国際標準に関する勉強会 - FCP フード・コミュニケーション・プロジェクト

資料1
第5回フード・コミュニケーション・プロジェクト(FCP)
国際標準に関する勉強会
日
時:平成26年11月7日(金)
場
所:中央合同庁舎4号館12階
14:00~17:30
第1219-1221会議室
議事次第
1.本日の進め方
2.「ISO/TC34/SC17 総会概要」について
独立行政法人 農林水産消費安全技術センター
森田
正晶様
3.デンマークにおける食品安全対策の現状について
食料産業局 企画課 食品企業行動室長
横田
美香
〈休憩〉
4.食品偽装による公衆衛生リスクの軽減に関する GFSI の政策方針書について
日本コカ・コーラ株式会社
瀬在
祥生様
5.食品偽装防止への取組について
公益財団法人 食の安全・安心財団
中村
啓一様
6.グループディスカッション・発表・意見交換
食品偽装に係る論点について
7.事務局連絡
配布資料

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資料1:国際標準に関する勉強会 次第(本紙)
資料2:国際標準に関する勉強会 参加名簿
資料3:「ISO/TC34/SC17 総会概要」について
資料4:デンマークにおける食品安全対策の現状について
資料5:食品偽装による公衆衛生リスクの軽減に関する GFSI の政策方針書について
資料6:食品偽装防止への取組について
資料7:食品偽装に係る論点について
参考資料:食品偽装による公衆衛生リスクの軽減に関する GFSI の政策方針書
2014.11.7(金)14:00~17:30
平成26年度 「国際標準に関する勉強会」 第5回 参加者名簿
№
企業名
№
企業名
1 株式会社アール・ピー・アイ
26 一般社団法人日本能率協会
2 イオン株式会社
27 一般財団法人日本品質保証機構
3 伊藤ハム株式会社
28 日本マクドナルド株式会社
4 株式会社イトーヨーカ堂
29 財団法人日本冷凍食品検査協会
5 一般社団法人インターナショナル・バリューマネジメント協会
30 独立行政法人 農林水産消費安全技術センター
6 ANAフーズ株式会社
31 BSIジャパン株式会社
7 海外貨物検査株式会社
32 フードテクノエンジニアリング株式会社
8 カルビー株式会社
33 株式会社ベジテック
9 K-OFFICE
34 株式会社ぺスカリッチ
10 株式会社合食
35 三菱商事株式会社
11 サッポロビール株式会社
36 三菱食品株式会社
12 サントリービジネスエキスパート株式会社
37 モーションマインド
13 株式会社シー・アイ・シー
38 株式会社モスフードサービス
14 株式会社シジシージャパン
39 森永製菓株式会社
15 株式会社ジャパンアグリイノベーション
40 株式会社 山星屋
16 公益財団法人 食の安全・安心財団
41 横河ソリューションサービス株式会社
17 太陽化学株式会社
42 株式会社レジェンド・アプリケーションズ
18 株式会社竹中工務店
43 株式会社ローソン
19 一般財団法人東京顕微鏡院
44
20 日本ハム株式会社
45
21 日本ピュアフード株式会社
46
22 一般財団法人日本規格協会
47
23 日本検査キューエイ株式会社
48
24 日本コカ・コーラ株式会社
49
25 公益財団法人日本適合性認定協会
50
※企業名五十音順
<本日ご欠席>
№
№
企業名
1 株式会社アイ・エス・レーティング
36 東洋冷蔵株式会社
2 アイエイチロジスティクスサービス株式会社
37 栃木県東京事務所
3 アグリヘキサファーム
38 西本貿易株式会社
4 味の素株式会社
39 株式会社日清製粉グループ本社
5 イオンアグリ創造株式会社
40 株式会社日本アクセス
6 イオンリテール株式会社
41 日本ピュアフード株式会社
7 イカリ消毒株式会社
42 日本ウォーターズ株式会社
8 伊藤忠食品株式会社
43 一般財団法人日本科学技術連盟ISO審査登録センター
9 イトウフレッシュサラダ株式会社
44 NPO法人日本GAP協会
10 IRCAジャパン
45 日本検査キューエイ株式会社
