit、enable/disable user を
含む) およびすべての Domino コマンドを発行できますが、シェルコマンドは発行できません。
z
[参照限定アドミニストレーター] は、参照限定 Domino コマンドおよびコントローラコマンド (quit、exit、
enable/disable user を含む) を発行できますが、シェルコマンドは発行できません。
z
[システムアドミニストレーター] は、コントローラコマンド (quit、exit、enable/disable user を含む) および
シェルコマンドを発行できますが、Domino コマンドは発行できません。
z
[限定システムアドミニストレータ―] は、[制限されたシステムコマンド] フィールドにリストされているシェ
ルコマンドのみと、コントローラコマンド (quit、exit、enable/disable user を除く) を発行できます。
z
[制限されたシステムコマンド] には、[限定システムアドミニストレータ―] が発行できるリストコマンドが
含まれます。
z
ポート 2050 または Domino コントローラを実行しているポートは、Domino コンソールがリモートマシンから接
続できるように公開されたポートである必要があります。
z
最初にコントローラに接続するには、接続先となるコントローラ/サーバーのホスト名を、[サーバーを開く] ダ
イアログボックスの [サーバー名] フィールドに入力する必要があります。コントローラー/サーバーに接続し
た後、Domino コンソールで [ファイル] - [サーバーリストの更新] メニューオプションを使用して、接続した
サーバーから使用可能なサーバーとサーバーグループのリストを取得します。管理者がコンソールを終了し
ても、サーバーおよびグループのリストは dconsole.ini ファイル内に保持されます。次回 Domino コンソール
を起動したときに、最新の変更を取得するのでなければ、サーバーリストを更新する必要はありません。
z
パーティションサーバー環境で Domino コントローラまたは Domino コンソールを実行するには、Notes.INI
ファイルの TCPIP_TcpIpAddress 行にサーバーの指定された IP アドレスが記述されていることを確認しま
す。
z
コンソールのテキスト領域からシステムクリップボードにテキストをコピーするには、左マウスボタンを使用し
てテキストを選択し、右マウスボタンをクリックするか、[Ctrl] + [C] キーを押すか、または [編集] - [コピー]
メニューオプションを使用します。
z
使用可能なサーバーまたは接続されているサーバーのリストビューで右マウスボタンをクリックすると、ポッ
プアップメニューが表示されます。このメニューを使用して、接続、切断、およびサーバー情報の表示を行え
ます。
z
シェルコマンドでは、エディタ、デバッガ、または対話式に同じシェルを使用して実行される他のプログラムを
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使用しないよう推奨します。
z
コントローラのステータスウィンドウを表示しない場合は、Notes.ini のパラメータを
「ShowControllerStatusWindow=0」と設定してください。デフォルトでは、ステータスウインドウが表示されま
す。
z
UNIX マシンでは、tee で出力をファイルに振り分けないでください。tee を使用すると、コントローラメッセージ
のみがそのファイルに書き込まれます。
z
Unix サーバーでは、[ファイル] - [サーバーの強制終了] の後に、[ファイル] - [サーバーの起動] を実行す
ると、サーバーにパスワードがあってもパスワードの入力を要求されません。[サーバーの強制終了] を実行
しても、パスワードが格納および使用されているメッセージキューはクリーンアップされないからです。
z
ドメインまたはサーバーを Domino コンソールに表示しないようにするには、dconsole.ini からサーバーレコー
ドを削除します。
z
管理者は、「tell ca」コマンドを発行する代わりに、[表示] - [保護パスワード] を使用するか、または [送信]
ボタンの隣の小さな矢印をクリックして表示されるポップアップメニューの [保護パスワード] をクリックするこ
とができます。[パスワード] フィールドにより、暗号化されたパスワードを入力できます。
z
コントローラコマンド「#restart domino」は、マニュアルで指定されているように動作しません。Domino プロセ
スを停止するだけで Domino を再起動しません。代わりに、メニューコマンドの [ファイル] - [サーバーの終
了] の後に [ファイル] - [サーバーの起動] を実行してください。
z
コンソールが何らかの理由により長い間待機カーソルモードでフリーズしている場合、[Ctrl] + [Shift] + [B]
キーを押して、通常カーソルモードに戻ってください。
既知の問題
z
コンソールを起動すると、コンソールテキストが表示される場所に空白の画面が断続的に表示されます。メイ
ンウィンドウのサイズを変更すると、描画上の問題が解決されます。
z
表示デザインが変更されると、カーソルがコマンドプロンプト領域からなくなります。[送信] ボタンをクリックす
るか、メニューを開くか、またはその他の何らかのアクションを実行すると、フォーカスが正常に戻ります。
z
各サーバーでローカルにログを作成する場合は、[ファイル] - [ローカルロギング] を使用して有効にする前
に、何も変更していない場合でも、必ず一度 [編集] - [ローカルロギング] を実行してください。これを実行し
ない場合、[編集] - [ローカルロギング] ダイアログボックスに表示されるファイルではなくデフォルトのファイ
ルの dconsole.log にログが書き込まれます。また、ローカルのログファイルのファイルパスを変更すると、次
回 [編集] - [ローカルロギング] でダイアログボックスを表示したときに、デフォルトのデータディレクトリが示
されます。
z
Domino コンソールがコントローラに接続されると、コントローラは即座に最新の 120 件のメッセージを表示し
ます。これらのメッセージのいずれかがプロンプトであると、Domino コンソールではそのプロンプトが表示さ
れます。それがコンソールに表示される最後のメッセージでない限り、ダイアログボックスを無視し、キャンセ
ルしてください。
z
ダイアログボックスを表示している際にプロンプトメッセージが表示された場合、そのプロンプトを閉じるに
は、プロンプトのウィンドウを閉じるためのアイコンをクリックします。2 つのモーダルウィンドウの間でフォーカ
スが混乱しているのが原因です。
国際化に関する問題
Linux では、コントローラによって起動された Domino コンソールにヘブライ文字を使用すると問題が生じま
す。ヘブライ文字が表示された後、コンソールがフリーズします。コントローラでコンソールを起動する代わり
に、コンソールを別に起動し、それをコントローラに接続してください。つまり、コントローラを「server -jc -c」で
起動し、コンソールを「jconsole」で起動してから両方を接続します。または、コントローラを「server -jc」で起
動し、Domino パスワードを入力してからすぐにコンソールのみを終了します。その後、コンソールを別に起動
して接続します。
z
z
AIX、Linux、および NT/W2K マシンで、インド語派の言語文字を Domino コンソールに入力するには、ウィン
ドウまたはダイアログボックスの左上隅にあるアイコンをクリックします。[入力方式の切り替え] メニューオプ
ションを選択すると表示されるポップアップメニューから、使用する IME を選択できます。
z
Linux で、Linux の IME の中国語文字選択を拡張すると、IME 固有の問題のためにサーバーコマンドが繰り
返し表示されます。
z
Linux では、Domino コンソールの [Domino コマンド] フィールドへの入力で、韓国語文字が表示されません。
Domino コンソールでは、現在のところタイ語文字がサポートされません。
Domino コンソールでは、実行しているオペレーティングシステムの言語以外の言語によるテキストの入力が
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サポートされません。
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Domino コンソールでは、テキストフィールドのあるダイアログボックスが起動されると、[Alt] + [~] キーを押し
ても日本語 IME の入力モードが切り替わりません。タブで他のフィールドに移動してから戻ることで、正常な
動作に復帰します。
z
Domino コンソールでは、現在のところ GB18030 がサポートされません。
NT/W2K サービスとしてコントローラを起動
Server コントローラを Windows NT サービスとして実行することもできます。NT サービスとして実行するには、起
動時パラメータに「-jc」を追加します。次の 3 つの方法のうちのいずれかの手順に従います。
z
コマンドラインの「-jc」を、サービスとしてインストールされているスタンドアロンのサーバーに追加するには、
リソースキットに付属する SC ツール (Sc.exe) を次のように使用します。
Sc config "Lotus Domino Server (LotusDominoData)" binPath= "=c:\lotus\domino\notes.ini -jc"
形式: sc <server> [command] [service name] <option1> <option2> ...
詳しくは、Microsoft ナレッジベースの資料 Q251192 を参照してください (
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;Q251192)。
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regedit で Domino サービスのエントリを検索し、ImagePath 値の終わりに「-jc」を追加します。
MyComputer -> HKEY_LOCAL_MACHINE -> System -> CurrentControlSet -> Services ->
LotusDominoServer(datadirectory)
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他のパラメータとともに「起動時パラメータ」で次のように指定します。
"=c:\lotus\domino\notes.ini -jc"
メモ: NT では固有のバグがあるため、パスを c:\\lotus\\domino\\notes.ini と指定する必要があります。.
Domino コントローラおよび Domino コンソールによるメッセージロギング
今回のリリースの Domino から、コントローラメッセージのロギングが以下のように変更されました。
コントローラ側でのロギング
コントローラでは、ユーザーにより制御される Domino からのメッセージがログに記録されます。デフォルトで
は、メッセージは通常のテキスト形式 (つまり、プレーンメッセージ) で Domino のデータディレクトリに保存さ
れます。ただし、以下の「コントローラの詳細」で説明されているように、ControllerLogFileName にパスを指定
することで、別のディレクトリや名前を設定できます。コントローラでは、毎日夜中に同じパスの別のログファ
イルが開始されますが、ログファイルが大きくなりすぎないように異なる日時が付加されます。ただし、コン
ソールから直接 ControllerLogFileType を変更すると、新しいファイルが作成され、適切な日時が付加されま
す。つまり、ControllerLogFileName や ControllerLogExpiration を変更する場合は、Domino が起動されると
き、新規ファイルが作成される夜中、ControllerLogType を変更するときなどのそれぞれの状況を考慮に入
れる必要があります。
コントローラの詳細
以下の設定をコンソールから変更するには、dcontroller.ini を編集するか、またはコントローラ設定コマンドを
使用します (たとえば、con set ControllerLogType=2)。
コントローラのロギングに影響するパラメータは 3 つあります。これらはサーバーのデータディレクトリにある
dcontroller.ini で設定します。
ControllerLogType
ControllerLogExpiration
ControllerLogFileName
ControllerLogType
有効な値は 0、1、2、または 3 です。
0 -- 記録しない。ログはコントローラ側で記録されません。これは、DEBUG_OUTFILE オプションを設定
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しない場合と同様です。
1 -- 通常のテキストメッセージで記録する。これはデフォルトの設定です。DEBUG_OUTFILE 設定よりも
情報量が多くなります。UNIX の「pipe」コマンドに似ています。
2 -- サーバーから送られるすべての情報 (重要度、色、procid など) とともにメッセージをメタ形式で記
録する。
3 -- 両方の形式のファイルを同時に記録する。
ControllerLogExpiration
設定された日数分のファイルを保持し、残りをパージします。デフォルト値は 7 日です。つまり、どの日で
あっても数日分のファイルがデータディレクトリまたは設定されたディレクトリ内に保持されています。
ControllerLogFileName
ログファイルのパス名を設定します。これを設定する場合は、拡張子を付けないようにしてください。プロ
グラムによってファイル名に .meta または .log が付加され、日時がそのファイル名に追加されます。デ
フォルトでは「dcntrlr」という名前になります。デフォルトのディレクトリは、Domino データディレクトリで
す。デフォルトのログファイルは次のとおりです。
ControllerLogType に応じて dcntrlr06170900.log または dcntrlr06170900.meta
ControllerLogFileName=d:\logs\mylog と設定すると、ファイルは次の名前で d:\mylog ディレクトリに格
納されます。
mylog06170900.log または mylog06170900.meta
ただし、ControllerLogFileName=d:\logs\mylog.log と設定すると、ファイルは次の名前で d:\mylog ディレ
クトリに格納されます。
mylog.log06170900.log または mylog.log06170900.meta
コンソールの一般情報および詳細 (ローカルロギング)
リモート Java コンソールから接続する場合、ローカルディスク上の特定のコントローラ/サーバーから送られ
たメッセージをログに記録できます。また、複数のサーバーのログも同時に記録できます。直接ローカルロギ
ングの停止および開始を指定することも可能です。ローカルロギングを有効または無効にするには、[コント
ローラ] - [ローカルロギング] チェックボックスを使用します。
ローカルロギングを有効にすると、ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスで、ディレクト
リおよびファイルの名前、データの種類 (メタまたは通常テキスト)、およびファイルの種類 (シーケンシャルま
たは循環。循環形式を選択する場合は、ログファイルのサイズも指定します) を選択できます。
各フィールドには、フィールドの内容を示す自動ツールチップテキストがあります。ここでは、デフォルトのディ
レクトリは Java コンソールが起動される場所になります。
メモ: コントローラのロギングとローカルロギングでは、UTF8 ではなくネイティブバイトが書き込まれます。マ
ルチバイト文字を使用していると、これらは正しく表示されません。
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Server-Domino ディレクトリのインターネットサイト文書
Domino 6 では、Server カテゴリ [インターネットサイト] の下の Domino ディレクトリで新しいビューが使用できま
す。今回のリリースでインターネットサイト文書が必要になるのは、Domino ドメインがサービスプロバイダ環境を
サポートするように設定されている場合で、詳しくはオンラインヘルプに記載されています。
インターネットサイト文書の使用は、サービスプロバイダ環境以外でもサポートされます。インターネットサイト文
書の作成後は、[基本] ペインで次のコントロールを使用し、サーバー文書内でその使用を有効にする必要があり
ます。
[サーバー - インターネットサイト] からインターネット設定の読み込み
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Server-Domino Java セットアッププログラム
このリリース情報では、Lotus Domino 6 の新しい Domino Java セットアッププログラムの有用性について説明し
ます。これまで Domino Server の設定は、データベースに基づいていました (setup.nsf および setupweb.nsf)。こ
の場合、これらのデータベースに接続するための Notes Client または Web ブラウザのいずれかを必要とし、次
に Server セットアッププログラムに従ってセットアップを実行していました。Domino 6 では、設定用 GUI はすべて
Java で記述されており、サポートされるすべての Server プラットフォームで使用できます。
新しい Domino Java セットアッププログラムでは、一部設計上の機能強化が図られましたが、以前のセットアップ
と同じ機能が提供されます。「標準セットアップ」と「カスタムセットアップ」との違いはなくなりました。各セットアップ
画面で [カスタマイズ] ボタンをクリックすることで、特定の項目をカスタマイズできます。また、アプリケーションは
Java で記述されているため、すべてのサーバープラットフォームでほぼ同一です。
新しい Domino セットアッププログラムの使用
Domino Java セットアッププログラムは、以前にサーバーを起動した場合と同じように起動できます。セットアップ
を実行するには、以下の手順に従います。
Windows システムの場合
1) [スタート] メニューから [Lotus Applications] - [Domino Server] を選択します。
または
プログラムディレクトリのコマンドプロンプトから「nserver」コマンドを実行します。
Unix システムの場合
1) データディレクトリに移動し (デフォルトは /local/notesdata)、bin ディレクトリの server コマンドへの完全なパ
スを指定します。たとえば、「/opt/lotus/bin/server」です。
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Server-Domino リモートセットアップ
新しい Domino Java セットアッププログラム (関連するリリース情報を参照) は、統一された機能と外観を備えて
おり、すべての Domino Server プラットフォームでサーバーの設定を行えます。また、他のシステムからリモート
でサーバーのセットアップを実行できるように機能が拡張されています。
Domino リモートセットアッププログラムは、ネットワーク経由でシステムにサーバーセットアップを実行できるよう
にするファイルのサブセットです。このプログラムを使用することで、Domino Server をサポートする任意のシステ
ムに標準セットアップインターフェースを表示し、サーバーをリモートで設定できます。
Lotus Domino 6 では、リモートセットアッププログラムが個別のアプリケーションとしてインストールされます。ただ
し現在のところ、標準の Domino Server インストールを使用するのが最も簡単な方法です。リモートセットアッププ
ログラムを使用するには、以下の手順に従います。
Domino 6 での Domino リモートセットアッププログラムの使用
1) リモートでセットアップする予定のサーバーをインストールします。
2) 新規にインストールされたサーバーで、コマンドラインから「-listen」パラメータ付きでサーバーアプリケーション
を起動します。たとえば、Windows では、「\Lotus\Domino\nserver.exe -listen」を実行します。Unix では、
「/opt/lotus/bin/server -listen」のようになります (データディレクトリから実行する)。
3) 現在「待機」状態のサーバーをリモートでセットアップするためのマシン上に、Domino Server の別のコピーをイ
ンストールします。このコピーをセットアップする必要はありません。これは、リモート Domino セットアッププログラ
ムを実行するために必要な Java ランタイム環境と一連のファイルを用意するために使用します。
4) コマンドラインインターフェースを起動し (Unix 端末または Windows コマンドプロンプト)、プログラムディレクトリ
に移動します。Windows では、「Domino」ディレクトリです (デフォルトは C:\Lotus\Domino)。Unix では、プラット
フォーム固有のプログラムディレクトリです (たとえば AIX システムでは、/opt/lotus/notes/latest/ibmpow)。
4.1) Unix システムでは、シェルにログインするときに必ず「xhost +」を実行してください。詳しくは、リリース情報の
「Domino Java セットアップを実行するための Unix システムディスプレイのロック解除」を参照してください。
5) コマンドラインから、コマンド「serversetup -remote」を実行します。リモートシステム上で Domino Java セット
アッププログラムが起動します。
6) [Connect to Remote Domino Server] ウィンドウが表示されます。このウィンドウで、セットアップするサーバー
のリモートホストアドレスを入力します。「リスナー」プログラムでは、デフォルトでポート 8585 が使用されるため、
リモート接続でもデフォルトではこのポートが使用されます。ただし、このとき TCP/IP 接続に使用するポートはカ
スタマイズできます。また、このウィンドウの [Ping] ボタンを使用して「ping」コマンドをネットワーク上に送信し、待
機しているサーバーとの接続を確認できます。
7) 待機しているマシンのホスト名とポート番号を指定し、[OK] をクリックします。Domino Java セットアッププログ
ラムの処理が続行され、リモートの待機システムに接続されます。
8) セットアップが完了すると、リモートシステム上のリスナープロセスをシャットダウンするよう求められます。この
指示に従ってシャットダウンを実行するか、またはシステムで直接 setup -q [port] を発行してシャットダウンを実
行します。
これで、リモートで設定したサーバーを起動する準備が整います。
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Server - Domino Web サーバー管理クライアント
Lotus Domino 6 Server には、Domino Administrator クライアントによく似た、まったく新しい Web サーバー管理
クライアント (webadmin.nsf で利用可能) が含まれています。
Domino 6 Web サーバー管理クライアントを使用するには
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稼働していない場合は、サーバーで HTTP タスクを起動します。
z
ブラウザで、サーバー webadmin.nsf データベースを指定します。たとえば、
http://yourserver.domain.com/webadmin.nsf のようにします。
Domino 6 Web サーバー管理は、HTTP サーバーによって完全にかつ自動的に管理されます。HTTP サーバー
では、存在しない場合 webadmin.nsf データベースが新しく作成され、ACL が自動的に管理されます。デフォルト
では、サーバー文書のセキュリティタブで定義されるすべてのサーバー管理者およびフルアクセスアドミニスト
レーターには、ACL で自動的にアクセス権が与えられます。新しい管理者をサーバー文書に追加すると、それに
応じて HTTP タスクにより webadmin.nsf の ACL が更新されます。
Domino 6 Web サーバー管理の要件
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Windows 98/NT4/2000/XP 上で実行される MS Internet Explorer 5.5 または 6.0 が必要です。
z
MS Internet Explorer 5.0、Netscape 6.x、Mozilla 1.0、Opera 6、Konqueror またはその他のブラウザは現
在のところサポートされません。
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z
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英語版でサポートされている、Windows 98/NT4/2000/XP または Linux 7.2 上で実行される Netscape
4.7x については、日本語版ではサポートされません。
システム管理プロセス (AdminP) サーバータスクが同じサーバー上で実行されている必要があります。
ユーザーまたはサーバーを登録できるようにするには、認証機関 (CA) タスクが、同じまたは別の Domino 6
Server 上で実行されている必要があります。
NT 4 を実行している場合、特定の Windows OS 統合機能を利用するには、MS WMI SDK をインストールす
る必要があります (W2K には自動的に WMI が含まれます)。
既知の問題
一般
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ボタンが一部表示されない場合は、小さなフォントを使用するようにシステムを設定してください。
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MS Internet Explorer ブラウザの場合: [保存しているページの新しいバージョンの確認] が [自動的に確認
する] に設定されていることを確認します ([ページを表示するごとに確認する] が設定されていると、画面ア
イコンの描画中にブラウザが停止することがあります)。
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Server-Dynamic Debug_Out 機能
Notes Dynamic Debug_Out 機能は、サービス機能の一部として Domino 6 で新しく登場しました。この機能を使用
すると、サーバーをリサイクルせずにコンソールログのオンとオフを切り替えられます。次の機能が含まれます。
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z
z
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タスクの実行中にファイルへのログを有効/無効にできます。
初期ログ状態を設定できます。
ファイルに意味のある名前を付けたり、名前を変更したりできます。
ファイルサイズ制限を適用できます。
この機能について詳しくは、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』の NOTES.INI に関するセクションを参照して
ください。関連する変数は、Console_Log_Enabled、Console_Log_Max_Kbytes、Debug_Outfile、および LogFile_Dir
です。
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サーバー - IMAP ネームスペース
Domino Server は現在 IMAP ネームスペースをサポートしていますが、この機能をサポートしていない IMAP クラ
イアントがあるので、セパレータを置換するときに問題が発生することがあります。
Notes の命名規則は、セパレータ (/) で分けられたユーザー名とドメインを指定します。Notes Client からネーム
スペースを設定する場合、特定のユーザーフィールドの名前にセパレータを付けないでください。その代わりに、
[ツール] - [プリファレンス] から代理のパネルを選択し、検索機能を使用するか、ユーザー名を直接入力してくだ
さい。
すべてのセパレータを削除すると、ユーザー名だけが表示されます。ドメイン名は必要ありません。
アクセスする他のユーザーのメールファイルの設定
このフィールドでは、所有者が他のユーザーのメールファイルにアクセスできる機能を設定します。
代理
このフィールドを設定すると、他のユーザーが自分のメールファイルにアクセスできます。メールファイルの所有
者だけが設定できます。
Domino 6 では、この設定は手動で行わなければなりません。今後のリリースでは、アクセスしたいメールファイル
を指定すると、要求が送信され、指定のアクセス権や代理設定で修正できるようになります。現在のリリースで
は、このフィールドを修正したあと、相手ファイルの所有者に連絡して、自分のユーザー ID を相手の代理設定に
追加してもらわなければなりません。
Associated SPRs :
DPOS4KFMA8
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サーバー - 時間検索を処理する LDAP サービスの機能強化
LDAP サービスでは、秒 (yyyymmddhhmmssZ) およびミリ秒 (yyyymmddhhmmss.mmmZ) を含む標準的な時間検
索が優先されます。ただし、引き続き以前の時間検索 yyyymmddhhmmZ もサポートされます。
また、すべての時間は以前のリリースでは返されなかった秒 (yyyymmddhhmmssZ) を含む形式で返されます。
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サーバー - 新しい全文検索エンジン
新しいバージョンの GTR 全文検索エンジンが使用されています。これにより、クライアントまたはサーバーのい
ずれかですべての全文索引が再構築されます。サーバーでは、再構築は自動的に実行され、完了までに数時間
から数日程度かかります。クライアントでは、[索引の更新] ボタンを使用するか、または自動の複製操作に従うこ
とで索引を再構築できます。
新しいバージョンのエンジンの特長
1. パフォーマンスの向上
Boolean 型のデータ処理の機能強化
エンジンで使用する FTSearch 制限値
結果データのキャッシュ
HUGE LDAP のスピードアップ
2. リソース利用の改善
索引作成でのメモリ使用量の低減 (1 文書当たり 6 MB 制限の撤廃)
Notes メモリサービスを使用した GTR メモリ使用の改善
3. 容量
1 索引当たり最大 16 TB (以前は 2 GB)
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サーバー - Unix で Domino を起動する際の Notes.INI の場所の受け渡し
Notes.INI の場所は、Unix プラットフォーム上で Domino Server を起動するときに指定できます。これは、
「=notes-ini-location/notes.ini」引数を「server」 (または他の Domino 実行ファイル) に渡すことで行います。
Notes.INI の場所を引数として指定する場合、その引数は「server」 (または他の Domino 実行ファイル) に渡され
る第 1 引数でなければなりません。「Java コンソール」で「-jc」引数を渡す場合、その引数は、=notes.ini 引数が
あればその次に置き、他のすべての引数に先行させる必要があります。
Notes.INI の場所を「server」に渡すと、「server」の起動をサブディレクトリから、つまり、Notes データディレクトリ
の外部から実行できるほか、Notes データディレクトリへのパス参照も必要でなくなります。
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サーバー - セットアップとデスクトップポリシー
Domino 6 では、R5 での「セットアッププロフィール」が「セットアップとデスクトップポリシー」に移行しました。このリ
リース情報では、R5 のセットアッププロフィールから新しいポリシーへの変更について説明します。
移行
セットアッププロフィールを使用している組織はポリシーへの移行を検討する必要があります。セットアッププロ
フィールは Domino 6 でも引き続きサポートされますが、新しい機能は組み込まれていません。管理者は、ユー
ザーの登録時にセットアッププロフィールを指定することができなくなりました。セットアッププロフィールをポリシー
に変換する移行ツールは、現在のところ用意されていません。
セットアッププロフィールとポリシーの共存
ユーザー文書にセットアッププロフィールが指定されていると、その設定は該当するユーザーに適用されるセット
アップまたはデスクトップポリシーに優先します。
セットアップポリシーの実行
セットアップポリシーは、Client 設定を行うごとに初期 Client 設定の一環として 1 回実行されます。セットアップポ
リシーに加えられた変更により、このポリシーが適用される既存のクライアントが影響を受けることはありません。
(これは、セットアッププロフィールのある R4 に存在していたセットアップ機能です)。ユーザーの開始点として機
能する初期設定がセットアップポリシーに含まれている必要があります。管理者は、ユーザー側のクライアントで
最新の設定を維持する作業には関与しません。
デスクトップポリシーの実行
デスクトップポリシーは、ポリシーへの変更が発生したときに、必ずユーザーの Client 設定に適用されます。管
理者は、デスクトップポリシーで最新状態を維持しなければならない設定を含める必要があります。たとえば、デ
スクトップポリシーのサーバー電話番号が変更されると、このポリシーが適用されるすべてのクライアントに適用
されます。デスクトップポリシーは、R5 で動的 Client 設定によりセットアッププロフィールを適用したのと同じ方法
で適用されます。
セットアップポリシーとデスクトップポリシーの新しい機能
セットアップポリシーまたはデスクトップポリシーを介して、NOTES.INI (W32) または Notes プリファレンスファイル
(Mac) に設定をプッシュできます。これらのポリシーには両方とも [プリファレンス] という新しいタブがあり、このタ
ブには特定のポリシータイプの実行に基づいて Client に適用される設定のグループが含まれます。設定可能な
プリファレンスのグループは、R4 および R5 のロケーション設定と同じ方法で拡張可能です。詳しくは、『Domino
Administrator 6 ヘルプ』を参照してください。
デスクトップポリシーの新機能
デスクトップポリシーには、Welcome ページのカスタマイズをユーザーに適用するセクションが含まれます。
Welcome ページをユーザーのデスクトップに追加する手順は、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』の「カスタ
ム Welcome ページの導入」を参照してください。
設定でのブックマークはどのような種類のものであってもユーザーにプッシュできます。ブックマークは、ブック
マークバー、特定のフォルダ、またはサブフォルダ ([スタートアップ] フォルダを含む) に追加できます。また、ブッ
クマークの階層をユーザーのデスクトップに追加することも可能です。管理者は、目的のブックマークのレイアウト
を設定し、デスクトップポリシーの [データベース] タブの下部にある灰色のアウトライン内にドラッグします。この
ブックマークの階層は、ユーザーのコピーとマージされます。この後も、管理者はこのアウトラインを使用してブッ
クマークを移動または削除でき、この変更はユーザーに対しても反映されます。
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サーバー - Web のユーザープリファレンス
Web ブラウザを介して Domino データベースを使用する場合、ブラウザの「受け入れ言語」設定に基づいて自分
の地域に関するプリファレンスを使用できるため、ユーザーの利便性が向上しました。
たとえば、自分のブラウザの受け入れ言語をドイツ語に設定すると、ユーザープリファレンスを使用するよう設定
されており、別のカスタム設定を強制的に使用するよう設定されていないフィールドおよびビューの列の日付形式
には、ドイツ語の日付形式が使用されます (時刻が 24 時間制で表示されるなど)。
ブラウザの「受け入れ言語」を設定するには次のようにします。
Internet Explorer の場合: [ツール] - [インターネットオプション] で [言語] を選択します。
Netscape の場合: [編集] - [設定] を選択し、[カテゴリ] で [Navigator] - [言語] をクリックします。
受け入れ言語は次の設定に適用されます。
日付形式: 順序と区切り文字
月および曜日の名前
時刻形式: 区切り文字、12/24 時間形式および AM/PM 文字列とその桁
数値形式: 小数点区切り文字と先頭のゼロ
通貨形式: 記号、桁、間隔、および 3 桁ごとの区切り文字
また、上記の設定のほか、ローカル標準時およびサマータイムの設定を上書きできるページを生成する新しい
URL が用意されました。デフォルトの標準時およびサマータイムの設定はサーバー側の設定になります。
