PRODUCT O VER VIEW

8.2
PRODUCT OVERVIEW
OPTIMIZED BACKUP & DEDUPLICATION
OPTIMIZED BACKUP & DEDUPLICATION
重複排除機能を活用するハイパフォーマンスのバックアップとリストアの自由を実感
FalconStor® Optimized Backup & Deduplication は、バックアップとリストアを最適化するディスクベースのソリューションで、パフォーマンスの向上と迅速
なリモートディザスタリカバリ(DR)
を実現します。このソリューションは、NAS および VTL テクノロジーを統合し、物理的なストレージの要件とコストを軽減する
極めて柔軟なデータ保護アーキテクチャを提供することで、レガシーなバックアップを機能強化します。優れた柔軟性を備えたこのソリューションは、事前構成済
のストレージアプライアンスとして企業組織のエッジへのインストールが可能であるほか、VMware インフラストラクチャでは事前構成済の仮想アプライアンスとし
て、さらに高可用性(HA)
を活用してデータセンターや DR サイトへの導入も可能です。さらに、WAN に最適化されたレプリケーション機能により、コスト効果の高
い DR やクラウド構想の準備にも対応します。データ容量の削減、より長期的なデータの保持、リストアに要する時間の短縮、テープ輸送の排除によるデータの信
頼性向上など、さまざまなメリットがもたらされます。セキュリティ強化に重点を置いている企業は、複雑なパスワードやカスタマイズ可能なアカウントのロックアウ
トポリシーの設定によって、パフォーマンスを犠牲にすることなく新たなセキュリティレイヤーを追加することが可能です。
従来型のバックアップの課題
爆発的なデータの増加
コストの増加
パフォーマンスの課題
データの信頼性
▪▪毎年 50 ~ 60% の割合で増加する
データ量
▪▪ストレージシステムのコスト増加
▪▪復旧目標(RTO、RPO)
を充足不能
▪▪IT 予算の縮小
▪▪バックアップウインドウを満たすことが困難
▪▪法規制のコンプライアンス要件の順
守が困難
▪▪データ保存ポリシーの長期化によるス
トレージ / テープメディアの需要増加
▪▪D2D 環境では、テープ作成作業により本番
環境のバックアップが中断
▪▪複数のバックアップや拠点でデータを
検索する負荷
▪▪WAN 要件の急増による毎月の帯域幅
コスト増加
▪▪高レベルの SLA の実践に要求される
長期間のデータ保持
▪▪バックアップ /リカバリの信頼性改善
▪▪テープメディアからの不安定なデータ
リカバリ
今日のデータ保護の課題と懸案事項
増え続けるデータ量、サーバ仮想化の急増、そしてデータ可用性に対する依存度の増加
といった IT の現状は、レガシーなバックアップ /リカバリソリューションに新たな課題を
突き付けています。予算の縮小やリモートオフィスの増加による複雑性の高まりによって、
ソリューションに対する要求は厳しさを増しています。今日のエンタープライズデータセ
ンターでは大規模なヘテロジニアス環境が管理されており、さまざまなオペレーティング
システムやアプリケーションを実行し、ペタバイト規模のデータを生成する多数のサーバ
が稼働しています。
従来型のテープバックアップシステムが新しい D2D(Disk-to-Disk)バックアップにリプレ
イスされ、バックアップ /リカバリのプロセスが加速し、運用効率が改善しているケースもあ
ります。しかしながら、爆発的なデータ量の増加によってストレージコストも急増していま
す。フルバックアップが実行されるたびに、膨大な量の冗長データが保存されています。ま
た、1 回のバックアップジョブ、サーバ間、そして複数のバックアップジョブ間(フル / 増分)
でも同様に重複データが存在し、複数のデータコピーが貴重なディスク容量を浪費するこ
とに繋がります。
8.2
PRODUCT OVERVIEW
OPTIMIZED BACKUP & DEDUPLICATION
新しいアプローチのバックアップ
FalconStor Optimized Backup & Deduplication は、包括的なアプローチでバッ
クアップとリカバリを実行し、従来のバックアップの問題を解決する総合バックアップソ
リューションです。中断を発生させることなくテープとネットワークベースのファイルイ
ンフラストラクチャを統合するこのソリューションは、データの信頼性を向上させると同
時に、長期間のデータ保存とリストアに要する時間の短縮を実現します。一元管理可
能でマルチノードの HAグローバル重複排除アーキテクチャは、リモートオフィスや大規
模データセンターなどのデータ保護要件に対応する優れた拡張性を備えています。
Microsoft Windows、UNIX、Linux などの主要オペレーティングシステム、さらに幅
広い認定バックアップソフトウェア群に対応しており、ヘテロジニアスな環境をサポート
