学生からのコメントとそれへの応答

科学と人間 6/12 コメント
アメリカには人種差別があった。『アメリカ人種差別の歴史』によると、「奴隷制度は
白人が黒人の身分、すなわち『地位』を定め、その白人への従属を確固たるものにしよう
とした、いくつかの方法の中の一つにすぎない」とある。しかし、奴隷制度が最も傷跡を
奴隷と主人の双方の子孫に残していて、旧体制が終わった後も影響を与えている。よって、
奴隷制が人種差別を根付かせたのである。
たとえば、「1840 年までに奴隷制は全北部を通じて何らかの手段で禁止されたが、3,500
コメント [ky1]: 奴隷制度が人種差別を生
み出した要因なのか、もしくはその逆か、
名の黒人が奴隷のまま残っていた」とある。奴隷制が廃止されても奴隷は依然として残っ
という議論はおもしろい点でしょう。詳し
ていたのである。
くは、中條(2004)、第 3 章を参照のこと。
しかし、奴隷制でも北部と南部では状況が違っていた。北部には自由黒人と呼ばれる人
たちがいて、彼らは南部の奴隷よりも自由が与えられていた。つまり、奴隷制には差があ
った。
よって、北部と南部で多少格差があるが、奴隷制はアメリカ人種問題にとても関係して
コメント [y2]: 具体的にどんな関係ですか。
いる。
アメリカ合衆国に人口は、2011 年の時点で白人が 78.1%を占める大多数であり、黒人が
13.1%、その他が 8.8%となっている。これをヒスパニックか否かで見ると、非ヒスパニック
系白人は 63.4%で、ヒスパニック系(白人、混血、黒人などを含む)が 16.7%、その他が 19.9%
となっている。混血は 2.9%と非常に低い値になっている。その理由は授業で習った 20 世紀
コメント [ky3]: 州ごとの人口動態を調べ
後半まで人種間の結婚が違法とされていた州が大半であることが予想できる。
てみましょう。また、世論調査では、1970
年以降、人種の自己認定方式が、また 2000
年以降では人種の複数選択方式が採用され
ている点にも留意しましょう。
アメリカには多くの人種が住んでいる。原住民のインディアンやアフリカ系、ヒスパニ
ック系、アジア系やその他少数派民族も多い。アメリカは白人の国なので白人が一番多く
コメント [y4]: 予想したら検証しましょう。
(約 78%)、ヒスパニック系の一部もここに含まれる。
それ故にほとんどの人が英語を話す。英語が公用語のようなものだ。意外にもアメリカ
には公用語が法律で決まっておらず、英語も事実上の公用語とされているだけである。こ
れほど英語が使われているので白人の中でもイギリス系の割合が高いと思いきや、一番多
いのはドイツ系白人で(約 17%)で、イギリス系は約 13%に留まる。(*1)
白人が圧倒的に多いアメリカでは人種差別問題がよく話題に上る。アメリカにおける人
種差別は歴史が深く、1700 年代に白人がアメリカ大陸を発見した時から原住民であるイン
コメント [ky5]: それ以前の事例はないの
でしょうか? c.f. コロンブスによるアメ
リカ大陸到達(1492)、ヴァージニア植民地
建設(1607)、メリーランド植民地建設
(1634)などなど。
ディアンを迫害し大陸の端に追いやった。1800 年代からは黒人を奴隷として扱い差別して
コメント [ky6]: 法律などによって奴隷の
きた。黒人差別撤廃を巡って南北戦争を起こし差別主義の政治は終わった今でも、黒人差
身分が徐々に確定されていくのは、17 世紀
別は無くなっていない。今年に入ってからも、警官が民間の黒人を殺傷する事件が起こっ
後半頃からです。
ている(*2)。
アメリカにおいて差別、特に黒人に対する差別は国民レベルで浸透していて、教育でそ
れを抑えることが出来ていない。教える側(親、教師)にも差別の意識があるのだと思う。
アメリカは海洋哺乳類よりも先に黒人を保護するべきだ。
しかし具体的に何をすればいいか考えるとなかなか難しい。黒人を無理やり白人の中で
働かせるのは黒人にとっても得のあることではないし、だからと言って完全に分けるのは
差別になる。
黒人と白人を全く同じ様に扱うと言っても、例えば求人に白人と黒人が募集したとして、
どのような理由でどちらを選ぶかは雇用者の一存である。白人が選ばれても文句は言えな
コメント [y7]: 日本でも男女雇用機会均等
い。
法などの規制があり、
「雇用者の一存」で決
やはり人種差別の問題を解決するには教育からだと思うが、教育も今のところ上手くい
めることは必ずしもできません。
っていないと言える。これではもう手の施しようがないのではないか。
(*1:アメリカ合衆国の人種構成 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A
1%86%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%A8%AE%E6%A7%8B%E6%88%90%E3%81%A8%E4%BD%BF%E7%
94%A8%E8%A8%80%E8%AA%9E#.E4.BA.BA.E7.A8.AE.E6.A7.8B.E6.88.90)
(*2:黒人射殺の白人警官訴追 米南部、逃げる背中に8発 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/150408/wor1504080022-n1.html)
アメリカの人種の割合は年々変化しており、
2011 年の時点では白人が 78.1%、
黒人が 13.1%、
その他が 8.8%となっている。アメリカでは人種差別の歴史があり、人種間での結婚の禁止
や少数民族の迫害なども行われていた。さらに肌の色だけでなくヒスパニック系、アフリ
カ系、アジア系など様々に区別されている。白人の黒人差別を撤廃するための運動として、
キング牧師の演説が有名だが、その後完全に差別が撤廃されたとは言えない状況にある。
コメント [ky8]: キング牧師の演説に象徴
それは過去の白人たちの主観的な見解によるものが現在に根強く反映されているようであ
される「公民権運動」(civil rights
る。これをなくすためには黒人やその他差別されている民族の努力だけでなく差別してい
movement) に関しては、その他にも様々
た側の努力も必要不可欠である。
な運動が展開されました。調べてみてくだ
さい。
コメント [y9]: 具体的にどんな努力ですか。
6/12 の授業から、当時のアメリカ合衆国では、多くの黒人が白人よりも劣っていると見
なされ、差別されていたと判断できる。しかしその過去の人種の壁を乗り越えて、2008 年
アメリカ史上初めて「黒人」のバラク・フセイン・オバマが大統領に選出された。『アフリ
カ系アメリカ人の困難』という本によると、
「黒人がアメリカ大統領になるのは例外的で不
自然ですらあるが、白人がなるのは自然、というよりも、それすら意識しない。だから、
歴代大統領のことをわざわざ『白人大統領』とは、誰もいわなかったのである」とあるよ
うにいかにオバマが大統領になるのは、異例なことであったのかが分かる(大森一輝、2014、
p8)。では、その勝因は何だったのか。私は、疑問を持ったので調べてみた。
『アメリカ黒人の歴史』という本によると、
「オバマが大統領選挙で勝った直接の要因は、
黒人がかつてなく多くの有権者登録を行い、その圧倒的多数がオバマに投票したことと、
1968 年大統領選挙以来、その圧倒的多数が共和党に投票してきた白人労働者をある程度民
主党に取り戻したことである」という(上杉忍、2013、p6)。
ではなぜ、黒人がかつてなく多くの有権者登録を行い、その圧倒的多数がオバマに投票
したのか。私はその理由は、人の心を惹きつけるオバマの魅力的な演説にあり、それが結
果的に多くの有権者がオバマに投票することにつながったと判断した。なぜならば、彼の
コメント [y10]: 判断の根拠はなんですか。
演説は、「虐げられた人々が自己の怒りをぶつけ合うのではなく、ともに、建国者たちが掲
げた信条のもとに結束して、問題の解決にあたるべきです」といった、黒人と白人、どち
らにとっても平等な演説をしており、多くの有権者の心を惹きつけたからだ。
しかし、この意見に対して、共和党のマケイン候補も、立派な演説をしていたという反
対意見もある。だが、オバマは黒人であり、白人のマケイン候補よりも、彼の演説は説得
力があり、黒人の有権者の心に響き、「yes,we can」のような親しみやすい合言葉でマケイ
ン候補よりも、多くの有権者を惹きつけたといえる。したがって、2008 年の大統領選での、
オバマの最大の勝因は、彼の魅力的な演説にあったといえる。
コメント [y11]: 他の可能性はないのです
参考文献一覧
か。
1)大森一輝 『アフリカ系アメリカ人という困難』彩流社、2014
2)上杉忍 『アメリカ黒人の歴史』中公新書、2013
コメント [ky12]: 来年 2016 年は大統領選
挙の年です。これから、合衆国でどのよう
な選挙戦が展開されるかを見守ることによ
って、その他の要因についても分析し、そ
アメリカには白人やアイリッシュ、ヒスパニック、黒人、アジア系などのさまざまな人
種が暮らしている。今もなお人種差別が横行している。
今回は英語の人種差別語について調べてみた。理由は、人種差別語を日常会話で誤って
使用すると暴力をふるわれるまではいかないかもしれないが、少なくともいい印象は与え
ないからである。
では実際に英語にはどのような差別語があるのだろうか。主なものを列挙する。
●アフリカ系アメリカ人に対する差別語・・・nigger,negro,colored,black
の上で、2008 年の大統領選を振り返ってみ
てください。
●ユダヤ人に対する差別語・・・Kike,Yid,Jewboy/Jew Boy,Hymie,Hebe,Heeb,Jap,Jew
●ドイツ人に対する差別語・・・Hun,Kraut,Jerry/Gerry,Fritz,Nazi,、squarehead/boxhead
●イタリア人に対する差別語・・・Dago,Wop,Ginee,Guinea,Ginzo,Guido
●
ア
ラ
ブ
人
に
対
す
る
差
別
語
・
・
・
A-rab,Mohammad,Mohammed,Hadji,Haji,Terrorist,Blint,Camal
rider/jockey,Towel-/Rag-/Dirpea-head
●日本人に対する差別語・・・Jap,Nip
http://www.nuis.ac.jp/ic/library/kiyou/9_karibe.pdf#search='%E8%8B%B1%E8%AA%9E
コメント [y13]: 制作者、サイト名を書きま
+%E4%BA%BA%E7%A8%AE+%E5%B7%AE%E5%88%A5+%E8%A8%80%E8%91%89'(
しょう。
2015/6/15 16:30)参照。
日本人に対する、Jap,Nip は聞いたことがあったが、それ以外はほとんど知らなかった。
特にアフリカ系アメリカ人に対する差別語は知らず知らずのうちに使ってしまいそうなも
のである。他には、書き出してみてわかったことだが差別語の中には戦争やテロに関する
ものも少なからず存在していることである。ということは国家が戦争中に意図的に蔑称を
コメント [y14]: 具体的にどれとどれです
作り出していることにもなる。こうなると人種というのはやはり人間がその時々に都合よ
か。
く作ったものでしかないのだ。
コメント [ky15]: こうした語が生まれた歴
史的背景についても調べてみてください。
コメント [y16]: 飛躍。
歴史的に見ると、アメリカでは白人が黒人を差別する、という事実が多いが、現在はア
ジア系の人に対しての差別が起こっている(アジア系人種に人種差別が激しい現実)
。
アメリカでは今でも人種差別が消えていないことがうかがえる。
アメリカ合衆国は多くの人種が共に生活しており、人種のサラダボールと呼ばれている
コメント [y17]: 史料を示してください。
コメント [ky18]: アジア系に対する差別と
して、具体的にどのような事例が挙げられ
るでしょうか。
と習った。それなのにどうして人種差別が多いのだろうか。その理由として逆に多くの人
種が共に生活しているから人種差別が多い、と言える。
大学を例に挙げてみる。大学に入学すると様々な都道府県の人と出会い生活をする。意
コメント [y19]: どこから?
コメント [y20]: どこで?
識はしていないし、だからと言って嫌う訳ではないが、やはり同じ都道府県出身の友達と
一緒に居るのが楽だ。言葉遣いや、環境の違いから遠慮しなくてもいいからだ。そうして
いると「あの県の人は言葉遣いがキツイ」とか「あの県の人はうちの県をバカにしている」
などといった偏見や差別が生まれる。規模は違うが、このようにして人種差別は起こると
考える。
私たちが都道府県で差別していることを意識していないのと同じように、アメリカ人も
差別意識がないと思う。ただ白人どうしで集まり、黒人どうしで集まり、黄色人種どうし
で集まるから自然と差別が生まれる。私たちも入学当初は苦手他県の人に苦手意識がある
が、半年も経てばなくなる。このように肌の色の関係なく同じ場所で同じように生活すれ
ば、差別も少なくなる。
コメント [y21]: 「多くの人種が共に生活
しているから人種差別が多い」という主張
と矛盾する。
アメリカにおける黒人(アフリカ系アメリカ人)の割合を調べると、1996 年では就労人
口の 44%が管理職についていたり、18~24 歳の黒人の 23%が大学に在籍しているなど、か
つての黒人差別が盛んだった時代に比べると大きく社会に進出していることがわかりまし
た。
(米国大使館 http://aboutusa.japan.usembassy.gov/j/jusaj-portrait-usa01.html
より)
州ごとの黒人の人口比率は、全体的に南部に多く、ミシシッピ州を最大としてルイジア
ナ州、ジョージア州、アラバマ州の全人口の 30%を占めています。一方で「強盗における
什器の使用割合」や「人口十万人あたりの殺人件数」もアメリカ南部、特に前述した州の
あたりで多く起こっています。南部では一人当たりの所得も低く、逆に失業率も高いこと
から、多くの黒人の住む南部は治安が悪いということが言えます。
(アメリカ地域ランキング http://us-ranking.jpn.org/list.html より データは米国勢調
査局より)
調査結果から、アメリカでは黒人の社会進出は進んでいるが、まだまだ白人優勢の流れ
は強いということが言えます。
コメント [ky22]: 社会進出を果たした黒人
の人たちは、どのような問題を抱えている
のでしょうか。興味がありましたら調べて
みてください。
アメリカには白人以外の人種に対する差別がある。ヒスパニック系、アフリカ系、アジ
ア系、ネイティブ・アメリカンなどの人たちに対して、嫌がらせやいじめなどの行為をす
ることである。
アメリカの最初の人種差別は北東部に住んでいた先住民のインディアンに対するもので
ある。インディアンは侵入者に次々に土地を奪われ、散り散りにされてしまった。また黒
人と同様に白人の侵入者によって奴隷にもされた。黒人は白人の下層に位置付けられたの
に対して、インディアンは存在そのものをないものにされた。アメリカ東海岸をはじめ、
オハイオ州などの多くの各州では、
「インディアンは混血して絶滅した」として、存在しな
いことにされている。そして、アメリカが建国されてからもメキシコ系移民に対する差別
やアフリカ系の黒人に対する差別が過激化していった。南北戦争の頃になると、日本人に
対する反日運動や中国人に対する中国人排斥などのアジア系住民に対する差別が起こった。
このようにアメリカではたくさんの人種差別が行われていた。
現在、人種差別は完全になくなったわけではない。先日も黒人が白人の警官に射殺され
た事件が起こっているという実例があり、地方によってはまだ差別され続けられている人
たちがたくさんいる。
コメント [ky23]: こうした差別に対して、
マイノリティの人たちはどのように抗おう
としたのでしょうか。
アメリカには白人、黒人、スパニッシュなど様々な人種の人が住んでいる。多民族国家
といわれるだけあって、移民も多い。ただ、圧倒的に白人の比率が高いので黒人などへの
差別意識が残っている。2013年にも黒人が射殺されるという事件が起こっていて、そ
れも人種差別問題を大きくしている。
コメント [ky24]: この問題に関して、アメ
リカではどのような議論が展開されている
のでしょうか。
アメリカの原住民は、アジア系であり、白人系は中世にヨーロッパから植民地を求めて
やってきただけなため、原住民ではない。黒人もこれに同じく、白人に連れてこられた奴
隷なため、原住民ではない。今のアジア系の民族はロッキー山脈付近に追いやられている。
近年、様々なところで黒人差別とうたわれているが、実際、アジア人差別も行われてい
る。しかし、報道などで取り上げられる回数は少なく、アジア人差別が大きく問題視され
コメント [ky25]: ネイティヴ・アメリカン
ることはない。よって、アジア系差別問題もとりあげるべきである。
とアジア系アメリカンは同義でしょうか?
コメント [y26]: どこで?
アメリカは人種のるつぼと呼ばれているほどの多人種国家である。2011 年時点で白人が
78.1 パーセント、黒人が 13.1 パーセント、その他の人種が 8.8 パーセントの割合で構成さ
れている。
昔は黒人差別が横行し、白人による黒人のいじめが多くあったが最近は無くなってきて
いると思っていたときに、去年アメリカで黒人男性が、白人の警察官数人に確保時に過度
の力を使い、黒人男性が死亡してしまう事件があった。いまでも白人の人たちには黒人や
黄色人種の人々に対する差別意識が残っているのだと痛感する事件であった。
その他で思いつくのはプロゴルファー、タイガーウッズが自分のことをカブリネイジア
ンであると言ったことである。多くの人種の混血である自分を新たな人種名で表したこと
に感心する出来事だった。
現在のアメリカの人種に対する実情を全て知ることはできないが、いつかアメリカに行
ってみたいと思っているので行った時に現地がどうなっているのか調べてみたい。
コメント [ky27]: このように、人種的属性
を超越しようとする立場に関しては、以下
の文献が参考になるかと思います。デイヴ
ィッド・A・ホリンガー(藤田文子訳)(2002)
『ポストエスニック・アメリカ―多文化主
義を超えて』明石書店。
アメリカは多様な人種が集まった国と言われているが、その割合は「白人が 74%、黒人
が 13.5%、ヒスパニックが 14.8%、アジア人が 44%」
(2006 American Community Survey)
である。黒人の差別が問題視されているが、我々日本人などのアジア人の差別もアメリカ
では行われている。私も実際に白人のアメリカ人がアジア人種を皮肉った動画を何度も見
たことがある。アメリカでは未だに人種差別が根強く残っているが、我々日本人も人種差
コメント [ky28]: こうした差別の実態に関
別をする民族だと言われないよう、外国人に対して寛容になるべきである。
しては、以下の文献が参考になります。
Bonilla-Silva, W. (2006). Racism without
racist: Color-blind racism and the
persistence of racial inequality in the
黒人が差別される理由として、人格や知能などが理由にあげられるが、本当に内面の優
劣が黒人を差別する理由なのだろうか。人格や知能が周りよりも劣っていると認識された
United States. (2nd Ed.). Lanham:
Rowman & Littlefield Publishers, Inc.