次に URL 構文を示します。
http://<servername>/$Preferences.nsf
次のように標準時プリファレンスページだけを取得することもできます。
http://<servername>/$Preferences.nsf?OpenPreferences&PreferenceType=TimeZone
または、次のように日付、時刻、数値、および通貨のプリファレンスページを取得します。
http://<servername>/$Preferences.nsf?OpenPreferences&PreferenceType=Regional
メニューは次のように取得します。
http://<servername>/$Preferences.nsf?OpenPreferences&PreferenceType=Menu
デフォルト値を上書きした場合、設定はブラウザ Client マシンの Cookie に格納されるため、Cookie を有効にす
る必要があります。
範囲
Cookie が設定されると、単一サーバーであるか複数サーバー (デフォルト) であるかという Cookie 範囲を指定す
るサーバー側設定に応じて、インターネットドメイン内の特定の Domino 6 Server またはすべての Domino 6
Server のいずれかで Cookie が機能します。上書きされた設定は、当然同じ Client マシンから Web ページを表
示したときにのみ有効になります。
プリファレンスのサーバー側管理
Domino ディレクトリの Server/Web サイトフォームには、[Web ユーザーのプリファレンスをクッキーに保存する]
という設定があり、これを使用することで管理者は次のことを行えます。
z
z
z
プリファレンスの Cookie を無視し、要求されたときにプリファレンス HTML を生成しない (無効)。
範囲をそのサーバーのみに制限する (単一サーバー)。
インターネットドメイン内のサーバーにより生成される Cookie を優先する (複数サーバー)。
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Notes/Domino 6.0.1 の新機能と拡張機能
Administration
Domino ディレクトリ (pubnames.ntf) の新しいアウトライン
Domino ディレクトリのアウトラインビューが改善されて、Administrator クライアントのアウトラインビューにより近く
なりました (一貫性を保つために同じアイコンを使用)。以下は、Domino ディレクトリの新しいアウトラインビューの
例です。
Smart Upgrade で複数言語のインストールをサポート
Notes Client をアップグレードするときに、Smart Upgrade は複数の言語がインストール済みかどうかを認識し、
そのすべての言語をアップグレードすることができます。
自動診断情報コレクションツール
自動診断情報コレクションツールは、管理者が Notes Client と Domino Server のクラッシュの診断データを自動
収集する方法の一つで、この情報は選択された集中メール受信データベースへ送信されます。これにより、ユー
ザーがクラッシュについて報告しない、あるいはクライアントやサーバーのクラッシュに関する適切なデータを収
集しない問題が解決します。
Client
ローミングユーザー
複数の Notes Client から Notes にアクセスするユーザーは、ドメイン内の任意の Notes Client から、カスタマイ
ズした設定と個人情報にアクセスできるようになりました。このようなユーザー (つまりローミングユーザー) の
データは、ファイルが格納されるローミングユーザーサーバーとユーザーのマシンの間で複製されます。ローミン
グユーザーが別の Notes Client からログオンすると、ユーザーの ID ファイル、個人アドレス帳、ブックマーク、
ジャーナルがローミングユーザーサーバーから自動的に取得されます。これらのファイルにユーザーが加えた変
更は、ローミングサーバーに複製されます。これにより、ローミングユーザーはどの Notes Client からも一貫した
操作環境を得られます。
Macintosh OS 10.2 のサポート
Notes/Domino 6.0.1 以降、Notes Client のプラットフォームとして Macintosh OS 10.2 がサポートされます。
Designer
ブックマークバーから WebSphere Studio Application Developer の起動が可能
Designer のブックマークバーに WebSphere Studio Application Developer を起動するボタンが用意されました。
テンプレートのバージョン情報が利用可能
Notes/Domino 6.0 ではテンプレートが変更され、テンプレートのバージョン情報が単一の、共有フィールドに記録
されるようになりました。テンプレートのバージョン情報へは [データベース] - [プロパティ] - [デザイン] タブから
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アクセスできます。このフィールドのバージョン文字列の例を次に示します。
Title: Mail (R6)
Class: StdR6Mail
Build: V60_08152002
iNotes Web Access
iNotes ユーザーは Notes の暗号化されたメールを読むことが可能
iNotes Web Access (IWA) のユーザーは、IWA のブラウザインターフェースから Notes の暗号化されたメールメッ
セージを読むことができるようになりました。
iNotes ユーザーは LDAP ディレクトリにアクセス可能
iNotes Web Access ユーザーはメールやフォームの宛先に指定する名前の検索を行うときに、LDAP ディレクトリ
にアクセスできます。
Linux サーバーのサポート
Notes/Domino 6.0.1 以降、Linux が iNotes Web Access のサーバーとしてサポートされます。
インストール
Notes Client は OS X のみインストールされている Macintosh でもインストール可能
Notes Client は、OS X のみインストールされている Macintosh でもインストール可能です。従来は、Notes 6 をイ
ンストールするためには、OS 9 あるいは Classic OS 9 環境を持つ OS X が必要でした。
ライセンス管理
IBM LAP ツール
6.0.1 では、IBM License Acceptance Process (LAP) ツールが Windows クライアントに実装されました。LAP ツー
ルは、インストールの前に使用許諾書をユーザーに表示するため、ユーザーは使用許諾書を承諾または拒否す
ることができます。使用許諾書を承諾しない場合は、製品をインストールすることができません。
プラットフォーム
Solaris 9 のサポート
Notes/Domino 6.0.1 以降、Domino のプラットフォームとして Solaris 9 がサポートされます。
テンプレート
シングルコピーテンプレート
シングルコピーテンプレート機能は、テンプレートを使用するそれぞれのデータベースにテンプレート情報を格納
するのではなく、単一のテンプレートの設計情報の参照を可能にすることにより、ディスクスペースの節約を支援
します。たとえば、メールフォームの設計情報は、ユーザーのすべてのメールデータベースに格納されていまし
た。現在では、情報が単一の場所のテンプレート内に格納され、ユーザーのそれぞれのデータベースは 1 つの
テンプレートを単に参照するに過ぎません。
Web サーバー
Domino 6.0.1 では下位互換性を持つ $CacheValid フィールドを再導入
Domino 6 では、キャッシングの改良の結果、Web ページの結果を作成する多くのサブシステムでパフォーマンス
が大幅に改善されました。さらに、国際化サポートの向上、新しいユーザープリファレンスなど、Web のコンテンツ
をカスタマイズできる新機能がいくつかあります。
これらの機能強化により、Domino 6 のテストでは、サーバー側でのキャッシングによって、典型的な使用状況で
はパフォーマンスの改善がほとんど見られませんでした。コンテンツのカスタマイズ機能の増加に伴い、キャッシ
ング機能が削減されたためです。この結果、Domino 6 ではサーバー側での Web ページのキャッシング機能が削
除されました。これにより $CacheValid フィールドも削除されました。$CacheValid フィールドは、Domino がキャッ
シュストラテジーをどのように判断したかにかかわらず、指定された秒数の間、キャッシュ内のページを有効にす
るために使用されていました。
Domino 6.0.1 では、$CacheValid フィールドが再び利用できるようになりましたが、下位互換のみの目的であるた
め、Domino 6 の新機能はサポートされません。この結果、新しいユーザープリファレンス、または改良されたイン
ターナショナルサポートを使用すると、$CacheValid の有効性に影響を及ぼします。具体的には、これらの新しい
機能が有効になっていて (デフォルト)、 応答にローカライズ可能なフィールド (時間、日付、通貨など) または複
数の言語を選択できるサーバーリソース文字列が含まれている場合は、フォームに $CacheValid フィールドが存
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在しても、応答はキャッシュされません。
これらの新機能は、サーバーレコード、または Web サイト文書の [Domino Web Engine] タブの [Web ユーザー
プリファレンス] セクションで、[Cookie に Web ユーザープリファレンスを保存] を無効にし、 [デフォルト地域ロ
ケール] をサーバーロケールにすることで無効にできます。この設定では、$CacheValid の有効性が、すべての
応答に関して R5 の場合と同じになります。この設定を行わないと、ローカライズ可能なフィールドやリソース文字
列を含んでいる場合に、$CacheValid を使った応答の一部がキャッシュされないことがあります。
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06 変更履歴
ローミングユーザー
複数の Notes Client から Notes にアクセスするユーザーは、ドメイン内の任意の Notes Client から、カスタマイ
ズした設定と個人情報にアクセスできるようになりました。このようなユーザー (つまりローミングユーザー) の
データは、ファイルが格納されるローミングユーザーサーバーとユーザーのマシンの間で複製されます。
ローミングユーザーが別の Notes Client からログオンすると、ユーザーの ID ファイル、個人アドレス帳、ブック
マーク、ジャーナルがローミングユーザーサーバーから自動的に取得されます。これらのファイルにユーザーが
加えた変更は、ローミングサーバーに複製されます。これにより、ローミングユーザーはどの Notes Client からも
一貫した操作環境を得られます。
システム要件
ローミングユーザーのインストールまたは設定を行う前に、次のことを確認してください。
z
すべての Notes Client および Domino Server が Notes/Domino 6.0.1以上で稼動していなければなりません
ローミングユーザーの作成
ローミングユーザーを作成するには、ユーザー登録処理において、ユーザー登録インターフェース ([設定] [ツール] - [登録] - [ユーザー]) を使用します。
1. [基本] タブで、[ローミングを有効にする] を選択すると、ユーザーのローミング機能が有効になります。
2. [詳細] チェックボックスを選択すると、さらにタブが表示されます。このパネルで [ローミング] を選択します。
3. [ローミングユーザー] の以下の任意のフィールドに入力します。[基本] タブの [ローミングを有効にする]、お
よび [Notes ID を作成する] をクリックしなかった場合は、これらのフィールドが表示されません。フィールドの
値を変更しない場合、Domino はデフォルト値を使用します (利用可能な場合)。
[メールサーバーにローミングユーザーファイルを置く]: これをクリックすると、ユーザーのローミング情報
がメール用サーバーと同じサーバーに保存されます。このオプションを選択すると、ローミングサーバー
のデフォルトはユーザーのメールサーバーになります。
[ローミングサーバー]: これをクリックすると、[ローミングユーザーのファイルサーバーの選択] ダイアロ
グボックスが開き、ここでユーザーのローミング情報を保存するサーバーを指定します。
[パーソナルローミングフォルダ]: ユーザーのローミング情報を保存するサブディレクトリです。デフォルト
では、指定したサブフォルダの形式に従いますが、カスタマイズすることもできます。
[サブフォルダ形式]: ローミングサーバーのローミングサブディレクトリの命名に使用する方式です。これ
により、各ユーザー用のデフォルトの個人ローミングフォルダが決まります。
[ローミングファイルを即時に作成] または [ローミングファイルをバックグラウンドで作成]: ローミングファ
イルを作成する場合に選択します。[ローミングファイルをバックグラウンドで作成] オプションはシステム
管理プロセスが次に実行されたときにファイルを作成することにより、ユーザー登録処理にかかる時間
を節約します。
[ローミングレプリカ]: このボタンをクリックすると、[ローミングファイルレプリカの作成オプション] ダイアロ
グボックスが開き、ユーザーのローミングデータベースの追加レプリカを作成する 1 つ以上のサーバー
を指定できます。このオプションは、クラスタサーバーにのみ適用されます。ローミング複製サーバーは
ユーザー登録処理においてのみ指定できます。
[クリーンアップオプション]: ローミングユーザーのクライアントに関する次のいずれかのクリーンアップオ
プションを選択します。クリーンアップはマルチユーザーとしてインストール、設定されているクライアント
にのみ行われます。
[クリーンアップしない] (デフォルト): ローミングユーザーのデータは、ユーザーのローミング先の
Notes Client ワークステーションから削除されません。
[定期的にクリーンアップ]: これを選択すると [クリーンアップ間隔] フィールド使えるようになり、ここ
で Notes Client ワークステーションからローミングユーザーのデータを削除するまでの日数を指定し
ます。
[Notes 終了時にクリーンアップ]: Notes が終了するとすぐに Notes Client ワークステーションから
ローミングユーザーのデータが削除されます。
[ユーザー確認]: クライアントの終了時に、個人ファイルをクリーンアップするかを尋ねるプロンプトが
表示されます。ユーザーが [はい] を選択すると、データディレクトリがそのクライアントワークステー
ションから削除されます。[いいえ] を選択すると、そのクライアントで再びプロンプトを表示するか尋
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ねるプロンプトが表示されます。ユーザーが [いいえ] を選択すると、プロンプトが再び表示されるこ
とはなくなります。[はい] を選択すると、次にそのワークステーションでクライアントを終了するとき
に、再びプロンプトが表示されます。
通常ユーザーからローミングユーザーへの変更
通常ユーザーをローミングユーザーへ変更すると、システム管理プロセスが個人文書のユーザーのステータスを
通常からローミングに変更し、ローミングサーバー上に各ローミングユーザーの個人用サブディレクトリを作成し
ます。この個人用サブディレクトリはローミングユーザーのファイルを格納し、別の場所を指定した場合を除き、デ
フォルトでは Domino/data パスに置かれます。状況に応じて、ユーザーのディレクトリ名に区切り文字を含めた
い場合は、区切り文字を選択できます。
通常ユーザーをローミングユーザーへ変更するには
z
Domino ディレクトリ内に、[UserModifier] 権限を持つ [編集者]、または [文書の作成] ロールと
[UserModifier] 権限を持つ [作成者] が存在する必要があります。
z
z
z
Domino Administrator の [ユーザーとグループ] タブをクリックします。
通常ユーザーの名前を1 つ以上選択します。
[ツール] ペインで [ユーザー] - [ローミング] をクリックします。
メモ: 複数のローミングユーザーと通常ユーザーを混在して選択した場合、[混合ローミングプロファイル] ダ
イアログボックスが表示され、ローミング、または通常のいずれかの選択を求めるプロンプトが表示されま
す。[ローミングプロファイルの割り当て: <n> 選択ユーザー] チェックボックスをクリックします。 この場合、
<n> は選択した通常ユーザーの数です。
z
次のフィールドに入力します。
[ユーザーローミングファイルをどこに保存しますか?]: 次のいずれかのオプションを選択します。
[メールサーバーに保存]: ユーザーのローミングファイルをユーザーのメールサーバーに置きます。
(ユーザーのメールサーバーはユーザー登録の際に指定されています)。
[ローミングサーバー]: ボタンをクリックすると、ユーザーのローミングファイルを保存する 1 つ以上
のサーバーを指定できます。
[個人アドレス帳にユーザー ID を保存] (省略可能): ユーザー ID をローカル個人アドレス帳に格納しま
す。
[ユーザー個人ローミングフォルダ]: 次の中から選択します。
[ベースフォルダ]: ユーザーのローミングファイルを保存するフォルダの名前です。デフォルトでは、
ユーザーのベースフォルダは Domino\data ディレクトリに格納されます。たとえば、すべてのローミ
ングユーザーのベースフォルダ名を 「Roaming」 としたい場合、「Roaming」と入力すると、
Domino\data\Roaming ディレクトリが作成されます。
[サブフォルダの形式]: ローミングユーザーの個人サブフォルダの名前を指定するときに使う形式で
す。デフォルトでは、ユーザーの省略名です。必要に応じてこの形式を変更でき、区切り文字を選択
することもできます。個人フォルダ (サブフォルダ) は、ローミングユーザーにアップグレードした各
ユーザーごとに、ベースフォルダに作成されます。 フォルダがすでに存在する場合は [ユーザーを
スキップ] を選択します。[フォルダ名を生成] を選択すると新しいフォルダが生成されます。
[クライアントクリーンアップオプション]: 次のいずれかのオプションを選択します。
[クリーンアップしない]: ローミングユーザーファイルはクリーンアップされません。
[定期的にクリーンアップ]: [クリーンアップ間隔] フィールドに 0 から 365 までの数を指定します。
[Notes 終了時にクリーンアップ]: Notes の終了時にファイルをクリーンアップします。
[ユーザー確認]: クライアントの終了時に、個人ファイルをクリーンアップするかを尋ねるプロンプトが
表示されます。ユーザーが [はい] を選択すると、データディレクトリがそのクライアントワークステー
ションから削除されます。[いいえ] を選択すると、そのクライアントで再びプロンプトを表示するか尋
ねるプロンプトが表示されます。ユーザーが [いいえ] を選択すると、プロンプトが再び表示されるこ
とはなくなります。[はい] を選択すると、次にそのワークステーションでクライアントを終了するとき
に、再びプロンプトが表示されます。
[バックグラウンドで更新を実行]: Administrator クライアントを他の管理アクティビティーに利用できる状
態にして、バックグラウンドで要求を処理します。このオプションを選択しない場合、システム管理プロセ
スがアップグレードを完了するまで Administrator クライアントはビジー状態になります。
z
[OK] をクリックします。通常からローミングへ正常にアップグレードされたユーザーの数を示すメッセージが
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表示されます。
z
次の手順で、個人文書のユーザーステータスが通常からローミングに変更されたことを確認します。
- Domino Administrator の [ユーザーとグループ] タブをクリックします。
- ローミングユーザーに変更したユーザーを選択します。
- [ユーザーの編集] をクリックし、ユーザーの個人文書を開きます。
- [ローミング] タブをクリックします。[ローミングを使用] フィールドに [進行中] または [はい] が表示さ
れます。[進行中] ステータス は、レプリケーションが行われてユーザーのファイルのレプリカがすべて更
新されるまで表示されます。
ローミングユーザーから通常ユーザーへの変更
ローミングユーザーを通常ユーザーへ変更すると、 システム管理プロセスが個人文書のユーザーのステータス
をローミングから通常に変更し、ユーザーのローミングファイルとレプリカを、これらのファイルが存在するサー
バーから削除します。
ローミングユーザーを通常ユーザーへ変更するには
z
Domino Administrator の [ユーザーとグループ] タブをクリックします。
z
[ユーザー] を選択し、通常ユーザーに変更するローミングユーザーの名前を 1 つ以上選択します。
z
[ツール] ペインで [ユーザー] - [ローミング] をクリックします。
メモ: 複数のローミングユーザーと通常ユーザーを混在して選択した場合、[混合ローミングプロファイル] ダ
イアログボックスが表示され、ローミング、または通常のいずれかの選択を求めるプロンプトが表示されま
す。[ローミングプロファイルの削除: <n> 選択ユーザー] チェックボックスをクリックします。 この場合、<n> は
選択したローミングユーザーの数です。
z
[バックグラウンドで更新を実行] チェックボックスをチェックすると、それぞれのユーザーをバックグラウンドで
処理します。バックグラウンドで処理するため、要求を処理している間も Administrator クライアントを使用で
きます。
z
変更が行われたことを確認します
- Domino Administrator の [ユーザーとグループ] タブをクリックします。
- [ユーザー] をクリックし、通常ユーザーに変更したユーザーを選択します。
- [ユーザーの編集] をクリックし、ユーザーの個人文書を開きます。
- [ローミング] タブをクリックします。[ローミング使用] フィールドに [いいえ] と表示されます。
ローミングファイルの削除を承認します。ローミングユーザーから通常ユーザへ変更することを選んだ場合、
システム管理要求データベース (ADMIN4.NSF) での削除要求を承認しなければなりません。ローミングユー
ザを通常ユーザーに変更すると、ユーザーのローミングファイルとレプリカの削除が必要になります。
z
- Domino Administrator の [サーバー] - [分析] - [システム管理要求 (R6)] を選択します。
- [管理者承認保留中] ビューを選択します。
- 詳細情報を確認せずに 1 つ以上の削除要求を承諾してよい場合は、その要求を選択し、[選択リクエ
ストの承認] をクリックして、[OK] をクリックします。
ローミングファイルの削除を承諾する前に 1 つ以上の要求の詳細を確認したい場合は、要求を選択して
開き、[要求文書編集] をクリックします。詳細な情報を確認したら、[レプリカ削除の承認] または [レプリ
カ削除の取り消し] をクリックします。
- [保存して閉じる] をクリックします。
複製とローミングサーバー
ローミングユーザーのセットアップが終わり、ローミングユーザーが任意のコンピュータで Notes を起動すると、デ
フォルトで 3 つのデータベース (個人アドレス帳、ブックマーク、個人ジャーナル) が複製されます。通常ユーザー
からローミングユーザーへアップグレードすると、個人ジャーナルがすでに存在していて、そのファイル名がデフォ
ルトの journal.nsf である場合のみ、個人ジャーナルが複製されます。また Notes は他のデータベースと
Notes.INI 設定ファイル (Machintosh ユーザーの場合は Notes プリファレンスファイル) からも一部の情報をコ
ピーし、これらの 3 つのデータベースのいずれかに保存します。
さらに、マシンに最初にローミングするとき、デフォルトで Notes が複製する 3 つのデータベースに加えて、ローミ
ングサーバー上のローミングユーザーのサブディレクトリにあるすべてのデータベースもまた複製されます。他の
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データベースを追加するには、追加するデータベースのレプリカをローミングサーバーのローミングユーザー用の
ディレクトリに作成します。
個人アドレス帳 (names.nsf)
このファイルには、ローミングユーザーの ID (ユーザーによる複製を許可するオプションを選択した場合)、および
ユーザー辞書が添付ファイルとして含まれています。ユーザー ID は、セキュリティを強化するため、添付の際に
二重に暗号化されます。
ID が複製されるため、パスワードの変更などによって ID を変更しても、それを別のコンピュータへコピーする必
要はありません。ただし、複製が行われるまで、新しいパスワードなどの変更はすぐに反映されません。そのよう
な場合は変更前のパスワードを使用してください。
ユーザープリファレンス
[ユーザープリファレンス] ダイアログボックスの設定は、オペレーティングシステムの固有の設定を除き、ほとん
どが複製されます。ローミングされないプリファレンスには、フォント、通信ポート、バックグラウンド印刷、 双方向
言語設定、ファイルパスなどがあります。
ブックマーク (bookmark.nsf)
ブックマークには個人の Welcome ページ、ツールバーのプリファレンス、ブックマークされたすべてのデータベー
ス、フォルダ、アイコン、その他のブックマーク設定やフレーム設定が含まれます。たとえば、 右フレームに長い
文書タイトルを表示するために、ユーザーはディスカッションデータベースの左フレームを最小化しているかもし
れません。
個人ジャーナル (journal.nsf)
個人ジャーナルデータベースは、名前が journal.nsf であるか、Welcome ページで「設定」されている場合のみ、
複製されます。
ローミングサーバーを介して複製されない情報
次の項目は複製されないため、使用するすべてのコンピュータの間で同じデータにすることはできません。
- 署名ファイル
- IMAP および NNTP プロキシデータベース
- Notes.INI ファイル (個人アドレス帳に保存されているユーザープリファレンスを除く)
- Desktop.dsk ファイル
- Cache.ndk ファイル
- Headline.nsf
- 個人ビュー
- サーバーのローミングサブディレクトリに複製されないその他のデータファイルやデータベース
Notes Client ユーザー - ローミングユーザーとしての設定
Notes を初めて使用する場合
Notes の本リリースが最初に使うリリースである場合は、[ローミングユーザー] 権限を持っていることを管理者に
確認してください。管理者が Notes ユーザーの登録時にこの権限を与えている場合は、すぐに任意のコンピュー
タ上で Notes の作業を始めることができ、ユーザーのデータが自動的に複製されます。管理者が [ローミング
ユーザー] 権限を与えなかった場合は、他のコンピュータで作業を始める前に、この権限を取得してください。
注意: 権限の付与を依頼する前に、個人アドレス帳、ブックマーク、個人ジャーナルの各データベースのアクセス
制御リスト内で [管理者] としてユーザーのフルネームが指定されていることを確認してください (組織がフルネー
ムを使用する場合の例: Jane Q Public/Acme/Sales)。また、これらのデータベースのファイル名はデフォルトの
names.nsf、bookmark.nsf、journal.nsf (個人ジャーナルをローミングする場合) でなければなりません。個人ジャー
ナルをローミングしない場合については、下記の「個人ジャーナルをローカルに保存する」を参照してください。
Notes を現在使用している場合
すでに複数のコンピュータで Notes を使用している場合、作業に使用する主要な 1 つのマシン上に、おそらく最
新のブックマーク、連絡先、その他の個人設定が保存されていることでしょう。管理者からローミング権限を与え
られた後、次の手順に従ってください。
1. 主に使用するコンピュータ上で Notes を起動し、メールデータベースなどのデータベースを開くことにより、
ホームサーバーに接続します。
2. 現在使用中のコンピュータをローミングの開始点として使用するかどうか尋ねるメッセージが表示されます。
[はい] をクリックします。
3. Notes を終了します。デフォルトでは、ローミングユーザーの場合、Notes は終了時に複製されます。これで
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作業データがローミングサーバーに複製されました。
4. 次に使うコンピュータを起動します。
5. (省略可能) このコンピュータの names.nsf、bookmark.nsf、journal.nsf ファイルに連絡先、ブックマーク、その
他の重要な情報が入っている場合、 オペレーティングシステムを使ってこれらのファイルのバックアップコ
ピーを作成します。後で、このバックアップファイルの名前を変更して追加し、それを開いて、情報をデータ
ベースにコピーアンドペーストできます。オペレーティングシステムでのこれらのファイルの格納場所について
は、必要に応じて管理者に問い合わせてください。
6. Notes を起動し、ホームサーバーへ接続します。このコンピュータにローミングするか尋ねるメッセージが表
示されたら、[はい] をクリックします。
メモ: 既存の個人アドレス帳、ブックマークデータベース、個人ジャーナルデータベースのファイルのバック
アップコピーは拡張子 .000 になります。拡張子 .nsf のファイルは新たにローミングレプリカに置換されます。
7. 使用する他のすべてのコンピュータで手順 4 から 6 を繰り返してください。
ローミングユーザー情報の管理
ローミングユーザーになると、Notes で複製スケジュールが有効になり、Notes の起動または終了時に複製され
るように設定されます。スケジュールには、個人アドレス帳、ブックマーク、個人ジャーナルが含まれます。複製ス
ケジュールは 1 つしか存在しません。つまり、レプリケータページ上のすべてのデータベースの起動および終了
時にも複製が行われるようになります。
スケジュールで 個人アドレス帳、ブックマーク、個人ジャーナルの優先度を高く設定し、他のデータベースよりも
頻繁に複製することもできます。Notes は現在の場所のユーザーの個人アドレス帳、ブックマーク、個人ジャーナ
ルのエントリをレプリケータページに作成します。
個人ジャーナルをローカルのままにする
個人ジャーナルデータベースあるプライベート情報を、ローミングサーバー経由で複製したくない場合は、次の手
順でファイル名を変更することにより、個人ジャーナルをローカルのままにすることができます。この変更は、ロー
ミングユーザーになる前に、ローミングする予定のすべてのコンピュータ上のジャーナルに対して行う必要があり
ます。Welcome ページで指定された個人ジャーナルデータベース、またはファイル名 journal.nsf の個人ジャーナ
ルデータベースは、すべてローミングされます。
1. Welcome ページに移動して [個人ジャーナル] アイコンをクリックします。
2. [通知] ダイアログボックスで、[個人ジャーナルを作成していない] を選択し、ダイアログボックスを閉じます。
3. 個人ジャーナルデータベース (journal.nsf) を開きます。
4. [ファイル] - [データベース] - [コピー] を選択します。
5. [ファイル名] フィールドで、journal.nsf 以外の名前を入力します (たとえば journal_local.nsf)。
6. あとで見つけられるように、新しいジャーナルをブックマークに追加します。
7. 元のジャーナル (journal.nsf) を開きます。
8. [ファイル] - [データベース] - [削除] を選択し、[はい] を選択します。
9. Notes を終了し、再起動します。
メモ: すでに個人ジャーナルデータベースの名前が journal.nsf 以外であれば、コピーする必要はありません
が、Welcome ページでそれが指定されていないことを確認する必要があります。
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06 変更履歴
シングルコピーテンプレート
説明
テンプレートからデータベースを作成すると、すべての設計要素が新しいデータベースにコピーされて格納されま
す。多数のデータベースが 1 つのテンプレート (たとえばメールテンプレート) を引き継ぐ環境では、明らかにデー
タの冗長性が存在します。テンプレートで Domino 6 のシングルコピーテンプレート (SCT) 機能を有効にすると、
同じサーバー上にある、 テンプレートを引き継いだすべてのデータベースの設計要素が、ポインタつまり参照文
書に置き換わります。これらの参照文書はテンプレート内の関連する設計要素をポイントしますが、エンドユー
ザーには見えません。このように、サーバーで設計文書が格納されるのは 1 回のみです。シングルコピーテンプ
レートを引き継いだ設計要素を変更すると、データベース内のその設計文書にすべて反映されます。
シングルコピーテンプレート (SCT) からデータベースやレプリカ (またはその両方) が作成されると、最初はすべ
ての設計文書が含まれます。データベース上の参照文書の作成や削除は design タスクによって行われます。シ
ングルコピーテンプレートを使用する主な利点はデータベースサイズ (ディスク容量) の削減で、データベースの
圧縮によってこれが実現します。
シングルコピーテンプレートを作成または有効化するには
次の 2 つの方法のいずれかを使用します。
1. (推奨) - SCT として指定する予定の、サーバー上のテンプレート (たとえば、mail6.ntf) を識別します。このテ
ンプレートのコピーを (mail6sct.ntf という名前で) ローカルに作成します。この新しいコピー (mail6sct.ntf) の
[データベースのプロパティ] ボックスを開きます ([ファイル] - [データベース] - [プロパティ] )。[設計] タブで、テ
ンプレート名を StdR6Mail から StdR6MailSCT に変更します。必要であれば、この新しいテンプレートがオリジナ
ルの StdR6Mail の設計の変更内容を引き継ぐようにすることもできます。次に、[シングルコピーテンプレート]
チェックボックスをオンにします。このテンプレートを元のサーバーにコピーします。次に、mail6.ntf (StdR6Mail) か
ら設計を引き継ぐよう設定されている特定の (またはすべての) データベースについて、mail6sct.ntf
(StdR6MailSCT) から引き継ぐように変更します。これを行う最も簡単な方法は、次の手順に従って変換ユーティ
リティーを使用することです (サーバーを停止することをお勧めします)。
mail サブディレクトリにある、現在 StdR6Mail を引き継いでいるすべてのユーザーファイルが
mail6sct.ntf を使用するように変換します
$ nconvert mail \*.nsf StdR6Mail mail6sct.ntf
詳しくは、変換ユーティリティの資料を参照してください。
Unix システムの場合、変換コマンドは「nconvert」ではなく、「convert」を使用してください。
2. SCT として指定する予定の、サーバー上のテンプレート (たとえば、mail6.ntf) を識別します。このテンプレート
のシングルコピーテンプレート機能を有効にするために、[データベースのプロパティ] ボックスの [設計] タブを選
択し、[シングルコピーテンプレート] チェックボックスをチェックします。次回に design タスクが実行されるとき、
mail6.ntf を引き継ぐそれぞれのデータベースにおいて、設計要素が参照文書に置換されます。通常、design タス
クは夜間のスケジュールタスクとして実行されますが、サーバーコンソールから次のコマンドを使って起動するこ
ともできます。
> load design
シングルコピーテンプレートを無効にするには
シングルコピーテンプレートとして指定されたテンプレートが万一壊れた場合、元のテンプレートを使うようにユー
ザーファイルを戻す必要があります。データベースをシングルコピーテンプレートから切断し、データベースが参
照文書ではなく完全な設計文書を持つようにするには、作成/有効化したときの方法に応じて、次の操作を行い
ます。
1. 上記の方法 1 を使用した場合は、オリジナルテンプレート (mail6.ntf) は元の状態のまま変更されていませ
ん。特定の (またはすべての) ユーザーが再びこのテンプレートを使用するように変換するには、次のようにしま
す。
John Doe というユーザーのメールファイルが元のテンプレートを再び使用するように変換するには
$ nconvert mail \jdoe.nsf StdR6MailSCT mail6.ntf
mail サブディレクトリにあるすべてのユーザーのメールファイルが元のテンプレートを再び使用するよう
に変換するには
$ nconvert mail \*.nsf StdR6MailSCT mail6.ntf
2. 上記の方法 2 を使用した場合は、テンプレート (mail6.ntf) の [データベースのプロパティ] ボックスを開き、[シ
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ングルコピーテンプレート] チェックボックスのチェックを解除します。次のように design タスクを実行すると、完全
な設計文書がデータベースに再び配置されます。
> load design
これら方法に加え、管理者はテンプレートの OS レベルでのコピーを作成し、安全な場所に保存することもできま
す。このようなコピーは小さく、間単に回復できます。
注意/制限事項