11 エスビー食品株式会社
46 日本水産株式会社
12 株式会社LSIメディエンス
47 日本生活協同組合連合会
13 花王株式会社
48 一般社団法人日本能率協会
14 特定非営利活動法人環境リサーチ研究所
49 ネスレ日本株式会社
15 キユーピー株式会社
50 ハウス食品株式会社
16 株式会社グローバルテクノ
51 ハウス食品グループ本社株式会社
17 群馬県
52 パシフィックコンサルタンツ株式会社
18 一般社団法人国際バイオマスセンター
53 ハラダ製茶株式会社
19 株式会社サトー
54 株式会社BMLフード・サイエンス
20 株式会社シニアライフクリエイト
55 株式会社フーズ・コミュニケーション
21 白石カルシウム株式会社
56 株式会社富士通エフサス
22 合同会社西友
57 マネジメントシステムオフィス
23 全日空商事株式会社
58 丸善食品工業株式会社
24 株式会社損害保険ジャパン
59 株式会社ミツハシ
25 損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント株式会社
60 メトロキャッシュアンドキャリージャパン
26 太平総研株式会社
61 有限会社本山フードビジネス研究所
27 株式会社タカキフードサービスパートナーズ
62 有限会社山智農園
28 株式会社立花屋
63
29 有限会社田向商店
64
30 株式会社ちぼり
65
31 合同会社 TFMHY研究所
66
32 テーブルマーク株式会社
67
33 寺原事務所
68
34 東京海洋大学先端科学技術研究センター
69
35 東京サラヤ株式会社
70
※企業名五十音順
資料3
ISO/TC34/SC17総会概要
平成26年11月7日
(独)農林水産消費安全技術センター
(FAMIC)
国際課 森田
ISO(International Organization for
Standardization) とは
•
各国の代表的国家標準化機関の連合であり、
スイスにおける法人格を有する非政府組織であ
る。(日本からは、日本工業標準調査会(JISC)が
登録されている。)
• ISOは、国家間の製品やサービスの交換を助け
るために、標準化活動の発展を促進することと、
知的、科学的、技術的、そして経済的活動にお
ける国家間協力を発展させることを目的としてい
る。ISOの専門的作業の成果は、国際規格
(International Standard :IS)として発行される。
ISOの組織(概略)
理事会等の上部組織
専門委員会(TC)
作業グループ(WG)
分科委員会(SC)
作業グループ(WG)
TC34:食品専門委員会
SC17:食品安全マネジメントシステム分科委員会
ISO/TC34/SC17
•
•
•
•
•
食品安全マネジメントシステム分科委員会
設立:2009年
幹事国:デンマーク
メンバー:Pメンバー50カ国、Oメンバー20カ国
総会:毎年1回開催
–
–
–
–
–
2009年9月(コペンハーゲン)
2010年9月(コペンハーゲン)
2011年10月(ダブリン)
2012年10月(さいたま)
2013年11月(シドニー)
ISO 22000 食品安全マネジメントシステムーフー
ドチェーンのあらゆる組織に対する要求事項
• 「農場から食卓まで」の、フードチェーンに直
接又は間接的に係るすべての組織を対象と
した食品安全にかかわる規格である。
• コーデックス委員会が策定したHACCPシステ
ム導入のためのガイドラインに、ISO 9001 の
マネジメントシステムを用いた継続的改善の
要素を取り入れ、食品の安全を確保するため
の要求事項を記載している。
Codex Alimentarius
Concept
ISO
22004
ISO 22000
の適用に関
するガイド
ISO
22000
ISO/TS
22003
要求事項
審査・認証を行う
機関に対する要
求事項
ISO/TS
22002
series
Food Safety
Management
ISO 22000
Are you
Ready?
審査、認証を行
う機関
How to
use ISO
22000?
