KES7000システム

車載電子機器用 EMC 試験システム
KES シリーズカタログ
車 載 電 子 機 器 用 EMC 試 験 シ ス テム
KES SERIES
過渡サージ試験器:KES7700シリーズ
電源変動試験器:KES7400Aシリーズ
KES7000システム用アプリケーションソフト:KES7100
1
過渡サージ試験器
KES7700 Series - Transient Immunity Tester
KES7700 シ リ ー ズ は、 コ ン パ ク ト な
ユニット方式を採用した過渡サージ試
験器です。パルスユニット毎にサージ
発 生 回 路 を 搭 載 し て お り、ISO7637-2、
ISO7637-3、ISO16750-2、JASO D001、
SAE J1113 規格等に適応しています。ま
た自動車メーカ独自規格についても、幅
広く対応しています。
ISO7637 規格は、パルス 1、パルス 2a、
パ ル ス 3a/3b を、ISO16750-2 規 格 は、
パルス 5a/5b を規定しています。各々の
パルスは、自動車が通常動作時にワイヤー
ハーネスに繋がる電子機器により発生す
る電磁的現象やスイッチ開閉時の電磁結
合、さらにバッテリー切断時にオルタネー
タが発生するロードダンプサージ等をシ
ミュレートして、車載電子機器の耐性を
試験します。この試験では車載電子機器
■ ISO7637-2.2004、
ISO7637-2.2011、
ISO7637-3.2007、
ISO16750-2.2010完全適合
■ Pulse5b用ロードダンプサプレッサーを用意
アンプ回路方式および専用サプレッサーの採用により、
ISO7637規格で要求される
Pulse5aはもちろんのこと、
Pulse5bについても規格に忠実な波形を発生することができます。
■ ユニット方式でコンパクトな筐体を実現
ユニット方式のため、サージ波形の追加が容易に行えます。
■ 出力端子はISO7637-2規格で規定されている高さ50mmに設定
試験の再現性を向上します。
■ CDNは60V/50Aと60V/100Aの2種類をご用意
メインフレームに最大100A仕様のCDNが内蔵され、
外部CDNを使用せずに一筺体で大容量の試験が可能です。
■ 専用ソフトウェア(日本語対応)にて、条件の設定、試験器の制御が可能
■ JASO D001-94 パルスユニットを用意
その他、各自動車メーカ規格については別途ご相談ください。
に対する誤動作や破壊を評価します。
KES7702、KES7703:Main Frame
項目
形名
CDN容量
駆動電源
外形寸法
質量
PCインターフェース
パルスユニット
その他
仕様
KES7702
KES7703
DC60Vmax 50AMax
DC60Vmax 100AMax
AC100V〜AC240V(工場出荷時設定※) 50/60Hz 500VA以下
440W×405H×605Dmm
440W×405H×620Dmm
約45kg
約48kg
RS232C
プラグインタイプ:5ユニット(幅250mmまで)外部接続タイプ:2ユニット
外部電源制御出力(EUT用直流電源アナログコントロール端子)
モニタ端子(100:1)、外部停止端子、警告表示灯用端子(DC24V、500mA max)
緊急停止スイッチ
※工場出荷時 AC100V/110V/115V/120V/200V/220V/230V/240V の設定より選択。
2
パルスユニット 1-12V, パルスユニット 1-24V
KES7711A, KES7713B/7714 - Pulse1-12V, Pulse1-24V
KES7711A および KES7713B/7714 は ISO 規格や SAE
規格で要求されているテストパルス 1 を発生するパル
スユニットです。パルス 1 は、誘導性負荷から電源を
遮断することによって発生する過渡現象をシミュレー
トしています。
KES7711A:ISO7637-2 Pulse1-12V
項目
仕様
パルスユニット
プラグインタイプ
ピーク電圧(Us)
±20.0V〜±150.0V(0.1Vステップ)
出力インピーダンス(Ri)
2Ω、4Ω、10Ω
立上り時間(tr)
1μs(+0μs、-0.5μs)
パルス幅(td)
繰り返し間隔(t1)
DCカット時間(t2)
サージ遅れ時間(t3)
駆動電源
消費電力
外形寸法
質量
Pulse1-12V
t2
t3
CDN出力時:2000μs±400μs(無負荷時)、1500μs±300μs(10Ω負荷時)
1000μs±200μs(4Ω負荷時)、600μs±120μs(2Ω負荷時)
PLUSEOUT出力時:200μs〜500μs(出力端開放時)
(固定値)
t
Ua
0V
10%
Us
CDN出力時:0.5s〜99s(0.1sステップ)
PLUSEOUT出力時:0.2s〜99s(0.1sステップ)
CDN出力時:2ms〜200ms(1msステップ)、PLUSEOUT出力時:0ms
100μs未満
メインフレームより供給
ー
50W×260H×330Dmm
約2.7kg
90%
tr
td
t1
■ DC カット時間を 2ms ~ 200ms の範囲で設定することができます。
■極性を反転させた正極性波形も出力しますので、ISO 規格以外の自動車メーカ独自規格もサポートしています。
■出力インピーダンス:2 Ω ,4 Ω ,10 Ω選択可能により、ISO 規格以外の自動車メーカ独自規格もサポートしています。
KES7713B、KES7714:ISO7637-2 Pulse1-24V
項目
KES7713B仕様
KES7714仕様
パルスユニット
外部接続タイプ
ピーク電圧(Us)
±20.0V〜±700.0V(0.1Vステップ)
出力インピーダンス(Ri)
20Ω(SAE)、50Ω(ISO)
立上り時間(tr)
1μs(+0μs、-0.5μs)
(SAE)、3μs(+0μs、-1.5μs)
(ISO)
パルス幅(td)
1000μs±200μs(無負荷時/50Ω負荷時)
繰り返し間隔(t1)
0.5s〜99s(0.1sステップ)
DCカット時間(t2)
1ms〜200ms(1msステップ)
サージ遅れ時間(t3)
100μs未満
CDN容量
DC60Vmax 50Amax
DC60Vmax 100Amax
駆動電源
AC100V〜240V 50/60Hz
消費電力
200VA
外形寸法
440W×280H×595Dmm
質量
約40kg
約42kg
Pulse1-24V
t2
t3
t
Ua
0V
10%
Us
90%
tr
td
t1
■ DC カット時間を 1ms ~ 200ms の範囲で設定することができます。
■極性を反転させた正極性波形も出力しますので、ISO 規格以外の自動車メーカ独自規格もサポートしています。
■出力インピーダンス:20 Ω ,50 Ω選択可能により、ISO7637-2.2004 規格及び SAE J1113 規格もサポートしています。
Pulse1-12
Pulse1-24
Pulse3a
Pulse3b
Pulse2a
3
パルスユニット 2a
KES7721- Pulse2a
KES7721 は ISO 規格や SAE 規格で要求されているテストパルス
2a を発生するパルスユニットです。
パルス 2a は、DUT と並列に接続された装置の電流が突発的に
遮断することでワイヤーハーネスのインダクタンスが発生する
過渡現象をシミュレートしています。
KES7721:ISO7637-2 Pulse2a、ISO7637-3 Slow Pulses
項目
仕様
パルスユニット2a
プラグインタイプ
ピーク電圧(Us)
±20.0V〜±300.0V(0.1Vステップ)
出力インピーダンス(Ri)
2Ω、4Ω、10Ω
立上り時間(tr)
1μs(+0μs、ー0.5μs)
パルス幅(td)
50μs±10μs(無負荷時)、40μs±8.0μs(4Ω負荷時)、12μs±2.4μs(2Ω負荷時)
繰り返し間隔(t1)
0.2s〜99s(0.1sステップ)
DCカット時間(t2)
1ms〜100ms(1msステップ)
サージ遅れ時間(t3)
100μs未満
駆動電源
メインフレームより供給
消費電力
ー
外形寸法
50W×260H×330Dmm
質量
約2.5kg
■出力インピーダンス:2 Ω ,4 Ω ,10 Ω選択可能により、ISO7637-2.2004 規格及び自動車メーカ独自規格もサポートしています。
■極性を反転させた負極性波形も出力しますので、ISO7637-3.2007 規格や自動車メーカ独自規格もサポートしています。
パルスユニット 3a/3b