1. シングルコピーテンプレートとして指定するテンプレートは Notes/Domino 6 の ODS (43) でなければなりませ
ん。
2. シングルコピーテンプレートとして指定されているテンプレートは削除できません。これは、解決不能な参照を
回避するためです。削除が必要な場合は、OS レベルで削除する必要があります。
3. 現時点では、シングルコピーテンプレートとして指定されているテンプレートの設計は置換できません。
4. シングルコピーテンプレートの名前を変更しないでください。これは、テンプレートを参照しているデータベース
が関連性を失う可能性があるためです。
5. SCT への変換や元に戻す変換を大量に行う場合は、サーバーを停止するか、またはサーバーのアクティビ
ティが低いときに実行することをお勧めします。
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06 変更履歴
Notes/Domino 6.0.2 の新機能と拡張機能
APPS ディレクトリ
Lotus Domino Toolkit 1.0 for WebSphere Studio
Lotus Domino Toolkit 1.0 は、開発者が Domino 6 カスタム JSP タグを使用するのを支援するために設計されま
した。ツールキットを使うと、フォーム、ビュー、エージェントなどの既存の Domino アプリケーションの主要な部分
は WebSphere Studio 開発ツールで作業できるようになり、WebSphere 上で実行される新規 JavaServer Pages
用の開始点として再利用できます。
ツールキットは、Lotus 開発者がすでに持っている開発スキルを使い、Domino 6 に組み込まれている新規
Domino カスタム JSP タグを素早く理解し、実装する助けとなります。J2EE 開発者の場合、ツールキットにより、
Notes Domino データストアと J2EE テクノロジーの環境内でのアプリケーション機能へのアクセスが可能になり
ます。
ブラウザ
IBM Browser for OS /2 をサポートする Web メールテンプレート
Notes/Domino 6.0.2 以降、Web メールテンプレートは IBM Browser for OS/2 バージョン 2 をサポートします。
Netscape 7/Mozilla Linux 版をサポートする Web メールテンプレート
Notes/Domino 6.0.2 以降、Web メールテンプレートは Netscape 7 (Mozilla) Linux 版をサポートします。
カレンダーとスケジュール
Outlook 2000 および 2002 クライアントからの Domino インターネットアドレスの検索
Notes/Domino 6.0.2 には、Outlook ユーザーに Domino インターネットメールアドレスを表示する機能がありま
す。この機能により、Outlook ユーザーは、社内で Domino アドレス帳を使って電子メールをやりとりできます。提
供されているディレクトリインターフェースは、アドレス選択用の Microsoft 標準ユーザーインターフェースを使っ
てディレクトリサービスプロバイダ用の MAPI を使用します。
iNotes Web Access
新規ユーザーインターフェースと新機能の導入
Notes/Domino 6.0.2 のリリースと並行して、iNotes Web Access (IWA) では新規ユーザーインターフェースと多く
の新機能を組み込みました。これには、以下のものが含まれます。
z
新規ユーザーインターフェース。Notes 6 ユーザーインターフェースにさらに近づけるために、いくつかのダイ
アログボックスが変更されています。
z
IWA をデフォルトのメールプログラムとして指定する機能。
組織階層に基づいた名前検索と、同じ名前を持つ 2 人の人を区別する機能。
エントリリストが長いときに選択肢の複数行表示。
カレンダーとスケジュール機能の向上。会議に新規参加者を簡単に追加する機能や、午前 0 時をまたぐ予
約のサポートが含まれます。
z
z
z
z
週の開始日を選択する機能、DST 規則のサポートの向上、カレンダーエントリ用のタイムゾーンを指定する
機能、さらに [勤務時間] プリファレンスをカスタマイズする機能。
z
Client の側で生成されるグループカレンダービューとタスクチャートのサポート。グループカレンダーはグ
ループカレンダーチャート上での色による分類を含んだカテゴリ分けされたビューをサポートします。
z
展開または省略のデフォルト設定を設定し保存します。
オンライン Sametime ミーティングのサポート、議長が出席者のステータス情報を表示する機能、および会議
の通知ビューのサポート。
z
z
向上した編集機能。受信/送信メールと受信/保存カレンダーエントリの編集機能、インライン [カレンダー]
ビューの編集、および編集の取り消しが含まれます。
z
メールメッセージに表と水平線を作成する機能。
メールとカレンダーエントリのドラッグ & ドロップ機能。
メールファイルのデフォルトのビューを開く設定、[履歴付き返信]/[添付ファイルなしで履歴付き転送]、開い
たメールメッセージ内での [次へ移動]/[前へ移動] ナビゲーション、およびダウンロードする添付ファイルの
名前の変更。
z
z
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メッセージをフォルダに送った後にメッセージウィンドウを閉じます。
オフライン購読用のデフォルトの日数の新規サーバー文書設定。
z
向上したスペルチェックインターフェース。メールとカレンダーの件名のチェックも含まれます。
z
プレーンまたはリッチテキストフォーマットのプリファレンス設定。
z
双方向言語と複数言語テンプレートのサポート
z
DOLS インストールでの、適切なフォームとテンプレートのバージョンのサポート。
z
状況に応じたフォローヘルプと NSF ベースのヘルプシステム。
新規 IWA インターフェースで使用できる新機能の詳細は、IWA のヘルプを参照してください。
z
z
インストール
エクスプレスインストール
エクスプレス とは、小中規模の企業が、素早く Domino と Notes をインストールする方法の 1 つです。詳細につ
いては、このリリース情報の「新機能の紹介」の章、「Domino と Notes のエクスプレスインストール」を参照してく
ださい。
プラットフォーム
Citrix Metaframe XP FR 2 のサポート
Domino 6.0.2 から、Notes Client は NT と MAC ICA クライアントを使用する Windows 2000 Server 上で動作する
Citrix Metaframe XPe FR2 サーバーでサポートされています。
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06 変更履歴
Domino と Notes のエクスプレスインストール
エクスプレスとは、中堅規模ビジネスのお客様が素早くより簡単に Domino と Notes をインストールする方法の 1
つです。インストールの手順に関連した機能が次のように拡張されました。
z
サーバーセットアップ文書へのリンクと管理者用ヘルプ。サーバー自動実行インストール CD に追加されて
います。
z
サイレントサーバ ーインストールを詳細に説明した追加ヘルプ (リリース情報の「マニュアルの変更」の章に
ある「サイレントサーバーインストール」を参照してください)。
z
Win32 ではないサーバーへのインストール用スクリプトとユーザーインターフェースオプション。サーバーイン
ストールの終了後、自動的にサーバーセットアップが実行されるようにします。インストール後に管理者が
サーバーセットアップを行うように指示する、インストール後のメッセージも追加されました。
z
Win32 でのデフォルトのライセンス選択が [Utility] から [Enterprise] に変更され、Win32 インストールの後に
ユーザーがサーバーセットアップを実行するように指示するテキストが追加されました。
z
Domino をサービスとして起動できるように変更しました。これは、Domino がユーザー環境で起動されないよ
うにします。ユーザー環境で起動すると、現行の Windows セッションのユーザーまたは管理者がログオフし
たときに、サーバーが停止する原因となります。Domino をサービスとして開始すると、ログオフとログオンの
切り替えの時に Domino が停止しないようにできます。
Domino が 6.0.2 においてどのように作動するかを以下に要約します。サーバーの起動時に、次のように作
動します。
セットアップが必要な場合は、Domino はユーザー環境で起動します。
セットアップが必要ではなく、Domino がサービスとして登録済みの場合、
Domino のインストールオプションで自動起動が設定されていれば、インストール後にサーバーが
サービスとして自動的に開始します。
自動起動が設定されていなければ、サービスを開始するかどうかユーザーに尋ねます。その際、
[今後確認しない] チェックボックスが表示されます。
[今後確認しない] への応答の情報がレジストリに保存されます。
選択内容に応じて、Domino をサービスまたはユーザー環境で開始します。
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06 変更履歴
Web メールの機能拡張
Notes/Domino 6.0.2 以降、Web メールは次のように機能が拡張されています。
z
ユーザー名の入力が必要なプリファレンスのフィールド (代理など) のアドレス帳検索
z
フォルダの名前を変更する機能
z
「伝言メモ」フォームと機能が新たに利用可能
Associated SPRs :
GON47BU3D; GMAA5DLCY7; UCLN5E5CM3
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06 変更履歴
dominoUNID 操作属性
Domino LDAP サービスは、dominoUNID 操作属性の 32 文字値によって、Universal Notes ID (UNID) をサポート
するようになりました。これは IBM Workplace などの拡張 LDAP アプリケーションと共に使用するように設計され
ているので、ディレクトリオブジェクトの FullName (LDAP DN)、ShortName (LDAP uid)、または他の通常の識別
フィールド値が変更されている場合でも、Domino ディレクトリ内の文書を一意的に識別することができます。
IBM Workplace を Domino と共に使用する場合、WebSphere Member Manager 内の Workplace メンバー項目か
ら LDAP ユーザー文書へのマッピングに dominoUNID 属性を使用できます。
新しい Domino ディレクトリを導入するユーザーはこの属性を完全に使用できますが、既存の Domino ディレクト
リを使用しているユーザーが dominoUNID を完全に使用できるようにするには、以下を実行する必要がありま
す。
1. tell ldap reloadschema コマンドを使用して、LDAP スキーマを再ロードします。
2. 1 次 Domino ディレクトリのドメインのサーバー設定文書で、[匿名ユーザーが LDAP で検索可能なフィールド
を選択] の設定の横の、[属性タイプを選択] をクリックします。[LDAP 属性タイプの選択] ダイアログボックス
が表示されます。ここから以下を実行できます。
z
z
[デフォルト値を使用] をクリックして、dominoUNID 属性を自動的に追加します。匿名ユーザー向けのす
べてのデフォルト属性が選択されます。
[オブジェクトクラス] ドロップダウンリストでワイルドカードクラス (*) を選択して、手動で dominoUNID を
追加します。匿名向けの属性リストをカスタマイズ済みの場合は、このオプションを推奨します。
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06 変更履歴
カスタムパスワードポリシー
情報保護およびデータプライバシーの法律に最近加えられた変更には、身元確認用の保護パスワードの選択の
ための特定の要求が含められています。(US) ユーザーがこれらの法を遵守するために、Notes ユーザー ID 向
けのポリシーベースに対するパスワード制限を実装する機能が Lotus Domino に追加されています。この新機能
によりユーザーは、パスワードは平凡または予測可能なものであってはならないという、新しい法の核心部分に
応じることができます。
カスタムパスワードポリシーによって、システム管理者はユーザーパスワードにおける以下の使用を制限または
禁止できます。
- パスワードの一部にユーザー名を含める
- 文字を繰り返す
- 句読点などの特殊文字を使用する
カスタムパスワードポリシーはすべてのユーザーに適用できますが、最初のログイン時にパスワードを変更する
という要求は、登録時にこのポリシーが適用された新規ユーザーにしか当てはまらないことに注意してください。
登録済みのユーザーは、ポリシーの適用後のログイン時にパスワードを変更する必要はありません。
メモ:
z
カスタマイズしたパスワードポリシーを設定しても、Domino がパスワード履歴を検査するには、サーバー文
書の [Notes ID のパスワードをチェック] を有効にする必要があります。
z
この機能は主に Notes パスワードに適用されます。しかし、セキュリティポリシー設定 [Notes ID パスワード
変更時にインターネットパスワードにも反映する] が有効な場合、カスタムパスワードポリシーはユーザーの
インターネットパスワードにも適用されます。カスタムポリシーがインターネットパスワードに適用されるのはこ
の時だけです。カスタムポリシーは、ユーザーがブラウザからインターネットパスワードを変更した場合は適
用されません。
カスタマイズパスワードポリシーは、次のようにセットアップします。
1. Domino Administrator クライアントの [設定] タブで、[ポリシーの作成] をクリックします。
2. 必要に応じてポリシーをセットアップします。
3. [セキュリティ] の横の [新規作成] をクリックして、セキュリティ設定をポリシーに追加します。
4. [パスワード管理] タブにある [パスワード管理オプション] で、[カスタムポリシーを使う] を選択します。
5. [カスタムパスワードポリシー] タブで、カスタムオプションを次のように設定します。
設定
[Notes クライアントの最初の使用時にパス
ワードを変更する]
[パスワードに共通名の使用を許可する]
[パスワード長 (最小)]
[パスワード長 (最大)]
[パスワードクオリティ(最小)]
[アルファベットの許可(最小)]
[英大文字の許可(最小)]
[英小文字の許可(最小)]
[数字の許可(最小)]
[特殊文字の許可(最小)]
[繰り返し文字の許可(最大)]
[固有文字の許可(最小)]
[パスワードの先頭で使用禁止の文字]
[パスワードの末尾で使用禁止の文字]
指定
これを有効にすると、ユーザーは Notes Client を使用して最初
にログインした後に、パスワードを変更する必要があります。
これを有効にすると、ユーザーは自分の名前をパスワードに組
み込むことができます。
例: John232Doe
ユーザーがパスワードに使用できる最小文字数
ユーザーがパスワードに使用できる最大文字数
ユーザーがパスワードに使用できる最小パスワードクオリティ値
ユーザーがパスワードに使用できる最小英字数
ユーザーがパスワードに使用できる最小大文字数
ユーザーがパスワードに使用できる最小小文字数
ユーザーがパスワードに使用できる最小数字数
ユーザーがパスワードに使用できる最小特殊文字数 (句読点)
tユーザーがパスワードに使用できる任意の最大反復文字数
パスワードで一度だけ使用できる最小文字数
パスワードの先頭に使用できない文字のタイプ
パスワードの末尾に使用できない文字のタイプ
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6. ポリシーを割り当てて保存します。
制限事項
カスタムパスワードポリシーを使用する場合は、以下の制限事項を理解することが重要です。
z
[ユーザー登録] または [ユーザーセキュリティ] のいずれによってもランダムパスワード生成は使用できませ
ん。
z
複数のパスワードによって保護されている ID は、カスタムパスワードポリシーと共に使用することはできま
せん。
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06 変更履歴
同時 Smart Upgrade ダウンロードの数を制御する
この手順を使用して、Smart Upgrade Governor を有効または無効にし、同時に Smart Upgrade を試行する数を
制御します。つまり、Smart Upgrade Governor が有効になっているときに、Smart Upgrade を実行できる回数を
制御します。Smart Upgrade Governor を有効にし、[同時ダウンロードの最大数] フィールドに値を指定して、
Smart Upgrade の最大試行回数を指定します。
メモ: この手順を実行する前に、Smart Upgrade がセットアップされていることを確認してください。Smart Upgrade
のセットアップおよび使用については、Domino Administrator のオンラインヘルプを参照してください。
1. Domino Administrator から、[設定] - [サーバー] - [設定] をクリックします。
2. 開きたいサーバー設定文書を選択して、[設定の編集] をクリックします。
3. [Smart Upgrade] タブをクリックします。[Concurrent Smart Upgrade の制限] フィールドで、Smart Upgrade
Governor を有効にします。
4. [同時ダウンロードの最大数] フィールドで、Smart Upgrade Governor が有効である場合に Smart Upgrade を
同時に実行できる最大数の値を入力します。
5. サーバー設定文書を保存して閉じます。
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06 変更履歴
Notes/Domino 6.5 の新機能と拡張機能
Notes Client
カレンダーとスケジュール
ドラッグアンドドロップによるメールまたはカレンダーエントリの作成
Notes 6.5 では、メール文書をドラッグし、適切なブックマークにドロップすることによって、メール、カレンダー、タ
スクの各新規文書を作成できます。カレンダーとタスクのエントリもドラッグアンドドロップできます。たとえば、長
い説明を含む会議のカレンダーエントリを [メール] ブックマーク上にドラッグすると、会議のすべての情報を含む
新規のメールメモが作成されます。同様に、タスクの項目を [カレンダー] ブックマークにドラッグすると、新規の予
定が作成されます。
リソースの名前変更
ユーザーは、既存の予約を維持したまま、既存の会議室とリソースの名前を変更できます。
繰り返しの会議の一部またはすべてのインスタンスで時刻をリセットする
ユーザーは、繰り返しの会議のスケジュールをより詳細に変更できます。議長は、一連の会議のスケジュールを
絶対時間に変更する機能を持ちます。
メール
Notes をデフォルトのメールクライアントに設定する機能 (Win2000/XP)
Notes Client 6.5 では、Windows 2000 Service Pack 3および XP プラットフォームで提供される [プログラムの追
加と削除] の新しい UI コンポーネントを利用し、Notes をデフォルトの電子メールクライアントに設定できます。
「フォローアップ」機能
新しい「フォローアップ」機能を使用すると、ユーザーは、将来何らかのアクションを必要とするメッセージにフラグ
をセットできます。フラグはユーザーのビュー (受信ボックスなど) でメッセージの横に表示されます。フラグを含む
列でソートできるので、たとえば、「フォローアップが必要な」すべての項目をビュー内でまとめて表示することがで
きます。ユーザーがフォローアップの作業を完了すると、項目のフラグが解除されます。
フォローアップ機能はメール項目にのみ適用され、[ごみ箱] と [ドラフト] を除くどのメールビューでも使用できま
す。
ジャンクメール (スパム) の管理に役立つクイックルール
クイックルール機能を使用すると、エンドユーザーは非常に少ないステップでフィルター (ルール) を作成すること
により、インターネットからのスパムメールを防ぐためのルールを効率よく作成できます。クイックルールの作成に
必要な情報は自動的に提供されるので、ユーザーは条件とクイックルールによって実行するアクションを定義す
るだけです。
Instant Messaging (Sametime との統合)
Notes Client から、統合された Sameteime の在席確認機能を利用できます。これには、現在ユーザーが
Sametime にログオンしているかどうかを示す、メールの [送信者] フィールドの在席確認も含まれます。右クリッ
クによって、Sametime に接続しているユーザーとチャットを開始できます。
返信および転送したメールのインジケータ
この機能によって、ユーザーは特定の文書への返信または転送の有無を簡単に判断することができます。アイコ
ンによるインジケータがビューレベルで与えられ、文書のヘッダーに表示されたインジケータによって、すでに返
信または転送したかを見分けられます。
[未読文書の表示] ビュー
ユーザーは、[未読文書の表示] ビューを使用することにより、メールファイルで未読のメールだけを見ることがで
きます。
受信ボックスの日付列に追加された時刻
メールの [受信ボックス] ビューで、日付と共に時刻を表示できるようになりました。
印刷時に配布リストを含めないオプション
メールまたはカレンダーエントリの印刷時に、[宛先] または [cc] フィールドの内容をすべて印刷するか、3 行まで
に制限するかを指定できます。この機能は、ローミングプリファレンスとしても使用可能です。
ビュー
CSV 形式でのビューの書き出しのサポート
Notes ビューのデータを CSV 形式で書き出すオプションが追加されました。CSV (Comma Separated Value) 形
式はシンプルな ASCII テキストファイルで、1 レコードが 1 行に当たり、各フィールドはカンマで区切られていま
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す。ビューの各文書は、個々のレコードとしてCSV ファイルに書き出されます。
手動による URL 入力の改善
[アドレス] ツールバーが閉じられていても、ユーザーはより簡単に URL を入力できます。
既読と未読のプロンプト
[すべての文書を未読に] または [すべての文書を既読に] を選択するときに、プロンプトが表示されます。
Domino Web Access (以前の iNotes Web Access)
ブラウザ
Linux 用の Mozilla のサポート
Domino Web Access は、Red Hat Linux 7.2、8.0、9、および SUSE LINUX 8.0 (united Linux 1.0 を含む) で Mozilla
1.3.1 をサポートします。
カレンダーとスケジュール
複数のタイムゾーンのサポート
カレンダーエントリとカレンダービューは、複数のタイムゾーンをサポートするようになりました。これによって、開
始時刻のタイムゾーンと終了時刻のタイムゾーンが異なるカレンダーエントリを作成できます (たとえば、国際線
の航空機による移動など)。
Instant Messaging (Sametime との統合)
Notes Client から、統合された Sameteime の在席確認機能を利用できます。これには、現在ユーザーが
Sametime にログオンしているかどうかを示す、メールの [送信者] フィールドの在席確認も含まれます。右クリッ
クによって、Sametime に接続しているユーザーとチャットを開始できます。
会議の「保留」
カレンダーエントリ (会議、タスク、予定) に、保留オプションが追加されました。項目を保留に設定すると、この
ユーザーのカレンダーにアクセスできる人は、イベントの詳細を見ることができます。空き時間検索では、保留に
した時間は空き時間として表示されます。
グループタスクのサポート
グループタスクを作成し、ユーザーまたはグループに割り当てることができます。
Welcome ページに統合できるカレンダーの形式が増加
1 ~ 10 日までの形式のカレンダーを Welcome ページに表示できるようになりました。これまでは、1 日形式のカ
レンダーのみ表示可能でした。
完全な C&S 代理モデル
ユーザーは、スケジュールと会議招集への返答を他のユーザーに委任できます。
DOLS
Linux Mozilla 用のプラグイン
DWA は、Linux での Mozilla 1.3.1 にのみプラグインをサポートします。
文書の短縮化または複製フィルター適用のサポート (例: 添付ファイルなし)
デスクトップにダウンロードされる添付ファイルのサイズを削減することにより、DOLS の複製設定の機能が向上
しました。文書は 100 KB に短縮化されます。
フォーム
[伝言メモ] フォーム
[伝言メモ] フォームに記入し、メールによって送信することにより、電話があったことを通知できます。
メール
ローカルアーカイブ
ユーザーは、ユーザー自身のワークステーションにローカルにアーカイブすることができます (Internet Explorer
のみ)。
[コピーを追加] 機能の拡張
メールメッセージを読んできるときに、本文の内容をカレンダーまたはタスクの新規エントリにコピーできます。開
かれているメールメッセージで [コピーを追加] をクリックし、[新規カレンダーエントリ] または [新規タスク] を選択
します。
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送信と保存
新規メールの送信とフォルダへの保存を一回の操作で行うことができます。
ユーザー定義辞書のサポート
ユーザーの個人辞書を用意し、単語を追加したり、スペルチェックで参照することができます。
暗号化メールの送信
暗号化メールの送信、メールへの署名、Notes 暗号化メールの検証を行う機能が追加されました。
アドレス帳の名前の追加
ユーザーは、Domino ディレクトリからアドレス帳に名前をコピーできます。ユーザーが Domino Web Access で
[名前のチェック] ボタンをクリックし、[宛先の選択] ダイアログボックスにアクセスするときに、この機能を使用で
きます。
送信者を拒否するルール
特定のユーザーからのメールを拒否する新しいメールルールを設定できます。
未読を表示するビュー
未読メッセージだけを表示する新しいビューが追加されました。
インターネット形式の返信
メールメッセージに返信するときに、インターネット形式を使用するよう選択できます。
「フォローアップ」機能
新しい「フォローアップ」機能を使用すると、ユーザーは、将来何らかのアクションを必要とするメッセージにフラグ
をセットできます。フラグはユーザーのビュー (受信ボックスなど) でメッセージの横に表示されます。フラグを含む
列でソートできるので、たとえば、「フォローアップが必要な」すべての項目をビュー内でまとめて表示することがで
きます。ユーザーがフォローアップの作業を完了すると、項目のフラグが解除されます。
フォローアップ機能はメール項目にのみ適用され、[ごみ箱] と [ドラフト] を除くどのメールビューでも使用できま
す。
改ページの作成
メールメッセージ内に改ページを挿入する機能が追加されました。
パフォーマンス
データベースサイズの合計を表示する機能
ユーザーは、使用しているデータベースの合計サイズと制限値に対する使用率 (パーセンテージ) を表示できま
す。どれだけ制限値に近づいているかを確認するときに便利な機能です。
[新規ウィンドウで開く]
この新しいメニューオプションを使用すると、メールやカレンダーなどの主な領域を新規ウィンドウに開くことがで
きます。
GZIP 圧縮
Domino Web Access は、圧縮 (GZIP 形式) を使用することによってネットワークの帯域幅を減らし、特に低速の
ネットワーク接続を使用しているユーザーのために、より良いパフォーマンスを提供します。
名前変更要求のサポート
システム管理プロセス (AdminP) 機能によって、名前変更要求に必要なクライアントとの対話処理が行われま
す。
印刷
ビューからの印刷
ユーザーは、ビュー内で複数の文書を選択して印刷したり、選択したビューを印刷することができます。
連絡先の印刷
連絡先の情報も印刷できます。
カレンダーの印刷へのタイムスタンプの追加
カレンダーの印刷時に、日付の横にタイムスタンプを印字できるようになりました。
編集モードでのメッセージ本文の印刷
編集モードのときに、本文を含め、文書を印刷できます。
テンプレート
容易なカスタマイズ
Domino の開発者は、Domino Web Access メールの外観を簡単にカスタマイズできます。Domino Designer を使
用することにより、ビューやダイアログボックスへのアクションボタンの追加、Welcome ページの選択肢の追加、
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および会社のロゴによる Domino Web Access ロゴの置換が可能です。このユーティリティの詳細については、
『Domino Administrator ヘルプ』を参照してください。
ユーティリティ
Redirect ユーティリティとの統合
Domino Web Access の Redirect によって、ユーザーはメールファイルにアクセスするために、メールファイルや
メールサーバーの名前を知る必要はありません。Domino の認証方式の使用により、Domino Web Access の
Redirect は、ユーザー名とパスワードに基づいて、ユーザーのブラウザをメールファイルにリダイレクトします。
ユーザーは、Domino Web Access の Redirect サーバーの名前を知るだけでかまいません。
Domino Server
アプリケーション開発
Java、COM、および CORBA のバインディング
Java、COM、および CORBA のバインディングにおける XML と 非 XML の LotusScript クラスが拡張されまし
た。
LotusScript NotesRegistration クラスの機能強化
NotesRegistration クラスに機能が追加されました。この機能は、すべてのバインディングで利用できます。
データベース管理
未読マークの複製
Domino Administrator のデータベースの詳細プロパティまたはデータベースのプロパティボックスを使用すること
により、選択したデータベース (特に、メールデータベースなど) の未読マークを複製できます。
Domino for iSeries
マルチバージョンのサポート
システム管理者は、iSeries の 1 つのパーティションで、Domino の複数のバージョンまたはリリースを実行できま
す。たとえば、Domino 6.0.2 と Domino 6.0.3 を実行できます。
Domino for z/OS
SSL 用のハードウェア暗号化の利用
この機能により、特に iNotes を使用するときに、SSL を実行する際の CPU レートを減少させることができます。
パフォーマンス
Linux 上の Domino のプラットフォーム統計
Linux および Linux on zSeries でプラットフォーム統計がサポートされました。これにより、他の Domino Server プ
ラットフォームと同様に、統計情報の表示、レポートの制御、収集、およびその他の統計関連タスクの実行が可能
です。
プラットフォーム
Linux on zSeries プラットフォームのサポート
Domino 6.5 から、Linux on zSeries が Domino のサポート対象プラットフォームになりました。サポートされている
Linux on zSeries のバージョンは、UnitedLinux 1.0 for IBM S/390 (Service Pack 2) です。詳細については、この
リリース情報の「Domino for Linux on zSeries サービスパック要件」の章を参照してください。
Windows 2003 Server、Enterprise Edition プラットフォームのサポート
Domino 6.5 から、Windows 2003 Server および Windows 2003 Enterprise Edition が Domino のサポート対象プ
ラットフォームになりました。
Server.Load
新規のワークロードの追加
Domino Web Access、IMAP、および、R6 メールに新規のワークロード Server.Load が追加されました。
保守性
保守性の強化
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Domino 6.5 の現在のリリースでは、次に示すように、保守性も強化されています。
z
FaultRecovery/CleanupScriptPath インターフェースの統一
z
メモリ内のデータ構造をチェックする Memcheck の自由実行
z
SEMDEBUG.TXT 内のタイムスタンプ
z
起動時の基本システムおよびサーバーデータの収集と記録により、サーバーまたはクライアントの変更
をチェックできる
z
ランタイムにおける HTTP エージェントの名前とスレッド ID のロギング
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06 変更履歴
6.5 では iNotes Web Access の名称が Domino Web Access に変更されました
iNotes Web Access の名称が、Domino Web Access に変更されました。この変更にともない、iNotes Sync
Manager は Domino Sync Manager に変更されました。同様に、Domino Administrator 文書でのセットアップの選
択も、タブ名やフィールドレベルのオプションを含め、変更されています。iNotes または iNotes Web Access とい
う名称は、Domino Administrator のダイアログボックス、メッセージ、およびフィールドレベルのオプションで変更さ
れています。
iNotes6.ntf などのテンプレートファイル名は変更されていません。ディレクトリ構造 (<データディレクトリ>/iNotes
フォルダ) は変更されていません。
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06 変更履歴
SSO ユーザー用に HTTP サーバーによってインタネットパスワードの変更をキャッシュする
HTTP サーバーによる SSO ユーザー用のインターネットパスワードの新しいキャッシングの概要について説明し
ます。
概要
Web ユーザーがインターネットパスワードを変更すると、Domino HTTP サーバーはユーザーの新しいインター
ネットパスワードをキャッシュに記憶します。新しいパスワードが効力を持つまでに時間がかかることがあるので
(パスワードの変更は Domino システム管理サーバーによって処理され、Domino 環境全体に複製しなければな
らない)、キャッシングが必要となります。ユーザーの新しいパスワードをキャッシングすることにより、新しいパス
ワード情報の複製が Domino 環境で完了していなくても、HTTP サーバーはユーザーの新しいパスワードをすば
やく認識し、ログインを許可することができます。
以前のリリースでは、パスワードの変更のキャッシングは、単一セッション認証 (Single Session Authentication)
用に設定された HTTP サーバーで機能しまた。このリリースでは、SSO (シングルサインオン・マルチサーバー・
セッションベース認証) 用に設定されたサーバーでも、パスワードの変更がキャッシュされるよう機能強化されて
います。この機能強化により、SSO ユーザーがログイン後、インターネットパスワードを変更してログアウトしたと
き、パスワードの変更がシステムに複製されている間でも、新しいインターネットパスワードを使用してすぐにログ
インすることができます。
最良の実施方法
最も良い結果を得るには、システム管理者は、次の手順に従うようユーザーに説明する必要があります。
1. アップグレードによってこの機能に対応した Domino HTTP サーバーに、ユーザー名とパスワードを使用してロ
グインします。たとえば、iNotes メール URL などで示されたサーバー URL に最初にアクセスするとき、サーバー
へのログインが求められます。
2. インターネットパスワードの変更要求を送信します。
パスワードの変更は、iNotes 内で開始できます (ただし、iNotes メールがアップグレード済みのサーバーに置か
れている場合のみ、キャッシングが行われます)。[プリファレンス] をクリックし、[その他] タブをクリックすると、[パ
スワードの変更] ボタンが表示されます。
パスワードの変更を開始する別の方法として、アップグレード済みのサーバーで ChangePassword URL を呼び
出すこともできます (例: http://myserver.mycompany.com/names.nsf?changepassword)。
3. パスワードの変更が SSO 環境のすべてのサーバーで効力を持つまで、少し時間がかかることがあります。こ
の間にログインが必要なときは、パスワードの変更を要求したサーバーにアクセスし、以前と同じユーザー名と新
しいパスワードを使用してログインします。
パスワードの変更を要求したサーバーで、何らかの理由によって新しいパスワードが受け付けられない場合は、
識別名形式 (例: CN=John Doe/O=MyCompany) でユーザー名を入力し、もう一度新しいパスワードを入力してく
ださい。
キャッシュされた情報の場所
以前のリリースと同様に、新しいインターネットパスワードのキャッシュは、パスワードの変更を要求した HTTP
サーバーにのみ蓄えられます。SSO 環境の他のサーバーはこのキャッシュ情報にアクセスできないので、これら
の他のサーバーからパスワードの入力を求められたときは、ユーザーは新しいパスワードではなく、古いパス