します。また、エンタープライズ向けの IBM 環境へのネイティブサポート、業界標準の
NAS デバイス向けの NDMPサポートも実現しています。
高可用性と優れたパフォーマンス
エンタープライズクラスのソリューションとしてデザインされたFalconStor Optimized
Backup & Deduplication は、最高で 11.2TB/hr の単一ノードの集約バックアップ
スピードを実現しており、バックアップに関する最大の課題である、バックアップウインド
ウ内のバックアップ実行が可能になります。最大で 8ノードを単一の論理クラスタに統合す
ることが可能で、バックアップ環境全体で 94TB/hr の圧倒的な性能を実現する拡張性を備
えています。
データの増大によるニーズに合わせて拡張可能
FalconStor Optimized Backup & Deduplication は、クラスタ重複排除ノードから独
立してHA バックアップノードを拡張し、大規模なデータセットや極めて条件の厳しいバック
アップウインドウに対応できる唯一のソリューションです。また、ノード/コントローラ指定
の事前定義なしでノードをまたぐデータのシームレスな重複排除を実現する、数少ないソ
リューションのひとつです。デザインの柔軟性を向上するため、各プロセスを独立したサー
バ上で実行することによって、重複排除プロセスを仮想テープバックアップのプロセスから
物理的に独立させることができます。Single Instance Repository(SIR)重複排除エン
ジンは、N+1フェイルオーバーアーキテクチャを採用しており、4ノードのクラスタリング機
能を提供します。複数ノードを単一の論理レポジトリとして実行することができます。1つ
のノードに障害が発生すると、待機ノード(+1)が自動的にそのノードのワークロードを引
き継いで、確実に継続実行することが可能です。
OPTIMIZED BACKUP & DEDUPLICATION の主な機能と特長
高速で柔軟性の高い重複排除
重複排除により、冗長データが排除されてディスク上のユニークなインスタンスのみが
保持されるため、ディスク容量の要件が最大で95%(平均 20:1の重複排除率に基づく)
削減されると同時に、数週から数ヶ月間分のデータをディスク上に保持でき、高速で信
頼性の高いリストアが可能になります。重複排除、
レプリケーションおよびテープ出力ジョ
ブに対して、特定のポリシーを個別に割り当てることができます。このソリューションで
は、ビジネスの要件に応じて最適なパフォーマンスを実現するために、次のような重複排
除ポリシーを柔軟に選択することができます。「インライン型」
により、ストレージ要件が
最小化されると同時に、レプリケーションに要する時間が短縮されます。「ポストプロセ
ス型」
では、厳しいバックアップウインドウを満たすことができます。
「並列処理型」
により、
特にクラスタ環境においてCPUリソースが最大限に有効活用されます。
「重複排除なし」
は、効率的に重複排除できない、あるいはテープにアーカイブされるデータに最適です。
8Gb Fibre Channel(FC)
や10GbEなどの高速プロトコルと組み合わせることで、この
ソリューションはノードあたり最大で10TB/hrの重複排除スピードを維持することがで
き、40TB/hrの持続的な重複排除スピードまでリニアにパフォーマンスを拡張すること
が可能です。
動作原理
FalconStor SIR 重複排除エンジンは、データストリームを分析し、同一のデータブロッ
クをチェックして冗長コピーを削除します。データインデックスにより、すべてのデータ
の確実なリカバリが可能になります。データのリストア用にファイルの読み取り要求が
開始されると、重複排除システムはリンクを検知してブロックを読み取ります。
中断のない導入展開
FalconStor Optimized Backup & Deduplicationは、バックアップ環境とのシンプ
ルで中断のない統合が可能です。NASおよび VTLインタフェースを選択すると、主要な
バックアップソフトウェア、データベースユーティリティ、アーカイブアプリケーション、仮想マ
シンデータ、そしてマニュアル操作のファイルコピー手法とシームレスと統合されます。D2D
バックアップアプリケーションや、ファイルおよびデータアーカイブプロセスの変更はほとんど
必要ありません。IP、FC SAN、そしてSANやIP 用のSymantec OpenStorage(OST)プ
ロトコルをはじめとする幅広い認定テープライブラリとドライブに対応しており、優れたバッ
クアップスループットとディスクへの高速なバックアップを実現しています。バックアップ手法
やポリシーの変更は不要で、パフォーマンスと信頼性は飛躍的に向上します。
動作原理
FalconStor Optimized Backup & Deduplicationは、50 種類以上の一般的なテープラ