ISO
22005
トレーサビリティ
の一般原則及び
要求事項
Other supportive standards/documents
ISO/FDIS 22004:2014 より一部を改変して引用
第6回ISO/TC34/SC17総会
• コペンハーゲン
• 2014年9月15、19日
• 参加者約50名(20カ国以
上)
同時開催(9月16~18日)
• WG8(ISO 22000の改訂)
• WG9(飼料製造)
TC34/SC17総会でのポイント
前回の第5回総会からの
SC17の活動等について報
告・検討が行われましたが、
主なポイントは次の2点。
• 第5回総会での決議を受
けた ISO 22000 の改訂
• ISO/TS 22002-6(飼料製造
のためのPRP)
(関連決議 143、145,14
9を紹介)
決議143
• WG8「食品安全マネジメントシステムー要求
事項」
• SC17は、WG8「食品安全マネジメントシステム
―要求事項」からの下記の推奨事項を支持
する。
(以下 WG8推奨事項1から9を紹介)
WG8推奨事項1
• アドホックグループ「HLS]
• ISO/TC34/SC17/WG8は、ISO 22000の規格に新しい付
属書SLの第5版(HLS:上位構造)を適用することに合意
した。またこのため、下記に4段階のアプローチをとる
ことを決定した。
1 HLSに基づく構造の決定
2 現在のISO 22000テキストのHLSへの導入
3 ISO 22000の項立ての変更に伴い、重複部分の削除
4 定期見直し投票時のコメント及びコペンハーゲン会合の
議論を踏まえたISO 22000テキストの改正を2014年9月の
WG8会合の際、Anne Marie Crowley氏が代表を務めるアド
ホックグループが上記1~3のステップを実施した。
WG8推奨事項2
• (一部略)
• このテキスト編集グループは、2014年9月の
WG8の会合中に立案したHLSの構造に関する
第1回改訂文書について、さらに作業を進め、
2014年10月24日までにテキストの編集作業
を終了することに同意した。
• この日以降に、作業原案(WD)がWG8メン
バーに回付される。
ISO/IEC Directives, Part 1
Consolidated ISO Supplement-Procedure specific to ISO
• Annex SL SL8.1 より抜粋
• 原則として、すべてのMSSは、使いやすく他の
MSSと両立性があるように、一貫した構造、共
通のテキスト及び用語を使用しなければなら
ない。原則として、この付属書SLのAppendix 2
に記載された手引き及び構造を遵守しなけれ
ばならない(ISO/TMB決議 18/2012に基づく)。
MSS:マネジメントシステム規格
TMB:技術管理評議会(ガイド及びその他のISO規格類の開発の監督を委任事項
の一部とする)
ISO 22000
Annex SL Appendix 2
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
1 Scope
2 Normative references
3 Terms and definitions
4 Context of the
organization
5 Leadership
6 Planning
7 Support
8 Operation
9 Performance evaluation
10 Improvement
•
•
•
•
•
•
•
•
1 Scope
2 Normative references
3 Terms and definitions
4 Food safety management
system
5 Management responsibility
6 Resource management
7 Planning and realization of
safe products
8 Validation, verification and
improvement of the food
management system
Examples for DIS 9001-blue-Annex SL
総会で示された例
Annex SL
DIS 9001
7 Support
7.1 Resources
7 Support
7.1 Resources
The organization shall determine and
provide the resources need for the
establishment, implementation,
maintenance and continual
improvement of the XXX
management system.
7.1.1 General
The organization shall determine and
provide the resources need for the
establishment, implementation,
maintenance and continual
improvement of the quality
management system.
The organization shall consider:
a) The capabilities of, and constraints on,
existing internal resources;
b) What needs to be obtained from
external providers.