ワードを入力することが必要な場合もあります。キャッシュされた情報をもたないサーバーでは、ユーザーは、
サーバーがディレクトリで見つけたパスワード情報に一致するパスワードを入力しなければなりません。
SSO ユーザーは、最初のログインによって SSO 環境全体にアクセスできるようになるので、新しいパスワードが
キャッシュされているサーバーですべてのログインが一貫して処理される場合は、ユーザーには何の不都合もあ
りません。ユーザーが目的のサーバーの URL にアクセスすると、新しいパスワードのキャッシュを持たないサー
バーにパスワードを提供しなくても、目的のサーバーによってパスワードの入力を求められます。
キャッシュされる期間
以前のリリースと同様に、新しいインターネットパスワードのキャッシュは、デフォルトで 48 時間、HTTP サーバー
によって保持されます。情報をキャッシュする期間は、サーバーの notes.ini パラメータ
HTTP_PWD_CHANGE_CACHE_HOURS によって設定できます。
設定した期間が経過してキャッシュから情報が失われると、ユーザーがログイン時に使用するパスワードは、
サーバーがディレクトリで見つけたパスワード情報によって検証されます。
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HTTP サーバーが再起動されると、パスワード情報のキャッシュは破棄されます。この場合も、ユーザーは、サー
バーがディレクトリで見つけたパスワード情報に一致するパスワードを入力する必要があります。
SSO ログイン名の詳細
通常、ユーザーは特定のログイン方法に慣れていきます。たとえば、「John Doe」でログインするユーザーは、常
に「John Doe」でログインするようになります。しかし、HTTP サーバーの設定によっては、この一貫性は必要あり
ません。つまり、サーバー文書の設定によっては、ログイン名にバリエーションを持たせることができます ([イン
ターネット認証] フィールドの [弱いセキュリティと複数の名前のバリエーション])。たとえば、「John Doe」という
ユーザーは、「jdoe」という短縮名や、ディレクトリに保存されている他の名前のバリエーションを使用してログイン
することも可能です。しかし、パスワードの変更のキャッシュを使用する場合は、これが若干の問題の原因となり
ます。キャッシュされた新規インターネットパスワードが機能するためには、ユーザーは以前のログインと同じス
ペリングのユーザー名でログインする必要があります。
新しいパスワードの使用は、HTTP サーバーがキャッシュ内でユーザーを見つけられることに依存しています。た
とえば、ユーザーがパスワードを変更するときに「John Doe」でログインしたときは、それ以降は、「jdoe」などの有
効な他の名前と新しいパスワードではログインできません。ユーザーは、以前と同じ「John Doe」という名前と新し
いパスワードを使用してログインすることが必要です。
問題となる状況: ユーザーが他のスペリングの名前を使用する
ユーザーが、「jdoe」としてログインを試みたものとします (以前に「John Doe」でログインし、パスワードの変更を
要求した後)。ユーザー「jdoe」は、ディレクトリに保存されているパスワード情報に一致するパスワードを入力しな
ければなりません。このパスワードは古いパスワードの可能性もあります。ユーザー「John Doe」用にキャッシュさ
れている情報は使用できません。ディレクトリ検索を行い、ディレクトリ内のパスワード情報を使用してパスワード
を検証しない限り、HTTP サーバーは「jdoe」と「John Doe」が同じユーザーであることを識別できないからです。
ユーザーが「jdoe」としてログインすると、一致する項目がキャッシュ内で見つけられ、パスワード情報が「jdoe」の
キャッシュエントリに転送されます。この後、「jdoe」のログインでは、新規インターネットパスワードのキャッシュが
使用されます。しかし、HTTP サーバーはこの情報のコピーをキャッシュ内に 1 つしか保持しないので、「John
Doe」の以前のキャッシュエントリは削除されます ( つまり、キャッシュされたパスワード情報が、「John Doe」のロ
グインには利用できないことを意味します)。
まとめると、ユーザーは現在キャッシュ内にあるログイン名を使用して新しいパスワードでログインできます。名前
の他のバリエーションを使用すときは、現在ディレクトリに保存されている情報と一致するパスワード情報を入力
する必要があります。
問題となる状況: ユーザーが SSO サーバーの 1 つにログインした後、別のサーバーでパスワードの変更を要
求する
パスワードの変更を要求する前に、ユーザーが SSO 構成内のあるサーバーに最初にログインしたものとしま
す。ユーザーがログイン名とパスワードを入力して SSO サーバーにログインするとき、ユーザーのブラウザは、
構成内の他のサーバーに再びログインすることなくアクセスすることを可能にする SSO トークンを受け取ります。
この最初のログインの後、ユーザーは次のサーバー (パスワードの変更を要求するサーバー) にアクセスするも
のとします。2 番目のサーバーはユーザーの SSO トークンを受け取り、SSO トークンに保存されている情報のみ
に基づいてユーザーを認識します。SSO トークンには、ユーザーの識別名が含まれています (例: CN=John
Doe/O=MyCompany)。2 番目のサーバーは、ユーザーがログイン時にどのような名前を入力したかを知りません
(たとえば、ログイン名が「John Doe」だとしても、これは 2 番目のサーバーには知らされません)。次に、2 番目の
サーバーでユーザーがパスワードを変更したものとします (たとえば、ユーザーが 2 番目のサーバーで、iNotes
メールの URL を開き、プリファレンスでパスワードの変更を要求します)。
2 番目のサーバーは、このユーザーの新しいインターネットパスワードをキャッシュします。このとき、サーバーは
ユーザーのログイン名を知りません。ユーザーは最初に別のサーバーでログインしたからです。2 番目のサー
バーは新しいパスワードを記憶しますが、新しいパスワードは SSO トークン内の識別名 (例: CN=John
Doe/O=MyCompany) のユーザーに適用されるものと認識しています。ユーザーがログアウトした後、新しいイン
ターネットパスワードを使用してこのサーバーに直接ログインするときは、SSO トークンに一致する名前、つまり
「CN=John Doe/O=MyCompany」のような完全識別名を入力する必要があります。
問題となる状況: ユーザーの最初のログイン認証が、DSAPI フィルタライブラリによって完了される
HTTP サーバーは、1 つ以上の DSAPI フィルタライブラリを追加することによって拡張できます。そして、HTTP
サーバーが認証要求を DSAPI フィルタライブラリに渡すよう設定できます。DSAPI ライブラリは、サーバーのす
べての URL への認証を制御するわけではなく、サーバー URL の一部だけに関与します。ここでは、ユーザーが
入力した URL は、サーバーマシン上の特定の DSAPI ライブラリに対応するものとします。つまり、ユーザーのロ
グイン名 (例: John Doe) とパスワードは DSAPI ライブラリに渡され、このライブラリによってユーザーを認証する
かどうかが決められます。このプロセスの一部として、認証が承認されると、DSAPI ライブラリは、認証された
ユーザーの名前を HTTP サーバーに返します。一般的に、HTTP サーバーに渡される名前は識別名形式です
(例: CN=John Doe/O=MyCompany)。ユーザーはこの名前によって HTTP サーバーに認識されます。つまり、
HTTP サーバーは「John Doe」というユーザーは知らず、「CN=John Doe/O=MyCompany」というユーザーを知っ
ていることになります。
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ここで、ユーザーがパスワードの変更を要求したものとします (たとえば、ユーザーが ChangePassword URL を
呼び出します)。HTTP サーバーはこのユーザーとして認識している名前 (例: CN=John Doe/O=MyCompany) を
使用して、ユーザーの新しいインターネットパスワードをキャッシュします。パスワードの変更は、どの DSAPI ライ
ブラリにも渡されないことに注意してください。パスワードの変更は、ディレクトリに記録されているこのユーザー
の情報に影響しますが、DSAPI ライブラリのユーザーパスワードの概念には影響しません。ユーザーがログアウ
トした後、サーバー上の DSAPI ライブラリに対応していない URL に対し、ユーザーが新しいパスワードを使用し
てログインする場合は、HTTP サーバーがユーザーの名前とパスワードを検証する必要があります。ディレクトリ
に対するパスワードの変更がまだ保留されているとき、HTTP サーバーはキャッシュ内で新しいパスワードを見つ
けられた場合にのみ、新しいパスワードを検証できます。キャッシュ内でユーザーを見つけるには、ユーザーは
キャッシュ内にある名前と同じ名前を入力しなければなりません。つまり、DSAPI から返される名前 (例:
CN=John Doe/O=MyCompany) が必要です。
Associated SPRs :
WBLD5GJF3E
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06 変更履歴
SSO 構成での Domino HTTP アイドルセッションタイムアウト
Domino HTTP は SSO (Domino HTTP マルチサーバー・セッションベース認証用のシングルサイオン構成) をサ
ポートします。SSO 構成により、システム管理者は、有効期限が固定されている SSO タイムアウトに加え、アイド
ルタイムアウトも設定できます。アイドルタイムアウトおよび有効期限固定のタイムアウトのどちらも、SSO ユー
ザーがパスワードの再入力を求められるタイミングに影響を与えます。
固定期限タイムアウトは、これまでと同様に使用されます。ユーザーは、最初に SSO HTTP サーバーにアクセス
するときに、パスワードの入力を求められます。その後は、パスワードを再入力することなく、このサーバーと構成
内の他の SSO サーバーにアクセスできます。固定有効期限のタイムアウトによって、ユーザーがパスワードの
再入力を求められることなく SSO 環境で作業を続けられる最長時間が定義されます。
これに加え、SSO アイドルタイムアウトを使用することにより、システム管理者は、ユーザーがログイン後にアイド
ル状態を保つことができる期間 (つまり、どれだけの間 SSO 環境にアクセスしないでいられるか) を制御できま
す。たとえば、ユーザーがしばらくの間デスクから離れていると、SSO セッションはアイドル状態になります。アイ
ドルタイムアウトは、ユーザーが SSO セッションに参加していない間に、これを守ることができます。ユーザー
が、設定された時間以内に SSO 環境にアクセスしないと、ユーザーのセッションはアイドル状態になり、ユー
ザーが次回に SSO 環境にアクセスするときにパスワードの再入力が求められます。この SSO アイドルタイムア
ウトは、Domino HTTP シングルセッションサーバーで従来から利用可能なアイドルタイムアウトと概念的に似て
いますが、SSO 構成では、アイドルタイムアウトと設定済みの SSO 有効期限の両方が有効です。
アイドルタイムアウトは分で指定します。どの Domino SSO HTTP サーバーも、設定されたアイドルタイムを調
べ、ユーザーのセッションがアイドル状態のときはユーザーにパスワードの再入力を求める機能を持ちます。タイ
ムアウトや有効期限が複数のマシンにわたって適用される他ケースと同様に、参加しているマシン間で同じ時刻
を共有していないという潜在的な問題があります。短い時間のアイドルタイムアウトは導入が難しく、SSO 環境の
さまざまなマシンが時刻を同期していない場合は推奨されません。
アイドルタイムアウトは最小限として考慮する必要があります。アイドルタイムアウトが発生するまでに、最小限よ
りも長い時間がかかることがしばしばあります。アイドルタイムアウトの期間は、最小限の約 2 倍にすると効果的
です。たとえば、システム管理者が最小アイドルタイムアウトを 5 分に設定したとき、ユーザーのアイドルタイムア
ウトが 5 分後に発生することもあり、他のケースでは、ユーザーセッションがタイムアウトするまでに実際に 10 分
間かかることもあります。さまざまな条件によって、いつアイドルタイムアウトが発生するのかが決められるので、
アイドルタイムアウトは時間の範囲としてとらえる必要があります。つまり、最も早いタイムアウトは設定時間に発
生し、設定時間の約 2 倍に遅延する場合もあります。
アイドルタイムアウトは時間の範囲で考慮する必要があるので、一般的に、アイドルタイムアウトは、設定された
固定有効期限の 1/2 以下にすると最も効率よく機能します。設定された固定有効期限が 30 分とすると、最も効
果的なアイドルタイムアウトの設定は 15 分以下になります (アイドルタイムアウトを長くすると、固定有効期限に
よって動作が決められることが多くなります)。たとえば、固定有効期限が 30 分のときは、アイドルタイムアウトを
5 ~ 15 分の間に設定すると適切です。
アイドルタイムアウトを設定するために、2 つの新しい設定が SSO 構成に追加されました (上記で「固定」有効期
限という用語で説明した「有効期限」の分数の下)。
アイドル状態のセッションのタイムアウト: 有効
チェックボックスをオンにすると、システム管理者はアイドルタイムアウトを設定できます。デフォルトでは、
チェックボックスはオフになっています。
最小時間 (分)
アイドルのセッションタイムアウトが有効なとき、この設定によって、ユーザーがアイドル状態を保つことがで
きる分数が決められます。この分数を経過すると、アイドル状態の継続によってセッションが有効期限切れと
みなされます。この値は 0 より大きく、固定有効期限の分数よりも小さくなければなりません。
SSO アイドルタイムアウトは、SSO 環境に参加しているすべての Domino HTTP サーバーに潜在的に影響しま
す。構成内のすべての Domino HTTP サーバーでアイドルタイムアウトを有効にするには、各 Domino HTTP
サーバーをこのリリースにアップグレードする必要があります。以前のリリースが実行されている Domino マシン
が含まれる SSO 構成にアイドルタイムアウトを導入することは可能ですが、すべてのマシンをアップグレードしな
いと、アイドルタイムアウトの動作が一貫しなくなります。
SSO 構成は Domino と WebSphere のどちらにも適用されますが、Domino と WebSphere の混成環境ではアイド
ルタイムアウトはサポートされません。WebSphere は固定有効期限の概念のみサポートし、WebSphere SSO で
はアイドルタイムアウトはサポートされていません。Domino と WebSphere の混成環境での次善策は、Tivoli
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Access Manager WebSEAL リバースプロキシをデプロイすることです。これは、すべての SSO トラフィックをリ
バースプロキシを介して送信し、プロキシにおけるユーザーのアクティビティをモニターすることにより、バックエン
ドサーバー (WebSphere と Domino を含む) へのアイドルタイムアウトを管理できます。
Associated SPRs :
MFLY5FNMG2
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06 変更履歴
Windows 2000 と XP で Notes をデフォルトのメールクライアントにする
Windows 2000 と Windows XP のユーザーは、いくつかの方法で Notes をデフォルトのメールクライアントにする
ことができます。
z
Notes Client のインストール時: Notes のインストールプロセスでは、ダイアログを介して、Lotus Notes をデ
フォルトのメールクライアントにするかどうかが問われます。このオプションは、ユーザーが Windows 2000 ま
たは Windows XP の管理者権限でインストールを実行している場合にのみ表示されます。
インストール時にこのオプションを選択しなかった場合でも、次の方法で Notes をデフォルトのメールクライア
ントに指定できます。
Windows の [プログラムのアクセスと既定の設定] を使用する
1. [スタート] - [プログラムのアクセスと既定の設定] をクリックします。[アプリケーションの追加と削除] ダイア
ログボックスが表示されます。
2. [プログラムのアクセスと既定の設定] が選択されていないときは、これを選択します。
3. [既定の電子メール プログラムを選択してください] で、[Lotus Notes] を選択します。
4. Notes を [スタート] メニューに追加するには、[このプログラムを表示する] にチェックマークを付けます (同
様の方法で、[スタート] メニューから Notes を削除できます)。
5. [OK] をクリックします。
z
Notes のユーザープリファレンスを使用する
1. [ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザー] を選択します。[ユーザープリファレンス] ダイアログボックスが表
示されます。
2. [メール] - [インターネット] をクリックします。
3. [通常使用するメールクライアント] で [Lotus Notes を通常使用するメールクライアントにする] を選択しま
す。
4. Notes が Windows のデフォルトの電子メールクライアントになっていない場合に、Notes をデフォルトのクラ
イアントにするかどうかをユーザーに問うメッセージを表示することができます。この機能を有効にするには、
[Lotus Notes の起動時に通常使用するメールクライアントにするかチェックを行う] にチェックマークを付けま
す。これによって、Notes がデフォルトのメールクライアントでないときは、ユーザーにプロンプトが表示されま
す。
5. [OK] をクリックします。
z
メモ: Notes のユーザープリファレンス設定は、ユーザーがローカルの管理者権限で Windows にログインしてい
る場合にのみ効力をもちます。
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06 変更履歴
データベースの修復に対する Agent Manager の起動が改善されました
現在のリリースの Domino Server では、Agent Manager の起動時に、Fixup (修復) が必要なデータベースを処理
する方法が改善されています。Agent Manager は、起動時の動作の一部として、エージェント用にすべてのデー
タベースをスキャンする必要があります。このときに、2 つの状況が考えられます。
シナリオ 1
Agent Manager は、修復されているデータベースのスキャンを試みる (この場合、Fixup は Agent Manager 以外
のプロセスによって開始されています)。
z
以前の動作: Agent Manager はデータベースをスキップします。このデータベースでスケジュール設定さ
れているエージェントは、Agent Manager が次回にデータベースを再スキャンするまでは、実行されませ
ん (再スキャンは、Agent Manager の次回の再起動時、または深夜のキャッシュの更新時に実行されま
す)。
z
新しい動作: データベースが修復中の間は、Agent Manager はデータベースをスキップします。データ
ベースが利用可能なると、Agent Manager はスケジュール設定されたエージェントをスキャンします。こ
れは、利用可能な別のデータベースで Agent Manager が実行を開始するエージェントとは別のスレッド
で行われます。
シナリオ 2
Agent Manager は、修復が必要なデータベースを検索する。
z
以前の動作: Agent Manager は修復を開始し、修復が終了するまで待ち、データベースでスケジュール
設定されているエージェントをスキャンします。これは、データベースのサイズに応じて時間がかかること
があります。修復が終了し、データベースのスキャンが順番どおりに継続するまでは、Agent Manager は
どのエージェントも実行しません。
z
新しい動作: Agent Manager は、修復が必要なデータベースをスキップします。他のデータベースのス
キャンが完了すると、Agent Manager は別のスレッドをスタートさせて修復を開始します。そして、修復が
終了するまで待ち、データベースでスケジュール設定されているエージェントをスキャンします。Agent
Manager は、修復が必要なデータベースを待たずに、利用可能な他のデータベースでエージェントの実
行を開始します。
デフォルトの動作が変更されました
新しい動作は、多くの利点を持つため、デフォルトの動作となります。しかし、以前の動作を好む場合は、
Notes.INI 設定の「DEBUG_AMGR_PREVIOUS_STARTUP_BEHAVIOR=1」によって、以前の動作を有効にすること
ができます。
新しいマルチスレッドの AMGR 起動ロジックにより、クラッシュ後のサーバーの再起動時に、同じサーバー上の
すべてのデータベースが Fixup によって処理される前に、いくつかのエージェントが実行を開始する可能性が高
まります。このようなエージェントが同じサーバー上の他のデータベースに依存し、エージェント自体がエラー条件
を処理するように作成されていない場合は、依存するデータベースが利用できないとエージェントが失敗すること
があります。
この INI 変数を使用すると、以前のシングルスレッドの起動に戻ります。この起動でもデータベースが利用できな
くなる可能性はなくなりませんが、その確率は低くなります。
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06 変更履歴
新しい IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook
新製品情報
iNotes Web Access for Microsoft Outlook 製品は、IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook という新し
い名称になりました。
メールファイルをサーバー上でセットアップする方法と、Domino Access for Microsoft Outlook をダウンロードす
る方法については、下記に示すセットアップとダウンロードの説明を参照してください。『Domino Administrator ヘ
ルプ』のトピック「iNotes Access for Microsoft Outlook」に記載されている情報は使用しないでください。このトピッ
クの情報は正しくありません。
IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook
IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook は iNotes Web Access に似ていますが、メールファイルのデー
タベースへのアクセスに Web ブラウザではなく Microsoft Outlook クライアントを使用します。Domino Access for
Microsoft Outlook には、Domino Off-line Services (DOLS) 対応のサーバーが必要です。これによって、ユー
ザーはオンラインまたはオフラインで各自のメールファイルを開くことができます。DOLS を使用可能にする方法
については、『Domino Administrator ヘルプ』を参照してください。
Domino Access for Microsoft Outlook は Outlook 2000 または XP をサポートします。Microsoft Outlook クライ
アントは、「企業/ワークグループ」クライアントでなければなりません。Outlook クライアントを確認するには、
Microsoft Outlook を起動し、[ヘルプ] - [バージョン情報] を選択します。
メモ: Domino Access for Microsoft Outlook は「インターネットメールのみ」クライアントはサポートしません。
Outlook 2000 は、作成された最初の IMAP ユーザープロフィールでのみ機能し、それ以降に作成されたプロ
フィールでは正しく機能しません。
IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook 用にサーバーを設定する
Outlook 2000 のみに、必要な EXE ファイルと INF ファイルを作成する
(このセクションは、Outlook 2000 クライアントのインストール専用です。Outlook XP を設定する場合は、このセク
ションをとばして「サーバーでメールファイルを設定する」に進んでください。)
pstprx32.dll を使用してカスタムのファイルセットを作成する必要があります。このファイルは、Outlook を
インストールした後の「C:\Program Files\Common Files\System\Mapi\1033\NT」にあります。
PKZIP 2.5 がインストールされていることを確認します。一時サブディレクトリ (例: TEMP\MAPI) を作成し
ます。
コマンドプロンプトから、次のように操作してください。
1. \temp\mapi ディレクトリを作成します。
2. \temp\mapi ディレクトリに移動します。
3. Program Files\Common Files\System\Mapi\1033\NT\pstprx32.dll を \temp\mapi にコピー
します。
4. Domino\Data\domino\html\download\filesets\dolmkinf.exe を \TEMP\MAPI にコピーしま
す。
メモ: UNIX サーバーの /notesdata/domino/html/download/filesets フォルダから、FTP を使
用して DOLMKINF.exe ファイルを取得する必要があります。このファイルを FTP 経由で転送すると
きに、FTP のコンソールコマンドラインで、ファイル転送前に「bin」と入力してください (これによって
バイナリ転送モードになります)。このようにしないと、ファイルが壊れるおそれがあります。
5. 「dolmkinf -d \TEMP\MAPI\ -f n_IMAPDLL.inf -v602」と入力します (成功すると、
IMAPDLL.inf が作成されます)。
6. 「pkzip25 -add -rec -dir=relative -path=relative -excl=IMAPDLL.inf
\TEMP\MAPI\IMAPDLL \TEMP\MAPI\*.*」と入力します (成功すると、IMAPDLL.zip が作成されま
す)。
7. 「pkzip25 -sfx \temp\mapi\imapdll」と入力します (成功すると、IMAPDLL.exe が作成されま
す)。
8. ファイル名 IMAPDLL.exe を n_IMAPDLL.exe に変更します。
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9. n_IMAPDLL.exe と n_IMAPDLL.inf を次の場所にコピーします。
Win サーバー: Lotus\Domino\Data\domino\html\download\filesets
UNIX サーバー: notesdata/domino/html/download/filesets
サーバーでメールファイルを設定する
Domino Access for Microsoft Outlook ユーザーを設定するには、次の操作を行います。
1. Domino Administrator を起動します。
2. IMAPDLL が mail6ex.ntf ([メール (6) (拡張)] テンプレート) にあることを確認します。
z
Notes Client または Admin Client で、[ファイル] - [データベース] - [開く] を選択します。サーバーを選
択し、テンプレートファイル名の mail6ex.ntf を入力します。
z
[アクション] を選択します。
z
[オフライン設定の編集] をクリックします。
z
[サービス] タブを選択します。
z
[カスタムサービス] をクリックします。
z
[オフラインにインストールするカスタムサービス] フィールドで「imapdll」と入力します。
z
[保存して閉じる] をクリックします。
3. [メール (6) (拡張)] テンプレート (MAIL6EX.NTF) オプションを選択して、ユーザーを登録します (このトピックの
詳細については、『Domino Administrator ヘルプ』の「ユーザーを登録する」を参照してください)。
z
既存のユーザーの場合は、メールファイルの設計を [メール (6) (拡張)] テンプレートに置換します。新規
ユーザーの場合は、[メール (6) (拡張)] テンプレートを使用してメールファイルを作成します。
z
Domino ディレクトリの各ユーザーのユーザー文書で、[インターネットパスワードの設定] フィールドを有
効にし、[インターネットアドレス] フィールドにアドレスが入力されていることを確認します。Domino
Access for Microsoft Outlook は、このアドレスを使用してユーザーにアクセスします。
4. 新規サーバーの場合は、DOLS の [オフラインセキュリティポリシー] 文書を作成します (このトピックの詳細
については、『Domino Administrator ヘルプ』の「DOLS の [オフラインセキュリティポリシー] 文書を作成する」を参
照してください)。
Notes Client または Admin Client で、[ファイル] - [データベース] - [開く] を選択します。サーバーを選
択し、データベースファイル名の doladmin.nsf を入力します。
z
このポリシーを適用するドメインを入力します。たとえば、「/US/Company」または「/Company」と入力し
ます (先頭のスラッシュも含めます)。
z
ID 管理ポリシーを入力します: ポリシーを選択します。ポリシーの詳細については、『Domino
Administrator 6 ヘルプ』の「DOLS の [オフラインセキュリティポリシー] 文書を作成する」を参照してくだ
さい。
5. 各ユーザーに、Notes ユーザー名、インターネットパスワード、および URL を指定します。
ユーザーには、各自のメールファイルを示す URL を割り当てます。URL の最後に /inotes を追加します
(例: http://server1/mail/jsmith.nsf/inotes)。
z
6.
サーバー文書の [セキュリティ] タブの [Programmability の制限] にある [制限付き LotusScript/Java
エージェントの実行] フィールドで、テンプレートの編集に使用した ID が [可能ユーザー] フィールドに含まれてい
ることを確認します。
[Programmability の制限] にある次の 3 つのフィールドで「*/domain name」を入力します。
[他のユーザーとして実行するエージェントを署名]
[エージェントを呼び出すユーザーとして実行するエージェントを署名]
[制限付き LotusScript/Java エージェントの実行]
z
z
z
7.
サーバーの notes.ini ファイルで、IMAP サービスが有効になっていて、設定が追加されている必要があり
ます。
z
Domino ディレクトリにある notes.ini を開きます。
z
「ServerTasks=」の行に、IMAP タスクが含まれていることを確認します。IMAP タスクが含まれていない
場合は、この行に追加してください。
z
「CS2ImapMime=1」という行を追加します。
z
ファイルを保存します。
メモ: 電子メールアドレスは、共通名ではなく、インターネット電子メールアドレスとして定義されます。
ローカライズされた (各国語の) Windows クライアントユーザーに関する重要なメモ
ローカライズされた (各国語の) Windows クライアントに Domino Access for Microsoft Outlook をインストー
ルすると、すべてのファイルはインストールされますが、ユーザーにエラーが表示され、最初の同期が実行さ
れません。
デフォルトでは、サーバー上のメールテンプレートファイルの iNotes エージェントは、マルチユーザー環境用
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に設定されています。このため、次の方法でマルチユーザー設定をオフにする必要があります。
z
z
z
サーバーで、Domino Designer を使用してメールファイルを開きます。
iNotesAgent エージェントを編集します。
「UserRoamingDataDir」というテキストを含む行で、"1" を "" に変更します。たとえば、次のように書
き換えます。
'Call profdoc.ReplaceItemValue("UseRoamingUserDataDir", "1")
Call profdoc.ReplaceItemValue("UseRoamingUserDataDir", "")
z
ファイルの変更内容を保存します (エージェントを編集したので、編集したユーザー自身がエージェ
ントの実行権限を持つようサーバー文書の変更が必要になる場合もあります)。
z
購読をインストールします。
IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook のクライアント設定
ユーザーは、Domino Access for Microsoft Outlook のメールファイルを使用するために、次の作業を行う必要が
あります。
1.
2.
Web ブラウザを開き、システム管理者によって割り当てられたメールファイルの URL を入力します。
Notes ユーザー名とインターネットパスワードの入力を求められたら、これらを入力してダウンロードページ
にアクセスします。
ダウンロードページで、ユーザーは Domino Sync Manager の言語を選択できます。これは、メールファイル
を管理および同期するためのクライアントソフトウェアです。このソフトウェアによって、Microsoft Outlook を
Domino に接続するための適切な設定ファイルが得られます。
3.
[ダウンロード開始] をクリックしてメールファイルをダウンロードします。ダウンロード中に、メールファイルと
Lotus download ソフトウェアがインストールされます。download が表示されたら、初めて購読を同期する間
はそのまま表示しておきます。ステータス列に [アクティブ] と表示されなくなったら、ユーザーは download
を閉じることができます。
4.
Outlook を起動します。メールプロファイルの入力を求められるので、これを入力します。
z
Mail on サーバー名 - Lotus Domino Server 6 にあるメールファイルのバージョン
5. このプロファイルによって、Domino Server へのアクセスが得られます。Outlook を介して IMAP で接続する
ときは、Domino データにアクセスするために受信ボックスフォルダの選択が必要です。
IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook でのパスワードの変更と不在通知機能の設定
ユーザーは、Domino Access for Microsoft Outlook を使用して、Outlook でローカルクライアントのパスワードと
インターネットパスワードを変更できます。ユーザーがインターネットパスワードと Notes パスワードを同期させて
いる場合は、両方のパスワードが変更されます。ユーザーは、Outlook 内から [不在通知] エージェントを有効に
することもできます。どちらの機能も Outlook クライアントの [ツール] - [オプション] - [Domino Administration] タ
ブで変更できます。
設定 - IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook でのパスワードの変更機能
パスワードの変更機能を有効にするには、[セキュリティポリシー設定] 文書を含むポリシー文書が Domino ディ
レクトリに存在する必要があります。この用途のために、明示的ポリシーを作成するか、既存の [セキュリティポリ
シー設定] 文書を編集します。ポリシーの作成と割り当てについては、『Domino Administrator ヘルプ』の「ポリ
シー」を参照してください。
設定 - IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook での不在通知機能
システム管理プロセス要求を使用して不在通知エージェントを有効または無効にするには、ユーザーのユーザー
文書にある [管理者] フィールドで、ホームサーバーが指定されている必要があります。ユーザーの登録時にこ
の指定を行うには、次の手順で操作します。
1. Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。
2. [ツール] - [登録] - [ユーザー] をクリックします。
3. [詳細] をチェックし、[その他] をクリックします。
4. [ローカル管理者] フィールドに、ユーザーのホームサーバー名を入力します。
IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook でのパスワードの変更と不在通知機能の使い方
パスワードの変更
1. [ツール] - [オプション] をクリックします。
2. [Domino プリファレンス] タブをクリックします。
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3.