KES7731- Pulse3a/3b
KES7731 は ISO 規格や SAE 規格で要求されている
テストパルス 3a/3b を発生するパルスユニットです。
パルス 3a/3b は、スイッチングのプロセスによって生じる
過渡現象をシミュレートしています。
KES7731:ISO7637-2 Pulse3a/3b、ISO7637-3 Fast Pulses a & b
項目
仕様
パルスユニット3a/3b
プラグインタイプ
ピーク電圧(Us)
±20.0V〜±300.0V(0.1Vステップ)
出力インピーダンス(Ri)
50Ω
立上り時間(tr)
5ns±1.5ns
パルス幅(td)
150ns±45ns(無負荷時/50Ω負荷時)
繰り返し間隔(t1)
(周波数)
1kHz〜100kHz(1kHzステップ)
発生時間(t4)
10ms
パルス列間隔(t5)
90ms〜9.99s(10msステップ)
駆動電源
メインフレームより供給
消費電力
ー
外形寸法
50W×260H×330Dmm
質量
約2.1kg
■繰り返し間隔の周波数スイープ (1kHz ~ 100kHz) が出来ます。スイープには 4 つのモードがあります。
ストップ周波数
ステップ周波数
ストップ周波数
Incモード
IncDecモード
スタート周波数
スタート周波数
ストップ周波数
ストップ周波数
Decモード
DecIncモード
スタート周波数
スタート周波数
スイープ時間
4
ステップ周波数
時間
スイープ時間
時間
パルスユニット 5a/5b
KES7750/7751- Pulse5a/5b
KES7750 は ISO 規格や SAE 規格で要求されているテストパルス 5a やテストパ
ルス 5b を発生するパルスユニットです。動作中のオルタネータからバッテリが
遮断された時に発生する過渡電圧をシミュレートします。過渡電圧の抑制器を持
つオルタネータはテストパルス 5b、持たないものはテストパルス 5a で試験を
行います。さらに ISO21848 規格で要求されている Over voltages テストパルス
(DC-10615 採用 ) も発生することが出来ます。
KES7750、KES7751:ISO7637-2.2004、ISO16750-2.2010 Pulse5a/5b
項目
KES7750仕様
KES7751仕様
パルスユニット5a/5b
外部接続タイプ
±40.0V〜±200.0V(0.1Vステップ)、
ピーク電圧(Us)
±40.0V〜±150.0V(出力インピーダンス(Ri)=0.5Ωの場合)
出力インピーダンス(Ri)
0.5Ω、1Ω、2Ω、4Ω、6Ω、8Ω
立上り時間(tr)
10ms(+0ms、ー5ms)
40ms、50ms、100ms、150ms、200ms、250ms、300ms、350ms、
パルス幅(td)
400ms、450ms、500ms、550ms、600ms、650ms、700msより選択
繰り返し間隔(t1)
30.0s〜99.0s(0.1sステップ)※Ua+Us≧100V:60.0s~99.0s(0.1sステップ)
CDN容量
DC60Vmax 50Amax
DC60Vmax 100Amax
駆動電源
メインフレームより供給
消費電力
ー
外形寸法
440W×280H×595Dmm
440W×280H×610Dmm
質量
約32kg
約35kg
ISO21848 Overvoltages(DC-10615 Load Dump)モード
ピーク電圧(Umax)
+40.0V〜+120.0V(0.1Vステップ)
出力インピーダンス(Ri)
0.5Ω、1Ω、2Ω、4Ω、6Ω、8Ω
立上り時間(tr)
10ms
抑制時間(ts)
400ms
立下り時間(tr)
20ms
Pulse5a
90%
Us
10%
Ua
0V
tr
t
td
ISO21848 Overvoltages
Umax
Ua
0V
パルス 5b 生成用ロードダンプサプレッサー
SPEC80677/80678
●このような事でお困りではありませんか?
▶ ISO7637-2 規格の Pulse5b 試験がしたい
▶ロードダンプ試験器(Pulse5a)は持っているが抑制するとパルス幅が狭くなってしまう
▶抑制した波形を出力することは出来るが、抑制する電圧を可変して試験したい
90%
10%
tr
ts
tf
t
ISO7637-2.2004
ISO16750-2.2010
Pulse5a/5b
完全対応
●ロードダンプサプレッサーを使用すれば
▶抑制電圧:10V ~ 100V(0.1V ステップ)設定可能
▶ Pulse5a で設定したパルス幅(td)を変化させることなく出力可能
※当社 Pulse5a ユニット(KES7750/7751)またはアンプ回路方式の Pulse5a 発生器を使用した場合に限ります。
SPEC80677/80678:ISO7637-2.2004、ISO16750-2.2010 Pulse5a/5b
項目
SPEC80677仕様
SPEC80678仕様
Pulse5b生成用ロードダンプサプレッサー
外部接続タイプ
CDN容量
DC60Vmax 50Amax
DC60Vmax 100Amax
最大入力サージ電圧(Us)
200V Max
抑制電圧設定範囲(Us*)
10V〜100V(0.1Vステップ)確度±3.0V
最大吸引サージ電流
300A Max
最大吸引サージ間隔
30秒以上
駆動電源
AC100V〜AC240V 50/60Hz
消費電力
90VA以下
外形寸法
440W×128H×550Dmm
質量
約17kg
Pulse5a
Pulse5b
ISO21848 Overvoltages
5
Application Notes
KES7700 Series
1.システム構成
メインフレームKES7702/KES7703は、パルスユニットを最大7 系統まで接続可能です(プラグインタイプ5 台、外部接続ユニットタイプ2 台)。
またパルスユニットを入れ替えることで、ISO7637-2 規格やJASO D001 規格のほか、各自動車メーカーごとの個別規格に対応することが可能です。
KES7702/KES7703
メインフレーム
1
3a/3b Module
ISO7637 ユニット
外部接続タイプ
ISO7637 ユニット
プラグインタイプ
1
PULSE 2a Module
PULSE 1-12V BP Module
PULSE 2a BP Module
PULSE 5a/5b Module
ISO7637 ユニット
外部接続タイプ
PULSE 3a/3b Module
A
PULSE 1-24V Module
LINE ON
KES7711A : パルスユニット 1-12V BP
KES7721 : パルスユニット 2a BP
KES7731 : パルスユニット 3a/3b
JASO D001 ユニット
外部接続タイプ
JASO D001 ユニット
プラグインタイプ
PULSE 1-12V BP Module
PULSE 1-12V BP Module
KES7750/7751: パルスユニット 5a/5b
SPEC80677/80678: ロードダンプサプレッサー
JASO D001 ユニット
プラグインタイプ
PULSE 1-12V BP Module
PULSE 1-12V BP Module
SPEC80184 : パルスユニット A2/12V 系
SPEC80185 : パルスユニット B1/12V 系
SPEC80186 : パルスユニット B2/12V 系
SPEC80183
パルスユニット A1/12V 系
KES7713B/7714
パルスユニット 1-24V BP
JASO D001 ユニット
外部接続タイプ
PULSE 1-12V BP Module
SPEC80188 : パルスユニット D2/24V 系
SPEC80189 : パルスユニット E/24V 系
SPEC80187
パルスユニット D1/24V 系
※KES7700シリーズは、各サージ波形を独立したパルスユニットとしてシステムを構築。国際規格改訂時のアップグレードはパルスユニットの交換で容易に対応できます。
さらに、各自動車メーカーごとの個別要求に対しても対応できるようなシステム構成となっています。
2.試験の再現性向上
メインフレームKES7702/KES7703には、ISO7637-2 規格で規定されている試験環境を容易にセットアップできるような工夫がされています。
試験環境を整えることは、試験の再現性につながります。
出力波形の安定性
3a/3b Module
2a BP Module
1-12V BP Module
