ボーイング社747次世代貨物専用機の導入に関するお知らせ

平成17年11月15日
各
位
会
社
名 日 本 郵 船 株 式 会 社
代表者名
代表取締役社長 宮原 耕治
(コード番号 9101 東証・大証・名証各第1部)
問合せ先
企画グループ長 平松
(TEL.
宏
03-3284-5707)
ボーイング社747次世代貨物専用機の導入に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、当社の連結子会社である日本貨物航空株式会社
(以下、日本貨物航空)が、次世代の貨物専用機として、ボーイング社製「747-8F
(Advanced Freighter)」を導入することを承認いたしました。
今回の導入決定により、日本貨物航空は、旧世代機材であるB747-200F/SF型
機の退役を加速させ、既に導入を決定しているB747-400F型機に加え、2009
年よりB747-8F型機(確定発注8機、オプション6機)の引渡しを受け、より効率
的かつ競争力のある事業運営をおこなっていきます。
記
1.機材更新の目的
現在、日本貨物航空では、B747-200F/SF型機を11機、B747-400F
型機を2機運航しています(2005年10月31日現在)。
今回の日本貨物航空による「B747-8F」型機の発注は、既に同社が発注済で、本年
より順次引渡しを受けているB747-400F型機8機に続くものであり、B747-
200F/SF型機材の退役加速による機材更新とフリート強化を通じ、固定費・運航費
の削減と稼働率の向上を実現し、日本貨物航空のグローバルなコスト競争力強化に資する
ものです。
日本貨物航空による本次世代貨物専用機の導入は、高い成長が見込まれる航空貨物市場に
1
おいて、その市場の成長に機敏に対応し、事業規模を拡大し、顧客サービスの向上ならび
にコスト削減を実現し、競争力を高める為の最善の選択肢であり、当社グループの企業価
値向上に資するものと確信しています。
2.運航性能の向上と環境への優しさ
ボーイング747次世代機である「747-8F(Advanced Freighter)
」は、大型貨物機
の中では最適な運航性能と環境への配慮を兼ね備えた次世代高性能大型機です。
このB747-8F型機は、130トン超の貨物搭載能力に加え、最新鋭エンジン搭載に
より、低騒音で二酸化炭素や窒素酸化物の排出も押さえた環境にも優しい機材です。また、
日本貨物航空が、現在導入中かつ世界の大型貨物機の主流機であるB747-400F型
機とも高い共通性を有しています。
日本貨物航空は、このB747-8F型機の導入により、安全運航・整備体制を整え、日
本とアジアからのグローバルな事業展開を図っていきます。
参考資料:ボーイング社747型機諸元
7 47 - 8F
7 4 7- 4 0 0F
7 4 7 -2 0 0F
GEnx- 2 B6 7
CF6 - 80 C 2B1 F
C F6- 5 0 E2
最大離陸重量
約43 5 トン
約39 7 トン
約37 8 トン
最大搭載重量
約13 4 トン
約11 3 トン
約10 6 トン
搭載ポシ ゙シ ョン( 上部)
3 4 ポシ ゙ショ ン
3 0 ポシ ゙ショ ン
2 9 ポシ ゙シ ョン
燃料消費量( トン当り )
( NRT =AM S往復)
( ) 内ANC経由
3 75 USG
4 8 1USG
(5 1 6USG)
(7 1 2USG)
QC 4
QC 8
搭載エンシ ゙ン
騒音レベル
QC 2
以
2
上