としても、白人であれば黒人に対する差別と同じような差別は行われない。その場合、人
格や知能を除いて白人と 黒人でほかに比べるところがあるとすれば見た目だけである。見
た目が自分たちとはかけ離れていることによって黒人を差別するのだ。これは、多数派の
白人が中心であることから、美的感覚も白人を中心に養われており、中心から外れた黒人
コメント [ky29]: 資料を用いて、根拠付け
が醜く映ることによる。よって、白人が黒人を差別するのは、人格や知能が自分たちより
てください。
も劣っているとみなしたからではなく、根本的には見た目を受け入れられないという理由
からである。
コメント [y30]: 想像で議論するのでなく、
客観的根拠を示してください。
ウィキペディアによると、
「2011 年の時点でアメリカにおける白人の割合は 78.1%で、黒
人は 13.1%、その他が 8.8%である」という(ウィキペディア「アメリカ合衆国の人種構成と
使用言語-Wikipedia」,http://ja.m.wikipedia.org/wiki/アメリカ合衆国の人種構成と使用言
語,2015/6/15 アクセス)。白人は人口の大多数を占めている。白人は移民してきた当時から
つい最近に至るまで、黒人を奴隷として扱ったり、異人種間結婚禁止法などを定めていた。
そのため、黒人は白人と共存することが出来なかった。そういうわけで、アメリカにおけ
る黒人の割合が少ないのではないだろうか。黒人と白人が仲良くしていた時もあったとい
う意見があるかもしれないが、その後すぐに白人は黒人差別を始めていたのである。
現在では、少数派の意見も尊重されるようになりその在り方も変わってきた。しかし、
未だに差別は残っている。私たちは、今一度人種について考えてみるべきである。
コメント [ky31]: 具体的には、誰によるど
のような意見でしょうか。
コメント [y32]: 何を?
前回の授業はアメリカにおける人種差別についてでした。オバマ大統領の例のように現
代では黒人の人の地位も昔に比べれば上がっているようです。しかし今でも問題があるこ
とも確かです。
普段見るニュースの中でも例えば警察官が黒人を銃殺したことについてその警察官が正
当防衛であったかそうでなかったかというような議論が行われています。私が知らないと
ころでもきっと人種差別はあるのでしょう。前回の授業であった理不尽な白人と黒人の関
コメント [ky33]: 是非、現代の人種問題に
ついても調べてみてください。
係性は今にも悪い影響を与えているようです。そのような面でもこの人間を測るというテ
ーマで授業を受ける上でアメリカの人種差別の歴史はとても興味深いです。
アメリカ合衆国は「人種のるつぼ」、「人種のサラダボウル」と形容されるほど、非常に
多くの人種がいるということで有名である。ウィキペディアによると、
「2011 年の時点で白
人が 78.1%、黒人が 13.1%、その他が 8.8%となっている。これをヒスパニックか否かで見
ると、非ヒスパニック系白人は 63.4%で、ヒスパニック系(白人、混血、黒人などを含む)
が 16.7%、その他が 19.9%となっている。混血は 2.9%と非常に低い値になっている」とあ
る。この情報から見ても、アメリカの人種が多様なことがわかる。
人種差別は完全にないとは言い切れないかもしれないが、バラク・オバマ大統領が黒人
であるし、スポーツでも黒人が大活躍しているのを見ると、うまく多民族国家として成り
コメント [ky34]: アーチェリー、バドミン
立っていると言える。また、アメリカは移民政策をとったりして、ほかの国よりも移民を
トン、カヌー・カヤック、サイクリング、
受け入れやすい体制であるというのもアメリカに多様な人種がいる要因でもある。
乗馬、ヨット、フィールドホッケー等の種
参考文献
目に関してはどうでしょうか?現在でも、
ウィキペディア「アメリカ合衆国の人種構成と使用言語-Wikipedia」
白人が圧倒的多数を占める種目が存在しま
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5
す。
%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%A8%AE%E6%A7
%8B%E6%88%90%E3%81%A8%E4%BD%BF%E7%94%A8%E8%A8%80%E8%AA%9E
2015/6/15 アクセス
コメント [ky35]: 移民政策の歴史を概観し
てみましょう。ネイティヴィズムの台頭に
より、排外主義的な方策が数多く施行され
てきたこともまた事実です。
今回の授業で吉岡先生はアメリカ人の人種概念、特に白人という概念が時代とともに変
化していったことについてお話されていた。アメリカは人種のるつぼなどと表現されるほ
ど多くの人種の人々が住んでいる。しかし、この「人種」というものは科学的根拠の無い
ものだということが現在の考え方では主流になっている。なぜなら、人種による遺伝子の
差は遺伝子全体の 0.1%に満たないことが明らかになったからだ(1)。では、科学的根拠がな
いにも関わらず、なぜアメリカの国勢調査で人種を問う項目があるのだろうか?
コメント [ky36]: このことは、人種自体が
そもそも、国勢調査とは「独立国家としての状態を統計的に把握するもっとも基本的な
科学的根拠は無くとも「実体」を伴った概
資料である人口構造と、それに付随する家族構成や就業状況などを明らかにするために行
念である点と関係しています。詳細に関し
われる大規模な全数調査」のことである(2)。 アメリカの国勢調査は毎年アメリカの国勢調
ては、次回の授業で触れる予定です。
査米国の国勢調査には、10 年毎に実施される全数調査と、毎年(実施は毎月)行なわれる
標本調査がある。全数調査とは「統計調査にあたり、対象とする集団に含まれる個々の単
位を一つ残らず調べる調査方法(3)」である。対して、標本調査とは「標本抽出をして調査
コメント [y37]: 吉岡先生の次の授業で取
り上げるのではないかと。
を行い、その分析から確率論的に全体を推測する方法(4)」である。
現時点での最新の全数調査は 2010 年春に行なわれたものである(2009 年の数値として
集計)(5)。標本調査はアメリカの国勢調査局である American Community Survey(ACS)
が毎年行っているが、ここでは人種に関する質問の多い全数調査のほうを考える。
2010 年のアメリカの国勢調査での人種に関する質問は次の2つである。(図を参照)
一つ目がヒスパニックであるかどうか、2つ目が人種は何か、という質問である。この
2つの質問にはその他の解答を記述する欄があり、後者の質問は複数解答可となっている。
これらの質問を受けるにあたってなんらかの検査をするということもなく、さらにこの国
勢調査の提出をしなかったり、虚偽の報告をしたとしてもプライバシーの関係から実質的
に罰されることはないという。つまり、自身どの人種であるかを判断するかは完全に任意
であるということだ。これは全く持って科学的ではない。
しかし、この結果からは非常に重要なことがわかる。それはアメリカの国民の民族的帰
属意識、つまり彼らが自分はどの人種だと認識しているかが明らかになるのだ。
以上より、アメリカの国勢調査は国民自らの人種に対する認識を調べているものだとわ
かった。これは科学的な調査ではないがアメリカという多文化社会を理解するために非常
に重要なものである。なぜなら、時代によってその概要を変化させてきた人種こそ、文化
が表面化したものだからだ。
(1)猪子 英俊 東海大学
http://www.u-tokai.ac.jp/english/common/pdf/TWB_vol.12_1.pdf
(2)コトバンク 日本大百科全書(ニッポニカ)の解説 国勢調査 こくせいちょうさ
https://kotobank.jp/word/国勢調査-64079
(3)コトバンク 日本大百科全書(ニッポニカ)の解説 全数調査 ぜんすうちょうさ complete
survey
https://kotobank.jp/word/全数調査-88444
(4)コトバンク デジタル大辞泉の解説 ひょうほん‐ちょうさ〔ヘウホンテウサ〕
【標本調査】
https://kotobank.jp/word/
標
本
調
査
-121408#E6.97.A5.E6.9C.AC.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E5.85.A8.E6.9B.B8.28.E3.8
3.8B.E3.83.83.E3.83.9D.E3.83.8B.E3.82.AB.29
(5)American Community Survey 2010 census
http://www.census.gov/acs/www/about_the_survey/american_community_survey_and_2
010_census/
今回の講義は「人種」というテーマで行われたが、自分が今までに知っていたことだけ
でなく、新たに「人種」の理念や背景を学べた。今までは、人種といえば、差別的なイメ
コメント [y38]: 何を理解するのですか?
ージが優先していて酷いものとしてしか捉えていなかったが、奴隷制擁護論や科学的人種
主義といった肯定的な見方もあると知り、自分はイメージや報道だけにとらわれていて、
コメント [ky39]: 史的背景を踏まえると、
反対の意見に目を向けていなかったと分かった。
これら「擁護論」の類は、とてもポジティ
「アメリカ合衆国における人種概念」というのが今回のレポートのテーマだが、そもそ
ブな議論とは言えませんが、当時の差別意
もアメリカにはどんな人種の人々がいるかというと、ダントツに多いのが白人で、その次
識を知る上では検証する必要はあるでしょ
が黒人アフリカ系となっており、他にヒスパニック系、アメリカ・インディアンアラスカ
う。
先住民、アジアン、太平洋先住民、その他の人種、複数人種と非常に多くの人種が暮らし
ている。では、近世のアメリカで奴隷の対象となった黒人はいかにしてアメリカで暮らす
ようになったかというと、起源は 16 世紀の奴隷貿易までさかのぼる。その後、19 世紀初頭
コメント [y40]: 以下、出典を示してくださ
い。
までの約 3 世紀の間に 900-1100 万人の黒人がアフリカから連れてこられた推定される。
つまり、黒人という人種は奴隷を目的としてアメリカに移住してきた。そして経済的、身
体的、精神的にも黒人は貧困者となった。
黒人奴隷の解放に尽くした人物にブラック・パンサーという人物がいる。彼の考えに、
「黒
コメント [ky41]: 人物名ではなく、組織名
人は黒いから貧困なのではない。貧困だから黒いのだ」というものがある。この言葉にこ
ではないでしょうか。c.f. “the Black
そ人種問題の本質がある。本来人間は聖書にもあるように生まれながら平等である。しか
Panther Party for Self-Defense”
し、いつの時代からか肌の違いや人種の違いから差をつけるようになった。そして、色が
黒いからという理由だけで差別する風習が生まれた。つまり、貧困としての黒人を物語っ
ている。
それゆえ、アメリカの人種問題はオバマ大統領の就任など黒人に希望となるような問題
もあるが、白人と黒人の異種間での結婚が珍しいように今なお心のどこかに根付いている。
つまり、アメリカの人種概念はそれほどまでに複雑で根深い問題だ。
アメリカ合衆国における「人種」は、白人・黒人・ヒスパニックなどといったように多
数あり、アメリカ人と一つには統合していない。では、統合されない背景にいったい何が
コメント [ky42]: それ以外の要因として、
あるのだろうか。人間には自己防衛本能が備わっている。それが色や形など、自分と異な
1990 年代における「文化戦争」をめぐる議
るものに対しても働いてしまうこと、つまり自分と異なるものを遠ざけようとする本能が
論等も調べてみてください。
人種差別を引き起こしているのである。さらに人種問題の解決をより困難にする原因とし
て、人種が外形からほぼ識別できる可視性もある。自分と異なるものを目で見て、さらに
コメント [y43]: 根拠を示してください。
自分を守ろうと遠ざけることが人種差別の背景の一部としてあるのが事実である。確かに
日本で同じことを考えてみると、日本人同士は見た目の違いがほとんどみられないために、
国内での人種差別は少ないなと感じた。しかし、アメリカでは、見た目で明らかに違いが
分かるのである。といっても、見た目が違うだけで中身は同じアメリカ人なのである。私
は人種差別はなくすことができると考えている。実際、黒人と白人の友達だっているから
だ。見て自己防衛に走るのではなく、ひとまず近寄り、話してみることが人種差別をなく
コメント [y44]: そんなことはありません。
す第一歩になっていくのではないかと考えた。
アメリカの人種差別の概念について
最近までアメリカでは、白人警官が黒人を射殺したり過剰に暴行を加えたことで死亡さ
せた利りした事件が日本で大きく報道されていた。その場の詳細な状況は私たちには分か
らないが、アメリカでの黒人に対する差別は未だに根強く残っているのではないだろうか。
時々、アメリカで黒人が凶悪犯罪に走ることがある、黒人は悪い、排除しろという意見が
出されることがある。こういうニュ-スを聞くと黒人は被害者で白人は加害者のように見
えるかもしれない。しかし、(『2011 年ニューヨーク市の各種犯罪の人種別統計について』
自治体国際化協会ニューヨーク事務所 http://www.clair.or.jp/j/forum/pub/docs/380.pdf、2
015年6/15、アクセス)によると、被害者率:黒人は36.3% 白人は30.3% 被
疑者率:黒人は30.30%
白人は16.2%という結果が出ており、上記の考えもた
だの確証バイアスという話では済ますことが出来ない事態であることは推察される。
北米の1607年の13植民地が設立され、これが後に合衆国を樹立させていった。1
コメント [ky45]: 1607 年のヴァージニア
780年にペンシルヴァニアが法律で奴隷の廃止を決めるまで13植民地のすべてで黒人
に始まり、1732 年にジョージアが 13 番目
奴隷制度が行われてきた。当時の北米イギリス植民地では「奴隷=終身奉公人」という認知
の植民地として設立されるまでには 100 年
であり、更に当時のイギリスは私有財産権を市民の権利として重視していて、奴隷もその
以上の開きがあります。
一つであった。
1960年代になって、連邦政府が人種差別の解決に取り込む組むことを人々は賛同し
たが米社会では、自由な生き方を貫くだけの意思と能力が個人に備わっているかどうかが
重視された。米伝統の政治文化として人々にこの考えが心に残っている可能性がある。そ
のため、学校に通う余裕が無く学力が高く無く、貧困層にいるしかない黒人の人々への軽
蔑に近い感情を抱いていることが、現代の人種差別につながっていることが推察される。
参考:
『アメリカ二ズムと人権』
、川島正樹、名古屋大学出版会、2005年p36~87、
312~p325
『アメリカ黒人のジレンマ』、l上坂昇、明石書店、1987年、p81~98、
1
52~p166
今回の授業では、アメリカの奴隷の歴史について学んだ。今まで奴隷制度についてあま
り考えたことはなかったが、従軍慰安婦問題(日本だけではない)が世界的な問題となっ
ている今、奴隷制度を学ぶことは、重要だと感じた。
コメント [y46]: 根拠を示してください。
奴隷、と聞くと、私はアメリカの黒人奴隷を頭に思い浮かべる。綿花を栽培する農園で
長時間働かされ、白人によって売り買いされる。多くの人は私と同じようなシーンを浮か
べるだろう。17 世紀から 19 世紀にかけておよそ 1200 万人のアフリカ黒人がアメリカ大陸
へ渡り(注 1)、そのなかのおよそ 64 万人が現在のアメリカ合衆国へ連れて行かれた(注 2)。
また 1860 年のアメリカの国勢調査で、奴隷人口は 400 万人いたことがわかっている。言
い方は悪いが、まさに奴隷大国だったのだ。また、少し前まで、アフリカではアパルトヘ
イト政策が行われていた。現代、さらには未来でも人種差別はあり得る。では、どうして
人種差別という概念ができたのだろうか。
授業では、例えば肌の色や髪の色、鼻の形などで区別をし、また様々な専門家による知
識の集約を経て人類の分類へと発展していったと学んだ。そして、各人種の特徴から、白
人優位であることとし、有色人種は劣っているものとしていった。そして、アフリカやア
ジアの多くの国は、白人の白人優位思想のもと、アジア・アフリカを支配しようとし、多
くの国がが植民地となった。戦後、多くのアジアの国が日本に感謝しているのは、第二次
世界大戦中に、ヨーロッパからの植民地支配からの解放もあるだろう。
少し状況は違うが、日本でも江戸時代にはえた・ひにんと呼ばれる人たちがいた。当時
の日本では武士が最上位であり、その次に職人や商人、ついで農民、その下にえた・ひに
んがいたのである。重い税を背負う農民の不満を、えたやひにんといった自分たちより下
層の人にぶつけさせることで、農民の不満が上(武士)へ向かないようにしていた。ここにも、
優位思想はあっただろうが、それでも人種差別ではなかった。あくまでも、同じ日本人の
なかでの差別であった。
しかし、奴隷制度を肯定する考えもあった。奴隷制により、黒人たちの生活の向上や安
全な環境の提供が行われたからだ(注 3)。奴隷制度による恩恵は大きかっただろう。それで
も、過酷な労働環境もあったことも事実である。そして現在でも、世界に奴隷は存在する。
コメント [y47]: だからマシだとでもいう
のですか?
コメント [ky48]: 具体的にはどのような
「恩恵」が考えられるでしょうか。
奴隷制度は決して過去の問題ではなく、今現在も進行中の問題なのだ。
注 1:Ronald Segal (1995). The Black Diaspora: Five Centuries of the Black Experience
コメント [y49]: 日本における「外国人実習
Outside Africa. New York: Farrar, Straus and Giroux. pp. p. 4.
生制度」を知っていますか?
注 2:Stephen D. Behrendt, David Richardson, and David Eltis, W. E. B. Du Bois
Institute for African and African-American Research. Stephen Behrendt (1999).