WG8推奨事項3
• アドホックグループ「用語と定義」
• WG8は、用語と定義について、Codex及びISOで使用さ
れている既存の定義と整合性が取れていなければな
らないことについて合意する。もし、これらの定義と齟
齬がある場合は注記を付すものとする。
• WG8は、ISO 22000, ISO/DIS 9001, ISO 31000, Codex,
HLSおよびISO 22000グループの規格の既存の用語と
定義を包含したマトリックスを作成することに合意する。
これは、今後寄せられたコメントに基づいて規格を修
正する際に整合性を確保するために行われるもので
ある。
用語と定義
Annex SL
• 3.01 organization
• 3.02 interested party
• 3.03 requirement
• 3.04 management system
• 3.05 top management
• 3.06 effectiveness
• 3.07 policy
:
全部で21の定義
ISO 22000
• 3.1 food safety
• 3.2 food chain
• 3.3 food safety hazard
• 3.4 food safety policy
• 3.5 end product
• 3.6 flow diagram
• 3.7 control measure
:
全部で17の定義
ISO 9001の用語を参照することになっている
用語と定義
• WGの作業としてISO 22000, ISO/DIS 9001,
ISO 31000, Codex, HLSおよびISO 22000グ
ループの規格の既存の用語と定義について
比較表を作成。
• 100あまりの用語と定義を抽出し、ISO 22000
での記載の必要性を検討し、41の用語と定
義が残った。
WG8推奨事項5
• WG8は、ISO 22000改訂作業中に、ISO 22000が
依拠しているリスク・アセスメントとハザード・アナ
リシスの相互関係について考察することに同意
する。WG8は今後、関係企業がハザード・アナリ
シスに力を入れることに期待しているため、改訂
されるISO 22000も同様にハザード・アナリシスに
焦点を当てたものになると思われる。可能であ
れば、WG8はこれら2つのコンセプト、すなわちリ
スク/リスク・アセスメントとハザード・アナリシス
の関係をより明確にする作業を行うこととなる。
リスクとハザード
• ISO 22000は、Codexを基本としていることから、
企業レベルの取り組みとしては「ハザード」の用
語を使用してきた。
• HLSには基本用語として3.09「リスク」が用いら
れている。また、ISO 31000 では、企業レベルの
リスクアセスメントが触れられている。
• HLSを用いる以上、「リスク」の用語を取り入れる
必要がある。このため、これまで用いられてきた
「ハザード」と新たに取り入れる「リスク」について
その違いをはっきりさせる必要がある。
WG8推奨事項6
• WG8は、ISO 22000にペットフードを含めること
を確認すると共に、すべての動物の飼料を含
めることについて更なる検討を行うこと、また、
この推奨事項をWG9(飼料製造PRPのWG)に
報告することに同意する。
WG8推奨事項7
• アドホックグループ「適用範囲」
• アドホックグループ「適用範囲」は、食品偽装
等不正行為対策及びフード・ディフェンスを
ISO 22000の第1項「適用範囲」に含めないこ
とを推奨事項とするとともに、ISO 22000の付
属書あるいは別の箇所に含めることについて
更なる検討を行うよう推奨事項とした。
適用範囲
• フード・ディフェンスは法令・規制でカバーされ
るべきもの。ISO 22000 では、すでに以下の部
分が対応していると考えられる。
• 5.7 緊急事態に対する備え及び対応
• 7.2 前提条件プログラム(PRP)
– 7.2.3 PRPを選定及び確立する場合、組織は
適切な情報(たとえば、法令・規制要求事項、顧
客要求事項、認識されている指針、コーデックス
委員会の原則及び実施規範類、国家規格、国際
規格又はセクター規格)を考慮し、利用すること。
WG8推奨事項8
• WG8はISO 22000の改訂作業に際し、文言を
平易で簡潔なものとするよう努力することに
同意する。
WG8推奨事項9
• WG8は、改訂版ISO 22000の作成作業プランを下記のとお
りとすることに同意する。
• 「HLS]と「用語と定義」のアドホックグループの作業終了ー
2014年10月末まで
• 最初の作業原案(WD)の事務局からメンバーへの回付ー
2014年11月末まで
• 作業原案(WD)に対するコメントの取り扱い及び委員会原
案(CD)の作成に関するWG8会合ー2015年1月ないし2月
• 委員会原案(CD)のメンバーへの回付ー2015年5月1日ま
で
• 委員会原案(CD)へのコメントの取り扱いー2015年10月の
パリの会議で議論
改訂スケジュールについて
• 現在のISO 22000は、2005年に発行されたも
のである。
• 今回の規格の見直しには、最大で4年間かけ
ることができる。
• しかし、4年かけてしまうと14年間規格の見直
しを行わなかったことになる。
• 認証業界の動きなどを考えると、改訂を急ぐ
必要がある。
決議145
• WG9飼料製造
• SC17は、飼料製造に関するDTS(技術仕様書
原案)22002-6を2015年4~5月までに提出す
ることに同意する。コメントの取り扱いに関す
る議論を2015年10月のパリの会議で実施す
ることとし、ISO/TS 22002-6としての発行目標
を2016年6月とする。
決議149
• 次回総会について
• ISO/TC34/SC17は、SC17の第7回総会をフランス
のパリにてAFNOR(フランス規格協会)のホストに
より開催するとのフランス代表団からの申し出に
謝意を表明し、受け入れる。
• 会議のスケジュールは下記のとおり。
• 本会議 2015年10月12日及び16日
• 作業グループ会議 2015年10月13日~15日
ご清聴ありがとうございました