レポートのサンプル(14pt) 砂子岳彦(12pt) 2015年11月20日(書いている日 12pt) 1.はじめに(太字) レポートはどのように書いたらよいのだろうか。俳句や詩、そして読書感想文にはスタイルがある ように、レポートにも型がある。渡辺によると「論文は感想文ではありません.論文とは,著者の 考えを,筋道を立てて論理的に主張する文章です」(渡辺、2005)。確かにレポートは内容によっ て書き方が異なる。しかし、共通する書き方・型を知っていれば、誰でもレポートが書けるようにな るはずである。 レポートの型を知っていれば誰でも書くことができる。その形式にしたがって考えを筋道立てて主 張すればよい。また、文体は「である」調で書くことになっている。 2.レポートの型 説得力をもつには理由が必要である。理由の一つとして、例えば調査結果などがあげられる。アンケート のような結果から多くの人がそのようにしていたら、そのことについては信頼性があがるからである。アン ケートはいつ、どこで、誰に対して、そしてどんなアンケートをおこなったかを書く。どのような結果であ ったかをそのまま出すのではなく、アンケート結果をわかりやすく加工して示すのが親切である。 図1:グラフにすると見やすい 上の理由により結論が導かれるので、説得力のある理由が必要となる。理由はレポートの要である。レポ ートは「問い」にはじまり、理由となることを経て、こんなふうに結論である「答え」を述べる。 以上から、レポートは考えを書くものであるから、問いから理由を経て答えを導けばよい。 3.おわりに 「問い?」からはじまって「答え!」に終わるレポートは「?から!への流れ」と考えることができる。 これによって、それを意識しながらレポートの作成をすることができるようになるだろう。それによって、 「誰でも」書けるというわけにはまだいかないが、ある程度の指針が見えてきたことだろう。 参考文献(かならず一つ以上) 渡辺隆行、“卒業論文の書き方”、http://www.comm.twcu.ac.jp/~nabe/lec /semi/GradThesis.html、 2005 吉田浩二、“レポートの書き方“、徳間書房、2013 レポート作成のための3つのステップ Step1 レポートの設計図 結論:レポートは問いから理由を経て答えに導くものである。 理由:考えを書くものだから 問い:レポートはどのように書いたらいいのだろうか? 題名:レポートの書き方 Step2 レポートの要約 レポートはどのように書いたらいいのだろうか? 確かにレポートは内容によって書き方が異なる。 しかし、共通する書き方を知っていれば、誰でもレポートが書けるようになるはずである。レポート は考えを書くものであるから、問いから理由を経て答えを導けばよい。 Step3 レポートを書き始める はじめに→理由→おわりに→参考文献 の順で書く。Step2の要約のうち最初の2文は「はじめに」 に書き、次の節で第3文を分解して入れる。「おわりに」では、結論の意味や感想、これからの展 開・豊富を語る。
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