イブラリや30 種類ものテープドライブフォーマットをエミュレートするため、バックアップジョ
ブを再構成することなく既存環境への容易で透過的な統合が可能です。32 種類以上のバッ
クアップフォーマットの認識機能により、重複データの検知能力が最大限に向上すると同時
に、同一のデータは毎回同様に整列することが保証され、一般的な固定ブロックによる重複
排除手法に比べて40%も重複排除効率が向上します。NDMP、CIFS/NFS、Symantec
OST、そしてIBM 環境を同時にサポートできるため、企業内のすべてのバックアップアプリ
ケーションを中断なくサポートすることが可能です。
ディスクとテープをシームレスにブリッジ化
データセンターの多くでは、階層型バックアップやアーカイブ /コンプライアンスの要件に対
応するため、ディスクとテープの両方が要求されます。FalconStor Optimized Backup &
Deduplicationは、トップクラスのテープ管理機能によって物理および仮想テープの運用を
シームレスにブリッジ化します。テープ環境とのシームレスな統合により、バックアップのサイ
ロ化や不要なオーバーヘッドを回避し、バックアップオペレーションを合理化します。
動作原理
物理テープライブラリは、このソリューションのデバイスにFCゾーニングすることができるた
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PRODUCT OVERVIEW
OPTIMIZED BACKUP & DEDUPLICATION
OPTIMIZED BACKUP & DEDUPLICATION の主な機能と特長
め、テープからディスクへのデータのインポートやディスクからテープへのエクスポートが
可能になります。DR 用としては、レプリケーション済みで重複排除されたテープのエク
スポートが可能で、テープから直接データにアクセスすることができます。バックアップ
ソフトウェアが備える「テープコピー」機能を使用して、仮想テープライブラリから物理コ
ピーを作成することができます。内蔵の自動アーカイブ機能では、変更されたデータを
自動的にテープへエクスポートできます。
AUTOMATED TAPE CACHING
Automated Tape Cachingにより、Optimized Backup & Deduplicationは物理
テープライブラリのキャッシュとして動作することでその機能性が強化され、データの場
所に関係なく透過的なアクセスが可能になります。また、テープが常に仮想ライブラリ内
に存在するため、バックアップアプリケーションは常にテープを認識することが可能です。
バックアップアプリケーションは、常にデータへ直接アクセス可能です。
動作原理
テープキャッシングポリシーにはデータマイグレーションのトリガーが含まれており、どの
イベントがアクションをいつ起動するか指定します。テープキャッシングポリシーは極め
て柔軟で、即座あるいは指定の時間に物理テープへのマグレーションを自動的に起動す
るように定義することができます。データはバックグラウンドで物理テープへ透過的に書
き込まれ、本番サーバに影響を与えることはありません。
テープ統合
バックアップジョブがターゲットのテープのサイズと厳密に一致することはほとんどない
ため、無駄なスペースが頻繁に生じることになります。テープ統合機能は、複数の仮想
テープを単一の物理テープに作成し、物理メディアの利用率を最大限に高めます。これ
により、使用、輸送、保管するカートリッジの数が大幅に削減され、全体的なコストが抑
制できます。事実、テープ統合機能で実現するコスト削減だけで、Optimized Backup
& Deduplicationに対する費用対効果(ROI)
を十分に達成するケースも多くあります。
動作原理
テープ統合では、小容量の仮想メディアを大容量の物理メディアに変換(DLTからLTO
など)
することができます。これによって、より大容量の最新の物理テープフォーマットを
バックアップインフラストラクチャに配備可能になります。
バックアップジョブを再構成する必要はなく、当初割り当てられたテープフォーマットに
基づいて、仮想テープ向けにジョブを継続実行できます。
複数テープのエクスポート
企業では、テープのコピーを複数作成してサービス品質保証(SLA)
や法規制の要件を
満たすことが頻繁に要求されます。OPTIMIZED BACKUP & DEDUPLICATIONは
複数テープのエクスポート機能を備えており、物理テープのコピーを複数作成することが
できます。これによってITの生産性が向上し、人手によるテープの複製やスクリプトの作
成が不要になります。
動作原理
FalconStor Optimized Backup & Deduplicationは、
Automated Tape Caching
や自動アーカイブポリシーの一環として、仮想テープの物理コピーを最大で5つ作成で
