ローテーションゲーム 数 : ・2人または2組 使用ボール : ・1番∼15番の番号がついた的球と手球 ラックの方法: ・日本での公式試合ではそれぞれのボールの 位置が決まっています。 右図のようにセットします。 ゲームの目的: ・決められた点数に先に達したプレーヤーの勝ち。 点数の付け方: ・ボールの番号がそのまま点数になります。1番なら1点、15番な ら15点です。 ・1から15までの合計で120点となります。その半分の60点、 もしくはそれ以上を先取りしたプレーヤの勝ち。 ・アマチュアの試合では、120点、180点、240点ぐらいです。 ・スコアシートにポケットされたボールの得点と合計点を下図のよう に記録していきます。 ・1ラック終了毎にアンダーラインを引いて、計算ミスを防ぎます。 1 78 11 12 13 9 14 15 10 24563 / :// ww A ttp 名前 Lh 1−1 2−3 3−6 4−10 5−15 6−21 14−35 15−50 8−58 UR NA GO YA P OO L 人 MA GA ZIN w.n apo E ma .co m ローテーションゲームは、日本では古くから人気があり、ポケットビリヤードの代名 詞になっているくらいです。日本人向けのゲームとも言われています。最近では、ルー ルの簡単なナインボールが主流となっていますが、テクニック、ゲームのかけひきなど の高度なテクニックが必要になり、ベテランプレーヤには人気があります。 ローテーションゲームでの公式試合では、ファールの時、手球、的球選択ルールが普 通です。 名前 B 7−7 8−15 9−24 10−34 11−45 12−57 13−70 ポケットビリヤードゲームを楽しもう! / 第2章 ゲームのルール / ブレイクショット: ・手球をヘッドライン内におき、必ず1番に当てるようにブレイクシ ョットをします。 ファール : ・プレーヤは、テーブル上のいちばん小さい番号に最初にボールに当 てなければならない。 ・点数がそのラックで終わらない時、終わるまで何回もラックをしま すが、その場合は、テーブル上の最後のボールをポケットした手球 が、ヘッドライン内に停止すれば、そのプレーヤは、手球の停止位 置からそのまま次のラックのブレイクショットをします。手球がヘ ッドライン内に止まらないときは、プレーは交代し ます。 : ・手球が最小番号に当たらなければファール ・手球が二つの的球に同時に当たったとき。 ・共通のファール事項にあたるとき。 MA GA ZIN w.n apo E ma .co m ルール :// ww ttp Lh NA GO YA P OO L ファール時の処理: ・ファール後の処理として手球・的球選択ルールでゲームを続ける場 合次の4つの選択方法から選びます。 1)現状のままプレーを続行する。 2)手球を選択して、ヘッドライン内の好きなところに置いてプレ ーを続行する。 3)的球を選択して、的球をセンタースポットあるいはフットスポ ットに置いてプレーを続行する。 4)手球、的球の両方を選択して、2)と3)の処理をしてプレー を続行する。 ・他のボールは、フットスポットあるいはその後方に置く。 ・手球を選択した場合、直接ヘッドライン内の的球をねらうことはで きない。もしねらう場合は、一度ヘッドライン外に手球を出さなけ ればならない。通常は、4)の処理をする。 ・ファールで、ボールのテーブル外飛び出し、あるいはポケットされ たとき、ボールはフットスポットにセットします。 ・フットスポットに他のボールがある時は、ロングライン上に的球と 接触して後方においていきます。 ・ボールを2個以上セットするときは、小さい番号を先にセットして いきます。 / UR ラック(ボールのセット)が2回以上必要なとき ・点数によっては、何回もラックする場合があります。その場合、テ ーブル上の最後のボールを落とした後、手球をヘッドライン内に停 止させると、次のブレイクショットが可能となります。手球は停止 した位置からブレイクショットをおこないます。 ・手球がヘッドライン内に停止しなければ、プレーは終了し、通常の ブレイクショットを次のプレーヤがおこないます。そして、決めら れた点数に達するまでこのようにラックをします。 ポケットビリヤードゲームを楽しもう! / 第2章 ゲームのルール /
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