4.
5.
6.
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[パスワードの変更] をクリックします。
古いパスワードを入力し、次に、新しいパスワードを入力します。
確認のために新しいパスワードをもう一度入力し、[OK] をクリックします。
これは Adminp 要求なので、有効になるまでに数分かかることに注意してください。パスワードが変更される
と、メッセージによってユーザーに通知されます。
不在通知
この機能が有効のときは、ユーザーが指定した期間、Outlook はメールへ自動的に応答します。不在通知エー
ジェントを有効にしたユーザーに対してメールを送信すると、送信者は最初にメールを送信したときに不在通知を
受け取ります。
1. [ツール] - [オプション] をクリックします。
2. [Domino プリファレンス] タブをクリックします。
3. [不在通知] をクリックします。
4. 不在期間の最初の日付と、オフィスへ戻る最初の日付を各フィールドに入力します。
5. 与えられたスペースに、件名とメッセージを入力します。
6. [OK] をクリックします。
7. これは Adminp 要求なので、有効になるまでに数分かかることに注意してください。不在通知エージェントが
有効または無効になると、メッセージによってユーザーに通知されます。
既知の問題
移行 -- Microsoft Exchange データを Domino に自動的に移行する方法はありません。Domino 内の標準の
移行ツールはすべて使用できますが、Outlook クライアントからは、Domino メールファイル内の既存のカレン
ダーデータへはアクセスできません。
z
サーバーバックアップ -- ユーザーのワークステーション上で、Outlook の pst ファイルをバックアップする必
要があります。ワークステーションに保存されているデータをサーバーから再作成する方法はありません。
z
クラスタのフェイルオーバー -- この製品では、この機能は使用できません。
z
単一ワークステーションからの PST ファイルへのアクセス -- Microsoft Outlook の PST ファイルは、
Domino Server に接続された単一のワークステーションからのみアクセスできます。2 番目のクライアントか
らはアクセスできません。
z
フォルダの作成 -- IMAP サーバーを使用するときは、ネストしたサブフォルダを作成できません。
z
パスワード -- [パスワードを記憶する] チェックボックスは機能しません。
z
購読の設定 -- download を閉じた後も、購読の設定ウィンドウは閉じられません。
z
フォルダへのポスト -- Outlook Today では、フォルダへのポストは使用できません。
z
返信ボタン -- Outlook XP から返信ボタン付きのメールを送信しても、ボタンは表示されません。
z
暗号化された Notes メール -- IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook では、暗号化された Notes
メールを読むことができません。
z
メールの代理 -- Outlook クライアントから、2 番目の Outlook メールファイルにアクセスすることはできませ
ん。
z
メールメッセージの [秘密度] オプション -- メッセージの設定で、秘密度を [個人用]、[親展]、[社外秘] に変
更することはできません。メッセージは常に [標準] として受け取られます。
z
電子メールアドレス -- Outlook 2000 では、アクセント記号付きの (非 ASCII) 文字を含む連絡先の電子メー
ルアドレスは、機能しません。[BCC] フィールドで指定されている受信者に電子メールが送信されるとき、受
信者の [宛先] フィールドには正しい情報が表示されません。
z
メールの [宛先] フィールドと [差出人] フィールド -- 返信の送信元によっては、[差出人] フィールドのアドレ
スの形式が正しくないことがあります。[全員へ返信] を実行するときに、[宛先] フィールドの形式が異なりま
す。
z
空き時間検索 -- 他のユーザーの空き時間情報を検索することはできません。
z
カレンダーの代理 -- 他のユーザーに対し、自分のカレンダーへのアクセスを許可する方法はありません。
z
グループスケジュール -- グループスケジュールには、予定あり/なしを示す機能があります。
z
会議のスケジュール設定 -- 会議のスケジュールを設定するとき、招集するユーザーの空き時間情報を見
ることはできません。
z
複数の会議招集 -- Outlook で会議招集を開き、何のアクションも実行しないと、複数の会議招集が作成さ
れます。
z
会議招集内の添付ファイル -- 添付ファイル付きの会議招集を送信すると、添付ファイルは受け取られませ
ん。Outlook によって示されるように、添付ファイルは個別に転送してください。
z
会議への出席または欠席 -- Outlook 2000 で、会議招集に対して出席または欠席の返信をするとき、返信
メッセージを編集すると、議長は編集された返信を受け取りません。
z
IMAP サーバーを Outlook とともに使用する
Microsoft は、Corporate Workgroup アカウントの代わりに IMAP サーバーを使用するときの Outlook での違いを
明らかにしています。詳細については、「http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;197636」を参
照してください。
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Copyright 2006 Lotus Software, IBM Software Group
Associated SPRs :
EYAI5KQS3N; EYAI5KRTQG; JCAL5KKPT8; JCAL5HJT26; JCAL5HLJY6; JCAL5HMQHG; JCAL5HYR3T; JCAL5J3S9G; JCAL5J9M9M;
JCAL5KQHSQ; MSER5HKPAC; MSER5HLJFC; MSER5HLJP6; MSER5J4QX8; MQUE5KERMQ; MQUE5KJS4S; MQUE5KKT99;
MQUE5KKPSR; MQUE5KKQJH
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06 変更履歴
Event Monitor および LDAP サーバータスクは自動的にロードされる
Domino 6 のいくつかの機能ではイベントモニタリングが必要なため、Lotus Domino Server 6.0 以降では Event
Monitor タスクが自動的にロードされます。前のバージョンの Domino では、Event Monitor をロードするには、シ
ステム管理者が NOTES.INI 変数を設定する必要がありました。NOTES.INI 変数の使用は必要なくなり、Event
Monitor のロードには影響を与えません。
Lotus Domino 6 では、Domino ディレクトリドメイン用の Domino システム管理サーバーで LDAP サービスが自動
的に実行されます。Domino システム管理サーバーは LDAP スキーマを維持し、ドメイン内のすべての LDAP
サービスに対し、ディレクトリツリー検証プロセスを実行します。
システム管理サーバーで LDAP サービスを実行しない場合は、次のことを行ってください。
z
LDAP サービスが LDAP クライアント要求を処理するのを防ぐ
z
ドメインの LDAP サービスを無効にする
LDAP サービスを自動的に実行しないようにする方法については、『Domino Administrator 6』ヘルプのトピック
「Domino ディレクトリのシステム管理サーバー上で動作している LDAP サービスで LDAP クライアント要求を処
理しないようにする」を参照してください。
LDAP サービスを無効にする方法については、『Domino Administrator 6』ヘルプのトピック「LDAP サービスを開
始および停止する」を参照してください。
Associated SPRs :
ASHH5SUGL2
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06 変更履歴
Notes.INI 変数 "ServerTasks="
Domino Administrator 6 および最新のドキュメントが更新されました。Event タスクは Domino Server 6 によって
自動的に開始されるため、Notes.INI 変数「ServerTasks=」は Event タスクを参照しなくなりました。
Associated SPRs :
ASHH5SUGL2
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06 変更履歴
Red Hat Enterprise Linux 2.1 に SMP サポートの追加
現在のリリースから、SMP box での Red Hat Enterprise Linux 2.1が導入されました。
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06 変更履歴
スマートカードに対応した ID ファイルでの EM_GETPASSWORD
Domino 6.0.4 および Domino 6.5.1 から、スマートカードで保護された ID カードのロックを解除するために、
EM_GETPASSWORD 拡張マネージャコールアウトが使用できます。これは、拡張マネージャを介して、パスワード
の代わりに暗号化されたトークンの PIN を渡すことにより行われます。
Associated SPRs :
DKEN5S5UJT
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06 変更履歴
Notes/Domino 6.5.2 の新機能
Notes Client
Sametime への Notes 接続に固有の識別子が追加される
Notes が Sametime サーバーへのログインタイプとして使用する固有の識別子 0x2000 が新たに追加されまし
た。これによって、システム管理者は、Notes Client からの接続と Sametime Connect クライアントからの接続を
区別してモニターできます。これまでは、Notes Client と Sametime Connect クライアントは、同じコードで識別さ
れていました。
Domino Web Access
返信/転送インジケータのサポート
Domino Web Access は返信と転送のインジケータをサポートするので、ユーザーはメッセージが返信または転送
されたかどうかを確認できます。
DWA は Notes Client と同じ設定を使用して、返信/転送インジケータを設定するかどうかを判断します。設定は
データベースプロパティの [転送または返送をマークする] で行います。メールテンプレートでは、デフォルトでこ
の機能が有効になっています。DWA には、この設定を変更する UI がないことに注意してください。デフォルトで
は、どの DWA ユーザーもデータベースプロパティを変更する権限を持たないからです。
ビューレベルで、次のアイコンがあります。
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- 返信済み
- 転送済み
- 返信および転送済み
開かれた文書には、[件名] フィールドの下に、フォローアップフラグと転送/返信インジケータ用の領域がありま
す。この領域は 2 行になっていて、上の行がフォローアップ用です。
iSeries
ハードウェア暗号カードを使用可能にするシステム SSL のサポート
システム SSL が GSKit API 経由でサポートされるようになりました。これによって、Domino の HTTP でハード
ウェア暗号カードが使用できます。
プラットフォーム
Macintosh OS10.3 のサポート
リリース 6.5.2 から、Notes Client は Macintosh OS10.3 でサポートされます。
Red Hat Enterprise Linux 3.0、SUSE LINUX Enterprise Server 8.0 のサポート
リリース 6.5.2 から、Red Hat Enterprise Linux 3.0 と SUSE LINUX Enterprise Server (SLES) 8.0 が、Domino
Server 用のプラットフォームとしてサポートされます。
Smart Upgrade
Smart Upgrade キットで共有マップドライブと添付キットを指定できる
Smart Upgrade キットで、ネットワークパスと添付キットの両方を指定できます。クライアントがネットワークパスに
アクセスできるときは、ネットワークパスを使用します。クライアントが共有ドライブにアクセスできないときは、
Smart Upgrade に添付キットを使用します。これによって、ユーザーは、共有マップドライブにアクセスできるオフィ
ス環境でも、マップドライブが利用できない自宅でも、クライアントコンピュータをアップグレードできます。
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06 変更履歴
Domino Web Access での IM の機能拡張
Domino Web Access 6.5.2 で、ユーザーは、ブラウザインターフェース用 Lotus Sametime Connect 6.5.1 を
Instant Messaging (チャット) クライアントとして使用できます。ユーザーは Sametime Connect コンタクトリストマ
ネージャを使用して、Notes Client とコンタクトリストを共有できます。Domino Web Access Instant Messaging リス
トを Sametime サーバーに転送できるので、Domino Web Access リストを再作成する必要はありません。
既存の Domino Web Access Instant Messaging リストを転送する
既存の Domino Web Access Instant Messaging リストを使用するには、ブラウザインターフェース用 Sametime
Connect 6.5.1 クライアントを実装する前に、Domino Web Access チャットクライアントの既存の Instant
Messaging リストを転送する必要があります。Instant Messaging リストは、次の手順で転送します。
1. Domino Web Access にログインします。
2. [チャット] をクリックします。
3. マウスの右ボタンをクリックし、[ローカルの連絡先リストを Sametime サーバーに送信する] を選択します。
Sametime Connect 6.5.1 をチャットクライアントとして設定する
6.5.2 でのデフォルトのチャットクライアントは Domino Web Access チャットクライアントで、これは Domino Web
Access 6.5.1 で使用されているのと同じクライアントです。新規のブラウザインターフェース用 Lotus Sametime
Connect 6.5.1 をチャットクライアントとして使用するには、次の NOTES.INI 設定を使用します。
構文: iNotes_WA_SametimeJavaConnect=value
説明: Domino Web Access チャットユーザーインターフェースの代わりにブラウザインターフェース用 Lotus
Sametime Connect を使うときに、この設定を使用します。
0= off
1= on
適用: すべての Domino Web Access クライアント
デフォルト: 1
等価の UI : なし
新しいリスト管理機能
前のリリースでは、統合化された Domino Web Access チャットクライアントは、Instant Messaging リストをローカ
ルに保存していました。しかし、Domino Web Access でブラウザインターフェース用 Sametime Connect 6.5.1 クラ
イアントを使用する 6.5.2 では、Instant Messaging コンタクトリストは Sametime サーバーに保存されます。このた
め、Domino Web Access のユーザーと Notes Client のユーザーは、同じリストを共有できます。Domino Web
Access で、前バージョンのチャット用にユーザーのメールファイルで作成および保存された個人用の Instant
Messaging リストは、ブラウザインターフェース用 Lotus Sametime Connect クライアントを実装する前に、これら
の公開リストと同期することができます。このため、ユーザーは、Sametime サーバーで個人用の Instant
Messaging リストを再作成する必要がありません。
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06 変更履歴
SECKFMSwitchToUserID 関数の機能拡張
SECKFMSwitchToUserID 関数が機能拡張され、現在実行されているプロセスまたは Notes.INI 設定に影響を与
えずに、パーティションサーバーで実行されているスタンドアロンプロセスを異なる ID ファイルに切り替えることが
可能になりました。
拡張されたこの機能を使用するサンプルコードを以下に示します。
/* この機能のサンプルコードは 6.0.4/6.5.2 SDK を使用して利用可能。つまり、 */
/* リリース 6.0.4/6.5.2 以降の Notes Client または Domino Server で利用可能。*/
STATUS ChangeIDForThisProcessWithoutEffectingOtherProcesses
{
STATUS error = NOERROR;
char NewIdFileNameBuffer[MAXPATH];
/* ルートレベルのプロセスを作成するため、最初に SECAttachToID を呼び出す必要がある */
if (error = SECAttachToID())
goto done;
strncpy(IDFileNameBuffer, "c:\tmp\newid.id", sizeof(IDFileNameBuffer));
/* fKFM_switchid_DontSetEnvVar を渡すことが必要。このため、切り替え */
/* によって notes.ini ファイルは更新されず、将来のプロセスのロードや
*/
/* 再起動には影響しない。
*/
/* メモ: 1) ID Filename はフルパスであること。
*/
/*
2) パスワードが必要な場合は、以下のようにパラメータ 2
/*
としてバッファ内で渡す必要がある。
error = SECKFMSwitchToIDFile (IDFilenameBuffer,
NULL,
NULL,
0,
fKFM_switchid_DontSetEnvVar,
NULL);
Done:
return (error);
}
*/
*/
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Notes/Domino 6.5.3 の新機能
Client
Notes Instant Messaging がマルチスレッド化
Notes IM 機能がマルチスレッド化されました。Notes が他のタスクでビジーなときも、ユーザーはチャットセッショ
ンが開始されるのを待つ必要はありません。
Domino Access for Microsoft Outlook
管理可能なカレンダーのサポート
Domino Access for Microsoft Outlook (DAMO) 6.5.3 では、ユーザーが自分自身の DAMO クライアント内から複
数ユーザーのメールとカレンダーを管理できるようになります。また、Outlook プリファレンスから、ユーザーが
メールとカレンダーにアクセスすることも可能です。
Domino Web Access
新しい [トラッキング要求を送信] 機能
[トラッキング要求を送信] はメールファイルの [送信] フォルダで利用できる機能です。この機能を使用すると、
ユーザーは送信済みの任意のメールについて、詳細な状態 (読まれたかどうか、削除されたかどうかなど) を知
ることができます。
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サーバーのアーカイブの機能強化
6.5.3 では、文書レベルでのアーカイブ機能が追加されました。
iSeries
ODBC ドライバが含められる
Domino for iSeries のインストールに、DataDirect ODBC ドライバが含められるようになりました。
Trapleak スタックダンピングコード
保守性の機能強化です。Notes メモリのリークのデバッグに使用されます。
Server
メール変換ツールで、言語パックが有効なメールテンプレートを使用したメールファイルのアップグレードが可能
メール変換のコマンドラインインターフェースに新しいオプションが追加されました。このオプションを使用すると、
システム管理者はメールファイルを別の言語にアップグレードできます。内部的には、フラグを処理し、メール変
換によって呼び出される設計置換関数に言語パックのパラメータを指定します。
Smart Upgrade の機能強化
次の機能が強化されています。
z
バックグラウンドでの保存 - Smart Upgrade キットの保存はバックグラウンドで実行されるため、キットの
ダウンロード中もユーザーが作業を続けられます。
z
システム管理者への通知 - システム管理者は、この機能を使用することで、複数のビューを持つメール
受信データベースを介して、エンドユーザーがアップグレードしたかどうか、アップグレードしていない場
合はその理由を知ることができます。Smart Upgrade は一元的に配備され、この機能によって Smart
Upgrade の管理が完結し、管理コストが削減されます。
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06 変更履歴
更新: スマートカードからの証明書のインポート
Notes/Domino 6.0.2 では、スマートカードまたは他の暗号トークンからあらかじめロードされた X.509 証明書をイ
ンポートし、対応するトークン上のプライベートキーを暗号処理用に使用する機能が導入されました。
Notes/Domino 6.0.5 または 6.5.3 では、最初に ID ファイルをスマートカードに対して有効にしなくても、このイン
ポートを実行できるようになりました。これによって、読み込み専用トークンにあらかじめロードされ、現在、Notes
ID ファイルのロックに使用されていないキーをユーザーが使用できます。リリース情報「スマートカードからの証
明書のインポート」で説明したように、PKCS#11 ライブラリが正しく設定され、リーダー (読み取り装置) にトークン
が存在する場合は、[Smartcard からインターネット証明書のインポート] オプションを使用できます。
しかし、現在のリリースでは、このオペレーションモードには次の制限があります。
z
現在、バックグラウンドプロセス (Just-In-Time 暗号化など) は、PIN を要求できません。このため、パスワー
ドで保護された認証方法をトークンがサポートする場合にのみ、トークン上のキーを使用できます。これによ
り、PIN を要求できることになります。
z
この機能を使用する ID ファイルが、2 番目のスマートカードによってロックされた場合は、シングルスロットシ
ステムでは最初のトークンのどのキーも使用できません。ID ファイルをロックしているスマートカードをリー
ダーから取り出し、最初のトークンを挿入すると、ユーザーが Notes からログアウトされます。
z
Notes/Domino の一部の古いバージョンでは、トークンに格納されたキーを使用できません。
現在のリリースでは、ID ファイルをロックしているスマートカードから証明書をインポートするために、
SECManipulateSC C API 関数に SC_manip_ImportInetCert 命令コードだけを使用できます。これにより、
SECManipulateSC が使用されてスマートカードに対応していない ID に証明書がインポートされるのを防止で
きます。
z
Associated SPRs :
DKEN62HV5E; DKEN5XZVH9; DKEN62MVJJ
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06 変更履歴
Notes/Domino 6.5.4 の新機能
Notes Client
[あいまいな名前] ダイアログおよび [一致なし] ダイアログの改良
[あいまいな名前] ダイアログおよび [一致なし] ダイアログのユーザビリティは改良され、名前によるソートと水平
スクロールバーの追加が組み込まれ、ダイアログがカスタマイズ可能であることを伝えるヘルプテキストが含めら
れました。
新しいトルコリラ記号が使用可能
新しいトルコリラ記号 (YTL) が、Notes フィールドのカスタマイズ可能通貨記号のリストに追加されました。
Domino Access for Microsoft Outlook
x509 暗号化メッセージを受け取り可能
DAMO ユーザーは、x509 暗号化メッセージを受け取ることができるようになりました。
起動/シャットダウンのパフォーマンスの改善
DAMO を使用する Outlook の初期起動およびシャットダウンのパフォーマンスが改善されました。
データディレクトリとプログラムディレクトリを分離するオプション
DAMO では、データディレクトリとプログラムディレクトリを別個のインストール先にインストールできるようになりま
した。以前は、データディレクトリとプログラムディレクトリは同じ場所にインストールされていました。
新しいメール通知
新規メールが受信ボックスに着信すると、システムトレイアイコンが表示されるようになりました。
オフラインのアドレス帳サポート
オフラインでの作業時にもアドレス帳を参照できるようになりました。
iSeries
Memcheck プロセス
Memcheck は、NSD が実行されるたびに NSD ユーティリティによって起動されるバイナリファイル (実行ファイル)
です。Memcheck は、各プロセスに割り当てられる個々のスタックメモリと同じように、Notes のプロセスによって
使用されるすべての共用メモリセグメントのスキャンを実行し、実際のメモリセグメントフォーマットが、期待される
フォーマットに一致するかを判別します。
自動診断情報コレクションツール
自動診断情報コレクションツールは、管理者が Notes Clients と Domino Server のクラッシュの診断データを自
動収集する方法の一つで、この情報は選択された集中メール受信データベースへ送信されます。これにより、
ユーザーがクラッシュについて報告しない、あるいはクライアントやサーバーのクラッシュに関する適切なデータ
を収集しない問題が解決します。
プラットフォーム
AIX 5.3 のサポート
AIX 5.3 (パッチ PTF IY58691* および PTF IY58143 を適用済み) が完全にサポートされるようになりました。これ
により、Power 5 を含め、AIX 5.3 オペレーティングシステムでサポートされるすべてのプロセッサアーキテクチャ
がサポート対象になりました。
* この PTF のインストール後、システムに NIS がインストールされ、NIS がこのレベル (または、それ以上のレベ
ル) でない場合、PTF IY58691 では、bos.net.nis.client をバージョン 5.3.0.10 にアップグレードしてください。
サーバー
ユーザー名の復帰要求が自動処理ではなく承認処理が必要になりました
ユーザー名の復帰要求の管理者プロセス要求は、通常 21 日後に自動的に実行されていましたが、自動的に実
行されなくなりました。復帰の実行が早い段階で自動的に行われてしまうことによる問題を避けるために、この要
求は現在では承認が必要になりました。
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パスワード準拠機能セット
パスワード準拠機能セットは新しいポリシーセキュリティ設定によって制御されます。これによって管理者は、
Notes ID の受け入れ可能なパスワードのポリシーをよりきめ細かく設定できます。ユーザーがパスワードを変更
する場合、このポリシーを反映するダイアログでプロンプトが表示されます。たとえば以下のようなものです。
パスワードは以下のようにしてください。
z
最低 'x' 文字を使用します
z
'x' ~ 'y' 個の英字を使用します
z
'x' ~ 'y' 個の数字を使用します
z
過去 'x' 回のパスワードの再使用はできません
z
パスワードにユーザー名を含めることはできません
z
先頭を 'xxx' にすることはできません
z
末尾を 'yyy' にすることはできません
この機能セットは、管理、および企業のパスワードガイドラインへの準拠におけるより一層の柔軟性を提供するこ
とに加え、イタリアのプライバシー法を遵守する必要があるユーザーにも役立ちます。これはイタリアが実施する
法で、イタリア国民が使用またはアクセスするすべてのシステムは、新しいパスワード管理機能のセットを備えて
いるかまたは強化することを求めています。
Smart Upgrade Governor
Smart Upgrade Governor は、大量の Smart Upgrade の要求によって特定のサーバーに過負荷がかからないよ
うにし、ピーク作業時のダウン時間や不安定状態の可能性を回避します。
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06 変更履歴
設定コレクタを使用してサーバーパフォーマンスを向上させる
Domino の設定コレクタは、Domino サーバーの設定方法のスナップショットを提供します。この設定情報を使用して、サー
バーパフォーマンスに影響を与えるサーバーの設定に加えられた最近の変更を分析できます。
Domino はサーバーの初期設定時に複数の文書を読み取ります。これらの文書は、サーバー文書、サーバー設
定文書、全サーバー設定文書、およびグループサーバー設定文書です。さらに Domino は、これらの文書の
ビューに変更が加えられたかを 5 分ごとに確認します。変更が加えられている場合、Domino は変更された文書
を読み取って保存します。Domino が文書を読み取ると、文書の変更日時およびサーバー名に基づいてファイル
名が構成されます。それぞれのサーバーおよび設定文書に割り当てられた以下のデフォルトの接頭辞がありま
す。
サーバー文書 -- serverdoc
z
サーバー設定 (指定サーバー) 文書 -- configspecific
z
サーバー設定 (全サーバー) 文書 -- configall
z
サーバー設定 (サーバーグループ) 文書 -- configgroup
たとえば、Sales というサーバー上でサーバー文書が 2004 年 8 月 2 日 4:05 PM に変更された場合、その文書
に割り当てられるファイル名は、serverdoc_sales_2004_08_02@16_05_20.dxl です。ファイルは Domino のデータ
ディレクトリにある診断ディレクトリ IBM_TECHNICAL_SUPPORT に保存されます。Domino/Data がデータディレク
トリであれば、パスは
z
C:/Domino/Data/IBM_TECHNICAL_SUPPORT/serverdoc_sales_2004_08_02@16_05_20.dxl です。
テクニカルディレクトリ IBM_TECHNICAL_SUPPORT について詳しくは、「Using the IBM_TECHNICAL_SUPPORT
directory」を参照してください。
収集された情報を表示するには、IBM_TECHNICAL_SUPPORT ディレクトリの個々の情報を開いてください。
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07 Domino for i 5/OS and OS/400
Lotus Domino 6.5.5 for i5/OS and OS/400 にようこそ
Lotus Domino 6.5.5 for i5/OS and OS/400 をご利用いただき、ありがとうございます。この章では、IBM i5/OS と
OS/400 の各プラットフォームに固有の詳細事項を取り上げます。このリリース情報のこれまでの章では、i5/OS
と OS/400 のユーザーに直接関係のある情報をはじめ、Domino 製品に関する重要な情報を取り上げています
ので、その情報を必ず検討してください。この章の目的は、i5/OS と OS/400 の各プラットフォームに固有の問題
を区別して取り上げることです。
最初の Domino サーバーをインストールしてセットアップする前に、サーバー内と組織内のネーミングやセキュリ
ティについて計画を立てる必要があります。さらに、既存のネットワーク構成を確認し、そのネットワークの中に
Domino をどのように適合させるのかを把握しておかなければなりません。Domino 製品ファミリーを初めて取り扱
う場合であれば、『Lotus Domino Administrator ヘルプ』という文書から計画に関する問題点の詳細を確認してく
ださい。この文書は、以下の Web アドレスの Lotus Developer Domain から参照できます。
http://www.ibm.com/developerworks/lotus/library/
注 この情報には、インストール後にサーバー上の以下のロケーションからアクセスすることもできます。
/QIBM/ProdData/LOTUS/NOTES/DATA/HELP/help65_admin.nsf
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07 Domino for i 5/OS and OS/400
05 アプリケーション開発
Domino 6 のための C++ API とツールキットのサポート
Domino のリリース 5.0.6 以降 (6.0 リリースを含む) のための C++ プログラムの開発をサポートする Lotus C++
API and Toolkit for Notes/Domino 6 for i5/OS and OS/400 が用意されています。このツールキットでは、C++ ア
プリケーションプログラムのコンパイルに OS/400 ネイティブ C++ コンパイラである ILE C++ コンパイラーを使用
する必要があります。
このツールキットは、以下の URL から入手できます。
http://www.ibm.com/lotus/ldd/downloads
z
「Toolkits and Drivers 」ページをクリックします。
z
「Lotus C++ API Toolkit」をクリックします。
http://www.ibm.com/support/us/
z
「Related Links」の下の「Developers」をクリックします。
z
「Product domains」の下の「Lotus」をクリックします。
z
「Lotus.com」の下の「Downloads」をクリックします。
z
「Toolkits and Drivers」の下の「Toolkits and Drivers 」ページをクリックします。
z
選択可能なダウンロード対象のリストをスクロールして、「C++ API Toolkit」をクリックします。
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07 Domino for i 5/OS and OS/400
05 アプリケーション開発
Domino サーバーごとの Java JVM プロパティ設定
NOTES.INI ファイル内の新しいプロパティを使用して、Domino サーバーの JVM プロパティを指定できるようにな
りました。
この新しいプロパティ JavaUserOptionsFile では、JVM に追加するプロパティを記述したテキストファイルを指定
します。このテキストファイルは、ASCII または EBCDIC のいずれかであり、最大 256 個のプロパティを指定でき
ます。各項目の形式は「property=value」であり、それぞれを別々の行に記述しなければなりません。
-D Java オプションで設定できるプロパティはすべて有効です。Domino には、スタックサイズなどを調整するため
の手段がすでに用意されています。
JavaUserOptionsFile でも指定されているプロパティを Domino で指定すると、JavaUserOptionsFile の値が使用
されます。例えば、Domino で「Foo=1」というプロパティを指定し、JavaUserOptionsFile で「Foo=2」を指定した場
合、JVM は「Foo=2」で作成されます。
注 この動作に関しては、現時点で 2 つの例外があります。つまり、java.class.path と java.library.path です。この
2 つのプロパティについては、Domino の既存の設定に JavaUserOptionsFile の指定値がリンクされます。
複数の Domino サーバーで同じオプションファイルを共用することも可能です。
一例として、この機能を活用すれば、ネイティブメソッドを持つ Java アプリケーションの使用可能化を簡単に実行
できます。System.load() または System.loadLibrary() でサービスプログラムを検出するには、そのサービスプロ
グラムを現行パスに置いておかなければなりません。そのために管理者は、Domino for iSeries コードで使用し
ているディレクトリを確認する必要がありました。ところが、この変更によって、管理者は NOTES.INI 内の
JavaUserOptionsFile を設定し、参照先のファイルで「java.library.path=/QSYS.LIB/PGMAPP.LIB」(PGMAPP.LIB
は、Java アプリケーションがロードするサービスプログラムが入っているライブラリ) を指定できるようになります。
例えば、サーバーの NOTES.INI で以下の行を追加します。
JavaUserOptionsFile=/PGMApp/JvmOptions.properties
その「/PGMApp/JvmOptions.properties」に以下のような項目を設定できます。
java.library.path=/QSYS.LIB/PGMAPP.LIB
java.class.path=/PGMApp/bin/PGMApp.jar
PGMApp.debug=0
PGMApp.serverName=Server1
Associated SPRs :
CCAL5G52KL
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05 アプリケーション開発
Lotus C API Toolkit for Notes /Domino for i5/OS and OS/400
IBM Lotus C API Toolkit for Notes/Domino for i5/OS and OS/400 が IBM ダウンロード Web サイトに用意され
ています。この Lotus C API Toolkit for Notes/Domino for i5/OS and OS/400 は、i5/OS と OS/400 の各プラッ
トフォーム上で実行する Domino 6.5 のための C アプリケーションの開発をサポートしています。コンパイルに
は、ILE C コンパイラーを使用します。
このツールキットは、以下の URL からダウンロードできます。:
http://www.ibm.com/lotus/ldd/downloads
z
「Toolkits and Drivers」ページをクリックします。
z
「Lotus C API toolkit」をクリックします。
このツールキットには、C API ライブラリ QNOTESAPI が用意されています。このライブラリには、C API ヘッダー
ファイルメンバーと、Notes C アプリケーションをサポートする C アプリケーションプログラム基本モジュール
Notes0 と Notesai0 が含まれています。さらに、C アプリケーションを IFS にコンパイルする機能をサポートする
C API ヘッダーファイルメンバーへのシンボリックリンクも用意されています。.
