PAGE くらしの産業カウンセラー・ジャーナリスト●大美賀直子知っておきたい心の病摂食障害極端な食事制限から劇的に痩せていく一方、その反動から猛烈な食欲が湧き、夢中で食べ続けてしまう……。このように、極端な食事制限や過剰な食事摂取といった食行動の異常が起こり、心身のバランスを崩す病気を「摂食障害」といいます。摂食障害は、大きく「拒食症」と「過食症」に分けられます。拒食症では、やせ細って栄養不良になり、低体温や無月経、低血糖などの体調の悪化につながります。一方「過食症」は、一度食べ始めると食欲を止めることができず、食べ続けてしまいます。拒食症の反動によって過食症になる人もいれば、最初から過食症状のみの人もいます。摂食障害が起こる原因は、人それぞれです。なかでも、体重を気にして拒食になり、過食に転じて体重がリバウンドし、再び無理な食事制限をするという「ダイエット」から始まる摂食障害がよく見られます。このタイプの摂食障害は、10代後半～20代前半くらいの若い女性に多いのです。摂食障害の多い思春期、青年期は、自己の確立が未熟で、他人の目を気にしやすい年齢です。そのため容姿に極端にこだわり、強い痩せ願望にとらわれもう一度見つめよう食べ物の世界タレント・食生活アドバイザー●岡村　麻純発酵調味料の塩麹（こうじ）いえるのが発酵食品です。（全体運）強引に物事を進めるのには不向き。周囲の人と協力して、円滑な関係を築いていって。趣味に打ち込むのもグッド（健康運）まずまず順調。健康食材に注目しましょう（幸運を呼ぶ食べ物）タラそんな発酵商品の塩麹。その人気の秘密は、簡単に深みのある味が出せること、だそうです。魚や肉、野菜などを塩麹に漬けておくだけで、手間暇かけてプロが作ったような深い味になる。その理由は酵素がでんぷんやタンパク質を分解してうま味や甘味を引き出す働きをするからです。しかも漬けておくだけで自分はうになった今、あらためて多くの方何もしなくても酵素が勝手においしの知恵が詰まった深みのある味を求くしてくれるのです。塩麹の人気は小麦を麹で発酵させたものです。まめる。日本の風味の原点である発酵ここ数年で大きな話題となり、今ではスーパーでも当たり前に並んでた毎日の食卓に欠かせないおみそ汁調味料が新たに人気になることで、発酵という伝統的な味に、現代人がのみそも、大豆に米麹や麦麹を混ぜ日本食を誇らしく思えるようになりいる塩麹。塩麹とは米麹に塩と水をて発酵させたものです。他にも、みます。求める手軽さが合致したことにある加えて発酵させたものです。のだと思います。発酵させて作る調味料は日本では古くから作られてきました。例えば、多くの技術の進歩により、ひと振りで簡単にいろいろな味を出せるよりんや日本酒など、日本が古くから最も身近なしょうゆ。これは大豆と愛してきた味のほとんどは発酵調味料です。今ブームを呼んでいる塩麹は、そんな発酵調味料の最もシンプルなものという印象です。そもそも発酵食品が生まれたのは、加工という概念からとされています。発酵することで、㏗値が下がり、通常の微生物が生育できなくなるため保存性が上がります。さらに、発酵により新たな風味も増しておいしさも増加します。まさに知恵の結晶と蠍　座 10/2₄～11/22 てしまう人も多いのです。加えて、物事を○か× かで捉える発想、「～ねばならない」という考え方、こうした「認知のゆがみ」が強いことで自分を異常な食行動に追い込んでしまいます。摂食障害の治療では、体重と栄養状態を健康的な状態に近づける指導の他、認知のゆがみを修正する心理療法も行われます。しかし、摂食障害の人は、自分の症状を病気だと自覚しにくいため、家族が本人の気持ちとじっくり向き合い、病気だと気付くきっかけをつくってあげる必要があります。次回は「月経前緊張症」についてお伝えします。 