パルス出力バー
出力端子
LINE ON
高さ50mm
SG部
グランドプレーン
6
出力系を前面に、電源系・信号系を後面に配置することに
より、安定した過渡サージ出力と通信制御を可能にしまし
た。
また出力端にはバス・バーを採用しました。各ユニット
の入力・通信制御系と出力ラインが分離されているため、
出力された過渡サージによる試験器自身の誤作動が起き
にくくなっています。
試験の再現性
メインフレームKES7702/KES7703下部がSG部となって
いるので、編組線などのグランドケーブル不要でグランド
プレーンとの接続ができます。
また出力端子はISO7637-2 規格で規定されているグラン
ドプレーン(基準グランド面)から高さ50mm に設定して
います。
3.Pulse5bはISO7637-2.2004、ISO16750-2.2010 規格完全準拠
ISO7637-2規格では、Pulse5bのUs( 電圧値)の設定はZD(Optionaldiode
b r i d g e )を 使 用 する、とあります。またそ の t d( パ ルス 幅 )につ いては「
Pulse5aと同じでなければならない」
とあります。パルス発生器には「LCR方
式」と「アンプ 方 式」があり、従 来 の P u l s e 5 b 発 生 器 は、L C R 方 式 による
Pulse5a発生器とZD の組み合わせでおこなう例が多く見られます。
しかしこ
の方法には次のような問題があります。LCR 方式によるPulse5a 発生器と
ZD(またはZD相当の電圧可変サプレス回路等)によってPulse5bを生成し
た場合、ZDが負荷となってC(コンデンサ)に充電されたエネルギーを吸収。
電圧が急峻に減衰し、結果としてパルス幅が小さくなってしまいます。つまり
td値がPulse5aで設定した時間より短くなってしまうこととなり、規格の要求
する波形にならないのです。Pulse5a/5b 試験はパルス幅(td)の長いパル
スを被試験物に印加する破壊試験です。td値が短くなっては本来の試験の
目的と異なる可能性も生じてきます。
またZD(ダイオード)の劣化が激しいた
め、試験精度を維持する上で絶えず部品交換する必要があり、管理コストが
かかります。一方、アンプ方式によるPulse5a発生器とZDの組み合わせであ
れば、こういった不都合はありませんが、ZDの精度管理という問題は残りま
す。そこで、当社パルス発生ユニットKES7750/7751では、Pulse5a波形を
信号発生器で生成後に増幅する「アンプ方式」を採用し、Pulse5bの生成に
ついては、ZDではなく専用サプレッサー(特許出願中)を使用しました。
これ
らによりPulse5a/5bのtdを同値に維持し規格要求波形を忠実に再現する
とともに、ZDのメンテナンスといった手間も解消。ISO7637-2規格に合致し
、かつ再現性の高い試験を適正なコストでおこなうことを可能にしました。
KES7750/7751(アンプ方式)のブロック図と出力波形
従来のLCR方式ブロック図と出力波形
KES7750/7751:Pulse5a発生器
L
Ri=2Ω
高圧
+
電源
R
SPEC80376
C
高圧
RL=2Ω
+
電源
Ri=2Ω
R
C
RL=2Ω
Pulse5a 波形生成信号
AMP
非サプレス波形
非サプレス波形
サプレス波形
サプレス波形
UA=100V
UA=100V
40V
Ua
40V
10%
13.5V
td(5b:AMP)
Ua
10%
td(5b:LCR)
13.5V
td(5a:LCR)
※イメージ図です。
※イメージ図です。
■KES7750/7751を使用することで以下のPulse5b出力が可能です。
従来のAMP方式によるPulse5b出力
高圧
+
電源
R
C
Pulse5b 波形生成信号
AMP
KES7750/7751
SPEC80677/80678
ツェナーによる
波形生成
Ri=2Ω
RL=2Ω
KES7750/7751から40Vでサプレスした波形(①波形)を出力
します。その先に出力抵抗Riが接続されます。出力抵抗RiとRL
で分圧されピーク電圧が低下します(②波形)。下図はRiとRL
が同値の場合のイメージです。
①波形
②波形
②波形
Ua
20V
AMPによる波形生成
40V
①波形
A
PULSE 1-24V Module
13.5V
ツェナーダイオードによるPulse5b出力
KES7750/7751から非サプレス波形(Pulse5a)を出力します。
その先にツェナーダイオードを接続することにより、サプレス
はされるものの、接続されるツェナーダイオードの仕様により
オーバーシュートが現れます。ただしパルス幅は非サプレス波
形(Pulse5a)と同値になります。
ロードダンプサプレッサーによるPulse5b出力
SPEC80677/80678による波形生成
10%
td(5b:AMP)
規格試験
KES7750/7751から非サプレス波形(Pulse5a)を出力します。
その先にロードダンプサプレッサーを接続することにより
ISO7637-2規格要求波形を忠実に再現し、出力します。
7
オプション
SPEC80265A:R-UNIT for KES7721/KES7750/KES7751
項目
波形観測抵抗
仕様
2 Ω(Pulse2a、Pulse5a 用) 入力電圧:最大 200V
項目
波形観測抵抗
仕様
10Ω(Pulse1-12V用) 入力電圧:最大 -100V
項目
波形観測抵抗
仕様
50Ω(Pulse1-24V用) 入力電圧:最大 -400V
項目
波形観測用アダプタ
仕様
No Load観測用アダプタ
項目
波形観測抵抗
仕様
20Ω(SAE J1113-11 Pulse1b用) 入力電圧:最大 -400V
項目
波形観測抵抗
仕様
4Ω(Pulse 2a用) 入力電圧:最大 200V
項目
カップリングクランプ
特性インピーダンス
結合容量
入力電圧最大値
クランプ可能な線径
コネクタ形状
質量
仕様
ISO7637-3.2007(Second Edition)用
50 Ω± 10%
200pF 以下
± 300V
最大 φ 40mm
BNC 型コネクタ
約 5.5kg
20dB アッテネータ 30W(1 個)[44-70-0010]
20dB アッテネータ 5W(1 個)[97-03-0020]
同軸ケーブル 500mm(1 本)[89-04-1360]
SPEC80266A:R-UNIT for KES7711A
SPEC80267A:R-UNIT for KES7713B/KES7714
SPEC80268A:Pulse Monitor UNIT for KES7700
入力電圧:最大 ー 900V〜+ 400V
SPEC80488:R-UNIT for KES7713B/KES7714
SPEC80617:R-UNIT for KES7721
KES7300:Capacitive Coupling Clamp
添付品
SPEC80633:DCC & ICC Cable Set
項目
DCC & ICC 試験用ケーブルセット
DCC 試験用コンデンサボックス
DCC 試験用結合ケーブル
DCC 試験用接地ケーブル
DCC 試験用ケーブル
DCC 試験用コネクタ
ICC 試験用
仕様
ISO7637-3.2007(Second Edition)用
100pF/220pF/470pF/0.1μF ※最大入力電圧 150V
30cm × 2 本、100cm × 2 本
50cm × 1 本、100cm × 1 本
BNC(P)-BNC(P)ケーブル×1本(40cm)
BNC(P)-BNC(P)コネクタ×1個
BNC(P)-N(P)ケーブル×2本(45cm)
TSBC-120-8 Injection Probe for ISO11452-4
概要
ISO7637-3.2007 規格で要求する ICC(誘導性結合クランプ)法で使用するインジェクションプローブで
す。波形校正時に使用するインジェクションプローブ校正治具(TSBC-CF-4)、N 型ショートプラグも合
わせてご案内いたします。(写真提供:株式会社テクノサイエンスジャパン)
8
JASO D001-94
JASO D001-94 規格対応パルスユニット一覧
JASO 規格は社団法人自動車技術会によって制定される自動車規格です。
環境試験については「自動車用電子機器の環境試験方法通則 D001」が最も一般的に使用さ
れており、この規格の中の「過渡電圧特性試験」を行うためのパルスユニットをオプション
としてご用意しております。本パルスユニットは、メインフレーム KES7702/KES7703 に接