きます。単体のテープをマニュアル操作でエクスポートする際に、コピー作成を実行する
こともできます。データがエクスポートされると、各々の物理テープコピー用にジョブが
個別作成され、それらにはユニークなジョブ ID が割り当てられます。これにより、ジョブ
のトラッキング、監視そしてリカバリが可能になります。
セキュアなデザイン
FalconStor Optimized Backup & Deduplicationは、データの整合性を確保するため
に、レプリケーション操作や保存中にバックアップメディア上でデータを保護するさまざまな
機能セットを提供しています。移動中のデータ暗号化機能は、FIPS(連邦情報処理標準)
140-2 標準に準拠しており、
レプリケーション操作中にデータを保護します。複雑なパスワー
ド、ユーザアカウントのロックアウト、そしてパスワードの有効期限設定などの機能により、シ
ステムへのアクセスを指定されたユーザのみに制限します。セキュアなテープエクスポート機
能は、保存やマイグレーション向けに包括的なデータ整合性を提供します。
さらに、統合されたテープシュレッディング機能によって、データの削除操作時に仮想テープ
のデータをすべて破壊し、最適なセキュリティを確保します。
動作原理
テープエクスポートの保護:このソリューションは、Advanced Encryption Standard
(AES)128または256ビットキーアルゴリズムを使用して暗号キーを作成することができ
ます。データが物理テープにエクスポートされる時は、暗号キーの選択が必要になります。
物理テープがインポートされる時には、同じキーを使用してデータを復号し、読み取りを有効
化することが必要です。各キーは、秘密のフレーズで構成されているか、パスワードで保護さ
れています。物理テープへのエクスポートの場合、すべての仮想テープに単一のキーを適用
したり、各々の物理テープにユニークなキーを作成することも可能です。
テープシュレッディング:テープシュレッディング機能により、米国国防省が指定するアルゴ
リズム(Standard 5220.22-M)を使用して選択した仮想テープで3 パスワイプが実行さ
れ、セキュリティや法規制のコンプライアンス要件を満たすことが可能です。
保存データの暗号化:Advanced Encryption Standard(AES)256ビットキーアルゴリ
ズムを使用して暗号キーを作成し、保存データを暗号化します。仮想テープに書き込まれ、
重複排除レポジトリに保存されているすべてのデータは、暗号化された状態で保存されます。
暗号化されたデータは、暗号化および非暗号化仮想テープライブラリ両方へのレプリケー
ションが可能です。
ヘテロジニアスな環境を網羅する高速バックアップとテープ統合
バックアップ
サーバ
DB
サーバ
FC/iSCSI
FC
IP
VTL
VTL
NAS
Tape Caching
IBM
環境
FC
Symantec
OST
Server
FC
Veeam
Backup
Server
FC
IP
IP
高速バックアップ
VTL
VTL
NAS
FalconStor
Optimized Backup &
Deduplication Cluster
▪テープ統合
▪
▪テープ暗号化
▪
▪マルチエクスポート
▪
▪テープシュレッディング
▪
VTL
NAS
重複排除されたデータレポジトリ
包括的なメディア管理
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PRODUCT OVERVIEW
OPTIMIZED BACKUP & DEDUPLICATION
OPTIMIZED BACKUP & DEDUPLICATION の主な機能と特長
WANに最適化されたレプリケーション
FalconStor Optimized Backup & Deduplicationは、重複排除されたデータの一
対一および一対多のレプリケーションをサポートしており、一元サイトでの統合が可能で
す。スタンドアロンのストレージアプライアンスが各サイトに配備されている場合、
リモー
ト拠点の重複排除された仮想テープをグローバルにWAN 経由でデータセンターへレプ
リケートすることができ、グローバルにユニークなデータのクラスタ化レポジトリへデー
タを集約します。リモートサイトのデータは、必要に応じて一元サイトの物理テープにエ
クスポート可能で、リモートサイトでテープを利用する必要が完全になくなります。
動作原理
WANに最適化されたレプリケーションにはグローバルな重複排除機能が含まれており、
伝送前にデータをスキャンして一元サイトにデータがすでに存在するか確認します。ユ
ニークな不足データブロックのみが回線経由で送信されるため、帯域幅要件を95% 低
減し、関連コストも削減されます。圧縮および帯域制限機能は、WANの利用率をさらに
最適化します。データは移動中に暗号化することができ、DRサイトで検証してデータの