“Transatlantic Slave Trade”. Africana: The Encyclopedia of the African and African
American Experience. New York: Basic Civitas Books
注3:黒人は、道徳的、肉体的および社会的にアフリカよりもここの方が遙かに良い暮らし
をしている。彼らが経験している苦痛を伴う規律は人種としてさらに教導するために必要
であり、より良い状態に進むための準備だと私は願う。彼らの奉仕がどのくらい長く必要
かは、慈愛深い神意によって知らされ告げられるであろう。
— Lee, R.E.”,”Robert E. Lee’s opinion regarding slavery”(フランクリン・ピアーズ大
統領への手紙, December 27, 1856.)
アメリカの人種構成は白人が 72.6%、黒人が 12.6%、インディアンなどが 0.9%、アジ
ア 人 が
4.8 % 、 そ の 他 は
9.3 % と い う 構 成 に な っ て い る
(http://www.dir.co.jp/research/report/place/intro-usa/20140626_008693.pdf より)。
白人が多数を占めており、他の人種が占める割合は少ない。日本では、日本人が人口構
成で多数を占めているので、外国人を珍しいと思うことがある。アメリカでも同じことが
言えるのだろうか。
コメント [ky50]: 是非、調べてみてくださ
い。それによって、日本の現状を相対化す
ることも可能となるでしょう。
アメリカにいる白色人種のうちで建国当初に存在した白人はアイルランド人を除いてプ
ロテスタントを信仰していた(多民族の国、
アメリカーアメリカ
早分かりー米国大使
館より 以下同)。
しかし1870年代以降カトリックを信仰しているロシアや南イタリアからの移民が増
加し、宗教間の対立が起こった(アメリカの人種と移民問題①
アメリカの歴史☆アメリ
カ移民の歴史)
。
つまり同じ白色人種であっても文化の違いが存在するということである。アメリカはこ
のように多くの文化が存在する。人種という枠組みだけではすべてを把握できないのであ
る。
よってアメリカの人種を考えるときに人種という枠組みではなくもっと細かく掘り下げ
て考えることが必要である。
コメント [ky51]: 実際、人種以外にもジェ
ンダー、エスニシティ、セクシュアリティ
ー、クラス、ナショナリティなどなどの分
析枠を用いた考察も数多くなされています。
コメント [y52]: 何の目的で何を考えるの
ですか?
コメント [y53]: もう一度出典を探しなお
してください。
「聞いた話」はたいてい間違
高校のときの先生から聞いた話だ。昔、外国からたくさんの人が来たときにそのときの
日本の権力者があいさつをしたのは奴隷として連れてこられた黒人だったという話だ。当
時の日本で黒は美しい色であり、権力を表す色であったとその先生は教えてくださった。
わたしは黒=穢れという意識が当時の人の心にあったから黒人が差別されていたと思って
いたので、黒=穢れ=差別という等号では結べないことを知り衝撃を受けた。授業で聞い
た辞書の恣意的な意味の説明から分かるように差別とは恣意的に作られたものであったの
だ。そんな風に誰かによって差別されたり、されなかったりするという構図にどうも納得
できずにいる。そもそも差別が許せない。
っています。内海先生の授業の「記憶」の
話を確認。
コメント [ky54]: 「日本の権力者」と「黒
人」との初期の邂逅に関しては、以下の文
献にも言及がありますので、ご参考くださ
い。古川博巳・古川哲史(2004)『日本人と
アフリカ系アメリカ人―日米関係史におけ
るその諸相―』明石書店。
2010年のアメリカ国勢調査によると、アメリカ合衆国の人口構成は、白人33.3%、
ヒスパニック・ラテン系28.6%、アフリカ系22.8%、アジア系12.6%、ネイ
ティブアメリカンおよびアラスカ系0.2%、南洋系0.0%(2795人)、非ヒスパニ
ック0.7%、混血非ヒスパニック1.8%である。このように人種が多様で、人種のる
つぼと言われているアメリカだが、多くの人種差別が存在する。今年8月9日に発生した
黒人青年射殺事件。黒人の青年が白人の警察官に6回撃たれ死亡。このとき青年は無抵抗
だったと友人は証言した。だが、大陪審は警察官の正当防衛が成立するとして、警察官は
不起訴となった。白人と黒人の人口はほぼ変わらない。しかし、黒人奴隷の歴史が尾をひ
いている。それでも大統領は黒人であること、1994年に人種差別禁止法が定められた
こと、1歩ずつであるが、人種差別に対する意識が高まってきている。すこしでもはやく
差別がなく平和な世界になることを願っている。
コメント [ky55]: こうした世界の実現に向
けて、どのような取り組みが可能でしょう
か。
アメリカは白人の 85%がイギリス、アイルランド、スコットランド、ウェールズ出身で
コメント [y56]: 願っているだけでは何も
変わりません。
ある。
また 1820 年から 2009 年の間に多くが移住してきたが、その内訳がヨーロッパ 53%、ア
ジア 16%、カナダ 6%、ラテンアメリカ 23%、アフリカ 2%、オセアニア 1%である。
ヨーロッパからの移民が多いのはヨーロッパは一番発達していたので新しい土地を開拓し
コメント [ky57]: ヨーロッパの人たちを国
ようとしてやって来た人が多いからだと考える。
外に押し出したその他の要因についても考
察してみてください。
コメント [ky58]: そのように「考える」根
拠を提示してください。
アメリカ合衆国の人種について
アメリカ合衆国には主に白人と黒人が住んでおり比率は白人 78.1%黒人 13.1%その他
8.8%また人種の決定は白人は出自がヨーロッパ、中東、北アフリカであること黒人は出自
がアフリカまた、出自が北米、中米、南米の先住民でなおかつそれらの文化、伝統を保っ
ているものアジア系は出自が東アジア、東南アジア、インド亜大陸などであることによっ
て決まる。
またアメリカは人種のるつぼと呼ばれているが人種間の差別が残っている。アメリカ合
衆国での人種差別は、多数派の白人以外の人種に対する差別が主であり、ヒスパニック系、
アフリカ系、アジア系、アラブ系、ネイティブ・アメリカン、またヨーロッパの悪いき伝
統をも引き継いだアメリカでは、半世紀前に比べれば大幅な改善がされているが、少数派
であるユダヤ人などもその対象となっている。
また、道を歩いていただけの黒人男性を白人警察官が射殺したなどの事件も問題となっ
ている。差別を無くすためには他国の文化を認めることが必要で、人種間の差異は無く人
種の特徴であるということを一人一人が認識しなくてはならないと自分は考える。
コメント [ky59]: 具体的に、どのような打
開策が考えられるでしょうか。
アメリカには様々な人種の人が暮らしている。 白人が 74%黒人 13,5%ヒスパニック
14,8%アジア人 4,4%ネイティブアメリカン 0,8%である。
(http://www.アメリカ生活.net/race.html,2015/06/15 アクセス)
様々な人種が集まる故にアメリカは「人種のるつぼ」と呼ばれている。「これは、新たな
移民が母国の慣習を捨て、アメリカ様式を身につけることを示唆するイメージである。例
え ば 、 移 民 の 子 ど も は 英 語 を 勉 強 し た が 、 両 親 の 母 国 語 を 学 ば な か っ た 。」
(http://aboutusa.japan.usembassy.gov/j/jusaj-portrait-usa01.html,2015/06/15 アクセス)
これは、それぞれが自分の文化を捨て、新たな文化を取り入れるということである。同
じ土地で暮らす故に同じ事を学んでいくことは大事である。しかし、各々の文化を捨てて
まで新しいことを学ぶ必要があるのだろうか。それぞれの固有の文化は捨ててはならない
ものであると私は考える。
アメリカのような大国であるからこそ、様々な文化を吸収して、発展していくべきだろ
う。
コメント [y60]: 理由を示してください。
コメント [ky61]: 文化の保持を担保しつつ
行われる「吸収」とはどのような形を取る
べきでしょうか。
アメリカ合衆国の人口は2010年で約3億人で、移民によって成り立った多民族国家
であり、人種も民族も多様で様々な言語が使用されている。移民の数は世界のどの国より
も多く、合計 5000 万人を超えている。そのため、人種差別が絶えない。民族の数が多いほ
コメント [ky62]: 「人種差別」にはどのよ
ど差別は起こりやすい。だがしかし、あからさまな人種差別を行った場合、裁判沙汰にな
うな事柄が該当するのでしょうか。
ることもあるほど人種差別への非難は大きくなっている。世界の人々の人種差別に対する
認識が厳しくなっている証拠だ。このいい傾向が続いていくとやがて人種差別はすべてと
は言えないが消え去っていくだろう。
アメリカは人種のるつぼといわれるだけあり、たくさんの人種の人が住んでいる。その
なかでも、白人74%、黒人13.5%、ヒスパニック14.8%、アジア4.4%、ネ
イティブアメリカン0.8%となっています。黒人は南部の州に集中しています。ヒスパ
ニックは白人に続いて2番目に多い人種で、出生率が高くアメリカの人口増加に繋がって
います。またヒスパニックの43%は西部に集中しています。
黒人が南部に多いのは、昔黒人の人を奴隷として連れていきアメリカ南部で綿花の栽培
などをやらせていたため、その子孫が今でも暮らしているのだろう。西部でヒスパニック
コメント [ky63]: 推測によって見逃されが
が多いのは、メキシコからの不法移民が大勢入ってくるからだろう。ネイティブアメリカ
ちな歴史的経緯にも目を向けてみましょう。
ンが減少しているのは、いろいろな人種が増えていき混血などが増えてきたり、ほかの人
種に負けてきたからだろう。
コメント [ky64]: 同上。
コメント [ky65]: 同上。
アメリカの黒人は、かつて奴隷として働かされていた。その後、奴隷解放宣言により奴
隷から解放されたものの、白人と非白人として差別を受けることになる。これは誰もが、
学校で学んだことだろう。私の中で、人種差別というと、白人と黒人というイメージしか
なかった。しかし、今回の講義においてアイルランドから移住してきたアイリッシュも差
別を受けていたということを初めて知った。他にも、私たち日本人を含むアジア系の人た
ちも差別されることがある。一口に、人種差別といっても様々な種類があるのである。
コメント [ky66]: アジア系の人たちに対す
る差別としては、どのような事例が挙げら
れるでしょうか。
今回の授業コメントは人種について調べるということで、なぜ人種差別は起こるのかに
ついて自分なりに考えてみました。人種差別は肉体的にも精神的にも人が人を傷つける行
コメント [y67]: 自分なりにではなくきち
為の一つです。他にもこのような行為はたくさんあります。戦争や犯罪などがそれに当た
んと調べて書きましょう。
ります。これらの行為を人が行うのには理由があります。権力争いによる闘争、憎しみや
恨みなどといった感情的なものなど様々です。私は人種差別が起こる理由は人の動物的本
能にあると思います。動物には本能というものがあります。人間でいうと欲求に当てはま
コメント [ky68]: 法律や環境、選挙区割り
るものです。人間は原始時代から集団で行動し生活してきました。そうすることで他の生
などといった制度的差別についてはどうで
物を狩ったり、駆逐してきたりして人間は生き延びてきたのです。そうした生活の中で人
しょうか。当事者すら意識しないところで
間の集団は狩る動物を敵とみなし、それを協力して倒すことで結束力を深めより強固な集
差別が発生してしまう現実についてはどの
団となってきました。しかし、敵とみなす動物が必ずしも異種であるとは限りません。こ
ように理解したらよいのでしょうか。
れと同じことが人間の集団の内部においても行われてきたのです。意見の食い違いから集
団は分裂し、争い、勝ち残った集団はより結束が強固なものになります。これは人が他の
コメント [H69]: その定義は?
人よりも優位に立ちたいという欲求、本能として私たちの中に根付いています。私はこの
ような本能から人種差別が起こってしまったと考えています。
コメント [H70]: この「考えています。
」は
どこからどこまでにかかっているのでしょ
うか?
近年アメリカ合衆国での白人と黒人の社会的な差はほとんどなくなった。バラク・オバ
マ氏が大統領に就任したことも大きな要因だ。しかし現在、アカデミー賞に選ばれるよう
な大女優はほとんど白人で、まだ白人と黒人で差がある部分もある。
コメント [ky71]: ハリウッド映画において
ではなぜ白人の女優のほうがいい評価を得ているのか。一つの要因として挙げられるの
人種がどのように表象されているのかとい
は、アメリカ人の白人の数が多いということだ。2011 年の時点で白人が 78,1 パーセント、
う点についても調べてみてはどうでしょう
黒人が 13,1 パーセント、その他が 8,8 パーセントとなっている(Wikipedia:アメリカ合
か。
衆国の人種構成と使用言語より)。知らず知らずのうちに自分と同じ人種にいい評価をして
しまっているのだと推測される。
表向きには平等であるがこうしたところでまだ黒人と白人の差があるのだ。
2009 年オバマ大統領が米国初の黒人大統領として就任した。その際に起こった人種差別
が絡む事件は、じつに200件以上にまでのぼる。では、なぜ人種差別はなくならないの
コメント [ky72]: 典拠を示してください。
であろうか。私はそれを他人を見下すことでしか優越感を感じることのできないひとが多
いからだと考える。これを解決するために、人間ひとりひとりが積極的にさまざまな活動
に参加することで、自分の誇れる分野を見つけたらよいのではないか。また、行政や民間
企業も協力して、そのような環境づくりにつとめるべきだ。
今回の講義のテーマ人種差別について調べると、白人至上主義という言葉があり、奴隷
制度擁護論と関係があると思い、しらべてみた。
白人至上主義には、キリスト教原理主義や kkk、アメリカ
コメント [y73]: 出典を書きましょう。
ナチ党などがあるが、その
中にも多くのグループがあることがわかった。現在も人種に対する偏見が残っているのは、
これらのグループや考えなどが国民の思想や政策に非常に密接に関係していたからだと考
えられる。
コメント [ky74]: 根拠を示してください。
また、これらのことは、受刑者の多くが黒人であることや、黒人が都市に移住するにつ
れて犯罪が増加していることも白人の思想や偏見が関係していると感じた。
日本と中国・韓国との関係のように、歴史的、政治的、または宗教的に根付いた考えは
簡単には消えないが、それらを客観的に見て、グローバル社会を受け入れている私たちの
世代が少しずつでも変えていけると感じた。
アメリカでは人種差別の対策として、黒人、少数民族、女性など歴史的、構造的に差別
コメント [y75]: 「感じた」を消して理由を
書きましょう。
されてきた集団に対し、雇用、教育などを保障するアファーマティブ・アクションが行わ
れている。
(ブリタニカ大百科事典)
それでもアメリカには人種差別が残っておりオバマ大統領に関しては黒人初の大統領と
なったが、投票の際も「オバマが白人なら投票する」という意見もあった。いくつかの日
本人のアメリカに行った際の体験談を見てみると自分が気づくことのないところで差別を
うけていて、あとからわかったということもあるようだ。このように表ではわからない差
別も裏で行われている。完全に人種差別がなくなるにはまだまだ根強く人種区分の感覚が
コメント [ky76]: このような差別を”covert
残っている。
racism”といいます。
興味がありましたら調
べてみてください。
アメリカの人種構成の割合は、白人 74%、黒人 13.5%、ヒスパニック 14.8%、アジア人
4.4%、ネイティブアメリカン(アメリカ原住民)0.8%である。このように白人が多数を占
めてはいるが、アメリカは多種多様な人種が住んでいる。しかし、その傾向と分布は人種
それぞれに顕著な傾向がある。
コメント [ky77]: 具体的にどのような傾向
参考:アメリカ生活 アメリカの人種構成
があると考えられるでしょうか。
白人が支配する社会において、
「人種エチケット」というものが存在し、これを守らない
黒人は白人から暴力を受けた。「人種エチケット」には、「黒人男性は白人女性の目を見つ
めない」「白人と道ですれ違う場合には黒人は帽子を取り端に寄る」「白人を呼ぶ場合には
旦那様、奥様などの敬称をつける」などが挙げられる。このことから白人が黒人を下等な
人種であるとみなしていたことがよく分かる。また白人男性の黒人女性に対するレイプは
頻繁に起こっていたが、黒人男性と白人女性との性的関係は絶対に許されなかった。南部
で起きた黒人リンチの大半は、黒人男性と白人女性との性的関係を根拠に行われたが、こ
れは黒人男性から白人女性を守ることは白人男性の責務であるとして正当化されていた。
リンチによってより白人であるという意識を高め、黒人と白人のさらなる序列化につなが
っていたことが推測できる。(上杉忍『アメリカ黒人の歴史 奴隷貿易からオバマ大統領ま
で』)
こうした差別の要因としての科学的根拠はない。ヨハン・F・ブルーメンバッハが、収
集された人骨の分類により人類を5つの人種に分類したうえで、神が造った秩序に基づく
人種諸集団の階層秩序を論じたが、これは主観的な主張に過ぎず、エセ科学である。
最近でも、白人警察官による黒人への発砲事件が起こるなど、未だアメリカでは黒人差
別が続いている。しかし科学的根拠はないのであるから、今も一部の人々の根柢にある差
別意識を払拭し、アメリカは真の自由・平等の国家を創り上げていく必要がある。
コメント [ky78]: 具体的にどのような解決
策が考えられるでしょうか。
アメリカ合衆国における人種について。私は今回、アメリカの黒人差別の歴史について
調べました。
1619 年に 20 人のアフリカ黒人が植民地労働者としてアメリカのジェームズタウンに輸
入されたことが、黒人奴隷制度の起源とされている。だが、この時にすぐに奴隷制度が始
