表現とメディアの数理 第2回(講義2) 2012 年 9 月 26 日(水) 10月 3日(水) 10月10日(水) 第3回 (講義3) 25号館 応数計算機室(20号館6階) パソコン実習 第1回 【復習】 デジタル化・・・情報を数で表現する 数の表示には2進数、10進数、16進数を使う。 更に、数学的には、"表現する" とは"写像を与えること"。 写像とは集合間の対応のひとつ。 文字のデジタル化、音のデジタル化 【数のデジタル化】 自然の中の数 1,2,3,・・・ スイッチと電球(LED) 自然数は表示できるが。。。負の数は? -1と言う数は自然には存在しない。 符号 - とは? 数学に於ける負の数 計算機での表現 マイナスの数の表現 ・・・ 2の補数表現 2 の補数を表現するには、2 進数のすべてのビットを反転して 1 を加算する。 【文字のデジタル化・続】 f : 文字の集合 数 文字が英数字の場合 アルファベット大文字・・・26種類 アルファベット小文字・・・26種類 数字・・・・・・・・・・・10種類 よく使う記号・・・・・・・30種類程度 ――――――――――――――――――― 合計92種類程度 ASCII 関数、ASCII コード アスキーコード 日本語の漢字のコード化 日本語で使用される漢字やひらがなは7000文字程度である。 もしこれを0と1だけで表現するとなると、何 bit 必要になるか? 日本語1文字は2バイトとして計算する 新聞1ページの情報量 80 行×12 文字×15 段 = 14400 文字 14400 [文字] × 16 [ビット/文字] = 230400 [ビット] 新聞では、普通1ページを 256k ビットとする。 バイトでは 32KB (キロバイト) となる。 【音のデジタル化・続】 連続量を離散化 fL : T R 左耳 時間 T ○サンプリング周波数 、 右耳 fR : T R 音の振幅 R ○量子化ビット サンプリング周波数は「人間の可聴範囲 20~20,000Hz」 44.1KHz 表現とメディアの数理 第2回(講義2)2012 年 9 月 26 日(水) 量子化ビットはオーケストラと人間のダイナミックレンジ 16ビット 開発時の技術的な制約 2^24=16777216 log(2^16)=4.8164799306236991234198223155919 log(2^16x2)=5.1175099262876803186335612103164 log(2^24)=7.2247198959355486851297334733878 【CD の容量の計算】 ○サンプリング周波数 音楽 CD で使用されるサンプリング周波数は 44.1kHz ○量子化ビット 音楽 CD の量子化ビットは16ビット 色 波長 紫 380–450 nm 青 450–495 nm 緑 495–570 nm ○チャンネル数 2.0ch ステレオで記録 黄色 570–590 nm ○記録時間74分 橙色 590–620 nm 1 秒分のデータ量は 16×44,100×2÷8=176,400 バイト これが 74 分だと 176,400×60×74=783,216,000 バイト CD 直径12cm レーザー波長 780(840)nm 赤外線 赤 620–750 nm 画像のデジタル化 光の三原色 赤(レッド Red) 青 (ブルー Blue) 、緑(グリーン Green) 光の加色法 色の三原色 色の減色法
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