続することで JASO D001 規格対応試験が行えます。
■パルスユニットの交換で、JASO 規格への対応が容易です。
■繰り返し間隔:最小 5.0s ~設定可能です。
※パルスユニットより異なります。下記仕様を参照ください。
SPEC80183:JASO D001-94 Pulse A1/12V
項目
パルスユニットA1
ピーク電圧(Us)/減衰時定数/出力抵抗(R3)
立上り時間(tr)
繰り返し間隔(t1)
外形寸法
質量
仕様
外部接続タイプ
+100V(0.1Vステップ)/200mS/0.8Ω
1μs以下
30.0s〜99s(0.1sステップ)
440W×280H×580Dmm
約30kg
SPEC80184:JASO D001-94 Pulse A2/24V
項目
パルスユニットA2
ピーク電圧(Us)/減衰時定数/出力抵抗(R3)
立上り時間(tr)
繰り返し間隔(t1)
外形寸法
質量
仕様
プラグインタイプ
+150V(0.1Vステップ)/2.5μs/0.4Ω
1μs以下
5.0s〜99s(0.1sステップ)
50W×260H×330Dmm
約3kg
SPEC80185:JASO D001-94 Pulse B1/B12V
項目
パルスユニットB1
ピーク電圧(Us)/減衰時定数/出力抵抗(R3)/DCカット時間
立上り時間(tr)
繰り返し間隔(t1)
外形寸法
質量
仕様
プラグインタイプ
-100V(0.1Vステップ)/60ms/8Ω/300ms
1μs以下
10.0s〜99s(0.1sステップ)
50W×260H×330Dmm
約3.5kg
SPEC80186:JASO D001-94 Pulse B2/B12V
項目
パルスユニットB2
ピーク電圧(Us)/減衰時定数/出力抵抗(R3)/DCカット時間
立上り時間(tr)
繰り返し間隔(t1)
外形寸法
質量
仕様
プラグインタイプ
-290V(0.1Vステップ)/2ms/80Ω/10ms
1μs以下
5.0s〜99s(0.1sステップ)
50W×260H×330Dmm
約2.5kg
SPEC80187:JASO D001-94 Pulse D1/24V
項目
パルスユニットD1
ピーク電圧(Us)/減衰時定数/出力抵抗(R3)
立上り時間(tr)
繰り返し間隔(t1)
外形寸法
質量
仕様
外部接続タイプ
+150V(0.1Vステップ)/400ms/1.5Ω
1μs以下
30.0s〜99s(0.1sステップ)
440W×280H×580Dmm
約30kg
SPEC80188:JASO D001-94 Pulse D2/24V
項目
パルスユニットD2
ピーク電圧(Us)/減衰時定数/出力抵抗(R3)
立上り時間(tr)
繰り返し間隔(t1)
外形寸法
質量
仕様
プラグインタイプ
+200V(0.1Vステップ)/2.5μS/0.9Ω
1μs以下
5.0s〜99s(0.1sステップ)
50W×260H×330Dmm
約2.5kg
SPEC80189:JASO D001-94 Pulse E/24V
項目
パルスユニットE
ピーク電圧(Us)/減衰時定数/出力抵抗(R3)/DCカット時間
立上り時間(tr)
繰り返し間隔(t1)
外形寸法
質量
仕様
プラグインタイプ
ー340V(0.1Vステップ)/26ms/210Ω/130ms
1μs以下
30.0s〜99s(0.1sステップ)
50W×260H×330Dmm
約3.5kg
9
電源変動試験器
KES7400A Series - Voltage Variation Simulator
電源変動試験器 KES7400A シリーズは、当社の電源技術と
EMC 技術を融合した、任意波形発生器と高速バイポーラ電源
を一体化した製品です。自動車用電装品はワイヤーハーネス
が長い上に、モータなどインダダクティブなものや、入力と
グランド間に接続された大容量のコンデンサによってキャパ
シティプな負荷特性を示すものが多く存在します。このよう
な場合、一般の直流電源では線形の動作範囲を超えてしまい、
設定通りの波形出力が得られなくなってしまう可能性があり
ます。これを考慮して、自動車の EMC 試験にはバイポーラ
電源を使用するのが一般的です。また実車両での変動現象を
再現させるために、+ B(バッテリライン)接続の他に ACC、
IG1(または IG2)、ILL など最大で 4ch の同期出力も可能となっ
ています。
■ ISO7637-2.2004 完全適合
各自動車メーカ規格にも対応します。別途ご相談ください。
■ 最大± 60V/50A のバイポーラ電源部
4 モデル(12.5A、25A、37.5A、50A)をラインアップ。特注にて、100A 仕様、200A 仕様を承ります。
■ 同期運転誤差は 1 μ s 以下
■ 周波数特性は、100kHz(± 60V フルスイング 無負荷時)
■ 任意波形発生器を電源本体に内蔵
※アプリケーションソフトウェア KES7100 が必要です。
本体内部に任意波形生成部を内蔵していますので、複雑な配線がなく試験の準備に時間がかかりません。
■
高速瞬断スイッチユニットを内蔵可能(工場オプション)
ISO7637-2 Pulse 2b
項目
ピーク電圧(Us)
パルス幅(td)
電源電圧の立下り時間(t12)
パルスの立上り時間(tr)
低下時間(t6)
出力抵抗
その他
仕様
最大60V(±10%)0.1Vステップ *1
200ms〜2000ms(±10%)1msステップ
1ms(±50%)*1
1ms(±50%)*1
1ms(±50%)*1
0.02Ω以下 *2
出力波形は直線で上昇、下降 *1
*1:電源部出力端無負荷にて規定
ISO7637-2 Pulse 4
項目
1次復帰電圧(Ua)
降下電圧(Us)
定常電圧(UB)
降下時間(t10)
上昇時間(t8、t11)
低下時間(t7、t9)
出力抵抗
その他
*1
*2:出力端にて無負荷・有負荷の比で規定
仕様
最大60V(±10%)0.1Vステップ *1
最大60V(±10%)0.1Vステップ *1
最大60V(±10%)0.1Vステップ *1
1ms〜100ms(±10%)1msステップ
1ms〜100ms(±10%)1msステップ
1ms〜100ms(±10%)1msステップ
0.02Ω以下 *2
出力波形は直線で上昇、下降 *1
※アプリケーションソフトウェア KES7100 が必要です。
*1
*1
*1
*1:電源部出力端無負荷にて規定(但し、UB ≧ Us ≧ Ua) *2:出力端にて無負荷・有負荷の比で規定
※アプリケーションソフトウェア KES7100 が必要です。
10
製品ラインアップ
KES7400A Series Line Up
KES7400A シリーズは、ISO7637-2.2004 の規格要求である Test Pulse2b、Test Pulse4 のシミュレーション及び任意波形の作成がで
きます(アプリケーションソフトウェア KES7100 が必要です)。Test Pulse2b は、点火スイッチが切られた後に発電機として動作す
る直流モータから発生する過渡現象を、Test Pulse4 は、内燃機関のスタータモータ回路の起動によって発生する電源電圧の低減をそ
れぞれシミュレーションします。任意波形編集機能では、複雑な電源変動パターンを容易に作成することができます。
KES7400A Series/Pulse2b、Pulse4、Arbitrary
項目
ラインアップ
モデル
KES7400A(KES7410A)※
KES7401A(KES7411A)※
KES7402A(KES7412A)※
KES7403A(KES7413A)※
出力
出力電圧・電流
±60V±12.5A
±60V±25A
±60V±37.5A
±60V±50A
ピーク電流
±25A(20ms)
±50A(20ms)
±75A(20ms)
±100A(20ms)
出力モード
CV
周波数特性
DC〜100kHz:±60V(無負荷時、-3dB)
小振幅周波数特性(参考値)
DC〜300kHz:±10V(無負荷時、-3dB)
内部抵抗
10mΩ以下
電源/負荷変動
0.05%+40mV
リップルノイズ
40mVrms/100mVpp以下(無負荷時、工場出荷時)
立上り/立下り時間
1μs以下(方形波の外部アナログ信号を入力して±60V出力時)
信号源(内部信号源)
内蔵波形(固定波形)
ISO7637-2 TEST PULSE2b、TEST PULSE4
内蔵波形(任意波形作成)
直線、正弦波、方形波、正弦波スイープ、指数曲線、三角波など
分解能(任意波形作成)
100μs、1ms、10ms、100ms、1000msの5点切換え