まったのではなく、このことを受けてのイギリスの奴隷貿易の推奨などを経て 1641 年から
本格的な黒人奴隷制度が始まり、この動きは全土に広まっていった。そして 1863 年のリン
カーンによる奴隷開放宣言がされるまで、黒人は人として扱われてこなかった。また、こ
のリンカーンの黒人奴隷開放宣言も、南北戦争での黒人奴隷の処置に困り、半ば仕方なく
行われたものであった。それ以降も黒人に対する社会の差別は今日に至るまで完全に消え
コメント [ky79]: 南北戦争以前と以後とで、
ることはなかった。(参考文献 ケネス・B・クラーク著「アメリカ黒人の叫びダーク・ゲッ
黒人に対する差別はどのように変化したの
トー」明石書店、1994 年出版)
でしょうか。もしくは、どういった点が変
わらなかったのでしょうか。
アメリカ合衆国の人種構成は 2011 年の時点で白人が 78.1%を占める大多数であり、黒人
が 13.1%、その他が 8.8%となっている。これをヒスパニックか否かで見ると、非ヒスパニ
ック系白人は 63.4%で、ヒスパニック系(白人、混血、黒人などを含む)が 16.7%、その
他が 19.9%となっている。(Wikipedia アメリカ合衆国の人種構成と使用言語より)アメリカ
は人種のるつぼと呼ばれ、多種多様の人種が存在する。引用からわかるように白人の割合
コメント [ky80]: この理論自体は 20 世紀
は大きく、その次に黒人が大きい。
初頭に展開されたものです。同理論のもと
では、移民やマイノリティの文化的複数性
や差異性は坩堝の中で溶けあい最終的に
「アメリカ文化」へと収斂していくことが
アメリカには数多くの人種の人間がいる。それはもともと住んでいた先住民族やヨーロ
期待されるという点で、非常に同化主義的
ッパから人が来たり、アフリカから奴隷として連れて来られたり、近年では安定した生活
な意味合いがあります。参考までに、
「多文
を求めてメキシコなどからも人がやって来ているからである。ウィキペディアによると、
化主義」や「文化多元主義」といった理論
このような多種多様な民族が混在しているので人種のるつぼという。しかし、実際ははそ
についても調べてみてください。
れぞれの文化が共存してはいるものの混じり合うことはないので人種のサラダボウルと呼
ば
れ
る
(
wikipedia,
人
種
の
る
つ
ぼ
‐
wikipedia,http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E7%A8%AE%E3%81%AE%E3%
82%8B%E3%81%A4%E3%81%BC,2015/6/15 アクセス)
。
しかしなぜ多くの民族が混在しているのに混血が進んでいるるつぼではなく進んでいな
いサラダボウルなのか。それは身分の違いがあったからだ。アフリカから連れてこられた
コメント [ky81]: 「るつぼ」には混血のみ
ならず、同化主義的な意味もあるのではな
いでしょうか。
黒人と連れてきた白人との間にはもちろん差が生じる。現在は奴隷制度はなくなったもの
の、差別が完全に終わったわけではない。したがって、アメリカではるつぼではなく、サ
ラダボウルなのである。
最近でも、アメリカで白人の警察官が無抵抗の黒人を死亡させたというニュースをしば
しば耳にする。いまだにアメリカでは黒人に対する差別は少なからず残っているようだ。
黒人奴隷は「積荷」としてアフリカからアメリカへ輸出された。その航海中は換気口の
一つしかない船内にぎゅうぎゅうに押しこめられ、途中で亡くなる者もたくさんいた。ア
メリカに渡ってからは生涯奴隷として働き、またその子供も奴隷として働く運命にあった。
「奴隷解放」後も差別や暴行は続いた。たとえば、1865 年にクー・クラックス・クラン、
通称 KKK といわれる、白人男性が社会的に、経済的に、そして政治的に有力だった南北戦
争以前の世の中に戻らせるための組織が作られた。彼らの意図に沿わなかった黒人は、恐
怖にさらされるか、直に暴力の対象となった。
アメリカ黒人の歴史を挙げていくときりがないが、この差別と暴行の歴史はどこかで断
ち切っていかねばならない。そのためには、いまの大人たちが子供に差別の意識を伝えな
コメント [ky82]: どのように「断ち切って」
い、あるいは感じさせないことが重要である。
行くのがよいのでしょうか。
参考文献 ジェームス・M・バーダマン『アメリカ黒人の歴史』NHK 出版,2011
コメント [ky83]: 差別に関する歴史をどの
ように教えていくのが賢明でしょうか。
コメント [y84]: 明瞭区分性が満たされて
アイルランド系アメリカ人はアイルランド本国で季節労働者になり、ジャガイモを育て
いません。
ていたが、1845 年にジャガイモの桐枯病が問題となり、1855 年までに 100 万人ほどの人
が飢餓と病気で死亡したとされている。ジャガイモの大飢饉は移民するか、それとも貧困
コメント [y85]: 以下、出典を示してくださ
に苦しんで死ぬかの究極の選択をアイルランド系アメリカ人に迫らせた。そして、150 万人
い。
もの人々が、アメリカに逃亡した。アメリカに行く理由はただ生き残るためであった。19
世紀までには、アイルランドじんは動物的と言われてアフリカ系の人々と同じようなステ
レオタイプを押し付けられ、猿のような野蛮な民族であり、治世において黒人と同じレベ
ルだと考えられていた。しかし、アイルランド系アメリカ人は自らを「白人」であると考
え、黒人やアジア人に対する暴力行為などで人種的優越性を主張した。アイルランドの地
と b とは貧困から逃れて、よりよい生活を求めてアメリカに渡ったが、軽蔑や差別を受け
ながら、下級階級としてアメリカ経済の最底辺で暮らした。アメリカ社会に同化する過程
の途上では移民敵視、労働市場のでの競争に直面して文化と援護を共有する民族集団とし
ての自覚や結束も見られたのであった。自分たちが住むニューヨークの市政を握り、そこ
から、社会的地位を確立させた。
コメント [ky86]: 「知性」でしょうか。
大西洋の奴隷貿易は、16 世紀にスペインによって始められた。西ヨーロッパの安物の綿
製品、真鍮の腕輪などの金属製品・アクセサリ、ジンなどの酒類、鉄砲そして現地では通
貨だった子安貝などを積んだ船がアフリカ西海岸でそれらを奴隷と交換する。17 世紀には
スペイン・ポルトガルに代わって、イギリスとフランスが西インド諸島に植民地を築き、
18 世紀からは、産業革命をいち早く迎えたイギリスが、海上覇権をオランダから奪い、イ
ギリスの主導のもとで大西洋間の奴隷貿易は頂点を迎えた。アフリカ大陸から奴隷を狩り
集めたイギリス、フランス、オランダの奴隷商人たちは、300 年間に 1500 万人に上ると推
計される黒人奴隷をアメリカ市場に売って巨利をむさぼった。この奴隷貿易は 19 世紀まで
コメント [ky87]: アメリカにおける黒人奴
続いた。奴隷貿易にはヨーロッパ文明諸国のほとんどが手を染めていた。そしてそのほと
隷の生活環境等についても調べてみてはい
んどが熱心なキリスト信者であった。
かがでしょうか。
参考文献 本田創造「アメリカ黒人の歴史」
コメント [y88]: 明瞭区分性
先日アメリカのある都市に住む人から話を聞く機会がありました。その方は自分の都市
の素晴らしさをたくさん語ってくれて、私もそこに住みたいと思うほどでした。事実、そ
の都市に移住する人は増えているそうで、基本的には誰にでもウェルカムなスタンスだと
その方は語っていました。ですが、実際に移住してきているのは白人で、そこに住む九割
が白人であるというのが後々の話で分かりました。彼の語った誰にでも、という言葉はほ
ぼ白人のみに作用している言葉であったのです。こういうところにも黒人や黄色人種とい
われる人たちへの差別の色が残っているのではないでしょうか。
コメント [ky89]: 人種による住み分けやこ
れと関連して、”racial steering”といった概
念についても調べてみてください。
アメリカでは、白人が黒人を差別するという問題が残っている中でも、2009 年、yes,we
can で有名のバラク・オバマ氏が黒人であるにもかかわらず、アメリカの大統領になった。
私は、このことにより人種差別は少しずつであるが、解消されてきていると考える。
なぜなら、アメリカのトップに位置する大統領に、見下していたはずの黒人を選んだと
コメント [y90]: 「考える」を消して理由を
書きましょう。
いうことは、少なからず尊敬しているということであり、これは差別解消とみなすことが
できるからである。
コメント [ky91]: 現代においても残存する
人種差別についても考察してみましょう。
アメリカは移民社会であるために、様々な人種が混在する社会になった。アメリカに移
住してきた人々は、それぞれが多種多様な生活様式や文化を有しており、そのためアメリ
カは、多民族・多人種・多分化社会となったのである。アメリカに移民としてやって来た
のは、政治的・宗教的追害を逃れるため、あるいは経済的困難を逃れるためなどの様々な
理由で自国を離れた人々である。アメリカの人種構成は白人が一番多くて全体の74%、
ヒスパニックが14.8%、黒人が13.5%でアジア人が4.4%、ネイティブアメリ
カンが0.8%という割合になっており、移民が大多数を占めており、原住民が少なくア
メリカがかなりの移民社会だということを改めて感じることができた。
コメント [y92]: 出典。
コメント [ky93]: そこから、さらに一歩踏
み込んだ上で議論を展開してみましょう。
私の趣味の 1 つは映画鑑賞ですが、アメリカ映画で良く出てくる人種差別は、黒人、
ユダヤ系、イタリア系、アイルランド系に対してのものです。アジア系やヒスパニック系
のものもあるのでしょうが、歴史的な流れから言えば、前の4つのものが取り上げやすい
のでしょう。映画「白いカラス」(2003 年アメリカ映画 )で、白人として生きていこうと
している黒人の主人公に、スポーツ推薦に絡んで、コーチがユダヤ人になれ、というシー
ンは人種差別の序列を端的に表現していました。その複雑さを知ることがアメリカ映画、
ひいてはアメリカをある程度理解することだと考えています。
先日の講義の中では、アイルランド系の差別に触れられていましたが、書物では、それ
コメント [y94]: 「考える」を消して理由を
書きましょう。
らの記述がなかなか見つからなかったので、大変勉強になりました。ただ、ヨーロッパ系
で見た目が白人である、イタリア系とアイルランド系がなぜ当初から「白人」と見なされ
なかったのかが不明です。当時のアイルランドはイギリスに併合され、飢饉で貧困の度合
コメント [ky95]: この点に関しては、
「白人
いが尋常ではなかったようですので、そこからの移民ということで差別されたのでしょう
性研究」”whiteness studies”をご参照くだ
か。カトリックという宗教も関係していたのでしょうか。イタリア系もシチリア出身が中
さい。
心で貧困、カトリックは共通項があります。
恐らく、アメリカ国内で有色人種の数が増えるに従い、マジョリティを守るため、イタ
リア系もアイルランド系も「白人」の仲間入りができたのでしょうが、現在も、差別が残
っているのでしょうか。また、近い将来、ヒスパニックの急増によって、
「白人」の数を有
色人種が上回ることが想定されるのですが、その時が人種差別問題の大きな変換点になる
のではないかと考えています。
授業で、白人や黒人のイメージは社会によって形成されてきたとあった。
『ゆがんだ黒人イメージと格差社会』という本によると、劣等で邪悪なブラック・メイ
ルというイメージは、嘘と真実が半々に入れ混じった昔ながらの神話に成り立っていると
コメント [y96]: 以下、明瞭区分性と主従関
係が満たされていません。
いう事が分かった。どういった神話かというと、その神話は、ヨーロッパ人がアメリカを
征服してきたときにつくりだされ、奴隷時代に育ち、差別が露骨にできなかった時代に巧
妙化・陰湿化し、レーガン=ブッシュ時代に復活してきた。そして、アメリカがブラック・
メイル・バッシングからつくりだした成長産業で大儲けした人は多い。例えば、プランテ
ーション経営者はおのが権力と支配権を維持するために、黒人男は野蛮で性衝動過多だと
いうイメージをつくりあげた。十九世紀末から二十世紀初頭の科学者や学者は、人種的支
コメント [ky97]: このように歴史的に構築
配の強化と正当化のために、黒人男は生来的に犯罪者で精神的欠陥があるという疑似理論
されたイメージという観点から、現代の人
をでっちあげた。同時期の政治家や経済人は、黒人男は強姦魔で野獣だといって、私刑や
種差別を紐解くと、どのような分析が可能
政治的支配を正当化した。レーガン=ラッシュ・リムボー型の保守派は、ブラック・メイル
でしょうか。
は無気力で無精者だというイメージをばらまいて、公民権を前の水準まで後退させ、社会
福祉の各種プログラムの削減を図った。
授業コメント アメリカ合衆国の人種概念について
高校時代地理の授業で人種のサラダボウルという言葉を聞きました。多くの民族が集ま
っても決して交じり合うことはないということです。アメリカではそれぞれがそれぞれの
独自の文化をもっています。自分たちの文化だけを大切にするのもいいとおもいますが文
化を混ぜ合わせることで新しいものも見つかってくると思います。
コメント [ky98]: どのように「文化」を混
ぜ合わせるのが賢明でしょうか。
コメント [y99]: 「思う」を消して理由を書
きましょう。
私はアメリカと言えば力の強い黒人がぱっと浮かびます。しかし調べてみると黒人の人
口に占める割合は 20%すら無く白人は 70%を超えているのに驚きました。ただ、黒人は奴
コメント [ky100]: 「黒人」の「力強さ」は
隷で連れてきたのでこの割合も歴史的背景から見れば納得がいくものだと思います。
所与のものでしょうか。
コメント [y101]: 出典。
アメリカでは歴史上移民が多く、民族の多様性に富んだ国である。まずアメリカに初め
て暮らし始めたのは、二万年前にアジアからやってきた民族である。そしてコロンブスの
「新大陸発見」からヨーロッパ人が次々とアメリカに渡っていった。その歴史の中には、
土地などをめぐる戦争も多くあった。
「人種のるつぼ」「人種のサラダボウル」という考え方が存在するように、アメリカには
白人、黒人、インディオ、それらの人種の混血、黄色人といった多くの人種が混ざり合っ
て成り立つ社会である(るつぼは、多民族が一つに融和するという考えであるが、互いの
文化や個性を尊重すべきという考えが生まれたことから、個々を打ち消さないサラダボウ
ルの考え方が現在では一般的である)。
コメント [ky102]: アメリカ史の文脈にお
参考文献:
「地理用語集」
いて、
「同化理論」がどのように変遷を遂げ
「アメリカ大使館ホームページ」
てきたのか調べてみてはいかがでしょうか。
http://aboutusa.japan.usembassy.gov/j/jusaj-portrait-usa01.html(閲覧日:2015 年 6 月
15 日)
コメント [y103]: 明瞭区分性
分類学の父と称されるリンネが、人間をアメリカ人種、ヨーロッパ人種、アジア人種、
アフリカ人種の 4 つに分類したことを本講義で学んだ。
リンネはアフリカ人種に対しては、
「その性格は無気力で~」といった記述を残し、また
ヨーロッパ人種は、
「正確は穏やかだが洞察力と創意に長け~」といった記述を残した。
この定義付けは、明らかなヨーロッパ人種>アフリカ人種の意思が見受けられ、主観的な
理由による区分が大きい。性格や気質といったものを身体的特徴のみで分類するといった
ものは、生物学的にも非科学的である。(遺伝的要因の無視)
リンネは、二名法を考案し、ヒトにホモサピエンスという学名を命名した人物としても
有名であるが、その彼がなぜこのような主観的な根拠付けをしたのですか?
また、ウィリアム・ショックレーの「黒人の劣った遺伝子を撲滅するため、黒人に不妊
手術を行う」という提案は、まず前提条件としての黒人の劣った遺伝子というところがお
かしい。現代の社会問題として、アフリカ系の国の人々は識字率や教育レベルが先進国に
比べて低いが、それは IQ が低いのではなくて、社会や環境といったものの影響が大きい。
その観点を無視しているのではないか。それに遺伝的要因を見ると、特に陸上競技などで
は、世界大会において決勝は黒人選手がほとんどである。そこから判断すると、身体的能
力において、個体差はあっても、黒人の方が白人より優位だといえないだろうか。
よって、断種する際に黒人の遺伝子のみを断種するとしたウィリアム・ショックレーは、
差別的な見解を持っていたと言える。
コメント [y104]: IQ は環境で陸上競技は
遺伝なのですか?
コメント [ky105]: 「黒人」内部における多
様性はどうでしょうか?長距離・短距離そ
れぞれにおいて活躍している選手の出身地
に差異は見られないのでしょうか。詳しく
は下記の文献をご参照ください。川島浩平
(2012)『人種とスポーツ―黒人は本当に「速
・アメリカの人種について
まずは、アメリカの人口統計を人種別に見てみることにする。
く」
「強い」のか』中公新書。
コメント [H106]: この判断は、
「科学的な」
居住人口(千人)
または「客観的な」判断と言えるでしょう
全体:321,369
か?
純血:313,114 (97.4%)
白人:248,369 (77.3%)
黒人:42,456 (13.2%)
コメント [MW107]: この意見は間違って
います。6 月 19 日の授業を聞いて考えまし
ょう。
ネイティブ・アメリカンおよびアラスカ原住民系:4,005 (1.2%)
アジア人:17.538 (5.5%)
南洋系:746 (0.2%)
混血:8,225 (2.6%)
2015 年
出典:United States Census『2014 National Population Projections: Summary Tables』
http://www.census.gov/population/projections/data/national/2014/summarytables.html
2015/6/14 アクセス
あくまで 2014 年時点での人口予測だが、ある程度信頼できる物として扱う。
コメント [y108]: 理由は?