このツールキットには、C API の使用方法を示す目的で、i5/OS と OS/400 のための 56 個のサンプルが含まれ
ています。さらに、『Lotus C API Notes/Domino 6.5 User's Guide』と『Lotus C API Notes/Domino 6.5 Reference』
もこのツールキットに含まれています。
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05 アプリケーション開発
WAS アプリケーションから Domino データにアクセスする場合
IWAS アプリケーションから Domino データにアクセスする場合、クラスパスに NCSO.JAR が必要なら、Domino
をバージョン 6.5 または 6.0.3 以降のバージョンにアップグレードした後で NCSO.JAR ファイルの場所の指定を変
更する必要があります。Domino の前のリリースでは、/QIBM/ProdData/Lotus/Notes/shared に NCSO.JAR を
置いていましたが、Domino の 6.5 と 6.0.3 のリリースではそのディレクトリが除去されています。
Domino の 6.0.3 と 6.5 のバージョン以降は、クラスパスを更新して、以下のディレクトリを追加する必要がありま
す。
QIBM/ProdData/Lotus/Notes/DATA/Domino/Java または /<data_directory>/Domino/Java
この場合、<data_directory> は、Domino Server インスタンスのデータディレクトリです。
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05 アプリケーション開発
WebSphere アプリケーションから Domino にアクセスする場合
Domino 6 には、WebSphere HTTP アプリケーションから Domino データベースにアクセスするための以下の 2 つ
の Java インターフェースが用意されています。
z
z
ローカルインターフェース
Domino 内の DIIOP タスクによって CORBA/IIOP を使用するリモートインターフェース
ローカルインターフェースの使用
ローカルインターフェースを使用するには、lotus.domino.* クラスを java コードにインポートし、Notes.jar (出荷時
の場所は /qibm/proddata/lotus/notes/notes.jar) に対してコンパイルする必要があります。Domino クラスを使
用するすべてのスレッドは、NotesThread クラスから継承したスレッドでなければなりません。そうでなければ、
NotesThread.sinitThread() を呼び出して、そのスレッドに対して Notes を初期化する必要があります。
NotesThread.sinitThread() を使用する場合は、try、catch 構造の finally 文節で NotesThread.stermThread() を
使用して、適切なクリーンアップを必ず行ってください。ローカルクラスで実行する場合、Domino データベースに
アクセスするための Java コードは、ローカルで、つまりご使用のプロセス/ジョブの中で直接実行されます。その
コードは次に、Domino バックエンドクラスにアクセスするための QNOTES/LIBLSXBE サービスプログラムをロー
ドして使います。そこからその Java コードは、QNOTES/LIBNOTES サービスプログラムの Domino API にアクセ
スします。これは実質的に、Notes API を使用して Java スタンドアロンアプリケーションを実行する処理と同じで
あり、Domino 環境内で Java エージェントを実行する処理とは異なります。
WebSphere アプリケーションからローカルで Domino にアクセスするには、WebSphere Application Server 環境に
いくらかの変更が必要です。この変更を行えば、WAS から Domino リソースにアクセスすることも、Domino
QNOTES ユーザープロファイルから WAS リソースにアクセスすることも可能になります。WebSphere Application
Server は、QNOTES ユーザープロファイルの下で実行する必要があります。そうしないと多くの問題が発生しま
す。QNOTES は、そのアプリケーションが取得するリソースを所有しない、つまり、そのリソースに対するアクセス
を持たないからです。これはつまり、Domino サーバーからそのリソースにアクセスできないという意味であり、そ
のリソースの中には、そのアプリケーションが作成する共用メモリやデータベースも含まれます。
WebSphere Application Server からローカルで Domino にアクセスすることを可能にするには、以下のようにしま
す。
1. i5/OS または OS/400 のコマンド行で以下のコマンドを入力します。これにより、WAS ディレクトリファイルに対
する権限が Qnotes に与えられます。
CHGUSRPRF USRPRF(QNOTES) GRPPRF(QEJBSVR)
2. Qnotes ユーザープロファイルの下で実行するために、AdminClient の AppServer の [拡張] タブの [USERID]
フィールドに QNOTES を指定します。そうしない場合は、作成されるすべてのファイルとすべての共用メモリを
QEJBSVR が所有することになります。その結果、Domino サーバーで問題が発生します。
3. AdminClient の AppServer の JVM 設定の ClassPath 設定で、「/qibm/proddata/lotus/notes/notes.jar」を追
加し、さらにアプリケーションで必要になる他のあらゆる jar ファイルを追加します。これにより、WebSphere は、
Domino Java クラスを検出できるようになります。
4. AdminClient の AppServer の JVM 設定のシステムプロパティで、java.library.path=/QSYS.LIB/QNOTES.LIB
を設定します。これにより、JVM は、LIBLSXBE サービスプログラムを検出してロードできるようになります。
5. AdminClient の AppServer の [環境] ([一般] タブの [環境] ボタン) で、
PATH=/serversDataDirectory:/qibm/proddata/lotus/notes.** を設定します。これにより、 Domino API は、正し
い Domino サーバーを検出し、実行する Domino プログラムを検出できるようになります。
6. iSeries ナビゲーターを使用して、Qnotes ユーザープロファイルに AppServer の実行権限を与える必要があり
ます。そうしないと、(Qnotes ユーザープロファイルの下で実行するようになった) WAS は AppServer を開始でき
ません。手順は、以下のとおりです。
z
z
z
z
z
z
z
z
iSeries ナビゲーターを開きます。
Application Server が入っている iSeries のアイコンを右クリックして、[アプリケーション管理] を選択します。
[ホスト・アプリケーション] タブをクリックします。
QIBM_EJB_PRODUCT を展開します。
QIBM_EJB_GROUP_OF_FUNCS を展開します。
QIBM_EJB_SERVER_FUNC を選択して、[カスタマイズ] をクリックします。
[ユーザーおよびグループ] リストボックスで、アプリケーションサーバーを実行するためのユーザープロファ
イルを選択します。
[追加 ->] ボタンをクリックして、そのユーザープロファイルを [許される使用法 (Usage allowed)] リストに追
加してから、[OK] をクリックします。
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z
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[アプリケーション管理] パネルで [OK] をクリックします。
注 ローカル API によって Domino にアクセスする場合は、サーバーとして実行していることになります。
リモート CORBA/IIOP インターフェースの使用
Domino データへの別のアクセス方式は、リモート CORBA/IIOP インターフェースです。作成するアプリケーション
コードは、ローカルインターフェースの場合と基本的に同じですが、以下のような違いがあります。
lotus.domino.* をインポートする必要があります。
NCSO.jar (出荷時の場所は /qibm/proddata/lotus/notes/data/domino/java/ncso.jar**) に対してコンパイ
ルして、そのファイルを使って実行する必要があります。
z
Domino サーバーで IIOP を取り扱うためのセットアップを行う必要があります。これはつまり、Notes.ini の
ServerTasks ステートメントで DIIOP タスクを使用可能にする必要がある、という意味です
(CFGDOMSVR/CHGDOMSVR や iSeries ナビゲーターを使用する方法もあります)。
Domino のアドレス帳にも、DIIOP タスクによる実行権限をだれに与えるかを指定するための Agent Manager の
セキュリティ設定と同じような設定があります。セキュアなソリューションを実現するには、DIIOP によってプログラ
ムを実行するためのインターネットパスワードをユーザープロファイルにセットアップしなければなりません。
z
z
IIOP を使用する場合、アプリケーションは、いくぶん異なる方法でセッションを取得します。つまり、通信相手の
Domino サーバーの HTTP サーバーの IP アドレスとポートを送信し、使用するユーザーとインターネットパス
ワードを送信します。IIOP 環境で使用する Session オブジェクトを取得する方法の詳細については、Domino
Designer ヘルプにある NotesFactory クラスの情報を参照してください。
CORBA/IIOP によって Domino にアクセスするために WebSphere 側で行わなければならないセットアップは、
もっと単純です。QNOTES の下で実行する必要はありません。必要なのは、NCSO.jar とアプリケーション用のク
ラスを CLASSPATH に置くことだけです。
NCSO.jar 用の直接実行可能な Java プログラムを作成すれば、iSeries で NCSO.jar を使用するときのパフォー
マンスを大幅に改善できます。そのためには、CRTJVAPGM
CLSF('/qibm/proddata/lotus/notes/data/domino/java/ncso.jar') OPTIMIZE(40) コマンドを発行します。この実
行には、長い時間と大量の CPU リソースが必要になるので、コマンド (SBMJOB) によるバッチモードでの実行を
お勧めします。Notes.jar ファイル用の Java プログラムはすでに作成されています。
パフォーマンスを改善するためのもう 1 つのオプションは、NCSO.JAR のための JIT (Just In Time) コンパイラサ
ポートを使用可能にすることです。
注: Domino API には実ユーザー (セッションを確立したときに指定したユーザー) としてアクセスします。
リモート CORBA/IIOP インターフェースを使用するメリット
z
Domino サーバーをどのシステムにも配置でき、将来移動することも可能です。
z
1 つのアプリケーションから複数の Domino サーバーと通信できます。
z
アプリケーションをどの HTTP サーバーにも移動できます。
z
Domino セキュリティを使用できます。
ローカルクラスを使用するメリット
z
z
z
TCP/IP 経由でサーバーと通信するよりも高速です。
サーバーが実行中になっている必要がありません。
IIOP をオンにする (構成する) 必要がありません。
** マルチバージョン対応のリリース (6.0.3 や 6.5 など) では、/qibm/proddata/lotus/notes というパスは依然とし
て存在しますが、そのディレクトリのすべてのファイルとすべてのサブディレクトリについては、サーバー上のプラ
イマリリリースの該当ファイルを参照するシンボリックリンクが用意されます。マルチバージョン対応のリリースの
詳細については、『Domino 6.5 iSeries インストールガイド』(i400help.nsf または i400help.pdf) の第 12 章を参照し
てください。
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05 アプリケーション開発
新しい Domino API
リリース 6.0.1 から Domino 用の新しい API がいくつか追加されました。これらの API の詳細については、
『Domino 6 for iSeries Application Development Guide』 という文書を参照してください。この文書は、以下のアド
レスの Lotus Developer Domain から入手できます。
http://www.ibm.com/lotus/ldd/doc
以下の 2 つの Web サイトにも、これらの API や Domino for iSeries で使用できる他の API に関する有用な情報
が掲載されています。:
http://www.ibm.com/eserver/iseries/domino/domdevtools.htm
http://www.ibm.com/eserver/iseries/domino/devtools/dominoapi/dominoapi.htm
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01 インストールとセットアップ
C および C++ プログラムは *LIBL/LIBNOTES にバインドできない
LIBNOTES *SRVPGM にバインドするプログラムオブジェクト (*PGM) およびサービスプログラムオブジェクト
(*SRVPGM) は、QNOTES ライブラリ内の LIBNOTES に明示的にバインドする必要があります。BNDSRVPGM
キーワードでデフォルト値 *LIBL を使用しないでください。LIBNOTES のライブラリとして QNOTES が指定されな
い場合、複数バージョンを使用するシステムでは、誤ったバージョンの Domino が使用される可能性があります。
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01 インストールとセットアップ
CFGDOMSVR コマンドの新しいオプション
CFGDOMSVR コマンドの AUTOSTART パラメータに 2 つの新しいオプションが追加されました。新しいオプショ
ンである *JSC と *ALL は、Domino サーバーのセットアップウィザードを使用する場合には利用できません。こ
の 2 つのオプションを使用すれば、サーバーのセットアップの完了時に、Java Server Controller を開始するか
(*JSC)、Domino サーバーと JSC を開始できます (*ALL)。
注 セットアップウィザードは、*YES と *NO のオプションを引き続きサポートしています。
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01 インストールとセットアップ
domwzd.exe のサイレントモードの使用
domwzd.exe でサーバーをセットアップする場合、「-silent」パラメータでサイレントプレイバックモードを指定するこ
とはできません。その代わりに、ユーザーは、「-s」を使用する必要があります。例えば、以下のようにします。
domwzd.exe -s c:\myprofile.pds <passwd.txt> -os400 systemname username passwd
注 < > で示しているのは、オプショナルパラメータです。サイレントパラメータの使用法の詳細については、
『Domino 6 Administrator ヘルプ』という文書を参照してください。この文書は、以下の Web アドレスの Lotus
Developer Domain から参照できます。
http://www.ibm.com/lotus/ldd/doc
Associated SPRs :
CRRN595KE8
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01 インストールとセットアップ
セットアップウィザードで構成できるのはプライマリリリースサーバーのみ
複数のマルチバージョン対応リリース (6.0.3 や 6.5.0 など) の Domino をインストールしたシステムの場合、
Domino サーバーのセットアップウィザードで構成できるのは、プライマリリリースを使用するサーバーだけになり
ます。例えば、6.0.3 と 6.5.0 をインストールしたシステムの場合、このウィザードは、6.5.0 のサーバーだけを構成
します。
プライマリリリース以外のインストール済みのリリースのサーバーを構成するには、以下の手順を実行する必要
があります。
1. セットアップウィザードを使用してサーバーを構成します。[Please review and confirm your chosen server
setup options] 画面で、[View Command] をクリックします。
2. コマンドテキストをコピーして、i5/OS または OS/400 のコマンド行に貼り付けます。
3. 目的のコマンドのロケーションを変更するために、コマンドの先頭で、「QNOTES」を該当するライブラリの名前
に置き換えます。例えば、6.0.3 サーバーを構成するためのコマンドは、以下のグラフィックのようになります。
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4. Enter を押してコマンドを実行します。
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01 インストールとセットアップ
バッチインストール
Domino 6.0.4 と Domino 6.5.2 以降、LODRUN による (OS400/INTLENG/BATCH の下の「プログラム」ファイルを
使用した)「バッチタイプ」のインストールがサポートされなくなりました。インストールの続行に 2 枚目の CD が必
要になったからです。この機能を保持するための手段がないので、BATCH ディレクトリとサブディレクトリ全体が
除去されました。
Associated SPRs :
LMIR5EALZX
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01 インストールとセットアップ
ベータ版やプレリリース版の除去
Domino 6 ソフトウェアをインストールする前に、ベータ版やプレリリース版を除去する必要があります。
ベータ版やプレリリース版を除去するには、すべての Domino サーバーを停止し、Domino サブコマンド
(WRKDOMSVR など) を実行しているユーザーがいないことを確認してから、それぞれの状況に応じて以下のコマ
ンドを入力します。
6.0.x のベータ版やプレリリース版を除去する場合:
DLTLICPGM LICPGM(5733LD6)
6.5.x のベータ版やプレリリース版を除去する場合:
DLTLICPGM LICPGM(5733L65)
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01 インストールとセットアップ
管理者のインターネットパスワードのデフォルト設定の変更
CFGDOMSVR コマンドで新しい Domino サーバーを作成する場合、キーワード ADM には、管理者のインター
ネットパスワードを設定する機能が含まれています。これまでのリリースでは、デフォルトは *NONE でした。現在
のデフォルトは *ADMIN であり、管理者のインターネットパスワードが Notes 管理者のパスワードと同じパスワー
ドに設定されます。
この変更のメリットの 1 つは、リモート GUI Domino セットアップウィザードを使用してサーバーをセットアップする
ときに、インターネットパスワードが設定される、ということです。Domino セットアップウィザードでは、ユーザーが
インターネットパスワードを指定することができないので、これまでのリリースでは、必ず管理者が Domino
Directory によってパスワードを更新しなければなりませんでした。
また、この変更によって、Domino for i5/OS and OS/400 と他の Domino プラットフォーム用のセットアッププログ
ラムとの一貫性が得られるようになりました。
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04 サーバー管理
ClockType の現在のデフォルトは 24 時間形式
Domino 6 よりも前のリリースでは、Unix、Linux、OS/400、OS/390 の各プラットフォームの ClockType のデフォ
ルトは、12 時間形式でした。Domino 6 では、すべてのプラットフォームのデフォルトが 24 時間形式に変更されて
います。12 時間形式を保持する場合は、以下のいずれかの方法でデフォルト設定をオーバーライドできます。
z
z
Domino コンソールで「SET CONFIG ClockType=12_HOUR」と入力します。
notes.ini 設定で「ClockType=12_HOUR」と指定します。
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04 サーバー管理
SBMDOMCMD で *ALL オプションを使用できるようになった
「Domino コマンドの実行依頼 (SBMDOMCMD)」コマンドの SERVER キーワードで *ALL オプションを使用できる
ようになりました。これにより、管理者は、1 つの Domino コマンドを複数の Domino サーバーに対してまとめて実
行できます。例えば、すべてのサーバーで ADMINP を終了する必要がある場合は、SBMDOMCMD の *ALL オ
プションを使用して、すべてのサーバーに対して「Tell ADMINP Quit」コマンドを実行できます。
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04 サーバー管理
サーバーの再始動時のメッセージのモニター
Notes Server Diagnostic (NSD) ファイルが生成されると、LNT099C メッセージが QSYSOPR メッセージキューに
発行されます。NSD ファイルが生成されるのは、Domino サーバーが異常終了したときです。
管理者は、iSeries ナビゲーターのマネージメント・セントラル機能を使用して、このメッセージをモニターし、サー
バーの異常終了に関する通知を受けることができます。
受け取る可能性のある LNT099C メッセージの例を以下に示します。
Message . . . . :
Error occurred on Domino server <server_name>.
Cause . . . . . :
The Domino server job <job/user/number> has encountered an unexpected
error condition.
Recovery . . . : The Domino server will attempt to restart .
server jobs and restart the server if necessary .
Check the status of the
Technical description . . . . . . . . : A fault condition has been detected on Domino
server <server name>. Examine the Domino server's data directory for Notes Server
Diagnostic (NSD) files which may aid in problem determination and recovery .
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04 サーバー管理
ハードウェア暗号方式のサポート
このリリース情報では、Domino for i5/OS and OS/400 でハードウェア暗号方式 (System SSL) をセットアップし
て使用する方法を説明します。この SSL は、現時点で Domino HTTP での使用のみが可能です。
システム要件
5722-SS1 オプション 34、デジタル証明書マネージャー
5722-DG1、IBM HTTP Server for iSeries
5722-AC2、Crypto Access Provider 56-bit for AS/400 または 5722-AC3、Crypto Access Provider 128-bit
for AS/400
ハードウェアセットアップ
i5/OS と OS/400 のためのハードウェア暗号方式を (System SSL によって) 使用するには、ハードウェア暗号方
式カードを正しくインストールして構成する必要があります。この文書の執筆時点で、Domino for i5/OS and
OS/400 は、4758 暗号化コプロセッサーと 2058 暗号化アクセラレーターの各ハードウェアをサポートしていま
す。暗号ハードウェアに関する最新の資料は、IBM eServer iSeries Information Center (
http://publib.boulder.ibm.com/html/as400/infocenter.html) の「ネットワーキング」->「ネットワーク・セキュリ
ティー」にあります。
z
z
z
System SSL for Domino HTTP を構成するための段階的な手順を示したホワイトペーパーも用意されています。
このホワイトペーパーは、このリリース情報の拡張部分のような資料であり、参照することを強くお勧めします。こ
の資料では、2058 暗号化アクセラレーターの基本的なセットアップについても取り上げています。このホワイト
ペーパーは、Web 上で入手できます (ftp://ftp.software.ibm.com/as400/web/domino/pdf/crypto.pdf)。
4758 暗号化コプロセッサーを構成するための詳細については、『iNotes Web Access on the IBM eServer iSeries
Server』(http://www.redbooks.ibm.com/redbooks/pdfs/sg246553.pdf) という Redbook を参照してください。該当
するセクションは、3.2.4 から 3.2.6 です。
System SSL とハードウェア暗号方式全般の詳細については、『IBM eServer iSeries Wired Network Security:
OS/400 V5R1 DCM and Cryptography Enhancements』(
http://www.redbooks.ibm.com/redbooks/pdfs/sg246168.pdf) という Redbook を参照してください。
Domino のための証明書の作成または取得
SSL で使用する証明書は通常、信頼できる認証局 (CA) から購入します。あるいは、サーバー上に独自のローカ
ル CA を作成して、テスト目的で独自の証明書を作成することもできます。証明書の構成は、HTTP *ADMIN
サーバーの DCM セクションで行います。その手順については、DCM の Redbook を参照してください。
Domino のためのアプリケーション ID の割り当て
Domino for i5/OS and OS/400 は、DCM で作成された証明書にアクセスするために、「アプリケーション ID」(AID)
を使用します。新しい AID を作成する方法については、前述のホワイトペーパーまたは Redbook を参照してくだ
さい。同じシステム上に複数の Domino サーバーがある場合は、各サーバーで同じ AID を使用することも、それ
ぞれ独自の AID を使用することも可能です。以下の情報を参考にして、[Add Application] 画面で設定を行ってく
ださい。
Application ID: DOMINO を使用するか、ご使用の Domino サーバーの名前 (MYSERVER など) を使用すること
をお勧めします。この名前は、後で Notes.ini に追加する必要があるので、書き留めておいてください。
Application User Profile: QNOTES と入力してください。必要に応じて、その同じテーブルにある CA 信頼リストと
認証オプションを使用可能にすることもできます。これにより、Domino は、SSL の鍵にアクセスできるようになり
ます。
Application Description: メッセージファイルの代わりにこのオプションを選択し、独自の説明 (「Domino Server
MYSERVER」など) を入力してください。
出口プログラムとメッセージファイル/ID のセクションはブランクのままにします。また、どの認証オプションが必要
かを指定してください。
Domino のセットアップ
Notes.INI の変数
System SSL を使用するために設定できる Notes.INI の変数を以下に示します。System SSL を使用するために
設定しなければならない変数は、「必要」欄が「Y」になっています。
NOTES.INI 変数名
必要
説明
SYSTEM_SSL_HTTP=1
Y
SSLPlus for HTTP ではなく System SSL API
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SYSTEM_SSL_APPLICATION_ID=MYSERVER
Y
SYSTEM_SSL_TIMEOUT=30000
N
を使用することを Domino に対して指定しま
す。
この Domino サーバーのために DCM で作成
されたアプリケーション ID です。
SSL V3.0 のセッション ID の有効期限が切れ
るまでの秒数です。範囲は、0 秒から 86400
秒 (1 日) です。System SSL は、この時間ま
で SSL V3.0 のセッション ID を記憶すること
になります。SSL V3.0 のセッション ID を記憶
することによって、完全な初期ハンドシェーク
がすでに実行されている場合に、SSL ハンド
シェークの実行時にピアアプリケーション間で
交換するデータ量を削減できます。デフォルト
は、30000 秒 (8 時間) です。
Domino の SSL のセットアップ
あとは、通常どおりの方法によって、Domino サーバーで SSL をセットアップします。そのための手順について
は、Domino のヘルプデータベースを参照してください。System SSL に固有の必須手順はありません。Domino
で SSL をセットアップできたら、Domino の鍵ファイルと stash ファイルが作成されているはずです。
注 HTTP 以外のプロトコルが使用する Domino の鍵ファイルと stash SSL ファイルは、上記の例で使用している
i5/OS または OS/400 の各システムの鍵ファイルとは異なります。Domino で鍵ファイルまたは stash ファイルの
名前を指定するための画面が表示された場合は、必ず Domino の鍵ファイルまたは stash ファイルの名前を指
定してください。
その他の注意点
z
System SSL API は、スレッドプールモデルをサポートしていません。System SSL を使用可能にできるの
は、HTTP の場合に限られます。したがって、他のすべてのインターネットプロトコル (POP3、IMAP など) は、
常に用意されているソフトウェア SSL ライブラリである SSLPlus を使用することになります。
z
System SSL API の CRL サポートは限定的です。Domino には独自の CRL 保管プロセスがありますが、
System SSL は Tivoli PKI Trust Authority だけをサポートしているので、現時点では CRL を使用できませ
ん。
z
System SSL と SSLPlus は、SSL V3 だけをサポートしています。SSLPlus (現在の SSL パッケージ) は、
z/OS 上の Domino 6 については V2 だけをサポートしています。同様に、System SSL は、SSL V3 プロトコ
ルだけを使用します。
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04 サーバー管理
マルチスレッドジョブのための RUNDOMCMD サポート
Domino 6.0.2 以降、「Domino コマンドの実行 (RUNDOMCMD)」コマンドに、マルチスレッドジョブをサポートするた
めの新しいキーワードが追加されました。この新しいキーワードは、ALWMLTTHD (マルチスレッドの許可) です。
デフォルト設定は *JOBD であり、これは、ジョブ記述 (JOBD) の値に基づいて、マルチスレッドが許可されている
かどうかを判別する、という意味です。JOBD パラメータ自体のデフォルトは *USRPRF であり、これは、SBMJOB
を実行するユーザープロファイルのジョブ記述を参照しています。ALWMLTTHD キーワードの他の有効な選択項
目は、*YES と *NO です。
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02 各プラットフォームと要件
Domino for i5/OS and OS/400 のサーバー要件
Domino for i5/OS and OS/400 では、以下のハードウェアとソフトウェアが必要です。
ハードウェア
PowerPC (RISC) テクノロジーを基にした IBM iSeries ファミリーのサーバー。
z
Domino サーバーはどの PowerPC モデルでも実行できますが、iSeries ファミリーのサーバーモデルは、
Domino のようなクライアント/サーバー型のアプリケーションのために最適化されています。
z
最低 288MB のメモリ (512MB を推奨)。
z
最低 1.6GB の空きディスクスペース (2GB を推奨)。
注
これらの値は、メモリとディスクスペースの最小値の一般ガイドラインとして使用してください。実際の要
件は、環境によって異なる場合があります。Domino サーバーのサイズの見積もりの詳細については、IBM
Workload Estimator for iSeries を使用してください。この Estimator は、以下の Web サイトから入手できます。
http://www.ibm.com/eserver/iseries/support/estimator
i5/OS と OS/400 の各ソフトウェア
IBM OS/400 V5R2、または IBM i5/OSTM V5R3 (最新の PTF を適用)。最新の PTF の詳細については、以
下のサイトを参照してください。http://www.ibm.com/eserver/iseries/domino/support または
http://www.ibm.com/servers/eserver/support/iseries
z
OS/400 - ホスト・サーバー、5722SS1 オプション 12
z
TCP/IP Connectivity Utilities for iSeries、5722TC1
z
IBM Developer Kit for Java、5722JV1、および 5722JV1 用の 1.3 JDK オプション (オプション 5)
z
OS/400 - QShell インタープリター、5722SS1 オプション 30
z
Domino ソフトウェア
z
Lotus Domino 6 for i5/OS and OS/400 ソフトウェア。6.0.x リリースの製品番号は、5733LD6 です。6.5.x リ
リースの製品番号は、5733L65 です。
z
6.0.3 と 6.5.0 以降は、*BASE オプションと、各リリースを定義したオプションをインストールする必要があり
ます。
6.0.x リリースのオプション番号は、以下のとおりです。:
リリース
オプション
6.0.3
13
6.0.4
14
6.0.5
15
6.5.x リリースのオプション番号は、以下のとおりです。
リリース
オプション
6.5.0
10
6.5.1
11
6.5.2
12
6.5.3
6.5.4
6.5.5
13
14
15
上記のオプションに加えて、C API 関連ファイルが入っているオプション 1 もインストールできます。新しい C API
インターフェースを使用するアプリケーションを実行する場合は、このソフトウェアをインストールしなければなりま
せん。
注 C API オプションは、マルチバージョン対応ではありません。i5/OS または OS/400 のパーティションに、この
オプションの 1 つのインスタンスしかインストールできません。詳細については、『Domino 6.5 iSeries インストー
ルガイド』(i400help.nsf または i400help.pdf) の第 12 章にある「Domino の複数のリリースをインストールする」を
参照してください。
オプショナルソフトウェア
環境がさらに複雑になると、Domino for i5/OS and OS/400 の実行に必ずしも必要ではないソフトウェアを追加す
るのが望ましい場合もあります。生産的な環境を構築するために、Domino ソフトウェアを補完するオプションが数
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多く用意されています。
Domino 6.5 でアプリケーション開発を行う場合は、以下のソフトウェアをインストールできます。
z
OS/400 - オープンネス、5722SS1 オプション 13
z
ILE C コンパイラー、5722WDS オプション 51
iSeries ファミリーからサーバーを管理するためのグラフィカルユーザーインターフェースである iSeries ナビゲー
ターで Domino 環境を管理する場合は、以下の追加ソフトウェアをインストールする必要があります。
z
z
IBM Client Access Windows Family Base、5722XW1 (V5R1) または IBM iSeries Access Base、5722XW1
(V5R2)
IBM Client Access Express for Windows、5722XE1 (V5R1) または IBM iSeries Access for Windows、
5722XE1 (V5R2)
IBM HTTP Server (Apache 付き) を使用して HTTP トラフィックを Domino サーバーに転送する場合は、以下の
追加ソフトウェアをインストールする必要があります。
z
z
IBM HTTP Server、 5722DG1
iSeries 上で実行する Domino 6 のための IBM HTTP Server (Apache 付き) プラグイン、QZSRVIHSAH
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02 各プラットフォームと要件
Domino プラグインに Notes Client は不要
Domino 6.0.3 と 6.5 以降、iSeries ナビゲーター用の Domino プラグインに関して、Notes Client のインストールが
不要になりました。
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02 各プラットフォームと要件
HTTP Server (Apache 付き) 用の Domino 6 プラグインと V5R1
Domino 6.0.1 以降、HTTP Server (Apache 付き) 用の Domino 6 プラグインが OS/400 V5R1 でサポートされるよ
うになりました。詳細については、以下の Web サイトをチェックしてください。
http://www.ibm.com/eserver/iseries/domino/apache.html
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02 各プラットフォームと要件
バージョン 5 の Domino プラグインは Domino 6 サーバーで使用できない
iSeries ナビゲーター用の Domino プラグインのバージョン 5 を、Domino 6 サーバーの管理に使用することはで
きません。
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03 制限事項
C API の複数リリースのインストールに関する制約事項
Domino 製品の C API オプション (オプション 1) は、マルチバージョン対応ではないので、1 つのリリースの C
API オプションをインストールすると、別のリリースの C API が完全に上書きされます。例えば、6.5.0 の C API オ
プションをインストールしてから 6.0.3 の C API オプションをインストールすると、6.0.3 バージョンが唯一のインス
トール済みのバージョンになります。特定の C API リリースを使用するアプリケーションを開発するユーザーに
とって、この点は重要な意味を持ちます。
C API オプションのインストール済みのリリースを変更しなければならない場合は、目的のリリースのオプションを
インストール (または再インストール) してください。このオプションは、どんな順序でもインストール (または再イン
ストール) できます。
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03 制限事項
IPv6 はサポートされていない
現時点で、IPv6 は、Domino on i5/OS and OS/400 でサポートされていません。Domino と i5/OS の将来のリ
リースではサポートされる予定です。
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03 制限事項
SNMP エージェントはサポートされていない
Domino の SNMP エージェント機能は、Domino 6 for i5/OS and OS/400 ではサポートされていません。
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03 制限事項
V5R3 iSeries ナビゲーターのサポート
ワークステーションで i5/OS 用の V5R3 iSeries ナビゲーターを実行する場合は、6.0.3/6.5 以降の Domino プラ
グインをインストールする必要があります。
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03 制限事項
xSP はサポートされていない
xSP 機能は、Domino 6 for i5/OS and OS/400 ではサポートされていません。
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03 制限事項
バッチジョブでは RUNDOMCMD がサーバーのデータディレクトリを設定しない
「Domino コマンドの実行 (RUNDOMCMD)」コマンドは、特定の Domino サーバーのコンテキストで i5/OS または
OS/400 の CL コマンドを実行します。このコマンドは、Domino サーバーがアクティブであってもなくてもコマンド
を実行できる環境をセットアップします。このセットアップでは、サーバーの PATH 環境変数を設定し、ジョブの
ディレクトリをサーバーのデータディレクトリに設定し、QNOTES ユーザープロファイルの下で結果ジョブを実行し
ます。
ところが、BATCH(*YES) を指定して、i5/OS または OS/400 の CL コマンドストリングをバッチで実行する場合
は、RUNDOMCMD コマンドのセットアップが、ジョブの現行作業ディレクトリをサーバーのデータディレクトリに設
定しません。その代わりに、QNOTES ユーザープロファイルのホームディレクトリを使用します。これは、バッチ
ジョブが現行作業ディレクトリとしてユーザープロファイルのホームディレクトリを使用するという i5/OS と OS/400
の制約事項です。
Associated SPRs :
VMEL5N5TKS
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03 制限事項
自動診断情報コレクションツールがサポートされない
Domino 6 for i5/OS および Domino 6 for OS/400 では、自動診断情報コレクションツールがサポートされませ
ん。
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01 インストールの問題
DLTLICPGM によるプライマリリリースの除去の失敗
Domino のプライマリリリースを除去するときに、WRKDOMSVR セッションで DLTLICPGM コマンドを実行しないで
ください。WRKDOMSVR コマンドは、プライマリリリースのライブラリをユーザーのライブラリリストに配置します。
WRKDOMSVR セッションから DLTLICPGM コマンドを実行したときに、DLTLICPGM コマンドが失敗するのは、プ
ライマリリリースのライブラリがユーザーのライブラリリストにまだ入っているからです。プライマリリリースを正常
に除去するには、WRKDOMSVR セッションのユーザーがいないことを確認してから、DLTLICPGM コマンドを実行
してください。.