周波数設定範囲(任意波形作成)
1Hz〜500Hz
メモリ長(任意波形作成)
16bit 64kword
信号源(外部信号入力)
周波数範囲
DC〜300kHz
利得(ゲイン)
×6(±10V)、×12(±6V)の電圧により±60Vまでを制御可能
入力インピーダンス
10kΩ以下
その他
PCインターフェース
RS232C
モニタ
電圧モニタ
同期運転誤差
±1μs以下
駆動電源
AC200V 50/60Hz(単相)
消費電力
2kVA以下
4kVA以下
6kVA以下
8kVA以下
動作温度範囲
+5℃〜+35℃
動作湿度範囲
30%〜85%rh(結露なきこと)
保存温度範囲
0℃〜+40℃
保存湿度範囲
30%〜85%rh(結露なきこと)
外形寸法
440W×740H×610Dmm
440W×1010H×610Dmm
440W×1140H×610Dmm
440W×1275H×610Dmm
質量
約85kg
約120kg
約155kg
約190kg
保護機能
過熱保護、過電流保護、過電圧保護機能付き
緊急停止スイッチ
赤色キノコ型押しボタンスイッチ付き
※(
)は、オプションの高速瞬断スイッチユニット搭載のモデルです。
その他
特注大容量電源変動試験器
お客様のご使用用途に合わせて、出力電圧・電流、周波数帯域などを変更した
カスタム機器を承ります。
[特注電源変動試験器例]
● 35V 200A 仕様 ● 35V 100A 仕様(写真:右)
35V 100A 仕様例
項目
出力電圧・電流
周波数特性
電源 / 負荷変動
リップルノイズ
消費電力
仕様
± 35V ± 100A
30kHz 以上:± 35V(-3dB)
0.05%+ 15mV
40mVrms
10kVA 以下
[バイポーラ電源例]
● 60V 200A 仕様
11
Application Notes
KES7400A Series
1.システム構成
電源変動試験器KES7400Aシリーズは、アプリケーションソフトウェアKES7100を使用することで、ISO7637-2規格が要求するTestPulse2b、
Test Pulse4や、各自動車メーカーが個別に要求する電源変動試験が可能です。KES7100には、電源変動波形ライブラリが用意されています。
また、各波形データの電圧や変動時間など波形を形成する各パラメータを編集することができます。任意波形編集機能を使用すれば、複雑な
電源変動波形も簡単に作成することができます。さらにアナログ信号を入力することで、本器を増幅器として使用することも可能です。お客
様の供試品の仕様に応じて、モデルや台数を選定し、システムを構築いたします。
システムコントローラ
任意波形/ファンクションジェネレータ
FGA5050
同期運転ケーブル
RS232C
FGA5050
KES7400A シリーズの後面パ
ネル EXT DRIVE SIGNAL コネク
タに任意波形/ファンクショ
ンジェネレータ FGA5050 から
任意の波形を入力することに
より、周波数特性 100 kHz の
増幅器(入出力極性は、非反
転増幅器)として使用するこ
とができ ます。後面パネルの
EXT DRIVE SIGNAL コネクタと
信号発生器の出力を BNC 型同
軸ケーブルで接続してくださ
い。同軸ケーブルはできるだ
け短いものを使用してくださ
い。ノイズの影響を受けやす
いので、OUTPUT 端子台の L
端子と GND 端子を短絡してく
ださい。BNC 型同軸ケーブル
は付属されておりません。別
途ご用意ください。信号源を
外部アナログ信号に設定した
場 合 に は、パ ー ソ ナ ル コ ン
ピュータでのコントロールや
同期運転はできません。
アプリケーションソフトウェア
電圧変動試験パターン
電圧瞬断試験パターン
V
V
t
t
+B
ACC
IG1
IG2
DUT(供試品)
2.高速瞬断スイッチユニット
電源電圧変動試験器KES7400Aシリーズでは、工場オプションにて高速瞬断スイッチユニットを付加することが出来ます。
このスイッチユニットは、
ワイ
ヤーハーネスに繋がる自動車電子機器の環境にて発生する不完全な接触等によって起こる電源の瞬断をシミュレートします。瞬断モードは3 種類(プ
ラス極モード、マイナス極モード、両極モード)選択可能です。瞬断モード:+極(S1)
およびー極(S2)のスイッチのいずれか一方、
または両極のスイッチ
をオン、
オフさせて電源を遮断することができます。
【概念図】
+
【イメージ図】
+
90%
S1
IN
OUT
-
-
90%
tr,tf<1μs
10%
10%
S2
12
項目
仕様
回路瞬断用スイッチ
2極(プラス極、マイナス極)
スイッチ 電圧・電流
DC60Vmax、電流値は各モデルの電流容量に準じます。
スイッチ オン時間
1μs以下 (1kΩ負荷時)
スイッチ オフ時間
1μs以下 (1kΩ負荷時)
瞬断モード
プラス極(S1)、マイナス極(S2)、両極(S1、S2同時)
【瞬断全体波形】
【瞬断立下り波形】
【瞬断立上り波形】
実測値:パルス幅 9.74μs
実測値:立下り時間 0.61μs
実測値:立上り時間 0.31μs
3.自動化対応(外部トリガ出力)
電源電圧変動試験器KES7400Aシリーズは、外部トリガ出力及び入力端子が標準で装備されています。
この外部トリガ出力および入力信号を使用する
ことで、誤動作判定、暗電流測定、CAN連動システムなどの動作を指示させることが出来ます。
※注:外部トリガ信号の仕様、
ソフトウェアの改造等は、別途お打ち合わせによりお見積もりさせていただきます。
■事例1 「誤動作判定/暗電流測定」
自動車メーカ規格の中では、暗電流測定の要求があります。
本システムでは、電源電圧変動試験とDUT誤動作判定、暗電流測定を連動させることが可能です。
システムコントローラ
RS232C
TTL信号出力(START/STOP)
マルチメーター
TTL信号出力(START/STOP)
電源変動パターン
判定情報
電流計
判定回路
測定器
DUT(供試品)
TTL信号入力(GOOD/NG判定)
■事例2 「CAN連動」
自動車電子機器の制御の手段の一つとしてCAN通信があります。
本システムでは、CAN通信のプロトコルを電源変動試験システムに取り込み、誤動作判定を自動化したシステム例です。
システムコントローラ
判定情報
RS232C
TTL信号出力(ステータス出力)
通信
電源変動パターン
DUT(供試品)
CAN BUS
CANアナライザ
4.波形ライブラリ
(オプション)
下記波形ライブラリでは、1つの試験ファイルで816通りの試験を実行することができます。1つの波形パターンにおいて、V(電圧値)
とT(変動時間)
を
ステップ可変する場合、
ステップ数は何百から何千通りとなります。従来の信号発生器ソフトウェアの場合、可変ステップ数だけ試験ファイルを作成す
るため、試験の準備に膨大な時間と労力が必要でした。
アプリケーションソフトウェアKES7100 では、パラメータ中に
「-」
(ハイフン)や「,」
(カンマ)
を使
用することで、
ステップ可変波形を容易に作成することが可能です。
①V1:3.0-8.0→V1を3.0V〜8.0Vまで
0.1Vステップで可変します。
=
51ステップ
×
②T1:1-31→T1を1s〜31sまで
2sステップで可変します。
=
16ステップ
③上記①〜②までの組合せ総数は
「(51×16=)816」通りとなります。
=
816通り
④試験時間は「06h00m24s」
となります。
※試験時間は計算上の時間合計で、実際の試験にかかる時間は各ステップ毎の
波形データ転送等が入るため、長くなります。
⑤電源変動ライン(+B,ACC,IG1,IG2)の選択をします。
※供試品の電源ラインに合わせて、選択してください。
13
Application Notes
5.KES7400Aシリーズ
KES7400A Series
各種データ
①利得特性
無負荷±10Vスイング時の広域利得特性(正弦波)
無負荷±60Vスイング時の広域利得特性(正弦波)
利得特性
位相特性
利得特性
位相特性
3
0
-6
-9
-90
-12
-15
-180
-18
100
1000
10000
周波数[Hz]
100000
0
-3
利得[dB]
利得[dB]
ー3dB
位相角[°]
0
-3
0
ー3dB
-6
-9
-90
-12
-15
-180
-18
-270
1000000
100
1000
10000
周波数[Hz]
100000
位相角[°]
3
-270
1000000