セキュリティを保証できます。また、Optimized Backup & DeduplicationはFC 接
続によるレプリケーションに対応しています。これは、大規模データセンターでDRサイ
トへの「ダークファイバー」接続サポートを実現する独自の機能で、レプリケーションおよ
びリストアのパフォーマンスを飛躍的に向上させます。
SYMANTEC OST のサポート
FalconStor Optimized Backup & Deduplicationには、業界初のSymantec OST
プロトコル用 FC SANターゲットが含まれており、Symantec NetBackup Media
Serversからのバックアップを高速処理すると同時に、一元管理をはじめとする透過的
な運用、そSymantecの複製(レプリケーション)
およびテープオペレーションにおける
優れたパフォーマンス、そしてカタログの一貫性を提供します。また、このソリューショ
ンは、Symantec OST 論理ユニットと他のバックアップアプリケーションの仮想テープ
データを組み合わせた混合モードでの運用も可能です。最適化されたAPIと250,000
ものイメージをサポートする優れた性能により、もっとも効率の良いストレージの活用が
可能になります。
動作原理
OpenStorageオプションが Symantec NetBackupと接続することで、NetBackupサー
バはFC 経由で高性能なディスクデバイスへ高速のバックアップとリカバリを実行できるよう
になります。
FalconStorのソリューションは物理テープのエミュレーションにディスクを使用するので、
このオプションはNetBackupを通じて追加のディスクビューを提供します。FalconStor
Optimized Backup & DeduplicationはSymantec Optimized Duplicationに 対 応
しており、ローカルやリモートのDRサイトへの統合レプリケーションが可能です。また、
CIFS/NFSおよび Symantec OST LSUを共有して同時に運用することが可能で、複数の
ユーザやアプリケーションは共有レポジトリに存在する重複排除のターゲットを共有できま
す。
管理とレポート
シ ン プ ル で 包 括 的 な 管 理 を 実 現 す る た め、FalconStor Optimized Backup &
Deduplicationはコマンドラインを使用する多様な機能、過去およびリアルタイムのレポー
ト機能、電子メールアラート、グループベースのポリシー管理などの機能を一元管理コン
ソールからすべて利用できる、単一の管理ホストを提供します。また、HP OpenView、CA
Unicenter、IBM 環境、BMC Patrolなど、既存のエンタープライズ管理ソリューションとの
統合を実現するSNMPにも対応しています。
動作原理
使いやすいウィザードを活用することで、ユーザや管理者の構成 / 管理、クライアントの追加
/ 構成、サーバのプロパティ設定、アクティビティの監視、重複排除ポリシーの作成、重複排
除の監視、データのレプリケーション、テープのインポート/エクスポートの管理を容易に実
行可能です。
ユーザは、ストレージ総容量、使用中および利用可能なストレージ容量のステータスを監視
したり、レポートを作成 / 参照することもできます。事前定義済のエンタープライズレベルの
レポート機能により、FalconStorクラスタ、ディスクスペースの使用状況、物理リソースの割
り当て状況、包括的なステータス情報、ストレージやパフォーマンスの動向の管理と監視が
可能となり、最適なキャパシティプランニングが実現します。
柔軟な導入オプション
企業規模と固有のニーズに応えることを念頭に設計されたFalconStor Optimized Backup & Deduplication は、多様なフォームファクターで提供されています。
▪▪ソフトウェアのみ:保護およびリカバリの要求レベルに合わせて、適切なハードウェアと構成を柔軟に選択できます
▪▪仮想アプライアンス:VMWare インフラストラクチャ向け、1TB から10TBまで拡張可能
▪▪ROBO および中規模企業向けストレージアプライアンス:ROBO(リモート/ 支社オフィス)
および中規模企業向け、12TB から192TBまで拡張可能
▪▪中規模企業 / エンタープライズ向けluster Deduplication Gateway:既存の認定 SANストレージと統合可能な HAクラスタ重複排除ゲートウェイ。中規模企業、
エンタープライズ、
大規模エンタープライズ向け、利用可能なストレージを2PBまで拡張可能
ファルコンストア・ジャパン株式会社
〒102-0075
東京都千代田区三番町 6-26 住友不動産ビル 2F
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OBD8.2 OVW-2015-02