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01 インストールの問題
Domino と OS/400 のシグニチャー
Domino for i5/OS and OS/400 のインストール時に、インストールが失敗し、以下のエラーメッセージが書き込ま
れることがあります (RSTLICPGM コマンドを実行したジョブのジョブログをチェックしてください)。
Object has a signature that is no longer valid .
復元操作に関して有効になっているオブジェクトシグニチャー検証のレベルがより厳密なシステムに Domino をイ
ンストールした場合に、このような結果になる可能性があります。
OS/400 V5R1 以降のリリースの場合、復元操作時 (製品のインストール時など) にオブジェクトシグニチャー検証
に使用するポリシーは、QVFYOBJRST システム値で制御します。この値のデフォルト値は 3 です。
OS/400 V5R1 以降のリリースに Domino for i5/OS and OS/400 をインストールする場合は、Domino のインス
トール前に QVFYOBJRST システム値を 3 以下の値に設定しなければなりません。
Domino for i5/OS and OS/400 のインストールの完了後には、このシステム値をもっと厳密な設定に戻してもか
まいません。
QVFYOBJRST システム値を変更する例を以下に示します。
CHGSYSVAL SYSVAL(QVFYOBJRST) VALUE('1')
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01 インストールの問題
インストールまたは更新の失敗
WRKDOMSVR コマンドを別のセッションで実行している場合は、Domino サーバーのインストールまたは更新が
失敗することがあります。その場合は、ジョブログに、QGNNINDS オブジェクトを割り振れないという趣旨のエラー
メッセージが書き込まれます。その場合は、ジョブログに、QGNNINDS オブジェクトを割り振れないという趣旨のエ
ラーメッセージが書き込まれます。WRKDOMSVR コマンドを実行している他のセッションが存在しないことを確認
してから、インストールまたは更新を再試行してください。
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02 各国語版の問題
Domino のインストール時に言語パックの識別番号がインストールされる
言語パックがすでにインストールされているサーバーで Domino 製品のインストールまたはアップグレードを行う
と、そのプロセスによって、翻訳版のテンプレートが英語版のテンプレートに置き換えられます。LODRUN コマンド
を実行した時点で言語パックがすでに存在していた場合は、ジョブログに以下のメッセージが書き込まれます。
ONE OR MORE NON-ENGLISH LANGUAGE VERSIONS OF DOMINO FILES WERE PREVIOUSLY
ADDED TO THIS SYSTEM USING THE LOTUS DOMINO LANGUAGE PACK INSTALLER .
INSTALLATION OF THIS ENGLISH VERSION OF DOMINO WILL OVERWRITE THE
NON-ENGLISH VERSIONS OF THE DOMINO FILES . IF THE NON-ENGLISH LANGUAGE
VERSIONS ARE REQUIRED, THE LOTUS DOMINO LANGUAGE PACK INSTALLER NEEDS TO
BE USED TO REAPPLY THEM AFTER THIS INSTALLATION COMPLETES .
LODRUN コマンドの完了後に、インストールまたはアップグレードを行った Domino リリースのための希望する言
語の言語パックを再適用する必要があります。
注: 言語パックをインストールした Domino サーバーがあり、ご使用の環境でその言語パックがどうしても必要な
場合は、最新リリースの Domino の更新版の言語パックが使用可能になるまで、Domino 製品をアップグレードし
ないでください。
Associated SPRs :
ARON5FMNBU
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03 障害修正
以前の Domino 6 リリースからのアップグレード時に DLTLICPGM にエラーが生じる
非マルチバージョン対応リリースからマルチバージョン対応リリースにサーバーコードをアップグレードする際、前
のバージョンを削除することを選択すると、インストールエラーが発生することがありました。この問題は、6.5.1 の
時点で修正されました。
詳細については、SPR# DREE5S4LBH と SPR# JSUA5RPKXV を参照してください。
Associated SPRs :
DREE5S4LBH; JSUA5RPKXV
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01 Domino for iSeries のインストールと管理
2 枚の CD のインストールに関する手順の更新
インストールには 2 枚の CD が必要となったことに伴い、Domino のインストール手順が変更されました。『
Domino 6 iSeries インストールガイド 』および『Domino 6.5 iSeries インストールガイド 』の第 3 章にあるトピック
「Domino ソフトウェアのインストール方法」の対応するセクションに代わって、以下の手順が使用されます。
iSeries ナビゲーターを使用して、Domino Server インストールウィザードを起動する
iSeries ナビゲーターを使用して Domino Server をインストールおよび設定するには、次の手順を実行します。
1. iSeries ナビゲーターを開きます。
2. Domino Server をインストールして設定するサーバーを開きます。
3. [ネットワーク] をクリックします。
4. [サーバー] を右クリックして、[Domino のインストールおよび構成] を選択します。ウィザードの各パネルの指
示に従います。インストール中に CD-ROM 2 を挿入するように促されます。特定の設定でヘルプが必要な場合
は、[ヘルプ] をクリックします。
EZ セットアップを使用して、Domino Server インストールウィザードを起動する
EZ セットアップ CD-ROM は、サーバーに同梱されています。EZ セットアップを使用して、基本的なシステム値、
セキュリティ設定、およびネットワーク環境を設定できます。EZ セットアップ処理時に、サーバーで Domino を使
用するよう指定できます。これにより、Domino Server インストールウィザードが自動的に起動します。
製品版 CD-ROM から InstallShield を使用する
InstallShield ウィザードは、Windows がインストールされたクライアントで Domino 製品版 CD-ROM セットから
setup.exe ファイルを実行することにより起動します。setup.exe ファイルは、CD-ROM 1 のルートディレクトリにあ
ります。たとえば、以下のディレクトリにあります。
d:\setup.exe
d は、ご使用のコンピュータの CD-ROM ドライブのドライブ文字です。インストール中に CD-ROM 2 を挿入する
ように促されます。InstallShield を使用してインストールを終了すると、Domino Server セットアップウィザードを起
動するオプションが提供されます。
OS/400 コマンドインターフェースから LODRUN コマンドを使用する
LODRUN コマンドで Domino ソフトウェアをインストールするには、次の手順を実行します。
1. Domino for i5/OS and OS/400 CD-ROM セットの CD-ROM 1 をサーバーの光ディスクドライブに挿入します。
2. i5/OS または OS/400 コマンドラインに、以下のコマンドを入力して [Enter] キーを押します。
lodrun dev(*opt) dir('/os400')
3. インストールする各製品オプションの横に「1」と入力して、製品オプションを選択します。インストールしたいリ
リースを定義するオプションを選択すると、*BASE オプションがインストールされていない場合は、*BASE オプ
ションが自動的にインストールされます。C API 機能を利用する場合は、オプション 1 を選択します。
4. [Enter] キーを押して、選択した製品オプションをインストールします。
5. サーバーの光ディスクドライブで、Domino for i5/OS and OS/400 CD-ROM セットの CD-ROM 1 を CD-ROM
2 に取り替えます。
6. [Enter] キーを押して、インストールを続行します。
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01 Domino for iSeries のインストールと管理
マルチバージョン化に伴うディレクトリ構造の変更
マルチバージョン対応リリースを使用可能にするためのディレクトリ構造の変更により、『Domino 6.5 iSeries イン
ストールガイド 』に記載されている情報が正確ではなくなりました。
第 21 章の「言語辞書ファイル」セクションの内容は、以下のように置き換えられます。
言語辞書ファイル
言語辞書ファイルは Notes および Domino でのスペルチェックに使用されます。Domino for iSeries の英語版で
は、以下の言語辞書ファイルがインストールされます。
canadien.dic
uk.dic
us.dic
wpdic.dic
Domino for i5/OS and OS/400 では、これらのファイルが製品ディレクトリにインストールされます (6.5.1 では
/QIBM/ProdData/Lotus/DOMINO651/DATA/<dict-name>.dic)。次いでこれらのファイルは、Domino Serverの
アップデートまたは作成時に各サーバーのデータディレクトリにコピーされます。
z
z
z
z
Notes または Notes/Domino Designer CD-ROM の \APPS\DICTIONARIES ディレクトリから入手できる
dictions.exe または dictionaries.exe ファイルには、追加の辞書ファイルが含まれています。
以下の表にリストされている辞書ファイルのいずれかを使用したい場合、そのファイルが Domino によって自動イ
ンストールされていなければ、自己解凍ファイルの内容を、ご使用の PC のハードディスクの一時ディレクトリに
解凍してください。Domino Server を終了し、FTP (または別のファイル転送方式) を使用して、辞書ファイルを
Domino Server のデータディレクトリに転送します。次の方法でファイルの所有者を QNOTES に変更しなければ
なりません。
CHGOWN OBJ('<server-data-directory-path>/<dict-name>.dic') NEWOWN(QNOTES)
辞書ファイルは、辞書にアクセスできる各サーバーのデータディレクトリに追加する必要があります。次に、
Domino Server を再始動します。
通例どおり、辞書ファイルを追加して Domino インストールをカスタマイズする場合には、辞書ファイルを追加した
後で Domino Server を保存 (バックアップ) する必要があります。
インターナショナル言語のスペルチェックが動作しない場合は、以下の条件を調べてください。
z
各サーバーのデータディレクトリに適切な言語辞書が置かれていることを確かめる
z
インターナショナルユーザープリファレンス ([ファイル] -> [プリファレンス] -> [ユーザープリファレンス] ->
[インターナショナル] を選択) を調べて、正しいインターナショナルスペル辞書を使用していることを確認する
言語
辞書ファイル名
アフリカーンス語
AFRIKAAN.DIC
アラビア語
ARABIC.DIC
カタロニア語
CATALA.DIC
チェコ語
CZECH.DIC
デンマーク語
DANSK.DIC
オランダ語
オランダ語 (ベルギー)
NEDERLND.DIC
オランダ語 (優先)
NEDPLUS.DIC
英語 (オーストラリア)
AUS.DIC
英語 (カナダ)
英語 (カリブ)
英語 (ジャマイカ)
US.DIC
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英語 (ニュージーランド)
英語 (米国)
英語 (アイルランド)
英語 (南アフリカ)
英語 (英国)
UK.DIC
フィンランド語
SUOMI.DIC
フランス語
フランス語
フランス語
フランス語
FRANCAIS.DIC
(ベルギー)
(ルクセンブルグ)
(標準)
(スイス)
フランス語 (カナダ)
CANADIEN.DIC
ドイツ語
ドイツ語
ドイツ語
ドイツ語
DEUTSCH.DIC
(オーストリア)
(リヒテンシュタイン)
(ルクセンブルグ)
(標準)
ドイツ語 (新正書法)
DEUTSCH2.DIC
ドイツ語 (スイス)
DSCHWEIZ.DIC
ヘブライ語
HEBREW.DIC
ハンガリー語
MAGYAR.DIC
アイスランド語
ISLENSK.DIC
イタリア語 (標準)
イタリア語 (スイス)
ITALIANO.DIC
医療用語 (アメリカ)
医療用語 (英国)
医療用語 (英国 IZE)
US.MED
ノルウェー語 (ブークモール)
NORBOK.DIC
ノルウェー語 (ニーノシク)
NORNYN.DIC
ポーランド語
POLSKA.DIC
ポルトガル語 (ブラジル)
BRASIL.DIC
ポルトガル語 (標準)
PORTUGAL.DIC
スペイン語
スペイン語 (アルゼンチン)
スペイン語 (ボリビア)
スペイン語 (チリ)
スペイン語 (コロンビア)
スペイン語 (コスタリカ)
ESPANA.DIC
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スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
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スペイン語
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(ドミニカ共和国)
(エクアドル)
(グアテマラ)
(メキシコ)
(現代語)
(パナマ)
(パラグアイ)
(ペルー)
(ウルグアイ)
(ベネズエラ)
スウェーデン語
SVENSK.DIC
トルコ語
TURKIYE.DIC
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03 Lotus Connector 接続ガイド
『Lotus Connector 接続ガイド』の訂正
『Lotus Connector 接続ガイド 』(lccon.nsf) の第 7 章「Lotus Connector for ODBC について」のセクション「ODBC
ドライバの概要と使い方」にある以下の内容に誤りがあります。
Lotus Connector for ODBC は、V5R2 以上が実行されている iSeries マシンでのみサポートされています。ター
ゲットのマシンで V5R2 が実行されていると、Domino のインストールプロセスで ODBC ドライバがインストールさ
れます。初めに Domino を V5R1 システムにインストールし、後でこれを V5R2 にアップグレードした場合は、
ODBC ドライバのリストア方法を Lotus のサポートに問い合わせてください。
これは、次のようになります。
Lotus Connector for ODBC は、OS/400 V5R2 以降が実行されているシステムでのみサポートされています。
ターゲットのマシンで V5R2 が実行されていると、Domino のインストールプロセスで ODBC コネクタがインストー
ルされます。初めに Domino を V5R1 システムにインストールし、後でこれを V5R2 にアップグレードした場合は、
ODBC コネクタのリストア方法を Lotus のサポートに問い合わせてください。さらに、ご使用の Domino のバー
ジョンに合った ODBC ドライバをダウンロードする必要があります。これは、次の Web アドレスの Enterprise
Integration ホームページにあります。
http://www.lotus.com/ei
メモ 製品 5722SS1 の PTF SI07963 は、サイズの関係上、メディアでのみ配布されます。製品 5722999 の PTF
MF30670 は DELAYED PTF です。
ODBC コネクタを DECS および LEI で使用するには、これが必要です。
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02 Lotus Domino Administrator ヘルプ
SNA 接続文書
Lotus Notes Connect for SNA は、Domino for i5/OS and OS/400 6.0.x または 6.5.x では使用できません。
SNA 接続文書
SNA 接続文書の作成については、『Notes Connect for SNA Administrator's Guide 』を参照してください。Lotus
Notes Connect for SNA は、既存の SNA ネットワークによる通信を可能にするポートドライバです。
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01 リリース 6.0 - 初期リリース
Domino 6 for iSeries の新機能
このリリース情報では、特に Domino 6 for iSeries の新機能の特徴を取り上げます。iSeries サーバーに固有でな
い新機能の詳細については、このリリース情報の文書の他の箇所を参照してください。
Domino 6 for iSeries には新しいライセンス製品 ID (5733LD6) が付いており、この製品は、IBM パスポートア
ドバンテージプロセスでのみ入手可能です。パスポートアドバンテージの詳細については、以下の Web サイ
トを参照してください。
http://www.ibm.com/lotus/passport
z
Domino 6 に関して発行されているリリース情報は、プラットフォーム別になっていません。Lotus では現在、1
セットのリリース情報だけを発行し、プラットフォーム別の情報をその中の別々の章として組み込んでいま
す。
z
Domino 6 for iSeries には、InstallShield (ISMP 4.0) に基づく新しいインストールオプションが組み込まれてい
ます。この Java ベースの GUI インターフェースを使用すれば、iSeries サーバーからでも、リモートワークス
テーションからでも製品をインストールできます。
z
Mail Server Framework/AnyMail 統合を使用した Domino と OS/400 のメール統合のサポートは除去されま
した。Domino と OS/400 のためにそれぞれ別個の SMTP サーバーを使用するようにサーバーをセットアッ
プし、各サーバーに固有の IP アドレスをバインドしなければなりません。
z
オリジナルの OS/400 HTTP サーバーで Domino を実行するためのサポートは除去されました。その代わり
に、Apache で稼働する HTTP サーバーの改良サポートが用意されています。現在ご使用の環境によって
は、Apache で稼働する HTTP サーバーを使用するためのプラグインが必要になります。詳細については、
以下の Web サイトを参照してください。
http://www.ibm.com/eserver/iseries/domino/apache.html
z
OS/400 システム配布ディレクトリと Domino の間のディレクトリ同期のサポートは除去されました。
z
Domino 6 の CL コマンド、メニュー、パネル、メッセージは翻訳されていませんが、iSeries ナビゲータプラグ
インインターフェースは、ブラジルポルトガル語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、日本語、韓国語、中国語
(簡体字)、中国語 (繁体字)、スペイン語に翻訳されています。翻訳版のインターフェースは、言語パックのイ
ンストールプロセスの一部としてインストールされます。
z
注
OS/400 V5R2 以降、iSeries サーバーを管理するためのグラフィカルユーザーイン
ターフェースであ
るオペレーション・ナビゲーターは、iSeries ナビゲーターという名前に変更されました。この文書では、その新しい名
前でこの製品に言及しています。V5R1 で作業して
いる場合は、オペレーション・ナビゲーターを使用することに
なるので、この文書で示す手順
と実際の画面の内容との間に若干が違いが生じる可能性があります。
z
Domino にはロケールが組み込まれなくなりました。その代わりに、Domino は、iSeries サーバーに組み込ま
れている OS/400 ロケールを使用します。
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01 リリース 6.0 - 初期リリース
Domino 6 のための C API Toolkit サポート
iSeries プラットフォーム上で実行する Domino 6 のための C アプリケーションプログラムの開発をサポートする
Lotus C API Toolkit for Notes/Domino 6 for iSeries が用意されています。コンパイルには、ILE C コンパイラー
を使用します。
このツールキットは、以下の URL からダウンロードできます。
http://www.ibm.com/lotus/ldd/downloads
z
「Toolkits and Drivers page」をクリックします。
z
「Lotus C API toolkit」をクリックします。
http://www.ibm.com/support/us/
z
「Related Links」の下の「Developers」をクリックします。
z
「Product domains」の下の「Lotus」をクリックします。
z
「Lotus.com」の下の「Downloads」をクリックします。
z
「Toolkits and Drivers」の下の「Toolkits and Drivers page」を選択します。
z
選択可能なダウンロード対象のリストをスクロールして、「C++ API Toolkit」を選択します。
これらの API を使用するための詳細については、『Domino 6 for iSeries Application Development Guide 』という
文書を参照してください。この文書は、以下のアドレスの Lotus Developer Domain から入手できます。
http://www.ibm.com/lotus/ldd/doc
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01 リリース 6.0 - 初期リリース
プラットフォーム統計のモニタ
Domino 6 には、オペレーティングシステムのパフォーマンスメトリックを追跡して、結果を Domino サーバーに格
納するためのプラットフォーム統計機能が組み込まれています。別のパフォーマンスモニタアプリケーションに切
り替えないで、Domino ジョブのジョブ番号とプロセス ID を表示するための新しいプラットフォーム統計が追加さ
れました。Domino コンソールからプラットフォーム統計を直接表示するには、以下の Domino サブコマンドを入力
して、Enter を押します。
sh stat platform
結果を調べて、対象になるプラットフォーム統計を見つけてください。例えば、DOMINO1 サーバー上の TEST
ジョブのジョブ番号、CPU 使用率、プロセス ID を表示した結果を以下に示します。
Platform.Process.DOMINO1.TEST.JobNumber = 382901
Platform.Process.DOMINO1.TEST.PctCpuUtil = 3.1
Platform.Process.DOMINO1.TEST.ProcessID = 87
注 上記の例のプロセス ID 87 は、他の Domino 機能のために使用されているものであり、iSeries ユーザーは
無視してかまいません。
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02 リリース 6.5.1
CD-ROM からの Domino for iSeries のインストール
CD-ROM から Domino 6 for iSeries をインストールする場合は、インストールファイルをコピーする前に、
CD-ROM からソフトウェアを解凍しなければなりません。解凍が不要だった R5 とはこの点が異なっています。
6.0.2 よりも前のリリースの Domino 6 では、解凍中に「Attaching java program...」というメッセージを示す黒い画面
が表示されます。6.0.2 以降は、これが変更されて、さらに意味のあるメッセージが表示されるようになりました。
その新しいメッセージは、以下のとおりです。
「Uncompressing option xxx. This may take a while, please be patient.」
この場合、xxx は、解凍中のオプションです。
解凍の実行に要する時間は、解凍を実行する iSeries システムのパフォーマンス特性によって異なります。
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02 リリース 6.5.1
Domino 6.5.1 は 2 枚の CD に収録されている
CD-ROM から Domino 6.5.1 をインストールする場合は、この製品が 2 枚の CD に収録されていることを忘れな
いようにしてください。ただし、インストールに関する指示や手順に変更はありません。すべての製品コードは、1
枚目の CD に入っています。2 枚目の CD に含まれているのは、以下の文書ファイルです。
z
z
z
z
i400help.nsf (Domino 6.5 iSeries インストールガイド )
i400help.pdf (Domino 6.5 iSeries インストールガイド )
readme.pdf (Domino 6.5.1 リリース情報)
readme.nsf (Domino 6.5.1 リリース情報)
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02 リリース 6.5.1
Domino と他の Lotus 製品のアップグレードに関する問題
現時点で、QuickPlace、Domino.Doc、LEI 3 のいずれかのソフトウェアを Domino 6 に対して実行しているサー
バーをアップグレードすることはできません。Domino 6.5.1 以降、QuickPlace、Domino.Doc、LEI 3 は、Domino R5
サーバー上でのみ実行できるようになっています。
注 LEI 6 と Sametime は、Domino 6 でサポートされています。Domino 6 で Sametime を実行するための詳細に
ついては、以下のアドレスの Sametime for iSeries の Web サイトを参照してください。
http://www.ibm.com/eserver/iseries/sametime
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03 リリース 6.5.2
CD-ROM ソフトウェアの解凍は不要
Domino のインストールに 2 枚の CD を使用するようになったので、インストールファイルをコピーする前にソフト
ウェアを解凍する操作が不要になりました。以前の Domino 6 リリースでは、インストール時に「Attaching java
program...」や「Uncompressing option...」のようなメッセージが表示されました。これらのメッセージは、表示されな
くなりました。
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03 リリース 6.5.2
インストールに 2 枚の CD が必要
Domino のインストールに 2 枚の CD が必要になりました。Domino のインストールに関する更新後の指示につい
ては、リリース情報の「2 枚の CD のインストールに関する手順の更新」を参照してください。
Associated SPRs :
CGMC5W2SW9
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04 リリース 6.5.3
ワイヤプロトコルドライバが Domino と一緒にインストールされる
Domino 6.5.3 以降、Domino インストールプログラムによって、Lotus Branded DataDirect Connect for ODBC ワ
イヤプロトコルドライバが iSeries プラットフォームにインストールされるようになりました。ユーザーがドライバをダ
ウンロードしてインストールする必要はありません。
Lotus Branded DataDirect Connect for ODBC には、Open Database Connectivity (ODBC) 仕様に準拠した多数
のデータベースドライバが組み込まれています。これらのドライバを使用して、さまざまなリレーショナルデータ
ベースに接続できます。
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01 インストール
詳細情報の参照先
以下のマニュアルと Web サイトを必要に応じて参照してください。
Domino for z/OS 参照情報
『Domino for z/OS Install Guide』
Domino リリース情報 の「Domino for z/OS」の章
『Domino に対する z/OS コンソール・サポート 』
次の Domino for Mainframe Servers (S/390 および z/OS) ホーム・ページには、販売情報と技術情報への重要
な参照方法が記載されています。
http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/domino/
Lotus Domino for z/OS 用の技術情報
http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/domino/dom390_devinfo.htm
http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/domino/servchoice.html
SMF レコード・タイプ 108 の最新資料とマクロ
http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/domino/smf.html
Domino for z/OS および Notes Document Library
http://www.lotus.com/ldd/notesua.nsf?OpenDatabase
Lotus Notes/Domino ナッレジベース
http://www.ibm.com/software/lotus/support/domino/support.html
http://www.ibm.com/software/lotus/support/notes/support.html
C API ツールキット
http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/domino/dom390_devinfo.htm
http://www.lotus.com/ldd/notesua.nsf/0b345eb9d127270b8525665d006bc355/1fe0d8ba4f32141a85256981
0053f0b9?OpenDocument
ディスカッションリスト
DOM390-L ディスカッションリストで Domino 390 対応版の問題についてディスカッションできます。
DOM390-L ディスカッションリストを購読するには、以下にメールを送ってください。
[email protected]
本文に「SUBSCRIBE DOM390-L」と書いてください。
購読の手続きが済むと、メーリングリストの使い方の詳細が送られます。
z/OS のマニュアル
3990
『3990/9390 Planning, Installation, and Storage Administration Guide 』
GA32-0100
JDK
ホームぺージ: http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/java/
z/OS
『z/OS MVS 初期設定およびチューニング 解説書 』
SA88-8564
『z/OS インストール計画 バージョン 1 リリース 2 』
GA88-8520
『z/OS MVS 計画:ワークロード管理 』
SA88-8574
『z/OS RMF Report Analysis 』
SC33-7991
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『z/OS RMF ユーザーズ・ガイド 』
SD88-6181
zFS
『z/OS 分散ファイル・サービス (DFS) zSeries ファイル・システム 管理ガイド 』
SD88-6232
TCP/IP
『z/OS Communications Server IP 構成ガイド 』
SC88-8926
『z /OS Communications Server IP 構成解説書 』
SC88-8927
『z/OS Communications Server IP マイグレーション 』
GC88-8924
DB2
『DB2 ユニバーサル・データベース・サーバー(OS/390版) インストレーションの手引き 』
GD88-7289
『DB2 ユニバーサル・データベース・サーバー(OS/390版) ODBCの手引きおよび解説書 』
SD88-7286
『DB2 ユニバーサル・データベース (OS/390 版および z/OS 版) インストレーション・ガイド 』
GC88-8766
『DB2 UDB for OS/390 and z/OS V7 ODBC Guide and Reference 』
SC26-9941
UNIX System Services
『z/OS UNIX システム・サービス 計画 』
GA88-8639
ホームページ: http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/unix
WebSphere
『WebSphere Application Server for z/OS and OS/390 インストールおよびカスタマイズ 』
GA88-8652
『WebSphere Application Server for z/OS and OS/390 メッセージおよび診断 』
GA88-8655
『z/OS HTTP Server 計画、インストールと使用の手引き 』
SC88-9004
ホームページ: http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/zos_os390/index.html
z/OS インターネットライブラリ
OS/390 と z/OS の全 リリースのオンラインブックマネージャです。PDF ファイルも参照できます。
ホームページ: http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/
z/OS メッセージ/コードデータベース
ホームページ: http://www.ibm.com/servers/s390/os390/bkserv/msgcodesbooks.html
LookAt
LookAt は、z/OS のメッセージおよびシステム・アベンドに関する説明を検索するオンライン機能です。LookAt は
メッセージの説明を直接検索するため、従来のマニュアルを探すよりも迅速に情報を見つけることができます。
LookAtについては、インターネット上では以下に情報があります。
ホームページ: http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/lookat/lookat.html
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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07 Domino for z /OS
01 インストール
インストールの更新
最新のインストール情報については、『Domino 6.5.5 for z/OS Install Guide 』を参照してください。
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07 Domino for z /OS
01 インストール
ERBSMFI モジュールをインストールしないとクラッシュが発生する可能性がある
プラットフォームの統計を有効化した Domino for z/OS では、z/OS RMF データインターフェースサービスモ
ジュール ERBSMFI がインストールされていない場合、システムクラッシュが発生する可能性があります。
対策
クラッシュを防ぐには、ERBSMFI サービスモジュールをインストールします。または、Notes.INI パラメータ
Platform_Statistics_Disabled=1 を設定することによってプラットフォームの統計を無効にします。
Associated SPRs :
GCHN6EEQYN
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07 Domino for z /OS
01 インストール
ハードウェア暗号のサポート
z/OS 上の Domino で使用するハードウェア暗号 (System SSL) の設定方法と使用方法を説明します。
ハードウェアの設定
z/OS 用のハードウェア暗号 (System SSL) を使用するには、ハードウェア暗号カードを正しく装着し、設定する必
要があります。詳細については、『インストールガイド』を参照してください。
Domino 設定
GSKKYMAN ユーティリティ
最初に、z/OS gskkyman ユーティリティを実行し、z/OS キーファイルと stash ファイルを作成します。z/OS
gskkyman キーファイルと stash ファイルは、System SSL を利用するために必要です。stash ファイルを作成する
ために、gskkyman でパスワードの保存オプションを選択します。作成後は、選択したディレクトリにこれらのファイ
ルを格納します (例: notesdata)。これらのファイルを notesdata ディレクトリに保存したくないときは、キーファイル
と stash ファイル用の notes.ini 変数を定義するときに、フルパスを指定する必要があります。詳細については、
下の「Notes.INI 変数」を参照してください。自己署名証明書を作成するときは、CA 証明書ではなく、エンド証明書
を作成します。また、自分の証明書を作成するときに、デフォルトキーが定義されることを確認してください。
gskkyman の追加情報は、現在、gskkyman の実行に使用されている z/OS リリース用の「System SSL
Programming SC24-5901」で入手できます。
Notes.INI 変数
System SSL を使用するときに設定できる Notes.INI 変数を下表に示します。「必須?」列に「Y」と記されている変
数は、System SSL を使用するとき設定が不可欠な変数です。
NOTES.INI 変数名
SYSTEM_SSL_HTTP=1
必須?