この表を見てみると、やはり 1 番多いのは白人で、77.3%を占めている。これは、人種
の中では数の面で最も優位に立っているといえる。
さて、今回の授業では人種差別の歴史について語られた。では、現在はどうだろうか。
現代では、人種差別はタブーとして扱われる。それは世界人権宣言以降、世界全体でその
ような流れとなっている。人権宣言以降も、宗教差別等はあったようだが、現在ではどの
差別も高いレベルで啓蒙され、解消されているようである。
コメント [y109]: 事実として間違い。
確かに小さなコミュニティ内では差別は未だにあるだろう。しかし、社会全体での差別
は特に挙げられていない。
もしあったとしても、それは批判の対象となる。世界全体でイジメをなくそうとしてい
コメント [ky110]: 果たしてそうでしょう
か。
る流れ上、当然の結果であるといえる。
だが、本当に差別がないのか、と言われると分からないとしか答えようがないだろう。
それは差別かどうかを巡って未だに議論になっている事例が多々あることからも読み取れ
る。一体何が差別で何が差別でないかは分からないのだ。例えば女性専用車両が差別であ
るか否か等が挙げられる。
差別とは「正当な理由によらず偏見や先入観に基づいて、あるいは無関係な理由によっ
て特定の人物や集団に対して不利益・不平等な扱いをすることを指す」(Wikipedia より)
とある。この「偏見や先入観」については、陥っている人間から理解する事は難しい。も
し社会全体が偏見や先入観に陥っていたとしたら、差別されている側は幾ら情報を発信し
たとしても受け入れられないということも想定される、
また、
「自分は差別されている」と言い、他人からの同情を糧とする人間がいないとも限
らない。では、一体どの様にして差別か否かを把握し、解消できるのか。
これは多数決が有力な方法である。国民の過半数が「差別である」と認めると、これは差
別となるであろう。
しかし、人口統計を見てみるとどうだろうか。白人が過半数を超えている以上、人種差
別の解決をするのは困難だ。もし人種差別の解決をしようとなると、圧倒的な権力をもっ
て解消するか、あるいは中立な立場から判断してもらう、となる。
現代においては後者が有力な手段となる。インターネットで世界が繋がり、かつ平和が
コメント [y111]: なぜ???
保たれた現代であるからこそ有効な手段である。そうでないならばケネディの例のように、
為政者に差別に対する意識を持った人間が当選するしかない。
この点で言えば、現在は差別を限りなく少なくすることができる時代だといえる。もし
差別されていると思ったのであれば、まず全世界に可能な限り情報を発信させると良いだ
ろう。無論、被害者側の意見は悪い点ばかりを挙げる可能性が高いので、判断する人間は
批判的な思考法を持っているという前提ではるが。
アメリカの「人種」について考察する。講義中の話でもあったように、アメリカでは黒
人差別の歴史がある。
まず、Wikipedia によると、「イギリスは 1800 年代頃からアフリカ大陸で暮らす黒人た
ちを金の力や暴力などによって捕らえ、奴隷としてアメリカに販売し大きな利益を上げた。
また、黒人奴隷たちは商人たちによって売買されたりもした。特にアメリカ合衆国南部で
は黒人奴隷を多数買い入れ、広大な平野を農地として開拓させるとともに農業の働き手と
して利用し、農業が大きな発展を遂げていた。黒人奴隷は人間ではなく、単なる労働力と
しか認知されなかったた め黒人に対する差別を強めることとなった」とあった(Wikipedia
「アフリカ系住民に対する人種差別 -アメリカ合衆国の人種差別」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5
%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%A8%AE%E5%B7
%AE%E5%88%A5#.E3.82.A2.E3.83.95.E3.83.AA.E3.82.AB.E7.B3.BB.E4.BD.8F.E6.B0.
91.E3.81.AB.E5.AF.BE.E3.81.99.E3.82.8B.E5.B7.AE.E5.88.A5 ,2015/6/14 アクセス)
。
しかし、アメリカでは黒人に対してだけでなくインディアンやメキシコ系住民、アジア
系住民、アラブ系住民に対しても差別をしていた。Wikipedia によると、アメリカの人口構
成は「2010 年時点の国勢調査で単一人種 97.1%のうち、白人 72.4%、黒人(アフリカ系)
12.6%、
アメリカ・インディアンアラス カ先住民 0.9%、アジアン 4.8%、
太平洋先住民 0.2%」
で あ る ( Wikipedia 「 人 種 構 成 - ア メ リ カ 合 衆 国 の 人 種 構 成 と 使 用 言 語 」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5
%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%A8%AE%E6%A7
%8B%E6%88%90%E3%81%A8%E4%BD%BF%E7%94%A8%E8%A8%80%E8%AA%9E ,
2015/6/14 アクセス)
。また、2000 年に行われた国勢調査でも割合はほぼ同じであった。
このことより、アメリカは多民族国家であるが、大多数を占める白人によって黒人だけ
でなく白人以外のすべての人種を差別をしていたことが分かる。つまり、白人は白人以外
コメント [ky112]: 具体的にどのような差
を人間と思わず差別してきたのである。
別が行われていたのでしょうか。
アメリカ合衆国の人種 について
アメリカ合衆国の人種別の割合は、白人が約 80%、アフリカ系黒人が約 10%、その他ア
ジア系、インディアン系が残りの割合をしめている。
アメリカ合衆国へのアフリカ系黒人の流入は、英国、米国、アフリカの三角貿易(英か
ら商品、アフリカから奴隷労働者、米から原材料)が最初であった。これを起点に多くの
アフリカ系黒人がアメリカへ連れてこられた。この時点でアフリカ系黒人の立場は奴隷と
して扱われ、白人と呼ばれるヨーロッパ系の人々より低く位置づけられた。その後も黒人
の立場は低く、現在においても差別を受けることが多い。
現在のアメリカ合衆国において、人種をめぐる問題は深刻であり、早急に多くの問題解
決が望まれている。
今回はアメリカ合衆国の人種のうち、アフリカ系黒人について詳しく調べてみた。黒人
と呼ばれる人々は、現在でも多くの差別を受けている。つい最近も、黒人男性が路上で商
売をしている際、白人の警察官に地面に押さえつけられ、そのまま命を落とすという事件
があったが、この事件の判決は白人警官は不起訴となり幕をとじた。この判決の理由に警
察官が白人であることが少なからず関係しているのではないかと考える。
遠い昔の奴隷制の名残が現代の人々も苦しめている。 人種の違いだけで裁判の判決に違い
がでるのはとても不平等なことであるし、人種の違いだけで立場に高い、低いもないので
はないか。
いずれにせよ人間が作り出した人間同士の優越感や劣等感の問題であることは確かであ
り、この問題を解決するには一人一人の考え方を変えていく必要があるのではないかと考
える。
コメント [ky113]: 具体的にどのように一
参考文献・Web ページ
・ジョージ・M・フレドリクソン (著), 李孝徳
人一人の考え方を変えていくのでしょうか。
(翻訳)
「人種主義の歴史 」
みすず書房 2009/12/19
・ジェームズ・M・バーダマン(著),森本 豊富(翻訳) 「アメリカ黒人の歴史 」
NHKブックス 2011/11/25
・中條 献
北樹出版
「 歴史のなかの人種―アメリカが創り出す差異と多様性」
2004/03
・About the USA 2105,6,14 閲覧
http://aboutusa.japan.usembassy.gov/j/jusaj-portrait-usa01.html
アメリカには人種差別があった。『アメリカ人種差別の歴史』によると、「奴隷制度は白
人が黒人の身分、すなわち『地位』を定め、その白人への従属を確固たるものにしようと
コメント [y114]: 明瞭区分性
した、いくつかの方法の中の一つにすぎない」とある。しかし、奴隷制度が最も傷跡を奴
隷と主人の双方の子孫に残していて、旧体制が終わった後も影響を与えている。よって、
奴隷制が人種差別を根付かせたのである。
たとえば、
「1840 年までに奴隷制は全北部を通じて何らかの手段で禁止されたが、3,500
コメント [ky115]: 奴隷制度が人種差別を
生み出した要因なのか、
もしくはその逆か、
名の黒人が奴隷のまま残っていた」とある。奴隷制が廃止されても奴隷は依然として残っ
という議論に関しては、中條(2004)、第 3
ていたのである。
章をご参照ください。
しかし、奴隷制でも北部と南部では状況が違っていた。北部には自由黒人と呼ばれる人
たちがいて、彼らは南部の奴隷よりも自由が与えられていた。つまり、奴隷制には差があ
った。
よって、北部と南部で多少格差があるが、奴隷制はアメリカ人種問題にとても関係して
いる。
今回の授業では、アメリカ合衆国における人種差別について学んだ。私はこれまで、黒
人差別が行われてきたことは知っていたが、黒人ではないアイルランド系の人々さえも「白
い黒人」と呼ばれ差別されていたことを初めて知った。曖昧な人種区分で、生物学的・遺
伝学的に根拠のない人種概念であったのにもかかわらず、アメリカの人々の主観的な審美
敵的判断基準によって黒人を差別するのは、正しくないことである。したがって、このよ
うな差別が起こるのは、アメリカの人々の偏見や先入観が原因のひとつであるといえる。
コメント [ky116]: 根拠を示してください。
黒人でないアイルランド系の人々は、アイルランド系カトリック教徒であったため、
「白い
黒人」と呼ばれ差別されるようになった。
差別を受けたアイルランド系の人々が黒人に差別を行って「白人」としての地位を獲得
できるようになり、アイルランド系の人々への差別は弱まった。差別が弱まったことは良
いことであるが、それによって差別を受けた黒人にとっては、良いものとはいえない。こ
のような差別の連鎖を起こさないために、まず人の外見への偏見や先入観によって人を差
別するべきではない。
コメント [y117]: もちろんそうですが、そ
うできない人にはどうすればよいですか?
アメリカ合衆国は様々な人種の人により構成されており、多文化主義の国である。『アメ
リカの多民族体制「民族」の創出』という本によると、
「多文化主義の多文化を担っている
ものは「民族集団」である」という。そして、現在のアメリカ合衆国において存在してい
る民族集団はネイティヴアメリカン、ヨーロッパ系旧移民、アフリカ系アメリカ人、ヨー
ロッパ系新移民、アジア系移民、ヒスパニック系、アーミシュ等のアメリカ生まれの民族
集団である。
また、
「アメリカ史の中で、現在でもなお一貫して強いのは、イギリス清教徒的文化への
同化を当然視する思想」であるという(五十嵐武士『アメリカの多民族体制 「民族」の創出』,
東京大学出版会,2000,p.18)。
つまり、アメリカにおいての多民族体制はヨーロッパ系移民である白人を主体とするも
のに統一していくことであると言える。
コメント [ky118]: こうした同化主義的考
え方に対して、マイノリティの人たちがど
のように抗おうとしたのか、という点につ
いても調べてみてはいかがでしょうか。
一時期アメリカで黒人差別に関する事件が日本で幾つか報道され話題になった。例えば、
2014 年 8 月 9 日、黒人少年が白人警察官に射殺されるという事件が発生した。ロイター通
信によると「ミズーリ州ファーガソンで発生。警察の発表によると、警官が青年に歩道に
移るよう伝えたが、青年が警官の銃を手にしようと警官ともみあいになり、警官が青年を
射殺した。警官も顔に負傷したという。ただ、青年の友人と目撃者によると、青年は警官
から逃げようとしていたところを撃たれた。」
(ロイター通信 2014 年 08 月 18 日 15:14
JST の記事より抜粋 URL:
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities4/idJPL4N0QO20Y20140818)
ということである。この事件のあと、9 日の事件現場とそう離れていない場所で同年 12 月
23 日の夜、また白人警官が黒人少年を射殺する事件が起こっている。
(ロイター通信 2014
年 12 月 25 日 12:47 JST の記事参考
URL:http://jp.reuters.com/article/idJPL3N0U915Q20141225)
この 2 つの事件が起こったミズーリ州は歴史的に黒人への差別意識が強い。なぜなら、
ミズーリ州は南北戦争時代に奴隷州であったからだ。約 150 年前のことが現在までつなが
コメント [ky119]: 確かに、ミズーリ州は奴
ってきているのである。
隷州でしたが、1861 年 4 月以前にアメリ
このように、人々の間に強く残った差別意識を改善することは難しい。その改善には歴
カ合衆国を脱退しなかった境界州(border
史的背景を調べ、比較的差別意識の影響の受けていない若い世代から差別意識をなくすな
states)でもありました。こうした地域的特
ど、計画的に先を見据えた改善が必要だと私は考える。なぜなら、現在の差別意識の強い
殊性を踏まえることも必要でしょう。
世代の意識を改善するより若い世代の差別意識をなくす教育をしたほうが改善する困難さ
を考えると現実的であるからだ。長い時間がかかってしまうがこちらのほうが難易度が低
く現実的なのである。
今回の授業では、アメリカ合衆国における奴隷制の歴史や、科学的人種主義の変遷、そ
こから生じた余波などを学んだ。そこで、今回はアメリカ合衆国における人種の概念を、
社会的背景も含めて考えていきたい。
まず、人種概念という言葉の定義から始める必要がある。アメリカ合衆国における人種
コメント [y120]: 根拠を示してください。
概念とは、
「たんに概念上の分類を意味するだけでなく、現実の社会で人間同士が切り結ぶ
権力関係や相互対立と対応するものでなくてはならない。したがって、人種概念は社会構
造の産物であると同時に、それを正統化する認識の仕組みを提供することになる」(『歴史
のなかの人種
アメリカが創り出す差異と多様性』、中條
献、北樹出版、2004)。で
は、この定義を踏まえて、アメリカ合衆国における人種概念はどのようにして社会構造の
産物となったのか、また、それを正統化する認識の仕組みとは一体何なのだろうか。
これらを考える上で重要な歴史的背景が、15世紀から始まったヨーロッパの世界的膨
張である。スペインやポルトガルに続いてオランダ、イギリス、フランスなどヨーロッパ
の勢力は、発見されたアメリカ大陸を侵略し、征服、植民地化した。この過程でヨーロッ
パの植民者たちは、先住民を虐殺・征服したのみならず、奴隷労働力として酷使した。こ
の支配と従属のネットワークの中で、ヨーロッパ人の意識に、不平等な関係を説明する概
念が少しずつ定着していったと言えよう。よって、授業で学んだようなアメリカ人の白人
から黒人の差別や奴隷制はヨーロッパ人によって創り出され、やがてアメリカ人の間でも
受け継がれたのではないか。なぜなら、白人が身体的特徴などで黒人と境界線を引くこと
は、白人がヨーロッパ人側になることを可能にしたからだ。こうした社会構造が、アメリ
カ合衆国における人種概念を創り出したのではないか。では、次にこのような人種概念を
正統化する仕組みとは何であろうか。歴史学者のD・B・デイヴィスによると、
「18世紀
後半の独立革命期に、奴隷制度の経済的な重要性が高まると、奴隷制度反対派も奴隷制廃
止は困難と認めただけでなく、奴隷の劣等性をも受け入れるようになった」(『独立革命期
における奴隷制の問題』
、D・B・デイヴィス、1975)という。
しかし、なぜ奴隷たちは自らの自由を犠牲にしてまで国の自由を選んだのか。本当に自
らの自由を犠牲にしたのだろうか。こういった解釈もできるだろう。政治的、社会的に自
立を目指す奴隷たちであるが、現実的には自立能力も経済力もなかった。そのような状況
コメント [ky121]: 果たしてそうでしょう
で、いかに自由を勝ち取ることができようか。したがって、自らの自由を犠牲にしたので
か。
はなく、まず生きるために奴隷制度が必要だったのだ。つまり、奴隷制度を代表としたこ
のような人種概念は、アメリカ合衆国の独立、自由獲得になくてはならないものだったと
言える。ここに、人種概念を正統化する認識の仕組みがあるのではないか。
アメリカの人種について
「アメリカの国民の歴史は、移民と多様性の歴史でもある。アメリカ合衆国がこれまで
に受け入れた移民の数は世界のどの国よりも多く、合計 5,000 万人を超え、現在も年間 70
万人近くを受け入れている。従来、アメリカの著述家の多くは、人種のるつぼというイメ
ージを強調してきた。これは、新たな移民が母国の慣習を捨て、アメリカ様式を身につけ
ることを示唆するイメージである。例えば、移民の子どもは英語を勉強したが、両親の母
国語を学ばなかった。しかし、最近では、多様性に価値が見出されるようになり、各民族
がその伝統を見直して尊重し、移民の子どもの多くがバイリンガルである」(米国大使館東
京・日本 2015/6/14 アクセス)。授業では主に黒人のことをとりあげていた。歴史の流れに
伴いその形を変容させながらも存在した人種差別について、様々なことを知った。非常に
衝撃を受けるものであった。現在では、上に記しているように多様性に価値が見いだされ
るようになってきている。多くの民族により形成されている国家では、特に相互理解が重
要になってくる。また、様々な分野においてグローバル化が進行している現代では、多民
族国家であるアメリカのみならず、異文化理解、相互に認め合うことが必須になてくる。
コメント [ky122]: その一方で、グローバル
今後、より一層相互理解について考察していかなければならない
化が進展すればするほど、ナショナリズム
が勃興している現実もあります。
コメント [H123]: いつ?
アメリカの人種の中でアイルランド系アメリカ人という人種がいる。全世界には 7000 万
人いるとされアメリカ合衆国の人口 2 億 6000 万のうち 4000 万人のアイルランド系アメリ
カ人がおり、世界に移住したアイルランド系の約半数がアメリカ合衆国にいることになる。
アイルランド人はもともとアメリカ大陸にカトリック系キリスト教を布教するためにやっ
てきた。そして 1845 年から 1850 年にかけてアイルランドは大飢饉に襲われる。それに伴
い多くのアイルランド人がアメリカ大陸に移住した。しかし彼らはカトリック系であり、
意味である故にに差別される。アメリカの大部分の人にはイギリスから受け継いだプロテ
コメント [ky124]: この点に関しては、以下
スタントの教えがあったからである。外のものでしかも、宗派が違うためアイルランド人
の文献中の、アメリカの土壌における移民
は差別されたのである。しかし、アイルランド系の血を引くジョン・F・ケネディ大統領の
ナショナリズムに関する議論が参考になり
誕生により、アイルランド人の立場は少しずつ改善されていった。しかしこのような栄光
ます。Jacobson, M. F. (2002). Special
を手にする一方でアイルランド人がアイルランド人であるというアイデンティティーを自
sorrows: the Diasporic imagination of
分自身も持ち続けまた子供や子孫に伝えていくのは困難になるほど、アメリカという国に
Irish, Polish, and Jewish immigrants in
染まってしまった。アイリッシュの人たちがアイルランド人であるというアイデンティテ
the United States, University of
ィーを持ち続けるためにはこのような歴史を世界の国の人たちがアイルランド人について
California Press.
理解していく必要がある。
コメント [y125]: 文意が不明ですが、どう
してアメリカ人としてのアイデンティティ
でなくアイルランド人のアイデンティティ
を持ち続けなくてはならないのですか?