無負荷時±60Vスイング時および±10V時スイング時において、100kHzまで、ほぼフラットな利得特性を示しています。
-3dB時の周波数も300kHzまで達しています。
仕様範囲内における利得特性の直線性は、試験の再現性につながるとともに、各自動車メーカ規格への対応となります。
②インピーダンス特性
ISO7637-2規格において試験に使用される電源の内部インピーダンスは、
DC〜400Hzにおいて
「10mΩ以下」
と規定されています。
また同規格におい
てPulse2bでは「0Ω to 0.05Ω」、Pulse4では、
「0Ω to 0.02Ω」
と規定され
ています。
インピーダンス特性
16
0.050
インピーダンス[Ω]
12
0.040
8
0.030
4
0.020
0
10
100
1000
周波数[Hz]
10000
DC〜400Hzでは、3mΩ以下。
0.010
100000
0.000
0
100
200
300
400
周波数[Hz]
④電源リップルノイズ・・・100mVp-p以下
③立上り/立下り時間・・・1μs以下
実波形
+60V ⇒ ー60V
実波形 ー60V ⇒ +60V
立上り/立下り時間「1μs以下」の応答速度は、
各自動車メーカが要求するリレーの動作試験や瞬低試験に対応します。
電源リップルノイズ「100mVp-p以下」は、
各自動車メーカが要求する微少な電圧ステップ可変に対応します。
◎電源変動試験器の選定条件は ...
0.050
3
0
-3
0.040
利得[dB]
-90
-12
-15
-180
-18
100
1000
10000
周波数[Hz]
100000
位相角[°]
0
-3dB
-6
-9
-270
1000000
0.030
0.020
0.010
0.000
0
100
200
300
400
●条件1
●条件2
●条件3
●条件4
●条件5
利得特性が広域である
こと
インピーダンス特性が
低いこと
立上り/立下り時間が
高速であること
電源リップルノイズが
少ないこと
波形ライブラリで試験
が容易であること
これらの条件を満たす電源変動試験器は「KES7400Aシリーズ」
です。
14
特注サージ試験器
※詳細仕様は、別途お問い合わせ下さい。
L 負荷接続回路サージ試験器
KES7822S
◆α1/2/3/4サージ,β1/2/3/4サージ試験
本試験器は、電源回路以外のインダクタンス負荷に接続する回路に対するサージ試験 2(試
験波形発生装置の場合)に適用します。 サージ発生方式はインダクタンス負荷開放型とし、
雑防フィルタ有無による単パルス、振動波の選択が可能です。負サージの場合は、リレー及
び機械的接点の放電に伴う、負バイアス波形試験にも対応しています。
DUT 駆動用直流電源を組み込んだラックマウントタイプと L 負荷サージ発生部のみの標準
タイプの 2 種類をご用意しております。
※ DUT 駆動用直流電源の仕様については別途お打合せの上、決定とします。
電源回路負サージ & 電源回路正サージ
◆電源回路負サージ試験(火花サージ:方形波、バースト波)
◆電源回路正サージ試験:
ジャイアントパルス試験、高周波パルス試験、正極性サージ試験(台形波+高周波パルス)
本試験器は、車両内における過渡的なサージ現象を再現することを目的に、その耐性を評価
することが出来ます。電源回路負サージ試験は、電源回路に対して、オルタネータのフィー
ルドコイルから放出されるフィールドディケイノイズの電子機器に対する耐性試験に適用し
ます。+ B,IG,ACC の電源回路又は+ B,IG,ACC を直接プルアップ電源として用いる回路(ILL
など)の各印加ポートの設定を自動化し、様々な組みわせの試験が可能です。電源回路正サー
ジ試験は、バッテリ端子外れによって生じる正高電圧パルスに対する電子機器の耐性を評価
します。
耐誘導ノイズ・フローティングアース試験器
KES7840S シリーズ
◆耐誘導ノイズ試験
◆フローティングアース試験
本試験器は、「車両内に搭載される実負荷をノイズ源とした試験:試験波形発生器の場合」
に対応した耐誘導ノイズ・フローティングアース試験に適用します。
15
KES7000 システム用アプリケーションソフトウェア
KES7100 - Application Software
KES7000 システム用アプリケーションソフトウェア KES7100 は、KES7700 シリーズと KES7400A シリーズを同じプラットフォーム
上で制御可能なソフトウェアです。過渡サージ試験、電源変動試験、及び各自動車メーカー規格対応の試験は、波形ライブラリにて簡
単に試験条件の編集が可能です。また任意波形編集機能によって、様々な電源電圧変動波形を作成することができます。
さらに、自作レポート用の CSV ファイルで保存もできます。
■ 試験条件を最大 50 条件まで実行リストに登録が可能
登録順に試験を実行または、任意の選択行から実行することが出来ます。
■ 過渡サージ試験は最大 7 種類のパルスユニットを制御
■ 電源変動試験は 1 台と通信することにより最大 4 台まで同期運転試験の制御が可能
■ それぞれの試験終了時、ユーザーの GOOD/NG 判定をリストに保存
実行リスト上の各試験において試験レポート(CSVファイル形式)の作成が出来ます。
(表計算ソフトにて表示・編集が可能です。)
■ プロテクト設定機能を追加
①試験条件の編集を禁止 ②試験実行画面一覧の変更を禁止 ③試験条件の変更を禁止
以上の3つの禁止条件の選択が可能になり、第三者による試験ファイルや試験実行画面ファイルの上書き、削除、変更等を
未然に防ぐことが出来ます。
■ フォルダ管理が可能
試験条件編集後、ファイルを保存時に、フォルダを作成・編集・削除することが出来ます。
独自の試験ファイルや規格ファイル等の管理が容易になりました。
KES7100:Application Software
項目
試験設定
仕様
過渡サージ試験:ISO7637-2 Pulse1-12V、Pulse1-24V、Pulse2a、Pulse3a/3b、Pulse5a/5b
過渡サージ試験:JASO D001 PulseA1、PulseA2、PulseB1、PulseB2、PulseD1、PulseD2、PulseE
過渡サージ試験:ISO21848 OverVoltages(DC-10615 Load Dump)
電源変動試験:ISO7637-2 Pulse2b、Pulse4、任意波形作成、各自動車メーカ対応ライブラリ ※オプション
試験レポート作成機能(CSVファイル形式)、外部トリガ入出力機能(TTL信号レベル) ※特注対応
その他
コンピュータ仕様
OS
Microsoft Windows XP
CPU
Pentium II 750MHz以上
RAM
256MB以上
HDD
100MB以上の空き容量を推奨
ディスプレイ
SVGA 1024×768以上 16ビットHigh Color以上
通信ポート
RS232C※
※過渡サージ試験と電源変動試験を両方とも行う場合は 2 ポート必要です。各ポート毎に RS232C 通信ケーブルが必要となります。同時に制御は出来ません。
本製品には RS232C 通信ケーブルが 1 本付属しています。
16
KES7100:過渡サージ試験
過渡サージ試験用波形ライブラリです。ISO7637-2 規格及びJASO D001 規格要求の波形データや、ISO21848規格のOvervoltages波形データが
デフォルトとして用意されています。
KES7100:電源変動試験
電源変動試験用波形ライブラリです。ISO7637-2 規格要求の波形データPulse2b、Pulse4 がデフォルトとして用意されています。
KES7100:任意波形作成機能
各波形パーツを組み合わせることで、様々な波形を生成することができます。
モード(AMP/SW)
直線(増加/減少)
正弦波(位相0°/180°)
方形波(位相0°/180°)
正弦波スイープ(位相0°/180°)
方形波スイープ(位相0/180°)
指数曲線(減少/増加)
半正弦波(位相0°/180°)
三角波(位相0°/180°)
垂直線(増加/増加)
平行線/正弦波(1/4位相)
KES7100:各自動車メーカ対応波形ライブラリ
(例)
各自動車メーカーが要求する電圧変動波形パターンをライブラリとして用意しています(有償)。V(電圧値)やT(変動時間)
をステップ状に
可変するような複雑な要求等を波形ライブラリとしてオプションで追加することができます。
(別途、打ち合わせによりお見積りさせていただきます。)
17
バイポーラ電源(電源変動試験器)
PBZ Series
電源変動試験へ
1
Ans.