Y
SYSTEM_SSL_KEYFILE=key.kdb
Y
SYSTEM_SSL_STASHFILE=key.sth
Y
SYSTEM_SSL_CACHE=512
N
SYSTEM_SSL_TIMEOUT=30000
N
説明
HTTP に SSLPlus の代わりに System SSL API を使用
するよう Domino に指示します。
gskkyman によって作成された z/OS キーファイルを使
用します。絶対パスが指定されない場合は、notesdata
とみなします。
gskkyman によって作成された z/OS stash ファイルを使
用します。絶対パスが指定されない場合は、notesdata
とみなします。
SSL V3.0 キャッシュに格納できるセッション ID 要素の
最大数。範囲は 0 ~ 64000 (エントリ) です。0 の場合
は、各接続に完全な SSL ハンドシェイクが行われます。
デフォルトは 512 です。
SSL V3.0 セッション識別子の有効期限が切れるまでの
秒数。範囲は 0 ~ 86400 秒 (1 日) です。System SSL
は、この秒数の間、SSL V3.0 セッション識別子を記憶し
ています。これらの SSL V3.0 セッション識別子を記憶す
ることにより、完全な初期ハンドシェイクが既に実行され
ているピアアプリケーションにとって、SSL ハンドシェイク
中のデータ交換量が減少します。デフォルトは 30000 秒
(8 時間) です。
Domino の SSL 設定
Domino Server では、通常と同じ方法で SSL を設定できます。Domino ヘルプデータベースに記載されている方
法に従ってください。System SSL 専用の特殊な設定は必要ありません。Domino で SSL を設定した後は、
Domino キーファイルと stash ファイルを保持しています。
重要なメモ: Domino キーファイルおよび stash SSL ファイルは、gskkyman で作成した z/OS キーファイルおよび
stash ファイルとは異なるもので、notesdata ディレクトリに格納する必要があります。Domino がキーファイル名ま
たは stash ファイル名を要求したときは、常に Domino キーファイル名または stash ファイル名を提供し、z/OS
gskkyman キーファイル名または stash ファイル名は提供しないでください。
Domino 証明書を z/OS キーファイルにマージすることができます。これは、証明書による認証を行うときに役に
立ちます。Domino 証明書を gskkyman キーファイルにマージしない限り、Domino によって作成された個人証明
書を持つユーザーは、System SSL を使用する HTTP とは認証できません。マージの手順は次のとおりです。
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手順 1: サーバーで HTTP をロードし、Web ブラウザを介して certreq.nsf を開きます。
手順 2: [Accept This Authority In Your Browser] をクリックします。
手順 3: IE 6 の場合は、[ツール] - [インターネットオプション] - [コンテンツ] タブの順に選択し、[証明書] をク
リックします。
手順
手順
手順
手順
手順
4:
5:
6:
7:
8:
[信頼されたルート証明機関] をクリックし、Domino 証明書を見つけます。
[エクスポート] をクリックし、ウィザードを開始します。
[エクスポートファイルの形式] で、[Base 64 Encoded X.509] を選択します。
拡張子 .arm を付けてファイル名を入力し、[OK] をクリックし、[完了] をクリックします。
次のような内容の .arm ファイルが作成されます。
----- BEGIN CERTIFICATE ----MiMFDftHUbBsJFidnWMVaJFEfweDVMLA3ppFDSVnopIeInkdh2hgDSdOmINo6IFf
fjfQUrrEIOvnmXCIVuyvJpD+iS1jaVAjIMQWIVDSofNHvvNHdi78vjMhIUVdhsui
APBgEw1UEBhMCVVMxETxQb3VnL+AkGAgTCE5ldyBZb3JrMRUwEwNVBAajEYDVQQH
UECxeLv1sXliVEsHlc3QEMA8GxaGtlXBzaWxDDAIzM5BgFRaA0lCTTA1EDAOBgNV
TwHhcB0xSySssL1iS+cO0lQ1OTAWjHVzDMMzxT0T5hMcMUmMxMBqMQkVbwTBAMNM
CQDFBdIFDnVEwVDInvI+MZifdonVQGRM8G+1HYTcmiNs4fAtTcsxFTATBgNVBAcT
cAoGA1UEChMalEeMEDDSJwYdGVzdDVzMzkwDEQMA 4GA1UEAxMHHNpZTEQQLEwhMM
BAtOzpCASIwDQY5wE+l0vEXspRs4ggEPADgCHoUCMNzMPfLYJoIhvcNAAQoCguT 0
Sn3edBaC52pCtXRAiSeQrJe9s0ys3+zJgd4YDd926Lc+UUnEeD9m0Re4s3rVeRSD
wghwe6H6GcHapSulW3EZHhNUnaXbnqB4Ag5TDIhl7ZuLNxSbzNkk+qm1pdV1yCMS
----- END CERTIFICATE ----手順 9: .arm ファイルをテキストファイルとして z/OS システムに転送します。
手順 10: gskkyman を実行し、[Store a CA certificate] を選択します。
手順 11: .arm ファイル名を入力し、証明書をインポートします。
これで、Domino の証明書が gskkyman キーファイルにマージされます。Domino の信頼されたルート証明書に
よって作成された個人証明書を持つユーザーは、System SSL を使用して HTTP と認証できるようになりました。
使用する各プロトコルごとに、サーバー文書で SSL を有効にできます。System SSL は HTTP プロトコルにのみ
使用できることに注意してください。サーバーですでに SSL が有効になっている場合は、この手順を省略できま
す。
メモ
System SSL API はスレッドプールモデルをサポートしない
System SSL は HTTP に対してのみ有効にできます。したがって、POP3 や IMAP などの他のインターネットプロ
トコルは、通常と同様に、ソフトウェア SSL ライブラリの SSLPlus を使用します。
System SSL API は制限付きで CRL をサポートする
Domino は独自の CRL ストレージプロセスを持っています。System SSL は Tivoli PKI Trust Authority のみサ
ポートするので、この場合は、CRL は使用できません。
System SSL と SSLPlus は SSL V3 のみサポートする
SSLPlus (現在の SSL パッケージ) は、z/OS 上の Domino 6 で V2 のみサポートします。同様に、System SSL
は SSL V3 プロトコルのみ使用します。
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07 Domino for z /OS
06 サーバー機能の変更
EBCDIC html ファイルを Domino http がサポートしなくなる
Domino http は EBCDIC HTML ファイルをサポートしません。httpd.cnf にある内容エンコード属性 (EBCDIC) が
有効なものとして受け付けられません。UNIX の iconv コマンド、または Domino 6 for z/OS が提供するシェルス
クリプト fileconv.sh を使用して、HTML ページを EBCDIC から ASCII に変換するか、または zSeries 用の IBM
http を使用して EBCDIC HTML ページを処理します。
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07 Domino for z /OS
04 その他の情報
z/OS 対応版の Domino コンソールの制限事項
z/OS 対応版での Domino コンソールの制約一覧を以下に示します。
1. jconsole コマンドを z/OS システムから実行するには、DISPLAY 環境変数を設定して Xwindows サー
バーを実行しているワークステーションをポイントしてください。
2. Domino コンソール・サポートを使用する場合は、各 Domino Server パーティション (DPAR) ごとに固有の
ユーザー ID を使用してください。
Associated SPRs :
BAZH4CWN6H
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07 Domino for z /OS
04 その他の情報
全文検索用にファイルシステムを拡張する
全文索引機能は、既存ファイルシステムのサイズが不足している場合にその要求を即座に失敗に終わらせず
に、索引を作成しようとするファイルシステムのサイズを自動拡張します。この機能は、z/FS ファイルシステムに
は適用されません。
この機能を有効にするには、notes.ini に以下を指定します。
OS390_EXPANDHFS_ENABLE=1
notes.ini で OS390_EXPANDHFS_ENABLE を有効にすると、同一ボリューム内でファイルシステムを拡張しようと
します。最初の拡張に失敗して後続の notes.ini が設定されていると、2 回目のファイルシステムの拡張を追加の
ボリュームに行おうとします。追加ボリュームへの拡張が成功するのは、そのファイルシステムがマルチ・ボ
リューム HFS として、次のように定義済みの場合だけです。
OS390_EXPAND_NEXT_VOL = 1
ファイルシステムが正常に拡張されるたびに、Domino Server コンソールが表示するメッセージ例を以下に示しま
す。
02/22/2002 08:21:46 PM OS390_EXPANDHFS_ENABLE=1 successfully expanded
file-system-name fornn Megabytes
z/FS 上で実行時に、BPX1PCT pfsctl() が z/FS 上でファイルシステムを拡張するコマンドをサポートしないため
に表示するエラー・メッセージ例を以下に示します。
Error Expand File System Failed errno = 134 errno2 = 11B300BA "EDC5134I Function not
implemented."
02/22/2002 08:14:54 PM OS390_EXPANDHFS_ENABLE=1 Failure to expand file system
file-system-name for nn Megabytes
デバイス上 (単一ボリュームまたは複数ボリューム) に空き容量がないファイルシステムを拡張しようとすると、
Domino Server のコンソールに表示されるエラー・メッセージは以下のとおりです。
Error Expand File System Failed errno = 133 errno2 = 5B27C005 "EDC5133I No space left on
device."
02/22/2002 08:21:46 PM OS390_EXPANDHFS_ENABLE=1 Failure to expand file system
file-system-name for nn Megabytes
存在しないファイルシステムを拡張しようとすると、Domino Server のコンソールに表示されるエラーメッセージは
以下のとおりです。
Error Expand File System Failed errno = 129 errno2 = 05F1006C "EDC5129I No such file or
directory."
02/22/2002 08:21:46 PM OS390_EXPANDHFS_ENABLE=1 Failure to expand file system
file-system-name for nn Megabytes
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04 その他の情報
WebSphere を使用しないお客様へのお知らせ
Domino for IBM HTTP Server (WebConnector) はサポートされなくなりました。現在、WebSphere から Domino へ
の接続は、汎用の WebSphere プラグインによって実現します。IBM HTTP Server で Domino プラグインの使用を
希望されるお客様は、IBM 営業担当員から入手してください。
詳しくは、『Domino 6.5.5 for z/OS Install Guide 』を参照してください。
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02 各プラットフォームと要件
Domino z/OS 対応版の実行に必要な PTF
次の Web サイトには、Domino 6 for z/OS 実行に必要な z/OS サービス一覧が記載されています。
http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/domino/servchoice.html
さらに、SMP/E を使用するツール (PTF チェッカー) が提供されて、このサービスが z/OS 上で適用済みかどうか
をチェックします。この PTF チェッカーはまた、上記に記載した Web サイトでも提供されます。この PTF チェッ
カーを使用するには、ファイルのコメント部分にある指示に従ってください。
Web サイトを定期的にチェックし、このサービス一覧に変更がある場合は確認してサービスを適用する必要があ
ります。
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02 各プラットフォームと要件
システム要件
システム要件については、『Domino 6.5.5 for z/OS Install Guide 』を参照してください。
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02 各プラットフォームと要件
EBCDIC 形式の Lotus.ini ファイル が必要
このリリースでは、z/OS プラットフォーム用に、EBCDIC 形式の lotus.ini ファイルが必要です。デフォルトでは、
lotus.ini ファイルは /usr/lpp/lotus/notes/latest/os390 ディレクトリにあります。前のリリースでは、このファイル
は ASCII 形式でした。
新しいリリースのインストール時に、前のリリースからの lotus.ini ファイルがないときは、新規の lotus.ini ファイル
が現在の形式で作成されます。前のリリースからの lotus.ini ファイルが存在する場合、必要であれば、すべての
設定内容を維持しながら、ASCII から EBCDIC へファイルが変換されます。
Associated SPRs :
HANA5WJMVU
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05 国別言語サポート
既知の問題
LS:DO によりサポートされない混合 ASCII CCSID としてコード・ページ 943 または5039 を使用する日本語 DB2
混合 ASCII CCSID としてコード・ページ 943 または5039 を使用する日本語 DB2 はサポートされません。たとえ
ASCII の表を使用しなくとも、この CCSID での DB2 は LS:DO で問題が発生します。
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03 制限事項
メールレポートでの一部のグラフィカルサポートがまだ使用不可
ブラウザから Web サーバー管理クライアントを使用する場合、レポートデータベースからのグラフィカルな出力
は、z/OS では現時点で完全にサポートされていない場合があることに注意してください。[メッセージング] - [メー
ル] タブを開くことおよび使用レポートを作成することにより不完全な図形が出力されます。この不完全な図形出
力は Java の今後のバージョンで修正予定です。この障害のバイパス方法としては、ご使用のワークステーショ
ンで管理クライアントから [メッセージング] - [メール] オプションを使用して、レポートデータベースから正確なグ
ラフィカル出力を表示してください。
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03 制限事項
z/OS Enterprise Integration に関する制限事項
z/OS Enterprise Integration の制限は次のとおりです。
z
Notes データベース内の DECS リアルタイム文書のアクセスに、Web ブラウザを使用しないでください。
z
DECS for z/OS は、DB2 への接続だけをサポートします。
z
LC LSX および DECS
- DB2 ODBC は、DB2 for OS/390 および z/OS Recoverable Resource Manager Services attachment
facility (RRSAF) を使用する必要があります。LC LSX または DEC で使用されるデータベースには、
Subsystem セクションで「MVSATTACHTYPE=RRSAF」を設定してください。
- すべてのストアドプロシージャは、RRSAF を使用するよう定義しなければなりません。
Associated SPRs :
SKAK58UJL3
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03 制限事項
z/FS 集約の問題
現在のところ、Domino ファイルシステムに z/FS 集合の動的 GROW 機能を使用することはお勧めしません。
z/FS は UNIX ファイルシステムのソフトウェア製品に基づいたものであり、この製品は集合内の z/FS ファイルシ
ステムを拡張するのに数分 (場合によっては 15 分) を要することがあります。z/FS 集合を拡張する間は、ファイ
ルシステムの拡張部分をフォーマットするために、集合内のファイルシステムが全部静止します。集合の GROW
プロセス中は、この静止によってディスク入出力とクライアント応答が全部停止する恐れがあるため、これは
Domino にとって有害と考えられます。
コンソールログで「Warning: cannot merge full text index a/notes/data/mtdata/mtstore.ft due to insufficient
disk space」というメッセージが出ないか継続的にモニターし、必要に応じて閑散時に手動で z/FS ファイルシステ
ムを GROW することもお勧めします。
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03 制限事項
IPv6 は未サポート
現時点では、Domino for z/OS は IPv6 をサポートしません。Domino の将来のメンテナンスリリースでサポートす
る予定です。
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03 制限事項
辞書の編集はサポートされていない
Domino Web Access でスペルチェックを使用するとき、現時点で、z/OS では [辞書を編集] ボタンはサポートさ
れていないことに注意してください。[辞書を編集] ボタンをクリックすると、個人辞書に単語を追加した後でも、空
のリストが表示されます。しかし、スペルチェック機能は個人辞書内の単語を認識し、これらの単語をスペリング
のチェックに使用します。
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03 IEFUSI ユーザー出口
IEFUSI ユーザー出口
EFUSI ユーザー出口を現在使用している場合、APAR OW38477 を確認し、IEFUSI の考慮事項について 『z/OS
Unix System Services Planning 』 (GA22-7800) マニュアルを確認してください。
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07 Domino for z /OS
01 インストールの問題
インストールの問題
ほとんどのインストール上の問題は、『Domino 6.5.5 for z/OS Install Guide 』に記載された推奨値を使用している
こと、および必須サービスがすべて適用済みであることを確認すれば解決できます。Web から最新版の PTF
チェッカー・ツールを実行してください。Web ページを定期的に参照して更新状況を確認します。インストールガイ
ドに記載された値を設定してから、Domino Server をセットアップする必要があります。何か変更を行っても、IPL
するまではその変更が有効にならない場合があります。適切な z/OS マニュアルを読んで、どのパラメーターを
変更すると IPL が必要になるかを確認してください。インストール上の問題で、最も一般的なものを以下にリスト
します。
z
IEASYSxx 値
Domino が最適に動作するためには、ESQA および ECSA の設定を最小に保つことが非常に重要になりま
す。ESQA および ECSA を最小に保つことにより、すべての Domino のアドレス・スペースで、最大の仮想ア
ドレスを確保します。Domino に対して最初に設定するのに適切な値としては、ESQA と ECSA の両方を 65
MB、大きくとも 100 MB までにすることです。
異なるプログラムディレクトリを持つ各サーバーごとに、ESQA をプラス 10 MBで計画してください。Domino メ
モリーのマップ・ファイルとユーザー共用ライブラリーの両方が ESQA ストレージを使用します。
最新レベルの Domino コードのインストール前と後に、ESQA と ECSA の使用状況をモニターしてあらゆる追
加のチューニングを行うことをお勧めします。ご使用の構成に基づき、ご使用の環境用に ECSA と ESQA サ
イズをチューニングする必要性が生じる可能性があります。z/OS 上で実行する他のアプリケーションと同様
に、CSA、ECSA、SQA、および ESQA の使用を定期的にモニターする必要があります。RMF レポーターを検
討することで、モニターを行うことができます。
SYS1.PARMLIB メンバーの IEASYSxx にある CSA と SQA パラメーターの詳細は、『z/OS MVS 初期設定お
よびチューニング 解説書 (SA88-8564)』 を参照してください。
z
BPXPRMxx 値
BPXPRMxx 値は、計算式がある場合を除き、『Domino 6.5.2 for z/OS Install Guide 』に指定されたものと
まったく同じに設定する必要があります。この値は Domino Server をセットアップする前に設定する必要があ
ります。
SETMVS コマンドを使用してパラメーターを設定する場合、設定値が有効なのは次回の IPL までです。パラ
メーターを永続的に設定するには、IPL 時に使用する BPXPRMxx を更新するか、または各 IPL 後に SET コ
マンドを実行します。SET コマンドを実行するには、PARMLIB の COMMNDxx メンバーにコマンドとして SET
コマンドを入れておきます。一部の PARMLIB メンバー変更には IPL を行わないと有効にならないものがあ
ります。z/OS の適切なマニュアルを見て、どのパラメーターを変更すると IPL が必要になるかを確認してく
ださい。
正しい設定がされているかをチェックするには、次の UNIX システムサービスコマンドを発行して BPXPRMxx
値を確認します。
dom_verify_os
現在の BPXPARM の設定と最高水準点の使用状況を表示するには、次のコマンドを出します。
D OMVS,O
D OMVS,LIMITS
z
COMMNDxx
ご使用の PARMLIB メンバーに次のコマンドがあるか確認し、サーバーの実行前に設定 します。
COM='SETPROG LPA,ADD,DSNAME=high-level-qualifier.SCEERUN2,MODNAME=CELHV003'
z
dom_verify_os または Domino Server のセットアップを実行できない場合は、以下の操作を行ってください。
high-level-qualifier.SCEERUN2 がカタログ化されていて、実行中のシステム上で利用できることを確認しま
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す。
high-level-qualifier.SCEERUN2 が PROGxx または LNKLSTxx の連結内にあることを確認します。
次のコマンドが正常に実行されることを確認します。
SETPROG LPA,ADD,DSN=high-level-qualifier.SCEERUN2,MOD=CELHV003'
z
インストール処理では言語を C に設定する必要があります。
インストールは、システム言語がデフォルトの C 言語を使用するように設定して行う必要があります。設定せ
ずに行った場合、予期せぬ結果となる可能性があります。
言語を確認するには、コマンド echo $LANG を出します。
結果は C となるはずです。
値が C 以外の場合は表示された値を確認し、コマンド export LANG=C を出して言語を変更する必要があり
ます。
サーバーを起動する前に、次のコマンドを出して LANG 変数を元の値に戻します。
export LANG=<original value>
z
補助記憶領域と共有ライブラリのサポート
新しい libnotes DLL または新しい Domino Server のプログラムディレクトリをインストールした後、補助記憶
領域が不足したり、パフォーマンスが下がった場合は、libnotes DLL の拡張属性と
SYS1.PARMLIB(BPXPARMxx) SHRLIBRGNSIZE 値の両方を確認してください。
それぞれのサーバープログラムのディレクトリごとに SHRLIBRGNSIZE 値を増加する必要があります。 『
Domino 6.5.2 for z/OS Install Guide』を参照してください。
システム共有ライブラリに libnotes 拡張属性が設定されていることを確認するには、次のコマンドを出しま
す。
ls -E libnotes
次の結果が表示されます。
-rwxr-xr-x
--sl
--sl
1 INSTALL NOTES
50556928 Sep
20 23:12 libnotes
1 は、共有ライブラリの拡張属性がオンに設定されていることを示します。
共有ライブラリの libnotes 拡張属性がオンに設定されていない場合、BPX.FILEATTR.SHARELIB RACF
Facility Class に許可されているユーザー ID を使ってオンに設定する必要があります。システム共有ライブ
ラリの拡張属性をオンにするには、次のコマンドを出します (+l は L の小文字であることに注意してくださ
い)。
extattr
z
+l
libnotes
Domino Server のセットアップに関する問題
1. 正しいパスの設定
Domino Server のセットアップで、コマンド server -listen を出し、次の応答が返ってきた場合は、パスが正し
くセットアップされていません。
server: FSUM7351 not found
/notesdata ディレクトリで、コマンド whence server を実行すると、次の応答が返ります。
/usr/lpp/lotus/bin/server
この場合、サーバーのプログラムディレクトリの bin ディレクトリにプログラムが存在します (たとえば
/usr/lpp/lotus/bin)。bin ディレクトリに存在しない場合は、『Domino 6.5.2 for z/OS Install Guide』の「PATH
環境変数の設定」を参照してください。
2. お勧めする Domino Server のセットアップの実行方法
Domino Server のセットアッププログラムは、以下のいずれかの方法で、ワークステーションを使用してリ
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モートから実行する必要があります。
z
Domino Administrator 6 Client がインストールされている場合は、[リモートサーバーのセットアップ] を選
択します。
z
Java Runtime Environment 1.3 - Java Runtime Environment 1.3がワークステーションにインストールさ
れていなければなりません。Java Runtime Environment 1.3 がインストールされていることを確認するに
は、ワークステーションからコマンド java -fullversion を実行します。
Domino Administrator 6 Client がすでにインストールされている場合jは、この方法を使って Domino Server
をセットアップすることをお勧めします。
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07 Domino for z /OS
03 スケーラビリティと障害回復
可用性と Fault Recovery
注意深くサーバーをメンテナンスしても、予期せぬ問題が発生する場合があります。
Domino には、一般的なトラブルシューティング用のツールが用意されています。Lotus の Web サイトとカスタ
マーサポートチームには、トラブルシューティングの追加情報があります。z/OS プラットフォームの Domino に限
定した利用可能なトラブルシューティングの差分を以下に示します。
z
新しい Domino 6 の Fault Recovery 機能により、サーバーが PANIC 状態になった後で自動的に
Domino Server を再起動することが可能。Domino Server の可用性を最大にするため、下記のとおり
サーバー文書で Fault Recovery を有効にすることを推奨。
z
また、Domino for z/OS では、サーバーが PANIC 状態になったあと、自動的に再起動する直前に SVC
ダンプを作成して「NSD」を実行することにより、さらに Domino サービスの情報を収集することが可能。
z
BPXGXQCT の ABEND=S0EC6,REASON=07020582 のDomino エラーに対する SVC ダンプも新しい機
能である。最適な Domino サービスを得るため、Domino for z/OS の SVC ダンプ機能を有効にするこ
とを推奨。Domino Server が起動する前に、以下の環境変数を設定すると、SVC ダンプ が利用できる。
export OS390_DOMINO_SVC_DUMP=1
OS390_DOMINO_SVC_DUMP 環境変数を設定すると、BPXGXQCT の
ABEND=S0EC6,REASON=07020582 の異常終了コードと理由コードを Domino SVC ダンプで利用でき
る。この異常終了コードと理由コードの SVC ダンプは Domino Server PANIC などのエラーが起こると作
成される。この異常終了コードと理由コードの Domino SVC ダンプを分析するには、Domino サービスへ
送信する必要がある。
ABEND=S0EC6,REASON=07020582 に対して SVC ダンプが確実に取得できるよう、z/OS SLIP トラップ
の変更または追加が必要なこともあります。異常終了コード EC6 が無効になっていないことを確認する
ためにすべての SLIP を表示するには、z/OS コンソールコマンドの「D SLIP」を使用します。異常終了
コード EC6 が無効になっている場合は、次の SLIP コマンドを使用して、この特定の異常終了コードと理
由コード用に SVC ダンプを有効にします。
SLIP SET,ID=XEC6,A=SVCD,COMP=EC6,RE=07020582,ML=50,ASIDLST=(CU,000E),
SDATA=(CSA,LPA,SQA,PSA,RGN,TRT,GRSQ,NUC),END
z
z
z
Domino NSD プログラムは新しいサービスプログラム memcheck を呼び出すようになった。memcheck
プログラムは 非常に多くの Domino のメモリをフォーマット、記録する。
z/OS の ps UNIX コマンドの新しいオプションを使用するように domps コマンドが更新された。たとえ
ば、各プロセスにおける仮想アドレスの最高水準点の使用状況を示す VSZ 値が表示される。
新しい dom_verify_os コマンドにより、z/OS 設定が正しいことを容易に確認できる。
以下のように、Domino のサーバー文書の設計を使用すると、Fault Recovery を利用できます。
1. [Domino Administrator] - [設定] タブをクリックし、[サーバー] セクションを展開する。
2. [サーバー文書] を開き、[文書の編集] - [基本] タブをクリックする。
3. [Fault Recovery を有効にする] をチェックする。
[Fault Recovery を有効にする] のチェックの下に、クリーンアップスクリプトを指定します。Domino に付属してい
たデフォルトのクリーンアップスクリプトは nsd.sh -batch であり、Domino サービスに要求されます。
クリーンアップスクリプト名の下で、[クリーンアップスクリプト最大実行時間] を変更できます。Domino Server が
何千ものユーザー、または 10 以上の Domino タスクをサポートしている場合、[クリーンアップスクリプト最大実
行時間] を 600 秒に変更することをお勧めします。
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07 Domino for z /OS
IPCSHMNIDS 推奨設定値の変更
下記のような Domino PANIC を避けるために、SYS1.PARMLIB(BPXPARMxx) IPCSHMNIDS 値を変更する必要
があるかもしれません。元の説明では、IPCSHMNIDS の推奨設定値は 500 でした。
PANIC: Insufficient memory.
[16778840:00035-1476460564] PanicStack: decimal errno=133 / hexadecimal errno2=7200305
IPCSHMNIDS の新しい推奨設定値は次のとおりです。
IPCSHMNIDS
目的
システム内の固有共有メモリセグメントの最大数を指定します。
推奨設定値
IPCSHMNIDS = 250 × LPAR 内で実行されている Domino サーバー (DPAR) の数
Associated SPRs :
VNEN67QNM9
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07 Domino for z /OS
02 LotusScript
EBCDIC ストリングそのものを z/OS および iSeries 上でサポートする LotusScript
Domino Release 6.0.2 の場合、LotusScript が本来の EBCDIC プラットフォーム (z/OS および AS/400) を完全サ
ポートするように変わりました。特に文書で 「プラットフォームそのものの文字セット」 を参照する場合、当リリース
からこの文字セットは EBCDIC プラットフォーム上で該当する EBCDIC 文字のストリングまたは値として取り扱わ
れるようになります。以前のリリースでは、このようなストリングはすべて LMBCS とみなされました。この LMBCS
はシングルバイトの範囲にある ASCII と同じです。
この変更により、z/OS および AS/400 で LotusScript を使用する Domino アプリケーションは、プログラム作成
が一層容易になりますが、特殊なケースで、既存アプリケーションの変更が必要となる場合があります。この変更
が必要となるアプリケーションは以下の場合に限定されます。
z
z
Domino 製品の範囲外で入手し、USELSX ステートメントにより起動した LotusScript eXtensions (LSX)
ASCII ファイルまたはストリング形式に依存したローカル LotusScript アプリケーション
LotusScript を使用する Domino Designer に精通した人たちのために、下記に考慮事項が詳細に記載されてい
ます。
LSX アプリケーション
ローカル LotusScript アプリケーション
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07 Domino for z /OS
01 式言語
式言語
式言語で:
z/OS の場合:
@Platform([Specific]) は「IBM OS/390」を返します。
January 2006
リリース情報には Lotus Notes、Lotus Domino 6.5.5 ソフトウェア製品についての情報が含まれています。リリー
ス情報は次の章から構成されています:
新機能の紹介 Notes、Domino Designer、Domino server の概要、このリリースの新機能と拡張機能についての
説明、および詳細について説明します。
お読みください サポートするプラットフォームと環境、およびインストールに必要なその他の情報について説明し
ます。
トラブルシューティング Domino と Notes に関する制限事項と問題点について説明します。
マニュアルの変更 Notes、Domino Designer、Domino Server のドキュメントについての訂正および内容の更新に
ついて説明します。
相互運用 Notes と Domino の異なるバージョン間での制限事項または非互換性について説明します。
変更履歴 以前の Notes/Domino 6 リリースから拡張された機能や新機能について説明します。
Domino for i5/OS and OS/400 IBM iSeries プラットフォーム固有の詳細について説明します。
Domino for z/OS IBM z/OS プラットフォーム固有の詳細について説明します。
このデータベースの中の文書はあなたのサイトの現状にあうように編集してかまいませんが、本マニュアルの内
容を編集した場合、それはあなたの組織のみでの使用に制限されます。本マニュアルを他の組織に再販売した
り他の方法で配布したりすることは、本マニュアルが変更されているか否かに関わらず認められません。IBM は
本マニュアルに加えられたいかなる変更に対しても技術的な正当性を保証しません。
特記事項
本マニュアルは、情報提供のみを目的に提供されています。本マニュアルの情報の完全性および正確性については最善の
努力を払いましたが、本マニュアルの内容は現状のままで提供されるものであり、IBM はいかなる明示もしくは黙示の保証責
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ライセンス資料 - IBM の所有権
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Lotus Software
IBM Software Group
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Cambridge, MA 02142
All rights reserved.
改訂履歴
オリジナル:Lotus Notes/Domino 6
第 1 回改訂:Lotus Notes/Domino 6.0.1
(2003/02/24
第 2 回改訂:Lotus Notes/Domino 6.0.2
(2003/05/26
第 3 回改訂:Lotus Notes/Domino 6.5 (2003/10/20 作成)
第 4 回改訂:Lotus Notes/Domino 6.5.1
(2004/01/30
第 5 回改訂:Lotus Notes/Domino 6.5.2
(2004/07/08
第 6 回改訂:Lotus Notes/Domino 6.5.3
(2004/10/14
第 7 回改訂:Lotus Notes/Domino 6.5.4
(2005/04/18
第 8 回改訂:Lotus Notes/Domino 6.5.5
作成)
作成)
作成)
作成)
作成)
作成)
(2006/01/18 作成)
商標のリスト
IBM、IBM ロゴ、AIX、AS/400、iSeries、OS/2、OS/2 Warp、S/390、Tivoli、WebSphere、z/OS、zSeries、Lotus、
cc:Mail、Lotus Domino、Freelance、Freelance Graphics、Lotus Notes、LotusScript、Notes、1-2-3、Organizer、
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LOTUSND655N