アメリカの人種概念には歴史的な物事が大きく関係している。
アメリカはコロンブスがアメリカ大陸を発見してから多くの移民が流入してきた国であ
り、それから、飢饉や迫害などをうけた人々がたくさん移住してきた。
その中でアフリカの人々は強制的に移住させられ、奴隷として働くことを余儀なくされ
た。その影響で、肌が黒いという理由だけで差別を受け、社会的に弱い立場に立たされ続
けてきた。
コメント [ky126]: 「発見」という言葉は、
それ以前からアメリカ大陸に住んでいた人
たちにとって、
どのように映るでしょうか。
c.f. 「1543 年、ポルトガル船、種子島に漂
着」or「1543 年、ポルトガル船、種子島を
発見」
。
その後 1861 年に南北戦争が勃発し、1863 年リンカーン大統領による奴隷解放宣言や
各州における隷制の廃止、1950 年代末から 1960 年代初めにかけてのマーティン・ルーサ
ー・キング・ジュニア牧師による非暴力での人種差別の撤廃など様々な活動があった。
これらの活動によって、アフリカから強制連行された人々とその子孫たちの社会的立場
は徐々に向上してきたといえる。
しかし、長く黒人を奴隷として扱ってきた白人にとってそのイメージは簡単に拭い去れ
るものではなく黒人の社会的立場が上がったとはいえ、給料は白人よりも低いなどといま
だ完全に差別が消え去ったわけではない。
これは、白人が黒人を奴隷として扱っていたという歴史が生み出していることである。
その印象が白人の人々に深く根付き、今も名残を残しているのだ。
コメント [ky127]: 差別のメカニズムに関
して、
「印象」という点は重要でしょうが、
参考ウェブサイト
「他民族の国、アメリカ―アメリカ早わかり― 米国大使館」
http://aboutusa.japan.usembassy.gov/j/jusaj-portrait-usa01.html (閲覧日 2015/06/14)
その他の要因についてはどうでしょうか。
コメント [y128]: 明瞭区分性
まず、はじめに、”人種”の定義とは、皮膚・毛髪・顔・目の色・骨格など遺伝的・身体
的特徴を指標として分類した人類の集団である。
アメリカ合衆国は、ヨーロッパ系、ヒスパニック、アフリカ系、アジア系など、多数に
の人種・民族が共存し「民族のサラダボウル」といわれる。現在でも人種や民族の差別が
解消したわけではないが、ぞれぞれの人種や民族の特色を失わずに全体の調和の中に生き
て行く考えが主流であり、それこそがサラダボウルである。近年、相互に文化の違いを認
めながら、差別のない社会を目指そうとする「多文化主義」という考えが定着するように
なった。アフリカ系は綿花プランテーションが栄えていた南部・南東部や、首都ワシント
ン D.C.,シカゴなどの大都市に集住する傾向が高い。安価な労働者として使用されていたこ
とや、大都市の方が働くことのできる仕事が多いことが理由として考えられる。ヒスパニ
ックはメキシコ系が 6 割を占め、カルフォルニア、ニューメキシコ、アリゾナなどメキシ
コ国境付近に多い。ネイティブアメリカンはアメリカ合衆国の先住民族の総称であり、ア
ラスカや西部の 居留地付近に多い。
アメリカ合衆国の国民になる(国籍取得の)条件は、非正規滞在・短期滞在・ 旅行を問
はず、出生時にアメリカ合衆国に滞在していることである。アメリカ合衆国の飛行機や船
舶に乗り合わせていた場合でも有効とされている。このように、国民になることが容易で
あることもあり、多くの人種が入り混じっているのだと考える。
これからの将来、人種間同士の派閥がなくなり、アメリカ合衆国の人種の多様化が進め
ばいい。人種の隔たりがなくなり、サラダボウルがはっきりと実現し、理解し合うことが
コメント [ky129]: 「人種の隔たり」の解消
と、
人種や民族的な特色性に力点を置く「サ
ラダボウル」の双方は、どのように実現可
能でしょうか。
できたなら、人種を理由とする問題は起きなくなるであろう。
コメント [y130]: 現実は世界的に逆の方向
に向かっていますが。
参考文献 新詳地理資料 COMPLETE2013 帝国書院
最新世界史図説タペストリー 帝国書院
コメント [y131]: 明瞭区分性
「奴隷制維持を主張するアメリカ南部と奴隷制廃止を主張するアメリカ北部との間に南
北戦争が起こった。奴隷解放宣言によって国内外の支持を集めた北部の勝利に終わり、奴
隷制は廃止された。
しかし、南部諸州が州法などで黒人の権利を制限したり、反黒人秘密結社クー=クラッ
クス=クラン(KKK)によって黒人の迫害や黒人支持の白人まで襲撃されたりするなど、社
会的差別は続いた。また、奴隷解放後、黒人の多くは元の農園領主から耕作地を借りて耕
作を行うシェアクロッパー(分益小作人)となったが、今までの収益の約半分しか得られない、
苦しい境遇に置かれることになった。
19 世紀後半から苦力(クーリー)と呼ばれるインドや中国からの移民労働者が、黒人奴隷
に代わる安価な労働力として低賃金で過酷な肉体労働に従事することになった。」要約(グロ
ーバルワイド最新世界史図表、第一学習社、1997 年)
リンカーンの奴隷解放に始まり、公民権運動の指導者キング牧師など人種差別撤廃に向
けて尽力してきた人物はいるが、「人種のサラダボウル」といわれるアメリカでは未だに人
種差別が残っている。
一方、アメリカ史上初のアフリカ系大統領オバマ大統領が当選したことで、人種差別や
偏見などが少しづつ改善されているといえる。
コメント [ky132]: 果たしてその通りなの
でしょうか。是非、分析を進めてみてくだ
さい、
<アメリカはなぜ人種差別が多いのか>
アメリカ合衆国は建国以来の歴史の中で、幾度となく人種差別を繰り返してきた。イン
コメント [ky133]: 国内にいながらにして、
ディアンに対する圧政、黒人の奴隷化、アイリッシュへの迫害など、その数は多く多種多
しかも「アメリカ人」でありながら、差別
様なものがある。なぜアメリカはここまで異国人を差別するのだろうか。
を受けてきた人たちが歴史上たくさんいま
そのコアは建国の背景にある。アメリカはもともとイギリスから分裂してできた独立国
す。この点を踏まえるならば、
「市民」とい
家だ。同じ志をもつ者たちが集まって作った国家である。そのため、民族意識が非常に強
う概念がどのように規定され、さらにはそ
いのである。ただ民族意識が強いだけなら他の国もたくさんあるだろうが、とりわけアメ
れが対象とする範囲がどのように拡大や縮
リカは世界有数の大国になった。その成功を共有した仲間として白人だけが味方とされた
小を遂げてきたのか、という観点からの考
のである。
察も可能でしょう。
コメント [y134]: 根拠を示してください。
現在、アメリカ合衆国には白人、黒人、ヒスパニック、アジア人、ネイティブアメリカ
コメント [y135]: 出典。
ンが暮らしている。この中で一番多いのは白人。次に多いのはヒスパニックである。ヒス
パニックは出生率が多いので現在のアメリカ合衆国の人口増加につながっている。次は黒
コメント [ky136]: 人口増加の要因は出生
人。黒人の半分以上は南部に集中している。次はアジア人。アジア人の多くはカリフォル
率の高さにのみあるのでしょうか。
ニア州とハワイ州に住んでいる。最後はネイティブアメリカン。ネイティブアメリカンと
はアメリカ先住民のことを指している。
アメリカでの人種について調べるということですが、現在のアメリカ合衆国は白人・ア
コメント [y137]: 出典。
フリカ系・ネイティブ・アメリカン・アジア系・南洋系・その他の人種・混血・ヒスパニ
ック・ラテン系といった多くの人種から成り立っているということが分かりました。この
ような様々な人が生活するからこそ、人種に対しても寛容でなくてはならないはずである
のに、どうして人種差別が起こるのでしょうか。前回の授業でも仰られていたように、
「人
種」というものは「生物学的根拠のない概念」であるのに、どうしてそれにとらわれ続け
る人が多く存在するのでしょうか。
コメント [ky138]: 科学的根拠がないのに
そしてアイルランド系の人々の例をふまえて、これは「承認欲求」によるものではない
もかかわらず、人種概念が実体を伴いつつ
かと考えました。自分が優位に立ちたいという考えから周りの人々、特に少数の人々に対
存続しているという現実は、興味深い点で
し、フィルターをかけてしまうという醜い考えから、人種差別が生まれているのだろうと
す。是非、調べてみてください。
私は考えました。
アメリカ合衆国における「人種」
アメリカ合衆国には、白人のほかに黒人やヒスパニック系、アジア系やネイティブ・ア
メリカン系といった人種が住んでいる。まず、ネイティブ・アメリカンとはアメリカ・イ
ンディアンともいい、ブリタニカ国際大百科事典によると「ヨーロッパからの移住が始ま
る以前より、アメリカ大陸に住んでいる諸民族の総称」である(ブリタニカ国際大百科事典
「アメリカ・インディアン」の項目による)。ヒスパニック系は「中南米、カリブ海地域か
らの移民」のことである(ブリタニカ国際大百科事典「ヒスパニック」の項目による)。つ
まり、アメリカは他方からの移民で構成されていて、多種多様な人種が住んでいる。多種
多様な人種が住んでいるアメリカでは、黒人への差別が問題となっている。黒人への差別
には、過去の奴隷制度が関係している。
「奴隷制度が行われていた時代に、黒人は、アフリ
カからアメリカに奴隷として連れてこられ、白人と同じ権利を与えられなかった」(黒人差
コメント [y139]: 根拠。
別 ,http://blhrri.org/jiten/index.php?%A1%F6%B9%F5%BF%CD%BA%B9%CA%CC,201
5/06/13 アクセス)。現在では、黒人への差別が完全になくなったというわけではないが、黒
人は政治の面で重要な役職に就くといったように、社会進出してきている。アメリカには、
多種多様な人種が住んでいるので、差別することなく、互いの人種を理解して、政治や経
済、文化を発展させていくべきだ。また、同じような差別を繰り返さないためにも、黒人
コメント [ky140]: どのような方策が有効
への差別があったことは、後世にも伝え、差別に対する意識を高めていくべきだ。
でしょうか。
コメント [y141]: どうやってどんな意識
を?
アメリカの 2011 年の国勢調査によると、白人は 78.1%、黒人は 13.1%、その他が 8.8%
となっている。非ヒスパニック系白人は 63.4%で、ヒスパニック系(白人、混血、黒人な
どを含む)が 16.7%、その他が 19.9%となっている。混血は 2.9%と非常に低い値になって
いる。ここで私が注目したのはアジア系の人々である。アジア系のみを記述した人口は 1467
コメント [ky142]: アジア系の人たちはど
万人であったが、最大グループは中国人で 335 万人、インド人 284 万人、フィリピン人 256
のような歴史を歩んできたのでしょうか。
万人、ベトナム人 155 万人、韓国人 142 万人、日本人 76 万人、パキスタン人 36 万人など
となっていた。このアジア系の人々がどこの地域に集中しているかというと、ニューヨー
ク、ロスアンゼルス、サンノゼ、サンフランシスコといった地域であった。さらに、国勢
調査によると、アジア系の混血の中でも日系が最も大きい値となっている。さらに、日系
の人々は西海岸の集中が大きい。西海岸は工業地帯も多いので多くの日系の人々いると考
えれられる。さらに、アメリカは移民大国であって、アメリカの人種から今の日本の少子
化対策にも参考にすべき点もある。
コメント [y143]: どんな点?
アメリカ合衆国にはさまざまな民族がいる。たとえば、白人や黒人、ネイティブアメリ
カン、ヒスパニックなどたくさん存在する。しかし、ウィキペディアによると南アメリカ
大陸とは違って、混血はあまり進んでいないようである。最近では、ヒスパニックの割合
がしだいに増加している。特にロサンゼルスなどのアメリカ合衆国の南西部や、南部に多
い。
アメリカ合衆国は以前は、
「人種のるつぼ」といわれていた。るつぼとは、金属などを溶
かして混ぜ合わせる道具である。あらゆ る人種が混ざり合って均等になることを表してい
コメント [ky144]: 人種の統合理論に関し
たのだと考えられる。しかし近年、
「人種のサラダボウル」といわれるようになった。るつ
て、その変遷過程を調べてみてはいかがで
ぼとは違って、サラダボウルのなかは個々が分かれて存在しており、混ざっていない。そ
しょうか。取り急ぎ、以下のキーワードを
れゆえ、それぞれの人種を尊重し合うように変わったのであると考えられる。
提示いたします。
「アングロ・コンフォーミ
ティ」
、
「文化多元主義」
、
「多文化主義」
。
コメント [y145]: 根拠。
アメリカ 人種別就業割合
アメリカは格差社会だといわれている。日本も貧富の格差が大きいといわれているが、
日本とは異なり、多民族多人種が暮らすアメリカ社会において、人種や民族の関係が格差
とどのような関係をあらわしているのかについて考察したい。
アメリカにはヨーロッパ系・アフリカ系・アジア系・ヒスパニック系などの様々な民族
が暮らしている。現在では、南米のように混血が進むこともなく、それぞれの民族が集団
を作り独自性を保ちながら共存している。これらの民族の人種は白人、黒人、黄色人種の 3
種類に分けることが出来る。上記の4種の民族は、ヨーロッパ系は白人、アフリカ系は黒
人、アジア系は黄色人種と一般に分類される。ヒスパニックはスペイン語系アメリカ人と
呼ばれる人たちのことであり、人種区分は白人、黒人、などの混血などと多岐にわたるこ
とが多い。米国の国勢調査によると、2010年の時点で総人口約3億900万人に対し
て、ヒスパニックが約5000万人暮らしているとされている。また、南部西部アメリカ
において高い人口割合を示すヒスパニックであるが、これは南米、主にはメキシコにルー
ツを持つ移民が多いことに起因している。
アメリカ社会において大きな人口割合を占めるようになってきたヒスパニックであるが、
高校新詳地理資料集 2012 によると、アメリカにおけるアフリカ系とヒスパニック系の就業
に関しては、「アフリカ系とヒスパニックの社会的地位は向上しつつあるが、農林水産業な
どの従事者が多く経営・専門職の従事者は少ないなど、いまだに労働格差がみられる」と
分析している。また、人種別貧困割合(注1)では、2008 年においては白人(非ヒスパニ
ック)が 8.6%、アフリカ系 24.7%、ヒスパニック 23.2%、アジア系 11.8%となっており、
農林水産業などに従事する割合が高いアフリカ系やヒスパニック系の貧困率が高いことを
裏付けている。このことから、依然としてアメリカの社会においては人種によって格差が
大きいということが考えられる。
注1
ア メ リ カ の 拡 大 す る 貧 困 と 格 差 - Kyushu University Library - 九 州 大 学
catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/handle/2324/21800/p087.pdf
しかし、2013 年のウォールストリートジャーナルの記事(注2)によると、ヒスパニック
系の不法移民は 830 万人とされている。すなわち、およそ 5000 万人いる人口のうち、830
万人が不法移民によって入国、滞在した人々であることから、就労の機会が狭まくなり、
結果として貧困率の割合が高くなっているということも推測できる。
(注2)「米国の不法移民議論で存在感増すアジア系」
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424127887323451804578640921689132556
ヒスパニックにおいては、貧困率も高いが、不法移民の数も多いため、彼らが割合を高
コメント [ky146]: 「ヒスパニック」内部に
める一因であると考えることもできる。しかし、人種別貧困割合においてヒスパニックと
おける多様性に関しては、
どうでしょうか。
ほぼ同等の割合をしめたアフリカ系においては、不法移民の数はそれほど多くはないとい
出身地等における違いによって、経済的な
うことから、依然として人種差別的な要因が大きく関係しているといえる。近年警察官の
差異は見られるのでしょうか。
問題などで白人と黒人の差別が大きくとりただされてはいるが、そういった見かけの差別
以外にも、アメリカ社会には深い闇があるということが考えられる。
私が調べたことは現在のアメリカの人種差別事情である。授業では、アメリカの人種差
別の歴史的な側面を学んだ。それを踏まえて、現在の状況はどうなっているのか、人種差
別問題の解決の糸口があるのかを知りたいことが動機である。
アメリカでは、かつてから多数派の白人が白人以外の人種を差別することが続いてきた。
結論から言うと、多少は減ったが、現在も、それでも差別はなくなっていない。
例えば、昨年末には、白人警官による黒人への暴行事件があった。白人警官が黒人の首
を絞め、黒人は「息ができない」と何度も訴えたが、暴行が止まることがなく、その黒人
は死亡してしまった。さらに、
「起訴する合理的理由がない」として不起訴処分になってい
る。このような残念な事件が現在も発生し続けている。
次に、人種間の貧富の差は拡大しているという。2013 年 8 月 28 日、ワシントンのリン
カーン記念堂にて行われた式典でオバマ大統領は、
「半世紀前には想像不可能だったくらい
にアメリカの黒人に成功例が出てきています。しかし、既に知れ渡っているように、黒人
の失業は白人より 2 倍高いままです。人種間の貧富の差は減少するどころか、拡大してい
るのです」と述べている(HUFFPOST「オバマ大統領『人種間の貧富の差は
拡大している』キング牧師演説から 50 年」
http://www.huffingtonpost.jp/2013/08/28/let_freedom_ring_mlk_n_3830638.html
2015/6/14 アクセス)。
現在は、金銭面での差別もあるようだ。人種差別問題を解決しようとすると、その土地
特有の伝統や文化をなくしてしまい、別の問題が発生しうる。
やはり、問題解決には、ゆっくりと時間をかけ多くの人が現実を知って、知恵を出し合
コメント [y147]: どんな?
コメント [ky148]: どのような差別是正策
を想定しているのでしょうか。
い、協力し合うことしかないのだろうか。
コメント [y149]: どんな?
コメント [y150]: どんな?
