情報システム開発論Ⅰ

東京医療保健大学シラバス
科目分類
専門職の教育
科目番号
開講学科
医療情報学科
学年
配当セメスター
区分
単位数
授業時間数
3
前期
必修
2
30
15097
情報システム開発論Ⅰ
授業科目名
(英文)
(Systems Programming Ⅰ)
山下
担当教員名
和彦
授業の概要及び到達目標
概要:情報システム開発に係る理論や手法などの基本的な知識を学ぶ.特に,設計の行程を中
心に学習する.
到達目標:
①UML によるデータモデル,振る舞いの表現方法(クラス図,シーケンス図)を習得する.
②基本的な画面の構成要素(GUI 部品)を知り,その用途を理解する.
③画面設計に必要となる設計書の種類を知り,それらの一般的な記述方法を習得する.
準
備
学
習
等
・データベース演習Ⅰ,Ⅱ,プログラム演習Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ等と関連する.十分に復習して講義に出
席すること
・本講義では,講義の最初に小テストを行うことが多い.毎回の講義を十分に復習し,遅刻・欠
席のないようにすること.
出席(20%),定期試験(40%),小テスト・演習等の提出物(40%)として評価する.
成績評価の方法
講義中に配布する資料を基に進める.
テキスト
参考図書
備
別途掲示する.
考
180
東京医療保健大学シラバス
授
業
計
画
1:情報システム開発の全体のプロセスと必要なスキル,概要
・情報システムの現状と求められる要件
・情報システム開発に必要なスキル
2:情報システム開発手法①
・UML(Unified Modeling Language)の概要とオブジェクト,モデルの活用
・デザインパターン:GoF モデル(Observer,Singleton,FactoryMethod,Builder,Command)
3:情報システム開発手法②
・オブジェクト指向
・内部設計書,プログラム設計書の作成,MVC モデル(Model, View, Controller)
4:クラス図,シーケンス図の活用,物理的なデータベース設計(ER 図からのテーブル
定義の作成)
5:システム開発の全体像を把握する
・画面,システムの振る舞い,データモデル
・全体像を理解し,その関係を記述できるよう演習を行う
6:GUI デザイン①:
・GUI デザインの概要,画面一覧,画面遷移図,画面レイアウト
・画面設計について学ぶ.
7:GUI デザイン②:
・入出力明細,アクション明細
8:画面設計についての演習
・画面設計を演習形式で実践的に学ぶ(成果を提出)
9:システムの設計①:
・システムの振る舞い,システム化業務一覧,システム化業務フロー
10: システムの設計②:
・システム化業務説明書
11: システムの設計の演習
・システム設計を演習形式で実践的に学ぶ(成果を提出)
12: データモデル①:
・DB 登録,テーブル定義書
13: データモデル②:
・ER 図,エンティティ一覧・定義書,データフロー図,処理記述
14: データモデルの設計の演習
・データモデルの設計を演習形式で実践的に学ぶ(成果を提出)
15:まとめ:全体を総括する
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