出力チャンネル間の
ズレをなくす!
同期運転機能
トリガ同期、クロック同期を搭載。
内部クロックの同期を行うことで長時間の
シーケンスを実行しても時間的な
ズレが発生しません。
5
解答
つ
の
同期運転
同期運転
▼電源変動試験例
2
Ans.
波形を簡単に
自在につくる!
波形生成機能
+B
(電圧)1CH
正弦波、方形波、三角波の他、任意波形の
16 種類のパラメータを装備、
1024 ステップのシーケンス
設定で様々な試験パターンを再現。
+B
(電流)4CH
ACC
(電圧)2CH
IG
(電圧)3CH
IG
3
Ans.
+B
出力電流を
拡張する!
並列運転機能
※
必要な電流値に合わせ、
並列接続にて対応します。
同一モデルでの並列運転が可能。
※標準 2 台、3 〜 5 台は要相談。
Ans.
ACC
4
5
Ans.
電圧レベルを
シビアに見る!
低リップル
低ノイズ
(CVモード)
リップル 2mVrms
ノイズ 20mVp-p
作業効率を
アップする!
充実した測定機能・軽量化
内蔵した測定機能により従来必要だった
マルチメータ等の測定機器が
PBZ シリーズは、+、-両極性を出力端子の切り換え
なしに、連続的に 0 を通過して、どちらへも可変でき
トップで使
チ
約
るバイポーラ方式直流安定化電源です。「スイッチング」
質量
22kg
当社従来モデル比
40% の軽量化
+「リニア」方式を採用して軽量化を実現しながら低リッ
プル・ノイズで、高速動作も可能です。4 象限動作によ
り、電力を供給(ソース)できるとともに吸収(シンク)
することもでき、誘導性負荷や容量性負荷を駆動するこ
とができます。また信号発生機能を搭載し、自在に波形
生成とシーケンス設定が行えます。さらには電源変動試
験に必須の同期運転機能や出力電流を拡張する並列運転
機能も装備しています。
インテリジェントバイポーラ電源
PBZ series
標準価格:¥690,000(税込 ¥724,500)
■PBZ20-20(±20V/±20A)、PBZ40-10(±40V/±10A)の2モデル
■CV:100kHz、CC:10kHz(PBZ20-20)、5kHz(PBZ40-10)
■USB、GPIB、RS-232C標準装備。LAN(オプション)
18
る
え
ベ
ン
なくても試験が可能です。
■電源電圧変動試験システム(5chシステム)
PBZシリーズ
スイッチボックス
OT01-PBZ
写真はイメージです。実際の 5ch システムは PBZ が 5 台必要となります。
PC は含まれません。
ユーザ様でのご用意となります。
電源電圧変動試験用ソフトウェア
SD014-PBZ
PBZ の出力 5 系統を外部でオン/オフ制御可能としたスイッチボックス OT01-PBZ と PBZ のシーケンス動作を制御する
アプリケーションソフト SD014-PBZ を組み合わせることにより、電源変動試験システムを構築する事が出来ます。
■システム構成(例)
電圧変動試験ソフトウェア
SD014-PBZ
V
V
USB
【電源変動パターン】
t
t
TRIG IN
(10MHz OUT)
(10MHz IN)
TRIG IN
(10MHz OUT)
(10MHz IN)
TRIG IN
(10MHz OUT)
(10MHz IN)
TRIG IN
(10MHz OUT)
(10MHz IN)
TRIG IN
インテリジェントバイポーラ電源
PBZシリーズ
USB
TRIG OUT
【同期信号出力】
【リレー制御】
スイッチボックス
OT01-PBZ
USB
DME1600
6 1/2 DIGIT MULTIMETER
HI
200V
MAX
DISPLAY
DCI
ACI
STEP
SCAN
FUNCTION
4
SETUP
TCOUPL
PERIOD
PREV
【暗電流測定】
INPUT
V
4W SENSE
4
RATIO
REF
MATH
EXTRIG
LIMITS
+B
MX
dBm
dB
3A
RMS
MEMORY
500V pk
MAX
LOCK
FUSE
3A 250V
FRONT
REAR
HOLD
ON
OFF
TRIGGER
1000V
MAX
LO
RANGE
TERMINALS
NEXT
POWER
CAT 1000V
CAT 600V
+B
ACC
IG1
IG2
SW
DUT
マルチメータ
DME1600
19
PBZ シリーズ仕様
入力・出力
PBZ20-20
公称入力電圧
PBZ40-10
100V ~ 240Vac、50/60Hz
電圧、周波数範囲
90V ~ 250Vac、47 ~ 63Hz
電流
10Amax
突入電流
40Apeak 以下
入力定格
電力
900VA 以下
力率
0.95(TYP 値)
電力
出力定格
出力端子
400W
± 40V
電流
± 20A
± 10A
出力端子
後面出力端子(M4 端子台)および前面補助出力端子
対接地電圧
DC500V 接地は COM 端子のみ可
設定確度 *1
0 ~+ 40℃ /20 ~ 85%rh
±(100ppm/℃ of rating)
(TYP 値)
外形寸法(最大部)
429.5W × 128(145)H × 550(595)Dmm
0Vp-p ~(210% of rating)p-p
設定分解能
±(0.5% of rating)
0.01Hz ~ 100.00kHz
DC ~ 100kHz(ー 3dB)
(TYP 値)
2mVrms(10Hz ~ 1MHz) 4mVrms(10Hz ~ 1MHz)
20mVp-p TYP.(10Hz ~ 20MHz)
負荷変動 *4
±(0.005% of setting + 1mV)
電源変動 *4
±(0.005% of setting + 1mV)
レスポンス
3.5μs、10μs、35μs、100μs(TYP 値)
オーバーシュート *5
5%以下(TYP 値)
設定範囲
0A ~ ±(105% of rating)
設定分解能(ファイン分解能)
0.001A(0.0001A)
設定確度 *1
±(0.3% of rating )
温度係数
0.1A
設定確度 *6
±(0.5% of rating)
リップル・ノイズ
DC ~ 5kHz(ー 3dB)
(TYP 値)
3mArms.(10Hz ~ 1MHz)
負荷変動 *8
±( 0.01% of setting + 1mA )
電源変動 *9
±( 0.01% of setting + 1mA )
レスポンス
35μs、100μs、350μs、1ms(TYP値) 70μs、100μs、350μs、1ms(TYP値)
オーバーシュート *10
PBZ20-20
測定範囲
120% of rating
0.001V
確度 *1
±(0.05% of reading + 0.05% of rating)
120% of rating/CF*11
DC + AC
120% of rating
5Hz<f ≦ 10kHz
±(0.5% of reading + 0.1% of rating)
10kHz<f ≦ 50kHz
±(1% of reading + 0.2% of rating)
50kHz<f ≦ 100kHz ±(2% of reading + 0.2% of rating)
120% of rating
電圧測定(PEAK)表示分解能
0.01V
確度 *1,*13
±(0.5% of rating)
測定範囲
120% of rating
表示分解能
0.001A
確度 *1
±( 0.3% of reading + 0.1% of rating )
温度係数
測定範囲
電流測定
(AC、DC + AC)
20mVp-p
0.001V
測定範囲
電流測定(DC)
120% of rating/CF
DC + AC
120% of rating
▲ 0.1V ステップ実波形サンプル
リップル 2mVrms、ノイズ 20mVp-p
(PBZ20-20)
■ 大電流に対応
±(150ppm/℃ of rating)TYP.