アメリカは、人種が多様な多民族国家で,それゆえに「人種のサラダボウル」という言葉
で表現されることもある。そんなアメリカで今も根付いているのが「黒人差別」である。
黒人とは一般的にアフリカ系の人を指すのだが、アメリカの 2013 年の国勢調査によると、
ア メ リ カ で 黒 人 の 占 め る 割 合 は
13.2 % と な っ て い る ( 参 照
http://quickfacts.census.gov/qfd/states/00000.html
閲覧日 2015 年 6 月 25 日)。
もともと黒人は 1619 年黒人奴隷制度を導入していて北アメリカ南部に入植したイギリス
人によりプランテーションでの強制労働として白人年季奉公人とともにアメリカに連れて
コメント [ky151]: 確かに、1619 年に、黒
人 20 名が「船荷」として連れてこられた
との史実が残っていますが、その 20 名が
奴隷であったか否かは定かではありません。
こられ、当時黒人奴隷の数は白人年季奉公人に比べ 3 分の 1 程度だったが、イギリスが大
西洋奴隷貿易の主導権を握り始め黒人奴隷価格が低下したことにより、1970 年代から黒人
コメント [ky152]: 時期を確認してくださ
奴隷の数が増え始め、18 世紀には黒人奴隷の数が白人年季奉公人の数を抜いた。それ以降、
い。
黒人女性から生まれた子も奴隷とする法律が作られたために奴隷の子を増やすための白人
男性からのレイプが多発したり、白人女性と黒人男性との性交渉が厳しく取り絞められた
り、という風に性支配体制が強められ、黒人は全て奴隷であるという観念が定着されるこ
ととなる(参照:有賀夏妃・油井大三郎「(世界に出会う各国=地域史)アメリカの歴史 テ
ーマでオム多文化社会の夢と現実」有斐閣アルマ)
。
その後、1862 年リンカーンによる「奴隷解放宣言」やキング牧師の演説をうけ 1964 年
に制定された「公民権法」により、法的には人種差別はなくなった。しかし、アメリカ黒
人少年射殺事件
(参照
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-22/2013072204_01_1.html
閲覧
日 2015 年 6 月 25 日)が示すように、人々の間にはまだ人種差別は残っている。なので人
から完全に差別の意識をなくすことはできないだろうが、オバマ氏がアメリカの歴史上初
の黒人大統領となったように差別時代から少しずつ状況が変わっている現代なので、これ
からアメリカという国が黒人差別という課題をどう対処していくか、それがカギとなって
くるであろう。
アメリカの人種は、主に白人(72.4%)、黒人・アフリカ系アメリカ人(12.6%)、アジア
系民族(4.8%)
、アメリカインディアン・アラスカ原住民(0.9%)、混血民族(2.9%)、そ
の他(6.4%)から成り立っている(United States Census Bureau,Overview of Race and
Hispanic Origin: 2010,http://www.census.gov/prod/cen2010/briefs/c2010br-02.pdf,2015
年 6 月 14 日アクセス)。その人種のうち、黒人が受けてきた差別について知るために、私
は黒人がこれまで受けてきた差別について調べた。
まず、16 世紀にヨーロッパ人がアメリカ大陸に導入した「黒人(アフリカ人)奴隷制」
についてである。これは、
「ステイプル(輸入用商品作物)を生産するプランテーションと
いう大規模な農業的企業と結合して、「プランテーション・アメリカ」という独特な経済社
会地域を西半球に出現させた」(富田虎男, 鵜月裕典, 佐藤円編著,「アメリカの歴史を
知るための 60 章」
,P43)ものである。このなかで、「黒人は身分の別なく劣等人種の烙印
を押され、白人との結婚はもちろん、性的関係までがタブー、犯罪とされた」
(同書,P45)
と書かれてあり、大きな白人と黒人の差別がみられる。
このあとも黒人が差別を受けて、白人と同等の給与や住居を得ることができない時代が
続いたが、1960 年に少し変化が起きた。
「1960 年の選挙戦では、5 人の黒人が連邦下院議
員に選出され、ジョン・F・ケネディ大統領候補が当選したことによって、黒人のパワーが
コメント [y153]: 制作者とサイト名を書く
ように。
立証された」(ベンジャミン・クォールズ著,「アメリカ黒人の歴史」,P326)。これをはじ
めとして、黒人は今まで白人から差別されてきた時代を終わらせた。
現在では、アメリカ合衆国の大統領に黒人であるバラク・オバマ氏がなっていることも
あり、アメリカでは黒人差別がほとんどなくなっている。前述のように、ある人々が勇気
コメント [ky154]: オバマの当選によって
を持って行動することによって、人種差別はなくなっていくだろう。
見逃されがちな側面はないのでしょうか。
コメント [H155]: 根拠となるデータは?
コメント [y156]: 楽観的ですね。
アメリカ合衆国は「民族のサラダボウル」とよばれるほどの多種な民族、人種が共存し
ている。
「北西ヨーロッパからの移民は大西洋岸に植民地を建設し、建国と発展の原動力となっ
た。人口増加に伴って開拓民は内陸へ向かい、荒野と接する開拓前線は西に移動した。
(中略)しかし、開拓に伴ってネイティブアメリカンは西の不毛な土地へ追いやられた。多数
派である北西ヨーロッパ系の人々の中でも WASP は政治、経済、文化の発展に大きな役割
を演じた。これに対して、少数派としては、アフリカ系アメリカ人(黒人)やヒスパニックが
大きな割合を占めている。1960 年代に移民法が改正され、1970 年代からは、アジアやラテ
ンアメリカからの移民が増加した」(p153、p154、新詳地理 B 初訂版、帝国書院)
アメリカの人種について調べていると黒人に関する本が大学の図書館ではアメリカの人
種の本を約 4 分の 1 を占めていた。しかしこれは大学の図書館だけであって市立図書館で
あるとそうではなくなる。
アメリカの人種の差別の特徴では肌の色とはっきり分かれる人種にある。血の混じった
日系人や目の見えにくい形での人種とも民族とも呼べない集団の差別がある日本と対照的
である。これはアメリカが移民の国であることが理由である。日本では鎖国や島国である
ことから移民はあまりすることがなかった。しかしアメリカは開拓するために多くの移民
や、奴隷として連れてこらえた黒人、労働力としてやってきたアイルランド系移民そして
それらの人々に対する移民法がある。よりよい生活と自由を得るため多くの人が集まり、
摩擦や衝突を繰り返してきた。今もそのことに関する事件や事故が起きている。しかしア
メリカの人種の話ではあるが、これは日本の人権よりも問題が取り上げられているところ
は日本より問題意識が強いところがよい。
コメント [ky157]: そうしたアメリカにお
ける各種の議論や理論を考察することによ
って、日本の人権を考えてみてはいかがで
しょうか。
OMB(行政管理予算局)は、1997 年より、アメリカの主要人種を①白人(ヨーロッパ、中近
東、北アフリカ血統の人)、②黒人(アフリカの黒人人種の血統の人)、③インディアン、ア
ラスカ先住民(中米を含む北米、南米の先住民の血統の人)、④アジア系(極東、東南アジア、
インド亜大陸の血統の人)、⑤ハワイ先住民、他の太平洋諸島(ハワイ、グアム、サモア、他
の太平洋諸島の先住民の血統の人)の 5 グループに分類し、これがアメリカの人種構成とな
っている。
人種別人口構成としては、2010 年の調査によると、白人が 72.4%、黒人が 12.6%、イン
ディアン等が 0.9%、アジア人が 4.8%、その他(ハワイ先住民、他の太平洋諸島、混血)が 9.3%
となっている(総人口約 3 億 900 万人)。その中でヒスパニック系は約 5 千万人と言われてい
る。ヒスパニック・ラテン系アメリカ人という言葉を頻繁に聞くが、これは人種ではなく
民族である。ヒスパニック・ラテン系は、プエルトリコ人、南米、中米、その他のスペイ
ン系文化またはスペイン系の血統の人と定義されている。
アメリカはその人種の多さから国の特徴として「人種のサラダボウル」という言葉が使
われるが、以前は「人種のるつぼ」という言葉が使われていた。後者は文化的融合を前提
とした考え方だが、前者はその考え方を批判する形で文化多元主義が唱えられている。
《参考資料》
拡大しつつ変容するアメリカ人
http://www.dir.co.jp/research/report/place/intro-usa/20140626_008693.pdf
アメリカ多文化社会を理解するための 4 つの理論 http://kousyou.cc/archives/3872
アメリカ合衆国には、多様な人種が住んでおり、現在も人口は増加している。2010 年に
は、アメリカ合衆国の人口は、約 3 億 900 万人となり、世界第三位の人口となっている。
そして、今後も増加が見込まれている。
アメリカ合衆国の人口が増加している要因に、ヒスパニックの出生率の高さが関係して
いる。アメリカ合衆国の人種は大まかに、白人、黒人、インディアン、アジア系、ハワイ
系先住民、他の太平洋諸国に分類される。ヒスパニックとは、民族を示す。アメリカ合衆
国の人口の約7割は白人である(大和総研「アメリカを知る」)。
アメリカ合衆国では、人種差別が問題になっている。「自由」「平等」といった建国の理
念にも関わらず、人種差別は続いている。これには、他種を定義し比較することが背景に
ある。
18 世紀以降、人種分類の基準として身体的な特徴を定義するようになった。文化や性格、
気質などをもとに分類したものや、頭蓋骨標本をもとに分類したものなど、ヨーロッパ、
非ヨーロッパを明確にするものであった。ヨーロッパ系、つまり、白人は優れており、そ
のほかは劣っているという定義が浸透していった。
しかし、この時点で白人が優れていると認識されてきたわけではなく、それ以前から認
識されていたものだ。なぜなら、白人は、奴隷として黒人を所有していたからだ。奴隷を
持っていることは、裕福であることを示す社会が存在したのだ。奴隷は高値で取引されて
いた。
コメント [ky158]: 「多文化主義」に関する
議論も検討してみてください。
コメント [y159]: サイトの制作者は?
本文で明瞭区分性が守られていません。
黒人は、徹底的に社会からも差別を受けてきた。たとえば、トイレや手洗い場は黒人と
白人とで分けられていたり、異人種での結婚を法律で禁止していたりしていたことがある。
現在でも、アメリカ合衆国では、黒人が自動車を運転していると、何も違反はしていない
にも関わらず、警察に止められ、車の中まで徹底的に調べられることもある。黒人は罪を
犯す、黒人は問題を起こすという前提が事前に存在しているからこそこのようなことが生
じ、さらに、差別へ発展しているのだ。
人種差別は、アメリカ合衆国だけの問題ではない。日本でも無意識的に行っている面が
ある。たとえば、海外の人を外人と認識し外国人専用のスペースが設けられていることや、
日本に長年住む外国人にも投票権がないことがある。
差別をなくそうとする運動や活動は各地で行われているが、まだなくなっていない。
「自
由」「平等」な社会を作るにはまだ時間がかかる。なぜなら、政府は理念を言っていても、
具体的な活動を行い始めたのは最近のことであり、また、社会でも差別はよくないことは
コメント [ky160]: 「具体的な活動」の効果
認識していても、自分のことになると差別を行うからだ。たとえば、子供が異人種と結婚
についても、その意義や限界等について検
を考えていると親は反対するということがあげられる。人種差別問題の解決には時間がか
証してみてください。
かりそうだが、多くの人の活動が解決を早めることにつながる。
参考文献
1.
コメント [y161]: 明瞭区分性。
大和総研「拡大しつつ変容するアメリカ人」
,http://www.dir.co.jp/research/report/place/intro-usa/20140626_008693.pdf,2015/06/14
アクセス
アメリカ生活 101「アメリカ人種構成」
「人種差別について」
,http://www.アメリカ生活.
net,2015/06/14 アクセス
橘 玲 の 日 々 刻 々 「 ア メ リ カ で 反 人 種 差 別 デ モ に 白 人 が ほ と ん ど 参 加 し な い 理 由 」,
http://diamond.jp/articles/-/59514?page=1,2015/06/14 アクセス
The
PAGE
「
米
警
官
に
よ
る
黒
人
暴
行
事
件
」 ,
http://thepage.jp/detail/20141217-00000004-wordleaf,2015/06/14 アクセス
○アメリカの人種について
高校までに特に社会科で学んできたことで、アメリカ合衆国には白人以外の多くの多く
の人種の人びとがいて、日本と比べても、日常の中で違う人種の人びととかかわり合う機
会が多いイメージがあった。そのため、今回の人種についての講義において、奴隷制の正
当化や、現在ではえせ科学として一蹴される「科学」をもとにあらゆるやり方で、主に白
人が主に黒人を差別してきたことなど、すんなりと理解できる部分が多かった。
講義では、はじめは差別されていた側であったが、次第にする側に回っていった歴史を
持っているアイリッシュ系について触れられていた。アメリカには、そのようなアイリッ
シュ系の人びとの他にも、ヒスパニックと呼ばれる人びとがいる。
「ヒスパニック系とはスペイン語を母国語とする集団で、メキシコ系、プエルトリコ系、
キューバ系、中央・南アメリカ系などが含まれる。
」というように、これらの人びともまた、
アイリッシュ系の人びとのように外国からアメリカに移住してきた人びとである。
そして、1980 年にはアメリカ 全人口の 6.45%であったヒスパニック系の割合は、2000
年には 12.65%まで伸びており、その成長は著しい。
この伸びを考えると、2015 年現在では、ヒスパニック系は増加していると考えられる。
しかし、ヒスパニック系の人びとの教育水準は高いものとは言えず、アメリカにおける雇
用において、教育の差による雇用の差が出てきてしまっている。また、その失業率は 7.5%
であり、白人が 5.1%であることに比べても非常に高くなっており、「非合法移民が(おそ
らく)考慮されていない数値に置いてすら白人のそれに比べて十分に高い数値を示してい
ると言える。」とも結論付けされている。
ヒスパニック系の移民、またあるいは彼らの子孫によるヒスパニッ ク系の増加は、その
数により、政治あるいは社会にとって無視できない存在になりつつあることが考えられる。
しかし、教育水準の低いために、問題行動をおこすヒスパニックの若者がいるなど、ヒス
パニック系だから、というわけではなくとも、不穏な面も持ち合わせていることは事実で、
不穏な面を助長するような人びとの増加は、その他の人びとの生活や精神を脅かしかねな
いので、教育制度あるいは政治面の改革によって、早急に解決されるべき問題であると考
える。
コメント [ky162]: どういった改革が考え
られるでしょうか。また、そもそもヒスパ
〈参考文献〉
ニック系の増加が、政治問題化されるプロ
高嵜大輔、
「アメリカにおけるヒスパニック系移民の変化」2004
セスとはいかなるものなのでしょうか。ど
村井忠政、
「現代アメリカに置ける移民研究の新動向(下)」
、
『名古屋市立大学大学院人間文
ういった人たちが「問題」として捉え、ど
化研究科 人間文 化研究』(6)
、2006
ういった言説を展開しているのでしょうか。
コメント [y163]: 明瞭区分性。
アメリカ合衆国の人種は、2011 年の時点で白人が 78.1%を占める大多数であり、黒人が
13.1%、その他が 8.8%となっている。これをヒスパニックかそうでないかで見ると、非ヒ
スパニック系白人は 63.4%で、ヒスパニック系(白人、混血、黒人などを含む)が 16.7%、
その他が 19.9%となっている。混血は 2.9%と非常に低い値になっている(ウィキペディア
「 ア メ リ カ 合 衆 国 の 人 種 構 成 と 使 用 言 語 _ Wikipedia 」 、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5
%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%A8%AE%E6%A7
%8B%E6%88%90%E3%81%A8%E4%BD%BF%E7%94%A8%E8%A8%80%E8%AA%9E 、
2015/6/14 アクセス)
。このデータを見て白人の割合はとても多いなと思った。現在、アメ
リカでは黒人の射殺が取り上げられているが、多数決の原理から多い白人のほうが偉いと
いう価値観があるのだと感じる。白人だけが権力を振りかざすのではなく、平等な社会の
コメント [y164]: 「感じる」を消して理由
実現を願っている。
を書くように。
コメント [ky165]: 具体的にどのようにす
れば実現できるのでしょうか。
まず、アメリカの人種の割合ついて調べてみた。
コメント [y166]: 願っているだけでは何も
変わりません。
白人 74%
黒人 13.5%
ヒスパニック 14.8%
(メキシコ系 64%)白人に続いて2番目に多い人種となっています。
出産率が高いので、アメリカの人口増加に繋がっています。 ただし、ヒスパニック自体に
人種の多様性があるので、一部のヒスパニックは(白人 41.2% )カテゴリーに申請してい
コメント [ky167]: どういった多様性があ
る事があります。
るのでしょうか。
アジア人(日本人、中国人、韓国人、インド人、ヴェトナム人、フィリピン人などを含む)
4.4%
ネイティブアメリカン(アメリカ原住民、インディアン)0.8%(アラスカ州のイヌイット
も含む)ただし、他の人種と混血している人口も含めます
(引用:アメリカの人種構成 | アメリカ生活 101)
コメント [y168]: 制作者は?
これだけの人種が存在しているアメリカでは、「自由」や「平等」といった建国の理念に
もかかわらず、人種差別が起こってしまうのもわからないこともない。授業で、宗教的擁
護論、温情主義的擁護論、人種学的擁護論というものを始めて学んだ。また科学的人種主
義の内容については、主にただの偏見であり、自分たちの人種の特徴や存在を自分たちで
認め合うために、他の人種を批判的に説明していると言える。
英和辞典で"white"と"black"では対照的な説明がなされており、圧倒的に"white”の方が
優越な感じを持つ。英和辞典という、自分が何気なく日常で使っているものにも、人種差
別が残っている。
このような人種差別があるが、授業でも説明されていたように、人種概念はなんの価値
も持たず、あらゆる個人は単一であり、個人を序列化することはできない。たしかに、遺
伝子の差異から、それぞれの特徴はあり、共感することが難しい場合もあるだろう。しか
し、それを序列化し、差別することは考えられないことだ。
コメント [y169]: ?
コメント [y170]: 偏差値では入れる大学が
違うことや、仕事によって給料が違うこと
は、序列化ではないのですか?
今回の授業でアメリカ合衆国における人種差別(奴隷制度、人種隔離法、リンチなど)の背
後にはどのような理論が存在したのかについて学ぶことが出来ました。高校の時の世界史
の授業でも、アメリカの発展の歴史の裏には影の部分があって、自由・平等の建国の理念
は黒人には適用されなかったり、白人至上主義が目的のクー・クラックス・クランなどの
活動があったりしたということを勉強しました。しかし、それだけではなく、奴隷制擁護
論にもいくつかの種類があったり、人によって人間の分類の仕方が違ったりすることを初
めて知って、私はアメリカの人種の歴史についてのほんの一部分しか知らなかったのだと
気づきました。2006 年 American Community Survey によると、現在のアメリカ合衆国は
白人 74%、黒人 13.5%、 ヒスパニック 14.8%、アジア人(日本人、中国人、韓国人、イ
ンド人、ヴェトナム人、フィリピン人などを含む)4.4%
、ネイティブアメリカン(アメ
リカ原住民、インディアン)0.8%というような割合になっています。白人の割合が圧倒的
に多いが、その一方でアメリカで現在生まれる赤ちゃんの割合は、白人以外の人種(マイノ
リティ)の総数が上回っているという現状もあり、アメリカ合衆国における人種は時代によ
って移り変わっていくことがわかりました。
コメント [ky171]: これまでは、どのような
変遷を遂げてきたのでしょうか。また、人
種区分の方法自体についてはどうでしょう
か。
アメリカでは異人種間の婚姻が 1660 年代に施行され 1960 年代から廃止傾向になり、
2000 年にはすべての州で廃止された。この法律の撤廃の立役者となったのが、1985 年に異
人種間結婚禁止法のあるバージニア州に住んでいるミルドレッド・ラビングさんだった。
コメント [y172]: 出典。
ラビングさんは黒人の女性であり、白人の男性とワシントン D.C.で結婚し、バージニア州
に住んでいたところ、黒人男性と婚姻を結んだことで逮捕され、州を追放されてしまう。
コメント [ky173]: 「白人男性」or「黒人女
その後支援団体と協力し、憲法の廃止に向けて活動し、1967 年に州法を違憲とする判決を
性」?
得たのである。
アメリカは自由という印象の強い国であるが、その自由は誰かが勝ち取った自由である。
利便性だけを重視するならば、法律を守り、異人種間での結婚など考えない。間違いとさ
れていることでも、現在はそうであるだけで、過去や未来ではそうではないかもしれない。
ただ従うだけでなく、自分の意思で行動することも必要である。
コメント [ky174]: 因みに、夫のリチャー
ド・ラヴィングは、訴訟を提起するさいに
弁護士に次のように語ったそうです。
「コー
エン先生、私が妻を愛しているんだと裁判
所にいってください。ヴァージニアで彼女
と一緒に暮らせないなんて、ほんとに不公
平じゃないですか」(山田 2006)。
今回の授業では、人種差別がテーマだった。そこで、一度受け入れられた人種が迫害さ
コメント [ky175]: その一方で、差別に抗う
れたという話があったが、これこそが人間の本質であり、弱さなのではないだろうか。学
ため、被差別者が展開した闘争の歴史から
校などでいじめが起こる際は、昨日まで今まで何ともなかった友達が急にいじめられるな
は、
人間の強さを垣間見ることもできます。
どよくあることである。このケースは非常に今回の話と似通った点がある。むしろことの
そのさい、どのような運動や言説が繰り広
大小はあれ、自分が迫害されたくないから迫害するというように見えてしまう。この考え
げられたのか調べてみてはいかがでしょう
に至り、人間は同じことしか繰り返さないのだなと思い悲しくなった。
か。
コメント [H176]: でも、人間は過去から学
ぶこともできます。
アメリカの国勢調査では人種の定義を定めている。それは、「白人:出自がヨーロッパ、
中東、北アフリカである。または、本人が白人と申請した場合。黒人:出自がアフリカの
黒人。または本人が黒人と申請した場合。アメリカンインデアンおよびアラスカ先住民:
出自が北米、中東、南米の先住民で、なおかつそれらの文化伝統を保っているもの。また
は、本人がアメリカンインデアンおよびアラスカ先住民と申請した場合。アジア系:出自
が東アジア、東南アジア、インド亜大陸など。東西融合の地である中央アジアは記述され
ていない。または、本人がアジア系と申請した場合。ハワイ先住民およびその他の太平洋
諸島の住民:出自がハワイ、グアム、サモア、その他の太平洋諸島。または、本人がハワ
イ先住民およびその他の太平洋諸島の住民と申請した場合。その他の人種:上記以外の人
種。または、本人がその他の人種と申請した場合。」(アメリカ合衆国の人種構成と言語使
用-Wikipedia による)とされている。こうしたことから、自分の申請も人種決定に関与し
ていることはとても素晴らしいことである。人種の区別の確実な定義はないと講義で習っ
たのでそのことを大変考慮したものである。
しかし、現在問題となっているのはその他の人種の 97%を占めているヒスパニック系の
存在である。ヒスパニックの割合はアメリカ南部と中西部で顕著である。もともと、そこ
の地域では白人が多かったが今ではヒスパニックが増えたために看板などがスペイン語表
記になるなど様々な問題が生まれている。こうしたことから、黒人の差別問題までは強く
コメント [ky177]: 看板がスペイン語表記
ないがヒスパニックとの対立が生じようとしている。人種の間には大きな溝があることが
だと、なぜ「問題」なのでしょうか。
わかる。こうした現状を一刻も早く解決できるようにしなければない。異文化でも同じ国
に住んでいるのだからお互い共通のものを持たなければならないだろう。
コメント [ky178]: 「共通のもの」を構築す
るさい、何が基準になるのでしょうか。
今回の授業は、アメリカにおける人種差別問題について学習した。授業では人間を分類
するときにリンネは 4 種類に分けたと習った。そもそも、なぜ人間を気質で分類する必要
があったのだろうか。人間が人間を分類するとき、自分に都合のよいように分類してしま
うのではないか。実際、リンネはスウェーデン出身で、
「ヨーロッパ人は肌の色が白く、活
気や創造力があるものでアフリカ人は肌の色が黒く、ずるく、怠惰で気まぐれなもの」と
分類してヨーロッパ人である自分に都合のよいように分類している。なぜ、
「白」がよくて
「黒」が悪いと見なされるのか。ただ色のイメージではないのか。もしリンネがアフリカ
人で黒人であればこのように分類しただろうか。
また今回の授業で初めてアイルランド系アメリカ人の差別の歴史で、はじめは白い黒人
と差別され、その後は自らを白人と称し黒人を差別したという歴史を知った。アイルラン
ド系アメリカ人の人々は差別される苦しみや痛みを分かっているはずなのに、その後は黒
人を差別したことが残念だと思った。もしそこで、黒人を差別せずにお互いに歩み寄れる
コメント [ky179]: 現代においても、アメリ
カに比較的新しく移民してきた韓国系やエ
ルサルバドル系の人たちと黒人の人たちと
の対立が報じられることがあります。調べ
てみてはいかがでしょうか。
勇気があれば違う未来になっていたかもしれない。
コメント [H180]: あなたの未来も、今始ま
っています。
アメリカについて調べると、アメリカには白人、黒人、黄色人種のすべてが集まり、そ
れぞれが独自の文化を形成していて、その裏には人種差別という問題がある。ぼくは差別
といわれると、黒人差別が一番に思い浮かぶが、中にはアジアに対する根強い差別を持っ
コメント [ky181]: 具体的にそれはどうい
た人たちもたくさん存在していることを知って驚いた。テレビで見るような平和で豊かな
った形で表出するのでしょうか。
アメリカにも、その奥にはたくさんの闇が隠れているということが分かった。今回の講義
で自分が知らなかったことに気付けたのでよかった。
アメリカでの人種差別というものは、なぜ起こり、どのようなことが現在ではおこなわ
れているのだろうか。アメリカではいまだに黒人に対する差別というものは根強く行われ
ている。たとえば、ミーズリー州ファーガンソンでの白人警官による黒人少年射殺事件な
どがある。このような、警察官による黒人差別による事件といったものも多く、アメリカ
コメント [ky182]: この点に関しては、
「レ
全体で、黒人差別が許されるといったような風潮が起こっている。
イシャル・プロファイリング」(racial
また、今なおも黒人男性がサル呼ばわりされたり、黒人だという理由だけで、白人とは
大きく扱いを変えるといったようなことも行っている人々もいる。このようなことを見て
いると、アメリカという国は黒人をすごく見下しおり、人種差別というものがなくなるこ
とはないのではないかと感じた。
profiling)というキーワードで調べてみて
はいかがでしょうか。
コメント [H183]: 国家が?それとも国民
が?それとも国民の中の一部の人々が?
主語一つで意味と印象がだいぶ変わります。
アメリカで有名な黒人人種はアフリカ系の人種であり、人種差別撤廃の演説で有名なキ
ング牧師もこの人種である。現在アメリカにいるアフリカ系アメリカ人は、総人口の 12.7
パーセントをしめている。1963 年のキング牧師の演説で奴隷制反対運動が最高潮に達し、
のちに奴隷制が撤廃されてから、1996 年には黒人の就職者の 44 パーセントが専門職、管
コメント [ky184]: 因みに奴隷制度自体は、
理職など白人だけがついていた職業につけるようになっており、18~23 歳の黒人の 23 パ
1865 年の憲法修正第 13 条によって、すで
ーセントが大学で学べるようになっていた。
に廃止されています。キング牧師たちによ
しかし、黒人に対する偏見がなくなったわけではない。例えばニュースを見ていると、
る運動の成果としては、
「1964 年公民権法」
白人警官が、取り締まり時に黒人の容疑者に過度な暴行を加えて殺害してしまったという
ならびに「1965 年投票権法」などを調べて
ニュースをよく聞く。人種差別の風習が抜けきっていないのがよくわかる事例である。そ
みてください。
して、ほかの国でも取り上げられていなくても似たようなことが起きている可能性もある。
「自由」と「平等」の国としてアメリカは成立したのであるから、アメリカで先んじて奴
隷制の風習がなくなってほしい。
参考ウェブサイト
EMBASSY OF THE UNITED STATES IN JAPAN About the USA『多民族の国、アメ
リカ』http://aboutusa.japan.usembassy.gov/j/jusaj-portrait-usa01.html,2015/6/12 アクセ
ス
アメリカの人種の数は多い。
人種のるつぼといわれる。
コメント [ky185]: この理論自体は 20 世紀
wikipedia によると
初頭に展開されたものです。同理論のもと
2011 年の時点で白人が 78.1%を占める大多数であり、黒人が 13.1%、その他が 8.8%となっ
では、移民やマイノリティの文化的複数性
ている。
や差異性は坩堝の中で溶けあい最終的に
(wikipedia
ア
メ
リ
カ
合
衆
国
の
人
種
構
成
と
使
用
言
語
「アメリカ文化」へと収斂していくことが
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5
期待されるという点で、非常に同化主義的
%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%A8%AE%E6%A7
な理論といえます。参考までに、
「多文化主
%8B%E6%88%90%E3%81%A8%E4%BD%BF%E7%94%A8%E8%A8%80%E8%AA%9E )
義」や「文化多元主義」といった理論につ
とある。
いても調べてみてください。
キング牧師による黒人差別撤廃運動があるように、黒人差別があり、アメリカの大統領オ
バマが黒人初の大統領となり、脚光のニュースとなった。
私が黒人、アメリカときいて浮かぶのは初の黒人大統領のバラク・オバマである。それ
と同時にそのバラク・オバマの尊敬する南アフリカ初の黒人大統領ネルソン・マンデラが
浮かぶ。彼らはともにノーベル平和賞を授与している。平和と言えば、平和平等の理念の
もとに建国されたアメリカであるが、本当にその理念はなされていたのだろうか。ノーベ
ル平和賞と言えば、キング牧師の公民権運動も浮かぶが、「一九五五年、アラバマ州モント
ゴメリーで黒人女性ローザ・パークスが、バスで白人に席を譲ることを拒否して逮捕され
たことから、「バス・ボイコット運動」が起こった。この運動をきっかけに、白人との平等
を要求する公民権運動が南部を中心に盛んになり」と言われるように平等ではなかったこ
とがうかがえる(亀井俊介『アメリカ文化辞典』研究社出版,1999,P.152)
。しかし、現在は
どうなのであろうか。同書によると、
「現在黒人は、全体として見れば、失業率、平均年収、
学歴など、あらゆる数値で白人よりかなり悪い状態にある。
」と、現在でも平等はなされて
いない。
(亀井俊介『アメリカ文化辞典』研究社出版,1999,P.154)しかし、この参考文献が
古すぎるという可能性がある。同書は 1999 年発行、つまり 20 世紀のものである。さらに、
同書の黒人についての記事の参考文献は 1991 年のものである。つまり、これは 24 年前の
データであり、現在とは言えない。しかし、果たしてそうであろうか。1999 年に平等がな
されていた場合は、1991 年の平等がなされていないことを示す文献を使用するはずがない。
つまり確実に 1999 年には、16 年前には平等はなされていなかった。
「ニューヨークで黒人
男性の首を絞め、死亡させた白人警官が不起訴処分となった」という最新の記事がある(草
野和彦『米国:黒人死亡抗議
同行ルポ
拡大続けるデモ
具体的な訴え見えず』毎日新
聞,2014 年 12 月 09 日)
。つまり、現在でも、建国理念はなされていない。
コメント [ky186]: 現在における、黒人の失
業率、平均年収、学歴などはどうなってい
るのでしょうか。直接、統計資料を調べて
みてはいかがでしょうか。
人種というのは、猫で言う三毛猫や黒猫のような生物学的分類であると、本当に人間と
して違うのだと、幼いころはそう思っていた。現在のアメリカでは、黒人差別は大きく緩
和されている。オバマ大統領がその良い例だ。また、黒人は身体能力的に優れているとい
コメント [ky187]: オバマによる大統領当
う意識が広がりつつある。アメリカは経済優位者が強者であり、サラダボウルと呼ばれる
選といった単一事例のみで、
「黒人差別は大
現状において、人種を差別の理由とする人間は減っている。世界からの目もあり、おおき
きく緩和されている」と言えるのでしょう
な黒人差別は無いと言える。それでも尚、KKKと呼ばれる異人種迫害集団は細々と活動
か。
を続けている。それは、単位の話と同じで、世界がそうだからそうする、とはいかない心
情があるのだろう。
コメント [H188]: 絶対評価?それとも…?
コメント [MW189]: この意見は間違って
います。6 月 19 日の授業を聞いて考えまし
ょう。
・アメリカの人種概念について
現代のアメリカの人種概念がどのようなものなのかについて調べていると、2012年
コメント [ky190]: 果たして、そのように断
定してよいのでしょうか。興味がありまし
の7月13日に吉岡先生が科学と人間で授業した現代アメリカの人種問題という内容のも
たら、”covert racism”や”color blind
のがでてきたので、それに記載されている一部を取り出します。
racism”といった語を調べてみてください。
現代合衆国の住宅差別のサブプライム・ローン問題で2006年までの統計でラティー
ノと黒人の住宅ローンがサブプライム・ローンになる率は2.5倍から3倍で、さらに、
ニューヨーク市では年収6万8000ドル以上の黒人世帯がサブプライムローンへ回され
た 率 は 年 収 が 同 じ か そ れ 以 下 の 白 人 世 帯 の 5 倍 (「 現 代 ア メ リ カ の 人 種 問 題 」
web.ias.tokushima-u.ac.jp>shin-kokusai 参考)
。
コメント [ky191]: この点に関しては、ニュ
ーヨーク・タイムズ紙の以下の記事を読ん
でみてください。Powell, M. (2009, June
6). Bank accused of pushing mortgage
deals on blacks, The New York Times.
これはとても黒人にとって残念な話ですが、実際に黒人のほうが返金率が低い可能性も
あるので一概に人種差別とは言えないですが、2.5倍から3倍という数字は大きい気が
します。
コメント [y192]: ①検証してください。
②もし返金率が低いとした場合、その原因
について考察し、検証してください。
アメリカ合衆国は「人種のるつぼ」と呼ばれ多様な人種で構成されている。2010 年の人
コメント [ky193]: この言葉自体は 20 世紀
種構成は白人 72.4%、黒人・アフリカ系 12.6%、アフリカ・インディアン・アラスカ先
初頭に展開されたものです。同理論のもと
住民 0.9%、アジア系 4.8%、太平洋先住民 0.2%、その他 6.2%、複数人種 2.9%である。
では、移民やマイノリティの文化的複数性
この中でも近年アジア系アメリカ人の台頭が顕著であり、これからもアメリカにおいて増
や差異性は坩堝の中で溶けあい最終的に
えていくことが予想される。しかし一方、アメリカに元から住んでいたインディアンと呼
「アメリカ文化」へと収斂していくことが
ばれる人は貧困失業に苦しむといったことが起きている。
期待されるという点で、非常に同化主義的
そこで私はアメリカ人はもっとインディアンを尊重し文化を守っていく必要があると考
な理論といえます。参考までに、
「多文化主
える。すべての国は自国の文化を尊重し継承し守っていくものだと考えるからである。確
義」や「文化多元主義」といった理論につ
かにアメリカは多種多様な人種を受けいれることで大きく発展した。しかし同時に激しい
いても調べてみてください。
競争が生まれ、先住民の文化などは蔑ろにされてきたのである。文明の発展のために何か
犠牲にすることは必要だろうが、やはり自国の固有の文化は尊重すべきではないだろか。
自国の固有の文化と多種多様な人種が共生することで、アメリカはもっと魅力的な国にな
るのだろう。
参考文献
http://www.weblio.jp/wkpja/content/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%
AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%A8%AE
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閲覧日 6 月 15 日
コメント [y194]: 「考える」を消して理由
を。