AC
表示分解能
確度
*1,*12
拡 大(10mV/Div)
±(100ppm/℃ of rating)TYP.
AC
表示分解能
確度
*1,*12
3.1
μs
PBZ40-10
表示分解能
温度係数
(AC、DC + AC)
■ 試験波形に影響を与えない優れた波形品位
5%以下(TYP 値)
計測機能
同一モデルの並列運転により大電流に対応します。
2 台までは通常オプションで、3 台〜 5 台の
システムにつきましては別途ご相談下さい。
0.001A
5Hz<f ≦ 10kHz
▲立上り波形サンプル
レスポンス 3.5 μs 設定時
■ オプション
●アプリケーションソフト
● 2 台並列運転キット
●ラックマウントブラケット
●縦置きスタンド
● LAN インターフェース
●スイッチボックス
±(3% of reading + 0.1% of rating)
10kHz<f ≦ 100kHz ±(10% of reading + 1% of rating)
測定範囲
電流測定(PEAK)表示分解能
共通事項
■ リアパネル
0.01Hz ~ 100.00kHz
DC ~ 10kHz(ー 3dB)
(TYP 値)
周波数特性 *7
測定範囲
*1:23℃± 5℃にて *2 :1kHz 正弦波、レスポンス 3.5 μs、無負荷にて *3 :1kHz 正弦波、レスポン
ス 3.5 μs、定格負荷にて *4:リモートセンシングを使いセンシング端にて *5:無負荷または定格負荷
にて *6: 100Hz 正弦波、レスポンス 35 μs/70 μs、短絡にて *7 :100Hz 正弦波、レスポンス 35
μs/70 μs、定格負荷にて *8:出力電圧定格の 10% ~ 100% 負荷に対する出力電流の変動値 *9: 出
力電圧は定格の 10% ~ 100% にて *10: 短絡または定格負荷にて *11: CFはクレストファクタ(波
高率) *12: 100kHz 帯域内のクレストファクタ 3 以下の入力において(測定時間は入力周期の 10 倍以上)
*13 :1kHz 正弦波の波高値にて校正
〈条件〉 後面出力端子にて付属のショートピースで出力 COM 端子をシャシに接続した状態
指定なき場合はリモートセンシングを行わない状態
ウオームアップ時間は 30 分(電流を流した状態)
負荷は純抵抗
TYP. 値は 23℃の代表値で性能を保証するものではありません
0Ap-p ~(210% of rating)p-p
設定分解能
周波数 設定範囲
電圧測定
約 22kg
¥690,000(¥724,500)
±(100ppm/℃ of rating)
(TYP 値)
設定範囲
電圧測定(DC)
質量
標準価格(税込)
0.1V
定電流(CC)
定電流特性
その他機能
同期運転(トリガ同期、クロック同期)
、キーロック、
BIPOLAR/UNIPOLAR 選択、CV/CC 選択、
リモートセンシング、信号源設定、ビープ音、並列運転機能
外部信号入力、出力電圧 , 電流モニタ、
外部電圧、抵抗コントロール
ー 25 ~+ 70℃ /90%rh 以下
設定確度 *2
電流
プリセットメモリ 3/ セットアップメモリ 10
保存温度・湿度範囲
周波数特性 *3
重畳交流
電流設定
メモリ機能
動作温度・湿度範囲
周波数 設定範囲
直流電流設定
PBZ40-10
0.001V(0.0001V)
設定範囲
定電圧特性
PBZ20-20
±(0.05% of setting + 0.05% of rating)
温度係数
リップル・ノイズ
100 μs 〜 1000H(100 μs step)
出力機能全般(ファイン設定を除く)
、トリガ入出力
± V リミットまたは OVP、± I リミットまたは OCP、
OHP、シンク電力制限
0V ~ ±(105% of rating)
(BIPOLAR)
または 0V ~ +(105% of rating)
(UNIPOLAR)
直流電圧設定 設定分解能(ファイン分解能)
電圧
ステップ時間
保護機能
± 20V
PBZ40-10
16 プログラム / トータル 1024 ステップ
その他
電圧
設定範囲
PBZ20-20
プログラム数 / ステップ数
ステップ設定項目
定電圧(CV)
重畳交流
電圧設定
シーケンス機能
120% of rating
写真は並列運転システム
のイメージです。(要相談)
0.01A
確度 *1, *13
±(0.5% of rating)
測定時間(Aperture)
100 μs ~ 3600s
写真は縦置きスタンド
使用イメージです。
PBZ シリーズの更に詳しい情報は別途単品カタログをご請求ください。
【ご注意】■仕様、デザインなどは改善等の理由により、予告なく変更する場合があります。■価格には消費税等が含まれておりません。別途申し受けます。■諸事情により名称や価格の変更、また
生産中止となる場合があります。■ご注文、ご契約の際の不明点等については弊社営業までご確認ください。また、ご確認のない場合に生じた責任、責務については負いかねることがあります。あ
らかじめご了承ください。■カタログに記載されている会社名、ブランド名は商標または登録商標です。■カタログに記載されている弊社製品は、使用に当たっての十分な知識を持った監督者のも
とでの使用を前提とした業務用機器・装置であり、一般家庭・消費者向けに設計、製造された製品ではありません。■印刷の都合上、カタログに記載されている写真と現品に色・質感等での差異が
ある場合があります。■このカタログの内容について正確な情報を記載する努力はしておりますが、万一誤植、誤記等などのお気付きの点がございましたら、弊社営業所までご一報ください。
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TEL.(045)593-0200
首 都 圏 営 業 所 〒 224-0023 横浜市都筑区東山田 1-1-3
TEL.(045)593-7530
東 北 営 業 所 〒 981-3133 仙台市泉区泉中央 3-19-1リシュルーブル ST
TEL.(022)374-3441
北 関 東 営 業 所 〒 330-0801 さいたま市大宮区土手町 1-49-8 G・M 大宮ビル 5F TEL.(048)644-0601
東 海 営 業 所 〒 465-0097 名古屋市名東区平和が丘 2-143
TEL.(052)774-8600
関 西 営 業 所 〒 564-0063 吹田市江坂町 1-12-38 江坂ソリトンビル 2F
TEL.(06)6339-2203
九 州 出 張 所 〒 812-0039 福岡市博多区冷泉町 7-19 NR ビル
TEL.(092)263-3680
● 2013 年 8 月発行● 2013081KPRI31